ユニット別で短編です
主人公目線ですが主人公はセリフありません
できるだけわかりやすく書いたつもりですが読みづらかったらすみません
過去作
絵里「真姫のサプライズパーティー」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1464072682
気になるあの子はカフェ店員!~Printemps~
カフェ「Printemps」
カラン
ことり「いらっしゃいませ~♪」クルッ
ことり「あっ、おはよう!今日も来てくれたの?」
ことり「ふふっ、ありがとう♪あ、お客さんだから・・・ありがとうございます♪」
ことり「え?そんなに気を使わなくてもって?ん~そうかな?」
ことり「えー?でも大事なお客さんだよ?開店のときからの常連さんだもんね!」
ことり「えへへ、それじゃあお席に案内しますね~」
ことり「はい、今日も窓際の特等席!この時間はまだほかのお客さんの入りが少ないからね。ちょっとおしゃべりしたいなぁ。時間大丈夫?」
ことり「本当?うれしい!あ、今かよちゃん呼んでくるね」
カヨチャーン
ハーイ
パタパタ・・・
花陽「おはようございますっ!今日も来てくれたんですね」
花陽「え?あ、大丈夫ですよ。まだお客さんもそんなにいないし、それにこの時間はお食事よりパンとかケーキを買っていく人の方が多いんです」
花陽「でも、お気遣いありがとうございます!」ニコッ
花陽「うん、大変・・・な時もありますけどそれ以上に楽しいですっ!あ、でもたまにことりちゃんに怒られちゃいます・・・」エヘヘ
ことり「だってかよちゃん、注意しないとどんどんランチのライスの量が多くなっていくんだもん!これじゃあ赤字になっちゃうよ~」
花陽「うぅ・・・自分でも気を付けようとしてるんですけど、どうもごはん見てるとどんどん盛っちゃって・・・」
ことり「それにかよちゃんはキッチンメインだから見てないところでつまみ食いしちゃいそうで・・・」ジトー
花陽「もうっ、ことりちゃんたら~。花陽だって頑張って我慢してますっ!」プン
ことり「それならいいけど・・・かよちゃんはキッチン担当だからお客さんからあんまり見えないけど、ドリンクとスイーツ担当の穂乃果ちゃんはもっと危ないよ・・・」
花陽「うふふっ、そうだよね。ウェイトレス兼経営担当のことりちゃんにはいつも迷惑かけちゃってるなあ・・・あ、穂乃果ちゃんですか?」
ことり「んーと、穂乃果ちゃんは・・・遅刻、かな?」
花陽「疑問形には理由があるんです」
花陽「えっと、遅刻は遅刻なんだけど、いつも理由があって遅くなっちゃってて・・・」
ことり「先週は道に迷ってた人を案内してあげたんだよね」
花陽「そうそう。その前は逃げちゃったワンちゃんを飼い主さんと一緒に捕まえてたんだっけ?」
ことり「穂乃果ちゃんらしいよね」
ことり「うん。それに毎日遅れちゃうわけじゃないから、ね?」
バタバタ・・・
カラン
穂乃果「はぁーっ!ことりちゃん、花陽ちゃん、ごめんねー!」ゼエゼエ
花陽「ぴゃあっ!」ビクッ
ことり「あ、噂をすれば・・・」
穂乃果「ほえ?あっ!おはよー!来てくれてたんだね!」ブンブン
ところでこれ(素人図鑑)を見てくれ
どう思う?
ことり「穂乃果ちゃん、今日はまたずいぶん遅いけど・・・」
穂乃果「うん、そうなの・・・」
花陽「また何かに巻き込まれて?」
穂乃果「そうなの」
穂乃果「・・・ってえぇ!?別に穂乃果のほうから巻き込まれに行ってるわけじゃないよお!」
穂乃果「今朝はね、電車に乗ろうとしたらなんか故障かなんかで電車止まっちゃって、しかたないからバス乗ろうとしたらバスもいっぱいでね」
穂乃果「一人しか乗れなくて、ちょうど一緒に並んでた子が朝からテストって言ってたからその子に順番譲ったの!」
穂乃果「え?偉い?えへへー」ニカッ
穂乃果「でもそのあとが大変でね。バス待ってたら近くでひったくり事件があって、犯人は逃しちゃったんだけど鞄取られちゃったおばちゃん連れて交番行ったんだ」
穂乃果「そしたら前に穂乃果が届けたお財布の持ち主さんがちょうど引き取りにきてて、お礼したいってきかなくて・・・半ば強引にその人のお店の割引券をたくさんくれたの」バサッ
花陽「す、すごい量です・・・」
穂乃果「やっと交番から出たらちょうどバス行っちゃった所で、しかたないから走ってきたの!
ことり「走って!?穂乃果ちゃん家の近くの駅からここって結構あるんじゃ・・・」
穂乃果「うん、頑張ったけどこんなに遅刻しちゃった・・・」ズーン・・・
ことり「で、でも割引券いっぱいもらったんだよね?あ、ほらケーキ屋さんだよ!」
穂乃果「そうなのー!」キラキラ
穂乃果「今度行こうね!キミも来る?」
穂乃果「遠慮しないでよー。ね?4人で行こうよ!」
花陽「それにしても今日はまた一段とハプニングが多かったねえ」
穂乃果「そうなのー。朝からちょっと疲れちゃった」グデー
ことり「大変だねえ」
ことり「え?・・・あはは、そうだよね」
穂乃果「どうしたの?二人して笑って・・・」
ことり「いや、穂乃果ちゃんの話ってすごすぎて作り話みたいだよねって話してたの」
穂乃果「えぇーみんなそんな事思ってたのー!?」ガーン
花陽「そんな事ないよ、みんな穂乃果ちゃんの言ってる事ちゃんと信じてるよ?だって・・・」
カラン
ことり「あ、いらっしゃいませー」
「おはよ。って、あらま3人揃ってその人囲んで。ふふ、おばちゃんは邪魔かしら?」ニヤニヤ
ことり「も、もーっ!そんなんじゃないですよお!///」ピィ
「うふふ。あ、穂乃果ちゃん。この間はうちの子がケガしたところをおぶって帰ってきてくれて本当にありがとうね!」
穂乃果「いえいえ!麻衣ちゃんはあれから元気?」
「もう元気いっぱいよ!昨日も洋服砂だらけにして帰ってきたわよ」
穂乃果「やっぱり子供は元気が一番だよね!」
「そうよね。あ、今日はこのチーズケーキを3切れ、持ち帰りでお願いするわ」
穂乃果「はーい!いつもありがと!」
花陽「ほらね?いっつも穂乃果ちゃんが助けた人とか手伝った人がこうやってカフェに来てくれるもんね」
ことり「そうそう♪お客さんの半分は穂乃果ちゃんが連れてきてくれたみたいなものだよ」
ことり「だからまぁ、多少の遅刻は・・・ね?」クスッ
花陽「そうだよねえ~穂乃果ちゃんだからできる技だよね。すごいなあ」
ことり「そうだねえ・・・」
ことり「ん、どうしたの?なになに?・・・ふむふむ・・・へぇー!そうなんだ!」キャー
花陽「?」
ことり「ふっふーん。かよちゃん目当てで来てる人もいっぱいいるみたいだよ?」
花陽「えぇっ!?花陽目当てぇ!?」
ことり「今聞いたんだけどね。かよちゃんのつくるご飯、とくにライスがすごいって有名らしいよ?それにたまに見えるキッチンで一生懸命頑張ってるかよちゃん見たくて来てる人もいるみたい♪」
花陽「ライスはこだわってますっ。でも、うぅ・・・はずかしいよお///」
穂乃果「やっほー、みんなごめんごめん。なんの話してるの?」
ことり「穂乃果ちゃんがたくさんお客さん集めてきてくれてる事と、花陽ちゃん目当てで来てるお客さんがいっぱいいるって事」
穂乃果「あ、穂乃果も聞いたよ!花陽ちゃん、たまに目が合うと赤くなってキッチンの見えないところに隠れちゃうのがたまらないって」
花陽「ぴゃあ!もっと恥ずかしいよお///」
期待
>>1
死 ねクズ
ことり「かよちゃんの照れ屋さんなところはまだ治らないねえ」アハハ
穂乃果「ことりちゃんの接客も有名だよねー」
ことり「ふえぇっ!?こ、ことり?」
穂乃果「そうそう!アキバの伝説メイド、ミナリンスキーの接客ってネットではすごいみたいだよ」
花陽「あ、確かに。一緒に働いててもことりちゃんはよく気が利くしお客さんの事を一番に考えててすごいなーって思うよ」
ことり「え、えぇー?あの・・・」
穂乃果「自分の事になるとことりちゃんはすぐオロオロしちゃうよねー」ニシシ
花陽「あはは。ん?どうしたんですか?」
花陽「え!そうだったんですね!お友達にことりちゃん推しの方が・・・って穂乃果ちゃん推しもいるんですか?・・・えぇっ!花陽推しの方もですか!?」ピャアー
穂乃果「おぉ!あ、もしかしてこの間連れてきてくれたお友達の事?」
花陽「そうだったんですね!」
ことり「みんなお話おもしろくて楽しい人でした♪」
ことり「えーと、それで、なんだけど・・・」チラッ
穂乃果「キミは・・・」チラッ
花陽「だれ推しですかっ?」クワッ
3人「・・・」ゴクリ
3人「それは・・・?」ソワソワ
3人「・・・!」
ことり「内緒って・・・」ガクリ
花陽「ひどいですよー」><
穂乃果「も、もう。変にためるからドキドキしちゃったよ」
ことり「こんなハラハラさせた罰としてこれからもここに来てくださいね?」
花陽「そうですよ!花陽のつくったご飯、これからもたくさん食べてくださいね!」
穂乃果「朝食ジュース穂乃果スペシャルも忘れないでね!」
3人「それじゃあ、ご注文をどうぞ!」
~Printemps編 終わり~
>>11
お前がな。
気になるあの子は看板娘。 ~lily white~
定食屋 「白百合」
ガララ
凛「あ、いらっしゃ~い」
凛「って、また来てくれたんだね!」
ヒョイッ
海未「こら凛、お客様に向かってなんて口の・・・」
海未「あら、あなたでしたか。いつもご贔屓にしてくださってありがとうございます」
凛「今日は何にするの?いつもの?」
海未「だから凛!いくら常連さんとはいえもう少し口のききかたを・・・」
海未「え?まあ、あなたがそう言うのでしたら・・・それでは私は希の手伝いをするので少々奥へ」パタパタ
凛「ふう、海未ちゃんはいつもあんなんで厳しいよ。凛だって誰にでもこんなしゃべり方してるわけじゃないのに!」
凛「でしょ?凛だってちゃんとやれば出来るもん!」プンスカ
凛「そもそも海未ちゃんが丁寧すぎなんだよ。年下の凛にさえ敬語だもんね」
凛「えっ!敬語ってかわいいの?」
凛「じゃ、じゃあ凛も敬語にしてみよう・・・してみましょうかな?あ、あれれ?」
凛「もうっ、からかわないでよっ!あ、違った。からかわないでください!」ニャー
凛「えぇっ!?いつものままでいいの?え、いつものままの方が、かわいい・・・?」
凛「そんな事言われると恥ずかしいよ・・・///」モジモジ
パサ
海未「おや、凛。どうしたのですか?」
凛「なっ、なんでもないよ!」バッ
海未「そうですか?・・・ところで今日はもうお仕事終わりですか?」
海未「遅めのお昼休みなんですね。あ、今日はお休み長いんですね」
凛「お休み時間長くていいなー」
海未「・・・なるほど、時間がフレキシブルだと決まったリズムで過ごせないのでそれはそれで大変だと」
凛「そっかー」
海未「まあ、今日は遅めの昼休みに感謝しましょう。丁度こっちもお昼休みの時間なので少し早めですがお店を閉めてゆっくりお話しましょう」
凛「わーい!海未ちゃん、厳しいなんて言ってごめん!」
ガララ
【営業中】
カタン
【準備中】
パサ
希「やっほー!やっぱりキミやったんやね。注文でわかってたけどね」ニッ
希「はいっ、白百合定食のぞみんスペシャル!」コトッ
凛「あー凛もお腹空いてきたなあ」グー
希「ついでだからウチらの分のまかないも作っておいたよ」
海未「おぉ、流石です、希」
海未「それではご一緒して・・・」
「「いただきます」」
モグモグ
希「どう、ウチ特製のお昼ごはんは?」
希「もーまたいつもと同じコメントやん!まあ、おいしいって言ってくれるからいいけど」
凛「でもわかるにゃー。希ちゃんのご飯はいっつもおいしいもんね!」
海未「私も少しは料理するのですが中華メインで・・・希はなんでも作れて尊敬します」
希「いやいや、中華って結構難しいやん?あの海未ちゃんのパラパラチャーハンはウチには真似出来んなあ」
凛「いいなあ二人とも。凛は料理全然出来ないよ。自分で作ったのもちょっと食べるの勇気いるからね・・・」ズーン
希「もう、落ち込まんといて。凛ちゃんは凛ちゃんにしか出来ない事してくれてるんやから」
凛「凛にしか出来ないこと?」
海未「ええ。凛はよく気が利きますし、忙しい時間帯も私や希の負担にならないように手際よく注文を聞いたり飲み物の準備をするなど私達もとても助かってます。それにお客様からいつも凛の笑顔に励まされていると聞きます」ニコッ
凛「そ、そんなこと・・・」
海未「あなたもそう思いませんか?」クルッ
凛「・・・」ドキドキ
凛「えぇっ!?そ、そんな事思ってたの?な、なんか恥ずかしいよー!///」
希「うちの一番の常連さんがこう言ってるんや、もっと自信もって、凛ちゃん!」ニコッ
凛「うー///」
凛「えっ?・・・む、娘にしたい!?そんな風に思ってたのー?///」
海未「おやおや」
凛「ううん、とっても嬉しい・・・でも娘、なの?」チラッ
凛「! な、なんでもないよっ!」ブンフン
希「おや?これは・・・」ニヤニヤ
希「キミも優しそうな顔してなかなかやるやん?ウチらの妹同然の凛ちゃんを落すなんてなあ」ニヤニヤ
凛「もーっ希ちゃん何言ってるにゃー!そんなじゃないよ!」シャー
希「おっとっと♪」
>>2
消えろゴミ
希「でも、そうかー凛ちゃんにも春が・・・希お姉ちゃんちょっと寂しいわあ」シミジミ
希「なあ、海未ちゃん?」
海未「なっ!何を!?///」
希「どうしたん?ウチはただ一番下の凛ちゃんに先越されて寂しいって言ったんよ。な~んで海未ちゃんはそんなに動揺しちゃってるん?」ニヤ
海未「ちょ、ちょっと考え事をしてたんですっ!///」プンスカ
海未「はあ・・・でも確かに凛のこういった面を見るのは・・・」
海未「って、へっ!?わ、私といると落ち着く?な、何を言おうとしてるんですかっ!?///」
希「おぉっ!?まさかの海未ちゃんまで?」
海未「いや、あのっ・・・えぇ?私はそんな大和撫子などでは・・・///」カー
希「ほうほう。これはいよいよ隅におけないなあ」ニヤニヤ
希「それにしても凛ちゃんも海未ちゃんも、ねえ。キミってもしかして意外と遊び慣れてるん?」
海未「そんなわけないじゃないですか、希!」
凛「海未ちゃん、急にどうしたの?」
海未「なんでもないです!///」
希「いやいや、これは最年長希お姉ちゃんとして妹二人の成長が見られてうれしいわあ・・・えっ!?急に何を言い出すん!?///」
凛「ひゃー!一番お、お嫁さんにしたいのは希ちゃんだって!」キャー
海未「破廉恥です!」
凛「希ちゃん破廉恥なの!?」
希「ちょ、凛ちゃん違うし!それに、キミも!今はそんな流れやないやん!?凛ちゃんと海未ちゃんの事で・・・ウチはなにも関係なかったやん?///」
海未「およっ・・・お嫁さんとは。やはり希おねえさんには敵いませんね」フフ
凛「お嫁さんって、一番本命っぽい・・・」
希「海未ちゃんも凛ちゃんも何言っとるん!あー、もうこの話はやめっ!恥ずかしくて仕方ないわ」
凛「あー、希ちゃんずるい!自分から話題振ったくせに!」
希「やめったらやめ!もう、この話題掘り下げるといろいろ心臓に悪い気がする・・・」
海未「う・・・まあ、確かにそうですね」
3人「・・・」シーン
海未「み、みなさん、そろそろ食べ終わったころですか?あ、お気遣いなく。お客さんなんですから」カチャ
凛「ねえねえ、もうすぐお昼休み終わっちゃうの?」ツンツン
凛「そっかー。でも今日はお話できてうれしかったよ!」ニコッ
希「お、もう時間なん?」
海未「おや、楽しい時間は早く過ぎてしまいますね」
海未「! 深い意味はないですっ!///」
凛「海未ちゃん自爆にゃ」
海未「りーんー!」
希「二人とも、お客さんの前でやめとき」
うみりん「う・・・」
希「それじゃ、今日は来てくれてありがとうな」
海未「お見苦しいところを・・・すみませんでした」
凛「またおしゃべりしようね!」
3人「またのご来店を!」
lily white編終わりです
BiBiは明日
気になるあの子はバー勤務!? ~BiBi~
バー「BiBi」
カチャ
絵里「いらっしゃいま・・・あら、あなただったの」
絵里「あっ、ごめんなさい。そんなつもりじゃないのよ」
絵里「むっ。からかったの?もう勝手に一杯付けるわよ?」
絵里「ふふ、冗談よ」
ガサガサ
にこ「はぁ」
絵里「あ、にこ。悪いわね急に買い出し行ってもらっちゃって」
にこ「いいの。元はといえば昨日在庫確認ちゃんとしなかった私が悪いんだし」
にこ「あ、また来てくれたのね?ありがと」ニコッ
にこ「いや、毎晩はちょっと・・・」
にこ「そうじゃなくて、毎晩お酒飲むのはどうかって事よ」
にこ「ま、まあね。オープニングの時から来てくれてるし、心配くらいはするわよ。まあ?にこにーに毎晩会いたくなるのはしたかないけどぉ」ウィンク
絵里「あ、真姫?真姫ならもうすぐじゃない?今日は用事で少し遅れるって」
にこ「無視しないでくれる?」ジトー
カチャ
真姫「遅くなってごめん」
真姫「あら、こんばんは。今日は早いのね」ニコッ
真姫「そ。まあ、ゆっくりしていって。あ、そうだ。今日は何かピアノのリクエストある?」
真姫「了解。じゃあ準備してるわね」
絵里「それで、今日は何にするの?」
絵里「珍しい。前に強いお酒は苦手って言ってなかったかしら?」
にこ「えぇーにことお揃いの飲まないのぉ?」
絵里「にこは仕事中だから飲んじゃダメよ」
にこ「けちぃ!どうせ弱いやつしか飲めないから一杯くらいいいじゃない」キー
絵里「だーめ。ここはキャバクラじゃないのよ?一緒にお酒飲むとかそういうのしないの」
にこ「んー。ま、そうね。一緒に飲むのは今度ね」パッ
にこ「え?今度はいつかって?今度は今度よ。子供みたいな事言わないの」フフ
絵里「ふふ。にこったらコロコロ表情が変わるわよね」
ポロン・・・
絵里「あ、真姫のピアノが始まったみたいね」
♪~♪~
・・・
・・
・
パチパチ
にこ「・・・えぇ、そうね。いつもは生意気な妹みたいな子だけどピアノ弾いてる姿はさすがのにこにーでも敵わないわね」
にこ「なによぅ!今鼻で笑ったわよね!?」プンスカ
絵里「ふふっ。まあそうね。にこはどっちかっていうとかわいい系だからピアノ弾いてる時の真姫と比べるのは少し違うかもね」
にこ「んもぅ、そういう事ならそうとちゃんと言いなさいよぉ」
絵里「にこったら調子いいんだから。・・・え、私?」
絵里「えぇっ!?わ、私って綺麗系なの?」
にこ「ま、かわいいか綺麗かで言ったらそうなるんじゃない」
絵里「ええ?そ、そうかしら・・・///」ソワソワ
にこ「・・・」
にこ「まあそういう所はかわいいのかもしれないけど・・・」
絵里「え?そういう所ってどういう所?」
にこ「だーかーらー!それよ、それ!その鈍い感じよ!」
絵里「?」キョトン
にこ「・・・もういいわ」
絵里「もうにこったらいっつもこうなんだから!」プンスカ
絵里「あーっ、あなたまで私はこれでいいって言うの?もう!」プクー
にこ「あー、はいはい。あ、真姫ちゃんおかえり!」
絵里「話そらした?」ムー
真姫「ただいま。隣、いいかしら?・・・ありがと」
真姫「ゔぇえ!ピアノ弾いてる姿がゆ、優雅ぁ?急になによ・・・でもまぁ、嬉しいわ」
真姫「・・・で、エリーは何怒ってるの?」
絵里「二人して私の事からかうのよ!」
真姫「え?まぁエリーはからかうとおもしろいからね」フフッ
絵里「あー!真姫まで!」プクー
にこ「その点真姫ちゃんはなんでもクールというかつまんないのよねー」
真姫「別に私はリアクション芸人目指してるわけじゃないからいいのよ。それより思いっきり作ってる感が出てるにこちゃんの反応の方が私はどうかと思うけど」
にこ「えぇー?にこは別にそんなつもりないんだけどなぁ」
真姫「はぁ・・・まあ、いいわ。・・・あら、今日は強いお酒飲んでるのね。珍しい」
絵里「あ、そうよ。さっき私も思ったの。何かあった?」
にこ「ほんっと、このあいだから話聞いてればその上司ひどすぎよね」
真姫「そんなに嫌なら会社変えちゃえばいいのに」
絵里「・・・真姫、あなたって本当・・・」
真姫「? 何?」
にこ「いや・・・普通はそんなに簡単に仕事やめられないでしょ」
真姫「そうなの?」
絵里「あはは・・・」
絵里「そうだわ、今日にこが作ったチョコケーキあるじゃない?あげるから元気出して、ね?」
にこ「この家庭的でお嫁さんにしたいアイドルナンバーワンのにこにーが作ったケーキだからね!あんたにだけ特別よ」
真姫「まぁ、ナンバーワンどうのこうのは置いといて、なかなかおいしかったわ。疲れてる時には甘いものっていうし、甘いもの嫌いじゃなかったらもらったら?」
にこ「はいっ、どーぞ!」
にこ「どう?・・・そうでしょー、にこにーが作れば何でも美味しいわよ!」
真姫「少し元気出た?」
にこ「って!ちょっとあんた飲み過ぎじゃない?大丈夫?」
真姫「慣れない体でそんな勢い良く飲んだらダメでしょ」
にこ「え、急に立ち上がって大丈夫?トイレ?」
絵里「って、ああぁぁー!」
バタッ
絵里「んもう、しょうがないんだから」
真姫「だから言ったのに。ちょっと飲み過ぎただけだと思うわ。水飲んで今日はもう家で寝なさい」
にこ「手のかかるお客さんだこと」
絵里「食べかけのケーキ包んであげるから今日はもう家でゆっくりしてね?」
3人「それじゃあ、お大事に!」
BiBi編終わり
これにて完結です
読んでくれた方ありがとうございます
HTML化依頼してきます
>>3
死.ね
良かったよ。おつ
荒らしは無視していいよ
次作も期待してる
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