密猟者「カワイイねー! ちょっとお茶しない??」
三首犬娘1「いったい」
三首犬娘2「だれに」
三首犬娘3「……言ってるの?」
密猟者「」
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このお話は以下のものと世界観を共通としています。
気になる方はどうぞ。
男「キミの抜け殻を食べたい」蛇少女「えっ」
蜘蛛幼女「きすしてあげよっかー?」男「いらん」
魔女「できたわ! ゴーレム娘よ!」
魔女「できたわ! ゾンビ娘よ!」
他の作者様に迷惑をかけてしまっているようなので、取り急ぎ今後のやり方を提示するために書きました。
対応が遅れ、本当に申し訳ありません。
三首犬娘1「みぎちゃんじゃない?」
三首犬娘2「はっ!? ちょっ、んなわけねーし!! まんなかだろ!」
三首犬娘1「えーそうかなー?」
三首犬娘3「……たぶん、わたし」
三首犬娘2「いやそれはねーわ」
三首犬娘1「ないねー」
三首犬娘3「……」ショボン
三首犬娘2「だいたいお前みてーな陰キャラがよぉ」
三首犬娘3「じだいは……むくちくーる」
三首犬娘1「ひだりんの根暗!」
三首犬娘3「がるるるる……」
三首犬娘2「グルルゥゥ」
三首犬娘1「うーわうわう!」
密猟者「ちょちょちょ! ケンカはやめなって三匹とも!」
密猟者「みんな違って、みんなカワイイよ?」
三首犬娘2「なっ、おまっなにいって」///
三首犬娘3「……ふへへ」
三首犬娘1「ちょろいねキミら」
三首犬娘1「みんなカワイイなんて調子いいこと言いすぎだよ」
密猟者「いや、ほんとにそう思っ」
三首犬娘1「誰が一番カワイイかはっきり言うべきでしょ!」
密猟者「」
密猟者「きみはさ、獣耳がぴんと立ってて、目鼻立ちもはっきりしてて、凛々しくっていいよねー」
三首犬娘2「えっウチ!?」
密猟者「美人だよね。一番綺麗だよ」
三首犬娘2「な、なななに言って」///
密猟者「あとおっきく口あけたとき見える犬歯もいいね! すっごいとんがってて。二人より鋭いよね」
三首犬娘2「それ気にしてるから言うなぁー!」
密猟者「えーその野性味に色気があるじゃん」
三首犬娘2「なぁっ……こ、このやろ……好き勝手言いやがって」///
密猟者「きみは垂れ耳がキュート! 物憂げな目元もセクシーだね」
三首犬娘3「……どうも」
密猟者「愛らしいっていうのかな、守ってあげたくなる? 儚い魅力がドッグだね!」
三首犬娘3「それ言うなら、くふっ、グッド……」
密猟者「おっ! 笑ってくれた。ふと見える笑顔ってやっぱドキッとするよなぁ、すっごいそそるよ」
三首犬娘3「そ、そそる、って……」
密猟者「抱きしめて頭撫でまわしたいなぁ、一日中愛でてたい」
三首犬娘3「ぁう……ぅー」
密猟者「……」
三首犬娘1「……」
密猟者「……」
三首犬娘1「……」
密猟者「…………」
三首犬娘1「…………」
密猟者「普通にカワイイよ」
三首犬娘1「はぁ!?」
密猟者「というわけで」
三首犬娘2「くそっこのやろーばかにしやがってぇ」///
三首犬娘3「ふへへ」
密猟者「俺はみんなカワイイとおもっ」
三首犬娘1「ちょい待ちちょい待ち」
密猟者「だから全員平等に愛をね」
三首犬娘1「いや完全に不平等でしょ? 愛をきれーに三等分して? 三頭ぶんの褒め言葉用意して??」
密猟者「もうこんな時間かー、んじゃまた来るからねー」
三首犬娘1「待てやごるぁああああ逃げんなチャラ男!!!」
……
三首犬娘2「で、なんで今日もあいつ待ってんだよ」
三首犬娘1「いや私だけ褒められてないし」
三首犬娘3「あのひと……けもの狩り」
三首犬娘1「そんなの分かってるけど」
三首犬娘2「じゃーなんでだよ」
三首犬娘1「……」
密猟者「おっ! いたいた! そこのカワイイお嬢さん方~お待たせ~」
三首犬娘1「待ってないし」パタパタ
三首犬娘2「ほんとにな」パタパタ
三首犬娘3「……しっぽは振れてるけどね」パタパタ
密猟者「今日は、流行りのスイーツをおみやげに持ってきたよー」
三首犬娘2「まじかっ!!」パタタタッ
三首犬娘3「……」
三首犬娘2「い、いや……別に、甘いものなんて、なぁ」
密猟者「はいあーん」
三首犬娘1「あーむ」パクッ
三首犬娘2「ってこらぁ!!」
三首犬娘2「毒でも入ってたらどーすんだよ!」ヒソヒソ
三首犬娘1「ん! おいひー!」
三首犬娘2「聞けよ!!」
密猟者「あーん」
三首犬娘3「はむっ」パクッ
三首犬娘2「お前もか!!!」
密猟者「食べないの?」
三首犬娘2「う、ウチはっ」ダラダラダラ
三首犬娘3「よだれすごい」
密猟者「ほら、あーー……ん」
三首犬娘2「ぅ、ウチは、こんな、こんなぁ」ハッハッハッ
密猟者「と見せかけて」パクッ
三首犬娘2「あっ!?」
密猟者「あーうめー」
三首犬娘2「」
三首犬娘2「だーこんにゃろぉお!!」ガシッ
密猟者「はいあーん」グッ
三首犬娘2「んぐっ」パクッ
三首犬娘2「……おいしー」モグモグ
密猟者「そりゃーよかった」
……
三首犬娘2「……」
三首犬娘3「なんで今日も、って言わないの?」
三首犬娘2「そ、それは」
三首犬娘1「餌付けされちゃってもー」
三首犬娘3「もー……」
三首犬娘2「お前らもだろが!!!」
密猟者「おーい! そこのカワイイお嬢さん方! 湖にでも行かない?」
三首犬娘1「いいよー」
三首犬娘3「泳ぐの、得意……犬かき」
三首犬娘2「ウチはクロール!」
三首犬娘1「バタフライしちゃうぞぉ」
三首犬娘1「」バッチャバッチャ
三首犬娘2「」バチャバチャ
三首犬娘3「」バチャチャチャ
密猟者「いっぺんには無理じゃね?」
三首犬娘1「はぁー泳いだ泳いだ」
三首犬娘2「お前人間にしちゃ速かったな!」
密猟者「だしょー? 人魚と競争したこともあっからね」
三首犬娘3「うおー」
三首犬娘1「そのときもナンパしたの?」
密猟者「んー、いや」
三首犬娘3「……つかまえたの」
密猟者「それが、つかまえらんなくってさー」
三首犬娘2「なんだよだっせー!」
密猟者「張り合っただけでもすごくね?」
三首犬娘1「えー?」
三首犬娘3「わたしなら、いけた」
三首犬娘2「それっ」バシャッ
三首犬娘3「わぷっ!?」
三首犬娘2「こんなとろくさいお前が?」
三首犬娘3「……」バシャバシャ
三首犬娘2「ぐわっやったなこのっ」
三首犬娘1「もーやめなよー!」
密猟者「同じ体で争ってんのはシュールだなー……俺も混ぜろってのー!」バシャッ
バシャバシャ
……
三首犬娘1「今日はどこ行こっか」
三首犬娘3「このへん、だいたい遊びつくした」
三首犬娘2「あんま人がいるとこには行けねーしなぁ」
三首犬娘3「……おそい」
三首犬娘2「…………ま、元々、生きる世界が違うしな」
三首犬娘1「……」
密猟者「おーい!」
三首犬娘1「!!」
密猟者「今日は星でも見にっうお」
三首犬娘3「おそい」ギュー
三首犬娘2「ちょっひっつくなばか!」///
三首犬娘1「まぁまぁ、いーじゃんか」
三首犬娘3「星、きれー」
密猟者「ここ、いい眺めだしょ? 昼間探しといたから」
三首犬娘2「あらためて見るといっぱいあんなー」
密猟者「死んだけものがみは、天に召されて星になるって言うからねー」
三首犬娘1「けものは天に、ひとは地に。じゃあ、私たち、けもののひとは?」
密猟者「……ずっと、俺のそばにいればいいさ」
三首犬娘1「そーいうことじゃ……んっ!?」
密猟者「ん、ぁむ」
三首犬娘1「んっ、ん、んー」
三首犬娘3「ぉ、おぉー……」
三首犬娘2「ぅ、すっげ……いきなり舌絡めんのかよ」///
三首犬娘1「ん、ぁ、んん」チュッ…チュパ
三首犬娘2「……いつまでやってんだよ」
三首犬娘3「交代したい?」
三首犬娘2「ばっ! ちがっそんなんじゃっ」///
三首犬娘1「んっんっんんー」チュッチュッ
三首犬娘2「ほんとに長いな!!!」
……
三首犬娘1「ねぇ……」
密猟者「あぁ」
三首犬娘1「…………いいよ」
ギュッ
密猟者「いくぞ」
三首犬娘1「んっぁ」
三首犬娘2「待て待て待てまじでやんのかまじか感覚こっちにも」
三首犬娘1「はぁああん!」ビクンッ
三首犬娘2「うぎぃっ!!?」ビクッ
三首犬娘3「ぅ、く……」
密猟者「すげーきれいだよ……よがってる顔も」
三首犬娘1「あっあっ! あぁーっ」
三首犬娘2「ちょっやめ! やめろぉっあっあぁっ」
密猟者「ここがいいのか?」
三首犬娘3「~っ!!!」ビクビクビクッ
密猟者「どうしてほしい……?」
三首犬娘1「も、もっと……」
密猟者「激しくしていい?」
三首犬娘2「ゃ、やらっ! だめぇ!」
密猟者「っ! っ!!」
三首犬娘2「あぁあああっ!! ばかぁあ!! あっ!!」
三首犬娘1「んあぁあ!! あっあっあっ!!」
三首犬娘3「くふぅーっ、ふぅー……ぅっ、うっ!」
密猟者「……どうだった」
密猟者「俺のマッサージ」
三首犬娘1「きもひ、よかった……」
三首犬娘2「うぅうー、ばか、ばかぁ」///
三首犬娘3「……」ハァー、ハァー
三首犬娘1「……ねぇ」
密猟者「ん」
三首犬娘1「つかまえないの? ……私たちを」
密猟者「なんで?」
三首犬娘1「……今なら、簡単だよ」
密猟者「…………」
三首犬娘1「つかまえに、来たんでしょ」
密猟者「……ちげーよ」
三首犬娘1「……うそ」
三首犬娘1「本気で、私たちと?」
密猟者「……」
三首犬娘1「私たちなんて、気持ち悪いでしょ。普通に、人間の恋人をさ」
密猟者「人間と付き合ったこともあるけどなー……物足りなくって」
三首犬娘1「うそ」
三首犬娘1「うそばっかり」
密猟者「……俺の恋人はさ」
三首犬娘1「……うん」
密猟者「死んだよ。病で」
三首犬娘1「……」
密猟者「あるけものがみから作る薬なら、治ると言われてなぁ」
三首犬娘3「つかまえられた?」
三首犬娘2「ばか。つかまえれてたら」
密猟者「そ、つかまえらんなかった。だから死んだ」
三首犬娘1「それでけもの狩りに……? そのときのことが、悔しくて……けものがみを狩ってるの?」
密猟者「んー分かんねー」
三首犬娘3「なにそれ」
密猟者「必死でけものがみを追ってたら、いつの間にか狩人になってた。もうどこにも戻る気にはなれなくて、ずっとこうしてる」
三首犬娘1「……そっか」
三首犬娘2「…………また行くのか?」
密猟者「……」
三首犬娘3「ここに来たの……その子に会いたくて?」
密猟者「死んだやつにはもう会えない」
三首犬娘3「わたしたちの種族は、冥界の、人の死後を番すると言われてる。だから」
密猟者「……そんなんじゃねーよ」
三首犬娘1「もしかしてさ」
密猟者「……」
三首犬娘1「私って、その恋人さんに似てる?」
密猟者「……あいつは、もっとへちゃむくれだったよ」
三首犬娘1「そう……」
密猟者「長居しすぎちった。ここで狩れる獣がいない以上、次へ行かなきゃな」
三首犬娘3「……そんな仕事やめて、ここで」
密猟者「最初は、きみらのことだって狩ろうと思ってたよ」
三首犬娘3「……」
密猟者「きみらこそ、俺を喰い殺さなくていいの? 同族たちのカタキじゃん」
三首犬娘3「…………ばか」
三首犬娘2「なぁ、」
密猟者「……」
三首犬娘2「ウチらはさ、……ずっと、ここにいるから」
三首犬娘2「待ってるからさ」
密猟者「……」
三首犬娘3「……」ギュッ
三首犬娘「…………帰ってきてね」
けもののひと、三首犬娘、完。
これまでご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。繰り返しお詫び申し上げます。
なお『けもののひと』と関連性のないお話については、シリーズもの注意の表記はいたしません。
ご了承ください。
また、他所に載せている小説とも世界観が共通していますが、そちらはお話としては別なので、こちらに載せるつもりはありません。
では。
おつ
ようは釣りスレに引っ掛かってごちゃごちゃ文句言ってるなさけねぇ奴の主張を気にしてんだろ?
気にする事無いと思うけどね
速報はちょっとお堅いから釣りスレOKの深夜の方が合いそうだけど
人はこっちの方が多いから宣伝したいならこっちで上手くやるしかないわな
気にせずあのスタイルを貫いても苦情が増えるだけでしょ
今までのやり方が悪すぎたし対応が遅かったから見離されても仕方ない
レスの少なさがその証拠
でも、SSや小説を好きになってくれた読者はいるんだからそっちを大切にしていけばそのうち状況良くなるんじゃない
乙乙、あんたエロうまいから続けてよ、リビドるリビドる
人外に目覚めたァ――――――ッッ!!!!
さびしい
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