P「ん、落とし物か?」 (77)
P「机の下に何か落ちてるな……」
○ ○
P「あー……ハイライトか。誰が落としたんだろう……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371222448
P「とりあえず持ち主を見つけないとなぁ」
(ガチャッ)
雪歩「あ、おはようございます」
P「おう、おはよう、雪歩」
雪歩「? その手に持ってるのはなんですか?」
P「ん? ああ、ハイライトだよ。俺の机のとこに落ちててさ」
雪歩「ほえー……早い所持ち主を見つけないとダメですね」
P「全くだ。雪歩は心当たりあるか?」
雪歩「いえ、全然……ごめんなさい」
P「いやいや、謝るこたぁない」
雪歩「ところで……プロデューサー?」
P「ん?」
雪歩「最近、他の子とよく、イチャイチャしてますよね」
P「そうかな? いつも通り振る舞ってるつもりだけど」
雪歩「嘘です。私、昨日も見ました。千早ちゃんと、楽しそうに……」
P「山手線ゲームをしてただけだよ」
雪歩「どうして、どうしてですか? 私が居るのに、なんで他の子と仲良くするんですかぁ?」レイプメ
P「あっ、雪歩。お前ハイライトないじゃないか」
(ズイッ)
雪歩「そんなことはどうでもいいんです。今重要なのは、プロデューサーが私を見てくれていないことです」
雪歩「私が
こんなに
こんなに こんなに
こんなに
こんなに こんなに
こんなに
こんなに
こんなに
プロデューサーのことを見ているのに」
雪歩「あの子たちが言い寄ってくるんですか? それなら消しましょうか? お弟子さんに頼めば誰だっていつでも——」
P「雪歩」
雪歩「消します? 消しますか? いいですよ、今すぐ連絡すれば」
P「背伸びしろ」
雪歩「え——んむっ!」
P「んっ」
雪歩「あ……ん……ちゅ……」
雪歩「っぷはぁ……」
P「……っふぅ。心配しなくていい。一番は雪歩だ」ギュウッ
雪歩「ぁ……」
P「俺も男なんだ。少しくらいの火遊びは許してくれ」
P「……何をしても、最後はお前が家を守ってくれるって分かってるから、安心して遊べるんだ。嫌か?」
雪歩「……いえ……嫌じゃ、ないです、えへ……」ギュッ
P「ところで、これはお前のハイライトじゃないのか?」
○ ○
雪歩「違いますよ? 私、どうも寝てる間に失くしちゃったみたいで、朝起きたら……」
P「そうか、ちゃんと探しておけよー。お前、すぐに収録だっただろう。ほら、行ってこい」
雪歩「プロデューサー……」
P「俺が信用できないか?」
雪歩「……ふふっ、『信じてます』よ、プロデューサー。それじゃ、行ってきますぅ」パタパタ
(バタン)
P「ふぅ。このハイライトの持ち主を早いとこ探さないと」
(カンカンカンカンカン......)
P「おや、誰かが入れ違いに階段を駆け上がってくるな」
(ガチャァッ!)
真「っはぁっはぁっはぁっ……プロ、デューサー……」レイプメ
P「うわぁいお前もハイライト失くしたのかよ」
落とし物がハイライトとかワロタ
喫煙人口高そうや。
(ガシィッ!)
P「うぉっ」
(ダンッ!)
P「ってぇ……いきなり壁に押しつけて何事だ」
真「プロデューサーは……ボクを裏切った!」
P「いきなり開幕何のことやら」
真「とぼけるな! この間、ボクの誘いを断った裏で……伊織と会ってただろ!」
P「あー、そりゃあ伊織から先に声かけられてたし。買い物ついてっただけだし」
真「ボクの……ボクの気持ちを知っていて、裏切ったんだ!」ギリギリ
P「おいおい、苦しい苦しい。このままだと窒息するぞ俺」
真「構うもんか……死ね、死んでしまえ……!」ギリギリ
(ガシッ)
P「殺すにしても、こういう仕方はしてほしくないな」
真「っ!? な、何を言って——」
(ギュッ)
P「この細い綺麗な手は、直接絞めるような武骨な手じゃない」
P「殺すなら、優美な装飾を施したナイフを握ったり、毒を盛ったり」
P「お姫様の、白磁のような柔らかな手だ」
真「おひめ、さま……?」
(スルッ...)
P「……」パシッ
真「あっ! 果物ナイフ!?」
(グイッ!)
真「うぅっ!」
P「握れ」スッ
真「……え?」ギュッ
P「そうだ、ナイフをしっかり握り」
(ピトッ)
P「俺の頸動脈を掻き切れ」
真「あ……ぁ……」
P「やらないのか?」
真「……分かってるくせに……ボクが、そんなことできないって、分かってるくせに……!」
(カランカラン)
真「ずるいよ……ずるいよ、プロデューサー……!」
P「……悲しませたのは悪かったな、お姫様」
真「ボクは、許しませんよ……」
P「そうだなァ、今度、一緒に買い物に行こうか」
P「……それから、伊織の時とは違って……その後も、真が望むことを、なんでもしよう」
P「陽が落ちて……また陽が昇って……また、落ちても、ずっと……」
真「……ホントですか……?」
P「ああ、本当だ。……ところでこのハイライト、お前のじゃないか?」ゴソゴソ
○ ○
真「いえ、違いますけど……ボクのハイライト、稽古中に間違えて割っちゃって」
P「あー……じゃあ新しいのこっちで発注しとくよ」
真「分かりました。それじゃ、レッスンに行ってきますね」タッタッタッ
P「あいあい。行ってらっしゃい」
真「……ふふふ、望むことを、何でも、なんでも……ナンデモ……フフフフ……」
(バタン)
P「ふー、本当に掻き切られなくて良かった良かった」
小鳥「何だから朝から大変ですね」
P「ええ、全くです。ハイライトの予備、事務所に置いておいた方がいいですかね」
小鳥「そうした方が良いかもしれませんね。あとで発注リストに加えておきます」
P「助かります。……ところで、今までどちらに?」
小鳥「……ふふ、ちょっと給湯器の方でお茶を淹れてただけですよ。どうぞ、お疲れでしょうから」コトッ
P「ああ、どうもどうも。いつもお茶を淹れてくれる雪歩が、朝からああでしたからね」
小鳥「ふふっ、モテる男性は辛いですね」
P「音無さんだって、外に出れば間違いなくモテますよ」ゴクッ
小鳥「……事務所内では、ダメ、でしょうか?」
P「はは、ほとんど女の子ですからね。そこでモテる、とい、うの、も……どう、か……と……」ズルッ
(ドサッ)
P「……すぅ……すぅ……」
小鳥「……ふふふ。やっぱりこの睡眠薬はよく効きますね」レイプメ
小鳥「何だか朝から大変ですね」
P「ええ、全くです。ハイライトの予備、事務所に置いておいた方がいいですかね」
小鳥「そうした方が良いかもしれませんね。あとで発注リストに加えておきます」
P「助かります。……ところで、今までどちらに?」
小鳥「……ふふ、ちょっと給湯器の方でお茶を淹れてただけですよ。どうぞ、お疲れでしょうから」コトッ
P「ああ、どうもどうも。いつもお茶を淹れてくれる雪歩が、朝からああでしたからね」
小鳥「ふふっ、モテる男性は辛いですね」
P「音無さんだって、外に出れば間違いなくモテますよ」ゴクッ
小鳥「……事務所内では、ダメ、でしょうか?」
P「はは、ほとんど女の子ですからね。そこでモテる、とい、うの、も……どう、か……と……」ズルッ
(ドサッ)
P「……すぅ……すぅ……」
小鳥「……ふふふ。やっぱりこの睡眠薬はよく効きますね」レイプメ
小鳥「居るじゃないですか、男性……」
(シュルシュル)
小鳥「今も目の前に……」
(ピトッ)
小鳥「プロデューサーさん……見かけによらず、逞しい……」
小鳥「そんな、欲は出しません。こうして……ひっそり人知れず……プロデューサーさんの素肌に、触れられれば……」
小鳥「あぁっ……プロデューサーさん……暖かい……ふふ、ふふふふふ……」スリスリ
P「……」
P(実はこの睡眠薬、もうだいぶ慣れたんだよなぁ。音無さんは相変わらず控え目だなァ)
※音無さんはそのまま三十分ほど、覆いかぶさって頬擦りを続けました
じ、純情じゃないか
P(そろそろ潮時か)
P「ん……」
小鳥「!」バババッ
P「……あれ? 俺、なんで床で寝て……」
小鳥「す、すみません! 疲れてたのか、急に寝始めちゃって。服が乱れてたから直してあげようと思ったら椅子から」
P「……あー、そんなことされてた気も」
小鳥「あはは……」
P「じゃあ、アレは夢だったんでしょうか」
小鳥「え?」
P「音無さんが、舐るように、俺を求めるんです。その度に、俺の身体も、音無さんを欲して疼いて……」
小鳥「き、きっと、夢、ですよ……ふふふふふふふふふ……」
P「……ところで、このハイライトって小鳥さんのじゃありません?」
○ ○
小鳥「え? 違いますよ。私のはお化粧落としの時に流しちゃって」
P「……追加発注+1ですね」
小鳥「……はい。隣の部屋で書いてきます……」
(ガチャッ)
やよい「うっうー! おはようございますー!」
P「うん、やよいにはハイライトがあるな。偉いぞ」ナデナデ
やよい「? よくわかんないけど、誉められましたー!」
P「ははは、愛い奴よ」
やよい「それじゃ、今日も行きますよー! はい、ターッ……」
(ズルッ)
やよい「はわわっ!?」
P「っとと」
(ドガッ)
(ドシンッ)
P「ってて、尻もちついちまった。やよい、派手に転んだみたいだけど、大丈——」
やよい「…………」レイプメ
P「うわぁーレイプ目になってる」
P「おい、大丈夫か?」スッ
やよい「っ?!」ビクッ!
やよい「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい殴らないで殴らないで許してください私いい子にしますから」
P「怖がらなくていいんだよ、やよい。やよいがどんなにどんなに壊れても、俺がずっと面倒を見てやるから」
やよい「私が悪いんですごめんなさいでも痛いのは嫌なんですゆるしてゆるしてああああ嫌嫌痛いのは嫌怖いのは嫌」ブルブル
P「うーむ、やっぱり駄目か。えーっと、やよいのハイライトはこの辺りに落ちたよな……」キョロキョロ
(ガチャッ)
P「ん? 誰か来たのか?」チラッ
伊織「……どういうことよ、コレ」
P「いおりーたすけてくれー」
伊織「やよいがハイライトを失くしたぁ?」
P「ぶつかった拍子に落としたみたいで」
やよい「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
伊織「仕方ないわね。代わりに私の貸してあげるわ。サイズ同じだし」
P「それだと今度はお前が……」
伊織「……私の方が、今のやよいよりは扱いやすいでしょ」
P「まぁ、それは間違いないが」
伊織「ほら、やよい。こっち向いて」
やよい「う……あぁ……」
。 。 <ポロッ
P「よいしょっと」ピトッ
やよい「……うわぁっ、なんだかご迷惑をおかけしたみたいですみません!」
P「いや、俺はいいんだけど」チラッ
伊織「…………」レイプメ
P「……マグロ状態の伊織のためにも、早く落としたハイライトを探そう」
P「というか、このハイライトじゃダメかな」
○ ○
やよい「うーんと、私達のより大きいですねー」
P「無理か……大人しくやよいのハイライトを探そう」
やよい「はいっ!」
伊織「……」ビクンッビクンッ
やよい「伊織ちゃんが虚空を見つめたまま痙攣してますー」
P「確かに扱いやすいのは間違いないけど、見てて一番クるな……」ゴソゴソ
やよい「あっ、ありましたー!」
P「でかしたぞ。洗って伊織の目に光を戻してやろう」
煙草マジックっすか。
それにしてもこのPは高スペック
(ジャーッ)
P「よし、伊織。こっちを見ろ」
伊織「……」
(ピトッ)
P「よし、戻った」
伊織「……」
P「……伊織?」
伊織「は……」
P「は?」
伊織「恥ずかしいのよ察しなさい馬鹿!!!」バチィンッ!
P「っつ!」
伊織「い、伊織ちゃんのあんな姿をまじまじと見てるんじゃないわよ!」
P「ああ、悪い悪い、あまりにそそるもんだからさ……助かったよ」
伊織「ふんっ!」
普通、ハイライトは落ちないって言うツッコミはまだ?
(prrrrr....)
P「おっと、あずささんから電話だ」
(ピッ)
P「もしもし?」
あずさ『あ、プロデューサーさんですか〜? どうも、道に迷ってしまったみたいで……』
P「律子には連絡取れませんか?」
あずさ『それが、今は手を放せないみたいなんです。お手数ですけど、迎えに来ていただけませんか?』
P「はいはい、大丈夫ですよ。それじゃ、詳しい場所はメールしてください」
(ピッ)
P「ちょっとあずささんが迷子みたいだから迎えに行ってくる」
やよい「はーいっ」
伊織「あっ、ちょっとアンタ……」
P「なんだ?」
伊織「……何でもないわ。行ってらっしゃい」
P「? ああ、行ってきます」
P「それにしても随分遠いところで迷子になってるな……」
P「この辺りか」
あずさ「プロデューサーさ〜ん」タッタッタッ
P「ああ、いたいた。ほら、帰りますよ」
あずさ「それが、あっちに忘れ物しちゃったみたいで……ちょっとついてきてもらっていいですか?」
P「ええ、勿論。ここで見失ったらまた大変なことになりそうですから」
あずさ「ご迷惑をおかけします。でも、なんだか嬉しいです」
P「何がです?」
あずさ「こんなに遠くなのに、すぐに駆け付けてくれて」
あずさ「まるで、運命の赤い糸で結ばれているみたいに……」レイプメ
P「あかんなぁ」
(ギュッ)
あずさ「即座にこんなところまで飛んできてくださるのは、私のことをそう思ってくれているからですよね?」
P「どうなんでしょうね。自分でもよく分かりません」
あずさ「ふふ。プロデューサーさんったら、意外と初心なんですね」
P「あまり縁には恵まれてきませんでしたからね」
あずさ「大丈夫ですよ。私が、私色に、ゆっくり染めてあげますから……」ソッ
P「ダメですよ、あずささん。あなたはアイドルなんですから、迂闊なことをしては」
あずさ「問題ないですよ? 私は元々、運命の人を見つけるために、アイドルになったんですから……」グッ
P「……あずささん、聞いてください」
あずさ「はい?」
P「あなたは、本当に魅力的な人だ。狂おしいくらいに、堕ちてしまいそうなくらいに」
あずさ「うふふふ……嬉しいです」トローン
P「そんなあなたが、本当に魅力的な瞬間……それは、アイドルとして輝いている時なんですよ」
あずさ「アイドルとして……?」
P「そうです」
P「男という男を魅了するアイドル。魅惑の頂点」
P「そんなあなたを、俺が独り占めする……最高ですよ、この上なく」
あずさ「あらあら〜……それでは、まだまだアイドルを辞めるわけにはいきませんね」
P「まだまだ、ステージの上に立つあずささんを見ていたいですから」
あずさ「うふふ……じゃあ、私、帰りますね」
P「え? 迷子なんじゃ?」
あずさ「そんなこと言いましたっけ? ふふ、うふふ……」フラァ...フラァ...
P「……無駄足かぁ」
P「さて、事務所に帰るか……あずささんは昨日もハイライト無かったし、多分落とし主じゃないだろうな」
(スゥッ)
P「ん?」
(クタァッ)
P「おいおい誰だ、いきなり後ろからしなだれかかってくるのは」
貴音「私でございます、あなた様」
P「貴音か。こんなところで奇遇だな」
貴音「ええ、これもきっと、月のお導きでしょう」
P「で、一つ言っていいか?」
貴音「何でしょう?」
P「お前もハイライトがないじゃないですかやだー」
貴音「……ふふふ」レイプメ
おもしろい
良い着眼点だと思う
貴音「先ほどらぁめんを食していた際、誤って落としたハイライトを呑み込んでしまいまして」
P「そりゃあ難儀なことだ。貴音の分も発注しないとな」
貴音「お手数をおかけいたします」
P「いやいや、他にもいるから構わんさ。ところで」
貴音「はい」
(グイィ)
P「壁に押し付けられたら動けないんだが」
貴音「動けない様に押さえつけているのですよ、あなた様」
P「何をするつもりだ?」
貴音「私はこれまで、ずっと自らを律してまいりました」
貴音「……ですが、限界です。あなた様……食べさせてくださいまし……」
(カリッ)
P「っつつ。おい、ちょっと血が出たぞ」
貴音「ふふ、あなた様は、まこと美味でございます……」
P「……でも、今日はここまでだ」
貴音「? まさか。もうここまで来たら耐えませ——」
P「貴音。ここは、人に見られる」
貴音「それが何だと」
P「いいか。お前のトップシークレットは俺のモノだ」
貴音「っ……」
P「俺だけのモノだ。これ以上言わせるな。分かったか?」
貴音「……はい」
P「そうだな……今度、うちに来い」
P「好きなだけ貪り合おうじゃないか……お互いに、な」ボソッ
貴音「〜〜っ」ゾクゥッ
P「さて、俺は戻る。貴音は?」
貴音「……もう少し、風に当たってから。それでは、ごきげんよう——」
(テクテク)
P「む、見覚えのある金色毛虫」
美希「あっ、ハニー!」ダダッ
P「とうっ」サッ
美希「な、何で避けるの?」
P「お前……有名アイドルがハニーとか叫びながら路上で男に抱き着くんじゃないよ」
美希「……いになったんだ」
P「ん?」
美希「そっか……ミキのこと……キライになったんだ……」レイプメ
P「あらららららららら今日は厄日だわ」
美希「あは……ハニーに嫌われちゃったら、何の意味もない……」ゴソゴソ
P「おいおい、懐から何を出すつもりだ」
美希「ハニー……一緒に、死の?」スゥッ
P「包丁は危ないぞ、美希」
美希「すぐに……ミキも行くから!」ダダッ
P「ていっ」
(パシィッ!)
美希「やぁっ!?」ドテッ
(カランカラン...)
P「……」
美希「あ……ぁ……」ガクガク
P「……お仕置きが必要だな」
(パシィッ!)
美希「やぁんっ!」
P「……いやいや、これじゃ『ご褒美』かな?」
美希「あ、あぁ……ハニー……もっと、ぶって……ハニーを感じたいの……」
P「いや、これもここまでだ」
美希「なんで……なんで?!」
P「てっぺんまで登ってキラキラするって、約束しただろう?」
美希「!」
P「お楽しみは、その後、だ」グイッ
美希「あっ……」
P「沢山のモノを積み上げて、障害を乗り越えてからの方が……燃えるだろう?」
美希「うん……あはっ……ハニーの言う通りなの……」
P「ところで話は変わるが、コレ、お前のハイライトじゃないか?」スッ
○ ○
美希「? 違うよ。なんか見覚えあるけど……眠くて目を擦ってたら取れちゃって失くしたの」
P「そうか。美希の分も発注追加か……じゃあ俺は事務所に戻るよ」
美希「うんっ。……さっきの約束、破ったらどうなるか……忘れないでね?」
(テクテク)
(ピタッ)
P「うーむ、何かの因果が俺を事務所へ辿り着かせてくれない」
P「誰かが後をつけてくるんだよなァ」
P「……だーるーまーさーんーがー……」
P「転んだぁっ!」クルッ
響「……えへ、見つかっちゃったぞ」レイプメ
P「うーむ、千早だと踏んでいたんだが、外れたか」
響「なんで千早の名前が出てくるんだ?」
P「いや、後をつけてきそうだから。そしてお前もミッシングハイライトか」
響「今朝みんなのご飯をよそってる時に落としちゃって……いぬ美に食べられちゃったんだ」
P「貴音一派か」
(スンスン)
P「なんだなんだ」
響「……色んな女の子の匂いがするぞ」
P「そりゃあアイドルのプロデューサーだからなぁ」
響「そうじゃないよ」
(グイッ)
響「この匂いは……生半可な接触じゃつかないよ。それに、ピヨ子の匂いが一番強い」
P「あーあー」
響「ねぇプロデューサー自分に隠してることがあるでしょ」
響「怒らないからさ、ねぇ言ってよプロデューサー、悪いのはプロデューサーじゃないから」
P「ああうん、あのな」
響「ねぇねぇねぇねぇねぇどうしてどうしてどうして自分のことはもう飽きたのねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」
P「響」
響「っ」ピクンッ
P「ご主人様を困らせるな」
響「あ……」
http://i.imgur.com/754jVUs.jpg
背景黒だからマジでハイライトがないように…
(グッ)
響「あっ!」
P「お前は、誰のペットだ?」
響「……プロデューサー、です」
P「分かってるじゃないか。よしよし、偉いぞ」ワシワシ
響「えへへ……」
P「ペットなら、匂いが付いてることに文句を言うんじゃなくて、自分の匂いで上書きするくらいしたらどうだ?」
響「う、うん……じゃあっ」
P「だが、今はダメだ。外だしな」
響「そ、そんなぁ……」
P「ま、今度お前んちに遊びに行くとするか。……調教を兼ねてな」
響「っ!」バッ
P「楽しみにしてな」
響「うんっ!」
P「しかし響は上手く撒いたものの、大分遅くなっちまったな……」
(プップー)
P「ん? 車?」
(ウィィィィン)
律子「こんなところでなぁに油売ってんですか」
P「おー律子。いやぁ、愛と感動のストーリーがそこかしこで繰り広げられててな」
律子「馬鹿言わないでください。事務所に戻るんですか?」
P「うん」
律子「じゃあ乗ってください。私も戻るところですから」
P「じゃ、お言葉に甘えて」
(バタンッ)
P「律子はちゃんとハイライトがあるな……うんうん」
律子「は?」
P「いやまぁこっちの話」
律子「……色々と大変だったのは察しましたよ」
(ガチャッ)
P「おー、ただいま事務所」
律子「誰もいないんですかね」
P「そうみたいだな。音無さんの気配もない」
律子「ふぅん……」
(ガチャンッ)
P「ん? 手錠?」ガキッガキッ
律子「それは好都合ですね。どうやって締め出そうかなーと思ってたんですけど」
P「んーと、律子さん?」
(ポロッ)
律子「これで二人きりですね……プロデューサー殿?」レイプメ
P「うーむ、偽ハイライトとは恐れ入ったなァ」
P「本格的に動けないぞコレ」ガキッガキッ
律子「オモチャじゃないんですから。手に入れるの、割と大変だったんですよ? ちゃんと強度はチェック済みです」
P「抜かりないな」
律子「無理に褒めなくてもいいですよ。手間がかかった分、たっぷり楽しませていただきますから」
P「割と何もできないな」
律子「じゃあ、最初は——」
(コンコン)
P「? 来客か?」
律子「……誰かしら。予定はないけれど」
(コンコン)
律子「やりすごしましょう」
(……)
(ガンガンガンガンガンガンガンガンガン!!!!!!)
P「おい、割と危ない相手みたいだぞ」
(ガキッ)
律子「扉が壊される!?」
(ガチャン!)
(バキャッ!)
(ガタァンッ!)
千早「……律子……プロデューサーに何をしているの……?」レイプメ
P「やっぱりお前だよなぁ」
律子「千早……私達のこと、追いかけてきてたの?」
千早「うぬぼれないで。どうして律子のことを追いかけないといけないの?」
千早「私は単に、プロデューサーをずっと見続けていただけよ」
P「あっ、やっぱり外で感じた視線は千早ので合ってたんだ」
千早「律子、今すぐプロデューサーを放して」
律子「……動かない方がいいわよ、千早」
千早「?」
律子「その机よりこちら側に来たら……プロデューサー殿の首、掻き切るわ」
律子「誰かにあげるくらいなら、いっそ私の手で」
千早「構わないわよ? すぐに私が律子を殺すから」
律子「?!」
千早「プロデューサーが生きてても死んでても、独り占めできればそれでいいの」
律子「ち、千早……狂ってるわよ……」
千早「くすっ、あなたこそ」
P「人の命の行く末を勝手に決めないで欲しいかなーって」
P「千早」
千早「何ですか?」
P「『待て』」
千早「っ!」ピタッ
P「……律子、手錠を外せ」
律子「で、でも」
P「いいから」
律子「……分かったわ」
(カシャン)
P「ふー、痛かった。さて、千早はそのまま『待て』、だ」
千早「……はい、プロデューサー……」
P「そして律子、こっちを向け」
律子「はい……?」
P「んっ」
律子「んむぅっ!?」
千早「っ!」
律子「あ、は……ちょ、ぷろっ……ん……」
律子「ちゅ……はぁっ、舌、入って……」
律子「ちゅる……ちゅ……はぁっ……」
P「……っふぅ。驚いてた割には情熱的じゃないか」
律子「わ、私のせいじゃ……それより、千早の前でどういうつもりですか?」
P「ああいうつもりだよ」クイッ
千早「……プロデューサーに……目の前で、見せつけられて……」ビクッビクッ
P「どうせ今日も一日中観察してたんだろう? 良い趣味してるな、千早」
千早「い、今はっ、プロデューサーが待てと言うからっ……!」
P「やろうと思えばなんだってできるだろ?」
律子「……なら遠慮はいりませんね、プロデューサー殿……」
P「おいおい、千早が見てるぞ?」
律子「……見せつけて、あげましょう?」クスッ
千早「……!」ゾクゥッ!
—————————
——————
———
P「ふぅ。律子にも放置プレイを頼まれたのにはまいったまいった」
P「しかし、二人も違うって言うし……このハイライト、誰のなんだろうなァ」
P「さて、二人とも帰ったところで事務仕事を片付けないと……」
(ガチャッ)
亜美「兄ちゃん兄ちゃん、今ヒマー?」
P「うーん、まさに今から暇じゃなくなるとこだった」
亜美「そっかぁ。ねぇねぇ」
P「だから暇じゃないって——」
(スッ)
亜美「……これ見ても、そんなこと言えるの?」レイプメ
P「おいおいなんだよこの見事な隠し撮りビデオは」
亜美「こんなのコーヒョーされちったら、みんな大変だよね?」
P「お前も大変なことになるぞ」
亜美「亜美は別にいいもん。子どもだから大した扱いされないし」
P「ふーむ、意外と考えてるんだな」
亜美「でも、兄ちゃんやみんなは違うっしょ? だからね、兄ちゃんは亜美のゆーコトを聞くしかないんだよ?」
P「……要求はなんだ?」
亜美「そだねー……まず、兄ちゃんには亜美専用になってもらうから。亜美のために何でもやって」
亜美「子どもだからってアイドルだからって逃げちゃダメだよ? 亜美がやれって言ったら何でもやるんだよ?」
亜美「そうじゃないと、すぐにコレばら撒くから。亜美、怒ると怖いよ。んっふっふっふっふっふっふっふっふっふっふ〜〜〜」
P「ほうほう、そりゃ恐ろしい。……だが、決定的なミスがあるな」
亜美「……え?」
P「それはDVテープで録画してる上に、映ってるのはついさっきの映像」
P「つまり」
(バッ!)
亜美「あっ!?」
P「ダビングや取り込む時間もなかった。よって、このテープを押さえれば俺の勝ちだ」
目から光が無くなっただけでここまで性格壊れるとか・・・。
P「スマホか何かにしておけば良かったのに、無駄に凝り過ぎたな」
亜美「だ、だって……兄ちゃんを好き勝手出来ると思ったら、気合が入っちゃって……!」
P「さて、亜美。お仕置きの時間だ」
亜美「あっ! やっ——」
(ペシンッ!)
亜美「うあっ!」
P「悪い子にはお尻ペンペンだ」
亜美「ごっ、ごめんなさっ——」
(ペシンッ!)
P「反省したか?」
亜美「ごめ……ごめんなさ……うぁぁん……」
P「よし、反省したな。さて、次はそっちに隠れてるやつだな?」
亜美「え?」クルッ
真美「……」レイプメ
P「うーむ、お前もハイライトがないのかー。でもサイズ的に二人ともこれは違うよな」
○ ○
亜美「うん……亜美達のじゃないよ」
P「ならこれは一先ず置いておこう。で、真美」
真美「っ」ピクンッ
P「お前も俺を脅迫するのか?」
真美「……うん」
(スッ)
P「レコーダーか」
真美「映像はないけど……mp3で録音して、もう真美のメールに送ってあるよ」
P「それを押さえても手遅れ、ってことか」
真美「うん。……そう、真美ね、とっても悪い子なの」
真美「だから……」
真美「真美にも、お仕置きしてよ、兄ちゃん……」
P「……こっちにこい、真美」
真美「う、うん……」オズオズ
P「悪い子だな、真美は」
(ペシィンッ!)
真美「うあぁっ!」
P「悪い子には、しっかりお仕置きだ」
(ペシィンッ!)
真美「ごめんなさいっ! 真美が悪い子でっ! うあぁんっ!」
P「はぁ……でもな、真美。俺がガッカリしたのは、真美が悪い子だからじゃない」
真美「……」
P「お前は、いつからこんなことを喜ぶ子になった?」
真美「よ、喜んでなんて……」
P「謝りながら満面の笑顔じゃないか。どう言い訳をする、真美?」
真美「ま、真美は……真美は……そこも含めて、悪い子なんだよ、兄ちゃん……」
P「ふぅ。亜美、真美。お前らがこんなことをしなくても、俺は言うことを聞いてやるよ」
亜美「……え?」
P「子どもだからとかアイドルだからとか関係ない。お前らが本気、ならな……?」
真美「に、兄ちゃ……」
P「今度、俺の部屋に来るといい。『知りたいコト』、何でも教えてやるさ……」
亜美「……うん、兄ちゃん……」
真美「二人で行くから……」
亜美真美「「色々と、『教えて』、ね……?」」
P「ああ、三人だけのヒミツだ。ほら、今日は帰れ」
亜美真美「「えへへ、じゃあ、またね」」
P「ま、次ハイライトを失くしたらの話だけどな」
P「ええと、ハイライト小を二つ追加、と……」
(カキカキ)
P「……ふぅ、さて」パタン
P「仕事も終わったし、そろそろ帰るか」
P「帰る前に、屋上で一服、っと……」
(ゴソゴソ)
P「ええと、俺のハイライトどこにやったかな……あったあった」
(カンカンカンカン)
(ガチャッ)
P「さて、風に当たりながら……ん?」
「……」
P「よぉ、先客か」
春香「あ、プロデューサーさん……」
P「今日は来てないかと思ったよ」
春香「プロデューサーさん、今日は大変だったみたいですね」
P「話を聞いてたのか?」
春香「はい。さっきも助けてあげようかなーとか思ったんですけど、楽しそうだったので」
P「いつ首を掻き切られるかヒヤヒヤしてたんだぞ?」
春香「そんなことになったら流石に止めに入りますよ」
P「うんうん、はるるんはいい子だなぁ」
春香「えへへ……そんな、誉めても何も出ないですよぅ」
P「で、なんでさっきからずっと俺に背を向けてるんだ」
春香「……」
P「はーるるん?」
(クルッ)
春香「……プロデューサーさん」レイプメ
春香「プロデューサーさん……酷いです」
P「俺何かしたっけ?」
春香「いっぱいしましたよ」
春香「雪歩に家を守ってと言って」
春香「真に命を握らせて」
春香「小鳥さんに頬擦りさせて」
春香「やよいに面倒を見ると言って」
春香「伊織にそそられて」
春香「あずささんを口説いて」
春香「四条さんに自身を食べさせて」
春香「美希に快楽を与えて」
春香「響ちゃんを可愛がって」
春香「律子さんと濃厚なキスを交わして
春香「千早ちゃんを興奮させて」
春香「亜美を気持ちよく叱って」
春香「真美に望むようにしてあげて」
春香「私、ずっとずっと」
春香「ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
見てたんですよ?」
P「一日中付きまとってた視線は千早じゃなかったのか」
春香「プロデューサーさんは、きっと私の所に戻ってきてくれる」
春香「そう信じて、待ってました」
春香「そして、プロデューサーさんは戻ってきてくれた」
P「ああ、春香が一番だからな」
春香「私は雪歩じゃないですよ? ふふふっ」
P「春香……」
春香「あーあ、悔しいなぁ。みんな、あんなに幸せそうだったのに」
春香「……私、プロデューサーさんに言葉をかけられても、幸せになれない」
春香「ねぇ、どうしてですか?」
春香「プロデューサーさん」
春香「私、プロデューサーさんに幸せにしてもらう資格、ありませんか?」
春香「私、幸せになれない子ですか?」
P「おい春香」
春香「そっか」
P「春香ってば」
春香「じゃあ私、死んじゃえばいいんだ——」
P「話を聞かんやつだな」
(タンッ)
P「おい、柵を越えたら危ないだろ」
春香「当たり前ですよ。死ぬんですから」
P「何で死ぬんだ」
春香「この世界では幸せになれないからです」
P「じゃあどこで幸せになるんだ」
春香「生まれ変わったりしたら……今よりは幸せになれると思います」
春香「それに……」
春香「私がプロデューサーさんのせいで死ねば、プロデューサーさんの心の中で幸せになれます」
春香「私、知ってますよ? 自分のせいで死んだら、一生嘆くくらい優しい人だって」
春香「プロデューサーさんの中の私は、きっと世界で一番幸せです」
春香「えへへ」
春香「それじゃあ、私は逝きますね」
P「春香」
(ダダダッ)
春香「ダメですよ、プロデューサーさん」
(フラッ)
春香「ほら、もう落ちちゃう」
(バッ)
P「プロデューサーを嘗めんなよ」
>P「ええと、俺のハイライトどこにやったかな……あったあった」
ん?
(ガシィッ)
P「……」
春香「……へー、間に合うんですね」
P「自分でもちょっと凄いと思ってる」
春香「でも、いくら私が軽いと言っても、片手で持ち上げられます?」
(ググッ...ググッ...)
P「んー、無理だな」
春香「どうぞ、手を放してください。私、落ちますから」
P「残念だけど、放すことだけは絶対にない。断言しよう」
春香「誰かが助けに来てくれるとかご都合主義考えてます?」
春香「それとも、永遠にこうしているつもりですか?」
春香「あはは、まさかプロデューサーさんは超能力者だったんですか?」
P「そうじゃないさ」
(パッ)
(カキカキ)
P「……ふぅ、さて」パタン
P「仕事も終わったし、そろそろ帰るか」
P「帰る前に、屋上で一服、っと……」
(ゴソゴソ)
P「ええと、俺の煙草どこにやったかな……あったあった、やっぱハイライトに限る」
(カンカンカンカン)
(ガチャッ)
P「さて、風に当たりながら……ん?」
「……」
P「よぉ、先客か」
春香「あ、プロデューサーさん……」
P「今日は来てないかと思ったよ」
(グンッ)
春香「……………………………………え?」
P「なら、答えは簡単」
春香「なんで……」
P「というより、最初からこのつもりだったけどな」
春香「なんで……一緒に落ちてるんですか……?」
(ヒュゥゥゥゥ)
P「? 何を言ってるんだ、春香」
(ヒュゥゥゥゥ)
春香「え?」
(ヒュゥゥゥゥ)
P「お前と一緒に死ねるんだぞ?」
P「 こ れ 以 上 幸 せ な 事 な ん て な い じ ゃ な い か 」
春香「プロデューサーさ——」
(ドッ........)
春香(……ああ)
春香(これは、幸せだ)
春香(プロデューサーさんの言う通りだ)
春香「これは」
春香「幸せだ、なぁ……」
——————————————
———————————
————————
—————
小鳥「…………で、ドラマチックに浸った挙句が」
律子「この様、ってワケね」
春香「いやぁ……あはは……」
伊織「春香は軽い打撲。で、プロデューサーは……」
真「右腕骨折して全治一か月」
響「隣の建物の屋根に落ちるとかなー……」
美希「今回ばかりは、春香がドジで助かったの」
春香「ホントだね……ハイライト失くしても私は私だったね」
千早「……ハイライトを失くしていたとはいえ、あんなことを……くっ」
あずさ「今後はしっかりと常備しないといけませんね〜」
亜美「すごかったよねー。全員いっぺんに失くしたのなんて初めてっしょ?」
真美「うあうあ〜……恥ずかしくて兄ちゃんの顔見れないよ……」
貴音「……ところで、あのハイライトの落とし主はどなただったのですか?」
雪歩「そういえば、結局誰のだったんだろう……」
春香「人数分新しいのが届いたし、今となってはいらないけど。気になるよね」
伊織「……んー、でもあの時、何か違和感があったのよね」
美希「違和感?」
伊織「こう、上手く言えないんだけど……ちらっと見た時、変だと思ったのよ」
千早「ハイライトが?」
伊織「いえ、ハイライトじゃなくて——」
P「はぁ、ギプス邪魔だな」
P「ま、一か月程度の辛抱だし、我慢するか」
P「しかしこのハイライト、誰のだったのかね」
○ ○
P「うーむ、謎が深まる」
P「ああ、顔を洗わないと。片手は洗い辛いな……」
(ジャー)
(ザッパザッパ)
P「ふぅ、さっぱりした……ん?」
(ジーッ)
P「……」
P「あっ、このハイライト、俺のじゃないか」ポンッ
P「ええと、俺のハイライトどこにやったかな……あったあった」
http://mup.vip2ch.com/up/vipper41839.jpg
P「全く人騒がせな。やれやれ」
P「じゃ、付けるかな……」スッ
P「…………」
(スッ)
P「……いや、やめとこう」
P「ハイライト付けたら」
P「みんなが他の男に目を付けられても、『素直』になれないかもしれないからな……」
P「ああ、いいんだ、このままで。俺は」
P「ふふふ、ふふふふふふ……」
P「ああ、いっそ事務所の買い置きのハイライトも捨てておこう。勿体ない気もするけれど」
P「ああ……次にみんながハイライトを失くすのが、楽しみだ……」
P「楽しみだ…………」
おわり
楽しかったからもっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともーっと続けてもいいんだよ?(レイプメ)
うーん、別に修正はしなくてもよかったかな
投下して 後から後悔 板の常
たまにはこんなのも楽しいね
読んでくれた人、遅い時間までアリガトウアリガトウ
オツオツオツオツ
荒らしのつもりは無かったが結局ずっとスルーされた。
本当にすみません。
忘れてました!乙!
連投すみません。
乙。
伊織やよい響のレイプメがなんかそそる
乙
みんなヤンデレかわいい
乙
おつん
面白かったよん
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