凛「クンカー警察」 (45)

AM2:00 事務所

ガチャリ

「お、来たね。」

「こ、こんな時間になんですか?」

「ふふーん、これを見よー!」バサリ

「こ、これは!」

「プロデューサーのにわか雨に降られたときのYシャツだよーん!」

「な、なんて貴重な物を!」ヒクヒク

「いやー、流石に一人だけで楽しむのもよくないと思ってね。しまむー、今から一緒に吸わない?」

「え、ええ!良いんですか!」

「勿論!」

バターン!!

「そこまでだよ!」



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サイレン君「」ファーーンファーーンファーーンファーーン

凛「クンカー警察だよ。」

未央「げっ、こんな時間でも見つかっちゃうの!?」

卯月「え、わ、私たちなにもしてません!」ワタワタ

凛「しらばっくれても無駄だよ。雨の日のプロデューサーのYシャツ取引、吸引はHSHS物規制法違反、子供でも知ってることだよ。」

凛「さあ、現行犯逮捕だよ。」

未央「ぐ、む、無念。」ガックシ

卯月「そ、そんなあ~。」ガックシ

凛「初犯、しかも未遂だから今回に限り事情聴取で済ませてあげる。」

凛「でも証拠物は押収するね。」バサリ

卯月(あ、お家用のジップロックなんだ。)

取調室

ありす「で、どこであんな物を手に入れたんですか。」

未央「だーかーらー、プロデューサーのロッカーで拾ったって言ってるじゃーん!」

ありす「有り得ませんね。あそこは私達が24時間体制でパトロールしています。」

ありす「あんな危険物が有れば即押収です。」

卯月「あ、あのその…。」アワアワアワ

ありす「はあ、埒があきませんね。」

ガチャリ

凛「どう?何か分かった?」

ありす「駄目です。ただ拾ったと言い張るばかりで。」

凛「ふーん。」チラリ

卯月「り、凛ちゃん?」ビクッ

凛「昨日から進展も無いし、一旦お昼にしようか。」

ありす「り、凛さん?取り調べ中にそういうことは…。」

未央「お、さすがしぶりん、話がわかる!」

凛「ただし、メニューはこっちが決めるよ。」

凛「…。」モグモグ

ありす「」チュルチュル

未央「…。」

卯月「…。」

凛「食べないの?」

未央(生姜焼き定食)「こ、こんなの酷すぎるよ…。」

卯月(オムライス)「ご、ご飯の差が…。」

凛(PのYシャツ揚げ定食)「そうかな?」

ありす(Pの靴下ゴムスパゲティ風)「そちらも美味しそうですよ。」シレッ


未央「わ、分かったよ。」

卯月「み、未央ちゃん?」

凛「何が?」モグモグ

未央「言います、言うから!私達にも頂戴!」

ありす「ほう。」チュルチュル

未央「買ったの!顔は隠れてたけど怪しい人から!」

ありす「詳しく聞かせてもらいましょうか。」



翌日 事務所
AM 00:00

ありす「あの後未央さんの自白から得られた情報では週一でここに現れると。」コソコソ

凛『ありす、一網打尽にするチャンスなんだ。囮捜査をお願いできるかな?』

ありす「私が客の振りをして商品の受け渡し時に現行犯逮捕。完璧な作戦です。」

ありす「しかし、誰も来ませんが…。」

???「………。」スッ

???「……!!!」ガッ

ありす「!?むぐ!(し、しまった!罠!)」ジタバタ

???「…!」バサッ

ありす「うむ!うむむむ!(こ、この匂いはPさんのパンツ!こんなものまで!)」

ありす「(ね、むくな、って…。)」ガクッ

???「……。」ニヤリ

翌日
クンカー警察本部(別名談話室)

まゆ「どうしたんですかあ?こんな朝早くから?」フワァ

智絵里「き、緊急のお話だって署長さんが。」

アーニャ「寝ちゃ、駄目です。」

凛「皆、よく聞いて。」

凛「昨日囮捜査をしていた、ありすが行方不明になった。」

一同「!?」

智絵里「え、えっ!行方不明って、え!?」

まゆ「どう言うことですかあ?確かいつもみたいな売人の摘発でしたよね?」

凛「そして今朝このDVDが届いた。ご丁寧にYシャツ包装で。」

凛「Yシャツ包装で。」

まゆ「話進めてください。」

凛「今から再生するから。」ゴソゴソ

智絵里(あ、Yシャツはポケットに入れるんだ。)

ジーーッ

ありす『…。』

アーニャ「ありす、さん!」

ありす『あぁ、Pさんのパンツ、良い匂い…。』ヘニャア

ありす『凛さん、皆さん、ごめんなさぁい、私はもう戻れませぇん…!』knkknkhshs

ありす『きもちいいですううううう…………。』トローーン

ブチッ

凛「ありすは一応保護されたけど、今はクンカー病院で治療中。」

まゆ「HS物漬けにするなんて…なんて惨い…。」

凛「今後は取締りを徹底的に行う。異論は無いね。」

一同「」コクリ

こうして徹底的な圧政が始まりました。

>>25修正

凛「ありすは一応保護されたけど、今はクンカー病院で治療中。」

まゆ「HS物漬けにするなんて…なんて惨い…。」

凛「今後は取締りを徹底的に行う。異論は無いね。」

一同「」コクリ

文香「こうして徹底的な圧政が始まりました。」

文香「時には事務所の外で」

ガチャリ

凛「クンカー警察だよ。危険物所持の疑いで臨検させてもらうよ!」

モバP「え、いや、これ俺の古いYシャツなんですけど…いや、あの…はい。」



文香「時には事務所で」

モバP「あれ、俺の靴下無いんだけど。」

立札君「ここに放置されていたクンカ物は戦時特法により徴発致しました。」


文香「はたまた事務所の外で」

まゆ「Pさんのお布団…。」スウ

凛「」hshshsknkknkknk

文香「こうして押収されたクンカ物は500点にも及び…。」

???「は、は、遂に、遂に、出来た!プロデューサースメルルーム!」

???「マッチポンプでありすを堕とし、それを口実に捜査権を強める!」

???「そうして押収物を横領すること半年!」

???「これが、これがアルカディアなん…だ…!」ゴロゴロゴロゴロゴロ

モバP「」

???「……。」

モバP「……。」メトメガアウー

凛「」

モバP「」

サイレン君「」ファーーンファーーンファーーンファーーンファーーンファーーン





テーマはナチスドイツの悲劇!
満足した!
終わり!閉廷!

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