幼馴染「あ……」 (13)
幼馴染「あいしてる」
男「……今なんつった?」
幼馴染「うん? 何も?」
男「えぇー…嘘だろお前」
幼馴染「男どしたの? ほっぺ赤いよ? 熱あるんじゃない?」ズイ
男「か、顔ちけぇよ離れろ」
幼馴染「気のせいかなぁ。どれどれ」ペト
男「くっつけんなよデコを!」
幼馴染「……結構あるね。37.2度」
男「こんなんで正確な温度分かるわけねーだろ」
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幼馴染「さぁー? それはどうでしょう~?」
男「知らん。つーかどうでもいい」
幼馴染「水曜どうでしょう~?」
男「……せめてローカルじゃないボケにしろよ。ツッコみにくい」
幼馴染「そんなこと言って一回も私にツッコんでくれたことないじゃん。ボケもそれ以外も」
男「たまにあるだろ。つーか何だよそれ以外って」
幼馴染「ちn」
男「ツッコまねーぞ! 俺はぜってーツッコまねーぞってか聞かなかったぞうわあああああ!!」
幼馴染「テクニシャンなんだからぁ//」
男「通り魔さーん! ここに痴女が! 痴女がいまーす貰ってあげてくださーい!!」
幼馴染「……なんで通り魔? なんで通り魔なの? ねぇ、なんで通り魔なの?」
男「二回どころか三回も……大事なのそこかよ。痴女なら誰がとかはどうでもいいんだろ?」
幼馴染「ぬぬぬぅ、痴女じゃないし、男は分かってない! 鈍感! 根暗!」
男「根暗いうな。否定できなくて傷つくから」
幼馴染「ノートパソコンカタカタ野郎」
男「は? ノーパソ悪口に使うなよぶん殴るぞ」
幼馴染「ひ、ひど……い跡がいっぱい残るまで全力でお願いします!//」
男「ふえぇ、この子キモいよぉ…」
幼馴染「変態って言ってもらいたいね!」フンス
男「本気でやばいよお前。本気で」
幼馴染「マジって読むやつだ。男、本気と書いてマジって読むんだよ? 知ってた?」
男「見たことあるよ漫画とかで」
幼馴染「無理しちゃってぇーーほんとは知らなかったでしょぷぷぷぅー!」
男「めんどくせぇなこいつマジで……なんで俺はこんなの好きになったん………あっ」
幼馴染「……」
男「……」
幼馴染「もっかい言って?」
男「や、今のはその、なんつーか、ミスっつーか、えーっと…」
幼馴染「……ゆっくりでいいから」
男「……」
幼馴染「……」
男「予定外すぎんだろ……ああそうだよ、俺は幼馴染のことが…………好きなんだよ」
幼馴染「ラブのほうの……だよね。理由聞いてもいい?」
男「り、理由? それって今言わなきゃ駄目なのか?」
幼馴染「ルールだよ。相手に想いを伝えるならちゃんとね。じゃなきゃ0点だよ、れーてん」
男「0点て……そりゃ理由は色々あるけど、まだセリフとか碌に考えてなかったし、今言おうとしても絶対めちゃくちゃに…」
幼馴染「碌なことじゃなくていい。めちゃくちゃでもいい。私は本気の……男の本気の言葉が聞きたいの!!」
男「!!」
幼馴染「……」グスッ
男「分かった。マジで言ってる意味分かんなくなるかもしんねーけど、ちゃんと伝えるよ」
幼馴染「……」
男「……」
幼馴染「……を」
男「…………」
幼馴染「…………をーりーをさがせ……」
男「んー、やっぱそこは無理だよなぁー」
あいうえおわり
おまけ(ゲーム終了後)
幼馴染「あぁあああまた私で詰まったあああ!!」
男「いやまぁ仕方ねーだろ」
幼馴染「うぅ……私ほんとゲームの才能ないつらい死ぬ」
男「エロゲーやれよエロゲー、クリックするだけだぞ」
幼馴染「……男が一緒にやってくれるならやる」
男「彼女いるから無理」
幼馴染「貴様を殺して私も死ぬうぅぅぅ!!」
男「くだらねぇ理由で死のうとすんな! 考え直せ!」
幼馴染「……結婚してくれるなら考え直す」グスン
男「婚約してるから無理。彼女と」
幼馴染「最低男ぉぉ!! 私の人生返せえぇぇ!!」
男「知るかボケェェェェ!! こっちくんなあぁぁ!!」
幼馴染「好きだああぁぁうわあああああぁん!!」
男「セッ」
このあとめちゃくちゃ
2周目はすぐ思いつかなかったからやめた
とんだ茶番だぜ
良い
すげえな
おもしろかった!また書いてくれ!
完璧でスゲェ
キラリと光る才能に乙
自演か?
全く意味が分からん
何がしたかったん?
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