みほ「戦車が話す...?」 (85)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416886737/
上のSSが呼んでて未完だったのなんとなく続けてみる
戦車知識はWOTからだからいろいろと間違いがあるかもしれん...
*上の筆者とはまったくの別人
上のスレの93番から
登場人物とかは上スレ55から参照してね
Panther Vor!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451840483
.............数時間後
不良B・ヤンキーB「やべえ、沼にはまった!沈んじまう、死にたくねえ!!」
不良A「なにやってんの!これうちの学校のものなのyうわああああ」
バッシャ-ン...........................
_____
________
____________
ルノーB1「ここから今の子達に見つけられるまで私達はずっと水中で身動き取れなかったの。」
三突「俺もB1も電装がイカレて頭が機能しなかったんだ...」
三式中「相当ひどい過去をお持ちなんですね.......」
Ⅳ号戦車「電装系がやられるとどんな感じなんd
ポルシェティーガー「ああああああああああああああああああああああああああああ」
全車「?!どうしたんだ!?」
ポルシェティーガー「こんな感じだ」
全車「脅かすな!!!」
(ガラガラガラ
全車(ビクゥ!
ナカジマ「ようやく部品が届いた...おーいツチヤーレオポンを整備するために少し動かしてくれないか~?」
ツチヤ「了解~」
//////整備中////////////////////////
ナカジマ「あーれ、おかしいなぁ...この部品、前はボロボロだったのに今は新品なみだ....」
ツチヤ「ほんとだ....誰かが直してくれたのかな....?」
ポルシェティーガー (不味い.....さっきの雄たけびで再生してしまったっ!)
ナカジマ「せっかく降りたお金で買った部品なのに....残念だなぁ..」
ポルシェティーガー(この際鉄のルールなんていいか....)
ポルシェティーガー(無線機「あの~」
自動車部「うわあああああああ?!おばけえええ?!」
/////////////////所変わって//////////////////////
--------------------------校舎内
華「授業も終わりましたし、早速戦車庫へ参りましょうか」
沙織「今日はなんだかいろんな目に遭った.....」
みほ「あはは.....」
優花理「ようやく戦車に乗れる...」(グテー
麻子「眠い.....」
----------------------------------------------戦車庫前
みほ「でね~お姉ちゃんたらあの後お母さんに怒られちゃって」
沙織「みぽりんのお姉ちゃんそんな一面もあるんだね!」
みほ「そうなの!いつも厳しそうにみえr
自動車部「大変だああああああああああああ!!!」
あんこう「?!どうかしたんですか」
ナカジマ「うちらのレオポンが....喋った......」
みほ「戦車が...喋る...?」
優花理「ありえないですよ...?」
ナカジマ「本当なんだ!とりあえず来てくれ!」
-----------------------------車庫
ナカジマ「ほら!聞こえるだろ!」
ポルシェティーガー「..............」
沙織「何も喋ってませんよ..?」
ナカジマ「あれっ....」
ツチヤ「さっきはべらべら喋ったんだけどなぁ」
ポルシェティーガー(どうしようか........IV号....)
IV(ここは話すしかなさそうだな。変に歪んだ話題になるよりもいいと思う...)
ポルシェティーガー(よし、それでいこう、IV号も頼むぞ)
IV号(あい
ポルシェティーガー「ゴッホン、どうも皆さん」
あんこう「えええええ?!?!?!喋った!?!?!」
自動車部「やっぱり!!!」
IV号「俺達と話すのは初めてかな..?」
あんこう「?!?!?!IV号も喋った?!」
沙織「今日は本当になんなのもうー!」
IV号「はははは、驚くのも無理はない。」
IV号「本当は君たちとは話してはいけない鉄のルールがあるんだが、今回は特例だ。ポルシェティーガーがミスを犯してしまったからね。」
ポルシェティーガー「すまない、皆」
他の車両(ポルシェティーガーめ......)
ポルシェティーガー「だがルールはルールだ。ゴホッ これ以上戦車が話す事を知った人を増やすと混乱を招きかねない。すまないが、内密にしてくれ。もちろん今居る君たちとは話すが、それ以外の子とは話せない。ゲホッ ルールを破れば破るほど、我々の体が痛むのだ。わかってくれるかな?」
ナカジマ(パーツがみるみる.....)
沙織「びっくりしちゃって頭が整理できないよ!」
みほ(IV号と話せるなんて.....いろんな事を聞けるかもしれない..)
IV号「これからは君たちが車両の無線機で特定の周波数を合わせたときのみ声を出す。無線機越しだと痛みは非常に少ない。何かあったらいってくれ。俺の周波数は377.0だ」
ポルシェティーガー「私は410.0」
M3「俺もいつも乗ってる奴と話させろ」
他「俺たちもおなじだ」
IV号「身体を壊したいか?不味いだろ?」
全車「.......」
IV号「というわけだ、わかったかな?」
皆「わかりました...」
みほ「あの...話せるのなら...」
IV号「ん?」
みほ「IV号さん、後で個人的にいいですか?」
IV号「...うんっ」
/////////////////////////////////////////////////////////
-------------IV号内
みほ「周波数を377にあわせてっと...」
みほ「IV号さん?」
IV号「明瞭だ、はっきり聞こえるぞ」
みほ「よかったぁ、早速なんですけど..私...まだ感謝を言ってなくて...」
IV号「感謝?むしろ感謝しているのは私のほうだ.....放置されて錆びるしかなかった私に手を当ててがんばろうねと声を掛けてくれた....本当に嬉しかった...」
みほ「私も、IV号に出会えて本当によかった!IV号のおかげで...私の戦車道を見つけることができたんだもん...」
みほ「本当にありがとう!!」
IV号「こちらこそだ!」
みほ「私、前の学校では皆とうまく活動できなかった...........戦車もなんだか身に合わなくて......私ぜんぜんだめな人間なんだって.....」
IV号「.....あの大会以来、学校では白い目でしか見られなかったんだろ? つらかっただろ...」
みほ「どうしてそれを.....」
IV号「前の学校、黒森峰だっけな、あそこのティーガー217から聞いたんだ。」
IV号「217も相当参ってた。あれ以来最後まで車長と一緒になれなかった、車長が責められても私は何もすることが出来なかった。とね」
IV号「217だけじゃない。川に落ちた三号もだ。君のことを思って日々がんばっている........」
みほ「そんな......」
IV号「黒森峰の戦車は皆君を責めてはいない。君の行動によって数少ない我々の親友が救われた。勝敗の大切さはわからないが....君がすばらしい子なのはよく知ってるよ。生き残った全戦車が同じ事を思っている。」
みほ「生き残った戦車....ああっ、第二次世界大戦...」
IV号「まあそれと我々との意味はそのうちわかる。野良戦車もきっと何かがあってそんなことになっているはずだ...」
IV号「話を変えよう。彼らによると、黒森峰の生徒でも君のあの行動を称えている子がわんさか居る。これは黒森峰のティーガーⅡからの録音だ」
黒森峰三年「まほ。残念な妹を持ったな。」
みほ(ビックゥ
三年「おかげさまで我々の卒業試合は最悪だ。」
まほ「全員が全員、なぜみほをそこまで責めるのでしょうか。あの子は命を救っています。そもそも今までプラン通りでしかやってこなかったウチの突発的な出来事への判断力の無さが原因ではないでしょうか。それに遅かれ早かれ、正面からのT34/85。フラッグ車を一本道へ行かせた私のミスです。責めるなら私を責めてください。」
三年「いってくれるね~じゃあ落とし前つけてもらうかな?」
まほ「くっ....」
エリカ「待ってください、それ以上隊長をせめると隊長のお母様がどうでるかわかりませんよ?」
みほ「逸見さん....?!」
三年「そういやそうだな、よかったな~まほ、家に救ってもらえて」
ティーガーⅡ(三年をアハトアハトの的にしたいなぁ....)
パンター(こちらパンター、兄貴、同感です。やつら扱いは最悪だしあの傲慢さには耐え切れないです)
まほ「エッグッ ヒグゥッ...ウウ.....みほ.....ごめんね...ごめんね...」
エリカ「隊長.....泣かないでください....みほさんはきっと大丈夫です....」
小梅(そろ~
小梅「隊長.....すいません...本当にすいません!許して下さい!」
まほ「.....................君は..いつもの.....もういいんだ、そこまで自分で負うんじゃない....」
小梅「私、あの時救っていただいてみほさんには一生恩が尽きません!私だけではありません...高1高2のほぼ皆、みほさんを恨んでなんか居ません、そもそも三年が」
まほ「もういい、大丈夫だ。わたしがどうにかする...」
小梅・エリカ(隊長・副隊長を見ているこっちが耐えられないのです....)
ティーガーⅡ(辛いな..........)
パンター(辛いです......みほさん、どうされるんでしょうか...)
IV号「録音はここまでだ.....君は黒森峰を去ったね...」
IV号「あれから君と私、皆、いろいろ頑張って、全国大会で優勝したんだ。」
IV号「黒森峰から去ったときに君に恨みを持った娘が一人居たが」
IV号「本心ではすごく心配していたんだ。今はもちろん..言うまでもないね」
みほ「逸見さん...」
IV号「みんな今は君の味方だ..」
IV号「忘れるなよ....」
みほ「皆...ありがとう。お姉ちゃん、逸見さん、ありがとう...IV号さん、本当にありがとう..私、これからも一緒ににがんばるよ!」
IV号「そうだ、皆が居ての戦車だ。これからもがんばろうn」
ツーツツツージジジー
IV号「ガッ」
ティーガー217「車長!車長ですか!!!!聞こえますか!!貴方のティーガーです!」
みほ「お、お久しぶりです...」
217「いま皆練習出ているので私が代表で伝えておきます!」
みほ「貴方には乗組員は...?」
217「私は隊長命令で完璧な状態のまま副隊長車両枠にて停車中です!ティーガーⅡが毎晩うるさいです(苦笑」
みほ「どうして...」
217「はっきり申しますと、貴方なしでは私は完璧には動けません!いつでもお待ちしております!IV号をジャックしている時間が限られてますので早速お伝えいたします!」
黒森峰全車両録音『「副隊長!これからのご活躍を心よりお祈りいたします!」「どうか、副隊長の戦車道をこれからも我々に見せてください!」「頑張れ!!副隊長!」』
みほ「皆、.............ありがとう、私一人じゃダメダメだけど...皆がいてくれるから頑張れる。これからもライバルとして、一緒に頑張ろうね!!」
217「聞いてくださりありがとうございました。副隊長、我々は離れていても一心同体です、そちらのIV号も同じです。それだけは忘れないでくださいね。」
みほ「うん。忘れない。もしまた黒森峰を訪れたら...一緒にドライブしようね!」
217「それでは、また会う日まで。」
みほ「うん。またね」
217「Sehen wir uns wieder.」
なんだかすごく長くなりそうなんだよね.....劇場版とかよりも後の時系列に無理やり変えてるし...ところどころ変なところあるけど頑張ります......次からはきちんと野良戦車に会いに行こう....
みほとIV号と黒森峰車両の話を創造してみたかったのだ
おやすみなさい....
(終わりはまだまだ遠いぞい)
乙
前回も読んでた期待してる
---------
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IV号「う....ううん?どうやら通信周りが不調らしい...何があったんだ....」
みほ「ふふっ いいお話を聞くことが出来ました」
IV号「?まあ、いいか....」
優花理「西住殿~そろそろ練習の時間ですよ~?」
みほ「あっ はーい!」
みほ「今日もよろしくね?」
IV号「ああ。」
ガチャッ ガコン。
桃「位置についたか?それでは本日は模擬戦闘を行う。全車前進用意!」
---IV号車内
沙織「通信快調」
麻子「いつでも出れるぞ」
華「今日も頑張りましょう!」
優花理「装填準備完了です!出発準備完了!」
みほ「了解!河嶋さんいつでも出られます。」
桃「それでは試合開始!」
みほ 「Panther Vor!」
ガァルルルン ゴウンゴウンゴウン ギャリリリリリリィィィィィ.....
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--------------
IV号(今日の彼女たちは絶好調だ。彼女たちと一緒に居ると.....これからも戦車として頑張る気が湧いてくる.....)
IV号(私には....悲惨な過去がある.......二度と同じ事を繰り返したくない.......彼女たちの存在は大きい...ん?彼女たち.....もしかすると....傷を癒してくれる乗員が居なくて過去を乗り越えられていない仲間が、野良として暴れているのかもしれない.....きっとそうだ....少しでも手助けできたら......少しでも......)
-------------
---------------------------------
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桃「皆、今日もご苦労であった。今週末、いよいよ野良戦車捕獲へ乗り出す。しまっていこう!」
全員「はいっ!」
桃「今日はここまで! 解散!」
全員「ありがとうございました!」
.............
..................
みほ「ふ~ 後ちょっとでやられるところだったよ~」
エルヴィン「あそこで履帯さえ切れなければ....」
優花理「西住殿が履帯を砲撃で外すようにって命令されたんですよ!」
みほ「あははは...」
カエサル「なるほど....履帯対策も必要だな。今日は研究だ!」
左衛門佐「履帯といえば、戦車でのドレッドノート...」
おりょう「あの活躍ぶりはおそろしいぜよ...えーと車両は...」
優花理「街道上の怪物....の話ですか?あのプラウダにもあるKV-2が起こした伝説...」
かばさん「それだ!」
みほ「あっ、もうこんな時間...」
優花理「?西住殿、なにが用事でもあるんですか?」
みほ「うん!お姉ちゃん今日晩泊まりにくるんだ!」
沙織「お姉ちゃん来てるの?!私も会っていい!?」
優花理「私もです!お願いします!」
みほ「うん、いいよ!じゃあ..皆でご飯食べよっか!」
優花理「やったぁ!西住殿のお姉さんとお話できるなんて!」
華「楽しみです!」
麻子「いろいろ戦術的にも学べるかもしれない」
みほ「じゃあ行こうか! カバさんチームの皆さん!また明日!」
エルヴィン「ああ!ご苦労だった!」
またねー ばいばい~ ガヤガヤ........
すこしマタレヨ
ゆっくりでいーよ
------------大洗女子学園女子寮
みほ「あっ!お姉ちゃん~」
まほ「みほ、よかったぁ...かれこれ1時間入れなくて困ってたんだ....」
みほ「ええっ?!鍵は学生証だから部屋の前で合流って約束じゃあ....」
まほ「ええっと....そうだったっけな....すまん...忘れてた。」
みほ「お姉ちゃんらしくないなぁ、もぅっ」
まほ「アハハ...すまないね...そちらの方々は...えっと、IV号の...みほの友達かな?」
沙織「武部沙織です!」華「五十鈴華です」優花理「秋山優花理です!」麻子「冷泉麻子だ。」
まほ「みほの姉である西住まほだ。いつも妹がお世話になっている、よろしくな。」
優花理「そ、そんなぁ!お世話になっているのはこちらです!いつも優しくしていただいていて..」
華「相談にも乗ってくださります...みほさんと会えて幸せです!」
みほ「華さん///優花理さん/////」
沙織(お姉さん、思ってた人と違うね!)
麻子(堅苦しいのみかと思った)クスッ
まほ(聞こえてるぞ)チラッ
沙織麻子(黒森峰隊長パネェ)
みほ「さっ、はいろっか」
ガチャッ
まほ(おもってたほど質素じゃないな、いや...もうみほは立派な高校生だ)
みほ「きょうは疲れたんだー、会長に野良戦車って言うのを見つけてっていわれてさー」
まほ「野良戦車?うちも最近回収作業に追われてるよ。」
みほ「本当?!まったく想像できなくて困ってたんだ!お話聞かせて!お姉ちゃん!」
みほ・まほ (グゥ~
まほ「その前に...おなか減ったな////」
みほ「うん////」
沙織「じゃあ、今から作ろう!」
あんこう・まほ「おーーーー!!」
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--------------
------------------------
まほ「とは言ったものの....料理はしたことないんだ...」
みほ「じゃあ私もお姉ちゃんを手伝う!沙織さん!お願いします!」
沙織「よしきたっ!張り切っていくよ~!」(メガネスチャッ
沙織「みぽりんはそこのお肉をみんな解凍して、まほさんと一緒に湯通しして!やけどに気をつけてね!
ゆかりんはほうれん草きって えーとそれから華は.....」
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///////////////////////
///////////////////////////////
まほ「あっつ!取れないぞ!」
みほ「ああ、お姉ちゃんこれはこうするんだよ」
すっ
サッ
まほ「みほ....料理が出来るようになったんだな....お姉ちゃん嬉しいよ..」
みほ「うん、これも皆お友達のおかげなんだ!」(ニパッ
まほ(あれだけ硬い表情だったみほが....幸せそうに微笑んでいる....本当によかった....)
優花理(まさに姉妹ですね..)
麻子(ああ....見てるこっちまで幸せになれそうだ..)
//////////////////////////////////////////////////////////
////////////////////////////////////
//////////////////////
料理 「テテーーン!」
沙織「出来たーーーー!早速食べよう!」
みほ「それでは、明日の野良戦車捕獲にむけて!」
みほ「いただきます!!」
あんこう・まほ「いただきます!!」
「やっぱり沙織殿の献立は最高です!」「うん!おいしーい」 「こ、こんなに美味しいものは食べたことがない..」
「皆が集まっているのもあるんじゃない?」「そうだな、皆で食べるのは本当に旨い」
ワイワイ ガヤガヤ
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みほ(モグモグ)「とひあえずほんふぁいなんだけふぉ」
まほ「飲み込んでからいいなさい。」
みほ「とりあえず本題なんだけど、野良戦車って....やっぱり強い弱いってあるの...?」
まほ「ああ、勿論あるんだ。だけどおかしい点がいくつもあってね、黒森峰ではそれも含めて調査中なんだ。」
みほ「おかしな点..?」
優花理「お昼に話しているうちに1945年以降の規定外の車両がでてくるんじゃないかって話をしていたんです。まさか....」
まほ「そう、1945年以降の車両も出てくる。相当強いと思うだろ?」
麻子「強いどころかまず勝てないとおもってる...」
まほ「それがウチの車両でも簡単に抑えることが出来るんだ...」
優花理「MBTなどをそちらの戦車で....それだと....戦中の技術で構成された物でないと....」
まほ「いいところに目がついたね。そう、戦車自体は1945年以降のもの。だが車両の技術自体は」
優花理「戦中の戦車の正統な進化型というわけですね」
まほ「ああ、そういうことだ。」
優花理「どうして.....それらだけ....」
まほ「もう一つおかしな点がある。」
まほ「食事中すまないんだがこれをみてくれ」(スッ
あんこう(じっくり観察
優花理「こ、これはE100!あ、ありえないです。現存しないどころか車体だけで終わった超重戦車がどうして完成状態に...」
まほ「我々はこれを抑えるのに4両のティーガーⅡを使った、そしてそのうち1両は、こいつによってかなり深刻なダメージを負ったんだ。」
優花理「このE100は完成していたなら15cmの砲を積む予定だったはずです...直撃だと戦車道に在籍している戦車は粉々に...」
まほ「乗員は無傷、だがあのティーガーⅡは多分新造クラスの修復が施される..」
/////////////////////////NEWTANK//////////////////////////////
E100 シリーズについてはWOTやってる人ならわかるだろう....(JGEとWT、SPG この三両は架空らしい..?)
某マウスと平行で開発されていた超重戦車。
あの15cmと硬さ本当に嫌い
マウスは砲塔、車体ともに現存。
E100は車体ボディーのみ試作し、連合軍の手に渡った.....
手に渡るまでは、マウスとともに終わった超重戦車プランを夢見た技術者数人に工場で細々と組み立てられたらしい..?
マウスとちがい、アメリカ、イギリスと渡った後にスクラップ....
マウスと比べて悲しい末路な超重戦車になる予定だったなにか...
////////////////////////////////////////////////////////////////
みほ「そんなのがでてくるんだ...だから被害が尋常じゃないんだね..」
まほ「ああ、奇妙なことに、このE100はわが高に輸送した際、謎の失踪を遂げた...ちょうどその時、うちのマウスは新品同様に輝く戦車に変わっていたんだ.......整備班は腰を抜かしていたよ...」
沙織「どうしよ...明日出会うかもしれないのに怖い話を聞いちゃったよ....」
優花理「き、きっと大丈夫ですよ...ほらっ、予定されている区域ではあまり被害を聞いていませんし...」
華「最初から恐れていてはダメですよ!」
みほ「そ、そうだよ、大丈夫だって..」
みほ(話を変えなきゃ....
みほ「と、とりあえず食べよう食べよう!?」
まほ「そうだな、冷えないうちに....」
mgmgmgmgmgmgmg
麻子「まほさん....それで、その活動で黒森峰に新戦力は加わったか?」
まほ(モグモグ「うm
ゴックン
まほ「うむ、えーと、確か.....」
あんこう(wktk
まほ「審査申請中の中戦車、パンダーF型2両だ。」
みほ「その車両!お姉ちゃんが大好きな!」(パァァ
まほ「ああっ!多分申請は通る、そうなれば私は虎とパンターの2両の車長になるな!」
みほ「あれ?もう一両のパンターは?」
まほ「お母様曰く、大学進学時の専用車に仕立て上げるとの事らしい」
みほ「いいなぁ...」
優花理(ほぇぇぇぇ 流石西住流....)
優花理mgmg「あのっ!好きな戦車見つけたときはどんな気持ちでしたか?!」
まほ「格別だ!その一言に尽きる!これから一層、気持ちを引き締めなくては!」
みほ「私たちも頑張って新戦力を見つけないとね!」(優花理さん、ご飯粒飛んだよ..)
優花理「はい!テンション上げ上げでいきましょう!」(ごめんなさい/////....)
沙織mgmg「あふぇ?あっ」
沙織「あのっ...今回の野良戦車捕獲って...戦車の国籍は関係あるんですか?」
まほ「いやっ、特に指定はないはずだ....だがウチはドイツ戦車であるからこその黒森峰だからね..でも、君たちの学園なら多国籍でフリーっぽいから皆きっと気に入るぞ!」
沙織「やったーー!! じゃあM26パーシングを探さないと!」
華「アンツィオが所有しているカルロベローチェ....見つけられたら嬉しいです...」
まほ「ああ、その気持ちがあれば、野良戦車なんて簡単だ!」
麻子「パンダーG型が欲しい...」
まほ「うちにあるぞ?今度運転してみるか?」
麻子「ほんとうか!」(ビシィッ
沙織「麻子....すっごく元気いいよ今..」
麻子 (/////////////////////
//////////////////////////
////////////////////////////////////
///////////////////////////////////////////////
皆「ごちそうさまでした!」
沙織「御粗末様でした!」
みほ「明日もあるし、お姉ちゃんからもうちょっと話を聞いとくね!」
沙織「うんっ!」麻子「まかせた」優花理「明日も頑張りましょう!」華「明日がなんだかわくわくしてきました!」
みほ「それじゃあ、今日はお疲れ様でした!」
あんこう「いえい!!」
--------------------------玄関
沙織「じゃあね~みぽりん~」
優花理「今日は楽しかったです!また皆さんで集まりましょう!」
麻子「楽しかった。礼を言うぞ、お姉さんにも」
華「それでは今日はこの辺で...」
みほ「うん!また明日! じゃあね~」
「さようなら~」 「またあしたね~」 「眠くなってきた」「ぅわあ麻子ここじゃ...
////////////////////////
/////////////////////////////////////////
////////////////////////////////////////////////////////////////////
--------------------------------------みほの部屋
食器「ガチャガチャ カラン コシコシ」
みほ「おねえちゃん」
まほ「ん?」
みほ「今日ね、お姉ちゃんと久しぶりにご飯食べれて、お話も出来て..本当に楽しかった!」
みほ「久しぶりのおねえちゃんだなぁって!」
まほ「うん。私も、心の底からたのしかったよ。久しぶりに、ああ団欒だってね。」
みほまほ「ふふふっ ははははっ」
----------布団(みほまほ)
みほ「あのね...今日、戦車と話してきたんだ....」
まほ「寝ぼけてるのか?しっかり睡眠はとってるんだろうな?」(心配
みほ「ううん、睡眠はしっかりとってるよ。あのね、本当の話なんだ..」
まほ「戦車が喋るのか...?」みほ「うんっ、私が学校に現れなくなった後の話を聞いたの...」
まほ「.......みほ.....」
ぎゅっ..
まほ(?!みほ?!)
みほ「ごめんね...一人にして....お姉ちゃん、苦しかったんだね...」
まほ「よ、よせっ...別にくるしくなんて...」
みほ「お姉ちゃん、強いから....ずっとずっと私の為に.....あたまさげてぐれで」(グスッ
まほ「も、もういいんだ...今日のみほをみて......楽になれたんだ..」
まほ「だがら..もうなぐな...」
みほ「おねえちゃん..おねえちゃん....」
まほ「今日は....黒森峰総会議で....本当は空いてなかったんだ..」
みほ「そ、そんな、抜けてよかったの?!」
まほ「それが..」
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///////////////////////////////////////
エリカ「隊長、今日明日の総会議は私が総長を務めます。隊長はみh 元副隊長のところを訪れてください。」
まほ「は?何を言い始めるんだ、総会議は今後の予算、方針を定める重要な会議だ。抜けるわけには行かない。」
エリカ「学園命令です。ただちに向かってください」
エリカ「たまには隊長も、隊長を捨ててください。」
まほ「.......いいのか」
エリカ「かまいません。私も賛成です。それと、元副隊長によろしくお伝えください」
まほ「エリカ.......」
エリカ「隊長、去年のあの日以来、姉妹水入らずの機会なんてなかったのではないでしょうか?」
エリカ「私は隊長にいつもお世話になっております。」
エリカ「その分、隊長についてもよく知っているつもりです。」
エリカ「元副隊長が、いえ、みほさんが隊長の相談役であり、またみほさんの相談役が隊長であることも...」
まほ「.....そうだったが」
エリカ「正直私はうらやましかったです。お二人が信頼しあっているその絆が!...」
エリカ「みほさんが去ってから、隊長は私を副隊長に任命しました。」
エリカ「隊長は私の相談、悩みを全部親身に聞いてくださった...本当に救われる重いでした...みほさんの負われていた責任感を感じました...本当に辛かったんだろうなって....そして..隊長はこれ以上なんだなぁって......」
エリカ「隊長は西住流を継ぐ者.....いったいどれほど自分で我慢しているのか...隊長は、私に一切弱音を吐きませんでした。」
まほ「私は大丈夫だ」
エリカ「大丈夫じゃないです!!!」
まほ(ビクゥ
エリカ「隊長は人目につかないところでいっつも泣いていました.....上からの責任、後輩、チームのリーダー。それをいつも耐えてらした....」
エリカ「みほさんが居なくなってから隊長は人間らしさ、自分を失ったように思えます。」
まほ「....」
エリカ「自分を見失い....隊長、西住流の跡継ぎ、それだけになってしまったように思います...」
まほ「失礼だ、慎め。」
エリカ「隊長.....お願いです。隊長、みほさんのところへ言ってあげてください。」
がちゃっ
黒森峰部員「隊長、私たちからもお願いします。元副隊長のところへ言ってあげてください..」
まほ「貴様ら....覚えておけ。」
/////////////////////
//////////
/////
みほ「逸見さん..........エリカちゃん......いじわるだよ...」
まほ「ああ、本当にいじわるなやつだ...」
まほ「みほ....お姉ちゃん、悩んでることが一つだけ、あるんだ...重いんだ...」
みほ(?
まほ「みほ、今、楽しいか?」
みほ「もちろんだよ!みんな優しいし!自分がやりたいなっていう戦車道を見つけることが出来たし!」
まほ「そうか...そうが...よがっだぁ...よがっだよ...」
みほ「お姉ちゃん?」
まほ「あの時....私はみほを助けることが出来なかった......皆に責められてるみほを見て私はいろんなところへ頭を下げた...」
みほ (.........)
まほ「三年も上も、みんなしてみほを攻撃して....1年生なのに副隊長をやってるだけですごいことなのに...あの行動は称えられるものなのに......」
まほ「本来、あの大会で与えられる英雄賞はみほだったんだ....勝利より仲間を大切にした...」
まほ「それなのに...それなのに...お母様と黒森峰OB、3年が賞を取り消したんだ...」
まほ「私は許せなかった.....そしてみほをこれ以上西住流で縛ってはいけないと気づいたんだ...」
まほ「あれから誰にも相談することをやめた...そして、黒森峰の隊長、高校生MVP、西住流後継者としての私を演じた..」
まほ「だか...あまりにも重かった.....不思議なくらい涙が止まらない日もたくさんあった....みほはもう居なくなって...本当に相談という救いはなくなった....」
みほ「もういいよ...おねえちゃん...そこまででもういいよ....」(ポタッポタッ
まほ「みほ....お姉ちゃん甘えてもいいか....」(ツーーーー
みほ「勿論だよ....おねえちゃん....いっぱいいっぱい甘えていいんだよ...」
まほ「エッグゥ ヒグッ、うわぁあああああん 」
みほ「おねえちゃん つらがっだんだね」(ポロポロポロ
まほ「つらかったよぉぉぉぉみほぉぉぉぉぉぉぉ」(ギュウウウウウ
みほ「もう私は大丈夫だよ、ねっ?だがらおねえちゃんもう私のことでなやまなくてもいいんだよぉ」
みほ「おねえちゃん....昔からお母さんから厳しく教えを受けてて....いまのいままでずっと重圧に耐えてきて...私のこと必死に守ろうとして....」(まほなで
みほ「あの日以来、おねえちゃんどんどん無口になっていって....なんだかおねえちゃんじゃなかったんだよ..」
みほ「どうしてこんなになるまで我慢していたの...?本当にしんどかったでしょ?」
まほ(コクッ
みほ「おねえちゃん。甘えていいんだよ....いつも私たちは一緒なんだから...」
まほ「うんっ うんっ」
みほ「お姉ちゃんは本当にやさしいんだから...もうっ」
みほ「これからは一人で抱えたら絶対ダメだからね。学校は違ってもいつでも相談に乗るからね?」
まほ「うんっうんっ ありがどう...ありがどうね...みほ」
みほ「お母さん、まだおねえちゃんに厳しいの?」
まほ「うん....みほが居ない分、余計厳しい...」
みほ「私たち、優勝校の隊長、最強校の隊長なのにこれ以上なにを求めるんだろう....」
まほ「ほらっ...あの人愛情を表現するのが苦手だから...」
まほ「みほが優勝したとき...一人で遠くから拍手してた...」
みほ「本当?!」
まほ「ああ、本当だ。お母さんはみほのこと、大好きだよ。」
みほ「よかったぁ~ 大会途中でもらったお姉ちゃんからのメールで私勘当されちゃうのかなって本気で心配してた」
みほ「おねえちゃんともこうやって話せて本当によかった!」
まほ「ああ、私も肩が楽になった。ありがとうみほ」
みほ「ふふふっ」まほ「ふふ、あははは」
「久しぶりに姉妹っぽくなったね!」「そうだな!こうして寝るのもみほが小学生のとき以来かな」
「しあわせだなぁ...」「ああっ、そうだな。」
.....zzzzzz .....zzzzzzzzzzzzzzz
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------------------そのころ、深夜大洗戦車車庫にて....
IV号(ティーガー、どういうことだ.....E100があらわれたのか。」
黒森峰ティーガーⅡ(以下黒虎)「ああっ...正確には幽霊だ。」
黒虎「この録音を聞いて欲しい。うちの車庫に運ばれてきた戦車からだ。」
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E100「ようやく、超重戦車として往生ができる......味方を殺しかけてまで存在を得た.......わたしも彼のようになれたのだろうか........いや、彼も超重戦車としては機能しなかったはずだ.......我々は最後までただの鉄くずだったのか...」
マウス「あのシルエットは......ゴホッゴホッ まさか....私までいよいよ寿命なのか....ティーガーよ、彼と接続できるか?」
黒虎「簡単だ。どうぞ」
マウス「君は...E100か..?」
E100「....お前は私と同じ超重戦車の...マウス?」
マウス「そうだ、マウスだ。どうして我々の味方のティーガーⅡを殺そうとしたんだ..?」
E100「あ~、貴様は、超重戦車として恥ずかしくない生き方をしているか?」
マウス「超重戦車という車種だ。こうして保持していただいているだけでゴホッゴホッありがたい...」
E100「貴様の戦いっぷりを見ていた、貴様が発砲する姿も..」
E100「私は....戦車として完成すら出来なかった...」
E100「ある日、明るい森の中に居た。」
E100「最後の記憶は....ニッコリとあざ笑う英国兵士の顔、そして、重機。私はスクラップになったはずだった..」
E100「なんでもいいから戦車として機能したかった。人生において一度でもいいから交戦したかった..」
E100「そこを通りかかったのが君らドイツの戦車団だ...」
マウス「もう戦争は終わった。」
E100「私はこの目でドイツの終わりを見た。そんなことは知っている。我々は負けた!」
E100「君らのティーガーⅡは私に発砲してきた。私の身体は弾をはじいた。」
E100「私は、味方からも嫌われるのか...私は自分に失望した....そしてあるティーガーⅡが私にこういってきた」
E100「なぜ資材を食うだけの役に立たなかった奴が完成しているのだと...」
E100「私のプライドは崩れた。そして怒りが、初めての怒りが!」
E100「次の瞬間、私から轟音が響いた」
マウス「あの損傷具合、相当だ。直るかどうか微妙だぞ。」
E100「その轟音で、私は自分が超重戦車である誇りが湧いた。」
マウス「私も超重戦車の誇りをもっているはずだ。だが君のは悪い意味でしかとることができない」
E100「戦争兵器が良い誇りなど持つとでも?」
マウス「私を含め、ここの戦車全員が今は良い誇りを持っている。我々は戦車道という手段を得た、そこからは平和が生まれるのだ。我々も、活動によっては平和でさえ生み出すことが出来る。」
E100「それは...本当か?殺戮兵器としてうまれたのに?」
マウス「ああ、本当だ。もうだれも死ぬことはない......あの地獄はもう終わったんだ....」
マウス「君に私のすべてを見せよう。超重戦車の血筋、記憶の互換性はあるだろう。」
シュワワワワァァァァ........
E100「私は今、理解した。同族が平和に貢献しており、本当に嬉しい。」
マウス「どうだね、君は見たところ非常に若い。人格もあまり完成されていないようだ...我々と一緒に第2の人生を歩まないか?」
E100「私もそうしたかった。だが、時がきてしまった....」
マウス「時?」
マウス「ああ?!体が半透明に!」
E100(半透明「私は未完成。車体のみが世界で唯一、完成していた.....」
E100?「その車体もスクラップになってしまった...」
E10?「私は存在しない重戦車だ........」
E1??「マウス......わが兄弟よ.....一緒に話せてよかった...」
E???「最後に、我らクルップ戦車の知恵と勇気をきみらに授けよう....私からはマウスへ」
E75「我々の分までしっかり頼んだぞ....ティーガーⅡ」
E50「私からはパンターへ」
E25「ヤークトティーガー、ヤークトパンターへ授けます。」
マウス「E100..........そんな.....君は....」
E計画車「私は大丈夫。君たちを永遠に守り続ける.......ドイツの技術の象徴として....その存在を人類の平和へと....生かしてくれ..さらばだ....戦友よ。」
ピカッ
マウス「うわああああああああああああああああああああああああああああああああ」
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マウス「す、すごい....製造当時の姿だ、体が見違えるほど若くなったぞ!」
ティーガーⅡ「マウス、人格まで若くなってるな! 俺を見ろよ! きれいに迷彩が施されてる!弾跡もきれいさっぱりだ!」
駆逐たち「これは....砲が新品に!これで外しっこないぜ!」
マウス「ありがとう......兄弟.....」
ガラガラガラッ
エリカ「あれ!?どういうこと?!新戦力の戦車がない!どこにもない!」
ひら~
エリカ「これは....E100の設計図?」
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-----------------------大洗戦車車庫
IV号「E100....覚えているとも、俺の生まれから設計されたいわば息子になるはずだった戦車.....」
黒虎「私たちは彼らE計画を忘れてはならない....」
IV号「最近涙腺が弱いなぁ...」
黒虎「涙は出ないが、すごく....悲しい運命だよな。」
IV号「ああ.....彼らの意思を大切にな、黒森峰。」
黒虎「ああ。じゃあな。」
IV号「ん」
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P虎「何を話していたんだ?」
IV号「試作戦車の話さ、製造すらされなかったね。」
IV号「お前は劣化虎だったな、試作の」
P虎「貴様!言っていいことと悪いことがあるぞ!!」
IV号「あははははすまんすまん」
他の車両「なーに喋ってるんだろうね」「わかんない.....」 「寝させてくれ...」
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IV号(試作車両....か。ありがとう)
E計画車両「おう。いつも見てるからね、お父さん」
IV号(?!
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とりまここまで
明日はいよいよ野良捕獲するぞ
今回は野良にもなれなかった伝説チックな戦車という形
おやす
ふぃ~...ちかれた。
名前を新年にあわせたぞい....おけおめです。(今更)
じゃあカキマスル
ヌッ
-----------------------朝 みほ部屋
チュン チュン
まほ(スッ
みほ「う、う~んいつもイチゴショートだから...」
まほ「ね、寝言か...」
シャーッ
まほ「まぶしい.....だが、綺麗だ...」
みほ「...んん?お姉ちゃん?」
まほ「みほ、起きたのか。おはよう。」
みほ「おはよう!お姉ちゃん。」
学園艦放送「まもなく、大洗港に帰港します。まもなく、大洗港に帰港します。」(ピンポンパンポーン
みほ「あっ!陸が見えてきたよ!久しぶりだな~」
まほ「帰港はしょっちゅうなのか?」みほ「う~ん、用事があったり長期休暇とかかなぁ。黒森峰よりも全然寄ってる...」
まほ「そうなのか.....私も今日は陸に上がるつもりだ。」みほ「そうなの?!でもおねえちゃんと一緒には...」
まほ「ふふふ」
テッテレー
みほ「これは.......!」
<同行許可証>
本日の課外活動に同行することを許可する。
サイン:角谷杏
みほ「会長....///」
まほ「ということだ。ポルシェティーガーに乗車する。」
みほ「うんっ!」(ニッコリ
まほ(まさに天使
だめなおねえちゃんになってもいいよね
コミカル要素なしじゃあがるぱんはいいぞにならないもんげ
ガルパンはいいぞ
なんか寂しいな
とりま頑張れ
オイ車とかも出てくんのかな
期待
>>64 いろいろ出さないと(使命感
とはいっても戦車道の規定上、戦車として出来ていないと話に出しにくい...(例:O-Iは砲、車体は一応完成、砲塔はわかってないのでこの場合は登場予定。わからないものは出来るだけ完成していたことにシマス)
今日E100をヤッチマッタゾ
---------大洗校門前
みほ「あっ! おはよう皆~」
沙織「おっはよ~!あれ?お姉さん?」
優花理「おはようございます!」麻子「眠い....」 華「おはようございます。」
まほ「おはよう皆。あ~今日は一日私も同行させていただくこととなった。よろしく頼む。」
優花理「お姉さまもなんですか!感激です!こちらこそよろしくお願いいたします!」
麻子「最強姉妹がそろってるなら...勝てる」b
まほ「とはいっても私はIV号には乗らない。えーと...」
みほ「お姉ちゃんにはポルシェティーガーに乗ってもらうことになってるからね~」
まほ「うん、一応見学なんでな。君たちをじっくり観察させてもらうぞ」(ドヤァ
華「そうなんですか....」沙織「やっぱ大丈夫かなぁ...」
まほ「一応ライバル校だからな。許せ。」
みほ「あははっ、という事で今日は皆がんばろうね!」
あんこう「おーーーーーーーー!!」
まほ(チームのムードをさげない....さすがみほだ.....
ID:/F4RWCKT0
ID:NUVbe1eT0
ID:ZKCdTNHY0
全部1です
ごめんなさい.......反省してます。
----------------------大洗戦車車庫前
桃「折角の土曜日、集合していただき感謝する。」
桃「今日は実に快晴でこれk
杏「河嶋、いいから早く言っちゃって~」
桃「はっ。今日は待ちに待った野良戦車の捕獲初日である。これは我が大洗女子学園の戦車道における戦力増加に大いに役立つ活動だ。」
桃「早速我々の元に複数の野良戦車の情報がやってきた。今日はそちらへ向かう。」
桃「相手はさまざま車種だ。よって我々は戦力分散で行くことにした。」
桃「本日の報告は、重戦車1両、中戦車2両、自走砲1両となっている。」
桃「重戦車に関しては尋常ではない被害が出ている。よって今回は」
あんこう、れおぽん:重戦車
うさぎさん、生徒会:中戦車
アリクイ カモ アヒル:自走砲
桃「この構成で行くことにした。」
桃「質問はあるか?」
まほ「率直に聞くが車両名はわかっているのか?」
桃「えーとだな....中戦車は三号戦車、それからレオパルドⅠ。自走砲はビショップだ。」
まほ「それで..我々が対応する重戦車の名前は?」
桃「わかっているのはプラウダが3両壊されたこと、それから122ミリ砲だ。」
まほ「....わかった。何とかなるだろう」
優花理「あのっすいません....」
桃「なんだ?」優花理「レオパルドⅠは自衛隊に要請したほうが...」
桃「なんでだ?」
優花理「レオパルドⅠは戦後のMBTです...その構成だと至近距離でも歯が立ちませんしそもそも足がすごく速いんです。」
優花理「きっと不可能かと..」
桃「不可能かどうかはやってみn」
まほ「彼女の言う通りだ、レオパルトⅠは砲の精度も我々とは桁違い。それこそ私たちの圏外からでも当ててくる。あたれば即行動不能だ。それよりM3-leeを重戦車対処にまわしてくれないか?」
桃「........わかった、レオパルトはそうしよう。M3leeが必要なのか?」
まほ「重戦車は足を絶てば対処が楽になる。遠方から欲しいのでな。三号は君ら生徒会だけで十分だ。ビショップに関しては遠方から撃ってくるだろう。足が速い彼らが最適だろう。」
大洗「うわぁ...すごい....」みほ「お姉ちゃん流石黒森峰の隊長だね..」
優花理「すばらしい判断です!さすがは西住殿のお姉さま!」
まほ「フッ」(決まった...
みほ「でも大丈夫かなぁ...生徒会の方達だけで三号を...」
まほ「」
柚子「桃ちゃんが砲手だとね...」桃「桃ちゃんゆうな!」
杏「大丈夫だよ~にしずみちゃ~ん、私が砲手も兼ねるから~」
杏「河嶋~、無線手おねがいね~何かあったときに知らせるから」
桃「はっ。わかりました。」
杏(まあ亜美さんなら飛んで来てくれるだろう..
まほ(みほ...各部員の情報まで考慮しているんだな....私とは違う...流石だ...
まほ「話は整ったな。では出発に取り掛かろう。」
まほ「あっ、大洗の諸君、今更自己紹介を忘れていた。黒森峰女学園戦車道隊長、西住まほだ。妹のみほがお世話になっている。」
まほ「今日一日、君たちの雄姿をじっくり見させてもらう。レオポンチームに乗車する。よろしくな。」
「よろしくおねがいしまーす」「隊長のおねえさんかっこいい~」「王者の風格って奴かな」「燃えるねぇ~!」
まほ(一度言われてみたかったんだ.....」みほ「お姉ちゃん.....」
まほ「」
桃「よし。では、今日も一日。頑張っていこう!」
一同「オーーーーーッ!」
------------------------戦車前
IV号(いよいよ野良戦車を捕まえるのか~...どんな奴だろう..)
ポルシェティーガー(私もまったく想像がつかない...相手はあのプラウダを3両つぶしてる...)
IV号(我々の性能で果たして大丈夫なんだろうか...)
みほ「じゃあレオポンチームは私たちの後を付いてきてください。」
ツチヤ「了解~ あー、まほさんはどこに乗せよっか」
みほ「えーと....お姉ちゃんは今回車長として乗ってもらおうかなぁ..」
みほ「ナカジマさんは通信士をお願いします!」
ナカジマ「わかった!」
まほ「フフッ、すまないな。」
ナカジマ「ううん、むしろいい乗り手がいてくれてレオポンもよろこびそうだ」
まほ「そうか、よろしくな。」
ポルシェティーガー(この人....ティーガーのにおいがする...)
レオポン「はいっ!」
みほ「今日もよろしくね、IV号。」IV号「ああ」
沙織「みぽりん、通信士は私だよ!」
みほ「あははっ、ごめんごめん///」
麻子「いつでも出せるぞ..」
みほ「はいっ、エンジン始動!」
IV号「ガルルルルゥ ゴォォオオン ゴウンゴウンゴウン」
まほ「エンジン始動。」
ポルシェティーガー「ゴォォルルン シュィィィイイイイン」
みほまほ「機関快調。それでは、パンツァーフォー(戦車前進)
IV号P虎(よっしゃーいくか)
優花理「うわぁ~最強の隊長二人の号令が揃って聞けるなんて~ううぅ...」(カンゲキ
沙織「やっぱり姉妹組むとちがうね!」みほまほ(//////////
キュラキュラキュラキュラキュラ
みほ「会長~お先に行ってまいります~」
杏「おお~いってらっしゃ~い、うちらもそろそろ出発するからぁ~」
桃「気をつけてな~」左衛門佐「出陣じゃ~」
澤梓「せんぱーい!がんばってくださいね~」
みほ テヲフリフリ
--------道中
まほ「大洗の雰囲気は最高だな。」みほ「えへへ」
まほ「我々も..見習わなくては..」みほ「黒森峰が硬すぎるんだよ..」
まほ「そうかな..」 みほ「こう..もうちょっと明るく..」
まほ「お母様がなんと言うか..」 みほ「あ~..絶対できっこないね..」
まほ「だろ?」
麻子「下艦する、揺れに気をつけろ」
ガコンガコンガコンガコン ぐらぐら~
みほ「うわあぁ
みほ「びっくりしたぁ~」 まほ「はははっははははは くくくくくっ///」
みほ「も~おねえちゃん!」まほ「ああごめんごめん///やっぱりドジなところはなおってないな、みほ」
みほ「うぅぅ...」まほ(カワエエエエエエエエエエエエエエエエ
優花理「西住殿、やっぱりおねえちゃんと居ると違いますね!」
みほ「ええっ?!そうかな..」沙織「みぽりん、やっぱりお姉ちゃん居なくて寂しかったんだね~」
華「ふふふ、ほほえましいです。」
みほ(/////////////////////
まほ「さて....報告書によると....我々の標的は常澄運動場付近の森で出現するらしい。」
まほ「ここに一帯の地図が二枚ある。みほ、受け取れ。」
みほ「どれどれ....」優花理「ここから4キロ地点ですね...」
まほ「早速向かおう」みほ「うん、麻子さん、地図どおり進んで!」
麻子「わかった」 まほ「我々も付いていくぞ。」
ツチヤ「りょうか~い」
--------------常澄運動場前
麻子「着いたぞ。」
まほ「これは....グラウンドが..」
沙織「なにこれ..やだも~」
まほ「弾装填。砲手、照準器から目を離すな。」
スズキ「装填完了!」
ホシノ「なんか林の中で動いてる!」
まほ「なに?」 みほ「お姉ちゃん....私たちも遮蔽物をさがして..」
まほ「いや、まだだ。進軍する。」
みほ「お姉ちゃん..」優花理「まほさんスイッチ入りましたね..」
みほ「いやな予感がする.....はぁ....よしっ。優花理さん装填!」
優花理「はいっ!」
みほ「麻子さん。とりあえず事務所の影に止めて。正面は林に向けといて。」
麻子「わかった」
まほ「みほ、我々は少し進軍する。これからは無線を使う。」
みほ「了解。あくまで隊長は私。わかった?おねえちゃん」
まほ「あ..ああすまんいつものくs
バッシンンンンン
全員「?!」
まほ「やばい、相手からこっちは丸見えだ。いつもと違うんだった..」
まほ「運転手、あの岩陰へいそげ!」
ツチヤ「やべええええ」
みほ「レオポンは早く身を隠してください!」
みほ「華さん。方向はわかった?」
華「えぇ....ちょうど2時の方向からでしょうか..」
優花理(今の砲撃音......間違いない。加農砲だっ!)
優花理「西住殿、相手は間違いなくソ連重戦車です。プラウダがやられたということは..JS-2じゃありません!」
まほ「そうか..道理で乾いた音だったわけだ...まずいな..このアハトアハトが使えるかどうか..」
まほ「みほ、この報告用紙にはプラウダの撃破報告がある。今から読み上げる。」
まほ「T-34/85 2両 JS-2 1両」
まほ「三両に囲まれて発砲されたというのに逆にやられてしまった....意味はわかるか?」
みほ「優花理さんの言うとおり..JS-2より大型...そしてこの三両いずれも貫通できない装甲厚...」
バッシィィィン
まほ「近づいてきた!とりあえず姿を拝むまでだ!どうするみほ!」
みほ「各車両、隠れながら進行できますか!?」
麻子「余裕だ。」ツチヤ「まかせて~」
沙織「こわいこわいこわい!聞いたことないよこんな音!」
優花理「ソ連の122ミリは...英雄として兵士からの信頼がすごかったんです...それほど強かったんです..」
華「みほさん、正面.....」みほ「えっ?!」
華「800メートル先に....砲塔と砲身が....大丈夫、方向は違います。」
みほ「れおぽんさん、そこから動かないで、待ち伏せされています!」
まほ「......了解」
みほ(双眼鏡「あんな砲塔....見たことない....IS-2に似てるけど....大きさが全然...」
みほ「優花理、ちょっと見てくれる?」
優花理「はい.....」
優花理(!?
沙織「どうしたの?ゆかりん?!顔真っ青だよ!?」
優花理(!!!!!! 戦車辞書
優花理「西住どの......敵戦車、ほぼこれで間違いありません。」
みほ「どれかな........ウ...ワ...」沙織「そんなにまずいの?!」
みほ「お姉ちゃん...」まほ「何だ?」
みほ「敵戦車は...たぶん...」
みほ「IS-4だよ。....そこから動かないで..」
優花理「西住殿、あのIS-4...やたら音から砲の初速が速いと気づいたんですが...確認すると...」
みほ「.......」優花理「マズルブレーキからしてM62-T2を装備しています。プラウダのD-25Tとは比べ物になりません。戦後の砲です。」
みほ「だって...お姉ちゃん.....」まほ「..........verdammt」
IS-4「バッシィィィン.........ゴオォォォォ」
沙織「もうやだああああああ」
みほ「皆落ち着いて....戦後といっても技術的には戦中だから!」
沙織「無理だよ勝てっこないよみぽり~ん」;;
みほ(どうしよう.......
一年生忘れた。
まほ「なぁ………みほ。なぜm3リーが居ない。」
まほ「少しでも多い方が良かったのに」
みほ「ごめん……危ないからってやっぱり会長が……」
みほ「けど今この立場になったから言えるけど、来て貰えば良かったのかなぁ……」
みほ「硬い装甲に強力な砲……どうしよう……」
優花理「上面ならいけそうですね……難しいですが……」
みほ「うん……その辞書には弱点は乗ってないの?」
優花理「……残念ながら。ただ、パンターの仕組みが使われてるとか」
まほ「パンターの弱点が共通かもしれないな。隊長。どうする?」
みほ「…………うーん」
プラウダ3両とか生徒会が(ry
みほ(全くあった事も見た事も無い戦車……ここは見ないとマズイよね……。よしっ)
みほ「接近しましょう。見ないと始まりません」
みほ「麻子さん、相手の居そうな場所の背後まで進めますか?」
麻子「余裕だ。」
みほ「お姉ちゃん。付いてきて」
まほ「了解」
ーーーーーーーーーー背後
優花理「ここからならじっくり見れます、ちょっと偵察してきます」
みほ「了解。気をつけてね」
ガチャッ
--------IS-4近く
優花理「………やはり、IS-4ですね……しかしまほさんの言う通り多分ですがエンジンの上面なら抜けそうです。IV号だと車高が高いので簡単かもしれないです…」
みほ「分かった。音を立てないようにゆっくり戻ってきてね」
優花理「了解であります」
まほ「我々が囮になろう」
まほ「奴が我々を砲撃する間を狙うんだ」
みほ「でも、それだとお姉ちゃん達が……」
まほ「大丈夫。目標は捕獲だ」
ツチヤ「運転なら任せといて!」
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