魔女「くぉら~!は~き~だ~せ~!?」
犬「んぅ~~っ」ブンッブンッ
僧侶「…やっと見つけた聖剣が…光の玉になって犬に飲み込まれるとか…」ハァ…
女戦士「まぁ、使うとしたら私だったんでしょうが…別に武器には困ってないですしねぇ」
魔女「何呑気な事言ってるんだよ!?聖剣だぞ聖剣!?無いと魔王が倒せないかもしれないんだぞ!?」
犬「くぅ~~っ……ゎぅっ!」ガブッ
魔女「いってぇ~!?こ、この噛みやがったなコイツ~!?」ブンブンッ
犬「ぅ~~~っ!!」
女戦士「こらこら、あんまり動物に乱暴してはいけませんよ…ほら、いらっしゃい」
犬「ゎんっ…くぅんくぅん…」
魔女「この野郎…っ…あたいとまるで態度が違うじゃねぇか…」
僧侶「そりゃアンタが乱暴するからでしょ? 絵面的に動物虐待にしか見えないわ」
魔女「うっさいなぁ!!大体この野良犬野郎が聖剣をk女戦士「あっ」」
魔女「どうしたんだっ!?」
女戦士「この子メスですね、野郎じゃないですよ?」
犬「きゅ~ん…////」
魔女「~~~っ……んなどうでもいい補足要らんわ――――っ!!!」ガーッ
僧侶「…やれやれだわ」ハァ…
キャラの設定説明する描写端折りたいので此処でテキトーに補足
魔女:あたい、フルフラット、剣ステと魔法ステに全振りな魔力の塊
女戦士:私、超弩級、武器マスターな世○末スポーツアクション勢
僧侶:あたし、並盛り、武闘派僧侶なリジェネ○ター
犬:わんっ、スレンダー、機敏で俊敏な見た目はカイ君(♀)
とりあえず思い付いたのここまで
結末は思い付いてるので道中が浮かんだら投下します
>>3
魔女は剣もできるの?
INT極振りつるぺたっ娘じゃなくていいの?
魔女ちゃんかわいい
魔女「で、どうすんだよ…この犬のせいで全部無駄足になっちまった訳だが…」
女戦士「そうでもないですよ?」
僧侶「そうね、別に問題ないわ」
魔女「は? 何言ってんだよ!? 聖剣は犬の腹の中だぞ!? どうしたって戦力に…」
犬「わんっ!」ジャキンッ
魔女「――――――は…? えっ、えっ…えっ?」ゴシゴシ…
犬「ふぁふっ!」キラーン
魔女「そっかー、最近の犬は剣を銜えて戦えるのかー…って、んな訳あるかっ!?」
女戦士「只者ではないとは思ってましたけど、すごいですねぇ、顎の力」
僧侶「いやそこじゃないでしょ?聖剣は選ばれた者には羽のように軽いって言うし…」
魔女「」
犬「わぅ?」
魔女「とりあえず、あたいは考えるのをやめた」
僧侶「そうね、考えるだけ無駄よ、神の力が宿った品だもの」
女戦士「まぁ、どう見ても聖剣がこの子を選んだとしか思えませんものねぇ」ナデナデ
犬「くぅ~ん」尻尾パタパタ
魔女「…納得はいかねーけど…ツッコんでたらキリがねぇ…」
僧侶「ま、あたしも納得はしてないけど、とりあえず神の御心のままにってね?」
魔女「テキトーな信仰心だなぁ…とは言えねーか、色々あったんだもんなぁ…」
僧侶「えぇ、歪んだ信仰で胸糞な目には遭ったけど、結果的にはなんとかなったし?一応神サマには感謝してるのよ」
女戦士「僧侶さん…」
犬「きゅ~ん…」スリスリ…
僧侶「あら、慰めてくれるの?ありがとね」ナデナデ…
魔女「…人語を理解して空気も読める犬…もしかして、呪いで犬にされた人間なのか…!?」
犬「ゎぅ……」ハァ…
魔女「おい、結構真面目に心配してやってんのになんでちょっと残念そうなんだよ!?」
魔女「はぁ…もういいや……で、これからどうするよ?」
女戦士「魔女さん的当初の予定の『ぶっちゃけ剣だけでよくね?』とはいかなくなりましたし」
僧侶「残りの伝説の装備、最低限兜と鎧は探さないとね」
魔女「まぁ、そうなるわな…あたいらならまだしも、コイツは盾以外の鎧と兜は…」
犬「わぅっ!」ガブッ
魔女「痛っ…て、甘噛みか……んだよ、盾も必要だってか?」ポンポン
犬「わんっ!」尻尾パタパタ
女戦士「では決まりですね、幸か不幸か盾の伝説がある地方がここから一番近いはずですし」
魔女「なんだかなぁ…ちょっと面白くなってきた自分に納得いかねぇ…」
僧侶「同感だけどここは流れに任せるべきよ、それじゃ伝説の盾の地に向けて…」
魔女「出発だっ!!」
僧侶・女戦士「「おーっ!!」」
犬「わぉーんっ!!」
魔女と犬を犬猿の仲にするよくある展開も考えてたけど、やめました
魔女は柔軟な発想が出来る子なんです、流石フルフラットは伊達じゃない!!
とりあえずここまで
フラットでフレキシブル…………すてき!
……
3人「…………。」サクッサクッ…
猛吹雪「んんwwww雪山は猛吹雪ガン積み以外ありえないwwwwwww」ゴォォォォォwwwwww
雪山「雪山に雪が無いと役割が持てませんぞwwwwwww」ビュォォォォォwwwww
3人「…………。」サクッサクッ…
犬「くぅん…?」
魔女「…寒いッッ!! オイ何だコレ!何だコレ!?麓とまるで気候が違うじゃねーか!?」
女戦士「…流石にコレは、堪えますね…ジャケットを着たのはいつ以来でしょう…」
魔女「普段腰に巻いてたソレジャケットだったのな…けど胴の丈短いから役に立ってなくね…」ブルブル…
女戦士「まぁ、無いよりはマシですよ、ジャケットの下は長袖とはいえワイシャツですからね…」
魔女「いや、どっちにしろとっくに凍えても不思議じゃないんだが…まぁいいや、ところで…」
魔女
E 紺色のケープ
E ショートワンピース
E ニーソックス
E 毛皮のコート
女戦士
E 長袖ワイシャツ
E 革の胸当て
E ジーパン
E 革のジャケット
僧侶
E 聖職者の服
E ロングコート
魔女「どうして一番あったかそうなヤツが一番寒そうにしてるんだろうな…」
僧侶「フ、ン…な、さけな、いわ、ね、この程、度の吹雪、で」ガタガタ…カチカチカチカチ…
魔女「歯ァカチカチ鳴らしならが言っても微塵も説得力ねーから…」ブルブル…
論者www
魔女「はー…仕方ねーなぁ…『穿て、爆ぜろ、赤き焔!! 大火球!!』」
僧侶「ちょ、そんな大魔法…こんな所でぶっ放したら…!? …あ、ら?」
魔女「…ん!? …おっかしーな…上空の雪雲丸々消し飛ばせる威力込めたのに…」
僧侶(この魔力馬鹿今何て言ったー!?)
女戦士「一瞬で消えましたね、まるで魔力同士の干渉で相殺されたような…」
魔女「あー…? …っ! あー!はいはい、ふーん、そういうことか…!」
僧侶「え?何?何よ、一人で納得してないで説明しなさいよ!」
魔女「ん?あぁ、この雪な、この周辺一体を覆ってる魔力が起こしてるっぽいんだわ」
僧侶「え?つまりこれって、現象型の魔法なの?」
魔女「そういうこった、まぁ、タネさえ判ればこっちのモンだな」
僧侶「こっちのモンって…解決策があるの?」
魔女「あぁ、手っ取り早くこの辺一体を覆ってる魔力を吸い尽くす」
僧侶「は!? アンタ今何て言った!?」
魔女「だから、この辺一体の魔力を吸い尽くすんだよ」
女戦士「…そんな事をして身体は大丈夫なのですか?」
魔女「まー、何とかなるだろ、同時に熱魔法に変換して放出すりゃいいし」
僧侶(前から思ってたけどメチャクチャだコイツ!?いや私も人の事言えないけど!!)
魔女「んじゃーおっぱじめるぞー!」コォォォォ…!!
…
ゴォォォォ…………ヒュゥゥゥ………シーン…
雪山「んん…これでは役割が持てませんぞ…」
僧侶「ホントにやりやがったわコイツ…」
魔女「ふー、疲れたー…」ノビー…コキッコキッ…
女戦士「流石ですね、あれだけの魔力をこの短時間で…」
魔女「いや、コレ所詮一時的なモンだから、この状態長くは続かねぇよ?」
僧侶「えーと…つまり、あの吹雪の発生源があるってこと?」
魔女「そういうこった、さぁ、今のうちにさっさと進もうぜ…って、あれ、犬は!?」
\わんっわんっ/
魔女「ちょ、アイツもうあんな所に…ん?てことはあっちに何かあんのか?」
女戦士「行ってみましょう!」
僧侶「えぇ!」
んんwwwwここは乙以外あり得ないwwwww
犬の毛皮すげぇな…
だっこして進めば暖かいんだろうなぁ
犬「わんっわんっ!」
魔女「この辺に何かあんのか? おっ、こりゃ縦穴の洞窟か? …っ…!」
僧侶「…魔女も気付いた?何かは判らないけど、この奥からかなり強い力を感じるわね」
女戦士「えぇ…ですが、これほどの気配に近付くまで気付かな…成程、その為の雪、ですか」
魔女「魔力吸ったのは正解だったな…けど見つけるのが遅れてたら…ふふっ、でかしたぞお前!」ナデナデ
犬「わんっわんっ!」尻尾パタパタ
魔女「よし、行こうぜ…!」
女戦士「気を引き締めて行きましょう…」
僧侶「そうね、これはそこらの魔物と比べ物にならないかもしれないわ…」
犬「…………。」
…
雪女「粗茶ですが~…」スッ…
魔女「あ、どーも」
僧侶(どうしてこうなった!どうしてこうなった!?)
女戦士「成程、雪女さんのお住まいでしたか、勝手にあがってしまい申し訳ありませんでした…」
雪女「いえいえ~、気にしないでください~、慣れてますから~」
魔女「ふー…美味いなーこのお茶、てかお湯平気なんだな、雪女なのに」
僧侶「ホント、あったまるわー…けど、熱いもの扱っても溶けないのね、雪女なのに」
雪女「純血じゃありませんからねぇ~、え~と~、多分クォーター位でしょうか~?」
魔女「ふーん、でもこの山一帯の気候をこれだけのモンにしちまえるだけの魔力はあるんだろ?」
雪女「えっ?」
魔女「えっ?」
雪女「あはは~いやですね~、クォーターの私にはそんな事は出来ませんよ~」
女戦士「ですが、現に表は猛吹雪で…」
雪女「えっ?」
女戦士「えっ?」
雪山「んんwwwwwwwんんwwwwwwwwwww」ゴォォォォォォォ!!!
雪女「ななななんですか~!?この猛吹雪は~!?!?」
魔女「いやこっちが聞きたいんだけどな、ソレ」
雪女「ここしばらくなんだか体に力がみなぎるようで、表に出ていなかったのですが~…」
女戦士「成程、つまりこの吹雪は雪女さんのせいではなく、別の原因がある、と」
雪女「や~、びっくりしましたよ~…冬だってここまでの吹雪には滅多になりませんもの~…」
僧侶「ってことは、この吹雪の原因は…魔物の仕業って事?」
女戦士「そのようですね…予想が見事に外れてしまいました…」
魔女「いや、誰だってあの状況ならそう思うって、気にすんなよ」
犬「くぅん…」
女戦士「ありがとうございます…しかし、これで盾探しはふりだしですね…」
雪女「あら~?盾ってもしかして伝説の盾って呼ばれてるアレのことですか~?」
魔女「おっ、もしかして場所とか知ってんのか?」
雪女「勿論知ってますよ~、アレを魔物から守るのも私の仕事の一つですから~」
僧侶「ラッキー! ねぇ、もし良かったら私達をそこまで案内してくれない?」
雪女「そうですね~…ではこうしましょう~、私が貴女達を盾の所まで道案内します~その代わりに~…」
魔女「その代わりに?」
雪女「この猛吹雪の原因を解決して頂けませんか~?流石にこのままという訳には~…」
女戦士「もとよりそのつもりです、安心してください」
雪女「よかった~、この猛吹雪では登山客の皆さんが困ってしまいますから~」
魔女「なんかさっき別に仕事があるみたいな口ぶりだったけどもしかして…」
雪女「はい~、この山で登山客の道案内をしています~、国から補助も頂いてるんですよ~」
僧侶「伝説の盾のある山を観光名所化…考えたわね…」
雪女「選ばれた者にしかその場所にたどり着く事も~盾を持ち出す事も出来ないのを逆手に取った戦略、らしいですよ~?」
魔女「あれ?じゃああたいらが盾を持ってったら困るんじゃねぇのか?」
雪女「いえ~、そこは大丈夫です~、封印が解かれれば盾のあった場所にも自由に出入り出来るハズ~と」
僧侶「既にその後の対応のマニュアルも出来上がってるわけね、たくましいわ…」
雪女「あはは~、そうですね~、現女王とは幼馴染なのですけど~、とても賢い子なんですよ~」
女戦士「あら、では盾が手に入ったら念のため報告に行った方が良さそうですね…」
魔女「あたいら一般人がそうそう会えるとも思えねーけど、行くだけ行ってみるかー」
僧侶「そうね、まぁ無事に手に入ったら、だけどね」
雪女「うふふ~、皆さんなら大丈夫そうな気がします~、ところで~…」
魔女「ん?どうしたんだよ?」
雪女「どなたが盾をお使いになるのですか~?皆さんどなたも盾をお持ちでないようですけど~?」
魔女「あー…えーと、ソイツ」
犬「わんっ!」尻尾パタパタ
雪女「えっ…? 貴女なんですか~?」
犬「わんっ!」ジー…
雪女「…?? …っ! あら、あらあら~」
魔女「…あー、やっぱ信じられねーよなー…」
雪女「いえいえ~、信じますよ~? では~、はりきってまいりましょ~♪」
魔女「おう、頼むぜ! って、この猛吹雪はどうすんだよ?」
雪山「んんwwwwwwwwまだまだ吹雪きますぞwwwwwwwwwwwwww」
雪女「確かにこれは邪魔ですね~…こんな悪い子は~えいっ」
雪山「んん…またですかな…これでは役割が持てませんぞ…」
雪女「一時的に雪の魔力を無効化しました~祠にたどり着くまでは大丈夫です~」
女戦士「ありがとうございます、では参りましょうか」
雪女「はい~よろしくおねがいしますね~」
魔女「おう! しかし、流石雪のエキスパートだな、あたいの無茶な方法とはわけが違う」
僧侶「一応無茶って自覚はあったのね」
魔女「当たり前だろ、あんなモンその場しのぎの苦肉の策に過ぎねーよ」
雪女「…? なにをされたんですか~?」
女戦士「魔女さんが吹雪の魔力を吸収して熱魔法にして放出して場を凌いでいたんですよ」
雪女「えぇ~!? ずいぶん無茶をされますね~…あの密度の魔力を吸収、ですか~?」
女戦士「まぁ、彼女は魔法に関しては生まれつきの天才らしいですから」
雪女「は~…世の中にはすごい人が居るんですね~…」
ひとまずここまで
雪女の台詞に某ゲームのキャラ達の台詞があるのは、無意識です
マジで無意識です、読み直して気付きました、大事なことなので(ry
睡眠時間を削ればいいじゃないか(ゲス顔)
雪女「あ、祠が見えてきましたよ~!」
犬「!! ぐるぅぅぅ…!!」
魔女「ん?どうし… …ちっ!! 『巻き上がれ!! 火炎の旋風!!』」ゴォォォッ!!
雪女「きゃあぁっ!?」
??「ケケケッ、やるなぁ!! この氷魔様の氷の刃を消し飛ばしたかぁ!!」
魔女「テメェか…この山に起きてる異変の元凶は」
氷魔「そうさぁ!! …ってなんだぁお前ら? 女子供ぉ!? こんなトコまでペットの散歩かぁ!?」
女戦士「…人を見かけで判断すると、痛い目を見ますよ?」チャキッ!!
僧侶「そうね、あたしに至ってはもはや人間辞めてるし?」グググ…
氷魔「ほぉ…そこのまっ平ら以外もそこそこの実力者かぁ…いいねいいねぇ…!」
魔女「…オイ、テメェ今なんつった?」
氷魔「あぁ? まな板にまな板つって何か問題でもあったかぁ!? ケケケケ!!」
>>35
睡眠時間を削ってみたけど、ぜんぜん頭が回らないっぽい
仕事に響いたら困るから寝ます…
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