陽炎「ハァ!?谷風が×春をしている!?」 (32)
鎮守府 駆逐寮
不知火「谷風が×春をするわけではないのです。今日、×春の被害に合う可能性があるのです」
陽炎「ウソ、でしょ……?」」
黒潮「し、不知火姉さん?じょ、冗談キッツイでぇ……?」
不知火「冗談ではありません。陽炎、事は一刻を争う事態です、すぐに谷風を助けに行きましょう」
陽炎「ちょ、ちょっと待ってよ!まだ全然頭の整理がついて無いんだけど、一体アンタはどこでそんな話を聞いて来たのよ?」
黒潮「そうや。不知火姉さんの誤解かもしれんしなぁ」
不知火「いえ、不知火は確かにこの耳で聞いて来たのです」
不知火「司令が、谷風をお金で自分のものにすると」
陽炎「はぁ!?」
黒潮「司令はん……が?」
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不知火「あれは先程、不知火が司令官室に書類を届けに行った時でした」
不知火「ドアをノックしようとした時、中から司令の声が聞こえました。誰かと面会中であれば後で書類を渡そうと思い、外から中の会話を聞いたのですが……」
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提督室 ドアの前
提督『ついに!ついに谷風を手に入れる日が来たぞ……』
不知火「(手に入れる?一体、司令は何を)」
提督『谷風はいくらで落ちるか…、3枚…?いや、それとも多めで5枚…?』
提督『まあどちらにせよ、谷風が手に入るなら痛くない出費だな』
不知火「(出費…?まさか、先程の数値は金額なのでしょうか?)」
提督『でも、姉妹である浜風は簡単に落とせたんだよな…』
提督『…これも普段からの行いの賜物かな?』
不知火「(……浜風が司令官のことを、慕っていたことは不知火も知っています。だから、浜風が司令官からの提案を破格で受けたことも理解できます)』
不知火「(間違いありません、司令官は…)」
不知火「(お金で谷風に関係を強要するつもりです!)」
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黒潮「不知火姉さんの話がホンマなら、今日は谷風が司令の毒牙にかかるってことやん!?」
不知火「そうです。なので、すぐに司令官を止めに行きましょう、陽炎!黒潮!」
黒潮「姉さん、急ぎましょ!」
陽炎「……不知火?アンタ司令が谷風を買うって聞いた時、黙って帰ってきたの?」
不知火「…」
黒潮「か、陽炎姉さん…?」
陽炎「私の知っている不知火なら、すぐにその場で司令を問い詰めたはずよ…。でも、今はすぐに私達に知らせに、…助けを求めに来たわよね?」
黒潮「確かに、不知火姉さんの性格を考えれば、既に司令はんをシバキ倒していてもおかしくないなぁ…?」
不知火「…」
陽炎「不知火。アンタ何か私達に隠し事があるんじゃない…?」
黒潮「そうなん…?」
不知火「………」
不知火「……」
不知火「…」
不知火「谷風の話を聞いた後、私はすぐに司令官に事情を伺おうとしました…」
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提督室 ドアの前
不知火「(い、いけません!谷風も司令官の事を憎からず思っているとは思います…)」
不知火「(ですが、二人の関係が金銭のやりとりから始まるなんて、あってはなりません!)」
不知火「(金銭ではなく、堂々とご自身の思いを告げて頂くように進言せねば…)」スゥ…
不知火「司令!、失礼s……」つドアノブ
提督『で、谷風を落とした後は、浦風に磯風かぁ……こりゃ出費が続くな』
不知火「(なっ!?司令官は、浜風、谷風だけは飽き足らず、あの二人とも関係を持つ気なのですか?)」
不知火「(ふっ、ふしだらな…!爛れてます…!司令官の貞操観念は一体どうなっていr…)」
提督『不知火は…どうしようかな?』
不知火「(……え?)」>ピタッ
提督『うん!そうだな、不知火は…』
不知火『(う、ウソ……)』
提督『不知火は可愛くないからやめておこう』
不知火「 」
不知火「 」
不知火「」トボ・・・トボ・・・
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不知火「…すみません。その時は動揺してしまい、司令官から事情を伺うことができませんでした」
陽炎「…」
黒潮「うわぁ…、司令はんサイテーや」
不知火「まさか自分も、司令官の言葉にこんなに動揺してしまうとは思いませんでした…。でも、もう大丈夫です」
不知火「さあ、早く谷風を救出に行きましょう!黒潮!陽r…」
陽炎「不知火!」>ダキツキ!
不知火「陽炎?何をしているのですか、急がないと…」
黒潮「不知火姉さん…」
陽炎「不知火!泣きなさい!」>ギュー
不知火「…」
陽炎「辛かったんでしょ?胸が痛かったんでしょ?」>ナデナデ…
不知火「…そんなことありません」
陽炎「うん…。なら、今は私がアンタのことを抱きしめたいから、抱き締めさせて貰うわ…」>ギュー
黒潮「なら、ウチも。不知火姉さんに抱きつくで」>ギュー
不知火「まったく…二人とも不知火は何も問題は無いと言ってるじゃないですか、まったく…」
不知火「ありがとう……ございます………」>ギュー
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陽炎「さて、不知火も元気になったことだし…そろそろ行きますか?」
不知火「ええ、行きましょう」
黒潮「で、陽炎姉さん?まずはどっちから行きましょか?」
陽炎「二手に分かれるわよ!私と不知火は、提督室を強襲し容疑者を確保!黒潮は谷風の保護に向かいなさい!」
不知火・黒潮「「ラジャー!」」
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提督室
陸奥「静かな夜…」>テキパキ
陸奥「こんな夜は書類仕事が捗るわね…」>カキカキ
陸奥「ふぅ…、お仕事終了!提督に決裁を頂く案件と、事務方に戻す書類の分別も完了!」
陸奥「今日は、書類の量も多かったからどうなるかと思ったけど…夕飯の時間までに終わって良かったわ~」
ドア>C4セットカンリョウ!10、9、8、、、、
陸奥「あら?ドアの前に誰かいるのかしら?」
ドア>3、2、1、、、
陸奥「へ?」
ドア>ドッカーーーーーーーーーーーン!!!!!
陽炎「司令!私が来たからにはもう好きにはさせないわよ!……ってあれ?陸奥秘書官しかいない…?」>ヒョコ
不知火「爆薬の量もそんなに多く無かったのですが。どうやら運悪く、扉の真ん前に居たようですね?」>ヒョコ
陸奥(小破)「」>チーン
陽炎「多少の犠牲は覚悟の上よ…、司令の足取りは?」
不知火「司令官が大本営に提出した外出届けによると、夕方から午後二十三時まで外出の予定の様です」
陽炎「ッ…、黒潮!黒潮!応答しなさい!谷風の身柄は確保できた!?」
黒潮『ザザァ……、こちら黒潮。姉さんどうやら、谷風は今日から明日の正午にかけて休暇らしいで、しかも…』
黒潮『今日は、既に外出していて夜まで帰って来ないらしいで…』
陽炎「ありがとう、黒潮。アンタはそのまま、部屋に戻りなさい。それで、三人分の私服を持って玄関まで来なさい」
黒潮『こちら黒潮、了解!…ザザァ』
陽炎「不知火、私達はこのまま玄関に向かうわ…」
陽炎「このまま、直接現場を押さえる!」
鎮守府近くの街中 繁華街
陽炎「不知火、谷風との連絡は取れそう?」
不知火「ダメです、どうやら電波の届かないところに居るようです」>オカケニナッタデンワハー
陽炎「くっ…谷風との合流は難しそうね…。黒潮、司令の居場所は特定できそう?」
黒潮「バッチリや。この司令に仕掛けてある、発信器をたどればすぐ見つかりそうや!」
不知火「…あまり深入りはしませんが、なんで司令官に発信器が着けてあるんですか?」
陽炎「黒潮…アンタ…」
黒潮「ちっ!違うんや!これはウチの私物やない!ある人が貸してくれたん!」
陽炎・不知火「「…で、そのある人って(とは)?」」
黒潮「それは…いくら姉さん達にも言えへん…約束や…約束…」>グスン
陽炎「ま、まぁ、とにかく今は司令を見つけるのが先よ」
不知火「そ、そうですね。それで、黒潮発信器はどうですか?」
黒潮「グスン…、ちょっと待ってな、どうやらすぐ近くに…」チラ
提督「~」>ルンルン
陽炎・不知火・黒潮「「「い、いたー!」」」
陽炎「どうやら、まだ谷風とは合流できて無いみたいね…」
不知火「ええ、間に合ったようです」
黒潮「姉さんたち!あまり大声で話すと司令に気づかれる…って、あっ!司令はんが建物の中に入るみたいや」
不知火「こ、ここは…」
陽炎「ゲームセンター?」
ゲームセンター内部
筺体>ピッピッピピロリー!
筺体>キョクヲエラブドン!
陽炎「はえー、ここってこんなに広い場所だったのね~」
不知火「ええ、不知火も知りませんでした」
黒潮「まぁ、姉さんがたには縁遠い場所かもしれへんな…、ってそんなことより司令はんを見つけるのが先や」
陽炎「不知火、みてみて!このぬいぐるみカワイイ!これが百円で取れるなんて信じられない!」
不知火「陽炎…、今は遊んでいる時ではないのです。それはまた今度、ゆっくり取りに来ましょう」>ジトー
黒潮「陽炎姉さん…」>ジトー
陽炎「わ、分かっているわよ!ご、ごめんなさい…って、あ!見つけた!」
不知火・黒潮「「!」」
提督「…」>キョロキョロ
不知火「どうやら何かを探している様です…」
黒潮「まさか、司令はんと谷風はここで落ち合うつもりなんか?」
陽炎「…ビンゴよ、黒潮。見なさい、向こうから谷風が来るわ」
谷風「~」>ルンルン
不知火「マズイです…、このままでは二人の方が先に接触してしまいます。急ぎましょう!」
黒潮「走るで~!」
陽炎「行くわよ、二人とも!」
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提督「おっ!あった!これか~」
谷風「おや?提督かい?こんなところで何してるんだい?」
提督「た、谷風!?なぜこんな所に…」
谷風「今日は谷風達、第17駆逐隊は休暇でね。だから皆で遊びに来てるんだ!」
提督「そ、そういえばそうだった。というか、その休暇願を許可したのも俺だったな!」アセアセ
谷風「おや!提督の後ろにあるそれって…」
>シレイー!
提督・谷風「「うん?」」
陽炎「覚悟ぉーー!!」つ腹パン=ドッシャーーーン!!!
提督「グエェェーーー!!!」>ガッシャーーン!
谷風「て、提督ーー!?」
陽炎「谷風!無事だった?」
黒潮「陽炎姉さんやり過ぎや!し、司令はん!?生きとりますか?」>ユサユサ!
提督「だ、大丈夫だ…黒潮。伊達にお前達の提督はやってないよ…」>イテテテ…
谷風「い、一体何がどーなってやがるんでい…?」
提督「で、何故いきなり俺を突き飛ばしたのか理由を説明してくれるか…陽炎?」
陽炎「ふん…!そんなの妹を守る為に決まってるでしょ!この根性なし!」
陽炎「確かに浜風の時はお金で上手く行ったかもしれないわ…。だけどそれは最初から浜風がアンタのことが好きだったから上手く行ったに過ぎないの!」
陽炎「司令がやろうとしていることは浮気以外の何物でもないし、お金で関係を強要するなんてサイテーよ!」
陽炎「だから司令が考えを改め無いなら、谷風には指一本触れさせないんだから!」
提督「何を言っているんだ陽炎!俺は浜風とはそんな関係じゃないし、まっ、ましてや金を使ってそんなことした覚えもないぞ」
不知火「…司令」
提督「おお!不知火!お前からも陽炎の誤解をといてやってくr不知火「司令!」
不知火「司令…、不知火が二人に伝えたのです。司令官が、金銭を使って浜風を落とすばかりでなく…今度は谷風、ゆくゆくは浦風、磯風も落とすつもりであると…」
提督「はぁ?不知火、何を言って…」
不知火「不知火は、聞いたのです!……今日、執務室の中で提督が金銭て谷風を手に入れる…落とそうとしていることを…」
提督「落とす…?谷風…?、し、不知火!それは誤解だ!俺が言っていたのはこの…」
不知火「しかも、司令はこうも仰っていましたよね、『不知火は可愛くないからいらない』っと」
不知火「不知火は、確かにこの目つきですから可愛いには程遠いのかもしれません…」
不知火「ですが…ですが…、あの言い方は…あんまりじゃないですか…」ギュッ…
陽炎「っ…!司令!アンタ、どれだけ私の妹を泣かせれば気が済むのよー!謝りなさい!」
黒潮「そうや!不知火姉さんに謝ってや!」
谷風「なんかよく分かんないけど、提督ー!謝りやがれってだ!」
提督「だから、お前達は誤解をしている!俺が金で落とした、手に入れたい谷風はこれだよ」>ユビサシー
陽炎「へっ…?」
不知火「こ、これは…」
黒潮「あっちゃー。こういうことかいな…」
プライズ:「谷風」
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鎮守府 提督室
提督「…っと言うわけで、不知火が聞いていたのは景品を手に入れる話だったわけだ」
陽炎「じゃあ、浜風が簡単に落とせたってのは…」
提督「思った以上に簡単に手に入ってな。千円かからなかったな」
黒潮「谷風を手に入れるために、出費が痛く無いって発言も…」
提督「狙っているものを手に入れるためなら多少の、五千円位の出費ならおしくないということだ」
不知火「では、不知火がいらないという発言は…」
提督「…それについては、いささか軽率な発言だったな…。純粋に景品の出来が私の好みではなかったということだ…それ以上の意味はない…」
陽炎「というか司令…、なんで第17駆逐隊がフィギュアになってんのよ!肖像権の侵害よ!侵害!」
提督「それについては俺も思うところはあったんだけどな……。以前広報の一環で、艦娘がテレビに取り上げられたことがあるだろ」
黒潮「そういえばあったなぁ…」
提督「で、そこで艦娘の人気が急上昇してな…。一部の艦娘をモチーフにしたグッズの販売が進められたんだよ」
提督「瓜二つに作ってはいないし、結構美化されるから問題はないと言うのが、上層部と事務方の判断でな…」
陽炎「で、本人達の預かり知らぬところでこんなものができていた訳ね…」
ハマカゼフィギュア>バーン
タニカゼフィギュア>チョコーン
陽炎「しかし、司令に人形集めの趣味があったとは…意外ね…」>ジトー
提督「俺だって、お前達がモチーフだから欲しいと思っただけで…。だから持っているは、この二体だけだ」
黒潮「ホンマかな…」>ジトー
提督「それについては、俺を信じてもらうしかない…。っで、お前達三人は無断外出をした訳だが…何か申し開きはあるか?」
陽炎・不知火・黒潮「「「…ありません」」」
提督「よろしい…。では、三人への罰だが……」
陽炎・不知火・黒潮「「「…」」」
提督「今日お前達は外出などしていなかった。だから、今日俺が外出して何をしていたかを口外しないこと、以上だ!」
陽炎「私、提督を殴ったんですけど…」
提督「妹達を思っての行動だろ?なら、俺からは何もない。怪我もしてないしな」
提督「それに、今日何があったか聞かれて一番困るのは俺だ…だからこの件は不問にする」
提督「さあ、もうこんな時間だ。俺は明日の正午まで休暇だが、お前達は朝から勤務だろ?早く寝なさい」
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駆逐艦寮
不知火「陽炎!黒潮!今日は私の勘違いで二人に迷惑をかけてしまい…、大変申し訳有りませんでした…」
黒潮「あー、不知火姉さん。提督も、今日は何もなかったゆうとったし。それに谷風を思っての行動やろ?なら気にせんでええよ」
陽炎「そうそう。今日は何もなかったってことでね」
不知火「…ありがとうございます」
陽炎「ささ、そうと決まればもう寝ましょう。今日は動いたから疲れたわ…。おやすみなさい…」>zzzz
黒潮「陽炎姉さん、不知火姉さん、おやすみなさい…」>zzzz
不知火「陽炎、黒潮…おやすみなさい」
不知火「…」
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鎮守府 提督の私室
ドア>コンコンコン
提督「入れ」
不知火「失礼します、不知火です」
提督「不知火…?どうしたこんな夜更けに」
不知火「…司令、本日は司令の名誉を傷つける様なマネをしてしまい大変申し訳ありませんでした」
不知火「以後、軽率な行動は取らぬよう致します」
提督「その件ならもう済んだ話だ。頭をあげろ不知火」
不知火「はい、ありがとうございます。司令…」
不知火「…」
提督「なんだ?まだ何か有るのか?」
不知火「不知火は不安なのです…」
不知火「確かに、不知火をモチーフにしたものは私とあまり似ていませんでしたし、クオリティもそんなに高いものではなかったようです」
不知火「それでも司令に、いらないと言われるのを聞いて、やはり不知火自身がいらないと言われた気がして不安なのです…」
不知火「司令…あなたにとって不知火が必要だということを、教えて欲しいのです…」
不知火「駄目でしょうか…?」
提督「不知火…」
不知火「…司令」
ドア>チョット!オサナイデヨ
ドア>エーカラハヨアケーヤ!
提督・不知火「「うん?」」
ドア>バーーン!
浜風「提督!わ、私の人形を夜な夜なお使いなさっているというのはホントですか!?……そ、ソレナラチョクセツイッテクダサレバ…////」>ゴニョゴニョ…
浦風「うふふ~。なんや~提督さんも好きもんやね~///」
磯風「司令!本物の私はここにいるぞ!……で、浜風。教えて欲しいのだが、夜な夜などうやって使うのだ?人形遊びは一人ではできまい…?」>ウーム…
提督「なっ、これは、まさか…!」
谷風「提督、ごめんよー。谷風が皆に今日のことしゃっべっちまった…」
提督「谷風ーーー!!今日のことは、秘密にしろってあれだけ言っただろうが!」
不知火「いえ。不知火は本日外出しておりませんので、何も知りません…」>プイ
提督「あれ…?不知火さん、何をそんなに怒っていらっしゃるのですか…?」
不知火「……知りません」>ツーン…
浜風「提督!」>ズイ!
浦風「提督さん!」
磯風「司令!」
提督「ご、ご………………」
提督「誤解だーーーーー!!!!」
不知火「ふふ…。まったくしょうがない司令ですね」
完
現在、全国のアミューズメント施設で景品「艦隊これくしょん -艦これ-『Ceylon Tea Party』フィギュア」が入手可能です。
私も昨日、浜風と谷風を五千円かけてお迎えした記念のSSになります。
残りの、浦風・磯風は6月に順次導入予定です。
お目汚し、失礼いたしました。
最後の谷風が喋ったじゃなく不知火が喋ったの間違いじゃないの?
おつー
爆発されてるのに言及無し……貴女も大概ね……
乙ー
陸奥さんからのお説教がまだやぞおい
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