アイドルマスターシンデレラガールズのしゅがーはぁとさんこと佐藤心さんのお話です。
注意
この話は以前に書いた
佐藤心「プロデューサーと」片桐早苗「アイドル」
佐藤心「プロデューサーと」片桐早苗「アイドル」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450783374/)
の設定等を引き継いでいます。これ以前のもお読み頂ければ支障はございません。
音無小鳥「事務員と」安部菜々「アイドル」
音無小鳥「事務員と」安部菜々「アイドル」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451664141/)
また、おまけ的な意味合いが強いですが、こちらもお読みいただけるとより分かりやすいと思われます。
もし、今回のみお読みになる場合、しゅがーはぁとさんがプロデューサーをやってるということさえ理解していただければなんとかなります。
独自設定、キャラ崩壊、ご都合主義、文章が変、キャラ間での待遇の差など問題点を多数抱えておりますが、大目に見て頂ければ幸いです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452598244
イベント会場
凛「こんにちは。注文の品のお届けです」
心「お☆ ありがとね♪」
凛「いえ、仕事なので……」
凛「じゃあまたお願いします。それでは」
心「まぁまてまて☆」
凛「なんですか」
心「せっかく届けてくれた人になんのお礼もせずに帰すとか女が廃る☆」
凛「仕事なんで大丈夫です」
心「まぁまぁ、こっちこっち☆」
凛「ちょ、なに! 離して!」
舞台 リハ中
楓『それではマイクテストお願いします』
スタッフ「はーい、じゃあ曲いきまーす」
早苗『おーねがいシンデレラ~♪』
心「どうよ?」
凛「どうもこうもないんだけど」
心「リハ見れるなんて普通じゃありえないんだぞ☆ 感謝してね☆ しろよ☆」
凛「はいはい……」
心「かっこいいよね」
凛「確かに舞台で踊ってるとかっこよく見えるね」
心「いやいや、あの二人じゃなくて、花屋ちゃんよ☆」
凛「私が?」
心「うんうん☆ なんかクールな美少女!って感じ☆」
凛「やめてよ……」
凛「私なんかよりもあの二人の方がかっこいいよ」
心「そりゃ当たり前だ☆」
心「なんてったってはぁとが惚れ込んだ二人だからね☆」
凛「惚れ込んだって……」
心「プロデューサーって職業の人は惚れっぽいんだぞ♪」
心「自分が惚れたアイドルを全世界の人に自慢したいからプロデュースするの☆」
凛「……ふーん」
心「だからあの二人がかっこいいのは当然☆」
心「でも、あの二人に劣らないくらいに花屋ちゃんもかっこいいんだ☆」
凛「私に惚れたってこと?」
心「おう☆」
凛「……凛」
心「ん?」
凛「だから、渋谷凛。花屋ちゃんじゃないよ」
心「おお☆ やっと名前教えてくれたね、凛ちゃん♪」
楓『はぁとちゃーん! どうでしたー?』
早苗『ばっちりでしょー!?』
凛「呼ばれてるよ」
心「あーい! ばっちりですよー☆」
心「凛ちゃんも行く?」
凛「行くって?」
心「ステージ☆」
舞台上
楓「私としてはもう少し舞台を広く使いたいんですけど……」
早苗「んー、でもマイクが有線だし厳しくない?」
心「あ、それは大丈夫です☆ 今はリハなんで有線使ってますけど、本番は無線使えるようにしときます☆」
凛「……」
早苗「ところでそっちの子は?」
心「渋谷凛ちゃんだぞ☆」
楓「凛ちゃんですか。高垣楓です。よろしくお願いしますね」
早苗「片桐早苗だぞ♪ よろしくね!」
凛「渋谷凛です……」
楓「また事務所が賑やかになりますね」
早苗「そうねぇ、でもスタッフ不足は大丈夫なの?」
心「んー、まぁなんとか☆ 早苗さんも楓ちゃんも手伝ってくれてますし☆ 菜々先輩もいるし☆」
楓「ふふっ。じゃあ今後はもっと頑張らないといけませんね」
早苗「よーし、お姉さん初めての後輩のためにはりきっちゃうわよー!」
凛「え!? ちょっと待って、私アイドルやるなんて言ってない……!」
楓「そうなんですか?」
心「そうなんだよねー。この娘、意外と強情で☆」
早苗「でも、はぁとちゃんに捕捉されてるし時間の問題でしょー」
心「そーっすねぇ☆」
心、早苗「「あっはっはっはっは!」」
凛「なんなのこの人達……」
楓「凛ちゃんはアイドルには興味ないの?」
凛「……なくはないけど、どうしてもやりたいわけじゃないかな」
楓「凛ちゃんはライブとか見に行ったことはある?」
凛「ないけど……」
楓「じゃあ、わからないわね」
楓「はぁとちゃん。今日のイベントって席に余裕ありますか?」
心「すでに抑えてあるぞ☆」
早苗「いやー、さすがはぁとちゃん。仕事が早いわねぇ」
心「いやいや、それほどでも☆」
楓「というわけで、今日の私達のイベント、せっかくだから見てみない?」
凛「でも、店に戻らないと……」
心「歩いて?」
凛「え?」
心「店長さんには、『娘さんにお礼を兼ねてイベントに招待します。終わり次第、お家まで責任持って送り届けます』って伝えて帰ってもらったぞ☆」
凛「なっ……!」
早苗「あらー、じゃあ見ていくしかないわね。歩いて帰るには辛いだろうし」
凛「タクシー拾うから!」
心「財布もなしに?」
凛「……!」
心「仕事中だと思って油断したな☆ 凛ちゃんが財布を持ってきていないのはすでに調査済みだ☆」
凛「うっ……」
楓「ふふっ。凛ちゃんが見てるならもっと張り切らないといけませんね」
早苗「そうねぇ、限界越えましょうか!」
心「ステージ上で倒れるのだけは勘弁な☆」
楓、早苗「「はーい」」
心「じゃあ、凛ちゃん。本番まであと1時間くらいで逃げる方法を思い付けるといいね☆」
凛「なんなの、もう……」
イベント本番 関係者席
心「どっこせっと……」
凛「おばさんくさいよ」
心「乙女に向かっておばさんとはなんだ☆」
凛「事実だから」
心「まったく生意気だな☆」
凛「はめられた相手に優しくは出来ないと思うけど」
心「それもそっか☆」
心「ま、凛ちゃんはこのイベントを見る運命だったと思って諦めろ☆」
凛「ふんっ……」
心「さぁ、楽しいステージの開幕だぞ☆」
楓『みなさーん』
早苗『おっまたせー!』
楓『今日はトークイベントに来ていただいてありがとうございます』
早苗『し・か・も! 後半は歌もありよ♪』
楓『じゃあ早速、事前に頂いてた質問に答えていきますね』
イベント前半終了
早苗『じゃあこれからちょっと準備してくるから待っててね!』
楓『すぐにもどりますからね』
凛「……」
心「どうよ?」
凛「別に……」
心「まぁ、アイドルの真骨頂はここからだから☆」
早苗『おーねがい、シンデレラ~♪』
楓『夢は夢でおーわれーない♪』
楓、早苗『『動きはじーめてる~♪』』
楓、早苗『『輝く日のために♪』』
凛「……!」
心(勝ったな)
楓『では、聞いてください。「こいかぜ」』
楓『渇いーた風が~♪』
楓『心ー通り抜ける~♪』
凛「すごい……」
心「でしょ? うちの歌姫、かっこいいでしょ?」
凛「うん……」
心「凛ちゃんも楓ちゃんみたいになれるよ?」
凛「……どうかな」
心「生意気だねぇ☆」
凛「ありがと」
心「誉めてない☆」
早苗『わっしょい! わっしょい!』
早苗『わっしょい! わっしょい!』
凛「ああはなりたくないかな……」
心「あれは仕方ない」
イベント終了後 舞台上
凛「……」
心「広いでしょ」
凛「さっき見た時は大したことないと思ったけど、客席に居たあとだと広く感じるね」
凛「一番後ろなんて本当に遠い」
心「でもね、この会場中にファンの皆が居て、キラキラした目でこっちを見てるんだぞ☆」
凛「……」
早苗「実際歌ってるとこのくらいじゃ狭いくらいよ」
楓「そうですね。一番後ろの人も見えますし、前の方なんて表情もしっかり分かります」
凛「どういう気分になるの?」
早苗「そうねぇ」
楓「楽しい、かしら」
早苗「確かに楽しいわね」
凛「楽しい……」
心「会場一杯のお客さんを見れるのは舞台に上がった人間だけ」
心「それは舞台に立つ人の特権。普通にしてたらまず味わえない感覚」
早苗「しかも病み付きになるわよ」
楓「ええ、もうやめられません」
凛「ふーん……」
心「さって、そろそろ店長さんも心配してるだろうから送ってくぞ☆」
凛「うん」
帰り道
凛「ねぇ」
心「んー?」
凛「私でもあの場所に立てるの?」
心「もち☆」
凛「ふーん……」
凛「話だけ……話だけ聞こうかな」
心「そうこなくちゃね☆」
後日 CGプロ 事務所
心「というわけで、新しくアイドルになった凛ちゃんです」
凛「渋谷凛です……よ、よろしく……」
みく「前川みくにゃ!」
茜「日野茜ですっ!! よろしくお願いします!!!」
幸子「ふふーん! このカワイイカワイイボクは輿水幸子です!」
ちひろ「千川ちひろです。よろしくお願いしますね♪」
心「あとはあの時あった二人ともう一人いるけどそっちはまた後日で☆」
心「じゃあ、今後のスケジュールについて発表だー☆」
心「いつもの如く、凛ちゃんにはデビュー用のステージをおさえてあります☆」
みく「最近行動はやいよね」
ちひろ「お金の心配がほぼないですから♪」
茜「お仕事いっぱいですからね!!!」
幸子「まぁ、このボクが居ますからね!」
心「そんでもってそのステージに凛ちゃんはユニットで出てもらいます☆」
凛「ユニット?」
心「そ☆ 凛ちゃん、茜、みくの三人☆」
幸子「……ボクは?」
心「幸子にはバラエティの仕事が待ってます☆」
幸子「またバラエティですか……」
心「幸子が居ないと華がないからってディレクターさん直々のご指名だぞ☆」
幸子「……ふふーん! まあ、そうですよね! ボクほど華のある人なんて居ませんから!」
凛「ねぇ、あの娘チョロくない?」
みく「いつものことにゃ」
茜「ですねっ!!」
心「まぁ、幸子は置いといて、レッスンもしばらくはこのユニットで行うぞ☆」
心「みくと茜は凛ちゃんのフォローを頼むわ、まじで☆」
みく「任せるにゃ!」
茜「了解ですっ!!」
心「で、レッスンははぁとが忙しいのもあって、マストレさんにお願いしてあります☆」
みく、茜「「」」
凛「マストレさん?」
心「うちと契約してるトレーナーさん☆ 結構厳しいから頑張ってね♪」
幸子「どんまいです……みくさん、茜さん」
凛デビューイベント 当日
心「さー! 今日は張り切っていこー!」
凛「うん……!」
みく「やっとあのレッスンの日々が終わったにゃ……!」
茜「辛かったですね……! みくちゃん……!!」
心「お前らマストレさんにちくるぞ☆」
みく「ご容赦を……! 平に、平にご容赦を……!」
凛「みく、キャラ変わってるよ」
茜「特性ドリンクはもう……うっ……」
心「凛ちゃんはわりと平気そうだね?」
凛「うん。初めてだったし、ああいうものなんじゃないの?」
みく「それは違うにゃ!」
茜「そうですっ! マストレさんは私でもきつい時があります!!」
凛「そ、そうなんだ……」
心「でも、マストレさんのレッスンに比べたら本番なんて大したことないだろ☆」
みく「それはそうだけど……」
茜「本番は本番で独特な緊張感がですね……!」
心「茜はまだ慣れないのか☆」
茜「うぅ……申し訳ありません! 少し走ってきます!!」
茜「ボンバー!!!」
みく「って!? あとちょっとで本番だにゃ!」
心「みく、追え」
みく「え、マジ?」
心「マジ☆」
みく「無理くない?」
心「無理くない☆」
みく「……Pチャンなんて大っ嫌いにゃぁ!!!!」
みく「待つにゃ茜チャン!!」
凛「ふふ……」
心「お、いい感じに緊張がほぐれたみたいだな☆」
凛「そうかもしれないね」
心「余裕そうだな☆」
凛「余裕、ではないかな」
凛「でも、今はこの胸の高鳴りが抑えられないんだ」
凛「そして、この高鳴りも悪くないって思うよ」
心「もう大物の風格漂ってるな☆」
凛「大物……。 まだただの小娘だよ。でも、今日のお客さんに私の足跡を残したい」
心「お、おう☆」
凛「今日のステージを見に来た人に忘れる事が出来ない想いを刻み付けるんだ」
心「が、がんばって☆」
凛「あの時の私と同じように。ううん、もっと強く……!」
みく「ただいまにゃぁ……」
茜「ただいま戻りましたっ!!」
心「おーはやかったな」
みく「茜チャンが迷子になってスタッフさんに保護されてたからなんとかなったにゃ」
茜「日野茜、迷子になるとは不覚でした……!」
心「まぁ、なにはともあれ時間までに戻れて良かった良かった☆」
心「さ、衣装に着替えて☆」
みく「青い衣装ってなんだか新鮮にゃ」
茜「赤とか黄色とか暖色が多かったですからね!」
凛「ふーん。そうだったんだ」
心「寒色はイメージに合わないからなー。何よりうちの事務所始まって以来の初青衣装だ☆」
心「ちなみにはぁともデザインに関わってます☆」
凛「プロデューサーが……まぁ、悪くないかな」
みく「そう言いつつ口元が緩んでるにゃ」
凛「う、うるさいなぁ」
茜「おお! 凛ちゃんよく似合ってますよ! かっこいいです!!」
凛「ありがと。私もこの衣装、気に入ったよ」
心「そう言ってもらえるとはぁとも鼻が高いぞ☆」
凛「やっぱ蒼っていいよね」
心「うん? そうだな☆ やっぱ空間が締まるもんな☆ 青だと」
凛「そうだね。蒼だと締まるもんね」
心「おう?」
凛「蒼だからね」
心「う、うん」
みく「Pチャンが押されてるにゃ……」
茜「むむ……? プロデューサーと凛ちゃんの青には違いがあるんでしょうか!?」
凛「そうだよ。いい? 茜。まず青と蒼では根本的に……」
心「あ、あー! そろそろ時間だぞーぉ。いってこーい」
みく「棒読みにゃ……」
心「シメるぞ☆」
凛「じゃあ、行こうか。みく、茜」
凛「この会場に私達の足跡、残していこうか」
茜「お、おぉ……! 凛ちゃん、すごくかっこいいですね!! 私も見習いますよ!! ファイヤー!!!」
みく「あれ、なんかみくだけ場違い感が……」
ステージ 本番
凛『……』
茜『……!』
みく『って黙ってちゃダメにゃ! 挨拶しないと!』
凛『だって初めてだからよくわかんないし……』
みく『じゃあ、みくがお手本見せるから、その通りにやるにゃ!』
みく『ゴホンっ。 みんなー! 元気だったかにゃー? 前川みくだにゃ!』
みく『今日は事務所の新しい仲間のステージに来てくれてありがとー!』
みく『ネコチャンパワーで会場を盛り上げちゃうにゃ!』
茜『さすがはみくちゃんです! かわいいですね!!』
みく『ふふーん。このくらい大したことないにゃ』
みく『じゃあ、凛ちゃんやってみるにゃ』
凛『えっと、うん』
凛『初めまして、渋谷凛、です』
凛『……』
みく『困ったときはにゃあと言うといいにゃ!』
凛『いや、それはちょっと……』
みく『どーしてにゃー!』
凛『やっぱあとでもいい? 茜、お願い』
茜『私ですか!? わかりましたー!』
茜『皆さん! お久しぶりです!! 日野茜ですっ!!』
茜『にゃあっ!!!!』
みく「!?」
みく『どーして! どーして茜チャンがにゃあって言うにゃあ!』
みく『茜チャンまで猫チャンアイドルやったらみくのいアイデンティティがクライシスにゃ!』
茜『ですが、先程みくちゃんが真似をしろと……!』
みく『あれは凛ちゃんに言ったの! 茜チャンはもう慣れてるでしょ!?』
茜『はっ!! そうでした!!!』
凛『じゃあ、みくによる後輩いじめが一段落ついたとこで、曲に行こっか』
みく『待つにゃ! それじゃみくが悪い先輩みたいに……!』
茜『そ、そんなことありません! みくちゃんは良い先輩ですっ!!』
みく『完璧なタイミングのフォローで余計に怪しくなったにゃ!!』
茜『も、申し訳ありません! 土下座ですか!? 土下座すればいいですか!?』
凛『茜、ここステージだから楽屋に戻ったらみく先輩に二人で土下座しよう? そうすれば許してもらえるかもしれないよ』
茜『凛ちゃん……!』
みく『だーかーらー! どーしてそーなるにゃー!』
凛『袖でプロデューサーが爆笑してるし、そろそろ歌うよ』
凛『みくに負けないくらい私の歌を皆に刻み付けてあげる』
凛『「Never say never」!』
CGプロ 事務所
菜々「あ、おかえりなさーい♪」
幸子「ふふーん! 待ちくたびれましたよ!」
凛「た、ただいま……」
茜「おぉ……事務所がとても華やかに!!」
みく「すごい数だにゃぁ」
ちひろ「千本らしいですよ」
心「千ってまたすげぇな☆ いくらだよ☆」
凛「1本200円超えるから20万以上かも」
早苗「あー、どっこいせっと……」
楓「飾り付けるの大変だったんですよ」
心「誰だよ、こんなに花買ったバカは☆」
ちひろ「凛ちゃんのお父様ですよ」
凛「なるほど……」
茜「全部同じ花なんですかね!?」
菜々「そうですよ。先日ちひろさんと一緒に買ってきたお花です」
みく「プリンセスブルーだっけ?」
楓「たしか花言葉は」
早苗「『永遠の幸福』だったわよね?」
ちひろ「娘のデビューを祝してたくさんの『永遠の幸福』で凛ちゃんを包むなんて」
心「なかなかキザなとーちゃんだな☆」
凛「やめてよ……」
早苗「でもいいわよねー。両手一杯の花束とか昔は憧れたわ」
茜「今は憧れないんですか?」
楓「茜ちゃんだったらどっちがいいかしら。両手一杯の花束と両手一杯のほかほかごはん」
茜「ほかほかごはんですね!」
幸子「即答ですか!? もう少し悩みましょうよ!」
みく「まぁ、茜チャンだし仕方ないにゃ」
ちひろ「あ、あと社長からお祝いの品も届いてますよ。メッセージつきで」
心「今すぐ捨てろ」
早苗「まぁまぁ、社長の厚意を無駄にしちゃダメだめじゃない?」
楓「お酒だと良いのだけど……」
ちひろ「えっと……、山のようなチョコレートなんですが」
心「なんでチョコなんだ☆」
ちひろ「社長のメッセージは『つまり、そういうこと』とだけ」
みく「相変わらず訳がわからんにゃ……」
茜「凛ちゃんの好物だったりしませんかね!」
心「おいおい☆ このクール美少女がチョコって☆」
凛「……の?」
心「あん?」
凛「私がチョコ好きで悪いの!?」
心「あ、いえ、悪くないです」
幸子「プロデューサーさんが負けた……!?」
みく「これは素晴らしい戦力にゃ……!」
菜々「これならはぁとちゃんにも……!」
みく、菜々、幸子(((勝てる!!!)))
菜々「ささ、とりあえず今日はお疲れさまでした!」
みく「どうぞこちらへにゃ」
幸子「紅茶ですか? コーヒーですか? カワイイボクが淹れてあげますよ!」
凛「ありがと……」
ちひろ「まぁ、なにはともあれ、これで凛ちゃんもめでたくデビューです♪」
ちひろ「これからもよろしくお願いしますね♪」
心「おう、よろしくな☆」
凛「……」
心「な、なんだよ☆」
凛「ふーん……、あんたが私のプロデューサー? まぁ、悪くないかな」
凛「とりあえず、トップまでよろしく。プロデューサー」
end
以上です。お読みいただければ幸いです。
本当に最後の最後の展開だけは考えているんですが、辿り着けるか微妙な感じです。
これ以上登場人物が増えると私の技量では全員を生かしきれない可能性が高いので、多少強引でも終わらせてしまう方が良いような気がしています。
なにはともあれ、キャラバンに戻らないといけないのでさくっと依頼出してきます。
おつ
今回も面白かった。このシリーズ大好きだ
とりあえずトップまでよろしくとかカッコよすぎる
おつ
このSSまとめへのコメント
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