真姫「いや…私はその辺にある眼科に診てもらうから結構よ…」
凛「え~!?真姫ちゃん普通の眼科行っちゃうの~?」
真姫「ていうか第一、凛に視力検査してもらったって信用出来ないし…」
凛「あはは…それ言われたらおしまいだにゃ」
凛「でもさ真姫ちゃん、恥ずかしい思いしたくないなら行かない方がいいと思うよ」
真姫「えっ?どういう意味よ、」
凛「だって真姫ちゃん、学校の視力検査で検査機の丸をトマトと間違えてたもんね~」
真姫「…!!//」
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***学校の視力検査にて***
真姫「左」
真姫「上」
真姫「……えっ?」
真姫(どうしよう……見えない!)
真姫(落ち着くのよ天才マッキー、視覚が無くてもまだ四感も残っているじゃない、身体で感じるのよ!)
真姫(…って逆に混乱してきたわ…目に力を入れ過ぎて充血してきた…)
真姫(……赤い?……あれは……トマト?)
真姫(え?…丸…トマト……円…トマト……カール…?カール!あれはカールおじさんね!)
真姫(いや待ちなさい、カールおじさんはあくまでも「おじさん」であって視力検査には関係無いはずよ)
真姫(考えれば考えるほどダメな発想に辿り着くわ…やっぱり最初に浮かんだのが正しい答えなのね!)
真姫(最初に思いついたのは確か……トマトだったはずよ!)
真姫「トマト!」
…………
…………
…………
眼科の先生「あっ…はい、以上で視力検査は終わりになります。」
眼科の先生「こちらの健康レポートに加えて、精神科案内の冊子も付けておきますので、家に帰ったら保護者に渡して下さい。」
**************
凛「あの時、部屋中の誰もがこの世の終わりを見届けるような目で真姫ちゃんを見てたよ」
真姫「ち、違う!」
凛「え〜?なにが違うの?」
真姫「…//…あれはただ……」
凛「ただ??」
真姫「えっと……た、体内のマキマキ酸と塩化リコピンの中性子が減数分裂してペプシンに窒素ウラン化合物が不足した為に脳神経血管の弁でトマト菌が水素爆発したせいで間違えただけよ!」
凛「へぇ〜凛頭悪いからよくわかんないにゃ〜」
真姫(よかった…それっぽい難しそうな単語を連打してなんとか凛を誤魔化せたわね…)
真姫(凛って案外ちょろいわ!)
凛「…って言ったらすぐに安心する真姫ちゃんほんとちょろいにゃ〜」
真姫「ヴェェ!?何なのっ!!」
凛「照れてる真姫ちゃんも可愛いにゃ〜」
真姫「や、やめなさいよ//」
凛「でもそんな真姫ちゃんが眼科であんな間違えしたら…きっと真姫ちゃんのほっぺがトマトと間違われるに違いないにゃ…ププッ!」
凛「あっ、やっぱそうなったら面白いから星空眼科はこれにて閉店しまーす」ガラガラガシャーン
真姫「もうっ!わかったからさっさと始めなさいよっ!」
凛「え〜!?今日は定休日なんだよな…」
凛「家で子供達が待ってる…絶対遊ぼうって約束してたのに…」
凛「…まぁ、親友の真姫ちゃんがそう言うならしょうがないにゃ……」
真姫(いつの間にか立場が逆転してる…!)
**************
凛「じゃあ早速始めるよ!」
凛「真姫ちゃんはこの眼鏡かけてね〜」
真姫「ここに関しては意外と本格的なのね」
凛「ちなみにその眼鏡は、ナマズの脱糞をインド人が足で固めて作ったものにゃ」
真姫「うぇっ!!先に言いなさいよ!!」
凛「まあ時間もない事だし早速始めるよ〜」
凛「今からこの視力測定機の穴の空いた輪っかの一つを凛が指すから、その輪っかの何処に穴が空いてるのかを言って欲しいにゃ」
真姫「わかったわ、このイレブンパックマッキーが全部当ててあげるわよ!」
凛「じゃあまずはこれ」パン
真姫「えーっと……わかったわ!みg…」
凛「はい遅い失格!真姫ちゃんの視力は0.01にゃ」
真姫「ちょっと!早すぎるわよ!せめてもう少しぐらい時間をくれてもいいじゃない!」
凛「チェッ、うるさい客にゃ…」
真姫「なによその言い方!私はあくまでお客様だからね!」
凛「わ、わかったわかったお婆さん、そんなに怒ると血圧上がっちゃうから落ち着いて…」
真姫「誰がお婆さんよ!」
凛「まぁまぁ気を取り直していくよ〜」
真姫「こんどこそはしっかりやってよね!」
凛「じゃあこれは?」パン
真姫「上よ」
凛「当たり、こっちは?」パン
真姫「左ね」
凛「正解!こっちは?」パン
真姫「…!?えっと、下?」
凛「ブブーッ!ハズレ!」
真姫「急に難易度高くない!?答えは何なのよ!」
凛「正解は、どこにも穴は開いていないでした〜!」
真姫「ナニソレ!イミワカンナイ!!」
凛「意味わかんなくないにゃ〜」
真姫「ズルいわよ!やり直して!」
凛「わ、わかったにゃ…」
真姫「今度こそ穴はちゃんと空いてるわよね?」
凛「もう卑怯な真似はしませんにゃ…」
真姫「それならいいのよ、続けて」
凛「じゃあこれは?」パン
真姫「わかったわよ、右ね!」
凛「え…違うよ?」
凛「答えは下でした〜!」
真姫「うそ…」
凛「真姫ちゃんこれはマズイにゃ」
真姫「こんな視力じゃ……あのナチュラルプリティーマッキーが、爽やか眼鏡イケメソマッキーになってしまうわ!」
凛「じゃあ真姫ちゃん、次はこの機械の上のパネルを使ってテストするよ」
真姫「2枚のパネルが並んでるわね…よく見るけど、今まで使ったことないわ。何に使うものなの?」
凛「これは色彩判別を確認する検査だにゃ」
凛「今から2枚のパネルにそれぞれ違う画像が映し出されるから、凛が言っているのがどっちかを当てて欲しいにゃ」
真姫「なるほどね、今度こそはこのマッドサイエンティストマッキーが全問正解してみせるわ!」
(※本来はクイズ感覚で使用するものではありません)
凛「第1問!どっちが赤く見える?」
(A)赤い画像
(B)緑の画像
真姫「Aかしら」
凛「あたり!」
凛「第2問、どっちがトマト?」
(A)赤い球体の画像
(B)緑の球体の画像
真姫「なめてもらっちゃ困るわ!Aよ!」
凛「残念…答えはBのまだ成熟してない緑のトマト!Aはけん玉でした〜!」
真姫「ちょっ…!トマトと言ったら赤でしょ!」
凛「ほら、真姫ちゃんだって髪の色を金髪にしたい時だってあるよね?」
真姫「トマトも思春期なんだよ。そんなトマトの繊細な心情を読み取ってこそ、真のトマト厨になれるんだにゃ。」
真姫「トマトとけん玉を間違えるなんて…私はトマト厨失格ね…」
凛「第3問!真姫っ子患者の体内に見られる特有の病原体の形に近いのは?」
(A)*(B)マキマキマキマキマキマキマキマキ
真姫「なるほど…これは即答でBね!」
凛「正解!さすが真姫ちゃんカッコウィー!医者の娘だけあるにゃ!」
真姫「そ、そんなに褒めてくれなくても…」カミノケクルクル
凛「第4問!四つの中で一番多いのはどーれだ!」
真姫「なんで二つしかないパネルに四つも出すのよ…」
(A)斉藤(B)齊藤(C)斎藤(D)齋藤
真姫「ヴェェ…なにそれ…」
真姫(考えるのよマッキー、選択肢が増えようが天才たる私には関係無いわ!)
真姫(普通に考えたら一番画数の少ない「斉藤」…「斎」という漢字はよく使うから「斎藤」の可能性もあるわね…)
真姫(でも本当にそれでいいの?凛の事だからひっかけ問題かもしれないじゃない!)
真姫(将来は数億人のスパイに囲まれる事になるであろうこのマッキーが、そんな罠にかかってしまってはおしまいよ!画数の多い「齋藤」が答えね!)
真姫(少し悩んでしまったわ、ここはクールに答えなきゃ!)
真姫「フンッ…(D)に決まってるじゃない…」
凛「違うよ真姫ちゃん、一番多いのは(C)だよ」
真姫(深読みし過ぎたぁぁ!)
凛「(D)は二番目に少ないんだにゃ」
真姫「そ、そうなの…私の知り合いにはDの「齋藤」が……えーっと56人くらいいるのになぁ…(汗)」
凛「さすがに多過ぎにゃ!真姫ちゃん嘘つくのヘタクソ過ぎ!」
真姫「まぁこんな日もあるわ、次お願い」
凛「次も苗字の問題だよ。第5問!どっちが多いでしょうか?」
(A)田中(B)多名加
真姫「これは自信あるわよ!(A)ね!」
凛「えっ?正解は(B)だよ?」
真姫「嘘つきなさいよ!(A)が多いに決まってるじゃない!凛、あんた本当に日本人!?」
凛「あっ、ごめん……「画数」が多い方って言い忘れてたにゃ…」
真姫「一番大事な部分忘れてどうすんのよ…」
凛「次は真姫ちゃんの大銀河宇宙一大好きなμ'sの問題だよ」
真姫「大袈裟…まぁ否定はしないけど…」
凛「第6問!次のメンバーの共通点は?」
東條希 矢澤にこ 園田海未 小泉花陽 星空凛
真姫「もう2枚のパネルという概念は消えたのね…」
真姫(リリホワメンバーの3人が揃っているけど、にこちゃんと花陽は違うユニットね…)
真姫(逆に私と穂乃果とことりと絵理の共通点は……意外と天然な所とか?)
真姫(でも絶対私は抜けてなんかないし、自分でこんな事言って間違ってたら恥ずかしい…)
真姫「わからないわ…」
凛「正解は、名前に濁点が入っているか、でしたー!」
真姫「あ!そうだったわ…偏差値6000のマッキーとした事が…」
凛「偏差値6000!?はは……さすが真姫ちゃんの頭はスパーキンしてるにゃ…」
凛「次の問題!にこちゃんの耳はどっちでしょうか?」
(A)「コ」(B)「コ」
真姫「そんなの(A)に決まっ………え、えっとぉ…び、(B)かしら?」
凛「ああ〜残念、正解は(A)でした!」
凛「まあさすがに、この問題は難し過ぎるからしょうがないにゃ」
真姫「そ、そうね…(私がにこキチだとバレるところだったわ、危ない危ない…)」
凛「次もにこちゃんの問題だよ」
真姫「また!?」
凛「問題、にこちゃんの胸はどっちでしょう?」
(A)(・)(・)(B)「_ ̄_ ̄」
真姫「あっ、これなら誰でもわかるわね」
真姫「(B)よ!」
凛「当たり!これはちょっと簡単過ぎたかにゃ…」
真姫「当たり前じゃない、もっと難しいのを頂戴!」
凛「次の問題は、我らがかよちんの問題だよ!」
真姫「花陽の問題…花陽がよく使う米の産地は?とかかしら。即答で魚沼市ね!」
凛「えぇ……えっと、なんで先にそういう事言っちゃうかな…」
真姫「まさか…」
凛「出そうとしてた問題その通りだよ!この巻き寿司が!」
真姫「ヴェェ…私の推理力にかければあまり前の事だったわね…ごめんなさい」
真姫「それと巻き寿司じゃなくてミリオンスクワットマッキーと訂正しなさい」
凛「わかったにゃ。じゃあミリオンスクワットマッキーちゃん!もう一問のかよちん問題に挑戦するにゃ!」
真姫「ええ!臨むところよ!」
凛「問題!かよちんの髪の毛はどーっちだ!」
(A)「〜」(B)「〜」
真姫「はぁ!?そんなのわかる訳…」
凛「さすがに真姫ちゃんには簡単過ぎたかにゃ」
真姫「こ、こんなのわからないわよ!」
凛「え?真姫ちゃん、今なんか言った?」(威圧)
真姫「う、嘘でしょ…」
真姫(落ち着くのよマッキー、こんなのたかが二択。五感を駆使して勘で当てるのよ!)
真姫(ぱっと見AとBで違いが見られないわね…じゃあ一体どうすれば…)
真姫(なにか手がかり……はっ!)
真姫(ここまで二択問題の答えはB、A、Bときてるわ…!わかったわ、答えには法則があるのね!という事は、答えはA……!!)
真姫「Aね!」
凛「えっ?正解はBだけど?」
真姫(またやってしまったぁぁぁぁ!)
凛「わざと間違えたんだよね?まさか本気で間違える訳は無いよね?」
真姫「か、髪の毛なんてわかる訳ないじゃない…!自分の髪の毛でもわからないわよ!」
凛「そんなの同じかよキチとして認められないにゃ」
真姫(いつの間にか私がかよキチにされてる…)
凛「真姫ちゃん!かよキチになる為には今すぐ猛特訓が必要にゃ!」
凛「まずは雑巾を874枚持ちながら腰パンで音ノ木交番の前をヒゲダンス!カミノケクルクルを忘れないように!」
凛「達成すれば、かよキチランク「屁」として認められるにゃ!凛も応援してるから、真姫ちゃん頑張れにゃ〜!」
真姫「なにそれ!イミワカンナイ!!!」
おしまい
くだらない事してるまきりんが書きたかったけど、中途半端でよくわからんssになってしまった。反省。
読んでくれた人、いやVIPのみんな、もう世界の全てに感謝感激雨トマト!
とっとと依頼出してきます。
凛でラブライブ!なの久々
面白かった
また書いてくださいな
面白い。何が面白いのか分からないけど。面白い。
普段何を食べて生きていたら、こういう物を創り出せるようになるのだろうか。
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