男「うぬ、貴様らの悪事にはほとほと愛想が尽きた」

白人ギャル「アイソテナンデスカー」

男「黙れィ！」バキン！

白人ギャル「ウワァ～イ」ドヒューン

駅員「白人ギャルウウウーッ！」ガビーン

おっさん「クク……やるじゃねぇか。小僧」ヴァーン☆

おっさん「テメェの名前、なんてんだ」

男「……ノクティス。ノクティス・ルシス・チェラム」

おっさん「ケッ、へんちくりんな名前しやがって。俺はアンパンマンってんだ」

ノクティス「馬鹿みたいな名前しやがって」

アンパンマン「人のこと言えねーぞ」

駅員「チ……チクショウ」

駅員「王子に子供のヒーローだと……？ ふざけんなよ、テメェらが痴漢したことは、しっかりと俺がこの目で見たんだ。テメェら、特にノクティスの野郎がギャルのケツに手を回している様子をな。嘘なら、車内カメラを回してみるがいい。悪事がバッチシ映ってるからよぇ……」

ノクティス「グッ……」

アンパンマン「逃げるぞ、ノクティス」

ノクティス「あ？」

アンパンマン「高田馬場から東西線に乗って、早稲田まで行くんだ。あそこにゃ、俺らを匿うだけの大学がある」

ー1週間後ー

アンパンマン「おい、お前何様だよ」

ノクティス「あ？」

アンパンマン「あぁ！？」

ノクティス「やんのかオラ、オメーが売ってきた喧嘩だろうが。切り替えたから乗ってんだろうが！ 東西線によ！」

アンパンマン「おっせえんだよ！ 1週間もウダウダウダウダ文句ばっかほざきやがって。Suicaはどうした、ただ大事に持って歩くだけか？ ちゃんとピッて通せやクソガキがァ！」

ノクティス「……放せよ」

バタ子「やめてよ、アンパンマン！ アァン///」

アンパンマン「アァン？ 放せだと？」

ノクティス「放せってんだよおおおおお！ うおおおお！ 放せええええああああああああああ！！！！」

イグニス「ノクト！ 東西線には乗れたか！？」

ノクティス「おーよ、イグニス！ エンハンスかけろ！」

イグニス「うーっす」パラリラリラ～

ノクティス「ムキムキッ！ 水属性で潰してやるァ！」

アンパンマン「おがあ！ 顔が濡れて、力が出ない……」