冬樹「見滝原だ」 (117)

ケロロ軍曹×魔法少女まどか☆マギカのクロスです。

初めてのssなので至らぬところもあると思いますが、ご了承ください

あとキャラ崩壊が少しあるかもです

ケロロ軍曹の時間サイドは原作本で11巻ぐらいまでの時間サイドです。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1393945566

200X年地球は突如謎の地球外生命体の襲来を受けた!!

その圧倒的な的な力の前では警察、自衛隊、軍隊、

そして彼女もまた無力であった!!

愚かな地球人どもよ・・・我々の前にひれ伏すがいい!!」

まどか「ひどい・・・」

キュゥべぇ「仕方ないよ。彼女一人では荷が重すぎた。彼らと、ワルプルギスの夜の相手をするなんてね」

「御免!!」

ほむら「くっ!!」

「おれたち相手にポコペン人の癖によく頑張っと褒めてやるが・・・それもここまでだ」

ほむら「ハァハァ・・・」

まどか「そんな、あんまりだよ!こんなのってないよ!!」

キュゥべぇ「諦めたらそこまでだ。でも、君なら運命を変えられる」

キュゥべぇ「避けようのない滅びも、嘆きも、すべて君が覆せばいい、その為の力が、君には備わってるんだから」

まどか「ほんとなの・・・・私なんかでも何かできるの?こんな結末を、変えられるの!?」

キュゥべぇ「勿論さ。だから僕と契約して、魔法少女になってよ!」

まどか「ハァ~夢オチ~」

早乙女「目玉焼きとは、かた焼きですか、半熟ですか、ハイッ中沢君!!」

中沢「えっどっちでもいいんじゃないかと・・・」

早乙女「その通り、どっちでもよろしい!たかが卵の焼き加減で、女の魅力が決まると思ったら大間違いです!」

さやか「駄目だったかぁ~」

まどか「駄目だったねぇ~」

早乙女「あとそれから、今日は皆さんに転校生を紹介します」

さやか「そっちが後回しかよ~」

早乙女「じゃあ、暁美さん、いらっしゃ~い」

さやか「うわっすげー美人・・・」

まどか「うそっ・・・まさか・・・!!」

早乙女「はいっじゃあ自己紹介いってみよぉ~」

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

生徒女A「すっごい奇麗な髪だよね~シャンプは何使ってるの?」

仁美「不思議な雰囲気の人ですよねぇ~暁美さん。」

さやか「ねぇ~まどか~あの子知り合い?なんかさっき、おもいっきりガン飛ばされてなかった?」

まどか「いゃぁ~・・・えっと・・・・」

ほむら「ごめんなさい。緊張しすぎたみたいで、ちょっと気分が・・・保健室に行かせてもらえるかしら?」

生徒B「じゃあ私が連れてってあげるよ!」

ほむら「いえ、おかまいなく。係りの人にお願いしますから」

まどか「(こっち来た!?)」

ほむら「鹿目まどかさん。あなたがこのクラスの保健係よね?」

まどか「えっと、あの・・・・」

ほむら「連れてって貰える?保健室。」

まどか「・・・私が保健係ってどうして・・・」

ほむら「早乙女先生から聞いたの」

まどか「そうなんだ。えっと保健室は」

ほむら「こっちよね?」

まどか「そっちなんだけど・・・もしかして・・・・場所知ってるのかなって・・・暁美さん?」

ほむら「ほむらでいいわ」

まどか「ほむらちゃん・・・・」

ほむら「なにかしら」

まどか「変わった名前だよね!変な意味じゃなくて・・・その・・・かっこいいなぁ~って!!」

ほむら「あなたは自分の人生が尊いと思う?家族や友達を大切にしている?」

まどか「大切だよ?家族も、友達のみんなも、大好きで、とっても大事な人たちだよ」

ほむら「もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて、絶対思わないことね。」

ほむら「さもなければ、全てを失うことになる」

まどか「えっ」

ほむら「あなたは、鹿目まどかのままでいればいい。今までも・・・これからも・・・・」

っで、そんなギスギスしてる二人ですが、一方変わってこちらは・・・・相変わらずのようで

夏美「相変わらず自家製ヘリで移動なんだね」

西澤「こちらの方がいろいろ便利がいいもので」

冬樹「でも、誘われたのに僕だけなのに、なんで姉ちゃんまで?おまけに他のみんなも」

ケロロ「我輩は見滝原限定のご当地ダンガルバージョンを手に入れる為に!」

ギロロ「相変わらずき貴様は!!」

夏美「そういうあんたも珍しいわね」

ギロロ「俺はちょっと・・・ある噂が気になってな」

ケロロ「噂?」

冬樹「まさか・・・・・・」

ギロロ「何・・・・・まさかお前・・・知っているのか、あの噂を?」

冬樹「でも意外だなぁ~ギロロがそう言う話信じてるなんて」

ギロロ「その話、どこまで知っている?」

冬樹「みんなと大して変わらないと思うけど」

ギロロ「いいから話せ」

冬樹「うん、実はね」

ギロロ「・・・・・・・」

冬樹「見滝原のある場所の近くで、声がするらしいんだ。」

夏美「声?」

冬樹「その声は頭の中で響いて、『タスケテ・・・・タスケテ・・・・』っ響くらしいんだけど、その声を聞いた人は・・・」

ケロロ「冬樹殿、その話ストーップ!ストォォォォォォォォォォップ!!!!!!!!」

冬樹「え~これからがいいところなのに。でも、ギロロの言ってた噂ってそれじゃないのって・・・」

ギロロ「」

タママ「あちゃ~気絶しちゃってるです」

冬樹「僕はこれは宇宙人じゃないかって思うって調査しに行きたいんだよ!」

タママ「(フッキーの目が眩しいです!)

夏美「あんたねぇ~これ以上こんな奴らが増えたらごめんだってば」

ケロロ「こんな奴らとは失礼な!!ってかなんで夏美殿もいるわけさ!」

夏美「あたしは623さんの公開ラジオに・・・・ハハ」

ギロロ「(またあの男か!!)」

ケロロ「(復活はやっ!!)」

小雪「近くで生放送が行われるらしいです!」

夏美「でも、なんで小雪ちゃんまで?」

小雪「夏美さんある所にわたしありですから!」

タママ「でも・・・・一番意外なのが・・・」

ケロロ「こいつなんだよねぇ・・・・」

クルル「何だお前ら、チラチラとこっち見やがって」

タママ「だって・・・・」

ケロロ「さぁ・・・・」

クルル「俺は最近ここがどういうわけでこんなにも発達したのかしりたいだけだ・・・クックッ」

西澤「あらっほんとに意外ですね・・・・クルちゃんが気になるなんて・・・・」

クルル「だってここ最近以上に急成長してるぜぇ~?その勢いは東京を超すとかじゃねぇか」

西澤「えぇっなんでもそこのお嬢様がやり手何だとか」

クルル「やり手ねぇ~・・・・そこのお嬢様の素性はどれぐらい割れてるんだ?」

西澤「人前に出るのが嫌いな方なのか、その素性はよくわかってないらしいのですが・・・・」

タママ「ですが?」

西澤「実は今日そのお嬢様と会談がございまして・・・・よければ来ますか?」

クルル「俺はそう言う片っ苦しいのは苦手なんでなぁ~遠慮しとくぜ・・・・クックッ」

西澤「ホッ・・・・そうですか」

クルル「(しかしどう言うこったぁ・・・・俺様のポコペン人検索情報網を持ってとしても引っかからねぇとは・・・・)」

モア「みなさぁーん、そろそろ着きますよ~」

ケロロ「では参りますかな・・・・ご当地ダンガルの為に!」

モア「おじさまと一緒ならどこまでもお供しますよ」

タママ「(この女ぁ~~~~~!!)」

冬樹「(僕はまだ知らなかった・・・・これから起きる・・・嘘のようで・・・・奇跡のような話を・・・・)」




さやか「えぇ~何それ!?」

まどか「わけわかんないよね・・・」

さやか「文武両道で才色兼備かと思いきゃ、実はサイコな電波さん!」

さやか「どこまでキャラ立てすれば気がすむんだあの転校生はぁ~~萌えか?そこが萌えなのか!!」

仁美「まどかさん、本当に暁美さんとは初対面ですの?」

まどか「常識的にはそうなんだけど・・・」

さやか「何それ、非常識的なとこで心当たりがあるとぉ~?」

まどか「夕べあの子と、夢のなかであった・・・ような・・・・」

さやか・仁美「ハハハハハハハハ!」

さやか「まどかまでキャラ立ち始めたよぉ~」

まどか「私真面目に悩んでるのに~」

さやか「それ前世の因果なんだわ。あんたたち、時空を超えて巡り合った運命の仲間なんだわ」

仁美「夢ってどんな夢でしたの?」

まどか「それが、何だかよく思い出せないんだけど、とにかく変な夢だったってだけで」

仁美「もしかしたら、本当は暁美さんと会ったことあるのかもしれませんわ」

まどか「えっ?」

仁美「まどかさん自身は覚えていないつもりでも、深層心理には、彼女の印象が残っていて、それが夢に出てきたのかもしれません」

さやか「それ出来すぎてない?どんな偶然よ?」

まどか「(でも私があったのってほむらちゃんだけじゃないんだよね・・・あの5人の影見たいなのはなんだったんだろ)」

仁美「あらもうこんな時間。お先に失礼しますわ」

さやか「今日はピアノ?日本舞踊?」

仁美「いえっ今日は大事なお客様がお見えになられますので」

さやか「うわぁ~小市民に生まれてよかったわ~金持ちは大変だね」

仁美「その方から見たら、私なんてもっと小市民に見えるでしょうね」

まどか「私たちもいこっか」

さやか「まどか、帰りにCD屋よってもいい?」

まどか「いいよ、また上条君の?」

さやか「まぁねぇ~」

冬樹「無事についたけど、みんなはこれからどうするの?」

ケロロ「ダンガル!ダンガル!!」

ギロロ「だから貴様はそれしかないのか!?」

ケロロ「だて我輩この日のためにこの間でたRGフリーダムとか、スタービルドとか我慢してたんだよ!?」

ギロロ「知るか貴様は・・・今日という今日は徹底的にその性根を叩き直してやる!」

ケロロ「あっぶったね!?親父にもぶたれたことないのに!!」

ギロロ「ぶたれたことのない奴が一人前の軍人になれるか、今日という今日は!!」

ケロロ「ふん、二度とポコペン侵略なんかしてやるもんか!!」

ギロロ「貴様、今のは軍法会議ものだぞ!!」

ワーワー ギャーギャー

夏美「あんたらいい加減に・・・ってやばっもうこんな時間、こいつ等に構ってる暇なんかないわね。行こっ小雪ちゃん」

小雪「はいっ!」

夏美「モアちゃんも」

モア「えっ私はおじさまと」

夏美「たまには、女の子同士たちでハメはずしてみない?」

モア「う~~ん・・・でも・・・・」

小雪「私の方ならお気に召さずに、むしろみなさんで行った方が楽しいですから!」

夏美「ねっ?」

モア「・・・そこまで言うのでしたら・・・おじさま、ごめんなさい。ってゆーか積極的参加?」

夏美「それじゃあ決まった事だし、急ごっか!」

モア「ってゆーか熱烈歓迎?」

桃華「それじゃあ私はそろそろ」

冬樹「僕もそろそろ行くけど、軍曹たちは?」

ケロロ「おっとこんな事してる暇ではなかった。吾輩も行かなければダンガルが・・・・!」

ケロロ「んじゃあ解散前にあれやっとく!?」

タママ「です!」

ギロロ「景気づけにはいいだろう」

クルル「クックッ」

ケロロ「んじゃあさっそく!」

ケロロ「ケロケロケロケロケロケロケロケロ」

タママ「タマタマタマタマタマタマタマタマ」

ギロロ「ギロギロギロギロギロギロギロギロ」

クルル「クルクルクルクルクルクルクルクル」

共鳴×4!

ってわけで我輩達も解散!!

ケロロ「」

冬樹「元気だしなってば~軍曹~」

ケロロ「・・・・・・だって・・・・だってさ・・・ダンガル・・・・」

冬樹「また機会があれば来ればいいじゃない」

ケロロ「機会があればって・・・・あれ・・・限定生産の廃番品なんだよ?・・・・そんなのが手に入る機会ってあると思う?・・・」

冬樹「軍曹ってば・・・・」

ケロロ「ってゆうか、冬樹殿は何故このような人気のない場所に?」

冬樹「うん、そう言うのが聞こえやすいのって、人気のない場所とか何だよね。だから、こう言う場所をまず疑うべきなんだけど」

ケロロ「そんな都合よくいくでありますかぁ~?」

冬樹「う~ん・・・やっぱり他の場所探した方がいいのかなぁ~」

ケロロ「早くこんな辛気臭い場所とは離れて、パァっといくでありますよ。ダンガル買えなかったうっぷん溜ってるんだから!!」

冬樹「結局あれも噂なのかなぁ~~」


『タスケテ!』

冬樹「あれっ・・・」

ケロロ「どうしたでありますか、冬樹殿。急に立ち止まって」

冬樹「軍曹、今何か言わなかった?」

ケロロ「えっ我輩何も?」

冬樹「空耳かなぁ・・・」


『タスケテ!』

ケロロ「何さ、助けてほしいのはダンガル買えなかった我輩なのに!冬樹殿もふざけないで欲しいであります!」

冬樹「えっ僕は何も」

ケロ「ケロ?じゃあ頭の中で響くこの声って・・・・(あの話・・・嘘だよね?)」

冬樹「それじゃあやっぱり!」

『タスケテ!!』

冬樹「本当だったんだ!!もしかしたら、この先かもしれない。行ってみよう!!」

ケロロ「あっちょっちょっと待って、こんな所で一人にしないでぇ~~~~!!」

ワイワイガヤガヤ

まどか「あれっ人がいっぱいだけど」

さやか「んっあぁ~そう言えば今日だっけか、公開録音」

まどか「公開録音?」

さやか「あれっまどか知らない?623ラジオ」

まどか「あぁ~名前だけならなら聞いたことあるかも」

さやか「そそっ普段滅多に人前に姿見せないDJらしいから、結構人だかり出来てるみたいだね~」

まどか「あぁっそれで」

夏美「ハァ・・・あんな人だかりで前に行けずに、おまけに来た時には終りの方で・・・ろくに聞けなかった」

モア「クルルさんに頼めばいつでも会えるのに」

夏美「それとこれとはまた話が違うの~~ってかそんなんであいつに頭下げたくな~~~い」

小雪「私が変化の術で!!」

夏美「それも違う~~~~!!」

ゴツン

夏美「あたたたたた・・・ごめんなさぁ~い大丈夫でした?」

まどか「あっうん、こっちこそよそ見しててごめんなさい」

さやか「まどかぁ~大丈夫~?」

まどか「うん。」

さやか「ぶつかった人の方も大丈夫ですか?」

夏美「あっ私の方も・・・ってあなた達その制服・・・・」

まどか「あっ私は見滝原中に通ってる中学二年の鹿目まどかです。」

さやか「同じく美樹さやかです!」

夏美「なんだぁ~私たちとタメじゃ~ん。あたしは日向夏美。こっちは」

小雪「私は東谷小雪です!」

モア「私はアンゴル=モア。恐怖の」

夏美「わぁ~~~~モアちゃん、その話ストォ~~~~ップ!!」

まどか「えっ恐怖の何?」

夏美「なんでもないの、なんでも!!」

さやか「変わった名前だけど、外国の人?」

夏美「そう!そうなの!!」

『タスケテ!』

まどか「あれっ?」

夏美「えっ?」

小雪「どうかしました?」

まどか「皆には聞こえないの?」

さやか「だから何がって」

『タスケテ!』

さやか「って何これ・・・」

小雪「今確かに聞こえました!!」

モア「てゆーか以心伝心?」

『タスケテ!』

夏美「まさかこれって冬樹のいってた・・・・!!(それともボケガエルの仕業!?)」

『タスケテ!!』

まどか「とにかく、声のする方へ行こう!」

夏美「うん!」

ギロロ「見滝原か・・・・ここ最近ポコペン人の軍隊や暴力団などありとあらゆる兵器が盗まれてると聞くが」

「たすけてぇ・・・・」

ギロロ「Σ今の声・・・・まさかな・・・・」

「たすけてぇ・・・・・」

ギロロ「俺は、俺はそんなでたらめ話断じて信じないぞ!!」

「たすけてぇ・・・・・」

ギロロ「そんな、そんな話は嘘に決まってるんだああああああああああああああ!!!!!!」

「たすけてぇ・・・・・」

ギロロ「そんな話はでたらめだああああああああああああ!!!!!」


「クッ~~~クックックック」

ギロロ「って・・・・・その笑い方・・・・」

クルル「たすけてぇ・・・・・・・クックックック」

ギロロ「何をしてるんだ・・・・・貴様は・・・・」

クルル「あれぇ~あんな噂信じちゃいないんじゃないんですかぁ~先輩~?クック」

ギロロ「何をしているんだぁ~貴様~~~~~」


『タスケテ!』

ギロロ「ふざけてるのか!事と場合によっては!」

クルル「今の俺じゃないっスよ?」


『タスケテ!」

ギロロ「えっ・・・・・」

クルル「顔中から変な汗出てるッスけど、大丈夫っスかぁ~先輩?クック」

『タスケテ!!』

ギロロ「」

クルル「気絶しちまいやがったか・・・・しかしこの声・・・・おまけに今銃声見たいなのがまじってたなぁ・・・」

『タスケテ!!」

クルル「こいつはぁおもしれぇ事になりそうだぁ~クッ~クックックック」

今日はここまでです続きは週末ぐらいにでも投下します

~西澤グループ豪邸~

正義隊員「お嬢様、見滝原市にて宇宙人友人多数でとB地区に移動、特に問題ありません。」

ポール「万が一の為にお嬢様に発信器を付けておいたが、気にしすぎたか・・・」

ポール「よしっそのまま警戒を怠るな」

正義隊員「なっ!!」

ポール「どうした!?」

正義隊員「何者かにハッキングされ、西澤グループ全体のネットワークが!!」

ポール「ハッキング!?まさか・・・お嬢様の反応は!?」

正義隊員「駄目です・・・目標完全にロストです・・・・」

ポール「とにかく全員急いでシステムの旧復旧にあたれ!!」

アラホラサッサー!!

正義隊員「しかしお嬢様のほうは!?」

ポール「ヘリを回せ、急いで見滝原に向かう!!」

正義隊員「了解です!!」

ポール「(お嬢様・・・どうか無事でいてくだされ!!)」

ズキューン!ズギューン!

ギロロ「んっ・・・なんだ・・・銃声?」

クルル「やっと目が覚めたかぁ~い?クック」

ギロロ「確か俺は・・・・」

クルル「タスケテ・・・・クック」

ギロロ「やっぱり貴様の仕業か!」ガチャッ

クルル「だから最後のは俺じゃないぜぇ~?クックック」

ギロロ「それじゃあ・・・いったい・・・・」

クルル「多分あいつだ」

ギロロ「あいつ?」

キュゥべぇ「ハァハァ・・・・」

ギロロ「なんだあの白い奴は?」

クルル「さぁなぁ~ポコペンにあんな生物は潜在しねえはずなんだが・・・・」

ギロロ「ならば俺たちと同じ宇宙人か?しかしあんな奴見たことないぞ」

クルル「それだけじゃねぇよ」

ズギューンズギューン

ギロロ「んっ奥から現れたのはポコペン人の女か・・・歳は夏美と一緒ぐらいか」

クルル「それじゃねぇ。あのポコペン人の持ってるのよく見てみな」

ギロロ「んっ・・・てあいつの持ってるのはデザートイーグル」

ギロロ「なぜポコペン人の女があんなようなものを・・・・」

クルル「もしかして先輩の探してた犯人だったりしてなぁ~クックック」

ギロロ「(・・・・あいつではなかったか・・・しかしどうやってあの武器を調達したあのポコペン人は・・・」

仁美「お待ちしておりました。」

桃花「頭を上げてください。もしかして・・・・あなたが?」

仁美「はい、志筑グループの娘。志筑仁美です。」

タママ「(あれっ・・・いまこの子僕の事見てたような?)」

桃花「あらまぁ・・・」

仁美「どうなさいましたか?」

桃花「あっごめんなさい。歳が私と変わらない方だったので、ちょっと驚いてしまって」

仁美「どんな方を想像なさってたんですか?まさか歳を召した叔母様が出てくると思いでした?」

桃花「・・・まさかそこまでは!」

仁美「今まで西澤グループ主催の晩餐会に呼ばれてたのに顔を出さなかった私が悪いんですから、気になさらずに」

桃花「あと私、もう一つ謝らなければならないんです」

仁美「何をです?」

桃花「本来こう言う場では父が来るべきなのですが、父は多忙のため私が代理とさせて頂きました。申し訳ありません」

仁美「あぁ、その事でしたらお気になさらずに、用があるのは・・・・『あなた達』ですから・・・!」

タママ「やっぱり僕の姿が!」

裏桃花「テメェ・・・!!」

・・・・名前間違えやってしまったぁ・・・・桃花でなく桃華でした・・・・

『タスケテ』

冬樹「どこにいるの~?」

ケロロ「冬樹殿~やっぱりやめようよぉ~」

『タスケテ!』

冬樹「お~い~」

ゴトン

ケロロ「って冬樹殿!あれ!!」

冬樹「今落ちてきたの・・・あっ酷い怪我じゃないか!」

ケロロ「この白いのは・・・まさか連邦のMSでありますか!?」

キュゥべぇ「ゼェゼェ」

冬樹「君なの?僕たちを呼んでたのは?」

キュゥべぇ「ゼェゼェ・・・君は・・・」

冬樹「もしかして・・・君が・・・噂の・・・」

ケロロ「Σケロォ!?やっぱり連邦の白い悪魔な訳!?我々達はあの世へ連れてかれちゃったりするわけ!?」

ガチャン!

ケロロ「今度は何!?」

ほむら「あなた・・・いったい誰?(まどかじゃない・・・・!?)」

冬樹「僕は日向冬樹。君は・・・」

ケロロ「(ふぅ・・・我輩の姿は見えてないようでありますなって・・・あの二人!)」

クルル「クッ~クックック~」

ギロロ「ケロロに冬樹か?安心しろ。この女の背後は常に俺が抑えている。」ガチャ

ほむら「そいつを大人しく渡してちょうだい。こっちも手荒な真似はしたくないから」

キュゥべぇ「ゼェゼェ・・・」

冬樹「この子酷い怪我してるけど、まさか君なの?」

ほむら「その質問に答える気はない。もう一度言うわ。そいつを渡して頂戴」

ケロロ「(このポコペン人ヤバいって、初対面の冬樹殿に銃向けてるよ!!)」

冬樹「でも聞こえたんだ。頭の中でこの子の声が響くのを、助けを求めてたのを!!」

ほむら「そう・・・さよなら・・・」

ギロロ「二人とも伏せろ!!」

ブシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

ギロロ「ゴホッゴホッなんだ・・・敵襲か!?ゴホッゴホッ」

クルル「目がああああああああ目があああああああ!!!!!」

さやか「えいっ!」ブオン

夏美「冬樹、こっち!」

冬樹「姉ちゃんに他のみんなだ!行こう軍曹!!」

ケロロ「夏美殿~~~~!!」

ほむら「逃げられた・・・でも、軍曹っていったい・・・」

フォン

ほむら「こんな時に」

クルル「目があああああああああああ!!!!!」

冬樹「あれっ、姉ちゃんこの人たちは?」

夏美「さっき知り合ったの!」

さやか「何あいつ、今度はコスプレで通り魔かよ!」

さやか「ってか君の持ってるの何それ?生き物!?」

冬樹「わからないけど、でもとにかく助けないと!」

モア「(あれっ・・・・この生き物どこかで聞いたことあるような・・・)」

小雪「とにかく急いでここからでましょう!何やらあやかしの気配を感じます!!」

さやか「非常口は?どこよここ!」

まどか「変だよここ、どんどん道が変わって行く・・・」

さやか「どうなってんのさ!」

夏美「(ボケガエル~~~)」

ケロロ「(えっ・・・何その目・・・我輩の仕業だとめっちゃ疑ってる?)」

疑ってますね

ギロロ「なんだこれは、急に景色が変わった?」

クルル「目が・・・・・目が・・・・」

ギロロ「いつまでもふざけてるな。クルル、こいつらはなんだ?」

クルル「ちょっとマジでメガネ曇ってるんッスけどねえ~クック」フキフキ

アントニー「キャッキャッ」

『テキセイウチュウジンハンノウナシ、セイブツハンノウナシ』

クルル「今度はでも宇宙人でも生物でもねぇみてぇだな・・・」

ギロロ「ならば遠慮はいらないな」

クルル「あっ俺体育系じゃないんでねぇ~クックッ」

ギロロ「一人か・・・・さすがに数が多いが・・・・」

キュイーン

ギロロ「(このプレッシャーは・・・夏美!?)」

ほむら「ふっ!」ズガガガガガガガガ

ギロロ「チィッ!」

ほむら「・・・・・」スチャッ

ギロロ「敵襲!この女・・・さっきのポコペン人!何故俺たちの姿が見えている!?アンチバリアは作動してるはずだ!!」

クルル「どうやらこの中じゃアンチバリアも無効にしちまうらしいなぁ~~~~クックック」

ほむら「喋る使い魔?聞いたことない!」ズガガガガガガガ

ギロロ「使い魔?なんだそれは!こいつらの事か!!」ズガーンズガーン

アントニー「・・・・!」ガキーン!

ギロロ「邪魔だ!」

ほむら「邪魔しないで!!」

アントニー「!?!?!?!?」

ズドォォォォォォン

ギロロ「やるじゃないか、ポコペン」

ほむら「あなたもね・・・・さてっ・・・」ガチャッ

ギロロ「一時休戦休戦しないか、一人では数が多すぎる」ガチャッ

ほむら「そうね・・・でもその前に」

パシャッパシャッパシャッ

ほむら「盗撮してるやつ・・・少し邪魔ね」ズギューン

クルル「」パリーン

ほむら「足引っ張らないでね

ギロロ「ポコペンの女・・・お前こそな!」

アントニー「キャッキャッキャッキャ」

まどか「いやだぁ・・・なんかいる」ムニュッ

モア「っていうかー超常現象?」

まどか「あれ、なんか踏んだような・・・」

さやか「まどか、足元足元!」

まどか「えっ?」

ケロロ「」

まど・さや「なにこれ!?」

夏美「あんたたち、ボケガエルの姿見えてるわけ!?」

まどか「ボケガエル?」

ケロロ「おのれポコペン人めえ~~~~!!」

さやか「喋った!?そっか・・・・こいつも!!」ガシッ

ケロロ「ケロォ!?」

さやか「どさくさに紛れてあたし達に紛れ込むなんて・・・・」

ケロロ「えっえっ?ちょっと・・・今我輩すげぇ~嫌な予感するんだけど・・・」ダラダラ

さやか「あんたは仲間の方へいけぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええ!!!!!」ブォン

ケロロ「いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!」

嫌な予感的中!投げられるさなか、軍曹はこう思った

ケロロ「(あれぇ・・・・おかしいなぁ・・・夏美殿が二人いるみたい・・・ハハッ)」

モア「おじさま!?」

冬樹「軍曹!!」

ケロロ「いたっ!まったく最近のポコペン人はもう礼儀を知らんって・・・」

アントニー「キャッキャッキャッキャッ」「゙ソロゾロゾロゾロ」

ケロロ「・・・・・」ダラダラ

孤立無援!

ケロロ「えっとワガハイタチ・・・トモダチ?アイラブグンソウ?アイラブガンプラ?」

ガチャンガチャン

ケロロ「ケロォ~夏美殿~冬樹殿~ヘルプミー!」

夏美「どうせまたあんたの仕業なんでしょ~大人しく白状しなさい!」

ケロロ「だから違うんだってば、ほんと信じてってばみんな!」

冬樹「姉ちゃん多分これ・・・軍曹たちの仕業じゃないよ」

小雪「私もそう思います・・・それにこのあやかし達からはあの子達とまったく違うものを感じます」

夏美「えっじゃあ・・・」

ケロロ「ヘルプ~!ヘルプ~!」

モア「おじさま、今行きます!」

まどか「危ないよ!」

モア「大丈夫です」

まどか「えっ?」

モア「アンゴル族 究極奥義 破滅の章第五十七 黒式 」ヘンシーン

まどか「嘘!?」

さやか「変身した!?」

モア「黙示録撃!1億分の1!」コツン

ズガォーン

モア「おじさま、今行きます!」

まどか「すごい・・・」

小雪「みなさん、下がっててください」

さやか「えっ・・・・」

アントニー「キャッキャッキャッキャ」ブォン

小雪(陰陽道)「ふっ!」ガキン

さやか「こっちは急に服が変わった!?」

冬樹「東谷さん、それってまさか!」

小雪(陰陽道)「はいっそうです、陰陽道です!あいつらに物理的なものがきくか分からないので!」

夏美「でもそれって確か!!」

まどか「どうかしたの?」

小雪(陰陽道)「はい・・・多少問題はあるけど・・・行きます!」

さやか「問題?」

小雪(陰陽師)「オン・バサラヤキシャウン…」

小雪(陰陽師)「フウハ!!」

アントニー「ギャーギャー」

さやか「すごい・・・苦しんでる・・・」

まどか「本物の陰陽師見たい・・・」

冬樹「ただ・・・」

さやか「ただ?」

小雪(陰陽師)「うまくできたかな?」

ケロロ「ケロォ!?」

モア「おじさま!?」

ケロロ「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! 」

小雪(陰陽師)「やっぱり未熟だから周りに生贄が出ちゃうの、何かあったらゴメンネ♪」

ケロロ「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! 」

生贄

小雪「早くこの場を片付けますよ!!」

まどか「(大丈夫かな・・・)」

ケロロ「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! 」


裏桃華「テメェ・・・」

タママ「このポコペン人、いったい何者です!」

仁美「あらっ、先ほどもおっしゃいましたよね?志筑グループ総帥の娘、志筑仁美だと・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

裏桃華「タマ公、早くこの場から離れろ!」

タママ「でもモモっちが!」

裏桃華「ここはあたしが引き受ける!早く冬樹君に知らせな!!」

タママ「モモっち・・・何かフラグたってますけど、無事でいてください!」

裏桃華「やかましい!」

ガシャン

タママ「部屋中にシャッターが!?」

「先輩~どこへ行く気ですか~」

タママ「お前は!?」

モア「黙示録撃!1億分の1!」コツン

ズガーン

小雪(陰陽道)「フウハ!」

ズガーン

さやか「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! 」

生贄二人目!

まどか「さやかちゃん・・・」

アントニー「ケラケラケラ」「ゾロゾロゾロ」

小雪「やっぱり・・・数が多いですね」

モア「てゆーか無限増殖?」

ケロロ「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! 」

小雪「これ以上生贄を出すのも危険ですし・・・」

さやか「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! 」

モア「てゆーか絶対絶命?」

ケロロ「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! 」

ピカァン

夏美「あれ?」

まどか「これは?」

コツン・・・コツン

冬樹「足音・・・みんな静かに・・・誰か来る!」

さやか「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! 」

夏美「こんな時に誰よ!」

小雪「新手でしょうか・・・」

モア「てゆーか正体不明?」

「危ないところだったわねぇ。でももう大丈夫」

「ずい分賑やかだけど・・・あらぁキュゥベぇ助けてくれたのね。ありがと、その子は私の大事なお友達なの」

冬樹「僕・・・呼ばれたんです。頭の中でこの子声が・・・タスケテって」

まどか「私たちもです」

「その制服、あなたたち二人は見滝原の生徒見たいねぇ。二年生?」

さやか「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! 」

「?」

小雪(陰陽師)「えっと、今この人は術の影響で、ちょっとおかしくなってまして」

「あなた達二人もかわった格好してるけど、魔法少女なのかしら?」

小雪(陰陽師)「魔法・・・?」

モア「少女?」

夏美「あなたはいったい・・・」


タママ「お前は・・・タルル!!」

タルル「久し振りっすねぇ~先輩~」

裏桃華「テメェはたしか前にきた・・・ってか事はテメェら二人・・・グルか!?」

タルル「所で先輩、アレやりましょうよ、ビームとビームがぶつかって『ちっ互角か』って遊び!!」

タママ「別にいいけどさ・・・ちゃんと気合い入れとけよ・・・?」

タルル「せーのでいくっすよぉ~!」

タママ「いいよいつでも・・・・・・(何こいつ・・・いきなり現われて勝負挑むとかわけわかんねぇ~んだけど・・・)せーの」

タママ「ハイパータママインパクト!!(っすっすうぜぇんだよ!!)」

そうそう、自己紹介しないとね。でも・・・その前に!!」

カラカラカラカラ

「ちょっと一仕事、片付けちゃっていいかしら!!」ヘンシーン

ブォン!

夏美「すごい風!」

アントニー「バタバタバタバタ」

「ハッ!!」

ズドォン!ズドォン!!

まどか「すごい・・・・」

小雪(陰陽師)「たーまやー♪」

タルル「お~すごいっすね~先輩~んじゃあおいらも・・・ハァァ」

タルル「シャイニング・・・タルルジェノサイドアルティメット!!」

タママ「(ちょっ・・・アメティメットとかつけたら・・・・無敵じゃん・・・)」

ズゴォォォォォォン

タママ「」

タルル「チィッ!互角か!・・・・ってあれ?先輩~~~?」

タママ「」

タルル「もうノビちゃったすか・・・」

仁美「んもう・・・あんまし人の家壊さないでもらえます?」

タルル「そんなの後でおいら達でチョチョイっと直しますから~見逃して欲しいっす~」

裏桃華「テメェ等・・・どういうつもりなんだ・・・事と場合によっちゃあ・・・」

仁美「しぶといですねえ。タルちゃん、やっちゃって下さい」

タルル「了解っす。でもポコペン人には容赦しないっすよ?」

仁美「構いません。本気を出さないとこちらが痛い目にあいますから」

裏桃華「とにかく、ここから逃げな・・・!!」

タルル「ポコペン人は・・・消えるっす!!」ポッ

裏桃華「ふゆき・・・くん・・・・」

「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐ後を追いなさい。今回はあなたに譲ってあげる」

ほむら「私が用があるのは」

「飲み込みがわるいのね・・・見逃してあげるっていってるの」

モア「・・・」スチャッ

小雪(忍び)「・・・」スチャッ

ギロロ「いっておくが、お前の背後を取っていることを忘れるな」ガチャッ

マミ「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」

ほむら「・・・・・」ヒュンッ

まどか「ふぅ・・・」

モア「ていうか一件落着?」

キュゥべぇカイフクー

「お礼はこの子達に、私は通りかかっただけだから」

キュゥべぇ「どうもありがとう、僕の名前はキュゥべぇ」

まどか「あなたが、私たちを呼んだの?」

まどか「そうだよ。鹿目まどか、美樹さやか、東谷小雪、そして日向夏美」

さやか「なんであたしたちの名前を?」

キュゥべぇ「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」

まどか「お願い?」

キュゥべぇ「僕と契約して、魔法少女になってほしいんだ」


ドロロ「見滝原中に流れる澱んだ風・・・怪しい気配・・・まるで何かの前触れのようでござる」

ヒュゥゥゥン

第1話「夢の中であったような」完

『ツーツーツー』

冬樹「だめだぁ西沢さんに連絡取れないよ」

『ザァーザァー』

ケロロ「だめだ、ノイズがひどくてタママと連絡取れないであります」

舞台は変わってマミさんの家

マミ「ずい分大人数になっちゃったわね」

夏美「すいません。私たちまで」

マミ「キュゥべぇの声が聞けるあなた達も人ごとじゃないもの、ある程度の事情は説明しておかないとね」

まどか「ずっと気になってたんだけど、そのこ達は?」

ケロロ「ケロォ?」

さやか「緑、赤、黄色、ずい分かわったカエル達だけど・・・おまけに喋ってるし」

キュゥべぇ「もしかして君たちはケロン人かい?」

ギロロ「知ってるのか、俺たちのことを?」

キュゥべぇ「君たちの軍事力は目における物があるからね。むしろ君たちの知らない宇宙人はいないと思うよ」

クルル「ってことはあんたも」

キュゥべぇ「僕の本当の名前はインキュベーターさ」

ギロロ「しかし、そんな名前の宇宙人聞いたこともない。」

キュゥべぇ「僕事態の星が他の惑星と交流を避けてたしね」

ケロロ「(あれっ、我輩その名前どっかで聞いたことあるようなないような)」

モア「(うーん・・・なんかお父様から子供のころに話聞いたような気が・・・)」

まどか「それじゃああなた達は何が目的でこっちに?」

冬樹「軍曹達はこの星を侵略しに来たんだ」

さやか「えっ侵略者!?」

まどか「とてもそうには見えないんだけど・・・」

ケロロ「悲しきかな、今は分け合って日向家に居候中であります」

ギロロ「それもこれもいつまでたってもお前がもたもたしてるからだぞ!」

ケロロ「予算もない! アイデアもない! いったいそれでどうやって侵略するでありますか!!」

ギロロ「それをどうにかするのが貴様の役目だろうが!」

ケロロ「あんたはそうやっていつだってそうだ! 都合の悪いことは全部こっちにまる無げにする!!」

ワァーァーギャーギャー

キュゥべぇ「そして君はアンゴル族の娘だね?」

モア「私の事も知ってるんですか?」

キュゥべぇ「昔君たちにも少し世話になったからね」

マミ「それじゃあ向こうの子は?」

小雪「えっわっ私はですね」

キュゥべぇ「君は忍野村のくノ一だろ? 最近解散したって噂聞いたけど、やっぱりそうなんだね」

小雪「あっ・・・はい。」

マミ「それじゃあ彼女たちは魔法少女じゃないのね?」

さやか「魔法少女って?」

マミ「まずはこれから説明しないとね」つソウルジェム

まどか「きれい~」

マミ「これがソウルジェム。キュゥべぇに選ばれた女の子が、契約で生み出す宝石よ。魔力の源であり、魔法少女の証でもあるの」

キュイーン

クルル「そのソウルジェムっての、少しこっちに貸してもらえねぇかぁ~?」ウィーンウィーン

マミ「えっ・・・いったい何をする気なの?」

さやか「ってかあいつの手に持ってるの、なんかすっごく左右に揺れてんだけど!」

クルル「なぁ~に入れるのは先っちょだけだからよぉ~クックック」ウィーンウィーン

マミ「えっ先っちょ!?」

まどか「なんか今度は激しく上下に動き始めたよ!?」

ゴツン

クルル「」

夏美「このエロガエル・・・!!」

マミ「んもぅ、せっかちな男のは嫌われるぞ」

小雪「ところで契約とは?」

キュゥべぇ「僕は、君たちの願いを何でもひとつ叶えてあげる」

まどか「願い事って・・・」

キュゥべぇ「なんだって構わない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」

ケロロ「夏美殿! とっとと契約してポコペン侵略するであります!!」

ギロロ「貴様!ポコペン人の手を借りるとか、ケロン人として恥ずかしくないのか!!」

ケロロ「だってもうこれしかないじゃん!! じゃあ他に案でもあるっていうの!?」

ギロロ「武力制圧だ・・・!」ガチャッ

ケロロ「だからそれじゃあガンプラ工場まで壊しちゃうじゃん! それダメ!!」

ゴツン

ケロロ「」

ギロロ「」

夏美「少し静かにしてて・・・!」

キュゥべぇ「でも、それと出来上がるのがソウルジェム。この石手にしたものは、魔女と戦う使命を課されるんだ」

まどか「魔女?」

さやか「魔女ってなんなの? 魔法少女とは違うの?」

キュゥべぇ「願いから生まれるのが魔法少女だとすれば、魔女は呪いから生まれた存在なんだ。」

キュゥべぇ「魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望をまき散らす。しかもその姿に普通の人間には見えないからたちが悪い」

キュゥべぇ「不安や猜疑心。過剰な怒りや憎しみ、そう言う禍の種を世界にもたらしているんだ」

マミ「理由のはっきりしない自殺や殺人事件なんかは、かなりの確率で魔女の呪いが原因なのよ」

小雪「やはり・・・あの者たちはあやかしの類でしたか」

さやか「そんなやばい奴らがいるのに、どうして誰も気づかないの?」

キュゥべぇ「常に結界の奥に隠れ潜んで、人前には姿を現さないからねぇさっき君たちが迷い込んだ迷路のような場所がそうだよ」

冬樹「・・・・・」

夏美「冬樹?」

冬樹「すごい、すごいよ!!」

さやか「えっ」

冬樹「だって宇宙人以外にいままで迷信とされてきた魔女がいるんだよ!? おまけに魔法少女までいるなんて・・・! これは早く帰って論文書き上げないと!!」

夏美「あちゃ~変なスイッチ入たか~」

まどか「スイッチって?」

夏美「あたしの弟、アカルトマニアでねぇ~こう言う話には目がないの」

マミ「でもあなたたち結構危ない所だったのよ? あれに飲み込まれた人間は、普通は生きて帰ってこれないから」

冬樹「あっ・・・ごめんなさい・・・でも、巴さんはそんな危険なものと戦ってるんでしたよね」

マミ「そう、だからあなた達も慎重に選んだほうがいい。キュゥべぇに選ばれたあなた達は、どんな願いでも叶えられるチャスがある」

マミ「でもそれは、死ととなり合わせなの」

さやか「悩むな~」

マミ「そこで提案なんだけど、みんな暫く私の魔女退治に付き合ってみない?」

まどか「えっ!?」

マミ「その上で、危険を犯してまで叶えたい願いがあるかどうか、真剣に考えてほしいの」

取りあえず今日はここまで続きはまた今週の週末にでも
需要があるかどうかわからないですけど

マミ「鹿目さんや美樹さんは見滝原の生徒だから住んでるのよね?」

まどか「はい、そうですけど」

マミ「えっと、あなたたちは何所に住んでるのかしら?」

冬樹「僕達は東京から来たんですけど」

さやか「えらい遠い所から来たね」

マミ「あら、ずい分長話につき合わせたわね。ごめんなさい。所で、時間は大丈夫なのかしら?」

夏美「えっ」

現在、午後7時!

夏美「やばっ!!」

ケロロ「そう言えば我輩今日夕飯当番じゃん!!」

さやか「(侵略者なのに心配そこなんだ)」

ギロロ「貴様、心配する所はそこじゃないだろ!」

さやか「(うん、そこじゃないと思う)」

ギロロ「タママとは連絡とれたのか!?」

ケロロ「あっそういえばそうだった。タママータママ二等兵ー応答するでありますー」

まどか「タママって?」

ギロロ「俺達の小隊の一員だ。あいつがいなければ小隊全員揃わん」

誰か忘れてます!

夏美「そういえば桃華ちゃんの方は?」

冬樹「だめ、全然つながらないんだ」

ケロロ「こっちもでありますなー」

マミ「誰かと待ち合わせしてるのかしら?」

冬樹「ちょっと友達と」

夏美「あたし達もそろそろ帰ろっか」

小雪「はい♪」

マミ「じゃあ帰りは私が送ってって」

宇宙人×4+忍者1!

マミ「あなた達の方は心配なさそうね。道はわかる?」

冬樹「あっはい」

夏美「ケーキ御馳走様でしたぁ~」

さやか「まったねぇーみんなー」

マミ「それじゃああなた達二人は私が送ってくわ」

まどか「あっすいません」

マミ「気にしないで、買物のついでだから」

~~道中~~

マミ「さて、二人は無事に送ったし買い物も済ませて帰ろうかしら。それにしても、私の部屋にあれだけの人数呼んだの始めてね」

巴マミ! 年齢15歳! 見滝原中学に通う中学三年生、青春を満喫中ってわけにないかないようで

マミ「(友達か~魔法少女になってからはそういうの作る暇もなかったなぁ~)」

そう、彼女は魔法少女あるがゆえにその使命を課せられていた

マミ「(宇宙人と友達か・・・他の魔法少女達みんなああやって仲良くなれればいいんだけど)」

魔法少女はある見返りとして時に対立しあうことがあるそうな。その見返りはまた次の話で

サガセー!クサノヲワケテデモサガセー!

マミ「(こんな時間だって言うのに、ずい分騒がしいわね。でもあのマークって確か西澤グループよね。何かあったのかしら)」

オジョウサマガユクエフメイナンテシンエイタイノナガスタルゾー!

マミ「(お嬢様・・・もしかして西澤桃華の事かしら? でもなんでそんな人がこんな街に・・・)」

サガセー!サガセー!

マミ「(行方不明って言ってたけど・・・まさか・・・少しパトロール強化した方がいいかも知れないわね)」

そんなこんなでマミさんは急きょ予定変更して夜の街をパトロールするのであった!

第2話「マミのパトロール」であります!

マミ「ソウルジェルは・・・かすかにだけど反応してるわね・・・」

フォンフォン

マミ「(この辺かしら・・・って)」

556「ハーッハッハッハ・・・」

宇宙探偵(自称)556!ケロロの幼滋味!性格はとにかく暑苦しい!!

ラビィ「お兄ちゃんしっかりして!!」

ラビィ!556の妹、しっかりした性格で今日も兄を支えている!!

マミ「・・・・・(私は何見てないし聞いてない)」

素通り!

556「ハーッハッハッハ・・・」

ラビィ「お兄ちゃんしっかりして!」

マミ「(またこの人たち私の前で!)

また素通り!

マミ「(今度こそ・・・)」

556「ハーッ」

以下略!

ラビィ「お兄ちゃ」

こっちも以下略!

マミ「(あんましトラブルとは関わりたくないのだけれど)あなた達・・・なにやってるの?」

556「よく聞いてくれた、そこの道行く少女よ!!」

マミ「(暑苦しい)」

556「この腹の音を聞けぃ!!」ハッーッハッハッハ

ラビィ「すいません、兄が最近賑わってる見滝原なら必ず依頼があると聞いてここに来たのですが、」

ラビィ「ここに来て早1週間、依頼どころか私の仕事もなく途方に暮れてたんです。すいません!すいません!」

マミ「ようするに、お腹がすいてて行倒れてたのね」

556「そういう事だ!」キラーン

マミ「(かっこよくポーズを決めて言うことかしら)」

ラビィ「あの・・・・」

マミ「わかってるわ・・・食べ物でしょ。確かさっき買ったおにぎりがいくつかあったわね」ゴソゴソ

ラビィ「よかったねお兄ちゃん!」

556「少女よ、これも一食の恩義だ。助けて欲しいことがあったらすぐにおれの名を呼べ!すぐ駆けつけよう!!」

マミ「ありがとう。気持ちだけいただいておくわ。」

556「では、さらば!!」

マミ「(なんだったのかしら・・・あの二人は・・・さてっ私はもう少しこの辺りを探ってみようかしら)」

フォンフォンフォン

マミ「少し強くなってきたわね・・・やっぱりこのへんに・・・って・・・あれは・・・」

「ジェル」

フォンフォンフォン

マミ「(反応が少し強いんだけれど・・・魔女かしら・・・でも魔女なら結界の中なんだけれど・・・)」

「ジェル・・・」

マミ「(戦闘態勢のポーズにはいった・・・多分私と一戦交える気かしら。でもここで事を交えるわけには」

「ジェル!!」

マミ「きゃあっ!?(っていきなり抱きついて涙流してる!? どういうことなの!? おまけになんかヌルヌルしてるし!!)

ウェットルマン「ジェル・・・・」

ウェットルマン! 以前ケロロ小隊が作り出した対夏美用生物兵器!! その力はなめくじの千倍だ!!

マミ「そう・・・ある宇宙人に作られたはいいものの、弱いヒーローじゃ視聴率取れないと言われショックを受けそこから飛び出したと」

ウェットルマン「ジェル・・・」

マミ「(ヒーローだったのね・・・)」


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