まどか「さやかちゃんがバイトしてるマ○クに行くよ」(14)

まどか「と、いうわけで来たよ」

杏子「ホントに奢ってくれんのかよ~?」

まどか「私を信じてよ!杏子ちゃんをお腹いっぱい胸いっぱいにしてあげるよ!」

杏子「腹いっぱいは嬉しいけど、胸いっぱいってなんだ?」

中学生でバイトとかっていうツッコミは無しで


まどか「まぁまぁ見ててよティヒヒヒ」

さやか「いらっしゃいませ♪ってまどか!?」

まどか「ティヒヒヒ、私はお客さんだよさやかちゃん」

さやか「あ、ぇと…店内でお召し上がりになりますか?」

まどか「店内で食べるよ♪ティヒヒヒ」

さやか「ぇと…店内でお召し上がりですね、ご注文お伺いします♪」

まどか「(ティヒヒヒ来たよこの時が待ちに待ったこの台詞を言うときが」

まどか「スマイル下さい♪」

さやか「ぇえ!」

まどか「(ティヒヒヒ、慌ててる慌ててる」

さやか「ぇと……えへッ」ニコッ

まどか「     」

―――――――――――――

まどか「ってするのが夢なんだぁ」

さやか「夢なんだぁ、ってか私まだ中学生だよ?」

―えんど―

まどか「新手のスタンド攻撃だッ!」

魔法少女まくどか☆マックカ

わかめ「さやか……私は上條に告白するぞッ!」

さやか「……っ」

杏子「ダメださやか! 負けを認めるんじゃない!!」

マックにて

さやか「それで仁美、話って何なの?」

仁美「実は私……上条さんの事が大好きですの」

さやか「私はナゲットのマスタードが好きかな」

仁美「スパイシーバッファローソースは如何ですの?」

さやか「悪くは無いんだけど、クリーミーランチには負けるかな……ちょっと辛すぎてナゲットの味が殺されてるし」
ワイワイ

ほむら「(何話してるのかしら)」シャカシャカ……

マミ「……」カチカチ

ほむら「(あの向こうの席に一人で座ってるのは、巴マミ……)」シャカシャカ…

マミ「……」ズリュリュリャリャ……

ほむら「(既に中身のないゼロコーラを啜りながら、もうかれこれ一時間以上も携帯をいじってるわね)」シャカシャカ…

まどか「7番でお待ちのお客様ーナゲットお持ちしましたぁ」コトッ

ほむら「あ、どうも……って、まどか?! あなた何故こんなところでバイトを……」

まどか「ティヒ、お友だちには内緒だよ?」

ほむら「あなたしか居ないから大丈夫よ!」

まどか「それはそれで不安だよ……」

ほむら「……注文を追加して良いかしら……? その……スマイルを」

まどか「どうぞ」ニコッ♪

ほむら「!」ズキュウウウン

ほむら「エンッッットロピィィィーッ!!」シャカシャカシャカシャカシャカシャカ!

まどか「もうっ! ほむらちゃんたら、ブラックペッパーがそこら中にまき散らされてるよ?」

マミ「あら、暁美さんに鹿目さんじゃないの」

さやか「……マミさんに、ほむらじゃないか……まどかまで」

まどか「あらら……皆集まって来ちゃったね」

まどか「マミさん結構頻繁にマックに来ますよね」

ほむら「どうせ毎回ハンバーガー二個ぶ――フガフガ」
さやか「またあんたはそういう話を……」

マミ「これのネット対戦に来てるのよ」

仁美「あら、携帯ゲーム機ですか」

マミ「うちには光引いてないから……」

ほむら「100円のドリンクで居座れるんだから、ちょっとしたネカフェみたいなものよね」シャカシャカ

杏子「なんだ、楽しそうに話してるじゃないか」

ほむら「佐倉杏子。あなたもマックに?」

杏子「フルーリーのクーポンを拾ったからな……魔女退治をしている自分へのご褒美さ」レロレロ

さやか「オレオ! 杏子、一口頂戴よ」

杏子「駄目駄目、こいつは全然アタシのさ」レロレロ

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