アイドルマスターシンデレラガールズ佐藤心さんことしゅがーはぁとさんのお話です。
注意
この話は以前に書いた
ヘレン「プロデューサーと」佐藤心「アイドル」
ヘレン「プロデューサーと」佐藤心「アイドル」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448960376/)
の設定を引き継いでいます。
これら以前のもお読みいただく方が理解が早いと思います。
もし、今回のみ読むのであれば、しゅがはさんがプロデューサーという事を理解してもらえれば多分なんとかなります。
独自設定、キャラ崩壊、ご都合主義、文章が変など様々な問題点がありますが、大目に見て頂ければ幸いです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450783374
CGプロ 事務所
みく「じゃあ、Pチャン、ちひろさんお疲れさまにゃ」
幸子「お疲れさまです」
茜「お疲れさまでしたー!!!」
心「はいはい、お疲れー。気を付けて帰れよ☆」
ちひろ「お疲れさまでした。暗いので気を付けてくださいね」
心「ふー……」
ちひろ「お疲れ気味ですね」
心「急に仕事増えたからね☆」
ちひろ「あのライブ以降二倍とまではいかなくてもそれに近いですからね」
心「いい加減裏方がはぁと達だけじゃ死ぬぞ☆」
ちひろ「今月は丸一日休み取れるんですかね……」
心「半休取れるだけマシと思ってた方がいいぞ」
心、ちひろ「「はぁ……」」
心「まぁ、お仕事増えるのは良いことなんだよね」
ちひろ「ですね。前みたいにお金なくてひーひー言わなくて済みますし」
ちひろ「心さんの曲を発注する余裕だってあるのに」
心「無理無理。アイドル業まで手が回らない☆」
心「プロデュースと事務作業だけで一杯一杯☆」
ちひろ「ですよねぇ……」
心「ま、落ち着くまでもうちょい我慢かな。もしくは人が増えるまで」
ちひろ「増えるんですか?」
心「はぁとに聞くな☆」
心、ちひろ「「はぁ……」」
心「っと、電話か」
心「はいはい。あなたのはぁとをしゅがしゅがすうぃーと☆ しゅがーはぁとだよぉ☆」
菜々『助けてください~!!』
心「はえ?」
千葉県 某所 ウサミン星付近
菜々「ですから! ナナは未成年じゃないです!」
??「だーかーらー。詳しい話は署で聞くから」
心「お疲れさまでーす☆」
菜々「はぁとちゃん~!」
??「ん? どちらさま?」
心「えー、この人の上司、かな?」
心「てか、どゆこと?」
菜々「未成年と間違えられて……」
心「ああ……。その袋の中身のせいで職質されてんのね」
??「未成年飲酒は法律違反! お姉さんは職務を全うしてる真面目な警察官なの」
心「あー……。えっと、この人一応成人してます。私よりも年上です」
??「うそぉ!? その見た目で!?」
菜々「お巡りさんだってそんな変わんないじゃないですか!」
心「菜々先輩、身分証は?」
菜々「よく行く酒屋さんなので……」
心「年齢確認されないから持っていかなかったのか。なるほど」
心「うーん、はぁとも菜々先輩の身分証明できるものなんも持ってないしなぁ……」
??「あー、もうわかったわ。お姉さんの職場を証明できるものでいいわ」
心「じゃあ、名刺をどうぞ☆」
??「えーっとなになに……『CGプロダクション』っと……」
菜々「なんとかなりそうですね……」
心「地元でも念のため身分証くらい持ち歩いてください☆」
菜々「はい……」
??「確認とれたわ。アイドル事務所の人なのね」
??「どうりで綺麗な人だと思ったわ」
心「やぁ~ん☆ おまわりさんお世辞が上手だぞ☆」
??「お世辞じゃなくて本音よー? 警察は嘘つかないんだぞ」
??「それにしてもアイドルだったとはねー」
菜々「ナナ、そんなにアイドルに見えないんですか……」
心「髪ボサボサで芋ジャーの状態では無理☆」
??「いいわねー。華やかで楽しそうね」
心「ん? 興味ある? アイドルやっちゃう?」
菜々「はぁとちゃん!?」
??「はいはい。大人をからかわないの」
心「はぁとは本気だぞ☆」
??「ありがとね。でも、公務員って副業ダメなのよ」
心「あー、そうなのか。そりゃ残念」
??「でも、スカウトされるなんてお姉さんもまだまだ捨てたもんじゃないわね!」
心「うんうん☆ 余裕余裕☆」
??「っと、そろそろお仕事戻るわね。これ以上サボってると怒られるわ」
菜々「う……。長々とすみませんでした……」
??「いいのよ。気にしないで。悪いのはこっちだし。それにどーせ応援で来てるだけだから、あたしにはここらの治安は関係ないし」
??「じゃ、そういうことで。またね~」
菜々「関係ないならなんでナナを職質したんですか……」
心「ま、そういうこともあるある♪ どんまい☆」
数日後 CGプロ
心「~~♪」
ちひろ「ご機嫌ですね」
心「お仕事楽しいからね☆」
ちひろ「ちょっと前ですと、こんなド平日の真っ昼間にお仕事なんてほとんどなかったですしね」
心「そ☆ 今はほぼ毎日お仕事三昧☆」
心「しかもちょっと前とちがってはぁとが営業行きまくってやっとじゃないし☆」
ちひろ「オファーが来るってありがたいですよね」
心「まぁな☆」
ちひろ「で、オファーと言えばですが、765プロからラジオの公開録音のゲスト出演依頼が来てますよ」
心「また春香ちゃん達の?」
ちひろ「いえ、今度は響ちゃん達の方ですね」
心「あー、あっちか。じゃあ芸人組じゃない方がいい感じか☆」
ちひろ「そうですね。コーナーはネタっぽいですけど、割りと音楽に重点置いてますし」
心「じゃあ楓ちゃんに行ってもらおう☆」
ちひろ「それが無難ですかね?」
心「貴音ちゃんともなんだかんだ気が合うでしょ☆ 楓ちゃんなら♪」
ちひろ「幸子ちゃんとかみくちゃんだと圧倒されちゃいそうですしね。それに響ちゃんとなんとなくキャラ被ってますし」
心「響ちゃんも弄られキャラだからなぁ☆」
心「まぁ、心配なのは雪歩ちゃんが若干暴走しそうなところか☆」
ちひろ「……きっと音無先輩がなんとかしておいてくれますよ」
心「小鳥さんのせいでは?」
ちひろ「……」
ちひろ「一応、あの人も先輩なんで……。黙秘します」
心「おい☆」
ちひろ「まぁいいじゃないですか。とりあえず、楓さんが行くって765プロには伝えておきますね」
心「よろしく☆」
ちひろ「765主体ですし、今回はなにもしなくて良さそうですね」
心「まぁ、トップアイドルの3人と元トップモデルの楓ちゃんだから警備だけはちょっと強化すべきかも」
ちひろ「警察には話通してくれるはずですけど、念のため私の方でも手配しときますね」
心「よろしく☆」
心「っと、電話か☆」
心「もしもしー?」
幸子『助けてください!』
心「はぁ?」
心「おい、先日もこんな展開あったぞ☆」
テレビ局 付近
幸子「ですから! ボクはお仕事があったからここにですねぇ!」
??「はいはい。わかったわかった。で、学校どこ?」
幸子「ですからぁ!」
心「おいーっす☆」
幸子「遅いですよ! プロデューサーさん! 早く助けてください!」
心「帰るぞ☆」
幸子「ごめんなさい! お願いします、助けてください!」
??「あら?」
心「お?」
??「あー、君が居るってことはこの子もアイドル?」
心「そうです☆」
幸子「だから言ってるじゃないですか!」
??「あっちゃー。ごめんねー。てっきり学校サボってるんだと思っちゃった」
幸子「ボクを不良扱いしないでください!」
心「いやいや、こいつがご迷惑をおかけしました☆ 申し訳ない☆」
??「こっちこそごめんね? お姉さんこれでも真面目だからさー。お仕事熱心なの」
幸子「お仕事熱心の一言で善良なこのボクを職質しないで欲しいですね!」
??「いやいや、あなた確実に怪しかったからね?」
心「わかる☆」
幸子「ちょ! 怪しいって! しかも『わかる☆』ってどういうことですか!」
??「だって」
心「ねぇ?」
幸子「なんですか! このカワイイボクのどこが怪しいんですか!」
??「目深に被った帽子、サングラス、マスク」
心「尚且つどう見ても子供にしか見えない背丈」
??、心「「怪しいわ」」
幸子「ふぎゃー!!」
??「ま、不良少女なければ問題ないわ。じゃあ、お姉さんはお仕事戻るわね」
心「あら、戻っちゃいます?」
??「最近うちのクソ上司がうるさくてねー。こんなに真面目に仕事してるのに」
幸子「ふんっ……どこが真面目ですか」
??「あらー? そんな生意気な口きくとー」
??「逮捕しちゃうゾ☆」
幸子「……」
??「な、なによ!」
幸子「いえ……お仕事頑張ってください」
??「ありがと……」
心「あ、やべ☆」
幸子「どうしました?」
心「早く移動しないと遅刻だぞ☆」
幸子「え?」
幸子「ふぎゃー! お、怒られるぅー!」
??「いやー、若い子は元気ねぇ」
心「おまわりさんも若いじゃない☆」
??「んー、お姉さんこれでも28なのよ?」
心「え!?」
??「見えないかしら?」
心「無理無理☆ てか、はぁとより年上なんて……」
??「まぁ、こんな身長だし童顔だから仕方ないわ」
心「菜々先輩と良い勝負できそう☆」
心「てか、マジでアイドルどうですか?」
心「菜々先輩とユニット組ませたいです☆」
??「あはは。そうねぇ、警察続けられなくなったら考えても良いかな」
早苗「でも、今は片桐巡査なのであります!」
早苗「というわけで、お仕事戻るわね。また機械があったら会いましょ」
心「あ、じゃあ名刺だけでも☆」
早苗「ん。もらっとくわ。じゃあね~」
心「にしてもすげぇなぁ……」
心「まさか菜々先輩みたいな人が他にも居るとは……」
さらに数日後 公開録音翌日 CGプロ事務所
ちひろ「公開録音すごかったみたいですね」
心「765の熱狂的なファンが暴走して暴動起きちゃったもんなー」
ちひろ「念のため警察に応援依頼しといて良かったですね」
心「まぁね☆」
心「でも、婦警さんがまじすごかった☆」
心「暴徒と化したファンを次々のしていく様はさながらアクション映画☆」
ちひろ「え、女性だったんですか!?」
心「顔は見てないけどね☆ 小柄だったしたぶん女の人」
ちひろ「はー、すごい人も居たもんですねぇ」
心「まったくだ☆」
楓「おはようございます」
心「おはよー☆」
ちひろ「おはようございます」
楓「あのー……」
心「どした?」
楓「うちの事務所って、余裕あるんですよね?」
ちひろ「楓さんたちのお陰で潤ってますよ」
楓「お願いがあるんですけど……」
心「なになに? まさか犬でも拾ってきた? ダメだぞ☆ うちにはみくが居るんだから☆」
楓「いえ、犬じゃないんですけど……」
ちひろ「どっちにせよ生き物は無理ですよ。夜は無人になっちゃいますし」
心「飼い主探すくらいなら協力出来るけど、飼うとなるとちょっとね」
楓「えーっと、生き物は生き物なんですけど、住む場所とかは決まってて」
心「? 楓ちゃんが仕事の時に事務所で面倒見とけばいいの?」
ちひろ「それくらいなら大丈夫ですよ♪」
楓「本当ですか? よかった」
楓「じゃあ、入ってきてください」
早苗「ど、どーもぉ……」
心「」
ちひろ「え!?」
心「無理です! 元居た場所に返してきなさい!」
楓「良いって言いました! 手のひら返しなんてひどいです!」
心「警察官拾ってくる人がどこにいるんだ☆」
楓「ここに居ます!」
ちひろ「胸張って言うことじゃないです!」
心「てか、おまわりさん忙しいんだから連れ回すんじゃありません!」
早苗「あー……ごめんね? あたしもう警官じゃないのよ」
心「は?」
ちひろ「はい?」
早苗「辞めちった☆ えへ☆」
心「」
楓「早苗さんは昨日の公録で警備に当たってくれていたんですけど」
早苗「調子乗ってフルボッコにしたら停職にされてさー」
早苗「ムカついたから署長ぶん殴ってやった」
早苗「そしたら懲戒免職よ。あー、腹立つわー」
早苗「イライラしながら居酒屋に行ったらちょーど楓ちゃんに声掛けられてね」
楓「一緒に飲みながら事情を聞いたんです」
楓「そうしたら、警察辞めて無職になったって言われたので、うちの事務所に声かけたんです」
ちひろ「そんな勝手に……」
楓「はぁとちゃんの名刺持ってましたし、てっきりその辺の話がついてるものだと……」
ちひろ「心さん……?」
心「あー……確かにスカウトがてら声はかけたけど……」
楓「じゃあ大丈夫ですね」
ちひろ「はぁ……せめて相談くらいしてくださいよ」
早苗「えーっと結局あたしはどうすればいいの?」
ちひろ「えーっと、早苗さん? でいいんですか?」
早苗「あ、ごめんね。片桐早苗よ。よろしく」
ちひろ「千川ちひろです、よろしくお願いします。早苗さんを雇うことは金銭的には可能です」
ちひろ「警察だった時ほどの待遇は無理ですけど、最低限は保証します。あとは個人の仕事次第です」
早苗「あら、じゃあお姉さん頑張っちゃうわよ」
ちひろ「問題は」
楓「問題は?」
ちひろ「心さんの負担が大きくなることです」
ちひろ「実際、今の人数でさえスタッフはいっぱいいっぱいです」
ちひろ「というか、私と心さんしか居ませんし……」
心「頑張ればプロデュースは出来ると思うけど、今以上に放任になりかねない☆」
楓「うーん……。早苗さんにしばらく専念してもらうことはできないんですか?」
心「出来るけど、どうしてもはぁとが居ないとまずい仕事もあるしなぁ」
早苗「え、ちょっと待って、なんの話?」
ちひろ「何って」
楓「早苗さんを」
心「アイドルにする話☆」
早苗「え!?」
心、ちひろ、楓「「「え?」」」
早苗「事務員とかじゃなくて!?」
心「え? アイドルじゃなくて?」
ちひろ「そうなんですか?」
楓「いえ、私はアイドルのつもりで誘いましたけど……」
早苗「ちょっと待って。落ち着きましょう?」
早苗「私は、ここでスタッフとして雇ってもらうつもりだったんだけど」
心「はぁとはアイドルのつもりで勧誘してた☆」
楓「私もです」
ちひろ「アイドル以外の選択肢を思い付きませんでした!」
早苗「私、こんな見た目だけど良い歳よ? アイドルなんて無理じゃない?」
心「はぁと達もさほど変わらないからいける☆」
楓「ですね。慣れるまでは辛いかもしれませんが」
ちひろ「元警察官なら体力面は大丈夫だと思いますよ」
早苗「えー……」
心「アイドル楽しいぞっ☆ ね?」
楓「はい。とっても楽しいですよ」
早苗「うーん、この歳でそんな不安定な職業でいいのかしら……」
楓「何事も挑戦ですよ。自分から変わらないと」
心「早苗さんのプロデュースプランならすぐ作れるぞ☆」
早苗「じゃあ、やってみようかしら。元々警官みたいなお堅い仕事は性に会わなかったし」
ちひろ「レッスン手配しますね。曲もしときますか?」
心「だね☆ ショッピングモールでデビューイベントやろう♪」
ちひろ「今から手配すれば再来週には間に合いますかね?」
心「いざとなれば金の力でなんとかできるっしょ☆」
ちひろ「いやぁ、お金があるって素晴らしい!」
心、ちひろ「「あっはっはっは!!」」
早苗「なんだか楽しそうなところねぇ」
楓「実際楽しいですから」
二週間後 ショッピングモール
早苗「うあー……緊張するわー……」
菜々「大丈夫ですよ! 早苗ちゃんなら余裕です!」
早苗「菜々先輩にそう言って頂けると非常に心強いです」
菜々「なんで敬語なんですか! ナナはJKですよ! 17歳!」
早苗「あはは~」
心「楽しそうだな☆ チーム逆サバ☆」
菜々「ちょ!? なんですか、その名前!」
心「なにってユニット名ですよ☆」
菜々「い・や・で・す! それに菜々はサバなんて読んでません!」
早苗「若いって言われるなら嬉しいけど、その名前はちょっとねぇ」
心「はいはい、冗談ですよ、冗談☆」
菜々「まったくもう!」
心「冗談はともかく、そろそろ出番なんで頑張って☆ 頑張れ☆」
菜々「はいっ!」
早苗「あー、緊張するわねー」
菜々「大丈夫ですよ! みんな最初はガチガチですから!」
早苗「そうね! じゃあ行くわよ!」
ステージ
早苗『ファンのみんな~、おっ待たせ~!』
早苗『お姉さんの初ステージにきてくれてありがとねー!』
早苗『今日はあたしの魅力でみんなをメロメロにしちゃうぞ~♪』
早苗『さってじゃあ今日の心強い助っ人、呼んじゃうぞー!』
早苗『菜々せんぱーい!』
菜々『ちょっと! なんでですか!? ナナは17歳です!』
菜々『それに! この件、控え室でもやりましたよね!?』
早苗『あはは~。そうだっけ?』
早苗『まぁ、これも菜々ちゃんが弄りがいがあるのがいけないのよ』
菜々『弄りがいって! 弄りがいってなんですか!』
早苗『みくちゃん、幸子ちゃん、菜々ちゃんはうちの事務所でもトップの芸人だってはぁとちゃんが言ってたわよ?』
菜々『はぁとちゃんとはこれ終わったらお話し合いします』
菜々『さぁ! さっとやってはぁとちゃんお説教に行きますよ!』
早苗『はいはい。じゃあ片桐早苗で「Can't Stop!!」』
居酒屋
楓「皆さん、グラスは持ちましたね?」
楓「では、かんぱ~い」
心、ちひろ、菜々、早苗「「「「かんぱーい!」」」」
早苗「ぷはぁー! うまい!」
心「仕事終わりのビールは格別だな☆」
菜々「ほどほどにしてくださいよ? 明日もお仕事あるんですから」
楓「店員さーん。いも焼酎をロックでお願いします」
ちひろ「楓さんもほどほどに……」
心「せっかくの打ち上げなのに堅いことは言いっこなし☆」
早苗「そうだぞぉ、菜々君!」
心、早苗「「あっはっはっは」」
菜々「もう!」
心「それよりたまには菜々先輩も飲みましょうよ☆」
菜々「ナナはJKなので……」
早苗「大丈夫大丈夫。泡の出る麦茶だから!」
菜々「元警察官が自称JKに酒すすめるんですか!?」
楓「ふふっ。エイヒレに酔いひれす」
ちひろ「いまいちです」
早苗「まぁいいじゃないの。イベントもうまくいったし、なによりあたしの気分がいいんだから!」
心「そうだぞぉー☆ それにこの先、素面じゃきついぞ☆」
菜々「え?
数時間後
心「あははー」
早苗「うふふー」
楓「ふふっ、ふふふっ」
ちひろ「うわぁ……札束のお風呂だぁ……」
菜々「なんてこったい……」
早苗「あれぇー? もうないのぉー? 店員さーん! ビール! ピッチャーで!」
菜々「ああああ! ダメです! ごめんなさい! 嘘! 嘘ですから!」
早苗「なによぉー菜々先輩のけちー」
心「じゃあはぁとはカシオレピッチャーでー☆」
菜々「なに言ってるんですか!? ダメですよ!」
心「菜々先輩のけちー☆」
心、早苗「「ど・け・ち♪ ど・け・ち♪」
菜々「二人ともうるさいです!」
ちひろ「呼びましたか!?」
菜々「呼んでないです! というか、ちひろちゃんまで酔わないで! ナナだけじゃ無理!」
ちひろ「でも、今けちって……」
菜々「ちひろちゃんはそれでいいんですか!?」
楓「菜々ちゃん。菜々ちゃん」
菜々「楓ちゃん……! ナナ、楓ちゃんなら大丈夫って信じてました……!」
楓「私、ワインよわいんです。ふふっ」
菜々「楓ちゃんを信じたナナに謝ってください!」
更に1時間後 外
心、早苗「「きもちわるい……」」
ちひろ「レシート見たら吐きそう……」
菜々「はぁとちゃんと早苗ちゃんは自業自得です!」
菜々「あとちひろちゃんの吐きそうは何かが違う!」
楓「菜々ちゃん、さっきからツッコミしっぱなしね」
菜々「そう思うなら助けて!」
早苗「あぁー、菜々くーんお水もらえんかねー」
心「なんだそのキャラ☆」
早苗「元上司がセクハラがてらこうやって介抱させてたのよー」
ちひろ「警察の恥……これはお金の匂い……」
菜々「もう! だから飲みすぎって言ったんですよ。はい、お水です」
早苗「ありがとねー」
早苗「あー、うまいわ」
心「はぁとにもちょーだい☆」
早苗「はい。飲みかけだけど」
心「間接キスだ☆ あー、うめぇ☆」
楓「ふふっ。じゃあそろそろ二軒目、行きましょう?」
菜々「いーきーまーせーんー! 今日はお開きです!」
心、楓、早苗「「「えー」」」
菜々「えー、じゃないです! はい! もう解散!」
ちひろ「タクシー呼びますねー」
早苗「あー、あたしは家近いし酔い冷まし兼ねて歩いて帰るわ」
心「夜道は危ないからダメ☆ タクシーで帰ってね☆ 帰れよ☆」
早苗「変質者が出たら逮捕、というかシメるから大丈夫☆」
楓「ふふっ。心強いですね」
心「今の早苗さんは警察官じゃなくてアイドルなんだから、危ないことはダメ☆」
早苗「心配性ねぇ。でも、プロデューサー君に言われたら従うしかないわね」
早苗「では、片桐早苗、プロデューサー君の指示に従ってタクシーで帰りまーす☆」
心「おう☆」
菜々「あ、タクシー来たみたいですね」
心「じゃあ明日からもアイドル頑張りましょう☆」
早苗「うん。それじゃあ、明日からもよろしくね! プロデューサー君!」
End
以上です。
デレステのガシャがクリスマス、年末の連続限定で来ると思って戦々恐々としていましたが、なんとか無事に年を越せそうで安心しました。
でも正月に一体いくら絞られるのやら……。
何はともあれ、お読みいただけましたら幸いです。
ネタはもう一本分くらいあるのですが、ちょっと忙しいのでいつになることやら。
少し早いですが、良いお年をお迎えください。
クリスマスは中止ですので、問題ないです。
では、依頼出してきます。
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