モバP「日本の夏、346の夏」 (46)

みく「いきなりどうしたの?熱すぎて頭パーンしちゃったの?

まゆ「まゆはPさんが頭パーンしてもずっとお傍にいますからねぇ」

モバP(以降P表記です!フゴフゴ)「違うわぁ。いや、夏休みももう2週間ぐらいで終わりだなぁ、と思ってな」

P「まあ、社畜に夏休みも何も無いんだけどさ」

みく「みく達は普通にあったよ」

P「チッ、学生め…。早く大人になって「ああ、昔はよかったなぁ」って後悔すればいいのに」

みく「まゆチャンまゆチャン、Pチャン暑くて本当にパーンしちゃったみたいにゃ」

まゆ「大丈夫ですよぉ、まゆはどんなPさんでもちゃあんと受け入れられますから」

P「お前ら俺の事嫌いだろ」

みく「別に嫌いじゃあ無いにゃ」

まゆ「愛してますよぉ?」

P「まぁそれは別にいいとして」

P「夏休みの時期も残り半分もないというのに、あんまり夏らしいことしてないなぁ、と思い返してさ」

みく「確かプールいったんじゃなかったっけ?」

P「うーん、しいて言うならそれぐらいだなぁ…」

P「でもほら、夏ってもっと色々あるじゃん。スイカ割りとか盆踊りとか夏祭りとか海水浴とかスイカ割りとか夏フェスとかスイカ割りとか花火とかスイカ割りとか」

みく「スイカ割りしたかったのは凄ぇ伝わったにゃ」

まゆ「あ、でも確かに夏祭りはいけなかったので残念ですねぇ…お仕事で浴衣は着ましたけれど、近所のお祭りはもう終わってしまいましたし…」

P「だと思って」ガタッ

P「ついてこい朱リボン!猫!」

まゆ「えっ、えっ?」

みく「呼び方雑っ!」

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ワイワイ ガヤガヤ ザワ…ザワ… ソコノソースヲトッテクレ


みく「な、な、な…」

みく「なんじゃこりゃーーーー!!」ニャース!

まゆ「じ、事務所の中に屋台が…出店が…こ、こんなに沢山…!」

P「ハッハッ、それだけじゃないぞぉ?こっちに来てみ」

まゆ「な、何が一体どうなって…」

みく「何なの?何なのにゃの!?ってうわぁ!!エントランスにいつの間にか櫓が立ってるにゃあ!」

P「いやぁ、夏祭りぐらい行きたかったのに全然そんな暇無くってさ」

P「同僚とかとそんな愚痴言いあってたら盛り上がって、それならいっそ事務所の中でやっちまうか。って」

P「んで、ついカッとなって」

みく「んな出来心みたいな風に言われても!」

P「ちなみに屋台は各種村上組やら西園寺ホールディングス、肉屋「ざいぜん」に櫻井財閥の協力の元に営業しております」

みく「この業界とにかく無駄にコネだけは作れるよね」

まゆ「でも…会社でこんなことをして大丈夫ですか?美城常務にでも見つかったらギルティでは…」

常務「プロデューサー、これはどういうことだ」スタスタ

みく「わっ、噂をすれば」

P「じょ、常務…!これはその…」

常務「納得のいく説明をしてもらおうか」ギロッ

まゆ「あわわ…ま、まゆのせいでPさんがお叱りを…」

みく「いやいや、タイミング良いだけで完全にPチャンの自業自得にゃ。しこたまお説教されるといいよ」



常務「あれだけ言っておいたのに何故わたあめの屋台が無いのだ!」プンスカ

P「ご、誤解です!ちゃんと4階にありますから!金魚すくいの隣にありますから!」

常務「そうか。それならば特に問題はない。早合点をしてすまなかった」

P「いえいえ、こちらも伝達不足でした。申し訳ありません」

常務「では早速わたあめに出向くとしよう。佐久間に猫の人も存分に楽しむといい」スタスタ

P「…ふぅ、ビックリした」

まゆ「ビックリしたのはまゆ達ですよぉ…」

みく「常務までグルかーい!それとみくの名前覚えてないよねあの人!」

芳乃1「ほーほー」ドンドンッ

芳乃2「でしてー」ドコドンドンッ



みく「芳乃チャン達(?)が櫓の上で太鼓叩いてるにゃ…」

P「夜になったら屋上で花火もやるぞー」

まゆ「随分本格的なんですね」

P「折角の夏だからな。大人だって本当は遊びたいんだよ!」

みく「そういう欲求が募りに募って爆発した大人達の手によってこの有様って訳だね」

P「屋台だけじゃなくて色々やってるから2人も今日1日ぐらいハメ外して遊んでくるといい」

みく「Pチャンはハメ外しっぱなしな気がするけど」

P「前川さん、小梅主催のガチお化け屋敷にご招待ー」

みく「ちょっ!」

P「遠慮しなさんな。芳乃っ」パチンッ

芳乃3「はいなー」ガシッ

芳乃4「ご招待ですー」ガシッ

みく「うにゃあ!何を当たり前のように分身してるにゃあ!」

まゆ「えっ?ま、まゆもですかぁ?まゆはPさんと、Pさんと一緒がいいですよぉ!」

P「さぁ、地獄を楽しみな」

みく「いーやーにゃあー!何でまゆチャンとコンビだとこんな扱いばっかりなのにゃあー!」ズリズリ

みく「Pさーん!まゆは絶対貴方の元に戻ってきますからねぇ!」ズリズリ

芳乃3.4「「ご案内ですー」」ズルズルズリズリ

P「よし、じゃあ俺も遊び……見回りするとしますか」

P「えーっと、まずは何処から行こうかな…七海のマグロ解体ショーかアッキーのライブステージか…沙理奈と雫のローション相撲か…」

P「まぁいいや。順番に行くとしよう」スタスタ

P「あ、豚串一つ」

時子「450円よ」

オフ潰されたぜー、でもテイルズ発売日は死守したぜー……くすん
夏祭りいきたかったなぁ…川越祭りの出店は牛串と鮎の塩焼きは欠かさず食ってたんだけど……よし寝る

やっぱり埼玉県民の人だったか
あと川越祭りは10月にあるぞ(地元民感)

アッキーなに歌うんだよ……

ソース取ってくれって言ってるのがアッキーかと思ったぜぃ…このアッキーなら焼きそば普通に焼けるだろうなあ

ローション相撲会場は初代マン並みの前屈みした野郎達で埋め尽くされてそうだな


未央「前々から思ってたけど、うちの事務所って変わってるよねー」

凛「まあ、普通はビル丸々祭り会場にしようなんて思いもしないだろうね」

卯月「どうかしてるとしか思えませんね!」バリボリ

未央「でもこうしてみんなで夏祭り満喫出来るんだし、どこの埼玉県民の発案か分からないけど感謝しないとね!ほら浴衣だよ浴衣!現役アイドルの浴衣姿だよ!」

凛「うん、私も現役アイドルで浴衣だよ。っていうかそんな人周りにゴロゴロいるよね」

卯月「お店を出してるのもお客もほとんどアイドルって物凄い光景ですね!一般開放したら入場料取れます!」ボリバリ

未央「しまむー、そんなちひろさんみたいな事を…って、リンゴ飴ってそんなスナック感覚で食べるものだっけ」

凛「プロデューサーどこにいるんだろ…どこもかしこもアイドル臭くて全然分からないよ」クンクン

未央「あちこち見回りしてるんじゃない?まぁ見回りなんて口実に思い切り遊んでそうだけど」

凛「ふふ、目に浮かぶね」

卯月「すいませーん!ベビーカステラください!」

ヘレン「250ヘーイよ」

未央「なにその通貨」





P「いやぁ、ローション相撲凄い迫力だったな…まさかあそこで水着がああなって、あんな事になってああくるとは…何があったかは中略するけど」スタスタ

アナスタシア「プロデューサー、カキゴオリどうですか?」フリフリ

P「お?アナスタシアはかき氷やってるのか。何か似合うな」

アナスタシア「スパシーバ…ありがとうございます。お好きなシロップをどうぞ」

P「どれどれ………なぁアーニャさんや、ソースはかき氷にかけないからな?」

アナスタシア「エ?」





美波「え?」

ありす「あ、ありのまま起こった事をお話しします…」

ありす「ロケから事務所に戻ってきたら事務所が地虫よではなくお祭り会場になっていました」

ありす「な、何を言ってるのかわからないと思いますが私も何が起こっているのかわかりません…」

晴「あ、見ろよ橘!たこ焼きあるぜたこ焼き!」

ありす「晴さんはこの状況をおかしいと思わないんですか!?」

晴「えっ?いや、だってこの事務所だし」

ありす「くっ…!何という説得力!」


晴「すんませーん、たこ焼き1つ、あ、やっぱ2つー!」

拓海「おぅお前らも戻ってきてたのか。ほれ、奢ってやるから持ってきな!」

晴「えっマジか!サンキュー!」

拓海「火傷すんなよー」

愛海「すいませーん、そこのサラシに包まれたジャンボたこ焼きはお幾らですかー?」ワキワキ

拓海「焼くぞコラ」



P「いやぁ美波と巴の合作お好み焼き超美味ぇ…俺がロイミュードだったら超進化するとこだわ…」モキュモキュ

智絵里「あ…プロデューサーさん」

P「おや、智絵里も何か出店やってるのか、意外だな」

智絵里「えっと…私、あまりお料理得意じゃないので…動物触れ合いコーナー、です」

P「え、何その天国」

ウサギ「触れ合えるでー」スピスピ

モルモット「モフモフやでー」スピスピ

チンチラ「撫でてやー」スピスピ

志希「ふっふーん」クンカクンカ

P「店員さん、不審者です」ムンズ

志希「にゃふーん」

智絵里「あ、あの……お持ち帰り、ですか?」

P「智絵里さん?」

ダメだまた意識トんでた…歳か?ウサミンよりは若い筈なんだが…
テイルズ…もといとある事情で更新遅くなるかもしれないゴメンナサイ前川が何でもしまむら
寝る

埼玉県民は16歳だった…?

安部さん(紀元前1700年頃)だから>>1(享保5年)位か…

36歳か

タイトルで一瞬電気の味がする方だと思った

安倍菜々さん17歳より年下というと、永遠の16歳以下か

テイルズやってないで書けコラ
むしろテイルズやりながら書け

>>「事務所」が「地虫よ」になってる布団の中に逃げたいベルセリア世界に逃げたい…
ごめん書きます

千枝「あれ、うど…肇さんは出店してないんですか?」

肇「え?う、うん。どうして?」

千枝「いえ、うど……肇さんならてっきり、白くて長くてコシの強い麺類を出すお店を出してるかなぁ、と思ったので」

千絵「ごめんなさい、千枝早とちりしちゃいました」

肇「ううん、別に怒ってないよ?」

千枝「よかったぁ、千枝ホッとしました」

千枝「うど………うどんさんも良かったら一緒に見て回りませんか?」

肇「うん、とうとうハッキリ言っちゃった。惜しかったね」






比奈「プロデューサー、ちょっと寄っていかないスか?」

P「お前も出店やってんの?てっきり引きこもって次のフェスに向けて準備してると思ったけど」

P「で、何やってんだ?」

比奈「よくぞ聞いてくれたっス。コレっス!」

P「えーっと……「漫画家体験コーナー」?」

比奈「はいっ。消しゴムかけ、ベタ塗りなど色々体験出来るコーナーっス!」

P「体よく手伝わせてるだけじゃないか?」

比奈「絵が上手い人はなんと特別に下書きや背景の体験が出来るというお得なサービス付きっス!」

P「だから手伝わせてるだけだろ…ああ、だから奥のほうで沙紀がゾンビみたいになってるのか」

比奈「ささっ、どうぞプロデューサーも。確かベタ塗りぐらいは出来たっスよね」

P「手伝ってほしいって普通に言えよ…ベタってアレだろ?ペン先から手裏剣みたいに墨飛ばすアレだろ?」

比奈「それが出来るのは岸辺露伴とプロデューサーぐらいっス」


沙紀「……おうち帰りたいっす…」カリカリカリカリ

蘭子「生贄を捧げよ!魔王は狂瀾の宴に溺れし供物を求めておるぞ!(凄い賑わいですね!あ、焼きそば!)」

文香「…事務所の入り口を抜けたらそこは夏祭り会場でした。しかも浴衣に着替えさせられて…」

蘭子「主よ!紅ショウガは少な目に青海苔多めに所望せん!」

柑奈「はしゃぎすぎてほとんど標準語になっちゃってる蘭子ちゃんラブ&ピース感高いですねぇ~」ジュゥゥゥ

文香「浴衣、浴衣は…何か落ち着きません…」オロオロ

柑奈「はいどうぞ。青海苔たっぷりなんで後で歯磨きするんですよー?」

蘭子「わーいっ」

蘭子「黒き衣を纏いし邪竜の片鱗、味わうが良いゴーカイイエロー(文香さんもどうですか?出来立て熱々ですよっ!)」ハフハフ

文香「えっ?…あ、では折角なので一口…」

蘭子「美味しいっ!」モグモグ

文香「ヒンナヒンナ」モキュモキュ





ライラ「アイスいかがでございますかー。冷たくて美味しいですよー」

P「やっぱりというか何というか、ライラはアイス売ってるのか」

ライラ「はいー。コズエさんと一緒にやってますですよー」

P「何だそのほんわかコンビ」

ライラ「コズエさんは客引きしてくださってるですよ。はい、プロデューサー殿もお一つどうぞでございます」

P「ありがと。紙に包まれたミルクアイスとか凄まじいノスタルジー感じるな…」

ライラ「でもこんなに大賑わいですとコズエさんが心配なのですよ」

P「あ、大丈夫。さっき空飛んでるの見たから」

ライラ「なるほどー。それなら安心でございますですねー」





こずえ「ふわぁ…あいす、おいしいよぉ…?ふわぁ…」フヨフヨフヨ

亜里沙「…出来たっ!」

杏「あー、駄目だね。ここちょっと欠けてる」

亜里沙「ええーっ?こ、これぐらい…杏ちゃん厳しすぎるない?」

杏「駄目駄目。これが型抜きの醍醐味なんだから」

きらり「うきゃーっ!もう1回、もう1回やるにぃ!」ベキボキバキゴキ

亜里沙「よぉーし、じゃあ私もリベンジさせてもらうわね!今度は全力で…」スポッ

きらり「きらりも本気で…一旦キャラは置いといて真剣にやります!」

杏「はいはい頑張ってー。沢山散財してねー。あときらりそれ絶対外で言っちゃ駄目だからねー」

ウサ子「2人とも頑張るウサ!」ピコピコ




P「お、射的やってるのか」

飛鳥「やぁ。子供っぽいとでも思ったかい?しかし本来生物というのはこうして自らの手で獲物を狩り取るのが自然の姿なんじゃないかな」パンッ

P「そうかもな。めっちゃハズレたけど」

飛鳥「…もう1回」

翠「はい。プロデューサーさんもどうですか?色々取り揃えてありますよ」

P「ホントだ。ライフルにピストル、スリングショットにソニックアロー…俺の地元だと割り箸鉄砲だったのに。時代かな」

翠「小さい子も来ますし、倒さなくても当たれば景品は差し上げるルールにしております。お気軽にどうぞ」

P「なるほど、それじゃあ俺はあそこのトウサイジュウオーを…」チャキッ

飛鳥「…」パンッ

P「あたっ」パコンッ

P「飛鳥、どこ狙ってんだよ」

飛鳥「さて、コレは頂いていいんだよね?」

P「何だその屁理屈は」

P「いてっ」パコンッ

P「…何するのさ」

翠「えへ…」

屋台のわたあめの代金は9割袋代です。仕事ゴタゴタにテイルズにで益々忙しくなってきたよ…夏休みください
あと好きなだけ眠っていられるように誰か精神と時の部屋下さい……オヤスミー

翠かわいい

精神と時の部屋でssを書くんだよ

「スリングショット」って聞くとエロい水着の方を思い浮かべる

夏樹「ホント、この事務所って時々ロックだよな…」

李衣菜「あ、見て見てなつきち!鮎の塩焼き売ってる!」

夏樹「あっ、急に走ると転ぶぞ!…って、もう行っちまったし」

夏樹「なんか落ち着かないな、髪も下してるし…どっちかっつーとアタシも櫓で太鼓叩いてる方が性に合ってるんだけどな」チラッ


芳乃1「ほーほー」ドンドンッ

芳乃2「でしてーでしてー」ドコドンドンッ


夏樹「…どういう人選だありゃ」

李衣菜「なつきちーなつきちー!塩焼き買ってきたよー!」

夏樹「この状況にアッサリ慣れるお前もある意味ロックなのかもな。それにしても買い過ぎじゃないのか?」

李衣菜「あー、みくちゃん見つけたら上げようかと思ってさ」

夏樹「やめろって。可哀想だろ」




P「お、幸子だ。えっと、モンスターボール、モンスターボール…」

幸子「出合頭に何ですか!」

P「いや幸子を見かけたらおちょくらないと…プロデューサーとして。まぁ取りあえずラムネどうぞ」

幸子「プロデューサー業にそんなルールはありませんよ、もう!あ、ラムネはいただきます」

幸子「…それで、この銀河レベルにカワイイボクのこの格好を見て何か言うことはないですか?」

P「浴衣」

幸子「それはそうですけど。それはそうですけど!ほら、他にもっとあるでしょう!ある筈ですよ!?」

P「んー?そうだなぁ……その薄紫色の浴衣が幸子によく似合っててカワイイとか?」

幸子「へあっ!?」

P「紫陽花模様っていうのも何かいいな、コロコロとよく表情が変わる幸子にピッタリでカワイイとか?」

幸子「ちょっ」

P「よく見ると足元の鼻緒はピンクでワンポイントアクセントになってるのも流石幸子カワイイとか?」

P「普段騒がしいイメージだけど浴衣姿になるとちょっと大人っぽく見えてカワイイとか?」

P「ヘアピンも密かに去年の夏祭りで買った奴をチョイスしてて思い出を大切にしている幸子カワイイとか?」

幸子「こ、こういう時は一言「カワイイ」でいいんですよ…!?」プルプル

P「顔真っ赤な幸子カワイイ」

幸子「うじゅぅ…」プシュー

カワイイ

早苗「ぷはぁっ!いやぁー、まさか事務所の中でこんな堂々と飲める日が来るとはねぇ!」

楓「タコ串買ってきましたよ。ここに置くとしますね。…ふふ」

瑞樹「乃々ちゃんが焼き鳥売ってたわよ。はい、塩とタレ6本ずつ買ってきたわ」

楓「わーい」

早苗「ありがとうお母さん!」

瑞樹「同い年でしょうが。はい、折角の浴衣汚さないようにね」

楓「ありがとーお母さん」

瑞樹「3歳で娘を生んだ覚えは無いわ」

菜々「こういう風に連れが先に出来上がっちゃうと自分が酔っぱらうタイミング失っちゃいますよねー」

瑞樹「わかるわ」

瑞樹「…うん?」




夏美「プロデューサー、冷やしパインいらない?よく冷えてて美味しいわよ」

P「うわっ、懐かしい。サイボクハムでよく食べたっけ」

夏美「はいどうぞ。特別サービスね」ズイッ

P「いや、俺今モロコシ食べてるから今すぐはもがもがもが」

恵「こっちのフランクフルトもどうかしら。はい」ズボッ

P「もがあがあがあがががが」

ネネ「焼きまんじゅうもよかったらどうぞ」モゴッ

P「フゴフゴフゴフゴ」

夏美「あはは、プロデューサーハムスターみたいになっちゃった」

恵(ラブリー…)

P「…ぷはっ!君たちだね、人の事を一体何だともがががががが」

ネネ「どんどん焼きますから遠慮しないでくださいね」ズボボボッ

P「フゴフゴフゴフゴ!!」

よーし今日も仕事なのにこんな時間まで何やってんだ俺寝るぞ!!
何となく「全国の屋台」って調べてみたら「ハムスターつり」ってあって複雑な気持ちになったでごぜーますよ…

おつー

さとみんの激甘屋台とか出してください

「後援」や「協賛」は村上組がしてそうだな

ハムスター釣りでぐぐってみたらテキ屋のおっちゃんフルボッコにされてたじゃないですかー!
自称保護団体の要らん正義感が拗れてるのかと思ってたら病んだり死んでるのも混じってたのね…そらアカンわ

釣られるハムスターの気持ちになるですよー……

ヒヨコとかカメとかモルモットとか色々あったよね

SSに出てくる千枝ちゃんってまともな方が少ないんじゃないかと思ってしまう
だがそれがいい

子供の頃は悪い意味で純粋で、当たりなんてないのにくじで虹色のバネのおもちゃを手にしたのも今ではいい思い出

愛梨「クレープいかがですかー?甘くて美味しいですよー」

ほたる「わぁ、美味しそう…」

かな子「ボリュームも凄いね!」

ほたる(どっちの意味でだろう…)

愛梨「特別に増量サービスしちゃいますよー?」ドタプンッ

かな子「わぁーい♪」

ほたる「いいんですか?…あ、でもそんなに食べたら太っちゃいそう…」

かな子「ほたるちゃん、お祭りの日のカロリーは許されるんだよ!?」

ほたる「…っ!そ、そうだったんですか!?」

愛梨(そんな訳ないよー?)

ほたる「じ、じゃあチョコバナナくださいっ。クリーム多めでっ」

愛梨「はぁーい」

愛梨「かな子ちゃんは何にする?」

かな子「あ、じゃあ私このメニュー上から順番に」

愛梨「えっ」

ほたる「えっ」

かな子「えっ?」




フレデリカ「ヤッホー、どうどう?お祭りエンジョイしてる?プロフェッサー」

P「プロデューサーだ。誰が戦極ドライバーの開発者だ」

フレデリカ「硬いこと言わない言わない。今日はお祭りだよ?フェスティバルだよカーニバルだよ♪」

P「お前さんは毎日頭の中お祭りじゃん」

フレデリカ「ぶーっ、酷いよフレちゃんこう見えてもガラスハートなんだからねー?って訳で何か奢ってプログラマー♪」

P「俺は泉か。んじゃほら、さっき巴の屋台で貰ったモンだけど」ゴソゴソ

フレデリカ「んーなになに?フレちゃんのお腹今お好み焼きモードだからビンゴだと嬉しいなぁ☆」

P「はい、イチゴパスタ」

フレデリカ「ワオ」

P「あと新作のイチゴカキフライもあるけど」

フレデリカ「そのお気持ちだけで十分です」

P「どうした口調が変だぞ」

ブォォーー ブォォー

芳乃「まもなく屋上にて花火が始まりますー」

ブォォー ブォォブォォー フワァー…



みく「は、花火だってまゆチャン…動ける?」

まゆ「こ、腰がまだ…こんなお化け屋敷反則ですよ…本場の方々を呼ぶなんて…」

小梅「…てへ」

あの子「張り切りましたわ」

お化け「若い娘の悲鳴はいいね」

ゾンビ「ああ、生き返った気分だよ」

ゴースト「命、燃やすぜ!」



晴「お、花火だってさ橘。行こうぜ!」

ありす「ちょっ、待ってください晴さん私まだ食べてる最中なんですけど…!」

蘭子「闇夜を切り裂く光の魔弾か!(花火楽しみです!)」

文香「すいません…私もまだチタタプ食べている途中です…」

楓「私もまだお酒が残っているので…」

瑞樹「貴女はただ飲んでいたいだけでしょ」

早苗「うぇ~い……」

亜里沙「ほらぁ…もっと飲むウサァ…」

菜々「こっちはもう完全に出来上がっちゃってますねぇ」

ウサ子「どうしようもないウサ!」

ドーン ドドーン チュドーン



千枝「わっ、始まっちゃいました」

肇「大丈夫千枝ちゃん、ちゃんと見える?肩車しようか?」

千枝「あ、ありがとうございます肇……うど、うどん……肇さん」

肇「うん、色々とよく頑張ったね」ナデナデ



きらり「にょわーっ☆杏ちゃんどぉ?花火ばっちし見ゆ?」

杏「正直きらり肩車めっちゃ高くて怖い」

夏樹「おーいだりー、ボーッとしてるとはぐれるぞ?」

李衣菜「ご、ごめん。両手塞がってるから歩き難くて…」

夏樹「いつまで鮎の塩焼き持ってるんだよ」

李衣菜「だって、みくちゃん見つからないんだもん!」

夏樹「やめてやれって」

きらり「みんな楽しそうできらりもはぴはぴだにぃ☆」ピョンピョン

杏「ちょっ、この高さでジャンプしないで!只でさえ不安定なんだか…っ!」スポーン!




かな子「あれー、ほたるちゃんどこー?」

未央「およ、どったの?」

かな子「あ、未央ちゃん達、ほたるちゃん見なかった?」

凛「はぐれたの?アナウンスしてもらう?」

卯月「あっ、向こうで異様にカラスが集まってるのがそうじゃないですか!?」

かな子「本当だ!あそこだけ異様な光景だね、行ってみるよ!」

凛「お守りでも持ってれば簡単に見つけられるんだけどね」

卯月「お守りをぶら下げて突然不自然にちぎれたり四散した方向にいるのがほたるちゃんですもんね!」

未央「この夏の風物詩を目の当たりにしても浄化されないかぁ…」


ドーン ドドーン フフーン!

ドドーン

P「たーまやー」

ドドーン

ちひろ「かーぎやー」

チュドーン


P「おや、ちひろさん居たんですか」

ちひろ「ずっといましたよ。まぁ、誰かさん発案のこんな無茶苦茶なイベントを急にやることになったのでずっとあちこち走り回ってましたけどね」

P「それはそれは。ご苦労様です」

ちひろ「本当にそう思っているのなら浴衣姿の同僚に何か気の利いた一言でも下さいよ」

P「チョコバナナ美味ぇ」モキュモキュ

ちひろ「思ってないんかい」

P「まぁそれは0割冗談だとして、協力してくれてありがとうございました」

ちひろ「これから益々忙しくなってこうしてみんなでワイワイやれる機会なんてどんどん無くなっていくでしょうからね。みんなにとっても良い思い出になれば幸いです」

P「ま、俺は自分が楽しみたかっただけってのもありますが」

P「それに、きっと来年の夏もこうしてバカ騒ぎ出来ますよ。この事務所ですから」

ちひろ「そうですね。こんなプロデューサーさんがいるような職場ですからね」

ちひろ「来年も、モバコイン次第で協力しますよ?」

P「今のうちに新しいアシスタントさん募集するか…」

ちひろ「おい」

P「冗談ですよ、埼玉ジョークです。そんな究極の闇みたいな顔しないで、ほら。アッキー型わたあめでもどうぞ」

ちひろ「誰がン・ダグバ・ゼバですか、まったくもう…!わたあめはいただきますけど」モフッ

アッキー「俺だ」

P「うわぁ本物!」

ちひろ「わっごめんなさい!ちょっと齧っちゃった!」

アッキー「気にするな。毛並が乱れたらブラッシングするのがトイプードルのルールだろう」








芳乃1「終わりなのですー」ドンドン

芳乃2「宿題はもう終えましたのでー?」ドドドン

今年は夏祭りいけなかったなぁ、というフラストレーションのままにやってしまいましたわ。…毎度のことながらカオスですんません。
初めて出した娘も多々いたので結構新鮮な気持ちで書けました。…あ、この夏まだスイカ食ってねぇ…!よし次はスイカ割りSSか!


オツカーレ

担当と夏祭りデートに行きたい人生だった
オツカーレ

オツカツカレー
フレデリカをも普通の人間に戻す、それが苺料理…

カーニバルダヨ!カーニバルダヨ!

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