P「伊織って叩いても『行かないで』って言って泣きつきそう」 (177)

                ____
                  |  |  __`ヽ
                  |  | │ } }
                  |  | └ ’ ノ < wwwwwwwwwwwwワロタwwwwwwww
                ryv|  | iZZ´yァ
           くて`Y⌒Yし勹广ア
          /`ー┴‐┴─┴ ヘ

           〃o -=ニ二三三二ニ=-\
        / ゚=ニ二三三三三三二ニ=ヽ

        .′ニニ三| 生  |三三二ニニハ
          i ニ二三三|  ゴ  三三二ニニニ}
          { ニ二三三|   ミ |三三二ニニ='
    -=ニ三乂‐=二三三三三三三二彡 ノ三ニ=-
     -=ニ三≧=‐------------‐=≦三ニ=-

P「伊織」

伊織「なによ?」

P「伊織って……俺の事好きか?」

伊織「な、何バカな事言ってるのよ!?///」

P「まぁまぁ。で、どうなんだ?」

伊織「あ、あんたなんか好きなわけないでしょ!!///」

P「そ、そうか……」

伊織「べ、別に嫌いって訳じゃないのよ」

P「……本当か?」

伊織「本当よ」

P「そっか、良かった」

伊織「な、なんでそんな事で嬉しそうにするのよ!!///」

P「だって伊織が俺の事を嫌ってなかったからさ」

伊織「ふ、ふん」

P「でも、やっぱり……好きって言ってもらいたいなぁ……」

伊織「は、はぁ?///」

P「や、やっぱりダメか?」

伊織「な、なんで私がそんな事言わなきゃいけないのよー!!」

P「ダメだよな、やっぱり……」シュン

伊織「……う、うぅ……す、好き///」

P「え?」

伊織「だ、だから……好き」

P「伊織」

伊織「な、何よ」

P「俺も大好きだぞ!!」

伊織「……ふん、当たり前でしょ///」

~一ヵ月後~

P「伊織ー」

伊織「何よ?」

P「好きだぞー」

伊織「わ、分かったから毎日言うんじゃないわよ///」

P「へへへ」

伊織「も、もう///」

P(さて、そろそろ頃合かな……)

~次の日~
ガチャ
伊織「おはよ……あら、今日はあんただけなの?」

P「あぁ」

伊織「ふーん……」

P「……」

伊織「……ね、ねえ?」

P「ん、なんだ?」

伊織「なんか……あんた今日大人しいわね?」

P「そうか?」

伊織「だ、だっていつもなら……」

P「ん?」

伊織「その……す、好きとかなんとか騒ぐじゃない」

P「んー、そうだっけ?」

伊織「そ、そうよ!」

P「……まぁ、アイドルにそんな事を言うのはセクハラだしな。今回を機に止めるよ」

伊織「!?」

伊織「私は別に気にしないわよ!!」

P「でも律子にも止めろって言われてたし……やっぱり止めとこう」

P「ファンに見られても大変だしな」

伊織「……ふ、ふたりっきりの時なら他の人に見られないじゃない」

P「確かにそうだが、ふいに間違えた時にマズイだろ?」

伊織「そうだけど、でも……」

P「もしかして伊織は……俺に好きって言って欲しいのか?」

伊織「そ、そんな訳ないじゃない!!」

P「なら無理に別に言わなくてもいいだろ?」

伊織「……」

P「すまなかったな無理に好きだなんて言っててさ」

伊織「……しい」

P「ん?」

伊織「……す、好きって言って欲しい」

P「え? なんだって?」

伊織「~!! わ、私が好きって言って欲しいの!!///」

P「……ふむ」

伊織「だ、だからこれからも言いなさいよ」

P「……」

伊織「ふたりっきりの時だけでいいから」

P「……俺が言うだけなのか?」

伊織「え?」

P「言って欲しいなら、そういう態度を取るのが普通なんじゃないか?」

伊織「……どうしろって言うのよ」

P「……」

伊織「……ど、どうしたらいいんですか?」

P「別にそんなかしこまらないでくれよ」

P「俺はただ伊織にも好きって言って欲しいだけなんだ」

伊織「……す、好き」

P「俺も好きだぞ」

伊織「……大好き」

P「俺も伊織の事が大好きだ」

伊織「……///」

P(よし、これを後一週間続けたら次の段階だな……)

~4日後~

小鳥「お先に失礼します、あら?伊織ちゃんはまだ帰らないの?」

伊織「ちょ、ちょっとあるのよ」

小鳥「そうなの、じゃあお先にね」ガチャ

P「お疲れ様です」

伊織「……」

P「……」

伊織「ね、ねぇ……好き///」

P(4日でここまで来たか、予想より早いな)

伊織「ねぇ、好き大好き」

P「……」

伊織「……ねぇ」

P「伊織」

伊織「な、何よ? 早く言いなさいよ」

P「やっぱり、好きとか言い合うの止めよう」

伊織「え……」

P「よく考えたら、こんな事何の利益にもならないからな」

伊織「なんでそんな事いうのよ……」

P「意味がないことはやりたくないんだ」

伊織「……意味」

P「あぁ」

伊織「い、いやよ……言いなさいよ……」

P「……」

伊織「言ってよ……いつもみたいに好きって言ってよ……」

P「……」

伊織「お願い、言って……」

伊織「言ってくれたら何でもするから」

P「ん? なんでも?」

伊織「……なんでもするから」

P「いま何でもするって言ったか?」

伊織「え、えぇ! なんでもする。なんでもするから好きって言ってほしいの」

P「……殴ってもか?」

伊織「え」

P「伊織のお腹を力いっぱい殴りたいと言ってもか?」

ほしゅ

伊織「な、なによ!柄にもなく凄んでもこわくないんだから!」

P「本当か?」ズイッ

伊織「ううっ……」

P「なんとか言えよ伊織」ズイッ

伊織「ううう……」

P「なーんちゃって!かわいいなー伊織は!」

伊織「もうっばかぁ!」

伊織「殴りたいって…そんな、の…」

P「な、無理だろ?お前の気持ちなんて所詮そんなもんなんだよ。わかったら諦めろ」スッ

伊織「待って…!」袖ギュッ

P「ん?」

伊織「おねがい、だから……待って…」

P「なんだよ。もう、この話は終わ――」

伊織「殴らせたら…」

P「……」

伊織「殴らせたら…すきって、言ってくれるのよね…?」

P「ああ、そういう約束だからな」

伊織「…なら、殴っていいから…」

P「……」

伊織「痛くして、いいから…その後はいっぱい…」

伊織「…すきって、言って。だいすきって…うぅっ…ぐすっ…」ポロポロ

P「わかったよ。ありがとな、伊織(ちょろすぎ。お嬢様なんてこんなもんか)」ナデナデ

P「ホント言うと顔殴りたいんだけどな」

伊織「…っ」ビクッ

P「でも、伊織はアイドルだし。その辺は我慢しておくよ」

伊織「ん、ありがと…」

P「じゃあ、いくぞ」スッ

伊織「!ま、待って…!」

P「なんだよ」

伊織「……」ガクガク

P「やっぱり嫌か?」

伊織「その…殴るのは…」

P「あー、わかったわかった。嫌なんだな」

伊織「…ううっ…っ、う…」グスッ

P「じゃあな。無理言って悪かったよ」スッ

伊織「嫌っ……待って!今、覚悟…決めるからぁ…」ギュゥ

P「無理するなって。怖いんだろ?」

伊織「ぐすっ…」フルフル

P「じゃあ、いいのか?」

伊織「…っ」コクッ

P「はぁ…腹に力入れておくんだぞ?」スッ

伊織「…んっ」ビクッ

ボゴォッ

伊織「っうぶ――ぉえ゛ええッ」ビチャビチャ

P「ありゃ、吐いちゃったかぁ。すまん、力加減間違えたみたいだ」

伊織「っえ゛ぇ…はぁ…はぁ…うぅっ……う」ガクガク、ポロポロ

P「ん、伊織?」

伊織「あ……ぁあ…」ジワァ

P「なんだ、お前…漏らしてるのか?」

伊織「見ない…でぇ…」チョロチョロ

P「しょうがない奴だな」

伊織「おね、がい…だから…嫌いにならないで…」チョロチョロ

P「バカだな、お前は」ギュッ

伊織「ふえ…?」

P「このくらいで嫌いになるわけないだろ?」ギュウゥ

伊織「ほんと…?私、こんな…汚いのに…」

P「伊織なら吐こうが漏らそうが関係ないよ。こんなに好きなのに、嫌いになんかなれるわけないだろ」ナデナデ

伊織「あ…」

P「ただ、こうやって殴らせてくれるだけでいいんだ。それだけで、俺はずーっと伊織のこと好きでいるよ。約束する」

伊織「う、ん…っ、うんっ」グスッ、ギュッ

胸が痛い
この辺が潮時か

                _____
            , : '´ : : : : : : : : : : `丶

           /: ::l l: : : l : : : ヽ、 : \: :\
      __.   //: : : :| |: : : | : : : : l.ヽl、|、ヽ: :ヘ
   /´: : `ヽ/: /: : : : ::l l: : : |i: l : : :|  ヽ-\: :∧
   ,': : : : : : :!: :l: : : : : :ハlヽ|、l ̄ノ川    ,--、: ∧
   ! : : : : : : }: :|: : : : : : l_,,. イ 二ヽ:: : : : :(:::) ', :ハ
  .|: : : : : : ::l: ::l: : : : : :∧ / (::::::::)_:: : : : : ̄ ',: :!

   !: : : : : : :l: : ',: : : : : : ∧ : : -‐''"´        }:::l
   l: : : : : : :ハ: :ハ: : : : : : :∧: :      ,. -┐  ,' : l
.   ',: : : : :/: :}/l ∨: : : : : :∧: U u  '"´ ̄ /: : :|
    ヽ: : : : : |: |\ヽ : : 、 : :∧____,,.. ィl"ヽ: :|: |
      V : : ::!ハ `ヽ|、: \: :∧    l : : :|__ :l: l
      }: : : :l: : ヽ   \l \:ハ 、  ヽ ̄/ }:`l/
      l: : : : : : : }     / .ヽ!  \  / /: /: \
      `ー-、: : ::l   /`丶、       /::/`ヽ: :
         ',: :,'  /:: ̄`丶、  ̄ ̄ ̄ ̄_.ノ   \

          ヽl  l: : : : : : : :| ̄ ̄ ̄ ̄
               |: : : : : : : :|

今出先だからスマホ()からになる上に遅いけど書いてよい?

伊織「お、お腹? 殴る?」

P「あぁ」

伊織「……」

P「やっぱり嫌か? じゃあこの話はやっぱりなかった事に……」

伊織「ま、まって……」

P「ん?」

伊織「……やる」

P「いいのか? きっと痛いぞ?」

伊織「……大丈夫」

~Day 1~



伊織「来週も観ないと許さないんだからっ!」

D「はい、オッケー!お疲れちゃ~ん」

やよい「伊織ちゃん、今日もバッチリだったね。すごいなぁ」

伊織「ふ、フン!これくらいプロとして当然よ」

D「いやぁ、今日もよかったよー。次もヨロシク!」

P「こちらこそ、よろしくお願いしますっ」

やよい「うっうー、プロデューサー!」

P「おー、やよい。すごくよかったぞ。がんばったな」ナデ

やよい「えへへ」

P「じゃあ、早速やろうか」

伊織「……ちゃ、ちゃんと好きって言いなさいよ? 伊織の事愛してるって」

P「分かってるよ」

伊織「じゃあ……いいわよ」

P「あっ、そうだその前に」

伊織「?」

P「伊織、愛してるよ。大好きだ」ボソッ

伊織「えっ///」

P「らっ!」ドゴォ

>>95
あっ、すまんかぶった
続けて続けて

伊織「なによ、あんた。来てたの。今日は春香と千早につくんじゃなかったわけ?」ムスッ

P「それが思いのほか早く終わったんだ。他のみんなはレッスンだったから、お前たちの収録が気になってな」

伊織「あ、あんたなんかに心配されなくても上手くやるわよ!いつまでも半人前扱いしないでくれる!?」プイッ

やよい「もぉ、伊織ちゃんだってうれしいくせに」

伊織「うっ、うるさいわね!全然嬉しくも何ともないわよ!」

P「ははっ、ともあれ2人ともお疲れさま。事務所まで送ってくよ」

やよい「あっ、すみませんプロデューサー。わたし、今日はこのままあがってもいいですか?」

P「構わないが、どうした?」

やよい「じつは下の弟が風邪引いてて…一応、長介に看てもらってはいるんですけど、早く帰ってあげたいんです」

P「そうか、それは早く帰ってあげないとな。なんなら送ってくぞ?」

やよい「い、いえ!帰りに薬局とかにも寄りたいので、それは悪いかなーって」

P「わかった。じゃあ、気をつけてな」

やよい「はいっ」

じゃあちゃちゃっと書いちゃうわ

伊織「がっ……かはっ……」ドサッ

P「大丈夫か伊織?」

伊織「……ひぅ……ひゅ……」

P「あぁ、かわいいよ伊織、愛してよ伊織」

伊織「くふっ……はぁはぁ……」ニコ

P「大好きだよ伊織、いつも最高にカワイイ伊織」ナデナデ

伊織「私も……はぁ……好きぃ……」

P(腹パンされても喜ぶ程の依存……)

P(このまま続けて依存する過程のデータを取っていけば、いずれは他の奴にも……)

伊織「けほっ……けほっ……」

P(っと、今日はこのくらいにしておこう。無理して伊織が嫌になったらどうにもならないし)

P「大丈夫か伊織?」

伊織「……ん、大丈夫、ね、ねぇ?」

P「あぁ、わかってる。今日はここまでに──」

伊織「ち、違うの、もう一回……また殴っていいから好きって言って欲しいの」

P「……」ゴクッ

~一ヵ月後~

伊織「ちょっとプロデューサー! そろそろ、次の仕事場に行くわよ!」

P「え? でもまだ早くないか?」

伊織「私は余裕を持って行きたいのよ」

P「でも仕事がな……」

小鳥「プロデューサーさん、行って下さい。残りは私がやっておきますから」

P「そ、そうですか? じゃあ、すいません」

小鳥「お仕事頑張ってきてくださいねー」

P「はい、行ってきます」

伊織「早く行くわよー」
バタン

小鳥「伊織ちゃんてば、すごいやる気ね」

律子「そうなんですよ。伊織ってば、最近すっごいやる気があるんですよ」

小鳥「そうなんですか。何かいいことでもあったんですかね?」





伊織「ねぇ、もういいでしょ……車ならふたりっきりでしょ? ねぇ、殴って……早く……」

P「ばかっ、車なんて簡単に他の人に見られるって」

ふむふむ

伊織「どこならいいの……早く殴りなさいよ、早く」

P「ダメだ」

伊織「お願い殴って……殴ってよ……」

P「ほら、そろそろグラビア撮影なんかもあるんだから身体に痣なんかがあったらマズイだろ?」

伊織「いや……大丈夫だから殴って……ちゃんと医者に見せて撮影までには直すから」

P「いや、殴らなくても言うから。愛してる好きだ伊織」

伊織「……」

P(ふむ、もう伊織の中では殴られる=愛情表現みたいな感じになったみたいだな……)

P(最近は愛してるって言わなくても殴るだけで満足してたからな)

P(もう殴られることに依存したのかな)

伊織「……やっぱり殴って、お願い」

P「だから殴らなくても好きだって」

伊織「信じられないの……専属の医者に診せるから、ねぇ、お腹にちょうだい……」

P「……控え室についたらな」




律子「プロデューサーちょっといいですか?」

P「どうした?」

律子「実は伊織の事で相談が」

P「……伊織がなんだ?」

律子「それが伊織の親御さんから連絡があって、ケガが酷いみたいなんです」

P「……」

律子「家のお医者さんによく見てもらってるそうなんです……そこまできついレッスンはしていないんですけと」

P(……ここらが潮時かな)

P(依存に関していいデータも取れたし、次に生かそう)

P(愛情を感じる為には殴られなきゃいけなくなった伊織には悪いが、しょうがない)

P(今回の事で水瀬家に調べられたら俺の身も危ないしな)

P「そうだったのか、俺も伊織には無理しないように注意するよ」

律子「はい、お願いしますね」

ガチャ
伊織「あっ、こんな所にいたわね」

P「ん、まぁ仕事がたまってるからな」

伊織「あんたにダンス見て欲しいから……ちょっと来なさいよ」

P「で、でもな……」

律子「いいですよプロデューサー。行ってきてください」

P「えぇ」

律子「無理しないように監視して下さいって事です、お願いしますよ」ボソッ

P「はぁ、わかったよ」

伊織「本当! じゃあ早く行きましょ」

伊織「はい、ふたりっきりになったわね」ニコニコ

P「……」

伊織「言わなくてもわかってるんでしょ? ね?」

P「伊織」

伊織「何? あっ、上着めくった方がいい? お腹見えてた方がいいんでしょ?」

P「……俺はもう伊織を殴らない」

伊織「……は?」

P「伊織の家族からケガの事で連絡あってな、さすがにバレたらまずいから殴るのはもう無しだ」

伊織「……えっ? えっ?」

伊織「な、なんで……だ、だ、大丈夫よ」

P「無理。さすがにこれがバレたら俺クビだろうし」

P(クビって言うか、物理的にクビだけになりそうだし)

伊織「な、そんなの大丈夫よ、問題ないことだわ」

P「問題が大有りだから言ってるんだ」

伊織「な、殴られないなんて……だ、ダメ、やだ!!」

P「だから、殴らなくても愛してるよ。伊織の事好きだよ」

伊織「そんな言葉じゃあ信じられないの!! ちゃんとお腹殴ってよ!!」

P「……」

伊織「お願い……殴って殴って殴って……」

P「……伊織の親御さんもケガ心配してたって言ってたぞ」

ペロン
伊織「ほら、お腹見て……いつもみたいに殴りたいでしょ?」

P「……」ゴクッ

P「さあ、話がこれだけなら事務所に戻ろうか? 仕事もたまってる事だし」

伊織「……いや……やだ」

P「……ほら、行くぞ」

伊織「なんで……やだ……やだ……」

~一ヵ月後~
律子「プロデューサー」

P「……ん?」

律子「あの伊織の事なんですけど」

P「……なんだよ?」

律子「前話したケガのことです。おかげさまで最近は伊織もケガをしなくなったみたいで」

P「……あぁ、そう」

律子「でもなんか元気なくて……なんかプロデューサー知りませんか?」

P「……さあな」

律子「……そうですか」

P「……もういいか?」

律子「あっ、はい……あの、プロデューサー?」

P「はぁ……まだ何かあるのか?」

律子「最近イライラしてるみたいですけど大丈夫ですか? 何か心配事があるなら相談にのりますけど」

P「!……い、いや、なにもない」

律子「何もないならいいんですけど……」

P「心配かけたなら悪かった」

律子「いえ、私の思い違いだったみたいですね。じゃあ、私はこれで」

P(……イライラしてる? 俺が?)

P「……」

P(そんな訳ないだろ……)

雪歩「プ、プロデューサー」

P「ん、どうした雪歩」

雪歩「ちょっと相談があるんです」

P(次の標的の雪歩も上手く依存させるように進んでる……)

P(何もイライラする理由がないだろ……)

雪歩「あ、あのまたお仕事に自信が出なくて」

P「そうか」

雪歩「あれをまたやって欲しいんです……」

P「あぁ、ほら……」


P「大丈夫だ。雪歩なら大丈夫だぞ、よしよし」ナデナデ

雪歩「え、えへへ///」

P(今回は強依存しても大丈夫なように頭を撫でるだけにした、問題になることはない……)

P(全ては計画通り上手くいってる……)

P(……)

P(だが! なんでこんなにイライラするんだ!!)

P(いや、もう分かってる……分かってるんだ……)

P(なんで俺がこんなイライラしているのか)

雪歩「プ、プロデューサー? どうかしたんですか?」

P「……もうダメだ」

雪歩「え?」

P「すまん、用事を思い出した、じゃあな」タタッ

雪歩「え? プ、プロデューサー!」



P(何故こんなにイライラするか? そのイライラがどこから来てるかなんて明確だ)

ガチャ
P「伊織いるか!!」

律子「わっ! いきなり事務所のドア開けないで下さいよ!!」

P「伊織」

伊織「!……な、何?」

P「話がある、来てくれ」

伊織「う、うん」

P「じゃあ行くぞ」

バタン
律子「い、一体なんなんですか!!」

小鳥「うわー、なんかあれみたいですね」

律子「あれ?」

小鳥「ほら……駆け下ちするカップルみたいな」

律子「あはは、何言ってるんですか小鳥さん。テレビの見すぎですよ」

小鳥「ですよね~」

伊織「……なんなのよ急に!?」

P「……伊織」

伊織「……何よ?」

P「お腹に力いれろ」

伊織「……は?」


ドコン!

伊織「……ガッ……ハッ……」

P「あぁ、伊織好きだ愛してる、大好きだ大好きだ」

伊織「カハッ……私も……好きぃ……大好きぃ」

伊織「もっと……もっとちょうだい……」

P「あぁ、俺ももう我慢できない……」


P(簡単な話で、伊織が殴られる事に依存をしたように俺も殴ることに依存をしてしまったんだ)

P(もう、俺には伊織がいないとダメだし。伊織には俺がいないとダメ。完全に依存しあってしまっているのだ)

伊織「けほっ……」

P「大丈夫か? さすがに久しぶりすぎて加減が分からなくて」

伊織「だ、大丈夫……私も最近お腹鍛えてなかったからつらかっただけ」

P「そうか」

伊織「……でもいいの? お父様達にバレたら大変なんでしょ?」

P「よくないけど……俺にはもう伊織がいないともう無理だし。しょうがない」

伊織「な、何言ってるのよ!?」

P「……二人で暮らさないか? 知ってる人が誰もいない所でさ」

伊織「何よそれ……そんなの駆け落ちじゃない……」

P「やっぱりダメか?」

伊織「あんたって、本当にバカ……」


伊織「……私もあんたがいないともう生きていけないんだから、一緒に行くに決まってるじきゃない」

長くなってすまね
次は>>95>>101よろ

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