小学校！

メリー「来たわよ」ｼｭﾝｯ

花子「わっ、後ろから現れる癖なんとかしたほうがいいよ」

メリー「これはアタシのアイデンティティーなのよ」

花子「はぁ」

メリー「で、なんなの？まさかまた寺生まれのtさんやらが来たわけ？」

花子「そんな恐ろしいことは忘れようって約束だったじゃん…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

メリー「…ごめんなさいね。あれで一番大変だったのあなただったわね」

花子「うん……」

スレタイでお馬鹿48かと思って開いたのに･･･

口裂け「こんばんは。あっ、メリーちゃんもいたんだ」

メリー「お久しぶりね」

口裂け「メリーちゃんも変わりないようで」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

花子「何食べてるの？」

口裂け「ベッコウ飴。食べる？」

花子「うん！」

メリー（一時期大量にベッコウ飴食べさせられて好物になってしまったのよね…）

>>3
いきなりネタ潰しなんて…

口裂け「それでどしたの？花子ちゃん直々に呼ぶなんて」

花子「ちょっと待って。赤目ちゃん来てない」

口裂け「誰だっけ」

メリー「ほら隣人を壁の穴からずっと見ている子」

口裂け「ああ、あのシャイな」

花子「あ、おーいこっちこっち」

赤目「……」ﾕﾗﾘ

花子「こほん。それではみなさんお揃いのようで」

メリー「用件なら早く行ってちょうだい」

口裂け「まあまあ」

赤目「……」

花子「私たちは時代に取り残されつつある存在です」

メリー「まぁ…ね」

花子「だから、私たちは時代を追い抜かさなくてはなりません」

メリー「どうしてそうなる」

花子「新しいこと。例えば今流行りのグループ、a○b48」

口裂け「あれすごいみたいだね」

花子「だから、あれに乗っかろう」

メリー「つまり？」

花子「私たち都市伝説組でアイドルユニットを作ろうってことですよ！」

口裂け「おおー」

赤目「……」ｷﾗｷﾗ

メリー「勝手に作ってろ永遠の小学生が！」

口裂け「ちなみにユニット名は？」

花子「obk48」

赤目「……？」

口裂け「おばけ48かぁ」

メリー「……いや、おバカ48でしょう」

花子「おバカって酷いなぁ。ちなみにもうメリーさん入ってるよ？」

メリー「アタシの選択権はないわけ！？」

踏切！

メリー「…ってなことがあって…」

テケテケ「花子先輩も可愛いところがあるんですね」

メリー「あんたのとこには来なかったの？」

テケテケ「はい。ほら、ここ学校からかなり離れていますから」

メリー「ああ……」

テケテケ「花子先輩は学校から離れられないんですよね」

メリー「あの子、学校へのおもいが強すぎるから」

テケテケ「そのかわり小学校内では好き勝手しているようですが」

メリー「そうみたいね」

メリー「赤目はたまたま学校の近くが本拠地だったから連絡いったのか…」

テケテケ「それにしてもアイドルかぁ…いいなぁ」

メリー「あんたも憧れるわけ？」

テケテケ「そりゃもう。女の子ですから」

メリー「へー」

テケテケ「まあでも、踊るための足が行方不明なわけですが」

メリー「花子に入れてって言えば？多分喜んで入れてもらえるわよ」

テケテケ「足ないのに？」

メリー「アタシなんてフランス人形よ」

テケテケ「それもそうですね」ﾌﾌｯ

すいません、都市伝説で知ってるのあげてくれますか
できれば女の子の幽霊とか

赤マント
座敷わらし

前者は女の子かわからない

妖怪ならいくつか挙げられるが都市伝説はちょっと

わざわざありがとうございます
ちょっとだけ進めます

どっか！

カシマ「手をよこせ」

口裂け「今使ってます」

カシマ「足をよこせ」

口裂け「今必要です」

カシマ「その話、誰から聞いた」

口裂け「私だ」

カシマ「お前だったのか」

口裂け「また騙されたな」

カシマ「暇をもて余した」

口裂け「神々の」

カシマ・口裂け「遊び」

カシマ「久々やん。何ヶ月ぶり？」

口裂け「三ヶ月ぐらいかしらね」

カシマ「ホンマにウチら会わへんなぁ。互いにほっつき歩いとるのに」

口裂け「ルートが違うだけだと思うよ」

カシマ「なんか用事があって来たみたいやな？なんや？」

口裂け「かくかくしかじかしかくいムーブ」

カシマ「あのちょー無表情の子がアイドルやりたいとかなぁ」

口裂け「アイドルブームすごいし、便乗したくなったんじゃないかな」

カシマ「女の子らしいやんけ」ｸｯｸｯ

口裂け「まあねぇ。だから今メンバー集めてるの」

カシマ「ええで。アイドルやったる」

口裂け「ついでにそれ似非関西弁だよね？」

カシマ「……口にチャックとかついてないのか？」

口裂け「あ、墓穴掘ったかもしれない」