提督「曙にクソ提督と言わせない方法?」 (35)
漣「6月1日は祥鳳さんの誕生日」
漣「6月1日は祥鳳さんの誕生日」 - SSまとめ速報
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の続き、ショートランド泊地のおはなし
※意味不明&クソ提督注意
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438675331
ショートランド泊地鎮守府にて
提督「おつかれ、曙」ポン
曙「ちょっとクソ提督! 毎回毎回出撃の後に触ってくんなし。ウザい!」
提督「いや、頑張って演習から帰って来たんで、撫でてやろうかなって思ったんだが・・・。そっか、迷惑だったか。すまんな」
曙「フン!クソ提督にしては、物分りがいいようね」
祥鳳「ちょ、ちょっと曙ちゃん」
曙「なによ?」
祥鳳「女の子がそういう汚い言葉遣いするの、良くないわよ」
曙「うっさいわね、ちょっとクソ提督に贔屓されてるからって調子に乗んないでよ!」
祥鳳「な・・・!」カァァ
曙「だいたい私がクソ提督って言って何が悪いってのよ、このエロ秘書官!」
祥鳳「な、なんですってぇ・・・!」ワナワナ
漣「お、落ち着いてください祥鳳さん! 曙もちょっとストレスが溜まってただけで悪気があったわけじゃないんですよ~。
ね? ここは漣の顔を立てるということでふたりとも」
提督「そうだぞ、祥鳳もちょっと大人気ないぞ」
祥鳳「そ、そうね・・・。ごめんなさい、曙ちゃん」
曙「フン!」プイ
漣「ご主人様、お騒がせしました! ほら、曙も頭下げる下げる」グイグイ
曙「・・・」
提督「まぁ気にすんなって。漣もそのくらいにしとけ」
漣「で、では失礼します~」
バタン!!
祥鳳「・・・」
曙がクソ提督言わない鎮守府はブラック鎮守府
その晩、会議室
密かに一部の艦娘達を集めて極秘会議が開始された・・・
祥鳳「まったく!提督はあの子達に甘すぎなんです!」
提督「しゃーないだろ。曙だって昔色々辛いことがあったんだし、俺自身にもいたらぬところがあるのは事実なんだから」
祥鳳「そういう甘いところがあの子達を付け上がらせるんですよ! このままじゃ風紀に悪影響です!」
隼鷹(所構わず提督とイチャついてる祥鳳にだけは言われたくないなぁ・・・)
陸奥「あらあら、今日はヤケに熱くなってるわね、祥鳳ちゃん。・・・もしかしてヤキモチ?」クスッ
祥鳳「なっ・・・。ちっ、違います!」///
愛宕「う~ん、私は提督と祥鳳ちゃんさえよければ、ジュウコンカッコカリもオッケーなんだけどな~」
祥鳳「なっ・・・! 提督はそんな無節操な人じゃありません!ねぇ提督?」
提督「あ、あぁ・・・」チラ
愛宕「あらあら、目線が私の胸部装甲に向いてますよ~♪」
祥鳳「いいかげん提督も自重してください!セクハラですよ! 愛宕さんも変なこと言わないでください!」
陸奥「あらあら」ニコニコ
長門「とは言え、確かに言葉遣いの悪さは風紀が乱れるな」
加賀「あまりいい傾向とは言えません」
赤城「そうですねぇ・・・。ところでそこのルマンド食べてもいいですか?」
提督「どうぞ」
愛宕「あら、だったら私にいい考えがあります!」
漣「ほほぅ、そりゃなんでゴゼーマスしょうか?」ニヤ
愛宕「ふふふ・・・」ニッコリ
15分後
愛宕「は~い、それじゃあ明日からこの作戦で行くわよ~」
一同「お、お~う!」
バタン!!
祥鳳「みんな帰りましたね・・・」
提督「いや~、明日が楽しみだな。愛宕の作戦、なかなか面白そうじゃないか」
祥鳳「ところで提督?」
提督「なんだ?」
祥鳳「さっき、愛宕さんの胸部装甲ばっかりご覧になってましたね・・・」ニコニコ
提督「いやっ、まぁ視線がつい、その・・・」アセアセ
祥鳳「提督はそんなに大きい胸がお好きなのですか・・・」ニコニコ
提督「いや、まぁ、それは・・・」
祥鳳「私だって大きいんですよ・・・。私だって・・・!」
提督「お、落ち着け祥鳳・・・」
祥鳳「今日は・・、たっぷり搾り取ってあげますね♪ 他の子に目がいかないよう」
提督(愛宕グッジョブ! と言えばいいのか・・・?)
祥鳳「提督。夜はまだまだ長いですよ・・・」ニッコリ
♥
翌朝
愛宕「ぱんぱかぱーん!今日はみんなに大事なお知らせですよー!」
雷「そういえば司令官は?」
愛宕「う~ん、執務室で寝込んでるわ。体調不良で、理由は聞かないでくれって」
高雄「昨日最後まで一緒にいらっしゃたのは祥鳳さんよね。何か知りませんか?」
祥鳳「さぁ♪」ツヤツヤ
愛宕(うふふ・・・、祥鳳ちゃんったら)ニコニコ
麻耶「んで? なんか用かよ?」
長門「最近、艦娘の言葉遣いが悪いという意見が頻出していてな」
愛宕「これじゃあ、鎮守府のみんなの仲が悪くなるって思ってね」
如月「ありがとう。大好き。素敵。嬉しい。大切な人への大切な気持ち。それが大事なことですよね」
愛宕「・・・ってなわけで、新しい規則を発表しま~す♪」
愛宕「あ、如月ちゃんも、ご苦労様」ポン
如月「は、はい・・・」
如月「」グハッ
祥鳳「」グハッ
足柄「」グハッ
羽黒「」ハグゥッ
那智「」グハッ
金剛「」グハッ
榛名「」グハッ
霧島「」グハッ
長門「」グハッ
陸奥「」グハッ
弥生「」グハッ
吹雪「」グハッ
暁「」グハッ
響「」シュッ
電「」ピカッ
雷「」ラーイチュー
睦月「」グハッ
夕立「」ポイッ
利根「」トネッ
筑摩「」グハッ
比叡「」グハッ
赤城「」グハッ
加賀「」カガッ
那珂「」グハッ
川内「」グハッ
神通「」グハッ
一部の艦娘達「」チーン
曙「・・・み、みんなどうしたのかしら? なんかダメージを受けてるようだけど・・・」
隼鷹「いやー、やっぱトラウマって簡単に治らんよね!」ヒャハハハ
曙「???」
麻耶「んで?新しい規則ってなんだよ?」
愛宕「それじゃあ、発表しちゃいま~す! ぱんぱかぱ~ん!」
『発令! 艦娘の言葉遣い是正作戦!』
摩耶ェ……
天龍「はぁ?なんだそりゃ?」
愛宕「最近鎮守府で、クソとかクズとか、ちょっと品のない言葉遣いが流行って問題になってま~す」
曙「そっ、そんなの関係ないでしょ!」
長門「関係ある。我々が汚い言葉遣いをしていることが世間に広まれば、他鎮守府の艦娘達にも要らぬ悪評が付くのだ。他人事ではない」
麻耶「まぁ、確かに迷惑かかるのはよくねぇかもな。でも、だからってアタシらの言葉遣いなんざそう簡単にかえらんねぇぞ」
愛宕「そう思ったので、私がきびし~い罰則を作りました」
曙「何それ?どーせ大したバツじゃないんでしょ?」
愛宕「そうかしら?」
麻耶「どんなルールだよ?」
愛宕「クソとかクズとかそういう汚い言葉遣いをした子は、
『姉妹艦または同僚艦に○○ちゃんだ~い好き♥』
って言ってもらいま~す♪」
>>11
すみません、以後訂正いたします
ちょっと摩耶さまの対空射撃の的になってきます
摩耶「」
曙「」
天龍「」
愛宕「あ、提督でもいいですからね~。とりあえず、一週間試行して、問題がなければそのまま定着させま~す!」
摩耶「ふっ、ふっざけんなぁぁぁぁ!なんだよその小学生みてぇな規則はぁぁぁ!!!」
愛宕「うふふ。もう許可も大本営からいただいてまーす!ざんねんでした~♪」
摩耶「ちっきしょぉぉぉぉ!!」
祥鳳「相変わらず大本営が何考えてるのかわからないわ・・・」
朧(・・・あ、祥鳳さん復活したんだ)
もっと言えば「艦娘の"提督に対しての"言葉遣い」だな
そして発令から数日後・・・
提督「おう、第七駆逐隊。キス島から帰って来たか。ご苦労さん」
曙「当然よ! 私達を誰だと思ってるの、このクソていと・・・」ハッ
提督「ほ~う?今クソと言ったな?」
曙「いっ、言ってないわよ!」
漣「言いました」
朧「言ったわね」
潮「き、聞こえてました・・・」
提督「うん、言ったね。というわけで、罰則を受けてもらおう」
曙「い、イヤよ!」
提督「ダメです、提督命令です。はい、潮ちゃんにお願いします」
曙「イヤ!絶対言わないから!!」
提督「あれ? 好きと言えないってことは・・。お前まさか・・・?」
潮「そっ、そんな・・・。曙ちゃん・・・」ウル
曙「ちょっ、ちょっと何言ってるのよ! 潮も真に受けて泣かないでよ!」
潮「ごめんね、私なんか・・・ホントは嫌だよね・・・。昔っから、いっつも迷惑かけてばかりで・・・」グズ
漣「あー! 曙ちゃんが潮ちゃんを泣かしてるー!」
朧「なーかした! なーかしたー!」
漣「いーけないんだ、いけないんだー!」
提督「せーんせいに言ってやろー!」
曙「うっさいわよ外野!!」
提督「じゃあ、潮ちゃんに大好きと言ってみなさいよ。好きなんでしょ? ほらほら・・・」
曙「うぅ・・・。わ、わかったわよ! 言えばいいんでしょ、言えば! 潮もいつまでも泣かない!」///
潮「うぅ・・」グズ
曙「う、潮!」コホン
潮「曙ちゃん・・・?」
曙「う、潮大好き・・・」///
潮「曙ちゃん・・・」
曙「・・・」///
潮「私も・・・、大好きだよ曙ちゃん!」ニコ
曙「あ、あ、あ、あぁ・・・」///
朧(曙かわいい)
漣(メシウマ~!)
陽炎「私だって好きよ!」ドン
長月「私もだ!」ドヤァ
霰「私も・・・」ボソ
皐月「あっ、ボクも混ぜてー」
曙「どっから湧いて出てきたのよ!!」
提督「桃井先生ごめんなさい」ペコ
曙「・・・意味わかんない」
漣「あ~ん、漣も曙ちゃん好きよ~!」チュッチュッ
朧「私も好きだよ」
曙「アンタたちも便乗すんな!」
提督「俺も好きだぞ!」
曙「うっさい!」
祥鳳「・・・」ムス
発令から三日目のある日の任務・・・
龍田@例の水着「天龍ちゃんが大破したから帰りますね~」
天龍@例の水着「なんだよ、最後まで戦わせろよクソがぁぁぁ!!」ジタバタ
電「ダメなのです!危ないのです!」
天龍@例の水着「クソがぁぁぁぁ!!」
龍田@例の水着「はいはい、曳航しますね~」ニコ
ズルズル
天龍@大破「・・・」
提督「はい、罰則ね」ニコ
天龍「ふざけんなぁぁぁ!!!」
龍田「罰則よ~。違反したら、提督の首が落ちちゃいますからね~」ニコニコ
電「なのです!」
天龍「わっ、わったよ・・・。しゃーねーなぁ・・・」
天龍「た、龍田大好き・・・」///
龍田「ふふ、私も天龍ちゃん大好きよ~」ニコ
天龍「!?」
龍田「だから・・・、もう絶対私より先に沈んじゃだめよ~」ニコ
天龍「龍田・・・」ウル
電「電も天龍さんのこと大好きなのです!」
雷「雷もよ! もっと私に頼ってもいいんだからね!」
暁「私だって天龍さんのこと大好きよ!」
響「・・・ハラショー。私もだよ」
天龍「お、お前ら・・・」グズ
提督「えぇ話やなぁ・・・」ホロリ
祥鳳「・・・」
発令から四日目のある日の任務後・・・
提督「これから中破して入渠か? 今回もすまんな・・・」
摩耶「ったく、調子いいこと言って、こんなになるまでこき使いやがって・・・。クソが!」
高雄「あっ」
鳥海「あっ」
摩耶「あっ」
愛宕「うふふ~。はい、摩耶ちゃん罰則よ~」
摩耶「いや、ちょっと待て!今のなし!!」
愛宕「女に二言はないわよ~。はいっ、せ~の!」
摩耶「わっ、わったーよ・・・」///
摩耶「あ、愛宕お姉ちゃん大好き・・・」カァァ・・・
愛宕「いやん、もう!ホントにかわいいんだから~♪」ギュッ
高雄「ほら今度は『高雄お姉ちゃん大好き』って!」
摩耶「ふっ、ふっざけんなぁぁぁぁぁ!!!」///
鳥海「せっかくだから私にも言ってください!」
提督「仲良しだねえ」ニヤニヤ
摩耶「う、うるせぇ!!」///
祥鳳「・・・」ムス
ある晩の執務室
隼鷹「アーヒャヒャヒャヒャ! マジ腹痛ぇ!!!」ゲホゲホ
提督「いやー、おもしれぇの微笑ましいのなんのって!摩耶なんか顔真っ赤にしちゃってさ~」ヒャハハハ
那智「フッ、たまにはこんな肴も悪くないもんだな」
千歳「ふふ、確かに。罰則と言っても、これくらいならかわいいもんですよね」クスクス
祥鳳「・・・楽しそうですね」ムス
隼鷹「おーおー、ヤキモチか?祥鳳かわいいねぇ!」
祥鳳「なんのことですか?風紀が乱れなくていいことです」ニコ
千歳(目が笑ってないのが怖い・・・)
提督「おー、祥鳳。お前も飲むか?」ヒック
祥鳳「いいえ、結構です。お仕事放り投げて部下をおもちゃにして遊んでれば?」ムス
提督「そうかそうか、そりゃ残念だな」
祥鳳「このクソ提督・・・」ボソ
提督「ん?」
祥鳳「いいえ! なんでもありません!おやすみなさい!!」
バタン!
隼鷹「あーあ、こりゃ完璧に妬いてるねぇ・・・。提督ー、ちゃんと相手してやんなきゃダメだよ?」
提督「いいんだよ、あとで必ず埋め合わせはするさ。うっし、デュエル再開だ」
隼鷹「よし、メインフェイズ入るぜ。ゼロマでデスドラ蘇生。デスドラ効果でシャイニング吹っ飛ばしてあたしの勝ちー!」ヒャッハー
提督「ちっきしょおおおおおおおおおおおおお!!!」
摩耶「」
天龍「」
曙「」
漣「ありゃまー、こりゃひどいありさまですねー」
曙「天龍さんと摩耶さんはもう死にかけよ・・・」
漣「でも、曙もみんなが大好きって気持ちにウソはないわけでしょ?」
曙「!? べっ、別に私は一人でもいいし・・・」
漣「艦娘は助け合いでしょ?」
曙「!?」
漣「ご主人様はご主人様なりに、曙ちゃん達のこと、大事に思ってるんですよ。ううん、潮ちゃんや私達だってそう」
漣「一人でいいなんて、二度と言っちゃいけませんよ」
曙「ま、まさかクソ提督は私にそれを教えようと・・・」
漣「それはないです」キリッ
曙「そうよね、天龍さん達巻き込んでるもんね」
漣「でも今言ったことはウソじゃないですよ」
曙「・・・」///
曙「それは置いとくとして、こんな恥ずかしいことさせたアイツに仕返ししたいんだけど、何かいい方法ない?」
漣「う~ん、ではこんな方法はいかがでしょう?」ゴニョゴニョ
曙「え、えぇぇぇぇっっ!?」///
執務室
???「失礼いたします、ご主人様」
コンコン
提督「おう、いいぞ。入んな」
提督(なんだろう? この声は、漣か?)
曙&摩耶&天龍「ご主人様~!」
提督「!?」ブハッ
提督「な、なんだお前ら。その猫耳とふりふりのメイド服は・・・?」
曙@メイド服「曙達、ご、ご主人様にご奉仕したくて~♥」
摩耶@メイド服「いつもお世話になってるご主人様に、恩返しをさせていただきま~す! ぱんぱかぱーん(棒)」
天龍@メイド服「ご主人様ぁ~ん! 今日はとても良いお天気ですよぉ~♪」
提督(うわぁ・・・、何この媚びっぷり・・・)ゾゾゾ
曙「はい、ご主人様? とっておきのケーキですよ? あ~んしてください!」
提督「あ、あ~ん?」
天龍「あ、ちょっと待ってください。その前に・・・」
天龍&摩耶&曙「ラブ、ラブ、注入♥」ナゲキッス
提督「お、おぅ・・・」 ゾゾゾ
天龍(我ながら気持ち悪ぃ・・・)ゾゾゾ
摩耶(こんなのアタシじゃない・・・)ゾゾゾ
曙(どうよクソ提督、漣の『メシウマ!媚び媚びメイド大作戦』は?)ゾゾゾ
曙「はいご主人様、私達の愛がたっぷり詰まったケーキ、召し上がれ。はい、あ~ん♥」
提督「あ、あ~ん」ゾゾゾ
モグモグ
曙「美味しかったですか?ご主人様~♪」
提督「お、おぅ・・・」ゾゾゾ
摩耶「ご主人様~♥ これから摩耶様と一緒に夜戦しませんか~? 対空演習でもいいですよ~♥」
天龍「ご主人様~♥ 私と死ぬまで戦いましょう~♥」
曙「ご主人様~♥ ほ~ら、曙の相手もしてくれなきゃすねちゃいまちゅよ~♥」
三人「ご主人様~♥♥♥」
提督「う、うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」グハッ
提督「」大破
天龍「ふふ・・・。こ、怖いか・・・?」ゾゾゾ
提督「べ、別の意味で怖いよ・・・」ピクピク
摩耶「あぁ、アタシらも同感だ・・・。自分に寒気がするよ・・・」ゾゾゾ
曙「ざ、ざまぁ見なさいこのクソ提督・・・」ゾゾゾ
祥鳳「・・・もう知りません」プイ
その後、すぐに『発令! 艦娘の言葉遣い是正作戦!』 の見直しが図られ、その日を最後に新規則は撤回されたのだった・・・
その晩の23時45分頃の執務室
提督「うぅ・・・、まだ吐き気が・・・」
祥鳳「まったく、自業自得ですよ。曙ちゃん達もかわいそうでしたよ、あんな無理やり変なことやらされて・・・」
提督「うぅ・・・、何も言えねぇ・・・」ガクリ
祥鳳「あ。そうだ提督、言い忘れてたことが」
提督「なんだ?」
祥鳳「・・・このクソ提督!」
提督「え・・・、祥鳳・・・。何それひどい・・・」グサ
祥鳳「・・・少しは反省してくれましたか?」
提督「ん?」
祥鳳「私・・・、寂しかったんですよ? 曙ちゃん達のことばっかりで、全然構ってくれなくて・・・」
提督「・・・ごめん」
祥鳳「・・・」
祥鳳「じゃあ、クソ提督といったので、私も罰則を受けますね」
テクテク
提督「な、なんだ? もう例の規則は今日で終わりだぞ。てか、耳に顔近づけてどうする気だ・・・?」
祥鳳「・・・」
祥鳳「・・・愛してます、提督」
チュッ
提督「なっ・・・!」///
祥鳳「ふふっ。それでは、失礼しますね。おやすみなさい♪」
提督「まっ、待て・・・」///
祥鳳「なんです?」
提督「・・・今日はもう少し、書類仕事が残ってたのを思い出した。残業を頼めるか?」///
祥鳳「えぇ、喜んで!」ニコ
このあとふたりで無茶苦茶残業した
おまけ
提督「曙も早く改造して強くしてやりたいな」
曙「ふん!どうせそんなこと言って私の裸が見たいだけでしょ!? このクソ提督!」
提督「・・・なぜそうなる」
曙「改造は裸になるって漣から聞いたわよ!」
提督「確かに仕様上そうだな」
曙「つまり私を改造したいってことは、アンタ私の裸を見たいってことじゃない! この変態クソ提督!」
提督「水着で出撃する奴に言われたくないわー」
曙「うっさい! 裸と水着じゃ違うのよ! とにかく、改造を言い訳に私の裸を見たいんでしょ、このクソ提督!」
提督「まぁ、それはないから安心しろ。お前は娘みたいなもんだから、そんなセクハラ紛いのことはしないよ」
曙「ウソよ! 漣だって裸にされたって聞いたわよ!」
提督「俺はほとんどの艦娘の改造に立ち会ってはいないぞ。
最初の改造以降、俺は承認だけすれば良くて、現場にいる必要はないとわかったからな。実際に改造するのも妖精さんだし」
曙「証拠は? 何を証拠にそんな事?」
提督「じゃあ今まで改造した連中を呼んで聞いてみるか」
(10分後)
祥鳳「提督。私を含め、改になったメンバーが揃いました」
提督「ふむ」
曙(うわぁ・・・、みんな凄い貫禄だ・・・)
祥鳳「では赤城さんから改造の様子を教えてあげてください」
赤城「何も見られてませんよ。その直前の練度上げがかなり疲れましたが・・・」
榛名「榛名でよければお見せしても良かったんですが、断られちゃいました」
(※榛名はマジ天使なので男に裸を見せる意味が理解できてない)
加賀「裸? いえ、見られてませんが」
隼鷹「そもそも前に酔っ払った時にうっかり提督の前で脱いじまったからねぇ! ヒャッーハハハ・・・!」
龍驤「そんなことより、改造したら自分でも驚くくらい別嬪になったんやけど、どういうことなん?」
摩耶「提督が改造の時にあたしの裸を見たかって? いや、見てねぇぞ」
足柄「そんなことしてたらとうの昔に殴り飛ばしてるわよ。あと、羽黒が中破した時ジロジロ見ないでよね」
扶桑「そうねぇ・・・。私も妖精さんに見られただけで、提督にはなにも・・・」
山城「姉さまの裸を見ていたなら即刻この世から消えてますが何か?」
那珂「那珂ちゃんは清純派アイドルだから、そんな身体を売るようなことなんかしませーん!」
川内「そんなことより夜戦したい!!」
陽炎「私も提督さんには何も見られてないわよ!」
不知火「不知火も同じです」
五十鈴「五十鈴もよ」
由良「由良のいいとこ、見せてあげたかったんだけどな・・・」
曙「」
曙「」ポカン
曙「さ、漣! ア、アンタはどうなのよ!?」
漣「ん?私は『改造の時に裸になる』とは言いましたけど、『ご主人様に見られた』とは一言も言ってませんよ」ニヤニヤ
提督「そういうことだ。全て君の誤解だ」
曙「くっ・・・」
提督「根拠もないのに人をセクハラおじさん扱いしてはいかんな」
曙「うぅ・・・。わ、悪かったわよ・・・!」
漣(何も言えねぇ曙ちゃんメシウマwww)
提督「あるいは、君は俺に裸を見られたい願望でもあるのかな?」
曙「ちっ、違うわよバカ!!アホ!クソ提督!!」
提督「だってそうだろ? 水着で執務室に来る上にそのまんま出撃するし、あまつさえ根拠もなく裸を見られると思い込んで俺にそう言ってくるとは。本音は見られたがってるんじゃないのかな?」
曙「ちっ、違うわよこのクソ提督! そもそもそういう発言自体がセクハラなのよ!クソ提督!」
提督「言っておくが、俺をセクハラ魔人と言ったキミの発言も、場合によっては中傷になり、軍から処罰の恐れがあるからな?」
隼鷹(祥鳳へのアレコレはセクハラじゃないのか・・・?)
曙「うぅ・・・。このクソ提督クソ提督クソ提督!! ぜ、絶対改造なんかさせてやんないからね! クソ提督!」
バタン!
摩耶「ったく。変なことで呼ぶなよな、クソが!」
提督「すまんな、みんな。純粋な少女の誤解を解いてやらねばならなくてね」
赤城「では、私達はこれで」
提督「おう。みんな自主練中や休憩中にすまなかったな。そいじゃ」
足柄「あー、何かと思えばお子ちゃまのお相手でしたか・・・」
漣「そこがあの子の萌えポイントなのです」ニヤニヤ
パタン
祥鳳「・・・あの、提督」
提督「なんだ」
祥鳳「・・・提督、あの場にいる必要なかったんですよね」
提督「・・・なかったんだよね」
祥鳳「・・・」チラ
提督「・・・」チラ
祥鳳「・・・」///
提督「・・・」///
祥鳳(まぁ今更よね・・・)
提督(まぁ今更だな・・・)
おしまい
熱に当てられた拙文で失礼しました
それでは、曙ちゃんの●を見るためレベリング行って来ます
>>17でなぜ陽炎が出てくるかわからない方は、陽炎抜錨4巻の特装版のコミックをご参照ください(ステマ)
乙!
おつー
曙ちゃんカワイイねフヒヒ
>>4は正しい
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