ベタっぽくなりそうだけど何となく思いついたので投下。
超スローペース更新だと思います。
完結するまで頑張ります。
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警察「こら!大人しくしないか!」
男「な、なんで俺が!俺は人助けしただけだって!」
警察「とにかくだ!一旦署に来てもらう!」
警察「そこの君も大丈夫かい?悪いけど一緒に来てもらえるかな」
女「は、はい…わかりました」
男「だー!もう!何でこうなるんだよ!」
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警察「で、君は不良に絡まれている彼女を助けただけって訳か」
男「最初からそう言ってんでしょうが!」
警察「君も、この子が言っている事は本当かな?」
女「はい、本当です」
警察「そうか、ありがとう。長い時間付き合わせちゃって悪かったね。もういいよ」
男「はー!?勝手に連れてきて無理やり取調べされたあげくに帰れ!?」
男「…ッハァ…これだから警察は嫌いなんだ…!」
警察「ははは、すまない。これも仕事なんだ」
男「チッ…」
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--------
女「あ、あの…」
男「あ?」
女「た、助けてくれて、ありがとうございました」ペコッ
男「あ~…気にすんなって」
女「そうですか…あの、良かったらお礼させてください」
男「いーよ別に。俺が勝手にやった事だし」
女「で、でも…その…」
男(めんどくせーな…まぁ飯奢ってもらうくらいで良いか)
男「じゃあさ、飯奢ってよ。それでチャラ。どうだ?」
女「は、はい!是非!」
男「よし、じゃあ早速ファミレスでも行くか」
女「はい!……痛ッ…」
男「ん?どうした?」
女「さっき転んだ時に、足を捻ってしまって…」
男「あーらら…」
男「大丈夫か──」
──ダダダダ
男「ん?」
?「女に何してくれてんだぁぁぁぁ!!」(飛び蹴り)
男「ブッ…!?」ズッサァァ
女「親友ちゃん…!?」
親友「女!?大丈夫だった!?ごめんね!今日に限って私が付いてなくて!!
女「い、いや…その…」
男「ってーなテメェ…いきなり何しやがる…」
親友「女!今コイツに変な事されてなかった?足も何か良くなさそうだったし」
女「や、あ、あのね…その人が私を助けてくれたの…」
親友「えっ…」チラッ
男「…何なんだよ…お前…」
親友「ご、ごめんなさい…」
男「俺がどういう奴かも確認しないで、いきなり飛び蹴り?」
男「頭おかしいんじゃねーの」
親友「うぅ…」
男「気分悪いわ…俺帰る」
女「あ…!あのお礼…!」
男「もーいいよ。そんなんいらねー」
女「あ…」
親友「ご、ごめん…女」
女「…ううん。良いよ…」
女「帰ろっか…」
いちいち>>1で言い訳しなくていいから(落胆)
--------
男「いてて…あいつ思いっきり蹴りやがって…」
男「はぁ…今日はツイてねーなぁ…」
男「早く帰ろ…」
──ポンポン
男「ん?」
友「よっ」
男「ああ、お前か…」
友「お前かって──ん?どうしたその顔」
男「ちょっとな」
友「また喧嘩か?」
男「ちげーよ。とある勘違いから一方的にやられたんだ」
友「ああ、そうなのか。それはそれは可哀想に」ポンポン
男「人を助けたってのに助けた奴の知り合いから蹴られるなんてな」
友「蹴られたの!?」
男「良い蹴りもらったよ。マジでいてぇ」
友「どんな状況…まぁいいか」
男「警察にも取調べされるし、今日はツイてねぇ」
友「大変だったんだなー」
友「そうだ、男。腹減ってないか?」
男「……まあ」
友「なら丁度いい!奢ってやるよ!なんだか可哀想だし!」
男「…マジか!行こうぜ行こうぜ!」
友「奢りってなった途端元気になるよなー。現金な奴よ」
男「うるせー!こっちは腹の虫が収まらねーんだ!覚悟しろよ!」
友「まぁ男が元気になって良かったよ。てか程々に頼むぞ!ほんとに!」
──ファミレス──
男「…これとこれとこれ、追加で」
店員「はい、かしこまりました」
友「…お前まだ食うの…?」
男「言っただろ、覚悟しろって」
友「程々にな、とも言ったんだけどな」
男「あーあー聞こえなーい」
友「お前なぁ…」
男「…まぁなんだ。ありがとうな」
友「…。おう。気にすんなって」
男「わかった。じゃあ気にせず食べるぞ」
友「だめ、やめて」
--------
親友「ね、ねぇ女…!あそこに居るのってさっきの人じゃない…?」
女「え…?あ、ほんとだ…」
親友「わ、私謝ってくる…!」ダッ
女「え……って、ちょっと…!」
--------
親友「あ、あの!」
友「ん?君は?」
男「あ…お前…何でここに…」
友「何?知り合い?」
男「さっき言った蹴ってきた奴」
友「え?この子が?」
親友「さっきは本当にごめんなさい!」
男「やめろよ。ファミレスだぞ、恥ずかしい」
親友「あ…ごめんなさい…」
男「…もういいって…戻れよ」
親友「あ、あの…良かったら…」スッ
男「…?スマホ?」
親友「私とLINE交換して下さい、後日にお詫びがしたいです」
男「…お前もか…。別にいいって。もう気にしてないよ」
親友「そ、それじゃ私の気持ちが収まらないの!…じゃなくて収まらないです…」
男(あーもう…)
男「わかったよ…。飯奢ってくれ、今度」
親友「あ、ありがとうございます!」
──フルフルフル
親友「あ、出来ました!」
男「だな」
親友「じゃあまた後で連絡します!」
友「ね、ねぇ!俺とも交換しない…!?」
親友「え…」
男「お前…いきなり過ぎて逆にキモイぞ」
友「だって男ばっかズルいじゃん!こんな可愛い子とLINE交換してさー!」
親友「か、かわいい……」
男「好きで交換した訳じゃねーって」
友「確かにそうだけどさー…。羨ましい」
親友「あ、あの…良いですよ。交換しても」
友「え…マジ!?ありがとう!!」
親友「いえいえ…」
--------
親友「ただいま」
女「お、おかえり。どうだったの?」
親友「お詫びがしたいって言ったらLINE交換してくれたんだー」
女「え!?交換したんだ…良いな…」
親友「まぁお詫びするだけだしね、ついでに一緒に居たお友達のも貰ったんだ」
女「へぇー。よく交換してもらえたね」
親友「なんかあっちから声かけてくれてさ、それでね」
親友「それに…」ゴニョゴニョ
女「え?なに?」
親友「な、なんでもない!」
女「…そう。私もお礼がしたいんだけど…どうしようかな…」
女「今行っても何か変だし…う~ん…」
親友「…そうだ!今度お詫びの約束取り付けたら一緒に来なよ!」
女「えっ…良いのかな…」
親友「私が何とかしておくよ!任せて!」
女「ありがとう…親友ちゃん」
ひとまずここまで。
い、言い訳じゃないし…(震え声)
また書けたら今日中か、後日来ます。
支援
>>5
いちいち言わずにそっ閉じすればいいから(正論)
頑張ってくれ
応援してみる
>>15
残念ながらそれでウザがる読者様が結構多いのも事実だから仕方がない(諦め)
乙!支援
少し書けたので投下します。
酉も一応。
────後日
「…おっせーなぁ」
「時間間違えてないよな俺?18時駅前って書いてあるし…」
「…もう15分は過ぎてるぞ」
「ごめんなさーい!お待たせしましたー!」
「やっときたか…」ボソ
「ごめんなさい!遅れちゃって」
「いや、俺も少し遅れてきたし」
「でもそっちも時間かかったな。何かあったのか?」
「実はですねー、この子が服──むぐっ」
「ちょ、ちょっと!親友ちゃんそれは言わないでよ!」グググ
「んん!んんっん!」コクコク
「? まぁいっか。それじゃ飯行こうぜ」
「はい!今回は任せてください!」
「お詫びとお礼を兼ねてますので、遠慮なく…」
「わーってるよ。たくさん食べてやるから財布の心配でもしとけって」
──料亭──
「…な、なんだここ」
「私のお気に入りの料亭なんです。美味しいんですよ」
「そうなのか…。普段こういう所入らないから新鮮だ」
「良いとこのお嬢さんか何かなの?」
「あ、その…」
「この子の家、資産家なんですよ」
「はぁ~ん、なるほどね。だからこういう所に来れるのな」
「や!でも今回は私とこの子の貯金からですからね!」
「私自身は何もしてないですよ…親がお金を持っているだけで…」
「それが理由で昔大変だったんですよ、寄ってくる連中が沢山いて…」
「よくある話だな。それでお前が助けて仲良くなったって所だろ」
「はい、そんな感じです」
女「親友ちゃんには感謝してるんだよ。多分親友ちゃん居なかったら私引き籠ってたもの」
親友「や、やだなぁ今更そんな。当然の事しただけだし!」
男「そういや思ったんだけど…敬語やめてくれていいよ二人とも」
男「俺達タメか少し違うくらいだろ。敬語苦手なんだ」
親友「そうなんですか!…じゃなくて、わかった!」
女「そっか。じゃあ普通に話すね」
男「ああ。こっちのが良い」
親友「改めて自己紹介するよ!私は親友!よろしくね!」アクシュ
男「男だ。よろしく」ギュ
女「女です。この間は本当にありがとう。助かった…」
男「ああ…」
女将「失礼します。お食事をお持ちしました」
男「お、きたきた──」
--------
男「…ふぅ~食った食った。ごちそうさん」
女「どうだったかな?」
男「めっちゃ美味かった!こんな美味いもん食ったの初めてかもしんねぇ!」
女「良かった~…」
親友「なんか前と違って男くん言葉が柔らかいね?なんで?」
男「なんでって…そりゃあ、ヤな事あった後にヤな事が重なれば機嫌も悪くなるよ」
親友「あ、そっか。そうだったね、ごめん」
男「いいよ。良いもん食わせてもらったし」
親友「と、ところでさ。あの時一緒に居た人って同じ学校の人?」
男「? ああ、友の事か。そう、俺と同じクラス」
親友「そうなんだ!…あの人ってさ、彼女いるの?」
男「そんな話は聞かないけどな…何?気になんの?」
親友「や…違うよ!男くんにも聞こうと思ってたし!そんなんじゃないし!」
男「わ、わかったよ…俺も居ないな。出来たこともないけど」
女(─!)
親友「へぇ~~。意外だね、結構モテそうなのに、ね?」
女「うん、かっこいいよ」
男「マジ?俺かっこいい?」
親友「え…うん。まぁカッコイイと思うけど…」
男「なんでだ…?それなのに、そういう片鱗も見えた事がない…」
親友「パッと見怖いじゃん男くん。それのせいもあるんじゃない?ね?」
女「うん、最初見た時は少し…今は全然だけど」
男「え?俺怖いの?」
親友「パッと見はね。今は怖くないけど」
男「そうか。そうだったのか…」ショボン
女「男くんは優しいから、それに気付いてる人が居るかもしれないよ」
女「見た目と違って優しい…ってね」
男「女…」
女「さ、そろそろ帰ろっか。もう良い時間だよ」
男「ん…ほんとだ。…そうだな、帰るか」
親友「おっけー!」
──帰路──
「それじゃ、私こっちだから」
「うん。またね、親友ちゃん」
「おーう、気を付けて帰れよー」
「はいよ~!またね~!」
----
「…あいつの事良く知らないけど、良い奴っぽいな」
「うん。すごい良い子なんだよ。自慢の友達」
「…そうか」
--------
「─…お、俺ここで曲がるわ」
「あ…そうなの?…わかった」
「今日はありがとな。そいじゃまた」スタスタ
「うん、またね」
「………」
「ま、待って…!」ガシッ
「うおっ!?……な、なんだ?」
「え、えっと…LINE…交換しよ…?」
「…あ~そうだな。連絡手段無くなっちまうもんな」
「ほれ」スッ
「…!ありがとう!」
──フリフリフリ
「よし、これで良いな」
「うん…」ポッ
「ん?どうした?顔赤いぞ」
「ふぇっ!?そ、そんな事ないよ!」
「そうか?」
「そうなの!あんまりジロジロ見ないで!」
「いやいや、そんなんじゃないし…」
「まぁ大丈夫そうならいいけどさ」
「うん、大丈夫だから…」
「おう。んじゃ、じゃあな」スタスタ
「うん、バイバイ」
----
「男くんの…教えてもらっちゃった…」スマホジー
「えへへ…」ニヘヘ
ここまで。
やっちまった感。
雰囲気で何とかお願いします…以後気を付けます。
また後日来ます。寝るます。
お疲れ
ここまではほぼ「痴漢男」だな
スマホジーがハナホジーに見えた。
しえん
実際の警察は間違いに気づいても謝罪しないけどな
それどころか罵倒してくる
やべー、酉忘れた。
随分遅くなってしまったが書き続ける。
短いけど少しだけ書いていきます。
酉の付け方も忘れてた。
この新しいのでやってきます。
──数日後──
男「あれ、LINEきてる…友か?」
男「…あぁ親友からか……今度の日曜会える?…とな」
男「別にいいけど…っと」ピピピ
─ピロン♪
男「返信はや!」
男「…駅前の喫茶店か。りょうかい…っと」ピピピ
男「ん~、それにしても一体何の用なんだろうか。もう謝罪貰ったし…」
男「……まーいいか」
──同日少し前──
──学校
親友「ねーねー!女ってさ、男君の事ちょっと気になってるでしょ!」
女「えっ!?な、何言ってるのいきなり…!」
親友「私は見てたんだからね、男君に彼女居た事ないって分かった時反応したでしょ!」
女「え、う、嘘!そんな反応してないもん!」
親友「まーまー!危ない所を助けられたんだもんね!わかるよわかる!」
親友「そんな女を見て私は応援してあげたいなって!」
女「ややや、いいよ…そんなんじゃないもん…」
親友「またまた!ちゃっかり連絡先も交換してるんでしょ?」
女「な、何でそれを…!」
親友「男君から聞いたの!交換したって事はまだ連絡を取り合いたいって事でしょ?ね?」ツンツン
女「もぅ…」パシッ
親友「上手く行くといいね!」
女「もー!親友の馬鹿ー!」
──日曜日・当日──
男「おーっす」
親友「やあやあ男君!」
男「今回は遅刻しなかったな」
親友「女の子は準備が沢山あるんだよ!覚えといて!」
男「へいへい」
男「じゃあ行くか」
親友「うん!」
──喫茶店──
男「コーヒーとメロンソーダで」
店員「かしこまりました~」
男「…で、なんで俺を呼び出したんだ?」
親友「え?…男君に会うのに理由つけなきゃ駄目?」
男「えっ…それはどういう…」
親友「暇なの!どうせ俺君も暇なんでしょー!」
男「否定できないのが悔しい」
親友「ほんとは女と遊ぼうと思ったんだけどね、今日は家族で出掛けちゃってるし」
親友「そこで暇そうな俺君を、ね!」
男「友もいるじゃんか…あいつは誘わなかったのか?」
親友「えっ!いやっ!友君とはまだそんな話してないし…その…」
男(なんだこの反応は…まさかな…)
男「親友、お前って──」
店員「お待たせしました。コーヒーとメロンソーダで御座います」
親友「え、男君…何?」
男「いや、何でもないよ。友も暇だから今度から誘ってやってくれ」
親友「ぜ、善処します…!」
男「悪い奴じゃないから…もっと気軽にな」
親友「う、うん…」
親友「あ、あのさ…話変わるけど…前に彼女居ないかって聞いたじゃん?」
男「ああ…聞かれたな」
親友「教えて貰っといて私らの方も教えてなかったな~と、思いましてですね…」
男「いや、別にいいけど」ノーセンキュー
親友「は!?いいから聞いて!私も女も彼氏居ないからね!」
男「お、おう…そうか」
男「な、何で急にそんな事を…」
親友「や、ただ教えてもらったのに教えてないのは…何かね!」
男「そうか…お前らも俺と同じって事か」
親友「それは何か嫌だな」
男「どういう意味だコラァ!」
親友「だって私達なんだかんだで告られてるし、振ってるけど」
男「くっ…!…まぁ確かに見た目は良いもんな、お前ら。見た目はな!」
親友「ちょ、最後意味あり気なんですけど!」
男「ソンナコトナイヨ~」
親友「むぅ…!ムカツク!」
男「」
親友「」
─…小一時間
男「…ハァ…」
親友「…疲れたよ」
男「相方居ない者同士…貶しあっても不毛過ぎる…」
親友「そうだね…今日はここまでにしよう…」
男「つーか結構経ったな、そろそろ別のとこ行くか?」
親友「あ、うん。そうだね!気分転換しよ!」
男「おうよ!」
投下乙
ここまで。
また近いうちに書きに来ます。
乙
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