この時期にしては珍しく、どしゃ降りの雨。
ライブが迫っているわけでもないので、今日は久々の練習無しの日。
穂乃果「やる事ないね~」
海未「では、帰ればいいじゃないですか。練習は絶対ないと決まったのですし」
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穂乃果「でもさ、帰ったら店番だから、帰るのはイヤなの~」
ことり「確かにね、家帰ってもやる事ないもんね」
穂乃果「生徒会室に遊びにでも行こうかな?」
海未「生徒会室をなんだと思っているのですか!邪魔なんてしていいはずがありません」
海未「滅多にない休みです、穂乃果もリーダーなんですし、効率の良い練習メニューを組んでみたり、新しい振り付けを考えたりしたらどうですか!」
穂乃果「効率っていっても、皆んなの苦手分野ってそれぞれ違うし、新しいフリもそんな簡単には出ないもんだよ」
海未「では、なんでもよいので、μ'sに貢献できるような事を考えてください。私もことりも毎回、必死に作詞して衣装作っているのですから」
ことり「まぁまぁ、そんなに怒らなくても、ねっ?」
海未「そういうつもりではなかったのですが…しかし、私たちも集中して作業に取り組むので、穂乃果も何かしてください」
穂乃果「分かったよ~」
穂乃果「じゃあ、ブログの方を更新させとくから」カチカチ
穂乃果「あっ、コメントきてる」
穂乃果「……嘘でしょ…」ガタッ!
穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん!10分で戻ってくるから!ここにいてね!」ドタドタ
ことり「えっ!ちょっと!ほ、穂乃果ちゃん⁉ 行っちゃった…」
海未「また、何か思いついたのでしょう…はぁ」
10分後
穂乃果「ただいまぁ!海未ちゃん、ことりちゃん、作業一旦やめて、穂乃果の話を聞いて!」
海未「全く…何なんですか?」
穂乃果「今の今まで。穂乃果も知らなかった。だから、正直、今で信じられない」
ことり「何があったの?」
穂乃果「好物、穂乃果の家のおまんじゅう。苦手なもの、炭酸飲料…」
海未「!…」
穂乃果「そう、我らの幼馴染。海未ちゃんの公式プロフィール」
海未「そ、それが何か問題でも?」
穂乃果「それ自体は何も問題ないよ。炭酸が苦手な人なんてザラにいるもん」
穂乃果「私が言いたいのは、海未ちゃんが、完璧に炭酸が飲めないといえわけではないというところ。海未ちゃんさ、ラムネ飲めるじゃん」
ことり「確かにそうだね。コーラはむせちゃうけどラムネはむせないね」
穂乃果「ここで、海未ちゃんにやってほしい事があるの。今、このレジ袋の中には様々な炭酸飲料がある。これを飲んでいってほしいの」
海未「炭酸を⁉嫌ですよ!何でそんな事をしなければならないのですか!」
穂乃果「これは!μ'sの今後にかかわるよ!」
はよ
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