にこ「貧乳娘達の楽しい復讐」(21)
___いつの時代も、貧乳は虐げられてきた。
0001 巨乳で叶える物語(タロット)
71cmの絶壁www
74でもそこまで変わらない
それは、μ'sのとある三人も例外ではない。
0002 巨乳で叶える物語(ロシアン)
ぺったん娘冷えてるか~?
矢澤にこ、星空凛、園田海未。
μ'sの貧乳3人組だ。
0004 巨乳で叶える物語(米)
狭い隙間にもピッタリフィット(笑)
巨乳に虐げられてきた3人が、今立ち上がる……!
にこ「貧乳貧乳うっさい!!」ドン!
うみりん「!?」ビクッ
にこ「貧乳でも良いでしょうが!?
貧乳には巨乳とは違う良さってもんが…」
海未「にこ」
にこ「……何?」
凛「……」
凛「もう……諦めるにゃ……」グスン
にこ「ぬぁに言ってるのよ!!諦めるのはまだ早でしょうが!!」
凛「だったらにこちゃんhどうするの!! 今から巨乳にでもなるの!!」
にこ「なっ!?」
凛「どんなにがんばったって大きくなるはずないし、あきらめるしかないにゃ!!」
にこ「そんなのわからないじゃないの!!」
凛「わかるよ!!」
海未「2人とも落ち着いてください」
にこ「何よ!!そういうあんたはどっちの味方なのよ!!」
凛「そうにゃ!! 海未ちゃんもにこちゃんに夢を見るなって言ってあげてよ!!」
にこ「ぬぁんですってえええ!!」
海未「ですから落ち着いてください。そりゃ私だって諦めることが良いとは言いませんが、実際…どうすることも」
凛「ね、だよね。ほら、やっぱり諦めるしか残ってないにゃ」
にこ「海未、あんたも思い出しなさい。私たちが普段からみんなにどういう扱いを受けているか!!」
海未「私たちの…扱いを」
ぽわんぽわんぽわん
スピリチュアル「あっ、なんや壁かと思ったら海未ちゃんやったか。気づかんかったわ」
KKE「貧乳同盟の許可ぁぁ? 認められないわ」
米「へいガール。巨乳をからかっちゃいけないよ」
ぽわんぽわん
海未「それは、確かに良いとは言えませんが」
にこ「でしょ。あんたは悔しくないの!!こんな扱いで悔しくないの!!」バーン
海未「悔しいいですよおおおおおおお!!私だって悔しいんですよおおおお!!」ポロポロワーン
にこ「凛はどうなの!!同じ人間なのに悔しくないの!!」
凛「凛だってくやしいにゃああああああ!!」ワーン
海未「ですが、ひっぐ、もうどうにも」
凛「そうだよ、今から急成長だって絶対にないし…ぎゃふんとなんて言わせられないにゃ」
にこ「できるわよ」
海未・凛「え?」
にこ「復讐よ。今から私たち貧乳同盟の復讐が始まるのよ」
海未「貧乳同盟…ですか?」
凛「 名前が寒くないかにゃ?」
にこ「うっさい!!」
海未「それで貧乳同盟の復讐とは具体的に何をするのですか?」
にこ「え?そ、そりゃ…」
凛「もしかして勢いで言っただけで考えてないとかないよね?」
にこ「そ、そりゃそうよ。このスーパーアイドルにこちゃんが考えもなしに発言なんてするはずないじゃない」
海未「では具体的に何を?」
にこ「えぇっと…巨乳たちのブラを隠す…とか?」
海未「それは幾ら何でも…」
凛「陰湿すぎるにゃー」
にこ「ふ、ふん。だ、だったらあんたちも何か案を出してみなさいよ」
凛「うわっ、自分から復讐とか言ったくせに他人に投げたよ」
にこ「いいから何か言ってみなさい!!」
凛「うーん、わしわしをし返すとか?」
海未「むしろ返り討ちに遭いそうな気がしますが」
にこ「ほら、あんただって私と大して変わらないじゃないの」
凛「えー。だったらそういう海未ちゃんはどうなの」
海未「わ、私ですか!?」
にこ「そうよ、さっきから否定ばっかしてるけど、当然何かあるのよね?」
海未「そ、それは…私はまだ何も」
凛「そうにゃそうにゃ。海未ちゃんはにこちゃんと違ってちゃんと考えてるよね」
海未「え、凛!?」
にこ「ちょっと、それどういう意味よ!!」
凛「そのままの意味にゃ」
海未「わ、私は…えぇっと、その先輩として当然と言いますか。そのちょっと待ってくださいね」アセアセ
にこ「ぬあぁんですってええええ!! いいわ、この機会に誰が先輩かはっきりさせてやるわよ」
凛「え、にこちゃんって先輩だったの?」
にこ「このおおおおおお!!」
海未「えぇっと、その私の考えは、そのあれですよ」アセアセ
ギャーギャーギャーギャー
にこ「はぁはぁ…結局、何もいい考えが浮かばなかったわね」ゼェゼェ
凛「ねっ、時間の無駄だったね」
海未「え、私の案も良い案ではなかったのですか!?」ガーン
凛「海未ちゃんのが1番ありえなかったよ」
海未「そんな!?」ガガーン
海未「そ、そうですよね。所詮私の価値観では凛たちを満足させる案なんて」
にこ「価値観…それよ!!」
凛・海未「え?」
にこ「そうよ、この世の貧乳に対する価値観が可笑しいんだから、それを変えれば良いのよ」
海未「いや、ですがそんなこと…」
凛「にこちゃん、頭でも打ったの?」
にこ「ふん、なんとでも言いなさい。私には取って置きの秘策があるんだから…」
海未「はぁ、取って置きの秘策ですか…」
にこ「えぇ、確か…ここら辺に…えぇっと、あった!!」ジャジャーン
海未「それは…本…ですか?」
凛「なんだか古臭いにゃ」
にこ「これはね、随分前に図書室で見つけていざって時のために置いといたものよ」
海未「だいぶ前に図書室で借りた本? もしやずっと返してないのですか?いいですか、図書室の本はみんなの本で」
にこ「うっ、い、今は細かいことなんてどうでもいいでしょ。いいから、これを見なさい!!」
海未「
海未「はぁ…世界の価値観を1つだけ変える魔術…ですか?」
凛「えー、すごい胡散臭いよ。こんなのに騙されるのなんてにこちゃんみたいな人くらいだよね」
にこ「なっ!?ま、まぁ、このにこにーの寛大な心で今の発言を聞かなかったことにしてあげる。けどね今の私たちは藁にもすがりたい違う?」
海未「まぁ、そうですが」
にこ「この術を使うには3人の志が同じ人達、それといくつかの道具が必要なの。だから当時の私はいつか使う時が来ると思って持っておいたの」
海未「ただ返しに行くのを忘れていただけではないですか?」
にこ「うっ!?そんなこと…な、ないわよ」
海未「やはりそうなのですね。いいですか、あとで必ず返しに行くんですよ。でなければ穂乃果のように催促状が何枚も届いた時に慌ててどこにしまったのかを探すことになってしまいますからね」
凛「ねーねー、3人の人たちは凛たちだよね。他に必要なものってなんなの?」
にこ「いい質問よ。まずはタロットカード、それに誰よりもお米を愛する者のおにぎり、老舗和菓子のおまんじゅう、それから…」
海未「まるで狙ったかのようにここで手に入る物ばかりですね」
凛「にこちゃんが適当に作ったんじゃないの?」
にこ「いいえ、だから前までの私は使えなかった。だけど今なら違う。これが使えるの」
にこ「信じる信じないは勝手だけど、使ってみるだけ損はないんじゃないかしら?」
海未「まぁ、確かにそうですが」
凛「ね、面白そうだしやってみようよ」
にこ「でしょ、それじゃ早速準備に入るわよ」
数十分後
にこ「よし、これで道具も配置もオッケーね
凛「かよちんからおにぎりをもらうの苦労したにゃ」
海未「私もわざわざ穂乃果の家にお饅頭を買いに走ったのですが」
にこ「今はもうそんなこといいじゃない。そんなことより、今から始めるわよ」
凛「えぇっと、確か心から祈るんだよね」
海未「貧乳と巨乳の価値観を変えたいと」
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