穂乃果「悲劇」 (166)
ラブライブ×東京喰種のクロス
ものすごいキャラ崩壊
Rの方で立てたら荒らさられたので立て直しです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488494904
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂大学の文学部国分科1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
#01「悲劇」
穂乃果「…」モグモグ
穂乃果「あー!今日もパンが…」
穂乃果「…」
穂乃果「独りじゃ美味しくない」
どうしてこうなったんだっけ…?
──半年前
穂乃果「ねー海未ちゃん!大学どこに行くか決めた?」
海未「ええ」
穂乃果「海未ちゃんもやっぱ音大?」
海未「上井です」
穂乃果「えっ」
海未「上井です」
穂乃果「え、えっ?」
海未「かみ」
穂乃果「聞こえてるよっ!!」
穂乃果「上井って…あの上井!?」
海未「ええ、まあ」
穂乃果「上井って偏差値高いトコじゃん…」
穂乃果「…って!違うよ!」バン!
穂乃果「一緒に音ノ木坂大学行こうって約束したよね?」
海未「…しましたっけ?」
穂乃果「…」
穂乃果「…あっ」
海未「…」ジトッ
穂乃果「しっ、したよ!今!今じゃダメ!?」
海未「今、と言われましても…」
穂乃果「えぇ~…なんとかならないの…?」
海未「手続きはもう済ませましたし…」
穂乃果「海未ちゃぁん …」
エログロはRでやれ
海未「…」フルフル
穂乃果「うぅ…」
穂乃果「第二志望に音ノ木坂書いてないの…?」
海未「第二は…違うところですね」
穂乃果「第三は…」
海未「書いてません」
穂乃果「第よん…」
海未「そこまで決めてませんよ…」
穂乃果「そっ、そんな」ヘナヘナ
穂乃果「嘘でしょ…?これから穂乃果はどうすればいいの…?」
穂乃果「一人じゃなにも出来ないのに…」ウルッ
穂乃果「うっ、ううううぅ…!」ポロポロ
海未「穂乃果…」
海未「あなた普段どうやって暮らしているんですか?」
穂乃果「ちえっ」
海未「…大学で離れ離れになったからといって、連絡を取らないわけでもないし、会えないわけでもないでしょう?」
穂乃果「……」
穂乃果「…ほんと?」
海未「ええ、本当です」
穂乃果「約束だからね?」
海未「はい」
穂乃果「絶対絶対約束だからねっ!」
海未「絶対絶対約束です」
穂乃果「毎日電話かけるからね!?」
海未「それはちょっと面倒くさいですね…」
穂乃果「…今のは言い過ぎたよ」
海未「ふふ」
穂乃果「あはは」
──という感じで別々の大学に行ったんだっけ
あの頃は20人くらい友達が出来ると思ってたのに…
穂乃果(まさかの0人だもんなぁ)モグモグ
海未ちゃんと一緒にいるときは友達が少なかろうがなんとも思わなかったけど…
穂乃果(さすがに大学でぼっちは辛い)
もうヤケになって手当り次第に話しかけちゃおっかな
いや、でももうグループは出来上がってるはずだし
変な人って思われる可能性だって高い
穂乃果「…」ゴクゴク
穂乃果(…どうしよう)
「…」スッ
ポンッ
穂乃果「うひゃああぁあっえぇ!?」バッ!
「わっ!?」ビクッ
穂乃果(なっ、な、ななに!?なんなの!?)
穂乃果(誰かに肩を叩かれた!?誰!?)
「あ、あの…?」
穂乃果「…?」チラッ
穂乃果「…っ!?」
穂乃果(かっ、可愛い!)
私の肩を叩いたであろう女性は
紫色の髪をしていて、めちゃくちゃ可愛かった
あとおっぱいがでかいなぁ
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果「…」
穂乃果(こういうとき時はまずなにをすれば…?)
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
希「穂乃果ちゃんかぁ。いい名前やね」
穂乃果「えへへ、そうですか?」
希「うん」
穂乃果「そんなこと言われたの初めてだなぁ…」
希「そうなん?」
穂乃果「はい」
希「ウチはいい名前だと思うなぁ」
穂乃果「…はは」
穂乃果(この人、どんだけ穂乃果のこと褒めるの…)
穂乃果(逆にこっちが恥ずかしくなってきちゃったよ)
穂乃果(それにしても…)チラッ
穂乃果(なにを食べたらあんな大きくなるんだろう)
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はいってそうだなぁ)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたい)ジーッ
希「…? どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「な、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「見てません!見てませんよ!!」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ…」
希「……やね」ボソッ
Rでやってたのをこっちでやられてもなぁ
片方の原作展開をキャラだけ変えて書くのは好きじゃ無いな。
両方の設定をちゃんと生かさないと。
ぶっちゃけRも表も無いだろうよ、こっちでエログロやっても運営は動かない
逆にこれで荒巻が働いたら荒らしは放置して広告収入目当てで動く屑野郎になるな
それと例のコピペ埋め立て荒らしはRよりこっちにいることが多い、大変だろうが完結を期待してる
──喫茶店「あんていく」
海未「まったく、あなたは何をしにここに来たのですか?」
穂乃果「ええっと、勉強、だっけ」
海未「では今あなたがしていることは?」
穂乃果「小説読みながらサンドイッチ食べてま」
穂乃果「待ってちょっと待って手を振りあげないで!」
海未「…はぁ」
海未「呆れました」
海未「家では落ち着かないと言うからここに来たのに」
海未「こっちの方が落ち着いていないじゃないですか!」
穂乃果「いやぁ、あはは」
穂乃果「あっ、海未ちゃん!これなんて読むの?」
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友人は出来ましたか?」
穂乃果「…」
穂乃果「会うたびにそれ聞くのやめようよ…」
海未「やはり気になるじゃないですか」
海未「穂乃果が大学でどういう生活をしているのか…」
穂乃果(そんなに気になるなら同じ大学にすれば良かったのに)
海未「で、どうなんです?」
海未「今度こそ出来ましたか?」
穂乃果「…」
穂乃果「いやぁ…えっとねぇ」
海未「…ふぅ」
海未「ダメですよ?自分からも声をかける努力をしなくては」
穂乃果「…はーい」
海未「学生時代の友人は一生の友だと言うでしょう?」
海未「友人を作っておいて損はないはずですよ」
穂乃果「わ、わかってるよぉ…」
穂乃果(…海未ちゃんにここまで言われるだなんて思ってなかった)
穂乃果「でもさ、海未ちゃんはどうなの?」
海未「なにがです?」
穂乃果「友達だよ!と・も・だ・ち!」
穂乃果「穂乃果にあんなに言うわけだからさ…」
穂乃果「当然いるわけだよね?」
海未「…」
海未「さぁ、早く小説をしまいなさい。勉強しますよ」
穂乃果「おいこら」
海未「…なんですか?私だって暇じゃないんですよ」
海未「この後だって抗議がありますし」
穂乃果「あれ?でもさっき「今日はもう終わりです」って言ってなかったっけ?」
海未「ふふ…」
海未「私には穂乃果さえいればいいんですよ」ニコッ
穂乃果「海未ちゃん…」
海未「穂乃果…!」
穂乃果「いい話で終わらそうとしても無駄だからね?」
海未「ちっ」
穂乃果「あーっ!今舌打ちしたでしょ!」
海未「してません」
穂乃果「したよ!今「ちっ」って言った!」
海未「証拠でもあるんですか?」
穂乃果「証拠…は、ない…けど」
海未「穂乃果の気のせいなのでは?」
海未「第一私が舌打ちなどするはずないでしょう?」
穂乃果「そういえばそうかも…」
海未「そうでしょうそうでしょう」
穂乃果(うーん、なんか丸め込まれたような気がする)
穂乃果「…」
穂乃果(ま、いっか)
──
穂乃果「…ふーっ」ノビー
穂乃果「この喫茶店、初めて来たけど凄く居心地いいねぇ」
海未「そうですね。落ち着きますし」
穂乃果「サンドイッチもジュースも美味しいし…」
穂乃果「また今度2人で来ようね!」
海未「…ええ。もちろん」
穂乃果「やった!」グッ
穂乃果「…あっ、そうだ。ねぇ海未ちゃん」
海未「なんですか?」
穂乃果「この後なんだけど…」
『次のニュースです』
喫茶店の名前、東京喰種に寄せる必要あった?
あと友達居なくて鬱になるのは穂の字じゃなくて寧ろ海の字な気がするわ
『28日、高田ビルで発見された遺体を検死した結果』
『喰種による犯行だと断定されました』
『グール対策局「CCG」の発表によると、20区周辺で起きている一連の捕食事件は単一の喰種によるものとみて捜査体制を整えているとのことです』
『ここで専門家である小倉久先生にお話を伺いたいと思います』
『はいこんにちは』
穂乃果「…」
また喰種の事件…
今月でもう何回目だろ…?
海未「またこの人ですか」
海未「…相変わらず胡散臭い顔してますね」
穂乃果「え?」
小倉久志…
最近テレビでほぼ毎日見るようになった
喰種の「専門家」らしい
海未「確か高田ビルってここから近いですよね…」
海未「気をつけなくては…」
穂乃果「…そうだねぇ」
海未「穂乃果もちゃんと気をつけてくださいよ?」
海未「あなたはすぐ食べられそうです」
穂乃果「うん!…うん?」
穂乃果「え、えぇ…なんで…?」
海未「最近は部屋に籠りっぱなしで本ばっか読んでいるんでしょう?」
海未「ちゃんと私のように鍛錬しなくては、食べられてイチコロですよ」
穂乃果「部屋にいれば襲われないと思うけど…」
穂乃果「海未ちゃんもたまには本読んでみたら?」
海未「はあ」
穂乃果「本はいいよ?いつでも好きなときに空想に浸れるわけだしね」
穂乃果「良かったら貸そうか?」
穂乃果「今穂乃果がはまってる作者がいるんだけどね…」
海未「あー…長くなりそうなので遠慮しておきます」
海未「本を読むよりも身体を動かす方が好きなので」
穂乃果「あはは…そういえばそうだったね」
穂乃果「…」
穂乃果「…ていうかさぁ」
穂乃果「喰種って本当に存在するのかな?」
穂乃果「見たことないし…実感ないんだよな」
海未「いるからこうしてニュースなどになっているのでは…?」
海未「人と同じ姿で人のような生活をする」
海未「そして人を食べる」
海未「それが喰種というものでしょう?」
海未「さっきもテレビで言っていましたし」
穂乃果「人と同じ姿で…人のように…かぁ」
穂乃果「でもさ、海未ちゃんだって見たことないでしょ?」
海未「…」
海未「…穂乃果、気づいていないのですか?」
穂乃果「え?」
海未「一番身近にいる喰種に…ふふっ」
穂乃果「……」
穂乃果「…海未ちゃん」
穂乃果「そんな変なこと言っちゃって…」
穂乃果「第一さ…何年一緒にいると思ってるの?」
穂乃果「もし海未ちゃんが喰種だとしたらとっくに気づいてると思うけど…」
海未「ふふふ…わかっていませんねぇ、穂乃果は!」
海未「私の真の姿は…」
穂乃果「あーうんそっか。はいはい」
穂乃果(…またこじらせちゃったのかな)
──五年前
穂乃果「海未ちゃん…?なにそれ?包帯?」
穂乃果(眼帯をして右手に包帯巻いてる…)
海未「ええ、まぁ…そんなとこでしょうか…」
海未「……ッ!」
穂乃果「どうしたの?」
海未「く…ッ、右手が…疼くッ!」
海未「まっ、まさか…もう奴らが…」
穂乃果「は?」
海未「暗黒竜を…いやしかし…」
海未「どうすれば…!!」
穂乃果「?? 右手とか暗黒竜とか…なんのこと?」
海未「…穂乃果には話しておきましょうか」
海未「実は私、園田海未は…」
海未「選ばれし存在なのです!」バーン!
穂乃果「えぁ?」
海未「どうしたんですか」
海未「カエルを踏み潰したような顔をして」
穂乃果「あっ、いや…」
穂乃果「えっと…その、選ばれし存在ってなに…?」
海未「ふふ…聞きたいですか?」
海未「しょうがないですねぇ…穂乃果には特別に」
穂乃果「やっぱいいや」
穂乃果(あれから5年が経ったけど…)
穂乃果(…ん~)
穂乃果(まさか…再発とかじゃないよね?)
穂乃果(この年で暗黒竜とか恥ずかしいし…)
穂乃果(前だって、高校の時にあのことを話したら柱に頭を叩きつけてその後はベッドで転がってたしなぁ)
穂乃果(「ああぁ…なんでそのこと覚えているんですかぁ!!」とか)
穂乃果(「恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいぃぃ!」とかも言ってたっけ)
穂乃果「…ぷっ」
穂乃果(思い出したらなんか笑えてきた)プルプル
海未「…穂乃果?」
穂乃果「くッ…くふっ…な、なに?」
海未「なにやら震えていますが…」
穂乃果「いや…なんでもないよ…うんっ…っく!」
海未「? はあ」
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
──カランカラン
海未「いいですか?ここをこうすれば解けます」
穂乃果「へー…」カリカリ
穂乃果「海未ちゃんって頭いいよねぇ」
穂乃果「羨ましいなー…」
海未「そうですか?」
穂乃果「うんうん!」
海未「…穂乃果も小学生くらいまでは頭良かったですよね」
穂乃果「そうだっけ?」
海未「その頃はいつも満点だったじゃないですか」
穂乃果「うーん、忘れちゃった」
海未「…そうですか」
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
海未「中学に入った辺りから急激に成績落ちてましたよね」
海未「その頃って確か…」
穂乃果「…」
海未「あっ…す、すみません!そんなつもりじゃ」
穂乃果「わかってるよ。気にしないで」ニコ
海未「…穂乃果」
穂乃果「…勉強したらまたお腹すいちゃったなぁ」
穂乃果「海未ちゃんもなにか食べる?」
海未「あ、いえ…私はもうお腹いっぱいなので」
穂乃果「そっか」
穂乃果「すいませーん!」
「はい」スッ
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
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希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
穂乃果(見た感じ穂乃果の倍はありそうだし…)
穂乃果(100はありそうだなぁ…)
穂乃果(一度でいいからあそこまで大きくなりたいな)ジーッ
希「…?どこ見てるん?」
穂乃果(ヤバッ、バレた!)
穂乃果「なっ、なんのことですか?」
希「いや、今ウチの」
穂乃果「あっ!そろそろ講義の時間だー!」
希「えっ」
穂乃果「それじゃ失礼しますねー!」ダッ
希「穂乃果ちゃ…あっ」
希「…」
希「…ふふっ」
希「高坂穂乃果ちゃんかぁ」
希「……やね」ボソッ
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
穂乃果「うっ…まぁ、そうかも…って違うよ!」
海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
穂乃果「今日もいい天気!」ノビー
私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
「この場所、好きなん?」
穂乃果「え?」
「ほら、いつもここでご飯食べてるやろ?」
穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
穂乃果(見られてたんだ…)
穂乃果(早く食べて出来るだけすぐ離れてたのに…)
穂乃果(まさか見てる人がいるだなんて!)
穂乃果(もしかして穂乃果に気があるんじゃ)
「あっ、自己紹介してなかったね」
希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
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穂乃果「あっ、はい」
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穂乃果「いえ…」
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穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
海未「これはですね…あじさいと読みます」
穂乃果「へー、ありがと」
海未「…あなたいくつですか?」
穂乃果「19歳です!」
海未「小学生からやり直した方がいいのでは?」
穂乃果「海未ちゃんそれは酷いよ!」
海未「事実でしょう?」
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海未「…そういえば、穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「友達は出来ましたか?」
穂乃果「…」
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私、高坂穂乃果!
音ノ木坂の文学部国文化1年!
穂乃果「あ~」グイッ
穂乃果「友達欲しいなぁ」
大学の友達0人!
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穂乃果「え?」
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穂乃果「ま、まぁ…はぃ、あはは」
穂乃果(みっ…)
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希「ウチ、東條希。君は?」
穂乃果「穂乃果…高坂穂乃果です」
「──落ち着いた?」
穂乃果「あっ、はい」
「ごめんね、急に話しかけちゃって」
穂乃果「いえ…」
穂乃果「…」
「…」
穂乃果(…話が続かない)
穂乃果「…」
穂乃果(そりゃそうだよね…)
穂乃果(海未ちゃん以外の人と話すの久しぶりだし…)
穂乃果(こういうときはまずなにをすれば…?)
穂乃果「…」
穂乃果「えーと、このフルーツサンドと…」
穂乃果「あ、あとジュースのおかわりください」
「…」カキカキ
「少々お待ちください」ペコッ
穂乃果(赤い髪の女の子…高校生かな?)
穂乃果(名前は…)チラッ
穂乃果「…」
穂乃果(西木野真姫…)
穂乃果(おおっ…お姫様みたいな名前だ…)
穂乃果(見た目も可愛いし…どこかのお嬢様?)
穂乃果(…いや、お嬢様なら喫茶店でバイトしないよね)
「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「?」
穂乃果「あっ」
穂乃果(とっ、ととと東條希さん!?)
希「やっぱ穂乃果ちゃんやね」
穂乃果「なんでここに…?」
希「んー、この喫茶店はお気に入りでね」
希「本を読みながらまったりしたい時によく来るんよ」
穂乃果「へぇ…」
希「穂乃果ちゃんもよく来るん?」
穂乃果「…いえ、ここに来るのは初めてです」
希「そっかー、いいとこでしょ?ここ」
穂乃果「はい!食べ物も美味しいし…」
希「ところで…隣の子は友達?」
穂乃果「はいっ!小さい頃からの親友なんです」
希「へー」
海未「…」
海未「園田海未と申します。以後お見知りおきを」
希(お見知りおき…?)
希「ウチは東條希です。よろしくなー」スッ
海未「…ええ。こちらこそ」ニコッ
希(あらあら…)
希「…っと、ここ座ってもいい?」
穂乃果「私はいいですけど…海未ちゃんもいい?」
海未「…構いませんが」
希「ほんと?ありがとーな」ストン
海未「…」
穂乃果(…海未ちゃん?)
あれ…どうしたのかな?
希さんが来たときからなんか、顔色が悪いと言うか
顔がこわばってると言うか…。
海未「…」
海未「…すみません。そろそろ用事があるので失礼します」
穂乃果「えっ、用事?」
海未「はい」ゴソゴソ
海未「お金、ここに置いておきますね」スッ
穂乃果「ちょ…海未ちゃん?用事って…」
海未「…」チラ
海未「あとは二人で楽しんでくださいね。では」ペコッ
カランカラン
「ありがとうございましたー」
穂乃果「…??」
希「ありゃ…嫌われちゃったんかな…」
穂乃果「えっ…と、海未ちゃんがごめんなさい!」
穂乃果「いつもはあんな態度取らないんだけど…」
穂乃果「なんか今日は機嫌が悪かったみたいで…」
穂乃果「な、なんでかな…はは、あはは…」
希「…ふふ、いいんよ。慣れてるし」
穂乃果「え…?」
穂乃果(慣れてるって…どういうこと?)
穂乃果(……)
真姫「…お待たせしました」
真姫「フルーツサンドとオレンジジュースです」
穂乃果「あっ…どうも」
希「真姫ちゃーん、ウチコーヒーお願いなー」
真姫「…少々お待ちください」
真姫「…」ペコッ
真姫「…でよ」
穂乃果(…あれ?いまなにかボソッと)
真姫「…」スタスタ
穂乃果「お店の人と仲良いんですか?」
希「そうやねぇ…まぁ、そこそこかな?」
希「週に3回くらい来るから自然と仲良くなった感じやね」
穂乃果「なるほど…」
希「…!」
希「あれ?穂乃果ちゃんも読んだりするん?高槻作品」
穂乃果「え、ええまあ。好きなんです」
希「へえ、ウチも高槻センセの作品好きなんよ」
穂乃果「奇遇ですね!」
希「ふふ…そうやね」
希「…あっ、そうだ」
穂乃果「?」
穂乃果「──みたいな感じで今度の日曜、本屋に行くことになったんだー」
穂乃果「それでね、希さん穂乃果の知らない本もたくさん知っててね…」
穂乃果「それに希さんは話も面白くて…」
穂乃果「…」
穂乃果「…海未ちゃん?聞いてる?」
海未『…はい、ちゃんと聞いていますよ』
穂乃果「良かったぁ…なんか途中から無言になっちゃったからなにかあったのかなって思って…」
海未『ふふ、大丈夫ですよ』
穂乃果「あっ、あとね!読書の趣向も似てるんだよね」
海未『なるほど…高槻線でしたっけ?』
穂乃果「違うよー、高槻泉!」
海未『同じじゃないですか』
穂乃果「全然違うって。線じゃなくて泉」
海未『…ああ、そっちですか。わかりませんけど』
穂乃果「あはは…電話じゃ伝わりにくかったかな?」
海未『…』
海未『穂乃果』
穂乃果「んー?」
海未『…あの人とはあまり仲良くしない方がいいと思います』
穂乃果「…どうして?」
海未『……とにかく、会うのはやめた方がいいです』
海未『なるほど…高槻線でしたっけ?』
穂乃果「違うよー、高槻泉!」
海未『同じじゃないですか』
穂乃果「全然違うって。線じゃなくて泉」
海未『…ああ、そっちですか。わかりませんけど』
穂乃果「あはは…電話じゃ伝わりにくかったかな?」
海未『…』
海未『穂乃果』
穂乃果「んー?」
海未『…あの人とはあまり仲良くしない方がいいと思います』
穂乃果「…どうして?」
海未『……とにかく、会うのはやめた方がいいです』
穂乃果「──みたいな感じで今度の日曜、本屋に行くことになったんだー」
穂乃果「それでね、希さん穂乃果の知らない本もたくさん知っててね…」
穂乃果「それに希さんは話も面白くて…」
穂乃果「…」
穂乃果「…海未ちゃん?聞いてる?」
海未『…はい、ちゃんと聞いていますよ』
穂乃果「良かったぁ…なんか途中から無言になっちゃったからなにかあったのかなって思って…」
海未『ふふ、大丈夫ですよ』
穂乃果「あっ、あとね!読書の趣向も似てるんだよね」
穂乃果「お店の人と仲良いんですか?」
希「そうやねぇ…まぁ、そこそこかな?」
希「週に3回くらい来るから自然と仲良くなった感じやね」
穂乃果「なるほど…」
希「…!」
希「あれ?穂乃果ちゃんも読んだりするん?高槻作品」
穂乃果「え、ええまあ。好きなんです」
希「へえ、ウチも高槻センセの作品好きなんよ」
穂乃果「奇遇ですね!」
希「ふふ…そうやね」
希「…あっ、そうだ」
穂乃果「?」
穂乃果「え…?」
穂乃果(慣れてるって…どういうこと?)
穂乃果(……)
真姫「…お待たせしました」
真姫「フルーツサンドとオレンジジュースです」
穂乃果「あっ…どうも」
希「真姫ちゃーん、ウチコーヒーお願いなー」
真姫「…少々お待ちください」
真姫「…」ペコッ
真姫「…でよ」
穂乃果(…あれ?いまなにかボソッと)
真姫「…」スタスタ
海未『なるほど…高槻線でしたっけ?』
穂乃果「違うよー、高槻泉!」
海未『同じじゃないですか』
穂乃果「全然違うって。線じゃなくて泉」
海未『…ああ、そっちですか。わかりませんけど』
穂乃果「あはは…電話じゃ伝わりにくかったかな?」
海未『…』
海未『穂乃果』
穂乃果「んー?」
海未『…あの人とはあまり仲良くしない方がいいと思います』
穂乃果「…どうして?」
海未『……とにかく、会うのはやめた方がいいです』
穂乃果「──みたいな感じで今度の日曜、本屋に行くことになったんだー」
穂乃果「それでね、希さん穂乃果の知らない本もたくさん知っててね…」
穂乃果「それに希さんは話も面白くて…」
穂乃果「…」
穂乃果「…海未ちゃん?聞いてる?」
海未『…はい、ちゃんと聞いていますよ』
穂乃果「良かったぁ…なんか途中から無言になっちゃったからなにかあったのかなって思って…」
海未『ふふ、大丈夫ですよ』
穂乃果「あっ、あとね!読書の趣向も似てるんだよね」
穂乃果「お店の人と仲良いんですか?」
希「そうやねぇ…まぁ、そこそこかな?」
希「週に3回くらい来るから自然と仲良くなった感じやね」
穂乃果「なるほど…」
希「…!」
希「あれ?穂乃果ちゃんも読んだりするん?高槻作品」
穂乃果「え、ええまあ。好きなんです」
希「へえ、ウチも高槻センセの作品好きなんよ」
穂乃果「奇遇ですね!」
希「ふふ…そうやね」
希「…あっ、そうだ」
穂乃果「?」
穂乃果「え…?」
穂乃果(慣れてるって…どういうこと?)
穂乃果(……)
真姫「…お待たせしました」
真姫「フルーツサンドとオレンジジュースです」
穂乃果「あっ…どうも」
希「真姫ちゃーん、ウチコーヒーお願いなー」
真姫「…少々お待ちください」
真姫「…」ペコッ
真姫「…でよ」
穂乃果(…あれ?いまなにかボソッと)
真姫「…」スタスタ
海未『なるほど…高槻線でしたっけ?』
穂乃果「違うよー、高槻泉!」
海未『同じじゃないですか』
穂乃果「全然違うって。線じゃなくて泉」
海未『…ああ、そっちですか。わかりませんけど』
穂乃果「あはは…電話じゃ伝わりにくかったかな?」
海未『…』
海未『穂乃果』
穂乃果「んー?」
海未『…あの人とはあまり仲良くしない方がいいと思います』
穂乃果「…どうして?」
海未『……とにかく、会うのはやめた方がいいです』
穂乃果「──みたいな感じで今度の日曜、本屋に行くことになったんだー」
穂乃果「それでね、希さん穂乃果の知らない本もたくさん知っててね…」
穂乃果「それに希さんは話も面白くて…」
穂乃果「…」
穂乃果「…海未ちゃん?聞いてる?」
海未『…はい、ちゃんと聞いていますよ』
穂乃果「良かったぁ…なんか途中から無言になっちゃったからなにかあったのかなって思って…」
海未『ふふ、大丈夫ですよ』
穂乃果「あっ、あとね!読書の趣向も似てるんだよね」
穂乃果「お店の人と仲良いんですか?」
希「そうやねぇ…まぁ、そこそこかな?」
希「週に3回くらい来るから自然と仲良くなった感じやね」
穂乃果「なるほど…」
希「…!」
希「あれ?穂乃果ちゃんも読んだりするん?高槻作品」
穂乃果「え、ええまあ。好きなんです」
希「へえ、ウチも高槻センセの作品好きなんよ」
穂乃果「奇遇ですね!」
希「ふふ…そうやね」
希「…あっ、そうだ」
穂乃果「?」
穂乃果「え…?」
穂乃果(慣れてるって…どういうこと?)
穂乃果(……)
真姫「…お待たせしました」
真姫「フルーツサンドとオレンジジュースです」
穂乃果「あっ…どうも」
希「真姫ちゃーん、ウチコーヒーお願いなー」
真姫「…少々お待ちください」
真姫「…」ペコッ
真姫「…でよ」
穂乃果(…あれ?いまなにかボソッと)
真姫「…」スタスタ
海未『なるほど…高槻線でしたっけ?』
穂乃果「違うよー、高槻泉!」
海未『同じじゃないですか』
穂乃果「全然違うって。線じゃなくて泉」
海未『…ああ、そっちですか。わかりませんけど』
穂乃果「あはは…電話じゃ伝わりにくかったかな?」
海未『…』
海未『穂乃果』
穂乃果「んー?」
海未『…あの人とはあまり仲良くしない方がいいと思います』
穂乃果「…どうして?」
海未『……とにかく、会うのはやめた方がいいです』
穂乃果「──みたいな感じで今度の日曜、本屋に行くことになったんだー」
穂乃果「それでね、希さん穂乃果の知らない本もたくさん知っててね…」
穂乃果「それに希さんは話も面白くて…」
穂乃果「…」
穂乃果「…海未ちゃん?聞いてる?」
海未『…はい、ちゃんと聞いていますよ』
穂乃果「良かったぁ…なんか途中から無言になっちゃったからなにかあったのかなって思って…」
海未『ふふ、大丈夫ですよ』
穂乃果「あっ、あとね!読書の趣向も似てるんだよね」
穂乃果「えぇ…?そんなこと言われても困るよ…」
穂乃果「海未ちゃんだって友達は作っておいて損はないって言ってたじゃん」
海未『確かに言いましたけど…』
穂乃果「…なら別にいいでしょ?」
海未『しっ、しかし…』
穂乃果「誰と仲良くしようが穂乃果の勝手だよね?」
穂乃果「もしかして海未ちゃん…嫉妬してるの?」
海未『…は?』
穂乃果「だってそうでしょ?」
穂乃果「穂乃果が希さんと仲良くするのを嫌がったりさ」
海未『私はただ心配を…』
穂乃果「はぁ…」
海未『ほ、穂乃果?』
穂乃果「海未ちゃんは穂乃果の母親かなにかなの?」
海未『…っ』
穂乃果「いつも余計な世話ばかり焼いて…」
穂乃果「いい加減迷惑なのっ!!」
海未『ぁ…えと、す、すみませんでした…』
海未『穂乃果の為にと思って…』
海未『…』
海未『ごっ、ごめんなさい…』
海未『……失礼します』ブチッ
穂乃果「……」
──日曜日・オトノキ書店
希「穂乃果ちゃんは普段どんなの読むん?」
穂乃果「んー…高槻さんの作品はもちろん」
穂乃果「ファンタジーやミステリー、あとホラーも好きかな」
希「へぇ…」
穂乃果「希さんは?」
希「ウチ?ウチはねー」
穂乃果「…」
『…あの人とはあまり仲良くしない方がいいと思います』
『……とにかく、会うのはやめた方がいいです』
穂乃果(…あれはどういうことだったのかな)
希さんは悪そうに全然見えないし
むしろ優しいくらいで…
穂乃果(でも…)
海未ちゃんがあんなことを言うなんて…
穂乃果「…」ギュッ
穂乃果(…それとは別に、後で謝らなくちゃ)
穂乃果(海未ちゃんにあんなこと言っちゃったし…)
穂乃果(穂乃果こそ海未ちゃんのことなにも考えないで…)
穂乃果(…いつも世話ばかり焼いて?)
穂乃果(…いい加減迷惑?)
穂乃果(穂乃果は何様なの…?)
穂乃果(いっつも自分から海未ちゃんに頼ってたくせに…)
穂乃果(最低だね、穂乃果…)
穂乃果(…うん。帰ったら謝らなくちゃ)
希「おーい…聞いてる?」
穂乃果(ヤバっ…聞いてなかった)
希「なにか考え事?」
穂乃果「あっ!いや、なんでもないです!なんでも!」
──
穂乃果「高槻さんの拝啓カフカ!」
穂乃果「手紙の書き手の正体に気づいたときはびっくりしましたねー」
希「ああ…すごくわかる!」
穂乃果「希さんのオススメはなんですか?」
希「あっ、ウチ?なにかなぁ…」
希「インダストリアルみたいな密室の騙し合いも好きやし」
希「おとし箱の怖い中にも父親を求めてしまう悲しさも綺麗で…」
希「でも、いまの一番は最新作の黒山羊の卵かな」
穂乃果「黒山羊の卵…」
希「殺人鬼の母親「黒山羊」とその息子の業みたいな部分に共感するというか…」
希「血とか、環境に杭えないんだなってすごく考えちゃって…」
穂乃果「ふむふむ…」
希「高槻センセのインタビューによると」
希「谷の時期を乗り越えて、この第七作を執筆したみたいやし!」ズイッ
穂乃果「…」
穂乃果(たっ…谷の…谷間…)
希「? 穂乃果ちゃん?」
穂乃果「…!あ、いや…あっ」
穂乃果「た、食べないんですか…?サンドイッチ…」
希「ちょっとお腹いっぱいで…良かったら食べる?」
穂乃果「えっ…あ、じゃ、じゃあ…いただきます」
希「どうぞー」
穂乃果「…」モグモグ
希「美味しい?」
穂乃果「はい!とっても美味しいです」
穂乃果(…あれ?)
──
希「…今日は楽しかったよ。ありがとね」
穂乃果「ほ、穂乃果も楽しかったです!」
穂乃果「…」
穂乃果「あの…」
希「?」
穂乃果「暇なときとか…またどこか行きませんか?」
希「…!」
穂乃果「あっ…迷惑だったらごめんなさい…!」
希「ウチ…こんな性格だから嫌われやすくて…」
希「……」
希「穂乃果ちゃんが良かったら…また」
穂乃果「──あ、じゃあ穂乃果こっちなので」
希「……」
希「……あ」
穂乃果「…?」
希「えっと…その、ウチの家…事件があった場所に近くて…」
穂乃果「?」
穂乃果「…」
希「…」
穂乃果「ああっ!」
穂乃果「そこを通るのが怖いってことですか?」
希「…」コクッ
穂乃果「…よしっ!大丈夫!穂乃果が送りますよ!」
希「えっ?」
希「で、でも…それだと穂乃果ちゃんが…」
穂乃果「大丈夫です!」ビシッ
穂乃果「こう見えても穂乃果、剣道習ってましたから!」
穂乃果「めちゃくちゃ強いんですよー!」
──
希「それじゃあ、剣道で何度も優勝したん?」
穂乃果「はい!高校のときに三連覇しました」
希「へぇ…すごいやん!」
穂乃果「えへへ…てれるなぁ」
希「いまはもうやってないの?」
穂乃果「大学に入ると同時に辞めちゃったんです」
穂乃果「昔から本が好きなのもあって、いまは文学部に」
希「そっかー」
希「穂乃果ちゃんが本を好きになったキッカケってなにかあるん?」
穂乃果「んー…なにかなぁ…」
穂乃果「穂乃果…母子家庭でお父さんを早くに亡くしちゃって…」
穂乃果「お母さんは朝から晩まで穂乃果達の為に働いて…
」
穂乃果「家では一人のときが多かったんです」
穂乃果「お父さんの部屋に行くとたくさんの本が残ってて…」
穂乃果「付箋があったり赤線が引いてあったり…」
穂乃果「寂しかったのもあると思うけど…」
穂乃果「本を通してお父さんがどんな人だったのか…知りたかったのかも」
希「いまはお母さんと?」
穂乃果「ああいや…いまは一人で暮らしてます」
希「…」
希「…ウチも家が複雑でね」
希「親に反発することも多くて…」
希「…家出したことだってあるんよ?」
穂乃果「い、家出…!そうは見えないなぁ…」
希「…ふふ、そう?」
穂乃果「はい!」
希「穂乃果ちゃんの気持ち…わかる気がする」
穂乃果「…え?」
希「…穂乃果ちゃん」
希「ウチ、ずっと見てたんよ」
穂乃果「…!」
穂乃果(穂乃果のことを…見てた?)
希「もっと…知りたいなぁ」
穂乃果「!!」
穂乃果(えっ、ええぇ!!?顔が近い…!)
希「あなたのこと…」
穂乃果「の、希さん…」
希「あなたの──」
希「──味」ガブッ
穂乃果「…」
ズキッ
穂乃果「…?」
ズキッ
穂乃果「…へ?」スッ
ヌルッ
穂乃果「ヌル…っと?え、ぁ…血??」
なんで…
希「ふふっ」
なんで…?
希「ごめんなぁ?穂乃果ちゃん」
穂乃果の肩から血が…??
穂乃果「…ひっ」ドサッ
穂乃果(肩が…痛い、ズキズキする…)ググッ
穂乃果(なっ、なにが起きたの…?)
穂乃果「はっ、は…ッ」スッ
穂乃果「…!!」
穂乃果(かっ、肩の肉が…噛まれた…??)
希「やっぱり…想像以上やね…」
穂乃果「へっ…」
希「他の人間よりもずーっと…」スッ
希「美味しいわぁ」ペロリ
穂乃果「…?」ドクン
穂乃果「目が…赤…?」ドクンドクン
希「穂乃果ちゃァん…」
希「ふふ、素敵な表情やね…」ズグ
希「もっと見せて欲しいなァ?」バキキキキキ
穂乃果「あ…ぁ、あっ…」
穂乃果「うわあああああぁっ!!!」ダッ!
希「…んー?鬼ごっこ?面白そうやん♪」
穂乃果「あああああぁ…ぁ、え、えぇ???」
なにあれ…なにあれ、なにあれ?
背中から変な赤いのが4本出てきたよ…!!?
穂乃果「はっ、はっ…ひいぃ」タッタッタッ
背中から変なのが出てきて…穂乃果の肩をかじった…?
なんで…どうして??
どうして?
食人鬼?
人を食べるのが好きな人??
いやそれだけならあれの説明がつかあい
おちつけ
おちつけ…落ち着け!!
こういうときこそ冷せいに判断しなくちゃ!!
『人と同じ姿で、人とのような生活をする』
『そして人を食べる…』
穂乃果「…っ!は、はっ…はっ…!」
『それが喰種というものでしょう?』
穂乃果「にっ、逃げないと…!」
喰種…あれが??本当に人間そのも
ヒュッ!
穂乃果「うひゃ…!」ズルッ
穂乃果「いっ…!」ドサッ
希「クスクス…」
穂乃果「…!!」
希「足速いなぁ…ふふ、ウチのことエロい目で見てたくせに」
穂乃果「ううううぅっ!!」ダダッ!
希「やーん♪待ってぇな~」
穂乃果「はぁ、はぁはぁはぁ…」
穂乃果(ダメだ…捕まったら死ぬ…)
穂乃果(どうすれば…そうだ!人に助けを…)
穂乃果「…!」ザッ
穂乃果(なんとか…大通りに…)
穂乃果「ぁ、あれ??…ぁ?」
穂乃果「いっ、い、いきどまは」ガシッ
穂乃果「…へ?」
えっ…なに?なにかに足を掴まれた感覚が
ズルズルズル
穂乃果「いッ…だぁ!!?」ズルズルズル
ヒュ
穂乃果「…っあ!」
希「つーかまえた♪」
穂乃果「あっ、あ…ぁ」プラーン
希「鬼ごっこ、ウチの勝ちやね♪」
穂乃果「ひっ…あ、ああぁ…」バタバタ
希「…ふふふ、恐怖で「あぁ」しか言えないん?」
穂乃果「いっ、いやぁ…」
希「ほんっとに穂乃果ちゃんがバカで良かったわぁ」
穂乃果「…?」プラーン
希「普通、ほぼ初対面の人と一緒に出掛ける?」
希「ウチなら警戒するけどなぁ?」ヒョイッ
穂乃果「うぁ」グラッ
希「あははっ、楽しいわこれ」ブンブンブン
穂乃果「うっ、あっ…やめっ」
穂乃果(おえ…振り回さないで…)
穂乃果(ぎもぢわる…)
希「…穂乃果ちゃん」
希「ウチなぁ、「黒山羊の卵」でとーっても好きなシーンがあるんよ」
希「殺人鬼の母親がァ…」
希「逃げ惑う子供の臓物をぜーんぶ引き出しちゃうところ!」
穂乃果「やっ…やだ…やめてっ…」バタバタ
希「ふふっ」ニコニコ
穂乃果「はなして…」
希「ウチ、あの部分…何回読んでも…」
穂乃果「いや…いやっ」
希「ゾクゾクしちゃうの!!」ヒュッ!!
ドスッ!!
穂乃果「うううぅぅぅ…がぁああああああッ!!」ビチャッ
いたい…
希「あははははははっ!!」
おなかが…
穂乃果「ごっ…ひゅ、ヒュー…」
いっ、いきががが
穂乃果「ぎぃ…」
希「やだやだやばいやばいすっごく可愛いなぁ」
穂乃果「ごほっ…えぁ」
希「あかんわすぐ殺しちゃいそう」スッ
ザシュ
穂乃果「うああああっ、あぁぁああいいうういいい!!」
希「もっとちょうだい!もっともっともっと!!」ブンッ!
穂乃果「あっ、あば」ドォン!
なっ
穂乃果「うっ」
叩きつけられ
穂乃果「」
希「……えっ?嘘、死んじゃったん?」
希「まさかたったあれだけで死ぬなんてなぁ」
希「穂乃果ちゃんには刺激が強すぎたんかな…」
希「家でゆっくり…って思ったけど」
希「アカンなぁ、ウチ。繊細なのって難しいわ」
グラグラ
ヒュオオオオオッ
希「…」チラッ
希「あら?」
ドスン──
「──なに…?」
『腹部の損傷が激しい!』
「あれ?ここは…どこだろう」
『臓器の移植が必要だ…!』
「臓器、移植?」
『しっ、しかし提供できるものが…』
「…」
『この子のものをつかう…』
「一体なんの話…?」
『先生!?そんなこと…』
「なんか…」
『遺族に同意をとる時間はない!』
「考えるのがめんどうになってきちゃった…」
『すべての責任は私がとる…この子の臓器を彼女に!』
「──…」ギュッ
わたしは…
小説やアニメの主人公でもなんでもない…
どこにでもいる…平凡な大学生だと思う
だけど
もし、仮に私を主役にひとつ
物語を書くとすれば…
穂乃果「…」
ピッ
それはきっと──
ピッ ピッ
穂乃果「…んっ」パチッ
ピッ ピッ
──悲劇かなぁ
穂乃果「…」ギョロッ
とりあえずおしまい
皆さんの意見を参考にして、また練り直してみようと思います
ありがとうございました。
乙!最後まで書いてくれるところは素晴らしい、待ってる
おつ
もっと続けてもええんやで
クロスじゃなくてパロディでしょ
おつ
また来てくれるのを待ってるで
ラブライブでやる必要あった?
(あったからやったんだろ…)
ラブライブサイドの人間関係リセット
穂乃果が友達作れない
ストーリーが東京喰種サイドのコピペ
キャラ崩壊じゃなくて、金木の頭吹き飛ばして穂乃果の頭乗せただけだからね。
キャラ置き換え、ストーリーパクってもライバーが絶賛するし
挙げ句は元ネタよりラブライブでやる方が面白いとか失礼極まりないことまで言うし
お、おう、そうだな…
誰がいつ絶賛して誰が元ネタよりラブライブでやった方が面白いなんて失礼なレスをいつ書き込んだか知らないけどお前が言うならそうなんだろう
これ読んで意味があったと思えるなら大して変わらないわ
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