家庭内

蟹

開始早々吹いた

ヘレン「蟹レベルよ！」

裕子「か、蟹！？」

ヘレン「ええ。あなたはスプーンのレベルに達していない」

裕子「そ、そういえば子供のころに曲げて以来、うまく曲がっていない……？」

ヘレン「気づいてしまったわね。あなたの得意道具は実は蟹、はさみだったのよ！」

裕子「な、なんだってー！」

ヘレン「ここに用意したわ。使ってみなさい」

裕子「わ、わかりました！　サイキックー！は・さ・み！」


+2　どうなった

カニ道楽のカニのハサミが浮いた

髪が上手に切れた

電柱切断

裕子「す、すごい！　ヘレンさんの枝毛がすべてキレイにカットできました！」

ヘレン「私の髪は世界レベル。そもそも枝毛なんて存在していなかったわ」

裕子「え、で、でも確かにきれて」

ヘレン「切れてないわ」

裕子「き、切れ」

ヘレン「私はあなたのレベルを見誤ったみたいね。あなたは>>+2レベルよ！」

かに道楽

オーバーオールのヒゲおやじ

カニカマ

進化したのか退化したのか…

ヘレン「オーバーオールのヒゲおやじレベルよ！」

裕子「ま、まさかそれって」

ヘレン「そうよ、マ○オよ！」

裕子「つまり世界的に有名、すなわち世界れべ」

ヘレン「甘いわ！！！」

裕子「えっ」

ヘレン「あなたの得意なアイテムがきのこというだけ。世界レベルではないわ」

裕子「ぐむむ……ですが、きのこを創造して、サイキックパワーを！！」


>>+２　どうなった

輝子が発狂した

給湯室にあったスプーンが松茸に

たぬきの尻尾が生えた

たけのこが大量にはえてくる

豆ユッコ

きゃああああああ！！！

裕子「何やら悲鳴が！」

ヘレン「行くわよ！　給湯室へ！」


バン！！

裕子「ど、どうしました！！」

かな子「ケーキを食べようとスプーンを持っていたら、スプーンが松茸に！」

ヘレン「しかも何やら卑猥ね」

裕子「ど、どうしたらいいんでしょう！？」

ヘレン「あなたの得意アイテムよ。サイキックに尋ねなさい」

裕子「わ、わかりました！　むむむ、むむむ、むむむーん！」


>>+2　どうなった

松茸がかな子の口に飛び込む

なんか2人に増えた

輝子が飛び込んでくる

オーバーオールのヒゲオヤジがオールバックのハゲ親父に見えてそこを突っ込もうとした瞬間に間違いに気付いた

松茸子「そうです私が松茸子」

松田けいこ「そうです私が松田けいこ」

松茸子「れりごー！　れりごー！」

松田けいこ「赤い～すい～とぴ～」

裕子「す、すごい、松茸が分裂して世界レベルな二人が！」

ヘレン「ヘイヘイヘイ」

裕子「ヘレンさん！？」

ヘレン「ヘーイヘヘーイ、エビバディワールド」

裕子「本物の世界レベルな方々を前にヘレンさんが錯乱している！？」

かな子「この松茸食べられるのかな？」

裕子「こ、こうなったら、私のサイキックパワーで>>+2するしかありませんね！」

サイキックテレポート

ジャンプで踏む

土瓶蒸しに

裕子「サイキックー！　ジャンプ！」

プワァン

裕子「アンド踏みつけ」

プワァン　１HIT

プワァン　２HIT

裕子「な、タイミング良くサイキックをかけるとジャンプが続く？！」

紗南「さあ、始まりましたスーパージャンプチャレンジ」

杏「あー、よくやったよー　100回やるとアイテムもらえるんだよね」

菜々「ナナも昔良く挑戦しました♪　難しいんですよね」

紗南「え、菜々さんゲーマーでもないのにやってたの？」

菜々「えっ、それはそのー」

杏「杏たちはWiiUのバーチャルコンソールでやったけど、それ最近だよねー　昔？」

菜々「え、あ、ナナ、お仕事でしたー！　い、行ってきまーす！」

プワァン

プワァン

裕子「あ、あのいつまで？！」

杏「もちろん100回目指してほしいよねー　サイキックアイドルならいけるでしょー」


>>成功した

ミス

>>成功した？+2

した

最後はムーンサルトリで成功

杏「９８！」

紗南「９９！」

裕子「最後は大技で決めます！」

ｸﾙｯ　ｸﾙｯ　ﾋﾈﾘ

紗南「あっ！　あれは！」

智香「解説します！　あれは、後方２回転１回ひねり！」


　　　　　　　　 ﾑｰﾝｻﾙﾄ
杏　紗南　智香「月面宙返り！」

１００HIT ！！

裕子「やっ！　やりました！」


>>+2　結果どうなった？

もう一人増えた

全米が泣いた
そしてトップアイドルに

裕子「へれんどりあああああんん！！」

裕子「へれんどりあああああんん！！！！」

裕子「へれんどりあああああんん！！！！！！」

ちゃららーらーｒｙ

ヘレン「裕子！！」

ﾀﾞｷｯ

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

紗南「か、感動した」ｸﾞｽ

杏「うん、杏も感動したよ……！」ｸﾞｽ

かな子「はい、とてもおいしい松茸です……！」ﾓｸﾞ

智香「はい……全米が揺れてます！」ｸﾞｽ




後日


裕子「まさか、私とヘレンさんがロッキーの続編、クリード　チャンプを継ぐ男で世界デビューできるなんて、思いもしませんでしたね！」

ヘレン「全世界が待ち望んだ新作よ。裕子、あなたはもうまぎれもなく世界レベルだわ」

裕子「いえ！　ヘレンさんのおかげです」

ヘレン「ふ、私はずっと世界レベル、それについてこれたのがあなただけってことよ」

裕子「ヘレンさん……！」ｸﾞｽ

ヘレン「泣いてる場合ではないわ、番宣よ」

裕子「はい！　クリード　チャンプを継ぐ男、１２月２３日から全国で公開されています！」

ヘレン「あなたも見たら世界レベルよ！」

裕子「では、みんなで見に行きますよ～　サイキック、テレポートッ！！！」


おしまい

おつ

なんだこれ

世界レベルだった