コンコン
不知火「失礼します。本日付で配属になりました、不知火です。ご指導ご鞭た――」
女提督「陸奥ちゃーん、あーんしてあーん!」
陸奥「もう、仕方ないわねぇ…あーん」イチャイチャ
不知火「……」
榛名「提督さん、新しい方が…」
女提督「ん――あ、今日からここに配属になった不知火ちゃんだよね?」
陸奥「よろしくね」ナデナデ
不知火「なっ…」
不知火(なんで提督が戦艦に抱かれながら頭を撫でられているんですか…)
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女提督「私がここの鎮守府の提督だよ、仲良くしてね?」
不知火「あの…私が聞いた限りではここの提督は幾多の海域を突破した猛者だとお聞きしたのですが…」
女提督「あー…まぁ、それはそれとして。これからよろしくね!不知火ちゃん!」
不知火「…」チラッ
榛名「…?」ニコニコ
不知火「…」チラッ
陸奥「…?」ニコニコ
不知火「よろしく…お願いします…」
不知火(騙された…)
テクテクテク
不知火(なんであんなに楽しそうにしていられるんですか…深海棲艦がいつ攻めて来るのかもわからないのに…)
ごつん
不知火「うっ」
鬼怒「あ…ごめん、大丈夫?」
不知火「あ、いえ…こちらこそすいません」
鬼怒「あれ、見かけない子だね…今日からここに来たの?」
不知火「はい、不知火と申します。ご指導ご鞭撻よろしくです」
鬼怒「私は鬼怒だよ、よろしくね!」
~~~~~~~
鬼怒「え、あの提督について?」
不知火「はい。聞いていた印象と随分違っていたので、知っていることがあれば…」
鬼怒「あー、あの提督はマジパナイよ!あの提督の作戦通りにすると大抵成功しちゃうんだもん」
鬼怒「しかもこの鎮守府轟沈艦だしてないんだもんねー。すごいよ」
不知火「そうでしたか…ありがとうございました」
鬼怒「もう行っちゃうの?」
不知火「はい。他の方にも聞こうと思いまして」
鬼怒「そか。じゃ、またねー」
~~~~~~
テクテクテク
不知火(人から話を聞いても自分の目で確かめないと納得が――)
ばったり
夕立改二「あれ…初めましてっぽい?」
不知火「あ――不知火です。よろしくです」
夕立「私は夕立よ。よろしくね!」
~~~~~~
夕立「ほぇ?提督?」
不知火「はい…あの様子からはどうしても信じられなくて…」
夕立「私をここまで育ててくれたのも提督だし…頭がキレるのは本当っぽい?」
夕立「よく提督会議にも行くっぽいし…実際結構有力っぽい?」
不知火「そうですか…」
不知火(評判は割といいですね…)
夕立「それによく可愛がってもらってるし~!」
不知火「…え?」
夕立「私だけじゃなくて皆も可愛がってもらってるっぽいし、なんたって提督はかわいいっぽいし~!」
夕立「美味しいもの食べるときなんてすごく幸せそうな顔するんだから!」
不知火「あの、それは提督と一緒に遊んでいる…ということですか?」
夕立「客観的に見ればそうなるっぽい~?」
不知火「そう…ですか…」
不知火(鎮守府で遊び…それも提督なのに…)
夕立「どうかしたっぽい?」
不知火「――なんでもありません、それではまた」
不知火(少し、話をする必要がありそうですね…)
このSSは少しキャラ崩壊あるかもしれません。変なところがあればご指導ご鞭撻、よろしくです
一応エタらないように早めに終わらせるつもりではいます…多分
書きだめしてないのでゆっくりとした更新になるかと思いますが、よろしくお願いします
コンコン
不知火「失礼します」
女提督「おー、不知火ちゃんじゃーん!いらっしゃい」
金剛「ワーオ!あれが噂のニューフェイスデスかー!?」
不知火「…なにをしていらっしゃるのですか」
女提督「何って金剛とお茶を飲んでるんだよ。金剛の入れる紅茶美味しいんだよ?」
金剛「ティータイムは大事にしないとネー!不知火も一緒にどうデスか?」
不知火「いえ…結構です」バタン
女提督「ありゃ、帰っちゃった」
金剛「なにをしに来たんですかネー?」
不知火「…重要な戦力の戦艦もあの調子…提督も仕事をせずにのんびりと――!」
不知火「ほんとうにこんなことろが戦果を挙げているんでしょうか…」
~数日後 食堂~
鈴谷「不知火もなにげこの鎮守府に馴染んできたよね~」モグモグ
不知火「皆さんとは仲良くなれても提督はまだ認めたわけではありませんから」ヒョイパク
北上「いやぁでも最初見たときは怖いなぁって思ってたもん。あーよかった、仲良くなれて」
鈴谷「でも提督の仕事姿を見れば不知火も認めると思うよ」
不知火「それなんですが提督はいつ仕事するんですか?」
時雨(改二)「提督は基本本部から連絡来た時にしか動かないんだよ――隣いい?」
不知火「大丈夫です――そうなのですか?」
時雨「ありがと――このあたりの鎮守府は割と敵が活発じゃないっていうか…基本正面海域を艦娘が何人かで警備すれば事足りるんだよ」
鈴谷「皆でかわりばんこにね」
時雨「それで本部から応援要請があればそこに派遣するって感じなんだよ」
女提督「それでは、
ぬわあああん最後のやつなんかミスったぁぁぁぁ
最後のなしで
時雨「この頃連絡なかったからそろそろ来るんじゃないかな?」
女提督「皆の者、本部から応援要請の連絡が入った。これからそれに向かうメンバーを発表する」
不知火「…あれ誰ですか」
鈴谷「誰って…あんな服着てるの提督しかいないでしょ」
不知火「私の知ってる提督はいつもだらしなくしゃべってていつも着崩してていっつも髪型整えていないはずですが」
北上「すごい言われようだねぇ…」
女提督「金剛、榛名、陸奥――」
時雨「もしかしたら不知火呼ばれるんじゃない?」
不知火「私よりも時雨や夕立のほうが効率がいいと思うのですが」
時雨「…そんな後ろ向きに考えないでよ…」
女提督「瑞鶴、北上――」
女提督「そして不知火。以上だ」
(不知火の一人称って不知火でしたね。すみません。これから直します)
女提督「今呼ばれた者は今から1時間後に執務室に来るように」カツカツカツ
北上「ねー鈴谷、今何時?」
鈴谷「今は12時半だよ」
不知火「……」
時雨「しっ、不知火?」
不知火「なんで――なんで不知火なんですか…」
時雨「そ、それは提督がなにか考えがあるんじゃないかな?」
不知火「絶対に他の人のほうがレベルも経験も上なのに…」
時雨「もしかしたら不知火に経験を積ませるため――とか」
不知火「えっ?」
時雨「僕はそう思うよ?あの人って皆平等に出撃させるから…」
時雨「危ない海域とかはさすがに選抜人員限られるけど…」
時雨「ほら、早く行かないと遅れちゃうよ」グイグイ
不知火「まだ1時間残っているのですが…!?」
時雨「早く行って提督と話してきなよー」
不知火「ちょっと待ってください…!少し話がありますっ!」
時雨「僕でよかったら聞くけど?」
不知火「提督って任務に着くといつもあんな感じなのですか?」
時雨「そうだよ…いつもボサボサの髪もとかして後ろで縛るし服も着直すし。なにより人がかわったみたいになるしね」
時雨「不思議だよね。本当に人が変わるみたいなんだもん」
不知火「…ちなみに普段は…」
時雨「…不知火の察してる通りだよ」
不知火「やはり…」
時雨「でもみんな同じように愛情注いでくれるよ?」
時雨「ちょっと体調悪いと気づかれちゃうし、一概に遊んでるわけじゃないみたい」
時雨「確かに遊んでることのほうが多いけどね…」
少ないですが今日の投下はここまでです…
更新の量が結構少ないと思いますがお許し下さい
とりあえず不知火デレさせるまで頑張ります
では
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