魔王「魔術ではすべて意味づけがされてる。所作。贄。儀式の意味……」
側近「魔王うるさい。私は執務中だ。手短に言え。殺すぞ」
魔王「お願いがあるんです。側近さんの生まれたままの姿を見せてくれないでしょうか」
側近「はあ?」がつん
魔王「いたっ!ちがう!理由は言っただろう」
側近「ふざけたことを言ってないで、働け」
魔王「これ、これを読め」
側近「これは魔王の秘術書?門外不出のものじゃないか」
魔王「うむ、歴代の魔王による秘術が記されている、あのだ」
側近「7代目が行使した街すべての人民を石化しただけでなく、茨で包んだ恐ろしくも華麗な秘術。たとえばあの秘術が書かれていると言う、あのか?」
魔王「相変わらず魔術関連には饒舌だな。ああ、あのだ。ほら、装丁も人皮だ。大賢者クシャタキョの遺体から剥いだ」
側近「拭いきれぬ悔恨がかんじられる表情だなあ♪真のものなのだな」
魔王「で、この頁な」
側近「魔水晶?お前の父君の傑作だな。父君は人格だけでなく魔術も素晴らしかった。理想だ」
魔王「側近は父が好きだなあ」
側近「遠見だけでなく、魔術を強烈に増幅させる。用途こそ特殊ではないが、数ある水晶の中で、最高と称えられた一品だぞ」
魔王「勇者が来たとき壊れてしまったがな。あれはないと困るだろう」
側近「たしかに惜しい一品だ。再現できるのか」
魔王「ああ。ただ、その為に側近の協力が必要だ。魔水晶を作る為にはな」
側近「私はやらないぞ。お前のしょうもない策略だろう……って書いてあるな」
魔王「竜族の娘を生まれたままの姿にし、辱しめる、また愛でることにより生まれる、魔王の性欲の高ぶりがこれには不可欠なのだ」
側近「知るか。しかし、これは贋作ではないようだが」
魔王「頁を貼り付けたりはしていない。ちなみに父はこれを母と作ることにより、私が生まれたんだぜ」
側近「嘘をつくな。父君は……」
魔王「父は紳士は紳士でも変態と言う名の紳士だったんだぜ。書斎には3000冊ばかりエロ本があるくらいのな」
側近「」ガーン
魔王「ちなみに先ほどの広域石化魔法はこれな」
側近「贄:10日間閉じ込めたドワーフの脇を高ぶりをもって嗅ぐ(くさい!最高!)。絢爛蛙の油をつけることを忘れるべからず(油に光る肉体っていいよね!)。尚、術者は以下の手順で……ってアホか」
魔王「女性でありながら変態と言う名の淑女だったのだな。七代目は」
側近「本当なら最低だ。お前たちは」
魔王「残念ながら、本当だ。飽くなきエロへの妄想力により、我々魔王の血族は発展してきたのだ」
側近「衝撃の事実だが、言わんとするところは解った」
魔王「うひょーでは!」
側近「だが私は断る。魔水晶は惜しい品だが、勇者を捕らえた今となっては、必需なものではないだろう。私が辱しめを受け入れる謂れはない」
魔王「ふむ、戦争が起こるかもしれないと聞いてもか。この書状を」
側近「なにを……。これは本当なのか!」
魔王「ああ。厳粛なる聖の帝国で不穏な動きがあるとの報告だ。魔具や武器を集めている動きがあるのは事実のようだ。ほら、この書状も」
側近「魔族への悪感情が強いところだ。ありそうなことだ。報告者も信頼のおける者たちだ」
魔王「このようなことはまた起こりうるだろう。情報を取得する為にも、出し抜く為にも、黒水晶は必要なのだ。妨害をものともしないからな。やってくれるか」
側近「……なるほど、解った。だが、果たしてこの本は本物なのか?簡単には信じることは出来ない」
魔王「まだ信じぬか」
側近「私はお前の魔王としての器は信じられるが、人格は信じておらぬ」
魔王「はて、私は歴代の例に漏れず、紳士だが……」
側近「私の部屋に結界が張られている理由を考えろ」
魔王「あー、下着を漁ったことがあったねえ。覗きとか」
側近「信用はしておらぬのだ。大体、お前は私がここにやって来たときの決意を……」
魔王「側近?」
側近「んおっほん。だが、そうだな。この本の真贋が確かめられたら考えぬこともない。良いものを見つけた。これはどうだ?」
魔王「側近さん、笑顔が邪悪で怖いです……ってこれは」
側近「悪くはあるまい」
―地下牢
カツーンカツーン
側近「ざっと目を通しただけだが、ことごとく下らない道具立てだったな。お前の考えそうなことだ」
カツーンカツーン
魔王「いや、あれ本物だって。歴代の方々の創意工夫が込められているのだよ?」
やたら立場の弱い魔王に紳士、淑女の集まりの魔王一族か…
スバラシイ( ゚∀゚)
これはいいssだ
側近「ふん知るか。おい、勇者たちの状況を教えろ」
魔王「ああい。武道家は可哀想だが、腕を切り取らせてもらった。公国に脅しとして送りつけておいた。箱もホラーな飾り立てに出来た。完璧だ」
側近「いい腕だったが、もう戦うことは出来まい。ふふ。絶望してたか」
魔王「いや、指を詰めたことはあるが腕は初めてだと余裕綽々だったな。だが気の毒なのでサッキュバスをあてがってやったら喜んでいたな。棹師が本業と言っていたな師匠は」
側近「なに……」
魔王「他の3人は牢で拘束している。その……い、悪戯をだね……側近の許可が得られたらだね」
側近「気持ち悪いなお前は……。だが喜べ。勇者に関しては許してやる」
魔王「本当か!」
側近「秘術の為だ。わきまえろよ。お、ここか。ふはは……いい様だな!」
魔王「怖い。側近が怖い」
囚われた女勇者「何をしにきたのよ……」
側近「お前の使い道を考えてやった。光栄に思え」
囚われた女勇者「ふぅー、殺すならさっさと殺しなさい。ねちねちとしつこい。私に負けたから?」
側近「貴様……」
魔王「説明しよう。城を襲撃した勇者たちを、魔術だけでなく戦いが大好きな側近は勇者を除く者たちを撃退。だが、惜しくも勇者に敗れたのだ」←小声
側近「魔王。説明してやれ」
魔王「うむ、勇者たん」
囚われた女勇者「何よ……顔が近いわね……」
魔王「君は魔王の血族に伝わる秘術の贄になるのだ。17年蝉の紅玉薔薇を知っているかね」
側近「17年蝉から紅玉の薔薇が生えた美しい魔具だ。見た目だけでなく魔具としても素晴らしい。どんなものだろうが、獣のように堕落をすると言う」
魔王「嬉しそうだなあ。そうだ、その魔具を作る為の贄に君はなるのだ。詳細は省くが、君は私に足をなめ回される」
囚われた女勇者「はあ?何を言っているの。バカなの」
魔王「残念ながら本当だ。私は本気だ。勇者たんの足をぺろぺろしたい。見たまえ、私の股間を」
囚われた女勇者「そんなものを見せて……私を犯すつもりなの。私を屈したかったら殺しなさい」
魔王「馬鹿にしてはいけない。私は魔王の血族に連なる変態と言う名の紳士だぞ!股間の膨張は本気を示すためだ!」
側近「いい加減にしろ」げし
魔王「いたっ……ともかくだ、君は贄となるのだ。まずは前準備だがね。これを飲みなさい」
囚われた女勇者「誰が飲む……あむっあ……げほっ。何を飲ませた」
魔王「桃色砂糖と爛熟果実を煎じたものだよ。君にはこれから3日、これを呑んで貰う。それによって勇者の聖性が増すのだ」
側近「楽しみにするがいい。私が言うのも何だが、魔王は殆どの女が生理的に耐えれぬほどの変態だ。凌辱されろ」
囚われた女勇者「くそっ、くそ。たしかに生理的に気持ち悪いと思っていたけど!」
魔王「おーい君ら?」
それから3日が経った。
側近「銀で作られた鶏、魚、犬で水銀を入れたグラスを囲み、南南東に置く。壁の4方には赤色の紙を切り取った星を3〇ずつ飾るetc……贄以外は理に叶っている」
魔王「芸術的だろう。高度な魔術理論、エロスへの探求心。私は我血族を誇りに思うよ。しかし」じーっ
半裸の女勇者「いやらしい目で見るな……」
魔王「まだ10代の瑞々しい体とは素晴らしいものだな。私はもう辛抱たまらぬ。勇者よ、側近よ。私の股間を見ろ」
勇者「……」←唇を噛む
側近「……」←無視
魔王「勇者よ貴様の足を堪能できるものの、その体を私の唾液でぺちゃぺちゃに出来ないのは残念でならないぞ……残念でな!!」
側近「よし、17年蝉を設置した。始めようか」
魔王「ん……ああ。しかし17年蝉はいつ見てもでかいなあ」
側近「たしかに大きいな。だがこいつから紅玉の薔薇が生えるかと思うと、私は興奮してくるよ」
俺はいろんな意味で興奮してきたよ
昂ってきたよ、股間が
魔王(ああまったくだ)
魔王「それは性的な意味でと捉えても」
側近「思ったことをすぐに口にだすな。殺すぞ。さあ儀式を始めろ」
側近に乱暴に殴られながらも、私は勇者の肢体を上から下まで、下から上までを眺めた。
細身でありながらも要所要所が女の肉付きでいやらしい。
扇情的な薄衣が拍車をかける。
私の視線に勇者はたじろぐと、自由な足で私に蹴りを入れようとした。
私は片手で足首を、片手で腰のあたりを押さえるとこう言った。
魔王「はっは勇者たん。なかなかどうして、いやらしい身体つきじゃないか。私の気持ちを伝えようか。うひょーヽ(´∇`)ノ」
半裸の女勇者「!!!」ぞわぞわ
魔王「さてレクチャーだ。君は足を舐める時、何処から舐めればいいと思う?踵から?それとも指から?それは食事をする時に美味いものを先に食べるか、後に食べるかに似ているとも言えるだろう」ちゅぱ
半裸の女勇者「……っ」ぞわぞわ
魔王「足の裏の形が好きな者もいるだろう。だが、私はくさいのが好きだ。垢、もしくは蒸れた汗の臭いが好きだ。可愛い女の子のくさいところを味わい辱しめるのが好きだ」にたあ
半裸の女勇者「まじで気持ち悪い、こいつ!」
魔王「ならば、指の隙間からか?身の手入れをしていない君の爪の間にたまった垢を指ごとしゃぶるのも楽しかろう。私は君にくさいなと貶めながら、だが美味しいと伝えるだろう」
側近「…………」
魔王「正解はどちらでもない。責めるべきはここなのだよ」ぺろり
半裸の女勇者「ひゃっ」
魔王「くすぐったいだろう。つまり感じかけているってことさ。足の裏にも性感帯はある」れろー
半裸の女勇者「や、やめ……ひゃん」
魔王「ふぁぁぁ……勇者よ。貴様の肌はまるで絹のようだな。汗はまるで蜜。ぁぁぁたぎってきた。美味しいよぉぉぉ」
半裸の女勇者「や、やめろ。なんだこれは」
魔王「強姦じみているがな。17年蝉が紅玉薔薇の素材に使われるのは訳がある。大昔から強力な媚薬なのだよ。即ち、この儀式の間、君は魔術領域の影響によって、媚薬を投与されているも同じなのだ」れーろれーろ
半裸の女勇者「うあっ……やだっやめて!」
魔王「やめると思うかね?」れろれろ
素晴らしい
半裸の女勇者「やめろっ……あっ」
魔王「ふふ、くすぐったいだけじゃなくなってきたか?声が甘くなってきたぞ。」れろ
半裸の女勇者「誰が……ふあっ。あっ。あん」
魔王「はは。君の敗因は魔術が性に及ぼす効果を甘く見ていたことだ。たがだか足と言えども、それだけで君を達せさせることは可能なのだ」
半裸の女勇者「いやっあっあんあっ」
魔王「ここが感じるようだな。ではここを避けようか」
半裸の女勇者「あ……」
勇者は私の宣言に切なそうな声をあげた。私はそれに気づいたが黙々と他の場所を舐め、口づけし、しゃぶった。
……そうして幾ばくか経つと、勇者のあえぎ声と私の舌や唇が出す音だけが部屋に響いていた。
勇者の顔は紅く染まり体からは汗が吹き出ている。3日間、食事を限定した為だろう。その臭いは、踊るような腰の動きは、媚薬だ。私の心もどんどん高ぶっていった。
だが、私は舌を止めた。
半裸の女勇者「ふぁあふああ……あ?」
魔王「先ほどのところを責めてやろうか。私は足でいくはしたない牝犬ですと言ってごらん」
半裸の女勇者「うあ?あ?」
魔王「舐めながらではないと解らないかな。私は足でいくはしたない牝犬ですと言ってごらん。気持ちよくしてやろう」ちろちろ
半裸の女勇者「ふぁぁ……私は……あっ足でいくやっあんはしたない牝犬です!これでいいの!?」
魔王「よく出来た。ご褒美だ」
半裸の女勇者「あんっあんっあああんあっいい!いい!あんっあっあんあっあんあああああっああっああああ……」
側近「……達したようだな。17年蝉の紅玉薔薇も出来上がって。おいっ!」
魔王「ふふ、では下のお口でも気持ち良くしてあげよう」
半裸の女勇者「あ?そこはやめ」
魔王「こんなに濡れてるじゃないか。欲しいって言ってご……あが」
側近「いい加減にしろ、それ以上は認めんぞ!!」
魔王「……あ。すみません」←土下座
おい側近!何しやがる!
頑張れ魔王
側近「……っ。おい女。貴様の用は済んだ。望み通り、なぶって殺してやろう」
半裸の女勇者「つっ……」
魔王「うわ、いつの間に鍵を。てか髪を掴んで引っ張っては」
側近「何か問題があるか」ギロ
魔王「ありま……いやある」
側近「ほう」
魔王「あががこわ……わ、私は襲撃してきた者と言え、殺すのは反対だと言った。魔王として命ずる。やめろ」
側近「私にか?性の捌け口に使いたいのだろう。この女を」
魔王「そういう気持ちも……いや、そうした問題ではない。やめろ。魔王の名の命の重さは知っているだろう」
( ゚∀゚)魔王ファイト♪
側近「……ぐっ」ギラ
魔王(こ、こ、怖いにょう)がくがく
魔王「側近、落ち着いて考え……あがっ」
側近「これが落ち着けると思うか」
魔王「何を怒っているのだ?話はそこからだ。ほれ望み通り秘術が事実と解らせた。贈るには問題がある代物だが、これはお前の為のものだ」
側近「……お前が私をないがしろにして、他の女にいやらしいことをしたからだろうが」ぼそっ
魔王「いや、これはお前が提案をあが……痛い殴るのはってそこは駄目、使えなく使えなくなっちゃ。ごめんなさいごめんなさい」
側近「っ。もう知らん。私は今度こそ帰る」
魔王「あ、あ、ちょっと話を。てか、ところで生まれたままの姿を見せてくれるっていうのは」
側近「やると思うか」スタスタ
魔王「はい……ないですよね」がっくし
女勇者「えーと私は放置?」
魔王ハーレムか!?
女勇者「あんた達、付き合ってるの?夫婦?恋人?」
魔王「どちらでもないぞ……」およよ
女勇者「どう見ても痴話ゲンカじゃない。何なのよあんた達」
魔王「暴力を受けただけの気がするが……そうだな。あいつは私の妻となることを前提にここで暮らしているのだが、頑なに首を縦にふらんのだ。そうして一〇〇年ほど経ち、周りから側近として認知を」
女勇者「許嫁ってこと?あんたは彼女のことをどう思ってるの」
魔王「一〇〇年以上は片思いをしているなあ。昔はパンツを盗んでペニスにあてがってオナニーをしたものだ。それくらい好きだ」
女勇者「好きなのは解ったけど……気持ち悪」
魔王「だけど側近は私に振り向かないのだ」
女勇者「私の太もも撫でながら言われても……動けなさそうだからいいけど。ねえ、なら、好きな女の前でなんであんなことを」
魔王「ふむ。話のついでだ。言ってしまうが、側近と既成事実を作ろうと思ったのだ。先ほどのような儀式をだな側近と。あの女は大がつくほどの魔術好きっ子なので気をひこうとしたのだ」
女勇者「ああ、一応考えていたんだ。でもそれはやっちゃいけないことね。特にああ言う気位が高そうな女には」
魔王「やはりそうか……。勇者たんとはぁはぁ出来ると思うとつい。難しいものだな。性欲とは。だが私はそれに誇りを持っている」
女勇者「あんたがバカなのはよく解った。私が教えてあげる。女の気をひくのに大事なのは3つだけ。話を聞くこと。服を褒めること。美味しいものを食べさせること。受け売りだけどね。あんた、それやってる?」
大変ためになった
そんな機会があれば、の話だけどね………
あえて言わせてもらおう!!!
※ただしイケメンに限る
魔王「褒めるのは、今日もいやらしい雰囲気を出してるなと言うのは含まれるか」
女勇者「セクハラじゃない、あなたは性欲を押さえなさい。たとえばね……」ごにょごにょ
魔王「それは恥ずかしいな。だが……はっ」
その時、私は気づいてしまった。女勇者の乳首が勃起しているのを。先ほどあられもない姿を見たが、平時に見るとまたちがった良さがある。だが残念ながら私の体は動かぬのだ。
動かぬのだ……。
女勇者「じゃあ私は仲間を助けて国に戻ることにするわ……今はあんたを見逃してあげる。さっきの仕打ちは必ず返すけど」
魔王「僧侶は病室で静養をしているから、まだ動かさぬ方がいいんじゃないか」
女勇者「何をした」
魔王「別に何もしていない。輪姦願望があると言っていたので、オークの巣を教えたんだ。その結果だ。彼女も変態と言う名の淑女だな」
女勇者「嘘をつくな……いや、あの女なら」
魔王「賢者は図書室に籠っている。打診をしたら雇用されたいとのことだった。未知の本がいっぱいあっていいと」
女勇者「それもありそうだ……。武道家は?」
魔王「師匠か?師匠はサッキュバスと宜しくやっている。魔族1000人切りを目指すと言っていたな」
女勇者「うう頭が痛いわ」
魔王「皆、魔族の国家を気に入ってくれたようで何よりだ。お前も滞在すればいい」
女勇者「ないわよ」
魔王「お前は何故、私を殺そうとしたのだ?」
女勇者「安定した暮らしがしたくて。だからお金ね。食べるのに困る暮らしがしたくなかった」
魔王「ではここに住めばいい。たとえば……」
(30分経過)
女勇者「本当ならば素晴らしいけど……考えてみるわ。まずは仲間と会ってからね」
魔王「ああ。検討してくれ」
魔王「……行ったか」
魔王「さてと……あだだ」
魔王「側近の部屋に行くしかあるまい」
―側近の部屋
魔王「入るぞ。側近、いるか」
側近「私に用はない」
魔王「目が赤いな。泣いたのか」
側近「泣いてはいない。長いこと、ここにいたが私は帰る。お前とも会うことはあるまい」
魔王「そうか。お前にこれをやる。秘術書はやれんが」
側近「これは……そうか。ありがとう。これは大事にさせて貰おう。惜別の品だな」
魔王「いやいや、帰ることを考え直してくれないかと言う意味だ。お詫びの品だ」
側近「これはお前が大事にしていた魔導書だろう。頼んだのに見せてくれなかった」
魔王「それを贈るほどに私は悔いているのだ。話を聞いてくれるな」
側近「……少しなら聞こう」
魔王「ひとつ伝えさせてくれ。これまで言わなかったのは私が不甲斐ないからだが。側近、愛してる。私の妻になってくれ」
側近「っ……もう遅い。お前がしてきたことを考えてみろ」
魔王「うーむ」
もやもや
一〇〇年ほど前の魔王『ふう、これが側近たんの下着か。少女らしい素朴でありながら愛らしいデザインもあれば、流石は竜族の姫だ。華美なデザインもある。ふぅ素敵だ』
一〇〇年ほど前の魔王『ショーツを被るだろう。履くだろう。ブラジャーは鼻にあてがうだろう。ショーツを私のペニスにあてがうだろう。あ、クロッチにな。そして抜くだろう。うひょーヽ(´∇`)ノ」シコシコ
がしゃん
一〇〇年ほど前の側近『ま、魔王さま。何を』
一〇〇年ほど前の魔王『い、許嫁のすべてを知りたいと思うのは、お、おかしいかな』
一〇〇年ほど前の側近『き、気持ち悪い』
側近「私がお前に恋をしていた期間があるのは事実だ。消したい過去だが」
魔王「ううむ」
一〇〇年ほど前の側近『改めて初めまして。側近です。魔王さまのような方の妻になれるなんて……私は光栄です』キラキラ
一〇〇年ほど前の側近『ま、魔王さまは魔術がお得意なんですね!は、ハンサムだし、優しいし!私なんかが妻になって良いでしょうか』
側近ちゃんかわいいぺろぺろ
魔王が魔術を語る=オーフェンを思い出す
魔王(あー。あの時は別の可愛さがあったな)
側近「だがお前は私の期待をことごとく踏みにじった。思い出せるか」
魔王「ううむ」
もやもや
一〇〇年ほど前の側近『ま、魔王さま、な、何を』
一〇〇年ほど前の魔王『わ、私のすべてを知って欲しくて。全裸で待機を』
一〇〇年ほど前の側近『お尻に何か入っているのは何ですか』
一〇〇年ほど前の魔王『え、鉛筆アナニーは気持ちいいのだ』
一〇〇年ほど前の側近『閨でのご奉仕は決心していましたが、こんなのはあんまりです!』だっ
魔王・・・お前が悪いよ・・・(´・ω・`)
魔王…
応援してた自分が恥ずかしい…
(´・ω・`)
魔王(あー。そう言う諸々があって側近は今みたいになったんだった)
側近「私の言いたいことはそれだけだ。出ていけ。私は荷造りをする」
魔王「待て。たしかに私が悪かった。すまぬと言う以外、何て言えばいいのか解らない。だが変わらぬことがある。私はお前が昔からずっと好きだ。だからいて欲しいんだ」
側近「いいから出ていけ!諦めろ!」
魔王「……ふぅ。解った。最後の手段を使わせて貰おう」
側近「なんだなにをするつもりだ」
魔王「11代目の考案した秘術。真実だ。嘘や取り繕いが出来ぬ魔術領域が形成されるのだよ」
側近「やめろ!」
魔王「××××○○○○んあんああああ」ぺかー
側近「ああ」
でけでけでん魔術領域が発生しました。
魔王「さて、聞かせて貰おうか。本当に帰りたいのか」
側近「いれるものならいたいし、後悔しているところもあるのだが……んっ!」←口を押さえる
魔王「ふふ可愛いやつめ。私を愛してないのか」
側近「愛してる。私も昔か……やめろ!」
魔王「ほへへ。側近も私を愛してるのか。私がこうして謝罪をして、愛を告げてどう思った」
側近「すごく嬉しかったが引っ込みがつかな……むぐぐ」
魔王「側近よ、私とどうしたい」
側近「妻にして欲しい。優しくし……ぬああ」
魔王「今日の下着の色は何色だ」
側近「水い……むうう」
魔王「うへへ……と真面目に行こう。勇者の件はけしかけたのは側近だ。全面的に私が悪いか」
側近「たしかに私も勇者に復讐することに一杯になり、判断を誤った面も……って嘘だ。全面的に悪い。謝れ!変態が」
魔王「すまなかった。本心から思っている。謝る。私はお前を愛している。お前もだと言っていた。すれ違いはあったがやり直せると思わないかね」
側近「思……手を握るな。だ、抱きよせるな。や、やめろ」
魔王「嫌ならふりほどけ。力は入れておらぬ。ならば私は涙を飲もう」
側近「あ、顎をもつな」
魔王「側近よ。愛してるぞ。誰よりもだ。お前にあんな思いはさせない」
側近「ず、ずるいぞ。信じたくなるだろう」
魔王「本当だ」すぅ
側近「……!」ぎゅっ
魔王「目を閉じたのはいいが力を抜け……」
側近「は、恥ずかしくて」
魔王「可愛いぞ」ちゅう
側近「ん……」ぎゅう
魔王「…………」ぎゅう
隠れて見ていた女勇者「すごいわ……!!なんでか話がまとまったっ……!」
隠れて見ていた女勇者「うひゃあ熱情的ねえ。こっちが恥ずかしくなるわね。うまく行ったみたいだし、行きますかねえ」コソコソ
側近「ん……ふぁ」ぐい
魔王「……おぉ」
側近「唇を許してしまった」ぽー
魔王「結婚しよう」
側近「うん……もう少しこのまま」ポー
魔王「お前がひくくらいエロいこともするぞ」
側近「うん……」
魔王「そ、側近たんのパンツを履いてもいいですか!」
側近「それとこれとは話が別だ」
魔王「冗談だ……」
側近「だがお前の妻にはなってやる……」
魔王「およよ」
側近「……泣くほど嬉しいか。何故、変態じみたことばかりしたのだ」
魔王「側近が可愛くて、私の妄想がバーストしたのだ」
側近「根っからの変態なのだな。勇者のことはどう思っている?処遇は?」
魔王「かわゆすなあ。処遇は彼女の意志に任せてある。ここにいても出ていっても良いと。あわよくば側室に……っておい」
側近「ほぉ……私よりも勇者とつきあいたいんじゃないか。向こうの方が若いしな。魔術領域が有効だから嘘はつけんぞ」いらいら
魔王「こ、こわ……そ、側近に変わるものなど他にいないので、お前がいればいい」
側近「ふぅん。なら許す」
魔王「い、いいのか?」
側近「今後は考えることも許さんがな。竜族の女は嫉妬深いのだ。だが今日は気分がいいのだ。お前の本音が聞けた」
魔王「うむ」
勇者『たとえばね……贈り物をする。あとは謝罪と愛の言葉ね。悪い気はしないでしょう。まあ結果は怒りの度合いによるけど』
魔王『なるほど、それは少し恥ずかしいな。好意は伝えたことがないのだ』
勇者『一〇〇年、何をしていたのよ!』
魔王『いや、変態性欲を満たしたり、したことを教えて好意を伝えようと。私はそんなシャイな魔王なのだ』
勇者『伝わるか!』
魔王(あー盲点だったなあ)
側近「一〇〇年、待った甲斐があった」
側近「ほ、本当にやらねば駄目か」
魔王「うむ。未来の配偶者を得た以上、私は脅威に立ち向かう。魔水晶は必要だ」
側近「それは了解したが……」
魔王「儀式の準備はできている。素材や道具だて、時間。あとは側近の覚悟だけだ。ぬーげ!ぬーげ!」ぱんぱん
側近「その言い方はやめろ。殺すぞ」
魔王「すみません……側近の恥ずかしいところを見せて、私を興奮させてみろ」
側近「……」こく
躊躇いながらも、側近は下履きを脱いでいった。
白いショーツがむっちりとした太ももが、私の前に現れる。
彼女は恥ずかしいのか、両腿をすりよせ、上着で下着を隠そうとしている。
まるで私を誘惑しているかのようだ。
「ああ……やはり無理だ。魔王。もうこれ以上は」
「いいぞ……だが隠すな。下着を見せてみろ」
「……無理だ。いじめないでくれ」
「いやらしいところを見せてくれ……可愛い下着だ」
「そんなに触るな……」
「成熟した女性の身体だ。太ももだ……ああいい匂いだ。これが側近の肌なのだな」
私は側近の前にひざまずくと、太ももを撫で舌で舐めて味わった。
目の前には幾分か履き古した、側近の下着。透けた陰毛。
この下着は普段から履いているのだろう。
生活じみていたが、それこそが私が求めるものだ。
私は執務をしている側近に、急遽、今日の儀式を告げて、身を清める暇すら与えなかったのだ。
側近『覚悟はしているが、女には身支度が』
魔王『匂いを消してはいけない。私は石鹸や香水の臭いよりも、側近の体臭が、汗の臭いがかぎたいのだ』
側近『……変態。多少は慣れたけど』
などと言うやり取りがあった。勿論、日時が相応しいと言うのがあったが。
私はそれを隠していたのだが。
……愛が実ってから、私たちは繰り返し抱き合っては口づけをした。
また、何度か服ごしだがペッティングも行なった。
だが側近の体を目にするのは初めてだ。
私は側近の下肢に手を、舌を這わせた。
ああ美味い……。
側近は目を閉じ、上着をぎゅうっと掴み、羞恥に震えていた。
「さあ、脱いでみろ。生まれたままの姿を見せてくれ」
「無理だ。無理だ……っ!」
「やれやれ」
「ひゃっ。何を」
私は側近を後ろを向かせ、テーブルに手をつかせた。
むっちりとしたお尻が突き出ている。
下着越しには割れ目があるだろう。尻肉の間には肛門があるだろう。
私はまじまじと側近の尻を眺めながら、手で尻肉をこねた。
そして下着をつまみ、肉を露出させながら、尻の肉に舌を這わせた。
「やめてくれ……恥ずかしい……」
側近はそう懇願した。
私は思わず、そのまま犯したくなるが堪えた。
結合ではなく、辱しめることで高みに行くことが今回の儀式には必要なのだ。
「ああ。可愛いぞ。さあ、脱げるな。お前が脱ぐことが必要なのだ」
「お尻が熱い……」
「お前を見て興奮しているのだ。お前が乙女なのは知っている。だが、羞恥に震えながら、服を脱いでくれ。私の為に」
私はテーブルに突っ伏した側近を背中から抱くようにこう言った。
側近の尻の肉に私の一物が挟まれていた。
支援
支援age
紳士…いろんな意味でw
私はそれをこすりつけながら、乳房に手を這わせながら、もう一度言った。
「いい子だから、言われた通りに出来るな」
「……」
瞼を閉じた側近は、眉間に皺を寄せたが頷いた。
彼女は私から拘束をほどかれ立ち上がる。
そうして上着を脱ぎ、キャミソール、ブラジャーごしの乳房を露にする。
肌は緊張で汗に染まり、夕日のように赤い。
腕で隠そうとする仕草が微笑ましい。
側近は顔を歪めながら、1枚1枚下着を脱いでいった。
恥ずかしいのだろう。その仕草は私をじらすようだ。
肝心なところを見せないように、腕で隠すように。
「脱いだ……っ」
気丈な側近が、怯えたように表情を曇らせながら言った。
背を曲げ、私の視線から身体を隠そうとする彼女がいとおしかった。
一糸まとわぬ姿。裸の輪郭。私は彼女を辱しめている実感に昂る。
だが。
「隠してはいけない。すべてを見せるんだ」
「……」
「見せて、私を興奮させるんだ」
私は彼女の両腕を掴んだ。
「……あぁ」
側近は嘆息した。私が彼女の身体をゆっくりと押し倒し、下にしいたからだ。
私は腕を、腰を、足を使い、側近の両足を押し広げた。
ふくよかな乳房に薄茶の乳輪。
うっすらとした脇毛。
曲線を描くウェスト。
柔らかなお腹。
濃い陰毛ごしの……。
「……綺麗な体だ」
「見ないで……見ないでくれ……」
側近はいやいやしながら、そう言った。
私は応えず側近の身体をまさぐった。
彼女が私の体に手をそえる。愛撫を受け入れる。幾億もの女がそうしてきたように。
……やがて側近から甘い声が漏れた。
「なあ、お前も服を……」
側近はそうおねだりをする。
私は口づけで誤魔化し、側近の願いに答えなかった。
側近だけが裸体をさらしている状況は、彼女を隷属させているようで、私を興奮させたからだ。
まだこのまま……。
ハリーハリー!
( ゚∀゚)魔王♪魔王♪
私はそうして指を側近の身体に這わせた。
側近は切なそうに顔を歪めながら、声を出す。
私はたまらず、側近を起き上がらせるとだきかかえた。
側近の背中ごしから私が包むように腕を回した格好だ。
「……私の命令は聞けるか」
「……うん」
私は彼女にそう尋ねると、側近はそう答えた。
私の頭の中には、側近から聞き出していたあることが思い浮かんでいた。
『ん……』
『……』
『…………執務中だと言ったのに』
『嫌だったか?これまでの分を取り戻したいのだ』
『嫌とは言っていない。ただ恥ずかしいだけだ』
『ふふ可愛い奴め』
『ちょ、調子に乗るな』
『私を一〇〇年も変わらずに愛してくれる女には調子に乗っていいと思わないかね』
『うるさい。……手は離さずとも良い。抱いていろ』
『しかし、夢のようだな。自慰の対象となっていたお前がこうして私の腕の中にいるとは』
『私はそうしたことは言うなと言わなかったか』ギロっ
『う……すまぬ。だがこれも愛情表現と言うか』
『私はこうしているだけで夢心地だと言うのにお前はまったく……』
『すまぬ。変態なのだ』
『まあいい。赦す。お前に惚れた私も変態だ。それに……』
『それに?』
『私も自分を慰めることはある』
『そ、それは、どのように!?どれほどのペースで?!』
『うわっ気持ち悪い!失言だ!忘れろ!近づくな!』
あの後は幾つかの貴重な魔導書を送らねばならなかったが……。
私は回想をしながら側近に言った。
「側近よ。私の前で自分を慰めてみろ」
「何を」
「睨んでも無駄だ。私の前で自慰をしてみせろ。私を喜ばせてごらん。可愛いお前のはしたない姿が見たいんだ」
「人に見せられるものではない……」
「ならばこそ頼むのだ。愛しい人よ。お前の慰め方を教えてくれ」
「……ふー。解った」
>>65
変態?
じゃなくて『紳士』と『淑女』…だろう♪
「と言うと思ったか」
側近は私を睨み、そう言った。
だが私は構わずに側近の手を持ち、亀裂にあてがわせる。
「言うと思う。さあ、見せてみるんだ。ほら私のペニスもこんなに脈打っている。もっと喜ばせてみるんだ」
「……バカ。ん……」
渋々とだが、側近は自らの身体をまさぐり始める。私は耳元で囁きかける。
「どのように行うのだ」
「普通に……胸や……ここを……撫でて」
「よく言えた。ご褒美だ」
私は側近の髪を撫で、唇を首筋に這わせた。
「あぁ……」
「今はどんな気持ちだか教えてみろ」
「恥ずかしいに決まっているだろう。夫からの求めがなければこんなことを」
側近は弱々しくこう言った。
「私は妻が乙女でありながら、自慰行為に耽るような、はしたない女で嬉しい」
「いじめないでくれ……なあ、もう……」
私は頷くと、下履きを脱いでペニスを露出させた。
側近の前へ回り、目の前で隆起したものを見せつける。
「私を思って、こんなになったのだな。嬉しい……」
側近はペニスを撫でながら、そう言って涙を流した。
私は思い出していた。
私の婉曲に言って紳士たる行動に、彼女が女としての自信を失わせたと言っていたことを。
私の心に暖かいものが溢れたが、非情にならねばならなかった。
「さあ、自慰を。いくところまでだ。だが」
「ん……何だ、この錠剤は」
「媚薬だ。特製だぞ。乙女たるお前への配慮だ」
「ん……?あ、熱い!身体が」
私はペニスをしごきながら言う。
「私も一緒にいってあげるから、見せてごらん。出来るな」
「わかっ……身体があつ……すごい魔王のおちんちん……いったらそれくれる?」
側近は熱に浮かされたように呟く。
私がああと言うと、彼女の身体をまさぐっていく。
危険なほどの効果だ、理性も飛ばすほどの。
私はそんなことを思いながらもペニスをしごいた。
側近が乳首をいじるのを、陰唇をなぜるのを見ながら高ぶっていった。やがて……
「魔王!イク!私!……ッ……」
「ああ!ああ!うっ…………」
私の精液は側近のお腹へと掛けられた。
それは光を放ち、球体を形作る。魔水晶は無事、錬成されたのだった。
「すごい、本当に出来た……まあ、それはそれとして、まだ出来るか。お前のおちんちんをいれて欲しいんだ」
私は頷くことしか出来なかった。
魔王「と言ったようにお前が出来たんだよ」
魔王の娘「そんな具体的な話聞きたくなかった!」ダッ
魔王「あ、待て!すまん!泣くなー!」
とりあえず終わり
終わりです。コメントしてくれた方、読んでくれた方、拙いものですがありがとうございました。
尚、すんどめエロが書きたかったので、本番はなし悪しからず。
そのうち設定練ってもっかいチャレンジしたいです。
娘にそんな話を聞かせるとは…しかも具体的に
どこまでも紳士な奴だ魔王w
乙(^ω^)ノ"
落ちワロタwwwwwwww
乙彼
まさかの落ちwww
乙
クソワロタww
乙乙www
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