書き溜めあるので早く終わる予定です。
ネタ被りはない……はずです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370516753
P「……亜美と真美ってさ」
亜美「ん?」
P「元々は二人で一人のアイドルだったんだよな」
真美「にーちゃんが来る前の話だね」
亜美「亜美の名前で」
真美「入れ替わって活動してたんだYO」
P「……ふと思ったんだけどな」
P「他のアイドルも実は双子だったりして」
亜美「まっさかー」
真美「それは有り得ないっしょー」
P「ははは。まぁ、そりゃそうだよな。春香とかが双子だっt」ガタッ
P「ん? ……春香?」
春香「プ、プロデューサー、今なんて言いました?」
P「あぁ、ちょっとした雑談でな。春香が双子だったr」
春香「や、やっぱり気付いてたんですか!?」
亜美「え、ええ!?」
真美「はるるん、双子だったのー!?」
千早「そんな、まさか春香も隠していたの!?」
P「え、千早……いつの間に」
亜美「っていうかさ、千早お姉ちゃん今……」
真美「春香『も』って言ったね」
千早「あ……」
春香「……」
P「よし、ちょっと向こうで話そうか」
P「で、こうなったわけだが……」
春香1「……」
春香2「……」
千早1「……」
千早2「……」
亜美「はるるんが二人……」
真美「千早お姉ちゃんも二人……」
P「さすがに違和感があるな」
P「……とりあえず自己紹介を頼む。名前と見分け方な」
春香「妹の春香です。事務所にクッキー持ってくる方です」
春菜「姉の春菜です。事務所にケーキを持ってくる方です」
亜美「なんと、そんな違いがあったとは」
真美「全然気付かなかったよー」
千早「妹の千早です」
美早「姉の美早です。私の方は……ある数値が73あります」
千早「……くっ」
亜美「真美、違い分かる?」
真美「ぜんぜ→ん」
美早「……くっ」
P「はぁ、大体分かった。で、何で今まで黙ってたんだ?」
春香「いやぁ、やっぱり2時間の通勤は辛いなぁと。そしたらちょうど代わってくれる姉がいたんで」
千早「どうしてもグラビアのようなお仕事は……それで代わってもらっていました」
P「そ、そうか。それを言われると心苦しいものがあるな」
美早「あの、よろしいでしょうか」
P「ん、なんだ」
千早「今後の活動はどうなるんでしょう。バレてしまった以上、私たちも双子アイドルになるんでしょうか」
P「いや、それは無い。双子は亜美や真美の専売特許だからな」
P「何より俺が死ぬ。仕事量的に」
P「しかし……」
美早「?」
春菜「?」
P「ホント、そっくりだな」
亜美「そりゃ双子だから当たり前っしょー」
真美「真美たちをもあざむくとはやり手過ぎだよー」
千早「ふふ、ごめんなさい」
P「……この際だから聞いておくがな」
春菜「何ですか、プロデューサーさん」
P「他にはもういないよな?」
美早「はい?」
P「いや、例えば……例えばだぞ、雪歩とか真とかが双子だったりなんて……な」
春香「あ、でも……」
P「なんだ、春香?」
春香「この前雪歩、お昼の生放送に出てたじゃないですか。あの時、私ちょうど買い物してたんです」
春香「それで街頭テレビに雪歩が映ってて、でも視線を落としたらその雪歩が普通に道を歩いてて」
春香「人違いかなーとか思ったんですけど犬に驚いてたし……あれってもしかして」
P「…………調べてみる必要がありそうだな」
P「おーい、雪歩……お、真とやよいも一緒か」
真「プロデューサー、雪歩に用ですか?」
P「ああ、つかぬ事を訊くが……雪歩って双子だったりする?」
雪歩「ふぇ!? ……ええええええとぉぉ、そのぅ、あのぅ」
真「えっ、雪歩が双子!?」
やよい「はわわっ! そうだったんですか! 私と一緒ですね雪歩さん!」
P「えっ」
真「えっ」
雪歩「えっ」
やよい「う?」
P「…………すまないが、雪歩とやよいはちょっとこっち来てくれるか」
真「あ、あの!」
P「悪い、真……話は後にしてくれ」
真「いえ、そうじゃなくて。多分それ、ボクも関係あるかなーって」
P「」
P「もういいや、とりあえず自己紹介」
雪歩「姉の雪歩ですぅ。私はスコップを取り出す時間が雪乃より0.07秒早くて」
雪乃「妹の雪乃ですぅ。私は一時間で掘れる穴が雪歩より65cm深いんですぅ」
亜美「千早お姉ちゃんもそうだったけど、シロート目じゃ判別つかないね」
真「姉の真です。ボクの方はパンチ主体で」
真音「妹の真音です。ボクはキック主体なんです」
真美「真美が並ぶと漢字的に三姉妹みたいだよー」
やよい「うっうー。妹のやよいですー」
やよひ「うっうー。姉のやよひですー」
P「二人の見分け方はなにかないのか?」
やよい「かすみたちが言うにはやよひのうっうーは音が少しだけ低いらしいですー」
P「そうだったか?」
亜美「全然わかんないよ→」
真美「やよいっち、やよひっち、もっかい聞かせて!」
やよい「いいですよー。うっうー!」
やよひ「うっうー!」
P「……分からん」
亜美「お手上げだね」
真美「お手上げ侍だね」
P「確認するが、みんなちょくちょく入れ替わってたのか?」
真「う……はい。ごめんなさい」
雪歩「あ、あの、ごめんなさい」
やよい「あうぅ、ごめんなさいプロデューサー、やっぱりいけなかったですよね?」
P「別に怒ったりはしないよ。ただ、隠していた理由は話してもらえるか」
P「無理をさせていたのなら、プロデューサーとして改善できるよう考えるからさ」
真「えと、ボクたちの場合は無理とかじゃなくて」
真音「ボクが悪いんです。ボクも可愛いカッコしたいって思って」
雪歩「私は緊張しすぎて気分が悪くなった時とかに代わって貰ってました……」
やよひ「お仕事も大切ですけど、学校の方をおろそかにさせるのは違うかなーって思って」
P「確かに、最近やよいは忙しいもんな……」
P「はぁ、分かった。でも出来ればこれから入れ替わる時は俺か律子に一言断ってほしい」
真音「はい」
雪乃「わかりました」
P「ところで……だな」
やよひ「う? なんですかー」
P「実は春香と千早も双子だったんだが、それ以外で誰か心当たりとかあるかな」
やよい「はわっ!? 春香さんたちもですかー! 気付かなかったですー」
雪歩「すみません。全然思い浮かばないですぅぅ」
真「うーん、スパッと訊いたら答えもスパッと返ってくるんじゃないですか」
P「あーうん、それは俺もそう思う」
真「じゃあ決まりじゃないですか」
P「事前情報なしにツッコむには結構勇気がいるんだぞ。これで更に双子が見つかったりしたら……」
真「ならいっそ全員双子って心構えでいけばいいんじゃ」
P「怖いこと言うなよ」
P「……という流れでお前たちを呼び出した」
美希「……」
貴音「……」
響「……」
小鳥「……」
P「その結果がこれだよ!」
美希2「あふぅ」
貴音2「面妖な」
響2「だぞ」
小鳥2「ピヨピヨ」
P「どーなってんじゃこの事務所ぉぉ!!?」
亜美「にーちゃんどうどう」
真美「落ち着きなよー」
P「ううう……自己紹介、名前、見分け方」
美希「ミキはミキだよ。お姉ちゃん。ハニーはミキのハニーなの」
美衣「ミイはミイなの。妹なの。ハニーはミイのものって思うな」
P「み・わ・け・か・た・は」
美希「ハニーがつれないの。ミキはいちごババロアよりおにぎりの方を多く食べてるの」
美衣「ミイはいちごババロアの方をいっぱい食べてるの」
亜美「あんまり参考にならないねー」
貴音「妹の貴音です。質より量を重んじております」
貴芽「姉の貴芽です。量より質を重んじております」
亜美「おおっ、これは結構分かりやすいかも」
真美「具体的にはどんな感じなのさー」
貴音「そうですね。とっぴんぐを例に挙げますと」
貴芽「貴音がヤサイマシマシニンニクカラメで、私はソノママと言います」
亜美「んん?」
真美「それって大して量変わらなくない?」
貴音「何を言うのです。野菜の量が全く異なります!」ズイ
貴芽「完成されたスープの味が野菜によってどれほど変わってしまうか、分からないと!?」ズズイ
亜美「うあうあ〜! ダブルお姫ちんのケンマクが凄いよー!」
真美「うあうあー! にーちゃんヘルプミー!」
P「……そっとしておこう。次、響組」
響「自分が響だぞ。ハム蔵たちの世話は自分担当なんだ」
響実「響実は響のねぇねなんだ。つまみ食いは自分の担当だぞ」
亜美「うわぁ」
真美「ダメなお姉ちゃんだね。真美を見習うべきだよ」
小鳥「えと、妹の小鳥です。っていうか、私別にアイドルじゃないしいいんじゃ……」
P「仕事代わってもらったことは全くないと?」
小鳥「……」ピヨピヨ
P「はいお姉さん紹介お願いしまっす」
兎鳥「姉の兎鳥です。BL&GLバッチコイ! NLなんて認めません!」
小鳥「ちなみに私は何でもいけます」
P「うるせぇトリ」
小鳥「ピヨッ!?」
P「はぁぁ……えーと、それじゃ次、隠してた理由」
美希「朝起きれなかったら仕方ないと思うな」
美衣「起きたら負けなの」
P「つまり先に起床した方が事務所来てたのか……」
亜美「今までで一番酷いね」
貴音「私たちはとっぷしぃくれっとです」
貴芽「ひんとを挙げるならば、遠征とだけ」
真美「らぁめん屋巡りだね」
響「エサが無くてストライキを起こした皆を探してるときは」
響実「自分が仕事するんだぞ」
亜美「原因ってひびみんだよね」
真美「ひびきん疑問に思わないのかな」
小鳥「私が飲みすぎた次の日や、即売k」
P「オーケー。全て理解した」
P「……残るは竜宮小町の面々か」
亜美「いちるの希望か」
真美「はたまた慈悲なき全滅か」
P「きっと大丈夫さ。俺は、律子たちを信じるっ!」
P「……ですよねー」
律子「まさか」
あずさ「みんな」
伊織「双子だったなんてね」
P「もう違和感が仕事してくんないや。自己紹介お願い」
律子「私が律子、妹です。私の方は服の縞模様が縫い目から数えて白青白青なんですけど」
律穂「私、律穂の服は縞模様が青白青白の順になってます」
亜美「識別させる気ないよね絶対」
あずさ「私が姉のあずさです〜。私の場合、迷ってしまうと同じ場所をぐるぐるしちゃうんです」
あずか「妹のあずかです〜。迷うと目的地からどんどん離れてしまうんです〜」
P「迷う方と迷わない方で分けて欲しかったなー」
伊織「妹の伊織よ。私の親友はシャルル・ドナテルロ18世」
詩織「姉の詩織よ。私の親友はシャルル・ドナテルロ17世。全然違うんだからっ」
真美「まったく同じに見えるよー」
伊織「よく見なさいよ! 耳の長さが18世は1mmも長くて可愛いのよ!」
詩織「それに17世の方が3mmもスリムでスマートなんだから!」
P「なるほどな。二人の熱い思いはよーく伝わってきたよ」
P「それで確認するが、やっぱり皆たまに入れ替わってたりしてたんだよな?」
あずさ「すみません。迷ってしまった時は交代をお願いしてました〜」
あずか「私もダメだった時はプロデューサーさんや律子さんにお願いしてたんです〜」
伊織「やよいが心配でたまに様子を見に……代わって貰ったのはその時だけよ!?」
P「と、言うことは伊織はやよいが双子だった事知ってたのか」
伊織「……確証はなかったわ。変だとは思ってたけど、実際に二人揃ってるところを見た事はなかったから」
P「そうか……後は律子だが」
律子「その……すいませんでした」
P「別に怒ったりはしないよ。律子の事だ、何か理由があるんだろう?」
律子「いえ、ただの私の職務怠慢です」
律穂「……プロデューサー、律子は色々と無理をしてたんです」
律子「ちょっと、律穂!?」
律穂「プロデューサー殿なら、語らずとも理解されているでしょう」
P「まぁ、な」
律穂「私も人の事は言えませんが、他者に頼るのが苦手なので」
P「自分を追い込んでしまうんだよな」
律穂「だから私が無理やり入れ替わって、律子を休ませたんです」
P「……律子」
律子「な、なんですか」
P「いいお姉さんじゃないか」
律子「……はい」
P「……と、そこで終わったら美談だったんだけどな」
亜美「事務所がムチャクチャ窮屈だよー!」
春香「みなさーん、クッキー焼いてきましたよー!」
春菜「ケーキもありますよケーキ! お好きなほうをどうぞー!」
貴音「春香、くっきぃを頂けますか」
貴芽「では私は春菜のけぇきを所望します」
千早「まさか高槻さんまで双子だったなんて……」
美早「素晴らしいわ」
やよい「うっうー! 千早さん、はいたーっち!」
やよひ「美早さんも、たーっち! いぇい!」
美希「あふぅ。急に騒がしくなったね」
美衣「安眠妨害許すまじ! ……なの」
伊織「音よりも窮屈感を何とかしてほしいわね」
詩織「あっ、ちょっ、押さないでよ!」
雪歩「私たちが穴を掘れば……」
雪乃「少しは広くなるかも」
真「雪歩、それは止めて!」
真音「雪乃もむしろ迷惑だから!」
あずさ「あらあらどうしましょ〜」
あずか「困ったわね〜」
小鳥「兎鳥! ドサマギで私の同人捨てちゃダメェェェ!」
兎鳥「notNL! yesBL&GL!」
律子「えぇい、あの事務員たちはっ!」
律穂「お灸を据えないといけないようね」
響「うぎゃー! ハム蔵が行方不明だぞー!? 響実エサ出してー!」
響実「ごめん、全部食べちゃったぞ」
真美「……にーちゃん、これどーすんの」
P「俺に訊くなよ」
P含めて現状、27人かww
亜美「……そーいえばさ」
P「ん?」
真美「にーちゃんはさ」
亜美「双子だったり」
真美「しないの?」
P「……」
P「…………」
P「ハハハ、バカ言うなよ」
P「俺は双子じゃない」
P「十三つ子だ」
亜美真美「!?!?」
こうして、一家族一プロデューサーの契約が結ばれ、アイドルの皆は幸せに暮らしましたとさ。
終わり。
乙
オチワロタww
良かった、見てくれてる人はいたんだ。
乙ありがとうございます!
乙
乙
やよいの家何人兄弟になっちゃうんだよ!
真音、兎鳥、響実
この三人の読み方がわからん
乙
>>32
「まね」、「ととり」、「ひびみ」じゃない?
>>32さん
まおと、ととり、ひびみ のつもりです。
亜美真美に合わせて一文字を母音同じの子音違いにしようとしたらこの有様だよ!
わざわざスマン
人名って漢字の読みを途中で区切ったりするから苦手なんだよな……
おつ
いいオチだった
赤羽根青羽根白羽根黒羽根…
これは876も二人いるフラグ
冬馬と羅刹さんは別々の人間なのか
>>38
板橋もおるで
おつ
>>36
早口言葉みたいだなwwwwww
>>41
双海かーちゃん頑張ったなおい
>>41
律子……
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