【モバマスSS】お題は星の数だけ 7夜目 (120)
こんばんは、梅雨が明けたので書きたいと思います
まずは>>2のお題を頂戴します
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469790658
選別
では「選別」でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調などは目をつぶって頂ければ……
最近アイドル志望の女性が増えた
小学生からアラサーまで
なかには外国人もいるから驚きだ
この業界もワールドワイドになったもんだね
おっと、話がそれた
このアイドル志望の女性を『選別』する、これが俺のお仕事
読んで字のごとく、選ぶ
売れるか売れないか、あくまで俺の判断だけれど
売れると思った子はレッスンを積んでデビューさせる
自分で言うのも何だが人を見る目はあると思う
今までデビューさせたアイドルは売れっ子ばかりだ
え? 売れないと思った子はどうするか?
答えは簡単
まずは営業をしてもらう
お偉いさんに顔を覚えてもらう簡単な営業さ
一つも難しいことなんてない
先方に良い印象を持ってもらえればこっちのもんだ
あー、一つだけ注意してもらいたい
相手によっては一時間や二時間くらい営業時間がかかるかもしれない
何故? それは業務秘密なのでお答えできない
ただ、メンタルが弱い子だと営業が終わった後に泣いちゃったりして面倒なんだよね
ぶっちゃけこれが最善の手だと思うのにわからないのかなぁ……
世の中さ、正攻法だけじゃダメな場合もあるわけだよ
努力したって報われない、逆に努力しなくても報われない場合もある
俺はアイドルになりたいって言葉を信じて行動しているわけだ
これを乗り切れば多少は売れるアイドルになれるのにねぇ……
「戻りました」
いつもの事務所へ
「おかえりなさい、プロデューサーさん」
アシスタントのちひろさんが出迎えてくれる
相変わらず良い女だな……
仕事もできるし、何より良い体をしてやがる
いつかお相手してもらいたいものだ
「どうしたんですか? そんなにニコニコして」
おっと、顔が緩んでいたようだ
「いえ、営業ででかい仕事がとれそうなんです」
今日連れていった奴が先方にえらく気に入られていた
これならデビューもすぐに決まる、何より俺の成績も上がる
これがwin-winの関係ってやつじゃないかな
「わぁ、流石ですね♪」
でしょう? いやーでかい仕事が取れた時は気分がいいなぁ
「そうだ、ちひろさん今度飲みに……」
びくりと体震えたのが分かった
「プロデューサーさん」
ちひろさんが言う
まったく精気を感じさせない目をしながら
「あの子が会議室で話があるって言ってましたよ?」
「そ、そうですか……ちょっと行ってきますね」
ちっ……いけると思ったのに
「はい、いってらっしゃい」
笑顔で手を振るちひろさんに見送られる
早く話を終わらせてちひろさんの所に戻るとしよう
しかし、なんでこんな時に俺を呼ぶんだあいつは……
ああ、煙草が吸いたいな
会議室へ向かいながら、ふとそんなことを思った
胸ポケットに入った煙草と確認すると、まだたっぷりと入っている
ったく、忙しいのに何の用だ
イライラとしながら歩く
これでくだらない用だったらきつい営業をさせてやる
腕時計を確認するとまだ午後5時になったばかり
こんな時は美味い酒を飲みに行くに限る
さぁ、早く仕事を終わらせようか
はやる気持ちを抑えて会議室のドアを開ける
そこには一人のアイドルが待っていた
「よう、お疲れ」
「お疲れ様です、プロデューサーさん」
甘ったるい声、正直に言うと嫌いな部類の声だ
「話があると聞いて来たんだが」
こいつが相手なら手っ取り早い
早く終わらせてしまおう
「うふ、簡単なお話ですよぉ」
間延びした声、もっとハキハキと喋ってくれないか?
「簡単なら俺を呼ぶまでもなかっただろう?」
わざわざ、呼び出して二人きりにする必要もないだろうよ
「そうですねぇ」
嬉しそうな声とは裏腹に、こいつの目は笑っていなかった
ぶるりと震えた
ちっ……こんな奴にびびるなんてどうしたんだ
「早く要件を言えよ」
我慢できずに自分から口を開いた
「わかりましたぁ」
なにやらバッグをごそごそとしながら近づいてくる
「大好きですよぉ、プロデューサーさん♪」
ハグされたと思った……胸に激痛が走る
熱くて激しい痛み
痛すぎて言葉がでない
痛む場所をゆっくりと見てみると
ナイフが深々と刺さっていた
「うふ、痛いですかぁ?」
そりゃお前痛いよ、声が出ねえくらいに
荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」
↓
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」
↓
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋
↓
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」
↓
>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/)
余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww
9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定
この速さである
相変わらずターキー肉くん=>>1という事を隠す気も無い模様
31 ◆xmciGR96ca4q sage saga 2016/07/28(木) 12:50:19.79 ID:g6WSU+sH0
昨夜寝ぼけてスレ立てミスったんで憂さ晴らしも兼ねて久々のロイミュ飯でした。書き溜め半分残り即興なんで色々アレかもしれませんがアレがアレなんでアレしてください何でもシマリス(熱中症
建てたら荒れると判ってるスレを憂さ晴らしに建てる
つまり>>1は自分の憂さ晴らしにs速を荒らして楽しんでる
うーん、いつも通りのクズ>>1で安心するわー
「痛みが出ないようにできたらよかったんですけど……」
ナイフをぐりぐりと動かす
いてぇからやめろよ
「……♪」
……こいつ、マジで俺を……
「貴方が悪いんですよぉ?」
は? 何言ってんだこいつ
「はぁ、貴方は違いましたねぇ……」
やべぇ、自分の体が冷たくなっていくのがわかる
そこら辺が真っ赤になってやがる……
「うふ、おやすみなさぁい」
手を振るあいつを……
俺の初めての担当アイドルの笑顔を見ながら
……意識を手放した
おしまい
読んでくれた方に感謝を
次は>>23のお題を頂戴します
書いておいてなんですが、担当Pに謝罪します
走れ洋子
文香「グラビア撮影 Pの前でポロリ事件」
木場さんと一緒に終電を逃してしまった
お祭りで足を挫いた愛梨を背負う
では 文香「グラビア撮影 Pの前でポロリ事件」 でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調などは目をつぶって頂ければ……
「頼む!」
いきなりプロデューサーさんに頭を下げられました
ええと……これはどういうことなのでしょう?
「どうかしたのですか……?」
こんなに頭を下げられしまうと恐縮してしまう
「グラビア撮影をしてくれ、頼む!」
……その時の私の顔は、さぞ不機嫌だったでしょう
「嫌……です」
水着になるのも苦手なのに、撮影されるなんてもってのほかです
「そこをなんとか! 頼む……」
むぅ……
ありすさんが言ってました、その、男の人はグラビアで、その……
「俺が最初から最後まで付き添うから頼む!」
はぁ……仕方ないですね
これも惚れた弱みというものなのでしょうか
「顔をあげてください……」
このままだと土下座する勢いのプロデューサーさんに声をかける
「いいや、駄目だ! 文香に迷惑をかけてるんだから止められない」
真面目と言うか頑固と言うか……
「わかりました、仕事を受けますから……」
私から折れることにしました
「本当か? すまない、文香が嫌いな仕事を頼んでしまって……」
ああ、そんな目をしないでください
まるで雨にうたれる子犬のような……
「文香?」
近いですよ? 私以外にそんなに近づいちゃ駄目ですよ?
「聞いていますよ……」
―――――
――――
――やっぱり、男の人に水着姿を見られるのは慣れないですね……
仕事とはわかっているのですが、どうしても……
「文香ちゃん、今日はよろしくねー」
カメラマンさんも悪い人ではないんですけど、やっぱり苦手……嫌ですね
ちらりと横目でプロデューサーさんを見る
こちらに視線に気づいて手を振ってくるプロデューサーさん
そんなに心配そうな顔をしないでください……ね?
私だってプロですから……でも、今日の水着は少し露出が高いと思いますよ?
「良いねー! 文香ちゃん、その表情頂き」
気持ちを切り替えましょう、私もプロのアイドルです……
撮影も順調に進んでいます
「よーし、じゃあもう少し動きを出してみようか」
ポーズを変えた時、それは起こりました
「あっ……」
まるでスローモーションのように、ゆっくりと恥ずかしさを強調するように
水着の紐がほどけるなんて……
「……きゃぁああああ!」
私の悲鳴と共にプロデューサーさんが駆け寄ってきて、ジャケットをかけてくれました
「大丈夫か? 文香」
抱きしめるように、周りの視線から遠ざけるように包んでくれる
「……はい」
そう返事をするしかなかった
「すみませんが、撮影は中断させて頂きます。カメラもチェックさせてもらってよろしいですね?」
こういう時のプロデューサーさんは頼りになる
普段からこういう面をもっと見せてくれたら良いのに……
控室でのしばしの待機
自分の体が震えているのがわかる
「文香、大丈夫か?」
不安そうな顔でプロデューサーさんがこちらを見てくる
「たぶん……大丈夫です」
これは嘘だ、震えが全く治まらない
「ごめんさない……強がってしまいました」
今はプロデューサーさんだけ
でも、また現場に戻ったらと思うと……とても怖い
「私のお願い……聞いてもらえますか?」
私の震えを止めるおまじない
いつも、ここぞという時にしてもらう、とっておき
「ぎゅって……してください」
大人しいっていつも言われますけど……
私なりの主張はあるんです
だから……抱きしめて、ね?
「文香……」
貴方の暖かさと匂い
抱きしめられている心地よさは私の原動力になるんです
「もっと……ぎゅって」
んん……
プロデューサーさんの腕の感触がぞくぞくとさせます
もっと乱暴にしてもいいですよ?
私を乱暴に扱って、貴方の願望をかなえても良いんです
私は貴方のためにアイドルになったんですから
「文香」
もっと私の名前を読んでください
「文香……」
はい、私は貴方のアイドルです
貴方だけの文香です……
女としての喜び……それと、アイドルの仲間への申し訳ない気持ち
でも、仕方ないと思う気持ちがどんどん大きくなる
「プロデューサーさん……もっと」
大好きな人を独占できるなら、これも悪くない
たとえ、皆を敵に回したとしても……
おしまいs
読んでくれた方に感謝を
そして、お題ありがとうございました
次は>>44のお題を頂戴します
かそくした
ksk
凛「峠の蒼い風」未央「首都高のミツボシ」
藍子「大切な人と過ごすドキドキな誕生日の夜」
乙女ユッキのギャップ
潜みすぎだろw
それでは「木場さんと一緒に終電を逃してしまった」でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調などは目をつぶって頂ければ……
「「あ……」」
綺麗に二人の声がハモる
最後の電車、いわゆる終電が目の前で通過していった
「……タクシー呼びますね」
領収書で落ちるだろう……落ちるよね?
「いや、プロデューサー君がお金を出すのもなんだ」
イケメン顔で真奈美さんが告げる
「もう一軒行こうか」
――随分と高そうなbarだけど……
「なぁに、たいしたことはないよ」
その言葉、信用しますからね?
「君は何を飲む?」
んー……こういう所は正直慣れてないんだよなぁ
「真奈美さんと同じもので」
としか言えない情けない自分を呪おう
「ふふ、君らしいね」
その仕草一つ一つがかっこよくて……色っぽい
これが大人の色気なのかなぁ
自分と年がそんなに離れていないのにこの差はいったい……
「スコッチを二つ、私はいつもので」
オーダーも様になるなぁ
「君はな、優しすぎるんだよ」
あれ? これは説教ですか
頬を赤く染めた真奈美さんが語気を強める
「皆のプロデューサーが贔屓してどうする?」
ええ……? そんなつもりは全くないですが……
「真奈美さん? そろそろ止めておいたほうが」
「はぁ……おかわりを」
あれ? しかとですか?
「だいたい、君はね……」
あの、そっちには僕はいませんよ? 逆です逆
「まったく、人の気も知らないで……」
残りのスコッチも煽る
結構残ってましたけど、大丈夫ですか?
「……」
そろそろタクシー呼んでおくかな
スマホの手をかけてとき
ぎゅっとジャケットの裾を握られてことに気付く
それは、主張としては弱くて儚い強さだった
「君は……臆病者だな」
そんな顔そらして言われても……
「もう一杯だけですよ?」
俺も甘いよなぁ
「も、もちろんさ……ではおかわりを」
これは明日二日酔いかなぁ……
でも、担当アイドルの期待に応えないわけにはいかないだろう
おしまい
読んでくれた方に感謝を
そして、お題ありがとうございました
お次は>>59のお題を頂戴します
まゆとデート
毎日パンを焼きましょう
あるウサミン星人の恋の結末
では藍子「大切な人と過ごすドキドキな誕生日の夜」 でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調などは目をつぶって頂ければ……
今までの誕生日は家族や友達に祝ってもらう日でした
ですけど、今年からは違います
私の大切なプロデューサーさん、ううん、大切な……恋人と過ごすんです
―――
――いけない、遅くなっちゃいました
事務所へ走ります
お疲れ様です!
「あら、藍子ちゃんお疲れ様です」
ちひろさん、プロデューサーさんはどこですか?
「プロデューサーさんはさっき帰りましたよ」
行き違いになっちゃったのかな……
「何かありましたか?」
いいえ、何もありませんよ……
あぅ……連絡してくれても良いじゃないですかっ
スマホを取り出してもいつもの画面のまま
……私、これで失礼します。お疲れ様でした
「はい、お疲れ様でした」
手を振るちひろさんと事務所を後にします
ちょっともやもやしてます
大好きなあの人にこんな感情をしちゃうなんて自分でも驚いています
「ふぅ……」
日が落ちても暑い帰り道
いつも隣にいる人がいない寂しさがこんなに辛いなんて……
「あ……」
スマホがブルブルと震えます
あの人からかな?
確認するとメルマガでした、残念……
むぅ、私ちょっと怒っちゃいますよっ
こんな気持ちにさせておいて貴方は本当にずるいです
寂しい気持ちを隠して、私たちのお家へ向かいます
「あれ、開いてる」
錠は開いていました
むぅぅ……脅かしちゃいましょうか
ゆっくり、音をたてないように、そーっと部屋に入ります
ただいまー
心の中で言ってから、あの人の所へ向かいます
あ……
部屋のなかではあの人がいそいそと動き回っています
へたっぴな飾りつけ、きっと手作りなのでしょう
あーでもないこーでもないと、せわしなく……
ふふっ、器用じゃないのにこんなに……
見てるこっちがはらはらしちゃいます
あっ……何か落ちましたよ?
今度ははさみが!?
「ふふっ♪」
「あれ? 藍子?」
あっ、見つかっちゃいました……
「おかえり、一緒に帰れなくてごめんな」
そういう気が利くのはずるいと思います
「いいんですよ、忙しかったんでしょう?」
笑顔で問いかけます
「そ、そうだな。……色々とやることがあってな」
全部言わなくてもわかりますよ
「もう、前から教えてくれてもよかったのに」
「サプライズってやつだよ、もうばれちゃったけど」
苦笑いして返されます
大丈夫ですよ、貴方のその気持ちだけで私は満足ですから
「とりあえず……ハッピーバースデー藍子」
いつの間にかクラッカーの音が響きます
芸が細かいですねっ
「さて、今日は俺の料理を食べてもらおうじゃないか」
ちょっと得意げな顔をして、プロデューサーさんが料理を運んできます
「わぁ……美味しそう」
野菜のマリネに、パスタ、これは唐翌揚げ?
まだまだたくさんの料理が所狭しと並んでいる
「がっつりすぎじゃないですか?」
「あはは、俺も食べたいもの作っちゃった」
ふふっ、貴方らしいですね♪
「ほら、これ食べてみてよ」
お箸をこちらに差し出されます
「あ、あーん」
あ、なんかいやらしい顔してますっ
「ほい、あーん」
……わ、美味しい
「美味しいです」
プロデューサーさんが笑顔になる
「だろ? 藍子の好きな味に近づけようと思ってさ」
好みの味まで知られてるなんて、ちょっと恥ずかしいですね
「おお、我ながら良い味!」
子供みたいですね、貴方の笑顔は
もう、どっちが年上が分からないじゃないですか
「ほら、藍子もどんどん食べろよ」
わかりました、っと、ほっぺについてますよ?
ちゅっ
「あ、ありがとう……」
「このソースも美味しいですね」
私も頑張らないといけないですっ
「……なぁ、藍子」
「はい、どうしたんですか?」
真剣な声と表情
まるで仕事中の貴方みたいな
「えっと、だな……」
もじもじした貴方は新鮮です
「ゆっくりで、いいですよ」
「お、おう……」
深く呼吸をした後に、こちらを向いて、衝撃的な言葉を言いました
「俺だけのシンデレラになってほしい」
取り出したのはガラスの靴……ではなく、キラキラと輝く指輪
「藍子、結婚してくれ」
夢かと思って、ほっぺをつねってみます
……痛い
「私で……良いでんすか」
鼓動がどんどん早くなっていきます
「藍子だから、俺は、藍子と一緒にいたい」
誤字で笑ってしまった
取り出したのはガラスの靴……ではなく、キラキラと輝く指輪
「藍子、結婚してくれ」
夢かと思って、ほっぺをつねってみます
……痛い
「私で……良いんですか」
鼓動がどんどん早くなっていきます
「藍子だから、俺は、藍子と一緒にいたい」
じわり、と視界がぼやける
「ひぐっ……私、迷惑かけちゃうかもしれませんっ」
ゆっくりしてるっていつも言われるし……
「それが藍子らしさだろ」
「……私より可愛くて綺麗な子、たくさんいます」
それこそ数え切れないくらいに……
「そうか? 俺はお前が一番だと思うけど」
うわ……さらりと凄い事言いますね
「逆に俺が釣り合わないかもしれないけど……」
「そんなことありませんっ!」
皆から人気あるし、むしろ私のほうこそ……
「貴方が選んでくれたなら……」
「もちろん、王子って柄じゃないけど……さぁ、シンデレラ」
愛しい人からの贈り物
最初で最後のリングの贈り物
女の子ならだれでも憧れるもの
サプライズ過ぎてどうしよう……
薬指で光る指輪を見て、嬉しさがこみ上げてきます
これ、皆に見せたらどんな反応するんだろ
……あ、何か嫌な予感しましたっ
「しばらくは二人の秘密だぞ?」
口に手をそえて悪戯っぽく笑います
「ふふっ、わかりました♪」
これから私たちの日常がどう変わるのでしょうか
波乱か平穏か、どちらかはわかりません
……けれど、二人なら乗り越えられます
それに、貴方とならいつでも幸せと思えますから
おしまい
読んでくれた方に感謝を
そして、お題ありがとうございました
休憩をいただきます、再開は私が起きてから……
目覚めろ、その魂(おはようございます)
煩わしい太陽ね
それでは再開したいと思います
まずは>>87のお題を頂戴します
では 凛「峠の蒼い風」未央「首都高のミツボシ」 でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調などは目をつぶって頂ければ……
「今日もよろしく」
愛車のエンジンに火を入れる
力強い音がガレージに響く
……うん、今日もご機嫌みたいだね
軽い準備運動をしてから、グローブとヘルメットを着ける
ここからはアイドルの渋谷凛じゃない
ここからはただのバイク乗りの私になる
「残していこうか、私たちの足跡」
どっちかって言うとタイヤ痕だけど、別に良いよね?
いつもの峠を走る
時刻は12時を過ぎてから……これが暗黙のルール
今日は一番乗りかと思ったけど、どうやら違うみたい
「よう、遅いじゃないか」
真っ黒のバイクが近寄ってきた
「奈緒が早すぎるんだよ」
そりゃそうか、と奈緒が笑う
「軽く流すか?」
こくりと頷いて、返事を返す
……軽くって言ったのに
奈緒、マジの走りになってるけど……
んー、どうしようかな
まだ気分じゃないんだけど、舐められちゃうのも嫌だよね?
私も本気だすから、抜かれないように気を付けて、奈緒
スロットルを全開に、エンジンが唸って、この感覚にぶるりと体が震えた
「さーて、私のコルベットちゃんは元気かな?」
騒音になっちゃうくらいのエンジン音
んー! これこれ、この音が良いよねぇ
ワイルドだろーって? わかってるじゃん
アクセルを踏むと素早く反応してくれる、とっても良い子
よーし! ひとっ走り行っちゃいますか!!
――――
―――
――あ、ピンクのRX-7
しまむー見っけ!
横に着けてご挨拶
しまむーもにこりと笑ってハンドサインを出す
さて、私のコルベットちゃんから逃げてみろー
うんうん、淡いピンク色がしまむーにぴったりですな
しまむーのお尻って大きいのに、RX-7のお尻はそんなに大きくない
あ、それは私とコルベットちゃんにも言えることか
……後ろからの観察も飽きたから、行っちゃおうか?
エンジンはとっくに温まってるし良いよね
ちゃんみお、発進!
アクセルをべた踏みにしてしまむーのお尻を追いぬいちゃおう
――みたいな企画はどうです?
「何かニッチな感じがします」
ええ!? ちひろさん、そんなことはないですよ
車とバイクとアイドルが嫌いな男の子なんていません!
「わ、わかりましたから落ち着いてください」
すみません……取り乱しました
「私は女性ですから、部長にでも相談してみたらどうです?」
そう、ですね……きっと部長なら!
抱えきれないほどの企画書を持って、部長を探すことにした
おしまい
読んでくれた方に感謝を
そして、お題ありがとうございました
短くてごめんなさい……
時間の都合で今回は次のお題でお開きとさせていただきます
それでは>>98のお題を頂戴します
とびっきりのお題をお待ちしております
ありすとちゃまによるPの奪い合いとエスカレートするアピール
箱に入った幸子に気づかず行方不明で事務所大騒ぎ
仁奈が膝枕される話
では「箱に入った幸子に気付かず行方不明で事務所大騒ぎ」でひとつ
短いかもしれませんがご容赦を
口調などは目をつぶって頂ければ……
事務所の隅っこにある大きな箱
人が入れるくらいのとても大きな箱
……ボクのほかに誰もいませんよね?
きょろりと見渡して確認
大きな箱って入りたくなりませんか?
ちなみにボクはとっても入りたくなります!
……とういことで
「おじゃましまーす」
んー、なかなか居心地が良いですね♪
適度な狭さがまた良いです
箱の中から見上げる天井もなかなか新鮮で
猫にでもなった気分です
「ふぁ……」
ん、眠くなってきちゃいました
今日のお仕事は終わったので、少しだけお休みしましょう
………
……んん、何やら騒がしいですね
プロデューサーさんとちひろさんの声が聞こえます
慌てているような感じですけど、何かあったのでしょうか?
まぁ、ボクには関係ないことです
まだ眠いので眠っちゃいます
みなさん、おやすみなさい
「くそっ!」
きゃっ……!
何ですか? 何なんですか?
壁を思いっきり叩いたような音が最悪の目覚まし時計になりました
「プロデューサーさん、落ち着いてください!」
これはちひろさんの声ですね、という事はさっきのはプロデューサーさんが?
「落ち着け? そんなのはわかってるんですよ!」
プロデューサーさん激おこです……
こんなに声を荒げているのは初めてかもしれません
「プロデューサーさん」
ぱしんと乾いた音
「すみません、ちひろさん……」
何ですか? 修羅場なんですか?
三角関係とかそんな感じですかね
他のアイドルの皆さんはプロデューサーさんのこと好きすぎですよ、まったく
……ボクも吝かではないですけど
にしても、ボクのいないところでやってください
とはいえ、こんなタイミングで飛び出すことはできませんよね……
「プロデューサー君! 幸子ちゃんは?」
入ってきたのは早苗さんですね
……ん? 今ボクのこと
「いえ、まだです……」
え? ボク関係のお話なんですか?
「そう……」
あれー? ボク全く分かりませんよ
それに、何ですかこのお通夜みたいな雰囲気は……
「警察のほうにはもう動いてもらってるからね」
警察!? 心当たりありませんよ!?
「わざわざ、すみません」
頭がこんがらがってきました……
ボクの知らないところで何が起こっているのでしょう
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
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しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
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しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
とジャップは無駄スレを立てた
しかしそんなものを見る物は誰一人いなかった・・・
「プロデューサーさん、桃香ちゃんにも伝えたほうが……」
そうですね、とう返事の後に
静かになった事務所にコール音が響きました
「桃香か、力を貸してほしいんだ……ああ、すまないな」
桃香さんまで!? プロデューサーさんはいったいなにを……
というかボクはどんな扱いになってるんですかね?
「プロデューサーさん、少し席をはずしますね」
「ええ、わかりました」
「わたしも、動いてくれる人に会ってくる」
「すみません、早苗さん」
いいのよ、と声の後に二人の足音が聞こえなくなりました
……今はチャンスですかね? うん、きっとそうです
「プロデュ……」
……ドアが開く音に反射的に縮こまってしまいました
次は誰なんですか……
「おい、幸子がいなくなったっつうのは本当なのか?」
「プロデューサー、説明してくれるか」
拓海さんと夏樹さんですか
ははぁ、ボクがいなくなっ……えっ?
「ああ、幸子の足取りが事務所からわからないんだ……」
衝撃でした、ボクはここにいるのに
「今、各方面に動いてもらっている、お前たちも力を貸してほしい」
「当たり前だ、水臭いこと言うな」
「ああ、拓海の言うとおりだ」
何か良い話風になってますけど、ボクはここにいるんですけど
森久保さんみたいになっちゃいましたけど!
余計出づらくなりましたねーこれは……
「プロデューサー!」
「プロデューサーさん、幸子ちゃんは?」
……うわぁ、どんどん人が来て凄い状況です
「幸子……お前はどこにいるんだ……」
フリじゃないですよね? きっと違いますよね……
しかし、収拾がつくんですかねこれ
――もうボクが出るしかないですね
真っ先にこの箱を疑えよって話はまぁ置いておきます
すぅ、はぁ、すぅ、はぁ……
ただ箱から出るだけなのにこの緊張感
スカイダイビングに勝るとも劣らないです
……よし! ここです
「フ、フフーン! 可愛いボクはここにいますよ」
タイミングばっちりです、きっとこれなら
「「「……」」」
あ、あれー? この滑っちゃった感じ
まさかこのボクが!? 皆を笑わせることができないなんて……
「幸子、お前……」
うっ……プロデューサーさんの顔が少し怖いです
びんたはしませんよね? ボクはいぢめても楽しくないですよ
「……お前」
「寝癖凄いぞ?」
そこ!?
おしまい
これにて【モバマスSS】お題は星の数だけ 7夜目をお開きとさせて頂きます
改めて、読んでくれた方に心からの感謝を
そしてたくさんのお題ありがとうございました
また読んで頂く機会があればよろしくお願いします
おつかれさま
おもしろかったよ
>>50のが特に好きだな 自分はこういうのが好きなんだなと実感した
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