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槙原志保 「お待たせしました、こちらアイスコーヒーです。ごゆっくりどうぞ」
槙原志保 「お待たせしました、こちらアイスコーヒーです。ごゆっくりどうぞ」 - SSまとめ速報
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「立てこもり犯人」
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P 「それに比べると晴はすごいよな、アイドル活動とサッカーを両立させてるんだもんな」
P 「だからさ・・・俺もちょっとだけ勇気を出してみようと思うんだよ」
P 「約束しよう。もしお前が明日の試合でゴールを決めたら、スターライトステージで15万円分ガチャを回すって」
結城晴 「ちょっと待て!勝手に変な約束すんな」
P 「分かってるよ・・・そんな大事なことを人の行動次第で決めるなってんだろ?」
P 「これはあくまできっかけだよ。俺がもっとハッキリ決断できるようになるためのな」
晴 「だからイヤなんだよ!もし上手くいったらオレのせいでガチャに大金使うようになったみたいな感じになるだろ」
晴 「だいたいこのフォーマットって普通、『野球選手が』『自分から』約束するもんだろ」
晴 「一個も合ってないのになんでこれでやろうと思ったんだよ」
P 「だってさ、うちの事務所野球やる奴いないし。友紀は見るの専門だろ?」
晴 「だったら他のスポーツでもいいだろ」
P 「考えてもみろよ、もし仮に頼んだのが美波だとするだろ」
P 「お前さ、ラクロスでは何やったらすごいっての分かるか?」
晴 「いやそれは・・・」
P 「野球ならホームランすれば最大4点取れるし、サッカーなら1点にかなり重みがあるよな?」
P 「でもラクロスはどうよ、何がこういうのに当たるか分からないだろ」
P 「つーかそもそも点数制かどうかも言い切れないよな、球技だから多分そうじゃないかって予想してるだけで」
晴 「まあ確かに・・・そうだけど」
P 「そんなんだからさ、仮に美波が○○したら・・・っていう条件決めたとしてもなんか釈然としないんだよ。だって馴染みがないんだもの」
晴 「・・・だったらバスケとかあるだろ、3ポイントシュートとか有名なのもあるし」
P 「いやー俺ってさ、バスケ漫画とか読まないんだよね」
晴 「それは完全にそっちの都合だろ!」
P 「あとバスケっつったら渚だけどさ、あいつ確か3ポイントシュート封印されてなかったっけ」
晴 「それはお芝居の話だよ、だいたいだとしても前のイベントでもう解けてるだろたしか」
晴 「あとスポーツ選手が『自分から』約束するってのも大事だからな。一方的に約束押し付けられたら選手のほうも大変だろ」
P 「いやいや晴ちん、それは全く逆だぜ?」
晴 「なんだよ急にそのキャラは」
P 「考えてもみろよ。もしスポーツ選手のほうからした約束だったら、どうしても自分の責任ってことになるからプレッシャーがすごいかかるよな」
晴 「そりゃそうかもしれないけどさ」
P 「その点相手のほうから勝手にした約束なら気楽だぞ、もし約束果たせなくても知ったこっちゃないしむしろざまみろって感じにすらなる」
晴 「それはそれでダメだろ・・・オレそんなに口悪くないぞ」
P 「お前初対面で俺にとんでもないこと言ったろうが」
晴 「・・・それは・・・まあ」
P 「『下衆い目線でじろじろと・・・』とかさ」
晴 「それはオレじゃねーよ!」
晴 「あとこれが一番大事だけどな、『難しい手術』と『ガチャに大金』って全然違うからな」
P 「一番大事なのになんで最初のフォーマットの話で言わなかったんだよ」
晴 「問題外だからだよ!」
P 「分かったよ、じゃあ何か、手術すればいいのかよ」
晴 「ここにきて逆ギレか・・・」
P 「よし分かった、もしお前が次の試合でゴール決めたら、15万円分ガチャ回してから歯石取りに行く」
晴 「手術じゃないだろそれ!」
P 「でも道具とかいっぱい使うし・・・」
晴 「歯医者はだいたいそんなもんだって」
P 「それに結構痛いぞ」
晴 「だから歯医者はだいたいそうなんだって」
P 「何で受け入れてくれないんだよ約束」
晴 「金の心配に決まってんだろ」
P 「金の心配・・・サッカー・・・球・・・これだ!」
P 「約束しよう、もしお前が次の試合でゴール決めたら、パチンコで15万稼いでからガチャを回す」
晴 「ダメだよ!むしろなんでそれで行けると思ってたんだ」
P 「いや玉を入れるってとこが共通してるからさ、サッカーと」
晴 「言っとくけどそんなもんで認めるか認めないかとか決めてないからな!」
P 「ダメかー・・・でも最後にこれだけは言わせてくれ」
晴 「ん?」
P 「明日の試合、あくまでアイドル同士のイベントだけど・・・本気なんだろ?」
晴 「もちろん、オレはサッカーにはいつだって本気だぜ」
P 「・・・本気というなら、俺だってガチャには本気だぜ、いつだってな」
晴 「・・・それを最初から言ってくれたらよかったんだよ」
P 「え?ってことは・・・」
晴 「へへっ、受けるぜその約束。・・・見てろよ、必ずゴールを決めてみせるからな」
「本日のMVP、見事ハットトリックを決めた結城晴ちゃんです」
「この喜びをまず誰に伝えたいですか?」
晴 「やっぱりプロデューサーかな」
「・・・・・・なんと、今回晴ちゃんのプロデューサーさんが試合を見に来ているとのことです」
「それではプロデューサーさん、メッセージをどうぞ」
P 「45万円分ガチャを回します!」
晴 「おいやめろ!」
以上です。
千鳥ノブ 「台本の書き方のクセがすごい」
>>17
ノブってだれ?
1ありすならもう回した
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