~部室~
にこ「おいーす」
ことり「あ、にこちゃんおはよー♪」
にこ「おはよ。・・・ことりだけなの?」
ことり「うん、かよちゃんも後から来るって」チクチク
にこ「そう・・・」ジー
ことり「ん?どうしたのにこちゃん?」チクチク
にこ「いや、あんたも頑張るわねーって」
ことり「うん♪ことりは好きでやってるから」
にこ「ふーん」
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ガチャ
花陽「にこちゃん!ことりちゃん!」
にことり『花陽(ちゃん)!」
花陽「遅れてすみません・・・ハアハア」
にこ「遅いわよー」ジトー
ことり「まあまあ・・・かよちゃんも座ろう?」
花陽「うん!」
~1時間後~
にこ「疲れた~」
ことり「お疲れ様♪」
花陽「にこちゃんもことりちゃんも上手いなあ・・・」
にこ「何いってんの、花陽もにこ程じゃないけど中々よ」
ことり「そうだよかよちゃん♪」ニコニコ
花陽「あ・・・・ありがとう」
にこ「それにしても甘い物が欲しいわね」
花陽「私も欲しいです!」
ことり「じゃあお菓子食べる?」
にこ「え?買ってきたの?」
ことり「ううん、ことりが作ってきたの」ゴソゴソ
ことり「はいこれ」ジャーン
にこぱな『おお~!』
ことり「クッキーだよ。甘くて美味しいの♪」
にこ「あんた本当器用ねえ・・・」
花陽「いただきます!」
にこ「いただきます」
ことり「召し上がれ♪」
花陽「美味しい!」サクサク
にこ「うん。丁度良い甘さだししっかりサクサクしてるわね」サクサク
ことり「さすがにこちゃんだね。分かってる♪」サクサク
ことにこぱな『ご馳走様でした』
にこ「本当に美味しかったわことり」
花陽「だよねぇ、また食べたいな」ニコニコ
ことり「2人ともありがとう♪」ニコニコ
にこ「はぁ~・・・」ハァー
花陽「?」
ことり「何してるのにこちゃん?」
にこ「口臭チェックよ」
ことぱな『口臭チェック?』 にこ「そう」コク
ことり「何で?」
にこ「何でも何も無いわ。アイドルの口が臭いなんてご法度でしょ」
花陽「分かるよにこちゃん!!花陽も臭いには気を使ってるもん!」
ことり「へぇ~・・・・・大変なんだねえ」
にこ「他人事じゃないわよことり」ズィッ
ことり「ふぇ?」
にこ「あんたの口の臭い嗅がせてくれない?」
ことり「ええっ!?///」
ことり「ことりは良いよぉ・・・」
にこ「何言ってんのよ、スクールアイドルたるもの臭いには特に気を使わないと」
花陽「うんうん」
ことり「自分でやっちゃ駄目?」
にこ「自分の臭いは意外と分からないものよ」
にこ「それに第3者の感想も聞いておけば対策も立て易いしね」
花陽「ふむふむ」メモメモ
ことり「なるほど・・・・・・でも恥ずかしいなあ///」
にこ「まあ今日はクッキーも食べちゃったし、時間を置きましょうか?」
花陽「良いのにこちゃん?」
にこ「良いわよ。今やっても3人とも似たような匂いだし」
ことり「ありがとにこちゃん♪」
翌日の部室
にこ「ことりー」
ことり「」ガタッ
にこ「どうしたの?」
ことり「だって昨日にこちゃんが・・・」
にこ「緊張しすぎよ・・・」
ことり「恥ずかしいもん///」
にこ「恥ずかしがらないの、大事なことなんだし」
ことり「そ・・・・・そうだけど・・」
ガラガラ
花陽「ハァハァ・・・・おはよう2人とも」
にこ「おはよー」
ことり「オハヨウカヨチャン」
花陽「ことりちゃんは何で顔を机に伏せてるの?」
ことり「ハズカシイハズカシイハズカシイ・・・」
にこ「駄目だこりゃ」
花陽「?」
にこ「ことりはこんなんだし花陽からやるわよ」
花陽「え?何を?」
にこ「口臭チェック」
花陽「ピャアッ!?花陽もなの!?」
にこ「当たり前でしょ」ジトー
花陽「ピャア・・・ピャア・・」
にこ「あ」
花陽「ハズカシイハズカシイハズカシイ・・・・・」
ことり「ハズカシイハズカシイハズカシイ・・・・・」
にこ「共鳴しちゃってるじゃない・・・」
にこ「ああもう」ガシッ
花陽「ひゃっ!?」カオツカマレ
にこ「んっ・・・はぁ~・・・」
花陽「んっ!・・・すぅっ・・・」クンクン
花陽「甘い・・・・」トローン
にこ「んっ・・・ぺろっ・・・・ぷはっ」
花陽「ふわぁ・・・//」
ことり「」
にこ「どう?」ドヤ
花陽「よかったよぉ・・・・」
にこ「でっしょー?」
花陽「うん・・・///」
にこ「突っ込みなさいよ・・・」
ことり「」ガタッ
にこ「ん・・どうしたのk」
ことり「んっ・・・はぁ~・・・」
にこ「んん~~!?」
ことり「んっ・・・・ぺろっ・・・」
にこ「」
ことり「ぷはっ・・・・・・・どう?にこちゃん///」
にこ「」
ことり「にこちゃん!?」
花陽「どうしたのにこちゃん!?」
にこ「・・・・・はっ!!」
ことぱな『ぴゃあ!』
にこ「ことりの匂いが凄すぎて気絶したわ」
ことり「くさかった・・・・?」
にこ「逆よ逆、良い匂い過ぎて脳が溶けるかと思ったわ」
ことり「へえ~~・・・///」
花陽「良かったねことりちゃん♪」
ことり「うん♪」
にこ「そうだ、花陽もことりにやってあげなさいよ」
ことぱな『ええっ!!』
にこ「花陽だけ嗅がせてないなんてずるいでしょ?」
花陽「確かに・・・・」
ことり「じゃあかよちゃんお願い♪」
花陽「う・・うん・・・・はむっ」
ことり「ひゃあっ!」
花陽「ぷはぁ~っ・・・」
ことり「すんすん・・・」
花陽「ぺろっ・・・ぷはっ」
ことり「すぅっ・・・」
花陽「どうだったことりちゃん?」
ことり「良い匂いだったよおかよちゃん♪」ナデナデ
花陽「えへへ///」
にこ「あんたら仲良しねー・・・まあとりあえず3人とも合格ってことで良いわね」
花陽「うん!」
ことり「合格?」キョト
にこ「そう。普段から気を遣えるなら心配ないって事」
ことり「じゃあ日を空けたのも」
にこ「そうよ」コク
花陽「さすがにこちゃんだね♪」
ことり「でも恥ずかしかったよぉ・・・」
にこ「何言ってんの急に嗅がせてきたくせに」ジトー
ことり「えへへ///」
終わりです
超嗅ぎたい
いったいどうやってお互いの口臭を嗅いでたんですかねぇ
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