島村卯月「また通販番組です!!」 (26)

都内の某スタジオにて____、

卯月「みなさんこんばんわ! 今日もテレフォンショッピングの時間がやって参りました。MCの島村卯月ですっ!」ニコ

武内P「同じく、アシスタントのプロデューサーです。よろしくお願いします」タケ

卯月「この番組は346プロダクションに所属のするアイドルを代表して私と凛ちゃんと未央ちゃんのユニットNGとプロデューサーさんが変わった商品を商品する番組です。なんと、前回の放送が好評だったこともあり2回目の放送です!」パチパチパチ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476783151

武内P「まさか二回目があるとは思いませんでした」

卯月「それでは早速参りましょう。まずはこの商品です」


商品 その1

卯月「最初の商品はこちら、この健康飲料『B型のやつ』です!」っ

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122069.png



武内P「B型のやつ? 随分と安易なネーミングにも思えますが、これはどのような商品なんですか?」

卯月「はい。商品を説明する前にまずはこちらの映像をご覧ください。プロデューサーさん、こんな経験はありません?」

奈緒『はぁ……何してんだろ、私』ドヨーン

武内P「か、神谷さん!? すごく落ち込んでいるように見えますが一体何が……」

卯月「これはただのVTRですから、そこまで感情移入しなくても大丈夫ですよ」


奈緒『はぁ……なんか最近毎日怠いなぁ……。なかなかやる気出ないし、それにしたアイドルの仕事にもやり甲斐が感じなくなってきた……』

奈緒『トライアドの活動もそうだけどさ、本当ならソロでとっくにトップアイドルになっていろんな人からわーきゃー言われてたはずなのに……』

奈緒『これも……AB型だから、血液型がB型だったらなぁ……』

奈緒『そうだ…………死のう』


VTR出演:神谷奈緒
※血液型で人を決めつけるような放送をしてはいけません


卯月「____という経験はありませんか?」

武内P「……いえ、ありません」


武内P(そもそも神谷さんはああいうキャラクターではなかったはずでは……)

卯月「誰もが憧れる血液型____それはズバリB型です! ちなみに私はO型なんですけど、プロデューサーさんは何型ですか?」

武内P「実は私は血液型を調べていなくて、おそらくB型ではないとは思うのですが」

卯月「そんなB型に憧れている全ての人にオススメなのがこの『B型のやつ』なんです!」デデン

武内P「憧れているわけではありませんが……どのような商品なのでしょうか?」

卯月「はい。この商品なんですがB型の人から実際に採取した純度100パーセントのドリンクなんです」

武内P「それはつまり、実際にB型の方から採取した本物の血液ということですか!?」

卯月「はい。使い方はとっても簡単、毎日たったの15リットルを飲み続けることで、数日後にはB型ではないあなたもB型になれちゃうんです!」


武内P「そうなんですか……。しかし、他人の血を輸血でもないのに直接摂取するのはいかがなものでしょう。たとえば採取した方が何か病気を持っていた場合などを考えるとリスクがあると思いますが……」

卯月「……お支払い方法はとっても簡単です!」ニコッ

武内P「島村さん?」

卯月「月々8000円の15回払いです。今ならご購入された方全員に私島村卯月の最新写真集をプレゼントします! 限定生写真付き」

武内P「……それは欲しいですね」

卯月「みなさんからのお電話、お待ちしています♪」

商品その2


凛「次は私の番だね。今回もオススメの商品を紹介するよ」

武内P「渋谷さんはどのような商品を紹介されるのでしょうか?」

凛「今回の商品だけどその前に質問。プロデューサーはその日の日付や曜日がわからなくなったって経験はない?」

武内P「日付や曜日ですか? 確かにしょっちゅうではありませんが仕事で忙しくなって曜日の感覚がずれるという経験はあるかもしれないですね」

凛「私たち以外にも多数のアイドルのためハードな業務をこなすプロデューサー、そんな忙しい現代社会で生ける人々にはカレンダーは必須のアイテムだよね」

武内P「確かにそうかもしれませんね。今の時代スマートフォンなどで時刻や日付も簡単にわかりますが、部屋には紙のカレンダーは欠かせませんね」

凛「そんなプロデューサーみたいな人にオススメなのがこの商品、その名も『世紀めくり』だよ」っ

武内P「せ、世紀……?」

凛「そう、『世紀めくり』だよ」

武内P(何故でしょう、渋谷さんのイントネーションにどことなく悪意を覚えてしまうのは)

凛「日付や曜日もそうだけど、今何世紀だっけ? ってなることってたまにあるよね」

武内P「……そう、でしょうか?」

凛「使い方はシンプル。部屋の壁にかけてめくるだけ。世紀毎にめくればいいから日めくりカレンダーのように毎日めくる必要もいらないね」

武内P「ええ、百年に一回だけですからね」

凛「支払い方法も簡単、月々5800円の15回払い。今なら女性専用の『女世紀(じょせいき)めくり』もセットでお届けするよ」

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武内P「女性専用もあるんですね」

凛「うん。『女世紀』をめくるんだよ、プロデューサー」



武内P「渋谷さん。その……先程からイントネーションと言いますか、言い方に悪意を感じてしまうのは何故でしょうか?」

凛「何言ってのプロデューサー……」ジトッ

武内P「も、申し訳ありません!」

凛「女性器……こほんっ、女世紀めくりだよ! 女性用の世紀めくりだからこのネーミングなんだよ」

武内P「あの、渋谷さん……」

凛「プロデューサー、そのさ……収録終わったら私のも……めくってよね」モゾモゾ

武内P「それは……『世紀めくり』のことですよね」

凛「……みんなからの電話、待ってます」

武内P「…………」

商品 その3


楓「では三番目の商品は私高垣楓が紹介したいと思います」

武内P「今度は高垣さんですか。そういえば前回は本田さんが担当されていましたが」

楓「ええ、実は未央ちゃんは別の撮影に行っていて今回は私が代役をすることになったんです」

武内P(本田さんが別の撮影? いや、確かそのような予定はなかった気がしますが……)

楓「あの~プロデューサーさん?」

武内P「あっ、失礼いたしました。それでは高垣さん、商品紹介をお願いします」

楓「はい。私が紹介するのはこれです。いつでもどこでも沼を楽しむことができる『インスタント沼』です」っ



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武内P「沼ですか?」

楓「ええ、このインスタン沼なんですが沸騰したお湯を注ぐだけであっという間に沼が出来ちゃうんですよ。沼のある生活っていいですよね」

武内P「池ならわかりますが、沼ですか……」

楓「お支払い方法はとっても簡単。月々9800円の15回払いで、なんと今なら『シーフード沼』までついてきますよ!」

武内P「それは沼なのか海なのかもはやわかりませんね」

楓「皆様からのお電話、お待ちしています~~」

商品 その4


卯月「楽しい時間はあっという間……残念ながら次の商品で最後です。最後ということで凛ちゃんと楓さんにも加わってもらいました」

凛「よろしく」

楓「ふふっ、よろしく」

卯月「プロデューサーさんにも最後までお付き合いしていただきます」

武内P「ど、どうも……」

武内P(やはりこの企画の趣旨を理解出来ない……。しかし島村さんは随分と楽しそうに見えますし、それに渋谷さんや高垣さんもノリノリですね。ここは彼女たちに合わせて事を済ませることにしますか)

武内P「それでは島村さん、最後の商品を紹介してけださい」

卯月「はい。その前にプロデューサーさんに質問があります!」

武内P「なんでしょうか?」

卯月「プロデューサーさんは、トイレは好きですか?」

武内P「え!?」

楓「プロデューサーさん、卯月ちゃんの質問に答えてあげてください」

武内P「いや、その……トイレを好きかどうかという質問の意図がよくわからないものでして」

凛「ちょっとプロデューサー、卯月の質問にちゃんと答えてあげなよ! 好きかどうかを訊ねているんだし二択じゃん!」

武内P「二択ということは好きか嫌いかということでしょうか?」

楓「その通り、プロデューサーさん。今の時代アイドルだって普通に糞尿を便器に垂れ流すです」

武内P「高垣さん! アイドルがそういう発言を公共の場でするのはいかがなものかと……」

凛「何言ってるのプロデューサー! アイドルとはいえ所詮は一人の人間、健康な人間なら毎日小便や糞をするでしょ!」

武内P「渋谷さんまで!」

楓「卯月ちゃんだって毎日するわよね?」

卯月「はい。島村卯月、毎日快便です!」ニコ

武内P「島村さん、そんなことを笑顔で言わないでください!」

凛「それでプロデューサー、プロデューサーはトイレは好きなの?」

武内P「……まあ、人間にとってトイレは欠かせないものではありますから、嫌いではありませんが」

卯月「なら問題ありません!」

凛「今回はトイレに関わる商品だよ。そこで、346プロダクションで一番糞尿のイメージが強いアイドルに現場に行ってもらったよ」

武内P「現場とは? それに我がプロダクションにそんなイメージの方はいないと思いますが」

楓「それではVTR、スタート!」

未央『やっほーー! 菊の花は輝くミツボシ★ 糞尿といえばこの私、本田未央だよーー!』

武内P「本田さん!? これは一体どういうことですか!?」

凛「静かにしてよプロデューサー、VTRの途中なんだから」

武内P「す、すみません。しかしこれは……」

卯月「未央ちゃんにはこれから紹介する紹介を製造販売している会社に実際に行ってもらってきたんです」

武内P「だから今回は本田さんはこのスタジオにはいらっしゃらないのですか」

未央『私が本日お邪魔しているのはこちら____トイレのことならなんでもおまかせ、『便器道具株式会社』さんです!』

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未央『それでは早速お邪魔したいと思います!』



未央『____というわけで今回は社長さんにお話を伺いたいと思います』

社長『よろしくお願いします』

未央『社長さん、今回はどんな商品を紹介してくれるんですか?』

社長『はい。今回のこの『音止塾』ですね』っ

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未央『ほうほう、それは一体どんな道具なんですか?』

社長『はい。ところで本田さん、本田さんは1日に何回くらいおしっこをしますか?』

未央『うーん……15回くらいですね。私の家は代々頻尿なんですよ』

社長『そんな方々にうってつけなのがこの商品です。女性の方はおしっこをするときのちょろちょろ音を聞かれるのは恥ずかしいですよね』

未央『確かに! うちは私がトイレに入ると扉の前で兄や弟が音を聞こうとしてもう最悪だすよ~~』

社長『そんな場合に役に立つのがこの商品。本田さん、ちょっとスイッチを押してみてください』

未央『どれどれ、ポチッとな!』
ポチッ


\ブリッ、ブツチチ、ブッチッパ、ブブフ…ブリリィリブブブブゥゥゥゥッッーーー/


未央『うわぁーー、これはすごい!おしっこの音が一瞬にしてう●この音に早変わりした!』

社長『このスイッチを押すことでおしっこの時の恥ずかしい音をう●この音に誤魔化せるんですよ。さらに音にもこだわりました。今回はこの音の再現に人気アイドル声優Y・Aさんに厳しく監修して頂き、完全なるプッチッパ音の再現に成功しました』

未央『これは買わなきゃ損ですね』

社長『はい。是非ともたくさんの方々にお買い求め頂きたいと思います』

未央『この番組を観ているみんな、是非とも買ってね! 未央ちゃんからのお願いだぞーー★』

未央『さて、気になるお支払い方法ですが、月々15400円の15回払いです』

社長『各種カードの支払いにも対応しております。皆様からのお電話、お待ちしております』

未央『それではスタジオにいるしまむーにお返しするよーー!』

卯月「はい。未央ちゃんに社長さん、ありがとうございました!」

凛「おしっこの音をう●この音にカモフラージュするなんて斬新だね」

楓「まさに"世紀(せいき)"の大発明ね……ふふっ」

武内P「…………」

卯月「こちらの商品ですが、今回ご購入いただくと特典として美城常務の排泄時の音を録音した『音城姫』をプレゼントします!」

武内P「なんですって!?」

卯月「皆様からのお電話ーー」

凛、楓「お待ちしていますーー!」

そして収録後、


武内P「あの、島村さん?」

卯月「はい、なんですか?」

武内P「『音止塾』を購入すると美城常務の排泄音が流れる『音城姫』も貰えるのですよね?」

卯月「はい、そうですよ」

武内P「…………その、今西部長バージョンもありますか?」

凛、楓「えっ……」

後日、事務所にて……


今西部長「はぁ……痛い痛い」サスサス

ちひろ「あら、お尻なんかおさてえどうかされたんですか?」

今西部長「いやぁ~~、ちょっと武内くんのためにお尻の穴に負担のかかる収録をしたもんでね」

ちひろ「え!?」

今西部長「トイレに連れられて無理矢理しろだなんて言われたもんだからヒリヒリして仕方がない。はぁ……今度医者に診てもらって薬を貰おうか」

ちひろ「…………やったぜ///」


END

以上で終わりになります。
全作:島村卯月「通販番組です!」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1476570028

最後になりますが、下ネタやキャラ崩壊が苦手な方はご注意ください。

注意が遅すぎるだろww

このシリーズすこ

嫌いじゃないがホモが余計

>>25
いや、ホモこそ重要だろ!

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