魔女「この世で一番美しいのは誰だい?」
鏡「もちr」
魔女「あたしだよ!」
鏡「・・・」
エログロはなしです
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魔女「一度やってみたかったの」
鏡「・・・」
魔女「ねぇ、何か言ってよ・・・」
鏡「・・・」
魔女「いいのよ、突っ込んでも」
鏡「・・・」
魔女「今なら、どついても許しちゃう☆」キャピッ
鏡「・・・」
魔女「ねえ、無視が一番こたえるんだけど」
鏡「・・・」
魔女「てめぇ、下手に出れば調子乗りやがって!!」
鏡「・・・」
魔女「何のためにわざわざ鏡を擬人化までしたと思ってんだ、おお!?」
鏡「・・・」
魔女「突っこめよ、突っ込んでよ、突っ込んでくださいよ!!」
鏡「うるさいので黙ってくれませんか?」
魔女「はあ!?」
鏡「あ? 文句あんのか?」
魔女「ごめんなさい」
魔女「うぅ、鏡が私のこといじめるよぉ~」
鏡「別に、いじめてませんよ」
魔女「うぇ~ん、くまちゃん慰めて~」
熊のぬいぐるみ(魔女の裏声)『魔女ちゃん、泣かないで、僕がついてるクマ』
魔女「えへへ、ありがと、くまちゃん//」
鏡「気は済みましたか?」
魔女「・・・うん・・・」
魔女「はぁ、本当に鏡は冷たいわね、こんな娘に育てた覚えはないのに・・・」
鏡「育てたも何も、造られてから一年しか経ってないんですけど」
魔女「そっかあ、お子ちゃまには気遣いは難しかったわよねぇ」
鏡「」ムカッ
魔女「胸も小さいしね」
鏡「うっせぇ、ババア」
魔女「」
魔女「あんた、今何て言ったのよ!!」
鏡「うるさいから黙れ、クソババアって言いました」
魔女「ババアって言うのをやめなさい!! 私はまだピチピチの10代なんだから!!」
鏡「じゃあ、クソって言います」
魔女「きぃいいいいい!!」
とりあえず今回はここまで
寝る前に少しだけ投下します
魔女「もういいもん、あんた嫌い!!」
鏡(あ~、こりゃいつものやつだ)
魔女「もういい、この家からっ出てって!!」
鏡「はいはい、出ていきますよ」
魔女「出てけ出てけ!」
鏡「あとで寂しくて泣いても知りませんからね」
魔女「寂しくなんかないもん!!」
鏡「それじゃ、さようなら」ガチャッ
魔女「ふんっ、二度と顔見せるな!!」
バタン
魔女「・・・鏡のバカ・・・」
鏡「さ~て、機嫌治るまで夕飯の食材でも買いに行きますか」
5分後
魔女「もう鏡がいなくても寂しくないもん、ねぇ、くまちゃん」
熊のぬいぐるみ(魔女の裏声)『そうだよ、魔女ちゃんには僕がいるクマ』
魔女「うぅ、くまちゃ~ん」ギュゥゥ
熊のぬいぐるみ(魔女の裏声)『魔女ちゃ~ん』
魔女「・・・」
熊のぬいぐるみ(魔女の裏声)『・・・』
魔女「・・・空しい・・・」
魔女「鏡~、ごめんなさい~!! 私が悪かったから帰ってきてぇ!!」
~森の中~
鏡(今頃、そんなこと言ってるんだろうなあ)
鏡(それにしてもババアは言い過ぎましたかね、帰ったら謝らないと)
~町~
鏡「やっと着いた」
鏡「今日の夕食は、泣き虫が好きなオムライスにしますか」
鏡「全く、世話が焼けます」
鏡「・・・」
鏡「卵を買わないといけませんね」
鏡「すみません、卵いただけますか?」
おっちゃん「いらっしゃい、たm」
おっちゃん「」
鏡(またか・・・これだから人間は・・・)
鏡「何ですか? 私の顔に何か付いていますか?」
おっちゃん「ひぃぃ、命ばかりはお助けを・・・」
鏡「別にあなたの命なんかいらないので卵をください」
おっちゃん「卵でも何でも、タダで上げますから命だけは・・・」
鏡「・・・ここにお金置いていきますね、おつりはいりませんから」
町娘「見て、魔女の使いよ」ヒソヒソ
主婦「また来たんだ・・・」ヒソヒソ
町娘「見た目は可愛い女の子なんだけどねえ」ヒソヒソ
主婦「いつも魔女の森から来るんだから魔女の手下には違いないわ」ヒソヒソ
鏡「・・・」
町娘「話によるとあの森の魔女って人を食べるらしいじゃない」ヒソヒソ
主婦「討伐に行った村の男や旅人が返り討ちにあうし、まあ、みんな生きて戻っては来るけど」ヒソヒソ
町娘「何でも強力な魔物がいて魔女の元までたどり着けた人すらいないらしいわよ」ヒソヒソ
主婦「怖いわねぇ」ヒソヒソ
町娘「早く死んでくれないかしらねぇ、森の魔女」ヒソヒソ
鏡「」ギロッ
町娘「ヒィッ、こっち見た!!」
主婦「目をそらさないと殺されるわよ!」
鏡「・・・早く帰ろう」テクテク
今日はここまでにして寝ます
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