P「夜の子守り」 (58)
これは作者のメモ帳に書きためたものにいつもの加筆修正を加えたものです。
ひさびさに始まります。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450441803
巴「うーい。帰ったでー」
P「んあ? おう巴、おかえり」
巴「ん? 一人か?」
P「ああ、早苗さん待ち」
巴「ほう、飲みか?」
P「いや、早苗さんが先方からの書類を持って帰ってくれるってさ。それが来るまで俺も仕事ないんだ」
巴「ふうん、今暇なんか」
P「おう。車で送ろうか?」
巴「いーや、早苗姐さんが来るまでウチもここで待とうかのう」
P「じゃ、一緒に待つか」
P「さて、じゃあ……」
P「早苗さんが帰って来るまでに何して遊ぶ?」
巴「待て。なんじゃ、今の『に』は」
P「……ごめん」
巴「……ともかく、やる事もなぁわぁや」
P「なー」
巴「ウチが帰って来るまでなにしよったんじゃ?」
P「んー? 腕の太い毛を探して抜いてた」
巴「暇人じゃのう……」
P「あと今まで撮った写真を眺めたりとか」
巴「ほう? どれどれ」
P「ほら、前早苗さん達と夏祭り行った奴とか」
巴「あー、そんな事もあったのう」
P「この前の友紀達と海に行った時の奴! これ俺のお気に入り!」
巴「……こうやって見ると、あいつも案外色気があるもんじゃな」
P「なぁ……。ほら、この奇跡の1枚とか」
巴「ん? こりゃあ?」
P「前かがみの友紀の胸元が……」
巴「…………」カチカチッ
P「あー!!? 消したな!? バックアップ取ってなかったのに!!」
巴「うるさぁわ! この変態が!」
P「失った……。生きる活力が……」
巴「んなもん眺めて生きていくのも惨めじゃろうに……」
P「…………そう?」
巴「そうじゃ」
P「まあいいか。これで踏ん切りもついたし」
巴「よかったな」
P「……でも、この事はないしょな?」
巴「ああ……」
巴「ん……、こうやってみると、色々な事をやってきたもんじゃな」
P「まあなー。みんなで築きあげた思い出だよ」
巴「お……、運動会の時の早苗姐さんは輝いとるのおや」
P「な、歳の割に」
巴「んな事言ったら肩外されるで」
P「これもないしょな……?」
巴「チクっちゃろう」
P「止めてくれー!」ダキッ
巴「抱きつくなや! 鬱陶しぃのお!」
P「はーぁ。にしても、早苗さん遅いなぁ」
巴「忙しいんじゃろうて」
P「だろうなぁ……」
ギュルルルル……
P「巴、お腹すいた」
巴「ように鳴ったのお……。まっとれ、なんかあるもんでこしらえちゃろう」
P「お、作ってくれるのか。手料理なんて久々だな」
トン トン トン ピッ ピッ
カカカカカカ ボッ
ジュワーー……
P「…………」チラ
巴「ふんふふーん……♪ ふふーん……♪」
P「……料理、やっぱり一丁前に出来るんだな」
巴「ん? あ、こりゃあ。なに覗きよるんじゃ」
P「んー、ちょっと気になって」
巴「心配せんでも楽しみにしてまっとけ、な?」
P「ああ……」
P「……巴ももう子供じゃないんだなぁ。早苗さんが来るまでこの前のお返しに子守りするつもりだったのにこれじゃ立場逆転だよ」
P「…………」チラ
巴「おとと……、よし。……ん? なんじゃら?」
P「巴、裸エプロンって知ってるか?」
巴「ガキに変なもん吹き込むな」
P「巴が今タンクトップだったらパッと見は裸エプロンなんだけどなぁ」
巴「うっさいわ!」
巴「まったく……。ほら、できたで」
P「おー! 美味しそう! いっただっきまーす!」
巴「おかわりもあるぞ」
P「うん! 美味いな! 特に味噌汁は俺好みだ」
巴「出汁からしっかりしとるけんのぉ。お袋に叩き込まれたもんじゃわぁ。ウチには花嫁修業はまだ早いって言ったんじゃが」
P「そっか……。また巴の作った味噌汁が食いたい……、飲みたい? なぁ……」
巴「ま、気が向いたらの」
P「そういや巴は食べないのか?」
巴「ウチゃあ外で済ましてきたけんな」
P「そっか。……この野菜炒めもコショウが効いてなかなか……」
巴「ふふ……。こうやって美味い美味い言いながら食ってくれるんを眺めるのもオツなもんよのう」
P「ふぃー…、巴、ありがとうな。ごちそうさま」
巴「おう。お粗末様」
P「食ってばかりじゃ悪いからな。皿洗いくらいはするよ」
巴「そうか。こずえとの時を思い出すよのう」
P「ほい」
巴「ん。 他にも買い置きがありゃあもっとおかずも増えたんじゃがな……」
P「まあ大人組の酒のつまみになりそうなもんしか置いてないからなぁ」
巴「留美姐さんや真奈美姐さんらがよく作りよるな」
P「あと土日のお昼はかな子が子ども達とお菓子作ってるぞ」
巴「まあ、そがぁなもんも作れた方がおなごらしいよのうや」
P「美味い味噌汁も大事だとおもうぞ?」
巴「……またいつか肉じゃがでも作っちゃろう」
P「やったぜ」
P「さて、皿洗いも済んだし……」
巴「ようにやる事がのぉなってしもうたで」
P「テレビでも見るかー。何か面白いのやってないかな」
巴「火曜は大したテレビがないけぇつまらんわ」
P「なー。ん……? 心霊特集?」
巴「…………」ビクッ
P「最近あんま怖いのやらなくなったよなぁ……。せっかくだし見るか?」
巴「お、おう……」
P「お? もしかして怖いのか?」
巴「こ、怖ぁわけありゃせんじゃなぁか! ウチは村上の女じゃ! こんな子供騙しにかかるような……!」
P「わッ!!」
巴「ひぅっ!?」ビクッ
P「……ふっ」
巴「アホか! きゅ、急に大声出されりゃあびびるじゃろうが!!」
P「ごめんごめん。ほら、始まるぞ」
巴「う……」
ーーーーー………
TV『おわかりいただけただろうか……』
P「んー……。気づいた?」
巴「いや……」
TV『墓に肝試しに来た2人の少女……。しかし怯える1人の少女の腰には、誰の物でもない手が……』
巴「ひっ……!」
P「うわっ、それか……」
巴「…………うぅ」キュッ
P(袖つまんで……。やっぱり怖いのか)
TV『今度はカメラに向かって笑顔で話す5人の少女……。よく耳を澄まして聴いてもらいたい……』
巴「…………!」ゴクリ
TV『皆さんに私たちの歌声と愛を込めて……』
P「…………」
TV『発』
フッ
巴「ひゃああぁあぁぁぁぁぁ!!?」ギュッ!
P「うおぉぉ!? で、電気が消えた!? 停電か!」
巴「た、祟りじゃあ! 祟りじゃあぁー!!」
P「ブレーカーは……、ダメだ。あ、隣のビルも全部明かりが消えてる……」
巴「うっ……、っく……」
P「あ、パソコン……。まあちゃんとデータは保存してたし立ち上げが怠いくらいか……」
巴「ぅ……、ひっ……」
P「…………巴?」
巴「うぅ……、なんじゃあ……?」
P「……怖かった?」
巴「うん……」
P「ま、まあ巴もこういうの苦手なんだな!」
巴「…………ぐすっ」
P「結構平気そうな感じかと思ってたけど……」
巴「う、うちじゃって……」
P「……巴?」
巴「うちじゃってまだ子どもじゃあ! 女じゃあ! 怖いもんは怖いんじゃぁ! 」
P「そっか……、ごめんな、巴……」ナデナデ
巴「ひっく……、ええよ……」
P「もうちょっとこうやって抱きしめてようか?」
巴「は? ……ひゃ、ひゃあぁぁ!? は、離れぇ!?」
P「いーや! 離さん! わはははは!」ギュウゥ
巴「こ、このぉ……!」
P「でも、さっきのタイミングで電気が消えたのは流石に怖かったな……」
巴「のうや……」
P「巴もまだ心臓バクバクなってるぞ」
巴「……どこに手をやって言いよんなら」
P「ん? ……あ、ごめん。やけに柔らかいと思ったら……」
巴「どさくさに紛れて……」
P「で、でも、なんで急に停電したんだろな、晴れてるのに」
巴「ネズミがおるんじゃあなあか?」
P「電気会社に電話してみるよ」
P「はい、はい……。ああ、はい。じゃあお願いします。はい……」
P「ふぅ。工事ミスったんだって」
巴「まったく……。狙ってやったとしか思えんタイミングじゃあの」
P「なあ、今か今かと耳を澄ましてたのにとんだ不意打ちだよ」
巴「……隣のビル、大丈夫なんかの」
P「阿鼻叫喚だろうな……」
巴「あ……、冷蔵庫の中身……」
P「なんか痛みそうなもんあったっけ……」
巴「んー……、あんまないじゃろ」
P「ま、冷たいうちに飲み物ついどくか」
P「んっ、んっ……。ぷはっ」
巴「くぅー……、やっぱ炭酸は冷ぁうちに飲まんにゃの」
P「な。でも、こんなまっくらな事務所なんて初めてだな」
巴「のうや。じゃが落ち着いてしまえば秘密基地みたいでわくわくするのう」
P「だよな! 昔はよくやったなぁ…、こういうの……」
巴「ふふ……。Pも子供の頃があったんじゃのう」
P「おうよ。でも、まだ俺も子供かな?」
巴「ん? なんでじゃ?」
P「立派な大人になるのは難しいんだわ、これが」
巴「ふうん……。ウチも大人になりゃあわかるかのう」
P「ああ。大きくなれよ?」
巴「おう」
P「んー…。しかし暗いな……」
巴「提灯とかないんか?」
P「あ、電池式のランタンがあるぞ」
巴「ええじゃなあか。早うそれ出してくれえや」
P「でも肝心の電池がない」
巴「それじゃあ意味なかろうがよ……」
P「そうだ、早苗さんにメールしとかないと」
巴「明かりは消えとるがおるってな」
P「あと電池買ってきてくださいって。暗い部屋の中女の子と2人…、なんてシメられてもしかたないからな」
巴「そう、じゃな……」
P「…………」
巴「…………」
P「……なんか喋ってくれよ」
巴「いや、なんとも言い難くてのう……」
P「別に変な事しようとしてるんじゃないんだしさ」
巴「ふふ。信頼できんのうや」
P「まああわよくば……」ボソッ
巴「……ん?」
P「いや、なんでもない」
巴「ホンマじゃのう……?」
P「でも、巴はこういうネタが通じていいな」
巴「ノーコメントじゃ」
P「この前友紀に似たような事言ったらビンタされた」
巴「なにしよんなら……」
P「ふぅー……」
P(結構寒いな……。息、白くなってるかな)
巴「……ふっ……」ブルル
P「巴、寒くないか?」
巴「ちぃと、寒いかの……」
P「……よし、ちょっと待っててくれよ」
巴「あ、ど、どこに行くんじゃ」
P「心配しなくても、すぐ戻って来るって」
P「ほら、ただいま」
巴「眩しっ…。スマホのライトもちぃたぁ柔らかい光じゃとええんじゃが……」
P「キツい白、だもんなぁ。こういう時に使いづらいよな。ほら、これであったかいぞ」
巴「これは…、毛布か。助かるのう」
P「いーや、これは俺が使う」
巴「えっ……」
P「……ほら、こっちこいよ」
巴「……ま、まあ2人でくるまればようあったまるけぇな」
P「そういう事だ」
P「あったかいな……」ギュッ
巴「……ああ」
P「…………」
巴「…………」
P「……こういう何もない時って、ふと将来の事とか考えちゃうんだよな……」
巴「将来、か……」
P「みんなをトップアイドルにするのが目標だけど、その後の事、考えてないなぁ」
巴「ふぅむ……。女優デビューさせるとか、あるじゃろ?」
P「そこは個人の意思で決めてもらう所だから、な」
巴「そういうもんか」
P「結婚も…、今は別にそういう気もないし……」
巴「うーむ……、目標を叶えたならば転職するのはどうじゃ?」
P「……でも、今の仕事も楽しいし」
巴「それは結構な事じゃのう。ワシにもっとこう……、CDデビューの話とか持ってきてくれぇや」
P「おう。絶対持ってきてやっからな! ちゃんと喉を鍛えとけよ!」
巴「ああ! 言われんでもやっとるわ!」
P「でも、まずは方言もどうにかしないとな」
巴「うっ…。さ、さすがにキツいんじゃろうかのぅ……?」
P「はぁー……。早苗さん遅いな」
巴「メールは? なんか返信来とらんのんか?」
P「えーと……」
『おっけー♪
暗いからってはしゃいじゃダメよー?^^
あと、巴ちゃんに手出してたら締め上げるんだから!』
P「……って返信きてた」
巴「ようPの性格を理解しとるのう」
P「うるさい」
巴「ま、早苗姐さんの言いつけをしっかり守ってくれぇよ」
P「はーい」
P「……あ。ほら巴、外、見てみろよ」
巴「んー? あっ……」
P「辺りは停電してるけど、遠くの方は光ってて……」
巴「それが、綺麗じゃな……」
P「100万ドルの夜景とか、そう言うのとは程遠いけど……」
巴「100万ドルじゃか100万円じゃかは関係ないんよ……」
巴「誰と眺めるか…、そこに価値があるもんじゃろう……?」
P「巴……」
P「100万ドルと100万円って、かなり価値が違うぞ」
巴「台無しじゃなあか!!」
P「ふふーん。そういう事を語るんなら、もっとオトナになりなー」
巴「こういうムードを台無しにするけん子供なんじゃ、Pは」
P「いいムードにしちゃったら、早苗さんの言いつけを守れなくなっちゃうかもしれないだろ」
巴「まっ……!?」///
P「じゃあ、台無しにしなかったら……」
巴「…………だ」
巴「ま、まだ…。まだ、ダメ、なんじゃ……」
P「…………」///
巴「…………」///
P(そういう流れに踏み込みそうな空気になっちゃったよ……)
P「……な、なあ巴」
巴「……の、のうP」
P「……お先にどうぞ」
巴「そうか…。ん……、その、……な?」モジモジ
P「どうした? ……火照ったか?」
巴「違うわ! せめて暑うなったとか言ってくれぇや!」
巴「で…、その……。と、トイレに、行きたいんじゃ……」
P「……行って来いよ」
巴「ま、待て! でもな…、あの……」
P「怖いから付いてきて……、か?」
巴「……そうじゃ」
P「しゃーねーなぁ……」
巴「すまんのぅ……」
P「もしもの時用に溜めといた水があるし。これで流せるな」
巴「…………」ギュッ
P「……行かないの?」
巴「先に一歩進んでくれぇや……」
P「そ、そんなに怖いか……?」
巴「う、ウチじゃって! あんな番組見とらんかったら1人で行けたわいね!」
P「はいはい」
巴「う、うぅー……!」
モバマスでP…あっ(察し)
巴「よ、ようやっと着いたでよ……」
P「中まで付いて行こうか?」
巴「何を言うとるんなら。あ、ええか! 耳はふさいどけよ!」
P「聞き耳立てる趣味はないよ。ほら、はやく行って来い」
巴「……ちゃんとそこで待っとれよ?」
P「まってるまってる」
>>36
やらかしてしまってますねぇ……。
察してください……。
P(……なんだかんだ言ってやっぱり子供だったなぁ)
P(ま、中1なんてまだ子供だよな。俺もあの時はよくはしゃいでたもんだし……)
P(ま、今回は俺が子守りする側になれたかな?)
キィ…
P「お? 終わったか?」
< 今手ぇ洗いよる所じゃ
P「さ、早く毛布に包まろうぜ。なんだか寒くなってきた」
ガチャ
巴「そうじゃな。……また、温もろうの」
P「あら、ソファと毛布は……。おかしいな、だいぶ目が慣れてきたと思ったんだけど……」
巴「ま、まったく前が見えんの……」
P「全然光が入ってこない……。あ、カーテン閉まってるのか」
巴「そりゃあ外の光が入ってこん訳じゃ」
P「……俺、トイレ行く前にカーテン閉めたっけ?」
巴「…………」
P「…………」
< うっわー。 ホントに暗いわねー。ただいまー
巴「さ、早苗姐さああぁぁぁぁん!!?」
P「うわああぁあぁぁぁぁぁ!!?」
早苗「ど、どうしたの? 2人して……」
巴「幽霊じゃあ! 幽霊なんじゃあ!!」
P「巴とトイレ行って帰ってきたら、かか、カーテンがっ!」
早苗「2人でトイレって……。で、カーテンが?」
P「トイレから戻ったら閉まってたんですよ! 誰も触ってないのに!!」
早苗「ちょ! なにそれ、怖ッ! あ、あたし帰る!!」
P「い、一緒に来てくださいよ!」
早苗「お、押すな押すな! っていうかなんであたしが先頭なのよ!?」
P「無敵の婦警パワーでなんとかしてくださいよ!!」
早苗「無理よ! あたしだってオバケ怖いもん!!」
早苗「ほら! ホウキあげるから前歩きなさい! 前!!」
P「幽霊にホウキが効いたら苦労しませんよ!」
巴「は、はよぅなんとかしてやぁ! ひ…、うわぁぁん……!」
P「う、うぅ……! な、何かいるのかぁ……?」
早苗「な、なんで電池まで買ってきたあたしがこんな目に……」
P「も、問題の部屋が……。え、えいっ!」
ガチャ!
???「ばあーーっ!!」
P「うおォおわああぁあぁぁぁぁァァァッッ!!!?」ブオンッ!
???「なんとぉーーーッ!!?」パシッ
P「し、白刃取りッ!? って、その声は……」
友紀「いや、アイドルに向けてフルスイングは無しでしょ……」
巴「ゆ、友紀……、か……」ヘナヘナ
友紀「えへへー! びっくりしたでしょ!」
早苗「こ、腰抜けるかと思ったわぁ……」
ーーーーーー………
巴「……ランタンの光。心が温まるのう……」
友紀「ほら、みんなで飲もうと思っておつまみとか買ってきたんだけど。なんでかまっくらでさぁ」ガサ
P「いつの間にもぐりこんだんだよ……?」
友紀「んー? 2人がトイレの方にいた時かな! そーっとドア開けてね」
早苗「まったくもう……。どうせ停電してるんならお仕事も出来ないだろうし、帰ればよかったわ……」
巴「ほんま、そうすりゃよかったのう……」
友紀「でも、まっくらな中ランタンの光って、キャンプみたいで面白いね!」
P「ま、せっかく友紀がいいもん買ってきてくれたし、飲むか」
友紀「えー? 巴ちゃんオバケ怖くて1人でトイレ行けなかったのー?」
巴「う、うるさぁわ! 怖いテレビ見て、その後に停電もおきりゃあビビるわぁや!」
早苗「チーカマチーカマ……。く、暗くてよく見えない……」
P「ほら、これですよ」
早苗「あら、ありがとう。って、カルパスやないかい!」
P「バレたか……。ほら、こっちがほんとのチーカマです」
友紀「いやー! でもホントに楽しいなぁ……、こう言うの……!」
巴「暗い中の酒盛りか。……ウチはジュースじゃがの」
友紀「そう! もー……」
友紀「2人がこんなに暗いのに、さらにカーテンも閉めてたのがわかるよ!」
P「……え?」
巴「……は?」
友紀「……ん? どうしたの?」
P「いや、おれ、カーテン、しめてない……」
友紀「うっそだぁー。あたしが来た時にはもう閉まってたよー?」
P「…………」
巴「…………」
早苗「…………」
おわかりいただけただろうか
P巴早苗「「「うわぁぁぁぁ!!? で、出たああぁぁぁぁ!!!」」」
バタバタバタ…
「…………」
友紀「んー? どうしたんだろ? へんなのー」
友紀「さっ、あたしは飲むぞー! こういうの夢だったんだよなぁー……!」
「…………フフフ」
完
乙。
…「あの子」のイタズラ?>カーテン
フフフと笑ってるだけで楓さんに脳内変換してしまった…
お嬢の子守りシリーズ4話、これにて終了です。
巴「子守り……。いや、子か?」
巴「子守り……。いや、子か?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448465869/)
↑の続編、もとい対となるSSなのでよければ。
ではお目汚し失礼しました。
お嬢の子守りシリーズ4話目? これにて終了です。
巴「子守り……。いや、子か?」
巴「子守り……。いや、子か?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448465869/)
↑の続編、もとい対となるSSなのでよければどうぞ、お願いします。
では、お目汚し失礼しました。
亜美真美を期待して開いてしまったので
俺もモバつけろニキになりそう
森久保潜んでるかな?と思いつつ楓さんにしか見えなくなったわ
モバってつけろ無能カス
モバつけろいいに来たら先輩がすでに言っていてなにもいうことがなくなった
モバつけろガイジ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません