摩耶「うおっ!? きゅ、急に大声出すんじゃねぇよクソが!」
提督「クソはテメェだ! このクソおっぱい!!」
摩耶「なんっ……はあっ!?」
提督「うるせえ黙れ!」
ガチャン!
提督『ああああああ鳥海鳥海鳥海鳥海聞こえるか鳥海今すぐ執務室に来い!! ダッシュで!!』
ガチャン!
摩耶「な、なに緊急回線使ってんだよ! それになんで鳥海を……!?」
提督「うるせえよ痴女! 黙れってんだろ!!」
摩耶「だっ!? 誰が痴女だこらぁ!!」
ドアバーン!
鳥海「なっ、何事ですか!?」
提督「おう鳥海テメェそこ座れ!!」
鳥海「は、はいぃっ!?」
摩耶「おいアタシとの話がまだ終わって」
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提督「うるっせえテメェもそこ座れ!!!!」
摩耶「ひっ!?」
提督「早く!!!!!」
摩耶「わ、わかったからそんなに怒鳴んないでよぅ……」
提督「まず、テメェらそのヘソはなんだ?」
鳥海「……へ?」
摩耶「そ……?」
提督「そうだよヘソだよ!」
鳥海「お、おヘソはおヘソですが……」
提督「なんでヘソ丸出しで歩いてんだって聞いてんだよ!!!」
ベチーン!
摩耶「ひぎぃっ!?」
提督「どうなんだ、鳥海!! おん!?」
ベチーン!
ベチーン!!
摩耶「ひっ、ひぐぃっ!! お、お腹叩いちゃらめぇっ!?」
鳥海「ちょ、て、提督! やめてください!」
提督「うるせえ! 答えろ!」
ベチーン!!!
摩耶「あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ」
鳥海「わっわかりました答えます!! これが艤装だからです!この服も含めて艤装なんです! だからこの服しか着れないんです!」
提督「……なるほど」
鳥海「ほっ……」
摩耶「ぁ……ぅ……」
鳥海「ま、摩耶大丈―――」
提督「だったら出撃の予定がない日とかせめて非番の日ぐらい普通の服着ろや!!!!!」
ベェッチィーーーンンン!!!!!
摩耶「ひっぎぃ゛ぃ゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛っっっ!!??」
鳥海「ま、摩耶ーーーー!?」
提督「鳥海、次はテメェだ……」
鳥海「えっ!?」
提督「おら、来い!」
ガシッ、グイッ
鳥海「ちょっ、てっ、提督っ、やめてっ!!」
提督「今からお前も摩耶みたいにしてやるからなぁ!!」
ヒュッ
鳥海「ひっ!?」
ペチ
鳥海「んっ……! ……え?」
提督「…………」
鳥海「提督……?」
サワサワ
鳥海「んっ? えっ、ちょっと……?」
ナデナデ
鳥海「えっ、あっ、わ、脇腹っ、うふ、く、くすぐった」
コショコショ
鳥海「んふっ、あっ、は、あはっ、うふやめ、て、提督っ」
スリスリ
鳥海「あ、あはっ、あはっは、だ、だめっ」
クリクリ
鳥海「ん、あっ、そ、そこおヘソっ、やっ」
コスコス
鳥海「あっ、んっ……――――」
~10分後~
鳥海「ぁ……ぅ……」
提督「…………」
摩耶「うぅ……」
提督「…………」
提督「……………………」
提督「………………………………」
提督「」 シコシコ
提督「うっ」 ビュッ
摩耶「ぅ……」
提督「」 ビュルッ
鳥海「んっ……」
提督「…………」
提督「ふぅ……」
ガチャ
雷「しれーかん! 今わたし暇なんだけど何かお手伝いすること……な、い……?」
提督「あ」
摩鳥「」 グッタリ
雷「ぁ、あわ……」
提督「い、雷……こ、これは……!」
雷「ご、ごめんなさい!!」
タタタタタタタタタ…
提督「…………」
提督「……………………」
提督「………………………………」
提督「ふっ……」
提督「終わったな……」
ガラッ
提督「未来へダイブ!」
ピョーン
ヒュー…
グシャッ
……
…………
……………………
提督は窓から飛び降り、全治3ヶ月の怪我を負った。
雷はお見舞いに来てくれなかった。
その後の鎮守府では、摩耶と鳥海が腹巻を着けて歩いている姿が度々目撃されるようになった。
ちんちん。
長い間応援ありがとうございました!
提督の次回作にご期待ください!
なぜ、雷はお見舞いに来てくれなかったのか!?
そんな後日談を描くスピンオフ!!
『駆逐艦は思春期~ピュアと耳年増~』
乞うご期待!
おつかれちんちん
乙
いい勢いだ
ワロタ
乙
見に来たら終わっちまった
乙
おつ
おちんちん
なんともはや
乙
酉を隠したいのか調べてほしかったのか、どっちなんだ
彼はゴリラなんだ
なんだゴリラだったのか…
…(;´Д`)
清々しいまでに突っ走って終わったな
えっ…
きらいじゃないぜ・・・
乙
この勢い嫌いじゃないぜ
>>1よ満足したら病院に帰ろう、な
好きな勢いだ
おちんちん
【おまけ】
~~
雷「」 フラフラ
電「あ、雷ちゃーん」 フリフリ
雷「」 フラフラ
電「? 雷ちゃん?」
雷「」 フラフラ
電「い、雷ちゃん? どうしたのです?」 ポン
雷「ぁ……電……?」 クル
電「はわっ!? す、凄いクマができてるのです! い、いったいどうしたのですか!?」
雷「な、なんでもないわ……少し調べ物をしていたら、あんまり眠れなくて……」
電「そうだったのですか……あんまりムリしちゃめーなのですよ?」
雷「ふふ、そうね……ありがと、電」
電「…………その、もし良かったらなのですけど、電もお手伝いしましょうか?」
雷「え?」
電「雷ちゃんのことだから、しれーかんさんのことで、なにか困ってるのですよね?」
雷「えっ!?」 ギクーッ⁉︎
電「しれーかんさんのために頑張る雷ちゃんのこと、電は応援したいのです!」 フンス!
雷「で、でも……」
雷「きっと大丈夫なのです! いっしょにがんばりましょう?」 ギュ
雷「……ありがと」 ギュ
電「そうと決まればさっそく調査なのです! なにについて調べればいいのですか?」
雷「その前に聞いておきたいんだけど……その、電は……」
電「わたしですか?」
雷「うん……あのね、電は……お股がすっごくはれあがっちゃったことって、ある……?」
電「お股……ですか? いえ、そんなふうになったことはないですけど……」
雷「そう、よね……」
電「あの、それとしれーかんさんのコトとなにか関係が……?」
雷「…………」
電「…………?」
雷「ふぇ……」 グスッ
電「!?」
電「どどどどうしたのです!? ななななんで泣くのですか!? 」 アタフタ
雷「あのね……グズ、あのね……この前ね、しれーかんのね……ゥグッ……おまたをね……みたら、フエッ……まっかにね、はれあがっててね……ウゥッ」 グスグス
電「えぇっ!? し、しれーかんさんのお股が!?」
雷「うん……それで、わたし、ビックリしちゃって……グスッ……すぐに逃げちゃったんだけどね……その後にしれーかんがね……ゥッ、フグッ……3階から飛び降りだって……聞いて……それで……それでっ…………っ」 グスグス
電「そ、それで……?」 サスサス
雷「しれーかんがへんな病気だったらどうしよぉーーー!!!」 ウワーン‼︎
電「はわっ!?」 ビクーン
電「し、しれーかんさんは病気!? 病気なのです!?」
雷「だってぇ~! おまたがあんなになってるのみたことないしぃ~! 誰に聞いても知らないっていうしぃ~! しれーかんだってわたしが見ちゃったからとびおりなんかしてっ……ぅ、ふぐっ……ふぇええええんん!!!」 ビェー‼︎‼︎
電「な、泣かないでください雷ちゃん! きっと大丈夫! 雷ちゃんのせいじゃないのです!」 ナデナデ
雷「ふぐぅう~……でも……でもぉ~……わぁああああん!!」 グスグス
電「そ、そんなに雷ちゃんが泣いちゃうと、わたし……わたしっ……! ふわぁああああん!」 ピエー‼︎
雷「しれーかーん!!」 ビエー
電「しれーかんさーん!!」 ピエー
天龍「うおっ!? な、なんだお前ら!?」 ビクッ
~第六駆逐隊のおへや~
天龍「なるほどなぁ。それで、未知の病気を知られちまった提督が死のうとして飛び降りたんだと思って、夜も眠れずにフラフラしてたってわけか」
電「はい……」
雷「すぅ……すぅ……」 スヤスヤ
天龍「肝心の雷は泣き疲れて寝ちまうし……困ったな……」
電「ごめんなさいなのです……」 シュン…
天龍「ああいや、別に迷惑してるわけじゃないからいいんだが……しかし、提督の股間がなぁ」
電「天龍ちゃんは心当たりがあるのですか?」
天龍「いや、さっぱりだな。ションベンした後に拭き忘れてかぶれたんじゃねーの?」
電「わからないのです、電は直接見たわけではないので……ただ、雷ちゃんの取り乱しかたからして、そんなレベルの腫れではないと思うのです」
天龍「だよなぁ。まあしょうがねぇ、雷が起きたら提督んとこに直接出向いてみるしかねえな」
電「それは――――」
ガチャ
暁「ただいまー、って、天ちゃん? どうしたの?」
響「どうしたの暁? あれ、天ちゃん?」 ヒョコ
天龍「おお、おかえり。そういえば二人は今日、対潜哨戒だったな。怪我しなかったか?」
暁「一人前のレディなら、無傷で余裕よ!」
龍田「あら~、だったら小破だった私はレディの風上にも置けない女ね~」
暁「えっ、あっ、えっと、その」 オロオロ
龍田「うふふ、冗談よ~」
天龍「おいおい、あんまいじめんなよ。可哀想だろ」
龍田「うふふ~、ごめんね? 暁ちゃん」 ナデナデ
暁「だ、大丈夫なんだから!」
響「それで、これはどういう状況なんだい? 」
電「電が説明するのです。実は――――」
つづく
乙
おつ
おつ
いらん所に広がっていくだな…乙
ミミズにしょんべんでもかけたか?
性病でしょ(すっとぼけ)
~~
龍田「お股の腫れねぇ~、どういうことなのかしら?」
天龍「わっかんねんだよなぁ。やっぱ提督に聞くしかねえだろ」
龍田「そうね~、それが一番手っ取り早いかも……」
響「……えっ?」
暁「ん? どうしたの、響?」
響「へっ? え、あ、いや、なんでもないよ、暁」
暁「そう? でも不思議よね、そんなにお股が腫れちゃうなんて……」
響「そ、そうだね、はは……」
響「…………」
響「(えっ、えっ? いや、暁や電、雷はまだしも、軽巡二人も本当に知らないのか?)」
響「(しれーかんの……男の人のお股の腫れ、って……常識的に考えて、その……おちん……のことだよね?)」
響「(確かに鎮守府のPCにはフィルタリングがかかってるし、図書館も戦術指南書とかばっかりでそういう、いわゆる性知識のことに関する本は置いてないけど……)」 モンモン
響「(でもそんなの常識じゃん……えっ、なんでみんな知らないの?)」 モンモン
響「(もしかして皆、しれーかんのことを女の人だと思ってる……わけないよね。確かにちょっと可愛い顔してるけど、身体つきは結構がっしりしてるし……)」 モンモン
響「(ていうか、マジでこの軽巡二人は知らないのか? 知らないふりしてるんじゃなく? 恥ずかしいのはわかるけどそんな……)」 モンモン
響「(かと言って……)」 チラ
天龍・龍田・電「ヤンヤヤンヤ」
響「(自分から言いだすのは恥ずかしいしな……)」
雷「ぅう……ん」 パチ
電「あっ、雷ちゃんが起きたのです!」
暁「雷、大丈夫!?」
雷「はれ? お姉ちゃん?」 パチクリ
天龍「おう、起きたか」
雷「天ちゃんも……どうしたの?」
龍田「起きたばっかりで混乱してるのかしら~?」
雷「へ?」
電「雷ちゃん……その、ごめんなさいなのです。しれーかんさんのお股のコト、みんなに言ってしまったのです……」
雷「おまた? …………って、ええっ!? そうなの!?」
電「ご、ごめんなさいなのです! でも私一人じゃ全然わからなくて……!」
暁「雷のことを思ってそうしたの。わかってあげて?」
雷「……うん、大丈夫よ。それに、もともとわたし一人でどうにかなることじゃなかったし……」
暁「ホントよ! もっとちゃんとお姉ちゃんを頼りなさい! わたしだって一人前のレディなんだからね!」 フンス
雷「うん!」
天龍「ふふ……」
龍田「それじゃあ、そろそろ本題に入りましょうか~」
天龍「おっと、そうだったな。提督の股間の腫れについてな」
雷「こらっ、天ちゃん! 女の子ならそんな言い方しちゃメッ! ちゃんと、お、ま、た、って言わなきゃ!」 ‼︎コスンプ
天龍「お、おう」
龍田「雷ちゃん、取り敢えず、提督のお股の様子を説明してみてくれる~? それがわからないことにはどうにもできないわ~」
雷「そうね……口で言うよりも絵にしたほうが早いかも! ちょっと待ってね!」 カキカキ
~~
雷「じゃーん! できたわ!」
暁「どれどれ?」
天龍「んん?」
龍田「……これは」
電「……きのこ、なのです?」
響「…………」
天龍「ん? どうした、響。なんで顔覆ってんだ?」
響「い、いや、なんでもない。ちょっと顔が熱くて」
天龍「? そうか」
響「(え……えぇえ~~~~~!? な、なんでそんなにリアルなの!? こんなの絶対おかしいよ!)」
響「(この前みんなでお絵描きして遊んだときは小学生並みの可愛い絵だったじゃないか! なんでこんなときに限って……)」
暁「それにしても、雷ってばこんなに絵を描くのうまかったの?」
龍田「そうね~、影とか立体感とか……これ自体がなんなのかはわからないけど、すごくよく描けてるわね~」
雷「しれーかんのことなら、雷はぜーんぶ覚えてるんだから!」 エッヘン‼︎
響「(愛が深すぎるよ!!)」
電「それにしても、コレはなんなのでしょうか……?」
天龍「んー……雷の絵が完璧だったとしても、わからねえんじゃなあ」
響「(……そこなんだよ。コレを見てもわからないってことは、ホントに知らないってことだ)」
響「…………」
響「(い、いやまさか……、……まさかのまさかだけど……)」
響「(…………わたし以外、誰も知らない……なんて……)」
響「(……ないよね?)」
天龍「しゃーねーな! 取り敢えず当人のとこに聞きに行くか!」
雷「まって!」
暁「?」
電「そ、その、それは最後まで取っておいたほうがいいと思うのです」
天龍「なんでだよ?」
雷「あのね、しれーかんに直接聞いちゃったら、また飛び降りちゃうんじゃないかと思って……」
龍田「……なるほどね~、提督のお股のコレが病気だったとして、雷ちゃんに見られたから飛び降りたっていう可能性が残る以上、また飛び降りちゃう心配もあるってことね~」
雷「うん……」 コク
電「だから、もうちょっと鎮守府の皆さんに聞いて回って、コレの正体と、できれば治療法を調べたいのです」
暁「わたしも賛成だわ! 天ちゃん達も手伝ってくれる?」
天龍「おう!」
龍田「一緒に頑張りましょうね~」
響「……わたしも、全力を尽くすよ」
響「(……本当にコレを知っているのがわたししかいないのか、確かめるためにもね!)」
雷「みんな、ありがとう!」
電「なのです!」
~~
つづく
おつ
吹いた
おつ
響ちゃんはどこで知ったのかな^^
そりゃ当然ソ連でいろいろ(意味深)あったんだよ
孕ショーかな?(すっとぼけ)
暁「おじゃまするわ!」 ドアバーン
潮「ひゃあっ!?」 ビクーン
曙「ちょっと、もうちょっと静かに開けなさいよ!」
電「ご、ごめんなさいなのです。でも、緊急事態なので、わかってあげて欲しいのです!」
漣「緊急事態?」
雷「これを見て!」 ビシッ
朧「? 何コレ?」
漣「キノコ?」
潮「かなあ?」
曙「これがどう緊急事態なの?」
響「いや、知らないなら別に良いんだ」
漣「……どうして響ちんは顔を背けてるの?」
響「寝違えただけだよ」
雷「用はこれだけよ! ありがと!」
電「なのです!」
暁「またね!」
響「だすびだーにゃ」
曙「……なんだったのよ」
潮「さあ……」
~~
天龍「おーす」
鈴谷「ん? おっ、天龍姉妹じゃーん。どしたん?」
龍田「熊野ちゃんは?」
鈴谷「ん、いるよー? おーい、熊野ー」
熊野「なんですの?」 テコテコ
天龍「ちょっとこれ見てくれ」 ズイ
鈴谷「なになにー?」
熊野「? なんですのコレ?」
龍田「あら~、重巡のお二人でもわからないのね~」
鈴谷「え、なに?」
天龍「いや、俺らもよくわかんなくってよ。まあわかんねえなら別に良いんだ」
龍田「次は空母の皆さんにでも聞いてみようかしらね~」
熊野「はあ……」
天龍「邪魔したな、じゃ」
龍田「ありがとうね~」
鈴谷「……なんだろうね? アレ」
熊野「キノコのように見えましたけど……わかりませんわ」
~~
響「お邪魔します」 ガチャ
陽炎「あら、いらっしゃい」
不知火「どうしました?」
暁「陽炎型のみんなに聞きたいことがあるのよ!」
時津風「なになにー?」 テコテコ
天津風「聞きたいこと?」
雷「コレよ!」 ビシッ
黒潮「? なんやこれ」
雷「わたしが描いたのよ!」 フンス‼︎
秋雲「えっ!? うまっ!」
響「秋雲、これが何かわかるの!?」 ガシッ
秋雲「え? いや、コレがなんなのかはわからないけど……」
響「なんだ……そうか…………」 ズーン
暁「残念ね……」
雷「しょうがないわ。コレ、置いていくから、他の陽炎型の子にも聞いてみてくれる?」
陽炎「いいわよ」
不知火「それで、コレは一体なんなのですか?」
電「実は、電たちにもわからないのです。それで聞いて回ってるのです」
黒潮「なるほどなー」
雷「ありがと! よろしくね!」
暁「次はどこに行こうかしら?」
電「ユーちゃんとか、海外艦の皆さんは知らないでしょうか?」
響「良いね、行ってみよう」
ドタバタ
陽炎「騒がしいわねえ……」
雪風「ふわぁ……どうかしましたか?」
初風「せっかく寝てたのに……」
時津風「あ、雪風!」 ギュー
雪風「時津風、おはようございます! ……? その手に持ってる紙は?」
天津風「暁達が、コレの正体を聞いて回ってるらしいのよ」
初風「? なにこれ、キノコ?」
雪風「キノコ、ですか?」 ヒョイ
陽炎「まあ、そんな感じよね」
不知火「ですが、こんなモノは見たこともありません」
黒潮「ウチも知らん」
雪風「…………」
時津風「? 雪風?」
雪風「……っ、は、はいっ!?」
時津風「どしたの? 顔真っ赤っかだよ?」
雪風「な、なななななんでもありません! な、なんにも知りませんから!!」 ワタワタ
天津風「え? コレがわかるの?」
雪風「ち、違います! 雪風は大丈夫なんですーー!!!」 ダダダダダダダダ…
時津風「あ、雪風待ってー!」 タタタタタタタタタ…
陽炎「……なんだったのかしら」
初風「寝起きなのに雪風は元気だねえ」
~~
天龍「ちわーす」
加賀「あら、どうしたの?」
陸奥「珍しいわね」
龍田「コレについて聞いて回ってるんだけど、何か知らないかしら~」
加賀「さあ……赤城さんは?」
赤城「うーん、私もわかりません……」
陸奥「長門は?」
長門「ん? …………っ!?」
天龍「? どうした?」
長門「」
赤城「長門さん?」
長門「」
陸奥「……あら、固まってるわね」
加賀「? どうしたのかしら」
龍田「……どうやら、何か知ってるみたいね~」
天龍「マジか!?」
長門「」
陸奥「取り敢えず、戻ってきたら聞いてみましょう」
~~
雷「どーん!」
Z1「えっ!?」
U511「!?」 ビクッ
Z3「きゃっ!? な、なに!?」
電「い、雷ちゃん、もうちょっと静かに……」
暁「コレよ!」 バンッ
Z1「」
Z3「」
U511「」
電「今、コレの正体をいろんな子に聞いて回って……あれ?」
響「(! こ、コレはっ!?)」
\ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア/
~~
ちんぽこちんちんちんぽこちん
ちんちんぼこちんぽこぽこ?ちんぽぽちんぽこ
日本語でちんこ
ああ!1がちんぽこぽんにっぽんぽんにんぽこぽん
見事に海外に行った奴らばっかだな
日本海軍の情操教育は完璧だったということか
ちんぽぽぽこちんぽこちんぽ
高翌雄さんと妙高さんも…
エ○本持って帰ってきた飢えた狼さんとかどうなってしまうのか
はっちゃんに見せに行こうぜ!
某英国4姉妹では3女が知ってそう
Z3「ななななんてモノを持ってるのよ貴女達!?」
U511「あぅぅ……/////」
雷「コレが何なのか知ってるの!?」
Z3「あ、当たり前でしょ! バカにしないで!」
暁「ほんとに!? ホントにコレがわかるの!?」 グイグイ
Z1「だ、だからわかる……っていうか、それ押し付けないでぇ!/////」
電「ユーちゃんもわかるのです?」
U511「ゆ、ユーは……ユーは……/////」 グルグル
雷「じゃあ、教えて! これは一体どんな病気なの!?」
Z3「だからコレは―――」
Z3・Z1・U511「…………えっ?」
電・雷・暁「え?」
Z1「……病気?」
雷「病気でしょ?」
Z3「ほ、ホントに知らないのね……」
暁「? どういうこと?」
Z3「私が聞きたいわよ……なんなのこの状況……」
電「それが――――」
~~
電「――――というわけなのです」
Z3・Z1・U511「…………」
雷「だからわたし、しれーかんが変な病気なんじゃないかと思って……」
Z1「な、なるほど」
Z3「事情はわかったわ。……それにしても、この国の性教育はどうなってるのかしら」
暁「せーきょーいく?」
Z3「なんでもないわ」
電「?」
響「…………」
響「(……ふっふっふ)」
響「(ふあーっはっはっは!!)」
響「(素晴らしい! 素晴らしいよドイツ艦の皆さん!)」
響「(これで証明された!)」
響「(私はえっちじゃない!!)」 バーン
響「(全く焦らせてくれるよ、この鎮守府の連中ときたら……)」
響「(ふふふ……ふふ、ふふふふふふっ!)」
響「」 ニヤニヤ
U511「(ヒビキがすごくニヤニヤしてて怖い……)」 ビクビク
響「(しかし、どうしてドイツ艦の皆は知っているんだろうか)」
響「(むこうで情操教育をしっかり受けた上で送り出されてるのか……?)」
響「(でも、それならどうして私だけが……うーん、わからないな)」
雷「それで、コレは一体なんなの? マックス」
Z3「えっ、わ、私!?」
暁「知ってるんでしょ?」
Z3「そ、そうだけど……うぅ……」
雷・電・暁「?」 キラキラ←純粋な眼差し
Z3「ぅぐうっ……」
響「(気持ちはわかるよマックス。その瞳の前ではこっちが凄く汚れた存在のように感じるだろう?)」
響「(しかし、それも直に慣れるよ……ふふ)」 ニヤニヤ
U511「ひぅっ……」 ビクッ
そういう事かw
電「さっきの反応を見る限り、病気ではないようなのです。でも、それならコレは……?」
Z3「うぅ~……だっ、だからコレは……」
暁・電・雷「これは?」 ズイ
Z3「ぅぐっ……! ああ、もう!! おちんちんよ!!!」
オチンチンヨ‼︎!
チンチンヨ‼︎
チンヨ!
チン…チン…
電「おちん……」
雷「ちん……?」
暁「……って、なに?」
Z3・Z1・U511「えぇえっ!?」
Z3「おちん……って言ったら男の人に生えてるアレでしょ!? 知らないわけないでしょうが!」
暁「しっ、知らないものは知らないの! ていうか、おちん? おちんちんじゃなく?」
Z3「おちんちんよ!!」 クワッ
電「はわっ!」 ビクー
雷「もうっ、さっきからなんでそんなに怒ってるの? ちょっと落ち着きなさい! ほら、ミルクキャンディあげるから」
Z3「怒ってるんじゃなくて恥ずかしいのよ! おちんちんおちんちん言わされて!」
Z1「ま、マックス落ち着いて……」
U511「あうあう……」 オロオロ
Z3「っ……ごめんなさい、ちょっと興奮しすぎたわ……」
暁「おちんちんって興奮するものなの?」
Z3「違うわよ!!」
伊8「違くないです!」 ドアバーン‼︎
全員「!?」 ビクゥッ⁉︎
U511「は、はっちゃん!?」
伊8「おちんちんは興奮するものです! きもちいいものです! 男の人なら誰でも持ってます!」
伊401「な、なにしてるのハチ!?」 ガシッ
伊8「離してくださいシオイ! 隣の部屋でちんぽちんぽうるさいんです! 非番の日のお昼寝を台無しにされてハチは憤慨なのです!」 ジタバタ
伊401「ち、ちんぽって……/////」
伊8「この清楚系ロリビッチが!」 スパーン‼︎
伊401「いたいっ!? ひどいっ!!」
伊8「なんですかそのあざとい日焼けは! このっ! このっ、脱げっ! 脱いで提督のちんぽでもしゃぶってくるです!」 グイグイ
伊401「きゃーー!! いやっ! ぎゃああああああ!!」
龍驤「おわぁっ!? な、なにしとんねんハチ! やめろや! シオイ嫌がっとるやんけ!」
伊8「るせー! まな板は黙ってろ!!」
龍驤「おんどりゃあ表出ろやゴラァッ!!!!」
伊8「日光を浴びても胸は育たねーんだよ!」
龍驤「烈風でその潜行に邪魔そうな贅肉切り裂いたるわボケコラ来いっ!!」
伊8「いだっ! ちょっ、い、意外と力強いっ……!?」
ギャーギャー
一同「」 ポカーン
Z3「な、なんだったの一体……」
U511「は、はっちゃんがおかしくなっちゃった……」
響「どうやら、騒ぎすぎたみたいだね。もうちょっとテンション下げようか」
Z3「う……ごめんなさい」
Z1「そうだね。……ていうか、あんなの見たら逆に冷静になってきたし、大丈夫だと思うけど……」
暁「おちんちんって、気持ちいいの?」
Z3「そ、そんなの知らないわ。シたことないし……」
雷「? なにをしたことないの?」
Z3「!!!」
Z1「これがボケツって言うやつだね……」
おけつちんぽ
おつ
おけつ
おまんぽ
はっちゃんはっちゃけすぎじゃないですかね
六駆が無垢すぎて辛い
>>76
某不死鳥さんが愉悦部入りしてるんですがそれは…
雷「ねえマックス、なにをしたことがないの?」 ユサユサ
Z3「そ、それは……だからっ……!」
雷・電・暁「?」
Z3「っ……!! そ、それについては、レーベの方が詳しいから!」
Z1「えええっ!?」
電「レーベちゃんは、したことがあるのですか?」
Z1「ないないない! ボクだってないよぉ! ちょっとマックス!?」
Z3「もう無理! 私には耐えきれないのよこの無垢な視線から!」
Z1「ボクにもムリだよ!」
雷「? レーベもしたことないのに、レーベの方が詳しいの? どうして?」
Z3「うぐっ! そ、それは……!」
Z1「ね、もう諦めようよマックス……ボクも一緒に説明する――」
Z3「れ、レーベは男の子だからよ!」
Z1「――からさってぇええぇっ!?」
雷・電・暁・U511「えぇっ!?」
暁「そ、そうだったの!?」
U511「そ、そんな……ユーはお風呂にも……い、一緒に……ぁうぅ……///」
Z1「だったらわかるでしょユー!? ボクが女の子だって!」
電「そ、そうなのです! そもそも艦娘は女の子しかなれないはずなのです!」
響「それは多分、男の娘……だからじゃないかな」 キュピーン
Z1「はっ!?」
雷「おとこのこ?」
響「男の娘と書いておとこのこ。分かりやすく説明すると、女の子より可愛らしい男の子のことだよ」
響「娘っていうぐらいだし、艦娘にもなれるんじゃないかな」
暁「おちんちんも生えてるの?」
響「生えてるよ」 コクリ
暁「なるほど!!」
Z1「いや何がなるほどなの!? ボクは女の子だってば!」
雷「でも筋は通ってるわね……」
Z1「通らないよ! 1ミリも通ってないよ!」
Z1「うぅ~……ね、ねぇマックス、これどうにかして……」
Z3「…………」 ジー
Z1「? マックス?」
Z3「(涙目で追い詰められるレーベ……これは……)」
Z3「…………レーベ」 ガシッ
Z1「え、な、なに?」 ビク
Z3「私、なんか……新しい自分に目覚めそう」 ハァハァ
Z1「お願い戻ってきてマックスーーー!!!」
雷「もうっ! さっきうるさいって苦情が来たばっかりなんだからこれでも食べて大人しくしなさい!」 スボォッ‼︎
Z1「もごぉっ!?」
響「……雷、なにそれ?」
雷「おいなりさんよ!!」 フンス‼︎
U511「な、なんでそんな物を……?」
雷「前にしれーかんがおいなりさん食べたいって言ってたから作ったのよ!」 ドヤッ
電「いつの間に……」
響「ちなみにマックス、おいなりさんには実は別の意味もあって……ゴニョゴニョ」
Z3「えっ? …………ふぇえっ!?」
響「おいなりさんを口一杯に頬張ってるレーベが潤んだ瞳で上目遣いに……」
Z3「ぶほぉっ!!」
暁「ま、マックスが急に鼻血を!?」
Z1「もぐもごふもーっ!」
雷「あ、そうだったわね! とにかくおちんちんを実際に見てみないと!」
Z3・Z1・U511「!?」
雷「暁! 電! レーベを抑えて!!」
電「了解なのです!」 ガシッ
暁「くらえ探照灯!」 ペカー
響「探照灯は意味ないと思うけど……」
Z1「むぐぅーー!!」 ジタバタ
電「暴れないでほしいのです! あばっ、レーベっ! 暴れないっ……! 暴れんじゃねーよこのちんぽ野郎!!」 グイグイ
雷「その調子よ電! 私がパンツを脱がせるわ!」
暁「くらえ探照灯!!」 ペペカー
響「ちょっ、眩しい」
Z1「(な、なんなのこの状況!? ま、マックス助けて……!)」
Z3「」 ガシッ
Z1「!?」
Z3「ムリヤリ押さえつけられて涙目になってるレーベ……イイ!!」
Z1「(いやぁぁあああぁあぁあああぁぁぁああああ!!!!!)」
雷「ありがとうマックス!! よっしゃあここまでくれば―――どっせぇい!!」 ガッ‼︎ ズルンッ‼︎
電・暁・響・U511・Z3「……………………」
Z1「」
雷「…………」
雷「………………」
雷「……………………」
雷「…………………………」
雷「………………………………」
ドキドキワクワク
頭おかしい(誉め言葉)
俺に言えばいつでも見せてあげるのに
ここは無垢か変態しかいないのか
流石に気分が高翌揚します
ちんぽ野郎はさすがに笑う
雷「生えてないじゃないのよ!!!!!!!」 ベェッチィイイイイインンンン‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
Z1「んぎぃいっっぃいいいいぃいぃいぃぃぃいいいいいいいぃぃっっ!!??」
一同「!?」
雷「このっ! このっ!! 生えてないじゃないのよ男の娘のくせに! このぉっ!!」 ベッチベチベチベッチンベチン‼︎‼︎
Z1「んぎっ、んぉっ! ぎっ! ぃがっ、ぐっ、んぐぅっ!!??」 ビクンビクン
U511「や、やめてイカヅチ……!」 グイグイ
雷「はっ!? わ、わたしはなにを……?」
電「嘘つきをとっちめていただけなのです」
雷「あらそう? じゃあしょうがないわね」
暁「探照灯の出番ね!」 ベカー
響「暁は探照灯よりもパーだね」
暁「? どういうこと?」
響「眩しい存在ってことだよ。それで、どうする? ここにも実物は無かったわけだけど」
雷「そうねぇ……まあ取り敢えずもうちょっと聞いてまわりましょ」
電「了解なのです!」
ワイワイ
Z1「」 チーン
Z3「はぁ、はぁ……レーベ、レーベ可愛いよレーベ……」 ハァハァ
U511「ふぇえ……」 グスグス
ちんぽちんぽ
最後の1レスを前に寝落ちっていうね
ちんぽんちんぽんぽちん
乙ちんぽ
もうこの娘たちどうすればいいんだ…
ちんちんぽこぽこちんぽこ
乙
マックス……
その後、騒ぎを聞きつけた金剛、妙高、高雄、他の海外艦、そして正気を取り戻した長門などによって鎮守府所属の全艦娘に性教育が実施され、提督の視線の意味や態度、イカ臭いティッシュのことを理解した艦娘は、少し距離をとったり、嫌悪感を抱いたり、そわそわしたりした。
ただし、全員、鍵をかけて部屋に閉じこもっている時の提督私室に凸をすることは一切なくなったという。
ちんちん。
雷がレーベの股間を引っ叩くところを夢想して勢いで建てたスレでした。
長かった…。
おまけのおまけもあるのでまだ続きます。
ふたなりの艦娘はいないんですか
>>95
君がなればいいんだ!
このあと暁型はどうしたんだろう
ちんころちんころ(乙
ちんちん
艦娘なんてちんちん海中に垂らしとけばパクゥって食いついてくるような淫乱でしょ
>>100
海中・・・潜水艦かな?
潜水艦なら納得
司令官の怪我の完治も残り1週間ほどに迫った新月の夜。
普段歩き慣れた鎮守府の廊下も、夜の暗闇の中ではなかなか雰囲気が違ってくる。
緊急時のために足元には夜間灯が点いているが、我が鎮守府では交代制で夜哨の担当班が置かれており、基本的に夜中に叩き起こされて出撃するということもないため、申し訳ばかりの灯りだった。
そんな中この私――駆逐艦・響は、とある目的のために廊下を一人で歩いていた。
当番ではないので夜哨ということはないし、勿論、緊急の出撃でもない。
では、どんな目的でこんな今にもオバケが出てきそうな薄暗い場所を歩いているのかというと……。
…………。
いやはや、しかし、オバケというものは存在するのだろうか。
人間であれば、オバケやら妖怪なんていう存在を信じているような年齢ではないのかもしれない。
しかし、艦娘を生み出す上で魂という概念が確認されている以上、オバケというものがいてもおかしくないのではないか?
……なんかちょっと怖くなってきた。
変なことを考えるべきではなかったかもしれない。
私はそんな自分の思考を振り切る為にも、目的地に向かって足を速めた。
靴が廊下を叩く音が、コツ、コツ、こつ、と……。
……あれ?
…………、……い、いやいや、そんなはずは無い。
気のせいさ、気のせい。
そんな、まさか……自分以外誰もいないはずの廊下で、足音が一つ多く聞こえるなんて……。
そ、そんなはず、ない……よね?
私は自分の身体が、知らず知らずに強張っていくのを感じていた。
しかし、歩みを止めることはできない。
なぜなら、後ろから聞こえてくるそのもう一つの足音は、だんだんと音が大きくなっているのだから。
はやく、はやく。
強張っていく身体とは反対に、脳は足のスピードを上げろと急かしてくる。
できるだけ後ろの気配から気を逸らして、目的地までの道のりを歩き切ることだけを考える。
艦娘の寮である別館から、渡り廊下を渡って本館へ。
階段を駆け上がり、最上階。
そして階段の右側、手前から4つ目の部屋へと飛び込んで、急いで扉を締める。
扉に背を預けて、私は細く息を吐いた。
逃げ切った、という安心感から、少しだけ脱力する。
その瞬間、私の背中越しに小さなノックの音が響いた。
全身のうぶげが総立ちになって、額から冷や汗が流れるのを感じる。
思わず逃げ出したい衝動に駆られるが、しかし、ここで逃げるわけにはいかない。
もしも相手が悪霊ならば――いや悪霊でなくとも、悪意を持った存在であるならば、この部屋には決して入れてはならない。
なぜならここは――――。
……戦うしかないか。
大丈夫だ、普段からオバケみたいな連中とやりあっているのだ。
何も問題は無い。
左手に魚雷、右手に単装砲を握り締め、一度大きく深呼吸。
そして、今自分が入ったこの部屋、その更に奥にある扉を見つめる。
あの部屋で目的を達成する為なら、オバケの一つや二つ、幾らでも撃沈してみせるさ。
私は覚悟を決めると、思い切りドアを押し開け、そして――
「きゃんっ……!」
小さな悲鳴とともに、何か硬いものがドアにぶつかる盛大な音を聞いた。
数逡の後、ドアの向こう側を盗み見るようにして首を出してみる。
そこには、頭を抱えて踞る、ドイツ製の潜水艦の姿があった。
~~
「うぅ……ヒビキ、ひどい……」
執務室の応接用ソファに座って訴えてくるのは潜水艦・U511。
愛称、ユーちゃんだ。
「あ、あはは、ごめん。でもほら、たんこぶにはなってないから……」
そんな風に謝る私は駆逐艦・響。
私がドアを勢いよく開けた先には、ユーちゃんがいたというわけだ。
それどころか、廊下で私の後ろをくっついて歩い
ていたのも、ドアをノックしたのも、ユーちゃんだったのだった。
まさかオバケだと思っていたなどとは恥ずかしくて言うこともできず、私はバツが悪くなりながらも、お茶を濁すようにして謝るに終始していた。
……やっぱり、変なことを考えるべきじゃなかったな……。
「そ、それにしても、なんでユーちゃんはこんな夜中に?」
私は話題の変換を探るべく、先程から感じていた疑問を口に出す。
そもそもユーちゃんをオバケだと思ってしまったのも、こんな夜中に夜哨当番以外で鎮守府を歩き回っている者などいないはず、という思い込みが原因なのだ。
いや、確かに冷静になってみれば、自分が出歩いているのだから他に誰かいてもおかしくないなんてことはわかるのだが……。
……別にいいじゃないか、怖くたって。
そんな誰にとも知れない言い訳を頭の中でしていると、ユーちゃんが遠慮がちに口を開いた。
「え、えっと……廊下で音が聞こえたから……何かなと思って……」
なるほど、静かに歩いていたつもりだったが、音にも敏感な潜水艦のことだ、気になってもしょうがないかもしれない。
しかし、私の勘が言っている。
これは嘘だ、と。
女の勘、というやつだろうか、初めて発揮したが、このユーちゃんの発言は嘘だと直感でわかる。
しかし私は、敢えてそれを追求するようなことはしない。
「そっか、せっかく寝てたのを起こしちゃってごめんよ。音の正体はこの私だってわかったことだろうし、もう部屋に戻って大丈夫だよ」
「…………、……え、えっと……」
私の言葉に、視線を逸らして身動ぎするユーちゃん。
これで、私の勘は確信に変わった。
私の発言どおり、ユーちゃんの目的は達成された。
そうなれば、あとは部屋に戻るのみだろう。
しかしユーちゃんは、その行為に対して何故か抵抗があるらしい。
そもそも、私に足音が聞こえるほどの距離まで背後に迫っておきながら、道中で声をかけないのもおかしいのだ。
それはつまり、他に目的があるということ。
それはつまり、私の目的を図っていたということ。
そしてこの執務室から帰ろうとしない今、つまり、ユーちゃんも私と同じ目的を持ってこの執務室までやってきたのだ、と推察できる。
あくまで推察なので、自分の口からそれを確認するようなことはしない。
なぜって?
……そ、そんなの、恥ずかしいからに決まってるじゃないか。
そう、私は口に出すのも恥ずかしい、そんな目的のためにこの執務室までやってきたのだ。
もしもそれをユーちゃんに確認して、もしも私が間違っていたとしたら、悶死どころの騒ぎではない。
新調されたばかりの執務室の窓(飛び降り防止用に、押し戸式の強化窓に変えられた)を魚雷で吹き飛ばして、司令官のように飛び降りてしまうかもしれない。
そんなリスクを負ってまで確認するようなことではない。
むしろ、私は一人で目的を達成したい。
……だから、恥ずかしいんだってば。
そのためにも、ユーちゃんには是非お帰りいただきたいところだが……。
「あ……ひ、ヒビキは、なんで執務室に……?」
ユーちゃんは、これはしめた、とばかりの表情で顔を上げ、質問を投げかけてくる。
しかし当然、この返しは予想済みだ。
だから私は、散々頭の中でシミュレートした台詞を返す。
「ああ、私はたまに夜にここに来るんだよ。この執務室にはいろんな本があるからね」
言いながら、ソファの横に設置された本棚を親指で指す。
嘘はついていない。
実際、この部屋には戦術書からレシピ本、執務の息抜きのための小説や写真集など、多岐にわたるジャンルの本が揃えられているし、私は度々ここの本を借りて読んでいる。
たまに昼間に来ることもあるが、それでは執務の邪魔になるので、執務の終了時刻後――21時以降に来ることの方が多い。
執務終了時刻は秘書艦のために設定されているものなのでその後も司令官は執務をしてはいるが、静かにしているぶんには一緒にいても怒られない。
あの時間が、私は割とお気に入りなのだ。
ここの本には司令官の私物も含まれるので最近は来ていなかったが、ユーちゃんはそんなことは知らないだろう。
内気なこの娘は、男性である司令官が若干苦手だったようだし。
……それがどうして私と同じ目的を持ったのか、疑問ではあるが。
「そ……、……そう、なんだ……」
私のハッキリとした返答に、ユーちゃんが再び目を逸らす。
ふふ、これなら、これ以上は追求のしようがないだろう。
さあユーちゃん、潔く諦めて、今日のところはお帰り願おうか!
「ひ、ヒビキは……ここで、その……え、えっちな本とか、も……読むの?」
「…………はっ!?」
予想外なユーちゃんの攻撃に、思わず大きな声が出てしまう。
ユーちゃんは私の声にその細い肩をビクつかせるが、慌てながらも言葉を畳み掛けてくる。
「だ、だって……この前、第六駆逐隊のみんながおへやに来たとき……ひ、ヒビキだけ、その……お、おち……ぁぅ……あ、アレのこと、し、知ってる……みたい、だった……から……」
何度も舌を縺れさせながらの言葉は、私の思考をそれ以上にぐちゃぐちゃにさせていった。
そ、そうだった……わ、私はあのとき調子に乗って、マックスにいらんことを吹き込んだりして……。
自分の顔が羞恥で赤くなり、同時に焦りで青ざめていくのを感じる。
しかしというかやはりというか、その反応こそが失策なのだと気付くのに、私は数秒を要した。
そして、大概のことは、気付いたときにはもう遅い。
「や、やっぱり、知ってたんだ……」
ああ、なんてことだ。
この鎮守府の皆が余りにも純粋で、そして素直すぎて、忘れていた。
私達は艦娘。
こんな見てくれでも、軍属なのだ。
こういった交渉ごとに秀でていても、なんら不思議はない。
まさか、あの内気なユーちゃんが、こんなカマかけをしてくるなんて……。
頭が真っ白になった私に、さらなる追撃が襲い来る。
「ひ、ヒビキは、えっち、なんだ……ね?」
「ち、ちがっ」
「だって、そう、でしょ? アカツキも、イナズマも、い、イカヅチも知らなかった……のに、ヒビキだけ、し、知ってたん、だから」
ユーちゃんはいつの間にか立ち上がり、じり、じり、と私に詰め寄る。
私は無意識に後退り、やがて、どん、と本棚に背をつける。
それでも、ユーちゃんは追撃を緩めない。
私よりも少しだけ発育の良い身体で、上から覆いかぶさるように私の瞳を見つめる。
私よりも濃く昏い、藍色の瞳。
私はそこから眼を逸らすこともできず、そして、カラカラに乾いた口は反論の言葉を紡ぐこともできない。
ユーちゃんは蛇のように舌舐めずりをして、私の耳元で囁いた。
「ヒビキの……えっち」
その言葉に、私は膝を震わせ、力無く尻餅をつき、そして。
「ふぐぅぅう……!」
みっともなく、泣き出してしまったのだった。
~~
今度は、私がソファの上で頭を抱える番だった。
ただし、ユーちゃんは物理的な痛みで、私は羞恥によってだが。
……なんて失態。
まさか、ユーちゃんがあれほどの潜在的ドSだったとは……。
「せんざいてき……?」
どうやら口から出てしまっていたらしく、ユーちゃんが首をかしげる。
その姿は実に可愛らしいものだが、先程のイヂワルなユーちゃんを見てしまった私としては、素直にそうは思えない。
たとえ、泣いている間ずっと頭をナデナデしてくれていたとしても……!
……思い出したら、余計に恥ずかしくなってきた。
「ご、ごめんね……? その、なんか……き、気分が高揚しちゃって……」
言いながら、私の頭をぽんぽんと優しく叩くユーちゃん。
……気分が高揚、ってそのセリフは一部の人達に聞かれたら相当大変なことになるけど、大丈夫?
そんな私の考えなど露知らず、よしよし、などと言いながら頭を撫で続けるユーちゃん。
……だっ、騙されないからな!
悪くないかもとか、思ってないから!
そんな、頭を撫でられただけで落ちるとか、暁じゃないんだから。
ちなみに、頭を撫でさせると落ちるのが雷。
「あ、あの。それで……」
どうでもいい私の思考を打ち切るように、ユーちゃんが口を挟む。
「ヒビキはここに、何しに来たの?」
囁くようでいて、ハッキリとした言葉。
嘘は許さない、と言外に伝えるような、そんな声音。
私の頭の上にあったはずの左手が、いつの間にか肩にかけられている。
引き寄せるように、ぐい、と力が入る。
心臓がどくどくと脈を打つ音が耳に煩い。
身体が強張り、膝に置いた両手に力が篭る。
その上から、ユーちゃんに手を握られる。
優しい拘束から、しかし、逃げることができない。
「正直に言わないと」
その囁きに、肩が跳ねる。
聞きたくないのに、今すぐ逃げ出したいのに、聴覚と触覚が、鋭敏になっていく。
ユーちゃんが再び舌舐めずりをするのが、定まらない視界の隅で辛うじて見えた。
「ヒビキがエッチな娘だって、みんなにバラしちゃうよ?」
ああ。
まるで、悪魔の囁き。
カラカラに乾いた唇が、その恐怖から、或いは、その耽美さから、勝手に動き出す。
いや、これは私の意思なのか。
「わ、わたし、はっ」
言葉が、喉に閊える。
「し、司令官……の……」
それなのに、勝手に言葉が溢れ出してしまう。
「っ…………!」
そこまで吐き出したところで辛うじて羞恥が勝り、私は唇を噛んだ。
思った以上に強く噛んでしまって、血の滲む感覚を覚えた。
その行為は、結果から言えば逆効果でしかなかった。
痛みのせいで、気が緩んでしまった。
そして、悪魔の囁きというものは、痛みの直後にやってくるものだ。
ユーちゃんは、俯き気味で髪の隙間から露出している私の耳に口を付けて。
「言いなさい」
と囁いた。
敏感になった聴覚と触覚で、全身が粟立つ。
もうこれ以上、私には抵抗することなど、できなかった。
「わ、たしっ、はっ……し、しれっ、司令官、の、お、お……おちん、ちん、をっ…………み、見にきましたっ……!!」
~~
鹿島さんがドSではないと発覚した時点で、ユーちゃんを隠れドSにしたいと思っていたんだちんちんぽ
いいゾ~これ
響はエッチな娘なのです?
響はエッチな娘なのです!
素晴らしい
なにこれ素敵
鹿島ちゃん見た目と反してM気質だもんな
ナチュラルSなゆーちゃんいいゾ^~コレ
鹿島にはハードでもソフトでもサディズムのポテンシャルはあるよ説
おにんにん(乙
鹿島は誘い受けって感じなんだよなあ
最初っから受け入れ準備万全の子より自称Sを責め抜いて泣かせる方が楽しい
暁と響はM
雷と電はSっぽい
俺はただ鹿島と童貞プレイしたいだけだ
さっさと続きを書くんだよぉ乙
あと、R-18ですが本番はありません
乙
漣は生えるの早そう
誤爆
漣におちんちんが生えるのか?
おちんぽ艦
クソ>>1は前スレをキッチリ畳んだらどうなんだよ?
>>124
どこの誤爆だよwww
~~
執務室はには、大量の書棚が用意されている。
その中身は戦術書や戦績記録、深海棲艦が顕れてからの戦況、そして、過去の大戦――つまり、私達がまだ艦の姿だった頃の戦史など、戦争についての全てが網羅されている。
しかもその言語は日本語に限らず、英語、ドイツ語をはじめ、イタリア語、ロシア語、中国語、イスラム語、etc、etc……。
資料によっては翻訳されているものもあるので、世界中の言語を網羅しなくてはならないと言うわけでもないが、少なくとも、英・独・伊の三ヶ国語は提督になるための必須条件となる。
そう、実はウチの司令官も、凄く頭が良いのである。
ちなみに、司令官はロシア語と中国語もできるらしい。
最近はイスラム語も勉強中なのだろうか、私室のデスクの上には参考書が広がっている。
そう、私室のデスクの上。
それらは今、この瞬間、私の目の前にある。
ここは、執務室奥の扉の向こうにある、司令官の私室。
緊急時にも対応できるようにするため、司令官の私室――提督室は、執務室と直結している。
……というのは半分建前で、女性だらけの鎮守府で、男性が一人で落ち着ける場所を確保するため、というのもあるだろう。
男性が一人で私室に篭って何をするのかと言えば、まあ、ナニだろうけど……。
一人で司令官がシているところを想像して、一人で赤くなる。
……本当に、私はえっちなんじゃなかろうか。
い、いやいや、騙されるな。
さっきのはあの無自覚ドSが私を追い込むために使った方便であって、本当に私がえっちなわけじゃない! ……はず。
私は自分の背中側、司令官が眠るベッドの方に視線を向ける。
ベッドの上には司令官が横になっており、その寝顔を覗き込むように、ド(イツ)S(製)潜水艦のユーちゃんが立っている。
司令官の頬を突いて遊んでいるようだ。
「……そんなことしてたら、司令官起きちゃうんじゃないの?」
「だいじょうぶ。ご飯に眠くなるお薬……入れておいたから」
眠くなるお薬って、それ睡眠薬じゃないか。
……キミ、真性のドSだろう?
というか、そんな計画まで立ててここまで来るとは、確信犯か。
ユーちゃん、恐ろしい娘……!
「…………」
「って、ちょ、ちょっとユーちゃん……? ちょっ、近い! 近い近い近い!」
「はっ……!? わ、わたし……はぅ……」
司令官を覗き込んだまま、どんどん顔を近づけていくユーちゃんを慌てて引き止める。
それに対してすぐに正気に戻ったユーちゃんは、両手で頬を覆って顔を赤らめる。
……こういう行動に、わざとらしさが感じられないからタチが悪い。
「ユーちゃん? 何しようとしてたのかな?」
「あ、あ、あの……その……Admiralの唇、お、おいしそうだなと……思って……」
今度は顔全体を覆ってしまうユーちゃん。
その表情は見えないが、耳まで真っ赤になっているので、本当に恥ずかしがっているのだろう。
……ていうか、おいしそうってなんだ。
思考が完全に痴女のそれである。
睡眠薬盛って寝込みを襲うって、それほとんどレイプだからね?
……わ、私は薬とか盛ってないし……いや本当に。
いやほら、できればほら、ラ、ラブラブいちゃいちゃしながらの方がさ、ほら……ね?
それが、このドSのせいでご覧の有様だ。
せっかく、新月の夜まで待ったっていうのに……。
まあでも、司令官が眠ったまま起きないっていうのは、今思えばなかなか都合が良いかもしれない。
この世には、既成事実、という言葉もあるわけだし。
……また顔が熱くなってきた。
落ち着くために、深呼吸をする。
司令官の部屋に充満している司令官の匂いが胸いっぱいに吸い込まれて……。
「ヒビキ……そういうのは普通、もっと隠れてするものだと思うよ……?」
「ちっ、違う! これはただ落ち着くために……!」
ユーちゃんが、えー、とでも言いたげなジト目でこちらを見つめてくる。
ぐぬぬ……さっきから主導権を握られっぱなしじゃないか。
ここはひとつなにか……。
…………。
いや、目的を見失うな。
私は別に、ユーちゃんと張り合うためにここへ来たわけじゃない。
今度は、短く深呼吸。
覚悟を決めて、ベッドへと一歩近づく。
無言でユーちゃんの横を通り過ぎ、司令官が被っている布団を、足元から捲り上げた。
司令官は三ヶ月ほど前に執務室の窓から飛び降りるという奇行を演じ、それ以来執務を休んでいる。
どうしても確認の必要がある書類のみ、大淀さんを通じてチェックしているぐらいで、他は全て大淀さんとその日の秘書艦に任せている状態だ。
これは司令官が望んだというわけではなく、大本営からの命令らしい。
聞いたところによると、鎮守府を監督する提督が発狂することは稀にあるのだとか。
しかし、さっきも言ったように優秀な人材である提督をほいほいと交換することなどできない。
よって、そんな頭がおかしくなってしまった提督には、長期の休暇が与えられるのだ。
どんなに長く休んでも全て有給扱いになるらしく、休暇中の生活費も心配無い。
つまり、面倒はみてやる代わりにそう簡単にはやめさせないよ、というわけだ。
そんな無言の圧力を受けつつも司令官は順調に回復。
今はすでにほとんどの箇所の骨折が完治しているが、司令官の両手は痛々しい包帯で包まれいる。
そんな司令官の両手に刺激を与えないように、私は静かにベッドに片足をかける。
ぎし、とスプリングが鳴り、緊張で身体が強張る。
司令官は熟睡しているようで、起きる気配は無い。
私は残る片足もベッドの上に持ち上げ、司令官の太腿を跨ぐようにして膝立ちになった。
司令官を見下ろし、その顔を眺める。
……なかなか、可愛らしい寝顔じゃないか。
そして、少しずつ、少しずつ、視線を下げていく。
冬用の厚手の寝間着から覗く鎖骨。
そしてその服の上から見てもわかる、鍛え上げられた胸筋。
先ほど布団を捲り上げた時にめくれてしまったのだろうか、割れた腹筋が裾からはみ出している。
女の子というのは、男性の腹筋が大好きだ。
別に無くてもいいけど、あったら素敵、そんな感じ。
この前の中規模作戦成功を祝しての宴会で、お酒に酔った勢いで触ってみた、あの時の感覚。
相手が男性なのだと強制的に意識させられるような、硬い身体。
膂力だけならば、駆逐艦にすらかなわない筈のその肉体に、安心感を持ってしまうのは何故だろう。
その身体に、今度こそ素面で、手を伸ばす。
「っ……」
触れる瞬間、思わず目を瞑ってしまう。
そのせいで逆に、触覚が強化されてしまい、指先に生々しい感触を覚える。
硬くて、熱い。
弾力があって、この三ヶ月のせいだろうか、前よりも少しだけ、皮下脂肪が厚くなったような気がする。
しかし、撫でてみるとやはり凹凸もあり、やがて私は指先だけでなく、掌全体でその感覚を楽しんでいた。
そしてふと、親指の付け根に何かがぶつかった。
それは、ズボンの腰紐。
否が応でも、更にその下に意識を向けてしまう。
ごくり、と自分の喉が鳴る音を煩わしく感じながら、空いている片手をその先端に伸ばす。
ご丁寧にも寝るときまで結ばれている腰紐を、私の指先が少しずつ解いていく。
お腹の上に乗せたままの掌に、司令官の呼吸を感じる。
その安らかな寝息とは対照的に、自分の呼吸は浅く、早いものになっていく。
司令官は眠っているのに、それを聞かれるのが嫌で、口を閉じた。
紐を解き終わると、私は遂に、司令官のズボンに手をかけた。
両手を司令官の腰の部分に当てて、布と皮膚の間に指を滑り込ませる。
そこまできて、不意に私の脳裏に、一抹の不安が過ぎった。
……こんなことをして、司令官にバレたら、嫌われるんじゃ……?
小さな不安が徐々に大きくなり、決意が揺らいでいく。
「大丈夫、まだ起きないよ」
まるで私の心を読んだかのような言葉。
背後から私を抱きすくめるようにして、そんな言葉を囁く。
「だからほら……」
伸びる掌が、私の両手に重ねられる。
そして、その小さな掌に導かれるように、私の両手が司令官のスボンを一気に引き下ろした。
ここまで
おつ
乙
響はエッチな娘なのです…
え? えぇ? 続きは?ズボンせっかく脱いだのに…
乙
いいなあ
響が実行犯に仕立て上げられてないか?
待ってる
おいコラ続き早くしろよ
すまん
今月中には更新する
ありがとうございます!司令官!
~~
ごくり、と生唾を飲み込む音はどちらのものだったか。
或いは、私とユーちゃん、二人ともだったかもしれない。
ソレは、つい先日に雷が絵に描いたモノそのままで。
しかし、むせ返るような臭いとリアルな脈動を伴って、私達の目の前に飛び出した。
赤黒く腫れ上がったその見た目は、確かに、何も知らない無垢な少女が見たのなら、病気と思い込んでも仕方がないかもしれない。
血管が浮き出ていて、包茎、と言うのか、少しだけ先の部分に皮が被っている。
夜の暗闇の中で、私達二人の視線は、ソレに釘付けになっていた。
どれぐらいの時間が過ぎたのか、ユーちゃんの熱い吐息が、私の耳にかかる。
そこで私は、自分が息を止めていたことに気が付いた。
息を呑む、というのを、初めて体験した気がする。
兎にも角にも、私は呼吸を再開するために、肺に溜まった空気を細く吐き出した。
「ひゃぁ……」
その瞬間、目の前にある司令官の逸物が大きく跳ねた。
ユーちゃんがそれを見てか細い悲鳴をあげ、ぺたん、と後ろに尻餅をつく。
私は突然のことに完全に思考が停止し、ズボンに手をかけたままなのも忘れて、茫然とソレが震える様を見つめていた。
びく、びく、と跳ねるように脈動し、やがて収まったソレは、今もなお、そこに聳え立っている。
……今のは、まさか、私の息に反応して……?
「ふー……っ」
好奇心は猫をも殺す、とは言うが、こんな状況でイタズラ心を擽られない者などいないだろう。
私は再度、司令官の逸物に、先程よりも強く、長く、息を吹きかける。
司令官ののソレは先程のように大きく跳ねることはなかったが、刺激を受けている間小刻みに震え続け、最後に少しだけ膨れ上がったかと思うと、先端から透明な雫が滲み出してきた。
……なんか、かわいいな。
私の吐息一つで思うがままになるのかと考えると、言いようの無い気持ちが湧き上がってくる。
「ひ、ヒビキ……?」
背後から、不安気に声をかけてくるユーちゃん。
抜けた腰を震わせながら、私の脇腹越しに司令官のソレを見つめている。
先程までとはうってかわって弱気なユーちゃんに対して、少しばかりの悪戯心が芽生える。
「ゆ、ユーちゃんも、してみる?」
「へ、ぇっ?」
まさに、鳩が豆鉄砲を喰らう、という言葉を表したような顔に、また少しだけ嗜虐心をそそられる。
私は振り向いて、その細い手首を捕まえる。
怯えたような、困ったような、泣き出しそうなその表情。
「ほら、もっと近くに」
身なりは小さくとも、大人の男性を悠々と捩伏せることのできる膂力を持っている。
同じ艦娘とはいえ、ましてや無抵抗の相手を片腕で引き起こすなど容易いことだ。
私はユーちゃんの細い手首を掴むと、引き摺るようにして、腕に力を込めた。
予想外だったのか、まだ混乱していたのか、ユーちゃんはつんのめるようにして、私の横に倒れ込む。
ユーちゃんと私で、司令官の両脚を占拠している状態だ。
私は司令官の膝の上、ユーちゃんは司令官の脚に腹這いになっている。
「ひぅっ……!」
か細い悲鳴をあげて、瞼をギュッと閉じるユーちゃん。
別に、どこかに身体をぶつけたというわけではない。
ユーちゃんは、私と同じ方を向きながら司令官の脚に腹這いになっている。
つまり、今ユーちゃんの眼前には、司令官のリビドーを湛えたバベルが反り勃っているのだ。
その視点は、私よりもはるかに近い。
少し唇を突き出せば、触れてしまうような距離。
こんな凶悪なモノをいきなり突き付けられたら、トラウマになってしまってもおかしくないだろう。
しかし、そこは流石ユーちゃん。
涙目になって小さく唸りながらも、横目でチラチラと司令官の分身を観察しているようだった。
そんな可愛らしいユーちゃんを見て、イタズラ心が刺激されないわけがない。
「ユーちゃん」
「ふゎっ!?」
司令官の股間に興味津々なユーちゃんの肩に手をかけると、よほど夢中になっていたのか、素っ頓狂な声を上げる。
興奮と羞恥で紅潮した顔を背けつつ、横目でじとりと睨めつけられる。
……可愛い。
…………あ、ユーちゃんに見とれている場合じゃなかった。
さっきから主導権も握られっぱなしだし、この娘といると、どうにも調子が狂ってしまう。
しっかりしろ私、信頼の名は伊達じゃないはずだ。
「……見ててね」
可愛いユーちゃんを横目に、私は司令官の下腹部に顔を近づける。
ふっ、と短く息を当てると、びくりと跳ねる。
目の前で震える司令官の剛直と同時に、ユーちゃんの肩も跳ねる。
どちらの反応も予想通りで、ますます可愛く見えてきた。
「ユーちゃんも、ほら、一緒に」
体勢を低くして、ユーちゃんと頭の高さを揃えると、私はユーちゃんの耳元で囁いた。
ユーちゃんの喉が、生唾を嚥下する音が聞こえる。
「ふぅー……っ」
「ぁ、わ……! ふっ、ふーぅっ……!」
細く、長く、強く、息を吹きかける私に数拍遅れて、ユーちゃんの吐息が司令官の下半身に吹き付けられる。
首から耳まで真っ赤にして、頬を膨らませて、拳を握りしめているその姿は健気にも見えてくるが、男性の寝込みを襲っているという現状とのギャップが、その淫猥さを加速させていた。
司令官の逸物は細かく、しかし大きく震え、先端に膨らむ雫がどんどん大きくなっていき、そして遂に――
「はむっ……!」
「あっ!?」
溢れるかというところで、ユーちゃんの唇に吸い込まれた。
~~
短くてすまん
あと1、2回で終わる予定
生殺しだよぉ……ッ!!
あと1、2回ならすぐ書けるよね?
はやくしろよ待ってるぞ
乙
おらはやくまな板書くんだよ
もうちょい待って
待ってる
すっげぇ初歩的なミスやらかしたスマン
続きはよ
~~
「ぢゅるっ」
下品な音を立てて、ユーちゃんの唇が肉棒の先端を咥え込む。
私はその様を呆然と眺め、ユーちゃんは自分でしでかしたことだというのに目を白黒させている。
そのままどうすればいいのかもわからないようで、怯える子猫のようにプルプルと震えながら私を横目で見る。
……いや、私だってわからないよ!
「ゆ、ユーちゃん、取り敢えず口を離して……!」
端から見ればなんとも間抜けなアドバイスではあるが、それに対してユーちゃんは頷いてみせる。
しかし当然、この状態で首を縦に振るということは。
「んごぶっ……!?」
その小さな口に咥えた肉棒を、更に飲み込むという結果に繋がる。
ユーちゃんはこの事態に益々混乱し、もはや軽いパニック状態になってしまったようだった。
口から竿を引き抜きたければ頭の方を動かせばいいのに、何故かお尻を揺すりながら唸っている。
涙目で小さなお尻を振っている様はまるで誘っているようで、女性である私でも思わず襲い掛かりそうに……。
「…………ん?」
……なんだ?
なにか、このお尻には違和感がある。
なんだろう? 普段見慣れていないユーちゃんのパジャマか?
いや、もっと別の……。
…………。
……いやまさか……?
「えい」
「ひゃあっ!?」
私は違和感の正体を確かめるべく、ユーちゃんのズボンを勢いよく引き下ろした。
司令官の時とは違って、全く躊躇いはない。
あまりに突然だったためかユーちゃんは驚愕の声をあげ、その勢いで、漸く司令官の息子から口を離す。
唾液とその他の体液の混じり合った糸がユーちゃんの唇と司令官の逸物との間に橋を作り、ひどい官能を感じさせる。
……だが今は、そんな話はどうでもいい。
「…………」
「…………はぅ……」
「……ユーちゃん、キミは真性の痴女だね?」
「はぅっ……!?」
私の目の前に広がるのは、無垢の丘。
ロシアの雪原を思わせる、真っ白な肌。
驚くべきことに、ユーちゃんは下着を穿いていなかった。
私がズボンと一緒に下ろしてしまったわけではない。
端からそんなものは無かったとばかりに、ユーちゃんはそもそもノーパンちゃんだったのだ。
「言い訳は?」
「だ、だって……ジャマ、かなって……思って……」
恥ずかしさのためか、顔を臥せて隠そうとするユーちゃん。
そうすると、ユーちゃんの横顔は司令官の逸物に隠れてしまう。
……そこが司令官の股座じゃなければ、もう少し可愛げもあったろうに。
完全にただの痴女である。
ていうかもう台詞が酷い。
ジャマって、それもう脱ぐ前提じゃん。
挿入態勢万全じゃん。
「……今晩来たのは、間違いじゃなかったみたいだね」
危うく、司令官の貞操が穢されるところだった。
……いや、別に私のものじゃないけどさ。
そもそも、司令官が初めてなのかどうかもわからない。
ともかく、誰にも先を越されなかった、という意味では、今日決意しておいて良かったということだ。
「ぅ…………」
瞬間、私の全身が硬直する。
私のものでも、ユーちゃんのものでもない、幽かな呻き声。
ゼンマイの切れかかったからくり人形のように、強張った首をある一方に向ける。
視線の先にあるのは、司令官の顔。
「ぅうっ…………」
何かに耐えるように、司令官が再び呻く。
……まさか、睡眠薬の効果が?
もしこのまま司令官が目覚めてしまえば、この状況ではなんの言い逃れもできない。
「ゆ、ユーちゃ――」
ここは一度、隠れるか一時撤退を。
そう進言しようと思い、ユーちゃんを振り返ったところで、私は思考を停止した。
「んっ、ふ……っちゅ、はぷ、んちゅ、れる……ぢゅむっ……」
そこには、恍惚の表情で一心不乱に司令官の睾丸を舐め回す、痴女の姿があった。
ユーちゃんの舌が這うたびに、司令官の身体がビクリと跳ね、情けなく呻き声を上げる。
いや、この場合、喘ぎ声と言った方が正しいのだろうか。
ユーちゃんの小さな舌が縦横無尽に玉袋を走り、皺の一本一本まで、丁寧にしゃぶっている。
竿の先端からは泉のように絶え間なく透明な汁が溢れ出る。
ごくり、と、私の喉が大きな音を立てた。
私の思考はぐちゃぐちゃで、目の前の出来事を処理しきれなくて、しかし、身体だけが、勝手に動いてしまう。
私の掌がユーちゃんの頭上を通り過ぎ、そして、今にも爆発しそうなそれに、触れた。
瞬間、司令官の逸物が跳ねる。
ビクビクと震えて、透明な液体が先端から放たれる。
その飛沫は弧を描いて、司令官の股座にはしたなく顔を突っ込むユーちゃんの髪と、そして私の指先に降り注ぐ。
私の視線はその雫に釘付けになった。
司令官の呻き声と、ユーちゃんの口から溢れる唾液の音に混じって、ドクドクと、自分の鼓動の音がうるさい。
顔が熱い、身体が熱い、雫が乗った指先が、熱い。
「はっ……はぁ……は、っ、はぁっ……!」
呼吸が乱れ、開いた口腔から吐き出される空気の音が、耳に障る。
指先と、唇の距離が、少しずつ短くなっていく。
何かを考えていたわけではなかった。
それは只の欲求――否、本能なのか。
指先の雫を口に含むことに、何の疑問も、何の躊躇いもなかった。
ただ、それを自らの体内に取り込む為に、自然と身体が動いていたのだ。
震える指先が、唇の隙間に這入り込む。
混乱か、興奮か、視界が歪み、呼気が熱くなる。
遂に堪えきれなくなって、私の舌が、雫に、触れる。
舌先と指先から、電撃が走り抜けるような感覚。
仄かに塩の味がする液体を吞み込み、喉を通って食堂を這い、胃袋に落ちた筈なのに、なのに、胎の奥がズクン、と疼く。
自分の指先をしゃぶり、唾液を嚥下する度に喉から胸の奥のあたりに鈍い痺れのようなものが生まれ、やがてそれは、胎の底へ落ちていく。
ぼやけた視界の中、私の視覚は司令官の逸物だけをはっきりと捉えていた。
唇から指を引き抜き、司令官の先端に、再び指を伸ばす。
掬い上げるように雫を指に乗せ、口に運ぶ。
その指先を舐めしゃぶり、また。
まるで樹液に吸い寄せられる虫の如く、私の指が司令官の逸物に向かう。
――否、指だけではなかった。
気付けば、私の視界は司令官の肉棒で一杯になっていた。
玉袋をしゃぶる水音が聴覚を、鼻に届く汗と淫靡な臭いが嗅覚を、震える肉棒が視覚を、未だ口の中に残る雫の残滓が味覚を、支配していた。
残るは一つ。
司令官が、司令官のこの逸物が、私を、私のすべての感覚を支配するまで、あと一つ。
司令官の先端から溢れ出る泉に、上から別の液体が滴り落ちる。
それは司令官の雫と混ざり合って、亀頭を溢れ、雁首を這って、裏筋を流れ落ち、陰嚢を満たしていく。
私の口は、溢れ出る唾液を止めることができない。
欲しくて、最後の一つ、私を埋める最後のそれが欲しくて、欲しくて欲しくて、それが目の前にあるのに、今更唇を閉じることなどできない。
唾液と、吐息、それらが先端に触れる度、司令官の逸物が震えを大きくしていく。
雫が滲んでは溢れ、流れていく。
溢れて、溢れて、溢れて、溢れて。
私は終に。
その先端を、唇で覆った。
~~
やっとしゃぶってくれた…
たぶん次で終わりです。
前も言ったと思うけど本番はありません。
乙です
この銀髪コンビもなかなか…!
移転するまえに終わってくれ
乙
いいのう
乙
なんか移転しても今のアドレスに飛ばされる仕様にするとか荒巻が言ってたから、まあ多分大丈夫でしょう
今のアドレスにアクセスすると飛ばされる、の間違い
いや、わざわざお前の為に別板を専ブラに入れるのが面倒なだけだよ
それはおまえだけ
何か急に湧いた変な奴ともおさらば出来るなら板移動も悪いことではないな
急に湧いたとは失礼な、最初からずっと見てるわ
なんで俺が荒巻の懐事情の為の我が儘に手間かけなきゃいけないんだって話だろ
面倒な気持ちもわかる
すまんな、なるべく早く投下できるように努力する
あくしろよ
まだか?
~~
まず、触覚。
司令官の肉棒――おちんちんの先端は思ったよりも柔らかく、ツルツルとして舌触りが良い。
鈴口を舌でつつくと、やや水っぽい粘液がたくさん溢れ出て、舌の表面をコーティングしていく。
塩辛い筈のそれはどこか甘美な感覚を伴って、私の味覚を覆い尽くす。
その我慢汁を自分の唾液と混濁し、嚥下する度に生臭い臭いが鼻腔を突き抜ける。
息が苦しくなって鼻息荒く呼吸をすれば、司令官の体臭が同時に吸い込まれて、吐き出せば口腔を満たすおちんちんの臭いが突き抜けて、内から、外から、私の嗅覚を支配する。
口の中に溜まった液体を嚥下しようと舌を動かす度に耳の奥からグチュグチュと水音がして、その卑猥な音に満たされた聴覚が、誰かの呻き声を同時に捉えた。
声の方に目を向けると、眠っているというのに感じているのか、それとも股間の刺激によって卑猥な夢でも見ているのだろうか、司令官の苦しそうな表情を私の視覚が捉える。
眉間に皺が寄り、半開きになった唇から、あ、とか、う、とか、短く空気が抜ける。
額に薄っすらと汗が浮き、頬がほんのり紅く染まり、興奮している様がよくわかる。
……司令官が、気持ちよくなってくれている。
私の口で。
私の舌で。
私の吐息で。
それを自覚した瞬間、五感の全てが感覚器官を突き抜けて、うなじのあたりに、ぞくりとした感覚が生まれる。
舌先で鈴口を強めに擦ると、司令官の身体が、ビク、と跳ねる。
唇を窄めて亀頭を圧迫すると、顔を顰めるように顎が引ける。
先端から滲む我慢汁を啜ってやれば、腰が可愛らしく震えて、短い溜息のような喘ぎが漏れる。
嗚呼、なんて愛おしい。
私のうなじに生まれた甘い痺れは司令官の先端から溢れた雫のように、下に、下に、背骨を伝って伸びていく。
やがてそれは私の腰へ、お尻へ、太腿、脹脛、脚首、爪先へ辿り着く。
全身が痺れるような感覚。
全ての感覚が麻痺していくような、そんな甘い痺れの中で、心臓だけが何故だか速くなっていく。
ドクドクと血液が全身を駆け巡り、全ての感覚が鋭くなって、それらを血液が全身に運んでいく。
それは快感。
司令官に触れているだけで、司令官を視界に収めているだけで、司令官の臭いを嗅ぐだけで、口の中に広がる液体を味わうだけで、司令官の吐き出す音を聴くだけで、それらが私の中に流れ込み、快感が奔流となって全身を貫く。
「んんっ!!??」
全身が快楽に塗れた状態のそんな私を、一際大きな刺激が襲う。
それは電流となって、私の身体の中心から脳天を突き抜けた。
ただでさえ緩慢な思考はその原因を特定することなどできず、二度、三度と、再び電流が駆ける。
その刺激に対して私はどう抵抗することもできず、司令官の逸物を咥えたまま、喉奥からくぐもった呻き声を漏らすしかなかった。
幾度目かで漸く途絶えた刺激の正体を確かめるべく、私は勢いよく振り返る。
「……ユーちゃん」
「えへ」
……そんな無邪気な笑顔を見せながら、私のお尻に手を乗せないでほしい。
司令官の金玉を一心不乱にしゃぶっていたはずのユーちゃんはいつの間にか私の後ろに移動し、あろうことか私の、私の……。
私の……あれだよ、えーと……アソコを弄ってくれやがったのだ。
……べ、別にいいじゃないか、なんとなく、恥ずかしいんだもん。
おちんちん、は割と平気で言えるけど、自分の、その、おま……んー、えー……アソコのことは、ちょっと言うのが恥ずかしいと思う。
「ヒビキのおまんこ、えっち」
ユーちゃんの言葉に、ただでさえ熱くなった顔が更に熱を増す。
こ、この娘はっ……!
「……そんな言葉を口にするなんて、恥ずかしくないのかい?」
「んー、admi……テートクのおちんちん食べるのは、恥ずかしくないの?」
「…………」
ぐうの音も出ない。
……というか、確かに、私は一体何をしているんだろう?
司令官のおちんちんをこの目で見るため……もとい、司令官とイチャラブするために、一ヶ月も前から経路の確保や時間帯の選別など、様々な下準備をしてきたというのに、痴女に闖入されてご覧の有様だ。
司令官は睡眠薬で眠らされているし、ユーちゃんは痴女だし、私はおちんちんをしゃぶって気持ちよくなっちゃってるし……。
というか、これだけされたうえに、今も結構普通に声を出して喋っているけど、司令官はなんで起きないんだ――
「――――」
私がそんな風に考えつつも照れ隠しに司令官のおちんちんを再び咥え、その顔を見遣ったときだった。
「ぅ…………」
緩慢な動きで司令官の両の瞼が開き、微かに覗くその視線と、私の視線が交差した。
うっすらとした視界では状況がいまいち把握しきれていないのか、そもそも意識がはっきりしないのか、ゆっくりと瞬きをしながら視線を右に左に動かしている。
私の思考は完全に停止して、只々司令官のおちんちんを咥えたまま、口を離すことも、司令官の顔から視線をそらすこともできないでいた。
迂闊だった。
油断していた。
雰囲気に呑まれて、司令官が目を覚ますはずがない、などと思い込んでいた。
ここまでの道中で、思い込みによって痛い目を見たばかりだと言うのに。
そしてまた、気づいた時には既に遅い。
司令官の視界は私を捉え、訝しげに眉が歪んでいく。
そんな司令官の様子を見て、背筋に冷や汗が流れる。
そして、同時に快感も感じていた。
それは自身の痴態を男性に見られたからだろうか。
それとも、私が何をしているのか把握して、更に硬く、大きく反り上がっていくおちんちんから泉のように湧き出す、この淫靡な蜜のせいか。
「ぢゅ」
少しだけ、吸ってみる。
「っ……!」
びくん、と腰が動く。
「れ、ぇる」
舌全体をべったりとくっつけて、裏筋をなぞる。
「っ、ぁ゛……!」
嗚咽のような音が喉の奥から絞り出される。
「んぁ、ぷ」
そのまま根元まで下りて、甘噛みする。
「ぐ、ぅっ……!」
おちんちんが跳ねて、蜜が滴る。
私は司令官と視線を交わしたまま、司令官のおちんちんを弄ぶ。
司令官は、不思議と抵抗しないようだった。
それがほんの少し疑問だったが、しかし、司令官の吐息に、嗚咽に、体臭に、視線に、溢れる甘美な蜜に頭をどうにかされて、そんなことはどうでもよかった。
「テートク、起きてたの?」
私の視界に、誰かが割り込んでくる。
司令官の顔が半分隠れるようになって、ユーちゃんの姿が重なった。
司令官の視線が私から逸れて、ユーちゃんの方を向いてしまう。
……気に食わない。
司令官のおちんちんは私がいぢめるたびにどんどん震えが大きくなって、気持ちよくなっているのが手に取るようにわかる。
そうしているの私の口で、私の舌で、私の唇で、私の歯で、私の、私の、私への。
だから、私と司令官の視線を遮るこの女に、嫉妬なのか、怒りなのか、とにかく桃色と灰色をグチャグチャにしたような感情が腹の奥から湧きあがってきて、ちょっと、と不平を漏らすためにおちんちんから口を離した。
「ん……」
「んむっ……!」
「――――」
その隙を突くかのように、ユーちゃんの唇が彼の唇を奪った。
同時に司令官の肉棒の先端から、先程まで泉のように滴っていた蜜とは違う、白濁液が放たれる。
司令官の腰が跳ね、私の唇や顎、頬に肉棒の先端が当たって、白濁と蜜で私の顔を汚していく。
陰嚢が肉棒の根元に向かって縮みあがり、白濁を押し上げる。
先端から放たれるそれは弧を描いて、私の頭上から降りかかる。
左の瞼の上にかかった白濁液が垂れてきて、反射的に左目を閉じる。
それでも私の視線は、司令官とユーちゃんに釘付けになっていた。
血の気が引いて、ついでに先程まで溢れんばかりだった感情の波さえもどこかへ消えて、只々、思考をする暇もなくその光景を見ていた。
司令官は未だに抵抗する様子を見せず、ユーちゃんに唇を貪られるままになっている。
痛い、痛い、痛い。
苦しくて、痛くて、胸の奥から腹の底までが引き絞られるように辛い。
私は漸く、自分の心の内に気がついた。
私は司令官のことが、自分で思うよりも好きだったのだ。
彼のそばにいると落ち着くし、彼と話していると癒されるし、彼の匂いは安らぐし、彼に頭を撫でられる時間は何よりも至福だった。
それが今、全て粉々に砕けていくような感覚。
喉の奥から何かがせり上がって、鼻の裏を突き抜けて、そして気づけば、涙が流れていた。
顔にかかった白濁液に堰き止められて、流れ落ちることを拒むように私の顔を濡らす。
「ぷぁ」
長い、いや、それともも一瞬だったか、どちらにしろ永い口づけを終えて、ユーちゃんの唇が司令官から離れる。
そんな彼女が、私を振り向いて目を剥いた。
「ひ、ヒビキ……!?」
嫌味でもなんでもなく、ユーちゃんは純粋に驚いているのだろう。
目に入ったのかとか、射精が激しすぎたのかとか、アタフタしながら尋ねてくる。
私はなんと返して良いのかわからなくて、ただひたすら、涙を流した。
~~
お待たせしてごめん
そして終わらなかったごめん
まあ薄い本じゃよくあるけど3Pってよっぽどの変態じゃなきゃ許容できないよなという気持ちになってしまったのとどうしても響を泣かせたくなってしまったのでこんなことに
いや ちんちん言いまくってるお前が何を今更リアリティを求めるのかw
乙
淫乱銀髪コンビいいですわゾ^~
ほ
ほ
行きてます
待ってるぞ
それは朗報
なんだこれ 一人アンソロジー?
まだなのか
まだか?
まだまだ
a
a
a
p
生存報告
あら本物だww
元帥「テメェら肝心の職務はどうした」
響は好きなようだがこの提督はこのスレの序盤で発狂して鳥海と摩耶を半レイプして射精してるんだよなぁ
ほ
あげ
随分長く延命してるな
あ
絶賛スランプ中であります
おう生きてたかww
一年もたってたのにビックリ
くだらねぇいつまでしがみ付いてんだこの>>1は・・・
ほんと期待してるから頑張って頂きたい
ほ
お待たせしております
2月中に投下予定です
やったぜ。
生きてたんかワレェ!
皆の者!祝杯をあげぇ!
お前の続きをずっと楽しみにしてたんだよ!
~~
しばらく経って、私は司令官の胸に顔を埋めていた。
ユーちゃんは床に正座させている。
半泣きになりながら私に苦悶を訴え続けているが、私は知らんぷりを決め込んでいる。
フンだ、ユーちゃんなんか知らない。
それに今は、あんな淫乱潜水艦より司令官だ。
司令官はおそらく既に私を引き剥がせるぐらいには意識がハッキリしているはずだが、何も言わずに私を受け止めてくれている。
厚い胸板、硬くてゴツゴツした腕や手指、自分たちとは違う男性特有の体臭。
全身が司令官に包まれている錯覚に陥って、頭がほわほわする。
「あー……響?」
「うん?」
「いや、そんなに臭いを嗅がれると、さすがに恥ずかしいというか……」
司令官の言葉に、顔が熱くなる。
……そ、そんなにあからさまだったかな?
私は、臭いフェチ、とかいうやつなのだろうか。
あんまり考えたことはなかったけど、思えば今までも、司令官の臭いとかを無意識に嗅いでいたかも……。
な、なんか私ってやっぱり、すごいえっちなのかな……?
恥ずかしさ紛れに、司令官の胸板に顔を埋める。
軍人らしく逞しい身体を感じて、ドキドキする。
鼓動が早くなって、身体が熱くなって、息が荒くなって、お腹の奥がくすぐったくて……有り体に言って、ムラムラしてきた。
下半身へと意識が向く。
司令官とより密着するように身体を摺り寄せる。
下腹部が司令官の脇腹に擦れて、勝手に声が出そうになるのを必死で抑え込む。
「響?」
私の様子に違和感を抱いたのか、司令官が私の名前を呼ぶ。
その優しい声音が耳元に響いて、また身体が熱くなる。
司令官の身体に脚を絡めて、そして、膝のあたりに何かが触れた。
柔らかくて、ちょっとベトベトしてる。
膝の裏で挟んで、閉じたり開いたりしてみる。
司令官がなにか言っているのを聞き流しながら構わず続けると、おちんちんが硬く、熱くなってくる。
強めに締め付けると、さっき出したベトベトのせいか、それとも汗ばんでいる私のせいか、ニュルン、と膝から抜け出してしまった。
解放されたおちんちんを見遣ると、さっき舐めてあげていたときほどじゃないけど、確かに硬さを持ってそこに屹立していた。
口の中いっぱいに溢れていた司令官の臭いを思い出して、それがその先端から漂ってくるようで、頭の中に靄がかかる。
「司令官、気持ちいい?」
耳元で囁くと、司令官の身体が震える。
「ぐっ……!」
「だめ」
逃れようとして身体を捻る司令官を押さえつける。
ただの人間である司令官が、私達艦娘の膂力から逃れることなど不可能だ。
両掌を司令官の肩の付け根に押し付けて、馬乗りになる。
耳まで紅潮した司令官の顔を見ると、胸がどうしようもなく高鳴る。
「ねえ、気持ちよかった?」
顔を近づけて、眼を覗き込むようにして質問すると、司令官は顔を背けてしまった。
そうれば当然、私の眼前には。
「れ、ぇる」
耳朶を、下から上に向かって舐め上げると、再び司令官の身体が強張った。
……もしかして、司令官は耳が弱点なのかな?
軟骨を甘噛みする。
溝に沿って、耳朶の裏まで舌を這わせる。
「ひび、きっ」
苦しそうな彼の声が聞こえる。
顔が熱くなって、身体が熱くなって、胸が締まるような感覚。
お腹の奥から何かが溢れて、司令官の腹筋に乗っている下腹部が痺れてくる。
無理矢理司令官の顔をこちらに向けて、見つめ合う。
「司令官、私――」
顔が近づいていく。
鼓動が煩いぐらいに全身に響いて、同時に肩に置いた掌から同じぐらいの速度で彼の脈動が伝わってきて、どちらが自分の鼓動なのかわからなくなる。
「――貴方のことが――」
視界が全て司令官に埋め尽くされて、肺の奥まで司令官の臭いで満たされて、全身で彼の身体の熱を感じて、心は彼への想いで溢れている。
「――すき」
そして、私達は唇を交わした。
瞬間、頭の中が、五感が、身体中が、私の世界の全てがまるで真っ白に塗りつぶされたように痺れて、宙に舞うような感覚に陥る。
私の唇に、司令官の唇が触れている。
少し強く押しつけると、そのまま形が崩れる。
……男の人の唇も、思ったより柔らかいんだ。
身体中ゴツゴツしてるから、ここも硬いのかと思った。
深く、深く、押し付けて、離れて、もう一度。
幸せ。
私、艦娘としてもう一度生まれて、本当に良かった。
~~
遅くなってすみません
次が最後の投下になります
乙
待った甲斐があった
やっと来たか
お前をずっと待ってたんだ
ありがとう
乙
乙
これが執務室からダイブした提督と同一人物とは思えない
今週中に投下予定です
よし、セーフ
信じるぞ
待ってるぜ!
先週が終わってしまったけどずっと待ってる
生存戦略
まだ今週にならねーのかよ
ここまで来るといっそ清々しい
わたしまーつーわ
いつーまでーもまーつーわ
てかもうこのスレ落として改めてRで立て直せよ
まだ!
_, ._
( ゚Д゚)
わたしマジュアン……
お久しぶりです
投下します
~~
どれぐらいそうしていただろうか、息が苦しくなってから離れると、司令官も息が上がっていた。
唇が、少しヒリヒリする。
司令官の唇も少し赤くなって、腫れているように見える。
「ごめんね、司令官。痛い?」
「あ、ああ、ちょっと、痺れてきたかな」
「え? あ、そっか」
私は唇のことを聞いたつもりだったけど、私は司令官の肩を押さえつけたままだったことを思い出した。
掌を離すと、ほんのりと赤くなっている。
「私、夢中で、その」
「いつまでも……放置されるのは、流石に寂しい……」
「んむっ!?」
「きゃあ!?」
突然、司令官の顔に何かが降ってきたかと思うと、脚を思い切り引っ張られる。
そのせいで私は司令官の上に仰向けに倒れることになり、加えて司令官は呻き声を上げた。
私は腕を使って上体を起こし、またもややってくれた相手に抗議の視線を向ける。
「ゆ、ユーちゃんっ」
ユーちゃんは司令官の顔の上にお尻を乗せて、うつ伏せになった私の太ももを肩に担ぐ。
「二人の世界に入っちゃって……ユーも、混ぜてほしいですって」
不満を薄い表情に目一杯表しているユーちゃん。
普段ならただ可愛らしいだけだが、私は直感した。
この体勢はまずい。
そして、それは的中した。
「はむっ」
「やっ!?」
「ぢゅ、れる」
「ユっ、や、んっ!?」
ユーちゃんは私の太ももを抱えたまま、その中央、つまり私のおまんこに、吸い付いてきたのだ。
陰唇を擦られ、舌を挿入されて、入り口で小さなそれが蠢く。
あまりの刺激に、私はうまく身体が動かせない。
「ゃ、んっ! やめ」
「ずっと正座させてくれた、お礼ですって……んぢゅ、る」
「んんっ!」
「テートクにも、しかえし……です」
「むぐ……ぅ!」
ユーちゃんは器用にも、私のおまんこを責めながら、司令官の顔の上で腰を動かし始めた。
身体をビクつかせて、私の股座でくぐもった声を上げる。
そしてユーちゃんの身体が震える度に当然、私の性感帯も刺激されるわけで。
ユーちゃんが気持ちよくなるほど私も気持ちよくなってしまうという、変な図式が成り立ってしまっていた。
逃れようともがくものの、刺激を受ける度に力が抜けて思うようにいかない。
もはや振り返って文句を言う程度の反抗すら許されず、徐々に快感に支配されていく。
ぼんやりとした視界の中で唯一、目の前に聳えているおちんちんだけが認識できた。
まだ半勃ち……いや、七分勃ちといった具合だが、先端が透明な汁で濡れ光っている姿はどこか可愛らしい。
私は逡巡すらなく、欲望のままにソレを口に含んだ。
予期しない刺激に驚いたのか、まだ柔らかさを残しているおちんちんの先端から蜜が飛び、ユーちゃんの股の下から呻き声が響く。
蜜を受け止めつつ舌を雁首に這わせると、あっという間に硬くなる。
口が塞がれている上に下半身から断続的に刺激を受けて呼吸が苦しくなるが、既にドロドロにふやけてしまった私の思考では咥えたモノを離すという発想は無い。
亀頭を口いっぱいに頬張って、舌で裏筋を擦ったり、頬の内側で先端を刺激する。
断続的に蜜が溢れ出て、うつ伏せのままでは嚥下もままならず、私の唇と司令官の陰毛が粘液まみれになっていく。
唇で肉棒をこすると、粘液が白く泡立ち、淫靡な臭いが脳まで満たして、全身が溶けてしまうような感覚。
「んっ! ぁ!」
「ん、ご……っぶ!」
ユーちゃんの喘ぎ声を意識の外に覚えたかと思うと、股から全身が押される。
司令官と私の汗でそのまま身体の上を滑り、咥えていたおちんちんが喉の奥まで押し込まれる。
喉がふさがれて、えずきそうになって、それが肉棒を余計に締め付けてますます膨れ上がり、どうにか喉から抜こうともがく。
首を左右に振って、腕で身体を押し上げて、ユーちゃんの腕から逃れようと腰をひねる。
ユーちゃんも自身の身体への刺激で手一杯で気づいていないのか、私の脚をガッチリと掴んだまま、体重をかけながら私の陰部への刺激を続ける。
うまく身体に力が入らず、ユーちゃんの体重が緩むたびにどうにか呼吸を繰り返す。
そうする度に司令官のおちんちんはどんどん膨れて、脈動が大きくなり、そして。
「ぉごっ!?」
唐突に、私の喉が突き上げられる。
包帯に包まれた両手で私の頭を押さえつけて、弓形に腰を振り上げて、限界まで膨れ上がった肉棒が喉の奥の奥まで入り込んで、舌根を超えて、頭蓋を貫くように突き立てられる。
一瞬意識が吹き飛び、その直後、食道を灼くような熱に引き戻される。
おちんちんが早打つ心臓のように大きく震え、それに合わせてもっと、もっと奥へと腰と掌で私の頭を挟み潰す。
鼻先が縮み上がった陰嚢に触れて、精液を押し出す脈動を直に感じる。
無意識に涙が滲み、唾液と鼻水が私の口元を汚していく。
咽頭に精子を染み込ませるように先端を擦り付けて、出して出して出して、長く長く射精が続く。
喉を灼く生臭い熱を感じながら、そして、私は意識を手放した。
~~
~翌朝~
雷「大淀さん!」 ドアバーン
大淀「おはようございます。朝からそんなに慌ててどうしたんです?」
雷「あのね、あのね、朝起きたら響がいなくなってて……! どこに行ったか知らない!?」
大淀「ああ、それなら……」
「ここだよ、雷」
雷「! ひび、き……?」
Верный「やあ」
雷「……なんか、お肌が白くなった?」
Верный「あ、うん。ちょっとだけね」
呂500「雷、おはようですって!」
雷「……誰?」
呂500「ユーちゃん改めてローちゃんですって!」 フンス
雷「ユーちゃん? ローちゃん?」
Верный「私も、響じゃなくてВерныйになったんだよ、雷」
雷「? ? ?」
大淀「雷さん、気持ちはわかります……。私も未だに何が何だかよくわかっていませんから」
雷「えっと、ユーちゃんが、ローちゃんで……響が、べーるぬいで……」
ポクポクポク…チーン!
雷「響のメラニンをユーちゃんがとったのね!」
Верный、呂、大淀「えっ?」
雷「ユーちゃんが響を食べちゃったんだわ! だから響はまっしろけで、ユーちゃんはこんがりなのよ!」
大淀「ええと、あれはお二人の第二次改装の姿でして……」
呂500「あはは、雷ってばおもしろーい」
Верный「(あながち間違ってない……というのは黙っておこう)」
~~
【報告書】
司令官の部屋で一晩過ごした私たちは、朝目を覚ますと何故か第二次改装後の姿になっていた。
どういう理屈がわからないが、「経験値が上がった」という理由で取り敢えず保留とした。
☆経験値一覧
ユーちゃん
・睡眠薬を盛る
・夜這い
・隠れドSを発現する
・フェラチオ
・キス
・顔面騎乗
響
・夜這い
・フェラチオ
・キス
・女の子にイかされる
・イラマチオ
・好きな人の腹の上で失禁
注記:この報告書は大本営及び鎮守府内には公開しないものとする。(駆逐艦・Верный)
これにておしまいです。
長らくお待たせしてごめんなさい。スレ立てから1年半以上経ってたんですね。
次に考えてるのは龍驤の乳首開発と青葉のハメ撮りです。
どちらもR板でやりますが、全年齢で希望のシチュがあればどうぞ。
お付き合いありがとうございました。
0721の日に完結とは待った甲斐があった
次作も待ってる
潜水艦娘ではっちゃける話が読みたいです
乙
ついに終わったか
完結したならそれでよいのだ
お疲れさま
乙
このSSまとめへのコメント
もう提督切腹するしかないな(泣
そんな上手い絵なら提督の息子がもう見られまくりだな
素晴らしいですねこれは。