一護「強くてニューゲーム…だと…」 (412)
・藍染封印後、力を失った後あたりの時系列
・一護の力は市丸ギンと戦ったあたりの強さ
・設定ミスは見逃してください
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藍染討伐より数ヵ月後
~黒崎家・一護の部屋~
一護「…あー、よく寝た。外が暗いな、そんなに寝てなかったのか?」
一護「今は夜の七時か」
一護「そういや俺こんな服着て寝てたっけ?代行証は…あるな」
一護「さてと、晩飯食ってさっさと寝なおすか。明日はうなぎ屋でバイトだしなー」ザザザ
一護「!?…この感覚は…死神の霊圧…だと…」
一護「どうなってやがる!?俺は死神の力をなくしたはずじゃねえのかよ!?」
ルキア「…」カベカラソローリ
ルキア「…近い」
一護「近い…じゃねえよ!」ドガッ!
ルキア「痛っ!?な、お前今私を叩いたな!?ていうか見え…」
一護「叩いたなじゃねえよ!勝手に部屋に入んなって前にも言っただろ」
一護「それよりもどうなってんだよ?なんでルキアの姿が見えてんだよ!?」
ルキア「!?貴様…なぜ私の名前を知っている?」
一護「んなもん当たり前だろ、そんな簡単に忘れてたまるか」
一護「まさか俺に記憶置換使ってたとかねーよな」
ルキア「記憶置換…そんなことも知っているだと、貴様何者だ!?」ザンパクトウヌク
一護「待て待て何言ってんだよ、俺だよ、黒崎一護だ。元死神代行の。ほれ使えないけど代行証」ペカー
ルキア「代行証?そんなもの見たことないぞ!」
一護(こいつはいつ証明証として役に立つんだよ。イモ山さんとリアクションいっしょじゃねえか)
代行証「ホローウホローウ!!!」
一護「うおおおおおおおう!?!?代行証が反応した!?」
ルキア「なっ!?いきなりなんだ!?…っ!?これは虚の霊圧!?」
一護「虚の霊圧まで感じるぞ。もしかして死神の力が…。だったら!」ゴッ!
一護「代行証が使えた!これ死神の姿じゃねえか!力が戻ったぞ!」
ルキア「普通の人間が死神化するだとっ!それにこの霊圧…、隊長格と同等かさらに上…」
一護「なんだか知らねえけどまずは虚だ!先行くぜルキア!」バッ
ルキア「くっ、待つのだ人間!」
〜家の外〜
虚「オオオー!!!」
一護「こいつ…最初に俺が戦った…フィッシュボーンだっけか…」
虚「オオオーー!!!!」バッ
一護「しまっ…!」ガキイイン!
ルキア「たわけ!何を呆けておるか!」
一護「ルキア…」
ルキア「貴様への質問攻めはあとにしてやる、まずはこの虚を…」
虚「オオオオオオオー!!!」バッ!
ルキア「なっ…」ガシッ!
一護「油断すんなよ、ルキア」
ルキア「指で…受け止めた…だと…」
一護「なんで昔倒した虚がいるのかわかんねえけど、もう一度倒されてもらうぜ!」ズバッ!
一護「よしっ!片付いたな!」
ルキア「あの強さ、いったい…」
一護「大丈夫かルキア?」スッ
ルキア「貴様の手など借りん。自分で立てる」スク
ルキア「人間、貴様何者だ?」
一護「今更何だよ…、わかったわかった、名乗ればいいんだろ」
一護「俺は黒崎一護、死神代行だ」
〜尸魂界・技術開発局〜
???「局長!この反応…」
???「フム、代行証が使用された反応だネ。元死神代行・銀城空吾が出現したのかネ?」
???「いえ…それが、この代行証は銀城空吾の物とは別物です!」
???「ホウ…、面白いネ」
???「代行証から感知される霊圧が隊長格以上のレベルに相当しています!」
???「その程度なら代行証でまだ制御できるはずだヨ。…フム、この代行証の近くに居る死神は…」
???「朽木ルキアか。できればまだ尸魂界に知られたくはないネ」
〜黒崎家〜
???「!?」ピクッ
???「この感じ…、もしかして死神の力が…。それに外の死神の霊圧はまさか…」
???「とりあえず浦原商店に行くか」
???「一護…、一体どうなってやがる…」
〜尸魂界・とある研究室〜
???「首尾はどうだい?」
???「それが…」
???「作戦通りなんわええけど、どうも様子がおかしいわ」
???「検体、黒崎一護の霊圧の大きさが予想をはるかに超えています」
???「…どういうことか、少し経過を見守る必要がでてきたようだね」
???「最悪、双極を使用しての崩玉回収を少々変更しないといけないかもしれない」
???「ギン、要、黒崎一護の霊圧がなぜここまで高いのか、調べておいてくれるかい」
???「他の死神に黒崎一護の存在をできる限り感づかれないようにする必要もあるみたいだ」
〜翌朝 浦原商店〜
一護(昨日、虚を倒して色々と確認してみると、日付がルキアと出会って死神になった日と同じだった。いつのまにか過去に戻った、しかも死神の力と代行証付きで)
一護(死神の力はたぶん最後の月牙天衝を覚えるよりも前…、市丸と戦った時ぐらいってとこか)
一護(あと念のため、チャドと井上、あと啓吾に水色に電話してみたけど死神のことは知らねえみたいだった。ルキアに関しても俺の事は本当に知らないらしい)
一護(今、ルキアは尸魂界と通信できず四苦八苦してるからその隙に浦原商店にきたのはいいが…)
一護「…留守かよ」
一護「ん?なんだこれ、店の前に段ボール?」
一護「粗悪品か、中は…義魂丸じゃねえか。それにこれルキアが最初に俺に渡したやつじゃ」
一護「ってことはこの中の義魂丸は…」
一護「使いたくねえな。ま、しゃーねーか」ゴクッ!
一護「お、ちゃんと死神になれたな。体の方は…」
一護(体)「はじめまして、私の名前は黒崎一護。好きな言葉は早寝早起きです!」
一護「懐かしいなー。最初はマシだったんだよな最初は。あ、もう演技やめていいぞ」
一護(体)「は…?」
一護「どうした、別に無理しなくても…ゴッ!?」キーン!
一護(体)「ばれたんじゃしょうがねえよな、そんじゃ…ごゆっくり」バッ!
一護「っ!待て!コンの野郎いきなり股間蹴りやがって!!ぶっ潰す!!」
〜浦原商店〜
浦原「間違いないっスね、一心サン。死神の力が全部戻ってるっス」
一心「俺が虚の霊圧を抑えきれなくなったってことか。ってことは一護の中の虚が!」
浦原「今息子サンがちょうど商店の前に来てたんで、鉄斎サンに霊圧の測定をお願いしてます。…どうやら終わったようっスね」ピピピ
一心「結果は?」
浦原「息子サン…一護サンの霊圧は非常に安定しています。通常の内在闘争後以上にでス」
一心「一体何が起こってるんだ?」
浦原「わかりません。ただワタシ達にできることは今のところ経過観察だけっスね」
一心「あのルキアって死神はどうする?」
浦原「心配ないっスね。どうやら誰かが朽木サンと尸魂界の通信を妨害してるみたいっスから」
一心「すぐに尸魂界にばれる心配はないか」
浦原「…妨害している死神以外はね」
一心「そいつは恐らく…」
浦原「ええ、藍染惣右介でしょう」
〜黒崎家〜
一護「…とまあなんやかんやで、無事でよかったなコン」
コン「略してんじゃねえ!これから俺様の活躍が始まるはずだったんだぞ!なんで略されてんだ!」
一護「あーうるせえ、どうせあってもなくてもどうでもいいじゃねえか。あと活躍してねえだろ、虚に殺されかけてただけじゃねえか」
コン「どうでもいいってなんだよ!活躍虚しくやられそうになっただけだ!」
コン「せっかくネエさんと俺の感動の名場面が…」
一護「さて、遅刻になっちまったけど学校行くか」
コン「無視かよ!」
期待……だと?
乙です?
>>1の霊圧が消えた……?
〜数週間後〜
コン「おい一護、ネエさんはまだ帰って来ないのか?」
一護「学校で女子と飯食いに行くってよ、猫かぶったまんまでな」ホローウホローウ!!
一護「ちっ、虚か。ちょっと斬ってくる!」
コン「へいへい、帰ってこなくていいぜー」
〜空座町上空〜
一護「うっし、一丁上がりだな、帰るか」
一護(しかしどうなってるんだ、俺が経験した過去と今は大きく違うままだ)
一護(まずルキアの死神の力がなくなっていない事)
一護(それからチャドや井上に力が備わらなかった事、これは俺が廃ビルの霊を前もって魂葬した事やチャドよりも早くシバタを見つけて魂葬出来たことが原因だ)
一護(それにこうすりればあの二人が自身の無力さを呪う事はねえ)
一護(だが井上の兄貴と戦った時、死神の姿で井上の近くに近づいちまった)
一護(止めたはずのルキアまで来たってことは…崩玉に井上を近づけたってことになる)
一護(ルキアによれば井上は少しずつ霊力が上がってるらしい。もしかすれば何かのきっかけで盾舜六花が備わるかもしれねえ)
一護(そうなれば藍染に目を付けられちまう)
一護(そして問題は尸魂界にルキアが連れてかれちまった時か…)
一護(まあこの世界でルキアがいきなり処刑されるって事はたぶんねえと思う。力の譲渡をしてねえんだからな)
一護(それでもルキアの中には崩玉がある。それを恐らく藍染も知っている)
一護(そもそもあいつは俺を生まれた時から知っていると言っていた、ってことは今も監視されていてこっちの状態が筒抜けでもおかしくはねえ)
一護(あと違うのは親父に死神の力が戻っている事)
一護(浦原さんや親父には俺が未来から来た事、これから起こる事を覚えている範囲で伝えておいた)
一護(親父はともかく浦原さんならまずい時はなんとかしてくれるだろう)
一護(最後にこの代行証。ここが過去の世界だとしたらどうして代行証がある?)
一護(いくらなんでも都合が良過ぎる。まるで誰かの造ったレールの上を走ってる気分だ)
続きはまた後日にします
期待
期待
期待しかない
気になる。期待
久しぶりに初期鰤読んでみたら一護さんめっちゃカッコ良く主人公しててびっくりした
乙
序盤のブリーチはホント面白い
序盤:面白い
死神篇:めっちゃ面白い
破面篇:単行本ならクソ面白い
それ以降:オサレですよね。うん
どうしてこうなった
ラスボス前に絨毯になる主人公や延々とモブキャラ倒さない話続けてて師匠はもうダメだなと思いました
いうて親衛隊との戦いは巨人以外はめっちゃ面白かったろ
一番面白いのは戦いのない時の日常回やけどな
これは期待せざるを得ない…
>>21
眠七號の話は素晴らしかった。直前に剣ちゃんが醜態を晒してなければなおよかった
ニューゲームでも一護だと全然安心出来んな
ニューゲームしても途中から力不足なのは目に見えてるからな……
銀城だっけ?他の記憶が操作か催眠されてる奴。
単体のエピソードと見ればすげー面白かった。
しかし引き伸ばしがほんと下手になったよなジャンプ。
ナルトは木の葉崩しまで、ワンピはエースが死んで以降理解が追いつかずに読み飛ばすようになった
結果的に読み飛ばしても結末を読む際に致命的な問題がなかったBLEACHはある意味有能かもしれない
〜6月17日 真咲のお墓参り〜
コン「にしても一護の奴、何考えてんだ?」
コン「俺が戦っている虚に手を出すなって。そんなに虚を斬りてえのか?なあネエさん」
ルキア「…」
ルキア(一護のあの時の目…あれは誇りを護るための…)
コン「ネエさん無視しないでくださいよー」
………
……
…
一心「手を出すな…か。一護…」
………
……
…
一護「よう、見つけたぜ。グランドフィッシャー」
グランドフィッシャー(以下GF)「なんじゃ死神かの。こそこそせぬとは余程わしに喰われたいようじゃのお」
一護「…俺を覚えてねえか?6年前、お前は俺のお袋を殺しやがった」
GF「ふむ…仇討ちか。そんな昔の事は覚えておらんな」
GF「ひひひ…、まあそんなことはよい。そのわしが食った女の息子が死した挙句に死神になってまでわしの前に来るとは…。愉快じゃのお」
一護「そうかよ。今度は逃がさねえぜ!グランドフィッシャー!!!」ゴオオオオオオオオオオオオオ!!
GF「こ、この霊圧、小僧何者じゃ!馬鹿な!このような霊圧が!?」
一護「ここじゃ戦いずれえ。場所を移すぜ」ガシッ ドン!
GF「顔を掴っ!?離せ!!」
〜無人の山奥〜
一護「おおお!」ブン!
GF「ゴハァ!!」ガシャァァン!
一護「ここなら誰もいねえ。今度は一瞬で終わらせてやる」
GF「おのれ!」ビュンビュン
一護「遅ぇ」ガシッ
GF「わしの腕を素手で掴んだじゃと!」
一護「ハァ!!」ブン! ズシャァ!
GF「ギッ!?アアアアアア!!わしの足がああああ!!」
GF「ばはー、ばはー…ハァ…ハァ…ゴフッ」
一護「終わりだ」スッ
GF「まだじゃ!!油断したな小僧!」バシュバシュ
GF(わしの触手で小僧の記憶から斬れないものになれば逃げられるやもしれん!)
一護「誰が油断なんてするかよ」ガキッ
GF「そんな…わしの爪が刺さらぬ…」
一護「そういや、お前の能力は記憶を探ることだったな。相手の斬れない姿になるためにな」
GF「なぜ…それを…」
一護「今度はこっちの番だぜ。お前相手に容赦はしねえ!卍解!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
一護「天鎖斬月」
GF「卍解じゃと!?そんな馬鹿な!!!ひっ…来るでない!」
GF(霊圧だけで体中が焼け焦げてしまいそうじゃ…こんなことが!?)
GF「た、助けてくれ!そうじゃ、わしが喰った小僧の母親を生き返らせてやろう!」
一護「…」ギロ
GF「ひぃっ!わ、わしの仲間に死神や虚の魂魄について研究しておる奴がいる!そいつに頼めば…」
一護「嘘…つくなよ。お袋がもう蘇らねえことなんか知ってる。昔似た事を言ってた虚がいたからな」
GF「ま、待て!」
一護「最後に面白いものを見せてやるよ」ズアッ
GF「なんじゃそれは!?虚の仮面じゃと!?」
GF(この霊圧に姿…まさかこれがアイスリンガーが研究しておった…)
一護(虚化)「じゃあな。塵も残さねえ、月牙…」
GF「ひいいいあああああ!!!」
一護(虚化)「天衝オオオオオ!!!!」ゴガガガガガガガガ!!!!
GF「ギィアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」シュウウウウ・・・
一護(虚化)「終わったよ…お袋…」ズアッ
ルキア「見つけたぞ一護!さっきの虚の霊圧は一体なんだというのだ!?それにその姿に霊圧…卍解…なのか?」
一護「後で説明する…。今は1人にしてくれ…」
コン「おい!一護!お前その言い草はなんだ!せっっっかくネエさんが心配してくれてるっていうのによ!」
ルキア「…わかった。私達は妹達の近くに戻っておく。雨が降る前に戻ってこい」シュン
一護「…ありがとな、ルキア」
〜???〜
藍染「まさかここまでとは」
東仙「虚化を使いこなしているだと…馬鹿な…」
市丸「これは巨大虚どころかギリアンでも相手にもなりませんで。藍染隊長、どないします?」
藍染「あれを使い試してみよう。どの道崩玉が完成した後の十刃に不要な者だ。要」
東仙「はっ、虚圏より連れて参ります」
市丸「なるほど、相変わらず容赦ないなぁ」
数週間後
〜空座町〜
一護「おおおお!!」ズバッ
虚「ギャアアアアアアア」シュウウウウ
ルキア「はあ!」ズバッ
虚「ギイイイイ…」シュウウウウ
ルキア「これでこの辺りの虚は全て倒したぞ」
一護「くそっ、石田の野郎、結局こうなるのかよ!」
一護(藍染の動向を探るためにわざと石田の勝負に乗っちまったが…前よりも数が多いじゃねえか!)
………
……
…
一心「よっと!」ズバッ
ナムシャンデリア「キャアアアアアア…」シュウウウウ
一心「よし、こんなもんか」
一心(茶渡君と織姫ちゃんの周りの虚はこれで終わりだな。まさか一護に頼まれて虚退治することになるなんて思わなかった)
一心「それにしても一護の奴、あんなに高い霊圧を持ってるってのに周囲に垂れ流してる。霊圧の操作が下手過ぎるだろ」
一心「代行証があるとは言え虚がどんどん引き寄せられていっちまうぞ」
数時間後
〜空き地〜
一護「見つけたぜ石田!」
石田「黒崎か…まさか君の霊圧がそんなに大きいとはね。驚いたよ」
石田「だが霊圧が高いだけで僕に勝てるとは限らない」
一護「相変わらずだなお前はよ」
虚「「「「「「「オオオオオオオオオオオ」」」」」」」
石田「囲まれた!」
一護「仕方ねえ、石田!共同戦線といこうじゃねえか!後ろは頼むぜ!」
石田「っ!勝手に決めるな!」
メキメキパキパキ ゴオオオオオオオオオオオオオ
石田「空にヒビ…なんだあれは!」
一護(藍染の野郎、仕掛けてきやがったな!)
フーラー「…」ノッソノッソ
一護「なんだ…あれは。メノスじゃねえのかよ」
一護「いや…あいつのあの目、あれはソウルソサエティで藍染が虚圏に逃げた時の…」
??「お久しぶりでス、黒崎サン」
一護「浦原さん…、あれは一体なんなんだ?」
浦原「私にもわかりませんがギリアンよりも強力な虚のはずです」
浦原「本来でしたらわざわざ黒崎サンが藍染に力を見せる必要はありません。私が出ましょう」
浦原「ではここはよろしくお願いしまス」シュン
一護「ちょっ、浦原さん!」
一護(…くそっ、藍染に見られてるのを忘れてグランドフィッシャー相手に卍解に虚化までしたんだよな…)
石田「おい!黒崎!さっきの人は誰だ!?あんな巨大な相手に1人で大丈夫なのか!?」
一護「あの人なら心配ねえよ。とにかくまわりの虚を倒すぞ石田!」
石田「!ああ、それが優先のようだ」バシュッ
虚「ギャイイイイアアアア!!」シュウウウウウ・・・
一護「よし、俺も行くぜ!…!?」ズズズズズズ・・・
一護「これは…黒腔だと!まさか上の奴は囮であくまでも狙いはこっちかよ!」
石田「おい黒崎!それは上の奴が出て来た時のと同じヒビだ!あのでかいのがもう一体出てくるぞ!」
一護「わかってる!下がってろ石田!」
続きはまた後日に投下しようと思います
そろそろ設定ミスとか出てきそう…
これは期待
期待
ブリーチで一番大事なのはライブ感だから問題ない
正直全然覚えてないからそれっぽく書いてオサレしてなん…だと…!?してれば十分
今思えばブリーチは藍染の所で終わってたら綺麗だったかな
結局新しい刀も折られただけで全く活躍しなかったし
ジゼルとバンビエッタちゃんのコンビが見れたから満足はしてるけど
>一護「嘘…つくなよ。お袋がもう蘇らねえことなんか知ってる。昔似た事を言ってた虚がいたからな」
こんなのあったっけ
憶えてないや
月島さん編はまとめて読めば面白いから···
>>42
シバタの時のヒル爆弾出す虚じゃないかな
「協力したらママを生き返らせてやる」っつってシバタを利用して人殺ししてた
一護程強くなっても報われない主人公も珍しい。
敵が特殊系な奴らで自分がシンプル過ぎるのが問題なのかも知れんがあのかませ臭はあんまりだ
月島さんと織姫の能力を使えばママン復活するじゃね
いつから主人公が一護だと錯覚していた?
主人公は月島さんだもんな
頑張って習得した卍解がアランカル編で速攻使い物にならなくなった辺りから一護のかませ化は始まった
新斬月にしても活躍の描写が無いから折られても絶望感すら無いっていう
千年血戦篇は余りにもアレだったな…
新斬月の能力はすぐに折られるって能力らしい
???「見つけたぞニーニョ」
石田(上に現われた虚とは違うのか!?)
一護「テメェは…ドンパニーニ!?」
ドルドーニ「ドルドーニだ!なんだその美味しそうな名前は!」
ドルドーニ「ていうか何故吾輩の名前…のようなのを知っている!?」
一護「…悪いな、教えられねえよ。ドンパニーニ」
ドルドーニ「名前を覚える気がないのかニーニョ!…なるほど、吾輩を甘く見ているようだな」
一護「まあそこまで甘く見てるわけじゃねえけどよ」ダラ〜
ドルドーニ「完全に舐めておるではないか!弱いかどうか試してみるがいいわ!」ドン!
一護「うおっ!?」ガキィン
ドルドーニ「なに?」
一護「甘くみてねえって言ったはずだぜ。月牙…」ズアッ
ドルドーニ(この霊圧はまずい!)
ドルドーニ「旋れ 暴風男爵!」
一護「天衝!!」ドゴォ
ドルドーニ「ふっ!ごおおあああああ!!!!」ドガガガガガガガ
ドルドーニ「はあ…はあ…ぐふっ!解放状態ですら止められない技を始解で出すだと…」
ドルドーニ(このままでは崩玉が手に入った後、吾輩は確実に十刃から落とされてしまう)
ドルドーニ「…この程度では諦められぬのだ!ニーニョ!!虚閃!!」シュバババババ ギュオオオオオオオ
一護「ぐっ!うおおおおお!!!」バギィン!
ドルドーニ「解放状態の吾輩の虚閃を真っ二つとは!こんなことが!?」
一護「月牙天衝!!!」ドゴオオオオオオオオオ!!!
ドルドーニ「ぬう!ぐおお…」ガガガガガガ! ドゴォォン!
一護「終わりだ、ドンパニーニ」
ドルドーニ「はっ…はっ…やるな…ニーニョ…」ドサッ
一護(前に虚夜城で闘った時は始解じゃ手も足も出なかったはずだ。グリムジョーやウルキオラと戦った後の霊圧なら互角以上に闘えるってことなのか)
一護「おい、大丈夫か?」
ドルドーニ「…敵の心配とは…まるでショコラテの様に甘いなニーニョ」
ドルドーニ「どうやら…完敗の様だ…。強いなニー…ゴアッ!?」ドン! バシャァァァ!
一護「!?体が爆発しただと!?おい!ドンパニーニ!」
一護「…くそっ!血だまりしか残ってねえ」
一護(藍染の野郎、俺の力とギリアンじゃ見合わねえと判断して破面を送り込んできやがった)
一護(やっぱり俺の事を監視してやがるのかよ)
………
……
…
浦原「近くまで来ると厭な匂いっスねぇ」
フーラー「…」ゲボォォォ ドチャァ!
浦原「あれは…全てギリアンか。成る程、どうやら手を抜いて勝てる相手ではないってことでスか」
浦原「起きろ 紅姫」パキパキパキ
書きだめできしだいちょこちょこ投下していきます
結局新斬月は何だったの?
乙
藍染にはどうやって勝つつもりなんだろう一護
下手に強さを見せると藍染本気出しちゃうからやりづれえな
ギリアン「「「「「「…」」」」」」キュイイイイイイイイ・・・
浦原(虚閃の一斉掃射!?)
ギュオオオオオオオオオオオオオオ!
浦原「血霞の盾!」ゴガガガガガガガガガガガッガガガ!
浦原「一気に仕留めまスよ!切り裂き紅姫!」シュバババババ!
ギリアン「「「「「「「」」」」」」」ボトボトボトボト
浦原「啼け 紅姫!」キュオン!
フーラー「」ドバン! パラパラパラ
浦原「ふう、剃刀紅姫一発で終わり。割と見掛け倒しってとこでスね」
浦原「どうやら黒崎サンの方も終わったようだ」
浦原(しかし下から感じた霊圧…あれは虚と死神の霊圧だった。私の崩玉無しで作った破面ということでスか)
〜???〜
市丸「ドルドーニが始解で負けてしまうとはなあ。一応十刃やったんやけど…」
藍染「成る程、普通の隊長格よりも霊圧・戦闘力共に相当高い様だ」
東仙「これでは朽木ルキアの捕縛は困難を極めます。如何致しましょう」
藍染「難しく考える必要はないよ要」
藍染「崩玉の奪取に何ら問題無い」
崩玉がない愛染でも水月見せられたら終わりだしなあ…
〜数日後 空座町〜
一護「ふう、虚は倒したし家に戻るか。コンの野郎の近くで体をほったらかしにしてると何するかわからねえしな」
???「黒崎!」
一護「げっ、石田…」
石田「なんだその嫌そうな顔は?」
一護「そりゃあいきなり勝負吹っかけてきた相手だからな」
石田「それについては僕が悪かった。まさかあそこまで強力な虚が出現するとは想像していなった」
一護(そういや藍染が言ってたな…、過去の『あの時』のギリアンは私が仕向けたって)
一護(藍染の野郎、ドルドーニを送ってきたのはこっちの戦力を測りにきてるのか、それとも俺の成長ってのが目的なのか?)
一護(成長させるのが目的ならもっと強力な破面が来るはず。ってなると戦力の測定が目的か)
一護(いや、藍染はまだルキアの中の崩玉を手に入れてねえ。ってことはグリムジョーやウルキオラみたいな破面は作れないはずだ)
一護「ま、倒したんだから別にいいじゃねえか、くよくよすんな気持ち悪い」
石田「喧嘩を売っているのか」ピキピキ
一護「売ってねーよ「おい、黒崎!」
一護「うおっ!?何だよ急に!」
石田「気付かないのか!?隣町の霊圧に!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
一護「!!これは…この霊圧は…」
石田「こんな霊圧、間違いなく化け物のレベルだ!この前君が相手にした奴なんて比にならない!」
一護「石田!お前は浦原商店ってとこに行って浦原さんにこの事を伝えてきてくれ!
石田「浦原…あの時来てくれた人か」
一護「ああ、そうだ。あと俺は隣町へ行く」
石田「馬鹿か君は!あんな霊圧のところに単身で突っ込むなんて死にたいのか!」
一護「いいから石田は浦原さんに伝えてくれ!場所はあの辺りの駄菓子屋だ!じゃあな!」シュン!
石田「おい待て!?あの辺りって雑すぎるだろ!!」
石田「くそっ……死ぬなよ黒崎……」ダッ
~空座町隣町~
一護「なんだよ…なんなんだよこれは!死神とここの住人達の死体だらけじゃねえか!」
???「一護!」
一護「ルキア!どうなってんだよこれ!?」
ルキア「静かにしろたわけ!敵に見つかりたいのか!?」
一護「…悪い、そうだルキア、ソウルソサエティに連絡は?」
ルキア「駄目だ、まだ通信ができない。この霊圧相手に応援で駆けつけていた死神達もこの状態だ。私達で敵を倒すしかないだろう」
一護「そうか…、ルキア、お前はここにいろ、俺一人で行く」
ルキア「なっ、たわけ!敵の力は隊長格…いやそれ以上だぞ!」
一護「っておい、静かにしろって言ったのは誰だよ。ルキアは生きてる死神を探して治療してくれ」
ルキア「…わかった。どの道私の力ではこの霊圧のレベル相手に歯が立つまい。任せたぞ一護!」
一護「ああ、頼んだぜルキア!」シュン!
ルキア(瞬歩!?なんて速さだ、もしかすれば兄様よりも…)
~浦原商店~
浦原「確かに1つの大きな霊圧、それと複数の死神の霊圧が感知されてるっス」
浦原「複数の死神サンの方は恐らく巨大な霊圧の調査に来たのでしょう」
石田「早く黒崎を助けにいかないと」
一心「ああ、さすが院長の息子だ、助かった。あいつに貸しができちまったな」
石田(あいつ…?)
浦原「では急ぎましょう!」
???「やあ、僕も混ぜてよ」ブン!
浦原「なっ!?」ザシュッ!
~隣町中心部~
一護「卍解! 天鎖斬月」ゴオオオオオオ
一護「よし、霊圧の発生源はこのあたりだな…」キョロキョロ
一護「なっ!あいつは…」
藍染「来たか、黒崎一護」
一護「藍染…だと…」
~隣町周辺~
ルキア「ふう、これで喋れるほどには回復したはずだ」
ルキア「おい、これをやったのは誰かわかるか?」
隊士「な…ああ、助けてくれ…」
ルキア「心配するな、大きな傷は塞いだ。もともと敵は殺すつもりはなかったようだ。ほとんどの隊士は命に別状はない」
ルキア「大丈夫か?話せないなら無理はするな」
隊士「な、なんで…?」
ルキア「どうしたというのだ?」
隊士「う、うああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ルキア「なっ!?くっ!?刀を振り回すなたわけ!私は敵ではない!」
隊士「ふ、ざけるなああ!お前が…お前が俺の仲間を殺したんだろうがあああああ!!!!!!」
ルキア「なっ、そんな馬鹿な!?ちっ!」ドガッ!
隊士「ぐっ…」ドサ
ルキア「どいうことだ、私はそのようなこと…」
???「あーあ、君がそないなことしてもうたなんて、僕悲しいて仕方ないわ」
ルキア「お前は…」
???「それにしてもこの外套、相変わらず便利やわ。作ってくれた人に感謝せんとなあ」
ルキア「市丸…ギン…」
ギン「違うでルキアちゃん、市丸『隊長』や。兄様に叱られるで」
また書きだめできたら投下していきます
そういえば結局鏡花水月の攻略法って確立されてねえよな。
師匠も手に余ってたよなあれ強すぎだろ
愛染より霊圧高けりゃ通じないんじゃね
乙
これは既に戦略的敗北してるという奴では……
あれ始解なのに結局最強だったし…
ユーハバッハにも効いた辺り、霊圧でどうこうは無理そうじゃね?もう完全に始解の瞬間を見ない以外の明確な防ぎ方がない。
一応発動前に触ってると平気ってギンが言ってたけど、それも先に知ってないと無理だし戦闘中に出来ないよね。
~隣町中心部~
一護「なんでてめえがここにいる!?藍染!?」
藍染「なるほど、私を知っているのか。浦原喜助から聞いたのか?」
一護「そんなことはどうでもいい!なんでてめえがっ!?」キン!
藍染「よく私の刀を受け止めた、まさか数週間前まで普通の人間だった君がここまで実力をつけるとは思わなかったよ」
一護(こいつはまだ本気を出してねえ。油断している隙に倒す!)
一護「まだだ!」サッ
一護「オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」ズアッ
藍染「虚化か」
一護(虚化)(卯ノ花さんが言っていた。藍染の能力は刀を見たら終わる。こいつの能力が発動する前に一撃で決める!)
一護(虚化)「終わりだ藍染!月牙…」ゴオオオオオオ!!!
藍染(虚化)「ああ、終わりだ黒崎一護」シュン!
一護(虚化)「なっ!消えた!?いや…上か!」
藍染「ここまでだ黒崎一護」
一護(虚化)(あれは穿界門、逃げる気か!)
藍染「さらばだ黒崎一護、君は実に面白かった」
一護(虚化)「くそっ!」ズァッ
一心「一護!無事か!?」
一護「親父!それに浦原さんに石田まで」
浦原「ご無事で何よりです黒崎サン」
石田「どうやら目立った怪我もなさそうだ。まったく、今度からはもう少し考えてから行動してくれないか」
一心「それにしても結局敵は誰だったんだ。いったい何が目的でこんな…」
一護「藍染…惣右助…、あいつがやったんだ」
浦原「…まさか直接動き始めるとはおもわなかったっスね」
一心「それほどあっちも焦っているか」
浦原「もしくは急に方針を変えらざるをえない事が起こったか」
浦原(急に方針を変えたと、考えるなら黒崎サンが原因と考えるのが妥当っスね)
一護(藍染はルキアを処刑して崩玉を奪取するつもりだ。それがどうしてこんな手を…)
一護「そういえばルキアもここに来てるはずなんだ」
浦原「朽木サンが…」
一心「おい…まさか…」
浦原「やられました。恐らく敵の狙いは最初から朽木サンだったようでスね」
~瀞霊廷 とある研究室~
ギン「えらい遅かったやないですか、藍染隊長。てっきりやられてしもたんかと思いましたよ」
藍染「黒崎一護の霊圧を確かめていた。今迄の測定通り人間だった頃とはもはや別人だ」
ギン「まさか隊長自ら出向くとはなあ。東仙隊長にでも任せてまえばええのに」
藍染「私自身も彼に興味があったからね。それに万が一の事を考えた結果だよ。要だと負けていたかもしれない」
藍染「それよりもギン、朽木ルキアは捕縛したのかい」
ギン「ええ、さっき隠密機動に引き渡したとこですわ」
藍染「どうやら上手くいったようだ」
ギン「隊長の鏡花水月の能力で自分自身を朽木ルキアと誤認させて人間を殺して回る」
ギン「それを察知した死神達を殺しまわり…」
ギン「そんでもって朽木ルキアに罪をなすりつけて処刑台送り…」
ギン「相変わらずえげつないなあ藍染隊長は」
~浦原商店~
一護「ちくしょう!敵の狙いはルキアだってことがわかっていながら!」ドン!
一護「…また…護れなかった…」
一護(チャドや井上の未来を変えることはできたってのに!…どうなってやがる…、そもそも未来を本当に変えることはできるのか?)
一護(このままチャドと井上の能力も生まれて、井上が藍染に…)
石田「おい、黒崎。またってどういうことだ」
一護「……」
浦原「その話はまた今度ということで。とにかく後悔するのはあとっス、これからどうしますか」
一護(俺は俺の経験した過去を…未来を変える。ならやることはひとつじゃねえか!)
一護「俺は…ルキアを助ける。浦原さん、穿界門の準備を頼めるか?」
浦原「ええ、すでに鉄斎サンが準備中っス」
一護「ありがとな浦原さん」
浦原「ただ穿界門の完成には1週間かかるっス。ソウルソサエティが囚人を処刑するまで通常30日」
浦原「まだまだ時間に余裕はある…と言いたいところですが、黒崎サンの話ですと正直なところはどうなるかわかりません」
浦原「とにかく門の完成までの間、黒崎サンは一心サンに鍛えてもらってください。場所は一昼夜で完成させます」
一護「親父と鍛えるか…。確かに死神との戦闘は久し振りだからな、慣らしておくべきってことこか」
浦原「あ、その前に一旦家に戻って修行する支度でもしてきて下サイ」
浦原「石田サンはどうします?」
石田「僕は…」
石田(あの霊圧の相手に僕は何ができる…。対抗するとすれば…)
一護「無理すんなよ石田。何も強制ってわけじゃねえ。別に俺一人でも」
石田「悪いが黒崎、僕も一緒に行く。その前に黒崎の父親と話をさせてほしい」
一護「親父と…?」
石田「ああ、君の父さんは恐らく竜弦と知り合いのようだからね」
石田(それに僕には師から貰ったあれがある)
浦原「…なるほど、なんでしたら私が病院への抜け穴でも作りましょうか」
石田「そうしてくれると手間が省ける」
浦原「ちなみに尸魂界に行くのは黒崎サンと石田サンだけじゃないッス」
浦原「鉄斎サンと一緒に作業している一心サンと夜一サン」
浦原「あとお二人もよく知っている一人の五人が尸魂界にいきまス」
一護「…おい、ちょっと待ってくれ。その一人ってのは誰の事だ?」
浦原「おや、黒崎サンも何度も助けてもらったらしいじゃないでスか」
一護「俺が…」
一護(…なんだ、この嫌な予感)
浦原「彼はそのための準備で市外に出てるッス」
一護「だからその人ってのは一体…」
石田「そういえば黒崎は人の名前を覚えるのは苦手だったな」
一護「ほっとけ、今はそんな話してる場合じゃねえよ」
石田「はあ、仕方ない。その人っていうのは…」
石田「『月島さん』に決まっているだろ」
一護「は?おいちょっと待て。誰だよそいつ」
石田「君こそ何を言ってるんだ。あれだけ助けてもらっておいて」
一護「いや、だから知らねえって」
浦原「……」
一護「…あーもうわかったよ!とにかくそいつも来るってことだな」
石田「絶対わかってないだろ…」
~???~
月島「本当に尸魂界へ行くのかい銀城?」
銀城「ああ、こんなチャンスは二度とねえ。ようやく死神どもに復讐できる」
銀城「それに元二番隊・十番隊隊長の二人に虚の霊圧を持つ化物じみた死神が行くんだぜ」
銀城「リルカやジャッキー達を鍛えてもあのレベルには到底達しねえだろうよ」
銀城「そんな奴らが一斉に尸魂界を攻めるときた。これに乗らない手はねえ」
月島「まあ僕が斬ったのは浦原喜助と黒崎一心と石田雨竜だけだけど」
銀城「まあいいさ。むしろ十分なぐらいだ。夜一に関しちゃどうせお前じゃスピードについていけずに斬れねえよ」
月島「そうかい、銀城がそれでいいならいいさ」
月島「あとはあの死神の少年を斬るだけだね」
銀城「ああ、あいつは挿んでおかねえとやっかいだ。黒崎一心と浦原に挿んだ過去とも矛盾する」
月島「彼らに挿んだ『過去』は彼が死神になった後からだからね。そういう意味では夜一は何とか誤魔化せそうだよ」
月島「それにしても銀城」
銀城「ああ?」
月島「どうしてこうなることがわかったんだい。彼らが尸魂界に攻める事や、挿む過去の場所をさ」
銀城「…それなんだがな、数日くらい前か。俺の携帯に連絡があったんだよ」
銀城「死神からな」
月島「へえ、伝令神機でこちらの携帯にアクセスなんてできるんだね」
銀城「それに関しちゃ俺も驚いたぜ。普通の電話から俺へ連絡を取るには相当手間がかかるはずなんだかがな」
銀城「にしてもだ。尸魂界は一枚岩じゃないらしいぜ月島」
今回はここまでで、書きだめできたら投下していきます
月島さんはなんとなく出してみました
銀城の目的とかはよくわからなかったのでとりあえずソウルソサエティへの復讐ということにしときました
本編よりも設定がぐちゃぐちゃになりそう…
翌日
~空座町~
一護(親父との修行の前に一旦準備しに家に帰れって言われてもなあ)
一護(準備っつっても遊子と夏梨にしばらく親父の仕事関連で帰らねえってこと伝えるくらいしかねーな)
一護(親父は地下で門を作ってるし、石田と浦原さんも出掛けたしあっちでやる事は特に無さそうだからちょうどいいか)
一護(にしても一昼夜で地下の勉強部屋を作るなんて変わってねえな浦原さん)
一護(とりあえず寝泊まりの準備して戻るか。あとコンの野郎はぶっとばす)
一護(浦原さんが家から持ってきてくれた俺の体が落書きだらけだったじゃねえか!あの野郎)
一護(…なんだあいつ、俺の家の前で何やってやがる)
一護「おい、悪いなあんた、今日は休診日だぜ」
???「ああ、どうやらそうみたいだね。君はこの家の…」
一護「ああ、そこの診療所の医者の息子だ」
???「父親は今はいないのかい?」
一護「だから休診なんだよ」
???「…なるほど、それはよかったよ」ゴオオオオオオオオ
一護「てめえ!?その霊圧!!」
月島「ブックオブジエンド…」
一護「なんだよそれ、斬魄刀かよ!?」
月島「さあね、斬られればわかるんじゃないかな?」バッ
一護(来るのかよ!くそっ、代行証を使わねえと!)バシュッ
一護「おおおおおお!!!」ギィィン!!
月島「くっ!?…へえ、すごい霊圧だね。勝てる気がしないよ」ギィン!
一護「だったら向かって来るんじゃねぇよ…!?」
一護(この霊圧…虚の!?)
一護「こいつの後ろから…虚閃だと!?」ガガガガガガガガガガ!!!
一護(くそっ!最初から2人組だったってわけか!)
一護(始解じゃ防ぎきれねぇ。卍解する隙もないなら虚化で…!?)ギィン!
一護「虚閃の中から攻撃してくるだと!?あいつ玉砕覚悟のつもりか!?」
一護「とにかく一人は自滅した。今だ、卍…」
月島「甘かったね…」
一護「か!?…なん…だと?」ズドッ!
月島「さすがにこっちまでは対応できなかったみたいだ」
一護(後ろに3人目!?しまった、斬られ…)
銀城「おらよ!!」バキッ
一護「ごっ!?」ドサッ
月島「今度は味方としてよろしく頼むよ」
銀城「上手くいったな月島。俺の姿も見られてねぇようだし。これで用意は万全だ」
月島「浦原から作っておいてもらって正解だったよ。この僕のケータイ用義骸」
銀城「扱いが難しいって聞いてたけどな」
月島「ああ、そうだったね。僕のブックオブジエンドで『長期間扱いを練習してきた過去』を挿みこまないと使いこなせなかったよ」
月島「それにしても自分の人形が君の虚閃で吹っ飛ばされるのを見るのは複雑な気分だよ」
銀城「虚閃の瞬間上手く入れ替わってなければお前自身がそうなってたんだ。とにかく無駄話は後だ、さっさとずらかるぞ」シュン!
月島「まったく、聞いてきたのは銀城の方からじゃないか」シュン!
書きだめがまだ残ってました
また後日投下します
原作よりまずい状況になる辺り流石一護さん
そういやこれ強くてニューゲームか
すげぇワクワク感が面白かった頃の本編みたいだ
乙
月島さんが獅子身中の虫すぎて怖い
強くてニューゲームの筈なのに最弱一歩手前で絨毯になる一護さんパネェっす
月島さん初見殺しとはいえよく一心浦原コンビに差し込めたな
流石だぜ
やっぱチートだわ月島さん
乙
白夜戦で圧倒的だった天鎖斬月が愛染に素手で止められたリ軽くあしらわれるなら絶望感もあるが
新武器になってロクな活躍もせずに絨毯になってりゃそりゃ株も大暴落っすわ
一護と石田以外違うメンバーで殴り込みって新鮮だな
強くてニューゲームしたのに既にインフレ済みでついていけない一護さん
>>91
明らかに原作より強いメンバーなのに何一つ安心できないw
ほんとバケモンだらけだぜブリーチ世界は
一般人でもオサレであれば戦える
それがブリーチワールド
一護が倒せるように急に敵のオサレ力下がるからな
続き投下していきます
浦原と石田は隙を突かれて月島さんに挿まれて、
一心は刃が深々と入っていく石田を見て、応急処置が必要と考えて駆け出したところを挿まれた感じで…
あと一護は卍解か始解で虚化してれば銀城と月島を倒せたけど、
その時間を与えなかった銀城の作戦勝ちって感じです
~数日後 浦原商店勉強部屋~
浦原「皆サン、準備できたようっスね」
一心「おい一護、ちゃんと遊子と夏梨に家任せておいただろうな」
一護「ちゃんと言ってきたっての。つーかそもそもほとんど家の事遊子に任せっきりじゃねえか」
一護「生活費も渡しておいたから問題ねえよ」
一心「…そうだな」
石田「お前は妹に家事を丸ごと任せてるのか、少しは手伝ってやれ」
一護「うるせえよ、口出しすんな」
夜一「みな揃ったようじゃの」
石田「猫が喋った!?な…ななななな何なんだ一体!?」
浦原「そういうもんスよ。早く慣れてください。一緒に尸魂界に行く仲間なんスから」
夜一「適応力の無い奴じゃのお」ニャーン
石田「あ、ああそうだな。よよよろしく夜一…さん?」
一護(まあかるくトラウマになってもおかしくはねえかもな。にしても石田の野郎情けねえ」
石田「途中から口に出てるぞ黒崎。だいたいお前はこの猫の事を知っていたのか?」
一護「ああ、まあな…」
浦原「それについては私が説明しましょう。黒崎サンの未来の話も含めてね」
~説明中~
石田「…未来から来た…か…」
浦原「信じられないと思いますけど、冗談ではないでス。黒崎さんから聞いた話はどれも嘘とは思えないものばかりでス」
石田「なるほど。そういうことだったのか」
一護「なんだったらお前の未来でも教えてやるぜ」
石田「…いや、遠慮しておくよ。あまり知りたくもないしね」
石田「でも過去の通り茶渡君や井上さんに力を与えなかったのはなぜだ?」
一護「チャドはともかく井上の能力が藍染にまた狙われるのは危険だと思ったからな」
一護(チャドにはむしろ悪いことしちまったかもな…)
夜一「話はすんだか?そろそろ本題に移るぞ」
???「僕を忘れないでもらえるかい」ザッ
一護「月島さん、遅かったな」
月島「久しぶりだね一護」
夜一「待て喜助。こ奴は何者じゃ?」
浦原「そういえば夜一サンは初めて会うんでしたね」
浦原「この方は完現術士の月島サンです。月島サンが虚に襲われているのを黒崎サンが助けたそうです」
月島「あの時は助かったよ」
一護「別に大したことはしてねえよ。月島さん一人でも問題はなかっただろ」
夜一「なるほど、それでルキアとも知り合ったというわけじゃの」
浦原「ええ、そして今回の救出に力を貸していただけるということになったっス」
夜一「なるほど。月島といったかの、よろしく頼むぞ」
月島「猫に握手(?)する日が来るとは思わなかったよ。よろしく夜一さん」
夜一「ところでそもそも完現術とは何なのじゃ?」
月島「ああ、それは…
~能力説明~
夜一「ふむ、なるほどの。お主の能力はその何でも切れる剣ということじゃな」
月島「斬れないものもあるけどね。殺気石なんかはたぶん無理だよ」
夜一「仮に斬れたとしても遮魂膜があるからの。霊子となる儂等では通り抜けれぬじゃろう」
浦原「さあ、話はここまでっス。門の準備も出来ました」
一心「いよいよ…か」
夜一「一護、儂はまだお主が未来の記憶を保持しているのを完全に信じてはおらぬ」
夜一「だがお主自身は信用しておる。だから最初は空鶴大砲を使わぬ方法で瀞霊廷に突入する」
夜一「あれを使えば侵入はすぐにバレるからの。使わぬに越したことはないが…」
一護「ああ、任せてくれ。あとあいつの相手は俺がする」
一護(あいつには聞きたいことがあるからな)
夜一「うむ、頼んだぞ」
鉄斎「店長の合図で穿界門を開けます。ご武運を」
浦原「私達が尸魂界まで門をつないでいられるのは約1分、その間に断界を抜けてくだサイ」
浦原「いきまス!」ゴッ!
〜断界〜
石田「ここが断界…」
一護「ボサっとしてんじゃねえよ。行くぞ!」
一心「石田、月島、周りの拘流には気をつけろ。霊体を絡め取られちまうぞ」
夜一「可能性は少ないが拘突が通る時もある。早く進むのじゃ!」
〜勉強部屋〜
浦原「お願いしまスよ…黒崎サン…」
???「インヴェイダーズ・マスト・ダイ」
鉄斎「店長!」
浦原「なっ!?ぐっ!」ズズズズズ・・・
鉄斎「店長!破道の五十七 大地転踊!」ガガゴゴゴ
雪緒「へえ、周囲の岩石を飛ばすんだね。さっさとなんとかしてよジャッキー」
ジャッキー「言われなくても!なんとかするよ!」バキッバキッ
鉄斎「くっ…店長は…」
雪緒「あのレベルだと閉じ込めるには容量は足りないけど、少しの間だけなら入れることができるよ」
雪緒「ギリコの完現術を使えばだけど」
鉄斎「ほう、ではあなたを倒せば店長は戻って来られるようですな」
???「雪緒を倒すか、それはできねぇな!」ズバッ
鉄斎「ぐおっ!?」ガクッ
銀城「じゃあな、この穿界門を使わせてもらう」バッ
鉄斎「ごふっ、待っ…」
ジャッキー「悪いね、邪魔しないでいてもらうよ!」バキィッ!
鉄斎「がっ!?…店…」ドサッ
鉄斎(せめて…門の維持のための霊力だけでも…門…に…)
ギリコ「案外あっさりといったようですね」
リルカ「それでなによりよ。さ、銀城も行ったみたいだしそのおっさんが起きる前にさっさと帰るわよ」
雪緒「浦原もいつ出てくるかわからないし、今回だけはリルカに賛成」
リルカ「今回だけはって何よ!」
〜尸魂界〜
石田「着いた…ってなんで上空なんだ!?」
月島「まさかここで全滅なんてことはないよね」
一心「ああ、任しとけ。縛道の三十七 吊星!」バンッ!
月島「ふう、助かったよ」
夜一「喜助め、相変わらずじゃの」
石田「ここが尸魂界か。なんというか思ってた雰囲気とは違うな」
石田「ん?向こうの方の建物はこっちと全然違うぞ」
一護「あっちが瀞霊廷、ルキアはその奥の殲罪宮にいる」
一護「でもあっちに近づけば壁と門、それに門番が来ちまう。ここは俺に任せてくれ」
夜一「ああ、わかっておる。兕丹坊は任せたぞ」
………
……
…
銀城「ようやく来やがったか」
銀城(まさか断界の中で拘突に追われて、しかも無理矢理門を抜けたせいで時軸が1日ズレてやがった)
銀城(さすがに昨日月島達がいなかったのは焦ったぜ)
銀城「…さあ、とっとと俺を瀞霊廷に入れろよ黒崎」
………
……
…
兕丹坊「完敗だべ〜!」
一護(やっぱ前と同じ展開になるのか。わかっててやる分心が痛いなおい…)
兕丹坊「ちょっと下がっとくべ。この門を開けてやる」
一心「これもお前の過去にあったことなのか?」
一護「ああ、まあな」
一心「こうなるって知ってて武器を壊したのか。心が汚れちまったなあ。真咲に何て言えばいいんだ…」
一護「うるせぇ」
兕丹坊「う、おおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」ガガゴゴゴゴゴゴ!!!
???「あら、門番が門を開けてどないすんの」
兕丹坊「あ、ああ…、3番隊隊長…市丸ギン…」
夜一「市丸に何人かの死神か。恐らく市丸と藍染と東仙の3、5、9番隊の連中じゃな。」
夜一(ほとんど一護の話通りじゃの…)
一心「奴ら、一護の話じゃ各門に散ってるはずだが、どうやらこの白道門から入る事に賭けたってことか」
市丸「しゃあないなあ。門を開けてまうような門番の腕なんていらんよなあ」
夜一「一護!!!」
一護「はあああああ!!!」ギィン!!
市丸「おっと…君が例の死神やな。まさかいきなり突っ込んで来るとは思わんかったわ」
イズル「市丸隊長!」
一護「場所移すぜ、月牙天衝!!!」ガガガガガ!
市丸「うわっ!?」
一護「おおおおおお!!!」ブン!
市丸「!?」ドガアアアア!
檜佐木「なんて霊圧だ!」
雛森「ま、まるで隊長、いえ…それ以上です!」
夜一「市丸を吹っ飛ばしたじゃと!?」
一護「ここは頼んだ!」バッ
一心「待て!一護、そこまで深追いは…、くそっ、行っちまいやがった」
石田「黒崎の奴!僕達も早く行かないと…」
月島「追いつく前にまずはこの死神達をなんとかしないとね」
檜佐木「市丸隊長への援護は他の旅禍を倒した後だ!油断するなよ!」
イズル•雛森「「はっ!」」バッ
檜佐木「他の護廷隊士は各隊に旅禍の侵入を伝えろ!」
夜一「なるほどのぉ。で、他に動ける隊士がいるかの」ゼンラ
檜佐木「なん…だと…。他の護廷隊士が全滅…。おのれ!ブフゥ!?」
夜一「心配するでない。白打で気絶させただけじゃ。ん?何じゃお主、鼻血が出る程驚いたのかの?」ゼンラ
一心「…いや、自分の姿を見ればわかると思うぞ」
月島「…とりあえず服を着てくれないかい?」
夜一「ああ、そうじゃったの。服を着るなど久しくなかったもんじゃから忘れておった」ゼンラ
檜佐木「ブファッ!」ハナヂダラー
夜一「お主、初心じゃのお。おなごの体を見たことがないのか?」
イズル(ブフッ…あの様子だとなさそうだ…)ハナヂダラー
雛森(胸大きい…)
夜一「まあよい、これでは勝負にならん、そうそうに気絶させてやろう」
イズル「面を上げろ 侘助!」ブン
夜一「むっ」スッ
イズル「檜佐木さん、こいつは僕が相手をします」ハナヂダラー
檜佐木「す、すまん吉良、あとこのことは乱菊さんには内緒にしてくれ」ハナヂダラー
イヅル「今度の飲み代は檜佐木さんのおごりでしたら」ハナヂダラー
夜一「儂を前にして雑談とは余裕じゃのぉ。油断していると一瞬で倒れるぞ」
………
……
…
雛森「檜佐木先輩!大丈夫ですか!?」
一心「おっと、悪いなお嬢ちゃん、あんたには俺の相手をしてもらおうか」
雛森「…あなたは…どこかで見たような…」
一心「ん?そりゃナンパか?悪いなお嬢ちゃん。俺は妻子持ちなんでね」
雛森「そんなわけないじゃないですか!!」
………
……
…
月島「じゃあ僕の相手は君にしようかな」
檜佐木「いいだろう、相手をしてやる」ハナヂダラー
月島「鼻血、拭いなよ」
月島(霊圧はまあまあか。とりあえず最初はこいつにしておこう)
檜佐木「舐めるな!刈れ 風死」
また書きだめでき次第投下していきます
強くてニューゲーム感があんまりない気がw
乙
銀城達がいるだけで面白いから平気平気
面白ければいいのだ!
一護のニューゲーム前の記憶にも月島さんはいるのかな?
いくら月島さんでも一護がニューゲームしてることは知らないんだからニューゲーム前の記憶には挟めない気がする
>>1に力を失った辺りって書いてあるし知らないんじゃね
愛染撃破直後だから存在すら知らない
乙ー
乙
この頃のブリーチは面白かった
>>109
ちょい間違えた
ニューゲーム前の記憶には月島入るのかな?月島さんの記憶挟めるのかって意味だ
ニューゲーム前に挟む必要なんて無いじゃん
勘違いじゃなく妥当な理解だと思うが?
挟めるかどうかなら月島さんだし出来ても不思議じゃないな
そもそも挿入するときに相手のことを理解していないとダメだとかいう設定あんの?
僕の考えた最高の捏造記憶をなんか適当にぶっこむだけじゃないのか
挿したら相手のことが判るとかそういうのがあればよかったんだけどな
>>119
白夜のとき記憶読んでなかったっけ?
一緒に修行した云々のところで
>>120
相手の過去に自分を挟み込むまでは判るけどそれに伴う記憶情報の改竄で月島がそれに至るまでを網羅するのはいくら完現術とはいえ人間の月島には負担がでかすぎじゃないですかね…
白夜を斬ることで白夜と一緒に修行したことになって千本桜の弱点全部分かるようになってたから挟み込む設定次第ではできる
産まれたときからいつも一緒の幼なじみとかにすればオッケー
滅却師は
アスキンやグレミィみたいにちゃんと倒せれば
まだしもリジェやジェラルドをしつこくしすぎた
滅却師か
銀城への電話もロイドによる死神なりすましかもとか考えたら面白いな
この頃の陛下以外の騎士団戦力ってどれくらいなんだろ
ちょくちょく続きを投下していきます
月島さんのそこまで考えずに出したから能力大まかにしか覚えてないや…
月島「それが君の始解かい?面白い形をしているね」
檜佐木「面白いと思っていられるのも今のうちだ。ハァ!」ブン!
月島(投げた、けど除けるのは簡単…ぐっ!?)ザシュ
檜佐木「読めねえだろ?こいつの動きが」ブン!
月島「っ!甘いね」シュン!
檜佐木(消えた!?瞬歩か、いやあの足元の光はなんだ?)
檜佐木「ふっ!」ギィン!!
檜佐木「遠距離が不利と見て近距離戦にする気か?」
月島「やっぱりばれてたみたいだね」
檜佐木「甘い。縛道の六十二 百歩欄干!!」バババババ!
月島「!?」シュン
檜佐木「ギリギリ避けたか。だがこれでまた距離は空いた」ブン!
檜佐木「これで終わりだ!」グィ!
月島「…」キィン!
檜佐木(一撃目は弾いたか、だが…)
檜佐木「無駄だ!」ブン!
月島「無駄だよ」キン!
檜佐木「なに!?風死の動きを読んだのか!?」
月島「『何度も』その斬魄刀の動きを見てきたからね。手に取るようにわかるよ」
檜佐木(馬鹿な!たった数回で風死の動きを…)
月島「さて、まずは1人目…」シュン ザシュ!
檜佐木「馬鹿なっ…」
月島(他にも倒れている死神から霊圧の高いのを何人か挿んでこうか)
月島(ああ、その前に銀城が後で瀞霊廷に入れるようにしておこう)
………
……
…
イヅル「ハァ!」ブン!
一夜「ふむ、さすがの太刀筋じゃ。副隊長レベルじゃの」キィンギン!ギィン!
イヅル「その余裕もここまでだ」
一夜「ほお、一体なにを…なに!?」ズン!!!
イヅル「その短剣、僕の剣を何回受けた?」
イヅル「僕の斬魄刀、侘助は斬った物の重さを倍にする」
イヅル「1度斬れば倍、2度斬ればそのまた倍に…。その短剣、もはや片手で振り回せる重さじゃない」
夜一「そうか、なら捨てればよい」ポイ
イヅル「…え?」
夜一「どうやらこの暗剣を儂の斬魄刀と思ってるようじゃの」
夜一「儂の剣はこの拳じゃ。残念じゃったな!」ゴガァッ!!!
イヅル「げがっ!?な…に…」ドサッ ハナヂダラー
夜一「斬魄刀かどうかなど霊圧をよく察知すればわかるじゃろうに。儂の体もまだまだ捨てたもんじゃないの」ゼンラ
………
……
…
石田「まったく、黒崎はどこに行ったんだ」
石田「確かこっちの方に行ったはず…、あの建物、大きい穴が空いている…?」
バンカイ カミシニノヤリ
ナッ!?テメェ!
石田「!?穴から何かが飛んでくる!」
ズガアアアアアアアアアアアアン!!!
石田「何かが落ちて来たのか?」
一護「ンノヤロォ!いきなり卍解かよ!」
石田「黒崎!?なにをしてるんだ!?」
一護「後ろだ石田!クソッ!」バッ!
市丸「神死槍 舞踏」グオッ
一護「ぐっ!」ガガガガガガ
一護(始解じゃ防ぎ切れねぇ!卍解する余裕もない。だったら!)
一護「オオオオオオオ!!!」ズアッ
石田「止めた!それにこれは虚の霊圧。黒崎の奴何を…」
市丸(虚化か。藍染隊長の言うとった通りや)
一護(虚化)「月牙天衝!」ギィィィィィィン!!!
市丸「あーあ、まさか僕の卍解が始解に弾かれるなんて…」
市丸「ほんま、悪い冗談や」
一護(虚化)(始解に虚化じゃ、あいつの卍解相手に刀を弾くぐらいはできるみたいだな…)
石田「動くな、動けば即座に矢を放つ」バッ
市丸「2対1か、怪我せんうちに退散させてもらうわ。縛道の二十一 赤煙遁」バシュウウウウ
石田「くそっ、煙幕か!」
市丸「ほなさいなら」シュン
石田「…逃げたのか。大丈夫か、黒崎」
一護(虚化)「なんとかな。咄嗟に虚化しなかったらやられてた」
一護「卍解でなんとか止められるレベルの技を始解相手に使いやがって」ズァッ
一心「一護!!無事か!?」
一護「みんなも怪我はないようだなブフッ!?」
石田「みんなも追いつてきたようだブフッ!?」
一護「なんでまた裸になってんだよ!?」
石田「いつの間にか痴女が仲間になってる!?」
一心(『また』ってどういうことだ…一護…)
一心(いや、未来で同じようなことがあっただけかもしれん。いや…でも…まさか…一護がいつの間にか大人の階段を…)
夜一「ああ、そうじゃったな。お主には言っておらなんだか」
夜一「儂が夜一じゃ」
石田「あ、あの猫が…、まさか人間になれるなんて…。だから裸なのか」
夜一「そもそも人語話す猫などおるわけなかろう。少し考えればわかるじゃろうに」
石田「いるわけないような猫だったから軽くトラウマになりかけたんだが…」
夜一「しかたないのぉ…。少し待っておれ。適当な服を持ってくる」
一護「持って来なくていいから着て来てくれ」
………
……
…
夜一「待たせたの」シュン
月島「死神の衣装だね。なるほど、この瀞霊廷で動くには1番理に叶ってるよ」
夜一「月島と石田の分もある。着替えておくのじゃ」
夜一「死覇装はさっきの護廷隊士から貰っておいた」
一心「剥いできたの間違いだろ」
夜一「そういえばお主の相手はどうしたのじゃ?」
一心「あの嬢ちゃんならデコピンで吹っ飛ばしておいた。そんなに霊圧は込めてねえから数時間で目を覚ますだろうよ」
夜一「ならよい。ではこれからは二手に分かれてそれぞれルキアが囚われているであろう懺罪宮を目指すのじゃ」
一心「手筈通り、俺と一護に石田、夜一は月島とだな」
一護「親父と一緒にか…マジかよ…」
一心「ふんっ!」ゴツン!
一護「痛ってえええ!!何しやがる!!」
一心「不意打ちも避けられないガキは親の後ろにくっついとくんだな。あと無責任な行動は絶対にするな」
一護「前半はまだわかるけど後半はどういうことだよ」ピキピキ
石田「黒崎、さっきの虚の霊圧、進みながら説明してもらうぞ」
一護「ああ…」
月島「それじゃ、よろしくお願いするよ。夜一さん」
夜一「…うむ」
夜一(月島…、こやつ喜助の紹介と言えど得体が知れぬ)
夜一(目を光らせておくに越したことはない)
………
……
…
???「おんもしろいの見ーつけた!早く剣ちゃんを呼んで来ないと!」ヒュン
〜流魂街〜
銀城「…そろそろあいつらが突入して30分弱ってところか」
銀城「頃合いだ。月島の奴が上手くやっていればいいが」
………
……
…
銀城「でかいな。テメェがこの門の門番か?」
兕丹坊「おめぇも旅禍だべ?今日は客が多いだ」
銀城「俺は月島の仲間だ。月島から聞いてるはずだぜ。銀城って奴が後から門に来るから入れてやれってよ」
兕丹坊「そういえばそうだべ〜。おだも月島さんにお世話になったべよ」
兕丹坊「月島さんのお願いなら職責も賭けて中に入れてやるべ!」
銀城「ああ、よろしく頼む」
銀城(ちゃんと隙を見て門番に挿んで俺のことを伝えていたか。あとは月島の携帯に仕込んだ発信器を追うだけか)
銀城(しかしあの伝令神機の言う通りに上手くいくってのが納得いかねぇ。ご丁寧にこっちでも使える発信器を送ってくるときたもんだ)
銀城(…こいつの狙いはなんなんだ。どうも無理やり黒崎共に近づかされた気分だ)
〜瀞霊廷〜
夜一「ついて来ておるか、月島」
月島「なんとかね。浦原から聞いていたけど瞬神って言われるわけだよ」
月島「気を抜いたら置いて行かれそうだ…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
月島「…へぇ、なんだいこの化物じみた霊圧は?まるで喉元に刀を押し付けられてる気分だ」
夜一「ぐっ!?この霊圧は…」
剣八「よお、テメェラが旅禍みてえだなァ」
夜一「更木…剣八じゃと!よりにもよってお前が来るか!」
月島「どうして僕達が旅禍だってわかったんだい?一応変装したつもりなんだったんだけどね」
やちる「はいはーい!私だよ!門の近くで偶然戦ってるの見つけたから剣ちゃん呼んできたんだよ」
剣八「おいやちる、市丸の野郎と戦ってたのはどっちだ?」
やちる「んー、いないよ。二手に分かれちゃったみたい」
剣八「ちっ!仕方ねぇ。ならテメェラをとっとと斬って追いかけるぞ」
剣八「せめて準備運動程度にはなってくれよ、なあ旅禍ァ」スラァ
夜一「…仕方ない、ここでこやつを倒す。手を貸せ月島!」
月島「そうするしかないみたいだね」
剣八「ほう、まあまあの霊圧じゃねえか、悪くねえ。だがその男はまだ俺と差があるな」
剣八「なんなら先に切らせてやろうか?」
月島「願ってもない、遠慮はしないよ」ズバッ!
………
……
…
一護「なんとか他の死神にバレずに先に進めてるな」
一心「油断はするな。さっきの白道門の騒ぎがそろそろ瀞霊廷全体に広まる頃合いだ」
石田「僕と黒崎さんは目立たないが、黒崎のオレンジ頭はさっきから目立ってしょうがない」
一心「この機会にいっそ坊主にしてやろうか?」
一護「…さすがに勘弁してくれ。あと俺と親父の呼び分けはなんとかならねえのか?」
石田「それにしても殲罪宮は遠いな。まだかなり距離がある」
一心「焦るな、それでも慎重に行くぞ…!!」ドドドドドド!!
石田「あれは…死神の大群か!?」
一護「こっちに来るぞ!仕方ねぇ、ここは俺が…」
一心「待て、あいつら俺たちを見つけても刀に手をかけようともしねえ。このまま端によってろ」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
一護「…ふう、なんとかやり過ごしたな」
石田「白道門の方へ向かっているようだ。恐らく門の周りの警戒や索敵人員だろう」
石田「隊長格はともかく一般の死神にはまだ僕達の情報は回ってはいないようだ」
一護「そうみたいだな。…おい、石田、親父は?」
石田「そういえばいない、どこへ…」
一心「うおおおおおおおお、お前ら押すんじゃねえええええ!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
石田「巻き込まれてるぞ…」
一護「…このまま放っていこうぜ」
???「おい、お前ら」
石田「!?」
一護「!?…冬獅郎」
氷番谷「氷番谷隊長だ。無礼なのは見逃してやるが…見ない顔だな。ここで何をしてる?」
一護「っ!…」
石田「瀞霊廷に侵入者が現れた事を各隊士に伝令するよう指令をいただいております」
氷番谷「なるほどな。なら俺から1つ教えておいてやる」
氷番谷「瀞霊廷ではそういった緊急の伝令については裏廷隊が任についている」
氷番谷「もう一度聞くぞ。お前ら、何者だ?」ゴオオオオオオオオ
石田「この霊圧…!!」
氷番谷「隊長連中には旅禍の内情報が入った1人の風貌は伝令済みだ。そのオレンジ頭、お前が旅禍だな」
一護「俺の情報ってことは伝えたのは市丸か…。最初っからバレてたのかよ」
氷番谷「その霊圧で隠れ切れると思ってたなら甘かったな。俺もここに来たのは偶然だったが」
氷番谷「ここで副隊長3人の仇を打たせてもらうぜ!」
石田「銀嶺弧雀!」ババババババ!
氷番谷「チッ!」バッ!
黒崎「その弓、お前…」
黒崎(虚圏の時の…)
石田「不思議そうな顔をしているな黒崎」
石田「穿界門の準備の間、僕が何もしていなかったと思っていたのか?」
石田「現世に現れた藍染の霊圧と僕の霊圧の差が大きすぎたからね。仕方なく浦原さんと頼み込んで竜弦に修行をつけてもらったのさ」
一護(確か前の時は滅却師の力を取り戻した後にその力を手に入れてたはずだ。それが力を失う前にこの力を手に入れたのか)
一護(そんなことが…本当にできたのか…?だったら何故以前は最初からそうしなかったんだ)
一護(石田の親父の機嫌か?それとも他に理由があるのか…)
一護(そういえば浦原さんが病院への抜け道がどうとかいってたな。ってことは浦原さんがうまくやったってことか?)
石田「黒崎!ここは僕がやる、お前はさっさと先に進め!」
一護「なっ!馬鹿かよ!あいつは隊長だぞ!」
石田「心配するな黒崎、僕にはいくつかとっておきもある」
黒崎「石田…その手袋は…」
黒崎(浦原さんから聞いたことがある。あれは確か散霊手套。こいつまさかまた力を失う覚悟で…!!)
石田「その顔、最終形態の事を知っていたのか。とにかく黒崎は先に行け。力を失う覚悟ならとっくにしている」
黒崎「石田…」
氷番谷「おしゃべりは終わったようだな。ならいくぜ…、霜天に挫せ…」
???「始解はちょっと待ってもらうぜ。氷輪丸を使えば付近にいる隊士も危ねえだろ」ガシッ
氷番谷「腕を!?誰だ…!!」
一護「なっ!馬鹿かよ!あいつは隊長だぞ!」
石田「心配するな黒崎、僕にはいくつかとっておきもある」
一護「石田…その手袋は…」
一護(浦原さんから聞いたことがある。あれは確か散霊手套。こいつまさかまた力を失う覚悟で…!!)
石田「その顔、最終形態の事を知っていたのか。とにかく黒崎は先に行け。力を失う覚悟ならとっくにしている」
一護「石田…」
氷番谷「おしゃべりは終わったようだな。ならいくぜ…、霜天に挫せ…」
???「始解はちょっと待ってもらうぜ。氷輪丸を使えば付近にいる隊士も危ねえだろ」ガシッ
氷番谷「腕を!?誰だ…!!」
一護が黒崎表記になってたので訂正しました
続きは出来次第投下していきます
おっ 一心かな?
ワシじゃよ
乙ー
オープニングじゃ石田と日番谷激闘繰り広げてたのに戦うどころかまともな会話もなかったな
乙
剣八っつぁんがなんだか月島さんにあっさり洗脳されてそうで吹く
一心「よお、2、30年ぶりってとこか冬獅郎」
氷番谷「志波…隊長…、なんでここに…」
一心「一護、石田、お前らは先に行け。冬獅郎…その羽織を着てるってことは隊長になったのか」
氷番谷「…質問に答えろよ」
一心「そういや乱菊はどうした?あいつは俺と違ってサボリ魔だからな。もしあいつが副隊長ならお前も苦労「質問に答えろォ!!!」ギィン!
一心「…」
氷番谷「俺達を放っていきなり失踪した挙句、突然戻って来て瀞霊廷を攻撃して…なにが目的だ!?」
一心「すまねえな…。俺だってお前らと離れるとは未練タラタラだったさ」
一心「でも悪いな。ここに来た理由は答えられねえ」
氷番谷「そうかよ…。なら力尽くで喋らせてやる!」
氷番谷「氷輪丸!!」ブオオオオ!
一心「解号も無しに始解か。途中だった卍解の修行は完了したみたいだな」
氷番谷「黙れ!水氷鱗!」ガキュッ!!!
一心「…やるしかないか、燃えろ 剡月!」ゴオオオオオオオオオ
一心「月牙天衝!!」
………
……
…
石田「これが隊長格の霊圧…何て高さだ。…なにぼうっとしている!早く助けに入るぞ黒崎!」
一護「…いや、俺たちは先に行くぞ。たぶん親父と冬獅郎の間には何かがある」
一護「俺達が割って入れば到底解決しねえ何かがな…。ほら、さっさと行くぞ石田」
石田「そんな理由で、って待て黒崎!」
………
……
…
剣八「ははっ!ははははははは!!!」ギィンギンキィン!!!
月島「ぐっ!僕は君の恩人のはずだ!その僕と戦って心は痛まないのかい?」
剣八「何言ってやがる月島ァ!俺を最高に愉しませてくれるテメェと戦える、それ以上に優先するもんなんざねェだろうがよ!!!」
剣八「さあ!この戦いを楽しもうぜ!!オイ!!」ギィィン!!
月島(挿んで分かった。更木剣八に僕の能力は相性が悪過ぎる)
月島(更木剣八にとっての恩人は戦いの愉しさを教えた人。ここまでの戦闘狂に挿んだ経験がなかったのが失敗だったようだ)
月島(自分から斬らせてくれる相手と、あの巨大な霊圧で思考が鈍ってしまったか)
月島(彼にとって『最高の恩人の僕』をとっさに挿んだ結果がこれとはね…)
月島(もし全力の力を出されれば、…『何年も一緒にいて彼の全てを知っている僕』でも対抗する手段はない)
夜一(月島…あやつは何を言っている。なぜあやつは剣八と知り合いのような会話をしている)
夜一(なぜ剣八は月島の名を最初から呼ばなかった…)
剣八『ほう、まあまあの霊圧じゃねえか、悪くねえ。だがその男はまだ俺と差があるな』
夜一(その男と呼んでいたのが変わったのはいつじゃ…。月島は何かを剣八に行ったと考えるのが妥当じゃろう)
夜一(恐らくそれは月島が無防備の剣八を斬ったとき…。まさかあやつの能力は…!)
夜一(恐らく儂以外の全員が月島に騙されていると見て間違いない。奴の能力は斬った相手の過去の改竄じゃ!)
夜一(月島め、恐らく剣八の過去を変え自身の仲間にしようとしたか。だが剣八の戦いの優先度を自身が越えられなかったようじゃの)
夜一(さてどうする。このまま月島を放っておくか…。いや更木剣八は厄介な上、狙いは一護じゃ。ここは月島に助太刀してでも奴を行動不能にすべきじゃろう!)ザッ!
やちる「剣ちゃんの邪魔しちゃダメだよー!」
夜一「悪いの、そこを通してもらうぞ」
一角「そりゃ無理な話だ。隊長の邪魔させられねぇなぁ」
弓親「君はまずこちらの相手をしてもらうよ」
夜一「増援か…仕方ないようじゃの」
一角「はっ!元二番隊隊長と戦えるなんざツイてるぜ!延びろ!鬼灯丸!」
一角「悪いな弓親、俺が先にいくぜ!」
夜一「1対1か、十一番隊らしいの。じゃが儂を相手に何秒もつ…!?これは…」ゴオオオオ!
弓親「虚の霊圧!?馬鹿な!ここは瀞霊廷だぞ!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
一角「あれは虚閃か!?更木隊長!」
剣八「ああ?ごがっ!?」ゴオオオオオオオオオオ!!!
一角「隊長!!!」
やちる「剣ちゃん!!」バッ!
???「よお、間に合ったみてえだな月島ァ」
月島「思ったよりも遅かったね銀城」
夜一「あれは…初代死神代行銀城空吾!?馬鹿な!なぜあやつがここに!?」
銀城「尸魂界に来たのは久しぶりだから仕方ねえだろ。そら、さっさとずらかずぞ」
一角「逃がすかァ!!!」
弓親「咲け 藤孔雀!!」
銀城「うるせぇーんだよ!!三下がァ!!」ズバッ!
一角「ごあっ!?」
月島「遅いよ」ズバッ!
弓親「グッ…くそっ…」
銀城「卍解してりゃこんなもんか。席官程度じゃ話にならねえな」
銀城「おい月島、そいつには挿まねえのか?」
月島「更木剣八に挿んでも意味がないどころか逆効果だったからね。更木に関係のある死神には挿まないよ」
月島「何が起こるかわからないからね」
銀城「そうかい。さて、面倒臭ェ連中が出張って来る前に移動するぞ」
夜一「ほう、お主ら、瞬神と言われた儂の前で逃げる算段とは肝が座っとるの」
銀城「夜一か。確かに逃げるのは難しいが…倒すだけなら問題ねえよ」
月島「あの小さい女の死神は更木のとこに行ったから2対1。それに僕達は別に朽木ルキアの奪還を阻止する気なんてないよ」
月島「ここは見逃してくれてもいいんじゃないかな?」
夜一「そうやすやすと信じられると思うかの」
銀城「仕方ねぇな…。てめえらはなるべく殺したくはなかったんだけどよ」
銀城「じゃあな!!」キイイイイン!!
夜一「虚閃か!?」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
夜一(なんとか掠っただけですんだが…、このまま2対1ではきついの)
夜一(奴らの目的がルキア救出の阻害ではないらしい…だがあの初代死神代行なら尸魂界で何をしでかすかわからぬ)
夜一(銀城の狙いは恐らく尸魂界への復讐じゃろうからの。月島はその駒と言ったところか)
夜一(とにかく奴らをここで倒さねばならぬか。他の隊長格が来るかもしれぬが仕方ないの)
夜一(虚閃による土埃が消える前に瞬閧で倒すしかあるまい…!?これは!?)ヒュン!
夜一(鎌か!?なに!?)ズバッ
夜一「ぐっ!なんじゃ、今の軌道は…、貴様は…」
檜佐木「月島さんの邪魔はさせん」
夜一「門でおった席官じゃと。そうか月島め、こやつの過去に何かしたようじゃの」
月島「へえ、僕の能力がわかったようだね。そう、僕のブックオブジエンドは斬った相手の過去に僕という存在を挟み込むのさ」
夜一「なん…じゃと…」
月島「今の彼にとって僕は命の恩人だよ」
月島「じゃあここは任せたよ修兵。いくよ銀城」
夜一「逃がさん!瞬閧!!」
バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!
………
……
…
夜一「…浦原の言っておった携帯用義骸か。本物は逃げたようじゃの。倒せたのは操られた席官のみか」
檜佐木「」
夜一「剣八の霊圧もない…か。恐らくあの小さい死神が連れて行ったようじゃの」
夜一「まさかここまで早く1人になるとは…。これからどうするか…」
………
……
…
銀城「追って来ねえか。なんとか逃げ切れたな」
月島「これからどうするんだい、銀城」
銀城「そろそろ旅禍の侵入が瀞霊廷中に広がる頃合いだ。今暴れれば面倒なことになる」
銀城「別の場所で騒ぎが大きくなるまで身を隠す。黒崎達が朽木とやらを助けるために動き出した頃合で俺たちも動くぞ」
月島「じゃあ誰かに見つかる前に早く隠れ場所を見つけないとね」
銀城「そういうことだ。どこか倉庫あたりでも使うか」
銀城「ああ、道中死神がいれば脅すか挿むかで朽木ルキアの処刑時間を調べとかねえとな」ザッ!
………
……
…
???「…」ズズズズズ・・・
???「2つ目の代行証を持つ巨大な霊圧の死神に興味をそそられていたが…」
???「初代死神代行に斬った相手の過去の改竄できる人間とは随分と面白い能力だネ」
???「実に興味が湧いたヨ…」
今日はここで終わり、続きはまた夜に投下します
月島さんの能力ほんと簡単なようで難しい
乙ー
一護の霊圧が消えそう
うーんこのモルモット候補感
やっぱ夜一さん素敵だわ
マユリ隊長キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
乙ー
原作にも起こりそうだった月島VS剣八戦、予想は出来たがやっぱりこうなるかさす剣
今日も1日がんばるぞい
順調に事態が悪化しているな
夜一さんが月島さんのことに気付いた事だけじゃないか?事態が好転したのって
この自分の能力をべらべら喋るあたりが完全にBLEACHだわ
よく考えると月島さんの記憶挟む能力そんな強くないのか?
隊長格なら(一部を除いて)私情抜きで戦うだろうし、強化しまくっても所詮は人間のスペックに毛が生えたようなもんだし
人物だけじゃなくて、物や場に記憶を差し込めるのはかなりえげつないよ
直接戦闘でも強いけどサポートに専念されたら攻略諦めるレベル
日番谷の字間違ってんぞ
化け物には化け物をぶつけんだよ!(月島VSマユリ)
刀折られても挟んでおいたよで直せるチート能力だぞ
マジじゃん、氷番谷て誰やねん
日より氷のほうがわかりやすいと思ってしまった
マユリ隊長って月島さんに挟まれたらどうなるんだろ?
マユリ様に挿んで弱点を調べようとしたら逆に弱点をつかれる月島さん
マユリ様だと今まで関わった全ての人物に対して対抗策を用意してるはず
この人の場合、恩人と言う要素が実験や研究の可否に何らかの影響があると思えない
すでにスレタイから遠退いているあたりかなりのBLEACH感
強くてニューゲームは必ず無双できるわけじゃないからセーフ
一護が無双できるわけがないし…
強くてニューゲーム(難易度インフェルノ)なだけだから……
>>165
能力バレしてる時点で逆手に取られるのがわかりやすすぎて…
足殺地蔵とか投薬とかで実験されるんやろなあって
実験したい→何で実験してないんだっけ?くらいの変化
剣八が強いやつと戦いてえってのと同じで実験一緒にしようぜって感じなのかな
よかれと思って精一杯改造しておいたよ!
いつから(一護が)強くてニューゲームだと錯覚していた
ノーマルをクリアした後引き継いだベリーハード感
こんなの強くてニューゲームじゃないわ!
ただの周回ルナティックモードよ
今の状態の一護なら最後の月牙にならんでも愛染を倒せるんかね?
なんかパペットマペットの後ろの奴になる前よりも倒せる状況が想像できんけど
始解を見てはいけないとかすっかり忘れてそうだな
よく考えたら完全催眠を相手に始解をみるなって見たのか見てないのかの判断はつくんですかね…
見てないと仮定して立ち回るしかない
ついでに言うと隊長格は名前を呼ばずに開放可能
>>183
かわしようがねえww
対峙した時点で負けみたいなもんだよな
始解を見たら駄目って正直よく分からん
面白そうだから実験するがなんで面白そうなのに実験してなかったんだろになるだけなんかね
日番谷が氷番谷になってたのきづかなかった…
ちょくちょく投下していきます
………
……
…
一心「うおっ!?」パキパキ
一心「ぬん!!」バキン
一心「俺の剡月を凍らせるなんざ、強くなったな冬獅郎」
日番谷「日番谷隊長だ。一振りで氷を振り払っておいてよく言うじゃねえか」
日番谷「なめてかかるのもここまでだ」ゴオオオオオオオ!!!
一心「俺がいた頃よりも霊圧の桁が違うな」
日番谷「…とっとと終わりにして、てめえらの計画を全て話してもらうぜ」
一心(これ以上時間をかければ他の隊士が集まってくるか。仕方ねえか)
一心「わかった冬獅郎、話してやるからちょっと待て」
日番谷「だから日番谷隊長だ。…どういう心変わりだ?」
一心「お前になら話してみる価値があると思っただけだ。2度は言わねえからちゃんと聞いてろよ」
………
……
…
一護「くそっ、コソコソしながらじゃなかなか進めねえ。なんとかならねえのかよ」
一護「…無視かよ石田…って石田!?おい!あの野郎どこ行きやがった!」
一護「この瀞霊廷で迷子かよ!聞きたいこともあったのに冗談じゃねえ!」
隊士「おい!旅禍を見つけたぞ!こっちだ!!」
一護「やべっ!もう一般隊士に情報が広まってたのかよ!」
一護「とにかく一旦逃げねえと!石田を探すのは後回しだ!」シュン
………
……
…
一心「つーわけだ。俺達は藍染がルキアを殺して崩玉を手に入れるのを阻止するためにここに来た」
日番谷「あの藍染がだと…、涅や市丸ならまだ納得だが藍染が俺達を騙してた…だと…」
一心「そのうち裏廷隊がルキアの処刑を早めることを伝えに来る。そうなりゃ少しは俺の言うことも信じる気になる」
裏廷隊「日番谷隊長、伝令です」
一心「お、いいタイミングに来たな」
日番谷「…朽木ルキアの処刑を早めることか?」
裏廷隊「すでに伝令済みですか。失礼「待て!」
日番谷「今すぐ伝令神機でこの伝令を回している全ての裏廷隊士の生存を確認しろ!」
裏廷隊「は…はっ!」
一心「そこまで信用ねえのか俺は。別にそいつらを襲って情報を得たわけじゃねえよ」
裏廷隊「ぜ、全員無事です」
日番谷「…そうか。もう下がっていいぞ。あとここで俺がこいつと話していたことは誰にも言うな」
裏廷隊「それは…」
日番谷「わかったか」ゴオオオオオオ
裏廷隊「ひっ!?は、はっ!」シュン
一心「冬獅郎、お前…」
日番谷「勘違いするな。まだ話の全てを納得したわけじゃねえ」
日番谷「そもそも俺もこの事件に納得してるわけじゃねえからな。取り調べの無さや罪歴の無い朽木ルキアが犯人だってことのような不可解な点が多過ぎる」
日番谷「それにあんたが消えたことだって許したわけじゃねえ。まだその理由は話してもらってないからな」
一心「それも後で話すさ。さあ早くここから…ぐっ!?肩が!?」グサグサ
日番谷「これは…」
東仙「清虫二式・紅飛蝗」ヒュンヒュン!!
一心「ちっ!東仙か、藍染の野郎、早速手を出して来やがったか」キィンギン!
日番谷「東仙、これは俺の戦いだ。手を出すんじゃねえ!」
東仙「私には刀を納めたように見えていたが」
日番谷「っ!…まさか本当にお前も」
東仙「…」
日番谷「答えろ、東仙!!」
東仙「志波元隊長から話を聞いたとなれば計画の邪魔になるか…」
東仙「藍染様のために消すもやむなし」
日番谷「嘘…だろ…」
一心「1人で俺達の相手をするつもりか。随分と舐めてくれるな東仙」
東仙「1人で相手をするなどと誰が言った?」
ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!
日番谷「この霊圧…まさか!」
狛枝「見つけたぞ旅禍!」
伊場「あの旅禍の羽織は…隊長羽織じゃけぇ!?」
日番谷「七番隊…くそっ」
狛村「貴様…まさか志波隊長が旅禍に成り果てるとは」
一心「相変わらず素顔は隠したままか狛村隊長」
東仙「おしゃべりはここまでだ。旅禍の進撃を止めるぞ、狛村」
狛村「ああ。いくぞ、志波。天遣!!」ゴッ!!
日番谷「氷輪丸!!」ガキィン!
狛枝「血迷ったか!?日番谷隊長!」
日番谷「悪いな、しばらく隊を離れるぜ」
一心「おおおお!!!」ブン!
東仙「ふっ!?軽い剣だ」キィン
一心「そりゃそうだろうよ。こっちに力使ったんだからな」ポイ
東仙(刀を放り投げた!?)
一心「破道の八十九 飛竜撃賊震天雷砲!!!」ガガガガガガガガガガ!!!
東仙「ごっ!?っく!詠唱破棄でこの威力!さすがは元隊長か!」
一心「はっ!ありがとよ!月牙…」パシッ
伊場「東仙隊長、助太刀させてもらいやす!」ブン!
一心「くそっ!」キィン
東仙「終わりだ、志波一心。卍…」
???「光の雨<リヒト・レーゲン>」
東仙「なにっ!?」ババババババババババ!!!
一心「この霊圧は…」
狛村が別のキャラになってったんだ投下しなおします
狛村「見つけたぞ旅禍!」
伊場「あの旅禍の羽織は…隊長羽織じゃけぇ!?」
日番谷「七番隊…くそっ」
狛村「貴様…まさか志波隊長が旅禍に成り果てるとは」
一心「相変わらず素顔は隠したままか狛村隊長」
東仙「おしゃべりはここまでだ。旅禍の進撃を止めるぞ、狛村」
狛村「ああ。いくぞ、志波。天遣!!」ゴッ!!
日番谷「氷輪丸!!」ガキィン!
狛村「血迷ったか!?日番谷隊長!」
日番谷「悪いな、しばらく隊を離れるぜ」
一心「おおおお!!!」ブン!
東仙「ふっ!?軽い剣だ」キィン
一心「そりゃそうだろうよ。こっちに力使ったんだからな」ポイ
東仙(刀を放り投げた!?)
一心「破道の八十九 飛竜撃賊震天雷砲!!!」ガガガガガガガガガガ!!!
東仙「ごっ!?っく!詠唱破棄でこの威力!さすがは元隊長か…」
一心「はっ!ありがとよ!月牙…」パシッ
伊場「東仙隊長、助太刀させてもらいやす!」ブン!
一心「くそっ!」キィン
東仙「終わりだ、志波一心。卍…」
???「光の雨<リヒト・レーゲン>」
東仙「なにっ!?」ババババババババババ!!!
一心「この霊圧は…」
それは違うよぉ…
石田「不用意に霊圧を上げていたな。隊長格が4人も集まればいやでも遠くまで霊圧を察知できる」
石田「わざわざ戻ってきて正解だったようだ」
東仙「滅却師!…ホワイトの時といい滅却師は何度も邪魔をしてくれる」
一心「ありがとよ石田。…気をつけろ、又聞きの情報だが浦原によると東仙の卍解は触覚以外の五感の喪失だ」
一心「卍解する前に倒すぞ」
石田「あいつが東仙か。わかった、なら僕がもう1人の方をなんとかする」
伊場「卍解を封じるじゃと。ならワシが時間を稼ぐけぇ、その隙に卍解してくだせぇ」
石田「銀鞭下りて五手石床に堕つ 五架縛<ツィエルトクリーク・フォン・キーツ・ハルト・フィエルト グリッツ>!!」
伊場「なんじゃあこれは!?閉じ込められるじゃと!?」
石田「本当は使うつもりはなかったが、役に立ったようだ」
一心「さすがはあいつの息子だ!!」
東仙「くっ!清虫!」リィン
石田(まずい!)シュン!
東仙「逃がしたか。破道の…」
一心「石田に気を取られすぎだ。縛道の六十三!鎖条鎖縛!」
東仙「こんなもの!清「月牙天衝!!!」ズバアッ!!!
東仙「ごはっ!?が…」ドサッ
一心「悪いな、藍染に良い知らせは届けられねえよ」
伊場「おおおお!!!東仙隊長、ご無事で…なっ、東仙隊長!?」バキィン!
伊場「おのれらァ!!」
一心「悪いな、恨まないでくれよ」バキッ
伊場「ぐおっ!?」ビューン
石田「飛んでいった!?霊圧を込めたデコピンでこの威力…。滅茶苦茶だ…」
………
……
…
狛村「貴公の氷では儂の天遣を止めることはできぬ。今ならまだ間に合う、こちらへ戻れ!」
日番谷「断る。別にあいつが元上司たがら刀を引いたわけじゃねえ。あいつの言うことの方が正しいと考えただけだ」
狛村「どういうことだ?」
日番谷「通常、死神に刑を執行するのは拘留後30日前後ってとこだ。だが今回は現世であれだけの破壊行為や死神を虐殺した点を考慮しても早すぎる」
日番谷「それどころか執行日がどんどん早まってやがる」
日番谷「それに前代未聞の事件の割りに殲罪宮で取り調べもほとんどされてねえ」
日番谷「つまり裏で手を回して朽木ルキアに罪を被せて殺そうとしている奴がいる。それが藍染や東仙ってことらしい。犯人に関しては半信半疑だがな」
狛村「ふっ、何を言う。藍染隊長や東仙がそんなことをするわけがないだろう」
狛村「だがワシも今回の事件について全てを納得しているわけてわはない。だが元柳斎殿が是と言った」
狛村「ならワシが疑問を挿む余地などない!ゆくぞ…卍解!!!黒縄天遣明王!!!」
日番谷「聞く耳持たずってことか。総隊長への恩はもはや崇拝か。仕方ねえ、卍解 大紅蓮氷輪丸!!!」
日番谷「郡鳥氷柱!!」
狛村「無駄だ、明王にその程度の攻撃は効くまい」
日番谷「竜霰架!!!」ゴオッ!
狛村「ぐっ!?おおおおおおお!!!」バキィン!!
日番谷「ぐあっ!?」ガシャァン!!
日番谷(竜霰架を腕で無理やり叩き落とされた…だと…。だが狛村の胸の傷、あの卍解を竜霰架で刺した場所だ)
日番谷「なるほどな。この卍解の弱点は卍解の傷が使用者とリンクすることか」
伊場じゃない、射場。
また名前間違ってしまった…
これで三人目やorz
必要なのはライブ感だから
狛村「さっきの一撃で見破ったか。大したものだ…が、この巨大な明王相手にその矮小な卍解でどこまでくらいつけると…」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
狛村「なんだ…空が、雲に吞まれていく…。なにをした?」
日番谷「天相従臨、俺の氷輪丸の基本能力だ。悪いが、一瞬で終わらせる。これを卍解の状態で試すのは初めてだからな」
狛村「一瞬で終わらせるだと。笑わせる」ゴッ!
日番谷「氷天百華葬」グオッ パラパラパラパラ
狛村「なんだ…雪が降って…なに!?明王に氷の花が咲いただと!」
狛村「振り払っても次々と…おのれ!」
日番谷「百輪の氷の華が咲き終える頃には…お前の命は消えている」
狛村「ぐ…体が…凍えて…動かない…」ギギギ
日番谷「卍解を氷漬けにしたんだ。そのダメージがそのまま自分にきてるようだな」
一心「終わったようだな。それにしてもでかい卍解だ」
石田「これが…卍解…」
一心「殺したのか?」
日番谷「心配するな。俺達がここを離れる前に技を解く。これだけ目立つ技を使ったんだ、早く身を隠すぞ」
ガシャァァァァァァァァン!!!!!
一心「なにが起こった!?」
日番谷「狛村の卍解が解けて纏っていた氷が崩れただけだ。おい、すぐに行「日番谷ァァァ!!!」ガバッ!
日番谷「なに!?まだ動けただと!?」
狛村「貴公だけでもォ!」ブン!
日番谷(くそっ!間に合わねえ!)
石田「光の風<リヒト・ヴィント>!」ガガガガガガ!
狛村「ぐっ!?貴様!がァ!!」バキィン!
石田「何て奴だ…全て腕で防いだのか!?くっ!」バッ! ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!
狛村「なんだ今のは…さっきの矢ではないな」
狛村「だが全て外したか。これで終わりだ!!…なに!?」ガクン
狛村「ぐ…体が動かぬ…。地面に印だと…」
石田「さっき外したのは矢じゃない。魂を切り裂くもの<ゼーレシュナイダー>、竜弦の隠し倉庫から拝借した品物だ」
狛村「なん…だと…」
一心(お前の息子…少し素行が悪くなってねえか…)
石田「さあ、終わりだよ」ポトッ
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
狛村「ぐっ…ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ドサッ
一心「こりゃやりすぎだろ…」
日番谷「なんて威力だ…。お前何者だ?」
石田「僕は滅却師、石田雨竜だ。君こそどうしてこちら側に…」
日番谷「滅却師か、霊術院で聞いたことがあるな。とにかく詳しいことは後で話す。今はさっさとずらかるぞ」
一心「誰かさんが卍解なんぞ使うからわんさか死神が寄ってきちまいそうだからな」
日番谷「…あんたとは一回決着をつける必要があるみたいだな」ピクピク
一心「ほう、実力がついた分少し生意気になったな。ま、それ以外は変わらねえけどな」
日番谷「ああ!?背が伸びただろうが!!」
石田(こんなので大丈夫なのか…)
また書きだめでき次第投下していきます
BLEACHの人名と技名の漢字って改めて見ると難しいなあ
めっちゃ面白い期待
ブリーチは面白くなる素材は山ほどあるんだよなあ
やっぱこの頃のブリーチマジで面白いな 1も上手いし
いいね
………
……
…
銀城「くそっ、厄介な奴に見つかっちまったもんだ。月島ァ、さっさと挿んで終わらせろ!」
月島「もうやってるけど。痛っ!やってくれるね」バキィ!
ネム「くっ…」ドサッ!
月島(この副隊長にも僕の能力が通じないのか。挿んで得たのは知識だけだ)
マユリ「ネムの過去を変えても無駄だよ。ネムの中では私の命令が1番の優先になるように造ってあるからネ」
マユリ「例え私よりも優先するべき者がいたとしてもネ」
月島「ここに来てから僕の能力の意味が無い相手が多過ぎて心が砕けそうだよ」
マユリ「余所見してると終わるヨ?」ギィン!
銀城「危ねえ月島!くそっ!」キィン!
銀城(奴の斬魄刀、なんだあの形状は…。迂闊に近づけねえ)
月島「涅マユリの能力は斬った相手の四肢を動けなくする。掠ればそれで終わりだよ」
銀城「刀まで悪趣味な野郎だ」
マユリ「ネムに能力を使用して知ったようだネ。まったくよく喋る被検体共だヨ」
銀城「そう何度も使うもんじゃねえが仕方ねえな、卍 解!」ゴオオオオオオオオ!!!
マユリ「ほう、それが君の卍解か。なにやら虚の力も混ざっているようだネ」
マユリ「ククッ、これは研究のし甲斐がありそうだヨ!」
銀城「そう易々と捕まえられるとでも思ってんのかよ」
マユリ「思っているから言えるのだヨ。ま、欲を言えばできる限り無傷で捕まってほしいネ。そうすれば研究時の対応を変えてやってもいいが」
銀城「チッ、こんな奴まで隊長かよ。相変わらず死神ってのは腐った組織だぜ」
マユリ「君の考えなどどうでもいいヨ。さあ、そろそろ終わらせるとしよう」
マユリ「卍解の使える個体をぐちゃぐちゃになるまで研究し尽くすのは立場上難しくてねェ」
マユリ「否が応でもその肉体を披検体として捧げてもらうヨ」
月島「喋り過ぎだよ」ズバッ
マユリ「なっ!?」
銀城「お前が見てた月島は浦原の携帯用義骸だ。俺の卍解の隙に本物はお前の後ろに周ってたのさ」
月島「さあ、僕はこれで君の命の恩人だ。刀を引いて協力してくれないかい?」
マユリ「…そうだネ。確かに君は私の命の恩人だ」
月島(どうやら今回は上手くいったようだ。…いや、僕が副隊長を斬った時、僕の能力を知っていた)
月島(涅マユリの恩人である僕ならわかる。相手の能力を知った上で来るなら涅マユリは何か対策をしているはずだ)
マユリ「…どうしたのかネ?」グルン
月島「!?」シュン
銀城「どうした月島?挿んだのになぜ距離を取る?」
マユリ「ふん、まったくばれてしまったようだネ」
月島「どういうことかな?」
マユリ「どうということはないよ。私の研究室には自身の記憶のバックアップ装置があるんだヨ」
マユリ「ここに来る前に私の記憶をバックアップしておいて常に同期するようにしておいただけだヨ」
マユリ「同期する期間は君達を見つけた時から過去に設定しておいた」
月島「…それより過去に『僕を』挿んでもさらに上書きされるということか」
マユリ「理解が速いネ。いいヨ、実にいい」
月島「でも僕は君の恩人になったはずだ。その僕がその装置の存在を知らないとはね。それどころか君の情報は副隊長に挿んだ時に得たものが大部分だ」
マユリ「命の恩人『程度』に私が研究内容をペラペラしゃべると思うのかネ?」
マユリ「むしろ本当に君が恩人だったとしてもその場で披検体になってもらっているだろう」
マユリ「そういった意味では君の能力は私にとって対策が必要なものでもなかったかもしれないネ」
銀城「こいつ…狂ってやがる」
また書きだめできれば投下していきます
記憶のバックアップ装置は映画でそんな設定があった気がしたので使いました
三作目のサントラは本当によかった
まあマユリはそうなりますよね
命の恩人程度というか自分と別個体程度というか……
乙っした
ホント敵の特殊な能力に唯一対抗できる人なだけはありますわ
無能脳筋だらけだからな
乙ー
本編のソウルソサエティ編を読んでいたときのようなワクワク感がある
乙
戦力的に当たり目出す能力の奴連れてってないのかと思ったけど、原作の展開と役割を考えたらかなり特殊な立ち位置だと気づいた
本誌じゃ綺麗な〆で終わってたけど、月島さん死んだ瞬間驚いて死体捨ててく可能性があるかも知れないだなんて
マユリ「さあまだ何か見せていない能力があるなら見せるといい。別に躊躇する必要はないヨ」
月島「はは、僕の能力は斬った相手に自分という存在を挿みこむだけさ」
マユリ「成るほど、それが本当かどうかは実験室の中で教えてもら…ゴハッ!?」グサグサグサ
月島「油断しすぎだ。これで二度目だよ」
マユリ「なんだ…お前達…」
片倉「申し訳ございません、涅隊長」
戸隠「月島に仇をなすなら例えあなたといえど…」
吾里「悪いな…あんたに恨みはねえが月島さんにはでかい借りがある」
マユリ「貴様…こいつらにも能力を使っていたな!?」
銀城(そういや門で何人かに挿んでおいたって言ってたな。それがこいつらか)
月島「別に不思議なことじゃないだろう?さあこれで終わりにしようか」
マユリ「ぐ…舐めるなヨ!被検体ごときが!!!卍 解!!」
マユリ「金色疋殺地蔵!!!」
吾里「これは…卍解!」バッ
月島「なっ…なんだこの卍解は…副隊長からも聞いてない!」
マユリ「これで終わりだヨ。私の卍解は周囲100間に私の血から造った致死毒を撒き散らす」
マユリ「生きたまま被検体に出来ないのは残念だがネ!」ゴゴゴゴゴゴ!
銀城「くそっ!毒を撒き散らす上突進までするのかよ!」
???「おおおおおおおお!!!」グシャアアアア!!!
マユリ「ゴブッ…ぐ…卍解ごと潰…」グシャァ
ネム「マユリ様!」バッ
月島「しばらく寝ておいてくれないかい?」ズバッ
ネム「あっ…」ドサッ
銀城「なに!?空から落ちてきただと!?お前は…」
兕丹坊「ふう、なんとか追いついたべ、月島さん」
月島「いいタイミングだよ兕丹坊。まさか君に助けられるなんて考えてなかったよ」
銀城「それよりもヤバイぞ。体が重くなってきてやがる。毒の周りが早い」
月島「解毒薬の場所なら過去で教えてもらうよ」ズバッ ズバッ
銀城(副隊長にもう一度挿み直したのか)
月島「銀城、解毒薬は副官が持っているようだ。そもそも『この解毒薬を副隊長と一緒に作ったのは僕だからね』」
銀城「なるぼどなァ。…お、あったぜ月島」
月島「ふう、どうやら副隊長には記憶のバックアップはないようだ」
月島「それにこの副隊長が解毒薬の作成に関わってくれていて助かったよ」
銀城「解毒薬は1人か2人分くらいってとこか」
月島「そうか。じゃあ…君達とはここまでだよ」バシュッ
兕丹坊「あがっ!?月島…さん…何を…」ドシャッ
吾里「な、何を…しやがギッ!?」ズバッ
片倉「あぎっ!?」ザシュッ
戸隠「ぐっ…あ…」ブシャア
銀城「こんなとこか。悪いなお前ら、用済みなんだよ」
銀城「片付けは終わった。さっさと逃げるぞ月島」シュン
………
……
…
マユリ「…甘いんだヨ、旅禍」
マユリ「表面状は潰れて死んでるように見えていただろうが、潰される寸前に体を液体にすれば死ぬことはおろか怪我すらしないのだヨ」
マユリ「フム、瀕死のネムだけでは奴らを捕まえるのは無理だネ。使えない木偶め」
???「…」ザッ ズバッ
マユリ「貴様は!?ガッ!?」
マユリ「液体の状態の私に攻撃を…馬鹿な!?ガハッ!」ザシュッ!
マユリ「貴様…まさか…」
???「…」グサッ
マユリ「ぐ…おのれ…」ドシャッ
………
……
…
一護(ふぅ…ようやく殲罪宮の前まで来たぜ)
一護(あの階段を登ればすぐだ。ここは一気に行くぜ)ダッ
???「ん?」
一護「なっ!?」
ゴッツン!!!!!!!
???「ごはぁ!?!?」ドサッ
一護「がっ!?」ズザザザザ
???「いきなり曲がり角から飛び出して来やがって!テメェ!」
一護「ふざけんな!お前が先に飛び出して来たんだろうが!って…恋次!!!」
恋次「アァ?テメェなんで俺の事を知ってやがる?ていうかそのオレンジ頭…旅禍だな?」
一護「くそっ!またここでお前と戦わなきゃなんねえのかよ!」
恋次「チッ!こっちはテメェなんぞと戦ってる暇ねえってのによ!」
一護(そうだ、こいつなら…)
一護「待て!恋次!」
恋次「な!?なんで俺の名前を知ってやがる!?」
一護「そんなことどうてもいいだろ!とにかく恋次、手を貸してくれ!」
恋次「馴れ馴れしく名前で呼びやがって。どういうことだ?」
一護「俺もルキアを助けるためにここに来たんだ」
恋次「なん…だと…。説明しろ旅禍」
………
……
…
恋次「あいつの中にそんなものが…、しかもそれを藍染隊長が狙っているだと…」
恋次「涅隊長ならまだわかる…だがあの藍染隊長はありえねえだろ!」
恋次「そもそもそんな荒唐無稽な話、信じるわけねえだろうが!」
一護「だったらなんでルキアは処刑されなきゃなんねえんだよ!あいつが人間や死神を殺して回るような奴かよ!」
一護「昔ずっと一緒にいたお前があいつの事を1番知ってるはずだ!」
恋次「なんで…その事を…」
恋次「くそっ、旅禍の話なんぞ信じるわけにはいかねえ…」
一護「…」
恋次「だがなぁ…テメェが嘘をついてねえってのはわかる。俺の勘だがな」
一護「恋次…お前…」
恋次「勘違いするな。俺はルキアを助けるためにテメェと組むだけだ。とにかく俺はこれから四十六室に行ってルキアの減刑を嘆願するつもりだ」
一護「四十六室は無理だ…。もうみんな死んでる」
恋次「なっ!?馬鹿なこと言ってんじゃねえぞ。だったら今出ている四十六室からの指令は誰が…」
恋次「そもそも四十六室が全滅すれば誰も気づかないわけがない」
一護「鏡花水月…藍染の斬魄刀。それなら出来る」
一護「俺は直接能力を見たわけじゃねえ。ただその完全催眠の能力なら四十六室ってのが生きている状態に錯覚させることは出来る」
恋次「だが…鏡花水月の能力は流水系で相手を翻弄する能力じゃ…。俺だって実際にこの目で…!!」
恋次「まさかあれが催眠の儀式だってのか…。いやそもそも藍染隊長が俺たちを裏切っている証拠なんてねえ。…くそっ、俺はなにを信じればいい」
恋次「そもそもなんで旅禍のテメェが俺や藍染隊長の事を知ってやがる?」
一護「卯ノ花さんや浦原さん…元十二番隊隊長から聞いたんだ。とにかく今はルキアを助けに行かねえと」
???「久方振りに名を聞いても癪に障る男だ」
恋次「!!」
一護「!?砕雀…」
砕雀「ほう、私の名を知っているのか。なるほどあの男から聞いたか」
砕雀「うっとおしい奴だ」シュン!
一護(消えた!)
砕雀「遅い!っ!?」ギィン!
砕雀(私の瞬歩についてくるだと!?)
一護(危ねえ、なんとか反応できても始解で次は防げるかわからねえ)
一護(だったら…)
一護「卍 解!!」ゴオオオオオ!!!
砕雀「馬鹿な!?旅禍が卍解するだと!?」
恋次「ぐお!?なんだこの霊圧は!?」
一護「天鎖斬月。うおおおお!!」シュン!
砕雀「くっ!?」キィン!
砕雀「チッ!」シュン!
一護「おおおおおお!」バッ!
砕雀「何!?くっ!?」ザッ!
恋次(旅禍の野郎…砕雀隊長の動きに完全についていってやがるだと!?いや…あれはむしろ旅禍の方が…)
???「ぶっ潰せ 五形頭!」ドォォ!
一護「うおっ!」ピン!
大前田「指で弾きやがった!?化け物かよあいつ」
砕雀「遅かったな大前田。大方私がこのままやられれば次は自分が1人であの旅禍と戦うことになると思い来たのだろうが」
大前田「そ、そんなことないですって隊長」
砕雀「まあいい、行くぞ大前田。お前は阿散井と組んで私を援護しろ」
砕雀「旅禍を相手に癪だが奴は私の速さと変わらない能力を持っている。貴様ごときが奴の不意をつけると思わないことだ」
大前田「そういことだ、やるぞ阿散井!」シュン!
恋次「お…俺は…俺は…」
砕雀「なんだ阿散井。旅禍の肩を持つつもりか?」ゴオオオオオオ
恋次(ぐっ!?なんて霊圧だ…。話し合う気もないってことかよ)
恋次「くそっ!」チャキ
一護「待ってくれ恋次!」
恋次「はあ!!」ギィン!
大前田「うおっ!阿散井!?」ギギギ
砕雀「貴様…。この裏切り者が。やれ!大前田!」
大前田「何のつもりか知らねえが刑軍送りにしてやるぜ!五形頭!!」ドォォン!
恋次「戦うしかねえかよ!」バッ!
大前田「阿散井、テメェなに旅禍の肩を持とうとしてるんだ。まさかそいつらを瀞霊廷に招き入れたってわけじゃねえよな?」
砕雀「うるさいぞ。さっさとそいつを捕らえ…!?」ゴオオオオオオオオオ
砕雀「この霊圧…馬鹿な!?まさか…」
一護「うおおお!?俺達ごとかよ!捕まれ恋次!!!」バリバリバリバリ!!!!
恋次「うおわあああ!!」
大前田「ぐああああああああ!!!」ドシャ
砕雀「大前田!隠密機動の恥め!あの程度も避けられんのか!」
???「久方振りじゃが悪いの砕雀」ガシッ キィィィン
砕雀「貴様夜一!離せっ!」
夜一「はあ!!!」バリバリバリバリ!
夜一「何をしておる一護!早く逃げるぞ!」
一護「俺達ごと撃っといてそれは無視かよ!」
恋次(し、死ぬかと思った…)
夜一「助けてやったのじゃからピーピー文句を言うな!とにかく今はこの場から離脱じゃ!」
夜一(砕雀め、随分と腕を上げたようじゃ。瞬閧を寸前で躱すとはの)
一護「わーったよ!行くぞ恋次!」
恋次「だから名前で呼ぶんじゃねえよ!」ダッ
夜
〜浦原と夜一の訓練場所〜
一護「親父と連絡って言ったって伝令神機は持ってねえぞ」
夜一「仮にそれがあったとしても使いはせん。護廷十三隊には涅マユリがおる。奴なら盗聴することは容易じゃろう」
夜一「まあ見ておけ。縛道の七十七 天挺空羅」
夜一「捕捉完了じゃ」
………
……
…
夜一「さて、現状と明日についてはこんなもんじゃろう。」
一護「冬獅郎が味方についてくれたのは驚いたな」
夜一「図らずとも戦力アップしたのは吉報じゃが、月島が抜けたのはちと痛いの」
一護「…正直、今だに信じられねえよ。月島さんが俺達を記憶ごと騙してたなんて…」
夜一「そもそも喜助が知っていて儂だけが知らんという状態からおかしかったのじゃ」
夜一「月島に銀城…奴らの目的はわからぬ。銀城が言うにはルキア奪還の邪魔はしない、さらには儂らを殺したくはないと言っておった」
夜一「恐らくじゃが儂らは奴らにとっての陽動のようなものじゃろう」
夜一「奴らが言っておった事が本当なら…の話じゃが…」
砕蜂の漢字間違ってました
ちょっと投下しなおします
一護「!?砕蜂…」
砕蜂「ほう、私の名を知っているのか。なるほどあの男から聞いたか」
砕蜂「うっとおしい奴だ」シュン!
一護(消えた!)
砕蜂「遅い!っ!?」ギィン!
砕蜂(私の瞬歩についてくるだと!?)
一護(危ねえ、なんとか反応できても始解で次は防げるかわからねえ)
一護(だったら…)
一護「卍解!!」ゴオオオオオ!!!
砕蜂「馬鹿な!?旅禍が卍解するだと!?」
恋次「ぐお!?なんだこの霊圧は!?」
一護「天鎖斬月。うおおおお!!」シュン!
砕蜂「くっ!?」キィン!
砕蜂「チッ!」シュン!
一護「おおおおおお!」バッ!
砕蜂「何!?くっ!?」ザッ!
恋次(旅禍の野郎…砕蜂隊長の動きに完全についていってやがるだと!?いや…あれはむしろ旅禍の方が…)
???「ぶっ潰せ 五形頭!」ドォォン!
一護「うおっ!」ピン!
大前田「指で弾きやがった!?化け物かよあいつ」
砕蜂「遅かったな大前田。大方私がこのままやられれば次は自分が1人であの旅禍と戦うことになると思い来たのだろうが」
大前田「そ、そんなことないですって隊長」
砕蜂「まあいい、行くぞ大前田。お前は阿散井と組んで私を援護しろ」
砕蜂「旅禍を相手に癪だが奴は私の速さと変わらない能力を持っている。貴様ごときが奴の不意をつけると思わないことだ」
大前田「そういことだ、やるぞ阿散井!」シュン!
恋次「お…俺は…俺は…」
砕蜂「なんだ阿散井。旅禍の肩を持つつもりか?」ゴオオオオオオ
恋次(ぐっ!?なんて霊圧だ…。話し合う気もないってことかよ)
恋次「くそっ!」チャキ
一護「待ってくれ恋次!」
恋次「はあ!!」ギィン!
大前田「うおっ!阿散井!?」ギギギ
砕蜂「貴様…。この裏切り者が。やれ!大前田!」
大前田「何のつもりか知らねえが刑軍送りにしてやるぜ!五形頭!!」ドォォン!
恋次「戦うしかねえかよ!」バッ!
大前田「阿散井、テメェなに旅禍の肩を持とうとしてるんだ。まさかそいつらを瀞霊廷に招き入れたってわけじゃねえよな?」
砕蜂「うるさいぞ。さっさとそいつを捕らえ…!?」ゴオオオオオオオオオ
砕蜂「この霊圧…馬鹿な!?まさか…」
一護「うおおお!?俺達ごとかよ!捕まれ恋次!!!」バリバリバリバリ!!!!
恋次「うおわあああ!!」
大前田「ぐああああああああ!!!」ドシャ
砕蜂「大前田!隠密機動の恥め!あの程度も避けられんのか!」
???「久方振りじゃが悪いの砕蜂」ガシッ キィィィン
砕蜂「貴様夜一!離せっ!」
夜一「はあ!!!」バリバリバリバリ!
夜一「何をしておる一護!早く逃げるぞ!」
一護「俺達ごと撃っといてそれは無視かよ!」
恋次(し、死ぬかと思った…)
夜一「助けてやったのじゃからピーピー文句を言うな!とにかく今はこの場から離脱じゃ!」
夜一(砕蜂め、随分と腕を上げたようじゃ。瞬閧を寸前で躱すとはの)
一護「わーったよ!行くぞ恋次!」
恋次「だから名前で呼ぶんじゃねえよ!」ダッ
夜
〜浦原と夜一訓練場所〜
一護「親父と連絡って言ったって伝令神機は持ってねえぞ」
夜一「仮にそれがあったとしても使いはせん。護廷十三隊には涅マユリがおる。奴なら盗聴することは容易じゃろう」
夜一「まあ見ておけ。縛道の七十七 天挺空羅」
夜一「捕捉完了じゃ」
………
……
…
夜一「さて、現状と明日についてはこんなもんじゃろう。」
一護「冬獅郎が味方についてくれたのは驚いたな」
夜一「図らずとも戦力アップしたのは吉報じゃが、月島が抜けたのはちと痛いの」
一護「…正直、今だに信じられねえよ。月島さんが俺達を記憶ごと騙してたなんて…」
夜一「そもそも喜助が知っていて儂だけが知らんという状態からおかしかったのじゃ」
夜一「月島に銀城…奴らの目的はわからぬ。銀城が言うにはルキア奪還の邪魔はしない、さらには儂らを殺したくはないと言っておった」
夜一「恐らくじゃが儂らは奴らにとっての陽動のようなものじゃろう」
夜一「奴らが言っておった事が本当なら…の話じゃが…」
一護「あいつらの目的…か…。月島さんと銀城の目的…」
一護(なんだ…何か頭が…)
一護「銀…城…」
一護(なんだ…何かが頭に流れ込んできやがる!)
「ラーメン…食うか?」
「わかんなくていーの!どうせすぐ見せるから!」
「代行証だ!!」
「お前…本当に俺の味方なのかよ…!?」
「…ようこそ、XCUTIONへ」
「謝れ」
「その想いは最初からなかった事になるから」
「貰うぜ、お前の完現術」
「胸を張って受け取れ」
「聞くな黒崎!!」
「現世に持って帰って埋めてやりてえ」
一護(なんだよこれ…記憶が。『思い出してる』んじゃねえ…これはどこからから記憶だけが『流れ込んで』くる…」
一護(俺はこんな経験してねえのに!頭に無理矢理入ってきやがる!銀城なんて俺は…俺は…)ガタガタガタ
夜一「一護…落ち着け一護!」
一護(月島…銀城…、俺…は…)ガタガタガタ
夜一「チィッ!」バキィ!
一護「がっ!?」ドシャァ
夜一「どういうことじゃ。一護と銀城との間に何がある…」
恋次「おい!何があった!?」
夜一「恋次か。一護の様子がおかしくての。少し寝かせただけだ」
恋次「…ルキアの処刑日は明日だ。大丈夫なのかよ」
夜一「今は自分の心配をしておけ。明日までに卍解を習得せねばなるんからの」
恋次「ああ、…まさかこいつが俺が具象化まで習得済みってことまで知ってるとはな」
恋次「こいつが言うには、俺は6日程度で卍解を習得したらしい」
恋次「だったらそれを1日で終わらせりゃいいだけの話だ。行くぜ蛇尾丸!!」バッ
夜一(…こちらの戦力は6人。護廷十三隊は狛村隊長に射場副隊長、東仙と3,5,9の副隊長を除いた全員)
夜一(日番谷隊長の話では副隊長の松本乱菊は今回の隊長の行動について尋問のため拘留されている可能性が高いようじゃ)
夜一(追加の戦力としては期待出来そうにない…)
夜一(そして月島と銀城、藍染と市丸がどう動くかはわからぬ)
夜一「万事上手くいくとは思えぬの」
夜一「最悪、何人かが死ぬことになるじゃろう…」
〜???〜
???「黒崎一護…少し混線したようだ…」
???「混ざった部分は消しておこう」
深夜
〜大霊書回廊〜
藍染(魂魄に内蔵された物質を取り出す方法…)
藍染(双極による処刑が阻止された場合に備えるつもりだったがそう簡単に見つかるものではないか…!?)
藍染「これは…馬鹿な!そんなことが!!」
深夜
〜???〜
京楽「封印は解けそうかい?」
浮竹「…まだ時間がかかりそうだ。明日の処刑時刻までにはなんとしてでも解くさ」
京楽「そうかい。なら僕はもう一度四十六室で処刑の取り止めを嘆願してみるよ」
浮竹「…京楽…気づいているか?」
京楽「…ああ、この処刑騒動、明らかに手引きしている誰かがいるねえ。捕縛から処刑までの短さが明らかにおかしい」
京楽「そもそも浮竹の話だとそのルキアちゃんて子が現世で殺戮行為をするようには思えない」
京楽「それにこのタイミングで現世から旅禍が瀞霊廷に侵入…」
京楽「単純に助けに来たのか、それとも旅禍にとってルキアちゃんが殺される前にしないといけない何かがあるのか…」
京楽「単純に処刑を止めただけで全てが解決する問題じゃなさそうだ」
浮竹「…恐らく瀞霊廷全てを巻き込む騒動になるだろう。旅禍の事もある。僕達も気をつけておいた方がいい」
浮竹「僕達が倒れれば…誰も朽木を助けられない」
明朝
〜 十一番隊隊舎〜
やちる「剣ちゃんもう平気なの?」
剣八「まあな。…行くぜやちる」
剣八「奴を叩っ斬りによォ!」
やちる「なんだか前よりも調子が良いね!剣ちゃん!」
〜???〜
月島「夜が明けてきたよ」
銀城「逸るなよ月島。昨日そこらの席官の奴に挿んだ時に聞いた情報だと処刑時間はまだ先だ」
銀城「さあ…せいぜいでかい花火を上げろよ黒崎ィ」
処刑数時間前
〜朽木邸〜
白哉「行ってくる…緋真…」バタン
白哉(私は…どうすればいい…)
〜救護詰所〜
四番隊士「もう大丈夫ですか?雛森副隊長?」
雛森「うん、おかげでだいぶ動けるようになったよ」
四番隊士「でもまだ動かない方が…」
雛森「これ以上入院したら藍染隊長に心配かけちゃうよ。だからもう行くね」
雛森(藍染隊長…入院してる間何も連絡が無かったなあ。何かあったのかな?)
雛森(まずは藍染隊長を探さないと!)
………
……
…
四番隊士「山田七席!」
花太郎「うわあ!?な、なんですか急に!」
四番隊士「斑目三席と綾瀬川五席が部屋から消えました!」
花太郎「えええええええ!?!?」
四番隊士「部屋の状況から見て自分達で抜け出したと思われます」
花太郎「わ、わかりました。隊長と副隊長には僕から伝えておきます」
花太郎「今は重症の狛村隊長と射場副隊長の治療に専念してください」
四番隊士「はいっ!」スタスタ・・・
花太郎(まさか抜け出すなんて…。昨日の夜あの二人に脅されて瓠丸を使った時にちゃんと入院しておくように言ったのに…)
久々に面白いssに出会った
続きはまた夜に投下します
結構読んでくれてる人がいてうれしいです
とりあえず名前のミスとかは減らしていかないと
月島さんとか出すこと考えてなかったから上手くオチつけないとなあ
マユリ様が…
チートキャラだからね、仕方ないね
このssが面白いということは、やはりルキア奪還までのブリーチが相当面白かったんだなと再認識した
乙
マユリがやられるとか想像もしてなかったけどなんか事態が好転したようにしか見えないのは何故だろう
面白いね
強くてニューゲームなのに
一護弱いのが気になるところだが
これから暴れまくってくれるの?
元から強化されてもすぐ次の敵にボコボコにされる主人公ですし
乙ー
ちょくちょく続きを投下していきます
〜双極の丘〜
卯ノ花「…集まりが悪いようですね、勇音」
勇音「七番隊と十二番隊は仕方ないですけど、他の方々はあまり来られてないようですね」
卯ノ花「集まっているのは一番隊と二番隊隊長、三番隊隊長のみですね」
勇音「十一番隊はともかく他の隊長格の方々はどうなされたのでしょう……!」
白哉「…」ザッ
卯ノ花(遅かったですね朽木隊長。妹の刑の執行、心の整理はついたのでしょうか)
砕蜂「…」
砕蜂(早く来るがいい、夜一。貴様の目的は昨日旅禍から聞かせてもらった)
砕蜂(私の尊敬と信頼を裏切った貴様を…私は…)
市丸(さあこの処刑…どないなるやろなあ)
………
……
…
砕蜂(来たか。さあどこから攻めて来る夜一)
ルキア「…」ザッ
白哉「…」フッ
ルキア(兄様…)
元柳斎「何か遺す言葉はあるかの?」
ルキア「…」
元柳斎「無いようじゃの。…双極を解放する」スッ
???「ううおおおおおおおおおおお!!!」
砕蜂「虚の霊圧!?空からだと!?」
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオオオ!!!
市丸「ひゃあ、派手やなあ。解放前に双極壊されてもうたやん」
白哉「この霊圧の高さ…まさか卍解、いやさらに上…」
元柳斎「何奴」
一護「よお、助けに来たぜ。ルキア」ズァ
ルキア「なっ!一護…、なぜここに「歯を食いしばれよルキア!」ブン!!
ルキア「キャアアアアアアアアア!!」ビューン!!
夜一「よくやった一護!」ガシッ
砕蜂「しまった!上に気を取られ過ぎた!夜一ィ!」
夜一「ではの砕蜂!ルキアは貰って行くぞ」シュン!
砕蜂「おのれ!逃がさん!」
一護「それはこっちのセリフだぜ」ガシッ
砕蜂「貴様旅禍!邪魔を…!」
一護「おおおお!!!」ブン!
砕蜂「投げただと!?」
一護「場所を移すぜ、月牙天衝!」ゴオオオオオ!!
………
……
…
白哉「…」ザッ!
冬獅郎「行かせねえよ朽木」
白哉「日番谷隊長…、解せぬ。兄程の者が旅禍についたというのか?」
冬獅郎「そういうわけじゃねえ。俺は自分の考えで処刑を止めに来ただけだ」
白哉「そうか。では遠慮はせぬ。散れ 千本桜」
………
……
…
市丸「日番谷隊長があっち側につくとはなあ」
一心「おいおい、俺を目の前にしてよそ見とは余裕だな」
市丸「僕は別に何かしようなんて思てないで。まあゆっくりしよ」
市丸「どう転んでも藍染隊長の掌の上なんやからさ」
一心「はっ、そうかい。とにかくお前がどう言おうとこっちは信用する気はねえんだ」
市丸「…できれば戦いたくないんやけど、しゃあないなあ」
………
……
…
石田「動くな、他の戦いの助太刀へは行かせない」
卯ノ花「ご心配なく。私達に戦う意思はありません」
勇音「卯ノ花隊長!?」
卯ノ花「勇音、そして旅禍の滅却師、少し話をしたいと思います」
石田「…どういうつもりだ?朽木を連れ戻す気はないということか?」
卯ノ花「今回の処刑、私も納得したわけではございません。そこで貴方がたのお話を聞く必要があると判断しました」
勇音「し、しかし卯ノ花隊長!それでは…」
卯ノ花「勇音…、貴方も来ていただけますね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
勇音「は、はい…」
卯ノ花「そうと決まればここから離れて、落ち着いて話せるところに向かいましょう」
卯ノ花「貴方もいいですね?」
石田「待て!僕はそんな手には…!」
卯ノ花「いいですね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
石田「は、はい…」
卯ノ花「では着いて来てください」ザッ
石田「どうしてこんなことに…」
卯ノ花「…」スタスタ
卯ノ花「…クク」ニヤァ
………
……
…
元柳斎「…」
雀部「…」ザッ!
日番谷「朽木を追うつもりか!待て雀部!」
白哉「破道の三十二 蒼火墜」ドン!
日番谷「くそっ!止められねえ!」
………
……
…
夜一「…この霊圧、隊長格の誰かが儂等を追いかけて来ておるの」
夜一「一気に瞬歩で引き離すかの…!ほう、あやつめ、どうやら間に合ったようじゃの」
ルキア「この霊圧…まさか!」
???「よう、雀部副隊長。ここから先は通せねえな」ザッ!
雀部「この霊圧、阿散井恋次か。何のつもりだ?」
恋次「さっき言ったはずだ。ここは通さねえってよ!咆えろ 蛇尾丸!」
雀部「謀反か。穿て 厳霊丸」
ルキア「恋次…お前がどうして…」
恋次「悪ィが話は後だ。さっさと逃げろよ。すぐに追いついてやらあ!」ダッ!
夜一「頼んだぞ恋次!!」シュン!
雀部「…阿散井、元柳斎殿の命に背くとは愚かな。容赦はせぬ。濡らせ…厳霊丸」ゴゴゴゴゴゴ
恋次「空が…雲に覆われていくだと」
雀部「天候を操るのが日番谷隊長だけだと思わぬ方がいい」
恋次「そうかよ。ならこっちからも言わせてもらうぜ」
恋次「卍解できるのは隊長だけだと思うなよ!」
雀部「!?まさか…」
恋次「卍 解!!」ゴオオオオオオオ!!!
〜十三番隊隊舎〜
浮竹「ふう…、なんとか間に合った。あとは京楽が戻るのを待つだけか」ガチャ
浮竹「処刑時間まではあと少し…か」
浮竹「とにかく一度外に出てみるか……これは!!」
清音「…」
仙太郎「…」
浮竹「清音!仙太郎!一体何があ「よお、浮竹ェ」
浮竹「お前は!ぐぅ!?」ズバッ ボトボト
銀城「久しぶりだなァ、浮竹よォ!」
浮竹「銀…城…」
月島「いきなり両手首を斬り落とすなんて容赦ないね」
銀城「悪ィな浮竹、テメェには容赦なんざしねえよ。なにしろ俺を裏切ってくれたんだからなァ!」
銀城「まさか信じた奴らに首輪を着けられると思わなかったよ」
浮竹「違う…、俺はそんなつもりで代行証を渡したわけでは…」
銀城「監視と制御、逆らえば抹殺するつもりだろうがよ!今更なに言ってんだァ?」
銀城「とにかくテメェはここで終わりだ」
浮竹「ぐ…待ってくれ…、清音と仙太郎だけでも…」
銀城「ああ、そこの死神か。もう死んでんだよ。それもこれもテメェのせいだがなァ!」
銀城「言い遺すことがあるなら言っとけ」
浮竹「…俺はまだやることが…ある…。頼む、俺の代わりに朽「じゃあなァ浮竹!!」ズバッ! ゴロン・・・
銀城「悪ィな、最後まで聞いてやるなんて言ってねえよ」
月島「断頭…トドメは必要なさそうだ」
銀城「じゃあな浮竹、裏切ってくれたツケは返し「浮竹ええええエエエエエエエ!!!!!」バッ
銀城「京楽か!?浮竹の霊圧が消えたのを察知して来やがったかよ!」ギィィン
月島「一足遅かったね。浮竹はもう死んだよ」
京楽「……」ギンィンキンギン!!!
銀城「頭に血が上って言葉も出ねえかよ!」
月島「そんな状態で僕達を斬ろうだなんて笑わせる」ブン!
京楽「…」ギン!
月島「…へえ、二刀使いか。斬魄刀が2本なんて初めて見たよ」
銀城「仕方ねぇ、テメェも浮竹と同じ末路にしてやるよォ!」
京楽「銀城オオオオオオオオオ!!!!!」
銀城「卍 解!!」ゴオオオオオオオ!
〜双極の丘〜
元柳斎「…!これは…」ピクッ
元柳斎「…十四郎の霊圧が消えたじゃと…」
元柳斎「おのれ!逃がさん!」シュン!
………
……
…
一心「!!…総隊長自ら動きやがった!くそっ、夜一を追うつもりか!」
市丸「射殺せ 神槍」スッ
一心「チッ!やっぱあいつをなんとかしねえとどうしようもねえか」ガキイン!
市丸「余所見してたらあかんで。さっき自分で言うてたのになあ」
市丸「そんなに他が気になるんやったら、さっさと終わらせよか」
一心「そりゃこっちのセリフだ」
市丸「…ええこと教えといたるわ。僕の神槍、始解で伸びるのは刀百本分なんや」
一心「んなもん知ってるよ。だからどうした」
市丸「へえ、何で知ってるんやろね。志波“隊長”に話した覚えはないんやけどなあ」
一心(くそっ、口が滑っちまった。悪いな一護)
市丸「なるほど…あの子か、それとも乱菊あたりから聞いたんかな。まあええわ。ちなみに百本分伸びるいうのはこういう使い方もできるんやで」グサッ
一心(刀を地面に刺した…こいつ何をするつもりだ。いや、それよりもさっきの言葉…『あの子』だと?どういうことだ)
市丸「ぼーっとしてたらあかんで。そぉら…射殺せ 神槍」ズサズサズサズサズサズサズサ!
一心「地面から刀が無数にだと!?枝分かれできるってことか!」バッ
市丸「飛んで避けても無駄や。卍 解 神殺槍」
一心「てめえ…!破道の三十二 黄火閃! 」ドウッ
市丸「無駄や…舞踏」シュッ!
一心「ごふっ!?」グサッ ドサッ
市丸「空中じゃ上手いこと避けるんわ無理やったみたいやなあ」
市丸「終わりみたいやね。その状態であんま動かん方がええよ」
一心「く…そ…」
市丸「ほなバイバーイ」シュン
一心「おい…どういうつもり…だ…」
一心(あの野郎、なんでトドメを刺さねえ。その時間すら惜しいってことなのか?)
また書きだめできれば投下していきます
市丸の技はヒートザソウルの技を参考にしています
市丸「ぼーっとしてたらあかんで。そぉら…射殺せ 神槍」ズサズサズサズサズサズサズサ!
一心「地面から刀が無数にだと!?枝分かれできるってことか!」バッ
市丸「飛んで避けても無駄や。卍 解 神殺槍」
一心「てめえ…!破道の三十二 黄火閃! 」ドウッ
市丸「無駄や…無踏」シュッ!
一心「ごふっ!?」グサッ ドサッ
市丸「空中じゃ上手いこと避けるんわ無理やったみたいやなあ」
市丸「終わりみたいやね。その状態であんま動かん方がええよ」
一心「く…そ…」
市丸「ほなバイバーイ」シュン
一心「おい…どういうつもり…だ…」
一心(あの野郎、なんでトドメを刺さねえ。その時間すら惜しいってことなのか?)
無踏の漢字間違えてたので投下しなおしました
字が違ってもいちいち投下し直さなくて大丈夫よ
これからどうなるんだ
乙
千年血戦篇まで考えると、状況悪化し過ぎで詰みかけてるな
浮竹死んだのは後のこと考えると恐ろしい事になってるような
本当に知らぬところで難易度上がり続けてるな
強くてルナティック
ミミハギ様が浮竹を簡単に死なせるわけないと思ってたら普通に死んでた……。
得してるの鼻毛だけやん
辛くてニューゲーム
………
……
…
日番谷「志波がやられたか。くそっ、市丸が追って行きやがったか」
日番谷「…悠長にやってる場合じゃねえ。 卍 解 大紅蓮氷輪丸!!!」
白哉「…卍 解 千本桜景厳」ズラァ
日番谷「なにっ!?刃の量が始解の比じゃねえ!氷竜旋尾!!」ゴオッ!
白哉「鈍い」ガガガガガ!
日番谷「群鳥氷柱!!」ドンドンドン!!
白哉「防いだ刃が凍ったか。だがこの程度では私に届くことはない」
日番谷「それでも凍らせれば刃は動かせねえようだな」
白哉「…ほう、たかが数千の刃を凍らせただけでよほど気分がいいと見える」バッ
日番谷「刃の速さが一気に上がっただと!?」ザザザザザザ
日番谷「四方を囲まれた…!!くっ!」ザザザザザザザザザザ
白哉「手掌で操れば千本桜景厳の速度は2倍。ここまでだ、吭景・千本桜景厳」グシャァッ
白哉「刃の喉に呑まれて消えろ」
白哉「終わったか…!?」パギィ!!
白哉「なんだと、吭景が全て凍るなど…」
日番谷「詰めが甘かったな朽木」
白哉「生きていたのか、日番谷隊長」
日番谷「残氷人形…こんな騙し討ち1度しか使えねえ。あの量の刃をちまちま凍らせるのは無理でも1箇所に固まった瞬間なら全て凍らせることはできないことじゃねえ」
朽木「おのれ…」
日番谷「終わりだ朽木」ドンドンドンドンドン!!!
朽木「地面から氷の柱、いつの間に」
日番谷「仕込む時間は一晩あった。朽木の武器が億の刃なら…俺の武器はこの大気にある全ての水だ」
日番谷「千年 氷牢」ガシャン パキィッ!
日番谷「悪いな、テメェの妹は殺させてやれねえ」
〜十三番隊隊舎〜
京楽「ごふっ…」ドサッ
月島「終わったみたいだね」
銀城「馬鹿が。1人で突っ込んでくるなんざいい的だ」
月島「さて、これからどうするんだい銀城?」
銀城「そうだな、じゃあ…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
月島「この喉元に刀を突き付けられてるような感覚…まさかね」
銀城「この霊圧は…、よりにもよってこのタイミングかよ」
やちる「いたよ剣ちゃん!!」
剣八「よお、月島ァ。テメェを叩っ斬りに来たぜ」
月島「隊長格と三連戦か。ついてないね」
銀城「こいつ…この前に感じた時よりも霊圧が跳ね上がってやがる」
銀城「…今の消耗した俺達じゃ勝ち目はねぇ…くそっ」
月島「…まだだよ、銀城。『この』更木剣八ならたった1つだけ倒す方法がある」
………
……
…
伊勢「京楽隊長!この霊圧一体何が…!!京楽隊長!?!?」ダッ
伊勢「隊長!しっかりしてください!隊長…」ブゥン・・・
伊勢「そんな…魄動がない…死んでいる…」
伊勢「この遺体に残った霊圧…あの更木隊長と戦っている人が!!」バッ!
やちる「ダメだよ!剣ちゃんの邪魔しちゃ!」
伊勢「どいてください!京楽隊長の仇を私は!」
やちる「…邪魔しないで」ゴオオオオオオオ!
伊勢「…退く気がないなら無理矢理にでもどいてもらいます!!」
やちる「そっかぁ…。今は剣ちゃんあっちに夢中だから私が倒しちゃっても怒らないよね」スラァ
〜双極の丘の下の森〜
砕蜂(奴の卍解…あの小さい刀に卍解の霊圧を凝縮することで超速戦闘を可能にしている…と見るべきだろう)
砕蜂(旅禍が卍解か。卍解も安くなったものだ)
砕蜂「…刑軍では足止めにもならぬか。使えぬ奴らだ」
砕蜂「夜一を追うためには私自身が貴様を倒すしかないようだな」
一護「そうかよ。こっちもさっさとあんたを片付けなきゃなんねえんだ」
砕蜂「過ぎた口をきくな旅禍!尽敵螫殺 雀蜂!」
砕蜂「昨日の始末を付けてやろう!」シュン!
砕蜂「はあ!!」ゴッ!
一護(速い!)バッ!
一護「くそっ!掠っちまったか!」
砕蜂「初動が遅かったな。雀蜂の能力は同じ箇所に二度攻撃すれば相手を即死させる弍撃決殺!」
一護(初動が遅いか、あいつにも同じことを言われてたな)
砕蜂「せいぜい弍撃目を喰らわぬよう気をつけろ」シュン!
一護「消え…」
砕蜂「そら!弍撃目だ!」バッ
一護「ふっ!」シュン!
砕蜂「後ろか」シュン!
一護「うおっ!」
砕蜂「避けたか。…なるほど、先程の刑軍との戦闘は全速力ではなかったということか」
一護(隙を見て月牙を撃つつもりだったが…昨日以上に速えな)
一護(あまり時間もかけてられねえ。こうなったら…)スッ
砕蜂(手で顔を覆った…)
砕蜂「何をするつもりかは知らぬがこれで…」シュン!
砕蜂「終わりだ」ザッ
一護(虚化)「おおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ゴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
砕蜂「ぐっ!?この霊圧は双極の丘の時のか!?さっきまでの比ではない!」バッ
一護(虚化)「悪いな、こっちも本気でいくぜ」
続きはまた夜に投下します
もうあと2,3日くらいで終われそうです
あと日番谷と朽木の戦いはアニメの護廷十三隊侵軍篇を参考にしてます
確かあっちでは朽木が勝ってた記憶があるけど
てか月島、銀城ってそんな強いか?
二人で挑んでも京楽の相手になるとは思えないんだが
確かに
一護の力+された癖に一護(直前である程度修行したとはいえ数ヵ月のブランクあり)に負けたからな
被害めっちゃ拡大してる…
え?もう終わっちゃうの?
残念
月島さん方面がどうしようもないほど混乱を極めている……
これもうアカン奴や
確かに面白いけどこれ確実に一護チームの負けじゃん
月島と銀上倒したとしても
結局エスパーダの一位はうき竹と京楽で倒すはずなのに死んでんだから
一護が未来から来たことを総隊長に知らせりゃ
ワンダーワイスを作らせる前に
総隊長と一護でぶっ叩きに行けば
愛染は攻略できるがその後が無理ゲーすぎる
ま、がんばりたまえ がはははは
フルプリンガーが話を引っかき回しすぎて収拾つくのか心配だわ
>>273
sageろよゴミクズ
>>273
ほこりでも食いながらかろうじて下げてろ
>>268
本編でも京楽本人含めて、動揺から生まれる隙を突いて深刻なダメージってのは何度かあったからなあ
問題は京楽がこれほどまで冷静差なくすと思えないってとこだが
京楽は浮竹が死んだことで冷静さを欠いて始解無しで卍解銀城と月島に向かったことが敗因です
空座町決戦で浮竹がワンダーワイスに貫かれた辺りを参考にしています
あとさすがに千年血戦までは続かないです…
〜双極の丘への道〜
雀部「ぐおっ!?」ゴガァ!
恋次「これで終わりだ!」ブン!
雀部「甘い!破道の三十二 黄火閃!!」カッ!
恋次「目くらましかよ!破道の三十一 赤火砲!」ゴオオオオ!
恋次「くらえ!!」ブン!!
雀部「鈍い」バリバリバリバリ!!
恋次「なん…だと…、俺の卍解を雷で弾きやがった」
恋次「それに霊圧が上がってるだと、一体何をした!?」
雀部「阿散井、貴様の敗因は卍解が自分にしか使えないという驕りを持ったことだ」ゴオオオオオオオ!
雀部「卍解 黄煌厳霊離宮」
恋次「嘘だろ…卍解できたのかよ」
雀部「私が何年元柳斎殿の副隊長を務めていると思っている。この程度ができぬ輩に一番隊の…元柳斎殿の副隊長が務まるわけがあるまい」
雀部「そこを退け。貴様では私に敵わぬ。それがわからぬわけではないだろう」
恋次「はっ!そう言われて安安と退くわけにはいかねえんだよ!狒骨大砲!!!」カアアアアア ドオオオオン!!!
雀部「無駄だ」バリバリバリ
恋次「まだだ!」ブン!
雀部「狒骨大砲とやらの死角から卍解の突進か…、無駄だと言ったはずだ」バリバリバリバリ!!
恋次「蛇尾丸の頭を潰されちまったかよ!!」
雀部「終わりだ、阿散井」
恋次「くっ!破道の三十二 黄火閃!!」カッ!
雀部「私に目くらましなど意味は無い!」
恋次「おおおおおおおおお!!!」ブン!
雀部「卍解をバラバラにして飛ばしての物量攻撃か。己の武器を捨てるとは判断を焦ったな阿散井」ギィンバキ!ガキィン!
阿散井「判断を間違えたのはそっちだ雀部」ガシッ!
雀部「なに!?後ろから…くっ、飛ばした卍解と共に飛んできていたのか!?」
阿散井「あんたの卍解は強え。だがな、こうしてくっついちまえば使えねえだろ。俺ごと感電しちまうからな」
雀部「だからと言ってここからどうするつもりだ」
阿散井「…どうやら俺はここまでみてえだ。それなら…あんたも道連れだ!」ザクッ
雀部(卍解の柄を足で地面に刺した…なにをするつもりだ)
阿散井「救護詰所で話し相手ぐらいにはなってやるよ!狒牙絶咬!」ギュン!!
雀部「なんだと。バラバラになった卍解が…、まさか自分ごと!?」
雀部「ごあっ!?」グサグサグサグサグサ!!
恋次「ぐおっ!?あ…が…」グサグサグサグサグサ!!
雀部「申し訳…ありません…元柳斎殿…」ドシャ
恋次(後は頼んだぜ…)ドサッ
〜十三番隊隊舎〜
月島「更木剣八、何か過去に疑問はないかい?」
剣八「…何言ってやがる?」
月島「君にその顔の傷を負わせたのは誰だい?」
剣八「ああ?そんなもん決まってんだろうが。そいつは…」
月島「それは僕だったよね?」
剣八「あ?何を…ぐっ!?お…」ガクガク
銀城「なるほどな。後から過去を捻じ込んで壊しちまう気か」
剣八「…ははっ」
月島「何を笑っているんだい?」
剣八「そんな細けえ事なんざ知るかよ!今はこの戦いを楽しもうぜ!!」ギィン!ガガガガガガ!
月島「ぐっ…。過去の矛盾の苦しみよりも戦いの愉しさが上ってことか…ガッ!?」ギギギギギ
月島(僕のブックオブジエンドにヒビを!?馬鹿な!!)
剣八「ははははははは!!!」ザシュッ!
月島「ゴッ!?あ…」ドシャ
銀城「月島ァ!クソッ!!」ザッ!
剣八「どういうことだ?こいつを斬った瞬間に頭が冴えた気がするぜ」
剣八「もう1人の旅禍は…チッ、逃げやがった」
………
……
…
やちる「へい!」
やちる「へい!」
やちる「へーい!」パチン!
モコモコ&ホネホネ「「…」」パチン!
剣八「おい、やちる!終わったぞ!」
やちる「あ!剣ちゃん!」
伊勢「はぁ…はぁ…痛っ」ガクッ
剣八「何やってんだお前ら?」
やちる「剣ちゃんの邪魔になりそうだったから私が斬ったの!」カタニノボル
モコモコ&ホネホネ「「…」」カタニノボル
剣八「刀解放したまんま肩に乗るな。そいつら2人も引っ付くだろうが」
伊勢「早く…隊長を斬った旅禍を追わないと…」
剣八「あんま動くんじゃねえよ。内臓がこぼれちまうぞ」
剣八「仕方ねえ奴だ。やちる、そいつ担いで救護詰所へ運んでこい」
やちる「はーい!」ガバッ シュン!
剣八「…やる事なくなっちまったな。隊舎で昼寝でもするか……!?!?」ゴオオオオオオオオオオ
剣八「この霊圧は…」
ガシャァァァン!!!!!
???「お主は…」
何で月島さんキチガイとばっか出会っちゃうかなぁ
男運無いのか?
剣八が京楽浮水を殺したと勘違いして襲いかかる山爺とかそんな糞展開はやめてくれよな
おじいちゃんなら十分あり得るんだよなあ
剣八「面白え!最高の霊圧じゃねえかよじじい!」
元柳斎「…更木か。お主がこやつを斬ったのか?」
月島「」
剣八「ああ、もう1人は逃げちまったけどな」
元柳斎(春水の体に残る霊圧はこやつのではない。この霊圧は銀城空吾…あやつめ)
元柳斎「春水、十四郎、待っておれ。儂があやつを叩っ斬る」
剣八「待てよじじい。今は調子が良くてよ。じじいの霊圧に当てられてるとこっちの霊圧も研ぎ澄まされていきやがる」スッ
元柳斎「…何のつもりじゃ?」
剣八「はっ、はははははははははははははは!!!」ガキィン!!!
元柳斎「ぬっ!?更木お主!?」ガガガガガ
剣八「じじいとは1度本気で殺りたかったんだ!!!」
元柳斎「おのれ!流刃若火!!」
剣八「最初から始解か!はははは、最高だぜ!行くぜじじい!!」ギインギン!
元柳斎「くっ!」ガガガガガ
剣八「おらよっ!」ガァァァン!
元柳斎「緩いわ!!」バキィ!
剣八「最高だ!もっと楽しもうぜじじい!!」バッ
元柳斎(更木め…この霊圧の高さは以前とは比べ物にならぬ。それに剣を交えるごと霊圧が上がってきておる)
元柳斎(更木…もしや…、じゃが今は!)
元柳斎「お主と剣を交えておる暇などないわ!城郭炎上!」ブオオオオ ゴオオオオ!
剣八「ああ?炎の壁だと?」
元柳斎「その炎の中で頭を冷やしておれ」シュン!
剣八「…チッ、逃げやがったかじじい。この中で頭冷やせるわけねえだろうが」
剣八「仕方ねえ。まずは外に出るか…。地面を掘れば外側に出れそうか」
剣八「やめだ、ちまちま面倒臭え。燃えてる地面ごと剣圧と霊圧で粉々にする方が早え!」ガガガガガガガガガガガガ!!!!
剣八「…外には出れたが戦う相手がいねえ。追いつくのは難しいだろうがじじいを追いかけ……!?ははっ、面白え霊圧だ」
剣八「じじいが消えた方とは反対の方か!」シュン!
〜双極の丘の下の森〜
砕蜂「おのれ!旅禍風情が!分身までも使うだと!?」
砕蜂「くっ!?はっ!」ブン!
一護(虚化)「ふっ!」シュン!
砕蜂(完全に見切られた!?)
一護(虚化)「おおお!!!」ガン!
砕蜂「あがっ!?」
砕蜂(はぁ…はぁ…なんだこの旅禍は!私のスピードをさらに上回るなど!)
砕蜂(おのれ!!!)ダダダダ!
砕蜂「はあ!!」バッ
一護(虚化)(正面から突っ込んでくるだと。どういうことだ?くそっ、迎撃しねえと!)
砕蜂「がっ!?ぐっ…はあ!」ザシュッ!
一護(虚化)「避けずに…何のつもりだ?」
砕蜂「…屈辱だが、貴様に勝つにはもはやこの手しかないようだ」ガシッ
一護(虚化)「うおっ!?放せ!」
砕蜂「卍解 雀蜂雷公鞭!」
一護(虚化)(この近距離で卍解だと!あの形状…砕蜂の斬魄刀の能力からして近接戦闘用の卍解なのか!?)バッ!
一護(虚化)(ここは一度距離を…)
砕蜂「私の前に離れたか…、失策だったな旅禍!いけ、雀蜂雷公鞭!」バシュッ!
一護(虚化)「卍解を飛ばしやがった!この方向だと避けられねえ!」
???「よお」バキィ!
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!
一護「うおおおおおお!?!?!?」パリィン!
一護(爆風で仮面が砕けた!?あの卍解…を受けてほぼ無傷で済んでるだと…いったい何が)
砕蜂「…なん…だと?私の卍解を素手で逸らしただと!?馬鹿な!?!?」
一護「お前は…」
剣八「この霊圧の高さ…やっと見つけたぜ。テメェが市丸と斬り合った奴だな」
一護「剣八!?お前がさっきの卍解を…」
砕蜂「更木!何をしている!旅禍の肩を持つ気か!?貴様!雀蜂!」ドシュ!
剣八「邪魔だ…失せろォ!」バキィィィン!!!
砕蜂「ギッ!?」ガガガガガガ!
砕蜂「…おの…れ…。夜一…私は…お前を…」ドサッ
一護「嘘だろ…砕蜂を殴っただけで倒しやがった…」
剣八「いい霊圧だ。虚の霊圧が混ざってるのが何故かはわかんねえがな」
剣八「どうやらテメェとなら全力で戦ってもよさそうだ!!!」バリ!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
一護「眼帯をいきなり外しやがった!?…この霊圧、虚圏の時よりも上じゃねえか…」
剣八「これで邪魔は消えた。さあ!心置き無く殺し合おうぜ!なあ!!」ブン!
一護「やべえ!!」ズオ!
一護(虚化)「う…おおおおおおおおおお!!!」ギィン ギギギギギ
一護(虚化)「ぐっ…う…お…」ギギギギギ
一護(虚化してなかったら…今の一撃で刀を折られて斬られてた。なんて霊圧だ!くそっ!)
一護(虚化)「おおおおおおおお!!!」ギィン!
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオ!!
剣八「弾いたかよ!オラァ!!」ブン!
一護(虚化)「っ!?」シュン!
一護(虚化)「はあ!!」ザン!
剣八「チッ!ちょろちょろ動き回りやがって!」
一護(虚化)「おおお!!!」ザシュッ
剣八「…」ニヤ ガシッ
一護(虚化)「てめっ!?しまった!?足を掴まれ…」
剣八「オラヨォ!!」ゴシャァ!
一護(虚化)(がっ!?地面に叩きつけられたのか!?)
剣八「ははははははは!!!」ブン!
一護(虚化)(地面ごと叩き割る気かよ!?)
一護(虚化)「月牙天衝!!!」ゴオオオオオオ!!
剣八「甘ええんだよ!旅禍ァ!!」ゴシャァ!
一護(虚化)「うおっ!?…はあ…はあ…」
剣八「避けやがったか」
一護(虚化)(どんだけ斬っても倒れねえ…だと…。花太郎の言ってたこと思い出したぜ)
一護(虚化)(しかも剣を交わす毎に霊圧が上がっていきやがる…、どうなってんだよ!)
剣八「どうした、そんなもんかよ」
一護(虚化)(仮面が割れてきやがった…。昨日と今日で虚化を使い過ぎたか)パキッ
剣八「限界かよ。つまんねえな…、じゃあなァ旅禍!!」ダッ
一護(虚化)(虚化した状態で撃てる月牙はあと一撃…、俺にできることは全ての霊圧を刀に込めることだけだ)
一護(虚化)「…いくぜ、剣八!!!」ゴオオオオオオオオオオ!!!!!
剣八「…ほう、まだ霊圧が上がるのか!!いくぜ!!!」ゴオオオオオオオオオオ!!!
一護(虚化)「月牙天衝オオオオオオオオオオオオ!!!!」ガガガガガガガガガガガガ!!!
剣八「刀に霊圧を纏ったまま斬る気か!ははははははははははは!!!面白ェ!!!」
剣八「さあ殺し合おうぜ!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
………
……
…
一護「…はあ…はあ…ぐおっ!?」ボトッ
一護(左腕が…斬り落とされた…か…)
剣八「よう…やるじゃねえか…旅禍ァ」
一護「…はは、悪いみんな」
剣八「寝ぼけたこと言ってんじゃねえよ。よく見てみろ」スッ
一護(…!?剣八の刀が…折れて…)
剣八「テメエの勝ちだ、馬鹿野郎」ブシャァァ ドサッ
一護「…勝った…のか、俺が…痛っ。くそ、とにかくルキアと夜一さんを追わねえと」ブシュッ
一護「血が止まらねえ、ここまでか…」
???「あー!やっと見つけた!!」ユビサシ
一護「お前は…」
やちる「元の場所に戻っても剣ちゃんいないと思ってたらこんなとこで戦ってたんだね!」
やちる「剣ちゃんと遊んでくれてありがとう!これあげるね!」スッ
やちる「私の副官証、それについてる紐で腕を縛った方がいいよ。あと左腕は4番隊に持ってってあげる!」
やちる「いつでもくっつけられるようにしてもらうね!かわりにまた剣ちゃんと遊んであげて!」シュン!
一護「お、おう…」
一護「って呆然としてる場合じゃねえ。とにかく傷口縛って早く追わねえと!痛っ、あぐっ…」ギュウウウウウウ
一護「よし、出血はだいぶ治まった。さっさと夜一さんを追いかけねえと!」シュン
〜瀞霊廷〜
夜一「ふう、殲罪宮からは大分離れたの。しかしたかだか数百の連続の瞬歩で息が上がるとは衰えたものじゃ」
ルキア「」グテー
夜一「何を伸びておる、しっかりするのじゃルキア」
ルキア「…ここまでずっと後ろ向きに担がれて瞬歩で揺らされていればこうなるに決まっているだ…うう…」
夜一「情けないのお、ほれ、もうすぐの辛抱じゃ」
ルキア「せめて前向きに担いでく……!?!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ルキア「あぐっ!?…こ、この霊圧…」
夜一「これはまさか!?ここから離れるぞ!」
???「鈍い」
夜一「なに!?」ボトッ
夜一「ぎっ!?わ、儂の腕を気づかれずに落とすじゃと…」
???「昔から逃げる童子にすぐ追いつけておったが…時間がかかってしもうたのう」
ルキア「あ…ああ…はあ…はあ…」ガクガクガク
夜一「山本…総隊長…。まさか総隊長殿が始解までして前線に出るとはの。予想しておらんかった」
元柳斎「儂のことはどうでもよい。仲間の銀城空吾はどこにおる?」
夜一「知らぬな。あやつとは元々仲間でもない」
元柳斎「…仕方ないの。ではお主を消し飛ばして朽木ルキアを人質にすれば現れるかの」
夜一「無駄じゃ。銀城の目的は朽木ルキアの処刑阻止ではないぞ」
元柳斎「ならばここで処刑するまで」
夜一「そう簡単にできると思うか?」フラ
夜一(片腕が落ちたせいで重心が上手くとれん。それに総隊長が相手では分が悪すぎる。ここまでか…、すまぬよ喜助)
元柳斎「ぬん!」ブワッ ゴオオオオオオオオオオオ
………
……
…
夜一「…どういうことじゃ。あの炎を受けて無傷じゃと?」
???「久しいな、四楓院夜一」
夜一「貴様…どういつつもりじゃ!?」
続きはまた明日の夜に書けた分だけ投下します
もうすぐ終わる予定です
原作も終わったし…
乙
この敵味方の謎の増援ラッシュ…間違いなく鰤だ
素人さん普通に強くてワロタ
面白いけど、やっぱり京楽さんが銀城と月島に負けたのは微妙かな。あの人始解無しでもかなり強かったはずだし
強くてニューゲームなのに状況が悪化している……だと?
敵と状況も強くてニューゲームとか話が違うっすよ…
乙ー
乙
敵も味方も問題児しかいねぇww
元よりハードに見えるのは気のせいかな?
ふむ 面白い
しかし雀部は一周目で
一護のグーパンだったが一撃で沈められてたのに
なんか強化され過ぎじゃない?
あの時はオサレ度合いが足らんかったのさ
強くて(一護以外)ニューゲーム
全力出す前に油断してやられるなど鰤では日常茶飯事よ
(剣八が)強くてニューゲーム
剣八という概念、藍染の鏡華水月、月島さんのブックオブジエンド、陛下の未来視と未来改変、グレミィのつくってあそぼ
個人的な鰤五大ぶっ壊れ能力
回復役がいないときついな
辛くてニューゲームってフレーズ気に入ったわ
結局壊れ能力の中でも水月が最強だったな
一応鏡花水月も月島さんが差し込んで触ったことにすれば無効化できるよな まあ差し込むまでが遠いし無効化しても勝てないだろうが
触った過去があればいいんじゃなくて
触ってる間だけ無効なはずだから意味ない
やっぱ双天帰盾ないとキツいなー
あれこれ難しく考えなくていいよ
大切なのはライブ感だから
元柳斎「何のつもりじゃ、藍染」
藍染「ここで朽木ルキアを君に殺されると私の計画に支障をきたしてしまう」
元柳斎「計画…、何を考えている藍染」
藍染「君に話す義理はない。夜一、朽木ルキアを連れて行け」
夜一「…まさか貴様に助けられるとはの」
藍染「助けたつもりはない。恩を感じているのなら後で私に朽木ルキアを差し出すことだ」
夜一「ふん、貴様が私に追いつけたならじゃがの。行くぞルキア」バッ シュン!
元柳斎「100年前浦原喜助と同時期に四楓院夜一が消えた事から考えて、今回四楓院夜一や旅禍を寄越したのは浦原喜助で間違いなかろう」
元柳斎「あやつの拠点は西流魂街。夜一を白道門で待ち伏せればよい。後でゆるりと捕らえよう」
藍染「君にそれが出来ると思うかい?破道の九十 黒棺」ガガガガガガガガ
元柳斎「九十番台の詠唱破棄か。撫斬」ズバッ ガシャァァァァン!
藍染「刀の一振りで黒棺がバラバラか。さすがは総隊長殿だ」
元柳斎「貴様程度が儂を足止め出来ると思うたか?」
藍染「足止めと言った覚えはない。君にはここで死んでもらう」
元柳斎「ほう、儂を殺すか…、大きくでたな藍染惣右助!」ゴオオ!
元柳斎「松明!」ブオオオオオオ!!
藍染「…どうした山本元柳斎、届いていない…!なるほど、私の視界を遮るのが目的か。甘い」
元柳斎「鬼火!」ボンボンボン!!!
藍染「…やはりか。この程度で私を倒せると思うとは。総隊長の名が泣く」バッ
元柳斎「甘いわ!」ドシュッ!
藍染「ぐっ!?後ろからか…く…おのれ…」
元柳斎「終わりじゃ、藍染」
藍染「ああ、終わりだ山本元柳斎」ドシュッ
元柳斎「ぎっ!?貴様!」ドシュッ
藍染「ごふっ、…咄嗟に後ろを刺すとは。さすがは千年以上死神をしていただけはあるか…」
元柳斎「なるほど。この斬魄刀の本当の能力は催眠か。最初から皆を騙していたようじゃのお」
藍染「1度見ただけで完全催眠に気づくとはね。なら君が今刺している私は本当に私かい?」
元柳斎「腹に刺さった斬魄刀の霊圧を読み違えることなどない。終わりじゃ藍染」
???「へえ、さすがは総隊長やなあ」ガシッ
元柳斎(儂を貫いた藍染の刃を掴んだじゃと)
元柳斎「市丸ギン、何をしに来た」
藍染「ギン何を…」
市丸「堪忍してや、総隊長」ズシャズシャ
元柳斎「ぐっ…おのれ…」
藍染「がっ!…総隊長ごと私を貫いたのか…。ギン、裏切ったか」
市丸「一死をもって大悪を誅す。総隊長のお言葉通りにさせてもらうわ。死ろせ 神死槍」ブワッ
元柳斎「なにっ!?体が…」ドサッ
藍染「馬鹿な!?なんだこの能力は!…ゴハッ」ドサッ
市丸「僕の卍解、伸び縮みする時一瞬だけ塵になるんですわ。そんで刃の中には細胞を溶かし尽くす猛毒があるんや」
藍染「市…丸…」
市丸「さっき2人を刺した時刃の一欠片を体に入れたままにすればこの通りや」
市丸「ま、能力の説明したところでもう二人とも聞いてないやろうけどな」
藍染「」
市丸「っ!?」ゾクッ
市丸(なんや今の悪寒は…、藍染隊長は確かに死んだ。そもそも胴体の8割が溶けた状態で生きてるわけない)スッ
市丸(鏡花水月を触りながら確かめても魄動は止まってる。藍染隊長は『間違いなく死んだ』んや)
市丸(…それでも妙や。なんで藍染隊長は総隊長に真っ向から戦ったんや)
市丸(戦闘力なら総隊長の方が確実に上や。それに朽木ルキアをかばったのもおかしい)
市丸(流刃若火なら双極と同じようにして超高度の熱で魂魄を蒸発させることも可能かもしれん)
市丸(ならどうして藍染隊長は庇っても損しかない朽木ルキアを助け、総隊長と勝ち目の少ない戦いをしたんや)
市丸(…まるで目的そのものが『自分自身の死』みたいや)
市丸「あかん、色々考えるのは止めや。…とにかくこれで終わったんや、これで。藍染隊長の崩玉は隊長自身が持っとるはずや」
市丸「それさえ手に入れば…」
???「藍染…隊長…」
市丸「!?誰や!」クルッ
雛森「そんな…藍染隊長が…」
市丸「…雛森ちゃんか。また面倒なタイミングで来よったなあ」
市丸(騒がれると面倒や。ここは白伏で気絶しといてもらおか)スッ
雛森「藍染隊長!!」シュン
市丸「なっ…」
市丸(いつの間に藍染隊長の傍に!?)
雛森「そんな…魄動が無い…藍染隊長が…」
雛森「…」ブツブツブツ
市丸(目の前で敬愛してた隊長が死んでもうて気が触れたんか。とにかくさっさと何とかせんと)
市丸「ごめんなぁ雛「縛道の七十九 九曜縛!!」バチィ!
市丸「ぐっ!?さっきブツブツ言うてたんわ鬼道の詠唱やったんか!?」
雛森「よくも藍染隊長を!!!!」スッ
市丸「待っ「破道の九十一 千手皎天汰炮!」ドドドドドドド!
市丸(二重詠唱やったんか!?副隊長の鬼道でも九十番台をゼロ距離で喰ろたらあかん!)
市丸「がっ!?無踏連刃!!」ババババババ!
市丸「…ふう、危ないなあ」
雛森「破道の六十三 雷吼炮!」バリバリバリ!
市丸「縛道の八十一 断空」ガガガガガ
雛森「っ!弾け 飛梅!!」ボンボン!
市丸「まだまだ甘いで。舞踏」シュッ グサッ
雛森「あっ…」ドサッ
市丸「刃の欠片は残してへんから安心しい」
雛森「…藍染隊長」グググ
市丸「仕方ないなあ」スッ
雛森「あ…う…」ゴト
市丸「白伏や。急所は外してあるけどこれ以上動いたら血がなくなってまう」
市丸「これで邪魔は…!?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
市丸「この霊圧…ほんま…ついてへんなぁ」
???「雛…森…」
市丸「なあ、日番谷隊長」
日番谷「卍解 大紅蓮氷輪丸!!!」
市丸(いきなり卍解か。これは話したところでどないしようもないな)
日番谷「おおおおおおおおおおお!!!!」ギュン!
市丸(速い!)
市丸「無踏」シュン!
日番谷「うおっ!?ぐおおおおおおお!!!!」ガガガガガガ
市丸(刀で受けおった!?刀が凍らせれてまうか。縮めんと!)ピキピキ
日番谷「…なるほどな、刀を交えてわかったぜ。この霊圧…市丸、てめえ卍解してるようだな」
日番谷「それに今の伸縮速度、それが卍解の能力ってとこか」
市丸「へえ、案外冷静なんやな。まあ能力を知ったところで勝ち目はないで…ごふっ!?!?」グサッ
日番谷「なっ…」
市丸「な…なん…や…」
雛森「…藍染隊長の…敵…」
市丸(僕の白伏をこの短時間で破ったんか)
市丸「…まあええわ…目的は達したしなあ…」ドサッ
〜昨日 白道門付近〜
市丸「痛いなあ。僕相手に1人で突っ込んで来るなんて自分の力過信しすぎやで」
市丸「いくら一対一でもな」
一護「俺はあんたに話があってわざわざここまで吹っ飛ばしたんだ」
市丸「ほんま舐められたもんやな。聞かれた事素直に答えると思わん方がええで」
一護「音速の200倍で攻撃出来る相手に舐めてかかるわけねよ」
市丸「…へえ、僕、その事ほとんど誰にも話してないんやけど。どっから聞いたんかな」
市丸(まあ嘘なんやけど)
一護「時間が無え、それは話を聞けばわかる。あんたに聞きたいことはあんたの目的だ」
市丸「僕の目的…ね。そんなん分かりきったことやと思うけど」
一護「あんたは本当に藍染の仲間なのか?」
市丸「…なんや藍染隊長から聞いてた話以上に君悪い子やね、君」
市丸「ちょっと詳しく聞こか」
………
……
…
市丸「僕が藍染隊長に殺される…なるほどおもろい話や。それに未来から来たから僕の卍解を知ってたって事か」
一護「そういうことだ。とにかく藍染に殺される前から何かおかしかった。特に俺と戦った後の藍染との会話だ」
一護「藍染は俺を食らうって言ってた。でもあんたは俺を逃がそうとしたり殺そうとした」
一護「藍染の命令を真っ向から無視してな」
市丸「なるほどなぁ。つまり君は僕が藍染を裏切るつもりなら今協力して欲しいいうことやね?」
一護「ああ、俺達も藍染からルキアを護る。目的は同じのはずだ」
市丸「…さっきから君、僕が藍染隊長を裏切る前提で話してるけどほんまにそう思ってるん?」
市丸「君が言うてるだけで僕は一言も裏切るなんて言うてないで」
一護「…!待て!」
市丸「卍 解 神死槍」
一護「なっ!?テメェ!?」
ズガアアアアアアアアアアアアン!!!
石田「何かが落ちて来たのか?」
一護「ンノヤロー!?いきなり卍解かよ!」
〜現在〜
市丸(わざわざ志波隊長にトドメ刺さへんかったんや…。崩玉の事は頼むで…)
市丸(乱菊…ごめんな…。やっぱり先に謝っとけば…)
雛森「やっ…た…」ドシャッ
日番谷「雛森!今すぐ救護詰所に連れて行くぞ!」
日番谷(…悪いな、俺が協力できるのはここまでだ。朽木は任せるぞ)シュン!
〜旧市街地跡〜
勇音「ここは…旧市街地跡ですか?」
卯ノ花「ええ、ここなら誰も来ません。じっくりと旅禍の方の話を聞けます」
石田「話をするのは構わない。だが話が終わった後僕は朽木さんを追う」
卯ノ花「ええ、構いませんよ」
卯ノ花「あなたがその時生きていればですけど」ドス
勇音「え?…ガフッ!た、隊長…なん…で…」ドシャ
石田「なに!?自分の部下を…切り捨てただと!?」
卯ノ花「さあ、邪魔は消えました。これで思う存分あなたと戦えます」
石田「…全て嘘だったということか」
卯ノ花「自身の浅慮を棚に上げるべきではありません。私は話したい、話す必要があると言いましたが、話し合いを行うとは一言も言ってはいません」
石田「なるほど、となると最初から僕が狙いだったのか」
卯ノ花「そこまでわかっているのなら早く武器を構えないと…」シュン
石田「消え…」
卯ノ花「簡単に首が落ちますよ」
石田(目の前に!?まずい!)
石田「くっ!?」バッ
卯ノ花「その程度の距離を取っただけでひと呼吸おけると思うとは」シュン!
卯ノ花「甘い」バッ
石田「…!」ゾクッ
ついてなさすぎる…
石田「銀嶺弧雀!」バババババババ!
卯ノ花「…」バババババババ
石田「なん…だと、その場から1歩も動かずに銀嶺弧雀の連射を避けきった…」
石田「ゼーレシュナイダー!<魂を切り裂く者>」
卯ノ花「…」ガシッ
石田(素手で掴んだ!?霊子のチェーンソーだぞ!)
卯ノ花「この程度の玩具で私を殺すことなどできません」
石田(このままだと僕は間違いなくこの場で殺される。なら…)スッ・・・
卯ノ花「使うのですね。完聖体を」
石田「完聖体?なんだそれは」
卯ノ花「…おや、そういえばあなたのそれは別の名前でしたね」
石田(最終形態の事を知っているのか!?それでもここで使わないと!)ゴオオオオオオオオオオオオオオオ
石田「これで終わりだ」バシュ!
卯ノ花「ぐう!?」ガガガガガガガ
石田「やったか!?」
卯ノ花「…卍 解 皆尽」グシャァ!
石田「なんだ…あの刀は…それに最終形態の矢を潰しただと!?」
卯ノ花「そうして呆けていては勝ち目はありません」シュン!
石田(加減した矢だと効かない。指が壊れるがこの一撃に賭けるしかない!)
石田「はあああ!!!」バシュッ!!!
卯ノ花(疾い!が…私の力には届かない)ゴシャッ!
卯ノ花「さあ、此れにてお仕舞い」シュン!
石田「矢を潰し…ガフッ!くそっ…ここまでか…」ドシャ
卯ノ花「惜しかったですね、滅却師…石田雨竜」
石田(なんで…僕の名前を…それに僕でも聞いたことのない完聖体…。まさかこいつも黒崎と同じ…未来か…ら)
最初からこうなることが分かってたみたいに
〜瀞霊廷 白道門付近〜
銀城「…追ってこねえか、月島は犠牲になったが仕方ねえ。さっさとここからずらからねえと」
???「ようやく見つけたぜ!今日も俺はツイてるみてえだ」
???「そうみたいだね一角。他の2人はいないみたいだけど」
銀城「誰だ!?」
班目「人の戦いに水差しやがったんだ。そのまま帰られると思うなよ!」
弓親「同感だね。ここで昨日の決着をつけさせてもらうよ」
銀城「はっ、なんだと思えば昨日の雑魚共じゃねえか」
銀城(こいつら程度なら霊圧を消費した今でもなんとかなりそうだ)
班目「弓親!先に俺が行くぜ!」ザッ
銀城「2人がかりじゃなくていいのか?昨日のことを忘れちまったみてえだな」
班目「そんなもん忘れちまったなァ!!感謝してやるぜ、テメェが人目を避けて逃げてきてくれたことによォ!!」
班目「いくぜ…万に1つもねえだろうが、こいつことは誰にも言うじゃねえぞ!」
班目「卍解ィ!!!」ゴオオオオオオオ!!!
銀城「なん…だと!?」
班目「龍紋鬼灯丸!!!!」
銀城(こいつが卍解だと?この程度の霊圧なら問題ねえ)ニヤ
班目「余裕じゃねえか、まあ今の状態なら仕方ねえ」
銀城「今は…か、だったらこのまま潰してやるよ!」
班目「オラァ!」ブン!
銀城「ぐっ!!がァ!!」ギン!
班目「1本防いだぐらいで油断してんじゃねえぞ!」ブン
銀城「くそっ!」ギギギギ!
銀城「ああああああああ!!!」バギィン!
銀城「ふぅ…これで…!」
銀城(さっきより霊圧が上がってるだと。この禿…なにしやがった)
班目「刃を少し砕いたぐらいでいい気になってんじゃねえ!!」ブンブンブンブン!!!
銀城「でけえもん振り回しやがって!おおおおおおおお!!!」ガキィン!!!! ズバッ!
班目「うおっ!?片方の鎖を切り落としやがるか!」グラッ
銀城「はっ!」ヒュン! ギィン!
班目「ぐらついた程度で喰らうかよ!」
銀城(!…刃の紋様が赤くなっていきやがる…。これが霊圧が上がっている事を表してやがるのか!)
班目「…わかったみてえだな。俺の龍紋鬼灯丸は叩いて殴ってやらねえと目を覚まさねえ」
班目「敵に何度も斬りかかってかかられてでもしねえと本調子が出せねえんだよ。さあ、締めにしようじゃねえか!!!」ブン
銀城「ぐっ!?クソが!!」ザッ
銀城(撤退だ!他の死神にバレる心配してる場合じゃねえ!あの霊圧相手じゃ今の俺は勝てねえ!)
班目「ここまで来といて逃がすかよ!!!」ビュン!
銀城(野郎!俺が切断した方の刃を投げやがっ)ズン!
銀城「ただ…と…あ…」ドサッ ドチャッ
班目「綺麗に真っ二つか」
班目「ツイてなかったな旅禍。やっぱり俺は護廷十三隊一ツイてる男みてえだ」
班目「弓親!さっさと次の奴を探しに行くぞ!」
班目「…おい、弓親どこにいやが!?」ギュオ!! ガシャアアアアアン!!
弓親「ぐ…ふ…」ドサッ
班目「弓親!クソッ、新手か!」
???「すみませんねえ、邪魔されるわけにはいきませんので」
???「少し眠っていてもらいまス」
班目「ガッ!?テメェ…まさか…」ドサッ
???「おや、ようやく到着したみたいっスね、夜一さん」
夜一「喜助!お主なぜここにおるのじゃ!?永久追放になったはずじゃろに」
ルキア「なっ!?この悪徳商人!なぜここにいる!?何の用だ!?」
浦原「助けに来たに決まってるじゃないっスか。ま、来ようと思えばいつでも来れるんスよ」
浦原「どうやら朽木サンの救出に無事成功したみたいでスね」
夜一「まあの、とにかく早く瀞霊廷から脱出じゃ。お主のことじゃ、現世に戻る方法も用意しておるのじゃろ」
浦原「もちろんス!まあちょっと向こう向いててくだサイ。その間に準備は終わってるっス」
浦原「現世に戻ったらまずはその腕の治療からでスね」
夜一「そうじゃ……のう!!!」ゴッ!!!
浦原「うわっ!!いきなり何するんでスか!」
夜一「化ける相手を間違うたの、浦原がこちらに来れるわけなかろう」
夜一「のう、藍染」
浦原「ちょっと待ってくだサイ!誤解でス!…って戦う気満々か…仕方ないっスね…、起きろ 紅姫」
夜一「ほう、まさかここまで誤認させられるとはの!瞬閧!!」バリバリ!
浦原「啼け 紅姫!」ギュン!
夜一「っ!弾いたじゃと!」
浦原「さて、行っちゃいますよ!」シュン!
浦原「こんなのはどうでス…よっと!剃刀紅姫!」ギュン!
夜一「ふっ!甘いの喜助!」バシュ!
浦原「瞬閧状態だと片手で払われちゃいまスか」
浦原「でもこれでわかってくれたでしょ、本物っスよ。ほんと酷いなあ夜一サンは」
浦原「今度からうちの店ペット禁止にしまスよ?」
夜一(藍染の鏡花水月は姿形に質量、霊感までも誤認させる。じゃが動きや仕草まではそうはいかないはずじゃ)
夜一(それにわざと手に受けた先の一撃…、いくら誤認させるとはいえ何度もあの洞窟での修行時に何度も受けたそれと同じじゃ。もちろん細かい仕草や動きまでも)
夜一(どうやら儂の思い過ごしだったようじゃの)
夜一「この戦い方に、実際に手に受けた霊圧…、あの洞窟で互いに腕を上げていた頃と変わらぬな喜助」
浦原「ここまでしてようやく信じてもらえて嬉しいような悲しいような…。ま、それはともかく、追手が来ないとも限りません」
浦原「黒崎サン達も心配でスけどまずは朽木サンをここから逃がしましょう。念のため夜一サンも着いて行きまス?」
浦原「一応地下の勉強部屋で鉄斎サン達が待っていまスけど」
夜一「なら儂はここに残るとするかの。元大鬼道長に任せておけば安心じゃ」
浦原「さ、それじゃあ行きましょうか…」スッ
〜白道門付近〜
一護「はあ…はあ…」ダッ
一護(体が重くなってきてやがる…、早く夜一さん達と合流しねえと)
一護「うおっ!」グラッ
一護(片腕がない分バランスが取れねえ)
大前田「見つけたぜ旅禍!昨日の恨みは忘れねえぞ!」ザッ
一護「くそっ!こんな時に!はあ!」ブン!
大前田「鈍ま!隠密機動の俺様がそんな程度にやられるわけねえだろ!」シュン
大前田「ぶっ潰せ!五形頭!」ゴッ!!!
大前田(五形頭を弾かれた時用の対策はしてある、さあ来やがれ!)
一護「よっ!」スッ
大前田「えっ?今度は避けブヘァ!?!?」バギィ
一護「じゃあな!」ザッ
大前田(た、隊長…やっぱり無理でした…)ガクッ
………
……
…
浦原「黒崎サン!こっちっス!」
一護「浦原さん!?なんでここにいるんだよ!?」
浦原「助けに来たに決まってるじゃないっスか。夜一サンと同じ事聞かないで下サイよ…」ズーン
一護「そうだ、夜一さんとルキアは!?」
浦原「落ち着いて下サイ、お二人とも無事です。朽木サンは現世に転移させました。もう安全でス」
一護「そうか…よかった…」
一護(これで俺は変えられたのか…藍染から崩玉を取られた過去から…)
浦原「それじゃ黒崎サンも一度現世に戻ってくだサイ。その腕…早く治療しないと手遅れになりまスよ」
浦原「とにかくあまり時間がありません。急ぎましょ」
一護「ああ、悪いな、浦原サン」
浦原「…少し準備するんで向こうにでも行っててくだサイ。敵が来たら迎撃を」
一護「わかった……!」
一護(なんだ…あれは、浦原さんの後ろ…向こうの曲がり角から何か…。あれは手?いや誰かが這って出てきやがる。あの人は…)
一護(夜一さん!…何だ、何か言おうとしてるけど声が出てない)
一護(あれは…)
一護(…ニ・ゲ・ロ?)
一護(!!!)バッ!
浦原「すみませんねぇ黒崎サン」ザシュ!
一護「あぐっ!?ガッ!」ガクッ
一護「なんで…だよ、浦原さん」
一護「いや、まさかお前藍染なのか!?」
浦原「違いますよ、私は正真正銘浦原喜助っス」
浦原「色々聞きたい事ありまスよね?ま、あなたが覚えていれば後で教えてさしあげマス」
浦原「ここは大人しく死んでいただきマスね、黒崎サン」
夜一「っ!!」ヒュン!
浦原「おっと!」キィン
浦原「夜一さん、まだ暗剣持ってたんスね。油断も隙もない人だ」
夜一「逃げろ一護!」
浦原「まだ話す力までありましたか。この頃の夜一さんの実力を侮ってましたね」
一護「この頃って…まさか浦原さん…」
浦原「おっと…いけませんねえ、喋り過ぎました。黒崎サン、あなたの思っている事は恐らく正しいっス」
一護「!?…浦原さん、この世界はいったい…」
浦原「だから言ったじゃないでスか。時間がないって、それに機会があれば後で教えると」
浦原「今はさっさと殺されて頂きまス」
一護「っ!?」ゾク
浦原「啼け 紅姫!」シュパッ!
一護「月牙天衝!」ガガガガガ
浦原「うわっ!血霞の盾!…最初の一撃が少し浅かったみたいでスね」
浦原「あまり手間をかけさせないで欲しいっス。全部黒崎サンのためなんスから」
一護「だから…どういうことだって聞いてんだろ!」
浦原「理由を話したところで納得していただけるとは思えません。ならさっさと終わらせちゃおうということでス」
夜一「はあ!!」ゴッ!
浦原「おっと、甘いっスよ夜一サン」ヒョイ ザン!
夜一「ぐっ…」シュン!
一護「夜一さん!…が消えた!?」
浦原(これは空蝉!)
夜一「歯を食いしばれ喜助!瞬閧!!」ゴアッ!!
浦原「だから甘いって言ったじゃないっスか」キィィィィィン
夜一(刀の先で止めた…じゃと)
浦原「夜一サンの攻撃の速度やタイミング、霊圧は全部把握してるんスよ。これらがわかれば相殺することは出来まス」
浦原「何年一緒に修行したと思ってるんスか」ザン!
夜一「がっ…喜助…なん…で…」ドサッ
浦原「ふう、さすが夜一サンでス…ねっ!!!」ガガガガガガガ!!!
一護「てめぇ!夜一さんを!」ググッ
浦原「いきなり襲いかかって来ないで欲しいっス。まあこっちに来てくれたのは有難いでスけど」
一護「…ルキアは…ルキアはどうした!?」
浦原「夜一サンが死んだすぐ後に朽木サンの心配でスか。随分と薄情っスね」
浦原「夜一サンがこんな状態で無事だと思いまスか?」
一護「う…おおおおおおああああああああ!!!」ギィン!!!!
浦原(重い!くっ…、でもその分怒りで太刀筋が乱れきってまスよ!)ザシュッ!
一護「っあ!なん…だと…」ドサッ
一護「はぁ…はぁ…」
浦原「まだ意識がありまスか。生命力が高いっスね」
浦原「それじゃ…これでトドメっスよ!」
???「そうはさせません、浦原喜助」ガシッ
浦原「…あらら、見つかっちゃいましたか。卯ノ花隊長」
卯ノ花「この方にはまだ用があります。ここで殺されるわけにはいきませんよ」
浦原「ここは見逃していただけませんかね?」ピクッ
卯ノ花「…クク」ザン
浦原「ガッ!?」ドシャ
卯ノ花「貴方相手に油断はありません。最初から筋一本動かせば四肢の腱全て断つつもりでした」
浦原(手足を動かせない…このままじゃ黒崎サンが…)
卯ノ花「心配しなくても貴方もまだ殺しません」
浦原「それは…余計に不安になりまスね」
一護「卯ノ花さん、助けてくれたのか?」
卯ノ花「ああ、そうですね。貴方には浦原喜助は敵で私こそが味方に見えるのでしょう」
卯ノ花「本当は逆なのにも気づかずに…」
一護「どういう…ことだ」
???「それはこういうことだ」
浦原「ようやく現れましたか。黒崎サン…彼が今回の全ての元凶です」
一護「…お前は」
続きはまた明日か明後日の夜に投下します
たぶんそれで終わりになります
そこまできれいなオチはたぶん無理でライブ感万歳になりそう!
乙
そういや水月でも親しい者に化けた場合は
見破ることも可能っちゃ可能だったか
確か平子の場合は藍染に心開いてなかったから見破れなかったけど
乙
もうなにがなんだかサッパリだ!
誰が味方で誰が敵なんだ!
乙ー
一護まだ高校生なのに腕千切れたりなんか火さんだな
この単行本一気読みしてる感じがたまらないね
漫画だったら何巻分になってることやら
この戦況の混乱加減まさにブリーチ
こいつらに現世を守られてると思うとゾッとするな
隠し玉多すぎなんだよ
この滅茶苦茶感完全に鰤
師匠続きはまだですか?
この>>1は間違いなくKBTIT
ライブ感がたまらない
続きの投稿は明日になりそう
とりあえず今までの戦況だけまとめときます
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一護:砕蜂と戦闘、剣八を腕一本と引き替えに倒す。大前田を倒した後浦原に斬られる
夜一:ルキアを助け出すもそう隊長に腕を落とされ、その後浦原に殺される
石田:狛村を撃破。卯ノ花に殺される
一心:東仙を倒す。市丸と戦い敗北し重傷
銀城:浮竹、京楽を殺すも一角の卍解に真っ二つにされる
月島:剣八に過去をさらに捻じ込むが破られて死亡
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日番谷:白哉を倒した後、重症の雛森を救うため戦線離脱
恋次:雀部と卍解同士で相討ちで互いに重傷
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東仙:一心に敗れ重症
市丸:元柳斎と藍染を殺すも雛森と日番谷の前に敗北し死亡
藍染:元柳斎と戦闘中市丸の卍解で死亡
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剣八:月島を殺し、一護と戦うも紙一重で敗れる
砕蜂:一護と戦闘中に乱入した剣八に敗れ気絶
卯ノ花:勇音を殺し、石田も殺害。その後一護と戦闘中の浦原の四肢の腱を切り裂く
???:銀城と月島と戦闘後のマユリを殺した後行方不明
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ざっと自分で読み直してこんな感じだと思います
とりあえず明日最後まで投稿できると思います、たぶん
戦況見るかぎりだとバッドエンドしか道が無いな。
一護さんマジ使えねーっすわ
一護さんって本当に主人公なんですかね?
ラスボス戦前のカマセ相手に卍解無しのナメプして絨毯になってた主人公だぞ
ライブ感パねえ
ルフィが仲間に知力を奪われた様に一護は護廷十三隊に存在感と活躍を奪われたのだ
被害やべえな
まだ虚園と見えざる帝国いるんだよなもうどう足掻いても全滅…
ニューゲームの黒幕がソウルソサエティで出てきてるんだからウェコムンドやヴァンデンライヒは無さそうじゃない?
藍染死んでるからラスノーチェスに乗り込む理由もない
まあここにシュテルンリッター達が乗り込んできたらヤバいことになるのは間違いないけど
もう終わるなら夢オチじゃないの?
何らかの実験とか
元エスパーダさんが一人出て来ただけで現エスパーダの古株であろう1~3の面子とかは出て来たりしないのだろうか?
現十刃のトップ3ってむしろ新参じゃなかったっけ
なるほど、この世界はただのループじゃなくて人為的な物の可能性があるのか。
>>1「いつから強くてニューゲームだと錯覚していた?」
ってことですねわかります。イッチやべぇwwwwww
>>362
うるせぇsageろks
ageアレルギーおじさんどこにでもいるな
まぁsage推奨ってなってるのにわざわざageてるってことは荒らしかなんかでしょ
sagaだから直し忘れたか間違えてるかだろう
推奨でも間違える人は間違えるもんよ
露骨なage荒らしってのはもっと内容がアレだったり連投が基本
大概は投下しててsage外したのを忘れてカキコする場合だな
複数のブラウザ開いてても起こることだし1回くらいなら噛み付くようなもんでもない
>>358
冷静に考えて初見でこのレス読んだら意味不明すぎて笑う
名刺のオンパレードだからなww
原作途中までしか読んでない自分は確かに意味がわからんw
漢字に直そう
ニューゲームの黒幕が尸魂界で出てきてるんだから虚圏や見えざる帝国は無さそうじゃない?
藍染死んでるから虚夜城に乗り込む理由もない
まあここに星十字騎士団達が乗り込んできたらヤバいことになるのは間違いないけど
思ったよりは読める
ニューゲームの黒幕が尸魂界で出てきてるんだから虚圏や観測《み》えざるライヒは無さそうならばない…とでも思っているのか?
藍染円環の理に導かれでるから――光と共に歩む者は、内なる闇との闘いを避けることはできない――虚夜城に乗り込む理由も莫〈な〉い
歴史が語るところによれば神苑(ここ)に恒久の輝きを備えし天の光在十字キャヴァリエ団達が乗り込んできたらヤバい純粋な闇の意思(キングダムハーツ)に・・・・そう、あの書にはこう記されていたのは間違いないというが
ノムリッシュに通ずるものがあるな
すいません!
書きだめ全くないので明日の夜に投下します!!
2chmateで開けん…
しかたなくチョロメで見てるが
2chmateで見る方法ないんかね…
板登録もエラーになるし
すげー面白いけど、ルキア救出までしか読んでない俺でも感じるこのオワッテル感
>>377
モバイル版のurlじゃなくてPC版のurlを2chmateに入力しろ
それでいけるはず
ってかその手の質問は別のとこでしてくれ
このコピペ思い出した
よく2chじゃ今さら石田が敵に回ってもとか言われてるけどさ、
石田ってSS編時点でクインシー・レットシュティール使った時、ブルート・アルテリエ無しのハイリッヒ・プファイルでマユリ倒してるじゃん
その石田がヴァンデンライヒのシュテルンリッターになって、クインシー・フォルシュテンディッヒとブルートと
Aのシュリフトに付随する特殊能力覚えたとしたら十分脅威だろ
霊子収束力がレットシュティールより上なフォルシュテンディッヒならスクラヴェライの効果も劇的に上昇するだろうしな
>>365
推奨って時点で義務じゃないし、同じ所に言葉を選んで注意にとどめてくださいってあるんだからそれが出来ないsage厨が荒らしなんだけどね
はいはい
一護「涅…マユリ…」
マユリ「呼び捨てか、まあいいヨ。今は気分がとてもいいからネ」
マユリ「さて、浦原喜助。君には証人にでもなってもらおうかネ。指を咥えて見ているがいいヨ」
一護「テメェ…が黒幕なのかよ…、どういうつもりだ」
マユリ「ほう、その傷でまだそこまで声を張れるとは。折角だ、全てを明かした場合の被験体の状態を観測するのもいいネ」
マユリ「最後の実験はそれからでも遅くはない」
一護(最後…だと…)
マユリ「君は記憶を所持したまま時間移動を行ったと思っているようだがそれは違うヨ」
マユリ「ここは私が実験の為に作り上げた1つの世界なんだヨ」
一護「なん…だと…」
マユリ「クク、いい表情だネ。ああ、実際に霊子や器子で出来ているわけではないヨ」
マユリ「これはいわばシミュレーション。この世界自体が現世、尸魂界を元にして作った情報世界」
一護「そんなことが…」
マユリ「あるわけないと言いたげだネ。空座町の決戦で使用した『偽の空座町』を作ったのは私だヨ」
マユリ「シミュレーションで町を再現するなどその時点でとうに出来ていたのだヨ、黒崎一護」
一護「なら…この世界の人達は」
マユリ「情報によって構成されたただの偽物になるネ。殺したり助けたりしたところで現実には何の意味もない」
マユリ「まあこの世界の私自身は私の手で消させてもらったがネ。私の事だ、システム的に消去しても何らかの方法で残ろうとする可能性がある」
マユリ「念には念を入れて直接消えてもらったヨ。体を液体にしようと自身の斬魄刀を研究し尽くした私には意味はない」
一護「この世界が…シミュレーション…だと…」
マユリ「クク…この世界は情報さえあればなんでも作り出せるのだよ。王印や王鍵のような物だけじゃない!歴代剣八や斬魄刀と融合した化物、死にたくても死ねない無間の怪物!吸血鬼と呼ばれた人間!藍染が生み出した破面!貴族の暗殺部隊に今や断界に追放された亡者共!地獄送りにされた咎人連中!」
マユリ「技術開発局にそれらの一定の情報さえあれば全て私の掌の上なのだヨ。もちろんその行動や扱いまでもがネ」
マユリ「そこの卯ノ花隊長のようにだ。行動だけでなく私自身の意識を入れ込むことさえ出来るのだヨ」
マユリ「今回はそれで私自身の私怨も片付けさせてもらったがネ」
一護「だったら俺も…偽物って事かよ」
マユリ「まあ君も似たようなものだが少し違うヨ」
マユリ「他のデータ人形とは違い君だけは技術開発局の装置に繋いで直接精神をこの世界に接続しているのだヨ」
一護「直接…だと、俺の情報なんて技術開発局に…」
マユリ「まあネ。君の情報は確かにあった。だが1度死神の力を失い、再び取り戻した後のデータは無いんだヨ」
マユリ「だから今のデータの採取を技術開発局の機械に君を接続して行っている。そのついでに君の精神から『死神の力を失った数ヵ月後から先の記憶』を消した状態の精神を、藍染と最後に戦う前…市丸ギンと戦った時程度の力をつけてこの世界に接続した」
一護「なら…今の俺は精神だけ…だと?」
マユリ「今の君の最後の記憶は現実世界の今から大体2年前の時のだヨ。まあ技術開発局の装置に君を接続しながらデータを吸い出している関係でそれ以降の記憶が混ざったりしていたがネ」
一護(昨日の夜の…あの洞窟の時の記憶がはっきりしていないのはそれのせいって事かよ)
一護「な、なら…何で俺に力をつけた状態でこの世界に…ゲホッ…」
マユリ「それはある程度の力を持った旅禍が侵入した時どうなるかを調べるための『前実験』の意味も今回はあったからだヨ」
マユリ「特に石田雨竜には特にその役目を果たしてもらうために当時に比べて大幅な性能アップを施したがネ」
一護(あの銀嶺孤雀はそういうこと…かよ)
マユリ「まあ今回はこの装置の初機動だからネ、そのシミュレーション装置の『正常稼働実験』も兼ねているのだヨ」
一護「だったら…どうして俺だけ…。俺の情報がそこまで欲しいのかよ」
マユリ「この世界に君を接続した目的は3つある。1つは尸魂界の有事に備えたシミュレーションを行うため」
マユリ「藍染が無間に拘留された今尸魂界は平和のようだが、まだ尸魂界を滅ぼさんとする勢力があるからネ」
マユリ「特に今回の石田雨竜は今後考えられる滅却師の侵攻の事も考えているのだヨ」
マユリ「…まあすでにその滅却師の侵攻を許してしまったわけだが。その滅却師共のデータが完全に揃っていれば君など放っておいたのだがネ」
一護「滅却師の侵攻…だと、どういう事だ?尸魂界はどうなった」
マユリ「五月蝿いヨ、どうせ目が覚めれば嫌でも思い出して絶望する。そんな説明に時間を割く気はないヨ」
マユリ「2つ目は現在の力と君の完全虚化の情報採取だヨ。記憶は無いだろうが虚夜宮の天蓋の上で1度君は完全に虚化した」
マユリ「その時の映像は石田雨竜につけた菌で録画していたが、君が石田雨竜を刺した際の刀の霊圧で映像以外の霊圧等のデータが全て吹っ飛んでいてネ」
マユリ「折角だからそのデータを取り直そうと思ったのだヨ」
マユリ「3つ目はただの私怨だネ。君が私を侮辱した罪滅ぼしを私自らさせてやろうというのだヨ」
一護「何の…ことだ」
マユリ「君が虚圏から現世に行く際に言ったことでも思い出すがいいヨ」
一護「…!そんな事のために…みんなを巻き込んだのかよ!」
マユリ「君は私の話を聞いていたのかネ?私が巻き込んだのは黒崎一護、君だけだ。そこに転がっている浦原喜助は勝手に干渉しているだけだヨ」
マユリ「ああ、今回は初代死神代行と完現術士も参加してもらったわけだが、彼らは現世で死んで尸魂界に来ているはずだ」
マユリ「また尸魂界に反旗を翻してもおかしくないから参加してもらっらヨ。それに君が彼らに裏切られた際、とても苦しんでいたかネ」
マユリ「その顔がもう一度見れればさらに良かったのだが」
一護「なんの…ことだよ」
マユリ「ふん、今の君はなしても無駄だったネ。…まあいいよ、それになかなか面白い戦闘データも取れた。あとは君の完全な虚化の情報だけだヨ」グイ
ルキア「ぐっ!離せ!」
一護「てめえ!ルキアを離せ!」
マユリ「偽物と分かっていても君にはこういうのが1番効くだろうネ。これから朽木ルキアの身を文字通り少しずつ削っていくヨ」
マユリ「現世では凌遅刑と言うらしいネ」
マユリ「ククク、どの程度原型を留めている状態で暴走するか楽しみだヨ」
一護「くそっ!!ぐっ!ゲホッ!」
マユリ「まずは優しく両手足の指から落としていくか胸から削ぎ落とすか。クク…抵抗するじゃないヨ!たかがデータの分際で」
ルキア「ぁ…やめてください!涅隊長!」
一護「やめろ…やめてくれ!」
浦原「啼け 紅姫!」ジュバッ!
一護(俺に向かって!?)
卯ノ花「!?…四肢の腱を削いだ上で動けるとは思いませんでした」バギィン!
浦原(防がれた!)
マユリ「君がこの程度で動きを封じれるとは最初から思っていないヨ」
浦原「ほんと…そんなに買い被らないで欲しかったっスね」
浦原「黒崎サン、この世界から切断される方法は1つ、『死ぬ』ことでス。このままこの世界で精神を磨耗すれば機械に接続されている本体にも影響がでる可能性が高いんスよ」
浦原「黒崎サンは脳と機械を直接接続しているんス。ただ貴方が死ねば一度その回路は切れるように私が遠隔変換しておきました」
浦原「ですから今は耐えてくだサイ。ここで起きることは所詮夢みたいなものでス」
マユリ「ほう、虚圏に居ながらそこまで調べているとはネ。まあ安心していいヨ、君の精神に重大な障害が残った時は私の戦闘用人形にしてあげよう」
マユリ「さて、邪魔者な不純物には消えてもらうとするヨ、浦原喜助」
マユリ「君のことだ、こちらからシステム的に消去されないようにでもしてから侵入しているのはわかっているヨ」
卯ノ花「卍 解 皆尽」ドロォ
マユリ「だから直接死んで消えてもらう事にするヨ」
浦原「卍解っスか。私程度にオーバーっスね」
マユリ「どうやってここに干渉したかは知らないが消え失せてもらうヨ。やはり私の実験中に君がいると厄介だ」
マユリ「安心していいヨ。結果は親切にレポートにまとめて提出してあげるヨ。この後黒崎一護が何をされたのかももネ!」
卯ノ花「ふっ!」ブン!
???「そこまでだ、涅マユリ」ギィン! ザシュッ!
卯ノ花「がっ!?そんな…」ドサッ
マユリ「卍解した卯ノ花を一撃…貴様っ!?どういうことだヨ!」
浦原「…これはこれは…意外な人が来たみたいでスね」
一護「藍染…お前なんで…」
藍染「この世界の維持や膨大なデータの統括と運用を大霊書回廊の文献データ上で行ったのは君の間違いだ」
藍染「崩玉の奪取のために調べていたら全てを知った。この世界も本物の私の行く末も」
マユリ「だが貴様は市丸ギンに殺されたはずだヨ!私の権限無しに再構築など出来るはずがない!」
藍染「君は私に時間を与えてしまった。丸一日あればシステムを理解し自身の再構築を仕掛けておくなど不可能ではない」
マユリ「なら今度は私の人形になってもらうヨ!」バッ
マユリ「この伝令神機で貴様の設定を人形に変えてあげるヨ」ポチッ
藍染「無駄だ、涅マユリ。君も理解したはずだ、私がこの世界のシステムを把握している事を」
藍染「君が新たに下した命令は通じない。私が君の権限を使うことが叶わなかったのは流石というべきだろうが」
マユリ「端末と本体の設定を変えたということか。藍染、やはり君は最初から構成するべきではなかったヨ」
マユリ(この世界全ての死神や無間の怪物共に襲わせたいがそれをするための装置が技術開発局にしか無い)
マユリ(予備の端末をこの世界のネムを作り直して体の中に仕込んでおくべきだったヨ!データの採取に時間をかけていたツケが来るとはネ!!)
マユリ「端末や装置を使えないなら仕方ないネ。被験体すらならないデータなら塵になってもらうことにするヨ!」
マユリ「卍 解 金色疋殺地蔵 魔胎伏印症体」
浦原「なんだ…これは」
一護「これがあいつの卍解…だと」
マユリ「改造卍解だヨ。くく、いいヨ。浦原喜助、君の驚いている顔は随分と私の気分を良くしてくれるネ」
マユリ「この卍解は私の得た情報を基にして新たな疋殺地蔵を生み出す」
マユリ「藍染惣右介、君の情報など霊圧の一片まで採取済みだヨ。なにしろ君の拘束具を作ったのは私だからネ」
オギャアアアアアアアアアアアアアア
バリバリバリバリバリバリ
ギィアアアアアアアアアアアアアア
マユリ「この疋殺地蔵には目が無く、視覚の代わりに霊覚を大幅に上げている。特に君の霊圧が好物になるようにしていてネ」
マユリ「君の霊圧を見つけると例え肉一片だろうとどこまでも追いかけてくるヨ。ああ、主食は霊圧にしてあるから霊圧を出せば出すほど食べられて終わり」
マユリ「いくら君でもこの疋殺地蔵には敵うとは思えないネ」
藍染「…そうか、ならばこの失敗作を粉微塵にする事で君の慢心を潰すことにしよう」
藍染「破道の九十九 五龍転滅」バシュッ! ゴガガガガガガガ!!!
ギィアアアアアアアアアアアアアア!!! キュオオオオオオオオオオオオオ!!!
藍染(鬼道を吸収したのか。なるほど、先程よりも霊圧が上がっている)
マユリ「無駄だ、貴様の霊圧はただの餌。鬼道など撃てば撃つ程疋殺地蔵の力になり不利になるだけだヨ」
ギィイイイイイイイイイイイ
ゴガァァァァン!!!
藍染「くっ!」
藍染(振り下ろした腕を受けただけでこの衝撃…、私の膂力では受けきれないか)
藍染「仕方ない。これを使うのは久しぶりになる」ゴオオオオオ!
浦原(…霊圧を上げた)
藍染「卍 解!」バキィィィン
藍染(…なに、卍解が使えないだと!?)
マユリ「おや、そういえば説明していなかったネ。その疋殺地蔵の周りでは君の卍解は使えない」
藍染「…ほう」
マユリ「驚くことでもないはずだヨ。十刃の中に同じ事をしていた科学者もどきがいたからネ。と言っても謀反を起こしたばかりの君ではその事も知らないか」
マユリ「ああ、卍解のデータは無いがさっきも言った通り君の霊圧から何まで全てデータが揃っているヨ」
マユリ「所詮あの似非科学者では卍解のデータが必要だったようだがここまで詳細なデータがあれば問題ないんだヨ」
マユリ「さて…そろそろバグと不純物には退場してもらおうかネ」
ギャアアアアアアアアアアアア!!!
藍染「涅マユリ、この私をここまで追い込んだこと…誇りに思っていいだろう。だが…」
浦原「卍 解 観音開紅姫改〆」ゴゴゴゴゴゴ
藍染「生憎…このまま消される気は毛頭ない」
マユリ「貴様等!」
浦原「まさかあなたと同じ方向を向いて戦うことになるとは思わなかったっスよ」
藍染「過去の精算なら後で付き合おう。尤もこの私に行ったところで意味があるとは思えないが」
浦原「百も承知っス。一応私重傷の身なんで今はさっさと終わらせましょ」
マユリ「この卍解…この状況を都合良く打破できると思うのかネ?」
浦原「まさか、この状況ではったりなんてするわけないじゃないでスか」
マユリ「…ほう、ならばその卍解ごと潰してあげるヨ!!!」ズズズズズズ
ギィィィィィィィィィィ!!!
浦原「紅姫!」ガシッ
マユリ「卍解を卍解で止めるつもりか、君らしくない力技わざなやり方だネ」
浦原「止めただけだと思うんスか?」
ギィィィィィィィィィ!!!
マユリ「なに?…なんだ疋殺地蔵がこちらに向かってくる!?浦原喜助!何をした!?」
浦原「そういえば涅サンは僕の卍解見たことありませんでしたね」
浦原「折角でスから教えてあげますよ。僕の卍解は…」
浦原「触れたものを作り変える能力っス」
マユリ「!!まさか貴様!」
浦原「さすが涅サン、理解が早くて助かりまス。この疋殺地蔵はもう藍染を目標にはしてません」
浦原「目標はアナタっス、涅サン」
ギィィィィィィィィィ!
マユリ「甘いヨ!卍解が私に牙を向けた時、自壊するように改造してあ…ぎっ!?」ブチィ!
浦原「だから言ったじゃないっスか。作り変えたって」
マユリ「貴様!?おのれ…おのれ…浦原喜助!!!」ガブゥ グチャァ
ギィィィィィィィィィ・・・
浦原「改造卍解も消えちゃいましたか」
藍染「これだけの事をしておいて無様なことだ」
浦原「自分自身の研究対象に食われたんス。研究者としてはある意味本望なんじゃないでスかね」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
藍染「成る程、創造主が死ねばこの世界自身も消え去るということか。私はデータの存在、この世界が消えれば末路は同じだ」
浦原「そうじゃないなら涅サンより先に斬ってるっスよ」
藍染「殊勝な心掛けだ、浦原喜助」
浦原「さ、それじゃ黒崎サンの精神を元の世界に戻しましょう」
浦原「涅サンも滅却師の襲来を受けた後で大きな戦力である黒崎サンを失うような事はしないはず」
浦原「…と思いまスけど」
浦原「まあ技術開発局の装置についてはここに入る前に遠隔でしらべてまス。死による脱出方法はまだ有効のはずでス」
藍染「今消えた涅マユリは恐らく現実に戻っているだろう。それを上書きしてくると思うが」
浦原「ま、その時は他にも方法ありまスけど時間がかかる」
浦原「そうなると先にこの世界自体が消えるか元の世界に戻った涅サンがさらに新たに策を講じてくるかもしれません」
藍染「そうか…」バッ!
浦原「っ!?血霞のた…ガフッ!?」ズバッ
一護「浦原さん!くそっ」ググッ
浦原「藍…染…そうまでして…黒崎サン…を」ドシャ
藍染「さらばだ、先に現実に戻れ浦原喜助。君の事だ、最初に提示した脱出方法が最も有効なのだろう」
藍染「ならば虚圏から遠隔接続しているとしても同じ方法で戻れるように設定しているだろう」
一護「浦原…さん…ぐっ」ググ
藍染「その傷で動けば死ぬぞ、黒崎一護」
一護「だったら尚更丁度いいじゃねえか…、藍染!」ズァッ
一護(虚化)「ぐ…う、おおおおおお!」バッ
藍染「その傷に片腕では虚化しても私の相手にはならない」ガシッ
一護(虚化)「く…そ…」
藍染「ではさらばだ、黒崎一護。『次は現実で会うことになるだろう』」
一護(虚化)「なん…だと…ぐあっ!?」ズバッ
一護「藍…染…」ドシャ
藍染「涅マユリの話していた滅却師の襲来。ユーハバッハが来たか。ならば先ほど私が彼に話した事も現実に起こり得るかもしれないな…」
現実
〜技術開発局 研究室〜
マユリ「おのれ!浦原喜助!こうなれば黒崎一護が起きる前に奴の精神を地獄の底にような世界に沈めて精神を破壊してやるヨ!」
マユリ「そうなれば私の肉人形にしてやろうか!」
???「そこまでだ、涅隊長」
マユリ「!!…これはこれは浮竹隊長、体のメンテナンスなら救護詰所のはずだが」
浮竹「虚圏にいる浦原から連絡があってね。さあ、その装置から一護君を外してもらおうか」
マユリ「嫌だと言ったら?」
浮竹「もう一度蛆虫の巣に戻るつもりなのか?」
マユリ「安いデマカセだヨ。またいつ滅却師の襲撃があるかもわからない時に技術開発局局長を幽閉とは」
マユリ「新総隊長は滅却師側に堕ちたか頭のネジが無いのか」
京楽「あらあら…ひどい言われようだねぇ涅隊長」
マユリ「京楽…わざわざ総隊長から出向くとは余程暇を持て余しているようだネ」
京楽「総隊長の仕事を押してまでここに来る必要があったから来たに決まってるでしょ」
京楽「早くその装置を止めてもらえないかい。なんならこっちで壊してあげてもいいよ」
マユリ「大層な口を聞くネ。この装置を壊したところでどうなるか予想ができないわけでも無いだろう?」
一護「…っ…ごはっ!…っはぁ…はぁ…」
マユリ「…戻ってきたか。もう少し遅ければもっと楽しい経験をさせてあげられたものを」
一護「こ、ここは…技術開発局…」ムクリ
一護(そうだ…滅却師に俺は折られた天鎖斬月を治しに来て…ついでにこの装置で治療をして…)
一護(その後…何かあったはずだ…俺は…)
マユリ「ふん、体にも精神にも残念ながら異常はないようだネ」
マユリ「ほら、他の研究の邪魔だよ、とっととそこの浮竹と京楽を連れて出て行くんだネ!」
一護「お、おう」
浮竹「大丈夫か、一護君」
一護「ああ、滅却師にやられた傷なら大方治ったみたいだ」
京楽「まず『そっち』の傷を気にしてるなら問題なさそうだね」
浮竹(装置につながれている間に記憶がないようだ。それならとりあえず一安心のようだね)
………
……
…
マユリ「さて、どの道黒崎一護の卍解は直せないし、吉良イズルの延命措置と改造<治療>でもしておこうかネ」
マユリ(私が疋殺地蔵に喰われて現実に無理やり戻って来た後、あの世界が消えたのを見計らい黒崎一護を地獄にでもたたき落とそうと思ってモニタから見ていたが…)
マユリ(藍染め…、次は現実で会う事になるだと)
マユリ(あまり考えたくは無い可能性だが…不思議と否定はできないネ)
マユリ「まあいい、さて次の襲撃に備えて破面共の仕上げと影の対策を行うとしよう」
これにておしまいです
もうライブ感で無理矢理オチつけたんでむちゃくちゃの最後になってしまいました…
たぶん納得いく終わり方ではないと思います
とりあえずHTML依頼しておきます
BLEACH終わった…週一回の楽しみが…
乙! 面白かったです!
BLEACHほんとに終わったんだよなぁ…
色んな意味で実に鰤らしいssだった、乙!
結局一護が終始蚊帳の外なのがほんとブリーチだった
乙
おっつー
乙乙 面白かった
乙
どうあがいても一護さんは蚊帳の外な現実に絶望
まだ寝てるだけの一心
なんていうか、劇場版っぽかった
乙ー
また書いてくれよなー
おつ
マユリやりたい放題だったなwwwwww
乙、面白かった
なんだろ、普通ならこれおかしくね?と思う展開でもBLEACHだとすっごく自然に感じる
一般的な強くてニューゲームものの魅力である安心感やカタルシス的な面白さが皆無も皆無なのが面白かったww
面白かったけどタイトル詐欺やんけ!
…だと…は負けフラグだから詐欺でもない…?
記憶と能力持って過去に行くなんてあるわけないだろブリーチはファンタジーやメルヘンじゃないんだから
乙、面白かった
全然安心感がない上に話にも蚊帳の外の一護
しかも別にヘイトではなくて原作準拠なのが泣けた
強くてニューゲーム…だったのか?
はよ
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