「もー、おっそいよー○○プロデューサー！」
「どれだけ待ったと思ってるのっ！？」

「すまんすまん。あんまり早く家を出ると、一回帰った意味ないからな！」

―――今日は六月五日。
あたしとプロデューサーは、東京ドームへと足を延ばす……
なんでかって、もちろんキャッツの試合があるからっ！

最近お互いに忙しくて、一緒に野球観れなかったから、
今日は久々に嬉しい日だったんだ！

「もー、おっそいよー○○プロデューサー！」
「どれだけ待ったと思ってるのっ！？」

「すまんすまん。あんまり早く家を出ると、一回帰った意味ないからな！」

―――今日は六月五日。
あたしとプロデューサーは、東京ドームへと足を延ばす……
なんでかって、もちろんキャッツの試合があるからっ！

最近お互いに忙しくて、一緒に野球観れなかったから、
今日は久々に嬉しい日だったんだ！

「もー、おっそいよー○○プロデューサー！」
「どれだけ待ったと思ってるのっ！？」

「すまんすまん。あんまり早く家を出ると、一回帰った意味ないからな！」

―――今日は六月五日。
あたしとプロデューサーは、東京ドームへと足を延ばす……
なんでかって、もちろんキャッツの試合があるからっ！

最近お互いに忙しくて、一緒に野球観れなかったから、
今日は久々に嬉しい日だったんだ！

そんな日にね、きっちりキャッツは白星をあげてくれて、
今日は飲むぞーっ！　ってもうスイッチ入っちゃってさ！
一緒に帰って祝勝会しようね！　って言ったら、
○○プロデューサーも、盛大に祝うぞー！　って言ってくれて、
最高の気分で、二人歩いてたんだ！

でもね、帰る途中にね、○○プロデューサーが小さい声で、

「尾行されてる。友紀を送ったら、一旦家に戻るから」

って耳打ちしてきてさ。それで、時間を置いてから来るって、
自分の家に帰っちゃったんだ……

おかげで、祝勝会は三時間もおあずけ……
仕方ないってわかってる、わかってるけどさ……

一人でいる間にね、やることが無かったわけじゃないんだ。

テレビを点ければ、ニュースで試合のハイライトやってる。
ネット巡回すれば、今日の試合のことで盛り上がってる。

自分のブログやツイッターで、野球ファンであり、あたしのファンでもあるみんなと、
感動を共有することだってできる。

それは、とっても嬉しいことだよ！　でもね……？

あれは…ガッツ！？

やっぱり、○○プロデューサーが居ないと、物足りないんだっ！
あたしの気持ちをいちばんキャッチしてほしいのは、○○プロデューサーだからね！

前まではさ、あたしもそんなに有名じゃなかったから、
パパラッチとか気にしないで、思いっきり観戦できたんだよね。

今日は、そこそこ有名になってからは、初めての観戦だったのに、
あたしは何も考えてなくて、ただキャッツを応援することしか頭になくて、

でも○○プロデューサーは考えてくれてて、
あたしはその通りに動けばよくて、

家まで送ってもらって、そこで○○プロデューサーと別れて、

だけど、○○プロデューサーがいないと淋しくて……

はぁ……○○プロデューサーと、ビール飲みながら、いっぱいいっぱい語らないと、
他のことなんか、手につかないって、思い知らされちゃったなぁ……

結局、テレビも観てないし、ネットも見てないし、ブログもツイッターも、後回し。

一人でベッドの上を転がりながらね、

ただ、今日の試合のことを思い出して。

ただ、○○プロデューサー、来ないかなーって。

……早く、会いたいなーって。

もう少し遅かったら、一人で祝杯あげてたかもねっ！　でも、

「うん！　間に合ったから、許してあげるねっ！」

「ん？　何かリミットがあったのか？」

「こっちの話だよっ！　さーさー、早くビール！　ビール！」

「おう、待ってました！　やー、今日の酒はうまいぞ〜！」

「キンキンに冷えてるよっ！　ほら、コップ持って！」

「おう、サンキュ！　友紀にお酌してもらえるなんて贅沢だよな〜」

「あははっ!　○○プロデューサーなら、いくらでもしてあげるよっ！」

「でもホントにいたのっ？　パパラッチなんてさー……」

「いたって、マジで。気付かないもんか、アレ？」

「逆に、なんで○○プロデューサーは気付くの？」

「警戒してるからなー。友紀のアイドル人生に瑕はつけたくないから」

「それはありがたいけどさ……」

心配性だねっ！　不真面目よりはいいかもしれないけどっ！

「この話はやめやめ！　今日はキャッツの祝勝会だろ？」

「あはは、そうだったねっ！」

「じゃあ、今日の試合を一言で言ってみようっ！」

「えー、一言か……あれしかないだろ」

うんっ！　○○プロデューサーなら当然分かるよね！

「じゃーいくよっ？　せーのっ」

「「サンキューガッツ！！！」」

……えへへ。やっぱりそうだよねっ！　信じてたよっ！

ガッツの復活は、最高に嬉しかったね！

○○プロデューサー、ちょっと涙目になってたよ！

あたしも、もらい泣きしそうになっちゃった……あはは。

それから、今日の試合のこと、いっぱい話したんだっ！

と言っても、あたしが一方的にまくしたてる感じだってんだけど、

○○プロデューサーはずっとニコニコしながら聞いてくれて、

相槌うってくれて、あたしが聞いてほしいところはちゃんと聞いてくれて、

それであたしはもっと喋りたくなって、止まらなくなって、

いつの間にか、時間はあっというまに過ぎちゃってて……

「お、もう三時か……そろそろお暇しよっかな」

「あ、そうだね……」

「明日、遅刻するなよー？　あと、戸締りちゃんとしてな！」

友紀はぬけてるとこあるからなーって、立ち上がって、

あたしに背を向けて、玄関の方に歩いていく……

「ん……どうした友紀？　忘れ物でもあったか？」

とっさに、あたしは○○プロデューサーの手を握ってた。

「友紀……？」

「……○○プロデューサーのこと、やっぱり許してあげないっ」

「ええー……何のことだよ？」

「あたしを三時間も待たせたことっ！」

「ああ、それか……ホントにごめんな？　埋め合わせは、なんでもするから、な？」

「なんでもする、って言ったね？」

「俺に出来ることなら、な」

「出来るよ。○○プロデューサーしか、出来ないことだよ……」

「なんだ？」

「……もう三時間、あたしと一緒にいて……？」

書き溜めはここまでなんだけど
純情ルート(短い)or色情ルート(長くなる)

>>+3で

そら後者よ

純情でもええんやで

色情

純情かつ淫靡に

>>19
色情ルートね。
投下は月曜夜だと思うので、しばしお待ちを。

http://i.imgur.com/IyrI7sN.jpg
http://i.imgur.com/ZOYjt3C.jpg
http://i.imgur.com/CdSekNy.jpg
姫川友紀(20)

ぐうかわ

ぐうかわ縦スラに自信ネキ好き

思い出したか

ゆっきが好きすぎて朝起きるのが辛い

ゆっきが好きすぎて起きるのが辛い

朝勃きてるのに朝起きるのが辛いとはこれいかに

ごめんまだ色情ルート終わってない
ユッキといきなりシちゃうのもあれなので
純情ルート先に投下します

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



「……はは、一人じゃ眠れないのか？」

「そっ、そういうわけじゃないよっ……」

「じゃあ、どういう意味だ？」

あたしの目をじいっとのぞきこんでくる……

○○プロデューサーは、聞いてるんだよね？

目と目で、聞いてるんだよね……？

どうしよう、答えにつまっちゃうよ……

うつむくあたしの頭をやわらかくなでて、

優しくほほえんでる○○プロデューサー。

うう……どういう意味か、なんて聞かれてもっ……

言葉どおりの意味じゃ、ダメなの……？

「ごめんな、ちょっと意地悪だったかな」

あ……○○プロデューサーの手……気持ちいいなぁ……

「俺も、友紀と一緒にいたいなぁ……」

だ、抱きしめられちゃったよっ……！

こういうとき、ど、どうすればいいのっ……！？

抱きしめ合うのなんか、いつも勝ち試合のあとだけでっ！

抱きしめ合っても、覚えてるのは白星の喜びだけでっ！

こんな風に、好きな人の体温を感じながら、

身体を重ねたのは、初めてだよっ……

く、口がぱくぱくしちゃって、言葉が出てこない……

「なー、友紀……」

「は、はいっ！　なんでしょうかっ！？」

「なんでかしこまってんだよー……」

は、恥ずかしい……苦笑いされてる……！

なんで○○プロデューサーはそんな落ち着いてるんだよーっ……

あたし、ゼッタイすっごく顔、赤くなってるよー……

顔見えなくて、ホント良かったぁ……

もーっ！○○プロデューサー、あたしの気も知らないでっ！

……って、ダメだーっ！　どきどきして、おこるのも無理だよ……

「なんでかしこまってんだよー……」

は、恥ずかしい……苦笑いされてる……！

なんで○○プロデューサーはそんな落ち着いてるんだよーっ……

あたし、ゼッタイすっごく顔、赤くなってるよー……

顔見えなくて、ホント良かったぁ……

もーっ！○○プロデューサー、あたしの気も知らないでっ！

……って、ダメだーっ！　どきどきして、おこるのも無理だよ……

こ、こんなの、ワケわかんないよーっ！

野球の応援も、どきどきするけど、全然ちがうし……

ううう……満塁でフルカウント、一打サヨナラのピンチだよぉ……

「困らせちゃってるな、俺」

「こ、困ってるなんて……」

「友紀は、こういう意味で言ったんじゃないって、分かってるけどさ……」

言った、って、あたしが言った、「一緒にいて」……？

「こういう意味って……どういう意味……？」

○○プロデューサーは、くすっと笑った。

「あ、あたし、何かおかしいこと言ったかな？」

抱きしめてくれてた腕をほどいて、さっきと同じように、

あたしの頭を、丁寧に、かわいがってくれる。

「朝まで一緒に居たいって、普通はそういう意味だろ？」

朝までいっしょに……って！　つまり、その……男女のアレ、だよね……！？

ああっ……！　あたし、なんてことを……アレのお誘いしてたみたいじゃん……！

ど、どうしよ……！？　○○プロデューサーの顔みれないよっ……！

うう……えっちな娘って思われちゃったよっ……

「友紀は、おしゃべりしたかっただけだもんな」

「おしゃべり……？」

申し訳なさそうに、はにかんでる、○○プロデューサー。

「今日はさ、ガッツが復活して、センチメンタルな気分だったじゃん？」

「う、うん、そうだねっ」

「それで、こう、なんつーのかな、胸にきたっていうかさ、
　いつもより切なかったっていうか……友紀は、それを共有したかったのかなって」

た、たしかにそういう気分だったかも……
だから、○○プロデューサーにいてほしかったのかな……？

「だから、ごめんな？」

「え？」

ど、どうして○○プロデューサーが謝るの……？

「俺の下心で、友紀を困らせちゃって、ごめんな」

下心……？

「友紀のこと、抱きたいって思っちゃったから」

○○プロデューサーが、あたしを、

「抱きたいの……？」

さっきより、○○プロデューサーの眉尻が、下がってゆく。

「ごめんな、プロデューサー失格だ」

謝らなくて、いいのに。だって……

「あ、あたしは、嫌じゃないよ……？」

すっごく、すっごく、ものすっごく！

多分、スターの球団がAクラスで終わるくらい、ビックリしてるけど、さ……

あたしも、たった今気づいた……

○○プロデューサーのこと、好きだったんだ。

ずっと……好きだったんだっ！

だって、その、だ、ﾀﾞｷﾀｲ……って言われて、

嬉しくって、嬉しくって、胸が一杯なんだもんっ！

他の男の人に言われても、嫌な気持ちにしかならなかった……

たとえ大好きな野球選手に言われても、ゼッタイに拒絶してきた……

でも、○○プロデューサーは、嫌じゃないんだよ……？

ずいぶん気付くのが遅れちゃったけど、

あたしはきっと、こうなりたかったんだ。

いつも一緒にいてくれて、いつも楽しませてくれて、

あたしのプロデュースに、全てを賭けてくれてた人。

アイドルとしてのあたしだけじゃなくて、

一人の女の子、姫川友紀としても、大事にしてくれた人。

そんな○○プロデューサーと、通じ合いたかったんだ。

……それが、叶ったんだ……

○○プロデューサーになら、あたしのぜんぶ、あげてもいいの……

でもね……きっとダメなんだっ！

あたしは、○○プロデューサーに、抱いてもらえないんだ……

謝られたってことは、そういうことなんだ……

「えっ……」

だってね、プロデューサーは、変に真面目だからっ！

「お、おい、泣くなってば……」

お忍びでアイドルの家に遊びに来るくせに、

「ほら、涙拭くから、手どけて？」

アイドルには絶対手を出さないからっ……

下心持っちゃっただけで、

あんな悲しくて、申し訳ないような表情する人だからっ……

あはは、どうしていいのかわからないみたいだねっ……

あたしが泣き止まないからだね……ごめんね？

今度は、あたしが困らせちゃったね……

ごめんね、すぐ、泣きやむから……

「友紀、泣かないで……」

うん……ありがとう、○○プロデューサー……

泣きやむまで、もう少し、抱きしめてて……？

抱かれなくても、我慢するから……

もう少しだけ、抱きしめててほしい……


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

サンキューイッチ

>>43
(自己満足で)すまんな

ユッキ視点上手く書けんわ

ああ＾〜

ビール飲みながら下ネタ飛ばすけど実は初心みたいなユッキが至高だと思ってたけど、純情ユッキも悪くない

ちまちま投下します。

ここからは(ここまでもだけれど)キャラ崩壊に、ご注意ください。

あと、R18指定です。エロスです。閲覧注意。

「流石に、これ以上は居られないな……」

困ったような笑みを浮かべて、自分の頭を掻く彼。
真面目だもんね、○○プロデューサーは。

だからこそ好きになったんだけどね。

でも、今日は帰さないよ？

貴方をノックアウトするのは、今日しかない。

こんなに昂って、隙だらけになってる日なんて、
真面目な貴方には、滅多にないから……

握っていた手を緩めると、彼は安堵の表情を浮かべた。
あたしが諦めて、ここから帰れると思ったんだね。

でも、違うんだよ？

あたしは、一歩前に踏み出して、彼の胸に頭を預けた。

○○プロデューサーは、驚きを小さな声で表して、あたしに微笑む。

「どうした？　今日の友紀は、甘えん坊だな」

彼に優しく撫でられて、可愛がられると、胸が高鳴っていくのがわかる。
やっぱり、○○プロデューサーに、抱かれたい。

あたしは、覚悟を決めて、動き出す。

彼に逃げられないように、両腕を彼の首に回して、
真っ白く透き通った首筋に、そっと口づけをする。

わずかに喘ぎ声を漏らして、びくっと震える彼。

あたしは彼の反応が嬉しくて、ついばむのを繰り返す。

「友紀、どうして、こんな……」

荒い吐息まじりで、彼はあたしに問いかける。
彼の首に回した腕に、ぎゅっと力を込めた。

野暮な事は、聞かないで欲しいな……？

彼の問いに、あたしは行動で答えを示す。

さっきまでとは違い、唇を押しつけるようにキスをする。
こんな風にしたら、絶対キスマークがついちゃう、ってくらいに。

どうして、こんな風にキスを繰り返すのか、なんて。
○○プロデューサーだって、分かってるでしょ……？

だから、聞く必要なんかない。

あたしはただ、この求愛行為を続けるだけ。
彼の首筋に、あたしの物だっていう証を刻み付けるんだ。

投下あくしろよ

彼は、全く抵抗しない。
きっと心ではしていると思うけれど、身体は全く動かない。

ずっとね、○○プロデューサーは、ためらってるから。
プロデューサーとして、アイドルの身体は触れないとか、考えてるんだ。

だって抵抗したら、あたしの身体を触っちゃうもんね？
こんなに強く抱きしめてる腕からは、
あたしの身体を一杯触らないと、逃げられないよね？

彼がそう考えてるって、適当に言ってるわけじゃないよ？
あたし、ちゃんと見たんだもん。

LIVEの後にね、○○プロデューサー、智香ちゃんに抱き付かれたの。
それはもう、ぎゅ〜って、LIVEの勢いのままにね！

それでね、プロデューサーは一瞬、『かわいいやつめ〜』って感じに微笑んで、
智香のこと、抱きしめ返そうと、腰に腕を回したんだよね。

でも、すぐにハッとして、腕を戻してさ、「離れてくれな？」って頭撫でてさ。

それ見てさ、やっぱりこの人は、アイドルを本当に大事に思ってる、って思ったの。

ウチの事務所はさ、私も含めて、20歳越えてる人も中にはいるけど、
やっぱり18歳より下の子が多いんだよね。アイドルって、そういうもんだと思うけどさ。

小学生ならまだわからないけどさ、中高生の時って、年上の男の人がカッコよく見えるんだよ。
同世代は、精神的に幼いからかな、わかんないけどさ。大人の男性に憧れるの。車持ってるしね。

だから、大学生とか社会人の彼氏作る子とか、一杯いたし、周りに自慢してる子もいたね。
あたしは、あんまり興味なかったけどね。ほら、野球ばっかり見て騒いでたからさ、あはは……

そんな子たちが、ウチの事務所にも沢山いるワケで。

そこにきて、事務所の男性は○○プロデューサーひとりだけ。
や、社長もいるにはいるんだけどさ、いかんせん年齢がね……

○○プロデューサーは芸能人みたいに超イケメンって訳じゃないけどさ、
結構男前だし、爽やかだし、なにより優しいしね。一人ひとりを大事にしてくれるからさ。

外を見ても、中々お目にかかれない優良物件なんだ。

だから、事務所の子たちが好きになっても、不思議じゃないんだよね。
むしろ当然だと思う。好みじゃないって人もいるだろうけどね。

○○プロデューサーは、そういう所をちゃんと分かってるんだよ。
自意識過剰とかじゃなくてね、年頃の娘に関わる職業だから、人一倍気を付けてるんだ。

自分が原因で、恋愛沙汰で、その子の人生を台無しにしたくない。
その子だけじゃなくて、事務所のみんなに迷惑をかけてしまう。

ちひろさんと○○さんとあたしで飲みに行ったとき、言ってたんだ、○○さん。

なんであたしも居たかっていうと、野球観戦の帰りだったから。
ちひろさんとたまたま会ってさ、キャッツが勝ったのも手伝って、飲みに行こうってなったの。

彼の言葉を聞いて、ちひろさんもあたしも、しんみりしちゃったよ。
でも、やっぱりこの人は凄いなあって思った。
プロデューサーがこうだから、あたしたちは信じて着いていけるんだ、って。

身体接触が過剰だと、好きになっちゃうかもしれないってことも、分かってるんだ。
他のプロダクションで、そういう子達を実際に見てるし、間違いないよ。

だから、優しくして、沢山おしゃべりして、食事に連れてってくれて、
他のどんなサービスはしてくれても、身体が触れ合うのだけは出来るだけ避けて、
相手が意識しちゃうような雰囲気を作らないように、気を付けてるの。

撫でるくらいだね。スキンシップらしいスキンシップは。
それは、恋人にするようなのじゃなくて、わしゃわしゃして、
「頑張ったなー！」って感じの奴だから、大丈夫だと思うけど。

担当アイドルに恋愛感情を持たれたら、おしまいだ。
少なくとも、○○プロデューサーは、そのくらいの考えで仕事をしてると思う。

そこまでわかってたはずなのに。
なんでこんなことをしちゃってるんだ、あたしは……！

プロデューサーの想いを踏みにじるような真似を……！

「ごめんね、○○プロデューサー……」

膝が崩れて、○○プロデューサーに抱き留められる。

涙が溢れてきて、あたしの嗚咽だけが響きわたる。

首筋へのマーキングは、途切れてしまった……

サンキューイッチ
投下お疲れっす
ユッキはネタにされがちだからたまにはこういうシリアスちっくなのが欲しくなる
ユッキぐうかわ

サンキューイッチ
投下お疲れっす
ユッキはネタにされがちだからたまにはこういうシリアスちっくなのが欲しくなる
ユッキぐうかわ