すらいむ「安価 で ねこちゃんと たわむれるの」(942)

すらいむ「すらいむです とかそうとおもったら なんでもとかせます」

ねこ「にゃー」

すらいむ「ねこちゃんです すらいむのすみかに まよいこんできました」


すらいむ「ねこちゃんとのせっしかたが わからないので、
  あんかーで ねこちゃんと たわむれます」

すらいむ「>>2さん どうしたらいいですか?」


※エログロ無茶ぶりありですが、普通に容赦なくBADENDも迎えることをご了承ください

肉球を堪能する

すらいむ「にくきゅう しっています ねこちゃんのあしの ぷにぷにです」

すらいむ「ねこちゃん たんのうします」

ねこ「うにゃ~~!」

すらいむ「にげちゃだめです にくきゅう たんのうするのです」


スライムは猫をつかまえた
スライムは肉球をむにむにしている


すらいむ「すらいむのぷにぷにとは ちがうかんじのむにむにです」

ねこ「うな~~~ん」

すらいむ「ねこちゃん あったかいです にくきゅう むにむにで すらいむまんぞくです」


すらいむ「……むりやりにくきゅうをむにむにしたので けいかいされてしまいました」


すらいむ「ねこちゃんに きらわれたくないです >>6さん、どうしたらいいですか?」

安心させるためスライム娘に変化

すらいむ「ほほう きいたことがあります」

すらいむ「ねこちゃんは おんなのこに なつきやすいと」

すらいむ「うーん……どんな おんなのこに なればいいの?」

すらいむ「……とりあえず こないだたべたこの まねするの」


スライムは形を変えた
スライムは 10歳前後の女の子の姿になった


すら娘「ねこちゃん おんなのこですよ こわくないですよ」

猫の反応↓コンマ1ケタ 9程よくて0ほど悪い

ねこ「うにゃ~~……」

すら娘「……あまりごこうひょうではないようです」


すら娘「ねこちゃんがおひざにのってきてくれました きらわれてもいないみたいです」


ねこ「にゃ~~ん  なぁ~ん」

すら娘「ねこちゃんが なにかうったえてます  ごはんでしょうか」


すら娘「すらいむの たべもののよびは えーっと」

・くさったねずみ
・くさったさかな
・ぞんびのかたあし


すら娘「……きいたことがあります もんすたーいがいのどうぶつは くさったものたべると しぬ と」

すら娘「ねこちゃんのごはんを さがそうとおもいます」


すら娘「>>11をてにいれようとおもいます ねこちゃんのごはんです」

新鮮なお肉とミルク

どろどろ じゅるるるる……

すら娘「ふう すらいむのごはんは おわったのです」

ねこ「にゃーん」

すら娘「>>11さんがいうには しんせんな おにく と みるく ですか」

すら娘「りょうほうてにいれるためには にんげんのむらを おそうのです」

すら娘「たしか うしさんを そだててるおうちがあるのです」

すら娘「いっぴきいただけば りょうほうもらえるです」


すら娘「ねこちゃん ごはんとってくるです ……ねこちゃん ついてくるの?」

ねこ「にゃーん」

すら娘「ねこちゃんと にんげんのむらを おそうのです」


コンマで成功率を判定します
直下コンマが1に近いほど失敗、100(00)ほど完璧な成功です。
ゾロ目で勇者に遭遇します

28→ミルクは無理だったよ……レベル


すら娘「なにかあるときけんだから むらのそばで ねこちゃんはまつのです」

ねこ「にゃぁん……」

すら娘「こっそりむらにはいるのに にんげんのすがたは じゃまかも」


すらいむ「よっこい」

村人A「うわあ!女の子がとけたべ!!」

村人B「モンスターだ!!!」

すらいむ「ふかく! みつかっていたのです!  でもねこちゃんのごはん いただくのです」

村人A「こっちきたべ!」

村人B「スライム避けの薬撒けーーーー!!!!」

すらいむ「ぐぬぬ ひとのおうちのまわりに すらいむのきらいなのが いっぱいです」

すらいむ「……! そこに とりがいるのです」


スライムは鶏小屋を襲った
ヒヨコを5羽手に入れた


村人B「あぁっ!!おらの鶏小屋が!!このっ!このっ!」


村人Bの攻撃! スライムに5のダメージ


すらいむ「いたいです! あぶないから すたこらさっさです」


スライムは逃げ出した


すらいむ「ちっちゃいとりさんしか てにはいらなかったです」(しょんぼり)

ねこ「にゃ~ん」

すらいむ「つぎはもっとおおものとるです……」

すらいむ「すみかに もどってきたの」


すら娘「よっこいしょ」


すら娘「ねこちゃんは とりさんをたべてるです」

すら娘「すらいむは けがに やくそうをつかうのです」

すら娘「ねこちゃん とりさんおいしいですか?」

ねこ「うみゃうみゃ うみゃうみゃ」


ねこ「なぁ~ん♪」

すら娘「ねこちゃんが なついてきてくれたの」


すら娘「ねこちゃんとあそびたいです
  >>17さん ねこちゃんと なにしてあそぶといいです?」

ねこじゃらし

すら子は肉をさばいてあげたんだろうか?

すら娘「ねこじゃらし ……そういうなまえの おもちゃがあるのはしっています」

すら娘「あれはたしか すらいむをつくった まじょさんのおうちでみました」

すら娘「おとこのひとを こしょこしょするどうぐだったきがしますが」

すら娘「ねこちゃんにつかうと なかよくなれるあいてむだったとは」

すら娘「……たしか こんなかんじだったのです」


スライムは 手を ねこじゃらしに変形させた


すら娘「ねこちゃん ねこちゃん」

ぴるぴる

ねこ「ピクッ」

すら娘「おおー なんだかしっかりみているのです」


 てしっ

すら娘「おさえられてしまったのです ……これはつかまるとおしまいですね」

すら娘「つかまらないように ねこちゃんとあそぶのです」

ぴるぴる

すら娘「こっちです」

ねこ「にゃんっ!」

   さっ  ぴるぴる

すら娘「かんたんにつかまえられるのは さいしょだけなのです」

ねこ「うなっ!」

すら娘「おおっ!すごいとびあがりかたです! あっ」


すら娘「ねこじゃらしにしたぶぶん もぎとられちゃったです」

ねこ「??にゃぁ?」

すら娘「とけてふしぎですか? すらいむは ちぎれたらとけるのです」


すら娘「うーん、とけておわりだと ねこちゃん まんぞくできないみたいです」

すら娘「ねこじゃらしを てにいれるのです >>22さん、どうしたらいいですか?」

魔女さんに貸して貰う

すら娘「もってるひとから かりるといいのです」

すら娘「ねこちゃん またおでかけですよ」

ねこ「にゃーん」



すら娘「まほうのもりに きたのです ひさしぶりなのです」

すら娘「しょきだんじょんと あなどってやってきた
  ゆうしゃになりたいこを もぐもぐしていた おもいでぶかいばしょです」

すら娘「まじょさんの おうちは もりのおくなのです」


ちりんちりん


すら娘「……よびりんをならしてもでないです」

ねこ「にゃぁ?」

すら娘「もうちょっとまつのです」

ねこ「にゃぁー」

すら娘「まじょさんは おうちからめったにでないのです でてもすぐかえってくるです」

すら娘「でてこないときは おとこのひとから ほむんくるすのもとを とってるのです」


ちりんちりん

魔女「はーい  あら?女の子?あなたのパパなんて知らないわよ?」

すら娘「おんなのこじゃないのです すらいむです」

魔女「あら~、久しぶりね。どうしたの?お茶でもしていく?」

すら娘「ねこちゃんとあそぶための ねこじゃらしをかりにきたのです」

ねこ「にゃぁん」

魔女「ねこじゃらし?ああ、あるわよー。でもとりあえずあがってあがって」

すら娘「おじゃまします」

ねこ「にゃん」


魔女「猫じゃらしが欲しいのよね」

すら娘「はい」

魔女「私のお手伝いしてくれたら、古いのをあげるわ」

すら娘「おてつだいですか?ないようによるです」

魔女「>>26に協力してほしいのよ」

世界平和

すら娘「>>18まるごとあたえられそうだったから そのままあげたの」

すら娘「ねこちゃんのべろは おにくとほねをわけるために ざらざらしてるの」

すら娘「じょうずにほねがのこされてるの ほねはすらいむがおやつにするの」

ねこ「にゃーん」

すら娘「あんかーだったら ↓なの」

魔女「世界平和に協力してほしいのよ」

すら娘「それまた ばくぜんとしているのです」

魔女「正直、魔王の統治も人間との争いも、
  私たちのような組織未所属の魔族や魔法使いには悩みの種でしかないのよ」

すら娘「それは わかります もりにはいったにんげんをたべるのも
  もりをまもるため でしたから」

魔女「そうなの!だからね、私たちのようなどっちでもない魔物の住みやすい
  平和な世界にするために協力してほしいのよ!」

すら娘「ぐたいてきには?」

魔女「いろんなモンスターと仲良くなって、魔王の紋章の代わりにこの紋章を与えてほしいの」

すら娘「?? これはなんですか?」

魔女「魔女やドラゴンたちが作り上げた第3勢力の紋章よ
  今のところ人間にも魔王にも付く気がない、という意思表示ね。
  既に、竜の賢者がこの紋章の意図については人間にも魔王にも伝えてくれているわ」

すら娘「はじめてみたのです まだひろまってないのですね」

魔女「そうなのよー。だから、魔王軍に入る気のないモンスターと仲良くなって配って欲しいの」

すら娘「いまのところおともだちはいませんが がんばります」

魔女「よしよし、おねがいね。まずあなたと猫ちゃんにあげるわね」


スライムは第3勢力の紋章を手に入れた
猫は第3勢力の紋章を手に入れた

すら娘「コアにくっついたのです」

ねこ「にゃあ」

魔女「猫ちゃんには、首輪のチャームにしておいてあげるわね
  ……スライム、この猫ちゃんどうしたの?」

すら娘「すみかにまよいこんできたのです」

魔女「そう。首輪嫌がらないし、元飼い猫っぽいわね……よし、できた」

すら娘「ねこちゃん おにあいです」

ねこ「にゃぁ♪」

魔女「じゃあ、紋章の予備を10個渡すから、よろしくね。少なくなったら貰いに来てちょうだい」

すら娘「はーい」



すら娘「ねこじゃらしと紋章を10個もらったのです」

すら娘「ねこちゃん すみかにかえりついたら いっぱいあそぶのです」

ねこ「にゃー」



すら娘「かえりがけに>>31をみつけたのです」

水仙

すら娘「すいせん が さいているのです」

ねこ「にゃぁ?」

すら娘「じぶんしかあいせないひとが うまれかわったおはなです」

ねこ「にゃぁ??」

すら娘「まじょさんのところで すんでいたときに そういうおはなしをよんだのです」

すら娘「このおはなは どくをもっているのです どくをたべると たたかうときべんりです」


スライムは水仙を3本手に入れた


すら娘「つぎになにかをおそうときのために どくをこれでつくるのです」

ねこ「クンクン」

すら娘「ねこちゃんはたべちゃだめなのです しんでしまうのです」

ねこ「にゃぁん」

すら娘「すみかに かえりついたのです」


すら娘「ねこちゃんと ねこじゃらしであそぶのです」

ふりふり

ねこ「にゃぁっ!」

すら娘「ねこちゃんに まけてられません!いっぱいあそぶのです」


上手に遊べたか↓コンマ1ケタ(良:9>0:悪)

すら娘「はあ はあ ……つかれたのです……」

ねこ「(キラキラした目でみている)」

すら娘「うー ごめんなさい ねこちゃん すらいむはもう あそべないです」
  ぐったり

ねこ「にゃーん……」

すら娘「たのしんでもらえたけれど まだまだあそびたかったみたいです」

すら娘「……いっぱいうごいても だいじょうぶなように きたえないとだめなのねー」

そろそろ誰か深夜にはコンマがないことを>>1に教えてやるべきではあるまいか

すら娘「ねこちゃんとあそんだり ごはんたべたりで すみかがよごれてるのです」

すら娘「お掃除がてらのごはんをするのです」


すらいむ「よっこい」

すらいむ「おちていた とりさんのはねや ほねを とかすのです ねこちゃんのけも いっぱいです
  ついでに かべをけずって すみかをひろくするのです
  これでねこちゃんが せまくてこまることはないはずです たぶん」


すら娘「はいよっと」

すら娘「きれいになったのです」

ねこ「にゃぁん」

すら娘「うーん これから なにをしましょうか
  ねこちゃんのためのなにかが ほしいです」

すら娘「>>37さん、なにをよういしたら いいとおもいますか?」

まじだ>>36ありがと&てへぺろ
あと安価↓にします

すら娘「けづくろい つまり おけけのしょりですね」

ねこ「にゃぁっ?!」

すら娘「ちがいますか? こうやって くしのようなものでなでるのです」

スライムは 手を ブラシに変形させた

ねこ「にゃぁ」

すら娘「あってたみたいです ぬけげは すらいむがたべるのです
  ねこちゃんはさっぱり すらいむはおやつたいむ うぃんうぃんのかんけいです」

すら娘「うーんと ここまでで ねこちゃんとたわむれるには

・にくきゅうをたんのうする

・おんなのこのすがたになる

・ごはんをよういする

・ねこじゃらしであそぶ

・けづくろいする

  というほうほうがあることをしったのですが
  すらいむはにくきゅうと、けづくろいがすきかもです」

すら娘「でも ねこちゃんはけづくろいに あきてきてるみたいです」

ねこ「うにゃぁ」

すら娘「かといって ねこじゃらし」

ねこ「(ピクッ)」

すら娘「ねこじゃらしは すらいむのみが もたないのです」

ねこ「(目を反らして大あくび)」

ねこ (=-ω-)<すやぁ

すら娘「……ねこちゃん、ねちゃったのです」

すら娘「ねこちゃんがねているあいだに ねこちゃんのためになりそうなものを もってきましょう」

すら娘「>>46さん、なにがいいかしりませんか?」

魔女「ちょっとアンカーもらうには沈んでるっぽいし魔女さんトークでもしておきましょうか。
  これがアンカー踏んでたらスライムがもってくる物はこの発言の下のものよ」


魔女「第3勢力の紋章は
  "これつけてるやつに手を出したら中立じゃなくなるかもしれないから注意しろよ"
  って意味の紋章よ」

魔女「でも、そう言う脅しが通じるのはある程度この紋章を持った第3勢力が大きくなってから」

魔女「数での脅しを成立させるために、今は少しでも数を増やしたいの」


魔女「スライム的なメイン目標は猫ちゃんと楽しく過ごすことだから、
  この件の消化はサブイベ程度に考えてね♪」

すら娘「……(うとうと)  はっ」

すら娘「こたつ ですか? えーと  ほんのちょっとだけ しっています」

すら娘「あしのみじかい てーぶるに ふとんをのせて そのうえに いたをのせたやつです」

すら娘「まじょさんは そのなかに あったかいものをいれてました」


すら娘「あしのひくいてーぶるから さがしてみましょう」

すら娘「てーぶる……にんげんのむらをおそえば たぶんてにはいります」

すら娘「でも、おにくをとりにいったときに まかれたきらいなものが まだのこってそうです」

すら娘「じぶんで つくりましょう」



すら娘「やまにきました ここには にんげんがきをきったあとの きりかぶがあります」

すら娘「おっきめのきりかぶをさがしましょう」


すら娘「……ひい ひい やまみち きついです……あっ おおきい木 ありました!」

すら娘「きりかぶではないけど これをつかって ねこちゃんにこたつをつくるの」

すら娘「おっきな木の とちゅうを とかすの」

じゅわじゅわ じゅるじゅる    ボキッ バサバサバサバサッツ  ズドーーン

すら娘「きりかぶをもってかえるの」


きこりA「ひいい!ご神木がたおれた! タタリじゃ!山にタタリがおこるぞ!」


すら娘「?なんかにんげんのこえが きこえたきがしたの」




すら娘「よいしょ  きりかぶ おもかったのです」

すら娘「うえにのっけるための いたは きりかぶのうえがわを けずってつくるのです」

すら娘「あとは きりかぶのなかをくりぬいて あしをのこして
  きりかぶのてーぶる かんせいなのです!」

すら娘「あとは おふとんと あったかいものをさがしましょう」

すら娘「……おふとん なにか ぬののあいだに もふもふしたものつっこめばできる あったかいものです」

すら娘「すらいむがはいっても あったかくならないけど まじょさんがはいると ぬくぬくでした」

すら娘「えーっと ぬのをさがしましょう」


すら娘「……でも、ぬのなんてもってるの にんげんぐらいです どうしましょう」

すら娘「>>52さんは、したのどれがいいと おもいますか?」

1:人間の村を襲ってお布団強奪
2:ひとりでいる人間を探して、ぬのをうばう
3:人間の村に女の子のふりして入ってお布団を持ってくる
4:ひとりでいる人間に女の子のふりして近づいてぬのをうばう

すら娘「にんげんのむらに おんなのこのふりしていって おふとんをもってくるの」

すら娘「ねこちゃんがねてるうちに いってきます」



すら娘「おそったむらにきたのです まだざわざわしてるけど もういやなにおいしないの」



すら娘「そーっと」

少年A「あれ?君だれ?」

すら娘「あの、その」(いきなりみつかってしまったのです)

少年A「あ!もしかして勇者希望の人かな?」

すら娘「(ちょうどいいのです そういうことにしておくのです)」こくこく

少年A「森の魔女の作る魔物を、何でもいいから倒せって事らしいね」

すら娘「!」

少年A「……ただ、正直言って、やめたほうが良いと思うよ?
  ここでの勇者認定試験で勇者になった人もいっぱいいるけど、森には強いのも沢山いるから」

すら娘「(いわれなくても なのです。そのつよいののひとりが すらいむなのです)
  (でも、きぶんわるいです まじょさんのつくった きょうだいたちが ころされるの)
  (こんなりゆう だったんですね)」

少年A「どうしたの?うつむいて……」

すら娘「なんでも ないのです  ええと、じゃあ やめるのです」

少年A「うん、命は大事にしたほうが良いよ」

すら娘「でも、きょうはかえれないのです」

少年A「うーん……そうしたほうがいいかもね。
  昼間もここにモンスター出て、鶏小屋が襲われたんだ。宿にいたほうが良いよ」

すら娘「おやどは どこでしょう?」

少年A「案内するよ」(ぎゅっ)

すら娘「(てをにぎられたです)よろしくおねがいします」

少年A「うん (……この子、手が冷たいなぁ)」

すら娘「やどやにこれたのです
  ゆうしゃのしけんを うけるひとは やどだいが タダだそうです
  ……あきらめるひとは はらわなきゃいけないそうですが
  おかみさんが まけてくれるそうです」

すら娘「これからおふとんも もっていってしまいますし なにか おわびのしなを おいていきましょう」


すら娘「……ざいりょうなしでつくれるのは すらいむのいし ぐらいでしょうか」

すら娘「すらいむのからだを がちがちにかためてつくる まほうのいしなのです」

すら娘「きらきらしてるいがいには すらいむぞくとおはなしできる というこうかしかないのです」

すら娘「でも なんにもないよりはましですね」

すら娘「しゅうちゅうして しゅうちゅうして」

スライムの手のひらから徐々にタマゴぐらいの大きさの石が出てきた

すら娘「できたのです これをおいて おふとんもっておさらばです」


すらいむ「よっこい!」

すらいむ「おふとんをすらいむのなかにつつんで まどからとうぼうなのです」


ずるりっ

スライムは にげだした

すらいむ「ふう ぶじに おふとんもってこれたのです」


すら娘「えいやっさ」

すら娘「きりかぶのテーブルに おふとんをはさむのです」

すら娘「ふむふむ……すらいむが ほんでみたことのあるこたつに にてるのです」


すら娘「ふわぁ~~……むにゃ」

すら娘「きょうはもう ねむいのです
  ねこちゃんを ねぼけてとかさないように てんじょうにはりついてねるのです」


スヤァ

(次は、こたつの中に入れる温かいものを作るところからです)

すら娘「むにゃむにゃ……さて こたつのしあげをするのです」

すら娘「まずは すらいむのいし をつくるのです」

すら娘「しゅうちゅう しゅうちゅう」


スライムの手から 半円型の石が出てきた


すら娘「むう 一度ねむったとはいえ 二個もつくるとしんどいのです…」

すら娘「できたいしのなかみを くりぬくのです」

すら娘「とかせば らくしょーなの」

すら娘「さらだとかをいれる ぼうるみたいになったの」

すら娘「ちいさいおさらのうえで 何か火をつけるの」

すら娘「かまどのなかに きの もえのこりがあったの」

すら娘「おさらにのせて もやすのです」


スライムは ファイア をとなえた 燃え残りに火がついた


すら娘「これに すらいむのいしを かぶせるのです」

すら娘「すらいむのいしにとじこめておけば かじにはならないのです」

すら娘「でもぬくぬくなのです」

すら娘「これをこたつのなかにいれて ……かんせいです!」

ねこ「にゃぁん?」

すら娘「ねこちゃん おはようございます こたつができました。ぬくぬくです」

ねこ「にゃん♪」

すら娘「おおぅ……ごこうひょうなのです!こたつをつくってよかったのです!」

すら娘「……」(もぞもぞ)

すら娘「あふぅ すらいむにとっても こたつはぬくぬくなのです」


すら娘「……さて ゆっくりしたいですが そろそろねこちゃんのごはんをてにいれなくては」

すら娘「>>62さん、どのようなほうほうで ねこちゃんのごはんを てにいれたらよいでしょう?」

1:また人の村を襲う
2:旅人を襲う
3:野生動物を狩る

2

すら娘「すらいむのごはんをてにいれるときにも あんていのほうほうなのです」

すら娘「ちかくのにんげんのむらには よくたびびとがくるのです ゆうしゃになりたいアホふくむ です」

すら娘「……ちょうど すみかのちかくに いやがるみたいなのです」


すらいむ「ほいよっと」

すらいむ「にもつを よこせー」

旅人「うわっ?!」

すらいむ「ふっふっふ まるごしのあいてなんて てきではないのです」

旅人「ひいい!くるな!くるな!」

すらいむ「にもつおいてけば いのちはとらないでやるのです!」


>>64 旅人の抵抗はどの程度ありましたか?

全くない。むしろ驚いたけど友好的。

旅人「に、荷物?!」

すらいむ「にもつです」

旅人「……ええと 何が欲しいのかな?」

すらいむ「ねこちゃんのごはんです あと できればすらいむのごはんです」

旅人「そうか、おなかすいてたんだね」

すらいむ「おなかがいちばんすくのは ねこちゃんです」

旅人「全部は僕も困るから、ある程度でいいかな?」

すらいむ「……こうげきしてこなかったので それでゆるします」

旅人「いきなり驚かせなければ、もっとみんな仲良くしてくれると思うよ」

すらいむ「……そうなのですか?」

旅人「僕も、魔物がそこまで嫌いではないし。言ってくれれば物々交換とかには応じるよ」

すらいむ「なるほど にんげんにも そういうのがいるのですね」

旅人「えーと、パンと干し肉と……猫がいるんだよね?脱脂粉乳もあげようか」

すらいむ「? パンと ほしにくは しってます だっしふんにゅーとは?」

旅人「粉になったミルクだよ。お湯で溶かして飲むんだ」

すらいむ「ねこちゃんに みるくをあげるといいとききました たすかります」

旅人「あまり熱くないお湯で溶いてあげてね」

すらいむ「ありがとうございます」

旅人「えーと、代わりにちょっとお願いしたいことがあるけどいいかな?」

すらいむ「いいでしょう なんですか?」

旅人「どこか、寝泊まりできるところ……できれば勇者のこなさそうなとこはないかな」

すらいむ「! あなたはゆうしゃ おきらいですか」

旅人「……魔物の雛を飼ってたら、人間の敵だと殺されてしまったんだ。図体は大きいけどかわいいやつだったのに」

すらいむ「……にんげんのむらは ちかいのですが ゆうしゃになろうとするのが たくさんくるのです
  だから、ゆうしゃがくるのがまんしてそこにいくか あとは、もりのおくにある まじょさんのおうちぐらいしかないのです
  でも、まじょさんは にんげんをそざいに つかうのです  おとこのひとは とくにきけんです
  ……えーと あなたは」

>>68 旅人は男?女?

女の旅人

僕っ娘!


旅人「僕は女だから大丈夫かも」

すらいむ「まほうつかう?」

旅人「最低限の火と水の魔法なら」

すらいむ「じゅうぶんです まじょさんも おてつだいでとめてくれるかもしれません」


すらいむ「あんないします が そのまえにすみかにもどるです」

旅人「お邪魔していいのかい?」

すらいむ「ごはんくれるなら ねこちゃんを ちょっともふもふするぐらいは していいとおもうのです」



すらいむ「すみかにもどったのです」


すら娘「そいやっさ」

旅人「普段はその姿なのかい?」

すら娘「ねこちゃんとせっするときは おんなのこのすがたがよい と ききました」

すら娘「なので このすがたです」

ねこ「にゃぁ」

すら娘「ねこちゃん ただいまなのです  このたびびとさんが ごはんくれるのです」

旅人「美猫さんだね」

猫「にゃぁ~ん」
  すりすり

旅人「かわいいかわいい」

すら娘「ねこちゃん すらいむも すらいむもすりすりしてほしいのです」

旅人「かわいいかわいい」
  なでなで

すら娘「なぜ なでなでされているのでしょうか」

すら娘「……ハッ!」

旅人「どうかしたかい?」

すら娘「たびびとさんは まおうのことは どうおもいますか?」

旅人「……そう好きではない、かな。むしろ、いろんな魔物を戦わせるために調教したりしてるから
  個人的には……君は魔王側だったりするのかい?」

すら娘「とんでもないです しかし まおうがきらいで ゆうしゃもきらいならば これをあげます」

旅人「? きみや猫についてるのと同じだね」

すら娘「まじょさんから どちらにもみかたするきがないひとのしるしを ひろめてほしいといわれてたのです
  たびびとさんも そういうかんじですので あげちゃうのです」

旅人「ありがとう」


ねこ「うみゃうみゃ」

すら娘「だっしふんにゅうをとかしたみるく ねこちゃんよろこんでるのです
  ねこちゃんのごはんは すらいむのごはんとはべつに ほぞんしておきましょう」

すら娘「では おでかけです ねこちゃんもきましょう」

ねこ「にゃあん」

旅人「案内、よろしくね」

すら娘「おまかせするのです」


旅人「(ちょっとだけ、こたつが恋しい……)」


すら娘「もりのなかでは かってにくさばなや きのみをとっては だめなのです
  とくに きのみは 木にすませてあるほむんくるすが おこっておそいかかってくるのです」

旅人「ホムンクルス……えと、そう言えば魔女さんって人間素材にするって言ってたね」

すら娘「さくしゅようのへやのにおいが くっさいのです」

旅人「……そういうのの手伝いはちょっとできないかもなぁ……」

すら娘「まじょさんの しゅみでもあるから おてつだいのひつようはないのです
  たまに おそうじにはいるぐらいなのです」

旅人「……(それでもちょっと強烈そうだな)そういえば、なんで君は魔女さんのもとを離れてるの?」

すら娘「まじょさんから ひとりだちできるようになったからです
  まじょさんのもくてきは じぶんのつくったまものが すこやかにすごすことらしく
  ずっとてもとにおくのは ちがうので ひとりぐらしするべきだ と いわれたのです」

旅人「そうなんだ」

ねこ「にゃあん」

すら娘「ねこちゃん、いちどきただけでもうおぼえたのですか?えらいのです
  ここがまじょさんのおうちです」

チリンチリン

魔女「はあーい あら、どうしたのスライム? 後ろの方は?」

すら娘「まじょさん このたびびとに やねをかしてやってほしいのです」

魔女「あら~ ずいぶん急な話ね~?」

すら娘「ちかくのむらはゆうしゃがくるので ゆうしゃがこないところがよいと」

旅人「すみません、お願いできませんか?」

魔女「どーしよっかなー」


>>75魔女の反応

紋章着けてるのを見て快諾

魔女「いくら私でも知らない人いきなりウチにあげるのは……あらっ?あらあら
  それ、スライムからもらったの?」

旅人「この紋章ですか?ええ、先ほどこの子から」

魔女「なーんだ!それならOKOK♪歓迎しちゃうわ♪」

すら娘「よかったですね」

ねこ「にゃぁ~♪」

魔女「あがってあがって!あ、スライムも案内つかれたでしょ?お茶のんでいきなさい」

すら娘「おじゃまします」

ねこ「にゃぁ」



すら娘「はーぶてぃー おいしいのです」

旅人「戴きます」

魔女「どうぞどうぞ~♪
  猫ちゃんにも、体の強くなる猫ちゃん用ハーブティーあげるわね」

猫「くんかくんか  ペチャペチャ」

すら娘「……あっ!そういえば まじょさんに おつたえしたいことがあるのです」

魔女「どうかした?」

すら娘「ゆうしゃきぼうのやつらが もりにはいるりゆうです
  このもりのまものたおしたら ゆうしゃのしけんに ごうかくするそうです」

魔女「……魔物のいる森ってだけなのに……」

旅人「いまからでも、僕も貰った紋章をつけて魔王側ではないとアピールしてはどうでしょう?」

魔女「うーん……魔王や勇者にあこがれる子も、たまーに生まれるのよねえ」

魔女「私の下から生まれたからといって、そのあたりの意思を無視したらいけないわ。
  親が勇者やってたからって自動的に勇者にさせられる子みたいなことになりそうだもの」

ねこ「……ぺちゃぺちゃ」

魔女「でも、そうね。今方針が固まってる子だけでも、配っておくべきね」

すら娘「まじょさんが まおうにつくきもない と まわりにしらせては?」

魔女「多分この森が狙われてるのは、国のお抱えの話を蹴っちゃったからなのよね~
  そもそも人間は仲良くなんなきゃ材料だし」

旅人「……僕、魔女さんと仲良くしたいです」(カクブル)

魔女「いいわよー♪ そう脅えないで?私、女の子には優しいわよ?」

魔女「スライム、状況を教えてくれてありがとう」

すら娘「いえいえ すらいむとしてもこのまま きょうだいやこうはいがやられるのは いやですから」


ねこ「クワ~~~~」(大あくび)

すら娘(ねこちゃん ねむそうなのです)


>>80
1:このまま寝かせておく
2:だっこして帰る

(今日はここまで。次回はこの安価の回収からです。トリつけます)

おつ!
安価なら2

ねこ「ムニャ」

すら娘「ねこちゃんが ねむそうなので すらいむはおいとまするのです」

魔女「あら、そーぉ?猫ちゃん起きるまでゆっくりすればいいのに」

すら娘「ねこちゃん わりとがっつりねるので ねこちゃんおきるころには すらいむがねむくなるのです
  くりかえしてたら またまじょさんと いっしょにすごしてる ってことになるかもです ひとりだち ですので」

魔女「そう。じゃあ、また何かあったらその時会いましょうね」

旅人「改めて、案内ありがとう。またね」

すら娘「また なのです  ではでは」


すら娘「ねこちゃん ぐっすりです」

ねこ「クー… クー…」(ぷぴー)

すら娘(はなちょうちんなのです)

すら娘(かえって こたつにはいって ねこちゃんとぬくぬくするの)

すら娘(でも いまだっこしてるねこちゃんも ぬくぬくなのです)

もふもふ ぬくぬく

すら娘(ねこちゃん かわいいです)

すら娘(ねこちゃんが まよいこまなかったら たぶん ひとり すみかで
  まじょさんともかかわらずに まよいこんだどうぶつや にんげんを おそうだけだったかも)

すら娘「ねこちゃん ありがとう」

 もふもふ  ぬくぬく

すら娘「すみかのちかくまできましたが」

すら娘「なんだか てんきがあやしいです」

すら娘「たんなる とおりあめでしょうか?」

すら娘「……とおくで どらごんの なきごえがします」

すら娘「かなしい こえです りゅうが しんだのでしょうか」

すら娘「ゆうしゃの ばんこうでしょうか  まおうの ばんこうでしょうか」

すら娘「……どらごんが どっちかにつくとなったら あわただしくなるかもしれません」

すら娘「おもに まじょさんが」

ねこ「ぅなぅ……にゃむ…」

猫は スライムに 少し爪を立てた

すら娘「ひとりごと うるさかったですね ごめんなさい」

 なでなで

すら娘「……あれ? あれは なんでしょう?
  >>85さん あれは なんにみえますか?」

おばけ

すら娘「まっしろで しーつをかぶってるように みえるのです おばけなのですか」

すら娘「はなしかけて みましょう」


すら娘「おーい」

おばけ「……しくしく しくしく」

すら娘「どうしたのですか?」

おばけ「シクシク シクシク」

すら娘「……おはなしに ならないのです」

ねこ「……クワァァ~~~~  にゃぁ」

すら娘「ねこちゃん おきましたか」

ねこ「……! フーッ!!!」

すら娘「ねこちゃん このおばけ おへんじしてくれないのです」

ねこ「ニャッ!!」

すら娘「ねこちゃんは おばけきらいですか?」

ねこ「フーーーッ!!」

おばけ「…… ?」

すら娘「ようやっとこっちにきづいたです」

ねこ「フーーッ……  ナォ?」

おばけ「……ミエテル? ワタシが ミエテル?」

すら娘「みえてるのです」

おばけ「……オンナノコと  ネコ?」

すら娘「これはかりのすがた なのです すらいむは すらいむ
  でもねこちゃんは このまんまねこちゃんなのです」

おばけ「……タスケテ ほしいの
  なくしモノ見つけないと、このまま さまよいつづけちゃう……」

すら娘「ないようによるです ねこちゃん はなしきくのは いいですか?」

ねこ「にゃぁ」

すら娘「ねこちゃんも きいてくれるそうです」

おばけ「……ワタシ >>89を ナクシテ しまったの」

手鞠

おばけ「手鞠……ダイジな 手鞠」

すら娘「てまり?」

おばけ「丸くて ししゅうをしてあるの 綺麗なの……おばあさまから いただいた」

ねこ「……にゃぁん」

すら娘「よくわからないですけれど まるくて いとでもようがあるやつを もってくればいいのですね?」

おばけ「オネガイ……」

すら娘「すぐにみつかるかは わかりません でも みつけたらおわたしするのです」

おばけ「……アリガトウ オネガイ ね」

すら娘「いつもここにいるのですか?」

おばけ「このあたりに あるきがするの」

すら娘「その てまりのちかくに でるということですね?」

おばけ「(こくこく)」

すら娘「……もしかして なくしたところじたいは とおいとこですか」

おばけ「……ええ」

すら娘「だれかがもって いどうしているのでしょうか」

おばけ「……あの」

すら娘「なんですか?」

おばけ「ワタシ……ニンゲンには ちかづけないの タブン 移動してるなら 人がもってる」

すら娘「……となると またにんげんのむらを おそってしらべることに なるかもですね」

ねこ「にゃあ~……」

すら娘「たびびとさんから ごはんもらったばかりですし いますらいむが むらをおそうひつようは なさそうですけれど」


すら娘「>>92さん、すらいむたちはどうしたらいいとおもいます?」

ねこ「にゃあ」

1:今日はやめとく(猫のご飯が無くなってから襲う)
2:準備して今日中に村を襲う
3:人間の村は襲撃だぁー!
4:そのほか何か細かく

また後日旅人と一緒に村まで出て探してみる

すら娘「……しらないものを むらをおそってたんじかんでさがすのは きびしいですね」

おばけ「……ヤメル?」

すら娘「にんげんのしりあいが さきほどできたので そのかたとごじつ さがしにいってみます」

おばけ「……アリガトウ」

すら娘「きょうは、ねこちゃんとすみかにかえらせてもらうです」

ねこ「にゃあん」

すら娘「それでは」

おばけ「……またね?」

すら娘「はい、またね です」

すら娘「ふう ようやっと わがやにとうちゃくです」

ねこ「にゃぁ~」

すら娘「すらいむ きょうはつかれたので ちょっとねちゃいます」

ねこ「にゃあん」

すら娘「ねこじゃらしですか?……そうですね ねこちゃんは だいたいねてましたから
  あそんでから ねましょうか」

 ふりふり

猫「~~♪ にゃぁん!」

すら娘「きょうこそ ねこちゃんに ごまんえつしていただくのです!」


>>95
猫はどのぐらい満足してくれましたか?

ななぶざき

ねこ「にゃあ~」

すら娘「ふへぇ…… もうしんどいです」

ねこ「なぁぉ~」

すら娘「まあゆるしてやるか ぐらいのまんぞくっぷりみたいです」

すら娘「ねこちゃんが こころゆくまでたのしめるひは くるのでしょうか」

  するする ぺとん

すら娘「きょうもとかさないように てんじょうにはりついてねるのです」

ねこ「にゃぁん」(こたつにもぐりこむ)

すら娘「……あしたは……たびびとさんにおばけのことはなして……いや
  そのまえに ほうちしてた すいせんのどくを つくらないと じかんがあったら おでかけしましょう」

(きょうはここまでです)

すらいむ「……からだが だるいのです……おんなのこのすがたじゃ なくなってたです」

ねこ「にゃぁん?」

すらいむ「まほうのはいっているものをたべたら すぐよくなるです」

ねこ「……にゃぁ」

すらいむ「……きょうはおでかけはやめて どくづくりと すみかのそうじをしましょう」

ねこ「にゃ~……」

すらいむ「まほうのはいったものは すみかのそうじで てにはいるのです
  そいつをたべて ねたら またへんしんしたすがたで すごすのもよゆうのはずです」


すらいむ「どくのしたごしらえを するのです」

ねこ「クンカクンカ」

すらいむ「ねこちゃん あぶないので ほしにくかじっててください」

ねこ「にゃぁ~♪」

すらいむ「どくようの おなべに すいせんをいれるのです」

すらいむ「すこしのみずをくわえて すらいむを ちょっとちぎって ぐつぐつにるのです」

グツグツ グツグツ

すらいむ「あとはこのまま すらいむのかけらが すいせんをとかすのをまつのです」


すらいむ「ねこちゃん いっちゃいけないところをおしえますので ついてきてください」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「ねこちゃんはうんよく すらいむのねどこにきましたし たびびとさんも ねどこちょくつうのみちを ごあんないしましたが
  すらいむのすみかは めいろのようになっているのです だんじょんあつかいして ひとがやってきては どっかでしんでるです」

すらいむ「ねこちゃんが おるすばんしてるときに いったらあぶないとこを おそうじするのです」


すらいむ「みち おぼえましたか?」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「こっちには きてはいけませんよ」

ねこ「にゃあ?」

すらいむ「りゆうはすぐ わかるです   ほら」


 ぼこっ   ボコッ

ゾンビがわいてきた


ねこ「にゃぁっ?!  フーーーー!!!!」

すらいむ「ここは ぞんびがでてくるのです すらいむは いちげきでたおせますが」


スライムは ゾンビにたいあたりした  スライムは ゾンビをけちらした


すらいむ「ねこちゃんでは きけんです」

すらいむ「ぞんびは まりょくをもってるです くさったにくが まりょくでうごくのが ぞんびです」

 どろどろどろ じゅるじゅるじゅる

すらいむ「ふう ちょっとらくになったです 
  このあたりには ぞんびのこうぶつの まほうをもったコケが はえるのです」

ねこ「にゃあ?」つん

すらいむ「そう それです  いくらとっても しばらくしたら はえてるのです
  これをそうじしないと ぞんびがわきまくって すみかがうまるのです
  くさったにくのくせに こうぶつのために じめんをいどうしてきやがるのです」



すらいむ「あらかた おそうじしましたね ぞんびとコケで まりょくもほじゅうできたです」

ねこ「にゃー……」

すらいむ「ねこちゃんは げんきないですね  くさったにくのにおいが いやでしたか」

すらいむ「ねどこに もどりました」

すらいむ「ふむふむ とけてますね」

すらいむ「ざるでなんども のこったせんいを とりのぞくのです」

すらいむ「せんいもどくがのこってますが すらいむがたべても どくすらいむにはならないていどですね おやつがわりです」

すらいむ「えきたいのほうは ひえたらすらいむのかけらが かためてくれるのです」

すらいむ「ぷるぷるに かたまったら こまかくちぎって できあがりです」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「たべちゃだめですよ すらいむが どくをつかえる どくすらいむになるためのものです」

すらいむ「……さて どくもつくったし まりょくのあるものもたべたし きょうはねましょう」

ねこ「にゃあ……」

すらいむ「ねこちゃんも ぞんびのにおいで おつかれです
  ……あしたは おそとにでましょうね」

ねこ「にゃあ」(こたつにはいる)

すらいむ「てんじょうにくっついて おやすみなさいです」


(きょうはこれだけ)

すらいむ「う~~~ん  うむ ちょうしはいいのです」


すら娘「ほいやっさ」

すら娘「ねこちゃん おはようございます」(こたつめくり)

ねこ「にゃあ」

すら娘「あさごはんですよ みるくとパンなのです」

ねこ「にゃぁ~♪」

すら娘「きょうは」

>>108
1:おばけのさがしものをさがすの
2:まだまだすみかをそうじするの
3:ねこちゃんとねこじゃらしでたわむれまくるの

体調良いなら1してみるかね

すら娘「おばけのさがしものを さがしましょう」

ねこ「にゃあ」

すら娘「たびびとさんに つきそってもらうために まずはまじょさんのとこに いくのです」

ねこ「にゃん♪」

すら娘「ねこちゃん きげんがいいのです」


すら娘「また どくのもととか みつかりませんかねぇ」

ねこ「にゃ~ん」

すら娘「あれっぽっちだと れんせんしたら どくのもとなくなるのです」


すら娘「もりまできました」

ねこ「フンフン」

すら娘「……ちなまぐさいですね ひとでももぐりこみましたか」

すら娘「……ここですね これは ゆうしゃのしるしですか」

ねこ「……」

すら娘「木のそばなのです  おーい おーい」

ほむんくるす「?」

すら娘「にんげんがきましたか?」

ほむんくるす「(こくこく)」

すら娘「やりましたか?」

ほむんくるす「(ぷるぷる)」←ジェスチャーで逃げられたと言っている様子

すら娘「ふむ  おくのほうに ちがいってるのです いきだおれにあうのはいやですね」

ねこ「……みゃお~」

すら娘「おこしてわるかったです では」

ほむんくるす「(ぱたぱた)」←手を振っている

すら娘「まじょさんのうちまで きたのです  いきだおれはみつかりませんでしたね」

ねこ「にゃあ」

すら娘「このゆうしゃのしるし まじょさんにわたしときましょう まじょさんがにんげんを さがすかもしれません」


チリンチリン


旅人「はーい おや、君か」

すら娘「おはようございます」

旅人「魔女さんは……その  いまおたのしみだから」

すら娘「……よもやゆうしゃのようなかっこうのけがにんでは」

旅人「え?なんでわかったの?」

すら娘「こいつがおちてたので」

旅人「……ああ…… とりあえずあがって」

すら娘「はいです」

ねこ「にゃあ」

~小一時間後~

すら娘「~~ってなわけで ごきょうりょくしていただきたく」

旅人「僕はいいよ。一応東方の国も通ってきたから手鞠も何となくわかるし」

すら娘「ありがてぇです」

旅人「まあ、魔女さんがおりてきてからで」

魔女「あら~?スライムきてたの?」(小脇に男を抱えている)

旅人「おつかれさまです……」

魔女「この子割と強いわよ~。何体かホムンクルス作れそう♪」

旅人「僕その手の話苦手だと昨日一昨日説明してましたが」

魔女「旅人ちゃんもこの子から絞る?」

旅人「しぼりません  僕、スライムちゃんの手伝いにちょっと出かけますね」

魔女「あら、なにかするの?」

すら娘「おばけのさがしものをてつだうのです」

魔女「おばけ?良くわかんないけど気を付けていくのよ~?」

旅人「いってきます」

すら娘「いってきます」

ねこ「にゃあ」

すら娘「あ、そいつのものとおもわしきゆうしゃのしるし ここにおいとくです」

魔女「あらぁ~ありがとう♪ よかったわね君~だいじなしるし戻ってきたわよ~?命がこの後尽きるけど~」


旅人「魔女さんは僕が思っていた以上に強烈だったよ」

すら娘「すらいむはかのじょのもとでうまれたので そこまできょうれつとはかんじませんが」

旅人「慣れって怖いねえ」

旅人「そうだ 魔女さんから君が人の村を割と襲ってるって聞いたけど」

すら娘「じじつですね せんじつもねこちゃんのごはんをいただきにいきました あとおふとんも」

旅人「あのこたつの布団そうなんだ……まあ、魔物が文明的な物手に入れるには仕方ないか」

すら娘「どうぶつもてにはいるのです あまりいきすぎるとけいかいがつよくなるので たまにおそうのです」

旅人「襲って探すことは考えなかったのかい?」

すら娘「すらいむは てまり をしらないゆえ おそってたんじかんでさがすのは むぼうとおもいました」

旅人「じゃあ、女の子の姿のまま潜入して一緒に探すことになるか」

すら娘「……あ、おんなのこのすがたまずいかもです」

旅人「え?」

すら娘「おふとんてにいれるときに おんなのこのすがたでせんにゅうしたゆえ」

旅人「うーん……姿を変えるかい?」

すら娘「それがいいかもです」


すら娘「>>116さん、ひとのむらにせんにゅうするすがた どんなのがいいでしょうか?」

旅人「(あまりむちゃだとおもったら、僕が変えちゃうかもしれないよ)」

どう見てもボールな形

すら球「ほいや」(スライムの石レベルの硬さ&片手でギリギリもてる程度のまるいものに変化した)

旅人「装備品のふり……ってことでいいのかな?」

すら球「おそらくそういうことかと」

旅人「……まあ、大丈夫かな。君を持つなら僕は旅の占い師っていう設定で」

すら球「すいしょうというよりは ぼーるですが」

旅人「不思議な輝きがあるしいける行ける」

ねこ「(尻尾ぴくぴく)」

旅人「スライムちゃんでボール遊びしちゃだめだよ、猫ちゃん」

すら球「ねこちゃんはぼーるでもあそぶのですか?」

旅人「ああ、毛糸玉とか好きな子がおおいかな」

すら球「けいとだま……ほしいです」

旅人「手に入るかはわからないね」

すら球「あそこのむらが もくてきちです」

旅人「よし それじゃあ歩いてる間に練った設定を確認しておくよ」



すら球「おっけーです すらいむがしゃべっても それはまじっくあいてむのおつげですね」

旅人「あまり頻繁にしゃべると困るから 僕が困ってる時だけのほうがいいけどね」

すら球「そしてねこちゃんはたびびとさんのあいぼうと」

ねこ「にゃあ!」

すら球「……ねこちゃんのあいぼうは すらいむのはずでは……」

旅人「あくまで今回の潜入のための設定だから」(なでなで)

すら球「なぜ なでなでされているのでしょうか」

旅人「じゃあ、行こうか……僕もちょっと雰囲気つくったほうがいいかな……よし」


旅人「すみません」

村人B「あい?」

旅人「お宿はどちらでしょうか?」

村人B「そこのかどまがってすぐだよ」

旅人「ありがとうございます」


宿のおかみ「いらっしゃい」

旅人「すみません、このあたりで探し物をしてて。見つかるまでお部屋を貸していただきたいのですが」

宿のおかみ「かまわないよ ……あ、だけど そのまえにちょっといいかい?」

旅人「なんでしょうか」

宿のおかみ「人間かどうか確認するために ちょっと手をだしてくれないかい?」

旅人「かまいませんよ はい」

宿のおかみ「きちんと体温があるね……ありがとう。すまないね」

旅人「体温?」

宿のおかみ「先日スライムに騙されて布団もってかれてね。
  連れてきた子がいうには手が冷たいぐらいしか異常が無かったんだと」

旅人「それはまた……」

宿のおかみ「石ころが代金替わりにおいてあったけど、石であるとしかわからないしね」

すら球「すらいむのいしですね たしかにただのいしです すらいむぞくとはなせるぐらいで」(小声)

旅人「それ割とすごくない?」

宿のおかみ「?」

旅人「いえ、これのおつげによるとそれはスライム属モンスターと話せる効果があるとか」

宿のおかみ「へえ!……でも、普通の村人にとっては置き物にしからなないねぇ…」

宿のおかみ「2階の一番奥の部屋のカギだよ」

旅人「ありがとうございます」

宿のおかみ「探し物ならまずは、蒐集家の家に行くといいよ。あいつは大体何でもそろえてるからね」

旅人「情報ありがとうございます」

宿のおかみ「ただ、女好きだから気を付けたほうが良いわよ?」

旅人「(普段の僕なら笑ってごまかすけど、キャラ付けしておきたいし…)」


>>122
1:「ご心配無用ですわ」と言っておく
2:「望むところです」とにやりと笑う
3:無理せず一人称だけ変えておく

3

旅人「(いや、ムリは禁物だな。そこでぼろが出ても困る)」


旅人「あはは……私、そういう事になったことないし、たぶん大丈夫ですけど……心配ありがとうございます」

宿のおかみ「そうかい?でも、何言われても信用しちゃだめだよ?」

旅人「その蒐集家さんどれだけ信用ないんですか」

宿のおかみ「結婚すると村人に紹介した女がそろそろ10人を超えたけどだれとも結婚してないといえばわかるかい?」

旅人「……それは」

宿のおかみ「きをつけるんだよ?」

旅人「はい」

~2階の奥の部屋~

旅人「荷物は置いたし……言われた通り 蒐集家のとこから探そうか」

ねこ「にゃあ」

すら球「たびびとさん」

旅人「なんだい?」

すら球「すらいむはそのしゅーしゅーかと あったことがあります」

旅人「……言われた通りの人だった?」

すら球「にんげんにしてはおそれしらずというか へんたいなので もくてきのブツがあったらふんでやるといいです」

旅人「どうしよう 不安しかない」


(きょうはここまで 次は蒐集家宅突撃)

おばけと幼女のひとか

>>126
ちがうひとです

旅人「……スライムちゃん、ちょっといいかな?」

すら球「なんでしょう?」

旅人「その、直接交渉するというか、話し合う身としてはこれから会いに行く相手の事をある程度知っておきたいんだ。
  スライムちゃん、蒐集家さんが変態って言ってたけれど、具体的にはどんな感じだったのか教えてくれないかい?」

すら球「そうですね しゅーしゅーかのにんげんは」

>>129
1:きわまったへんたいでした
2:みてわかるへんたいでした
3:はなしてみるとへんたいでした

(回収自体は午後になります)

2

すら球「すうねんまえのはなしなのですが しゅーしゅーかはすらいむをほかくしようとしたのです」


~ 回想 ~

すらいむ「ぶきもったにんげんが たくさんなのです
  にげてもいいけど にげたらもりをあらされちゃうです そしたらきょうだいたちがあぶないです」

すらいむ「む?あそこになんか ちっこいいえのようなのがありますね?」

すらいむ「やねつきの ばしゃのようです」


蒐集家「いたぞ!あのスライムが目標だ!傭兵諸君、殺さない程度に痛めつけて捕獲せよ!」

傭兵s「「「了解」」」

蒐集家「森の魔女の作品は大体好みではあるが、特に強いと聞いては手に入れざるを得まい!
  無事とらえた者には恩賞も用意してあるぞ!!さあ!行け!!」

すらいむ「こえがしてますね あそこに このしゅうだんの あたまがいやがるですか」

すらいむ「あれをたたけば あっさりおわりそうですが なんかきになるです」

すらいむ「なぜか ぶきもってるにんげんたちのひょうじょうが 無 っぽいのです」

すらいむ「せんのうまほうのたぐいでしょうか? だとしたら まじょさんにいいつけるひつようも……」

すらいむ「まずは すらいむがやつらとたたかってみて それではんだんするのです」


すらいむ「じょいやー!」(体あたり)

傭兵A「うわっ」 べちーん!

すらいむ「かんたんにふっとぶです くさってないとはいえしょせんにくのかたまりです」

傭兵B「」(無言で槍をさしてくる)

すらいむ「いたいのです えい!」(槍を体内に固定して傭兵を振り払う)

傭兵B「ぬわっ」

すらいむ「む? れんけい あまりよろしくないですね?
  せんのうまほうなら れんけいがきびしいはずなのに ろくなじんけいもくんでないです」

すらいむ「うごのしゅーでしょうか? これなら まわりをぜんぶやっちまってからでも いけますね」


すらいむ「いやーー!」

傭兵C「グワーーー!!!!」

すらいむ「いやーー!」

傭兵D「グワーーーー!!!!!」


傭兵E「やべえ、これもう無理だ……スライムのくせに超つええ……」

すらいむ「おまえたおせば あとはあたまで おわりです それぇっ!」

傭兵E「まそっぷ!!」

すらいむ「よーし ざこをけしかけてきたあほを ぷちっとやっちまうです!」

御者「ひいい!こっちきた!」

 御者はにげだした!
 馬はおびえてうごけない!

すらいむ「あれはかしこいにんげんですね  ほいや!」

 スライムは 馬車のやねを 破壊した

蒐集家「何ィ?!」

すらいむ「すらいむとたたかったこと こうかいするとい い……? はい?」


馬車の中には、スライムにとっては理解できない状況があった。

蒐集家の男はパンツ一枚で四つん這いになり、
ピチピチの服を着た女のハイヒールに踏まれている。

スライムにとっては趣味ではないが、スライムの作成者である魔女の趣味道具も散見された。
また、その趣味道具を使用したと思わしき痕跡も蒐集家の男の身体に残っている。

簡単に言えば鞭の痕やこびりついたロウがはっきりとみてとれた。

蒐集家「ハァ……ハァ……くそう ここまで目標が近いというのに!」

女「ひいいいいっ」

蒐集家「あ、女王様的な言葉でお願いします。あと踏み続けてください」

すらいむ「……き……きもいのです!!!」

 スライムは 逃げ出した!


~ 回想終了 ~


すら球「……とまあ、こんなやつでした あまりのへんたいに すらいむ にげてしまいました」

旅人「」

ねこ「」

すら球「いまおもえば やとわれのひとたちのかおが 無 だったのも そのせいかなと」

旅人「……すごく行きたくない」

ねこ「にゃぁ……」

すら球「すらいむもできれば あのへんたいとのそうぐうは かんべんしたいです」

旅人「でも、ヒントなり手鞠なりが手に入りそうなのはそこなんだよね?」

すら球「です」

旅人「……ま、まぁ、どういう感じの人かは分かったし、対応考えればいけるかな!」

>>136
1:強気でいこう。Mなら女王サマな態度に弱いはず。
2:気弱なかんじでいこう。ロックオンされないように。
3:その他指定

~蒐集家宅前~

旅人「(気弱な感じで行こう。変態の好みと別方向なら気に入られることはないだろうし)」


カランカラン
旅人「すみません」

侍女「はい、どちら様でしょうか?」

旅人「あの、私、旅の占い師です。探し物をしているのですが、
  宿のおかみさんから蒐集家さんならば何か知っているかも聞いてきました。蒐集家さんは御在宅でしょうか?」

侍女「少々伺ってきます」

~数分後

侍女「お待たせいたしました。客間にご案内いたします」

旅人「あ、あとがとうございます……」

侍女「あと、申し訳ありませんが猫はちょっと」

ねこ「にゃあ?」

旅人「動物禁止ですか……なら仕方ないですね」

ねこ「にゃぁ~ん……」

旅人「ちょっと待っててね」

~客間~

蒐集家「いらっしゃいませ、占い師さん」

旅人「失礼します(……汚いおじさんで想像してたけど、なんかイケメンでより残念な気がする)」

蒐集家「探し物をしているそうですね?どういったものでしょうか?
  コレクションの中にあって、私が手放しても良いモノでしたらお渡しできますよ」

旅人「すみません。その、東洋の手鞠をさがしているんです。
  亡霊の執着があるものらしく、早々に見つけてほしいと」

蒐集家「手鞠……ああ、最近行商がかざりにどうかと売ってきたものがありますね」

旅人「本当ですか?!」

蒐集家「しかし、こちらもタダで、というわけにはまいりません」

旅人「あぅ その、えっと 私、大したことはできないのですが……う、占いでよければ。的中率3割ぐらいですけど」

蒐集家「……その球は未来予知アイテムですか。それと交換というわけには」

すら球「(かんべんしてくれなのです)」

旅人「あの、その、こういうのには適正というものがありまして……ほかの人が触ってもキラキラした球でしかないんです」

蒐集家「ああ、確かにそういうのは良くありますね……ふむ……そうだ、少々お待ちください」

旅人「え、えぇ……わかりました」



旅人「……家は大きいし、使用人もいるしで金持ちなのはわかる上に、
  パッと見良い感じなんだけどなあ……あれで君から聞いたような変態なのか」

すら球「そんなふうにおびきよせられたおんなが ほんしょうみてにげてるのかもです」

旅人「かもねぇ……」


蒐集家「お待たせしました」

旅人「いえ、とくにまっては……はい?」


>>140蒐集家の格好指定

ギャグボール&腹巻き&ボンテージ

旅人&すら球((へ、変態だーーーーーーー!!!!))

蒐集家「私が満足イくまで罵ってくださったら、手鞠をさしあげましょう」

旅人「ひぅっ?!」

蒐集家「満足したらこの侍女がきちんと見計らって「OKです」といってくれますから」

蒐集家「侍女、これをつけてくれ」(ギャグボールを渡す)

侍女「かしこまりました旦那様」

旅人「ま、まってくださいぃっ?!私、そんな、ひとを罵れるようなタイプでは……」

蒐集家「おどおど気弱な娘さんの必死の罵倒って背筋にゾクゾクくるんですよ」

旅人「変態だーーーー!!!!!!!」

蒐集家「ハァハァ」

蒐集家「ハァー ハァー」(ギャグボール装備)

旅人「(ど、どうしろっていうんだよこんなの……僕、そんな趣味ないのに……)」

旅人「へ、 へんたい! へんたい! なんでそんな服ふつうにもってるんですか!」

蒐集家「ハァハァ」

侍女「もっと手厳しい言葉をきたいしているようです」

旅人「えぇぇっ」

すら球「(たびびとさん >>143といってやるといいとおもいます)」

イケメンなのに残念だ!
連れてこられた女の人も可哀想だ!
けだもの! 変態! 人間の敵!!

旅人「(う、うん……頑張ってみる!)」

旅人「持って生まれた顔がどんなに良くてもこれじゃあダメですね!
  ええ、イケメンなのに残念だ!
  こんな残念男に連れてこられて結婚予定だなんて言われてた女の人たちがかわいそうでなりません!
  このっ けだもの!変態!!人間の敵ーーーー!!」

蒐集家「ビクンビクン」

侍女「あと一押しです」

旅人「えーっと えーっと」

すら球「(しゅみのものをあつめるために ひとのいのちをむだにするげどう とか)」

旅人「傭兵雇ってまで趣味の物欲しがったり、それで死なせちゃったり!
  普通にクズじゃないですか!どういう神経してるんですか?!
  変態のうえに命を大事にしないクズがよくのうのうと生きてられますね?!
  初めて会った人に趣味押し付けたり!結婚予定がもう10人超えてたり!メイドさんに興奮度合把握させてたり!
  変態!クズ!そのまま息切れこじらせてしんでしまえ!!!」

すら球「(そこまでいえといってませんが)」

蒐集家「~~~~~!!!」ビクンビクンッ

侍女「OKです」

旅人「…………」(涙目)




蒐集家「いやあ、良い罵倒でした」

旅人「アリガトウゴザイマス」

蒐集家「これが、例の物です……ところで」

旅人「はい?」

蒐集家「私、貴女に傭兵雇った話した覚えがないのですが」

旅人「……少々あなたの事を知っている人に話を聞いてきたもので。人命よりも趣味を優先させるというのは知っていました」

蒐集家「そうですか。しかしカン違いされたままだと罵倒としては嬉しいけれど少々困るので弁解させてください。
  私が雇うのは基本的に、勇者の紋章を手にしているひとばかりなんですよ。
  勇者の紋章には、死しても近くの教会で復活できるチート魔法がかかってますから、
  一度や二度死ぬぐらいだと問題はないんです」

すら球「(しらんかったです)」

旅人「へぇ……そんな効果もあるんですね」

蒐集家「冒険家や傭兵に危険なことさせているのは変わりないので、今後もその方面で罵っていただければ」

旅人「罵るどころか二度と会いたくないです」

蒐集家「(ゾクゾク)」

旅人「(ビクッ)では、しつれいしました」

蒐集家「はい、またいつか♪」

旅人「いつかが永遠に来ない事を願いますよ」



ねこ「にゃぁ~……?」

旅人「宿に 戻ろうか」

すら球「ですね おやどでねこちゃんもふもふすると いいのです」

~宿~

宿のおかみ「おや……大丈夫かい?」

旅人「すみません、ちょっと部屋に戻ります」

宿のおかみ「そ、そうかい…」


ギィッ  バタン

旅人「……」(じわっ)

ねこ「にゃ……にゃぁ~」

旅人「猫ちゃん……ううっ」(もふもふもふ)

ねこ「にゃあ?」

すら球「……たびびとさんは ひとをばとうできないやさしいこなのです
  ひとは わるぐちいわれるよりも いうことのほうがきずつくことも あるのですね」


すら娘「よっせい」

  なでなで

旅人「ありがと……うううっ……変態恐かったよぅ…」

すら娘「ねこちゃん」

ねこ「にゃあん?」

すら娘「たびびとさんに ついていてあげてください。すらいむは おばけにてまりを わたしてくるのです」

ねこ「にゃあん」

旅人「……女の子の姿で?」

すら娘「たびびとさんのすがたを おかりするのです たびびとさんは おへやにいるといいのです」

旅人「……うん。そうする」


すら旅人「えいやっと」

旅人「……鏡みてるみたい」

すら旅人「てまり おあずかりします」

旅人「うん。 おばけさん、喜んでくれるといいね」

すら旅人「ええ」

宿のおかみ「あら?大丈夫かい?」

すら旅人「すこし そとのくうきを すってきます へやそのままにしといてください」

宿のおかみ「ああ、わかったよ」



すら旅人「ふう このへんだったかな」


 ふよふよ

おばけ「……手鞠の気配が」

すら旅人「でましたね」

おばけ「あなたは……?」


すら娘「えいやっと」

おばけ「!」

すら娘「にんげんのしりあいが からだをはってさがしてくれたです こいつですね?」

おばけ「ソレ ソレです!おばあさまがくれた  一緒にお墓に入る前に 盗まれちゃった ズット さがしてた」

すら娘「よかったですね」

手鞠を おばけにわたした

おばけ「……ウレシイ……アリガトウ アリガトウ」

すら娘「すらいむはとくにやくだててないのですが」

おばけ「じゃあ とりもどしてくれた ニンゲンさんに これを」

すら娘「? りゅうのうろこと……なんでしょうこれ?」

おばけ「迷ってるトキに、ワタシを見つけてくれたドラゴンがくれた」

すら娘「とりあえずわたしとくです」

おばけ「あなたには コレを」

すら娘「だからあまりやくにたててないのですが」

おばけ「そのニンゲンさんがてつだってくれたのも、きっとアナタがひきうけてくれたから はい」

すら娘「これは>>151ですか」

龍の宝玉

すら娘「けっこうなおたからではないですか」

おばけ「もっててもアノヨに持っていけないから……」

すら娘「い、いただいておくですがほんとうにいいのでしょうか?」

おばけ「もらわなくても ワタシがアノヨにいくとき、ここにゴロンておちるよ」

すら娘「で、ではありがたく」

おばけ「アリガトウ ほんとにありがとう……」

 おばけは光に包まれて消えて行った


すら娘「ほうぎょくと、うろこと、ちょっとよくわからないものをてにいれたです」

すら娘「おやどにもどりましょう」

>>153
宿に戻るときにアクシデントがあった?なかった?(ある場合は内容も)

何か強い勇者に遭遇

なんかスレ一覧でレス数が反映されてないのでtes
安価↓

(スレ一覧への反映が遅いのだろうか…?)


すら娘「すんすんすーん♪……ん?」


勇者「……このあたりにシーフの反応があったんだな」

僧侶「間違いありません。かなり近い生体反応なので、ほぼ当人のはずです」

魔法使い「精度としては?」

僧侶「79%です」

勇者「おっ?あそこに女の子がいるな 聞いてみようか」

すら娘「(やばいです なんか強そうな奴が出やがったです!)」

勇者「君、この辺の子?」

すら娘「えーと えーと なんのようでしょう?」

勇者「恐がらなくていいよ。ほらこれ。勇者のしるし。みたことあるよね?俺らは人間の味方さ」

すら娘「ああ、はい(すらいむはまものなのですが)」

勇者「この辺で、バンダナ頭にまいてつり目で黒髪の男見なかった?
  一年前にはぐれてしまって、ずっと探してるんだけど」

>>157
1:見覚えがある
2:見覚えが無い
3:僧侶がスライムであることを見抜いた


すら娘「さがしているかたかは わかりませんが このさきのむらに そんなかんじのひとはいます」

勇者「この先の……ああ、森の魔物で勇者試験やってるとこか」

すら娘「……ま、そーですね。そこのやどやの しようにんににてるです」

勇者「ありがとう」

すら娘「す…… あた、あたしは いそぎますので これにて!」(だっ!)


勇者「ありゃ?逃げられちゃった」

魔法使い「なんかマジックアイテムもってたっぽいなあの子。寄越せって言われそうでびびったんじゃね?」

勇者「そんな人の家のツボ壊すタイプの勇者ではないんだがな」

僧侶「ドラゴンの気配があったので、その手のものを拾ったんでしょうね。
  普通の人にとっては過ぎた物ですが、ウロコとかだと見た目は綺麗ですし」

すら娘「はふー にげきれたです……ごついけんもってたです
  すらいむ、じぶんのつよさにはじしんがありますが つよそうなのまとめてはこわいです」


すら旅人「よっせい」

すら旅人「もどって かえりましょうか
  ゆうしゃがくるなら たびびとさんもむらをはなれたほうが よいですね」


すら旅人「ただいまなのです」

旅人「おかえり、スライムちゃん」

すら旅人「おばけさんが これをたびびとさんにと」

旅人「…………これは!」

すら旅人「ごぞんじのものですか?」

旅人「……僕が飼ってた魔物……そいつ、実はドラゴンだったんだけど」

すら旅人「どらごんをかうとか どんなかんきょうだったんですか」

旅人「そいつが小さい頃につけてやってた首輪だ。もうぼろぼろで見る影もないけど……
  あいつ、時々家から離れて遠出することがあったんだけど、その時にはずれちゃったやつだ」

すら旅人「……なるほど まあ おもいでのしなでもあったようで よかったです」

旅人「このウロコは、見たことないけどね」

すら旅人「もしかしたら どらごんなかまにくびわを ぷれぜんとしたのかもです」

旅人「そうかもね」

すら旅人「あ、そうだ! すぐやどをでないとでした」

ねこ「にゃあん?」

すら旅人「ゆうしゃにそうぐうしたのです。このむらにくるはずなので はやく」

旅人「うわ、じゃあ早く出ないとね」

すら球「せいやっさ」

ねこ「にゃん」

旅人「えーと、代金あったあった よし、チェックアウトしよ……」

ザワザワ ワイワイ

旅人「うわ、もう来ちゃってるみたい」

すら球「ごっついよろいのくせして あしはえーですねあいつら」

勇者「ここの使用人がうちのシーフかもしれないと聞いて」

使用人「人違いだと思います」

僧侶「……うーん、相似率60%か……親戚ではあるっぽいんだけど」

魔法使い「精度79%じゃなかったのかよ」


旅人「……出て行きづらいな……」

僧侶「ん?……あれ?」

旅人「なんでしょうか?」

僧侶「チョットあなたの肩の猫ちゃん見せて」

僧侶「この猫ちゃんも、かなりあいつに似てるのよね……」

魔法使い「お前、猫のように身軽って事自慢してたからって猫まで範囲に入る調査魔法はやめろよ!」

僧侶「術式ミスったかなー……」

旅人「もういいでしょうか」


宿のおかみ「もう出るのかい?」

旅人「ええ、目的は達成できましたし……村に残ると奴に遭遇するかもしれないですし……」

宿のおかみ「……ごめんね、私がすすめたばかりに、何か嫌な事させられたんだね?」

旅人「えっと……(まずい、思い出し恐怖でなんか涙が…)……なんっ……なんでもないです!お世話になりました!」

旅人「えっと、代金このぐらいでしたよね!では!」

宿のおかみ「」

勇者「……どうかなさったんですか?」

宿のおかみ「チョット使用人、留守番お願いね」

使用人「かまいませんけど」

勇者「……おかみさん、かなり怒ってどっかいっちゃったけどなんなんですか?」

使用人「この村にいる蒐集家にもてあそばれて女性が泣いて村を去るたびにあんなかんじですよ」

勇者「僧侶、魔法使い、俺もそいつなぐりにいっていいか?さっきの子割と可愛いから許せん」

僧侶「私たちが対峙するのは魔物よー」

魔法使い「ヤリチン死すべしとは思うけど勇者が殴ったら一般ピーポーしぬからやめとけ」

旅人「はぁ……村から出たはいいけど、今日はもう暗いね…」

すら球「すらいむのすみかに とまっていくといいです こたつがあります」

ねこ「にゃあ」

旅人「そうだね、泊めてもらって、あした魔女さんの所に帰るよ」


すら娘「ほいよっと」

すら娘「じゃあ、かえりましょう」


すら娘「すみかにかえってきたです」

ねこ「にゃあ」

すら娘「そうだ ねこちゃんのぼーるを てにいれたのです」

旅人「いつの間に?」

すら娘「おばけさんが すらいむにもおれいをくれたのです」

すら娘「これ、ちょうどいいからねこちゃんのぼーるにするのです ぼーるあそびができるようになります」

 スライムは 龍の宝玉を取り出した

旅人「気のせいかもしれないけれど、それだいぶ良い感じのお宝っぽくないかい?」

すら娘「どらごんの ほーぎょくなのです」

旅人「だいぶすごいモノを猫のおもちゃにしようとしたね?!」

すら娘「さあねこちゃん ころころしますよ あそびましょう」


>>167ねこちゃんの宝玉への食いつき具合

猫は幽霊とかわかるらしいから魔力を嫌がった

ねこ「うにゃ~~……」

すら娘「ぬう さっぱりです」

 コロコロ(猫の方に宝玉を転がす)

ねこ「フーッ!!!」

すら娘「しかたないです これはすらいむのおたからにいれるです」

旅人「魔力が嫌なのかもね」

すら娘「じゃあ、ねこじゃらしであそぶです すらいむは ねこじゃらしのれんしゅうちゅうなのです」

 ぱたぱた

ねこ「! にゃん! にゃあ!」

すらいむ「ねこじゃらし だいせいきょうです!」

旅人「(かわいい)」

すらいむ「ふう ひい もうつかれたです……」

ねこ「にゃーん  にゃぁ~」

すらいむ「うう、ねこちゃんまだあそびたがってるです」

旅人「僕が引き受けよう」

 ぱたぱた  さっ  ぱたぱた

ねこ「(ジーーーーッ) にゃん!(たすっ!)  にゃん!(ぴょーん)」

旅人「あはは、元気いっぱいだねえ君は!」


>>170スライムと旅人さんに遊んでもらったことでの猫ちゃんの満足具合

旅人「アンカーはこの下にするよ!」

 ぱたぱたぱた

ねこ「にゃあ!  にゃん!!」

すらいむ「はっ きづいたらおんなのこのすがたがとけてたのです!」

ねこ「にゃぁ~~」

すらいむ「ねこちゃん だいまんぞくです いつもはすらいむが とちゅうでつかれるので」

旅人「スライムちゃんは一緒になって本気出すから、疲れるのも早いんだろうね」

すらいむ「たびびとさんは、あまりおおきくうごかなかったり くふうしてましたね」

旅人「そうだね」

すらいむ「……そういえばたびびとさん たびびとさんのごはんがないのです」

旅人「あっ」

すらいむ「おさかな とってきましょうか?」

旅人「うーん……持ってきた荷物に携帯食入ってるからそれでいいよ」

すらいむ「すまんです」

旅人「もぐもぐ」

すらいむ「すらいむは ぞんびをとってくるです」

旅人「そ、そう。いってらっしゃい」

ねこ「にゃぁ」

すらいむ「あ、ねこちゃんにもらったみるくをあげないと」

旅人「(活用してもらえてるみたいだね)」



旅人「……スライムちゃんいっちゃったねえ」

 ぽんぽんもふもふ

ねこ「~~♪にゃぁ~ん♪」

旅人「君さ もしかしてほんとにあの勇者たちの仲間だったりしない?」

ねこ「……にゃあ?」

旅人「いや、なんていうかさ 割と会話成立してるよね?」

ねこ「……」

旅人「目線反らす方が人間臭いことに自覚はないのかな」

ねこ「にゃぁ~……」

旅人「まあ、僕はその可能性もある、ぐらいの認識で見ておくことにするよ」

ねこ「……にゃん」

旅人「違ったらごめんね」

ねこ「にゃあ」

旅人「まー、たしかめようがないんだけどね」

ねこ「にゃぁ~ん」

  喉元なでなで

ねこ「ゴロゴロゴロ……」


(きょうはここまで)

(ふらぐはとりあえずたてておいて、回収できないときはそれでいいんですスタンス)

すらいむ「……むにゅぅ おはようございます」

旅人「おはよう。良く寝てたね」

すらいむ「なんか ぜつぼーがだいすきなしろくろのくまのゆめみてたのです」

旅人「そいつは間違いなく悪夢だね」

ねこ「にゃぁ」

すらいむ「ねこちゃんおはようございます あ、ごはんのじかんでしょうか」

旅人「お腹空いてたみたいだったから、かってにあげちゃった」

すらいむ「ありがとうございます  ねこちゃんごはんもらえてよかったね」

旅人「私はそろそろ魔女さんの所に帰ろうと思うんだけど……その」

すらいむ「なんでしょう?」

旅人「まだちょっと森の中歩きなれてないから、案内してくれないかな?」

すらいむ「おやすいごようです」

旅人「ホント?良かった」

すらいむ「いっぱいおせわになったし とうぜんです」


すら娘「よいしゃっと」

すら娘「ねこちゃんも いきましょう」

ねこ「にゃん♪」

すら娘「たびびとさんには すらいむのすみかのあるきかたも いずれごあんないしたいですね」

旅人「そうだねー、スライムちゃんのあとついてってるだけで、洞窟に入ってからの道はあまり覚えてないし」

すら娘「ぞんびや こうもりや まよいこんだけものや にんげんがでるです しろうとにはきけんです」

ねこ「うにゃ」

旅人「ほんともう、ダンジョンとその主状態だよね……ん?」

>>180 旅人が何を見つけたか

ぜつぼーがだいすきなしろくろのくま

旅人「アレ……なんだろう」

すら娘「あっ! ゆめでみた しろくろの くまです」

旅人「なんかすごく危険な気がする!」

すら娘「だいじょーぶです ゆめによると なかのひとがいないかぎり ただのばくだんです」

旅人「それでも十分危ないよ!えーと えーと」

すら娘「すらいむには ばくはたいせいぐたいなら ありますゆえ ちょっとみてきます」

旅人「き、気を付けてね?!」


すら娘「ふむ……ぜんぜんうごかないです」

すら娘「ゆめでみたものが なんでこんなところに」(つんつん)

すら娘「つつくていどなら ぼうりょくこういに ならんはずです」

すら娘「うーん……」(もふもふ)

すらいむ「えいさ!」

すらいむ「うーむ?」(かちゃかちゃ)

すらいむ「なるほど なかのひとは いないもよう」(ばらばら)


旅人「す、スライムちゃんアレ解体しちゃってるよ?!」

ねこ「にゃぁ~……」


すらいむ「ばくだんと うごかすためっぽいきかいを とりだしたです」

すらいむ「ふむ ばくだんはなげてばくはつさせましょう つよいしょうげきで どかーんだったはずです」

すらいむ「ほいやぁ!!!」

    ぶんっ        ドカーーーーン!!!!


すら娘「よいしょい」

すら娘「ばくだんいがいはもってくのです まじょさんのともだちに きかいのまじょさんもいるはず きっとやくだつでしょう」

旅人「だ、大丈夫?!なんか爆発させてたけど!?」

すら娘「なかにはいってるばくだんを ほうりなげてすてただけです のこりはもっていきましょう」

ねこ「にゃぁ……」

すら娘「にしても なぜこんなものが あったのか」

旅人「(スライムちゃんの肝っ玉のすわりっぷりがうらやましい……)」

すら娘「さあ いきましょう」

旅人「えーと、森の分かれ道は最初左だったっけ?」

すら娘「です みぎがわいくと さんざまよったあげくもとのいりぐちにかえるしかなくなるです」

旅人「その次が……」

すら娘「まじょさんのつくったらんぷがついてるきがあるのです それがあるほうにいくです」

旅人「……気のせいかもしれないけど、これ来た時と違うような」

すら娘「まじょさんは まほうでじぶんのおうちかくしてるのです」

ねこ「にゃあ?」

すら娘「ん?ねこちゃんはそうはおもわなかったのですか?」

ねこ「にゃあん」

すら娘「ねこちゃんは すらいむのすみかでも まよわずねどこにきましたし あんぜんなみちをみわけるすきるがあるのかも」

旅人「ああ、冒険者のメンバーにいると重宝されるっていうアレか」

すら娘「……にんげんにばれないようにしないとですね もってるどうぶつつかまえて たかねでうったりとかあるそうです」

ねこ「?!」

すら娘「ねこちゃんをそんなめにはあわせません」

すら娘「そういえば このもりのほむんくるすとか こうもりのまものにも そういうすきるもってるこけっこういるです」

旅人「そうなの?」

すら娘「まいごにならないために かんかくがさえて すきる化するもようです すきるになること ならないこがいますが」

ねこ「にゃー」

すら娘「おっ。ついたです」

旅人「最初は左で、あとはランプのついている木がある道を通ればいいんだね」

すら娘「ええ らんぷはついたり きえたりするので ついてるうちにみちをえらぶひつようがあるです」

旅人「ありがとう」

すら娘「いえいえ」

チリンチリン



チリンチリン

魔女「はぁーい あら、旅人ちゃんおかえりなさーい」

旅人「ただ今戻りました」

すら娘「まじょさん おもしろそうなものひろいました」

ねこ「にゃあ」

魔女「あらあら、あがってー」

魔女「お手伝いはうまくいったの?」

すら娘「たびびとさんのおかげで とてもうまくいきました」

旅人「あはは」(遠い目)

すら娘「まじょさん これあげます」

魔女「ん~……これは…」


>>188 魔女は、嬉しそうな表情と厳しい表情のどっちになった?

2択なら嬉々で

魔女「あらぁ~♪かわいいクマちゃん♪ありがとぉー!」

旅人「(白い方はかわいいけど黒い方はそうでもなくないか…?)」

すら娘「なかに きかいがつまってたので そいつはほかのまじょさんに くれてやるがいいかと」

魔女「そうさせてもらうわね♪ ところでどこで手に入れたの?」

すら娘「くるとちゅう おっこちてるのを たびびとさんがみつけたです」

魔女「そうなんだ~♪……うーん、これからしばらく、森の外も散策する必要がありそうねえ……」

旅人「そんなに気に入ったんですか?」

魔女「もっちろん!」

旅人「……」

魔女「信じられないような目しないでよ~」

旅人「僕はそのクマよりも猫ちゃんやスライムちゃんのほうがかわいいとおもいますが」

魔女「うふふ」


(寝てたのでここまで)

魔女「ぬいぐるみ的なかわいさと生き物的なかわいさは別物よ~?」

旅人「そう言われても……僕はそれに妙な恐怖しか感じられません」

魔女「あら~、残念♪まあ、散策自体はクマちゃんが現れてる事そのものも理由になるわよ」

すら娘「どういうことでしょうか?」

ねこ「?」

魔女「このクマちゃん、明らかにこの世界の物じゃないのよ。どっか近所に異次元につながるひずみができてる可能性が高いの」

すら娘「わりとしんこくではないのでしょうか、それ」

魔女「たまにこの世界の物がすいあげられたりもあるらしいから、早々に見つけて処分したほうが良いのよ~」

旅人「うへぇ」

魔女「うふふ、他の魔女たちにも手伝ってもらわないと♪」

旅人「……うーん、でも、魔女さんたちが集結してしまうのはまずいかもしれません」

すら娘「あー そうでした なんかつよそーなゆうしゃどもが きんじょにきてるです」

魔女「そうなの?うーん、どの程度の装備かしら……なんか特徴あった?」

すら娘「ゆうしゃのそうびがごつかったです あとまほうつかいやそうりょのろーぶが かがやきはいってたです」

魔女「最低でもLV50以上な感じね」

旅人「あと、シーフをさがしてるとかなんとか」

魔女「…………あー、うん、魔王に一番近づいた勇者ねそいつら」

旅人「そうなんですか?」

魔女「魔王の側近のとこまで行けたらしいけど、魔法で散り散りに吹っ飛ばされたらしいわ。たしか1年前ぐらいの話ね」

すら娘「そんなかんじのこといってたです」

魔女「魔王軍の本拠に一直線でしかもそこそこ戦えてたっていう連中よ。だからあまり魔王と関係ない魔物に被害はなかったんだけど……危険と言えば危険ねぇ」

旅人「僕、そんなやつらの事初めて聞きましたよ」

魔女「魔王軍の手に落ちたとこにばかりいって本拠地めざしてたから、彼らを語る人が圧倒的に少ないのよ。生き延びた魔物から魔物づてに話は広がってるけれど」

ねこ「……にゃぁ~」

魔女「ん?どうしたの猫ちゃん。のど乾いたかしら?」

ねこ「にゃあ」

魔女「そうね、お茶入れましょうか」

旅人「僕も手伝ってくるよ」

すら娘「いってらです」


すら娘「ねこちゃん もふもふさせてください」

ねこ「……にゃあ」

すら娘「やれやれしかたない みたいなかおされたです」

 もふもふ

すら娘「ねこちゃん ねこちゃん もっふもふです」

ねこ「~♪」ゴロゴロ

すら娘「にくきゅう!」ぷにっ

ねこ「にゃぁっ?!」

すら娘「ひさしぶりに にくきゅうも たんのうしたかったのです」ぷにぷに

すら娘「ねこちゃん みためもさわりごこちも べすとおぶべすと なのです」

ねこ「にゃぁ~~~~……」

すら娘「ありがとうございました」

ねこ「にゃん」

魔女「お茶できたわよ~」

旅人「お茶菓子はもうちょっとまっててね!」

すら娘「なにをつくってるのでしょう?」

魔女「パンケーキ作ってくれてるわ」

すら娘「しっています あのぺしょんとしたやつですね?」

魔女「私が作るとぺしょんとしてるけど、あの子が作るとふわふわしてるのよ~?僕っ娘の上に料理スキルもちなんてずるいわ~」

すら娘「そういえば たびびとさんは いつまでたいざいのよていなのでしょう」

魔女「そうねえ、この辺勇者多いし、そいつらがいったんはけてからでないと……」

すら娘「?」

魔女「あら?聞いてない?あの子お尋ね者よ」

ねこ「?!」

すら娘「まったくそのようにはみえませんが」

魔女「イメージだけで手配されてるから、本人から話聞くまで私もそのお尋ね者だって気づかなかったわ。
  ドラゴン使いの令嬢……とかいう感じで手配されてるらしいけど、それに描かれるイメージ画像って大抵女王様な感じだから……」

すら娘「その どらごんつかいのれーじょー とやらはきいたことがあります」

魔女「本人はかわいがってたペット殺されただけの女の子なのにね」

すら娘「ひどいもんです」

すら娘「そういえば にんげんにはたびびとさんは どのていどのきけんどとおもわれてるんでしょう?」

魔女「ドラゴン使いの令嬢に関して?そうねえ、確か」


>>198
1:愛する物以外はゴミ同然の狂気の魔法使いって感じだったような
2:ドラゴンの餌に村をいくつも襲う残酷な魔物使いって感じだったような
3:支配者層に取り入る魅惑の女性だったような
4:近いレベルで自由指定

(きょうはここまで)

4
愛するドラゴン以外はゴミ同然、支配者層に取り入りドラゴンの餌に村をいくつも襲う魔性の女狐

魔女「愛するドラゴン以外はゴミ同然で、餌に村をいくつも襲わせる冷血且つ支配者層に取り入る女狐……とか言われてるはずよ」

すら娘「なんですか そのぜんぶのせみたいないんしょうは」

魔女「私に言われても~……ただ、一応それぞれ心当たりはあるらしいのよね」

すら娘&ねこ「?!」

旅人「焼けたよー♪……どうしたんだい?ぽかんとしてるけど」

すら娘「いや あの いましがたたびびとさんがどーゆーかたか まじょさんからきいてて」

旅人「ああ、手配の話?迷惑なんだけど、僕が弁明するにはいろいろ不利な部分も多くてね」

ねこ「にゃあ……?」

旅人「お茶しながら説明していいかな?」

すら娘「むしろききたいです」

すら娘「ぱんけーき ほくほくです」

ねこ「にゃあ♪」

魔女「おいしーわぁ♪」

旅人「えへへ……あー、それでね。お尋ね者になってる理由なんだけど……
  ペットのドラゴンが勇者に殺されるときに思いっきり反発して抵抗しちゃってさぁ。
  ドラゴンは殺されちゃったけど、結構本気で相手して相手にも大怪我させちゃったせいなんだよね」

すら娘「むらをいくつもおそう というのは?」

旅人「あいつは、埋葬してほしい魂を見つけたら、僕に教えてくれてたんだよ。
  大半が、魔王軍モンスターによる殺戮と略奪にあった後の村だったんだ。
  ……ドラゴンが、人があらかた死んでるところにいたら、ドラゴンが原因と思われるのもしょうがないよね」

魔女「ドラゴン以外はゴミ同然とかは?」

旅人「ドラゴン飼うなら家でてけっていわれてホントに家出ちゃったのが原因かなぁ。
  両親は家柄とかそういうの重視する人だから、この家に残ることを選ぶはずと思ってたらしいけど」

魔女「じゃあ女狐は?」

旅人「勇者大怪我させて逃げるときに親戚や友人頼ってたらいつの間にかそう言われるようになってた」

すら娘「……そうごうすると じつはいいとこのむすめさんでおてんばだったのですね」

旅人「多分そんな感じ」

魔女「そういえば、荷物整理手伝ってた時にドレスあったわねぇ」

旅人「略式の物だけどね。親戚や友人を頼るときはそういう服があったほうが良いし」

すら娘「ひとはいっけんするだけじゃ ぜんぜんわからんもんですね」

ねこ「にゃあ」

すら娘「たびびとさんのどらごんは ひとたべてないっぽいですが なにたべてたんですか?」

旅人「シチューと木の実が好きなやつだったよ。
  あいつが悪いことしたのはシチュー好きすぎて牛さらってきたことがあったぐらいかな」

すら娘「うしぐらい すらいむでもさらうのですから わるいことかうんとにははいりませんね」

魔女「人間の法で言うと悪い事だからね?」

すら娘「やつらにあわせてやるきなんぞないです」

すら娘「ぱんけーきとおちゃ ごちそうさまでした」

ねこ「にゃぁ~♪」

魔女「もうちょっとゆっくりしていかない?」

すら娘「うーんと……」

>>203
1:じゃあ おことばにあまえるです
2:かえって ねこちゃんとあそぶです

1

すら娘「おことばにあまえるです」

魔女「ふふふっ♪スライムにねー、今私がやってる研究を見てほしいのよ~」

すら娘「まもののさくせい いがいのものですか?」

魔女「一昨日、絞ってた男の子いたでしょー?実はあの子を魔物に作り替えてるとこなの」

すら娘「まほうでへんしつさせるのは わりとありきたりでは?」

魔女「そう、ありきたりでよくある事なんだけど、私は今回"自意識を残したまま魔物化させる"つもりなのよ」

すら娘「……なんかすげーえげつないよかんがするです」

魔女「これまでの魔物化ってね、思考も魔物化したりして元の人格が残んなかったのよ。そこを改善したくって」

すら娘「たびびとさん にんげんとしてこれやられたら どーですか?」

旅人「良い気は全くしないと思うよ。僕的にはあいつ気に入らないから好きなだけやってくれてもいいけど」

すら娘「(おもいっきりつきはなしおったです)」

魔女「あの迷い込んだ子見つけた時、問答無用できりかかられてたものね」

旅人「だから僕あいつ気に入らないんだ。ドラゴン殺した勇者たちに近いタイプだから」

すら娘「ほほう」

魔女「こっちこっち 地下の方の研究室でやってるの」

すら娘「ねこちゃん いきましょうか」

ねこ「にゃあ……」


男「うぐ……ぐっ」

魔女「はぁ~い?元気?
  スライム、あなた魔法生物だしどのぐらいこの子の肉体が魔物に置換してるかわかるでしょ?
  まだ人間のつもりでいるこの子にくわしく教えてあげて♪」

すら娘「んーと すくなくともはちわりは もうまものになってるですね」

男「?!」

すら娘「びびるこたないです このまままじょさんのけんきゅーざいりょーでいるなら おまえのこころは おまえのままですみます」

魔女「あらぁ~ まだ心を残すのは実験中よ~?」

すら娘「まじょさんは まもののこころというか そのものこじん というけんきゅうがほんらいのめいんですよね」

魔女「そうよ♪」

すら娘「だから もしあたまがにんげんじゃなくなっても こころまではしはいされません そーゆーいみです」

旅人「……魔女さん、こいつに自主性与えたらまずくないですか?」

魔女「そこで支配しちゃったら魔王側と変わらないもの~。食いつぶすのでなければキャッチ&リリースが基本よ」

男「うぐ ぐ」

すら娘「ところできさまはゆうしゃなのでしたね まじょさん こいつのゆーしゃのもんしょう どうしましたか?」

魔女「もってるわよ~?」

すら娘「たしか ゆうしゃのもんしょうもってると しんでもふっかつできるとか」

魔女「私はそれ知ってるわ」

旅人「一部の人には常識なんですね、それ」

すら娘「そのもんしょう こわしちまったほうがよくないですか?」

魔女「だめだめ、まだこの子勇者でいる気なんだもの~」

すら娘「にんげんやめさせられてもゆうしゃでいるかどうか こいつじしんにきめさせると」

魔女「いぐざくとりぃ♪」

旅人「……魔女さん、長くなりますか?」

魔女「うん。スライムにもうちょっとこの子の状態調べさせておきたいの」

旅人「なら、僕は他の魔物の培養器の温度管理してきます」

魔女「はーい」

ねこ「……」

男「……」

すら娘「ねこちゃん?」

ねこ「にゃ?」

すら娘「いちおうこいつつよいまものになってるので あぶないです おそわれたらたいへんです」

男「……」

すら娘「なんかあきれたかおされたです?!」

魔女「そりゃ、自分を監禁してる魔女に"スライム"ってよばれてる相手にそういわれたらお前が言うなって思われるわよ~」

すら娘「そっちはひともまものもかんけいなくきりかかる こわいゆうしゃのくせに」

男「ググッ?!」

すら娘「しかも まものときけばすぐきりかかるほうでしょう? このもりのほむんくるすは きほんおとなしいのです そいつらにけがさせられるようなたたかいいどむじてんで いんしょうわるいです
  なので すらいむはいまのところ おまえがぜんぶまものになっても なかよくなるきはしないです」

ねこ「にゃん」

すら娘「? ねこちゃんはこいつがしんぱいですか」

ねこ「にゃぁ!」

すら娘「ねこちゃんがかわれてたのが にんげんだったら ねこちゃんは にんげんもきらいではないですね」

 なでなで

すら娘「……ねこちゃんにめんじて ちょっとあやまるです いいすぎました」

男「……」

すら娘「で まじょさん すらいむにこいつをどうしろと?」

魔女「殺さない程度に耐久力確かめてほしいの」

すら娘「となると」

>>210
1:くるんで圧迫
2:何度も体当たり
3:そのほか指定

こちょこちょ

すら娘「ひたすらこちょこちょですね」

魔女「どこまで腹筋がもつかの耐久?」

すら娘「はい わらいすぎてげぼっとはくまでどのていどかかるか」

魔女「それなら私の部屋からこちょこちょするどうぐいくつかもってくるわ~」

男「グググッ?!」


数分後

すら娘「ねこじゃらしがあるのです」 ぶんぶん

ねこ「にゃっ!にゃんっ!!」

すら娘「これでこしょこしょしてると ねこちゃんがだいれくとあたっくしてしまうです >>212をつかいましょう」

バトルハンマー

すら娘「この はんまーで こしょこしょするのです」

男「?!」

ねこ「にゃっ?!」

すら娘「でこぼこいっぱいついてるし そうこうみたいなひふになってるので このぐらいのしげきがひつようかと」

スライムは バトルハンマーをそっと 男の脇腹にあてて揺らした

男「グッ グググググググ」

魔女「なるほど 笑ってるわ」

ねこ「にゃっ?!」

すら娘「でもこれおもいです ちょうじかんはむずかしいです」

~1時間後ぐらい~

男「ゲフッ  ゲフッ」

すら娘「げんかいくさいです」

魔女「超耐久だったわね~、くすぐりに1時間の耐久って地味にすごいわ~♪
  じゃあ、ちょっとデータまとめてくるわね。終わったらお茶入れるから、それまですきにしとくといいわ」

すら娘「わかりましたです」


すら娘「……さて……」

ねこ「にゃぁん」

男「ゼハー ゼハー」

すら娘「ねこちゃんはこいつがしんぱいですか」

ねこ「にゃあ」

すら娘「すらいむてきには いまいちまだすきにはなれないのですが ここまでくるしそうだとみてつらいのはわかるです」

>>215
1:男に水を持ってきてやる
2:ほっといてもどる
3:男に猫をもふもふさせてやる

すら娘「こういうときは いやしがひつようですね ねこちゃん」

ねこ「にゃ?」

すら娘「ねこちゃんをだっこしまして こいつにもふもふさせてやるのです」

ねこ「にゃぁ」

男「ゼー…ゼー…」

すら娘「てはしばられてますし ほかはがちがちですから かおにもふっと」

  もふっ

男「ゼー… ゼー…」

すら娘「うむ いきはあらいけどいいかおです」

ねこ「にゃあ」

すら娘「ほいや ほいや」  もふっ もふっ

男「ゼー ググッ フフ……」

すら娘「ねこちゃんのもふもふで せかいがいやされるのです」

ねこ「?!」

すら娘「どくせんすると おそらくせんそーになりますが」

 もふもふ

すら娘「ふう おちついたでしょうか」

男「ググ……」

すら娘「そういえば さきほどからしゃべらないですね のどのこうぞうが かわったせいでしょうか」

すら娘「くちのなかとかも もんすたーのこうぞうになれば しゃべれるようになるとおもうのです
  しゃべれないことが もどかしいのであれば あとすこしのしんぼうってとこですね」

ねこ「にゃあ」

すら娘「では すらいむはもどるのです  ねこちゃん?」

ねこ「にゃーぉ」

すら娘「……しんぱいしてやるのはいいですが はやめにもどってきてくださいね」

ねこ「にゃん」

 スライムは 地下室を 出て行った


男「ググ?」

ねこ「……にゃあ」

男「!!」

ねこ「にゃぉん  にゃ~」

 猫は 地下室を 出て行った

すら娘「あ、ねこちゃん」

ねこ「にゃぁ」

すら娘「まじょさんを まちましょう」もふもふ

ねこ「にゃん」

すら娘「……でも さっきのこしょこしょ つかれたです……ちょっとねむるです」

ねこ「にゃぁ」

すら娘「ふわぁ……なんか>>220のゆめを みそうなきがします……」

青色の狸

すら娘「くぅ……」

ねこ「……にゃあ」(膝の上で丸くなる)

~~~

~♪ スネ夫が自慢話してる時に流れる曲

スネ夫「悪いなのび太、うちのペットたちはお前になつきたがらないみたいなんだ」

ねこ「うにゃ~♪」ゴロゴロ

しずか「のび太さん、動物に嫌われるにおいでも出してるんじゃないの?」

ジャイアン「おぉー、よしよし せんべいをやろうな」

ねこ「にゃぁ」

のび太「へん、くやしくなんかないさ!うちにも猫っていうか猫型ロボットがいるからね!」

のび太「どらえも~~~ん!!」(身振り手振り)

ドラ「スネ夫にペット自慢されて悔しい?また単純だねえ」

のび太「僕も自分にだけなつく可愛いペットが欲しい!」

ドラ「ちょくちょくそういうこと言うけれど……いやまてよ、最近ひみつ道具のモニターに応募しておくられたあいつが」

 てってれれっててーてーてー

ドラ「すらいむー」

すらいむ「すらいむです とかそうとおもったら なんでもとかせます」

ドラ「本当はペットじゃなくって、ごみ処理用の何からしいんだけど」

すらいむ「あっ!たぬき!たぬきです!」

ドラ「たぬきじゃない!僕は猫型ロボットだってば!」

すらいむ「こんなあおいたぬき はじめてみたのです!」

のび太「色々、ペットには向かない気がするなぁ」


~~~

すら娘「……ふあっ」(おきた)

ねこ「プピー」(はなちょうちん)

すら娘「……あおだぬきのゆめをみたのです……」なでもふ

すら娘「ゆめぜんはんのきつねがおは めがねおとこにねこちゃんなでもふさせませんでしたね」

すら娘「ひとりじめするとせんそーですよ ねこちゃんは よのなかの至宝なのです」もふもふ

旅人「きこえてるよー」

すら娘「?!」

旅人「いや、まぁ、うん。自分ちの子が一番かわいいっていうのは動物と暮らしてるとよくあるから気持ちはよくわかる」

すら娘「それでも わりとはずかしいです」

旅人「あははは  そうだ、またおかし作ったから食べてよ」

すら娘「それは…?」

旅人「クッキーだけど」

すら娘「がちがちにこげてるなにかをくっきーとにんしきしてましたが」

旅人「(魔女さん、お茶は上手に入れられるけど料理は壊滅的だからな……)」

すら娘「いただくのです」さくさく

すら娘「そういえば まじょさんは?」

旅人「お茶入れようとしたら君が寝てたからって今は>>227してるよ」

モノクマダンス

すら娘「ものくまだんす とは?」

旅人「拾ってきた白黒の熊の中に、決まった動きをするきかいがあったらしくてね……それをまねておどってる」

すら娘「ちょっとみてくるのです」


魔女「~♪」くねくね


すら娘「こえもかけずにもどってきてしまったのです」

旅人「ツッコミ入れづらいよね」

すら娘「きがすむまでおどらせておきましょう」

旅人「なんかそのセリフすごく黒幕臭が漂う気がする」

すら娘「くろまくー」

旅人「なんかそのセリフすごく1面ボス的なにおいがする」

すら娘「ねこちゃんねちゃってますし そろそろおいとましましょうかね」

旅人「猫ちゃん起きてから帰ればいいんじゃないかな?」

すら娘「ふむ では。旅人さんちょっとお話ししましょう」

旅人「いいよ。何か聞きたい事とかある?」

すら娘「>>230

スリーサイズを教えてください

どや顔でスリーサイズ聞こうとしたらすでに聞かれてた(・ω・)

すら娘「すりーさいずが しりたいのです」

旅人「ふぇっ?!」

すら娘「きのうたびびとさんにへんしんしましたが ふくのなかはほぼふてーけーだったのです さわられたらすぐばれるかんじでした
  ですので へんしんのばりえーしょんをふやすためにも おとなのじょせーのすりーさいずがしりたく」

旅人「う、うーん……でもなぁ」

すら娘「さわらせてくれたらそれですぐわかりますが」

旅人「えっ?!」

すら娘「すらいむじょうたいにもどって ちょっとくるんとくるめばいいのです すうじをおしえるのがはずかしいなら」

旅人「えーっと えーっと」

>>232
1:じゃあ教えるよ……ほかの人には内緒だからね?
2:なら、ちょっとだけ触らせてあげる
3:だ、だめだめ!魔女さんとかにしといて!

旅人「えっ えーと、えーと 安価↓!」

すら娘「わくてかなのです」

旅人「なら、ちょっとだけ触らせてあげる……ちょ、ちょっとだけだからね?!」

すら娘「やったです!」


すらいむ「そいや」

すらいむ「ふくのうえからですが ぬののあつみぐらいであれば かってにそーぞーするので」

旅人「う、うん」

すらいむ「ではいきます」

  むにむにむに すっぽり

旅人「うわあ……なんか水に浮いてるのに圧力がある…」

すらいむ「ふむふむ……まじょさんほどしゅちょうはつよくありませんが うすぎならおとこのひとがめをうばわれるていどかと」

旅人「恥ずかしいからそういう分析を口に出さないでくれるとうれしいな…」

すらいむ「すうちにして うえから85せんち つぎが」

旅人「そこまで!」

すらいむ「そこまでですか」

旅人「スライムちゃんが知ってるだけでいいんでしょ?!それ以降は内緒!」

すらいむ「ほかのひとにきこえてはいないとおもいますが」

旅人「……それでも恥ずかしいから」

すらいむ「では おとめごころをそんちょーしましょう」


すら娘「よっせい」

(きょうはここまで)

すら娘「ねこちゃんは まだおねむです」

旅人「(思った以上に恥ずかしかった……)」

すら娘「そういえば たびびとさんからすらいむへは なにかしつもんはありますか?」

旅人「ん?スライムちゃんに?えーっと、そうだな>>239

すら娘ちゃんはどんな事が出来るの?

旅人「スライムちゃんは変身できるわけだけどさ、他にもいろいろできそうだよね。どんな事ができるの?」

すら娘「えーとます へんしんと とかすことと つつんでちっそくさせることと まほうをちょっとつかうことと」

旅人「物騒なとこからあげていくね」

すら娘「たいあたりと あいてむつかっていちじてきにようそかくとくすることと すらいむのいしをつくることと
  かたくなってみをまもることと ぶんれつと とーめーどあげてみえにくくすることと ひとのことばはなすこと……あとはちょっとあげるのめんどいです」

旅人「ちょくちょくチートっぽいとこがあった気がするよ……そういえば人語を話すスライムは珍しいよね」

すら娘「すらいむはこーみえて べんきょうねっしんだったのです いろんなことばおぼえました」

すら娘「ことばをおぼえるのは べんりです」

旅人「でもなんで普段から人語でしゃべってるの?」

すら娘「すらいむぞくは ふつーはよわい ねんわ でおはなししてるです。
  でも それだとたんじゅんなやりとりしかできないですし そもそもすらいむしかりかいできんのです。
  すらいむは いろいろかんがえたり おもったりを ちょっとでもあらわしたいのです。
  だからふだんからしゃべって ことばをわすれないようにみにつけてるです。
  おとをだしつづける、というくんれんにもなるです」

旅人「音を出す訓練?」

すら娘「いまはひとのすがたですが もともとすらいむには "はっせいきかん" がないのです
  おとをだすというのは だいたいくんれんのたまものなのです えっへん」

旅人「……スライムちゃんレベル幾つぐらいだっけ?」

すら娘「85です」

旅人「たっか!」

すら娘「たゆまぬたんれんのけっかです」

旅人「思った以上に強かったし凄かったんだね」

すら娘「すらいむというのは ふつうそこまでせいちょうしないらしいのです。
  まじょさんのとこでうまれて おべんきょーできたからこそのすらいむなのです」

すら娘「ほんとは もりのほかのすらいむも おべんきょーとくんれんですらいむとおなじぐらいいけるはずなのです」

すら娘「でも みんなだいたい すらいむのへーきんあたりでまんぞくするです もったいないです」

旅人「なるほど……ちょっとスライムちゃんの事が分かった気がしたよ」

すら娘「えへへ」

旅人「そうだ、もう一個いいかな?>>243

女性に年を聞くのは失礼なんだけどさ
何年ぐらい生きてるの?

旅人「女性にトシを聞くのは失礼な事なんだけど……」

すら娘「おんなのこのすがたとってるだけで すらいむはおとこでもおんなでもありませんが」

旅人「あ、そ、そうなんだ……じゃあ、何年ぐらい生きてるの?」

すら娘「こもりっきりだったじきもあるので くわしくおぼえてるわけではないですが 50ねんはいきてるかと」

旅人「そ、そんなに?!」

すら娘「まほうせいぶつゆえ じっしつじゅみょうむせいげんです」

旅人「という事は必然的に魔女さんも」

すら娘「まじょさんは さんびゃくねんぐらいいきてるそうですよ?」

旅人「皆、僕よりだいぶ年上だった……」

すら娘「なんだかんだまものとにんげんのさもありますし すらいむにかんしては ひとりだちするまであかんぼのようなものです」

旅人「……ん?じゃあひとり立ちに至らない森の魔物たちは?」

すら娘「まだ たいじ れべるかと もりはすらいむたちのための たまごのからのようなものです でるまえにころされるこがおおいのは かなしいです」

旅人「ちなみに、ひとりだちまで何年ぐらいかかったの?」

すら娘「えーっと……」

魔女「その子が森を出るまでには45年と10か月を要したわ」

すら娘「まじょさん おどりはもういいのですか?」

魔女「ええ、いい汗かいたわ」

旅人「熱中してましたもんね……」

魔女「うふふ、魅惑的な動きを身につけて損することはないもの~♪」

すら娘「だからってあれは」

旅人「ちょっと」

魔女「えぇー……まぁいいわ。私が楽しいのが一番だもの。お茶淹れてくるわね」

すら娘「はーい」



すら娘「ふう、ひといきついたです」

ねこ「クワァ~~~~」

すら娘「ねこちゃん おはようございます」

ねこ「にゃあ」

すら娘「それでは かえります」

魔女「泊まって行ってもいいのよ?」

すら娘「すでにじゅうぶんにおせわになりましたので」

ねこ「にゃあ」

旅人「またね」

すら娘「はい」

~森の中~

すら娘「なんかかれこれいっしゅうかんいじょういたようなきがするです」

ねこ「にゃあ」

すら娘「そうだ ちょっともりをさんぽしてかえりましょう」

ねこ「にゃん?」

すら娘「さいきんうまれたこたちに あいさつもかねてです」

ちびすらいむ「??」

すら娘「さっそくあらわれましたね  こんにちは」

ちびすらいむ(しょくしゅをつくりぴるぴるとうごかす)

すら娘「ええ すらいむが ひとりだちしたすらいむです いつかあなたもおそとにいきましょうね」

ちびすらいむ「♪」


すら娘「このように ちょっとづつあいさつするのです」

すら娘「えーっと こちらにはどなたか……>>250がいますね」

すら娘「まんどらごらさん」

マンドラゴラ「?」←ちょっと土から顔を出した

すら娘「こんにちは すらいむです」

マンドラゴラ「おぉー おはつ ひとのような すらいむだの?」

すら娘「へんしんしてるのです こちらは ねこちゃんです」

ねこ「にゃあ」

マンドラゴラ「おぉー もりのそとの いきものだの?」

マンドラゴラ「さわらせてくれるかの?」

すら娘「ねこちゃん」

ねこ「にゃあ」
        もふもふすりすり

マンドラゴラ「おおおおおおおう ふかふかだの!」

すら娘「ねこちゃん もふもふなのです」

マンドラゴラ「ふむ こういういきものがいるなら もりのそとにもいってみたいものだの」

すら娘「はい、がんばりましょう」

マンドラゴラ「また ねこさんふかふかさせてほしいものだの」

ねこ「にゃあ」


すら娘「そとにきょうみもってもらえてるです うれしいです」

すら娘「……ふむ」

ねこ「にゃあ?」

すら娘「すらいむはいままで おそとにでないのもったいないとおもっていましたが」

すら娘「もりのそとになにがあるか みてるのにおしえるというのを おもいつかなかったのです」

すら娘「ちょっとはんせい」

ねこ「にゃあにゃあ」

すら娘「これからですかね。  ん、あそこにいるのは……>>254でしょうか?」

さきゅぱす

すら娘「うーむ、まじょさんのやってることにつられて さきゅばすのこどもがきてるみたいです」

さきゅぱす「~? ~~~??」

すら娘「おーい」

さきゅぱす「!」

すら娘「このもりにいるのは ほとんどまものですよ あなたのたべものは そんなにはないです」

さきゅぱす「(´・ω・)」

すら娘「このちかくのにんげんのむらも あなたにはきけんです」

さきゅぱす「(´;ω;)」ぐぅ~~~

すら娘「……ううむ、おなかがすいているようす」

すら娘「ねこちゃん せーきあげられませんか?」

ねこ「フーッ!!!」

すら娘「ですよね ううむ しかしはらぺこは こたえるでしょう」

さきゅぱす「(´・ω・)」ぐぅ~~~~~~

すら娘「……あなたにはまずいかもしれませんが ほむんくるすたちにたのんでみましょうか」

さきゅぱす「(*・ω・)!!」

すら娘「ですが……そうなるとじじょうをあるていどくんでくれそうなやつに たのむべきですね」


すら娘「>>257さん、どいつにたのむといいとおもいますか?どいつもわるいやつではないですが、くせがつよいのです」

1:気難しい引きこもりのホムンクルス
2:話を聞かない豪快なホムンクルス
3:希望厨なホムンクルス

1で

すら娘「では きむずかしいひきこもりのとこにいきましょう」

ねこ「にゃあ……」

すら娘「たしかにちょっときくとふあんではありますが ほかのこうほのれんちゅうよりは はなしをきくはずです」

さきゅぱす「(;´・ω・)」

すら娘「ながいきさんほど せいかくがおかしいことになるのは このもりのとくちょうです」

ねこ「……」

すら娘「ねこちゃん、よもやそのひっとうがこのすらいむでは などとおもっているのではないでしょうね?」

ねこ「ふみゃっ?!」

すら娘「そうおもわれてもひていはできないのですけどね じいしきがつよいというだけで すらいむとしては はかく なのです」


すら娘「やつは この木のうえにいえをつくってるです」

すら娘「たのもー」 げしげし ゆさゆさ

さきゅぱす「∑(;゚Д゚)」

すら娘「でてこねーと このまま木をへしおるですよ」 げしげしべしべし

気難ホム「ちょっ まて!まってくれ!分かった出るから!!」

気難ホム「……その魔力……スライムか。いい加減にしろよお前なんで俺をこんな目に」

すら娘「はなしにきたときはこちらのようけんをまずきけとたたきこんどいたはずですが」

気難ホム「……なんだよ」

すら娘「このさきゅぱすにごはんくれてやるです」

気難ホム「お前無性別の魔法生物だからって言っている意味ぐらいは理解できてるはずだろ?!」

すら娘「りかいできるから きさまにはなしもってきたですよ しぼられろ」

気難ホム「なんだよ絞られろって……やだよ」

さきゅぱす「(´・ω・)」

気難ホム「人間の村あるだろが」

すら娘「いま ゆうしゃがねとまりしてやがるですよ しなせにいくようなもんです」

気難ホム「……チッ 仕方ないな……あがってけ」

さきゅぱす「(*・ω・)!」

気難ホム「行き倒れられるとめんどくさいだけだからな。メシくったらでてけ」

さきゅぱす「ヽ(*・∀・)ノ」

気難ホム「……まったく……こいつが迷い込んできたのってやっぱあれか、魔女のせいか」

すら娘「でしょうね」

気難ホム「仲間が増えるのはわるいことじゃねーが……こう……貞操とかそういうもの大事にしとけよって思うな」

すら娘「おまえはにんげんのようなかんがえかたですね」

気難ホム「しかたねーだろ たぶん俺のもとになったのって僧侶だぞ」

すら娘「まものとしては すごしづらいせいかくですね んでは そのこのごはんまかせました」

気難ホム「……はぁ」

すら娘「あ、ごはんやれといったけどらんぼうはしちゃだめですよ」

気難ホム「しねーよそんなこと……」

すら娘「あと そろそろひとりだちもかんがえたほうがいいですよ」

気難ホム「……俺は森の中にいるので十分だよ」

すら娘「むう」

さきゅぱす「(*・∀・)ノシ」

すら娘「はい さよならです」

すら娘「さてと つぎどっちにいきましょうか」

ねこ「にゃあ~……」

すら娘「さきゅぱすたちのことがきになりますか?まあたぶんだいじょうぶですよ。ほむんくるすは にんげんのアレがもとですし たしょうはおなかふくれてくれるはずです」

ねこ「……」

すら娘「さて、わかれみちはどっちにいきましょうかね?」

>>265
1:右にいく
2:左に行く
3:真ん中にいく

2

すら娘「ひだりがわいきましょう こっちには いずみがあったはずです」

ねこ「にゃあ にゃあん?」

すら娘「みぎにまがるとひろばにいって、まっすぐいったらきのこのさいしゅうじょうにいったです」

ねこ「にゃあ」


すら娘「いずみにつきました」

ねこ「にゃあ」

すら娘「ここのおみずは いちおうのめるはずです のんでいきましょう」

ねこ「ぴちゃぴちゃ」


泉の精霊「あら、誰かと思ったら」

すら娘「ひさしぶりです」

泉の精霊「その猫おとして金の猫と銀の猫でも貰いに来た?」

ねこ「ふみゃっ?!」

すら娘「そんなことしません わるいじょうだんやめろです」

泉の精霊「だって最近誰も構ってくれないんだもの。魔女もここの水つかう実験あまりしなくなってるし」

すら娘「あなたがくだらんことばかりいうからでは」

泉の精霊「暇しちゃって切ないわぁ……」

すら娘「(すさまじくたいくつそうですね……>>268してやりましょうか)」

あっちむいてほい

すら娘「せーれーさん」

泉の精霊「なにかしら」

すら娘「あっちむいてほい!」

泉の精霊「あう」(つられてしまった)

すら娘「あっちむいてほい」

泉の精霊「うぅっ?!」(つられてしまった)

すら娘「あっちむいて」

泉の精霊「ちょっとまって!これ私やられっぱなしじゃないの!」

泉の精霊「悔しいから次は私がやる方ね!」

すら娘「はいはい」

泉の精霊「んじゃいくわよー あっちむいて ほい!」→

すら娘「はい」↑

泉の精霊「ぐぬぬ あっちむいて ほい!」↓

すら娘「はい」←

泉の精霊「なんで?!」

すら娘「なんでといわれましても」

泉の精霊「じゃ、じゃあつぎは そこの猫が私の相手ね!」

ねこ「んにゃ?!」

すら娘「ねこちゃん ふぁいとです」

ねこ「にゃ、にゃあ……」

泉の精霊「あっちむいてー ほい!」→


猫と言う生き物は、素早く動くものに興味を示すいきものである


ねこ「にゃっ!」→

泉の精霊「やった! あっちむいてほい!」←

ねこ「!!」←

泉の精霊「あっちむいて ほい!」→


そしてそれは、狩猟本能によるものである


ねこ「にゃんっ!」(べしっ

泉の精霊「いたい!」

泉の精霊「うぅー……」(じんじん)

すら娘「まあ、ねこちゃんはねこですから」

泉の精霊「まったく、あなたのせいでひとしきりあっちむいてほいたのしんじゃったじゃない」

すら娘「ひまなひとときがつぶせてゆういぎだったでしょう?」

泉の精霊「楽しんじゃったからなんもいえねえ……あ、そういえば」

すら娘「なんでしょう?」

泉の精霊「さっき>>273がここを通ったのよ」

紳士的なオーク(賢者)

泉の精霊「このあたりのやつじゃないっぽいオークが通ってったのよ」

すら娘「ほほぅ?」

泉の精霊「装備的に賢者っぽいし身なりもそこそこいいから、多分魔王軍あたりのやつじゃないかと思うのよね。ちょっと森の年長者として様子見てきなさいよ」

すら娘「じぶんではなしかければよかったのでは」

泉の精霊「見かけた奴に即話しかけていきなり切りつけられるのはごめんだもの」

すら娘「むう  どちらにいったかわかりますか?」

泉の精霊「たしか、広場の方に行ってたはずよ」

すら娘「あいあい、ちょっといってみましょうかね……まおうがわのかのうせいがあるなら おんなのこのすがたはきけんかもですね」


すらいむ「そいやっと」

~森の広場~

賢者オーク「ふう……森の魔女とやらはどこにいるのだろうか」

すらいむ「(もりのしかけにまよっているごようす)」

ねこ「にゃあ」

賢者オーク「むっ?」

すらいむ「ねこちゃん どういうあいてかわからないのにでてくのはあぶないです……むっ?」


>>276オークのつけてる紋章
1:魔王側の紋章
2:勇者の紋章
3:第3勢力の紋章

1

すらいむ「まおうがわのおかたですか」

賢者オーク「いかにも。私は魔王軍第4軍隊補佐官の賢者オークという者です」

すらいむ「これはどうもごていねいに すらいむは すらいむです。こちらはねこちゃんです」

ねこ「にゃぁ」

賢者オーク「(言葉のやり取りができるスライムとは珍しいが、すでに第3勢力の紋章持ちか)」

すらいむ「まじょさんをさがしておいでで?」

賢者オーク「そうなんですよ。実は私の上司……第4軍隊の隊長が兵力増強のための技術をお求めでして」

すらいむ「まじょさんのけんきゅーせいかにめをつけたと」

賢者オーク「その通りです」

すらいむ「まじょさんは まおうがわにつくきはないそうですが」

賢者オーク「無論、そのような事は致しません。技術をいただくための取引が目的なのです。
  森の魔女さんのところへ連れて行ってはくれないでしょうか?」

すらいむ「ふむぅ……つれていっていいものか……そうだ、じかんはかかりますがまじょさんにおうかがいをたてましょう」

賢者オーク「どのように?」

すらいむ「おてがみをかいて、ねこちゃんにとどけてもらうのです」

ねこ「にゃん」

すらいむ「おねがいしていいですか」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「まじょさんへのてがみを ねこちゃんにもってってもらったのです」

賢者オーク「あの猫を一匹で行かせて大丈夫なのですか?」

すらいむ「このもりのあるきかたはしってるはずです」

賢者オーク「既に私は何匹かに襲われているのですが」

すらいむ「花ふんだりきのみたべたりしましたね?」

賢者オーク「小腹がすいて」

すらいむ「このもりでは そういうのはケンカうるためのこうどうです
  けがさせたこなおしてあげてください」

賢者オーク「軽く手当はしていましたが、帰りがけもう一度謝罪することにします…」

すらいむ「そういえば おーくさんはわりといいちいのかたでしたね」

賢者オーク「そうですね、幸い魔力に秀でていたもので」

すらいむ「(はなすねたがおもいつかんです。じつは魔女さんとことそんなはなれてないから、ねこちゃんそうそうについているとおもうのですが)」


>>281
1:魔女さんがこっちにくる
2:旅人さんが案内役としてよこされてくる
3:ねこちゃんが魔女さんからのお手紙もってかえってくる

2

旅人「えーっと、ここだね。スライムちゃんいるし間違いないかな」

すらいむ「!たびびとさん」

賢者オーク「む、貴女は?」

旅人「案内役の旅人です」

すらいむ「? ? あれ?ねこちゃんは?」

旅人「スライムちゃんにも来てほしいらしくて、魔女さんのとこにいてもらっているよ」

すらいむ「ほぅ」

旅人「では、ご案内いたしますね」

賢者オーク「よろしくお願いします」

てくてく てくてく

すらいむ「(まじょさんのじたくちょくつうじゃないみちをえらんでいますね)」

旅人「えーっと……(メモちらみ)こっちか」

賢者オーク「……(警戒されているようだな、猫を放ってからこの人間が来るまでとすでに同じぐらい歩かされている)」

旅人「ここですね……あれ?建物は同じだよね…?」

すらいむ「ああ、なるほど おもてげんかんのほうですね」

旅人「こっちが表なんだ」

すらいむ「すらいむ、いつもうらぐちからでいりしてましたから。おきゃくさんよぶならこっちですね」

旅人「僕もあっちが玄関だとばかり思ってたよ……えーと、こちらです」

賢者オーク「(この案内人、まだ不慣れなのか?)ありがとうございます」

ガランガラン

旅人「お客様をお連れしました」


普段、スライムや旅人、猫が目にするのとは違う方の入り口に入ると
広い玄関ホールがあり、その真ん中に黒いドレスを着て、猫を抱きかかえた魔女が立っていた。


魔女「ありがとう旅人ちゃん。猫ちゃん、スライムのとこにもどっていいわよ」

ねこ「にゃん」

魔女「貴方が、賢者オークさんね。お噂はかねてより耳にしていますわ」

賢者オーク「……どうも」

魔女「客室にご案内いたしますわ。旅人ちゃん、お茶とお菓子お願いね。スライムはついてきて」

すらいむ「りょーかいです」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「(すらいむのやくめとしては おそらくなにかあったときにとりおさえるかかりですね)」

~客室~

魔女「さて、ご用件はなんでしょうか?」

賢者オーク「戦力拡充のために、貴女の研究を参考にしたいのです」

魔女「……要するに、魔物を生み出す術の研究をよこせってことね」

賢者オーク「対価は用意させていただきます」

魔女「そうねー……魔王側の戦力拡充って、基本的に野良の魔物を支配するか、無理やり子供産ませるかなのよねー、私それ嫌いだし聞いてあげなくもないんだけど」

魔女「ただ、そもそも魔王軍の心を無理やり支配するやり方自体が気に入らないのよね。
  支配される対象が、意図的に生み出せる存在か、そうでないかってだけな気もするし」

賢者オーク「……そのあたりの事については、賛同しかねているものも多いのです」

魔女「一応それは知ってるわ。あなたの名前を聞いたのも、洗脳策反対派としてだったもの~
  だからこそ、一応は話を聞いてあげる気になったんですもの♪やさしい男は好きよ♪」

賢者オーク「ははは……(微妙につかめないな)」

魔女「だから、私的に無茶ぶりな案件を聞き入れてくれるかどうかで技術提供するかどうか決めてあげるわ」

魔女「金品はいらない。財宝も特に必要ではない。でも、魔王軍にとって痛手なものを要求させてもらうわ。この時点でダメですって断ってもいいわよ?」

賢者オーク「聞かせてください」

魔女「私ね、>>289をくれるっていうなら、スライム・ホムンクルス・キメラの研究成果をあなた方に提供していいわ」

1:賢者オーク本人
2:魔王の娘
3:その他人材

賢者オーク「?! そ、それは…>>290

1:本国に戻って検討いたします……
2:無理です
3:その他自由

2

1

すらいむ「(まじょさんほんきのむちゃぶりかましましたね)」

魔女「……そう、検討してくれるのね?なら、どちらの結果になっても私に損はないわね」

賢者オーク「し、しかし、もし通ったとしても姫君の身の安全は…」

魔女「もちろん大事にするわよー。ていうかそんな話通っちゃうトコよりも私とガールズトークしながら研究してた方が安全で平和に暮らせるんじゃないかしら?」

賢者オーク「……」

旅人「お茶とお茶菓子ご用意しました」

魔女「ありがと旅人ちゃん。さ、たべてたべてー、この子の作る料理美味しいのよ」

賢者オーク「……いただきます」さくさく

魔女「本当なら、そんなことできるわけないって即断ってくれた方が気持ちよかったんだけど、使者として来てる以上難しいのかしら?」

賢者オーク「しょうじきにいわせていただくなら……その通りですね」

魔女「旅人ちゃんも賢者オークさんのお話聞きましょ?たぶん面白いわよ。すらいむもおたべなさいな」

すらいむ「えーと ではいただきます」

魔女「で、今こんなとこに住んでる魔女の研究が欲しいってなっちゃうほど戦力に飢えてるみたいだけど、魔王軍は進行止める気はないの?」

賢者オーク「中枢の、端的に言えばチートレベルに強い方々が無傷のままですので、末端戦力が足りない事への危機感が無い状態なんですよ」

旅人「……そういえば、ここ1年ぐらい魔王軍所属の低レベルモンスターはあまり見ないね」

賢者オーク「そうなんですよ。大規模侵攻で街をのっとるときの戦力にかき集めるのがやっとのありさまで……そのかき集めたのもほとんどが生まれたばかりのモンスターなので、ほとんど生き延びることができないんです」

すらいむ「ひどいはなしです」

賢者オーク「他の方に漏らされると困るのですが  全くその通りだと思います」

魔女「なかなかに気苦労が絶えない立ち位置のようねぇ」

賢者オーク「……これで今回の交渉がさっくりといってくれたら一つ荷がおりたのですが」

魔女「残念ながらそれは無理ね」

旅人「魔女さん断ったんですか?」

魔女「ううん、魔王の娘ちょうだいって無茶ぶりしたとこ」

旅人「ああ、あのお姫様ですか。たまにお忍びで人間の国の方に来てますよね」

賢者オーク「?!」

旅人「兄様がいるからいらない子だって拗ねてましたよ。抜け出してもそこまで叱ってもらえないとかなんとか」

賢者オーク「そ、そうなのですか?というかその 言ってはなんですがあなたのような人間がなぜ姫君をご存じなのですか?」

旅人「そりゃ、お忍びで遊びに来た時に知り合ったからですよ」

賢者オーク「……姫様の付き人に聞いたところ、人間の国でも上流階級にしか触れさせてないと聞いてたのですが」

魔女「この子一応貴族なんですよ」

賢者オーク「し、失礼いたしました」

旅人「……ふふふっ、まあ、いいですけどね。実際一人暮らしや旅してる時のほうが貴族やってる時より自然な感じですから」

すらいむ「そういえば、おーくさんきょうはどちらにおとまりで?」

賢者オーク「森の外に馬車を待たせてありますから、馬車の車中で寝ますよ」

すらいむ「……まおうぐんのばしゃって くそでかいですよね?」

魔女「そうね、大体の場合大きいわね」

すらいむ「…………わりといやなことになってるよかんがします」

魔女「あー、そういえば勇者が近くの村にいるんだっけ?」

賢者オーク「低レベル勇者でしたら御者や馬でも相手できますから心配は無用かと」

魔女「第2師団の団長に散り散りにさせられた連中らしいんだけど」

賢者オーク「?!」

魔女「ちょっと見ておきましょうか」

魔女は 空間に映像をうつした 森の入り口近くのようだ


>>296勇者はきてる?来てない?

僧侶だけ来てる

魔女「森の入り口辺りに誰か来てるわね」

すらいむ「せんとーが かいしされてるみたいです」



僧侶「くっ はぁ はぁ 一人じゃちょっと厳しいかも……無理にでも勇者ぐらいは引っ張ってくりゃよかったわ」


賢者オーク「逃がすのも不味そうですね、すみません、おいとまさせていただきます」

魔女「はい、お気を付けて。暴力以外でのお返事をお待ちしておりますわ。スライム、あなたも帰るのよね?ついでに入り口まで送って差し上げて」

すらいむ「はいなのです」

すらいむ「ねこちゃん かえりましょう」

ねこ「にゃあ」


賢者オーク「森は何分ぐらいで抜けられますか?」

すらいむ「正しい道なら3分でかけぬけられます」


すら馬「よっこい」

すら馬「ねこちゃんとおーくさんが すらいむにのればはやいです」

>>299
スライムたちが森の入り口に到達した時の戦闘状況

五分五分

すら馬「ではおりてください げんじょう ごぶごぶのようですね」

賢者オーク「世話になった。中立位置の者が一緒にいるのを見られてはまずいだろう、名乗りを行い視線を奪うので、その間に行ってください」

すら馬「お気遣いありがとうございます」


すら娘「よっこい」

ねこ「にゃあ」

すら娘「おーくさんがでたら、もりにそってちょっとはなれてから かえりましょう」


賢者オーク「流石は魔王軍をものともせず魔族の国に入り込んだだけのことはある。
  よもや、こ奴ら相手に一人で五分五分だとはな!」

僧侶「なっ……」

賢者オーク「我が名は賢者オーク!!魔王軍第4軍隊補佐官である!!」

すら娘「よし、いきましょう」

ねこ「にゃあ」


すら娘「だいぶはなれたのです ここからなら すみかにかえるときにあのおんなにみつかることはないかと」

ねこ「にゃ~……」

すら娘「もう、ゆうがたですね すみかにかえって ごはんたべてねましょう」

ねこ「にゃあ」

すら娘「ほんとはあそんであげるといいのかもしれないですけど すらいむもつかれちゃいました」

ねこ「にゃん」

すら娘「きょうはおとなしくしといて あしたまたあそぼうね」

ねこ「にゃぁ~」すりすり

すら娘「ねこちゃん もふもふです」


賢者オーク「ふぅ……紋章は持っているようだな、止めをさしても大丈夫か」

僧侶「う、ぐっ」

賢者オーク「そうだ、一つ問うてやろう。答えれば私もここへ来た理由を応えてやる」

僧侶「……」

賢者オーク「何故ここへ来た?魔王軍の手から遠いこの地に、貴様らがいる理由がわからん。貴様らは魔王軍の殲滅を求めて動いていたはずだ」

>>303
僧侶は答える?答えない?

黙って睨む

僧侶「……っ」キッ

賢者オーク「成程、己の情報は伝えぬか。……喋ってくれれば此方の……いや、まあいい。
  では望みどおりに死ね。何、所持金の半分が消えて盛大な痛みにしばらく苦しむだけだ」

 オークは 呪文を唱えた  僧侶は 灰になった

賢者オーク「御者も馬も無事か?」

御者ゴブリン「わたくしめは大丈夫ですが、馬は走れなさそうです」

魔馬A「ブルルルル……」

魔馬B「ヒヒン……」

賢者オーク「回復魔法と隠蔽魔法を使用しておこう。
  ……低級勇者しかいないと思って油断していたのが悪かった、すまない」

~村~

勇者「僧侶の奴、遅いな……」

魔法使い「この辺の強い魔物なんてたまに村を襲うスライムぐらいって話だろ?
  それに、万一あの森に入るなら俺らを呼べって言ってあったし……大丈夫じゃないか?」

勇者「しかしなあ……うん?僧侶から通信が」

魔法使い「紋章通しての通信?あいつどこまで行ってんだよ、大きい教会あるとこじゃないとできねーだろそれ」


僧侶『ちょっと聞こえる?!』

勇者「聞こえてるけどどうしたお前」

僧侶『森の近くに、魔王軍のやつがいたの!それも高レベルの!』

勇者「?!」

僧侶『そのまま殺されちゃって……今は前立ち寄った街の方で復活してるわ』

勇者「なんだと……」

僧侶『有り金もないから、ちょっとその辺で小金稼ぎしたらそっちに戻るわ』

勇者「相手の目的は?」

僧侶『……私達の目的を言えば聞かせるとか言ったけど、どうせ魔物の言葉なんて嘘ばっかりだから黙って殺されたわ』

勇者「そうか……森の近くだったんだな?……魔女と手を組むためとかじゃ」

僧侶『大方、そんなところだと思うわ』

勇者「俺たちはお前が戻るまで、森の魔女やそいつの作った魔物に関する情報収集をしておく。
  僧侶、戻ってきたら魔王軍に手を貸される前にそっちをなんとかしよう」

僧侶『了解』

魔法使い「……えー?あの森突撃すんの?」

勇者「いずれにせよ、あの森で死んでる人間も多い。魔王に手を貸すとあったらより被害が出るだろうし早めに叩いたほうが良いだろう」

魔法使い「……シーフが居る時にそんな事言うとぶっ飛ばされるとこだけどな」

勇者「あいつが勇者としては異端なだけだよ」

~すらいむのすみか~

すら娘「こたつ ぬくぬくです ごはんのあとのこたつは さいきょうのまものだとおもいます」

ねこ「にゃあ」

すら娘「まおうぐんとかゆうしゃとかのきなくさいことも ぜんぶわすれそうです」

ねこ「にゃぁ~~ん♪」

すら娘「……うう、こたつからでたくないけど ねぼけてとかさないようにてんじょうでねるのです」

ねこ「にゃあ」

すら娘「おやすみなさい」

すら娘「ううん……なんか起きてしまったのです」

すら娘「ねこちゃんは……あれ?いない?」

すら娘「ねこちゃん?ねこちゃん」

すら娘「>>309さん ねこちゃんをさがしたほうがいいとおもいますか?さがすなら さがすばしょもおしえてくれると うれしいのです」

探さない

すら娘「……ふむぅ ねこちゃんがしんぱいではありますが むやみにひっつくのもだめなの。
ねこちゃんにも ねこちゃんのためだけのじかんがあるはずなの……ふぁ ねてまつことにするのです」




ねこ「にゃあん」


一匹の猫が、月夜の草原を散歩している。
首もとに揺れる紋章は、魔王とも勇者とも手を組まぬものの証だった。

猫が足を止め、一点をじっと見つめる。
その先には、魔力の渦のようなものができていた。それは、この世界ではあまり見ることの無いような機械をいくつか吐き出す。


ねこ「フーッ!!」

すら娘「うう~~む よくねたのです」

ねこ「にゃあ」

すら娘「ねこちゃん おはようございます」

ねこ「にゃん」

すら娘「ごはんよういしますね」

ねこ「にゃぁ~~~ん♪」


すら娘「(たびびとさんからもらったごはん、だっしふんにゅーいがいはそろそろなくなりそうです)」

すら娘「ふむぅ……」

すら娘「また、ねこちゃんのごはんをちょうたつしなくては」

ねこ「にゃあ?」

すら娘「みるくだけでは おなかにたまらないでしょうから」

すら娘「……まじょさんのところにいって おやつやおちゃをもらってもいいですが」

すら娘「それでは ひとりだちのいみがないのです」ぐっ

すら娘「というわけで>>314さん、どこに ねこちゃんのごはんを ちょうたつにいったらいいですか?」

すら娘「ふむぅ……やはり にんげんのむらがてっとりばやいですかねえ」

すら娘「しかし いまおそいにいくのは じさつこういです……そうだ!」


すら少年「ほいさっと」

ねこ「?!」

すら少年「にんげんにばけてしのびこむてをつかうです!」

ねこ「にゃあ?」

すら少年「おんなのこのすがたでのせんにゅうは すでにおこないましたからね あんぜんかくほです」

すら少年「さて、むらにいくのです ねこちゃんもいきますか?」

ねこ「にゃあ」

すら少年「れっつごー です   あれ?ねこちゃん? さきにいくのですか? あれれ?どこいくのですか?」


>>317 ねこの向かった先
1:きかいのおちてるばしょ
2:おかねがおちてるばしょ
3:にんげんのむら

2

すら少年「ねこちゃん?ここはなんですか?」

ねこ「にゃあ」(てしてし)

すら少年「?  なんかふくろですね えーと……たびびととかのどうぐがはいってます」

ねこ「にゃん」

すら少年「ごはんのたぐいは もうだめになってますね すらいむがきゅうしゅうしておきましょう」

すら少年「ほかにはとくに……」

ねこ「フーッ!!!」

すら少年「うわわっ?! な、なにかほかにあるのです?!」

すら少年「えっと えっと コインとかみがはいったちっさいふくろがあるのです」

ねこ「にゃあ」

すら少年「? これをみつけさせたかったのですか?」

ねこ「にゃん」

すら少年「これは……ああ、にんげんおそうとなにげにもってるあれですね」

ねこ「にゃあ」

すら少年「でもたべものではないです」

ねこ「~~~~ハァ」

すら少年「(ためいきつかれてしまいました……)」

???「ん?なんだあいつは」


>>320どんな奴が通りがかりましたか?

死人漁り
棺桶を背に担いだ細身のせいたかノッポ

“細身の”はくどくなったか
性別は男で良いですか?

死人漁り「おいボウズ、こんなとこで何してる?」

すら少年「ねこちゃんにつれてこられました こいつのつかいかたがわからんのです」

死人漁り「……そいつはカネだ。カネつかったことねーのか?」

すら少年「はい  これがおかねですか じつぶつみるのははじめてです」

死人漁り「(そこそこいい身なりのくせにカネを知らんとはな、過保護な親かなんかか?けっ、面白くない)」

ねこ「……なぉ」

すら少年「そうですね ねこちゃんのごはんを ちょうたつせねば ありがとうございましたとおりすがりのかた」

死体漁り「おいおい、ボウズ 世話になったと思ってんならなんか分け前をくれよ」

すら少年「……そうですね いちおうこんごつかえるちしきをいただけたわけで」

ねこ「ふみゃっ?!」

死体漁り「ははははは 知識に対する礼という考えは好きだぜ」

すら少年「ねこちゃんのごはんを ちょうたつしたあとでよければ おたからをひとつおわけしましょう」

死体漁り「ガキの宝物か、期待しないでおいてやるよ」

>>321 今回は女性指定でないかぎり男性のつもりでした。まあそこは雰囲気で)


すら少年「むらへ れつごーです」

死体漁り「……(なんつーかこいつちぐはぐだな?死人とはいえ人間見てきてる俺が違和感を感じるとは……)」

ねこ「にゃん♪」


~村~

村人A「ん?だれかきたべ」

村人B「……おいA,あんまかかわんな。あいつはな……」(ヒソヒソ)

すら少年「あの そこのやつら ねこちゃんのごはんは どこいったらありますかね?」

村人A「うん?猫の餌か?だったら、この角を突きあたって左の、薬草の看板出てるとこにあると思うべ」

すら少年「ありがとうございます」

村人B「こら!棺桶担ぎのツレとなんて話すなって!」

村人A「でもこっちは普通の子みてーだったしよぉ……」

死体漁り「まあ、そうだな。俺は来る途中こいつにあってついてきただけだ」

村人A「ほらな」

村人B「そういうんじゃないって!アホだなお前は!」

すら少年「いきますよ ねこちゃん」

ねこ「にゃぁ」


~アイテム屋~

すら少年「たのもー」

店番「はーい。何か御用かね?」

すら少年「ねこちゃんのごはんを いただきたく  こいつでたりるでしょうか?」

店番「そうだねえ、種類によるが……どの餌にする?缶詰のとカリカリがあるが」

すら少年「えーと  えーと  ながもちするのがいいです」

死人漁り「それならカリカリだな」

店番「……なあ坊ちゃん、こいつお前さんに口出ししてるがいいのかい?」

すら少年「おんじんですので」

店番「へえ、死体ができたほうが都合のいい死人漁りが人助けとはね」

死人漁り「……で、どうするんだ」

すら少年「それではカリカリをひとつと かんづめもいっこほしいです」

店員「おっ、猫ちゃんのご褒美ようだね! うんうん、じゅうぶん足りるよ」

すら少年「よかったです」


~村の外~

すら少年「おみせでのふぉろー かんしゃです」ふかぶか

死人漁り「いいってことよ」

ねこ「♪」すりすり

すら少年「そうだ いまからおたからとってきますので ここでまっててください」

死人漁り「……ふん、まあいい。だが、お前が帰ってくる保証はどこにある?」

すら少年「ねこちゃんをおいていきます ねこちゃんがすりすりしたということは あずけてもだいじょうぶなあいてということだとおもうので」

死人漁り「……そうか?」

すら少年「そうです ねこちゃんはそのあたりのくうきがよめるこですので では おまちくださいなのです」




死人漁り「……オイ猫、撫でさせろ」なでなで

ねこ「にゃぉん」

死人漁り「まったく、むやみに人間臭い猫とむやみに人間ぽくないガキとはどういうくみあわせなんだか」なでなで

死人漁り「お前は俺を見て警戒してたが、あのガキにはそれが無かった」

死人漁り「しかも、村が近くにあったというのに、そこにくわしいわけでもない」

死人漁り「あんなのほっといたら、そう遠くないうちに草原に転がる死体の一つになっちまうぞ」

死人漁り「猫でも気づく、背徳に生きる存在を感知できないたぁな……あのガキまっとうにそだてられてねーんだろうな、かわいそうに」

ねこ「………」

死人漁り「何か言いたそうだな」

ねこ「にゃあ」

死人漁り「何言ってっかわかんねーわ」

すら少年「おまたせしました」

死人漁り「思ったより早かったな?家抜け出したのに心配されてねーのか?」

すら少年「ひとりぐらしなので」

死人漁り「……お前ホントにあっさり死ぬぞ」

すら少年「ふふん みくびらないでほしいのです  それよりも これをどうぞ」

死人漁り「こいつは……紐?」

すら少年「ひげです おっきなきめらの ひげなのです きめらがおなくなりになったとき なんぼんかいただいたのです」

死人漁り「……は?」

すら少年「ひもとしてもつかえますが まものよけとかのこうかのがあります れべるがたかいまものにはききませんが」

死人漁り「待て待て待て キメラってあれだろ?魔物の森にいるっていうばけもんだろ?」

すら少年「そうです」

死人漁り「この辺のやつじゃない俺でもわかるぞ?!なんでそんなんもってんだよ?!」

すら少年「そのきめらとなかよしだったのです かたみわけにいただいたおひげですよ」

死人漁り「……キメラとかって仲良くなれるもんなのか?」

すら少年「まざったどうぶつによります こいつはもっふもふのたてがみのあるねこと ひをはくとかげでした」

死人漁り「ライオンとパイロレクスか……どっちもやべぇだろ……」

すら少年「でも こうげきされないかぎりは だいたいねてていいやつでしたよ」

死人漁り「……どう使うんだこれ」

すら少年「もんすたーがあらわれたら そいつをふってみせるといいのです にげていきます」

死人漁り「ありがとよ」

すら少年「それでは かえりましょうねこちゃん」

ねこ「にゃあ」

死人漁り「……おいボウズ」

すら少年「なんでしょう?」

死人漁り「俺が棺桶担いでても普通に話してくれた奴は久々だった。……だから忠告してやる。
  家出とかしても大丈夫なだけのモンもってるのは分かったが、早めに帰ってやれよ?
  俺のように死体あさって日々を過ごすようになる前に、親御さんにごめんなさいしといたほうが良い」

すら少年「おまえがなんかかんちがいしてるのだけはわかったです」

死人漁り「あぁ?!」

すら少年「ですが そこそこいいやつっぽいということは わかりました  ごしんぱいありがとう」

すら少年「では」


死人漁り「まったく、なんだったんだか……まあ、中2病とかそういうなんかだろうが。
  こんな紐がヒゲってのも信じがたいしな……けっ、無駄な時間過ごしたかな……ん?」

 一角うさぎが あらわれた

死人漁り「ま、試してみるか」

 死人漁りは キメラのヒゲを振った

一角うさぎ「?!」

 一角うさぎは 逃げ出した


死人漁り「……いや、いやいや、偶然だよな……うん」

~すみか~

すら少年「これでまた ごはんはしばらく しんぱいいらんです」

ねこ「にゃあ」


すら娘「よっこい」

すら娘「しかしあのにんげん ほかのにんげんにきらわれてましたね?」

ねこ「……にゃん」

すら娘「どーゆーじんしゅのやつだったか つぎにまじょさんやたびびとさんにあったとき きいてみましょう」

すら娘「そして ねこちゃん  あそびますよ!」

 スライムは ねこじゃらしをそうびした!

ねこ「!」

>>333今回のねこちゃんの満足度

そこそこ満足

すら娘「ふう はぁ つかれたです」

ねこ「にゃあ~……」

すら娘「むむぅ やはりひとりでは まだおなかいっぱいあそんでもらえてないもよう」

すら娘「しかし すらいむはもうつかれたので ちょっとおやすみなのです」

ねこ「にゃあ」

すら娘「こたつで ぬくぬくしましょう」

ねこ「にゃぁ~~~ん♪」

すら娘「ふわぅ……なんかねちゃってたです いまはゆうがたぐらいでしょうか」

ねこ「ふみゃぁぅ」

すら娘「ねこちゃんもいっしょにおねむでしたね」

すら娘「ひさしぶりに、安価さんにねこちゃんとのたわむれかたをおしえてもらうのです」

すら娘「>>336さん、ねこちゃんとなにしてあそぶといいとおもいますか?」

おさんぽ

すら娘「ねこちゃん おさんぽにいきましょう」

ねこ「にゃっ?」

すら娘「もくてきがなくておさんぽだけとか そういえばやってなかったです」

ねこ「にゃあ」

すら娘「それでは いきましょう  とちゅうでおなかすいてもいいように ねこちゃんのごはんちょっともっていくの」

ねこ「にゃん!」


すら娘「ゆうがた かぜがきもちいいのです」

ねこ「にゃあ」

すら娘「おそらが おれんじいろです すらいむ どのいろのおそらもすきです」

ねこ「ふにゃん」

すら娘「おひさまがしずむまであるいて しずんだらかえりましょう」

ねこ「にゃ~♪」

すら娘「ひとのかたちは うごきかたがきまっててらくです」

ねこ「にゃん?」

すら娘「そのままだと、ころがったり、はいずったり、とんだり いろいろあるのです……ん?なんかいますね?」


>>339
今まであった(スライムの形状問わず)中で誰かがいるみたいです。だれがいましたか?

サキュパス

さきゅぱす「( ・ω・)!」

すら娘「おお きのうのさきゅぱすではないですか」

さきゅぱす「ヽ(*・∀・)ノ」

すら娘「うむうむ おげんきそうでなによりです」

ねこ「にゃん」

すら娘「やつはおなかの足しになりましたか?」

さきゅぱす「∑(* ・ω・)   (* >∀<)キャー」

すら娘「ふむ おもったよりうまくいっていたもよう」

ねこ「……ふにゃう」

すら娘「これから、またべつのとこにいくのですか?」

さきゅぱす「(・ω・三・ω・) ぷるぷる」

すら娘「この辺の散策のみですか」

さきゅぱす「( ゚-゚) ( 。_。) コクコク」

すら娘「しばらくはあのきむずかしやのとこに おせわになるんですね?」

さきゅぱす「(*^ー^)~♪」

すら娘「しかし それだとあなたのせいちょうはおそくなりますよ」

さきゅぱす「( ・ω・)b」

すら娘「もんだいない ときましたか   どこまでいきとうごうしたのかきになるところではありますが やつはかたってくれないでしょうね」

さきゅぱす「(* ・ω・)つ」

すら娘「おれい、ですか?ふむ、いただいておきましょう」


 スライムは 惚れさせ草 手に入れた


すら娘「ふむ、びやくのもとになるやくそうですね こういうのをさがすのは いんまがむいているとはきいてましたが」

さきゅぱす「(・∀・)ノシ」

すら娘「はい さよならです もりにいるのであればまたあいましょう」

すら娘「ねこちゃん このくさはたべちゃだめですよ」

ねこ「にゃあ」

すら娘「すらいむに ちゃーむをくっつけるのに つかいましょうかね  まえに、どくをつけるためのやつをつくったのと おなじようりょうでいけるはずです」

ねこ「……にゃあ?」

すら娘「まほうせいぶつかつ むせーべつですから すらいむがゆうわくをつかったら あるていどのれべるまではぜんぶひっかけられますよ」

ねこ「?!」

すら娘「まあ すかれてどうするんだというはなしですが  すきにさせてもぐもぐするというてもありますが どうでしょうね」

ねこ「……」

すら娘「ねこちゃん あれみてください」

ねこ「?」

すら娘「あそこに うっすらおつきさまがでてきてるです ゆうやけといっしょにでてくるおつきさま きれいです」

ねこ「……!」

すら娘「どうかしましたか?」

ねこ「フーーーッ!!!」

すら娘「……! あ、あそこ まりょくのうずができてますね  にげましょう」

ねこ「みゃっ!」


 スライムと猫 は 逃げ出した!


すら娘「ふう、びっくりしたです。おおきくなったとしてもここまでくれば すいこまれないでしょう」

ねこ「にゃあ~~……」

すら娘「ちょっとすわってゆっくりしましょう しばらくしたら あれがなにをはいていったか みましょうね」

すら娘「まりょくのうずのかんじ きえましたね いってみましょうか」

ねこ「にゃー」

すら娘「こんどはなにがおちてますかね?」


>>345
おちてたもの(できれば機械)

にら

すら娘「……なんかくさがおちてるです」

ねこ「にゃあ?」

すら娘「しかもちょっとへんなにおいするです……どくでしょうか?ねこちゃんはたべちゃだめですよ」

ねこ「にゃん」

すら娘「このくさ たばになってて あおいろのなにかでとめてありますね あおいろのをはずすとばらばらになるしくみのもよう」

すら娘「……よくみたら、これがはいってるはこがおちてきてたみたいです このはこ、ふたがないですね」

すら娘「すこしとかして きゅーしゅーしてみましょう」

  じゅるじゅる……

すら娘「!これは……ニラだったのですね ふむ よそのせかいにもおなじしょくぶつがあるということでしょうか? せかいってふしぎなの」

すら娘「このはこや あおいものにはなにか もじ らしきものがはいってますね」

ねこ「にゃ?」

すら娘「いせかいのぶんかをしらべるのに なにげにおやくだちしそうです」

 スライムは にら(ひと箱) を てにいれた!

すら娘「>>349さん、もっとおさんぽつづけますか?」

続ける

すら娘「ゆうやけがまだ のこってますね もっといってみましょう」

ねこ「にゃー」

すら娘「きょうはなんとなく くさ が てにはいるひなきがしているのです」

ねこ「にゃあ?」

すら娘「だってそうじゃないですか? ほれさせそうと にらです  もっとすすんだらほかのくさもあるかもです」

ねこ「にゃ~~ん?」

すら娘「うーんと そうですね たとえば   たんぽぽとか」

ねこ「……」

すら娘「だめですか? すらいむ たんぽぽすきですよ」

すら娘「あとは そうですね おはなはだいたいすきですが たけ もすきです とかしたときのせんいがおもしろいです」

すら娘「でもたけのこのほうがすきです」

ねこ「にゃう」

すら娘「すらいむは だいたいなんでもとかしてえいようにできますけど やわかったりおいしかったりというのは わかります」

すら娘「そしてできれば おいしいほうがすきです」

ねこ「なぉ」

すら娘「ん?ねこちゃんどうしましたか?  あれは……>>352ですね」

林檎の樹

すら娘「あけおめです」

ねこ「?」

すら娘「なぜか いわねばならぬきがしたのです」


すら娘「りんごのきですね うえのほうにちょっとだけ りんごがなってます」

ねこ「にゃあ」

すら娘「すらいむのごはん これにしましょうかね……」(きょろきょろ)

すら娘「ううむ ここはなまじ みとおしがよいですからね すらいむじょうたいでとるのがらくですが みつかるかもしれません」

ねこ「にゃあ」

すら娘「んー……きにせずいってみましょうか」

>>356
スライムが林檎をとるところは誰かに見つかった?
見つかった場合、見つけたやつも

明けましておめでとう

前に出てきたオークの部下に見つかる

すらいむ「ほいよっ」 ぷちぷち

すらいむ「なんこかいただくのです」じゅわじゅわ

すらいむ「あまい……ぬっ?」

   パカラッ パカラッ パカラッ パカラッ

ナイトゴブリン「おっ、何かいるみたいですな!」

すらいむ「あっ」

ねこ「にゃっ」

ナイトゴブリン「ふむ、スライムですか……大きさ的にオーク氏の連絡にあったスライムですかな?」

すらいむ「おーく?ああ、きのうまじょさんとこにきたあいつですか」

ナイトゴブリン「よもやのドンピシャktkr!!あ、ワタクシは彼の部下でナイトゴブリンといいます」

すらいむ「はあ」

ナイトゴブリン「オーク氏より、森の魔物に迷惑かけたぶんのお詫びの品をおとどけにあがりました!
  というわけであなたの分がこちらになります!」

すらいむ「>>358ですか」

腐肉もやしの種
豆粒大の腐肉を生らせる
成長速度はもやしと同じ

すらいむ「ふにくもやしですね」

ナイトゴブリン「お一人暮らしらしいと伺ったので、一人暮らしに役立つものをご用意させていただきました!」

すらいむ「もしやちょいすしたのは おまえですか」

ナイトゴブリン「そうです!」

すらいむ「まあ、ありがたくいただくです。ふにくもやしは くさったおにくですが ぞんびよりもかくだんにおいしいですから」

ナイトゴブリン「では、ワタクシはこれにて!」

すらいむ「あ、もりでのちゅういてんは きいてますか?」

ナイトゴブリン「花と木の実をきずつけないですっけ?」

すらいむ「ですです あと、みかけたらまずこえをかけてやってください むごんでちかづかれると こわがるこもいるので」

ナイトゴブリン「助言ありがとうございます!」

すらいむ「あと、つよめのゆうしゃがはいかいしているので もりのそとはちゅういですよ」

ナイトゴブリン「緊急逃走のしゅだんをよういしておりますとも!心配させてしまってすみませんな」

ナイトゴブリン「では オタッシャデー!!」

パカラッ パカラッ パカラッ…・・


すらいむ「なんかつかれるあいてでしたね」

ねこ「にゃあ」


すら娘「よっせい」

すら娘「おひさまもおちてしまったのです すらいむたちも ひきかえしましょう」

ねこ「んにゃぁ~」

すら娘「なんかいっぱいもってかえることになったですね」

ねこ「にゃあ」

すら娘「ふにくばたけは あしたつくりましょう」


>>361
帰りがけに何かあったかなかったか

ささやかな幸せ

すらいむとねこちゃんは てにいれたものをもって おうちにかえります

しずんでしまったたいようも いませかいをてらすつきも たぶんすらいむたちをみてはくれません でも


ねこ「にゃあ」(スリスリ)

すら娘「きょう、ねこちゃんといっしょにいて すらいむ なんだかとてもうれしかったです」

すら娘「ねこちゃんとすごすこういうまいにちが、きっと ささやかなしあわせ っていうんでしょうね」


すらいむが ちょっとだけかがんで ねこちゃんをなでてあげると

ねこちゃんもすぅっとめをほそめて よろこんでくれました

こんなささやかなしあわせが これからも つづきますように


~END~

すら娘「……はっ!しあわせをかんじていいかんじのものろーぐにしてたら えんどがついてしまったのです!とりけし!とりけしです!!」

ねこ「ふみゃ?」


~すらいむのすみか~

すら娘「えーっと、きょうてにはいったものは 惚れさせ草と、にらと、ふにくもやしですね」

ねこ「にゃー」

すら娘「あしたは、ふにくのはたけと、惚れさせ草をすらいむようのくすりにするのをがんばりましょう」

ねこ「にゃん」

あ、あせっただろ…

翌朝


すら娘「ねこちゃん おはようございます」

ねこ「クァ~~~~」

すら娘「かりかりごはんですよ」

ねこ「にゃあ」カリカリ

すら娘「ねこちゃん かわいいです  きょうはすらいむ おうちでのさぎょうなの ねこちゃん、ひとりであそびにいく?」


>>365ねこちゃんは今日お出かけするかしないか

すら娘「どっきり、だいせいこーう」(あのプラカード)

ねこ「にゃにゃーん!」

すら娘「そして、あんかしたです!」

ねこ「にゃっ!」

すら娘「ねこちゃん、きょうはおでかけするのですね」

ねこ「にゃあ」

すら娘「おひとりだとあぶないので とおくにいくなら だれかといっしょのほうがいいです」

ねこ「にゃぁ~……」

すら娘「であったひとについてくとかで いいとおもいますよ」

ねこ「にゃん」


すら娘「ねこちゃんは おでかけにいったのです」

すらいむ「そいやっさ」

すらいむ「ほれさせるくすりと はたけをつくるのです」

すらいむ「どくようの おなべに 惚れさせ草をいれるのです」

すらいむ「すこしのみずをくわえて すらいむを ちょっとちぎって ぐつぐつにるのです」

グツグツ グツグツ

すらいむ「あとはこのまま すらいむのかけらが とかすのをまつのです」

すらいむ「はたけは どこにつくりましょうかね ……うむ、すみかのおくのほうに 穴ほっちゃえばいいですかね」

すらいむ「ちょいとだけ じゅーろーどーですが ふにくもやしのふにくは まりょくがほうふなのです」

すらいむ「ゾンビいがいの おてがるなほきゅーのために いまがんばるのです」

 じゅるじゅる どろどろ




ねこ「~♪」てこてこ

ねこ「?  にゃ~ん」

???「ん?」

>>372
猫が見つけた人物(ねこがあったことのあるキャラでお願いします)

最近ので悪いが死体漁り

死人漁り「昨日の猫じゃねえか」

ねこ「にゃあん」

死人漁り「今日はあのボウズほっといていいのか?」なでくりなでくり

ねこ「~~♪」

死人漁り「……と、俺はまた死体探さないと」

ねこ「にゃあん」

死人漁り「ついてくるのか?まあ、いいけどよ。ガキが心配する前に帰れよ?」

ねこ「みゃー」

死人漁り「つっても、このあたりの死人は大体魔物の森に集中してるんだよなぁ」

ねこ「にゃー?」

死人漁り「いかねーよあんな場所。普通にこええっての……かといって、平野の散策だと2~3日に一体ありゃいい方だからな。
  俺のメシのためにもうちょっとモンスターががんばってくれりゃいいんだが、そんな場所だと俺自身も危ないのがな」

ねこ「……」

死人漁り「やっぱおめえはやたら人間臭いな?言葉の意味は完全に理解してるだろう」

ねこ「……」

死人漁り「目線反らす方が人間くせぇぞ?ははははは」

死人漁り「つーわけでだ、森に入らない程度に森に近いとこを探すのが最近のマイブームでな」

ねこ「にゃぁー……」

死人漁り「森の禁忌は俺は理解しちゃいないんだが、入ってすぐやら貸したらしい奴の死体とか見つかるんだよ」

ねこ「……!  にゃ~ん」

死人漁り「お?死体でも見つけたか?……ん?げっ?!」

さきゅぱす「ヾ(*・∀・*)シ」

気難ホム「むっ?……人間と……あいつの猫じゃないか」

気難ホム「良い機会だから人間から絞れよ」

さきゅぱす「(>ω<;三;>ω<)」

死人漁り「おい猫あぶねえぞ!!そいつら魔物だぞ??!!」

ねこ「にゃーん」

さきゅぱす「(・ω・)ノ」なでなで

気難ホム「おい、そっちの人間 なんでこいつ連れてるんだよ」

死人漁り「あれ?なんかあの猫こいつらと知り合いっぽい?」

気難ホム「この猫は俺のセンパイの猫だからな」

死人漁り「…………え?」

気難ホム「……ったく、人間としゃべるのメンドくせぇ……帰るぞ」

さきゅぱす「(;´・ω・)」

さきゅぱす「(・ω・)ノシ」

ねこ「にゃ~ん」


死人漁り「無茶苦茶ビビった……」

ねこ「にゃん」

死人漁り「そうか……普通の動物なら、魔物もそうおそわないっていうか 俺らにとっての動物と同じようなもんなのか……」

ねこ「にゃー」

死人漁り「もしかしたら人間も頑張りゃ魔物となじめたり……いややっぱ無理か」

ねこ「みゅ~……」

死人漁り「さて……死体さがさねーと」

てくてくてくてく てくてくてくてく

死人漁り「……考えないようにしようと思ったんだが」

ねこ「?」

死人漁り「魔物の森の魔物が先輩って呼んでたってことはなんだ あのガキも実は魔物かなんかか」

ねこ「にゃー」

死人漁り「どっちの意味で返事されたのかわっかんねぇわ……ん?」


>>380 死人漁りが見つけた物

生き倒れたナイトゴブリン

ナイトゴブリン「うううううっ……」

死人漁り「?!」

ねこ「にゃっ?!」

ナイトゴブリン「失敗した失敗した失敗した失敗した……」

死人漁り「お、おーい……そこのゴブリンいきてんのか?」

ナイトゴブリン「うぅぅ……行き倒れた上に朝日がまぶしくてまわりがみえないでござ候」

死人漁り「(なんだこいつ)」

ねこ「にゃあ」てしてし

ナイトゴブリン「はっ  これは せんじつの猫……ということはそちらの方はスライムさんですな?!」

死人漁り「(ど、どうしよう?どう答えれば)」

>>382
1:そ、そうだぜ(棒)
2:い、いや、通りすがりなんだけど……

ヘタに嘘付いてもな……2

死人漁り「い、いや、通りすがりなんだけど…… 」

ナイトゴブリン「と……いうことは普通の人間……ぐっ 拙者は何も洩らしませぬぞ!」

死人漁り「いや、むしろ俺はお前になんかされないかって無茶苦茶こええんだが」

ナイトゴブリン「ぐうう、このような一般人に殺されるとは第4軍隊の名折れ……!!」

死人漁り「いやいやいや 殺さない殺さない!!」


~10分後~

ナイトスライム「よもや、人間に助けられるとは……しかし恩を受けた以上、騎士として礼をさせていただきたく!」

死人漁り「じゃあ人間の国に侵攻するのやめてくれよ……そのせいもあって雇用が不安定で死体漁ってんだから」

ナイトスライム「わたくしにはそのような権限はないのです」

死人漁り「……おう」

途中からゴブリンがスライムに入れ替わってたけれど見なかったことにしてください。


ナイトゴブリン「第4軍隊は補佐官のオーク殿含め温厚な方が多いのですが、いかんせん国の方針として侵略傾向ですので」

死人漁り「よくわかんねーが大変そうだな」

ナイトゴブリン「魔界通貨で良ければお渡しできますが」

死人漁り「通貨って……うわ、普通に宝石じゃねーか!?」

ナイトゴブリン「紙幣や金貨もありますが、これもいろと大きさでそのまま通貨として使われておりますぞ」

死人漁り「良いなこれ。しばらく死体漁らなくても暮らせそうだ」

ナイトゴブリン「……ぶしつけなことをお伺いいたしますが」

死人漁り「?」

ナイトゴブリン「死体をあさるだけなら棺桶は不要では?」

死人漁り「ああ、これはな……漁った奴をお詫びとして埋葬するために持ってるんだよ。後ろに車輪がついてて、中に死体入れたら引っ張って教会に持ってくんだ」

ナイトゴブリン「ほう……」

死人漁り「この辺の死人漁りの風習のようなもんだ。その場でうめてやるやつもいるが、きちんと埋葬できないとゾンビになるしな」

ナイトゴブリン「成程、人間の風習も興味深いもので……」

死人漁り「だからある程度人間ものこしてくれるとありがてえんだが」

ナイトゴブリン「そこは上部決定によりますな」

死人漁り「デスヨネー」


死人漁り「いやぁ、いいもんもらったなぁ」

ねこ「にゃー」

死人漁り「カッカッカ こういうリターンがあるなら魔物とかかわるのもわるかねぇな!」

ねこ「……」

死人漁り「さーてと、こいつをどう人間の金に換金するかだな……」


>>386
1:蒐集家に持ってく
2:魔女に持ってく
3:勇者に持ってく
4:魔界まで行ってみる(猫と別れる)

(次回はこの安価回収から)

2かなぁ

死人漁り「一番安全なのは蒐集家のヤローに持ってくコトなんだろうが……魔界で流通してるとなるともう持ってそうなんだよな
  ……無駄足の挙句やつの変態っぷり見せつけられることはできりゃぁ避けたい」

死人漁り「次に安全なのは、魔界まで足を延ばすであろう勇者達に渡してその分貰うことなんだが……レートがわかんねぇんだよな
  そもそも魔界まで足を延ばすような連中は魔界付近の街で資材がっつり買い込むだろうし……無ェな」

死人漁り「……となると、ちょいと危険だが森の魔女に交換してもらうのが一番手っ取り早いわ。うん。
  なんか男ばっかり連れ去られるって有名だが、俺みてぇなガリガリしたやつからとれるもんもねぇだろ」

ねこ「……」

死人漁り「……ってなわけで森に入るが、お前危ないと思ったら帰っていいぞ」

ねこ「にゃーん」

死人漁り「おい!先いくなって!!割と結構不安なんだぞ?!」

 ねこ は 森に入った
 死人漁り は 後を追った

~魔女の家 表玄関~

死人漁り「ゼーーー ハーーー……くそっ ぜんりょくで 長距離はしった……」

ねこ「にゃーん」

死人漁り「脇腹クソいてぇ……ん?……おいおいおい、まさか、ここって」

  ギィィ

死人漁り「?!(扉が開いた?!)」


>>389
魔女と旅人のどちらが出てきた?

旅人

旅人「ん?誰だい君は?」

死人漁り「……えーと……」

ねこ「にゃ~ん」

旅人「あっ、猫ちゃんか。でもそっちのはどう考えてもスライムちゃんじゃないよね?」

死人漁り「は、はじめまして、死人漁りと言いますが……えーと」

旅人「あ、僕は魔女さんじゃないよ……でも、人間の男は早々に帰っておいた方が身のためだと思うんだけど」

ねこ「にゃあん?」

旅人「うーん……猫ちゃんが連れてきたってことは、魔女さんに危害加える気はないってことなんだろうけど……
  僕が要件聞いて伝えるから、内容が魔女さんと直接会わずに済むならそうするってのはどうかな?」

死人漁り「助かるぜ……け、けど、ちょっとまってくれ 息上がって」

旅人「あー、つらそうだねえ?途中で魔物にケンカ売っちゃったのかい?」

死人漁り「この猫がどんどん先行くからそんな暇もなかったぜ……」

旅人「なるほど、じゃあ猫ちゃんに感謝しとくんだね。先に行くことで森の中で余計な事するの防いでくれたんだろうから」

死人漁り「そうなのか?」

ねこ「にゃあ」

死人漁り「……ハァ……ちょっと落ち着いた。俺はな、魔女ならこいつを人間の金に換金できないかと思って頼みに来たんだよ」

旅人「うん?魔貴族通貨じゃないか。確かに魔女さんなら基本レートでの交換ぐらいできるだろうね」

死人漁り「この辺の他の奴のとこに持ってくのも、思い切って魔界で消費するのもちょっと無理だと思って」

旅人「魔女さんに聞いてみるね」


~数分後~
旅人「>>392だってさ」

大丈夫だけど面白そうだから家にあがって話でもしよう

旅人「交換には応じるけれど、なんか面白そうだから話でもしましょう……だってさ」

死人漁り「え?あがっちゃっていいのか?」

旅人「魔女さんがいいっていってるからいいんだろうさ」

ねこ「にゃあ」

旅人「じゃ、こっちこっち」

死人漁り「おじゃましまー……あ、棺桶どうしよう」

魔女「玄関ホールにてきとうにおいてくれてかまわないわよー」

旅人「ちょっ、来ちゃったんですか?」

魔女「来ちゃった♪」

死人漁り「お邪魔します」

魔女「どうぞどうぞ ねこちゃんおいで~」

ねこ「にゃん」

~客間~

死人漁り「(調度品がしっかりしてておちつかねえ……こんな空間に入るの初めてだぞ……)」

魔女「まぁ、まずは気をらく~にしてね♪ はいお茶」

死人漁り「ありがとうございます……つーかいきなりですんませ……ええと、唐突な用件ですみません」

魔女「改まらなくっても大丈夫よ~、私堅苦しいの苦手なの」

死人漁り「そうなんすか?」

魔女「それに、身なりややってることみれば話しやすい口調の程度ぐらいは判るわ」

旅人「それはそれで失礼な物言いな気がしますよ」

魔女「あらぁ、それは旅人ちゃんがそう思うだけよ~♪無理した話してるかどうかは、相手が敵意持ってるかどうか見るのに重要な事なのよ
  ところで……あなたが交換してほしいと言ったもの、どうやって手に入れたのかしら?気になるのよね~」

死人漁り「これは、先ほどこの付近で倒れてたゴブリン助けたらお礼にってもらえたんすよ」

魔女「ゴブリン?……何か身元の分かるようなこと言ってた?」

死人漁り「えーと……第4軍隊とかなんとか」

魔女「……ああ、あのオークさんの部下かしら?そういえば魔物たちに何か配ってるらしい奴がいるってのは聞いたわねぇ」

魔女「来るときにちょこちょこやらかしてたみたいだから、そのお詫びでもしにきたんでしょうね」

旅人「なんで行き倒れてたんでしょうね?」

死人漁り「自分の分まで配っちまって失敗したとかなんとか……
  携帯食料と薬草と霊酒渡してやって復活したからそこまで深刻じゃなかったみたいだけどな」

旅人「ふーん……行き倒れの処置を知ってたんだね」

死人漁り「死人漁りの先輩から聞いたから、それを使ったんだよ」

魔女「このあたりの死人漁り達は紳士的だものねぇ。他の地域だとそのまま食料にするとか聞くし」

死人漁り「うへぇ」

旅人「僕の出身のあたりの死体漁りは大体そんな感じでしたね」

魔女「やってる事は似たようなものだけど、地域によってその行動に至る起源が違うのよ」

魔女「旅人ちゃんの出身は確か、山岳地帯だったわよね?」

旅人「ええ、金鉱があってそれで貴族入りしたような連中が治めるところですね」

魔女「鉱山資源が多くても草や食料の自給自足が難しい地域は山賊が死体漁りの元なことが多いのよ。
  略奪のために死体を漁る。死体も数少ない肉として利用する。そんな結構世知辛い感じなのよねぇ。
  その辺に住んでる魔女も、ちょっときつい子だし……」

死人漁り「じゃあ、このあたりは?」

魔女「元は僧侶が貧しい人に"死人を埋葬するのを手伝ってくれたら、その死人の遺品を持って行っていい"というお触れを出したのが元ね。
  浮遊魔力の関係からアンデットが発生しやすい地域っていうのもあって、死体の処理が急務だったらしいわ」

死人漁り「なるほど、そのお触れの事が忘れられても、生業にした連中の文化が残ってると」

旅人「それが起源だとするなら、確かに無為に死体を増やすということにはつながりませんね」

魔女「むしろ放置死体を減らすのが目的だものね……さてと、森であった謎のばらまき事件も個人的に解決したし……
  あ、でもまだ聞きたいことあったわ」

死人漁り「なんすか?」

魔女「どうしてこの猫ちゃんと知り合いなのかしら?」

死人漁り「あー、それは」

死人漁り「~~~っつー感じだな……まあ、今日いろいろ歩いててわかってたっちゃわかってたが……」

ねこ「にゃーん」

死人漁り「あのガキがスライムだっていうんならあの人間味の無さも当然って事か……まあそれ抜きにしてもこいつ人間くせぇが」

ねこ「……」

旅人「この手の話すると誤魔化そうとするんですよね、この子」

魔女「うふふ、私はそういう謎がある相手は好きよ?だからこの猫ちゃんも好きね♪
  ともかく、うちの子がお世話になったみたいで。何かお礼したほうが良いかしら~?」

死人漁り「うちの子って言ったってもうひとり立ちしてんだよな?それに本人から宝物ももらってるし」

魔女「そう?じゃあ無しでいいわね。  じゃ、そろそろ交換しておきましょうか」

死人漁り「ああ、頼む」

魔女「えーっと……うーん、結構持ち帰るのめんどくさい額になるわよ?」

死人漁り「マジかよ……」

魔女「だってぇ、人間の貨幣ってあれでしょ?額面がそこそこ小さめの金貨でしょ?」

旅人「銀貨も銅貨もありますよ……けど額面はたしかにおおきいんですよねコレ」

魔女「ちょくちょく交換するっていう方が私も負担少ないんだけど?
  どうする?交換してほしい時に訪ねてきてくれたらいいわよ?」

死人漁り「……えーと、じゃあ、そういう感じで」

魔女「うふふ、ここに来るお客さんが増えるわねぇ♪
  えーとじゃあ、この青の宝石一個を今回は変えましょう。
  たしかこれで薬草10000個買えるから、金貨に直すと100枚ね」

死人漁り「そんなに?!」

魔女「ええ、つつましく暮らせばそれなりに持つ額ね」

死人漁り「あー……その、ちょっといいか?」

魔女「何かしら?」

死人漁り「ゴブリンの話した時、その上司あたりに心当たりあったよな?そいつに、額面の大きそうな奴いくつかかえしてやってほしいんだけど」

魔女「あら、戴いた物はもらっとけばいいじゃない」

死人漁り「流石に額が大きすぎてちょっと」

魔女「うふふ、じゃあ、どのぐらい返しておけばいいのかしら?」


死人漁り「見るからに額面の高い奴から10個返してやってください」

魔女「あら?じゃああなたに残るのはあと2つだけよ?しかも青と緑の額面小さい奴よ?」

死人漁り「家と当面の食料手に入れて仕事はじめるのにはこの100枚でもいけるし、近い額の資産が2つ手に入るとなったらもう十分だ」

旅人「生活レベルをそこまで高いものにしないなら確かに十分だね」

魔女「うーん、私だと100枚じゃ研究設備増やすのの足しにできるかどうかって感じなんだけどなぁ」

旅人「僕も以前の暮らしなら屋敷の使用人たちの一日分の給料に足りるかどうかですよ」

死人漁り「やべぇ、俺以外の連中がセレブすぎてついていけねえ」

~数分後~

  じゃらっ

死人漁り「……この重み全部金貨か……こええな」

旅人「代替紙幣もあるにはあるけど……魔女さんは紙幣は信用してないからね」

死人漁り「いや、まあ、紙幣でも量にビビってたと思うぜ?」

魔女「またきてね♪そうそう、行きと帰りの道の地図と、注意点かいたのあげるわ」

死人漁り「何から何まですまねーな……」

魔女「いいのいいの♪ただ、次来る時も何かお話ししましょうね」

死人漁り「あー……そうっすね。じゃ、失礼しました」

旅人「さようなら  ねこちゃん、またね」

ねこ「にゃあ」



死人漁り「ふー……思ったよりいい連中だったな……」

ねこ「にゃん」

死人漁り「帰りはこっちか……なるほど、木の実と花をとるのと、先制攻撃はだめ……か。
  この点に関しては村の人間にも伝えたほうが良いかもなぁ……そしたら、無駄な人死にもなくなるし」

ねこ「~♪」

死人漁り「ただ、地図自体はだいじにしまわねーとな。だれかにみられてめいわくかけたらもうしわけねー」

ねこ「にゃあ」

 だっ

死人漁り「おい!だからいきなり走るなって!!」

 だっ

~森の外~

死人漁り「ゼェ……ゼェ……」

ねこ「にゃ~ん」

死人漁り「くそう、余裕そうなつらしやがって……で?なんだ?なんで走らせた……ん?ちょっ、棺桶に入るな!!」

  ごそごそ  じっ

死人漁り「くそっ。なんだよこいつ……ん?  やべえ、コレしまわねーと!」


勇者「なんかあそこに人いないか?」

魔法使い「マジだ おーい」

死人漁り「……なんだよ、勇者様たちかよ。オレみてーな死人漁りになんか用か?」

勇者「この森に関して話を聞きたいんだ」

死人漁り「…………聞いてどうする?」

勇者「えっ?」

死人漁り「いましがた森を抜けてきたから言えるが、森の事知って中の魔物倒すとかいうなら教えられねーぞ?」

魔法使い「あ、まさにそういう要件だな」

勇者「魔物の被害似合う人が多い方が、死人漁りにとっては助かるからか」

死人漁り「ちげーよ。むしろ、森の魔物が人間より断然温厚だって知ったからそう言ってるんだよ」

魔法使い「温厚なのかねぇ」

死人漁り「おうよ。間違いさえ起こさなきゃ襲われねーっての」

勇者「……死人漁りの話を聞いてもな。魔法使い、行くぞ。後回しにしてたがうろついてる連中よりは例の蒐集家の方が話を聞けそうだ」

魔法使い「え?僧侶の襲われた場所見なくていいの?」

死人漁り「ん?なんだそりゃ?」

勇者「……ヒソヒソ(行こう。魔物に友好的らしいし、人語を解するやつに伝えられたら厄介だ)」

魔法使い「ヒソヒソ(はいはい)  んじゃ、おれらはこれで!」


死人漁り「……荷物みられなくてよかった。おい、出ろよ猫」

猫「にゃー」

死人漁り「棺桶にツメ立てるな!」

死人漁り「よいしょ」

ねこ「にゃー……」

死人漁り「お前、俺を急がせたのはあいつらを森の前で追い返すためか?」

ねこ「にゃぁん」

死人漁り「どんだけ鋭いんだか……そうだ、今日は一緒にいるのはここまでだ。俺はこの金つかっていろいろ揃える」

ねこ「にゃー」

死人漁り「じゃあな」


ねこ「……」

>>405
おでかけ、つづける?帰る?

勇者たちのあとにこっそりついていってみる

ねこ「……」

  てくてく  そ~~~っ

勇者「はあ……しかし、森に関しては帰ってきた連中から聞くと"そんなに危なくない"だし、その割に死人は多いし」

魔法使い「どっちつかずだよな。森から魔物が襲ってくるわけでもないみたいだし」

勇者「でもさっきの死人漁りから話を聞くのはちょっとな……山賊崩れなわけだし」

魔法使い「まあな。ガチで死体増やしにかかるもんな」

ねこ「……」

勇者「一旦装備外していこうか。普通にずっと着てたら肩凝るんだよ」

魔法使い「そうだな、オレも久々に私服着たいしいいぜ」

ねこ「……」(勇者たちが宿に入ったのを見届けて、屋根の上に移動して待っている)

猫が待機して小一時間。金髪の男と、短い黒髪の女が出てきた。
猫は彼らについていく。


魔法使い「で、勇者。俺がなんで女の格好してなきゃいけねーんだ?」

勇者「女好きらしいから危ないかとも思ったんだけど、ローブじゃないと胸隠せないし男の物の格好だと余計変態の気を引きそうで」

魔法使い「女棄ててんだから良いって」

ねこ「……」

勇者「……さっきから視線を感じるんだけど、お前どう思う?」

魔法使い「俺も感じる。死人漁りと別れてからだな」

勇者「亡霊でもくっついたか?」

魔法使い「かもなー」

ねこ「……」


勇者「蒐集家の家は確かここだったな」

魔法使い「だなー。失礼しまーす」ゴンゴン

勇者「呼び鈴の方ならせよ」

 ギィィ……

侍女「……どちらさまでしょうか?」

勇者「現在この村に滞在している勇者と魔法使いです。蒐集家さんにお話を伺いたくてやってきました」

侍女「少々お待ちください」

~数分後

侍女「お待たせいたしました、客間にごあんないいたします」


ねこ「……」

>>410
1:潜入を試みる
2:出てくるまで待つ
3:帰る

1

ギィィ  バタン

ねこ「……にゃ~?」

ねこ は えんとつをしらべた けむりがでている

ねこ「……みぃ」

ねこ は 窓を調べた 開いているものはない

ねこ「……」  カランカラン

ねこ は よびりんをならした  ねこ は かくれた

侍女「はーい……あれ?」

ねこ は 潜入にせいこうした!

侍女「近所の子供の悪戯かな……旦那様も悪名が広まっているし」

  ギィィ バタン

侍女「お茶の用意をしないと」

ねこ「……」


>>415 どこを調べる?
1:侍女のようすをうかがってついていく
2:1階を探す
3:階段を上って2階を探す

1

ねこ「……」

侍女「旦那様にはいつものでいいとして……あいつらの分どうしたらいいんだろう」

侍女「紅茶かコーヒーか聞いておけばよかった……楽な方でいいか」

ねこ「……」

侍女「~♪」

侍女「ミルクと砂糖を入れてミルクティーにしておけば、まぁ嫌いな人も飲めるよね」

侍女「お茶菓子は……こっちっと。よし、もってくか」

  てくてく

    そーっ……

侍女「……(何か違和感があるけど……まぁいいか)」

侍女「お茶をお持ちいたしました」

蒐集家「御苦労。ここに置いてくれ」

魔法使い「ミルクティーか。どもども」

勇者「いただきます」


>>418
1:隙間が空いている。部屋に忍び込もう
2:部屋の外で中の会話を盗み聞く

2

蒐集家「侍女、君も彼らへの情報で提供できそうなものはないか?」

侍女「今この場に来たので話の流れが分からないのですが……」

勇者「魔物の森に関して、情報収集をしている」

魔法使い「アンタがくるまでは、蒐集家さんに魔女の作ったスライムと対峙した時の話を聞いてた……何やってんだって感じだったけど」

勇者「勇者のしるしを使ってそんな副業してる暇があったら……と、雇われた連中にも俺は文句を言いたい」

蒐集家「まあまあ で、侍女は何かないか?」


ねこ「……」

侍女「そうですね、森の魔女とは実は一度お会いしたことがあります」

蒐集家「ああ、そんなことを言っていたね」

勇者「よく御無事でしたね?」

侍女「私がここではなく、別の街に住んでいた時の事なんですけれどね。
  その時は少々珍しい薬草の卸売業者に奉公に出ていて……お客さんとして彼女が来店したんです」

魔法使い「普通に話せるは話せるって事か」

侍女「ちょくちょく訪れる上にのんびりした美人な方という印象でしたので、こちらに移り住んで噂を聞いた時は驚きましたよ」

勇者「……しかしやはりおかしいな……何故そんな人物があんな危険な場所を作り上げたんだ?」

蒐集家「魔物の森にはルールがあるらしいのですが、ルールが人間に伝わっていないんですよ」

勇者「何故?」

蒐集家「それがよくわからなくて。怯えて何もせず引き返したという人は被害にあってない、というぐらいなんですよね。
  まあ、私はいくつか目星をつけていますけれど」

魔法使い「教えてくれるか?」

蒐集家「罵倒をいただけるならば!」


ねこ「……;」

魔法使い「そういうのはいいから」

蒐集家「あ、その冷たいお言葉で十分です。いきりたちました」

勇者「お前……」

侍女「お許しください、旦那様はこういうお方なのです」

蒐集家「おそらく、森の物に手を出すことそのものがあの森では禁忌なのです」

勇者「?」

蒐集家「生きて帰ってきた者の話を聞く限り、彼らは迷ったことにおびえてただ彷徨うことしかできなかったそうです」

魔法使い「それは知ってるっての」

蒐集家「では逆に、死んでしまった人が何をしたかなのですが……私の知っている死人漁りが面白いことを言っていたんです」

勇者「また死人漁りか」

蒐集家「その彼ももう亡くなっているのですが……彼が森で死体を回収するとき、その手には木の実がある場合が多かったそうです」

蒐集家「そんな彼は"木の実に気をつければよい"と早々に結論を出して、結果森の中の物を回収しようとして死んだらしいです」

魔法使い「らしい?」

蒐集家「彼の回収を行った死体漁りが言うには、小石や花や薬草がらんざつに袋に詰め込まれていたそうですが、私は実物を見ていませんので」

勇者「なるほど……魔物に出会わず、尚且つ森の物を移動させないことが生きて出るために必要なのか」

蒐集家「魔物に関してはまた別に面白いことを聞いてますよ」

魔法使い「何々?」

蒐集家「一度戦闘すると、次々モンスターが現れるそうです」

勇者「面倒だな」

蒐集家「遭遇して争いを挑まれたが最後、最終的には魔女に持ちかえられるというわけです」

勇者「やっぱり突入には僧侶が必要だな……」

魔法使い「だねー、レベルが低くても大量だったら回復要員いないときつい」

蒐集家「しかし私としてはあまり突入してほしくないんですよね」

勇者「何故?」

蒐集家「あの森には魅力的な物がたくさんあるんですよ。持ち帰るのは危険な上私自身には戦闘力皆無なので見るだけなんですけど」

勇者「お前の趣味とこのあたり一帯の平和のどっちの方が大事だと思っているんだ」

蒐集家「……勇者さん、一つ良いですか?」

勇者「何だ?」

蒐集家「平和、とはなんでしょうね?」

勇者「魔物を駆逐し、人が安寧に過ごせることだろう?」

蒐集家「私は後半部のみで良いと思っています」

魔法使い「人が安寧に過ごすために魔物を倒すんじゃないのか」

蒐集家「私はこんな趣味をしています。それ故に歴史にもある程度通じているのですが……魔女が森をつくる以前のほうがこの辺りは荒れていたんです。
  自然が豊かなこの辺りには、戦闘を行える人というのが育っていませんでした。奪い、奪われることに慣れていない人々が住んでいたんです」

勇者「豊かな場所は大体そんな感じだよな」

蒐集家「故に、周囲からの侵攻にはめっぽう弱かったんですよ。人間の国々が争っていた時期、ここは植民地として何度も所有する国が変わっていました。
  ……それに終止符を打ったのが、魔女の定住です。魔女が住み、森を育て、魔物を増やしたことで、ここを狙う国は激減しました。
  今の、この辺りの平穏は間違いなく魔女によってもたらされているものなのですよ……もちろん、すぐには同じような状態にはならないでしょう。
  しかし抑止力となる魔女と森の存在が無くなり、さらに順調に魔王軍を倒せてしまったならば
  また、人同士の争いが始まる。私たちの孫か、その更に子や孫か……そのぐらいになるとまた同じようなことになってるでしょうね」

ねこ「……」

勇者「だからほおっておけと?」

蒐集家「代替の抑止力を置いてくださるならいいですが……教会を引っ張ってこれるだけのコネクションはおありですか?」

魔法使い「厳しいな」

蒐集家「国同士の諍いを治めるレベルの教会となると、現在勇者制度に協力してる大教会レベルの力も必要です」

勇者「多少自然が豊かってぐらいでそこまで狙われるのか」

蒐集家「原因はこのあたりの自然によって生み出される魔力苔ですね。
  自然豊かな場所でしか生育しないのですが、これが魔力系統の薬の原料として重宝されているのですよ
  そうそう目にすることはありませんが、見つければ小指の先ぐらいで金貨1枚はします」

勇者「原料で金貨一枚……」

魔法使い「シーフが聞いたら飛びつくぜ」

ねこ「……#」

勇者「? なんか気配が」

魔法使い「そうか?」

蒐集家「えーと、とりあえず私の知る情報としてはこんな感じですよ」

勇者「……それでも叩いておかないとまずいんだよなぁ」

魔法使い「魔王軍と魔女が組むかもって話だもんな」

侍女「それはないです」

勇者「?」

侍女「魔王軍に対しての嫌悪は、以前お会いした時にだいぶ愚痴っていただきましたから」

勇者「うーん……ちょっとわかんなくなってきた」

魔法使い「今日はもう戻ろうか?  すみません。またいろいろ整理して聞きたくなったら来ます」

蒐集家「はい」

ねこ「……にゃーん」

侍女「? 猫の声?」

ねこ「にゃぁ~~ん」カリカリ

蒐集家「ちょっ、ドアひっかかれてないか?!」

ガチャッ

ねこ「にゃぁー」

侍女「いつの間に……」

蒐集家「入れるなよ!?絶対このあたりに入れるなよ?!」

侍女「旦那様の猫嫌いは十分ぞんじております」だっこ

ねこ「にゃ~……」

侍女「どこから迷い込んだんでしょうね」

勇者「……ん?こいつ宿で見た猫じゃないか」

魔法使い「あ、宿に来た時泣いてた子の猫か!」

侍女「……ああ、あの占い師の女性の。
  迷子でしょうか?彼女が村を出てもう数日たっているはずですが……」

蒐集家「いいから家から追い出して!」

~蒐集家宅前~

勇者「お世話になりました」

侍女「いえ、また何かありましたらいらっしゃってください」

ねこ「にゃーん」

魔法使い「こいつどうしよう」

侍女「ゴハンももらえているようですし、占い師の方も気づいたら探しにきますよね」

ねこ「にゃーん」

魔法使い「おれ達も宿だし、置いてくしかないか」

勇者「そうだな」

侍女「それでは」

勇者「ええ、ありがとうございました」


ねこ「……」

1:勇者ストーキン続行
2:スライムの所に帰る
(きょうはここまで)

~すらいむのすみか~

すらいむ「ふう きょうのやること ぜんぶおわったです」のぺーん

ねこ「にゃ~ん」

すらいむ「ねこちゃん おかえりなさい」

ねこ「……にゃぁ?」

すらいむ「あ、おくにみちがふえてるのが きになるんですね おみせしましょう」

すらいむ「このおくに ふにくもやしのはたけを つくったのです」

すらいむ「おいしいとはいえ くさったおにくなので ねこちゃんはたべたらだめですよ」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「いっしゅうかんぐらいでできあがりますが なんどもしゅうかくするためにいくつか がっつりせいじゅくさせるのです」

ねこ「にゃぁ」

すらいむ「たのしみなのです  ねこちゃんは どんなことをしてきましたか?」

ねこ「…………にゃぁ~……」

すらいむ「ううむ、なにやらつたえたいことが たくさんあるもよう しかしすらいむ ねこちゃんの言葉はおべんきょうしてないのです
  ……そうだ、>>435さん。ねこちゃんとのいしそつう どうしたらいいとおもいますか?」

ここのブログいい感じの画像がいっぱいです♪
特にりりとまおって子の日記がなかなか・・・w
http://esutemania.doorblog.jp/


安価下なら
魔女さんを頼ってみる

魔女に相談すれば大体何でも何とかなるってばっちゃが言ってた

すらいむ「ぐぬぬ 安価さんをよびだすまほうに のいずがはいったもよう
  しかし>>436さんと>>437さんのいうように まじょさんをたよればよさげですね」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「ひとりだちしたとはいえ まほうのことやことばのことは まだまだまなぶこといっぱいなのです
  そういうてんでまじょさんをたよるのは すらいむてにきはありなのです
  ごはんをたかるのはなしですが」

すらいむ「……しかし……すらいむきょうはちょっとつかれてしまっていまして」

ねこ「にゃあ!」

すらいむ「ねこちゃんがおいそぎのようす しかたないです
  なにかとそうぐうしてもだいじょうぶなように どく と ちゃーむ をもっていっておくです」

すらいむ「たぶん もうゆうがたですから もりにおとまりもかんがえなくては
  ねこちゃん、ちょっとにづくりをしてから でることにしますね」

ねこ「にゃーん」

すら娘「えいやっと」

すら娘「にもつをもつのは にんげんのすがたのほうが いわかんなくていいのです」

すら娘「えーっと すらいむのおたからの まほうのかばんをつかいましょう」

すら娘「すみかにまよいこんでしんだにんげんから ちょうだいしたものです」

すら娘「どくのもとと ちゃーむのもとと あ、そうだ もりのなかまにだい3せいりょくの紋章も もっていって」

すら娘「ねこちゃんのごはんと すらいむのごはんと ……まほうをおしえてもらうことになるなら、まじょさんへのおれいもいりますね……
  もらいものですが、ほーぎょくをもっていっておきましょう すらいむはつかいませんし おばけさんもゆるしてくれるはず」

すら娘「よっこい うむ、ではしゅっぱつしましょうか」

ねこ「にゃぁん」

すら娘「たいようはしずんで あかいひかりが ちょっとのこっているだけのじょうたいです」

ねこ「にゃあ」

すら娘「よるは ほかのまものもかっぱつになりますから いそいでいきましょう
  すらいむはたたかえますが ねこちゃんをまもりながらだと たぶんきびしいのです」

ねこ「にゃー?」

すら娘「たいていは はなせばわかるのですが うまれたてのまものはとりあえずおそいかかってくるので
  そういったこうげきてきなやつとあうと ちょっとめんどうなのです」

ねこ「……」

すら娘「せんじつにんげんにやったきめらのひげ てもとにおいとけばよかったですね。
  ほかのおたからだと ぱっとみですごいものだったり かばんのようにすらいむもつかうものだったりしたので
  あれにしたんですが……ううむ、これは ぱんをおとしたらばたーぬったほうがしたになるみたいなことですね」

ねこ「……!」

すら娘「おや?」

>>441
何を見つけましたか?

一番星

すら娘「もうお星さまがでてるですね」

ねこ「にゃあ」

すら娘「ほんかくてきにくらくなるまえにいそぎましょう……のさらにまえに」

ねこ「にゃん?」

すら娘「やっぱりけっこうおつかれなので ちょっとまりょくをほきゅうさせてください」

 すらいむ は ぞんびのかけらをとりだした

   じゅるじゅるじゅる……
すら娘「ふぅ」

ねこ「……」

すら娘「ごあんしんくださいねこちゃん ねこちゃんのごはんとはちょっとはなれたところにいれてあったです」

ねこ「にゃぁ~……」

すら娘「さて、いきましょう いちばんぼしがでてるなら あとはどんどんくらくなっていくばかりです」

~森の入り口~

みにすらいむ「? ……!」ぴょん ぴょん

すら娘「こんばんは よるだから にぎやかになってますね」

ちびすらいむ「!」ぷるぷる

すら娘「こないだあったこですね おげんきのようでなにより」

ちびすらいむ「♪」

みにすらいむ「♪♪♪」

すら娘「なるほど さきゅぱすさんが おうたをひろうすると」

ねこ「にゃぁ~」

ちびすらいむ「(ぷるぷるぷる)  ♪♪ ……!  ??」

すら娘「ううむ いきたいのはやまやまですが まじょさんのところにごようじがあるので まにあいそうだったらいきます」

みにすらいむ「! ♪」ぴょんぴょん

すら娘「ねこちゃん いきましょうか」

ねこ「にゃあ  にゃ~ぉ」

すら娘「それでは」

ちび&みにすらいむ「~♪」ぴるぴる


希望ホム「おや?誰かと思えばひとり立ちしたスライムじゃないか」

すら娘「おや きぼーがだいすきなほむんくるすじゃないですか」

希望ホム「気難し屋の同居人の歌をききにきたのかい?」

すら娘「いえ、まじょさんのとこにごようじです」

希望ホム「そっか 足元にいる毛玉は?」

すら娘「ねこちゃんです さわりますか?」

希望ホム「……いや、いいよ 僕なんかが森の希望の黄身の所有物に触れるなんておこがましいからね」

すら娘「しょゆーぶつじゃないです ねこちゃんは ねこちゃんですよ」

希望ホム「へぇ……まあ、いいや。用事が終わったら森の広場においでよ。夜通し何かしらやる予定らしいからそこで外の事を聞かせて欲しいな」

すら娘「いけたらいきます それでは」

すら娘「いっしゅん 君 が 黄身 になってましたがまぁいいです」

ねこ「にゃあ」

すら娘「そうぐうがおおいですね あいさつぶっちぎって はしっていきましょう」ダッ

ねこ「にゃん!」だっ


~魔女の家~

すら娘「たのもー」

 チリンチリン

魔女「はーぁい スライムまたきたのね~♪いらっしゃい♪」

すら娘「おじゃましてよいですか?」

魔女「ええ、いいわよー」

ねこ「にゃーん」

魔女「ねこちゃんはきょう2回目ね、いらっしゃい」なでなで

すら娘「ねこちゃん、いちどきてたんですね おじゃまします」

ねこ「にゃーん」

魔女「……スライム、急いできたみたいね。魔力がちょっと弱いわ」

すら娘「すこしごはんたべてきたのですけれども」

魔女「魔力補給できるお茶用意してくるからちょっと待ってなさい」

旅人「あ、スライムちゃんにねこちゃん」

魔女「旅人ちゃん、お茶にしましょー♪」

旅人「え、まあ、いいですけど」

すら娘「すみません やぶんに」

旅人「いやいや、大丈夫だよ。ちょっと作り置きのお菓子もってくるね」

~数分後

すらいむ「満ちたです」きらきら

ねこ「にゃ~ん  にゃぁ~~~ん」

魔女「御用事はもしかして、ねこちゃんの事かしら?」

すらいむ「はい。ねこちゃんがなにかつたえたさそうなのですが すらいむ、そういうまほうしらないので……
  まじょさんになんとかしていただけないかと  おれいのしなも おもちしてます」宝玉ゴトン

魔女「あらあらあらあらぁ♪いいの?それ貰えるなら魔女さん張り切っちゃうわよ?」

すらいむ「よろしくおねがいします」

魔女「うーん ねこちゃんの伝えたいことが伝わるような魔法ね?でもテレパシー系はいろいろめんどくさいのよね」

旅人「人間の魔法においても、それができるのは勇者の紋章を魂に刻んだ相手同士のみですからね」

魔女「魂にきざむというかある種の烙印よね……そういう縛り以外の……
  うーん、何かほかの媒体でやりとりできればいいのかしら……」

旅人「文字とかでのやりとりでしょうか?」

魔女「ねこちゃんの思考を文字として表示できるものを作ってみるとかかしら」

すら娘「ねこちゃん もじはなにもじをつかうのでしょうか……」

魔女「思考を汎用性の高い魔法文字低級50種で表示できるボード、みたいなのが良いわね。うん、今決めた。そういうのにしましょう!」

魔女「多分3日ぐらいでできるんじゃないかしら?」

ねこ「にゃーーー!!みゃーーー!!」じたばた

魔女「あら?あらら、早急に何か伝えたいのね?うーん……だったらしょうがないわ
  ねこちゃんの秘密ばらしちゃうことになるけど、あの子に通訳たのむしかないわね。いいわよね?」

ねこ「にゃあ!」

すら娘「ひみつ?」

魔女「この子魂に勇者の印刻まれてるのよ。いまさっき旅人ちゃんが言ったような感じに」

すら娘「ええっ……でも、くびわのもんしょういやがらなかったですよ?」

旅人「……紋章が魂に刻まれるっていうのは、要するに単純に"素質が強い"って意味であって、当人の意思は関係ないからね……
  まあ、普通猫にそういうことはないから……ちょくちょく思ってたとおりの展開って事なんだろうけど」

ねこ「にゃあ」

すら娘「……じゃあ、あのゆうしゃたちがさがしてたのは ねこちゃんなんですね」

ねこ「にゃん」こくり

すら娘「ねこちゃん…………」

すら娘「まあ、それはいいとして」

ねこ「?!」

すら娘「いやだってねこちゃんはねこちゃんですから」

旅人「僕も君のその反応にはびっくりだよ。普通もうちょっと何かあるよね?!」

魔女「細かいこと気にしてると人間の一生なんてびゅんびゅん過ぎてっちゃうわよ~♪
  じゃ、あの子のとこいきましょうか。ようやく話せるようになったし、声出す練習にもなるはずだから♪」

すら娘「あのこ というのは あのもんすたーになりかけだったやつのことですか」

魔女「そうそう♪あの子も結構な素質持ちだったみたいでね~、未熟だったのが運の尽きって感じだったけど♪」


~地下~

男「グ……ん? また まじょ か   グッ?」

ねこ「にゃぁー」

男「……おまえ か」

すら娘「こんばんはです おしゃべりできるようになったらしくなにより」

男「……あ ぁ  なにより か?」

魔女「おねがいしたいことがあるけどいいかしら?ねこちゃんの言いたいことを伝えてほしいの♪」


男「……グ」

ねこ「……にゃぁ~……」

男「…… ユウシャ と して…… うけいれ ら ………ググ?」

ねこ「……」

男「……グ…… しかた ない な…… コノママ では ボク も」

ねこ「……にゃん」

男「ワカッタ  ……オソラク数日後に こいつの もとなかまが もりにくる らしい」

魔女「あら?例の勇者さんたちが?」

男「魔王ガワと てを くんでいる と 思われている… らしイ」

魔女「僧侶っぽい子と客人のオークさんが戦ってたものねぇ。それも森の入り口なら仕方ないわね」

男「……ソレガ イイタカった みたいだ  ググ」

魔女「ねこちゃんも男くんもありがとうね~♪……そうねぇ、確かに対処が必要かもねぇ」

旅人「……となると、多少は森の魔物にも告知しておく必要がありますかね」

魔女「そうね、人が入ってきても良しって言うまで我慢してもらう必要があるかも
  ……私が殺されるだけならまだしも、森の子達まで巻き込まれたらいやだわ」

すら娘「きょう、もりのひろばであつまるらしいので みんなにはすらいむがつたえてきます おはなししてともいわれてますから」

魔女「あら?何かあるの?」

すら娘「気難し屋のところのいそうろうがおうたをひろうしたりするそうで
  ついでにえんかいでもしそうなくうきですね」

魔女「何それ参加したーい♪ ねえ、旅人ちゃんも一緒に行きましょう♪」

男「?!」

ねこ「?!」

旅人「この話の直後にそれですか?!」

魔女「だって、森の子たちの集まりに私なかなか参加できないんだもの……研究ほっといていくわけにもいかないし」

男「ならバ……こんかいも ではないのか?」

魔女「男くんは拘束してるし、悪魔に渡す研究ノルマは今月分達成したし……行きたいなー」

すら娘「くればいいかと みんなよろこびますよ まじょさんがきたら」

魔女「よーし 旅人ちゃん、簡単でいいからおかし作って!持っていきましょう!」

~数十分後

男(あいつらホントに行く気なんだ)

ねこ(まあ、魔物というか魔族と言うか その中でもフリーダムらしいから。魔女って種族は)

男(そいつから生み出されたスライムもそういう感じなんだな……一緒にいて大変じゃないのか?)

ねこ(猫じゃらししてくれたりとたのしいし気楽だよ)


すら娘「ねこちゃん、いきますよー」

ねこ「にゃあ~ん」


男(ボクもちょっと行きたい)

ねこ(魔女に頼めばよかったじゃないか)

男「ググ……」

すら娘「かえってきたら どんなだったかはなしてやりますから おとなしくしててくださいね」

男「どうやって これで あばれろト」

すら娘「おとなしくしててくださいね  では」

~森の広場~

~~~~♪
       ~~♪

さきゅぱす「(*-ヮ-)~♪」


すら娘「おお、やってるですね」

魔女「あら、かわいいサキュパス」

旅人「(いいのかなあこんなほのぼのしてて……)」

ねこ「~♪」


気難ホム「ん?……魔女さんきてる、ちょっと席あけようぜ」

希望ホム「わぁ!ほんとだ魔女さんだ!」

スライムA「!」


さきゅぱす「ヾ(*・ヮ・*)シ」

魔女「楽しそうなことやるって聞いたから来ちゃった♪」

さきゅぱす「(・ω・;)ドキドキ  (>ω<*)ノ」

魔女「はい、はじめまして♪この森の魔女よ~、よろしくね
  あと、皆に紹介しておくわね。この人間の子は旅人ちゃんって言って、今私のお手伝いしてくれてるの。
  森の中を歩いてたりもするから知っている子もいると思うけど、仲良くしてあげてね~」

旅人「よろしくおねがいします」ぺこり

魔女「あ、さきゅぱすちゃん歌って歌って~♪ お菓子もってきてるから、おなかすいた子はたべてね」

ちびホムA「わぁ!」

ちびホムB「こげてないおかしだ!」

旅人「(ホムンクルス達に出すお菓子もやっぱり基本焦げてたんだ)」

すら娘「さきゅぱすちゃんは いいこえですね」

気難ホム「ああ、だから歌ってやったらどうだって言ってみたら 話がでかくなった」

すら娘「あけがたまでなにかしらやる ときいていますが」

希望ホム「サクサクサクサク すばらしいよ うまくできたお菓子には希望が詰まっている!
  あ、この子の歌が終わったら>>457があるらしいよ」

ちびすらみにすらの手品

パチパチパチパチ

さきゅぱす「(*・ω・*)>」てれてれ

気難ホム「おつかれ」

さきゅぱす「(*>ω<*)? ?」

気難ホム「ああ、きれいだったよ うたが」

さきゅぱす「(*>∀<)キャー!」

魔女「いちゃいちゃねぇ」

旅人「(なんだろうこのほほえましさと同時にやってくるやるせない感情)」

すら娘「つぎはちっこいこたちのてじなですか」

希望ホム「クリームって分離するものじゃないんだ……!!あ、うん。ちびスライムくんが手品と言うかびっくりさせるのにはまってるらしくて」

旅人「自分でもおかし作れるようにレシピ教えようか?」

希望ホム「僕なんかがやって大丈夫かな?」

旅人「魔女さんの料理に対してだけ発揮されるダメスキル受け継いでなければいけるはず」

魔女「うふふ、楽しみね~ タネが分かっても指摘しちゃだめだからねぇ?」

すら娘「そんなおとなげないことはしません」

 ぴょこん
ちびすらいむ「♪」

  ぴょん
みにすらいむ「♪」

みにすらいむ は 箱 を よういした

ちびすらいむ は 箱 に はいった

みにすらいむ の こうげき  箱 は かんつうした

みにすらいむ は 箱 を あけた からっぽのようだ


すら娘「おおおおお?!」

魔女「あらあら、ずいぶんとがんばってるわね~」


みにすらいむ は 箱のふたを しめた

箱 から  ちびすらいむ が とびだした!


みにすらいむ「~♪」ドヤッ

ちびすらいむ「~♪」ドヤッ

大柄ホム「うおおおおおおおおおお!!!!!!やるのうちっこいの!!!!」

ねこ「にゃっ?!」

大柄ホム「がっはっはっはっは!!ようやったようやった!!!!ほうびにたかいたかいしてやるぞ!!!」

魔女「あ、きにしないであげて。あの子は素で声が大きいだけだから」

ちびすらいむ「♪」

みにすらいむ「♪」

大柄ホム「そうじゃのう!!せっかくじゃから、おとさぬようなんども高いたかいしてやろう!!!!!」

  ぽーん  ぽーん

旅人「スライムでジャグリング状態になってる!すごい!」

魔女「あの子達が空中で方向転換してない事を考えると、棒やボールでもできるって事ね」

気難ホム「おーい大柄、そろそろステージから降りてくれ。次は>>461の番だぞー」

大柄ホム「がっはっはっは!!楽しいかー?」

ちびすらいむ「♪♪」

みにすらいむ「♪♪♪」

気難ホム「話聞け!!」

俺(気難ホム)

大柄ホム「ぬぅっ!!そういえば気難し屋よ!!!おぬしはサキュパスに歌わせておいて何もせぬのか?!」

気難ホム「だからそいつらの手品の後が俺なんだって」

大柄ホム「さっさとあがってこんかい!!」キャッチ キャッチ

気難ホム「お前が下りないと場所が無いだろ!」

大柄ホム「さっさといえばよかろう!」のっしのっし

気難ホム「あいつめんどくせぇ…… っと じゃ、次は俺の最近やってる楽器の成果を見せてやる」

希望ホム「がんばってね!」

さきゅぱす「(*・ω・*)」

すら娘「あいつ がっきとかやってたですか」

さきゅぱす「(゚-゚ ) (。_。 )」コクコク

魔女「あら、自作の笛みたいね」

気難ホム「頭の中に思い浮かぶ曲を吹くだけだから、タイトルとかは知らない。じゃ、行くぞ」

~♪  ~~~~♪  ♪♪
 ~~♪~~~~~~~~~~♪~~

旅人「うーん……これ僕聞いたことあるかも」

ねこ「うにゃあ」こくん

すら娘「え?すらいむは はじめてきくです」

旅人「確か、僕の出身地にある固有教会のパイプオルガンでひかれる曲だね」

ねこ「にゃ~ん」

旅人「その協会は特殊な構造で、そのパイプオルガンの音だけは外部に響くつくりになってるんだ。
  たしか、朝と夕方の2回必ずひいて時間を知らせてくれていたはずだよ」

~~♪  ♪~~ ♪~~~

希望ホム「……固有教会?」

旅人「大きな後ろ盾のない教会の事さ。それでも長い間あったりすると、皆にとって教会=そこって感じになるけれどね」

魔女「そういやあの子のモトって聖職者からとったのよねぇ、そこの出身だったのかもね」

~~~♪

…… パチパチパチパチ

大柄ホム「短いな!!」

気難ホム「仕方ないだろ、これだけしかわかんないんだから!」

希望ホム「次はスライムAとスライムBだったね」

スライムA「!」ぴょんたか

スライムB「!」ぽよんっ

すら娘「ほほぅ へんしんのわざをみがいたと」

スライムA「♪ !」ぐっ

スライムB「!」グッ

すら娘「いえ、そんなまけないぞ といきごまれましても え?すらいむもやるんですか?」

魔女「いってらっしゃい♪」

気難ホム「変身対決……でいいのか?」

すら娘「まあ、かまいませんがね にもつここにおくのでおねがいしますね」

魔女「はいはーい♪」

希望ホム「えーっと、誰かが進行しないとだめだよね?じゃあ、僕がこの場の盛り上がりと言う希望の踏み台になるよ!
  じゃあ、最初に彼らに変身してほしいものを……ちびホムAくん!決めてくれないかい?」

ちびホムA「えっ? えーっと えーっと……>>468がみたいな!」

ドラゴン

ちびホムA「どらごん!どらごんみたい!」

ちびホムB「ぼくもー!」

旅人「僕も!!」くわっ!

魔女「がっつり食いついたわね」

すら娘「ふむ しかしAとBはどらごんみたことありますか?」

スライムA&B(ぷるぷる)

すら娘「では、きむずかしや、すらいむのにもつからきらきらしたたまをだすです」

気難ホム「これか?」

魔女「あ、さっきの宝玉ね!」

すら娘「こいつから どらごんのまりょくをかんじとって、それでばけましょう」

スライムA&B(ぴょんぴょん)


すら娘「では すらいむから  ほいよっと」


   ずもっ  ずももももももっ

すらドラゴン「すらいむがほんでみたのは このようなかんじですね」

ちびホムA「わぁ!」

ちびホムB「つよそう!」

ほむんくるす「(きらきら)」

すら娘「よっせい」

スライムA&B「……!!」 ぐにゅん!

すら娘「ぬ?まじるのですか?」


スライムABは へんしんした

  ズゴゴゴゴゴ……

スライムドラゴン「ギャォーーーッ!!!」

魔女「なるほど、2体の魔力を合わせることで変身時のクオリティを高めるのね」

すら娘「おお、ウロコもほんとにがちがちなのです!」

ちびホムず「」「」

ほむんくるす「」

旅人「わぁあああぁぁぁ~~~」

気難ホム「この女さっきからやけにてんしょんたかくないか……ん?」

 まじょ は 酒瓶 を もっている

魔女「けっこーのませちゃった」てへぺろ

気難ホム「いや確かに酒もってきてるやつもいるけど、それ魔女用の酒だろ」

魔女「人間には強すぎたわね」

旅人「乗りたい!のりたーい」ぴょんぴょん

ねこ「……;」

スライムドラゴン「……」スッ(そっと伏せる)

旅人「いいの?!やった!」よじよじ

旅人「飛べる?ねえ、飛べる?」

すら娘「旅人さん あまりこまらせないでやってください」

ドラゴンスライム は すこしういた しかし たかくとべないようだ

ドラゴンスライム「グルルゥゥ……」

旅人「いいのいいの、のせてくれただけでうれしかったし♪」なでなで

スライムA(ぽよんっ)

スライムB(ぱよんっ)

旅人「うわっ」

スライムA(ぺとーん)

すら娘「ああ、もうへんしんがげんかいだったんですね」

希望ホム「さーて、ここまで変身してもらったけど……
  スライムのほうがよかったとおもう子たちは音をだしてー!」

パチ  パチ

希望ホム「じゃあ、AとBの方がよかったと思う子!」

 パチパチパチパチ!!!!!

すら娘「すらいむもみとめるのです。いいへんしんでした」

希望ホム「スライム同士の魔力を合わせるっていうのはあまりなかったよね」

すら娘「ほんきでまじっちゃうかもってこわくなるのがふつうですからね」

魔女「うふふ、どっちがどっちのコアかわからなくなったりしちゃうケースもあるみたいね。この子たちはコアの色が違うからそういうこともないみたいけど」

すら娘「おたがいにきたえあっていけば もっとちょうじかんいけそうですね」

スライムA「♪  !!」ガンバル

スライムB「!」ガンバル

希望ホム「えーっと、次は……気難ホム君、次はなんだったっけ?」

気難ホム「>>475だな」

(今日はここまで)

プレゼント交換

気難ホム「プレゼント交換だな」

希望ホム「何それ」

気難ホム「ほむんくるす達が企画したんだが、持ち寄ったプレゼントを交換するらしい」

さきゅぱす「(*^ー^)」

気難ホム「ああ、なんか用意してたなお前も」

すら娘「なにかもってたらさんかしていいのでしょうか」

気難ホム「かまわねーとおもうが、お前も参加したいのかよ」

すら娘「まじょさんが」

魔女「うずうずうずうず」

希望ホム「あはは、魔女さんを満足させるプレゼントなんてあるかな……交換する子達はすてーじのほうにあがっていってー」

 ガヤガヤ

すら娘「ちっこい子がおおいですね」

ねこ「にゃあ」

旅人「うへへぇ かわいいなぁ~♪」

すら娘「ああもうがっつりできあがってますね」

気難ホム「よーし、じゃあ俺が笛吹いている間は右側にプレゼントを回していって、とまったらそのまま盛ってるのを貰うって形で行くぞー」

希望ホム「うーん、僕も何か用意してくればよかったかな……僕なんかの物じゃ誰も満足しないだろうけど」

旅人「まあまあ、おさけのんでたのしもうよー」

希望ホム「出来上がってくると絡むねこの人は」

~~~♪  ♪

すら娘「……ん?」

ねこ「にゃ~……」

希望ホム「……あ、君たちも気づいたんだ 何か……誰か?とにかく何者かがこの広場の事を伺ってるね」

すら娘「すらいむがようすをみましょう。でもちょっとけはいがとくていできないです おまえはどのへんにいるとおもいますか?」

希望ホム「キノコ採集場側に行く道あたりだとおもうよ、そっと見てきてね」

すら娘「はい」

>>480
広場を伺っていたものの正体

魔王のおかん

魔王母「……(妾の孫娘をよこせと言ってきた不届き者がこの森にいると聞いて忍んできたが…)」

~~♪

気難ホム「よーしここまで、まわしてるのとめろー」

 わいわい

ほむんくるす「!  ♪  !!」ぴょんぴょん

魔女「あらぁー、私のプレゼントあてたのは君ね~」

ちびホムA「ぼくはあおいバラもらえたー」

ちびホムB「えへへ これはほむんくるすのだね!きらきらのきのみだー!」

みにすら「♪」

ちびすら「!!! ~~!!」ぴょこぴょこ


魔王母「なんじゃろうかこのほのぼのした空間は」

すら娘「……そこのおばあさん」

魔王母「?! なっ、感づかれた?!」

すら娘「まほーせいぶつですので、まりょくはあるていどさっちできます」

すら娘「かなりのてだれとみえますが なにかごようでしょうか? まじょさんはあのとおりもりのこのぷれぜんとによろこんでるさいちゅうなのですが」


魔女「きゃー♪かわいー!ちびちゃん手先が器用なのね~♪」

ちびホムB「えへへ」てれてれ


魔王母「……ふむ……あれがこの森の魔女かえ……見たところ害はなさそうじゃが」

すら娘「あの、すらいむはすらいむというのですが あなたは?」

魔王母「……現在の魔王の母である。隠居の身であるがゆえに権威は既にないが」

すら娘「またすごいとこがきましたね魔皇后ですか」

魔王母「その呼び名は現代であれば亡くなった息子の妻を指す。魔王母あたりで良いぞ」

魔王母「落ち着いたらあの者を呼んではもらえぬか?祖母として孫娘を任せてよいか話し合いたくてのう」

すら娘「……あの それはよいのですがそのいいぶんだとまるで すでにまおうはおひめさまをてばなすきでいるかのような」

魔王母「……」

>>484
1:その通りじゃ
2:息子は嫌がっているが議会で決まったのじゃ
3:話し合いの最中じゃがとりあえず様子を見に来たのじゃ

迷うが1で

魔王母「……その通りじゃ。世継ぎは既に王子がいるが……孫娘、姫と会って手放すことに決定した。おぬしもその話の場にいたのかえ?」

すら娘「ええ、もしはなしがまとまらずあばれられたときのおさえやくとしてきいていました……おひめさま、もりにくるんですね」

魔王母「魔女やこの環境があの子にとって悪い物であれば妾が身を張って止める」

すら娘「そうですか。では、まじょさんをよんできますね……たぶん、まじょさんはあなたのようなかたがいることはよろこびますよ」


すら娘「まじょさん」

魔女「あらぁ、お客様?」

すら娘「そうです、あちらに」

魔女「いらっしゃーい♪ そっちくらいしこちらへどーぞぉ~♪」

魔王母「(……大丈夫なのかえ?これは……いやしかし、ある程度覚悟を決めてきたのじゃ、ゆかぬわけにもいくまい)う、うむ」

魔女「あらあらあらあらぁ~♪太后様じゃないの~♪ようこそこの森へ」

気難ホム「ん?なんかすごい魔力のが来たな まぁいいや さきゅぱす2曲目だぞ」

さきゅぱす「(`・ω・)ノ 」ガンバル


魔王母「……このような場所で伝えるのもなんじゃが、孫娘をそなたへ引き渡すことが決定したので、孫の行く場所を見に来た」

魔女「…………まさかホントに受け入れられちゃうなんてねぇ……お姫様は大事にするけど、けっこうがっかりだわ。で、あなた様のこの視察は自己判断?」

魔王母「そうじゃの。正式な連絡はまたのちにくるじゃろうて」

魔女「わかったわ~♪あ、お酒飲みます?正直祖母としてこの状況はやってらんないでしょ?」

魔王母「魔女酒か。そうじゃの、いただこう」


~~♪ ~~~~~~~♪

魔王母「……いつもこのような宴をやっておるのかえ?」

魔女「今日は偶然ですわ。あのさきゅぱすが森に居ついて、それで歌うからってことかららしいですけど」

魔王母「この森はおぬしの支配下ではないのかえ」

魔女「森は住処で魔物の殆どは私の子だけど、森で育ててるだけで支配ではないですわ」

すら娘「なんかむずかしいはなしになりそうなので こっちでまったりしましょう」

ねこ「にゃん」

旅人「んー?あのひとだあれ?」

すら娘「まおうのおかあさんだとか」

旅人「ってことは あの子のおばあちゃんか……ちょっとあいさつしてくるよ」

すら娘「よってますしむりしないでください」

旅人「うん」ふらふらー

希望ホム「大丈夫かなアレ」

すら娘「えんかいなのはわかってるでしょうし たぶんだいじょうぶですよ」

さきゅぱす「(*-∀-)~~~~♪」

すら娘「……そういえばさきほどからさきゅぱすさんがうたっているこのきょく」

気難ホム「ん?気になるとこでもあるのか?」


>>490
1:らぶそんぐですね
2:ちんこんかですね
3:がいせんかですね

に!

すら娘「ちんこんかですね」

気難ホム「……ああ、そういえば……勇者とかに殺されまくったって話もしたっけな」

すら娘「いいこですね」

気難ホム「魔物の魂が鎮魂歌でおちつくかはわかんねーけどな」

さきゅぱす「(*-o-)~~~~♪ ~~♪」

さきゅぱす「(*・ω・)ノ」

    パチパチパチパチ

ねこ「にゃぁ」

すら娘「いいおうたでした」

ねこ「……」うずうず

すら娘「ねこちゃんもなにかやりたいですか?」

ねこ「にゃあん」

気難ホム「このあとはやりたい奴がやりたいことやるって感じだしあがってくればいいさ」

ねこ「!」たっ

さきゅぱす「(*・ω・)? ?」

気難ホム「ん。うまかった……あと、ありがとうな。森の亡くなった連中もきにしてくれて」

さきゅぱす「(*-ω-)」ぎゅー

すら娘「いちゃいちゃですね  ねこちゃんがんばれー」


ねこ「にゃあ!」

ちびホムA「わー、もふもふしたのがいる!」

ちびホムB「もふもふだー」

ねこ「にゃっ  にゃぁっ!」ぴょん くるっ

すら娘「ねこちゃん あくろばてぃっくです!」

魔女「あらー、ねこちゃんすごいわねぇ」

すら娘「まじょさん おきゃくさんはいいのですか?」

魔女「旅人ちゃんがお姫様の知り合いって聞いてあんしんしたみたいで酔いつぶれちゃったわ」

すら娘「まじょさん、まおうのけいふをよいつぶれさせるとかどんなおさけだしたんですか」

魔女「ないしょ♪」

魔女「あ、さきゅぱすちゃん。さっきの歌、私からもありがとうを言わせてちょうだい」

さきゅぱす「(;・ω・)ゞ」

魔女「この森の子達はいずれ外で暮らしてもらうのが私の理想なんだけど、その前に殺されちゃうのが常でね
  ……魔法生物が殆どだし死体もコアを殺した証拠として持ち去られてしまって埋葬もできなかったの。そんな子達を意識してくれただけでもうれしいのよ」

さきゅぱす「(´・ω・)ノ」ナデナデ

魔女「あら、慰めてくれるの?ありがとう」


ねこ「みゃっ!」すたっ

すら娘「ねこちゃんおつかれさまでした」

ねこ「にゃん」ドヤッ

~翌朝~

魔女「そろそろ皆住処に戻ったほうが良いわね……そうだ、今から皆にちょっとだけ魔法で情報を伝えておくわね。
  大事な事だからちゃんと覚えておいて。楽しい事の後にこんなことを伝えるのはどうかと思うけれど……えいっ」



すら娘「……あー、そうでしたそうでした これつたえるためにきたんでした」

希望ホム「勇者が来るかも、かぁ……見習いなら何度か追い返してるんだけどなぁ」



すら娘「……げんざいのひろばのじょうきょうとしては ちっちゃいこたちはかえってしまっています」

すら娘「ねこちゃんはおつかれのごようすですらいむのひざのうえでおねむです」

すら娘「気難ホム、大柄ホム、希望ホムとさきゅぱすがおそうじをしています」

すら娘「たびびとさんとまおうのおかあさんはねてしまってます」

すら娘「>>495さん、すらいむはどうしたらいいとおもいますか?」

1:掃除をてつだう
2:ねこちゃんつれてかえる
3:旅人さんと魔王母を起こして魔女さんの家に連れて行く

3 寝起き良いと良いね(フラグ)

すら娘「すらいむはまじょさんのおてつだいのほうしときますね」

気難ホム「おう」


すら娘「おきてくださーい」ゆさゆさ

魔王母「くかー」

すら娘「おばあさーん」ゆっさゆっさ

魔王母「う……うぅ……はて、妾はここでなにを…」

すら娘「ふらぐはおったのです」

魔王母「?」

すら娘「おさけのんでねてしまっていたのです まじょさんのおうちにあんないしますので」

魔王母「おや、すまないね……」

魔女「あ、太后サマは私が連れてくわ~。スライムは旅人ちゃんも起こしてあげてね」


(今日はいったん離れます)

すら娘「たびびとさんはたしかいぜんおとまりしたとき すらいむよりもさきにおきてたはず」

すら娘「おさけがのこっていると なかなかおきないたいぷなのでしょうね たびびとさん おきてください」

 ゆさゆさ

旅人「う~……」ねぼけ

すら娘「おきましたか?」

旅人「あと1ねんねかせて……」

すら娘「そんなにねかせられません おきてください」 ゆっさゆっさ

旅人「あと1ねんねかせたらおいしいつけものになるから……」

すら娘「なにをいっているんですか? あさです あさですよー」 ゆっさゆっさ

旅人「はげしいよぉ……のうみそがみるくせーきになるよう……むにゃ」

すら娘「わりとがっつりねぼけてますね ていうかたべものかんれんばっかりですか」 ゆさゆさ

旅人「……おなかすいた……」

すら娘「さくばんのおやつがすこしありますよ」

 つ【クッキー】

旅人「……(さくさく)」


旅人「ごめん、なんかやっと起きた」

すら娘「おきてくれてよかったです まじょさんのおうちにかえりますよ」

旅人「うん……あれ?太后様は?」

すら娘「もうまじょさんがごあんないしてます」

ねこ「にゃーん」

すら娘「ねこちゃんもまってます いきますよ」

~魔女の家~

すら娘「おじゃましますです」

ねこ「にゃん」

旅人「ただ今戻りました」

魔女「おかえりなさーい 旅人ちゃん。朝ご飯おねがーい♪」

旅人「はい、少々お待ちください」

魔王母「外観よりも大きいわねぇ、この家は」

魔女「研究スペースをとるために亜空間につないでるぶぶんもありますの♪」

魔王母「孫の部屋はつくってくれるのかい?」

魔女「ええ♪ あ、私はちょっと今作ってる子や研究対象にしてる子のちょうしをみてくるわね~」

すら娘「(おえらいさんとのこされてしまいました)」

魔王母「中々いい場所じゃのう、妾もたまに遊びにこようか…」

すら娘「ふっとわーくかるくてもだいじょうぶなのですか?」

魔王母「口出しできぬ隠居の身じゃからの。旅行はよく行くのじゃ」

すら娘「ほほぅ」

すら娘「(なにかはなして、まをもたせましょう。>>504のわだいをふってみましょうか)」

人間の科学

すら娘「かくちをみまわってるまおーぼさんにおききしたいことが」

魔王母「何ぞ?」

すら娘「にんげんはこのところ かがく という まほういがいのちからもさぐっているとききます
  ですが すらいむはじゅんぜんたるまほうのいきもののせいか かがく というものがそうぞうつかんのです」

魔王母「ふむ、科学か。いうなれば学問の一つじゃのう……魔力を持たぬ者でも扱える力の学問じゃ。
  人間の魔法や魔術適正はばらつきがおおいらしいからのう、そういった魔力に弱いものが空を飛んだり物を溶かしたりということをするためのものじゃ」

すら娘「ぞんがいにおおきなことができるのですね」

魔王母「魔法で上回ることは容易じゃが、魔族も科学の力を学んでおくのが良いと思っておるぞ」

すら娘「でも さいしゅうてきには まほうとくべつつかなくなりそうです」

魔王母「ふふふ、そうかもしれんのう」

旅人「ごはんできましたよー」

魔王母「おや、早かったじゃないか」

旅人「あさからがっつりと凝ったものということはあまりないですからね」

すら娘「おいしそうです」

魔王母「スライムにもあじがわかるものなのかい?」

すら娘「なんでもとかしてきゅうしゅうできますが おいしいもののほうがよいです」

旅人「魔女さんはチェックにむかったのかな……」

魔女「たっだいまー♪ いっただっきまーす♪」

すら娘「いただきます」

ねこ「……にゃあん」

すら娘「あ、ねこちゃんにカリカリごはんをあげねば」

ねこ「……みゅ~~」

旅人「もしかしてこのスープが欲しいのかい?結構味つけ濃いよ?」

すら娘「カリカリにちょっとだけかけてあげます」

ねこ「にゃん♪」

旅人「……猫の身体にとっては塩分過多になるから、あまりやっちゃだめだよ」

すら娘「りょうかいなのです」

魔王母「この猫、勇者じゃの」

魔女「あらあ、やはり見る力が強い方にはすぐわかっちゃうものなのね」

魔王母「なのに第3勢力の紋章をつけておる……どういう流れじゃ?」

ねこ「みゃ~ん」

魔王母「……ふむ。なんとなくわかった」

すら娘「さっぱりです」

魔王母「こやつ、勇者になりたくてなったわけではないのじゃろう。故に、動物として新たな生を得た時に勇者の紋章を棄てたのじゃろうて」

ねこ「にゃん」

魔王母「魔王領に、生まれ変わりの泉というものがあっての、そこにはいってしまったのではないかのう」

すら娘「……ん?そうなるとねこちゃんは 魔界からこっちまでやってきたことになるのですか?」

魔女「あの泉の付近には悪魔が作ったワープゾーンがいっぱいあるからそのどれかにかかったんじゃないかしら~
  あの男はそうやっていろんな魔物が困るのを見るのが好きみたいだから、魔界のいたるところに悪戯を仕込んでるのよ」

旅人「魔女さんから悪魔に関して聞くと……さすが魔女を束ねる存在だけあるなと言う気分になりますね」

魔王母「魔女を束ねる悪魔と言うと、奴か。確かにのう……」

すら娘「(あまりわだいについていけないのです)」もぐもぐ

魔女「そういえば先ほど科学について話していたみたいだけど」

すら娘「はなしのおわりにすらいなかったのになぜわかるのか」

魔女「魔女ってそういうものなのよ♪」

旅人「科学……科学ですか。僕にとって科学と言うと>>510ですね」

便利にするけど怖いもの

旅人「僕にとって科学と言うと、便利にするけど怖いもの……ですね」

魔王母「そう言えば貴族じゃったのう、魔法文化以外にも科学文化にも触れておるのか」

旅人「かんたんなものなら同じ仕事を繰り返す蒸気機械があったり……すごく便利ではあるんですけれどね」

すら娘「どんなしごとをさせるのですか?」

旅人「燃料入れたらひたすら決まった間隔で物をたたくとか」

すら娘「……どのようなこうかが?」

旅人「製鉄なんかに使えるんだよ。叩くことで金属を鍛錬できるんだ。
  人間が火傷しないように、蒸気の力を使って機械にやらせたりするんだよ」

すら娘「まっとうにべんりですね」

旅人「……だけど、その技術ができてから人力での鍛練技術はもう故郷から姿を消しているんだ。
  僕の祖父の代ぐらいまでは人力での金属鍛練が行われていて、死人も出てたけどくいっぱぐれる人もいなかったらしいよ」

魔女「鉱山地帯で仕事が丸々機械と入れ替わるのは大変よねぇ」

魔王母「機械のあつかいで雇用を作ればよい」

旅人「……そうなんですけどねぇ、残念ながらそこまで頭のまわらぬ領主どものようで」もぐもぐ

すら娘「よくかんがえたら いしきのかいざいしないこうどうをくりかえすだけということは」

魔女「悪用もし易いわねえ」

すら娘「なるほど こわいです」

旅人「使い方によるんだけどね。そんなわけで僕にとっての科学ってのは敬遠対象だね」

魔王母「ふむ……まあそれはまほうにしてもおなじなんじゃがのう」

魔女「魔法も魔法で自動発動にしたりすると困ったことになりますものね~」

ねこ「 うみゃうみゃ」

すら娘「(ねこちゃんかわいいです)」

すら娘「(ちょっとしたおはなしのつもりが かがくにかんしてけっこうしれたのです……)ごちそうさまでした」

すら娘「そうだ ちかのあいつに あったことおはなしするといっていたのでした ちょっといってきます」

魔女「いってらっしゃーい」

ねこ「にゃん」

旅人「ねこちゃんも行くんだ?気を付けてね」

~地下室~

すら娘「おはようです」

ねこ「にゃん」

男「グ……オマエラ か」

すら娘「どんなだったかはなしてやるといってたので はなしにきました」

ねこ(いろいろ面白かったぜ)

男「ググ……」

すら娘「えーとですね まずさきゅぱすさんがおうたをうたってたのです」

男(さきゅ……ぱす?)

ねこ(サキュバスの幼体の呼び名らしいけど、普通にホムンクルスと男女の関係っぽい奴だな)

すら娘「きれいなおうたでした」

すら娘「そのあと ちびすらとみにすらがてじなをして おおがらがそのこたちをぽんぽんなげて
  きむずかしやがふえをふいて すらいむたちがへんしんしてどらごんになって ぷれぜんとこうかんして
  まおーぼさんがきて さきゅぱすさんがうたをうたって ねこちゃんがちゅうがえり3れんげきをきめて……それからー」

男「ググッ?!なにがなんだかさっぱりわからんぞ……」

すら娘「ん? ではくわしくききたいことをきいてください」

男「ジャア……>>516のコトを キカセロ」

スライム達がドラゴンになるとこ

すら娘「えっとですね もりにいるすらいむのAとBが すらいむにへんしんしょうぶをいどんできたのです」

男(スライム多いよなこの森)

ねこ(戦いながら進んだことないからあまりぴんとは来ないけど、広場にも結構スライムいたな)

すら娘「で、そのへんしんのおだいが どらごんだったのです。
  すらいむはほんでみたさしえのどらごんになったのです」

すらどら「よっこい」

男「??!!グググッ??!!!」

すらどら「このように ですね へんしんができるのですよ」

すら娘「よいしょい」

男(思った以上にドラゴンだった)

すら娘「AとBはがったいしてからへんしんすることで かなりのくおりてぃのどらごんにへんしんしたのです
  すごかったですよ たびびとさんがのせてもらいたがるれべるの どらごんでした」

男(旅人ってあのやけに冷たい目でみてくる女か)

ねこ(いや、他の人には割と人懐こいとおもうけど)

男(そんな?!)

ねこ(魔物好きの勇者嫌いなんだってさ)

すら娘「すごかったですよ うろこもらえそうでしたもん」

すら娘「ほかにききたいことはありますか?」

男「……ナラバ、>>519

(きょうはここまで)

魔王母様

男「まおーぼ とは?」

すら娘「いままおうやってるやつのおかーさんがたずねてきたのですよ」

男「?!」

すら娘「おひめさまをよろしくとのことでした」

ねこ(魔王軍に研究を渡せと言われた時に魔女が無茶ぶりのつもりで「姫くれるならいいよ」って言ってたんだよ)

男(えっ?じゃあその姫は人身御供に魔女のとこに来ることになるのか……)

ねこ(そうなるな。魔王の母は魔女が孫を預けられるに足らないようならば攻撃してくる気だったらしい)

すら娘「たちばのわりにふらんくなかたなので おまえもあとでおはなししてみるといいです いまは、まじょさんたちとごはんたべてますが」

男「……ひとのせかい に マゾクがくることが……ググ そもそもかなりの モンダイでは……」

すら娘「きちゃったもんはしかたねーです」

すら娘「おまえも からだがにんげんじゃなくなったのをきっかけに いろいろきょうみもつといいとおもいます ねぇ?ねこちゃん」

ねこ「にゃん」(勇者になりたくてなったなら、俺は強要しないけどな。良いもんだぞ割と)

男「ググ……ウー」(何故勇者であることを棄てられるのかわからないよ)

ねこ「……にゃーん」

すら娘「ん?ねこちゃん あきちゃったですか? じゃあ、すらいむたちはもどりますね」

男「……アア」


すら娘「もどりましたー」

魔女「普通に話せてた?」

すら娘「まだかたことがおおいです」

魔女「あと2~3日ってとこかしらねぇ」

すら娘「はなしてたら まおーぼさんのことにも きょうみもったみたいです」

魔王母「ふむ。妾もその勇者でいる気の魔物には興味があるのう」

魔女「後で案内いたしますわ」

すら娘「……そういえばたびびとさんは?」

魔女「疲れが取れてないみたいだから寝直すことにしたみたいよ」

すら娘「ああ おさけのんでおそとでねてましたからね  まおーぼさんはへいきですか?」

魔王母「妾は丈夫じゃからの。平気どころか元気溌剌じゃよ」

すら娘「ほほぅ」

すら娘「すらいむ、もうおいとましますね ごはんありがとうございました」

魔女「いいのいいの ……ところで」

すら娘「はい?」

魔女「ねこちゃんとの意思疎通の道具は結局つくるの?作らないの?」

すら娘「うーんと……どうしましょう」

>>524
1:つくる
2:つくらない
3:別の物を作ってもらう(内容も)

3、
時々居なくなるので猫の居場所を捜す道具

すら娘「あ、そうだ ねこちゃんがおでかけしててもどこにいるか わかるどうぐがいいです」

ねこ「にゃん?」

すら娘「きのうのおでかけのときもでしたが じつはちょっとふあんだったので どこにいるかわかればあんしんかなって」

魔女「それなら3日ぐらいでできるわよ」

すら娘「おねがいします」

 すらいむ は 魔女 に 宝玉 を わたした

魔女「楽しみにしててね♪」

すら娘「はい ではまた」

ねこ「にゃ~」



すら娘「いべんとがやまもりでおなかいっぱいでしたね」

ねこ「にゃん」

すら娘「……ねこちゃん、ちょっといいですか?」

ねこ「?」

すら娘「ひろばのかたづけおわってなかったらおてつだいしたいのです いいですか?」

ねこ「……」

>>527
1:ねこ(まあ、いいか)
2:ねこ(俺は帰って寝たいんだ)
3:何かトラブルが起きる(内容も)

3
この間の賢者オークが魔王母さんを探しに広場にいる

すら娘「ぬっ?ひろばがしょうしょう さわがしいみたいなの」

ねこ「にゃん?」


賢者オーク「ぬう、一体どこへ消えてしまったのだあのお方は!」

希望ホム「オークのお兄さん、落ち着いて。こんなゴミクズみたいなボクでも話ぐらいは聞くから……」

賢者オーク「見知らぬ者に聞かせる暇などない!ええい、どっちにいけば……!」

気難ホム「テンパってんな。あぶないからさきゅぱすは近寄っちゃいけねえ。気の荒い相手は普通に関わらないほうが良い」

大柄ホム「ぬうう!!そこのオーク!!いきなり森に来て騒ぐとはどういう了見じゃああああーーーーー!!!ケンカならワシが相手になっちゃるけんのう!!??」

すら娘「おまえふくめてみんなおちつけです」

大柄ホム「ムッ?!スライムではないか!」

賢者オーク「あっ、あなたはあの時の……」

大柄ホム「なんじゃあ、スライムの知人ならそうと言わんかい!てっきり森に攻め込んできたかと思ったわい!」

賢者オーク「申し訳ありません、魔王国の重鎮が森を偵察するとの書置きを残して行方知れずになっており……」

すら娘「ああ、まおーぼさんですか」

賢者オーク「……やはりこちらにいらしてたのですか」

希望ホム「ああ、きのう途中参加してきたあのお婆さんか……あははっ、結構お騒がせなヒトなんだね」

すら娘「いまは、まじょさんのおうちにいますよ」

賢者オーク「……ぬう」

すら娘「道に迷いそうならばかたづけにあきてるくさいきぼーずきにつれてってもらえばいいです」

希望ホム「あれれ……掃除に飽きてたのバレちゃった?」

すら娘「ゴミ袋のなかのゴミの量がほかのやつらにくらべだいぶすくないです」

希望ホム「まいったね……まあ、そんな感じだからボクで良ければ案内するけど」

賢者オーク「……そうだな、よろしく頼む」

すら娘「きぼーずきがぬけるぶんは すらいむがおてつだいします」

大柄ホム「すまんのう!おい希望ホムよ、しっかり案内するんじゃぞ!」



すら娘「あんがい ゴミがおおかったの」ふぅ

気難ホム「よし、あとはおまえとかせ」

すら娘「とかしてもきゅうしゅうしませんよ おなかいっぱいなので」

気難ホム「じゃあ他のスライムにやってもらう」

すら娘「すらいむづかいがあらいですね」

さきゅぱす「(*^ー^)ノ」

すら娘「いやいや、ねぎらってもらうほどのことはしてないです」

大柄ホム「……ちょいと良いか?」

すら娘「はい?」

大柄ホム「魔女に解散間際に伝えられた件についてなんじゃが」

気難ホム「あれか」

すら娘「気にする必要ない、とはいえないんですよね」

ねこ「にゃあ~…」

すら娘「ねこちゃん、もとなかまということで、はなしあうことはできませんか?」

ねこ「(ふるふる)」

すら娘「それは、はなしたくないといういみでしょうか?」

ねこ「(ふるふる)」

すら娘「……ねこちゃんのもとおなかまには、たましいにもんしょーのあるひとがほかにいないと?」

ねこ「にゃん」

さきゅぱす「(;・ω・)?」

すら娘「ああ、ねこちゃんはもともとゆうしゃだったそうです いまはねこちゃんです」

ねこ「にゃあ」

気難ホム「その立ち位置でよくこの森に平気で来れるなこいつ……」

大柄ホム「昔の事をとやかくいってもしかたあるまいて!わりきるのはいいことじゃあ!!」がっはっは

大柄ホム「して、スライムよ。おぬしはこれにどう対処したらいいと思う?」

気難ホム「事を構えるのが良いのか、嵐が過ぎ去るまで待つか、いっそさっきのオークをシメて勇者に差し出すか?」

すら娘「んー、すらいむてきには、きほんおとなしくしとくほうがあんぜんだとおもうのですが もしものときは」

安価↓3多数決

1:もしもの時は勇者をぶちたおすほうこうでいきましょう
2:もしもの時は勇者にとりいるほうこうでいきましょう

(きょうはここまで)

安価って言葉いらなかった気がする。
とりあえず>>532以降このレス除くレス3つ分で多数決を取ります。

すら娘「もしものときは やはりたたかうことがひつようかと ゆうしゃたちをぶちたおすつもりでいきましょう」

大柄ホム「おお!やはりスライムもそう思うか!!」

気難ホム「勇者と戦う……か」

ねこ「……」

すら娘「まあ、めをつけられたときというか めにあまるときですね こっちからてをだすひつようはないです」

ねこ「うにゃん」

すら娘「ただ……もりのみんなのちからのそこあげはしておいたほうがいいですね」

気難ホム「……なんかそう言うのに便利そうなのをほむんくるすのやつが貰ってたな」

すら娘「ほう?」

大柄ホム「プレゼント交換の時の魔女からのプレゼントじゃのう!」

すら娘「そこまでくわしくはみていませんでした」

大柄ホム「がっはっは!いがいとうかつじゃのう!!…してどんなものじゃったか?」

気難ホム「おい……えーと、俺も触らせてもらったんだけどたしか」

>>539
1:次のLVまでの経験値と現在の力量を確認できる装置
2:レベルが足りていれば新しい魔法をおぼえることができる装置(回復魔法)
3:レベルが足りていれば新しい魔法をおぼえることができる装置(攻撃魔法)

3でビッグバン覚えよう

気難ホム「レベルに応じて魔法をおぼえることができる装置だったな」

大柄ホム「ぬう!それは良い!!」

気難ホム「攻撃魔法しかインプットされてない上に、覚えても扱えるかどうかは各々の資質によるみたいだけどな。
  ほむんくるすは氷魔法はある程度その場で使えてたけど、炎魔法はうまく発動できなかったみたいだし」

すら娘「なるほど。にんげんにしてもまものにしても まほうのしゅとくはしょもつでまなぶなり、すでにつかえるひとにつかいかたをおしえてもらうしかないはず
  そのそうちがあれば、このもりのみんなのそこぢからもぐぐんとあがるはずです……ほむんくるすに、つかわせてもらえるかききましょう」

気難ホム「俺あいつとあまり波長合わないからお前いってくれねーか?」

すら娘「なぜ?じゅうぶんなつかれてたはずですが」

さきゅぱす「(*´・ω・)?」

気難ホム「……俺、あいつになつかれてるのは分かるけどいまいち苦手なんだ。ちょっと空気読めないし……」

すら娘「そういえば あのこはおまえらふくむほかのほむんくるすとそざいがちがってましたね
  しぼるたいしょうかくほするときにまじょさんにどうこうしましたがたしかあいつは」

1:もふもふ亜人をしぼってできたはず
2:うろこの亜人をしぼってできたはず
3:ぬるぬる亜人をしぼってできたはず

すら娘「あんかーたいしょうは このレスのましたです!」

気難ホム「? 何のことだ?」

すら娘「ひっさつまほうの"めた"なのです すらいむもよくわかっていませんが あんかさんがよべます」

気難ホム「? ??」

すら娘「もふもふのあじんをしぼってできたはずです」

さきゅぱす「(・ω・)??」

すら娘「とてもさむいところにすんでる、まじょさんのまじょなかまをたいじしようとしてるれんちゅうをあいてどってたたかって
  そのなかのもふもふのやつをかくほしてしぼってできたのが、あのほむんくるすです。もふもふの……でっかいしろい……くま?のあじんでしたよ」

大柄ホム「なるほど!冷たいところにいたやつからできたから氷の魔法が得意ということじゃな!」

気難ホム「……そうなると、俺にはあまりつかえないかもな。確か僧侶が元だし回復魔法だったら……」

すら娘「やってみなけりゃわからんですよ まあ、きむずかしやがたのむのにがてというならすらいむがいきましょう」

ねこ「にゃあ」

すら娘「ただ、かしてくれるときまったら、ほかのれんちゅうへのれんらくはおまかせしますよ」

~ほむんくるすの木~

すら娘「おーい」

ほむんくるす「?」

すら娘「おはなしがあるのであげていただきたく」

ほむんくるす「(こくこく)」←なわばしごをおろしつつ

すら娘「ごていねいにどうも」


ほむんくるす「?」

すら娘「ゆうしゃがくるまえに もりのみんなをきたえたほうがよいということになりまして」

ほむんくるす「(こくり)」

すら娘「それにやくだちそうな まじょさんからのぷれぜんとをほかのこにもかしていただきたく」

ほむんくるす「……」←ねこちゃんをもふもふさせてほしいらしい

すら娘「ねこちゃん、おねがいします」

ねこ「にゃあ」

ほむんくるす「♪」←もふもふ堪能中

すら娘「これでなんとか」

ほむんくるす「……」←ちょっとものたりなさそう

すら娘「ほむんくるす ちょっといいですか?」

ほむんくるす「?」

すら娘「ねこちゃんは にくきゅうもここちよいですよ」

ねこ「ふにゃっ?!」

すら娘「ここです ぞんぶんにぷにぷにするとよいです ただしたんのうしたら」

ほむんくるす「……(にこっ)」←それでてをうつらしい

ねこ「にゃぁーーー!!にゃーー!!!」

ほむんくるす「♪」プニプニプニプニプニプニ ←肉球を大変堪能中

すら娘「こーしょーせいりつですね」

ほむんくるす「(こくこく)」

ねこ「うみゃあぁぁぁぁ……」

すら娘「ねこちゃんごきょうりょくありがとうございました」

ねこ「フーッ!!」

すら娘「……おこられてしまいました」

ねこ「にゃっ!!」

すら娘「ねこちゃんのきょかをとらなかったことははんせいします」

ねこ「うみゃぅ……」

すら娘「かえったら かんづめのごはんのほうをあげますゆえ」

ねこ「……にゃん」

ほむんくする「(くいくい)」←スライムをちょっとひっぱる

すら娘「なんでしょう?」

ほむんくるす「~~~」←ジェスチャーでかすときはじぶんにいってほしいと言っている様子

すら娘「なるほど、それもおつたえしておきましょう……あ、そうだ」

ほむんくるす「?」

すら娘「ひろばに かしだすためのばしょをざくっとつくるので ほむんくるすがそこにいるときだけかしだしというのはいかがでしょう?」

ほむんくるす「……?」

すら娘「おうちにいるときにひっきりなしにたずねてこられてもこまるので ひろばにかしだしのおみせをつくるのです」

ほむんくるす「(こくこく)」

すら娘「では、すらいむがさくっとつくってやるので、ほむんくるすがひろばのどこにつくるかきめてください いっしょにいきますよ」

ほむんくるす「(こくり)」

~森の広場~

気難ホム「なるほど、そんな話になったのか」

大柄ホム「建築用のキノコをわしがとってきてやろうか?」

すら娘「おねがいします。やねになる カサの部分がおおきいやつでおねがいします」

さきゅぱす「(*・ω・)ワクワク ……(・ω・)?」

すら娘「ああ、きのこでいえをつくるのは すんでいた木がおれたり、すむための木をさがしてるときによくあることなのですよ すらいむたちはそのへんでもねれますけど」

ほむんくるす「(ぴょんぴょん)」

すら娘「そこにたてますか。たてたいばしょのちゅうしんぶにたっておいてください」

ほむんくるす「(ぴしっ!)」

すら娘「ほむんくるすが寝起きできるていどのひろさをとるので ……このぐらいのとこにかべをつくればいいですね」ごりごり

大柄ホム「よいっ!!もってきたぞ!!」

すら娘「こういうことはてばやいのでたすかります」

すらいむ「よっせい」


すらいむ「カサとあしのぶぶんをきりはなすのです」じゅわじゅわ

すらいむ「かさのなかのぶぶんをあるていどくりぬくのです」じゅわじゅわ

すらいむ「あしのぶぶんをぶんかつして、はしらにするのです」じゅわじゅわ

すらいむ「あとは、はしらをぶったてて」どすっ どすっ

すらいむ「かさをかぶせて とかしてくっつけて」よっせい じゅわぴた じゅわぴた

すらいむ「はしらにしなかったあまりや くりぬいたかさのなかみをうすくして」じゅわじゅわ

すらいむ「かべとしておいてやればかんせいです」

ほむんくるす「(ぱちぱち)」

気難ホム「はええ……」

すらいむ「ほむんくるすぞくだけでつくるときは、はしらをしばるひもとかもひつようですからね」

すら娘「よっこい」

すら娘「とりあえずかぜはしのげるかと」

ほむんくるす「(こくり)」

すら娘「これだけだとなかがくらいので あかりをつけといたほうがいいですよ」

ほむんくるす「……(ぐっ)」←だいじょぶらしい

すら娘「ああ、きかいといっしょにらんぷももってきてたのですね」

ほむんくるす「(こくこく)」

気難ホム「……そうだ、まずはスライム、お前から貸してもらえ」

すら娘「はい?」

気難ホム「一番レベル高いはずだから、どの程度の魔法が入っているか見るのにちょうどいいだろ」

すら娘「なるほど ついでになにかおぼえてみましょうか ほむんくるす、いいですか?」

ほむんくるす「(そっ)」←さしだしてきた

すら娘「どれどれ……れべる85だと……20個はおぼえられるようす」

大柄ホム「むっ?少な目じゃのう……」

すら娘「このそうち どうやらしゅぞくもにんしきしてるようす すらいむがどうしてもつかえないぞくせいのまほうはひょうじされてないです」

気難ホム「使えない属性なんてあるのか?」

すら娘「じゃくてんぞくせいの かみなりのまほうがはいっていないのです」

ねこ「……にゃ?」

すら娘「あ、かみなりとくいなすらいむもいますよ?ただ、もりのすらいむはかみなりにがてなのです
  ちょくげきしないように しけんかんのなかのうちにかみなりよけのまほうをおしえてもらっていますよ」

すら娘「さてと なんとなくこの びっぐばん というばくはつまほうはおぼえたほうがいいきがします」

 ピッピロリーン  スライム は ビッグバン(消費MP75) を取得した

すら娘「こうれべるまほうなせいかしょーひはげしいのです」←最大MP600程度

気難ホム「いや、十分使えるだろ……てか容量大きいな改めて」

すら娘「MPのこかつも すらいむにはいのちのきけんにつながるのです まほうせいぶつゆえです」

すら娘「うーんと……あとは しょうひがすくなくて えんごにつかえそうなまほうがいいですね
  ……ぜんぶおぼえるとちょうしのってこかつするまでつかいそうなので1つだけえらびましょう」

すら娘「えーっと どうしましょうか」

>>555
1:まとめててきにだめーじあたえる かぜのまほうをおぼえましょう
2:たまにてきのめつぶしができる ひかりのまほうをおぼえましょう
3:たまにてきをこんらんさせる やみのまほうをおぼえましょう

3
くらませたあとにビッグバンだ!

すら娘「たまにてきをこんらんさせるこのやみのまほうをおぼえましょう」

ねこ「……うみゃっ!」

すら娘「ねこちゃんもおすすめしてくれるもよう」

 ピッピロリーン  スライム は ダーククラウド(消費MP5) を取得した

すら娘「これでよし」

ほむんくるす「(わくわく)」

すら娘「ためしうちをしてみろということでしょうか……では、そこのなにもないとこに  そいっ!」

 スライム は ダーククラウド を放った  MISS そこにはなにもいない

すら娘「とりあえずくろいくもがおそいかかるまほうのようす」

ほむんくるす「(ふんす!)」←興奮している

すら娘「まほうみるのすきなのですね?」

ほむんくるす「(こくこく)」

さきゅぱす「(*・ω・)ウズウズ  (*`・ω・)ノ ハーイ」

すら娘「つぎはさきゅぱすがつかってみたいと……ふむ。このちょうしだとひろまるのもはやそうです もんだいはなさげですね」

大柄ホム「むっ?見て行かんのか?」

すら娘「そろそろすらいむはじぶんのすみかにかえるのです」

ねこ「にゃん」

すら娘「ふにくもやしもそだてていますし ほっといてぞんびがわきわきしててもたいへんですから」

大柄ホム「そうか……つぎはいつくる?」

すら娘「みっかごに まじょさんにたのんであるものを とりにくるの」

気難ホム「そうかい。じゃあな。気をつけて帰れよ」

すら娘「はいはい」



すら娘「というわけですみかにもどってきました」

ねこ「にゃあ」

すら娘「いりぐちがわからてんけんしつつ、ねどこまでもどりましょう」


すら娘「さいしょのわかれみちです ふだんはみぎにまがりますが、まっすぐいきます」

ねこ「にゃあ」

すら娘「こっちは ちていことつながってるのです でもそのみずはどろどろくさってるのでのんじゃだめですよ」

ねこ「にゃん」

すら娘「……おや?ちていこふきんに にんげんがしんでるですね」

死体「……」

すら娘「ううむ そうびてきにへいしのもよう すみかのちょうさにきてのどかわいておみずのんだらくさったみずでしんじゃったのでしょう」

ねこ「……にゃ~?」

すら娘「あ、このくさったみず にんげんどころかふつうのどうぶつにはもうどくですよ」

すら娘「すらいむはへいきですが」

すら娘「こいつはぞんびになってもこまるので しょくじとしていただいていきましょう」よっこい

ねこ「にゃあ」

~数十分後~

すら娘「……ふむ おかしい」

ねこ「にゃあ」

すら娘「さきほどから へいしのしたいがやけにみつかるです もってけなくてとちゅうでおいてくていどにあるです」

ねこ「みゃん……」

すら娘「ちょうさならへいしを10にんいじょうもおくりつけるものでしょうか?」

ねこ「(ふるふる)」

すら娘「よもや、すらいむのとうばつたいをくんでいたとか?とりあえずねどこのようすをかくにんしましょう」


~ねどこ(こたつとかがおいてあるところ)~

すら娘「んー……いっけんここではなにもおこらなかったようにみえますが」

すら娘「しんにゅうのあとがありますね ふにくもやしのはたけのほうになんかいるかもです」

???「ヒッ?!」

すら娘「もろにいきをのむおとがきこえました そこのおまえ じぶんからすがたあらわしたらおそわないであげます」

???「うそだ!」

すら娘「ねこちゃんにちかいます」

ねこ「にゃー」

???「……」

 ざっ

少年兵士「……ええと……あれ?魔物……女の子?」

すら娘「すらいむです おまえ なんのためにここにきたですか?」

少年兵士「その……あんぜんどのわからないどうくつをしらべに」

すら娘「まもの というたんごをだしたいじょう きけんをわかってきてるとすらいむははんだんするのです
  ていうかまりょくせいぶつなのでまりょくのゆれでうそはわかるです ……で?ほんとうのところは?」

少年兵士「えっと ええと」

すら娘「てんぱってますね。どうすればおちつくでしょうか  あ?ねこちゃんなでます?もふもふです」

少年兵士「……えっ?」

すら娘「ねこちゃんなでておちついたらはなせです」おしつけおしつけ

ねこ「にゃあ」もふもふ

少年兵士「……ええと…その……むしろ余計に対応に困る……」

すら娘「そうですか こまったところでぎゃくにれいせいになったでしょう もくてきはなんですか?」

少年兵士「>>564だよ。魔物がいるって噂があったから兵士が送られてきたんだ」

1:ゾンビの湧く洞窟の浄化
2:魔力苔の採集調査
3:洞窟が魔界につながっているという噂の検証

3

少年兵士「この辺りに魔界とつながっている場所がある可能性が高いらしくて、その調査に送られてきたんだ」

すら娘「まかいとすらいむのすみかがですか?」

少年兵士「主の魔物が知らないっていうなら、ほんとにただの噂だったって事なのかな……」

すら娘「でしょうね しかし、そのためにしたいのやまができたとあってはもうしわけがたたないでしょう」

少年兵士「うぅ……」

すら娘「ねこちゃん、こいつのこころをいやしてやってください」

ねこ「にゃあ」ぽみゅっ

少年兵士「……(なぜ僕は噂に振り回されて死にかけたうえモンスターと猫に慰められているんだろう)……ぐすっ」

もふもふ
   もふもふ

すら娘「……あ、そうだ。うわさのけんしょうとやらはこうれべるなそうりょのはなしをきいてふみきったものでしょうか?」

少年兵士「えっ?何故知ってるの?」

すら娘「あちゃー、ゆうしゃさんもやっちまいましたねぇ」

ねこ「~~~~うにゃぁ~ハフン」

すら娘「ここすうじつ、たしかにこのあたりにまおうのさんかのかたはきていたのですよ」

少年兵士「?!」

すら娘「しかし、かれらのいどうしゅだんは、ばかでっかいばしゃなのです」

少年兵士「……その情報が届かなかったから、洞窟にまつわる魔界とつながってるっていう噂の信ぴょう性を確かめる羽目になったって事か」

すら娘「そういうことでしょうね。まおうのじんえいがいたというほうこくじたいは、ゆうしゃがわとしてはまちがっちゃいないはずですが」

少年兵士「……うぅ、でもどうしよう…」

少年兵士「このまま何もなかったですって報告しか持って帰れなかった上にみんな死んだなんて……」

すら娘「……ねこちゃん」

ねこ「にゃ?」

すら娘「すらいむちょっとふにくもやしのようすみたいのでこいつのぐちきいててください」

ねこ「?!」

少年兵士「投げっぱなし?!」

すら娘「だいじょうぶですよー、あとでなんかかんがえてやりますからとりあえずぐちはねこちゃんにどうぞ」

ねこ「ふにゃぁっ?!」

すら娘「ねこちゃんにはいやしこうかがあるのでぐちききにはてきやくのはずです」

~10分後~

すら娘「さて、おまえもおちついたしすらいむもはたけのおせわができたところで。ていあんがあります」

少年兵士「な、なんでしょうか」

すら娘「とりあえずおまえをここからだしてやります。
  それとべつに、>>570をやってくれるなら、しょうげんのしんぴょうをもたせるためのあいてむをくれてやります」

1:森の魔物を勇者の査定に使うのをやめろとお上につたえる
2:勇者たちにこの森に攻め入るのをやめる様に説得する
3:竜使いの令嬢の指名手配を取り消すようにお上につたえる

難しいなー
1で

すら娘「このちかくにあるもりはごぞんじですね?」

少年兵士「うん、モンスターの多い危険区域だね」

すら娘「ムスー」

ねこ「みゃあみゃあ」ぽすぽす

すら娘「……まあ、にんげんにとってはもんすたーがおおいということはきけんなのでしょう
  ですが、あのもりのこはきほんてきにけんかうられないかぎり、にんげんをこうげきすることはないです」

少年兵士「えっ?」

すら娘「ゆうしゃのしけんとしょうして、もりににんげんおくりこむことがおたがいのひがいをうみだしてやがるのです。
  すらいむも、うまれてすぐににんげんがにくかったわけではありません
  うまれてすぐににんげんをアホとみくだしていたわけではありません」

少年兵士「(ということは今この場で僕は見下されているのか……)」

すら娘「もりにはいりこむにんげんどもとたたかいつづけたけっか、ころしてもころしてもやってきてなかまやすらいむじしんをねらうあほどもとにんていしたのです」

すら娘「ということで、いまはもりにすんでいないとはいえすらいむてきにこのこうずはひじょうにはらだたしく」

少年兵士「そ、そうなんだ(とりあえず黙って聞いておこう)」

すら娘「おまえはみたところしたっぱもしたっぱですが、すらいむよりはにんげんにたいしてうったえるちからをもっているはずです。
  ですのですらいむはおまえに”ゆうしゃにんていに、もりのまものをつかわないようにしてほしい”といういけんをおかみ、おまえらのじょーしやそのじょーしどもにつたえてほしいのです」

少年兵士「へぇ……えぇっ?!」

すら娘「うけてくれるのであれば、おまえがここでみたものや、すらいむとおはなしできたしょうことなるあいてむをおわたししましょう」

少年兵士「そ、そう言われても……」

すらいむ「いちおう、おまえらにとってもみのあるないようをおねがいしているのですがね」

少年兵士「……僕は」

>>574
1:いいよ、受ける
2:わかった(やるとはいっていない)
3:無理だよ、引き受けられない

1

少年兵士「……いいよ、受ける。信じていいかはわからないけど、勇者認定のための試験で若者の死亡率が高いのもここって聞いてるし」

すら娘「こーしょーせいりつですね。それでは、おまえにあるあいてむをあたえてやるです……うーんと、どうしようかな……そのままだとなくすとこまるし、みにつけられるかたちにしておきましょう」

少年兵士「?」

すら娘「おてをはいしゃく」 ぎゅっ

少年兵士「(……ひんやりしてる)」

すら娘「えーと てのひらをすぼめたらはいるぐらいのつつじょうですかね……しゅうちゅうして しゅうちゅうして」

 スライムは スライムの石のうでわ を 生成した

すら娘「これはすらいむのいしというものでできたうでわです すらいむのいしには すらいむぞくとおはなしするこうかがあります」

すら娘「めったなことではこわれないですし、にんげんでもまりょくにたんのうなやつがみればすらいむぞくのまじっくあいてむだとはわかるはず
  そして、このすらいむのいしをつくってかこうするようなこうれべるなすらいむはこのへんにはすらいむしかいません
  こいつをしめせば、すらいむとおはなししたということのしょうめいになるはずです。
  つまり、ちょうさをしてすらいむとあったということのしょうこになるのです」

少年兵士「君の存在と君と話したことを証明できたら……たしかに、最深部まで到達した証拠にはなって、僕の言葉の信憑性も出る」

すら娘「そうなのです。というわけで、ほんとおねがいしますね」

少年兵士「……うん……あの、所で一緒に来た皆は」

すら娘「おなくなりになってるため、すらいむがきっちりたべてさしあげます」

少年兵士「ま、埋葬とかしてくれないの?」

すら娘「このあたりでまいそうするとゾンビになるのです。にくのうちにたべてあげるほうがよいですよ」

少年兵士「……じゃ、じゃあせめて、それぞれの遺品を持ち帰らせてくれないかな……」

すら娘「かまいませんよ ちょっとたくさんあるので、こっちにもってきますね」

~小一時間後~

少年兵士(ぐったり)

すら娘「したいとふれあいすぎてぐろっきーです」

ねこ「にゃあ……」

少年兵士「……しばらくお肉食べられない…」

すら娘「とにかくぜんいんぶんのいひんはもちましたね?」

少年兵士「う、うん」

すら娘「では、どうくつのそとへつれてってやります」

ねこ「にゃあ」

~すみかのそと~

少年兵士「ありがとうございました……」

すら娘「いひんはぎとりのときににもつをかくにんしましたが、かえりのわーぷあいてむをみんなしきゅうされていたんですね」

少年兵士「屋外でないと使えないから、洞窟では無理だったんだけどね……来る時も使ったよ」

すら娘「ですよね。兵団のあるとこから馬で5日はかかるはずですから」

少年兵士「ききいれてくれるかどうかはわからないけど、頑張って伝えてきます」

すら娘「はい。ではおきをつけておかえりください」ノシ

 少年兵士は 町移動チケットを使った! ティロリロリーン シュッ

すら娘「うむ、いっけんらくちゃく」

ねこ「にゃあ」

すら娘「すらいむのごはんも、かなりたいりょうにかくほできました」

ねこ「?!」

すら娘「すらいむにとってうごかないにくはしょくりょうでしかないので」

すら娘「あと、あいつがもってかえらなかったにもつのなかにおかねもありましたから
  ねこちゃんのごはんもしばらくあんたいですよ」

ねこ「……にゃあ」←まぁいいかという表情

すら娘「ねどこにはこんだしたいを、べつのところでほごしておきましょう
  てんけんやらあいつとはなしたりいひんはぎとりやらでもうゆうがたです
  そうびのはぎとりやにもつのはぎとりは、またあしたやることにしましょう」

ねこ「うにゃう」

~翌日・昼~

すら娘「はふぅ、あさからたっぷりしたいをいじくりたおしました」

ねこ「すぴー」

すら娘「ねこちゃんはねっぱなしですか……まあいいです」

すら娘「おかねがたくさんと よろいやかぶとやらがたくさんと 短剣もたくさんですね」

すら娘「このあとどうしましょうか……すらいむてきには、
  ねこちゃんおこしてあそんだり
  おとこのこにばけてねこちゃんのごはんやおやつをかいにいったり
  はぎとったそうびをもりのみんなにくばったり
  ……というのがおもいつくのですがきめかねますね。>>583さん、なにしたらいいとおもいますか?」

ヘッヘーイヘッヘイヘーイ(ダンガンロンパ2のあれ)
をうたう

すら娘「おうたをうたうといいのですか……ふむふむ」

すら娘「この"モノミ先生の教育実習"というきょくをうたうのですね?」

~すらいむ試聴中

すら娘「……どううたえと?」

すら娘「なぁーぁーのーのー なぁーぁーのーのー なぁーぁーのーのー へっへーい! ヘッヘーイ! へーい!!」←ノってきた

ねこ「?!」

すら娘「あ、おこしちゃいましたか」

ねこ「うみゃぁ……」

すら娘「ねこちゃん、ごはんたべますか?」

ねこ「にゃん」スリスリ

すら娘「カリカリですよー」 ざらざら

ねこ「うみゃ うみゃっ」カリカリ

すら娘「……ねこちゃん まいにちおなじごはんだとあきますよね」

ねこ「……にゃ?」

すら娘「いまはまだ かりかりごはんにしてひがあさいためましですが すらいむもしろくじちゅうぞんびだけたべろといわれたらこまりますから」

ねこ「うにゃう」コクコク

すら娘「なので、ねこちゃんのごはんのばりえーしょんをふやそうかと」

ねこ「みゃんっ♪」スリスリ

すら娘「そのため むらにいこうとおもうのですが……いままさにゆうしゃがいるとおもうと」

ねこ「……にゃ~」

すら娘「ゆうしゃのけんがかたづくまでほうちでもいいですか?」

ねこ「うみゃぅ……」しゅーん

すら娘「……まあ、くちにだしていっておいてやっぱりあとでねはひどいですね ねこちゃん むらにおでかけしましょう」

ねこ「にゃっ♪」


~村~

すら少年「むらでのおかいものはこのすがたでいきましょう」

ねこ「にゃん」

すら少年「こないだごはんかったとこはあそこだったはず」


~アイテム屋~

すら少年「たのもー」

店番「お、先日の少年か」

すら少年「ねこちゃんのごはんのばりえーしょんを ふやしたいのです」

ねこ「にゃん」

店番「餌のバリエーションを増やすときたか……だったら普通に卵や肉なんかを買って、火を通してやってもいいと思うが」

すら少年「ほほぅ」

店番「カリカリや缶詰にちょっとまぜてやればいいんじゃないか?」

すら少年「いいことをききました」

店番「話のついでになんか買ってかないか少年」

すら少年「……では、ねこちゃんにぼーるあそびをさせてあげたいのです けいとだまとか ねこちゃんのあそべるぼーるをください」

店番「少年は球遊びしないのか?売り上げになるから良いけどさ」

すら少年「あまりそういうのはしないですね」

店番「毛糸玉、あまり人気のない色が売れ残ってるからこいつを安くしてやるよ」

すら少年「ありがたいです」

ねこ「にゃぁ」うずうず

すら少年「あ、あとにわとりもください。たまごいちいちかいにくるよりは、たまごうむにわとりそだてたほうがよさそうです」

店番「そいつは養鶏やってる村人Bに言ってくれ」

すら少年「ああ、このむらでなぜかひとりだけなまっているあのおとこですか」

店番「そいつそいつ」

すら少年「ううむ……あ、じゃああと、まじっくぽーしょんください」

店番「いいけど……少年魔法使うのか?」

すら少年「つかいます。だいたいねておきればじゅうぶんですが、やっぱりあるほうがいいので」

店番「いくつほしい?」

すら少年「えーっと……じゃあ10こください」

ねこ「……!」

 ギィィ


>>589 来店したのは誰?

モヒカンのじいさん(つよそう)

モヒ爺「むっ?見かけん子供がおるようじゃの」

店番「あ、オーナーちーっす」

すら少年「おーなー?」

店番「この店の持ち主だよ。俺は雇われてる」

モヒ爺「おい、勇者からまとめて売ってくれと要求が来ておるからこの品があるかどうかみてくれ」

店番「んー、ハイポ99とハイマジポが99?大きな街じゃあるまいしハイがつく回復アイテムなんてないですよ」

モヒ爺「あるだけくれということじゃろうて」

すら少年「……むう。まだおかねはらってないからこのまじっくぽーしょんもぼっしゅうですか?」

モヒ爺「さすがにそんなこた言いやせんよ(なでなで)……ん?」

すら少年「ではいただいていきます」

ねこ「にゃあ」

モヒ爺「……いや、やっぱりちょいと」

店番「一度言ったこととりけすとかおとなのやるこっちゃないですよ はい。これおつりな」

すら少年「ありがとうございます」

ねこ「にゃあ」

ギィィ

モヒ爺「うーむ……」

店番「何かそんなにきになることでもあったんですか?」

モヒ爺「あの少年、やたらと冷たかったようなきがしてのう……」

店番「宿屋から持ち逃げしたスライムじゃないかって?」

モヒ爺「うむ」

店番「そんなやつだったら、動物のエサこと真剣に考えたりはしないと思いますよ」

モヒ爺「あれ?エサかってたかのう?」

店番「先日餌買いに来て、バリエーション増やしたいとか言ってきてたんすよ。あと猫のおもちゃが欲しいとか」

モヒ爺「……ふむ。じゃあきのせいかもしれんのう」



すら少年「さて、あのなまりやろうをさがしましょう」

ねこ「にゃあ」

すら少年「いぜんおそったとりごやのとこいけばいいですかね」


村人B「よーしよしよし、ようやくコッコ達もおちついてきただぁね」
    コケーッ   コッコッコッ
                 コケコッコー
すら少年「あのー」

村人B「ん?ああ、死人漁りといた子でねか。どした?またなんかさがしてんだべか?」

すら少年「たまごをうむにわとりがほしいのです。ねこちゃんのごはんのためにそだてておきたいのです」

村人B「う、うーん……そういうのはやってないんだべ」

すら少年「そうなんですか?」

村人B「ん、おらのニワトリたちはタマゴも売っているけど、基本的には羽毛用だがらなぁ」

すら少年「ほぅ?」

村人B「一羽一羽が結構な高値になっちまうし、タマゴのためのもんじゃないからきっちり毎日玉子とれるわけじゃないんだべ」

すら少年「そうだったのですか」

ねこ「ふにゃあ」

村人B「すまねーなぁ。他の村人も自分家用のニワトリもっててもわけあたえるほどじゃねえとおもうし」

すら少年「いえ、りさーちぶそくでした」

村人B「そだ、タマゴちいさくていいならウズラがちょいとふえすぎてるからわけてやれるべ」

すら少年「うずら……しってます。まだらもようのちいさいたまごをうむとりです」

村人B「タマゴ用のニワトリ飼って、羽毛用と混ざると困るからウズラにしてたんだけど、なーんかかわいくて育てたら増えちまってなあ」

すら少年「おいくらでしょうか」

村人B「いや、ひきとってくれりゃいいから金はいいべ」

すら少年「(以前ひよこをうばっていってしまったぶんの)きもちですので」ずいっ

村人B「はっはっは、そういうことなら貰っとこうかね」


うずら「ピィピィ」

ねこ「にゃん」

うずら「ピピィ!!」


すら少年「ねこちゃん、この子がきにいったみたいです」

村人B「名前付けると愛着湧くべ、なんかつけるべか?」

すら少年「ごんざれす」

ねこ「?!」

うずら「ピィ?!」

村人B「即答でゴンザレスってすげぇセンスだな少年。かんがえなおさねーべか?この子女の子だべ?」

すら少年「ううーんでは……>>595

ジュナ

すら少年「なんとなくですが ジュナ となづけましょう」

村人B「こんどはふつうにかっこよくなったべな」

ジュナ「ピピッ♪」

すら少年「……そういえばこのこのえさはどうすれば」

村人B「飼料とかがあればいいけども、普通に虫とかも食べるべ」

すら少年「……どこにうってますか?」

村人B「そう言うのはあっちのほうにうってるとこがあるべ」

すら少年「ありがとうございます」

村人B「けどだいじょぶか?重くなるんでねか?」

すら少年「まほうのかばんにいれるのでだいじょうぶです だいたいなんでもはいります」

村人B「ああ、冒険者とかがたまに持ってるあれか。すげぇべんりそうだべ」

すら少年「おせわにはなりましたがあげられませんよ」

村人B「んなこたいわねって そいじゃ、大事にしてやってくれよ」

すら少年「はーい」

(すげえ今更だけど村人AとBがじぶんのなかでごっちゃになっていたことに今気づいた)
(なまってて人が良さげな方がBで、若干ビビリのきつい物言いがAということにしようと思います)
(すまんの!)


すら少年「なんかきこえたきがしますがまあいいです」

ねこ「?」

ジュナ「?」

すら少年「えーっと、なまりやろうのいっていたのがここですね。のうぎょうやちくさんのどうぐなどがうってあるようす」

すら少年「おじゃましますー」

店員「おう!らっしゃい!」

すら少年「うずらのえさがほしいのです」

ジュナ「ピィ」

店員「ん?いや、いいけどウズラ……?」

すら少年「いろいろあって村人Bさんのとこからいただきました」

店員「あいつか。大きい袋の飼料しかないけど大丈夫か?小分けにしてやろうか?」

すら少年「まほうのかばんがあるのでだいじょうぶです。いちどですむようにおおきいほうがよいです」

店員「そうか……ほい、1500ギル戴くぜ」

すら少年「えーっと」 じゃらじゃら

店員「1000ギル紙幣と500ギル銀貨だけでいいからな?」

すら少年「まだどいつがどれだかよくわかってないのです。ひつようなぶんだけとってくれるとうれしいです」

店員「……この村のやつが俺含めていいやつで良かったな少年」

すら少年「?」

~すらいむのすみか~

すら少年「ふう、いろいろありましたが、ジュナをすみかにおむかえしたり、けいとだまてにいれたりじゅうじつでした」

ねこ「にゃあ」

ジュナ「ピピッ♪」

すら少年「あと、のうぎょうどうぐのおみせで、ジュナをいれておくためのかごもかったのです」

すらいむ「ほいやっと」

すらいむ「ちゃちゃっとくみたててせっちするです」

  カチャカチャカチャ

すらいむ「できました! ジュナ、なかにはいるといいです」

ジュナ「ピピッ」ピョコピョコ

すらいむ「ねこちゃんもいやしですが このこもいやしですね」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「ねこちゃんもかわいがっているもよう」

すら娘「ほいさっと」

すら娘「ねこちゃん!さっそくですがけいとだまであそびましょう!」

ねこ「うにゃっ!」

すら娘「そい!」 コロコロコロッ

ねこ「うにゃっ!  うにゃにゃっ」ぽむぽむぽむっ けしけしけしっ


>>601 ねこちゃんの満足度

(*≧∀≦*)大満足♪

ねこ「にゃふぅ」

すら娘「ごまんえつのもよう!」

ねこ「うにゃあ」ゴロゴロ

すら娘「ごきげんもよいみたいです」なでなで

ねこ「ゴロゴロ」

すら娘「(かわいい)」もふもふ

ねこ「ゴロゴロ」

もふもふもふもふ

すら娘「はっ!じかんをわすれるところでした! もうよるかとおもわれますので、ごはんたべたらねましょう」

ねこ「にゃ~ん」

~深夜~

すらいむ「zzz」

ジュナ「zzz」

ねこ「ふわぁぁぁ~~~……にゃん」


>>604
ねこちゃんは深夜のお散歩に行くようです。どこに行きますか?

森を一望できる大樹の頂上

~魔法の森~

ねこ「~♪」


魔法の森の中でも特に大きな木の頂上に猫は登った。夜風は心地良く、月の灯を独り占めしているかのような光景だった。
ひとしきり、景色と夜風を楽しんだ後、猫は森を観察することにした。

猫が森を見渡すと、広場の方で数匹の魔物が魔法の練習をしている様子だった。
しかし猫は観察しているうちに、広場の様子が少しおかしい事に気づく。
長身の揺れる炎のような髪をしたホムンクルス、スライムに希望好きと呼ばれるやつが小さなスライムたちに対してなにか諭しているようだ。


希望ホム「……!!……? !!」

ちびすら「 」 ぴょん ぴょん

みにすら「 」 ぷるぷる


猫は木から降りて、様子を見に行くことにした。

~広場~

希望ホム「だから無理だってば、そんなことしたら普通に大変なことになるって」

ちびすら「! !」ぷるぷる

みにすら「!! !!!」ぴょんぴょん

ねこ「……にゃん?」

希望ホム「おや、君は確かスライムのねこちゃんだったね……いや、元勇者クンのほうがいいのかな?」

ねこ「フーッ」

希望ホム「あ、ねこちゃんのほうが良いんだ……」

ねこ「うにゃん?」

希望ホム「……何があったか聞きたいの?……なんかね、この子達が魔法を吸収する技をみにつけたいとかいいだして」

ちびみにすら「!」ガンバル

希望ホム「ホムンクルスの中で一番魔法を多く覚えて使えるのがボクだったんだけどさ……魔法を当て続けても吸収をおぼえるわけじゃないと思うんだよね」

ねこ「うにゃっ」(こくり)

希望ホム「でもこの子たち聞かなくってさ……魔法を覚えきれなかった分、他の特技が欲しいらしいんだ」

ちびすら「! !」ぴょんぴょん ころころ

ねこ(これ地団駄踏んでるのかな)

ねこ(たしかに、スライム族の魔物って魔法吸収とかもできる奴いた気はするけど……俺そもそも魔法は詳しくないんだよな)

希望ホム「そういう特技って一朝一夕で身につくものでもないし……ボクも道に迷わないスキル得るのに何年かかかったもの」

ねこ(こいつも道発見スキル持ちだったんだ。なんかおそろいとかやだな)

希望ホム「何故残念そうな顔をするんだい?」

ねこ「うにゃ……んー…にゃっ!」

希望ホム「なにかおもいついたの?」

ねこ「にゃっ!」

みにすら「?」

ねこ「うにゃにゃっ  にゃっ!!」

ねこ は せんとうたいせいにはいった!

希望ホム「えっと、この子達にしゅぎょうをつけてやるってこと?」

ねこ「にゃん!」

ねこ(わずかでも経験を積めば、魔法の一つや二つに到達するかもしれない)

ちびすら「…… !」

ちびすらいむ は 戦闘態勢に入った!

みにすら「…… !」

みにすらいむ は 戦闘態勢に入った!

希望ホム「誰かが危なくなったらとめるからね?」


>>609
今回の模擬戦闘の手ごたえ(スライム達側)

ぼろ負けだが何かが掴めた

希望ホム「(なんだかんだ言っても動物だから弱いだろうと思っていたけれど)」

ねこ「うにゃっ!」ぺちっ!

ちびすら「~!」 1のダメージを受けた

ちびすら「ー!」 攻撃はあたらなかった

ねこ「うにゃにゃっ!!」 シュタシュタシュタッ

希望ホム「(素早い動きでのヒット&アウェーで攻撃を食らうことなく相手にだけダメージを蓄積させていっているね)」

ちびすら「~~~」ぺしょん

みにすら「~~~」ぺしょん

希望ホム「きょうはここまでにしといたほうがいいね」

ねこ「にゃん」

ちびすら「」ションボリ

みにすら「」しゅんなり

希望ホム「ボロ負けだったね~……うん?へえ、ねこちゃんの動きに反応はできなかったけど、どこにいるかは追えるようにはなってきたんだね」

ねこ「にゃん!うにゃっ」

希望ホム「その調子で頑張れ……ってことでいいのかな?」

ちびすら「(ぴるぴる)」

希望ホム「また、修行つけてほしいってさ」

ねこ「うにゃん」こくり

希望ホム「良かったね。魔法を避ける練習とかであればボクも手伝うよ。くらわせるのはさすがにやらないけど」

ねこ「うにゃぅ」

希望ホム「帰るの?またね」

ねこ「にゃーん」


~スライムのすみか~

ねこ「……ふぁー……うみゃっ」くるん

ねこ「……スピー」

ジュナ「zzz」

すらいむ「zzz」

翌朝


すらいむ「ふぁぁ……ん?すみかのあかりがくらいのです」

ジュナ「zzz」

ねこ「……クァ うにゃん」

すらいむ「ねこちゃん、おはようございます」

ねこ「にゃー?」

すらいむ「くらいですよね?まほうをつかっておそとのひかりをとりこんでいたのですが、じゅつしきがこわされてしまっているようです。くらいとぞんびがわきやすいので、いっしょにおそとにでてしらべましょう」

すみかのそと


すらいむ「うむ、おそとはきっちりはれてます」

ジュナ「ピピィ」

すらいむ「ねこちゃん、ジュナをみておいてください。すらいむはじゅつをかけてたとこをみてきます」

ねこ「にゃあ」


すらいむ「ここにすらいむのいしをいくつかうめこんで、まほうじんがわりにしてたのですが……もっていかれてますね……ん?」

>>614が近くにいた

やたら強そうな友好的なゴーレム

ゴーレム「ん?」

すらいむ「おや みないかおですね」

ゴーレム「やぁ、おいらは ゴーレム つちのまじょの しもべ」

すらいむ「……あ、おまえがすらいむのいしをとっちゃったんですね?」

ゴーレム「このいしか」

すらいむ「そいつです。すみかのあかりのためのまほうをかけてるので、ないとこまるの」

ゴーレム「むう いいごはんがみつかったと おもったのだが」

すらいむ「ごーれむのごはん、きいたことあります。まりょくをふくんだいしが、ごはんになると」

ゴーレム「このあたりは くさきのまりょくはあっても、いしのまりょくがすくない」ションボリ

すらいむ「なるほど、それでまほうのかかったすらいむのいしが、おいしそうにおもえたのですね」

ゴーレム「うむ」

すらいむ「まほうのかけなおしがめんどくさいので、そいつはかえしていただきたいのですが」

ゴーレム「しょうちした」

すらいむ「かわりに、できたてをやります」


すらいむ「ふう、さいせっちかんりょうです」

ゴーレム「すらいむぞくがいしをつくれるとはきいていたが オイラ、できるとこはじめてみた」

すらいむ「みせることはあまりないですからねぇ。つくれるやつもそうそういないです。ところで、おまえはなぜここに?」

ゴーレム「もりのまじょのようせいをうけて ワームホールをとじるためにきた」

すらいむ「ああ、あのじくうのゆがみですか」

すらいむ「なるほど、それでまほうのかかったすらいむのいしが、おいしそうにおもえたのですね」

ゴーレム「うむ」

すらいむ「まほうのかけなおしがめんどくさいので、そいつはかえしていただきたいのですが」

ゴーレム「しょうちした」

すらいむ「かわりに、できたてをやります」


すらいむ「ふう、さいせっちかんりょうです」

ゴーレム「すらいむぞくがいしをつくれるとはきいていたが オイラ、できるとこはじめてみた」

すらいむ「みせることはあまりないですからねぇ。つくれるやつもそうそういないです。ところで、おまえはなぜここに?」

ゴーレム「もりのまじょのようせいをうけて ワームホールをとじるためにきた」

すらいむ「ああ、あのじくうのゆがみですか」

すらいむ「じくうのゆがみだでたあと、ゆうしゃとかきたりしてるので、きをつけてさぎょうしてくださいね」

ゴーレム「じょげん かんしゃ」

すらいむ「では、すらいむはこれにて」


すらいむ「ふう、ねこちゃんとジュナはおとなしくしてたでしょうか……あ、なんかにんげんがねこちゃんたちにからんでます」

>>619
いままででた人間キャラでだれか一人

>>1によるランダム選択

http://bizapp.itmedia.co.jp/app/random/
これでやった結果魔法使いが出たので魔法使いで

すらいむ「あれは……ゆうしゃちーむのまほうつかいではないですか……むむ」


魔法使い「よく鳥といて襲わないなー」なでなで

ねこ「うにゃー……」

ジュナ「ピッ ピィピィ」

魔法使い「ていうか飼い主とはまだ合流できてないのかよ」

ねこ「……」

魔法使い「あと今気づいたけど……この紋章なんだ?」チャリッ

ねこ「フーッ!!」

魔法使い「おっと」


すらいむ「えーと えーと どのすがたにばけましょうか……まほうつかいってのがやっかいです。
  まりょくにたんのうなあいてにはみやぶられるかのうせいもありますし、ごーれむにすらいむのいしをだしてやったからつかれてますし……ええい!ままよ!」

すら少年「えいやっと!」

すら少年(ばれなかったばあい、えさをかったりジュナをひきとったりしたこのすがたのほうがつごうがいい……はずです)


すら少年「なにしてるですか?ねこちゃんをおこらせないいでやってください」

魔法使い「ん?ああ、お前こいつ飼ってるの?」

すら少年「いっしょにくらしてます。ねこちゃんだけじゃなくて、そっちのジュナともです」

魔法使い「小鳥にまたカッコイイ名前付けたなー」

すら少年「……ねこちゃん、ジュナ、いきましょう」

魔法使い「……おいおまえ」

すら少年「?! な、なんでしょうか?」

魔法使い「>>622

なかなか、可愛い顔してるな(ジュルリ

魔法使い「なかなか可愛い顔してるな」ジュルリ

すら少年「」

ねこ(やばい、こいつそういやそう言う趣味だった。男女問わず子供が性的に好きでヤバいから引き取れってパーティーに放り込まれたんだった)

魔法使い「お小遣いやるからおれについてこないか?大丈夫、この紋章は知ってるだろう?いい勇者さんだよ」ハァハァ

ねこ「フーッ!!!」

すら少年「なんかすげぇイヤです!!!お、おことわりいたします!!」

魔法使い「まあそう言わず」ぎゅっ

魔法使い「体温低いんだな、おれが良いあっため方知ってるから」

すら少年「うああああああああ!!!!!たすけてーーーーー!!!??」

勇者「おい!魔法使い、兵士の捜索ほっぽって何やってんだ?!」

すら少年「た、たすかったです!そこのゆうしゃ!こいつなんとかしやがれです!!!」

魔法使い「なんだよー、久々にツボにはいるショタみつけたのによー」

勇者「だからってさらおうとするな!しかも紋章タテにしてただろ?!」

魔法使い「もー、うるさいな。仕方ないからリリースしてやるよ」

すら少年「たすかった……なんかこう、久しぶりにガチなみのきけんをかんじたです……」

勇者「すまなかったな。俺の管理不足だ」

すら少年「まったくですよ」

勇者「辛辣だなこいつ……ん?」

すら少年「で、では いきましょう!ねこちゃん、ジュナ!」だっこ

勇者「おい、オマエ……冷たくないか?」

すら少年「だいたいぜんぶきのせいだとおもいます!」

勇者「……分析魔法!サーチ!」

すら少年「げっ」

ねこ(まずいな、あいつの分析魔法結構上級だった気がする)


>>625 勇者が、すら少年がスライムであるということ以外に見抜いた事

無限……とは行かないまでも相当な進化の可能性を秘めている事

勇者「魔物か!」

すらいむ「えいっ! にげますよ!」キャッチキャッチ

ジュナ「ピピッ?!」

ねこ「にゃんっ?!」

すらいむ「とかさないていどにとりこんでるのであんしんしてください!」

魔法使い「なっ、ショタが溶けた?!」

勇者「魔物による変身だったということだ!すでに高レベルのようだが、まだ成長の可能性がある、今のうちに仕留めるぞ!」

魔法使い「ちょ、ちょっと待てよ何が何だか」

勇者「良いから追うぞ!」

すらいむ「ひい、まずいです!ど、どこにいきましょうか……!!??」


>>627
1:すみかに逃げ込む
2:魔法の森に逃げ込む
3:平原を逃げ回る

2

すらいむ「ま、まだそうりょがいませんし、とつにゅうしてこないはず……!!」

~魔法の森~

ねこ「にゃあー」じたばた

すらいむ「すみませんねこちゃん、ジュナ。いまだしてあげます」

ヌポンヌポン

すらいむ「……ゆうしゃたちは……もりのなかまでははいってきていないもよう」


勇者「森に逃げ込まれたか……」

魔法使い「マージで?……ていうかあのレベルのスライムがいるとか、ここ全く初心者向けダンジョンじゃねーじゃんか」

勇者「そうだな……ん?」

僧侶『あ、勇者ー。今時間ある?』

勇者「どうした?」

僧侶『洞窟に向かった兵士の補助依頼だけど……どうもひとり残して全滅したらしいわ』

勇者「……そうか」

僧侶『大半がゾンビや毒なんかでやられたみたいだから、まだ入ってないなら迂闊に踏み込まないほうが良いわよ』

勇者「まだギリギリ踏み入れてなかったが……そこで見つけたモンスターを取り逃がした」

僧侶『もしかしてスライム?』

勇者「ああ、スライムだったな」

僧侶『生き残った子が、スライムに助けられて出てきたって言ってたから……一応倒すにしても、上層が退治方針打ち立ててからのほうが良いかも。
  兵士の恩人を問答無用で討ったとなると私たちに対する心証も悪くなるわ』

魔法使い「心証とかせけんていとかめんどくせーの」

勇者「お前はその辺もう少し気にしろ」


すらいむ「……ぬう、すみかのあかりがうまくきのうしてるかきになるのですが」

ねこ「にゃあ……」

すらいむ「ゆうしゃがうろうろしているとなればまだかえれませんね。もりのなかをあるきましょう」

すらいむ「>>630さん。もりの、どこにいきましょうか?」

広場

すらいむ「ひろばにむかいましょう まほうのれんしゅうなんかでごせいきょうのはずです」

ねこ「にゃあ」

ジュナ「ピピッ」


~広場~

ほむんくるす「……!」ノシ

すらいむ「こんにちはです」

希望ホム「おや……やぁ、スライムにねこちゃん……と、またゆかいな仲間が増えたのかな?」

ジュナ「ピィ」

すらいむ「このこは うずらのジュナです」

希望ホム「……ちょっとさわってもいいかい?」

すらいむ「いいですよ(こいつ、とりがつぼだったのですね)」

希望ホム「温かい……ウズラっていうのは皆こう大人しいのかな?」

すらいむ「そのこによるとおもいます」

希望ホム「そうか……どこで手に入れたの?」

すらいむ「にんげんのむらでひきとったのです」

希望ホム「……うーん」

すらいむ「ひとりだちしたくなってきましたか?」

希望ホム「ボクなんかがこの森の希望の一つになるなんておこがましいことできないよ」

すらいむ「しちめんどくせぇやつです」


すらいむ「……しばらくひろばをかんさつしましょう」

ねこ「にゃあ」

>>633が来た

何故かこの世界に転移してしまった高校生
スライム(主にDQ系のタイプのもの)LOVE

???「なんだ……ここ……?」

すらいむ「むっ?にんげんですね……どうやらせんとうりょくはなさそうなもよう」

希望ホム「……君は誰だい?もし迷子だっていうなら何もせず帰ってくれたら何もしないよ?」

???「なっ、なんだ?!なんだこれ?!!」

すらいむ「こんらんしているもよう きぼうずき、こいつねむらせたりできませんか?」

希望ホム「良くてHP2桁だと思うから睡眠付与効果の魔法でも殺しちゃいそうな気がするな……無意味に手を出したくはないんだよね」

???「な、なんなんだよ……俺、自分の部屋にいたはず……」ガクブル

すらいむ「うーむ、じんじょうじゃないてんぱりかたです。ねこちゃんのもふもふでいけるかどうか」

希望ホム「むりしないほうがいいんじゃないか……あっ」

ちびすら「?」ぷるぷる

みにすら「?」ぷるるっ

???「……なにこれかわいい」つんつん

ちびすら「!」サッ

みにすら「ーーー!!」トゲトゲ

すらいむ「あのー」

???「あっ そうか!これは夢だな!明晰夢ってやつか!!!でなきゃこんなプルプル天国ありえないもんな!」

すらいむ「夢だと思ってるならそれでいいので話聞きやがれです」

???「ああ、なんだ?聞いたら触らせてくれるのか?」

すらいむ(なんかびみょうにみのきけんをかんじます)

すらいむ「まず、おまえのなまえをきかせやがれです。すらいむは、スライムです」

???「俺の名前?俺は>>644だ」

セイジ
政治からのイメージじゃないよ

セイジ「俺は、セイジっていうんだ」なでなでぷるぷる

すらいむ「なるほど あとかってにさわんなです」ぺいっ

セイジ「この子冷たい。物理的にも態度的にも」

すらいむ「きさまのいふく、このせかいのものではないですね。よもや、なんかうずっぽいのにのまれましたか?」

セイジ「……そう……だけど……あれ?じゃあもしかして現実……いやいや、ねーな。うん、ねーわ」

希望ホム「ああ……そういえば魔力の渦が発生しだしてるらしいね?そいつのせいか」

すらいむ「すらいむもそこからにらとかしろくろのくまとかてにいれたのですが、ついにいきものもきちゃいましたか」

希望ホム「魔女さんあたりにこいつは任せた方が良いかもね」

すらいむ「うーん、すらいむしばらくかえれないですから、すらいむがつれていきましょう」

希望ホム「わかった。よろしくね」

~魔女の家~

カランカラン

旅人「はーい ……どちらさまでしょうか?」

すらいむ「たびびとさん、とりあえずであったにんげんにそこびえするしせんをおくるのはどうかと」

旅人「スライムちゃん!えっと、こいつは?」

すらいむ「なんかまりょくのうずにぽいされたらしきにんげんです」

セイジ「えーっと、どうも」ぺこり

旅人「迷い込んだ奴の対処だから魔女さんにっていうところかな」

すらいむ「そんなかんじです」

旅人「魔女さん、今魔界の方にお姫様と顔合わせに行ってるんだよね……戻って来るまでだいぶかかると思うけど」

すらいむ「なんと」

旅人「とりあえず森で余計な事しないように、こいつは上げとこうかな。入って」

セイジ「おじゃましまーす(なんかスライムより下に扱われてる気がする……この子もスラフェチかっ?!)」

旅人「スライムちゃんつかれてるみたいだし、魔女さんに教わった魔力茶淹れてあげるね」

すらいむ「たすかります!」


すらいむ「ふぅ 満ちました」

セイジ「うまっ!クッキーうまっ!」もぐもぐ

旅人「あはは……変なかっこしてたから警戒してたけど、普通の男の子だったねぇ」

すらいむ「そういえば、さきほどゆうしゃたちにそうぐうしました」

旅人「よく無事だったね?」

すらいむ「もりににげこめばふよーいにとつげきしないだろうとみこんでにげこんだのです」

セイジ「(やっぱモンスター側にとっては勇者って敵なんだ)」さくさくもぐもぐ

すらいむ「まわりをうろうろしているかのうせいもあるゆえ、いったんかえっていろいろやりたいのですがねこちゃんとジュナはおまかせしたく」

ねこ「……にゃぁ」

ジュナ「ピピッ」

旅人「スライムちゃんとゆかいな仲間たちにウズラがついかされたんだ」

すらいむ「ジュナとなづけました! えと、すらいむたんたいならばにげるのはよういなので」

旅人「僕は構わないよ。えっと、でもすみかの用事すませたらもうしばらくこっちに泊まったほうが良いと思うな」

すらいむ「そうさせていただくです。……さて、そうときまればいったんすらいむだけすみかにかえるです」

ねこ「にゃぁ? にゃ~~……」

すらいむ「へいきですよ。なにももってないのならば、じめんすれすれにぺったりはっていどうすることもできますゆえ」


>>649
スライムが行って帰ってくるあいだの事を誰を中心にしてみる?
1:スライム
2:セイジ
3:ねこちゃん
4:旅人
5:その他森の生き物

すらいむ「では、いったんすみかにもどっていろいろとってきますね」

旅人「いってらっしゃい。きをつけてね」

すらいむ「はいです」


~森の入り口~

すらいむ(ゆうしゃたちはてったいしているもようですね……じめんすれすれをいきましょう)ぺとーん

すらいむ(このまま急ぐと草がなぎたおされていちがばれますが、まだゆうしゃどものけはいはかんじませんから)

すらいむ(すみかまでしゅしゅっといどうしましょう!)サッ


~スライムのすみか~

すらいむ「ふう、ぶじねどこまでこれました」

すらいむ「まほうのかばんに、どくと、ちゃーむと、カリカリと、かんづめと、ジュナのごはんと……」

すらいむ「おたからをいくつかもっていきたいですね……どれをもっていきましょうか」

すらいむ「できるならぜんぶもっていって、ゆうしゃにけんかうられたときのためにもりのこたちにかしたいのですが」

すらいむ「まんいちたおされてどろっぷあいてむあつかいでもってかれるときついものがほとんどなんですよね」

すらいむ「なので、3つだけもっていきましょう。>>653さん、このなかから3つえらんでください」


キメラの羽:昔森にいた白いキメラの風切り羽。もってると飛行能力のない奴も空を飛べる。
土人形の笛:吹くとちいさい土人形を召喚する笛。吹いた奴の命令を聞く。魔力の多い場所でないと土人形ができない。
大モグラの爪:装備すると打撃に魔力で斬撃属性が加わる。攻撃力も当然のように上がる。
龍玉の首飾り:最大HPがぐーんとあがる。本来のHP以下の時に外すと即死するので注意。
呪いの宝石:最大MPがぐーんとあがる。本来のMP以下の時に外すと精神がぶっ壊れて即死するので注意。
加護の符:何の加護がついてるかよくわからないが、みにつけてるとじわじわとHPとMPを回復してくれる。紙でできてるから壊れやすい。

すらいむ「きほんてきに、うえからじゅんに"つよいけどもっていかれるとこまるもの"になってるです」

すらいむ「これがあんかさんのところにかぶったら ひっさつまほう安価下を発動するのです」

キメラの羽
土人形の笛
龍玉の首飾り

すらいむ「やはり、いどうがよういになるきめらのはねはもっていきたいところ」もそもそ

すらいむ「これはだれにもたせてもかつやくするものですから、そうだんしてもつやつをきめましょう」

すらいむ「つぎは……つちにんぎょうのふえですね。せんりょくぞうかはだいじです」ごそごそ

すらいむ「ふえをふけるのはへんしんしたすらいむをのぞけばほむんくるすやまんどらごらたちぐらいですし、そのへんにかしましょう」

すらいむ「さいごに……のうりょくちのそこあげ、とくにたいりょくはだいじですね。くびかざりをいれとくです」ぽすん

すらいむ「ぜんせんにたつやつか、つよいけどHPのひくいこにかしましょう」


すらいむ「えーと、じゅんびとしてはいじょうですね。そうだ、まほうのもりにいくときにきめらのはねをつかっておきましょう。そらをこうそくいどうすればみつかってもあてられづらいはず」


~魔法の森~

すらいむ「ふう、ぶじにこれました」

すらいむ「まじょさんのおうちにいきましょう」のすのす

カランカラン

旅人「おかえり」

すらいむ「ただいまもどりました おじゃまします」


旅人「魔女さんはまだかかるみたいだよ」

すらいむ「……む?ジュナはいますが、ねこちゃんとせーじとなのるあいつは?」

旅人「地下のあいつとしゃべりに行ってるよ。セイジに関しては魔女さんがどうするかだから……もしかしたらあいつの同類になるかも」

すらいむ「なんかまものにこうふんしてましたから まものになるのはかまわないんじゃなかろうですかね」

旅人「まあ、魔女さんが戻るまでゆっくりしておきなよ」

すらいむ「はい、おことばにあまえさせていただくの」

旅人「かばんかかえてるけど、何か持ってきたの?」

すらいむ「これです」ばらばら

旅人「……また豪勢そうなアイテムが」

すらいむ「すらいむのおたからですからね」えへん

旅人「……迎え撃つ気マンマンみたいだけど、あまり無理しちゃダメだよ?」

すらいむ「それはじゅうじゅうしょうちです。すらいむてきにも、あいてがしかけてきたらでいいとおもうのです」

旅人「それならいいけれど」

すらいむ「あと、このおたからはもりのこたちにかしだすよていなのです」

旅人「……弱い子が簡単に死なないように?」

すらいむ「はい」

すらいむ「まあ、でもよわいこにもたせるよりは、つよいやつにもたせてよわいこのえんごをさせることになるかなと」

旅人「そうだね、そのほうがいいかも。どれを誰に貸すかは決めてる?」

すらいむ「さっぱりきめていませんでした」

旅人「すらいむちゃんは、誰にどんなのを貸したらいいと思うかな?」

すらいむ「えっと、えっと……うーん、もたせることになるのは、ほむんくるすたちですかね」

旅人「宴会で司会したり小さい子たちの相手してたりっていう彼らかな?」

すらいむ「です きぼーずきはまほうがたくさんつかえるので、きめらのはねをかしてきどーりょくあげるといいかなとおもいます」

すらいむ「つちにんぎょうのふえは、ふえをふきなれてるきむずかしやかと」

すらいむ「おおがらはちからもちですし、みんなのまえにそっせんしてでることになるとおもうので、たいりょくをふやすりゅーぎょくをかしたほうがいいかと」

旅人「なるほど、彼らは役割分担も結構しっかりできるんだね」

すらいむ「もともとはこのもりにきた、ゆうしゃめんつのおとこどもをしぼってできたれんちゅうなのです。そだつととてもにたので、もとのやくわりにちかいのかと」

旅人「そうなんだ」

すらいむ「ところでたびびとさん、すらいむはこのようにかしだすといいとおもったのですが、なにかほかにあんはありますか?」


>>662
旅人の提案する組み合わせ
(問題ないと思う場合は提案無しとかそのままとかで)

変更なし

旅人「特に問題ないと思うし、渡すとしたらそれでいいと思うよ」

すらいむ「そうですか?」

旅人「そもそも、僕はこの森にまだ詳しくないしまだみんなともそこまで仲良くないしね。スライムちゃんの見立てにはかなわないと思うんだ」

すらいむ「うーん……では、つかいならせるためにちょっとやつらにおたからをかしてきますね」

旅人「いってらっしゃい。ウェナちゃんつれてく?」

ウェナ「ピピッ」

すらいむ「いっしょにいきましょう。もりのそとのいきものにきょうみをもって、もりのそとにでたがるこもいるかもしれませんし」

旅人「あ、そうだ。もし魔物の子たちが力加減間違えても大丈夫なよう耐性補助をウェナちゃんにかけておくよ」

すらいむ「たいせいほじょ?」

旅人「防御と魔法防御をあげる魔法だよ。重ねがけ不可だけど寝たりや解除魔法食らわない限りは続くから」

旅人「より強い補助魔法がかかっても外れるけど、まぁレベル低い子の攻撃で一撃死はなくなるかな」

すらいむ「おねがいします」

旅人「まかせて」

ウェナ「ピィ」


~広場~

すらいむ「えーと、いまいるのは  あ、きぼーずきまだいましたね」

希望ホム「ん?スライムか、あいつは?」

すらいむ「まじょさんがいなかったのでとりあえずたびびとさんとねこちゃんがみてます」

希望ホム「そう、ならいいんだけど」

すらいむ「それはそれとして、ゆうしゃがきたときのためにおまえにおたからをかそうかと」

他ので使ってたキャラの名前と混同したと告白
ジュナです。

希望ホム「おたから?」

すらいむ「こいつです」

希望ホム「これは……飛行魔法が入ってるアイテムのようだね」

すらいむ「そのとおりです。むかしここにいたきめらのはねです。もってるととびまわれるようになります」

希望ホム「ちょっと使ってみるね?  うわっ?! すごいや!ボク飛んでる!」

すらいむ「ゆうしゃがきたときはそいつをつかって、まほうでほさをするといいとおもうのです」

希望ホム「空中にいるだけでだいぶ攻撃は当たりづらくなるし……もし勇者たちが分散してもすぐに移動できるようにってことだね」

すらいむ「ただ、うばわれるとすごくやっかいなものでもあるので、おとさないように」

希望ホム「わかったよ。そもそも借り物だからね」

すらいむ「きむずかしやと、おおがらにもかしたいものがあるのですがやつらはどこにいますかね?」

希望ホム「気難し屋君は自分の家に戻ってるはずだよ。今はいかないほうが良いんじゃないかな」

すらいむ「ああ、いっちゃいちゃしてますか」

希望ホム「さきゅぱすがぴったりくっついてたからね。ご飯の時間だと思う」

すらいむ「ではおおがらは?」

希望ホム「ちょっとどこ行ったか分からないんだよね……ほむんくるす君と一緒にいたみたいだけど」

すらいむ「ふむ、さがしまわるしかないですか」

ジュナ「ピピッ」

すらいむ「ジュナにもりのなかをみせるついでにしておきましょうかね」

希望ホム「その子はぼくが預かっても良いよ?」そわそわ

すらいむ「えんりょしておきます」

希望ホム「そっかぁ」ションボリ


すらいむ「もりのなかの、>>669をさがしてみましょう」

ジュナ「ピィ♪」

すらいむ「あんかしたです!」

ジュナ「ピィ?」

すらいむ「てへぺろってやつです」

すらいむ「きょうようといれ をさがしましょう」

ジュナ「ピピッ?」

すらいむ「まりょくせいぶつだといいのですが、どうぶつべーすだとやはりはいせつこういはひつようでして。においとかしょりのもんだいもあるのでといれのばしょをつくってるのです」


~共用トイレ~

ほむんくるす「!」

すらいむ「こんにちはです おおがらはいませんか?」

ほむんくるす「……」

すらいむ「ほぅ、なかにこもっていると  あいつおなかよわいんでしたっけ」

ほむんくるす「コクン」

すらいむ「まほうやさんはじゅんちょうですか」

ほむんくるす「♪  !」

すらいむ「ほう、おれいをくれるやつらのおかげでらくになったと」

ほむんくるす「コクコク」

すらいむ「もりのなかにも けいざいのいぶきが」

ほむんくるす「?  !」

大柄ホム「いやぁー!!出した出した!!」ガッハッハ

すらいむ「でましたか」

大柄ホム「むっ?スライムか?どうした?」

すらいむ「ゆうしゃがきたときにそなえて、すらいむのおたからをかしてやろうかと」

大柄ホム「お宝?」

すらいむ「こいつです。たいりょくをふやすおたからです。とりはずすまえにしっかりかいふくするひつようはありますが」

大柄ホム「ほうほう……こいつは良い色をしておるのう!」

ほむんくるす「(キラキラ)」

すらいむ「ぬすまれるとこわいおたからですので、ちゅういしてくださいね」

大柄ホム「ふむ、とりあえず勇者が来る時に備えて預かっておこうかの」

すらいむ「あとはきむずかしやにこいつをわたせばいいのですが……たぶんまだいちゃいちゃしてるでしょうね」

大柄ホム「?」

ほむんくるす「?」

すらいむ「とてもなんとなくですがおまえらはこのけいとうのわだいつうじないのはわかっていました」


~広場~

すらいむ「けっきょくここにもどってきてしまいました」

ジュナ「ピピッ」

ねこ「にゃあ~」

すらいむ「ねこちゃん!」

希望ホム「おかえり、ねこちゃんが君を探しに来てたよ」

すらいむ「なにかごようじでしょうか?」

ねこ「うにゃぁ」

すらいむ「とくにようじはなさげ……かわいい」もふもふ

希望ホム「仲が良いね」

すらいむ「きむずかしやのとこにいくのは、もうすこしたってからにしたく」

希望ホム「そのほうがいいだろうね。魔法の練習に広場に来る子達の様子でも見ておく?」

すらいむ「そうしましょうか」

ジュナ「ピィ」

希望ホム「(ソワソワ)」

すらいむ「……ジュナをだっこしてもいいですよ」ハイ

希望ホム「あ、ありがとう! うわあ、ふわふわだ」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「やはりとりがつぼのもよう ねこちゃんもさわりごこちがゆめごこちというに」なでなで

すらいむ「ん?だれかきたごようす」

魔蝙蝠「キィ」

すらいむ「こうもりさんですか おひるなのにでてきてだいじょうぶですか?」

魔蝙蝠「キキッ♪」

すらいむ「ふむ、まほうがつよまったことでひのひかりのじゃくてんがきえたと」

希望ホム「練習していくの?」

魔蝙蝠「キィ」



すらいむ「ふむ、ちょくちょくれんしゅうにくるこがきますね」

ねこ「にゃあん」

すらいむ「みんなまほうがふえてたのしんでいるもよう いいことです」

すらいむ「そろそろきむずかしやのところにいきましょうか ジュナかえせです」

希望ホム「う、うん  またね」ぽふぽふ

ジュナ「ピピィ」


~気難しホムの家~

すらいむ「たのもー」


>>678 気難しホムの現在の状況

寝てる

すらいむ「……ふむ?いない……わけではないとおもうのですが」

すらいむ「たーのーもー」木をげしげし

さきゅぱす「∑(;・ω・)」

すらいむ「ああ、さきゅぱすこんにちは」

さきゅぱす「(・ω・)ノ   (・ω・)?」

すらいむ「きむずかしやはいますか?」

さきゅぱす「(・ω・`;)」

すらいむ「ふむ、いるけどでてこれないと……」

ねこ「にゃあん?」

すらいむ「どうしましょうねぇ? ほんにんにせつめいしたほうがあんぜんなのですが」

さきゅぱす「(-ω- )   d(・ω・*)」

すらいむ「よんでくれますか ありがとうございます」

すらいむ「まだかなまだかな」

気難ホム「……よう」グッタリ

ねこ「……うにゃあ?」

すらいむ「さきゅぱすへのごはんおつかれさまです それはそれとして、ゆうしゃたいさくにおたからをかしにきました」

気難ホム「……そういうことなら……ちょっと降りるからまってろ」

気難ホム「よいせっと  で?何だ?」

すらいむ「きむずかしやはふえをふけるので つちにんぎょうをつくりだすこのふえをかそうかと」

気難ホム「そりゃどうも……ためしにちょっとやってみていいか?」

すらいむ「どうぞどうぞ まりょくのあるばしょでふくと、ふいてるあいだにちっこいつちにんぎょうがぽこぽこうまれるのです」

気難ホム「へぇ」~♪

  ~~~~♪  ~~~~~~~~~~~♪
 ポコッ     ポコッ         ポコッ

土人形「(^ω^)オッ」「(^ω^)オッオー」「(^ω^)オッオッ」

気難ホム「なんかハラたつかおしてるなこいつら」

すらいむ「そういわれても これをつくったまじょにいってください」

気難ホム「はいはい……俺の役目は戦力増強ってとこか。ちっとたよりねーけど」

土人形「(^ω^)ノ オッ」

気難ホム「……ためしにちょっとこの辺の雑草ぬいてくれ」

土人形「(^ω^)オッオー」ぷちぷち

さきゅぱす「(*・ヮ・)」

気難ホム「すげぇな、何気に必要なのとホントの雑草とを区別できてるような」

すらいむ「うみだしたやつがめいれいすると おもうとおりにうごくようすです」

気難ホム「無茶ぶりでさえなければ大抵は行けるって事か。ありがとな、しばらく借りる」

すらいむ「はい、いざというときはよろしくおねがいします」


すらいむ「さてと……ねこちゃん、まじょさんはもどってきましたかね?」

ねこ「うみゃ~」

すらいむ「ふむ、ねこちゃんがでてくるときにはまだだったと」

すらいむ「では、どうしましょうか」

ねこ「にゃぁ~」

すらいむ「ねこちゃん、びみょうにいきたいところがあるごようす」


>>683 ねこちゃんのいきたいところ
1:森の泉
2:キノコ採取場
3:ちびすらみにすらさがし

すらいむ「どこにいきたいのですか?」

ねこ「…………」しっぽゆらゆら

すらいむ「どこかにいきたい、とはちがうもよう……?あ、なにかをおさがしですか?」

ねこ「にゃーん」

すらいむ「ふむ、うごくものですか」

ねこ「にゃんっ!」

ジュナ「ピピィ♪」

すらいむ「ほむんくるすたちではないはずですよね?となると……もりのなかをうろうろしまくってみるがはやいかと」


~森の入り口付近~

すらいむ「……ゆうしゃたちがいないかはふあんですが、おそとにちかいとこからさがしましょう」

ねこ「にゃあ」きょろきょろ

すらいむ「このあたりはよわいこがよくきます というよりも、よわいこというかうまれたてはきょうみがつよくおそとのようすもかんさつしてるのです」

すらいむ「でも、そのせいでこのあたりにいるこが かられやすいのです つよいやつほどおくにひっこむのはそういうことなのです」

すらいむ「けっかとして おくびょうになるほどこのもりではながいきして、つよくなれてしまうのです」

すらいむ「すらいむはまじょさんのおうちでまほうとかをおそわりつつだったので そとからきたやつとたたかえてましたが」

すらいむ「たいていのこは、まじょさんのいえにもういちどあがっておそわることをなかなかしないのです」

すらいむ「まじょさんもさみしがっているのですがね」

ねこ「……  !  んにゃっ!」

すらいむ「おや、ここでみつけたのですか?」

ちびすら「!」ぴょんたか

ねこ「うにゃん」

ちびすら「♪♪♪」

すらいむ「ねこちゃん ししょうとよばれていますが」

ねこ「にゃん」

すらいむ「ししょうやってるのですね」

すらいむ「ねこちゃん、もしかしてこれからしゅぎょうをつけるきですかね」

ねこ「にゃあ」

ちびすら「!」ぴょこぴょこ

すらいむ「みにすらをよんでくるみたいですよ」

ねこ「うにゃん」

すらいむ「そういえば ひろばがひろくてつかいがってはいいですが しゅぎょうならいずみにいくのもいいです」

ねこ「にゃぁ?」

すらいむ「あのいずみのみずはまりょくをふくんでますから ちびすらみにすらがつかれたらかいふくさせてやることができます」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「ごなっとくいただけたもよう」

みにすら「!」ぴょんこぴょんこ

ちびすら「♪」

ねこ「にゃーん」 とてとて

すらいむ「いずみのほうでしゅぎょうするのですね すらいむもけがとかしないようについていきましょう」

ジュナ「ピピッ」


~森の泉~

泉の精霊「あら、いらっしゃい。何か用とかあったりする?」

すらいむ「これからこのまわりでちびすらみにすらをきたえるのです このこたちがつかれたらおみずもらうのです」

ちびすら「ぺこり」

みにすら「ぺこり」

ねこ「にゃー」

泉の精霊「あら、礼儀正しい」

ねこ「にゃあ!」ヒュンヒュン

ちびすら「! !!」

みにすら「~~!」


泉の精霊「ところで、なんで修行とかしてるの?」

すらいむ「ゆうしゃがせめこんできやがるかもしれないからです。いまみんな、まほうとかれんしゅうしてるですよ」

泉の精霊「あら、そうなの?最近の勇者って物騒ねえ?」

すらいむ「むかしのゆうしゃはちがったのですか?」

泉の精霊「そうねえ、昔……数百年前の勇者は」

>>693
1:強さの称号なだけで、魔物を敵視してはいなかった
2:魔物とも共存していた
3:(なんかじゆうにどうぞ)

泉の精霊「魔物とも普通に共存してたっていうか……人間と魔物が一緒に住んでるのも当然の世界だったのよね」

すらいむ「まじですか」

泉の精霊「まじですー。この森の最年長なめんじゃないわよー」

すらいむ「なぜ、たたかうようになったのでしょうか?」

泉の精霊「んー、私はホラ、場所についてる精霊だから詳しい事わかんないのよねー。魔女が生まれたころにはだいぶ敵対関係できてたっぽいし」

すらいむ「ながいきしてるだけでびみょうにつかえねーです」

泉の精霊「酷い?!」


ねこ「にゃにゃっ?!」

ちびすら「! やー!!!」

みにすら「  ぴゃー!!!」


すらいむ「!?」

泉の精霊「あら、ねこちゃん一本とられたみたいね」

ねこ「フーッ…… にゃん」

ちびすら「♪  !!」ピョコピョコ

みにすら「!! !!!」ぴょんたか

 ちびすらは 30のけいけんちをえた!
 みにすらは 30のけいけんちをえた!

すらいむ「ねこちゃん、だいじょうぶですか?」

ねこ「うにゃん!」

すらいむ「ぜんぜんへいきなもよう」

ちび&みにすら「! !!  ?」←まだ修行したい様子

ねこ「にゃーん」

すらいむ「やってもいいそうですけど、そのまえにちびすらもみにすらもねこちゃんもおみずのんでかいふくしたほうがよいかと」

泉の精霊「そうね、きちんと回復してから出ないと身につくものも身につかないわよ」

ねこ「ピチャピチャ」

泉の精霊「いくらでも飲んでっていいわよー。あ、でも魔法生物以外だとおなか壊すかもしれないけど」

ねこ「?!」

すらいむ「ふつうにのめるみずでしょうに」

泉の精霊「飲める水だけど魔力に当たる動物もいんのよ」

ねこ(そんだけなら余裕で大丈夫か)

すらいむ「せんじつのんだときもねこちゃんへいきでしたよね」

ねこ「にゃあ」ピチャピチャ


ねこ「うにゃあ!」

すらいむ「しゅぎょうさいかいだそうですよ」

ちびすら「!」

みにすら「♪」



すらいむ「もうだいぶたってしまいましたし、きょうはここまでにしておいたらどうでしょうか?」

ねこ「ふー ふー…… にゃあ」

ちびすら「」くったり

みにすら「」ぺったり

泉の精霊「ちょーっと張り切り過ぎちゃったみたいね。まあ、レベル換算で2つぐらい上がってるみたいだし、良い修行だったんじゃない?」

ちびすら「!」

みにすら「?」

すらいむ「そうですね。まほうおぼえるのにひつようなレベルになってるかもです。かいふくしたらほむんくるすをたずねてみてもいいでしょうね」

ちびすら「!」ピョコピョコ

泉の精霊「はいはい、お水飲んで回復してからでしょ?」

みにすら「」てへぺろ

すらいむ「ねこちゃん、ジュナ、まじょさんのおうちにいきましょうか」

ねこ「にゃーん」

ジュナ「ピィ♪」


~魔女の家~

 カランカラン

すらいむ「おじゃましまーす」

魔女「あら、すらいむいらっしゃい。旅人ちゃんから聞いてるわよ?大変だったみたいねぇ」

すらいむ「まったくです、ところで……このじょうきょうは?」

>>699
1:魔女さんの料理が食卓に並び死屍累々
2:ほかにお客さまがいる(いるキャラを書いてください)
3:なんかセイジが変な装備つけてる(どんな装備か書いてください)

1

魔女「あー、その、なんか迷子っぽい子引き取ったほうが良いカモって事だしちょっとはりきっちゃったの」

すらいむ「たびびとさんもセイジももとゆーしゃも てーぶるにつっぷしてますが」

魔女「わざとじゃないの!わざとじゃないの!!本気で喜んでほしくて頑張っただけだったの!?」

すらいむ「のこすともったいないのでせきにんもってすらいむがとかしますが、まじょさんあじみとかしないからこうなるんですよ」 どろどろ

ねこ「にゃぁ……」(おい大丈夫か?)

男(しぬ ほんきでしぬ いつものごはんってあっちの女の方が作ってたんだな……)

ねこ(オレも魔女の料理がひどいとは聞いてたけどまさかここまでだなんて思ってなかった)

すらいむ「ねこちゃん、ねこちゃんとじゅなはおなかこわさないようにきちんともってきたごはんたべますよ」

ねこ「にゃあ」

ジュナ「ピィ」

魔女「なんでこうなっちゃうのかしらねー?」

旅人「……最大の原因は魔女さんの元種族が悪魔な部分だと思います……」

魔女「あら、復活してくれたのね!……でも、あらら?私が元悪魔だっていつ話したかしら?」

旅人「魔族と人間は結果は近くとも味を感じる根本の部分が違うと、故郷にいたほうの魔女さんに聞いたことがあるのと……その魔女さんに元の種族が悪魔の姉妹がいるときいた事があったのを思い出して」

魔女「あ、何色だったの?」

旅人「色?とりあえず刃の魔女と彼女は名乗っていましたけれど」

魔女「あらあらあらぁ~♪銀色の事ね!なーんだ、あのコの知り合いだったのね~♪」

すらいむ「それはともかくまじょさんじぶんようにつくるのはいいですけどふるまうのはこれっきりにしといたほうがいいですよ」

魔女「……うん、そうするわ」しょんぼり

翌朝

すらいむ(ふつうにとめてもらえたのはいいのですが)

男「メシ くれ」

すらいむ「そういやおまえきのうからじゆうのみでしたね」

男「そろそろ放流しどきかしら とかいわれた」

ねこ(まあ、まだいろいろ外でるには問題ある気がするけどな)

男(そうだよね。まだ口調ももとどおりにできてないからね)

すらいむ「いまもりのこにてをだしたらてひどくやりかえされますよ」

男「ググ……もう、しない……というか 人を襲わないなら きたのがそんだった」

すらいむ「ならいいですが」

男「ダレモ わざわざケガしたり ころしたくて ダンジョンにいくわけじゃない」

すらいむ「まものだってわざわざけがしたりころされたくてでてくるわけじゃないですが」

男「……ググ  おそいかかってくる そういうモノ と オモッテタ」

すらいむ「ねこちゃん、ねこちゃんもむかしはそうおもってましたか?」

ねこ「……うにゃ」コクリ

すらいむ「でもねこちゃんはすらいむにたたかいいどんだりしませんでしたよ?」

ねこ(そう思ってたのは小さい頃だけだって伝えてくれ)

男「コイツがいうには 子供のころまでだった ソウダ」

すらいむ「ほほぅ」

ねこ(だから勇者やりたくなかったんだけど素質あるからやれって言われて親に勝手に酒場に登録されて……あ、これはつたえなくていい。単なる愚痴だ)

男(その流れすごくよくわかる。ボクは戦う以外にできることなかったから勇者って呼ばれることを誇りにしようとおもったわけだけど)

すらいむ(なんかすらいむ おいてけぼりくらってるきがします)

すらいむ「まあ いまなにかやらかすきないならどうでもかまわんです すらいむてきには」

男「……ホントニそう思うカ?」

すらいむ「うたがいはしますがなにもしなきゃそれでいーです というかそういうのがこのもりのきふうです」

ねこ「うにゃ」コクリ

すらいむ「ねこちゃんもそういっているごようす」

男(そんなに長いことこの森にいるの?)

ねこ(いや、そもそもここにすみついたわけでもないな。 だけどそう言う空気の連中だってのは分かった)

すらいむ「まあそれはそれとしてりえきがあればすらいむはひとぐらいおそいますが」

ねこ(あとまあこいつはこういう感じっぽい)

男(人襲うんじゃないか)

ねこ(襲う以外の方法があればそっちを採用しているからいいんじゃないか?)

男「……とりあえず 今は放置するがいずれ討伐するカモしれない」

すらいむ「ほほぅ まあそのときはそのときです」

すらいむ「あ、そういえばめしくれとかいってましたが いまたびびとさんがなにかつくってるごようす」

男「魔女ではナイナ?ウソじゃないな?」

すらいむ「まじょさんだったらへやかえってねてろといってあげます」

旅人「おはよー パン焼けたよー」

男「」がっつぽ

旅人「よほど昨日の魔女さんの料理がこたえたようだね」

すらいむ「たびびとさんふくめししるいるいでしたからね セイジは?」

旅人「すごく体調悪そうだからまだ寝かせてる」

すらいむ「まじょさんのおりょうりがほんきでどくぶつとかしたごようす」

旅人「……本人に悪気が一切ないのがまた凶悪なんだよねぇ」

すらいむ「とうのまじょさんは?」

旅人「スライムちゃんに頼まれた物の仕上げをするって言ってたよ」

すらいむ「もう、しあげですか」

旅人「なんか他の事に応用できそうな気がするってテンションあがってたんだよね」

すらいむ「なるほど」

旅人「……ああ、それと今日は魔女さんのお客様が来るそうだから、その間は外で時間つぶしていてほしいって言ってた」

男「……もしや オレもか」

旅人「うん。まあ君は僕が監視につくけどね」

すらいむ「ほほぅ」

>>707
1:魔女さんのお客様のことをきく
2:旅人さんが今日してみたいことをきく
3:おそとでねこちゃんとたわむれる

2

すらいむ「たびびとさんは きょうなにかやりたいことはありますか?」

旅人「そうだねぇ……ホントなら郷里の知人に手紙でも出そうと思っていたけれど、郵便をたのむには割と長距離移動が必要らしいね」

すらいむ「おてがみじたいは?」

旅人「もう用意してるよ」

すらいむ「ふむ……でしたら>>709というのはどうでしょうか?」

適当な誰かに頼んでみる

すらいむ「たびびとさんがいけないなら、だれかにたのんじゃうのもありだとおもいます」

旅人「誰か……誰かって言われてもね」

すらいむ「えーと たとえばー……うーん……すみません、すらいむ、たびびとさんいがいだとのっぽのひつぎかつぎしかうかびません」

旅人「ああ、彼か」

すらいむ「ごぞんじでしたか」

旅人「宴会があった日の昼ごろに来たんだよ。あ、スライムちゃんの事それでばれちゃったけど」

すらいむ「ほぅ。まあ、しってるならあとはみつかればたのめそうですね」

ねこ(見つかるかどうかわからないけどな)

男(このスライムだいぶ思いつきでしゃべってるね)

塔の魔女と変換するとラプンツェルしかでてこない


すらいむ「むらではゆうびんはうけつけていませんでしたか?」

旅人「村でもいいんだろうけど、さすがに勇者がいるからねぇ」

すらいむ「ふむ……あ!そうだ ほかのやつにたのめばいいのですよ」

旅人「?いや、それは見つかるかどうかって話じゃ」

すらいむ「きぼうずきにそらをとぶはねをかしてますから、つかいなれさせるついでにたのんじまいましょう」

旅人「うーん、大丈夫かな」

すらいむ「かんたんなくえすとからこなしていかないとれべるはあがらないのです」

男「……そいつはきくかぎり まもののようだが」

すらいむ「そうですよ ですがひとがたですのでもんだいはさほどなかろうなの」

旅人「えーっと、希望好き君だったっけ?ホムンクルスだよね」

男「ホム? ……薬草になる花をとったらおそいかかってキタあれのような」

すらいむ「です。ひとがたで にんげんとくらべるとかおいろがわるいです」

旅人「……僕の化粧道具で肌色を調整したらそのまま人のふりできるかもね」

すらいむ「そうときまればはなしをもちかけにいきましょう。ええと、ひろばにいるようなきがしますが」

すらいむ「たびびとさんはいくとして おまえももりのなかをあるいたほうがいいとおもうです ついてきますか?」

男「……ム……どうしようか……>>717カナ」

>>717
1:一緒に行く
2:ここに残る

来たか
1で

男「イッショに、いこう」

ねこ「にゃあ♪」

すらいむ「きまりですね。まずはひろばにいきましょう きぼーずきがいなくとも、おまえのかおみせぐらいにはなるです」

旅人「お使いを頼むなら僕は化粧道具を持って行っておく方がいいね」

すらいむ「ですね」


~広場~

すらいむ「おはよーごぜーます」

ほむんくるす「!」

すらいむA「♪  ……?」

すらいむ「あ、こいつですね こいつはせんじつもりにふみいれたところまじょさんにとっつかまったやつです」

ほむんくるす「あー」←納得顔

男「……ドウモ」

旅人「一応魔女さんの所でもうしばらく過ごすみたいだから、よろしくね」

ほむんくるす「コクコク」

すらいむA「♪」ぷよんぷよん

男「?!」(まとわりつかれた?!ど、どうすれば)

すらいむ「あたらしいなかまをかんげいしてるだけですのでびびりあがるひつようはないです」

男「びびってなんていない」

すらいむ「もろびびりでした」

男「ウルサイ」

ねこ「にゃふっ」

男「ワラウナ!」

旅人「けど、僕みたいに魔物の行動見慣れてないと確かにびっくりしちゃうかもね」

すらいむ「ぬう……あ すらいむいいことおもいつきました すらいむのいしをわたせばよいのです」

旅人「スライムの石……ああ、宿屋においてったあれのようなものだね」

すらいむ「ですです ほかのすらいむのいいたいこともわかるので たびびとさんにもさしあげましょう」

旅人「良いのかい?助かるよ」

すらいむ「ちょっとあなあけとくので、ひもでもとおしてもっておくがよかろうかと」

すらいむA「!」いそいそ

すらいむ「いしのつくりかたをしりたいですか?」

すらいむA「! !」ぴょんぴょん

すらいむ「そうですね まりょくのながれをおみせしつつやってみましょう」

すらいむ「しゅうちゅうして しゅうちゅうして…… すらいむのすがたなら ひょうめんにかたまりができるようすをかんがえつつ……」

  コロンッ

すらいむ「できました」

男&旅人(なにがおこっているのかまったくわからない)

すらいむ「これをほかのしゅぞくにもたせると すらいむのことがわからないあいてもすらいむたちのことばがわかるし、そいつらのことばもほんやくされます。はい、たびびとさん」

旅人「あ、ありがとう  ん?」

すらいむA「(ほほぅ わかった  やってみたい)」ぷにゅんっ

旅人「?!」

すらいむ「ええ やってみるといいかと できたらこのおとこのほうにやりましょう」

すらいむ「ただ、さいしょはこいししかつくれないとおもったほうがいいです」

すらいむA「(おっけー ガンバル)」

すらいむA「…………!!」


>>722
すらいむAはスライムの石をつくれた?

なんかすごい価値の高そうなすらいむいしができた

すらいむA「~~~~~~!!」 コロン

すらいむ「おぉ!」

すらいむA「(できた)」ぴょんこぴょんこ

すらいむ「すごいですね はじめてなのにまりょくがきれいにつまってますし……これは!」

旅人「わー、綺麗だね。中に何か欠片みたいなのが入ってる」

すらいむ「すばらしいですよ これはつくれるものがめったにいないというほうせきいりです」

男「このイシじたいが ほうせきのようなものだろう」

すらいむ「あまいです。すらいむからせいせいしたものでもとくちょうというものがあってですね」

男「とりあえずコレ、貰っていいのか?」ぎゅっ

すらいむA「(いいよ)」

男「!?」

旅人「言葉分かると一瞬びっくりするよね」

男「そうだな」

すらいむA「(こっちはなんとなくほかのしゅぞくのこともわかるのに)」

すらいむ「しかたねーです。まりょくでできたすらいむはまりょくのながれでほかのものをはんだんできるけど、にくたいせいぶつはそこまでまりょくにたよってないのです」

すらいむA「(でもまりょくつかいきってもしなない うらやましい)」

すらいむ「すらいむはMPとHPがそれなりにれんどうしてますからね」

旅人「この宝石入った奴は珍しいんだね」

すらいむ「ほんらいはいしじたいつくれるやつはそんないないです おまえがんばりましたね そろそろおそとでれますよ」

すらいむA「(そとにでるならBといっしょ)」

すらいむ「そうですか、Bといっしょがいいですか なかよしさんですね」

すらいむA「(えへへ)」てれてれ

旅人「この子達はちびすらちゃんとみにすらちゃんみたいな感じだったのかな」

すらいむA「!(そう なかよし)」

旅人(かわいい)

男(意外と思考がはっきりしてるんだなスライムも)

ねこ(おれはまだこいつらがなにいってるかわかんねーんだけどな)

男(きみもスライムから石を貰って置くかい?)

ねこ(いや、やめとく。無駄に通じるのも良いとは言えないだろ)

すらいむ「そういえば、きぼーずきがどこにいるかしりませんか?」

すらいむA「(きょうはみてない)」

ほむんくるす「~~。♪」

すらいむ「なるほど、きのこさいしゅうじょうのほうにいたのですか ではそっちいきましょう」

男(なんでわかるんだろう)

~キノコ採集場~

希望ホム「おや?  やあ!おはよう!」

すらいむ「おはようです おまえにたびびとさんのおつかいをさせてやりにきました」

希望ホム「あ、あれ?確定なのかな?」

旅人「いや、確定じゃなくて僕はお願いしに来たつもりだったんだけど」

希望ホム「あと、そっちのカタそうなのは?」

男「……魔女にマモノにされたので しばらく 居る」

すらいむ「こないだもりにきてほむんくるすにかえりうちされてまじょさんにとっつかまったやつです」

希望ホム「へえ、ボクらのようにしぼられて生まれたわけじゃないんだ?」

男「……しぼられもした」カァァ

旅人「そういやそうだったね」

旅人「それはおいておくとして……実は君にスライムちゃんが貸したアイテムを使ってのお使いをたのみたいんだ」

希望ホム「おつかい……ええと、どこかになにかとどける、とかかな?」

旅人「ここから徒歩で半日ほどの所にある街の郵便屋に手紙を持って行ってほしいんだ」

希望ホム「……ええと、ボクはここから出たことないんだけど」

旅人「方向と場所は魔技術を使った地図を貸すからすぐわかると思うんだよね」

男(ああ、冒険に必須のアレか)

ねこ(目的地設定すると場所がひかって、自分がどっちに行けばいいかしめされる奴だな)

旅人「ものすごく急ぐわけではないんだけど、今のうちに出しておかないともう機会がなくってね」

希望ホム「うーん……どうしようかなぁ」


>>729
希望ホムはおつかいを
1:受ける(希望ホム視点にするかどうかも併記)
2:受けない(すらいむが代わりに引き受ける。一旦キメラのはねを回収)

1 こま……希望視点で

希望ホム「……でも、この森以外の場所にどんな希望が存在するかは気になるし……めったにない事だからね。引き受けさせてもらうよ」

旅人「そうか!ありがとう!  あ、じゃあ必要なこと教えたり人にちょっと変装したりしようか」

すらいむ「ではあとはたびびとさんにおまかせします すらいむとねこちゃんはこいつにもりをあんないしてきます」

旅人「ん、わかった」



希望ホム「ええと、うん、時々鏡を見てこれ塗っておくといいんだね」

旅人「そうそう。ホムンクルスの肌色だと人の中じゃ少し緑がかって見えちゃうからね」

希望ホム「緑っぽい肌って少ないの?」

旅人「緑色の肌はたいていは魔物のイメージになるね。ゴブリンとかも緑色の奴が多いし」

希望ホム「ゴブリンにお目にかかったのは一度だけだね……あ、あとたまにくる賢者オークってひとも緑っぽかったね」

旅人「うん、そうだね……あ、そうそう。職業を聞かれたら"ゾロ冒険者の魔法使い"と言っておくといいよ」

ソロ冒険者だった てへぺ

あときょうはここまで

希望ホム「魔法使い?魔女さんとお揃いなんて畏れ多すぎるよ」

旅人「魔女さんは"魔女"っていう別枠で、魔法使いっていうのは役職になるから大丈夫だよ」

希望ホム「へぇぇ」

旅人「単に"魔法使いです"っていうとパーティー組もうって言われちゃうから注意しておくんだよ?
  理由があって一人で旅しているっていうのを示すようにソロでやってるって言っておいた方が安心だからね」

希望ホム「なるほど、わかったよ!」

旅人「じゃ、道具の使いかたとかやるとこはもうわかったよね」

希望ホム「うん。地図のガイドにしたがって港側の街の郵便屋に行って、このお手紙を出してくるんだよね!えっと、有料速達だったよね」

旅人「そうそう。ちょっと多目にお金渡してるから、おつりは自由に使っていいよ。それが報酬って事で」

希望ホム「じゃあ、行ってくるよ」

旅人「よろしくね!」

  ふわっ  ヒュンッ

希望ホム(借りてから少しだけ練習したけど、やっぱり思ったよりスピードでてちょっとこわいかも……)

希望ホム(でも、空の眺め好きだな。あ、あっちで飛んでる鳥こっちみてる 手を振ってみよう)フリフリ

大ガラス「ガー?  グワッ」バサバサッ

希望ホム(別の方向に飛んでっちゃった……ええと、地図みなきゃ 地図)

希望ホム(この速さだとあとちょっとでつくね! あ、ばれないようにちょっと離れたとこで降りてあるいていったほうがいいかな?)

希望ホム(……でも、それで知らないモンスターが飛び出てきたら怖いし……どうしよう)

>>734
1:町の入り口で降りる
2:少し離れたところで降りる

人に見られても困るだろうし2

希望ホム「……それでも誰かに見られるよりはマシかな。飛行魔法って人間だとマイナーって魔女さんの家を出る前見た気がするし……」

希望ホム(街が見えてきた……)スゥッ  ふよふよ

希望ホム(このあたりはまだだれもいないよね?ここで降りちゃおう)  すとん

希望ホム「ふう……よし、あとはこっちに歩いていけばいいよね……襲われたらいちおうたいわをこころみるとして……」


大ガラス「ガァーー!!  ガァーーーー!!」


希望ホム(さっきみかけたカラスくんになぜか目をつけられてるみたいだけど)

希望ホム「ま、たぶん大丈夫だよね」


~港町~

希望ホム「……えっと……こっちからはいればいいのかな」

衛兵「ん?旅人か?」

希望ホム「はい。えっと、一人で冒険してるんです」

衛兵「このご時世にソロ冒険者か。変わり者だな。まあいい、大陸最大の港町へようこそ!」

希望ホム「少し用事があってきただけだからすぐに戻るんだけど」オロオロ

衛兵「はははは、冒険慣れしていないようだな。街や村にはその場所の事を紹介するやつが一人や二人は用意されているんだよ」

希望ホム「へえ、そういうものなんだ」

衛兵「お前の生まれ育った場所にはそういうやつはいなかったのか?」

希望ホム「うん、ちょっと特殊な場所だから……あ、ええと、おしえてくれてありがとう!」

衛兵「ああ、ゆっくり観光もしていってくれよな!」


希望ホム「……びっくりした……(人間のふりしてたら人間ってあんなに友好的なんだ……今まで斬りかかられたり魔法ぶっ放された思い出しかないや)」

希望ホム「あっ えっと、郵便屋、郵便屋行かなきゃ。おつかいから先に済ませないとね」



~郵便屋~

希望ホム「失礼します。有料速達で3通出したいんですけれど」

受付嬢「いらっしゃいませ。速達ですね!こちらでお受けします!  えーっと、通常封筒規格で厚みが……はい、合計きんがくがこちらになります!」

希望ホム「えっと(お札出したら足りるかな……これ確か金貨一枚分って言ってたけど金貨の価値ぼくよくわかんない)これでたりますっけ?」

受付嬢「はい!おつりは紙幣にしますか?硬貨にしますか?」

希望ホム「えっと、硬貨で(色で価値が判断できるからそっちの方がいいよね)」

受付嬢「かしこまりました!」じゃらっ

希望ホム(思ったより多かった)

受付嬢「銀貨7枚と銅貨23枚のお返しです!」

希望ホム「あ、ありがとうございます」

受付嬢「いえいえ、お手紙は明日にはお届けいたします!ありがとうございました!」ペコーッ!!

希望ホム(……えっと、これでおつかいは終わり……だよね?)


~街中~

希望ホム(だいぶおつり貰っちゃった……せっかくだし、いろいろ見て回ろうかな)ワクワク

希望ホム「といっても、先ずは食料を探すぐらいしか……ん?」

魔梟「ほぅ」

希望ホム「!」

店主「おっ、兄ちゃん旅人かい?旅の相棒に賢い賢い魔梟一羽つれてかないか?!」

希望ホム「えっ?えっと、ここはおみせなんですか?」

店主「おうよ!使い魔専門店だ!」

希望ホム「……」ソワソワ

店主「中にはいってみていくかい?」

希望ホム「えっと、見るだけですけど」

店主「かまわねーよ!さ、一名様ご案内!」


>>739
使い魔専門店で見たい動物

フェレット

希望ホム「いろいろいるなあ……使い魔ってことは皆魔力を持ってるって事かな?」

フェレット「キュッ キュー」

希望ホム「何この子?イタチ?」ちょいちょい

フェレット「キュー♪」たしたし

店主「イタチの仲間でフェレットっていうんだよ。どうだい?かわいいだろう?銀貨3枚で大盤振る舞いしてやるぜ!?」

希望ホム「うーん……面倒見れるかわからないし、やめておくよ  かわいいんだけどね」ちょいちょい

フェレット「キュー」

希望ホム「普段住んでるのが森の中だから、ある程度は自分でエサとってくれないと困るけどそこまでこの子に野性味は無いし……ああもう目がくろくてかわいいなあ」ちょいちょい

店主「兄ちゃんもうデレッデレじゃねーかい」

希望ホム「だってかわいいものはかわいいからね。そうか、こういう希望に満ち溢れた存在をそばに置くことで一人旅の恐怖という絶望を回避するんだね」

店主「兄ちゃん何言ってんのか微妙にわかんねーよ」

希望ホム「そんな、よくある希望の話をしているだけなのに」

店主「いや、希望とかに話が飛ぶのがわかんねーっていみな?」

希望ホム「そうかなあ……周りの皆にもよく言われちゃうんだけど……」

店主「あー、まあ、いいや。自分で餌とるってんならそれこそ魔梟や、ちょっと狂暴なやつらのほうがいいかねえ」

希望ホム「気にはなるんですけど、他にもまだ見たいところがあるので」

店主「そうかい?ま、お金に余裕があったらまた来てくれよな!」


希望ホム「……本気出したらあの店で一日潰れちゃっていたね。さてと、他にはどこに行こうかな」

>>742
行ってみたい場所

個人営業の魔動人形劇場
子供達に人気らしい

希望ホム「? この紙なんだろ?」ぺらっ


 ~大人気!魔道人形劇場~

本日の演目:ゆきのひめぎみのものがたり


希望ホム「行ってみようかな?なんか面白そう」ワクワク


~劇場~

希望ホム(ちいさいにんげんがいっぱいいる)

希望ホム(元気がいいなあ。ちびすらやみにすら達みたいな存在なんだろうか)

フッ

希望ホム(暗くなった!?)ソワソワ

人形遣い「これより、魔道人形劇 雪の姫君の物語を開始いたします」

希望ホム「!」ワクワク

 カラカラカラカラ

希望ホム(舞台のカーテンが開いた。ここに照明を集中するために他は暗くしたのか)


『むかしむかしあるところに 雪姫様とよばれる 美しいお姫様がおりました
  雪姫様は民にやさしく、国のうちでもそとでも人気者 しかし それを妬む 黒い黒い魔女がいたのです』

黒魔女『憎らしい 憎らしい なぜあんな女ばかりが愛されるのだろう』

『黒い魔女は憎しみから、雪姫様に呪いをかけました』

黒魔女『お前はこれから3つの夢を見る 夢の誘惑に負けたなら 悪魔に連れ去られてゆくだろう!』

『雪姫様は魔女の呪いに打ち勝つべく 夢の中に持っていけるように魔法の道具を用意しました』

雪姫『 心を覚ます氷のかけら どうかどうか 私の事をお守りください』

『呪いをかけられて最初の夜がやってきました
 雪姫様が眠りに落ちると、その夢のなかにおいしそうな食事の並んだテーブルが用意されています。
 吹雪の後の外のような真っ白なクロスの上に、輝く銀の食器がのり、その上に湯気を立てた肉やスープが並んでいるのです。
 「私を食べて!」「いいや、わたしから!」囁く料理達の声が聞こえます』

雪姫様『まあ、なんておいしそう』

『夢の中の雪姫様が、ふらふらと近づこうとすると、魔法の氷が手の中で凛と冷たく光りました。雪姫様は正気を取り戻し、テーブルから背を向け目を覚ますために魔法の氷を胸に抱きます』

雪姫様『ハッ はあ、はあ、あぶなかったわ。夢の中だということを忘れていた』

『魔法の氷は少し解けていましたが、雪姫様は国の魔術師に魔法をかけてなおしてもらい、魔法の氷を次の夜も寝室に持ち込みました。
 2度目の夢は、服の夢でした。雪姫様の国にはない色鮮やかな織物が
 「私を着て!」「きっと似合うわよ」とささやいてきます。夢の中だと気づかないままの雪姫様を、再び魔法の氷が守りました』

雪姫『あなたたちも美しい。けれど私はこの国の、白銀のドレスを愛しているの』

『2度目の夢も誘惑に打ち勝った雪姫様は、再び溶けた魔法の氷を魔術師に治してもらうように頼みました。
 しかし、その日はなぜか、いつも雪姫様の事を慕っていた魔術師の様子がいつもと違っていたことに雪姫様が気が付いていなかったのです』

魔術師『雪姫様、たしかにたしかに、魔法の氷は預かりました。夜までには元通りにして届けましょう』

雪姫様『ありがとう、よろしくたのむわね』

『雪姫様が魔術師のもとを去ると……なんということでしょう!魔術師の姿は黒い魔女に代わってしまったではありませんか』

黒魔女『オーッホッホッホッホッホ!!ああ、夢だけから逃げればいいだなんて、本当にお人よしのお姫様!
  私が何の手も打たないと思ったのかしら? こんなもの! こうだ!こうだ!!』

『ああ、なんということでしょう!黒い魔女は魔法の氷を粉々に砕いてしまったのです!
 そうして魔女は、魔法の氷によく似たただの氷を用意して、それを雪姫様に渡したのです!』


希望ホム(ああ、雪姫様の物語という題だから最初は分からなかったけど、この話は魔女さんがぼく達が小さいころにしてくれたような
  というか、3つの夢ですらないんだけど人間の世界ではこういう風になっているって事なのかな?……となると、この後の雪姫様は……)


『しかし、雪姫様は今まで自分を守ってくれた魔法の氷ではないのではないと気が付きました。
 魔術師の事を疑うのは心苦しいと思いながらも、雪姫様は父である雪国の王に相談しました』

雪姫『お父様、魔術師になおしてもらった魔法の氷がおかしいのです』

王様『何?どれどれ、みせてみなさい……むむむ、これは  みなのもの!魔術師をここへ連れてこい!』


希望ホム(あれ?知ってるのとだいぶ流れが違う?)

『魔術師に変装していた黒い魔女はとらえられ、雪姫様は呪いを解くことができました。
 そして魔女も悔い改め、綺麗な心に生まれ変わり雪の国の発展に尽くしたそうです。めでたしめでたし』


希望ホム(うーん???なんかこう……ものたりない)しゅん

人形遣い「今回の公演はこれにて終了です。ありがとうございました」

 「わー♪」  「かわいかったねえ」 「ねー」

人形遣い「……あら?何か気になる表情をしてますね?」

希望ホム「あっ……(この人思った以上に若いな。この人も魔法使いか何かかな)ええと、知ってた話と違ってなんかびっくりしちゃって」

人形遣い「ああ、もしかしてお兄さんは古い判の方で育った方なんですかね?このお話って広まるにつれて何度も改訂されてるんですよ。
  原型は、今回出なかった悪魔にお姫様が連れ去られるだけの話だったんですけど、悪魔がお姫様に見せた夢が淫夢だったことがまず最初に改定されて、
  次に人攫いが問題になった時期に、原型ではチョイ役だった魔女がお姫様を妬んで別の国に追いやるという流れに変わって……
  最終的には今回上演したような大団円型になっていったらしいですよ。私が書籍として持っているのはまだ悪魔が3番目の夢として登場してた辺りが限度ですけど」

希望ホム「へぇぇ……ボクが知ってたのはたぶんものすごく原型に近い部分だろうね(というか、たぶん黒魔女が魔女さんの事だし、本人から聞いたわけだからね)」

人形遣い「珍しいですねえ、さすがにそこまで古い物なんて図書館程度にしかないはずなんですけれど」

希望ホム「本で読んだんじゃなくて、聞かせてもらった話だったんだよね……ちなみになんだけど」

人形遣い「なんでしょうか?」

希望ホム「雪姫様が連れ去られる版はその後どうなったか判明している物はあるの?」

人形遣い「無いですねえ……もしかしてそう言うその後も付け足されてたりしました?」

希望ホム「うん、ボクはね、連れ去られた後お姫様は魔女になったんだって聞いてたよ。銀色の魔女で、今は刃の魔女と呼ばれてるんだって」

人形遣い「もしそうだとしたら残酷にもほどがありますね。優しいお姫様が"もっとも人を殺した魔女"になっただなんて。
  伝わる容姿が似ているからということで付け足された創作だと思いますよ。まあ、元の話も創作なんでしょうけれど」

希望ホム「ふぅん……そういうものなんだね。あ、人形が動いてるのはすごくよかったよ!
  内容が気になっちゃったけど、楽しめました。ありがとうございました」

人形遣い「他の演目をやってる日もあるから、次来るときがあったらまた覗いてみてくださいね」



希望ホム(……さて、と。いい加減お腹が減ったな……)ぐぅぅ

希望ホム(どこかで食事をとりたいけど……どこにいったらいいんだろう?)

>>752
1:露店めぐりをしてみる(食べさせたいものを一つ上げてね)
2:なんとか大衆食堂をみつける
3:あやしい酒場にまよいこむ

3

希望ホム(何かいい匂いするとことにいけばいいよね)ふらふら

希望ホム(えーっと……なんか食べ物の匂いがする気がする)ギィィィ

店主「あん?なんだい兄ちゃん、旅人かい」

希望ホム「えっと、はい。そんな感じです。あの、おなかすいてるんですけど何かありますか?」

荒くれA「イヒヒヒヒッ なあにいちゃん、ここの料理と酒は高いゼェ~?」

荒くれB「そうそう、けどな、安くする方法もあるにはあるんだ」

希望ホム「?」

荒くれA「なに、簡単な賭けをしてくれりゃ良いんだよ!なあ、これで4人だ!メンツがそろったぜ!」

???「おい!アンタとっとと逃げろ!!」

希望ホム「えぇっ?!」

荒くれA「おっと!させるか!!」がしっ

希望ホム「うわぁっ?!」

店主「すまんね、この店はなんでもありなんでな。まあこいつら負かしてくれたら俺もそれなりのサービスはしてやるよ」

???「ちょっ、ひどくないか?!迷い込んだ奴閉じ込めて賭け強要って!!」

荒くれB「なぐってぶんどるんじゃねーだけましだろおるあぁぁぁ!!!」

荒くれA「ま、おめーにゃそこまで金きたいしてねえよ、所詮棺担ぎの死体漁りだしな!」

死人漁り「うううっ……(まあ、実際もろもろの申請でだいぶ減らしたが……まだ袋にそこそこ金貨残ってる事はばれたくねえなあ)」

荒くれB「けどこっちの兄ちゃんは多分カネ持ってるだろ?なあ?どんぐらいもってんだ?」

希望ホム「そんな……ちょ、ちょっとしか持ってないよ」(銀貨は手つかずだけど銅貨はさっきつかっちゃったからなあ……)

荒くれA「ま、いいんだいいんだ。いざとなったら体で払うって手もある」

希望ホム「からだ?」きょとん

荒くれB「おい、こいつ多分どっかの坊ちゃんだぞ。世間知らずにもほどがある」

死人漁り(何だろうこの系統の雰囲気むっちゃ覚えがある)

~小一時間後~

希望ホム「賭け事って楽しいね!」

荒くれA「か、勘弁してください!!」

荒くれB「つーかおかしいだろ?!真っ先に死人漁りがトぶと思ってたのにどんだけ資金隠し持ってんだよ?!」

死人漁り「いやいや、俺のこの金必要な金だったんだからな?そこの兄ちゃんに吸い取られてるからダメージでかいんだって」

希望ホム「店主さん、このサラダもう一つください」

店主「……いや、かまわねーけどよ……そろそろ泣いてるし止してやってくれないか?」

希望ホム「あれ?負かしてくれたらサービスするって言っていたから、彼らが負けたほうが店主さんの希望に沿うと思ったんだけど」

死人漁り「ああ、こういうのはな、店と勝負吹っかける連中がグルなことが多いんだよ。で、俺やあんたのように迷い込んできたやつをカモにするって寸法だ」

希望ホム「カモって何?鳥の事だけど意味合いが違うみたいだよね?」

死人漁り「好き放題金をむしり取る対象って意味だ」

希望ホム「へえ、弱いのによくやるね……ボク程度をいなせないのに自分の希望ばかり通るだなんてそんなことはないのにね」

死人漁り(こいつ手札の引きが異常レベルなんだよなあ……見た限り俺含む他の連中がいかさまで有利作ろうとしてんのにものともしねえ)

希望ホム「とりあえずもうご飯食べたし帰ろうと思うんだけどいいかな?」

店主「あ、ああ」

希望ホム「それじゃ、ごちそうさまでした」


荒くれA「くっそ、こうなったらせめて死人漁りの方の残りの金を」

荒くれB「……あ、あれ?いなくねーか?くそっ!どさくさに紛れて逃げやがったな?!」


死人漁り「ふう、アンタが出てくれたおかげでようやく抜け出せたぜ」

希望ホム「あれ?いつのまに?」

死人漁り「死人漁りの必須技能使って逃げてきたんだよ。なあ、ちょっといいか?気になることがあるんだけど」

希望ホム「なにかな?」

死人漁り「化粧一部はげてんぞ」

希望ホム「えぇっ?!(鏡チェック)ほんとだ?!ど、どうしよう」

死人漁り「あ、俺は一応モンスターに耐性あるから口封じとかはやめてくれよ?」

希望ホム「……じゃあちょっと塗り直すの待っててもらっていい?」

死人漁り「おう、いいけど」

死人漁り「薄暗い酒場で助かったな。あいつらはたぶん気づいてねえと思うぞ」

希望ホム「だといいんだけどね」ぬりぬり

死人漁り「気をつけろよ、一応マモノも生きてるって思ったら袋叩きにされてるとことか見るの嫌だしな」

希望ホム「ボクはそこまで弱くないよ……あれ?」


>>759
1:希望ホム「空がいきなりかげった?」
2:荒くれA「いたぞ!細い連中だしやっちまえ!」
3:そのほか、なにかアクシデントっぽいものを指定

1で
雨や雷が降ってくるのかな?

希望ホム「空がいきなりかげった?」

死人漁り「ん?雲ってかんじじゃねーような?」


 ギャオオオオオオオオオオ!!!


死人漁り「?! ドラゴン飛んでる?!」

希望ホム「わあ、すごいね!ボクねえ、本物のドラゴンははじめて見たよ!」

死人漁り「のんきなこと言ってねえでどっかに避難するぞ!?ええと、確か襲来時避難区域が地図にあったはず」

希望ホム「この街にはちょくちょくドラゴンが来るの?いいなあ、スライムたちが化けてたけど本物はやっぱりかっこいいね!」

死人漁り「こっちだ!」ぐいっ

希望ホム「まあ、潰されたりしたら困るしついてくよ」


~港町中央広場~

老婆「空の魔女はまぁた闘技場を見に来たのかねえ?」

老人「しかし、お付きのドラゴンがいつもより多いぞ?」

青年「つか、今日あそこ休みっすよ?」

希望ホム「空の魔女?」

青年「あ、あんた旅人か?いやな、ここにある闘技場目当てに、空の魔女って呼ばれる魔女がちょくちょくくるんだよ。
  闘技場から離れて人が収容できるここが避難場所になってんだけど……なんか今日は様子がおかしいな……どうなってんだ?」

                     ちょっ、魔女こっちにきてないか?
  バサッ バサッ   スタッ!

ひいいい!!魔女がおりてきたあああ!!

赤魔女「よおし!!静かにしやがれ人間ども!!!アタシは街の人間を傷つけたりはしねえ!
  ただな、空を飛ぶ魔法がつかえるやつがいたってアタシのペットが言ってたんだよ!!そいつに会わせろ!!今すぐ!」

老婆「そ、そういわれましても、旅人だったりしたら誰もわからないですじゃよ」

赤魔女「え?あー、そっか。しかたねえなぁ……じゃあ、名乗り出てくるまで待つ!よーし!そうと決まれば酒だ、酒!酒場あけろ!」

赤魔女「おまえらはあれな!!!また街の外のみはりやっといてくれ!!」

ドラゴン「「「ギャオォオオオオオオ!!!!」」」



希望ホム「……行っちゃったね?」

死人漁り「すさまじい勢いだなアレ」

希望ホム「えーっと、魔女が向かった酒場はあっちの方だけどどうしようかな」


>>763
1:赤い魔女に会いに行く
2:観光を続けよう
3:帰ろう

1

希望ホム「気になるし行ってみようっと」

死人漁り「命知らずだな……いや、お前みたいなやつにとっては魔女は普通の存在なのか?」

希望ホム「ううん、一番身近な魔女さんでも敬愛すべき存在だし、ボクみたいなゴミ虫同然の存在が声をかけて言い訳が無い希望たる存在だけど」

死人漁り「俺お前のキャラぜんっぜんつかめねぇわ……つかそこまで言うならなんで行くんだよ?」

希望ホム「あの赤い魔女さんの言ってた空飛んでたのって十中八九ボクだし」

死人漁り「お前が原因か……せっかくだ、ついてくぜ。俺の知ってる魔女は森の魔女ぐらいのもんだが、そいつ以外の魔女も気にはなるからな」

希望ホム「ボクの知ってる魔女さんも森の魔女さんぐらいだよ」

死人漁り「出身もそこかよ?!例のスライムと微妙に雰囲気似てると思ったら!」

希望ホム「スライム?ああ、あの子か。最近は少女の姿なことが多いらしいね」

死人漁り「そうなのか?俺があった時は少年の姿だったけど」

希望ホム「時と場合で姿を使い分けてるってことかもね」

死人漁り「なるほどな……魔女の向かった酒場は、おそらく"丸呑み亭"ってとこだな。酒の量がバカ多いので有名だしあの魔女見た感じ酒豪っぽいから。行くぞ」

酒場"丸呑み亭"

希望ホム「あれ?外に人いっぱいだね?」

死人漁り「の、割に中にひとはいないっぽいな。単純に怖いもの見たさだろうな」

希望ホム「へぇー あ、しつれいしまーす」

死人漁り「このギャラリーの中でよく突入できるなお前?!」

希望ホム「そう?人間が何人いようが同じでしょ?キミも魔女が気になるっていうならきなよ」


赤魔女「なーんかアタシが来るとさー?毎回ひとがいなくなんだけど」

ウェイター「は、はあ」

赤魔女「酒場ってのは皆で楽しく飲む場所だろー?のけものとかひでーよなあ?おう、アタシの酒をのめよ」

ウェイター(こうやって絡むから余計人が入りづらくなってってる気が)

希望ホム「すみませーん」

赤魔女「ん?…………ああ、なんだなるほどなぁ」

死人漁り「お、おじゃましま~~す……」

赤魔女「おお、そっちの方は普通の人間っぽいな。アタシと話しに来たのかお前ら?よーしよしよし、おごってやるからこっちこーい」ニコニコ

ウェイター(おおっ?!むっちゃ機嫌よくなった?!)

希望ホム「初めまして、空の魔女さん」

赤魔女「お?初めましてだったっけ?んー、ああ、そっか、元の奴とお前は別人なんだったな!」

死人漁り「あ、あの、一応こいつ人に紛れてここに来てるんでそう言う身元の割れる話はちょっと」

赤魔女「あ?ああ、そっか。そういや見た目がふつうのあれとちょっと違うな」

希望ホム「でも正直いろいろ話そうとしたらモロバレだと思うよ」

赤魔女「そうだな!気を使うのめんどくさいし普通に話していいよな!」

死人漁り「いいのかそれで」

希望ホム「ボクは全然かまわないよ」

死人漁り「もうこの町に顔出せねーかもしれないぞ?」

希望ホム「……うーん、一度だけのお使いのつもりだし大丈夫だとおもうけど……あ、使い魔屋さんはもう一度見たいなぁ」

赤魔女「使い魔とかアタシのペットわけてやるからさー」

希望ホム「鳥いる?」

赤魔女「鳥が圧倒的に多いな」

希望ホム「じゃあ正体ばらしていいや」

死人漁り「それでいいのかよ?!」

希望ホム「だって鳥かわいいよ?」

赤魔女「それはともかくだ、お前あれだろ?黒色んとこの子だろ?空飛んでたのもお前か?」

希望ホム「うん、ちょっとお使い頼まれて、ここに空経由できたんだ。あ、魔法が使えるわけじゃなくってマジックアイテムのおかげだけど。しかも借り物の」

赤魔女「マジックアイテム?見せて見せて」

希望ホム「うん、壊さないでね」

つ【キメラのはね】

赤魔女「おぉー!こいつはモトはりっぱなやつだったにちがいないな!」

死人漁り(俺には全然わかんねえな)「あ、すんません、林檎酒ください」

ウェイター「は、はい!」

赤魔女「ん、返す。いやー、空飛ぶ魔法は人間の世界だとだーいぶ前に失われちまってなあ……アタシとしては空を行く仲間が減って寂しい思いしてたんだよ」

希望ホム「それで、空飛んでた人を探したんですね」

赤魔女「そーゆーこったな!」

赤魔女「アタシは自分が魔法使ったり冒険したりするのはいいけど、その知識とかを他の奴に分けんのがほんっと苦手でさあ……ほんとはもっといろんな奴に空の世界知ってほしいんだけどな。面白いぜ?」

希望ホム「キミが希望を感じる世界はそこなんだね」

赤魔女「希望?いや、わからんけどとにかく好きだな!」

死人漁り「ちょいといいか、話聞いてるとアンタも人が嫌いとか言うわけじゃねーみたいだけど」

赤魔女「ん?ああ、嫌いじゃないぞ!好きになるのは空飛んでるやつぐらいだけど、地面にいる奴らはまあ別にいる分にゃ構わねえからな!」

死人漁り「森の魔女みたく、勇者の事は嫌いだったりするのか?」


>>771
1:赤魔女「わりとどうでもいい」
2:赤魔女「戦うと面白いけどすぐ壊れるよな」

両方とかダメ?

魔女「聞かれてしまったのでメタコーナーの魔女さん登場よ!」

すらいむ「めっさひさしぶりなきがします」

ねこ「にゃあ」

魔女「赤色ちゃんにとってどうでもいいっていうのは"本気でどうでもいい"になってしまうのよね~。つまり、戦っても面白いとすら思わない作業扱いね」

すらいむ「たいして、2ばんのおもしろいがはいっていると、いちおうゆうしゃにたいしてのかんじょうがはっせいしているごようす。ただ、よいかんじょうとはかぎらないようすですが」

魔女「だから両方はちょっと無理みたい」

すらいむ「どちらか、で 安価下でおねがいします」

赤魔女「わりとどうでもいい」

希望ホム「どうでもいいんだ。魔女ってだけで狙われるとかもありそうだけど」

ウェイター「林檎酒お持ちしました」

死人漁り「ども。うわ、ホントに一杯がでけえな……しかしどうでもいいか……森の魔女はいろいろ思う所ありそうだったけどな」

赤魔女「ああいうのはほっとくと食材に生えてるカビと同じようなモンでいちいち気にするだけ時間の無駄だな。 おーい、アタシに火吹き酒くれ!タルな!」

ウェイター「た、タルごとですか」

赤魔女「いいだろ? タルから自分で酌むんだから手間は減るんだしさ!お前らも火吹き酒一杯どうよ?うめーぞー」

希望ホム「あまりお酒は飲まないから、ちょっとだけで」

赤魔女「なんだよー、酒いいじゃねーか酒」

希望ホム「口にしたことあるのが魔女酒しかないし」

赤魔女「あれはだめだ」真顔

死人漁り「何だ魔女酒って」

赤魔女「黒色の自家製の酒だけどあれはだめだ。発酵から何からやっててすげえと思うがあいつ以外だと即潰れる。アタシでさえめまいがする」

赤魔女「あんなクセの塊のようなもんだけが酒と思われるのは悔しいからここでいろいろのもう!んで、あいつのバカ酒が異常だってきちんと知るべきだ!」

死人漁り「散々な言いようだな」

赤魔女「味がすっごい混ざってて誰しもの好みの味っぽい雰囲気があるのがまたヤバいんだ……黄色の結婚式の時もあの酒で地底人の国一つが丸ごと全員二日酔いした」

死人漁り「黄色?」

赤魔女「土の魔女って言われてる魔女だな。アタシや黒色の姉妹の内の一人だ。地下にすむ魔物や亜人と仲が良い上にそう言う地下の国の一つの王妃になっちまいやがった」

希望ホム「たまにゴーレムが森に来ることがあるけど土の魔女のしもべって名乗ってたな」

赤魔女「今いるとこは人間の世界よりは魔界よりのとこだから、あんまり会う機会はないと思うけどな」

ウェイター「火吹き酒、おもちしましたー」ゴロゴロ

赤魔女「来た来た♪ おっ、ちゃんとコップ3つだな!気が利くから褒美をくれてやんよ」

ウェイター「い、いや、そういうのは」

赤魔女「いいからとっとけとっとけ」

ウェイター「あ、ありがとうございます(変な石ころおしつけられた)」

死人漁り「おっ、良かったな兄ちゃん、それけっこうなお宝だぞ」

赤魔女「ん?アンタ逃走石がわかんのか?」

死人漁り「俺は死人漁りだからな。んで、このへんの死人漁りは逃走術に長けてんだよ。死体は回収するけど作るもんじゃないって理論で基本逃げまくる」

赤魔女「へぇー、そんなやつらもいるんだな」

死人漁り「冒険者の死体とか回収する場合はやっぱ野生の動物やモンスターと対峙するときがあるんだけど、それで殺すのはあまり良くないって事になっててな。平地では野盗と死人漁りの違いはそこだな」

赤魔女「同じもんだと思ってた」

死人漁り「山岳地帯だと、盗賊の厄介な方面の派生を指すらしいからな……ほんとは場所によって別モンらしい。森の魔女に聞いて初めて知ったけど」

希望ホム「火吹き酒ってほんとにおいしいね」ゴクゴク

赤魔女「おっ、もう飲んでんのか。だろー?うめーだろー?」


~数時間後~

ワイワイ  ガヤガヤ

希望ホム「なんか和やかにしてたら普通に他の人達もお店に入ってきちゃってたね」

死人漁り「思ったより怖くないって思われたんだろうな」

赤魔女「普段からニンゲンにゃ手をだしてないんだがなー?」

希望ホム「……さて、と、ボクはそろそろ帰るよ」

死人漁り「ん、そうか」

希望ホム「たのしかったよ。魔女さんも死人漁りくんもありがとうね」

赤魔女「黒色の森にいんなら、またいつか呑みあおうぜ!あ、酒はアタシが持参するわ。あいつの酒はだめだ」

死人漁り「何度森の魔女の酒を悪しざまに言えば気が済むんだ」

赤魔女「お前も飲んでみればわかる」

希望ホム「あはははは……じゃあ、またいつか会ったら」

赤魔女「おう……あ、いやまて!せっかくなら土産もたせてやるよ!森の奴にも普通の酒を届けてやってくれ!」


~街中~

希望ホム(すっかり暗くなっちゃった……)

希望ホム(赤い魔女さんにお酒持たされたけど……まだいくつかお店あいてるみたいだし、この機会をくれた旅人さんとすらいむたちに別に何か買って帰っておこう)

希望ホム(もともと多めに持たせてくれてたみたいだし、何かそういう気はつかっておかないとね)ウンウン

希望ホム(えーと……服をうってるとこと、飾りをうってるとこと、何か可愛いのが飾ってあるとこが開いてるみたい)

希望ホム(少し行った先に、魔法の気配がある場所とかもあるけど……そこは目に見える範囲じゃないから何屋さんかわかんないな)

希望ホム(どこを見に行こうかな)

>>780
どんなお店を見に行く?(スライムと旅人のどちらへのお土産を見るつもりで行くかも併記)

場違いな異物店(異界から来た色々な物を拾って売ってる)
旅人さん用に

希望ホム(まずは旅人さんのお土産から探そうっと)

希望ホム(……となると、あの人に必要そうなのってかわいいのとかでもなく実用性があるものだよね)

希望ホム(これからも森を起点に過ごすにしても、旅に戻るとしても、何か役立つものがあったほうが……魔法の気配がある方向に行こう)


アイテム屋"異世界小道具店"

希望ホム(このお店何か気になる)

希望ホム「しつれいします」ギィィ

売り子「……ぁぃ」

希望ホム「ええっと……ここって何をうってるの?」

売り子「……知らずに来たん?……異世界から流れ着いた……不思議なものだよ。たかいよ。ひやかしならかえっとくれ」

希望ホム「冷やかす気はないんだけどなあ……ちょっとみせてもらうね?」

希望ホム(ここは……素晴らしいね。小さいものでもそれに魔力が詰まってたりと希望にあふれてるよ!)

希望ホム(さてと、お金は……昼ごろの賭け事のおかげでだいぶあるけど、どうしようかな)


>>783
1:星のような何かを買ってしまおう
2:つやつやの筒が便利そうな気がする
3:8角形の何かが気になる
4:なんかこれカチカチいってる
5:小さいけどこれ、時計だよね?
6:台座に固定された宝石が呼びかけてきた気がした

希望ホム(とりあえず手に取って調べるのが一番いいよね)

希望ホム「触ってみてもいい?」

売り子「最終的になんかかってくれんならね でも、たかいよ」

希望ホム「何かは買うよ……えーっと、この棒っぽいのなんだろ……ん?」カチッ カチッ

希望ホム「なんかこれカチカチいってる」

売り子「ああ、そこおすとカチカチいってつけペンのさきが飛び出すんだよ」

希望ホム「ふーん」カチカチ

売り子「暗器の類だろって店主はいうけどねぇ、そんなんじゃ武器にはなんないよ。しかもそれじゃインクつけるのめんどうだし」

希望ホム「……あ、ここ外れるんだ」

売り子「ちょっ?!何バラしてんの?!かーいっとり!かーいっとり!」

希望ホム「ここからインクをいれられるみたいだね。なにかインクはない?」

売り子「あん?いや、あるけどかいとれよそれ」

希望ホム「それはかまわないけど」

希望ホム「えーっと……ああ、これ取り外してじゃなくってペン先からインクがはいるのかな?」カチャカチャ

売り子「なん……だと 組立可能とか聞いてないぞ」

希望ホム「いやだって今やってみただけだし……うーんと……ビンのインクだね。使わせてもらうよ」

希望ホム「こうかな?ええっと、もっと深くペン先を浸して……おっと、インクが中にはいってきたみたい」

売り子「まじで?すっごい!」

希望ホム「これ、書けるかな?ちょっと紙ある?」

売り子「あるある。ほい」

希望ホム「うーんと」さらさら

売り子「おおおお……インクをいったんつけなくてもいいペン……だっただと」

希望ホム「そういう事みたいだね。今の手順を使えば補充もできるみたいだし……便利な物みたい。おいくらだったっけ?」

売り子「使い道が判んないし魔力もないから金貨1枚だったけど……うあー、そんないいもんだったらもっと高くても良かったよ」

希望ホム「お得な買い物ができたみたいだね」

売り子「ありがとござっしたー」

街中

希望ホム「旅人さんへのお土産はこれでいいとして……スライムへのお土産どうしようかな」

希望ホム「ねこちゃんと遊べるものとか……?でも思いつかないなあ、猫の生態もよくわかんないもの」


>>787
スライムへのお土産を探すお店

特殊効果のオーダーメイドを売りにしてるアクセ屋

希望ホム「さっき見えてた飾り売ってるとこに行ってみようっと」


アクセサリー屋

希望ホム「おじゃましまーす」

店員「いらっしゃいませ!」

希望ホム「ええっと、ここは……あれ?値段書いてない」

店員「ああ、値段はこちらの値段表で確認してください。ベースのアクセサリーに、特殊効果の内容で値段が算出されます」

希望ホム「特殊効果?」

店員「旅してる方とかに人気ですよー!モンスターを寄せ付けない効果とか、逆に寄せ付ける効果とか。あとは発動した魔法効果の増幅とか」

希望ホム「最後の奴とかいいね。発動確定した魔法の効力をMP消費せずに強くできるって事かな」

店員「ええ、魔法使いの方におすすめです!」

希望ホム「ちょっといろいろ見せてね」


>>789 アクセサリーの形(指輪、ペンダント、ブレスレット等)
>>790 つけたい特殊効果1
>>791 つけたい特殊効果2

きょうはここまで

指輪

望む姿への進化を促進させる

成長の限界値を無くす

。o(あくまで希望ホムが店員さんに提示する"つけたい特殊効果"なので実際は超デチューンされるよ)

。o(そんなのが普通に売られてたらもっとサツバツ!になっちゃってるし、魔物に倒されるなんてことはまずないのですよ)

。o(というわけで完全に希望通りの物が得られるわけでないのはごりょうしょういただきたく)

希望ホム「えーと、じゃあ……あ、この形の奴で」

店員「若葉模様の指輪ですね。効果はどのようにいたしますか?」

希望ホム「うーんと……プレゼント用なんだけど、ボクは渡す相手が、その相手の望む方向にどんどん強くなっていけたらなって思うんだ」

店員「そうですねえ、成長補助効果が近いかもしれませんね」

希望ホム「どういうものなの?」

店員「レベルアップとかの仕組みの話になるんですが、基本的に成長した時ってステータスに反映されて無い成長っていうのがあるもんなんですよ」

希望ホム「なにそれしらない」

店員「お客様は魔法使いのようですが、独学ですかね?でしたら教会などに行って、未確定成長の割り振りをしておくことをお勧めいたしますよ。
  で、成長補助効果というものはその割り振りを教会等に行かずに自力で行える効果となっています。ただ、これ結構お高いんですよね……勇者の紋章に付与されるレベルの物ですし」

希望ホム「勇者の紋章にはあるんだ……ってことは、勇者は自力でステータス成長できるから強いって部分もあるんだろうね」

店員「そうでしょうね」

希望ホム「とりあえずその効果はつけてください。あ、あとその効果だけの腕輪も一つ」

店員「お土産の方は別の効果もつけますか?」

希望ホム「うん。すごくお世話になってる相手だからね……えっと、特殊効果の事よくわかってないんだけど、成長の限界を無くすとかは」

店員「流石にそれは難しいですね」

希望ホム「そっかぁ……難しいんだ」

店員「ですが、成長補助効果と組み合わせること前提の特殊効果に似た物はあります」

希望ホム「ほんと?どんなやつなの?」

店員「未確定成長の付与に関しては限界を突破できるという内容の効果です。成長突破効果と呼ばれていますね」

希望ホム「?」

店員「通常の成長だと到達できない範囲に、他の成長するはずだった部分を強引に突っ込めるようになる効果ですね。
  ですが、突破効果のあるアクセサリーをつけてないと、割り振った後使いこなせず結局振り分ける前と同じような力しか出せないんですよ。
  かりそめの力という扱いになるため、教会だとそのような振り分けはしてもらえないので補助効果とセットでないとつけられない効果ですね」

希望ホム「なるほどね……じゃあ今言った二つを指輪につけておいてもらおうかな」

店員「成長補助と成長突破を指輪に、ですね。そして、シンプルな腕輪に成長補助効果のみの計2点でよろしかったですか?」

希望ホム「うん。おねがいします」ぺこり

希望ホム「あっ。そうだ、ついでに聞いておきたいんだけど、アクセサリーは特定の人しかつけられないとかそう言うのはあるの?」

店員「希望すれば専用となる効果をつけるということはできますが、基本的には制限なしですね」

希望ホム「なら、いいかな。腕輪の方は友人にも使ってもらおうと思って」

店員「ああ、パーティーに一つあると確かに便利そうですね……そのように広告を打ってみますね」ニコニコ


店員「総額、金貨2枚と銀貨3枚、銅貨7枚半です」

希望ホム「金貨3枚渡すからおつりもらうってできる?」

店員「少々お待ちください」ゴソゴソ「はい、大丈夫ですよー」

希望ホム「よかった。金貨はあるんだけど銀貨や銅貨が足りなくって」

店員「街に来たら銀行で両替したほうがいいかもしれませんね」

希望ホム「次の機会があったらそうするよ」

店員「いえ、明日にでもやっておいたほうがいいですよ。村とかですとおつりが無い事の方が多いですから」

希望ホム「そうなの?ふぅん、わかった」コクコク

店員(効果の指定といい、割と世間知らずなようですね。裏道の店とか入った時が心配になりますよ)

街中

希望ホム「旅人さんとスライムへのお土産は買ったし、おつかいは来てすぐすませたし」

希望ホム「もう、あとはやっておくべきことはないかな?」


>>802
1:無い。帰ろう
2:他の奴へのお土産も買っておく(今まで行ったお店以外でどんな店に入るか指定)
3:単純にもう少し街を楽しむ(屋台の並ぶ通りに出る。どんな屋台を覗くか指定)


お土産といったらお菓子いっぱいは欠かせないと思うの

希望ホム「あ、せっかくならみんなに何か……今あいてるお店で何かないかな」

  うろうろ  うろうろ

希望ホム「!  なにこれかわいい」

売り子「あらー?お客様ー?」

希望ホム「えっと、たぶんおきゃくさんです」

売り子「そろそろ店じまいのつもりだったけど……ええと、何をお求めでしょうか~?」

希望ホム「ええと……(もうお休みするつもりだったんだよね?じゃあ、ちょっとだけっていうのはわるいし)」

希望ホム「これ全部下さい」

売り子「お菓子詰め合わせを全部?!」

希望ホム「ダ、ダメでしたか」おろおろ

売り子「いえ、大丈夫ですけれど……あ、お土産とかですか?」

希望ホム「そうです。えっと、いっぱいいるので、おみやげもいっぱいいるかなって」

売り子「キャンディーなどはちょっと暑さに弱いんですけれど……あ、保護魔法かけておきましょうか?」

希望ホム「帰りは早いので大丈夫です」ふるふる

売り子「かしこまりました」

売り子「ええと、かしこまりましたけれど」

希望ホム「ええと、商品無くなって困るとかだったら一種類づつとかでも」

売り子「いえ、詰め合わせは毎日新しい物を作っていますし回転も遅いので
  ……そういうのではなく、それなりにお高くなりますし、専用の箱をお求めいただかないとかさばってしまうのですけれど」

希望ホム「専用の箱?」

売り子「はい。大量に買っていく方向けの箱です。詰め合わせ全部入れるのであればLLサイズになって、箱自体でこのお値段ですよ?計金貨3枚にはなってしまうのですが」

希望ホム「えーっと(まだ金色いっぱいある)大丈夫です」

売り子(ぼったくりのお店にはいらなくてよかったですねこの方……)

希望ホム「ありがとうございました」ぺこり

売り子「いえいえ。次の機会もお菓子屋メレンゲを是非よろしくおねがいしますねー♪」


希望ホム「さてと、今持ってるもの確認したら帰ろう」


お金:金貨3枚 銀貨8枚 銅貨5枚半
お土産:便利な万年筆(旅人) 若葉模様の指輪(スライム)
借りてたもの:旅用マント 帽子 旅用カバン 化粧道具 地図 キメラのはね
その他:火吹き酒1瓶 林檎酒1瓶


希望ホム(たしか、お金は金貨1枚分のやつをあずかってたのになんかすごい増えてたね)

希望ホム(旅人さんにおかね預かってたぶん返して、残りは自分で持って置こう)

希望ホム(……ちょっと楽しかったから、森の外、少しだけなら出てみてもいいかな)

魔法の森
魔女の家

カランカラン

魔女「はーい  あらぁ♪おかえりなさーい♪おつかい行ってたって聞いたわよー」むぎゅ

希望ホム「まふっ?!」

旅人「やあ、おかえり……なにかいっぱい買い込んできたみたいだね?」


すらいむ「おや もどってきましたか」

ねこ「にゃあ」

希望ホム「おかげさまでなかなか面白い体験ができたよ……ああ、そうだ。スライムにおみやげあげる」

すらいむ「ほう?こばこですか?」

希望ホム「中身がおみやげだよ」

すらいむ「これは……ゆびわですか。つけてなぐるとこうげきりょくがますという」

旅人「そう言う用途ではないよ」

すらいむ「しっています。すらいむじょーくです」

希望ホム「旅人さんにはこれを。あとお金返します」

旅人「いいのかい?……というかまってくれ。さっきから気になってたんだけどこれだけの物が買えるほど渡してなかった気がするんだけど」

希望ホム「いろいろ巻き込まれて気づいたら増えてたよ。賭け事って楽しいね」ニコニコ

旅人「……大方、違法賭場にでも引っ張り込まれたんだろうけど」

魔女「魔物に人間が賭博を仕掛けるなんて、死亡フラグでしかないのよねぇ」ウフフ

希望ホム「おかげでお土産とかいっぱいかえたし、お酒も飲んだりしたよ」ゴトゴト

魔女「あらぁ、火吹き酒ね。これ私の妹が大好きなのよぉ♪」

希望ホム「赤い魔女さん……だよね?今日会ったよ。お酒は彼女がくれたんだ」

魔女「あら、あの子わたしのお酒を散々に言ってなかった?」

希望ホム「ぼっこぼこに悪口言ってました」

魔女「かわってないわねぇ。今度会ったらまためいっぱい飲ませてあげなきゃ」ウフフフフフフ

旅人(魔女さんのお酒っていうとあのおいしいけど凶悪なお酒か)

魔女「ところで私へのお土産は?」

希望ホム「みんなへのお土産のつもりでかってきたのから一つづつどうぞ」ごそごそ

すらいむ(どうやらまんきつしてきたごようす)

数十分後

希望ホム「ふう、やっぱり普段の服の方が落ち着くかな……じゃあ、ボクはみんなにお土産配ってきます」ぺこり

すらいむ「はいはい。じゃあまたあす」

ねこ「にゃあ」

  パタン

魔女「ありがとうね、旅人ちゃん。何か理由がないと森の子は外に出ないから」

旅人「案を出してくれたのはスライムちゃんですよ」

すらいむ「これでおそとにきょうみをもつこがふえたらうれしいのです」

魔女「ホントにね……ああ、そうそう。スライムとねこちゃんにこれわたしとかなきゃいけないんだったわ。猫ちゃんの居場所を特定するものができたわよ」

すらいむ「ほぅ」

魔女「望む対象を登録して、その対象が自分からどの方角のどれぐらいの場所にいるか見れる装置なの」

旅人「なんかすごいのが出来ましたね」

魔女「他の妹にアイデア貰ったりして頑張ったのよ~♪登録には、ちょっと相手の物が必要だけど」

魔女「ねこちゃんの毛とか」プチッ

ねこ「にゃっ?!」

魔女「これを、魔力登録用の部分におしこんで…………はい、成功ね」

すらいむ「ほほぅ……このちいさなはこにそんなはいてくがつまっているのですね 

魔女「……さてと、じゃあそろそろ、皆休みましょうか」

旅人「そうですね。もうだいぶ夜も更けていますから」


深夜

すらいむ(……なんかおきてしまったです)

ねこ「むにゃぅ……」

すらいむ「ねこちゃんもおきてしまいましたか」

すらいむ「おさんぽしましょうか」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「……もりにでてもいいですけれど、まじょさんのおうちのいけるばしょをおさんぽしてもいいですね」


>>811
1:森の中をおさんぽ(森のいきたい場所もえらんでください)
2:魔女さんのお家をおさんぽ(魔女さんの家にいる誰かに会いたいばあいはえらんでください)
3:おへやでねこちゃんとたわむれるの(毛糸玉かねこじゃらしか選んでください)

1
仄光りの泉
夜に行くと神秘的で綺麗

すらいむ「せーれーさんがいるいがいのいずみにも、ごあんないしましょう」

ねこ「にゃ?」

すらいむ「みずはのめないみずですが、きれいないずみなんですよ」


仄光りの泉

すらいむ「ここです」

ねこ「   うにゃ」

  ぽわ  ぽわ

すらいむ「りゆうはわかりませんが このいずみはひかるんです」

ねこ「にゃあ」ちゃぷちゃぷ  ピカッ ピカッ

すらいむ「そのかわりにどくがあるらしく おみずはのめません きのこはよくそだつのですがね」

ねこ「うにゃあ」

すらいむ「すらいむ、このばしょはちょっとだけすきです」

ねこ「にゃっ」

すらいむ「ねむくなるまでみてましょう」

ねこ「にゃあ」

 ぽわ
      ぽわ
ねこ「♪」

すらいむ「いつまでもみてられますね」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「……ねこちゃん」

ねこ「にゃあ?」

すらいむ「すらいむは ねこちゃんにあえてたいへんうれしかったです」

ねこ「にゃっ」

すらいむ「それに ひとりだちしたからにはひとりでがんばろうとなかなかもどらなかったもりのみんなと またおはなししたりいろいろめんどうみれたりしました」

ねこ「うにゃ♪」

すらいむ「……だからしょうじきいうと ゆうしゃくるのがこわいです」

ねこ「ふみゃ~?」

すらいむ「すらいむが、またみんなとあって、みんなのことがだいすきってわかったように ねこちゃんがゆうしゃたちのこともいっしょにすごしたおなかまだっておもいだすのがこわいのです」

ねこ「……にゃっ」スリスリ

すらいむ「もふもふさせてください」

ねこ「……フッ  にゃあ」

すらいむ「しょうがねえな みたいなはないきだされたです」なでなで もふもふ

ねこ「~♪」ゴロゴロ

すらいむ「なにもかんがえずにまいにちねこちゃんとすごすだけのひびがすごしたいのですが、でもそのためにもまずはゆうしゃののりこみをなんとかしてからですね」

ねこ「にゃ」

すらいむ「……なんかせつないはなしをしてしまったきがします すらいむににつかわしくありませんね」もふもふ

ねこ「にゃふっ」

すらいむ「なんかかるくわらわれたようなきがします」なでなで

ねこ(まあ俺もじっさいあいつらに会ったらどうおもうかはわからないけど、もともとあまりウマがあうでもなかったしなあ)ゴロゴロ

ねこ(村や、森に逃げ込む前に遭遇した時も懐かしさや安心感よりも"まだやってんのか"感の方が強かったし)フア~~

すらいむ「おへやにもどりますか?」

ねこ「……」プルプル

すらいむ「では、もうすこしこうしていましょうね」

~数時間後

 チチッ  チュンチュン

すらいむ「はっ!ねてました!」

ねこ「うにゃっ」

すらいむ「これはあさちゅんというやつですね!」

ねこ「?!」

  ザッ ザッ

すらいむ「おや?あしおとが」


>>819
誰が訪れたか(人型ぽいのげんてい)

なぜかぼろぼろな勇者

ザッ  ザッ

勇者「ぐっ」

すらいむ「ほあっ?!」

ねこ「にゃあっ?!」

勇者「くそっ、まさか今モンスターと遭遇するなんてな……」ジャキッ

すらいむ「ちょいとまちやがれです!けんをむけるならたたかいますが、いまならまだはなしあいにおうじてやらんこともありませんよ!!」

勇者「……」


下3多数決

1:勇者「問答無用!」(戦い開始 実は森の中ですでに戦闘はじまってたルート)
2:勇者「……」スッ (ちょっとおはなし 戦闘が始まっているかは不明)

勇者「……」スッ

すらいむ「ふぅ  あ、もしかしてもうほかのこにこうげきしたりは」

勇者「俺はしていないが、魔法使いと僧侶はわからない。一応、先日遭遇した死人漁りや、村の蒐集家の話をもとに"モンスターにも森の物にも手を出さない"と言う方針で探索していたからな」

すらいむ「……ではそのぼろぼろは?」

勇者「道に迷った挙句藪に突っ込んで」

ねこ「……にゃふっ」

勇者(猫に笑われた……ん?)

勇者「その猫、お前を怖がらないのか?」

すらいむ「とうぜんです いっしょにくらしてるねこちゃんですよ」

勇者「動物はたいていモンスターから逃げると思うんだが」

すらいむ「ケンカうられなきゃひともどーぶつももんすたーもおなじです」なでなで

ねこ「ゴロゴロ」

すらいむ「まあ、すらいむはひつようがあればにんげんぐらいおそいますが ここさいきんはおかねつかうことをおぼえたのであまりひつようなくなってくるかと」

勇者「……いや、あとなんというか……スライムって喋れるのか」

すらいむ「むっちゃしゅぎょうしました」ドヤァ

勇者(スライムのくせにドヤ顔してるのが手に取るようにわかるとか)

勇者「……ま、まあ、それはいい」

すらいむ「すらいむとしてもこのようなおはなしはわりとどうでもよかろうなのです」

勇者「この森の魔女を退治しにきた。不安要素である魔女さえ排除できればあとは魔物の巣として立ち入り厳禁で済まそうという決定が出た。お前らが森から出て人を襲わない限りは、それ以降は関与しない」

すらいむ「それはみすごせません。まじょさんはこのもりのだいたいのまもののおやです。すらいむもみんなもまもろうとします。というかたぶんおまえらじゃむりですし」

勇者「無理……だと?」イラッ チャキッ

ねこ「……フーッ!」

勇者「…………動物に叱られたんじゃ様にならねえな」スッ

すらいむ「まじょさんのこともまもののいちぶとおもっているのでしょうけれど しょうじきまじょさんはべつわくです。
  まおうとかとおなじくちーとせいのうをもつ"まぞく"としてかんがえたほうがただしいです。
  ついでにいうと、まじょさんがよびつけたらほかのまじょさんたちもこのもりにくるとおもわれます。
  おいつめたとして、まおうにしたがわないまぞくや、ただにんげんでないだけの"あじん"たちもてきにまわすことになります」

勇者「亜人が敵に回る?どういう事だ?」

すらいむ「あれ?にんげんにはゆうめいではないのですかね?
  あじんのおうさまとけっこんしているまじょさんもいるのです。だいじなおきさきさまのしまいをきずつけたとなると、
  それがおおきなおおきなあらそいのきっかけになるかもしれないことはそうぞうにかたくないかと」

勇者「……」

ねこ(初耳だった)

すらいむ「まじょさんのとこにまおうがわがたずねてきたのはじじつですが、それもいちどきりのとりひきです。
  はなしあいならばぎりぎりまじょさんのとこへごあんないしますが、たたかうきであればここですらいむにけんかをうったとみなします」

勇者「……(どうすればいい?俺は、魔物の話に耳を貸すべきなのか?)」


>>827
勇者の行動ORこの場にもうひとり訪れた人物

得物を収める

勇者「……一応、今まで調査もしてきた……その調査の内容に沿った行動さえしてれば、確かに俺は魔物に襲われなかった」

勇者「勇者として、認めるわけにはいかないと思っていたし、今は行方不明の仲間にずっと言われたことも退けてきたけれど」

勇者「……本当にはなしあいでなんとかなるというのなら、俺は剣を収める。案内してくれないか?」カチャンッ

ねこ「!」(こいつが、魔物相手に本当に剣を収めるなんてな)

すらいむ「かまいませんよ そうだ、いちおうですが、ほかのやつらもひろっていきますか?」

勇者「ああ、さすがに僧侶や魔法使いにもはなしておいたほうがいいだろうしな。ここで話がまとまってるのにあいつらが手を出したとかシャレになんねえ」

すらいむ「まよいこんだやつがいきやすそうなばしょをけいゆしていきましょう」


>>829>>830>>831
魔女さんの家に行くまでに立ち寄った場所
(一応こちらで魔法使いと僧侶がどこにいるかは設定しています。うまいこと当たったら回収して行けます)

きょうはここまで

すらいむ「安価魔法がずれたごようす さいあんかです >>831>>832>>833といたします」

勇者「何を言っているんだ?」

すらいむ「安価さんというものとつうしんできるまほうをりようしているのです とくにきにすることはないかと」

勇者「?」

腐肉樹林
腐肉もやしが土を突き抜ける程の樹木に進化した様です
腐肉果実も(スライムとかには)絶品

乙!
魔女達の林道
魔女達の像やら簡単な由来やら書かれた石碑があったりする場所
雰囲気としては、水木しげるロードとかそんな感じ

ぬいものの里
捨てられたり、乱暴に扱われたり、全く買われなかったりしたぬいぐるみ達が呼ばれて命を与えられ、その痛みを癒させる場所となっている
小さな家とかもろもろあるが、それらは全てぬいぐるみ達が自分達でコミニュケーションを取り合って作り出したもの(道具は魔女に借りたりしたが)である
精霊の泉からそこそこの距離のとこにある

すらいむ「すらいむはかんがえました ゆうしゃというしょくぎょうがらおそらくはなにかのけはいがあるとこにむかうのではと」

勇者「確かに否定はできないな」

すらいむ「もりのじゅうにんというよりはまがりしているれんちゅうですが、そいつらのいるばしょはしょうしょうもりのなかでもとくしゅゆえ きゅうけいちてんとしてりようしてるかのうせいがあります」

ねこ「にゃん?」

すらいむ「たぶんねこちゃんははじめてつれていくとこですね。せーれーさんのいずみからいくとわかりやすいのですがばしょとしては>>840がちかいはずです」


>>840 ぬいものの里に近い場所をこのなかから1つえらんでください
大きな木のそば/ほむんくるすの家/森の入り口/気難しやの家/公衆トイレ

すらいむ「こっちがわからいきましょう もりのおといれのうらてがわからもいけます」

勇者「トイレ……」

すらいむ「なぜびみょうなかおをするのですか まものといえどちせいがあるならばせいけつさなどもきにするのですよ まありようしてるのはまほうせいぶついがいですが」

ねこ「にゃあ」

勇者(ついてこいっていってんだろうな)


~ぬいものの里~

すらいむ「ここですここです」

うさぬい「おやや?もりのいきものさんですな?どうかなされましたか? おや?おやや?にんげんさんもいっしょですか」

すらいむ「こいつはゆうしゃなのですがなかまとはぐれやがったらしいので、それらしきやつをみてないかききにきたです」

ねこぬい「しらんにゃあ  あ、ほんもののねこだ にゃっ!」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「どうやらはずれのごようす」

勇者「……なあ、ここはどんな場所なんだ?なんというか、アンデット系の雰囲気がしてるんだが」

ねこぬい「粗末にされたぬいぐるみや人形のためのばしょにゃのさ!だからにんげんはすきだけどきらいだにゃ」

勇者「物が動くようになった魔物と近いって事か」

うさぬい「まものあつかいとはしんがい」

ねこぬい「われわれはあくまでぬいぐるみにゃす!!」

ねこ「にゃあ……にゃっ」

ねこぬい「なるほど、勇者とは空気の読めぬものと本物の猫はゆうのだにゃ?」

うさぬい「くうきがよめないならしかたない」

すらいむ「あいてのたちばがみえるやつならゆうしゃとかしてないですからね」

勇者「おい」

すらいむ「おおっと、こうげきしたらフルボッコはけいぞくですよ!……ともかくいないとなると、またべつのばしょをさがしたほうがよかろうでしょうね」

うさぬい「まものがいないばしょできゅうけいしているかのうせいがありますな」

すらいむ「となると、はやしのみちがそれっぽいですかね しらべがいのあるものもたくさんですから。たしか>>844がちかかったはず」


>>844 魔女達の林道に近い場所をこのなかから一つ選んでください
大きな木のそば/広場/キノコ採集所/ほむんくるすの家/精霊の泉/森の入り口/気難しやの家

ほむんくるすのいう

すらいむ「ほむんくるすのおうちがちかかったはず」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「まあ、たぶんなにかあるまでひきこもってるはずですのであいつにあうことはないとおもいますが」

勇者「ホムンクルスってあれか 錬金術とかいう魔法科学でできるっていう」

すらいむ「このもりにはいっぱいいますよ まじょさんがにんげんからしぼってつくるのです」

勇者「……人の血を絞ってできた魔物か……」

すらいむ「しぼるのはせーえきですが」

勇者「?!」

ねこ(ついにまっこうからいいやがったこいつ)

うさぬい「この里つくるときに彼女の家にしばらくおじゃましてましたが魔女さんはしぼるのしゅみらしいですよ」

ねこぬい「それよりもりのいきものさん うでとかとれたこのしゅうりをまじょにいらいしらいにゃす」

すらいむ「こいつつれてまじょさんのおうちいくので、そこでおはなししてみましょう」

ねこぬい「すまんにゃ ほんとならばしょかしてくれてるだけでありがたいんにゃけど、はりといとをじょうずにつかえるぬいものがいにゃいのにゃ」

すらいむ「それはおこまりですね  そういえばすらいむはしっています こういうのがくえすとであると」

勇者「サブクエか」

すらいむ「さぶ?きたじまさんですか」

ねこ「にゃ?」

すらいむ「まあとりあえずさきにすすみましょう おじゃましました」

うさぬい「またくるときがあれば」

ねこぬい「まじょさんによろしくにゃす!」


勇者「……生み出された魔物以外もいるんだな」

すらいむ「おそとからどうぶつがくることもちょくちょくありますよ で、こうもりとかはなんせだいもすみついてたりします」

ねこ「にゃんっ♪」

勇者「それはこいつもか……いや、よく見りゃこの猫占い師の子の猫じゃないか お前いつまで連れまわす気だ」

すらいむ「あのときはたびびとさんのねこのふりしてもらってただけで、ねこちゃんはすらいむとくらしてるのです」

ねこ「にゃっ」

勇者「どういうことだ?」

すらいむ「だいたいのおはなしがすんでからでいいですよね つきました ここがまじょのはやしみちといわれるばしょです」

勇者「おおっ 舗装されてる?!  ……けどなんか不審なオブジェもいっぱいあるんだが」

すらいむ「ふむう ここにもだれもいませんねえ」

ねこ「な~ぉ?」

すらいむ「ああ、ここはですね、まじょさんがここにきてすぐのときにまじょさんじしんのことをうみだしたこにおしえるばしょだったのです」

勇者「その割には手入れとか全然されてないみたいなんだが」

すらいむ「すらいむがうまれたころにはすでにきょうざいとしてはしようされなくなっています あと、いぜんはここがもりのいりぐちだったのでまじょさんのきゃくじんかどうかはんていするばしょでもあったのですが」

勇者「森が広がったのか?!」

すらいむ「せいめいりょくゆたかなしょくぶつたちでできたばしょですからそりゃもさもさひろがりますよ もりのでいりぐちもべつにしきりがあるわけじゃないでしょう」

勇者「……いや、まて、いくら生命力豊かでも森が広がる時間ってだいぶかかる……ああ、そういや蒐集家が言うには魔女はだいぶ昔から住み着いてるんだったか」

すらいむ「ですです」

勇者「……石像が女しかいないみたいなんだが」

すらいむ「まじょさんといっしょにたびにでたしまいのかたがただそうですよ。このもりにもたまにあそびにくるかたもいます」

ねこ「?」つんつん

石像"イラッシャイマセ ココハマホウノモリデス ボウケンノキロクヲツケマスカ?"

ねこ「ふにゃっ?!」

石像"マジョトコドモタチノモリデス タタカッタリナドシナイヨウ"

勇者「……こんなものがあるならあると外に伝わりそうなんだが……怪しいな」ぺたぺた

石像"ア? ナニサワッテンダコラ"

勇者「?!」

すらいむ「てきいをもっているとこのようにあおってきます」

勇者「お前といいこの石像といいちょっと煽りすぎだろ……不愉快だな。とっとと行こう」

すらいむ「さいごに>>849によっていきましょう」


>>849 腐肉樹林がつきでてしまった場所をこの中から選んでください
大きな木のそば/広場/キノコ採集所/精霊の泉/森の入り口/気難しやの家

精霊の泉

すらいむ「このもりのいちばんふるいじゅうにんのところです せいれいがすむいずみがあるのでそこでだれかまってるかもしれません」

ねこ「にゃん……」

すらいむ「まだもりのけはいもおとなしいので せいれいさんのみはぶじだとおもわれますよ かのじょももりのいちいんですからけがしたらみんなおこっておそいかかります」

勇者「そもそも精霊系にケンカ売ったりはしないって」

ねこ「にゃ?(何言ってんだお前……魔物型の精霊に何度ケンカ売ったと思ってるんだ。そのたび謝り倒してただろ)にゃふっ」ハァー

勇者(むっちゃ怪訝な顔された)

すらいむ「……まものがたせいれいにはけんかうったことがおありだったりしますか?」

勇者「……そういやそんなこともあったかな」

すらいむ「ひとがたしてるやつばかりじゃないのですよ」


~精霊の泉 兼 腐肉樹林~

すらいむ「……もりのようすがだいぶかわっているごようす?!」

精霊「あら、いらっしゃいスライム」

すらいむ「せいれいさん これはいったいどういうことですか」

精霊「どうも地下にあった腐肉系植物が地上にはえてきちゃったみたいなのよねえ」

すらいむ「……あっ そういやこのへんってすらいむのねどこあたりのちじょうらへんではないですか で、でもあれはもやしだったはず」

精霊「魔法の気が強すぎてたくましく成長しちゃったのね ところでそこの人間は?話題の勇者さん?」

すらいむ「あ、そうです!こいつゆうしゃです!こいつのなかまをかいしゅうしたかったのですが」

精霊「んー……ここには来てないわねえ」

ちびすら「♪」

みにすら「♪」

精霊「きてるのはこの樹林の物を食べに来てる魔法生物ちゃんたちぐらいよ」

すらいむ「おまえたちがいましたか おはようございます」

ちびすら「~♪  ……!?」

みにすら「?  !!??」

すらいむ「だいじょうぶです あたまやくのこいつはまじょさんとはなしあうきがあるらしいです」

精霊「あらホントに?じゃあもう魔物扱いされて戦闘挑まれることもないのかしら?」

勇者「いや、ここを勇者判定に使用しないかどうかについては俺らが決める事じゃないんだけどな」

精霊「かわいいスライムやら、まだ子供のホムンクルスが殺されるのは結構心痛むからやめてほしいのよねえ」

勇者「迷い込んだ人間を殺すのはいいのかよ」

精霊「斬りかかられたり、大事な食料や薬の材料引っこ抜かれたりしなきゃだれも殺すほど怒らないわよ」

勇者「……まあ実際そういう事なしに進んできたらある程度話せてるわけだからな」ハァ

すらいむ「そろそろまじょさんのおうちにいきましょうか……あ、そうだ ちびたちにおねがいがあります。ほかのまものたちにゆうしゃはおはなしをするつもりだとおつたえください。それでひとのことばしゃべれるやつからこいつのおなかまにれんらくしてもらいましょう」

精霊「それがいいかもね。はぐれちゃったんならそろそろじっとしてるのに耐えられなくなるかもしれないし」

勇者「……話がまとまりそうというか、一応血が流れずに済みそうなのにやらかすのが一番困るからな……その意味でも魔法使いと僧侶は拾っていきたかったけど」

すらいむ「まじょさんはふいにおでかけしたりしますし、あまりにおそいとけんきゅうしつにこもってしまうこともあるのでじっくりまわるひまはありませんね」


~魔女の家~

すらいむ「いちおう、おもてげんかんのほうからきました」

ねこ「みゃあ」

勇者「…………入っても大丈夫なのか?」

すらいむ「きいてみますね」ガチャッ

勇者「おい」

すらいむ「おはよーございますー おそくなりましたがかえってきましたー」

ねこ「にゃーん」

魔女「あら?表玄関の方から帰ってきたの?」

すらいむ「ゆうしゃつれてきました」

魔女「あらー、いらっしゃーい♪ 入って入って♪  あら?おひとりなのかしら?」

勇者(フランクすぎるっ……これは罠か?何かの罠なのか?!くっ、魔法使いと僧侶早く来いっ!!)

魔女「まずは応接間にお通しするわね。私はちょっとやることあるから、それが終わってからの話し合いになるけど」

勇者「何をする気だ?」

魔女「まずはパンツ履き替えなきゃいけないのよ。昨日お風呂入らずに寝落ちちゃったから」

勇者「すみませんでした」

魔女「スライムは場所わかるわよね?案内してあげて」

すらいむ「がってんです」


応接間

すらいむ「ここでまっとくといいです」

勇者「……なんかの罠じゃないかっていう気がしてきた」

すらいむ「まじょさんがわなしかけるとしたら、おまえきにいられてるってことになりますね」

ねこ「にゃん?」

すらいむ「しぼるあいてはだましてつれてくることもあるゆえ」

勇者「……いや、まあ悪くはないと思うけれど」カァァ

ねこ(思春期かおまえ)フゥ

勇者「なんで俺この猫にこんなにあきれられてるんだ」

すらいむ「よくかんがえればわかるかと」

勇者「わかるわけねえだろ」

ガチャ

魔女「おーまったせー」

すらいむ「じゅんびおわりましたか」

勇者(風呂はやくねえか)

魔女「さーてと、準備に手間取ってしまったけれど……お話し合い、はじめましょうか?」

勇者「……ああ」

魔女「その前にスライムに頼み事があるの。私ね、この人とは一対一でゆっくり話してみたいわ。だから……外にやって来てる軍隊の牽制お願いしていいかしら?」

勇者「軍隊?!聞いてないぞ?!」

すらいむ「そんなのがいやがったですか……ゆーしゃがまじょさんたおしたらほんとはそのまませめこむきだったんですね。とらぬたぬきのなんとやらですが」

魔女「今この森が所属してる国はちょっと攻撃的なのよねえ。とりあえずそいつらがなだれ込まないように注意してほしいの」

すらいむ「らじゃです ねこちゃん、いきましょうか」

ねこ「にゃあ」


すらいむ「まずは、ほうしんをきめましょう>>862さん、すらいむはいまのとこ”ゆうしゃのなかまをかいしゅうしておく””もりのみんなにそとへのけいかいをよびかける””そとのようすをみておく”というほうしんをかんがえてますが、どいつをゆうせんしたらいいとおもいますか?」

森の皆への警戒ついでに勇者仲間回収
で良いんじゃないの?

すらいむ「ふむ、まずはもりのなかのじゅんかいですね。けいかいよびかけゆうせんで、ゆうしゃがわのまりょくをさがしたりはとくにしません。みつかればらっきーです」

ねこ「にゃん!」

すらいむ「まずむかうべきはいりぐちでしょうね、そこのこたちにひそんでおくようにつたえるのがせんけつです」


森の入口

ちびほむ「キュ?なんかわーわーきこえるの」

みにほむ「なんかおそとざわざわなの」

すらいむ「おっと、ちっこいのがおうちからでてますね」

ねこ「にゃあ」

ちびほむ「あ!すらいむだ」

みにほむ「たまにみるにゃんこだ」

ちびほむ「ゆうしゃのなかまならもうどっかいったよ?」

すらいむ「なぬ……ここにいっぴきいたのですね。ですが、いまはそれよりもそとのさわがしいやつらについてです。あいつらたぶんようしゃないのですがたをみせてはいけません」

みにほむ「まほーつかえるよ!」

ちびほむ「よ!」

すらいむ「まほうがつかえたとしてもですよ。きょくりょくかくれて……そうですね、お花まではがまんしましょう」

ちびほむ「えー?!」

みにほむ「おはなやられたらぼくたちおとなになれなくなっちゃう!!」

すらいむ「またそだてればいけますが、しんだらもともこもありません。やつらどうやらたいぐんのもよう。出るにしても、でていいとしれいがあってからです」

ちびほむ「うー」

みにほむ「むー」

すらいむ「ぐぬぬ、ごなっとくいただけてないもよう」

ねこ「にゃ~?」

すらいむ「おはなのだいじさがつたわってないようですね。おはなやくさは、くすりやどくや、もりのいきもののせいちょうにつかうのです。つよくなるのにひっすなのですよ。しょくぶつはだいたいそんなかんじです」

ねこ「ふみゃ」

すらいむ「いりぐちにつよめのをはいびしておくほうがよいでしょうね」


すらいむ「>>865さん、つぎはどこにむかいましょうか?」

森の外周側で、今の場所から近い場所
外から内に渦巻き状に移動してけば大丈夫か?

すらいむ「うちがわにむかってぐるぐるすすみましょう。となるとつぎいけそうなのはほむんくるすのおうちですね」

ほむんくるすの家

ほむんくるす「?」

すらいむ「いやがりましたか。かくかくしかじかです!ところでおまえは、ゆうしゃのなかまはみませんでしたか?」

ほむんくるす「! ーー! ♪」

すらいむ「なるほど、のっぽのきのところにくろいぼうしがいたと……あいついたくねえですね……あいつあれでしょう?すらいむにいやなききかんおぼえさせたやつでしょう?」

ほむんくるす「~?」

ねこ(ダメな方のショタコンだもんな)

すらいむ「しょうじきいうと、ほむんくるすたちもこどもだとあやういきがします。おとこしぼってできてるからたいはんおとこですし」

ほむんくるす「?? ♪♪」

すらいむ「は?やさしかった? そうぐうしてたのですか」

ほむんくるす「♪♪♪ ~~~///」

すらいむ「え、えっと そうですか。つぎはおとなにしてくれると。というかそれはにんげんであればはんざいこういになることされてますがまあまものですから」←頑張って処理中

ねこ(毒牙にかかったあとだったか)

すらいむ「いや、こわくなかったならいいですけど……またあおうねいわれたってことはこうげきしかけるきはないくさいですね。おとずれるのはあとのほうになりますがあんしんしてよさげ」

すらいむ「いちおう、はやしみちもみておきましょうか」

ねこ「にゃん」

すらいむ「いりぐちのほうにもだれかいたみたいですし、うちがわにむかったならそうぐうしてもいいはず。ぎゃくがわのほうにむかわれてたらあえないでしょうけど」




>>869
魔女の林道で遭遇したキャラ

>>870
秘密の判定をします
1から6までの間で好きな数字をひとつだけどうぞ
僧侶さんのたちいちがきまります

今までのキャラ限定ですか?
しかし誰が居たか正確には覚えていない……

さすがにまとめにかかってますので。今まででたキャラが嬉しいです。
どうしても選べないなら新キャラでも良いけど一切掘り下げませんよ。


すらいむ「あんかまほうのさいしていをするです」

すらいむ「だれがいたかは>>871で、とくしゅはんてーは>>872です」

すらいむ「とくしゅはんていは>>868のトリップにしこんだ6つのもじのひとつをえらんでもらうことになるです。なので1から6のばんごうからおひとつえらんでいただきたく」

ねこ「にゃぁ?」

すらいむ「おつげまちです」

魔女に各部の装備を貰って警戒偵察(逃げ優先)中のセイジ

4

魔女の林道

すらいむ「む?だれかいるごようす」


セイジ「すみません、この森のマップとかないですか」

石像「ワタシタチガツクラレタ当初ノ物ナラ」

セイジ「……ないよりはましか」

すらいむ「なにしてやがるです?」

セイジ「ひっ?!あ、ああ、スライムか……魔女さんに、回復アイテム系を配ってくれっていわれたんだけど迷子になってて」

すらいむ「なるほど」

セイジ「一応人間だからもしなにかにあっても平気だろうっていわれたけど不安で不安で」

すらいむ「しんちゅういちおうおさっしします」

すらいむ「まあ、がんばってせいぜいのりこえるがいいです」

セイジ「あ、あれ?ついてきてくれたりとかは」

すらいむ「するわけないでしょう すらいむにはすらいむのおしごとがあるのです」

セイジ「そんなぁ」

すらいむ「おまえはおまえで、くさばなをきずつけたりしてよけいなしごとふやさないようにきをつけるのですよ」

セイジ「がんばります……」

すらいむ「とりあえず、すらいむとねこちゃんがきたほうこうにほむんくるすのおうちがあるのでそこにくばりにいくがいいです」

セイジ「わかった。ちょっとでも被害がでないように頑張るよ」


すらいむ「さてと……次の場所に向かいましょう」




すらいむ「……! ねこちゃん」

ねこ「にゃっ……」

すらいむ「あそこにみえるは、ゆうしゃのおなかまでしたよね?」

ねこ「にゃあ」


僧侶「ほんとに、魔物がいるの勝手ぐらい静かね……いきなり飛んできて勇者が魔女と話し合いしてるとかいった男にしか会ってないわ……ん?」

すらいむ「はっけんされましたが、だいじょうぶです。ひとりごとはきいていました」

ねこ「にゃあ」

僧侶「スライム?ここまで大型でしかも人語を解するなんて……もしかして、少年兵士をたすけたのがあなた?」

すらいむ「すみかにまよいこんでたやつをおかえししたまで」

僧侶「なるほど、突拍子もない話だと思ってたけど実際に目にすると信じざるを得ないわ」

すらいむ「どのあたりがとっぴょうしないのでしょうか」

僧侶「スライムの知能が高い辺りから」

すらいむ「それはにんげんのかってないんしょうのおしつけです!」ぷんすこ

すらいむ「すくなくともこのもりのこはもりにでるまえにきょういくうけてるので、すらいむにかぎらずほむんくるすやきめらもあたまはちゃんとはたらくです」

僧侶「まあ、その辺はどうでも良いんだけどね」

すらいむ「どうでもいいですと」

僧侶「勇者はどこ?」

すらいむ「まじょさんとサシでおはなしちゅうです」

僧侶「……本当に魔物切らなくてよかったのかしら」

ねこ(まあ、一緒にやってりゃそう思うよな)

すらいむ「はなしあいですむならそうしたほうがと、いってました」

僧侶「そう。まあいいわ。私は彼の決定に従うだけだから」

すらいむ「ひそひそ(ねこちゃん、あいつなんかおかしいです)」

ねこ「にゃっ(たしかあいつ、勇者以外にはあまり関心がないんだよな……一人にしたらこうなるのか)」

僧侶「勇者の所へ行きたいのだけど」

すらいむ「むむ……まじょさんは いったいいちでおはなししたいごようす……それにすらいむもおそとにいるぐんたいのことをもりのみんなにつたえねば」

僧侶「やることがあるならしょうがないわね。自力でさがすわ」

ねこ「にゃ~……(大丈夫か?)」

すらいむ「ふむぅ……すらいむはごあんないできませんが……ほかのこにまかせるのもこわいですね」

ねこ「うにゃ、にゃん」

すらいむ「ねこちゃんてきにはつよいやつにおまかせしたらどうかということですか?」

ねこ「にゃっ」

すらいむ「ふむ……つぎにむかうさきはきむずかしやのいえあたりになりますから、やつにまるなげましょう」

気難し屋の家

すらいむ「たーのもー」ゴンゴン

気難ホム「おい、だからむやみに……げ」

すらいむ「だいじょうぶです。ゆうしゃはいままじょさんとおはなししてるためこいつもてだしするきはないもよう」

僧侶「……」

気難ホム「そう言われてもな……そう言う装備の奴らにこれまで何されたかはよく知ってるだろ」

すらいむ「それもそうなのですが、いまはぶっちゃけこいつよりももりのそとのほうがやっかいです」

気難ホム「森の外?」

すらいむ「にんげんがわ、ゆうしゃにつたえることなくとうばつようにぐんたいはけんしてたごようす」

気難ホム「なっ……もっと早く伝えろ!」

すらいむ「いまつたえてまわっているところです」

気難ホム「さきゅぱすが見回りにでたばっかりなんだよ!探してくる!」ダッ!

すらいむ「ああっ……いってしまいましたね」

ねこ「うにゃっ」

すらいむ「しかたないです、つぎにいきましょう」



すらいむ「そろそろあるていどはつたわったとおもうのですが」

僧侶「そう、ならそろそろいいかしら」

すらいむ「まだあえてないやつもいるです。とくにきぼーずきとおおがらにはつたえておきたいのですが」


>>882
次の場所(広場)であったキャラ

希望厨

広場

すらいむ「おや。いましたね」

希望ホム「やあ  勇者の仲間を拾っていたみたいだね」

すらいむ「ええ かいしゅうしておかないとやっかいなことになりました。そのけんについてもおまえにでんれいおねがいしたく」

希望ホム「ボクに役立てる事なら言ってよ。魔法の腕が使えないのは不満だけど……何も起きないための準備も必要だよね」

すらいむ「もりのそとににんげんのむれがきてやがります。いのちだいじにをみんなにつたえてください」

僧侶「群れ……ああ、たしかに、勇者の事を信頼せずに暴走している群れね」ハァ

希望ホム「さっき勇者と魔女さんの話し合いの件伝えた時もだけどその人大丈夫なの?」

ねこ「うにゃ……」

希望ホム「微妙そうだね」

すらいむ「すらいむもつたえてまわっていますし まじょさんにいわれてセイジもこうどうしているのですが、どちらもきどうりょくたかくないのでおねがいします」

希望ホム「わかったよ。できる限り急いで伝えてくる」

すらいむ「あ、あとついでにですよ ゆーしゃのなかまのもうひとりがどこにいたかをしりたく」

希望ホム「あー……ボクが見つけた時には一番高い木のとこにいたけど……ちょっとまってね」

  ふわっ       すとん

希望ホム「まだいるみたいだよ。目印になりそうなところから動かない方針みたいだね」

すらいむ「なるほど……>>888さん、ここはゆうしゃのなかまのまほうつかいを回収すべきですかね?」

更新きてた、乙

回収する

勇者パーティー全員集めちゃえ

すらいむ「ふむん……やはりかいしゅうしておくべきでしょうね。めのとどくとこにおいとくがぶなんです」

希望ホム「外にも不穏因子があるなら、穏便に済む方は何とかしておきたいものね……じゃ、ボクは連絡に回ることにするよ。
  大柄くんに先ず伝えて、森の入り口を守ってもらっておいたほうが良いだろうね」

すらいむ「そのへんはおまかせします。じゃあ、まほうつかいがいるとこにいきましょうか」

ねこ「にゃん」


長老樹のそば

魔法使い「うーん……ここなら目立つと思ったんだけどな」

魔法使い「おいしいショタにチュッちゅしたぐらいしか成果がな……ん?」

僧侶「あなたまた誰かに手を出したの?」

魔法使い「おー、遅かったな  魔物つかいに転職したのか?」

すらいむ「すらいむはこやつにつかわれたりしてないです」

すらいむ「あー……こじんてきにはきぶんがのらないですが、ゆうしゃのなかまのかいしゅうにきましたよ」

魔法使い「あっ、お前先日の少年に変身していたスライムか!」

すらいむ「そのとおりです。きさまをみるだけではだなどもっていませんがさぶいぼできるここちですよ」

魔法使い「あんな美味しそうな子に変化している方が悪い」キリッ

ねこ「ハァ……」

魔法使い「ねこにため息つかれた」

僧侶「私もため息ぐらいつきたいわ……で、私たちをそろえたのはいいけどどうするの?」

すらいむ「ゆうしゃとまじょさんのはなしのすすみぐあいにもよりますが……とりあえずもりのみんながけいかいしなくてすむようまじょさんちにごあんないするです」

僧侶「ようやく、彼に会えるのね」うっとり

魔法使い「勇者キチだもんなあお前」

すらいむ「すらいむとしては、わだいのゆーしゃごいっこうがここまでへんたいぞろいだとはおもってませんでした」

魔法使い「いやいや、人間はこういうもんだって。普通普通」

ねこ「フーッ!!(一緒にすんな!)」

すらいむ「こんなかわいいねこちゃんにツッコミをいちにんさせて、おとなとしてはずかしくないのでしょうか」

ねこ「……にゃっ」

すらいむ「そうですね、そうそうにまじょさんにあずけて、すらいむたちはもりのそとのことをなんとかしなくては。ただまってくれてかえるだけならいいですが、そうならなかったときにそなえるのです」

魔法使い「外?」

すらいむ「にんげんどもがおしよせてきてます。へいしとかいうれんちゅうですね」

僧侶「軍隊を外に待機させているみたいよ」

魔法使い「……森は他の場所との争いを抑えるための抑止力って話を蒐集家から聞いてると、間違った行動に思えちまうんだよなあ……なんでそんな血気盛んかねえ」

すらいむ「にんげんにもわからんにんげんのことを まものにきかれてもこまりますよ  まじょさんのいえにごあんないします ついてきてください」

魔女の家


すらいむ「ここです。もうおはなしあいはおわったでしょうか」

  ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!

すらいむ「?!」

ねこ「うにゃっ?!」

魔法使い「何だ?!何が起こった?!」

僧侶「……大砲の音ね。軍隊が攻撃を仕掛けてきたんじゃないかしら」

 ガチャッ!!

勇者「っ!!  僧侶、魔法使い!来てたのか!」

魔法使い「おいおい、どうなってんだよコレ?!」

魔女「あらー、お嬢さんたちいらっしゃい♪でもおもてなしする暇はないのよねえ~」

魔女「そこの僧侶さんのお察しどおり、どうも外の人間たちがガマンできなくなっちゃったみたいね。勇者一行がいるのに攻撃を始めるだなんてせっかちねえ」ウフフ

すらいむ「わらっているばあいではありませんよ?!」

魔女「そうなのよねえ、外交的にももうちょっと大人しくしておいてほしかったんだけど……こうなっちゃ仕方ないから、兵士たちをお掃除しなきゃね」

勇者「……っ……さっきまでの話は……もう、お流れだな」

魔女「そうね。少なくとも今入り込んでる連中は生死問わずに排除するわ。
  人間が迷い込んでも殺さないようにする。あなたの出してきた望みはそれだったわね?
  私としても、悪評が抑えられるならいいかなーと思ったのよ?けど……こんなことしてきた相手には、さすがに無理よ」

魔女「いきましょう、スライム。旅人ちゃんや元勇者の男くんも戦闘にでてくれてるわ。まずはその子達のフォローに行くわよ」

すらいむ「りょうかいしました」

ねこ「にゃあ!」

すらいむ「ねこちゃんは、ジュナといっしょにおるすばんです」

ねこ「にゃっ?!」

すらいむ「……けがしてほしく、ないので」

ねこ「にゃあ……」

すらいむ「いきましょう」

魔女「ええ、そうね」

魔法使い「……魔女達は行ってしまったが、どうするよ?」

勇者「……それでも、人を殺させるわけにはいかない。魔物にやられる前に兵士たちを止めよう」

僧侶「すでに魔物と交戦状態にあった場合は?」

勇者「流石に話をしていて魔女から森の魔物たちへの思い入れを聞いた後だと、魔物の方を排除するのは気がひけるな……極力兵士の方を止めよう。魔物が興奮していても殺さず抑えるだけだ」

僧侶「貴方の方針がそうだと言うならば」


ねこ「……うにゃ……(まいったな)」

ねこ(大人しく留守番している気はないんだが……乱戦状態になっているなら危険なのに変わりはない)

ねこ(俺は、どうするべきなんだろうか)


>>896
1:魔女の家に入る(入った後何をするかも)
2:森のどこかに向かう(今まで地名が出た中で、行く場所をえらぶ)


ねこ(……やはり心配だ。変な木がたくさん生えてた泉の方に行ってみよう)

ジュナ「ピピッ」

ねこ(おとなしくここにいてくれるみたいだな)


精霊の泉

ねこ(ここに来るまでにもだいぶ魔法が飛び交っていたが、ここは……?  !)

兵士A「それっ!」ブンッ

ちびすら「!!」ひょい

兵士B「くそっ、すばやいぞこいつら!」

兵士C「逃がすな!少しでも戦力を減らせ!」

ねこ「にゃーん!」

兵士A「?!」

兵士B「おい!油断するな!」

精霊「もっと油断してくれても構わないのよ?  えいっ!!」

 せいれい は 水の魔法 を となえた!  兵士たちに300のダメージ!
 兵士Aはきぜつした 兵士Bはきぜつした 兵士Cはきぜつした

精霊「ねこちゃんに小さい子たちも、泉の方に集まって!」

ねこ「にゃあ!」

ちびすら「~~;」

みにすら「!  !!」

精霊「よしよし、怖かったわね……ここには腐肉樹林の臭いのおかげで、人間はあまり来てないみたいだけど、魔法の気配も戦闘の気配も伝わってくるし……」

ねこ(精霊がここを守っていれば一応安全と言えば安全なんだろうか)

精霊「ねこちゃん、ここにいてくれるかしら?」

ねこ「にゃっ?」

精霊「私はあまり攻撃得意じゃない方の精霊なの。これ以上人間が流れ込んできたら対処できないわ……ちびちゃんたちから聞いてるけど、にゃんこの割に強いんでしょ?」

ねこ「にゃあ……」

ちびほむ「はぁ はぁ」タタタタッ

みにほむ「うわああああん!!」タタタタタッ

兵士D「こっちに魔物が逃げ込んだぞ!」

ねこ(また戦闘か!)

ねこ「にゃーん!!」

兵士E「ねこ?!」

兵士D「いや、鳴き声だけだ!この森の魔女は合成動物も作れるらしい、強力なキメラが出てもいいように準備しておけ!」

兵士E「ならば、増援を待ったほうが……」

ねこ(よし、いい具合に攪乱できているな……シーフとしてのスキルを使うかどうするか)


>>901
盗賊スキル(盗む)を使う?
1:つかう(どちらから何をぬすむかも)
2:つかわずちいさいホムンクルス達と連携をとる
3:様子を見る



がんばれ

ねこ(いや、今は連携が先だ。奴らの足が止まっている隙に)


ちびほむ「こわい……かも」

ねこ「にゃっ!!!にゃにゃっ!!」

みにほむ「うう……ねこちゃんにしかられてるきがする」

精霊「君たちも魔法は使えるのよね?あいつらが来た時すぐに退治できるようにしないと」

ちびほむ「ま、まほーつかえるもん  がんばるもん!」

精霊「今のうちに強烈な一撃が出せるように、皆準備するわよ」


兵士D「ここかっ」ダッ

兵士E「大型の魔物はいるか?!」

  ちびほむの プチウォーター 兵士Dと兵士Eに10のダメージ

兵士E「くそっ、さっきの魔物の方か!」

  みにほむの サンダー  兵士Dと兵士Eに100のダメージ
  兵士Dはマヒした

兵士D「あががががが」がくっ

兵士E「くそおっ!!」

  兵士Eのこうげき 精霊はみにほむをかばった! 精霊に200のダメージ!

精霊「いっ……!!自然の精霊に手を出すなんて、ずいぶんなことするわね!」

兵士E「くっ  何故だ?!何故、神の威光に近い精霊が魔物に味方しているんだ?!」

  みにすら の たいあたり!  兵士Eに20のダメージ
  兵士Eは泉に落ちた

  ボシャッ   ザバッ !!  ザバザバッ!!  ブクブクブク……

ねこ「にゃ……」

精霊「一応、生かしておいてあげる?」

ねこ「にゃあ」

精霊「しょうがないわねー。よいしょっと」

  ザバッ

兵士E「ゴホッ  ゴフッ」

精霊「泉の水で捕獲しておくわ。そこで痺れてるのや倒れてるのもこっちにちょうだい」

ねこ「にゃ」

ちびすら「!」

 兵士たちは つかまってしまった

精霊「水で檻を作って中央近くにまとめておいたわ」

ねこ「にゃ」

精霊「他の兵士がきても、これを人質にすれば大丈夫だと思うわ」

ちびすら「もう、だいじょうぶ?」

精霊「わからないけど……話を聞く相手なら牽制はできると思うわ」

ねこ(なら、ここはちっこいのと精霊に任せておいても大丈夫か?)


>>905
1:泉でちびたちの面倒を見ておく
2:他の場所に行く(今まで地名が出た中で、行く場所をえらぶ)
3:お留守番しに戻る

明らか非戦闘地域ってーと2
ぬいぐる里

ねこ(ここはもうだいじょうぶそうだな)スタスタ

精霊「ねこちゃん、どこかへ行くの?」

ねこ「にゃーん」

精霊「……あのスライムにあまり心配かけちゃダメよ。あの子、森の子には若干ツンデレ入ってるけど仲間意識だけはすこぶる強いから、何かあったら大変よ?」

ねこ「……にゃっ」タッ

ちびほむ「いっちゃった」

みにすら「~」プヨン

ちびすら「……」ぺとん

みにほむ「あっちがわはおくのほうだし、きっとだいじょうぶだよ」


ぬいものの里

ねこ「……!!」

  ゴゥ  ゴゥ

ねこ(燃えている……?!だれか、誰かいないか?)キョロキョロ

ねこぬい「うわああああああああん!!」だきっ

ねこ「!」

ねこぬい「本物のねこさん!!」ぎゅっ

ねこ「にゃっ?!」

ねこぬい「にんげんが、にんげんがきて  うううっ」

ねこ(語尾はキャラ付けだったのか……"にゃ"とつけられないぐらいおびえている)


>>908
1:すぐにねこぬいをつれて逃げる(逃げ先は魔女の家に固定)
2:状況を把握するためにちょっととどまる
3:そのほかにやりたいこと(1の逃げ先を別の場所にしたいときもここ)

ねこぬい「なにかがずれたきがする!!」ひいいい

ねこ(こういうときは安価下、といえばよかったか)

ねこ(まずは、周囲の様子を見ないと)

ねこぬい「うっ ううっ」カクブル

ねこ(木を主につかっていたぬいぐるみたちの家が燃えている……それに、今まさに燃えているぬいぐるみたちもいるみたいだ)

ねこ(泉に来たのとおなじような鎧の兵士たちが、火をつけている  誰だ、こんな指示をしてるやつは?!)

ねこぬい「に、にげよお にげよおよお」

ねこ「にゃ……  !!」

ねこぬい「うあわああああ!!」ぶらんっ

ねこ(やばい!!)シュタタッ

ねこぬい「置いてかないで!!!!!!おいてかないでえええええ!!!!!!!!」

兵士「伍長!!逃げたモンスターをとらえました!!もう一匹何かいるようです!!!」

伍長「極力捕まえて排除しろ!動物にしろモンスターにしろ、汚らしい魔力に汚れているんだ!燃やせ!燃やして浄化するんだ!」

ねこ(あいつは……たしか、見たことがあるぞ。俺たちが助けてやった男じゃないか!魔王軍の侵攻で子供がって言ってたな)

伍長「勇者様たちも、同じ気持ちのはずだ……彼らが心を抑えねばならない以上、命をもらった俺達がやらなきゃいけないんだ……」

ねこ(くそっ……せめて、ねこのぬいぐるみぐらいは助けてやりたいが……)

ねこ(このまま姿を現すのはまずい……本格的に自分を追い詰めてイっちまってるやつが、動物一匹とはいえ見逃してくれる気はしない)

ねこ(くやしいが、せめて、誰かきてくれないと……!!)

 ブンッ
     ガキィン!!

兵士「うぐっ!!」ドサッ

ねこぬい「うひゃっ」ぽてっ

伍長「!?」

男「ココを、こうげきするのは、やめてヤレ  弱いものイジメハ、神のミチビキではナイ」

ねこ「!!」

伍長「魔物かっ!!」ジャキッ!!

男「……マモノにサレタ、勇者のヒトリダ。廃業シタつもりハ、ナイ」

伍長「放火停止!!この魔物への対処にあたれ!!」

兵士達「「「「了解!!」」」」


ねこ(いまのうちに……!!)


>>914
1:ねこぬいをつれてにげる(場所も併記)
2:じぶんだけにげる(魔女の家に固定)
3:村の中で無事なぬいぐるみを探す

1
魔女の家

ねこ「にゃあっ!!」しゅたっ

 ぐいぐいっ

ねこぬい「ほんものさん!!」

伍長「?!   ガッ!!!」ばきっ!!

男「余所見はイケナイと、おもウゾ」

男(なにをしているんだよ!!早く逃げて!)

ねこ(すまない、任せた!こいつ見捨てるのは後味悪いし、連れて行くぞ!)

男(派手にやってれば、空で警戒してる旅人の女が来るはずだ、こっちはなんとかなる!)

ねこ「うにゃっ!!」タタッ

ねこぬい「まってぇ!!」ぽてぽてぽてぽて


魔女の家

ねこ「……にゃあ」

ねこぬい「うぐっ  うっうっ」すんすん


ジュナ「ピピッ」

ねこ「うにゃっ」

ねこ(しばらくは、ここで待とう……なんだかんだで、一番安全なはずだ)

ジュナ「チチチッ ピピッ」ツンツン

ねこ「うにゃ?」

ジュナ「ピィ」てこてこ

ねこ「?」てこてこ


魔女の自室

ねこ(魔女の部屋の扉があいている)


>>917
1:入る
2:入らない

ねこ「……うにゃっ」

ジュナ「ピッ?」

ねこ「……」スタスタ

ジュナ「ピピッ」てこてこ

ねこ(勝手に入って困ったことになったら困る。見なかったことにしよう)


ねこぬい「……」

ねこ(こいつは泣きやんだ後ずっと呆然としているみたいだ)

ジュナ「ピッ  ピピッ」

ねこぬい「……」

  ガチャッ!!!

ねこぬい「!?」ビクッ

バタン!!

セイジ「はぁっ  はぁっ……やっと、かえりつけた……」へたっ

ねこ「にゃぁ」

セイジ「ねこちゃんか……君もここに逃げ込んできたのか?  ん?」

ねこぬい「~~~~~!!!」頭抑えしゃがみ

セイジ「……ぬいぐるみか。大丈夫か?こんなボロボロになって……」

ねこぬい「う ううう」びくびく

ねこ「にゃあ」ぺろぺろ  すりすり

セイジ「うん?なんだ?どうした?」なでなで

ねこ「にゃぁ」すりすり

ねこぬい「……  ほんもののねこさん このにんげんは あんしんなの?」

ねこ「にゃあ」

セイジ「……なんだか、きみもひどい目にあってたみたいだね」

セイジ「……みんな、無事かなあ……」グスッ

ねこ(こっちはこっちで、森の中抜けて戻ってきたから不安みたいだな)

ねこ(俺たちは、もうここで待つしかないな……せめて、あいつだけは無事でいてほしいけど)


森の入り口付近

すらいむ「やああああああっ!!!」  ドンッ

兵士「うぐうっ!!」

大尉「くそっ、魔女はぎりぎりまで引きこもっている可能性が高いと思っていたが……」

魔女「残念ながらねえ、私は自分の子達が傷つくのは嫌なの。こんなにめいっぱい武器もった人たちが来たら、まだ小さい子達が大変な目にあっちゃうでしょ?」

大尉「人間たちを食ってきたくせに、よく言う!!」ジャキン!!  ブンッ

魔女「私の力の一端を見ておいて、向かってくる蛮勇だけはほめてあげる でもね?」

  ビタッ!!

大尉「~~~~っ!!!!(動けない?!)」

魔女「敵意を持つものは私に触れられないの。ごめんなさいねえ?この体の生まれ持った特性なのよ」

魔女「だから、逃げ隠れする必要はないの。だれとだってお話にもちこめる。……でもそうしてこなかったのは、あまりにアンフェアだからよ?こっちが強大な力をもってるのに何もできない状態でお話しましょうって言っても、殺されたくなくってただただ首を縦に振るだけになっちゃうじゃない?」

すらいむ「そんなすごいことができるならなぜすらいむがせんとうせねばならぬのですか」ゼイゼイ

魔女「動きが止まるのは私に攻撃しようとした時だけだもの~。それに、私が攻撃魔法使うと周りをまきこんじゃうのよねぇ」

魔女「……ともあれ、今回の現場での最上官はあなたでしょ?捕まえさせてもらうわね」ぐいっ

大尉「~~~~っ!!!!」

兵士「く、くそおっ!!!」ブンッ  ビタッ  ガランッ

魔女「飛び道具や魔法もだぁめ♪ というかあなた兵士だけど剣を使う剣士でしょ?自分の武器は大事になさい?」

魔女「……さて、号令を出しなさい。全部隊、攻撃を停止すると」

大尉「……  断る」

魔女「そう」ググッ

大尉「う がっ」メキメキ

魔女「勇者さんたちに、人間に危害加えたら討伐するって言われてたけど、いう事聞いてくれないならしょうがないわ」

勇者「やめろ!!!」

魔女「あら、思った以上にお早い到着ね♪」

僧侶「勇者、今さっきのを聞いていたわね?おそらく攻撃は魔女には通らないわよ」

勇者「……指揮官さん、頼む、ここは作戦を停止してくれ」

大尉「……名のある勇者が……魔物に加担するのか……?!」

魔法使い「俺達が森に入った段階では、魔物は敵意を持っていなかった。こちらから攻撃しなければここには敵性存在はいない」

勇者「俺達がここに来るまでも、子供の魔物を介抱したり、返り討ちにあった兵士やその仲間を止めながらだった。たのむ、無駄な血は流すべきじゃない」


すらいむ(……まじょさんまわりのことで、ほかのにんげんたちもそちらにちゅうもくしてます……)チラッ

すらいむ(ねこちゃんは……まじょさんのいえにいますね。よかった、そっちのしんぱいはしなくてよさそうです)ホッ


魔女「……どうするの?あなたの一言で、人間が魔物の別界隈とケンカしちゃうかどうかが決まるわよ?」

大尉「所詮は魔物だろう…っ!!」

魔女「うーん……どうも、この部隊は魔物へのヘイトたかめな人達で構築されているみたいねぇ……じゃ、しょうがないわ。みんなまとめて寝てもらいましょ」

大尉「っ  うぅっ」ガクッ

兵士「う、わっ」バタッ

兵士「~~」バタン

勇者「おい!何をしている?!」

魔女「殺しちゃダメだから寝かしつけてあげてるのよ。本当なら派手にやってあげて恐怖でいう事聞かせたほうが早いんだけど……あなたたちに討伐の口実をあげるのはいやなのよねぇ」ウフフ

弓兵「ぐっ……こうなったら、せめて!!! うてー!!!!!」ビュンッ

弓兵たち「うおおおおおおお!!!!」

すらいむ「!」サッ

すらいむ「ここでけんかうるのはほんとにいいどきょうしてるです」ドムッ

弓兵「グハッ!!」

すらいむ「まじょさんのまほうはひとりづつかけてるようなので おまえたちはすらいむがこらしめておきましょう」

僧侶「勇者、あれはいいの?」

勇者「……手を出したのは、兵士たちの方だからな……」

魔女「かしこいわね、勇者さんたちは……なわばりを犯さないっていう当然のことを、皆がもっと守ってくれたらいいだけの話なんだけど」

魔女「……さて、今起きてるのは伝令兵ぐらいかしらあ?伝えてきなさい。あなた方の本丸が無力化したことを」

伝令兵「ひっ  ひいい!!!」



~数日後~

旅人「ただいま」

希望ホム「ただいまもどりました」

魔女「あら、おかえりなさい。この辺りに関することが人間たち側で話がついたとみていいのかしら?」

旅人「そのようだね。この辺りの支配権を現状持っていた国が破棄したそうだよ」

魔女「それはそれで乱暴な結末ねぇ。近くの村の人とかどうするのかしら?」

旅人「避難を促してはいるけれど、そもそも支配権を放り捨てたわけだからね、今住んでる人達の自己判断だってさ」

魔女「……そう。なにはともあれ、情報収集お疲れ様。良いお茶淹れるわね♪」


森に攻め込んだ軍隊は、指揮官及び指揮系統を魔女により停止させられたことで侵攻を止めた。
森の中の被害も少ないとは言えず、魔物にも兵士にも死傷者がでてしまった。

森の中で最も被害が大きかったのは、戦闘できる者がおらず、尚且つ周囲と隔離されていたぬいものの里だった。
戦闘が激しかった広場および、森の入り口すぐでは、有力な魔物がいたために魔物側の被害は抑えられていた。

死亡、および魔物側に大きな被害を出した兵士以外は派遣した国に返却された。
彼らの証言から、森の魔物の凶悪さを過小評価していた事、並びに勇者の証言から森に入らなければ被害は殆どないであろうことが認められ
黒の森と呼ばれるその場所に関わることを国は放棄した。


すらいむ「……ということらしいです」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「いちじはどうなるかとおもいましたが、まじょさんがでるとはなしがはやいですね」

ねこ「にゃっ」

すらいむ「すらいむもつかれてしばらくすみかでゆっくりしていましたけれど……じょうきょうがきまったようですし、ほかのようすでもみてみましょうか」

ねこ「にゃあ」

すらいむ「>>927さん、どこのようすをみにいきましょうか?」


今日はここまでです。あまり大変な事にはなりませんでしたが、ここからはエピローグ的なものに入って行きます。

森全体をふらふら

魔女「さすがに放置期間長すぎるわよね……ということで、少しだけ連絡よ」

進捗→エピローグ書き溜め中

魔女「50レス前後を目標にしているみたいだけれど、何処から何処まで入れるか迷いつつみたいだからもうちょっと待っててねぇ」

セイジ「どこに向かって話しているんですか?」

魔女「うふふ♪特殊な魔法で異世界とお話しているのよ」

セイジ「ここが異世界なのに?」

魔女「一個異世界があるならほかにも異世界があったっておかしくないのよねぇ♪うふふふふっ」

セイジ(あんなことがあったのに、この人いつも楽しそうだな)

魔女「ところで、あなたも準備があるんでしょう?進んでいるの?」

セイジ「おかげさまで、荷物はまとまりました」

魔女「そう。出発は明日よね。寝坊してお見送りいけなかったらごめんなさいね」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom