海未「私の、太陽」 (9)


私の、太陽。

明るくて、暖かくて、みんなを、私を笑顔にさせてくれる。

そんな、太陽。

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穂乃果「ぅうみちゃぁ~~~~~ん!!」

海未「はぁ、少しは落ち着けないのですか?」

穂乃果「えへへ・・・」

ことり「ふふっ、これがいつもの穂乃果ちゃんだからね」

海未「全く・・・」

海未「ところで穂乃果、なにか用があったのでは?」

穂乃果「そうそう、そうなんだよ!!次の数学の宿題やってなくt」

海未「ダメです」

穂乃果「いや、まだ最後まで言ってな」

海未「ダメです」

穂乃果「なぁ~にがダメなのさ~~~~~!!」

ことり「ホ、ホノケチュン・・・」

穂乃果「ちゃんと最後まで聞いてよ!!数学の宿題やってなかったけどさっき終わらせたんだよ!?」

海未「だからダメt・・・、えっ・・・?」

穂乃果「だ~か~ら~、数学の宿題を終わらせたのです!!」フフ-ン

ことうみ「マジか」

マダカ?

穂乃果「ふっふ~ん、偉いでしょ!?」

ことり「偉い、偉いよホノカチャン!!」

穂乃果「でしょでしょ!!もっと褒めて褒めて!!」

海未「確かに穂乃果でしたら褒めがちですけどやってることは当たり前なことでは・・・」

穂乃果「ぶぅ~、海未ちゃんの堅物~・・・」

海未「」ギロッ

穂乃果「ヒエェ・・・」

海未「はぁ・・・、まぁ穂乃果にしては頑張りましたね」

穂乃果「えっ・・・?」

海未「な、なんですか、なにか変なこと言いましたか?」

穂乃果「いやぁ、海未ちゃんに褒められるなんて・・・」

海未「私はそこまで鬼ではありませんよ、褒められるべくことをやればちゃんと褒めます」

ことり「えっ、鬼じゃないの?」

海未「」ギロッ

ことり「ピヨォ・・・」

海未「とにかく穂乃果、動機は分かりませんがやろうと思えば今回のようにでもできるのに何故毎回しないのですか?」

穂乃果「えぇ~、だって毎回なんてやってらんないよ~」

ことり「やっぱりその感覚からなんだね・・・」

海未「めんどくさいなんて理由は許しませんよ?やらなければいけないことはちゃんとしなければいけません」

海未「だいたい穂乃果はクドクドクドクド・・・」

穂乃果「」荒ぶる鷹のポーズ

海未「穂乃果ァッ!!」バァンッ!!

ことり「なんかコントを見てるみたい・・・」

海未「はぁ・・・、でもこれだけは分かって下さい。私は穂乃果が嫌いでこんなことを言ってるんじゃないんです」

海未「確かに抜けてるところは目立ちますがやるときはちゃんとやってくれると知っています。だからこそ、普段からしっかりしていてほしいのです」

ほのこと「海未ちゃん・・・」

穂乃果「ホントに海未ちゃんは私のこと好きなの・・・?」

海未「えぇ、好きですよ。嫌いならこんなこと言いません」

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