妹「一週間でふられた?」 男「ああ」 (57)

妹「一週間て...随分早いね。」

男「な、TSUT◯YAのレンタルかと思っちゃうよな。」

男「100円で借りれるんだよなぁ、TSUT◯YA」

男「お、TED2借りてたのか。タイムリーだな」

妹「それはG◯Oで借りてきたの...」

妹「じゃなくて!なんか冷静すぎない?お兄ちゃん」

男「ここまで早いと逆にショックは薄いよな。」

妹「悲しくないの?好きだったんでしょ」

男「不思議と」

妹「ふ~ん...」

男「なんか、いろいろ相談したのに悪かったな。」

男「とりあえず風呂入って寝るわ、おやすみん」ガチャバタン

妹「お、おやすみ...」




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1456503886

はぁ...結構いろんな人に言っちゃったんだけどな

友とか絶対からかってくるだろ、だるいな。

つーか、彼女同じクラスだし、気まずいな...

.......

いや、元カノか。

はぁ~。

ま、あと一週間で春休みだし...クラス替えで離れるだろ。

......しかし風呂最高だな~

父「いや~今日も疲れた疲れた」ガチャ

男「ちょっ?!」

父「おう」

男「いやいや、急に入ってくんなよ!」

父「おお、すまんすまん」ガチャ

男「ったく」

父「take2だな」ガチャ

男「なんでまた入ってくんの!?」

父「急に入るなと言ったのはお前だろう」ソローリ

男「いや、忍び足でこいって意味じゃないから!」





チュンチュン

男「朝か...」

男「ふわぁ...」ノビ~

男「飯食お」スタスタ


妹「おはよ、お兄ちゃん」

男「うい~」

父「おお、男おはよう」

男「お、おはよう...」

男「(オヤジの顔見ると股間のぶら下がってた馬がフラッシュバックする...)」

妹「??」

妹「はやく食べて。置いてくよ~。」

男「はいはい」ムシャムシャ

男「中学校っていつから休みなん?」

妹「明後日」

男「まじか早いな。いいなぁ」

妹「別に~、どうせ部活三昧だし」

男「陸上部大変か?」

妹「まずまず。それより最近足が太くなってきたんだよね」

男「そうか?」ジー

妹「見んな!!」

男「確かに、2mmほど太くなってんな」

妹「だから見んなって!!」ガスッ

男「げふぅ」



期待

ザワザワガヤガヤ

男「おっす~」ガラガラ

シーン...

オ、オハヨー、オッスー

男「(...むーん、しゃーなしか)」

友「よっ!昨日のジャンプ読んだか?」

男「(あれ?)」

男「いや、俺は純文学しかよまんからなぁ...」

友「う~ン、そのボケは28点!」

男「きびしいな」

友「精進いたせ!」

男「なに目線だいったい...」

クラスメイト一同「(へ、平常運転みたいだな...)」

男「(そういやあいつどんな感じなんだろう)」チラッ

元カノ「...」ジッ

男「(あれ、目があったぞ?)」

元カノ「...」スッ

男「(ん、勘違いか)」

友「おい、聞いてんのかよ男」

男「お、おお、すまんなんの話だっけ?」

友「だから、カービィは64が一番おもしろいって話だよ」

男「渋いな...」


キーンコーンカーンコーン

友「さぁ~飯だべ飯だべ」

男「学食行くか!」

友「今日はあれの日だぞ!」

男「生理か!」

友「あほか!」

友「ゴージャス定食の日!」

男「なんだ、そっちか」

友「おまえねえ...」

男「急ぐぞ!」

男「40分で支度しな!」ダッ

友「おっそ!!!!」ダッ


ワイワイガヤガヤ

友「こ、こんでんな~。ゴージャスは諦めるか...つーかもはや座れんで...」

男「こんでんな~、座れんで...座れんで...座れんで...」

男「スウェーデン!!!!!!」

男「ソーレッ⭐︎」ダダダダダダダダダ

男「ここ!スウェーデン!」

友「君のハートにレヴォリューション!」

男「決まったな...」

友「ああ...」

女「なにバカやってんのよ...」

男「おっ、急にどうした椿鬼奴よ」

女「誰が椿鬼奴よ」

女「はい、買っといてあげたわよ」スッ

友「すまんな、吉本新喜劇のチケットなんて」

友「いくらだった?」

女「ボケ長いわね!それともそのゴージャス定食のチケットいらないの?」

男・友「ありがとうございます」

女「つーかあんたガチなの?あの話」

男「ああ、妹の2mmの話か。あれはガチだ」

女「なによその話。元カノさんの話よ」

男「なんだ、そっちか」

男「本当だよ、昨日急にメールでな。」

女「そうなんだ...驚いたわね」

男「いや、そんなことより友がいじってこなかったのが驚きだな」

女「あー、それは確かに」

友「おいおい、俺をなんだと思ってんの」

友「けじめはつけるぞ?」

女「へえ、なんか意外」

男「なんか、気を遣わせて悪いな」

女「なによ、あんたもらしくないわね」

男「まあ、あんま気にしてないから。普段通りで頼む」

友「もとより俺はそのつもり!」

男「さすがレヴォリューション伯爵ね」

友「なにそれ?」

女「ええ、さすがね。レヴォリューション伯爵は」

友「だからなにそれ!!?」

男「お前は順調なの?」

女「ああ、彼氏?」

友「大学生だっけ?」

女「そうよ~、まあ普通よ普通。可もなく不可もない。」

友「それ一番うまくいってる時の台詞らしいぜ」

女「え、そうなの?だれがそんなことを」

友「ほんまでっか」

男「あれあてにならんぞ」

友「なんでよ」

男「お前その質問前に俺にもしてただろ」




友『お前どうなん?彼女は?』

男『いやいや、特になんもないよ。付き合ったばっかだしな』

友『そういうもんか』

男『そそ、普通だと思うよ。可もなく不可もない的な』




男「な?」

友「あー...」

女「すんごい不吉な話するわね、あんたたち」



キーンコーンカーンコーン

男「さて帰るか...」

友「じゃーな、男!」

男「おう」

バスケ部「友~、行こうぜ」

友「はいよ!」ダッ

女「さて、じゃあ帰りましょうか」

男「ああ」

男「今日お前バイト?」

女「バイト。」

男「ご苦労なこって」

女「ま、将来の投資よ投資」

女「ちなみにタイムセールに付き合う時間くらいならあるわよ」

男「うーん、女には敵わんな」


アリガトウゴザイマシター

男「悪いな、付き合わせて」

女「大丈夫、ちょうどいい時間つぶしになったし」

男「ま、バイト頑張ってちょ」

男「彼氏といちゃつくんじゃねーぞ!」

女「いちゃつきません~。シフトかぶってないし」

男「ともかく助かったよ、じゃあな」

女「んじゃまた明日ね~」

男「ただいま~」ガチャ

って誰もいないし...当たり前か。

まあいいや、とりあえず下ごしらえして風呂洗っちゃうか

やっぱ噂ひろまってたな。

あいつらに気を遣わせて悪かったな。

はあ。

最近ため息が増えた気がする。

あいつら、いいな。なんかすがるもんがあってさ。

友は部活、女は彼氏。

俺もようやく見つけたと思ったんだがな...

......

いや、俺には家族がいるし!

(無条件で愛してくれる家族をいれていいの?)

いやいや、俺がいい子だからでしょ。仲いいのは。

(じゃあ、それ以外は?すがるものあるの?)

あるって!友とか女とか!

(あいつらはお前をすがるような存在だと思ってるのかな)

.....

(あいつらも普段通りにしてくれてるっていうけど)

(裏を返せば、特に何もしてくれないってことだろ?)

うるさいな.....

(結局、お前には何もないのさ、お前は”がらんどう”なんだ。元カノがいい証拠。)

......

(もっと言えば家族もお前のこと愛してるのかよ、思い出せよ、あいつらはー)

男「うるせぇっ!!!!黙れ!!!!」ドン!!!

妹「お、お兄ちゃん?」

男「い、妹...帰ってたのか」

妹「ちょっとどうしたの?大丈夫?」

男「あ、ああ。なんか野良猫が喧嘩してたみたいでな」

男「テストの点が悪かったのもあって苛立っちまった」

男「すまんな、大声出して。」

妹「私は、大丈夫、だけど...」

男「風呂、洗ってくるわ」

妹「う、うん...」

今日はここまでです!
読んでくれてる人ありがと!

不穏

乙です

乙乙

申し訳ないです!
ちょっと今日は書けないです…
明日の夕方ごろに再開します!

申ちょっと今日はかけないです…
申し訳ない(´・Д・)」
明日の夕方ごろに再開しますm(_ _)m

まあゆっくり書いてくれや

なんだこの心の中の悪魔的なの
期待

一回心療内科行って、お薬、飲もう!(幻聴持ち並感)

それでは再開していきます!

それでは再開していきます!

妹「(お兄ちゃん、大丈夫かな...)」


男「(妹に変なところ見られちゃったな...)」ジャー

男「(言い訳したけど、さすがに信じたりはしないか)」キュッキュ

男「(心配はかけられないな。今まで以上に明るく振る舞うか。)」

男「よし!!」ジャー


妹「(なにかお兄ちゃん嫌なことがあったのかも...)」

妹「(って、そりゃそうか。一週間でふられたんだもん...ストレスたまるよ...)」

妹「(それなのに家事とか全部お兄ちゃんに任せちゃって...)」

妹「(お兄ちゃん、助けてあげよう...)」

妹「そうと決まれば元気に明るく!」


男「風呂洗ったぞ~い!」

妹「お兄ちゃん!いつもお疲れ様!」トントン

男「お、おう。なんだよ、やぶからスティックにお礼なんてさ~。」

男「しかも料理の手伝いまで」

男「らしくないぜ?」ウインク

妹「なんともないんだぜ?マイプリティお兄ちゃん⭐︎」ウインク

男「」

男「(誰...これ...)」

男「(おっといかん、驚きのあまり絶句してしまった。明るく、明るく。)」

男「ヤーヤー!サンキューだ妹よ!」

妹「おっちゃのこさいさいだよー!!」ジュー



父「帰ったぞ~」

男・妹「おかえりなさいませ!お父様⭐︎」

父「(疲れ溜まってるのかな...)」





キーンコーンカーンコーン

男「どう思う?」

友「なにがよ」

男「昨日妹がルー大柴になってたんだ」

友「たまの相談かと思いきや面白くない冗談だな」

友「12点」

男「いや、違うんだ。本当に妹が変なんだ。」

友「しつこいな」

男「信じてくれ、昨日俺がいつものように冗談とばしてたら」

男「返してきたんだ、ノリノリで」

友「まじかよ、女みたいに?」

女「誰がノリノリよ」

男「違うんだ、友。お前みたいな感じだったんだ。」

友・女「まじ?」



妹友「だからってお兄さんの友達みたいに振る舞うってのはね~」

妹「だってお兄ちゃん、友さんといる時が一番楽しそうだし...」

妹友「あんた、不器用ね...」

妹「そうかな?」

妹友「そうよ!元気付けるって言ったら相手の欲しいもの買ってあげるとか」

妹「なるほど...」

妹友「ともかく、その変なノリはやめなさい。」

妹友「朝一番『お、おはようございまっしゅルーム...』って言った時は本当に驚いたわよ」

妹「や、やめて」///

妹友「みんな、凍ってたわよ。特に男子とか」

妹「...」

妹友「ともかく、プレゼント。考えてみたら?」

妹「そ、そうだね!」

妹「(なににしようかな...)」

男「ただいま~」

妹「おかえり~」

男「あれ?部活は?」

妹「春休みなうだから、午前で終了~」

男「いいっすねぇ」

男「(ルー大柴いなくなってる...)」

男「今日の夜やきそばでいい?」

妹「お寿司がいいなあ」

男「よしわかった!とびきりおいしいやきそば作るからな!」

妹「じゃあ質問しないでよ...」


男「妹~、制服ぬぎっぱなしにすんな~」

妹「あとで~」

男「なるほど、じゃあ片付けるまで俺はお前のブレザーの脇の部分でもかいでおくか」スンスン

妹「うわああああああああああ!!変態ぃぃぃぃ!!!!!」ゲシッ

男「ぐほぉっ!!」

妹「まじなにすんのよ、最低!!」

男「ふ、ふふ...。片付けないお前が悪いのさ!」

妹「ふ~ん、そういうこというんだ...」

妹「なら、本棚にあった『爆◯萌え萌え実姉を犯しまくる!』のことみんなにバラしちゃうよ?」

男「ば、ばかな!あれは国語辞典のカバーの中に隠して隠蔽は完璧だったはず!」

男「てゆーか、バラさないでくれ!」

妹「片付けないほうが悪いの!」

男「くっ...」

妹「てか普通に教科書の横に置いてあったけど?」

男「え...?」

男「(...)」

男「(オヤジ...!!)」

妹「ともかく、そういう変態なことも物もダメだから!」

男「失礼いたしました...」

妹「そ、それとこれ!」ポイッ

男「?」パシッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

妹「ゴージャス好きなんでしょ?あげる」

男「さ、さんきゅー。このゴージャス人形どうしたんだ?」

妹「(ゲームセンターで2000円かけてとったなんて言えない...)」

妹「拾ったのよ!」

男「(きたねえ...)」

男「そ、そうか。」

妹「じゃ、じゃあお先お風呂に行きますので!」

男「お、おう...」

男「(これ、消毒できるかな...?)」



キーンコーンカーンコーン

男「どう思う?」

女「なにがよ」

女「てかあんた目の下のクマすごいわよ」

男「いや、ちょっとな」

男「それよりこれ、見てくれ」

キミノハートニ、レヴォリューション!!

女「なにこれ」

男「ゴージャスくん人形だ、目ん玉のスイッチ押すと」カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

男「喋ってくれるんだ」

女「なんで目ん玉なのよ...結構グロいわね」

男「ちなみに10,000回に1回だけ違う言葉を喋ってくれる仕様になっているらしい」

女「なに、そのばかみたいな確率」

男「俺は昨日徹夜で押し続けたんだ」


男『...』カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

男『...』カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

男『...』カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

............


妹{}

シリアス来ると思ったらギャグだったw

>>26 訂正

キーンコーンカーンコーン

男「どう思う?」

女「なにがよ」

女「てかあんた目の下のクマすごいわよ」

男「いや、ちょっとな」

男「それよりこれ、見てくれ」

キミノハートニ、レヴォリューション!!

女「なにこれ」

男「ゴージャスくん人形だ、目ん玉のスイッチ押すと」カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

男「喋ってくれるんだ」

女「なんで目ん玉なのよ...結構グロいわね」

男「ちなみに10,000回に1回だけ違う言葉を喋ってくれる仕様になっているらしい」

女「なに、そのばかみたいな確率」

男「俺は昨日徹夜で押し続けたんだ」


男『...』カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

男『...』カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

男『...』カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

............

妹『(嬉しいけど、ねれない...)』


女「ばかね」

男「そうさ、ばかさ!」

男「だがな、女よ!男にはやらねばならない時があるのさ!」

男「マダガスカル!と叫んで欲しいのさ!」

男「頼む!マダガスカル!」カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

男「ぐおぉ~~!!」

女「(徹夜明けテンションうざいわね...)」

友「おっす~」

女「おはよ」

友「なんだこれ?」ヒョイッ

男「それはな、ゴージャスくん人形と言ってー」

友「なにこれスイッチ?」カチッ

ココ、マダガスカル!!

友「おお、喋った」

男「」

女「(えげつないわね...)」

女「そういえば、昨日昼にコンビニにご飯回に出た時」

女「ゲームセンターで妹さんみかけたわよ」

男「そ、そうか...」

男「(なんでそんなところに...?)」

女「必死にUFOキャッチャーやってておもしろかったわ」フフッ

男「あいつがUFOキャッチャーねぇ...」

男「(ん?もしかして...?)」

友「...」カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

友「...」カチッ

ココ、マダガスカル!!

友「...」カチッ

キミノハートニ、レヴォリューション!!

男「ただいまんとひひ」

妹「おかえり」

男「ほれ」ヒョイッ

妹「ハーゲンダッツ...」

男「昨日の礼だよ」

妹「べ、別にあれひろっただけだし!!」

男「はいはい、ありがとな」ナデナデ

妹「ちょっ、急にやめなよ!」パシッ

男「払いのけんなよ...傷つくわ~」

妹「うるっさい!」

男「(なんか、妹かわいいな)」

妹「は??なに言ってんのばかじゃない!?」カァァ

男「(やべ、声に出てた)」

妹「変態兄貴!」ガチャバタン

男「リビングでていくことはないだろ...」

男「あ、ハーゲンダッツ置いていってる...」

男「(食べちゃうか)」

男「うまそ!いただきま~」

ガチャッ!

妹「...」バシッ

男「あ、俺のハーゲンダッツ...」

妹「わたしの!」ガチャバタン!

男「...」


父「いただきまーす!」

男「いただきます」

妹「...ただきます」ボソッ

父「相変わらず、男のカレーは絶品だな!」

父「ファミマのカレーぐらいうまい!」

男「そりゃよかった」

妹「...」モグモグ

父「そういや男よ」

男「なんでしょう」

父「この後ちょいと話があるから、俺の部屋に来てくれ」

男「??なんだよ話って」

父「ま、飯の後だな」

男「おっけー」

妹「(今日のMステ微妙だな...)」



ガチャ

男「なんだよ話って」

父「うん、”お前の”母さんのことでな」

男「!!」

父「会いたい、と言ってきてるんだ。」




男『お母さん!行かないでぇぇ!!』

母『...もう疲れたのよ...』

母『子育てとか、家事とか...』

男『僕なんでもするから!家事も全部やるから!』

男『お願い!置いてかないで!』

母『じゃあ、元気でね』ガチャ

男『おかあさん!おがあさん!!』

男『置いてかないで!置いてかないで!!』




男「...」

父「どうする、男」

男「なに言ってるんだオヤジ」

男「俺の家族はオヤジと妹だけだよ」

男「母親なんてもとよりいないさ」

父「お、男...」

男「話はそれだけ?じゃ、洗い物あるから」ガチャバタン

父「...」


今日はここまでです。
読んでくれてる人、コメントしてくれる人ありがとーう!

なんだなんだ、重い展開じゃないか

期待

うむ…これは期待

oh…男の母が最低過ぎて何も言えん。

今日書けないかもしません...
もし書けたら深夜に投下していきます~

なんか色々謎があって先が気になる

もしかして、爺クフリートの人?

>>39 違いますよ~

ぼちぼち投下していきます

男「...」

妹「お、お兄ちゃん?」

妹「(すごい怖い顔してる...)」

男「...ちょっとコンビニ行ってくるわ...」

妹「夜、遅いよ?」

ガチャバタン

妹「...」


ガチャ

妹「お父さん...」

父「妹か...」

父「男はどうした?」

妹「コンビニ、行ってくるって。」

父「そうか...」

妹「なんの話してたの?聞かせてくれるよね?」

父「この話はお前が高校生になったらするつもりだったんだが...」

妹「お父さん、私もう子供じゃないよ」

妹「お兄ちゃんが”実の”兄じゃないことくらい知ってる」

父「!!」

父「そうか...」

父「ずいぶん大人になったな、妹」

父「あれは、妹。お前が3歳の頃のことだ...」


プルルルル、プルルルル

父『珍しいな母から電話なんて』

父『大学のサークル以来じゃないか』

男の母と俺は大学時代、同じサークルのメンバーだったんだ

その時かかってきた電話の内容が衝撃的でな

父『もしもしどうした?久しぶりだな』

母『父、あなたに頼みがあるの』

父『なんだよ、あらたまって』

母『~~へ行って。』

父『は?』

俺は意味がわからなかった、いきなり住所を言われてそこに行けって言うんだからな

父『どういうことだ?いってもいいがなんにために?』

母『お願い』

父『...わかった、あとで理由は聞かせろよ』ブツッ

そういってまだ幼かった妹を連れて言われたところにいったわけだ。


妹「そしたらお兄ちゃんがいたんだね」

父「そういうことだ」


父『なんてこった、あいつ子供なんていたのかよ...』

父『結婚式にすら呼ばれてないぞ...』

父『じゃない、警察だ警察!』

数十分後に警察が来た。

警官『なるほど、ではこの少年は事情聴取ののち、施設へといきますので』

父『はい、わかりました』

男「...」

そのときの男は死んだ魚のような目をしていたよ。

そんな男を見て、お前がいったんだ。

妹『お兄ちゃん!』

妹『お兄ちゃん、一緒におうちへ帰ろう?』

男『...え?』

父『なにいってるんだ妹?この子はお前のお兄ちゃんじゃー』

妹『帰るおうちがないなら、家族になればいいんだよ!』

妹『さ、帰ろう?』ギュッ

警察『ちょ、ちょっと君!そういうことはしちゃいけないんだよ!』

妹『誰も家族がいないなんて可哀想すぎるよ!』

妹『お兄ちゃんはなにも悪いことしてないのに!』

そりゃ、そうだな。妹。

家族がいないなら、家族になればいいんだ。


妹「そんなことが...」

父「ああ、そのあと男の母は連絡つかなくなってたんだけどな」

父「今、会いたいといってきてるんだ...」

妹「そんな!勝手すぎるよ!」

妹「お兄ちゃんがどれだけ傷ついたか...!」

父「そうだな...」

父「でもな、どうやら男の母は結婚してなかったみたいなんだ」

妹「...どういうこと?」

父「うん」

父「どうやら、強姦、されたらしいんだ」

妹「!!」

父「たしかに、男の母は”母親”としてやってはいけないことをした」

父「だけどな、20代のか弱い一人の人間が背負うには」

父「”男”はあまりに重すぎたんだ...」

妹「そんな、ことって...」

父「だからな、あんまり母のことを責める気にはなれなかったんだ」

父「事実、俺も男のことは見捨てようとしてたしな」

妹「...」

父「だがな、妹」

父「お前は、男を見捨てなかった」

父「だから、どうか男のことを支えてやってほしい」

妹「...うん!」


妹「じゃあ、お兄ちゃん探してくるね!」

父「ああ」

父「ところで妹」

父「なんで血が繋がってないって知ってたんだ?」

妹「お父さん、血液型O型でしょ?」

妹「お兄ちゃんはAB型」

父「なるほどな...」

妹「子供の成長ははやいよ~??」フフッ

父「そうだな...お前たちには驚かされてばっかりだ」

妹「じゃ、行ってきます!」

父「ああ、気をつけてな」

今更、会いたいって...

どのつら下げていってきてやがるんだ!

あんなやつ母親なんて絶対認めねえぞ

俺の家族は父と妹だけだ

(血、繋がってないよ?)

関係ない。

(また、強がって...父もいい加減迷惑してるんだよ)

そんなわけあるかよ

(だから、母の話をしてきたのさ)

(ようやく厄払いできる、ってね)

...

(その母だって、お前のことを息子としてほしがってるんだ)

(お前”男”としてではなく、息子という”記号”としてね)

(お前がすがる存在を元カノに彼女という”記号”として求めたように)

(なんだ、お前も母と同じなんだな)

(血は争えないな)ハハハ

あー、うるさい、消えろ。

カチッ、シュボッ

ふうー...

タバコ、さまさまかもな

煙と一緒にいやなことも消えてくれる

さて、帰るか

妹「あっ、お兄ちゃん!」

男「おお、どうしたよ」

妹「迎えにきてあげたの!早く帰ろう?」

男「そう急かすなって」

男「そんなに、寂しかったか?俺がいなくて」ハハハ

妹「うん!」

男「あ、ああそうか」カアァ

妹「んー?なに照れてんのー?」ニヤニヤ

男「なんでもない!」

男「はやく帰るぞ!」ギュ

妹「う、うん」ギュ

妹「(お兄ちゃんの手、冷たいな)」ギュウゥ

男「妹さんやい、強く握りすぎでは?」

妹「これでいいの!」

男「はいはいっと~」

妹「(あれ?なにこの匂い...?)」

キーンコーンカーンコーン

男「どう思う?」

友「妹さんの可愛さについてか」

男「そうだ」

友「」

男「最近、可愛すぎるんだうちの妹が」

女「あんた、大丈夫?」

友「熱中症か?」

男「大丈夫だ、今は春だしな」

女「終業式にとんだ爆弾ぶっこんでくるわね」

女「いい、日本は兄妹では結婚できないのよ?」

男「いや、違うんだ」

女「??」

友「いいのか?いっても」

男「ああ、女なら大丈夫だ」

女「なによ、どういうこと?」

友「いいか、男と妹さんはな血が繋がってないんだ」

女「...そう、だったの」

男「あんまり驚かないんだな」

友「女のことだから『ぴえぇぇ』とかいうのかと」

女「いうわけないでしょ、ばか」

女「驚いてるわよ、でもね言葉が見つからないだけ」

男「そういうものか」

男「友なんて『ぽっ!?』っていってたんだけどな」

友「へへっ」テレテレ

女「ふーん、さすがのキモさね」

男「さすがだ、マダガスカル軍曹」

友「なにそれ?」

女「さすがのきもさよ、マダガスカル軍曹」

友「だからなにそれ!?」

友「さて、と...」

男「無事、終業式も終わったな」

女「そうね、この後予定は?」

友「ぶかつー」

男「終業式まで部活あるのか、さすが強豪」

男「俺は特に予定ないぞ」

女「じゃあ、ちょっとお茶しない?」

男「わるくないな」

友「なんだよ、お前らいいな~」

男「春休み三人で遊びに行こうぜ」

女「いいわね、旅行いきましょうか」

友「妹ちゃん誘うか!」

男「ど、どうしてそうなるんだよ」

友「??他意はないぞ」

男「そ、そうか」

女・友「...」ニヤニヤ

男「な、なんだよお前ら!!」

とりあえず、今日はここまでです!
見てくれている人ありがとうございまーす(・ω・)ノ

乙乙

なんだかんだで最近義妹モノって見ないからある意味新鮮

喫煙かぁ……

明日の昼頃に投下します!
遅くて申し訳ないです…

最近は実妹と平気で結ばれちゃうからな
ところで妹の母はどうしたんだ?
これから語られるのか?

この人のギャグセンス結構好きなんだけど(笑)

まだ?

はよ

はよはよ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年03月06日 (日) 20:57:50   ID: 6qDhKCHm

期待だ、元カノとは絶対により戻しさせるなよ?

2 :  SS好きの774さん   2016年03月06日 (日) 21:20:38   ID: rw0LAchr

期待
妹かわいい

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