【モバマス】アイドルたちの移籍事情 (24)
こんばんわ。オリPです。
まだ、『応援の力』が未完ですが、ネタが出てしまったので書かせていただきます。
これはモバP「うちの事務所でサラリーキャップが生まれたら?」の形式で書いてあります。
それではごゆるりとお楽しみください。
明日からの楽天戦で中継ぎ炎上症候群にならないか不安です…。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463400013
モバP「5月はアイドルが多く移籍するからなー。色々と参考にさせてもらおうっと」
――上条春菜FA宣言!第4勢力の新設に意欲!
クール部門は16日、FA有資格者であった上条春菜(18)が正式にFA宣言を行ったと発表した。これにより、上条は22日の解禁と同時に他部門からのオファーを聞くことができる。
上条は2011年ドラフト8順目全体23位でクール部門に指名。猫以上にメガネを愛するアイドルとして一部ファンから熱烈な支持があった。特にメガネをかけているにもかかわらず、その上からメガネをかける『ダブルメガネ』は若者を中心に大ヒット。流行語大賞にノミネートされるほどの人気を持っていた。
以前から上条は、メガネだけの部門があってもいいはず。と関係者に漏らしており、今回のFA宣言ではまさかの新部門の設立のためではないかとささやかれている。
なお上条は、FA宣言ではCランクにあたり、補償がつかないためパッション、キュート両部門は交渉を行うのではないかと見られている。
モバP「春菜はくるだろうなー。でも、どこに入るんだろうか?メガキチといわれるほどだ。パッション入りだろうか?」
モバP「そういえば先日、ドラフトあったんだよな。その結果も見ておかなければな」
――2016ドラフト激震!キュートが全体1位指名権をトレード!
アイドル界でも大きな賑わいを見せる346ドラフト。今回も指名目前となって指名権のトレードが行われるのは毎年恒例だが、その中でもキュート部門が大鉈を切って動いている。
今年の指名権は1順目全体1位をパッションが持ち、クールが2位、キュートが3位指名権を保持してた。
ところが15日、キュート部門は全体3位と6位指名権をクール部門に渡す見返りに、クールの保持していた全体1位指名権を獲得したと発表した。
トレードの思惑には、キュートが昨年指名を行えなかった島村卯月(17)獲得をするのではと予想されている。
――2年越しの悲願達成か!?
島村は昨年の2順目全体6位でパッションが指名。キュートは5位にトレードアップした指名権の裏を突かれる形で指名をされてしまった。その年のキュート2順目指名は全体5位で一ノ瀬志希(18)3順目7位で安部菜々(17?)。8位に双葉杏(17)と指名を行っていた。
ドラフト前評判でも、島村は一桁台で指名されるのは確実。とされていた。そして島村自身もキュート部門希望と発言しており、クール、パッションは指名しにくい背景を作っていた。それをわかっているかのようにキュート部門は指名順位のトレードアップを行い即戦力アイドル獲得に尽力した。双葉杏の8位以降の指名権は23位、34位、そしてイレレバント(最終指名)となる50位が残っているだけだった。
だからこそ、パッションが6位で島村卯月の名前を挙げたことに会場は大盛り上がり、島村も表情が凍った画を全国にさらけ出してしまった。
結果は入団を拒否。1年間の浪人生活を行うことを決めた。
同じ轍を踏まないように。今年は島村のために全体1位指名権を獲得したといえるだろう。
しかし、何が起こるかわからないのが346ドラフト。今年はどんな波乱が起こるのか注目していきたい。
――彼女たちも見逃せない!本誌イチオシのアイドルたち!
島村卯月(17)の全体1位が気になるドラフトだが、彼女たちだって1順指名を受ける可能性がある。本誌ではそんなシンデレラ候補生をピックアップしてみた。
喜多見柚(15)一見だぼっとしたいでたちだが、彼女もまた独特の世界を持っている。バドミントンや編み物が本人はできると言っており、内外での活動もOKだ。
指名予想1順目パッション
早坂美玲(14)ピンクや赤が目立つ奇抜な衣装に眼帯。それだけでもインパクト十分だが、獣よろしく引っかく素振りや噛み付くといった用言はまさに野獣。パンキーな風貌で1順指名を勝ち取る『波乱』
は起きるだろうか。
指名予想2順目キュート
鷹富士茄子(20)一富士、ニ鷹、三茄子。お正月に見る初夢の縁起物の3種が彼女にはそろっている。名前負けしない幸運は、ドラフト順位も操る力を持っているに違いない。夢は大きく1位指名だ。
指名予想1順目キュート
モバP「そうか…。島村さんの放心写真からもう1年か…。あれはネットでも大変な話題になったもんなあ。『私は待つ身ですから』とは言うものの、養成所の部長は『キュートがだめならアメリカ留学と本人は言っていた。高校卒業するしそういう線も含めて色々興味があるみたい』と発言して、一気にヒートアップしちゃったからなあ…」
モバP「でも、去年は去年でクールの塩見周子の1位指名はある意味で驚かされたな。今年はどんな指名が待っているのかな?」
――パッション新助っ人怒られた?正式発表前に『だらけ姿』
パッション部門が獲得秒読みとなっていたイブ・サンタクロース(19)に対して厳重注意を出していた?
この数日間、イブ・サンタクロースの話題が短文投稿サイトで話題になっていた。その姿はコタツで眠っている写真だ。まさに某アイドルよろしく『だらけきった姿』だった。
部門幹部は、『メディカルチェックを終えただけで、ピザ発給などもまだ終わっていない状態でのソレはねえ。』と苦笑い。
契約の立ち消えにはならないようだが、サンタクロースに似つかわしくない姿でお騒がせしてしまった分は、アイドル活動で返してほしいものだ。
モバP「さすが、パッション部門だ…。一癖も二癖もある奴を連れてくるなあ…。さぞかし苦労されているんだろうなあ…」
モバP「毎年、この時期になると出てくるのはまさに彗星のごとく現れる『シンデレラ』だよな」
――橘ありす。新人王と同時にMVPもW受賞!
驚愕の新生登場!まさに『シンデレラガール』が生まれた。
アイドル機構は2015年度の表彰アイドルを発表した。新人王には橘ありす(12)。これは満票での選出となった。
そして誰もが驚いたのは、MVPの発表だ。毎年、MVPノミネートアイドルとしてキュート、クール、パッションから3人ずつが選ばれる。本誌もそうだったが、キュートの緒方智絵里(16)が受賞されるだろうというのが大方の予想だった。それを覆しての受賞にクール・タチバナも感極まって壇上で涙を流すことになった。
『まさか私が受賞できるなんて…』涙ぐんだ言葉に、もらい泣きを覚えた人も多かったのではないだろうか。
橘は2014年ドラフト16順目全体49番目の指名でクール部門に入団。12歳とは思えない堅い表情は本当にアイドルになれるだろうかという予想もあったほどだ。
しかし、CDデビューと橘の代名詞ともなったイチゴパスタ、クール・タチバナと定期的に明るい話題を提供。とっつきにくいとされたキャラクターもじつはメッキ加工だったことも相まってバラエティー番組で見ない日はないほどにまで出演を果たした。
最終順指名からのMVP獲得。そんなシンデレラばりのサクセスストーリーがどう綴られて行くのか。われわれは今、貴重な瞬間を目の当たりにしている。
モバP「いやいや、驚いたよ。まさかの橘ありすの名前を聞いたときは、俺も鳥肌を覚えたなー。緒方以外にも、前川みく、小日向美穂、鷺沢文香、高垣楓、本田未央、諸星きらり、姉ヶ崎の面々を抑えてだから、同業者としても感動したよ」
モバP「さて次は…。ああ、この話題かあ…」
――姫川友紀パッション部門と再契約!
パッション部門は16日、自由契約となっていた姫川友紀(20)と再契約すると発表した。
姫川は2011年ドラフト7順目、全体21位でパッション部門に入団。野球大好きアイドルとして確固たる地位を収め、2014年度のMVPノミネートされるほどの実力を持った。
しかし、翌年はかろうじてベスト50に残り、今年はついにその枠からも漏れてしまった。そしてその年で自由契約となっていた。
姫川は「パッション部門に再びお世話になります。常に背水だと思って、がんばっていきます」とコメント、背番号は88です。と彼女自慢の野球ネタも出るほど。アイドルの世界でも再び一等賞を狙いにいく。
なお、契約は単年契約で年俸800万(推定)となる見込みだ。
モバP「姫川も苦労人だよなあ。ドラフト直前に裏金の問題で順位落ちたし、パッションは元々若手主体で動くから、成人した姫川はいわば『代打』のような感じだったし。ま、なにはともあれ、頑張ってほしいな」
――346ドラフト開幕!全体1位はついに…
現地5月13日、午後7時。『346ドラフト2016 サポーテッドSenkawa』が京セラどーむOsakaで開幕した。
会場には3万以上のファンが詰め掛け、アイドルの指名を待っている。
全体1位はキュート部門が指名権を持ち、島村卯月(17)が指名され、壇上に上がった。2年越しのとなるキュート部門の指名に『がんばります!』と武器である満面の笑みとピースサインで会場を沸かせた。
――予想を裏切る指名続出!
346ドラフト2016 サポーテッドSenkawa は驚きの指名に会場はざわつきっぱなしだった。
まずクールが持っていた全体2位指名権は、3位指名権を持つパッションにトレードダウンを発表。しかしパッションはその指名権の見返りに2位と5位指名権をもらうも、まさかの時間切れとなり2位指名が白紙となる大エラーを犯してしまった。
そしてクール1順目、全体3位指名に三船美優(26)が指名される。前評判はそれほど高い位置にいなかっただけに、これはかなりの賭けに打って出たのだろう。
全体4位はクールが昨年指名権をトレードで獲得していたパッション2順目指名権がそのまま行使され、森久保乃々(14)が指名された。
そしてパッション『初』の指名となる5位指名には依田芳乃(16)が指名された。まさかの指名3連発で会場は例年にない異様な雰囲気が出ている。
全体9位には佐藤心(26)がパッションに指名された。こちらも大方の予想を裏切るサプライズ選出となった。
そして10位。藤原肇(16)の指名にファンは盛り上がった。過去3年間指名漏れという煮え湯を飲まされた悲劇のヒロインだったが、ようやく幸運のヒロインに身を転じることができた。しかもトップ10入りとなって藤原も涙を流し、自身の指名を祝った。
>>4
>今年の指名権は1順目全体1位をパッションが持ち、クールが2位、キュートが3位指名権を保持してた。
>ところが15日、キュート部門は全体3位と6位指名権をクール部門に渡す見返りに、クールの保持していた全体1位指名権を獲得したと発表した。
1位指名権がPaからCoに移ったのを更にトレード?
モバP「やっぱり、346のアイドル指名は分からないねえ。9歳から31歳まで広すぎるよ…。アイドルなんてローティーンだけの仕事だったのが、もう今ではその垣根なんてないもんな…」
――上条春菜FA宣言!移籍先は『Megane』
上条春菜(16)はFA宣言でついに新天地を発表した。それは自信が立ち上げる新部門『Megane』へと移籍することになった。
驚きの新構想のぶち上げにクール部門はもちろん、アイドル業界も困惑している。『Megane』はメガネをかけたアイドルが入れる部門で、すでにキュート部門から奥山沙織(17)、浅野風香(16)。クール部門からは荒木比奈(20)、古澤頼子(17)、相川千夏(23)が移籍を表明。北川真尋(17)八神マキノ(19)も近日中に移籍を表明する見通しになっている。
『Megane』は来年度(2016年度)から活動を行うということで今まであった3部門に追いつけ、追い越せのムーブメントを巻き起こす。
上条は「メガネは偉大です!ですが、皆さんはメガネを馬鹿にしすぎです!これからはメガネが世界を席巻します!」とメガネ愛を惜しげもなく見せつけた。
来季からは『クール』の上条春菜から、『Megane』の上条春菜としてアイドル界を驚かせそうだ。
モバP「ぶれないなあ…。上条さんは、俺も話したことあるけど、本当にメガネだったもんあ」
???「プロデューサーさん!そろそろ記者会見の時間ですよ!」
モバP「分かってまーす。さてと、準備準備…」
???「今日から『Megane』の立ち上げになるんですから!気合入れて、メガネを付けてください!これが私の選んだメガネです!」
モバP「これは…。さすが春菜…。目の付け所が違う…。なんというか、ハイカラだな…」
???(以下 上条春菜)「そうです!Meganeの一員である以上、メガネの装着は義務ですし、それをスタイリッシュに付けてこそですからね!さあ、行きましょうプロデューサーさん!」
モバP「よし!足跡ならぬ、メガネをかけてもらうぞ!」
アイドル「おー!」
劇終!
>>16 ところが15日、キュート部門は全体3位と6位指名権をクール部門に渡す見返りに、クールの保持していた全体1位指名権を獲得したと発表した。
すいません…。クール部門がパッション部門じゃないとおかしいですよね。
>>4訂正します。
――2016ドラフト激震!キュートが全体1位指名権をトレード!
アイドル界でも大きな賑わいを見せる346ドラフト。今回も指名目前となって指名権のトレードが行われるのは毎年恒例だが、その中でもキュート部門が大鉈を切って動いている。
今年の指名権は1順目全体1位をパッションが持ち、クールが2位、キュートが3位指名権を保持してた。
ところが15日、キュート部門は全体3位と6位指名権をパッション部門に渡す見返りに、パッションの保持していた全体1位指名権を獲得したと発表した。
トレードの思惑には、キュートが昨年指名を行えなかった島村卯月(17)獲得をするのではと予想されている。
ただ単に第4勢力を書きたかっただけのSSでした。
トレードの指名権はNFLでは往々にして行われるので、それも少し書いてみたかったです。今年は全体1位と2位をトレードで手に入れるということが起きたからとても面白かった。
後は、すこし野球のネタを少しアレンジしています。
モバマスの卯月はもっと可愛くてひたむきなので、このSSで悪い感情を抱かないでください。
では、「応援の力」書き溜めに行ってきます。
おつおつ
…これ一位から圏外にいったようなアイドルの場合どんな書かれ方になるの…
>>22 2パターンでしょうねえ…。とんだ期待はずれと叩かれる記事になるか。あの人は今的な記事になるかと。
少し面白そうなので、書いてみます。
――超鳴り物入りだった、あのアイドルの今…
ステージでは今日も元気がよすぎる声が上がっている。しかし、そのステージを見る観客はまばらだ。それでも彼女は持ち前の明るさと元気をステージで披露する。その姿はルーキーだったあのころとまったく変わらない。
日野茜(17)――2011年ドラフト2順目、全体5位指名でパッションに入団。小柄だが、パワフルな言動と行動でバラエティー番組に多数出演。その年の新人王に輝き、さらにはMVPにもノミネートされるほどの大活躍をしたアイドルだった。
誰もが彼女の歩む道は明るく照らされているだろう。そう思っていた人は少なくなかったはずだ――
しかし、現実は彼女にあまりに辛く厳しいものを突きつける。
2012年。パッション部門でドラフト指名候補生に金銭を渡すという事件が明るみに出てしまい、そこに所属しているアイドルたちにもイメージダウンが響いてしまった。日野もそれをもろに食らう形になってしまった。(制裁としてその年のドラフト1~3順指名権を剥奪。最初の指名が星輝子の4順目、12位だった)
その傷はいえないまま、その年のMVPノミネートからも、ベスト50にも選ばれず、低迷を続けてしまう。
パッション部門もそれを申し訳ないと思っているのだろう、こうして彼女には地方周りの営業を優先的に行ってもらっている。部門としてはダーティーなイメージを残してしまったが、日野の明るさと元気の良さはクリーンで見ているものを笑顔にしていった。
「彼女の名前を知らないんだけど、すごく元気があって良かった。最近のアイドルにはいないから逆に新鮮だった」
ステージ帰りの観客が話す日野の印象だった。
中央から離れてかなりの時間が経ってしまった。王子の帰還はもう間もなくであることを私は祈りたい――
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