ヤマト「う……此処は……?」
アルク「あ、起きた? まだ動いちゃだめだよ?」
ヤマト「キ、キミは…?」
アルク「わたし? わたしはエルルゥ!」
アルク「傷口開くからもう寝たら?」
ヤマト「いや…しかし…」
アルク「はーいおやすみー!」∋―━
ヤマト「あ゛―――ッ!!!!」
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~~
ヤマト「う……此処は、確か……」
ヤマト「外に出よう…」
アルク「あ、コラ~! まだ動いちゃダメだって!」
ヤマト「いや、しかし迷惑に……」
アルク「いいから戻ってなさーい!」∋―━
ヤマト「あ゛―――ッ!!!」ブスリ
アルク「そういえば名前は、なんて言うの?」
ヤマト「名前………」
ヤマト「だめだ、思い出せない……大体なんでこんな処に……」
アルク「それって――」
??「おや、傷の具合はもういいのかい?」
アルク「おばあちゃん! このヒト記憶ないんだってー」
幻海「そうかい、なんとかなるさ」
ヤマト「そんな無茶苦茶な……」
幻海「ま、今は休んで寝るんだね」
アルク「夜になったら起こすね」∋―━
ヤマト「できればそれは使わないで欲しいな」
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ヤマト(………う……誰かが、躰を拭いてくれてるみたいだね…)
ヤマト(エルルゥ……じゃ、ない)
アルルゥ「…………」フキフキ
アルルゥ「…………」フルフルパタパタ
ヤマト(…耳……尻尾……)ギュ
アルルゥ「!!!」ガリガリガリ
ヤマト「あ゛―――ッ!!!」
アルク「元気~? って、どうしたの?」
ヤマト「い、いや…なんでも……」
アルク「ホラ、顔吹いてあげるからそのヘンなの取ってよ」
ヤマト「ヘン、なの?」
アルク「ん」スッ
鏡「П」
ヤマト「……これは…」
アルク「もしかして取れないの?」
ヤマト「いや、取れるよ」つП
幻海「ほぅ……もういいのかい、結構しぶといね」
アルク「ねー」
ヤマト「一向に何も思い出せないんですが……」
幻海「なら名前を付けてやろうかね」
アルク「はいはーい! ヤマオロが良い!」
ヤマト「ヤマ、オロ……」
幻海「そんなんでいいだろうね、決定だよ」
ヤマト「ヤマオロ……」
一旦終い
偽りの仮面売り切れ速いふざけんな
一旦乙
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