安価で剣と魔法のバトルトーナメント (56)
十年に一度の武闘大会。腕に覚えのある者が一堂に会し、最強を競う大陸最大の舞台。
あなたもまた、そこに夢を見た挑戦者の一人だ。
↓1 コンマ1の位:心 コンマ10の位:技
↓2 コンマ1の位:体 コンマ10の位:運
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うーん
あ
決して悪くない
そこらへんの骨のある荒くれじゃん、
受け付けはあっさりしたものだった。
苦労して自力で仕上げた書類にはほとんど目を通されることはなく、簡単な事実確認の質問を受けただけ。
金勘定だけしっかりとこなすと、すぐに参加賞の札が渡された。
心:5
技:2
体:8
運:6
主人公の特徴 ↓1~↓3
単語でも文章でも。ただしステータスからあまりに逸脱した特徴を付けようとしてもあまり上手くいきません。
筋肉モリモリのマッチョマン
身長が5m
身体強化魔法
不器用で他流派の技術を覚えられ無かったので、技等は全て自己流。
大仰な扉を開けて帰り道に出る。大きな扉はありがたい。少し頭を下げるだけで出られる。
別に巨体に配慮したわけではないのだろうが、金のある屋敷はなぜか決まってスケールの大きなものを好む。
いや、なぜかなどと白々しい。大きいことは、もっとも分かりやすい力だ。それを、自分が一番知っている。
心:5 技:2 体:8 運:6
フィート 筋肉 巨人 身体強化魔法
↓1 性別選択 男 女 その他
男の子
まだまだでかくなるとでも申すか
大会中、この街には人が集まる。聖都もかくやの賑わいだ。といっても、僕は聖都も王都も見たことなんて無いけど。
どの方向を見ても人、人、人。参加者は言うに及ばず、彼らに提供する武器や食糧、魔法薬も集まってくる。
特にドワーフは大きなギルドが来ていると聞いた覚えがある。僕には関係ない話だ。武器なんていらない。この身一つで優勝する。
小さい生き物を間違えて踏み殺さないように注意するだけだ。
さて、街らしい施設は一通りそろっているって聞いたけど、僕が利用できる場所となると限られている。
初戦まであと一日。今日は何をして過ごそうか。
何しよっか ↓3
適当に修行、適当に街歩きなど
適当に修行
あと日またぐんならトリップつけて
技を磨くぜ
さんぽ
感謝の正拳突き
魔法や闘技で戦う人たちの中には、直前まで技術を磨く人もいる。そんな一夜漬けの技でどうするというんだろう。
体に染みこんだ技を確認することで落ち着いてくる、という人もいる。それはまだわかる。深呼吸で心を鎮めるようなものだろうか。
大切なのは、実力を十全に発揮することだと思う。
というわけで、普段通りに過ごすことにした。人の街を歩くのはちょっとした運動になる。
地震を起こさないように力を抑え、足元の気配を読んで静かに、それでいて邪魔にならない程度の速度を維持して歩く。
↓1 なんかあるー?
1~3:襲われる
4~6:あっ、はいれる店じゃん
7~9:仲良くなる
どれ
ほどなくして、大きめの建造物を見つける。長老の石室よりは・・・少し小さいかな。
位置取りが悪くてうまく看板が見れない。後ろに下がればいいのだろうけど、下手に動くと人を押しつぶしてしまう。
まず足を上げて、動くぞと周りにアピール。それから慎重に足を降ろして一歩下がる。
何か言われているようだけど、都会の声はごちゃごちゃと入り混じって上手く聞き取れない。
↓3 どんな施設?
大型酒場、大図書館など なんでも
王城
巨人の武器屋
こどもと財布にやさしいよろず魔法具店
「こどもと財布にやさしいよろず魔法具店へようこそ」
別に大きい声ではなかったと思う。でも、聞き取りやすい声だった。
広い店の中に、マジックアイテムが詰まっている。吹き抜けの店内は何層にも渡る構造なのに、見たところ階段が見つからない。
声の主を探すけれど、どこにいるのか分からなかった。大量の魔法具が生み出す魔力の圧で、うまく生き物の気配が辿れない。
「トーナメントの参加者みたいだね。何か入り用かいね?」
もう一度、声の聞こえた方を探る。誰も見つからない。
↓3 どうしよっか?
「どこにいるんですか?」「何で参加者ってわかったの?」など
まず姿を見せてくれないか?
見えない相手と話すのは落ち着かない
1日で覚えられる魔法とか無い?
感じたままを伝えてみる。見えない相手と話すのは落ち着かない、と。
「なるほど一理ある。見えればいいんだね?」
魔法を使われた感覚は無かった。派手な呪文とか光とかはまったくなかったし。
その人は最初からそこにいたように、僕の目の前。中くらいの層に立っている。そこは一度確かめているはずだったのだけど。
改めて、その人を見る。
異種族の外見の良し悪しは分からないけど、汚れ一つない肌と輝く金髪は、貴族か何かのようだった。
位の高い生き物には、とりあえず丁寧に接した方がいい。
こんにちは。きれいなひと。
「ん、その年で異族の美醜が分かるのかい? お世辞ならいらないよ、つまらない大人の風習なんて知らない方がいい。
大体、外見なんて大した意味はないんだよ。大会中、客の前に姿を見せる魔法具店の主は、よほどの実力者か馬鹿だね。ああ、それか良い用心棒がいるか」
そうなのか。大会に負けた参加者が暴れることもあるから、この街の住人は何かと鍛えられているものだと聞いていたのに。
「魔法具は手っ取り早く強くなれる手段だからね。他より狙われやすい方だろうさ」
それならそれで、自分のものを守るために戦うべきではないだろうか。やっぱりよくわからない。
↓3 何か話すことあるー? 同時にコンマ判定
1~3:特に何も無い
4~6:他のお客さん
7~9:こどもにやさしかった
ksk
他に僕でも入れる店ある?
↑
店内に無造作に転がっている数えきれないほどの魔法具。僕の知らない魔法の世界。
まったく気にならないわけではなかったけど、買うつもりもないのにじろじろ見るのも失礼だろうか。
他に僕が入れるような大きさの店があるかどうかだけ聞いてみる。
「ん? 商売敵の紹介をしろって? そういう話は何か買ってからするのがマナーってもんさね。
でもまあ、ここはこどもに優しい店だからね。請われた以上は、何かしてやらないとねぇ」
周囲のものがいくつか、浮かび上がる。
店主はそれを1つ1つ指さして「幸運を見つける地図」「体が小さくなる薬」「遠見の水晶玉」などと効用を述べていく。
それからふと手が止まって。
「ああ、なんぞ用事があるなら、私が代わりに買い物に出ても構わんよ。まあ、多少の手間賃くらいはもらうけどね」
ありがたい話ではあるけど、それでは誰が店番をするというのか。もし代わりに頼むといわれても、魔法のことはあまり分からない。
簡単な身体強化を1つ覚えているばかり。体系だったものではないし、術理の説明もできない。まして魔法具なんて扱えないよとあわててしゃべっていると。
「坊や、私が本当にここにいると思ってるのかい? そりゃ光栄だね。そんな自信満々満々の武闘派魔法使いに見えるかね」
その人の隣にもう一人。気づけば後ろにもう一人。もう一人。もう一人。驚いた。
幻影の魔法は見たことがあるけど、気配が薄いのでそのときはすぐわかった。こんなに近くでそうと気づけない幻があるのだろうか。それとも精巧な機鋼人形だろうか。
なるほど、確かにこの街で客商売を営む人たちは、それなりの実力者なのかもしれない。
「おっと、お客さんだね。こどもと財布にやさしいよろず魔法具店へようこそ」
↓1~↓3 新しく来たお客さんの特徴
同時に↓1↓2でお客さんの心技体運判定
小人の女の子
ボーイッシュ
ふたなり
心:4 技:3 体:2 運:6
フィート:小人族 多重印象 両儀
客が来たと言っていたけど、扉は開いてないし物音も無かったし、誰も入ってきたようには思えない。
「壁の隙間から入るのは、あんまりお行儀がよくないよ。ねえクリス」
はっきりと一点を見つめて話しかけてくる。けれど、やっぱりそこには誰も見当たらないのだ。
「また無茶を言うねえ」
「お前さんのは特注品になるから、金がかかるんだよ」
「はいはい。三日は見てくれないとねえ」
一人芝居をしているようにしか見えない。魔法使い同士だとこうなったりするのかな。
↓3 まだこの店でやることがある?
小さくなってもパワーは同じ、的な身体の伸縮自在グッズのようなものがほしい
人のいるなしによって↓2とかにしてもいいかもよ
周りの物音をよく聴き取れる道具はない?
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.【名前】:エイル /⌒) ._____|_ |.::.:..:.[]::.:.::.:|. ゝ ...彡ミミ、..;彡ミ..
.【性別】:男 | T/⌒) ┐ . :┌┐| |.: :.: :.:.:.:.:..::|.7===fニ..彡ミ彡ミ 彡ミミ、
.【フィート】:筋肉・巨人族・身体強化. |`7'..:/ └─┘└l::.|.:.::.[]:.::_..:|.′. ._ ,彡彡ミ幺彡彡 、,,
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.心:■■■□□:5 : : :/^7<:〈 . : : : : : ::/ ̄ ∠/...:..:..:..\/..:..: :..:.\/ ;.:゙;;ミyゞ;ミ゙o
.技:■□□□□:2 /...::|::::|/|\. ..∩.:.::.:| ̄ .:| | :..:..:.::[]..[]:|ェェェiェェェェ|.. ミヾ:;”゙':,oヾミ
.体:■■■■□:8 //ト、У〕:|:....;>.|..|. :..::| . :| |. .:.:.:...: :|.lニニ|l...:.:|┌ヾ':,ゞ;゙;”;ミ;:ミ
.運:■■■□□:6 //.:::::;>|::::|/ヘ「 ー┴─ー.|__;;| | :...:...: :|:|...:::::::||=|│|....: :::}il|{´
物理特化。その巨体はそれだけで勝負を決めうる極めて大きなアドバンテージだ。
半面、絡め手に対処する術はまったく持っていない。強いときはとことん強いが、弱い相手には弱いタイプ。
国によっては巨人は魔獣扱いされ攻撃対象となることもあるが、トーナメントが開催されるこの地方は
寛容を持って知られており部族差別が少ない。大国の間に位置する緩衝国家としての性質か。
巨人の中では比較的賢い部類。知識は無いが、頭は悪くない。
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ソ_) じノV ./ |ン ヽ | | ゝ、
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【名前】:クリステル・バレアミルク・キダイ・シングステン(略) ヽ.....:::::::::.t'二,ヽ、 レ'<二──---ヽヾ..,,;゙´;;丿
【性別】:両性 ヽ,........:::::::::;;;.ヽ ! _ノ \ヽ;.;;;;´.,,
【フィート】:小人族・多重印象・両儀 ヽ,.. ;:::::::::.....V_人 ゙ー┬┬''"´ \';.:::;;;´`゙;丶,
,ヽ,;;;\........,.,.,.;,..`ヽ'`ヽ):.;,.;,.;,.;,.;,.;,.;,.;,,::::::゙ヾ,;::::::ヾ`,,
心:■■□□□:4 ,,. `゙丶;;,,,丶゙,,,....,;..,;;,.,;,.,;,.,;,.,;;,...,;,.,;,/,,,;;;,.;,.;`,...::;;;i;;;;;;;;i;,,
技:■■□□□:3 ー`:;;;;;;丿 ```゙゙゚゙゙;;,,゚゙゙゙゙゙゚゙゙ヽ;;;;;,::.....丿`゙゙゙゙ゞ:::::i;;;.,;
体:■□□□□:2 /`゙゙´ ``````ヾ;;;;ヽ ,;`,;´;;;;;:
運:■■■□□:6 ;;;;;l|l|l|,i!,, ,,,;i´,;゙゙;;;;;;; '
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小人族は広く他種族と交流を持ち、個体数では人を上回ると目される有力部族である。
機知に長け、魔術理論に秀で、世の理を解き明かす学者肌の一族。ただ、戦闘力は高くない。
魔力量自体は低い部類で、身体能力は見ての通り。部族全体としてならともかく、単独では最弱クラス。
他人に対して与える印象を意識的に変える、というテクニックを会得しており、変装や詐術、ミスリードに優れる。
性別を偽ることさえ造作もない。とはいえ、同じ小人相手でもなければそんな細かい変装は必要無いのだが。
エラーコード
両性具有にして全属性適正持ちの特異点。
安価は↓にズラしておやすみなさい
↓3だと時間かかるから↓2くらいのほうがいいのでは?
人の街にしばらく滞在して思ったのだが、やはり周りのものが小さくて不便だ。
なんとかできないものか。たとえば、力はそのままで見た目だけ小さくなれる魔法のアイテムとか。
それかせめて、足元の声を聞き分けられるのに困らなくなるアイテムくらい、あってもいいと思う。
「おや、巨人は大きさを誇るものだと思ってたんだけどねえ」
それは違う。大きさは力の1つだ。ぼく達は力を誇るのであって、無暗に大きければいいわけではない。
すぐ大きくなるが脆くて軽い筏木にたとえて、大きいだけで動きの悪い巨人を、ノロバルサと呼ぶ。
それよりも水に浮かばないほど重くて硬い、鋼黒檀の細木でありたい。
↓1小さくなるグッズ ↓2物音を聞き取れる道具 あるー?
1~6:ないよ
7~8:あるよ
9:もってけ
あ
ぬ
「悪いけど、今の坊やが使えるものはないね」
こんなにたくさんのアイテムが転がっているのに、本当に無いのだろうか。
似たような効果があるなら、別にぴったり注文通りでなくてもいいのだけど。
「魔道具を使うにも、向き不向きってものがあるのさ。うちはその人にぴったり合わせたものを作ろうとすることが多いからね。
他の人に渡してもそう上手くいかないよ。大体、誰でも使えるようなのは、大したことはできないもんだ」
それはおかしい。一人一人に合わせたものを注文を受けてから作るなら、商品がこんなに大量に残っているわけがない。
「ん。そりゃねえ。徹夜して必死で作っても、一日二日でできやしないからさ。
大会中、最初の一週間で何人が国に帰って、何人が帰れなくなるか考えてごらんよ」
たくさん注文を受けて、その大部分が売れ残っている……となると、このお店はいったいどうやってやりくりしているのだろう。
「他の店だと、即金払い以外は強そうなやつにしか認めないこともあるから気を付けなよ。
製造依頼を受けてもらったと思ったら、力試しだって言っていきなり斬りかかってくる武器屋もあるからね。疲れてるときは下手に動き回らないことさね」
↓3 他にやることある?
・そろそろ帰る ・何か作って ・ところで誰と話してるの? ほか
巨人でも入れそうなお勧めの飲食店とかの場所を聞く
↑
動かない安価ワロタ下2でいんじゃね
安価は>>48
なるほどそれは困る。先に聞いておいてよかった。
この街の店主たちはひとかどの実力者揃いだと聞くし、突然襲われて試合前に怪我でもしたらたいへんだ。
半端な状態で戦うのは、命懸けで大会に挑む他の参加者に申し訳が立たないというもの。
「へぇ、怪我してても負けはしないってかね」
やられたときは、それで終わりだ。負けた先のことを考えても仕方ない。
悩むとか困るとか、生きていくつもりだから考えることだ。
「前向きだね」
それで、生きていくつもりだから食べ物がほしい。一つ所に人が集まりすぎているせいか、山一つ越えても獣が少ない。
お金はそれなりに持っているので、あとは僕でも入れる飲食店があればいいのだけど。
「それは、店の大きさ的な意味かね? それとも、食材のストック的な意味かね?」
↓1
1~3:知らないね
4~6:だから何か注文して行けって
7~9:仕方ないにゃあ
さ
「まあどちらにしろ前に言ったとおりだよ。他の店を教えろって言うなら、何かここで頼んでからにしな」
だから一度頼んでみたのだけど、無いと言われてしまった。
無いものは無いのだから、仕方ないのではないだろうか。
「そりゃ、今は無いって話さ。坊やのパワーを損なわないまま使えるような便利な汎用品はなかなかね。
小さくなる薬はあるけど、力も相応になる。周りの心の声が聞こえる耳栓があるけど、準備も調整もなしに使ったら廃人まっしぐらさね」
準備と調整ができればどうにかなる、ということか。
ところで、ハイジンという単語がよくわからないのだけど。
「力はあっても、それを使う心が壊れちまった奴のことさね。クリスも、そんな仕事続けてるとそのうち病むんじゃないかい?」
店主は再び、小声でその場に見当たらない誰かと話し始めてしまった。
何か頼むか、さもなくばいい加減帰れ、といったところだろうか。
いい加減日も傾いてくる頃合いだし、そろそろ寝床を探した方がいいかもしれない。
↓3 帰る? 何か頼んでみる?
さっき聞いた二つの道具を注文する
・心
精神力。また、その場に応じて機転の利いた対応ができるかどうか、この街やトーナメントについてどの程度知っているか。
極端な数字になると、安価を挟まずに判断して動く機会が増える。
・運
幸運に巡り合えるかだけでなく、生まれの良さやそれまでの経歴設定にも影響する。
ストーリー開始時での所持金にも関連があるステータス。
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