まどか「と、いうわけで来たよ」
杏子「ホントに奢ってくれんのかよ~?」
まどか「私を信じてよ!杏子ちゃんをお腹いっぱい胸いっぱいにしてあげるよ!」
杏子「腹いっぱいは嬉しいけど、胸いっぱいってなんだ?」
中学生でバイトとかっていうツッコミは無しで
まどか「まぁまぁ見ててよティヒヒヒ」
さやか「いらっしゃいませ♪ってまどか!?」
まどか「ティヒヒヒ、私はお客さんだよさやかちゃん」
さやか「あ、ぇと…店内でお召し上がりになりますか?」
まどか「店内で食べるよ♪ティヒヒヒ」
さやか「ぇと…店内でお召し上がりですね、ご注文お伺いします♪」
まどか「(ティヒヒヒ来たよこの時が待ちに待ったこの台詞を言うときが」
まどか「スマイル下さい♪」
さやか「ぇえ!」
まどか「(ティヒヒヒ、慌ててる慌ててる」
さやか「ぇと……えへッ」ニコッ
まどか「 」
―――――――――――――
まどか「ってするのが夢なんだぁ」
さやか「夢なんだぁ、ってか私まだ中学生だよ?」
―えんど―
まどか「新手のスタンド攻撃だッ!」
お、乙……
魔法少女まくどか☆マックカ
わかめ「さやか……私は上條に告白するぞッ!」
さやか「……っ」
杏子「ダメださやか! 負けを認めるんじゃない!!」
マックにて
さやか「それで仁美、話って何なの?」
仁美「実は私……上条さんの事が大好きですの」
さやか「私はナゲットのマスタードが好きかな」
仁美「スパイシーバッファローソースは如何ですの?」
さやか「悪くは無いんだけど、クリーミーランチには負けるかな……ちょっと辛すぎてナゲットの味が殺されてるし」
ワイワイ
ほむら「(何話してるのかしら)」シャカシャカ……
マミ「……」カチカチ
ほむら「(あの向こうの席に一人で座ってるのは、巴マミ……)」シャカシャカ…
マミ「……」ズリュリュリャリャ……
ほむら「(既に中身のないゼロコーラを啜りながら、もうかれこれ一時間以上も携帯をいじってるわね)」シャカシャカ…
まどか「7番でお待ちのお客様ーナゲットお持ちしましたぁ」コトッ
ほむら「あ、どうも……って、まどか?! あなた何故こんなところでバイトを……」
まどか「ティヒ、お友だちには内緒だよ?」
ほむら「あなたしか居ないから大丈夫よ!」
まどか「それはそれで不安だよ……」
ほむら「……注文を追加して良いかしら……? その……スマイルを」
まどか「どうぞ」ニコッ♪
ほむら「!」ズキュウウウン
ほむら「エンッッットロピィィィーッ!!」シャカシャカシャカシャカシャカシャカ!
まどか「もうっ! ほむらちゃんたら、ブラックペッパーがそこら中にまき散らされてるよ?」
マミ「あら、暁美さんに鹿目さんじゃないの」
さやか「……マミさんに、ほむらじゃないか……まどかまで」
まどか「あらら……皆集まって来ちゃったね」
まどか「マミさん結構頻繁にマックに来ますよね」
ほむら「どうせ毎回ハンバーガー二個ぶ――フガフガ」
さやか「またあんたはそういう話を……」
マミ「これのネット対戦に来てるのよ」
仁美「あら、携帯ゲーム機ですか」
マミ「うちには光引いてないから……」
ほむら「100円のドリンクで居座れるんだから、ちょっとしたネカフェみたいなものよね」シャカシャカ
杏子「なんだ、楽しそうに話してるじゃないか」
ほむら「佐倉杏子。あなたもマックに?」
杏子「フルーリーのクーポンを拾ったからな……魔女退治をしている自分へのご褒美さ」レロレロ
さやか「オレオ! 杏子、一口頂戴よ」
杏子「駄目駄目、こいつは全然アタシのさ」レロレロ
④
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