少女「あなもいじめられてるの?」
男「え………?」
そこには少女が立っていた
学校屋上
男「(誰だろう…同じ色のネクタイだし同じ学年かな)」
少女「どうしていじめられてるの?」
男「(しかもいきなり「いじめられてるの?」って…)」
男「(確かに事実だけど…)」
少女「あなたは私と同じ目をしている…」
男「…目?」
少女「えぇ…いじめられてたあの頃の私と同じ」
男「(この子も虐められられてるのか…)」
少女「ねぇあなたは何で虐められてるの?」
男「(何だろう…この子…)」
少女「………」
男「………」
男「………知らない」
少女「そう」
キンコーカーコーン
男「あ……」
少女「………」
男「あの…教室に戻るから」
少女「いじめられるのに?」
男「………っ!」
少女「そうでしょ…?」
少女「なんで自分から虐められに行くの?」
男「…………」
バタン
次の日
男「(昨日の子居るのかな)」
ガチャン
屋上
そこには昨日の少女が居た
少女「君今日も来たんだ」
男「君こそ今日も居るんだね」
少女「私はここにしか居られないから」
男「…?」
少女「ねぇ」
男「…なに?」
少女「君の人生楽しい?」
男「え?」
少女「だってそうでしょ。友達も居ない。虐められる。楽しいことなんてないじゃない」
男「………」
少女「それとも君はかなりのマゾなの?」
少女「いやここまで来るとマゾってより変態かな」
男「(な、何なんだよこの子…」
少女「ねぇ変態君」
男「…戻る…」
少女「どこに?教室に君の場所なんかないでしょ」
男「……」
少女「貴方は私と同じ運命をたどるべきなのよ」
男「………」
ガチャン
次の日
男「(屋上に行きたくない…またあの子に会うかも。どうも苦手だ)」
男「(でも確かにあの子の言うとおり教室に僕の居場所も)」
男「(そうだ…図書室なら…)」
図書室
ガラガラ
生徒1「え…あの人噂の…」
生徒2「いつもいじめられてる」
生徒3「うわー…」
男「………」スッ←椅子に座る
女「隣良いかしら?」
男「………」
女「ねぇ」
男「………」
女「ちょっと!」
男「え?」
女「隣座って良いかしら?」
男「え…でも…」
女「あなたの隣意外に席が空いてないのよ」
男「あ…うん…」
女「」スッ←男の隣に座る
男「(なんで隣に座れるんだ…)」
生徒1「うわーあの人、隣に座ってる」ヒソヒソ
生徒2「ちょーまじ」ヒソヒソ
男「(こうなるのに…)」
女「私をあんな奴らと一緒にしないで」
男「え?」
女「別にあながいじめられてるからどうとか思ってないから」
普通の言葉だった…はずなのに
虐められ過ぎて感覚がおかしくなってたのか
きっと学校でこんなこと言われたのは初めてだ
僕が案外単純なのか
男は女に恋をした
その日以来
男は屋上には行かず図書室に行くようになった
その日以来
男は屋上には行かず図書室に行くようになった
数週間後
男「(今日は確か図書室が空いてないんだよな…)」
男(……久しぶりに行くか…)」
屋上
男「居ない…」
あの少女の姿は無かった
男「」キョロキョロ
少女「誰を探してるの?」
男うわっ!?」
男「(いいいつの間に)」
少女「久しぶりね」
男「………」
少女「あなた恋したんでしょ?」
男「…!?」
少女「何で知ってるの?って顔してる」
少女「まぁおしえないけどね」
男「………」
少女「その恋はどうせ叶わない」
少女「君もわかってるでしょ」
少女「もう良いんじゃない?」
男「………」
少女「そんな叶わない夢見たって楽しくないでしょ」
少女「私と一緒に行かない?」
男(行く…どこに)」
少女「そこなら虐められる心配もない」
男「(何言って…)」
少女「ほら」ガシッ←男の手を掴む
男「…!!!!」
少女「ここから一緒に飛ぼうよ」
男「飛ぶって…は?は?いやいや屋上だし…飛んだらタヒぬ…」
少女「そうね。でも今の君の人生もタヒんでるようなもんじゃない」
少女「大丈夫よ。私も一緒だし。あっちの世界は良いわよ。」
少女「ねぇ?」
男「(ぼ僕は…)」
|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' ④ <コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ミ ピャッ!
| ④
ここから一応2つ展開がある
baddoendかhappaend
さきにbaddoendを書こうと思う
いい忘れた
id変わった>>1
男「……楽になりたい」
男「確かに君の言うとおりかもしれないね……」
男「もう嫌だ…」
少女「あっちに行けば楽になれるわ」
少女「さぁ行きましょ」
スッ
――――――――――――――――――――――――――――――――
ドガッ
グシャ
翌日
テレビ「次のニュースです。今朝未明〇〇〇学校で男子生徒一人の遺体が見つかりました。警察は…」
1年後
学校屋上
少女「あなたも虐められてるの?」
生徒「……え?」
そこには少女がたっていた
baddoend
おわり
ひとまず乙
>>13から続き
happaend編
男「…嫌だ…」
少女「え?」
男「確かに今の人生は辛い…でも…」
少女「そんな辛い思いをしてまで生きる価値のある人生じゃない」
男「…っ!?それでも生きたいって思うんだ!なんで君はそんな…」
少女「………」
少女「私はもうタヒんでるの」
少女「私も虐められたのよ。辛かった本当に…」
少女「もう生きるのを…そして私は自殺した。」
少女「この屋上で飛び降りて」
男「な、なに言って…」
|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' ④ <コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ミ ピャッ!
| ④
少女「別に信じてもらわなくても良いわ」
男「………」
男「…信じるよ」
なんでだろう
普段なら信じれないのに
この時は…
少女「そう。信じるからあっちに連れてくのを止めるなんてないから」
男「…君は自分がいじめられてその…だから僕をあっちに連れてこうとするんだよね」
少女「えぇ。そうなるわね」
ダメ元で言ってみる
男「君の分まで…」
少女「え?」
男「君の分まで頑張って生きるから…見逃してくれないかな?」
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