幼「えいっ」カチッ
ジジ……
男『……』
幼「みえたぁ……」
幼「男……えへへ」
男『……』ボリボリ
幼「自然体の男……私だけが知ってる姿」
幼「もう夜十一時……」チラッ
幼「そろそろかな」
男『……』カタカタ
幼「うん……男はいつもそのサイトだよね」
幼「男……今度こそいっしょにイこうねっ」ヌギヌギ
男『……』シコシコ
男「じゃあなー」
友「また学校でなー」
男「うんー」
すたすた
幼「……」コソッ
幼「ああ……男」
幼「今日もすてきだよ」
幼「とどけっ……大好きびーむ」ググッ
男「……」キョロッ
幼「!?」ビクッ
幼「っ……」バッ
男(気のせいか……)
幼(男こっち向いた……と、とどいた?)
幼(えへへ……おとこ)
幼「男みてたらあっという間に家ついちゃった」
幼「あ……」
幼(男の家……べらんだ)
幼(ぱ、ぱんつほしてある)
幼(……)
すたたっ
がちゃっ
とてとて
幼(そう……そうだよね)
幼(いい天気だからおせんたくよく乾くもん)
幼(家となりだから……私の家のベランダから、男の家の洗濯物までてがとどく)
幼(男の家はお父さんがいない……これは男の)
幼(ちょっと……ちょっとかりるだけ)パシッ
男「母さん俺のパンツへってる」
母「なにそれ?」
男「知らないけどへってる」
母「うーん。そこのタンスに混じってないかしら」
男「ないない」
母「風でとばされたのかもね。まあパンツくらい買ってあげるわよ」
男「もう五着ぐらいなくなってんだけどなあ」
母「あんたの下着盗むような物好きもいないでしょ」
男「まあいいや」
母「そうだ。先にお風呂はいってきなさい」
男「わかったー」
ちゃぷん
男「ふー……」
男「パンツ……」
男「……」
男(まあどうでもいいんだけど)
男(でも近くさがしてもパンツなんておちてねえし)
男(それに……最近)
男(視線をかんじるっていうか)
男(……)
男「ふ」
男(思い込みだよな……完全に)
男「体あらうか」
ちゃぷっ
隠しカメラ「」ジー
幼「えへへ。男はいつも腕から洗うんだよね」
男『……』ワシャワシャ
幼「男……かっこいいよ」
幼「背中おっきいな」
幼「ちっちゃい頃とはぜんぜんちがうね」
幼「どんなおとこも大好き」
幼「あ……」
男『……』アワアワ
幼「う、うん……そこもちゃんと洗わないとね?」
幼「でも私は男のにおいも大好きだから洗わなくてもぜんぜんいいけど」
男『……』ザパァッ
幼「もうでちゃうかな……」
幼「男の自室用のカメラに切り替えないと」カタカタ
幼「るんるんっ」
男『……』シコシコ
幼「あぁっ、おとこぉ、んっ」クチュクチュ
幼「はぁっ、はぁ……すきっ」ヌプッ
男『……』シコシコ
幼「男っ、おとこのおちんちんっ、ふあっ」
幼「あれが私のなかにっ、はいったら……んっあ、ぅっ」グチュッ
男『っ……』シコシコ
幼「あっ、もう出るのっ……いいよっだしてっ」グチュグチュ!
男『っっ……』ドピュッ
幼「おとっ……ふぅうっぅ!」ビクンッ
幼「は、ぁ……ぁあ」ピクッ
幼「ん……い、いっしょにイけた……やった」ドキドキ
幼「今日の日付……めもっとこ」
幼「えへ……私の幼馴染……私だけのおとこっ」
教師「この式を代用してここにこうして」
幼「……」
幼(退屈だな……どれも予習しちゃったし)
幼(男……)ゴソゴソ
幼(えへ……待ち受けはいつも男の画像)
幼(携帯をひらけばいつでも会える)
幼(でもやっぱり実物にあいたいよ)
幼(んー……)
幼(まだ四限目……)
幼(はやく学校おわらないかな)ボー
――休み時間――
友「彼女ほしいなー」
男「そっか」
友「共感しろよ」
男「してるだろ……俺もいないし」
友「お前見た目さえないもんな」
男「お前に言われたかないんだよ!」
友「あー可愛い女の子が告白してきてくれないかな」
男「自分からはいかないのか」
友「一生に一度でいいから告白されたいんだよ俺は」
男「ふーん」
友「共感しろよ」
男「いや……うん」
友「お、お前まさか女の子に告白されたことがあるのか!?」
男「……」
友「ど、どうなんだよ!」
男「ねえよ、ないない」
友「あせらせやがって……」
男「見てわかるだろ」
友「だよな。お前彼女いない歴年齢ってつらだもんな」
男「うるせえなあ!」
友「いやー安心した」
男「……」
幼「……」コソッ
幼(男はっけん……)
幼(何の話してたんだろ……男)
幼(すきすきビームっ)ビビビッ
男「?」ゾクッ
幼「今日も男かっこよかったな」
幼「うぅー!」モンモン
幼「この控えめな胸につまったあふれんばかりの愛っ!」
幼「男につたえたいよお……」
幼「……」モンモン
幼「はっ……そうだ!」
幼「手紙っ、手紙にして届けよう」
幼「えへっ……なにか紙はないかな」ゴソゴソ
幼「いいのあった……」
幼「さて……」
幼「そうだなぁ……出だしはどうしよ」
幼「うーん……かわいい感じにして」
幼「いや、そんなことじゃなくて……かざらないありのままの気持ちをつたえよう! うん!」
幼「男っ男っ♪」カキカキ
がちゃっ
男「ただいまー」
母「おかえり。あんた、これ郵便にはいってたわよ」
男「うん?」
母「すみにおけないんだから」パサ
男「なにこれ……手紙?」
母「いまどき風情があっていいわねー。だいすきな男くんへ、だってさ」
男「……」ペラッ
母「部屋でよんでらっしゃいよ」
男「差出人かいてねえ……」
母「なかの文章に書いてあるんじゃない?」
男「とりあえず部屋いってくる」
母「はーい」
がちゃっ
男「手紙……」
男「とりあえずベッドすわろ」ボフッ
男「……」ペラッ
男(大好きな男くんへ?)
男(……)
男(読んでみるか……)
ペリペリ
男「……ぉ」
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきだいすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすき男の事を考えるだけで胸がいっぱいでねむれないです』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『男が一昨日買ったシャンプー私も買ってみました男とおそろいですねちょっぴりてれます』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすき本当に大すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき』
『すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき男好きいつも見てます』
男「うわっ!」ポイッ
ぱさっ
男「なっ、なんだこれ」
男「手書きで……紙にびっしりと……しかも赤いボールペン」
男「……き」
男(気味悪い……)
男(なんだこれ……誰がこんないやがらせ)
男(……)
男(一昨日買ったシャンプーって……そのことなんでしってるんだ)
男(ま、まさか……ス)
男(ストーカー……)
男「っ……」ゾクッ
男(最近視線をかんじるのも……パンツがよくなくなるのも)
男(おいおい、何で俺がこんな目にあうんだよ)
男(……ていうか誰がこんなこと)
幼「男にきもちとどいたかなぁ」
幼「えへ……えへへぇ」
幼「あ、カメラ観てなかったや」
幼「男はいま夕飯食べにいってる頃だから」カタカタ
幼「部屋にはいない……と思うけど」
ジジ……
幼「うん。やっぱりいない」
幼「ふふ、男の生活に詳しくなってきたよ」
幼「世界で一番男の事好き」
幼「この気持ちは誰にも負けない……男」
幼「すき……」
幼「ずっとすき」
――――
友「よう男ー」
男「あ……あぁ」
友「元気ないな」
男「べつに。いつもどおりだろ」
友「そう?」
男「ちょっと寝不足っつうか、4時間しか寝てないからさ」
友「俺なんて2時間しか寝てねえんだぞ」
男「はりあってくんなよ」
友「一時間目から歴史だからきついな」
男「そうだなー」
友「おっとチャイム鳴る、席戻るわ」
男「おう」
男「……」
男「ふー」
男(だめだ……授業頭にはいってこない)
男(あの手紙。なんだよ)
男(いったい誰があんな)
男(いつも見てますって……)
男(差出人もかいてなかったし)
男(……)ペラッ
男(学校もってきちゃったけど)
男(……俺のことすきってわりに付き合ってくださいって感じでもないし)
男(そもそも俺ストーカーされるほどもてるわけでもないし)
男(心当たりもないし)
男(……)
男(あれ)
男(この筆跡どっかで見たような……)
手紙恐怖だなww
支援 先どうなるか気になる
きーんこーんかーんこーん
男(ああ……気づいたら学校おわってた)
男(ふぅ)
男(どうしよ……)
男(ストーカーって)
男(……)
男(まだ何かされたわけじゃないし……俺自身警察ってほど大事にもおもってないし)
男(ただのいたずらかもしれねえし)
男(……)
男(ほっとくか)
男(この先も続くようだったらいろいろ考えればいいしな)
すたすた
男「……」
幼「……」コソッ
幼(男の後姿……すてき)
幼(ああ……おとこぉ)
幼(やっぱりこうやって実際に男が近くにいると、胸のどきどきがちがうっ)
幼(男……私の大好きな男)
男「……」スタスタ
幼(……)コソコソ
幼(男が歩いた後の道……私も一緒に歩いてる)
幼(男と一緒に下校してる……)
幼(しあわせ……えへ)
幼(えへへぇ……)
すたすた
男(……)
男(そういえば)
男(そういえば……あの手紙)
男(シャンプーがどうとかかいてあったな)
男(見られてんのか? 風呂場とか)
男(う……)ゾクッ
男(俺なんてのぞいて何が楽しいんだ)
男(……)
男(ってことは……)
男(今までも俺の生活を覗き見られてたってことか?)
男(……)
男(たとえば……)
男(今もこうして歩いてる俺を尾行してたりとか)
男(……)
男(……)クルッ
幼「あっ」ビクッ
男「あ」
幼「……」
男(まじでいた……って、あれ?)
幼(みみみみみつかっ――――)
男「なんだ……幼か」
幼(ど、どどどっ、どう、どうしよっ……)
男「なんかお前と会うのひさしぶりだな」
幼「あっあ、そっ、そです……ねっ……」キョドキョド
男(ストーカーじゃなくてよかったぁ……そりゃ下校してるときもつけられてるなんてねえよな)
幼(お、おお、男にはなしかけられてるっ、どど、どうすればっ、ふぁぁ)
男「あ、そうだ。あのさ」
幼「は、ひゃいっ」
男「よかったら久しぶりに一緒に帰らないか?」
幼「え」
男「せっかくだし。お前がよかったらだけど」
幼「え、ぇ、えっ!!」
男「や、やっぱり嫌だよな。ごめん」
幼「やっ! そ、そんなっいいの、うん、いいです、よっ」キョドキョド
男「そうか? じゃあ」
幼「わ……わわ」ドッキンドッキン
男「あの。とりあえず電信棒の陰からでてきてくれる?」
幼「あ……は、はい、です」フラフラ
すたすた
男「……」
幼「っ、っ……」
男「お前と一緒に帰るのっていつぶりだろうな」
幼「へ、えっ、あ、そう、だね」
男「え?」
幼「いや、そのっ、あ、あはは」
男「大丈夫か?」
幼「だ、だいっだいじょぶっ!!」
男「そっか、なんかぎこちない感じしたから」
幼(男としゃべってる、い、一緒に下校して、わ、わわ、わぁぁ)ドキドキドキドキ
男「……」
幼「っ……っ」ハァハァ
男「……やっぱり俺といるとつらい?」
幼「えっ、ぇ、や、いや」
男「そ、そうだよな」
幼「あっぁ、えとっ、その」
男「ごめん……先いくよ」
幼「っや、やだっ、あのっ、ちがう!!」
男「え?」
幼「い、いっしょに、か、かえりたい……です」
男「そ、そっか……ごめんな」
幼「いやっ、ぜ、ぜんぜん、うん、はい」
男「……」
幼「っ……」ドックンドックン
男(本当に久しぶりだ……こうやって話すの)
男(あのとき幼としゃべらなくなってから……か)
――――
男『おう、幼』
幼『お、おそいじゃない男!』
男『今日は改まってどうした? 話って』
幼『そ、そのことなんだけど』
男『お前の部屋はいつも片付いてるなあ』
幼『べつに普通じゃん……男の部屋がきたないだけ』
男『くちのへらないやつめ』
幼『今度私が掃除しにいってあげよっか? 給料性で』
男『金とんのかよ』
幼『どうせ男の事だから誰かがしてあげないと散らかったまんまでしょ』
男『う、うるせえな!』
幼『……じゃなくて!』
男『なんだよ!』
幼『男って彼女いないよね?』
男『は? 彼女?』
幼『う、うん』
男『いるわけねえ……っていうか知ってんだろ』
幼『そ、そうだよね! 彼女なんているわけないよね!』ホッ
男『失礼なやつだな、お前もいないくせに』
幼『なにそれ、いなかったらいけない訳!?』
男『そんな事いってねえだろ、ただ寂しい奴だなってだけだよ』
幼『な、なにそれ、ばーか! 非モテ男!』
男『うるせえな! あほ女ー!』
幼『このっ……』
男『な、なんだよやんのか』
幼『(って、ちがう! こんな事したくて呼んだわけじゃない!)』
幼『あ、あのね? 男』ゴホン
男『なんだよ』
幼『えっと、その……彼女彼氏の話なんだけどさ』
男『まだひきずるのかその話題』
幼『いいからきいてってば!』
男『はいはい』
幼『もう……そ、それでね』
男『おう』
幼『その……お、男が、彼女とかいないんだったら、さ』
男『うん』
幼『わ、私がなってあげよっか……っていうか……その』
男『は、はぁ?』
幼『ほ、ほら! 私も男も恋人いないし幼馴染だし、ちょうどいいっていうか!?』ドキドキ
男『あはは、いやいや』
幼『私たちって、な、なんていうか、ちっちゃい頃から一緒だし』
男『恋人ってそうやっててきとーになるもんじゃねえだろ』
幼『て、てきとうっていうか、その』
男『お前にたよるほど女に飢えてないって』
幼『たよるとかじゃなくて!』
男『なんだよ』
幼『えと……なんていうか』ドキドキ
男『お前はそんなに彼氏がほしいの?』
幼『へっ?』
男『あのな。恋人ってのは好きなもん同士でくっつくもんなんだぞ』
幼『……』
男『だからお前もさっさと好きなひとさがしてさー』
幼『……き』
男『うん?』
幼『……す、す……き』
男『え?』
幼『すきなの……男のことが』
男『……ぇ』
幼『ず、ずっと前から、その、すきでっ!』
男『な……』
幼『だから、お、男とつきあいたいのっ!!』
男『……』
幼『っ……』ドキドキ
男『すきって……恋人とかの意味でだよな』
幼『そ、それ以外だったら今いう必要ある!?』
男『いや、その……えと、まじか』
幼『ずぅっと我慢してたんだから! 男もぜんぜんそういう風にみてくれないしっ!』ドキドキ
男『……そっか』
幼『……』ドキドキ
男『ありがとな、なんていうか、うれしいよ』
幼『あっ……』ドキドキ
男『お前が俺のこと好きでいてくれたとはまったくおもいもしなかった』
幼『う、うん……』ドキドキ
男『でも』
幼『……っ』
男『付き合うっていうのとは……ちょっと違うっていうか』
幼『……え』
男『い、いや! もちろんお前の事は嫌いじゃないし、気持ちはうれしいけど』
幼『あ……』
男『お前のこと、そういう目でみたことなかった……から』
幼『――』
男『だから……その』
――――
男(告白してくれた幼をふった手前)
男(こっちからへらへら話しかけるのも、無神経だと思ったし)
男(幼もまったく話しかけてこなくなって)
男(今までずっと一緒だったけど)
男(それで疎遠になったんだ)
幼「っ……」
幼(お、おと、男、と、あるいてるっ)
幼(どどど、どうしよっ、ゆめなの、かな)
幼(あああ、男すきっ、すきぃ)
幼(しあわせだよぉ……うぅぅ)
男「幼?」
幼「はわいっ!」ビクンッ
男「家ついたけど……」
幼「あ……」
男「?」
幼(そ、そんな、そんな……はやいよ)
幼(もっといつまでも、男と一緒に下校してたかったのに)
幼(やだ、うぅ、どうしよう)
男「じゃあ……その」
幼「あ……ぁ」
男「またな?」
幼「お、男ぉっ!!」
男「っ」ビクッ
幼「え、えと、えっと……その」
男「……」
幼「っ……」ドッキンドッキンドッキン
幼「ま、またっ、あの」
男「うん」
幼「あの、またっ……いっしょに、下校」
男「……」
幼「げ、下校っし、たっ、い」
男「うん、いいよ」
幼「!!!」
男「今日はなんか久しぶりにお前と話せてすっきりしたよ」
幼「わ、わわ、ぁ」
男「じゃあまた明日な」
幼「ひゃ、ひゃいっ! ま、ままままたね!!」
男「おーう」
幼「っ……」ドックンドックンドックン
ぼふっ
幼「~~~~~~~~~~~っっ!!」ゴロゴロ
幼「お、男とっ一緒、学校かえった」
幼「ままま、また明日、かえる約束しちゃった!」
幼「きゃあああっ!」ボフッボフッ
幼「うぅ……」ドキドキ
幼「ゆ、ゆめ……?」ツネッ
幼「いたい……ゆめじゃない」
幼「わ、わわ……おとこ」ドキドキ
幼「もうずっと、話せないかなって思ってた、お、男と」
幼「すき、すき、すきっ」
幼「ふわぁあ……しあわせだよぉ」ギュゥゥ
幼「男ぉ……えへへへぇ」
男「……」
男「幼……なんかかわってたなあ」
男「かわってたっていうか、きょどついてるっていうか、昔はもっとツンツンして強気な感じだったのに」
男「あいつといるとやっぱ居心地いいけど」
男「うーん」
男「俺の事まだ好きなのかな」
男「だとしたらやっぱり、その気がないのに一緒にいたりする俺っていやな奴なんだろうか」
男「でも友達としては一番大切なやつだし」
男「また帰る約束したし」
男「……」
男「あ、ストーカーのこと忘れてた」
男「まあ……いいや」
男「とりあえず飯でも食おう」
男(幼かぁ)
母「あ、男」
男「なに?」
母「また手紙きてるわよ」
男「えっ……」
母「今度は三通も」ピラ
男「……」パシッ
母「なによあんた、文通でもしてるの?」
男「……」
母「携帯つかえばいいのにねえ……でもわかるわぁ」
男「……」
母「お母さんも若い頃にねー」
男「っ……」ダッ
母「あら。ちょっと?」
男「おいおい……」
男「まじかよ」
ピラッ
男「……」
男「どれも前と同じ……赤いボールペンで」
男「呪いみたいに、すきすきって延々と」
ピラッ
男「……」
男「くそ……気味悪い」
男「いたずらか? いたずらじゃねえなら正々堂々話しかけてきてくれれば」
男「……」
男「……ていうか」
男「やっぱりこの筆跡、みたおぼえがあるんだよなあ」
男(どこで……だっけ)
幼「ふふー!」
幼「どきどきがありあまって三通も書いちゃった!」
幼「男♪ お・と・こ♪」カタカタ
幼「すきだよー……カメラの映像は、と」
ジジ……
男『……』
幼「みえた、男ぉ……」
幼「えへへ、明日、たのしみだなぁ」
幼「あっ」
男『……』ペラッ
幼「て、手紙よんでくれてる」ドキドキ
幼「わわ……あんなにじっくり」
幼「ふゅぅぅ……」ゴロゴロ
幼「男だいすき……すき、すきー」
――――
幼『ぐすっ、ひぐっ……』
幼母『幼ー。ご飯さめちゃうわよー。二階からおりてきなさいー』
幼『……っう、うぅ』
幼母『もう……ラップしとくからねー』
幼『っ……』グシグシ
幼『男……おとこぉ』
幼『うっ、うぅ……そんな』
幼『やだよお、だいすき、なのに』
幼『ふら、れ……ひぐっ』
幼『う……ぅ』ポタポタ
幼『……』ボー
幼『(学校やすんじゃった)』
幼『(なんかもう……つかれたな)』
幼『(男……)』
幼『(いつも、ずっと……一緒だったし)』
幼『(ふられるなんて思ってなかった……馬鹿だ、私)』
幼『(なんでだろ……なにがいけなかったんだろ)』
幼『(そういえば男とあうたびに喧嘩ばっかりしてた)』
幼『(昨日告白したときもそうだったし)』
幼『(本当は大好きなのに……男の前だと素直になれなくて)』
幼『(ちょうしにのってた……わたし)』グスッ
幼『(馬鹿……ばかぁ)』ポロポロ
幼『(いまさら後悔してもおそいのに……っ)』
――――
男『おはよー』
友『おはよ』
がやがや
幼『(あ……男)』
男『あ』
幼『っ……』
男『え……と』
幼『っ!』ダッ
男『あ……』
男『(さけられてる……のか)』
友『どーした?』
男『いや……なんでも』
男『(ふったんだもんな俺……今までの関係にもどれるわけない、よな)』ポリポリ
幼『(やだ……にげちゃった)』
幼『(ばか……ばか)』
幼『(今までは……男を見かけたらすぐに上から目線で話しかけてた)』
幼『(今ならわかる)』
幼『(男の隣を歩くだけでも、それがどれだけ幸せだったか)』
幼『(……う)』ジワ
幼『(男……)』ポロッ
幼『(すき……すきだよぉ)』
幼『(もう一度男とあるきたい……もう一度男の部屋で話したい)』
幼『(もう一度すきって、気持ちをつたえたい)』
幼『(全部できないんだ……もうにどと)』
幼『ひぐっ……うぅぅ』ポタポタ
――――
幼『……』ペラッ
幼『あはは……この頃の男、ちっちゃくてかわいい』
幼『……』
幼『この写真……私、しかめっつらだ』
幼『男と一緒にうつって、うれしかったはずなのに』
幼『私小学校の頃から男にたいしてえらそうに接してたんだな』
幼『もう男としゃべることもできなくなっちゃった』
幼『男と会えるのは古いアルバムのなかだけ……』
幼『なにより……一番大事だったのに』
幼『……』
幼『(この写真の男……かっこいい)』
幼『ん……』チュッ
幼『……』
幼『な、なにしてんだろ……わたし』
――――
幼友『幼ー。次移動教室だからはやくー』
幼『あ、トイレいってからいくから、先いってて』
幼友『はーい』
幼『……』スタスタ
てくてく
男『でさー』
友『はは、まじで?』
幼『っ!』
こそっ
男『次調理室だっけ?』
友『ちょっ、後一分しかねえ! いそがねえと!』
男『は、はしるか』
スタタタッ
幼『……』ドキドキ
幼『男……いったよね』
幼『……』
すたすた
幼『教室誰もいないや』
幼『……』
幼『あ……』
幼『男……の……』
幼『お弁当箱……引き出しからはみでてる』
幼『ちゃんとカバンにいれとかないと……めんどくさがりなんだから』
幼『や……ちがう』ブンブン
幼『またそうやってえらそうにいっちゃだめ……男はわたしなんかより、よっぽど大事な存在なんだから』
幼『……』
幼『っ……』
とくん とくん
幼『5時間目……だから』
どくん どくん
幼『お、おべんとう……食べ終えた、あと』
どくん どくん
幼『……』ソー
どくん どくん
幼『(誰もいないよ……ね)』
幼『(……)』カパッ
幼『あ……ぁ』
幼『お、男……の……つかった……おハシ』
幼『……』
どくん どくん
幼『だめ……だめだよ、ばか……何やってんの、ばか』
どくん どくん
幼『……』チャッ
どくんどくんどくん
幼『(ごはんのにおい……男の、だえき)』
どくんどくんどくん
幼『(だいすきな、だいすきな……男の)』
どくんどくんどくん
幼『(べろがふれた……おはし)』
どくんどくんどくん
幼『……』ソー
どくんどくんどくん
幼『っ……』
どくん
幼『あむ……』
キーンコーンカーンコーン
ちゅぷっ ぺろっ
幼『はぁ……はぁ』
れろっ あむっ
幼『んぅ……おいし』
幼『男と……間接きす』
幼『っ……』ドキドキドキドキ
ぺろぺろ ちゅぅぅ
幼『はぁっ、はぁ、んっ』
幼『男……おとこぉ……っ』
幼『すき……すきっ』
ちゅるるっ
幼『んくっ、もっと……すき、すき』
幼『だいすき……男』
幼『えへへ……し、しあわせ』トクントクン
幼『お、おくれました』ガラッ
教師『幼ー。おそいぞー』
幼『……すいません』
教師『どうしたんだ?』
幼『あの……と、といれ』
『デリカシーなし教師ー』
教師『な、なんだよっ』
幼『……』
男『……』ジー
幼『……』ドキドキ
男『(授業遅れることなんてなかったあいつが……おかしいな)』
幼『(男のあじをしってるのは……わたしだけ)』
幼『っ……』ドキドキドキドキ
――――
くちゅくちゅ
幼『んっ、はぁっ……はぅっ』
幼『ふぅ、ふっ、ぅっ!』
幼『男のおはしが……私のなかにっ、はいって、るよっ、男ぉ』
幼『はぁ、あっんぅ! あっ!』
幼『お、おとこ……すき、すきぃ!』
ぐちゅぐちゅ
幼『あっ、きもちいい、きもちぃよお!』
幼『イクッ、男っ、いっちゃ、ぅうううっ!』
幼『っ……!!』ビクンッ
プシャッ ぷしゃあああ
幼『はっ、ぁ、あっ、おと、こっ』
幼『ん……ぁ』ピクン
幼『(男ごめん、結局おはしもってかえっちゃった……でももっと……もっと、男が、ほしい、男をかんじたい)』
――――
幼『(また学校やすんじゃった)』
幼『(でも……きょうは大事な日)』
幼『(……)』
幼『(男の家はお父さんがいないから……おばさんが働きにでてて)』
幼『(平日のこの時間はだれもいない)』
どくん どくん
幼『(鍵の隠し場所は……花壇の下)』
幼『(むかし男がおしえてくれたけど……今もそこかどうか)』
幼『(……)』ゴソゴソ
幼『(っ……)』
どくん どくん
幼『(あ、あった……えへ、えへへ)』
がちゃ ばたん
どくん どくん どくん
ひたひた
どくん どくん どくん
がちゃ
幼『(男の部屋……)』
幼『すぅぅぅ……はぁぁぁ』
幼『男のにおいっ、ぁ、ああ』ドキドキ
幼『ひさしぶりにきたな……ここ』
幼『告白して、ふられたとき以来……』
幼『あ……』
幼『男の、ぱ、ぱぱ……ぱんつ』
幼『っ……』ジンジン
幼『(ち、ちがうちがうっ! 今日はそんなことしにきたんじゃない!)』
かちゃかちゃ
幼『ここらへん……かな』
幼『で、でも……ばれるかも』
幼『たしか……あのサイトではこういうとこに仕掛けるのがいいって』
幼『男のベッドが……うつるようにしたいな』
幼『んしょ……』カチャ
幼『えと……工具……』ゴソゴソ
幼『ん……』カチッ
幼『で、できた……これで』
幼『男と……つながれる』
幼『このカメラがあれば……いつでも』
幼『お、男と……あえる』
幼『え、えへへ……えへ、やったぁ、えへへへぇ』
幼『あ、作業がおわったんだし』
幼『はやく出ないと』
幼『……』
幼『ま、またね、男の部屋』
がちゃ ばたん
とてとて
幼『……あとは』
幼『あ……あった』
幼『……おふろば』
幼『こ、ここ、この……防水カメラ……で』
幼『っ……』ドキドキ
幼『男……お風呂のときもいっしょ……だよ』
がちゃっ
――――
幼『今日も今日とて男の部屋の映像かんしょう!』
幼『あ、男かえってきてるー』
男『……』ゴロン
幼『えへへ。今日もかっこいいね男』
男『……』パラパラ
幼『男、その漫画私も読んでみたよ?』
男『……』
幼『おもしろかったなー。男と趣味あうのかもっ!』
男『……』カタカタ
幼『あ、男もパソコンするんだ? 私も今してるから、同じだねっ!』
男『……』モゾモゾ
幼『あれ……男?』
男『……』ボロン
幼『わっ!?』
幼『わぁ……な、なんで、お、おちんちんだしてるのぉ』
男『……』カタカタ
幼『お、お風呂のカメラ映像でみたことはあるけど』
男『……』
幼『あっ、あ、男、それえっちなサイトだよ……?』
男『……』シコシコ
幼『きゃっ、わわっ! なななにっ!?』
男『……』シコシコ
幼『あ、あ……わぁぁぁあ』ジー
男『……』シコシコ
幼『お、男……お、おなにー、して、してるっ』ドキドキ
男『……』シコシコ
幼『おっきくなるとああなるんだ……す、すご……男』ヌギヌギ
くちゅくちゅ
幼『ぁっ、はっ、んぁあ!』
男『……』シコシコ
幼『男っ、男ぉっ!』クチュクチュ
男『……』シコシコ
幼『きもちいい、よぉっ、こ、こんなに濡れて、るんだよっ?』
幼『んぁあっ! はぅ……んうう!』ビクッ
幼『も、もう、なんかい、いっちゃったか、わかん、ないっ』ビクビク
幼『えっちだよ……男、男も、きもちいい……っ?』
男『……』シコシコ
幼『ぜ、ぜんぶみててあげるからっ、んっ! い、いっしょに! きもちよくなろ!? ねっ!?』クチュクチュ
男『……』シコシコ
幼『くぅ、んっうう! 男、すき、ぜんぶ、どんな男も、だいすきっ!』
男『……』シコシコ
幼『だいすきなのぉぉぉっ!!』ビクビクッ
幼『はぁ……はぁ』ビクッ
男『うっ……』ドピュッ
幼『あ……』
男『……ふぅ』
幼『そうだった……男の人っていくとき、せいしがでるんだよ、ね』
男『……』
幼『一緒にイってみたいな……男と』
男『……』フキフキ
幼『えへ、男……かわいい、好き』
幼『男のこと……もっと教えて?』
幼『だいすき……すき、しぬほどだいすき、だから……』
幼『男……もっと男、男』
幼『しあわせ……私しあわせだよ、おとこぉ……んっ』クチュッ
くちゅくちゅ
この伸びるスピードが羨ましい
――――
幼「……」ボー
「……ぉぃ」
幼「……」
「……幼」
幼「……」
男「幼っ!」
幼「ひゃわっ、わっ、たぁあ!」ビクッ
男「あ、えと……考え事か?」
幼「あ、あっ……あ」
男「体調わるい……?」
幼「いやっ、そ、そのっなんでも」
男「家までもう少しだから、がんばれよ」
幼「はははははいっ!!」
男「お、おう」
幼(そういえば今日も男と一緒に学校帰ってるんだった……ゆ、夢心地すぎて、ぼうっとしてた……)
男「そういやここの駄菓子屋つぶれたんだよなー」
幼「あっ、え、ああ、だがしや……」
男「よく二人でいってたよな。さびしいもんだ」
幼「そそ、そう、だよね……うんっ、えへ、えへへ」
男「お前そこのがちゃがちゃでさ、狙ってる奴でなくていつまでもすねてたの覚えてる」
幼「あ、あはっ、えへ、そうだね、えっへへ」
男(あれ……前ならここで、つまんないことおぼえてんじゃないわよーって)
幼「えへへ……えへぇ」
男(うーん……)
幼(そんな昔のこと、しかもわたしのこと、おぼえててくれた……うれしいな、えへへ)
男「そういえばそこの山田さんちの犬さ」
幼「あ、う、うんっうん」
男「通るたびにわんわんなくもんだから」
幼「うん、うんっ」
男「お前そのたびにびくびくしてて、面白かったなあ」
幼「え、えへ、えへへっ! お、おもし、おもしろかった、かな!?」
男「う……うん」
幼「えへ、えへへへへぇ!」モジモジ
男(あ、あれぇ……いつもならここで、この根性悪って罵声が……)
幼(きゃー……男と会話してる、なかよししてるよお……)ドッキンドッキン
男「……」
幼「え、えへ……えへへ」
男「お前……かわったなあ」
幼「え、えっ、そ、そそ、そう?」
男「あ、いや」
幼「かかか、かわっ、た、かな、えへ」
男(お、俺の前だからなんだ。俺のせいで気まずくなってるっていうか、居心地が悪いんだろ、何いってんだ俺は)
幼(よかった、よかったぁあ……男にき、きにいって、もらえる、かも)ドキドキ
男「……」
幼「あは、えへっ……」ニヨニヨ
男「……」
幼「か、かわった……えへ」
男「あの……もう家ついたけど」
幼「へっ!? え、あっ、そそ、そっか」
男「……」
幼「い、家つい、ついた……ねっ、ね」
男「おう」
幼「下校、してたもんね、あるいたし、う、うんっ」
男「?」
幼「い、家もつくよねっ、えへ、えへへっ」
男「なんて?」
幼「えっ、やっ! その、な、なんでも、えへへへ、あ、あはっ」
男「……」
幼「あ、あの……あの、ねっ」
男「うん」
幼「まま、また、その、男がもし、よかったら、だけどっ」モジモジ
男「おうー」
幼「また、よかったら、その、いっしょに、かえ、りたいっ……だ、だだ、だめだったら、いいけど、ぜんぜん」ドキドキ
男「いいよ別に」
幼「えっ!!?」
男「っ」ビクッ
幼「あ、あはっ、そ、そそそそっか……や、やたぁ、えへ」
男「……」
幼「えへへ、あ、あり、ありがと、わた、わたしなんかっ」ドキドキ
男「……」
幼「私みたいなの、と、男がかえってくれる、なんて、えへ、えへへへへぇ」
男「そこまで卑下しなくても」
幼「ぁっ、あっ! そそそ、そうだよね、調子に、のってる、よね! ごごごごめんなさい!!」
男「い、いや」
幼「わ、私なんか、そんなっ男の隣をあるくなんて、ごめんなさい、ごめんなさいっ!」
男「ちょ、幼っ」
幼「ごめんなさいっごめんなさいぃ!!」
男「おいっ!」ガシッ
幼「ひゃあっ」
男「落ち着け。な」
幼「あ、あ……はい」ドックンドックン
男「大丈夫か?」
幼「う……うん」
男「よし。深呼吸して」
幼「あ、はい……すぅぅぅ……はぁぁぁ」
男「よし。もう一度」
幼「すぅぅぅ……はぁぁぁ」
男「落ち着いた?」
幼「あ……はい」
男「おし。よかった」ホッ
幼「……」ドキドキ
男「あのさ」
幼「う、うん……はい」
男「前もきいたけど」
幼「はい……」
男「俺といるのって……やっぱ居づらいか?」
幼「え……ぁ、いや」
男「あ、ごめん……面と向かってきくことじゃねえよな」
幼「その、男、あの、わ、私」
男「……」
幼「お、男と、い、いっしょにいれると、あ、あの……し、しあわせ、で」
男「……」
幼「だか、ら、いづ、らいとか、ぜんぜん、そんなの、私」
男「……幼」
幼「あ、うん、はいっ」
男「俺……」
幼「はいっ……」
男「……」
幼「っえ……ぇ」
男(いや……何言おうとしてんだ俺)
幼「……っ」ドキドキ
男(俺がふったせいで幼はなんだか、挙動不審になって、見ていて痛々しいくらい気弱になったのに)
幼(あ、あわわ、男の、視線、じぃって……わたし、目、あってる)
男(昔の強気な幼に戻ってほしいなんて何様だよ)
幼(男、すき……すきぃ)
男(もう軽口をたたくこともできなくなったんだ。昔みたいになれなれしくはできない)
幼(はぅぅぅ……)
男「ご、ごめん。なんでもないんだ、忘れてくれ」
幼「あ、う、うんっ、いいよ、うん」
男「じゃあ……その」
幼「まっ、また、明日、ほ、放課後、校門で……」ドキドキ
男「あ……ああ」
幼「っ……ぅ、うん」ドキドキ
男「……じゃあな」
幼「うんっ、うん! まま、またねーっ!」フリフリ
男「……」
幼「えへっ……」ニコニコ
男「……」
幼「っ……」ニコニコ
男「あ、あの、家入らないのか?」
幼「男が先に家はいるまで、ここでみ、みおくろうかなって、えへへっ」モジモジ
男「あ、うん……じゃあ、先帰るな、またな」ガチャ
ばたん
男「……」
男「……」ポリポリ
男「はぁ」
男「なんだろ、この気持ち」
男「……」
男「なんか調子でねえな」
男「……幼」
男「子犬みたいになっちゃったな」
男「(前はもうちょっと獰猛だったっていうか……)」
男「はは」
男「……なんか」
男(最近……幼のことばっか考えてる)
男「……」
ぼふっ
幼「ん……」
幼「男……えへ」
幼「今日も……いっぱい話してくれた」
幼「……」ゴソゴソ
幼「ポッケにいれてた録音機、停止しなきゃ」
幼「……」ポチッ
幼「これで……私と男の会話がいつでも、きける」
幼「また、仲良くなれるかな」
幼「男……」ゴロン
幼「えへ……えへへ」
幼「胸がじんわりする」
幼「今はもう、恋人になれなくたっていい……こうして、男の生活とカメラで繋がって」
幼「ほんのすこしでも……男となかよしできたら、私は……しあわせ」
男「……」ペラッ
男(なんで俺……昔のアルバムなんか引っ張り出してきてんだろ)
男(……)
男(幼と俺と……)
男(ああ、これ虫とりにいったときの)
男(二人とも麦わら帽子ぶっかぶかだな)
男(お……)
男(これは幼んちの親父にプールつれてってもらったときのか)
男(幼に泳ぎおしえてもらったけど結局、うまくならなかった)
男(あいつスパルタなんだよなあ……はは)
男(……この写真は)
男(二人で花火みにいったときの)
男(……)
男(浴衣着てる幼。綺麗だな)
男「……」
男「あーもう」ボリボリ
男「何考えてんだ……幼はただの幼馴染だし」
男「……」
男「幼馴染……だけど」
男「……」
男「……」
男「……」ペラッ
男「……はは」
男「……」ペラッ
男「これ……よく撮れてんな」
男「……」
男「……」ペラッ
男「……」
男「幼とずっとしゃべってなかったからか」
男「なんだろ……この気持ち」
男「……」ペラッ
男「ほんと……恋人とかそんなふうに思ってなかったんだけどな」
男「……なんだろ」
男「……」ペラッ
男「自分からふっておいて……俺」
男「……幼の」
男「事が……」
男「……」
男「……」ペラッ
男「あれ」
男「……」
男「この写真文字かいてある」
男「なきむし幼とどーくつたんけん」
男「これは俺の字だな……きったね」
男「こっちは」
男「ばか男におんぶしてもらった」
男「あはは。幼か」
男「……」
男「ちょっと待て」
男「この文字……どっかで」
男「筆跡……見た覚えがある」
男「……まて……あの手紙と見比べて、と」ゴソゴソ
男「ま……さ、か」
チカッ チカッ
男「あ?」
チカチカ
男(……蛍光灯がなんか落ち着かないな)
男「……」
チカッ
男「……ちっ」
男(アルバムの文字が見にくいだろうが)
男「かあさーん!」
母「はーいー」
男「蛍光灯の寿命がおとずれたっぽい!」
母「あらー。まあもう古いしねー」
男「うっとうしいからとっかえたいんだけど!」
母「買いだめといた蛍光灯あると思うから、悪いけど自分でかえてくれるー?」
男「ぐっ」
男「えっと。脚立は、ないか」
男「まあ椅子でいいや」
男「かえの蛍光灯もってと」
男「よいしょ……」
男「……」カチャカチャ
男「うしっ。とれた、手馴れたもんだぜ」
男「……あれ?」
男「なんだこれ」
男「……パーツ、っていうか」
男「ちっちゃいカメラ……みたいな」
男「蛍光灯の……上に」
男「……」
男「と……盗撮……かめら!?」
男「うぉわっ!」グラッ
どたんっ
男「ぐっ!」
男「いって……ぇえ」
男「……っ」
男(あ、アルバムの幼の文字と)
男(この手紙の筆跡……)
男(似てる……っていうか、おなじ……だし)
男(こ、この盗撮カメラも……)
男(……)
男(す……ストーカーってまさか)
男(っ……)
男「か、かあさん! ちょっとでかけてくるからー!」
母「もう夕飯ちかいわよー?」
wktk
がちゃっ ばたん
男「はぁっ、はぁっ!」
男「い、いや……いくらなんでもなっ」
男(さすがにそれはねえか……あるわけっ)
男「っ……」
男(幼の家……くるのは久しぶりだけど)
ぴんぽーん
幼母「はーい」
男「あ、あのっ! 男ですけど!」
幼母「あら、男くん。ひさしぶりねー」
男「ご無沙汰です! えとっ」
幼母「幼なら部屋にいると思うからあがってらっしゃいな」
男「すいません、お邪魔します!」
がちゃっ
どたどたどた
男「はあ……はぁ」
男(えーと……この部屋、か)
男(……幼)
男(いや……いや、でも)
男「……ふぅ」
男「幼っ!! いるかー!?」
「えっ、えっ!? おと、男!?」ガタン
男「俺だ、はいっていいか! っていうか入るぞっ!」
「えっなな、なんでっ、えっ、え!?」
男「……」グッ
「あ、あのっ!!」
がちゃっ
男「ふぅ……」
幼「わ、わっ……こ、こんばん、わっ」ドキドキ
男「……」
幼「あ、えと、あのっ、なな、なんで」
男「……」
幼「なんで、こんな、き、きてくれた、の? え、えとっ」ドキドキ
男「あのな……この手紙」ピラッ
幼「えっ……」
男「これ出したのお前だよな、書いた奴の名前のってねえけど」
幼「え、えっ……え」
男「それとこれもだよ」
幼「あっ……そ、そのカメラ、な、何で」
男「これ仕掛けたの……お前か?」
幼「えっ……や、ぁ、そのっ、あ」オドッ
男「……」
幼「あ、あっ、ちが、あぁ、あああ」
男「正直にいってくれ」
幼「や、そのっわた、私、ぜんぜんっえと」
男「俺は最近ストーカーにあってんのかと思って、悩んでた」
幼「すと、かっ、わた、し、あぁ、やっ」
男「俺の部屋にカメラしかけて……盗撮してたのはお前か」
幼「あっ、あぁぁ、そそ、そんな、わたしっ!」
男「……」
幼「う、うぅっ……いや、ぁあ」ジワッ
男「お前なんだな」
幼「や、やぁ……うあああっ」ポロポロ
男「……」
幼「ちがっ、わたし、ごめんなさい、ごめんなさいっぃ」ポロポロ
男「……」
幼「わたしっ、ぐすっ、ふら、ふられだのにっ男のこどっ、あきらめきれなぐでっ」
男「……」
幼「そ、それでっ、私、ひぐっぅ、男とっまだ、はなれたくなくてえっ」
男「……」
幼「うぁっ……そ、それで、ぐす、げほっ!」ポロポロ
男「……」
幼「ご、ごめん、なさい、ごめんなさい……ごめんなさい、男、ごめんなさいぃ」
男「……」
幼「わだし、私です、ぜんぶっ、うっ、おてがみも、かめら、も、ああっ、うぁああ!」ポロポロ
男「……そうか」
幼「うああああっ! ごめんなさいいいいっ!」ポロポロ
男「……よ」
男「よかったー!」
幼「ひぅっ……え」グスッ
男「なんだよお前かよー! びびらせやがって!」ペシッ
幼「きゃうっ!」
男「俺てっきりまったく知らない奴につけねらわれてんのかとおもってさ」
幼「うっ、え……ぇえ?」
男「そうだよどっかで見たことある筆跡だと思ってたんだよ」
幼「あ、あの……ぁ、男」
男「うん?」
幼「あ、あ、え、えと、私……男に」
男「おう、鼻水ふけよ」グシッ
幼「あぁっ、お、男の服のそで、きたなくなっちゃう」
男「いいから。それで?」
幼「あ、うん、ん……わたし、すとーかー、して、て」
男「お前がストーカーするとは思わなかったんだよなあ」
幼「あ、あの……お、おこら、おこらない、の」
男「え?」
幼「き、きもちわるがったり、とか……私、こんな、ことしてる、のに」
男「……」
幼「ききき、きらったり、とか……その、私……」
男「別にお前とは一緒に風呂はいったなかだし……見られて困るもんも」
幼「そそそれはっ、ちっちゃい、ころ、のっ」
男「おいちょっと待てよ」
幼「は、はいっ」
男「お前その……あれか……自室にカメラ仕掛けてたってことは」
幼「はい、ごめんなさい、ごめんなさい」
男「俺のその……そういう事に励んでるシーンもみてるってことか」
幼「えと……そういう」
男「しいていえば……自家発電っていうかオナニーっていうか」
幼「っ……あ、あっ、ぁ、そのっ……えと、あっ……わ、わたっ私、みまっ……みましたっ!!」
男「……」
幼「ご、ごめん、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ」ジワ
男「お前にむっつりすけべの称号をくれてやる」
幼「あああっ、は、はいっ、ごめんなさいぃぃ!」ポロポロ
男「いや泣かなくていいんだよ」
幼「で、でも……」ポロポロ
男「まあ、ごほん……そういう所を見られたのはちょっとあれだけど」
幼「えっ……ぁ」
ぎゅっ
幼「――――っ!!?」
男「全然、気持ち悪いとか、そういうのはないから。いちいち泣かないでくれよ」
幼「あ、ぅっ……わっ!?」ドックンドックン
男「それと好きだ」
幼「……へっ?」
男「いや……ふってすぐに告白なんて都合のいい奴だってのは分かってる、けど」
幼「えっ……い、今っ今なんて!?」
男「す、好きなんだ。幼のことが」
幼「っ……!?」ドックンドックン
男(幼の心臓の鼓動やべえ……心配なぐらい高鳴っているけど)
幼「あっ、え、うそ、うそ……ぇ」
男「嘘じゃねえよ、俺だってさっき気づいたばっかで自分でもよくわかんないんだけどさ」ギュゥゥ
幼「わ、わわっ!」ビクンッ
男「なくしてから……最近考えるようになった、昔みたいにお前と一緒にいれたらって」
幼「う、うそ……うそ、だよぉ」ジワッ
男「うそじゃねえってばよ」
幼「わた、わたし、なんかっ男、そんなっ!」
男「ええい、まどろっこしい!」
幼「ひゃっ……」
男「俺は幼さんの事がすきですっ! つきあってくださいっ!!」
幼「っ……」
男「ぐ……けっこう恥ずかしいっていうか」ドキドキ
幼「あ……」ジワジワ
男「ま、また泣くのか」
幼「だ、だって、ごめん、なさ、あっひぐっ、そんなっ」ポロッ
男「苦しめてごめんな」
幼「や、やだ、あやまら、ないでっ、私」
男「お前がおしっこちびった時の写真アルバムにのこってたぜ」
幼「ば、ばかああああああ!! うわあああああああああんっ!!」ギュッ
男「あはは」
幼「すきっ、ぐすっ、しゅき、です」
男「うん」
幼「わたしもっおとこの、こと、大好きですっ」
男「ありがとう」
幼「ごめんな、さいっ、すき、だいすき、ごめん、すきっ、だいすきなの、ごめんなさい」
男「ふられてるのかよくわかんねえなコレ」
幼「ふ、ふってない、ふらないっ! すき、です、つ、つきあって、ほしいっ、です」
男「俺もだよ」ナデナデ
幼「はわっぁあ、ああっうあああああ」
男「幼ごめん。すきだ」ギュゥゥ
幼「男ぉぉぉ! ぐすっ! ああああああんっ!!」ギュゥゥゥゥ
男「いたたたた」
幼「ごめんなさいっ、とま、とまらなくって、うっ、うぅうぅぅ」ギュゥゥゥゥゥゥゥ
男「よ、よーしよし」ナデナデ
男「……」ナデナデ
幼「っ……」
男「もう30分たつのか」
幼「……」
男「幼、大丈夫?」
幼「……ん」
男「背中さすってやる」ナデナデ
幼「あ……あたま、あたまが、いい」
男「こっちか。おりゃおりゃ」ナデナデ
幼「ふみっ……」
男「頭をさすると変な声がでて面白いな」
幼「あ……ぅ」
男「じゃあ耳たぶ」クニクニ
幼「うにっ……」キュゥ
男「ちぢこまった」
幼「……お、男」
男「ん?」
幼「あ、あの……ね」
男「おう」
幼「す……」
男「すきだ」
幼「さっ……さき、に……いっちゃ」
男「へへ。でも良かった」
幼「え……ぇ」
男「気持ちに気づけて。俺いますごい、なんていうか、こう」
幼「し、しやわ、しあわせ?」
男「先にいわれた」
幼「あ……えへ、えへへ」ドキドキ
男「はは」
男「さて……そろそろ帰ろうかな」
幼「え、あ……うん」ギュゥゥ
男「途端に強く抱きしめるとは」
幼「だ、だって、あの……ご、ごめん、なさい」ギュゥゥ
男「まだこうしてる?」
幼「あ……あの、男が、いやじゃ、なかったら、その、私」
男「俺はいいけどさ、別に逃げやしないからな」
幼「……?」
男「明日でも明後日でもそれから先でも、いつでもこうすればいい」
幼「あ……ぁ、ぅ」
男「俺ももうちょっとお前のにおいとやわらかさを堪能してたいけど」
幼「ふあぁあ……はぁぅ」スリスリ
幼「すき、だいしゅき、男、ずっとすき」
男「俺もすき。ってそろそろこのやり取りもあれだな、100回目くらいだな」
幼「ま、まだ、たりない」
男「……」
幼「もっと、男に、すきって、いってもらいたい、し、私のきもちも、つたえたい、から」
男「……」
幼「あ……ご、ごめ……きもちわるい、よね、私」
男「なあ幼。ちょっと体離してくれないか」
幼「ひぇっ、え、あっ……ご、ごめんなさい、ごめんなさい」パッ
男「肩つかむぞ」ガシッ
幼「えっ、あのっ、男っ」
男「言葉じゃたりないなら」
幼「おとっ……」
ちゅっ
幼「――」
男「ぷは……」
幼「――ぁ」
男「えと……」
幼「……」
男「その……こういう訳で」
幼「お……男?」
男「う、うん?」
幼「え、あっ、ぁ……あっ、あのっ、さささささっき、のっ!!??」
男「う、うん」
幼「きききききっ、はわっ、ひゃ、き、すっ」ドッキンドッキン
男「ファーストキスっていうか、そういうあれだ」
幼「おと、男っ、わっ、ぁあっひゃぁぁ……」タラー
男「お、おい鼻血でてるぞ!」フキフキ
幼「あ、あのっ、も、もう一回」
男「え……」
幼「よよよ、よくわか、わかんなかった、から、もう一回、した、い」
男「いいけど……めちゃくちゃ恥ずかしいんだぞ」
幼「すき、男っ……だいすき」
男「お……」
幼「っ……」キュッ
男「俺も……すき、だよ」
ちゅっ
幼「……んっ」
男「ん……」
幼「んくっ、んむぅ」ギュゥゥ
男「んむ……ぅ」
ちゅっ ちゅっ
幼「んっ、んくっぅ……」ギュゥゥ
男「んぐっ、ぅ、うう!」
ちゅるっ
幼「ん、ちぅ……ちゅっ、ちゅぅぅ」
男「ちょ、舌っ、んむ……」
幼「んぅぅ、男、ちゅる、れろっ」ギュッ
男「んむ、ぅぅ……ん?」
幼「っ……」ポロポロ
男(涙……)
ぎゅっ
幼「んぅっ……」
男「ちゅ……れる、ぺろっ」
幼「んぁ、ぅ……んむぅっぅぅ」
男「ぷっは……」
幼「はぁっ、はぅ……ぅ」クタッ
男「はは……」
幼「男……男ぉ」ポロポロ
男「ここにいるぞ。大丈夫だから」
幼「う、うんっ……うん」
男「ほら。涙」グシグシ
幼「すきなの……男、じんわりして、くるしくて、せつなくて、でも、しあわせで、うれしくて」
男「うん」
幼「あ、安心するけど、どきどきして……わからないよ……もう」
男「……」チュッ
幼「んっ」
男「俺もそんな感じだ」
幼「あ、あぅぅ……うぅ」ギュゥゥ
男「とりあえず……これからはさ」
幼「……はい」ギュッ
男「気つかうなよ」
幼「え……えと?」
男「昔みたいにもっとさ」
幼「で、でも……それじゃ、男にきらわれ」
ちゅっ
幼「んっ! んむぅぅ……ぷぁっ」
男「……なんかいった?」
幼「な、なんでも……ないの」トロン
男「俺は前までのお前のほうが自然体な感じで良かったと思うぞ」
幼「へ……」
男「まあ今のお前も可愛いし素直だし、好きだけどな」
幼「あ……ぁ、そ、そっか」ポー
幼「が、がんばって、じゃあ、その……前みたいに、してみるねっ」
男「おうっ」
幼「きらわ……ない?」
男「そんなにちゅうしてほしいのかお前」
幼「そ、そうじゃなくて……そうだけどっ、ちが」
男「ふはは」
幼「も、もう……ばか」
男「お」
幼「あ、ごめんな、さい……いや、えと」
男「それでいいんだよ。まあつまるところお前が居たいようにするのが一番いい」
幼「そ、そっか……そ、か」ドキドキ
男「もうここに来て一時間だからそろそろ夕飯くいに帰るかな」
幼「うん……わかった」
男「さびしくて泣かないか?」
幼「な、なかないよ……ばーか……えへ」ギュゥゥ
男「これからもよろしくな」
幼「うんっ、よろしく、ね」
男「あ……そういえば」
幼「え、なあに、男」
男「これ、カメラ。どうする」
幼「あ……」
男「また設置しとくか?」
幼「え、えぇ……あ、ぃや、えっと」
男「なんだよ、そんなに俺の自家発電が見たいのか」
幼「っ……」コクッ
男「え」
幼「え……ぇ」
男「み、みたいんか」
幼「え、いやっ、い、いまの、なし、で、えとっ」ワタワタ
幼「えいっ!」ブンッ
ぺきゃっ
男「あー。壊してよかったのかよ」
幼「もう……いらない、もん」
男「そっか」
幼「こ、これからは、男が、そばに、い、いてくれる……から」チラッ
男「可愛いやつめ!」ナデナデ
幼「ひゃん……」
男「でも俺のだけ見たのは卑怯だからな」
幼「……え」
男「後でお前の自家発電もみせろよ」
幼「えっ……え、えっ、えぇぇっ!」
男「等価交換ってことで」
幼「あ、ぇ……私っ、その……えと、さすがにっはずか……その……ぁ……………………はい」カァァァ
男「そういえば最後に幼」
幼「あ……うん」
男「ひょっとして俺のパンツもってる?」
幼「え、えとね……そこのたんすの、引き出しの」
男「やっぱあるのか」
幼「一段目が使用用で、二段目が観賞用で……」
男「なにその分類」ガラッ
どっさり
男「うおぉ!!」
幼「え、えへ……いっぱい集めたの」
男「何十着あるんだ。これはすべて没収する」
幼「えぇっ」
男「あとお前のパンツも三枚もらってく」ゴソゴソ
幼「……ひゃぁ」モジモジ
男「冗談だから」
支援だ
これはたまらん
こんな、えろい幼馴染欲しい
男(それから俺は幼と付き合う事になった)
男(最近もやもやしてた感情が一気にふっとんだ感じだ)
男(でも告白の前はほとんど毎日一緒にいたわけだしなあ)
男(付き合うっていっても何すればいいんだろ)
男(デート……?)
男(あ、そうだ……夏祭りとか)
男(でも最初はもっとベターな映画とかがいいのかな)
男(……)
男(まあいいか)
男(幼はなんというか今、滅茶苦茶従順というか、気弱というか)
男(まるくなっちゃった感じだし……)
男(前みたいに軽口が叩き合えるようになるまで、のんびりやってこう)
幼「お、おとっ、男、あの、おはっ、おはやう!!」
男(……まあ今は今で可愛いけど)
こうして幼稚園来の知り合いである俺と幼の交際が始まったのであった
壮大なプロローグだな
おわりのつもりだったんだがww
糸冬
え?乙
拘束編、血塗れ編はよ
血塗れ編かくおー!!
お、おう
本編期待
血濡れ怖いよぉ
これで完結でも良いとは思うが
ていうか俺はいちゃいちゃ編の日常後日談が読みたい
ここからが始まりだな
とりあえず乙そして支援
もし男が幼を好きじゃなかったらって感じでレス遡って分岐ルート的に血塗れになるか
いちゃらぶ話の続きで徐々に血塗れになっていくか
どっちのほうがいいんだろうか
続き
いいプロローグだった
起承転結の起しか終わってないんだろ?
何だよ血濡れ編ってw
個人的にはいちゃらぶから性の深みにハマっていく幼馴染みが見たい
いいね。
なにこのss
今までに見た中で最高のプロローグだわ
血塗られた拘束編か…
男「ふわぁ……」
男「……」
男「ねむ……」ゴシゴシ
男「……」
男「今何時だ……携帯」
男「……」
男「メールきてる……」
【男おはようもう七時だね昨日はよく眠れたかな私はどきどきしてよくねむれなくってずっと男の事考えてたけど】
【カメラがなくなって男がおきてるか分からないから気になったのでめーるしました男のくちびるのかんしょくが】
【まだのこっていてすごくしあわせで夢みたいで私なんかが男の彼女になれるなんてうれしくて夢みたいで不安で】
【そしたら夢にも男がでてきて結婚式をあげてて男かっこよくてああでも別にそんな私なんかと結婚なんてそんな】
【男は素敵だからもっと可愛いひとがいるかもしれないしそのひとと結婚したほうがいいかもしれないやだいやだ】
【そんなのやだよ男私が世界で一番男がすきなんだからそんなのやだやだやだすきすき男すきだよすきすき男すき】
【だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきすき】
【だいすきだいすきだいすきだいすきだいすき男だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき男だいすき】
【だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき男だいすきだいすきだいすきだいすき男だいすき】
【だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき】
【すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき】
【すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき】
【すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきなの本当にだいすきなの男のこと愛してるよ】
男「そういえば幼とアドレス交換したんだったな」
男「今日も学校かー」
男「……」ボリボリ
男「幼にメール返信しとくか」
男「しかしあいつも改行くらい使ってくれよ」
男「さて……この場合なんて返せばいいんだ」
男「うーん」
男「俺もお前以外の女の子と結婚なんていやだよ、と」ポチポチ
男「送信」
男「……」
プルルルルッ
男「電話きた」
男「もしもしー」
幼『お、おとっ、男、あの、おはっ、おはやう!!』
男「おう。おはよー幼」
幼『あ、あのっ、えと、ささ、さっきのめーる』
男「うん」
幼『えと、そのっ、わた、私……えっと、私っ』
男「なんだなんだー?」
幼『すっ……だ、だいすきっ、ですっ!!』
男「俺もすきだよー」
幼『わひゃ……ぁ』
男「幼?」
幼『あ、えへ、えへへぇ』モジモジ
男「用事はそれだけかー? 俺おきたばっかだからトイレいきたいんだけど」
幼『ああ、はいっ、と、といれ……うん』
男「じゃあきるぞー」
幼『ちょっ、ま……あ、あの、男、あのね?』
男「んー?」
幼『男が、と、といれ、す、するところの、ね』
男「うんー」
幼『ど、どど、動画……とってほしい、の』
男「ははは。こいつぅー」
幼『え、えへっ、えへへー!』
男「絶対やだ」
プツッ
男「ふぅ。おしっこ動画ってあいつはどれだけ俺の人に見せられない姿をみたいんだ……」
プルルルル プルルルル
男「……電話」
男「もしもし」
幼『ご、ごめっ……ごめんなさいっ』
男「一瞬でテンションが変わるよなお前は」
幼『わた、私……さっき……そ、そのっ』
男「うん」
幼『か、彼女になれたからって……ちょうしに、のって、ごめんなさい』
男「彼女になったからおしっこ見せてくれってのもちがくね?」
幼『ぐすっ……男、きらわないで』
男「きらわないから安心しろ」
幼『あぁ男……だいしゅき』
男「だけどおしっこ動画はさすがにやらねえ!」
プツッ
男「いってきまーす」ガチャ
幼「あ、男っ……えへっ、えへへ」
男「玄関で待っててくれたのか?」
幼「い、一緒にがっこ……いきたい、なって」
男「いいな。いこっか」
幼「う、うんっ! はいっ!!」
男「……」スタスタ
幼「っ……」ドキドキ
男「今日は曇り空だから雨ふるかもなー」
幼「そっ、そだ、ねっ……くもりぞらっ、うん!」
男「まあ置き傘あるし大丈夫か」
幼「ねっ! えへへ……お、おきがさ、あるし、ね、うんっ!」
男(一生懸命だけど相槌へたな幼も可愛くみえてきた)
男「おはよーっす」ガラ
友「おう男ー」
幼「……」
友「お、幼ちゃんと一緒か。なんか久しぶりだなその光景」
男「まあな」
友「幼ちゃんもおはよー」
幼「ん。おはよ」
男「!?」
友「なんか最近の幼ちゃんはつつましくなったっていうか、より女の子度がアップした感じだな」
幼「そうかなぁ……」
男(普通にしゃべってる……)
友「幼馴染としてはどう思うよ?」
男「あ、ああ……俺か」
男「まあなんだ……」
幼「ぁ……」
男「いいと思うよ。ぜんぜん、うむ」
幼「はわっ……ぁあ」
友「なんだその返答は……って幼ちゃんどうかした?」
幼(男……あぁ、うれしいよぉ)ドキドキ
男「あ、あぁ。いや、こいつ寝不足らしくて調子悪いんだってさ」
友「昨晩お楽しみだったってことか? ちきしょう」
男「そんなんじゃねえよ!」
幼「っ……」モジモジ
男(どもるのは俺と話すときだけってことか……)
幼「えへ……えへへぇ」
キーンコーンカーンコーン
男「昼休みかー」
わいわい ざわざわ
男「腹へったな。弁当たべよっと」ゴソゴソ
男「……」
男「……ん?」
幼「っ……っ」モジモジ
男「えと……突っ立ってどうしたんだ?」
幼「あっ……えっと、あ、あの」
男「……」
幼「えっとぉ、えと……あのね、あの」
男「一緒に弁当たべる?」
幼「ひゃっ、ぁ、はいっっ!!」
男「……」モグモグ
幼「っ……」モグモグ
男「……」
幼「っ……」モグモグ
男「そんなにガン見されてると食べづらいっていうか」
幼「へ、あっ……ご、ごめっ」
男「……」
幼「ごめんなさい……き、気をつけ、ます」シュン
男「いや……怒ってる訳じゃないんだけどさ」
幼「うぅ……」
男「……」
幼「……」モグ…モグ…
男「幼」
幼「え……」
男「あーん」
幼「!!?」
男「お前ソーセージすきだったよな。やる」
幼「あ、ぁっ! え、えっと!?」ドキドキドキドキ
男「ほら、口あけろよ」
幼「でででもっ、男の大事なおべんと、私なんか、たべるなんてっ!!」ドキドキ
男「俺の飯が食えねえってかー」
幼「あ、あわっ、わ……そ、そんな」
男「あーん」
幼「ふぁ、あっ、ぁ……あぁー……ん」プルプル
ぱくっ
男「それでよしっ!」
幼「っ……」モゴモゴ
男「幼、俺のはしごと噛まなくても」
幼(きゃー! 男のはしを公式でなめれるなんてっ、そんな……おいしいよぉ!)ドキドキ
男「……」
幼「んぐっ、むぅ……んっ」クチュクチュ
男「えと……俺のはし……いつまでなめる気だ」
幼「ぷはっ……ごきゅん、ぅ、えへっ、えへへぇ」ポー
男(は、はしと幼の唇で糸ひいてる)
幼「お、おいし……かった」
男「お、おお。そっか、あはは!」
幼「えへ……えへへ」
――――
男「今日も学校つかれた……」スタスタ
幼「そっ……そだね」スタスタ
男「明日もめんどくさいな。って明日土曜日か」
幼「う、うん、学校ないよ」
男「そっかー」
幼「うん、うん」
男「お前明日ひま?」
幼「ひ、ひま、ひまだよっ」
男「じゃあさ。どっかいくか」
幼「あっ……」
男「久しぶりに。それに俺らもう恋人なんだし」
幼「あっ、こい、びと、はわ……わわ」ドキドキ
幼「じゃっ、じゃぁ、私、いきたい、いくっ」
男「よっしゃー。どっか行きたいとこあるか?」
幼「あっ、ぇと、どこでも」
男「どこでもかー」
幼「男がいっしょ、ならっ……うん」
男「俺もこれといっていきたいとこがあるわけでもないんだよな」
幼「そ、そっか……」
男「遊園地とか」
幼「っ……ゆっ」
男「最初からありがちすぎるなあ」
幼「ゆうえんち、い、いきたい! ねっ……男と、ゆ、ゆうえん、ちっ!」
男「お、おお。じゃあそれで決まり?」
幼「う、うん! うんっ、やったぁー!!」
男「おっと。家ついたな」
幼「あっ……」
男「じゃあ明日の事とかはメールで連絡するから」
幼「……」
男「またなー」
幼「男っ」
男「え?」
幼「あ、ぁ……と」
男「……」
幼「えっと、ぇと……その」
男「……」
幼「そのっ、あ、私っ……男っ」
男「……」ジー
幼「あっ……あぅう」
男「あ、あのな」
男「ほんと気つかわずに、思った事がんがん言ってきていいからな」
幼「え……ぅ」
男「俺も今のお前ちょっとでも罵ったら泣いちゃいそうだから調子でねえしさ」
幼「で……でも」
男「恋人なんだから」
幼「っ……そ、そっか、そう、だよ、ねっ」ドキドキ
男「それでどうした?」
幼「あっ、あの、今から男の家っいって、いい?」
男「いいけど片付いてないのはお前も知ってんだろ」
幼「い、いいのっ! ぜんぜん!」
男「じゃあこいよ。制服のままでいいの?」
幼「うんっ」
男「飲み物もってくるからてきとうにくつろいどいてー」
幼「あっ、はい!」
幼「……」
幼「っ……」ソワソワ
幼(ナマの男の部屋……久しぶり)
幼(えへ……こ、こいびとだってさ)ニヨニヨ
幼(男と遊園地なんて生きててよかったなぁ)
幼(……)
幼(そういえば……男と昨日いっぱいきす……した)
幼(今日も、す、するの……かな?)
幼(男ときす……男ときす)
幼(……)
幼「っ……」モンモンモンモン
男「オレンジジュースもってきたぜ」
幼「あっ! ありっありがと!」
男「おう。机おいとくな」
幼「っ……」
男「俺ものどかわいたー」ゴクゴク
幼「……」ジー
男「……」ゴクゴク
幼(あの唇に……私の唇がっ)
男「……」
幼「っ……」ジー
男(めちゃくちゃ見られてる……)
男「それで明日のことなんだけどさ」
幼「は、はいっ」
男「ここらへんで遊園地っていったら……隣町のとこだな」
幼「うんっ……」
男「とりあえず何時くらいにいく?」
幼「そ、そうだねっ……私はいつでもっ」
男「じゃあ午前にでるかー」
幼「そそ、そしたら、いちにちじゅう、いっしょだねっ!」ズイッ
男「そうだな」
幼「さ、さいごはかんらんしゃのろうねっ」ズイッ
男「お、おう」
幼「あと、あっ、後二人でごはんたべたりっ、ジェットコースター、とかっいっぱい!!」フンスフンス
男「わ、わかったから、顔ちけえよ!」
幼「あっ……ご、ごめ」
男「……」
幼(男の顔がすぐ目の前にあるっ……くちびるも)
男「……」
幼(きすしたい……こ、これはしていいのかな?)
男「……」
幼(タイミングとかわかんないし、男に嫌がられる、かも)
男「……」
幼(あ、あぁ、でもっ男のひとみにすいこまれる)
男「……」
幼(男っ、男、男ぉぉぉ!)ギュッ
男「なにしてんの?」
幼「ひえっ!?」
幼「わわっな、なんでも、ないっ」
男「……」
幼「……え、えへへ」
男「幼」
幼「?」
男「……」チュッ
幼「っ!!」
男「わ、わるい。お前の顔があんまりにも近かったから」
幼「あっ、わっぁ」ドキドキドキドキ
男「そういえば昨日はじめてだったのか」
幼「は、はいっ……うん」
男「あはは、俺もだ。よかった」
幼「あ、あはっ、えへ、えへへぇ」ポー
ちゅっ
男「ん……」
幼「んぅっ、ぅっ、う」
男「幼っ……」ギュッ
幼「ふぁっ……ぁあ」
男「お前とこんな事する仲になるなんて思ってもなかったけど」
幼「すき……男の、くちびる、もっと」
男「俺ももっとお前とキスしたい」ギュッ
幼「あ……んぅっ!」
ちゅっ ちゅぅっ
男「……ぺろ」
幼「んきゅっ……」ビクッ
男(舌を伸ばすたびに幼の肩がはねる……)
幼「んっ、んぅっ! ぅう!」ピチャピチャ
男(必死で幼も舌絡めてきてる)
男(がっついてきてるけど、ぎこちなくて可愛いな)
男(ていうか幼の鼻息あらい!)
男「れろっ……」
幼「んっ……ちゅぅう」
幼(男男男男男男男男男男男男男男男男男)
幼(あぁ……男とちゅうしてる、きす、舌、いっぱい)
幼(男のだえき……もっとのみたい)
幼(くちのなか男の舌で全部なめまわされて犯してもらえてる)
幼(とけちゃうっ……とけちゃう)
幼(男男男ぉ、男っ……だいすき、もっと)
幼(もっと男……ほしいっ!)ギュッ
男「んむっ!」グラッ
どさっ
男「いてっ……」
男「押し倒され……」
幼「んむっぅ!」チュゥゥゥ
男「む、ぐっ!」
男(し、舌思いっきりすわれてる!)
男(のしかかられてるし)
幼「ぺろっ、くちゅ、れろっ……ちゅっ」
男(こいつ暴走してないかっ……)
幼「ぷはっはぁ、はぁ」
男「ぷは……はぁ」
幼「男……も、もっと」ノシッ
男「ち、ちょっとまて」
堕ちたツンデレは素晴らしい
幼「っ……」ガシッ
男(か、肩つかまれたっ)
幼「んんっ……!」ムチュッ
男「むぅぅっ!」
ちゅく ちゅく
ぎし ぎし
幼「はふぅ……」クタッ
男「はぁ……はぁ」
幼「ん……」スリスリ
男「くちのまわり……べとべとだ」
幼「え、えへ……あ、愛のあかし、だよ」
男(あ、あれー……今度は滅茶苦茶積極的になってる)
男(なんというか、キスしたことによって)
男(リミッターが外れて気持ちが暴走状態にあるのか)
幼「あ……ぁっ」
男「ど、どうした」
幼「男、男の……お、おっきくなってる」
男「しし、しかたないだろっ!」
幼「私で、おっきくなった、の?」
男「……」
幼「う、うれしいっ」パァァ
男「ぐ……っ」
幼「男……もういっかい、ちゅっちゅ」
男「きょ、今日はこれぐらいにしとこう!」
幼「な、なんで」
男「ほら……そろそろ母さん帰ってくるし」
幼「だ、だいじょうぶ、だよ」ギュゥ
男「なにがっ」
幼「部屋の鍵しめて、すれば……んっ」チュッ
男「んむっ、ちょったんまっ!」
幼「男ぉ、えへ、私で、おっきくなって、くれたっ……すき、すきっ」
男「幼っ……!」
幼「えへ、えへへ……男、お、おちんちん」ゴソゴソ
男「幼、まてっおい!」
ぼろん
幼「きゃっ」
男「ち、ちんこ出すなっ」
幼「あ、あわ、わ、あぅ」ドックンドックン
男「幼……きいてる?」
幼「男、男の、なまおちんちん、おっきい、すご、すごいよっ」
さわっ
男「うっ、ちょっ」
幼「わぁぁ……あ、あつっ、かたぃ」ナデナデ
男「幼っ……いい加減にしろっ!」
幼「だ、だいすき、だよ、男」
幼「世界で一番大好き、すきなの」
幼「男とふれあってるだけで、なかよししてるだけで、私、もう、な、なにもいらない」
幼「あぁ、あったかい、えっちなにおい、男」
幼「おっき、ぁ、すてき、すごい」
幼「ね、男、なな、なめ、なめて、みても」
幼「ううん、な、なんでもないっ、ま、まずはちゃんとさわってから」
幼「しってるよ、男、ここ、こうすると、き、きもちいいんだよね」
幼「きゃっ、えへっ、えへへ、びくってしたぁ」
幼「男、おちんちん、か、かわいい」
幼「すき、ぜんぶすき、すき、だいすき」
幼「男、私の男、わ、わたしだけの、男」
幼「だ、だめっ、がまん、できないよ、もう」
幼「た、たべちゃうねっ、おち、おちんちんっ、えへ、えへへっ、えへへへへへっ」
男「ちょっ」
ぱくっ
男「っ……」
幼「んむぅ……」
男「口の中……あった、け」
幼「ぺろ、ぺろ……ちゅっ」
男「うっ、幼っま、てっ」
幼「んぁ、おいし……男、あじ、はむっ」
くぷ くぷ
男「幼っ……そんな、裏筋っ」
幼「おいひい、んっ……ひもひぃ?」チラッ
男「き、きもちいいけどっ、こういう事はもっと後に」
幼(男が私なんかのおくちできもちよくなってくれた男が私なんかのおくちできもちよくなってくれた男が私なんかのっ)
男(幼……め、目がまじだ)
ツンデレでは無かったんじゃね?
なんにしろ最高だわ
ヤンデレよりツンデレな俺が通りますよ
支援
おっきしたお
期待
なにこの可愛い生物
待ってる
こりぁあ・・・おっきもんやで・・・
幼「ちゅるっ、じゅるるるっ!」
男「うぁっ……」
男「ばきゅーむ……そんなのどこでおぼえたんだっ」
幼「男が、よ、よくいくサイトの……えっちな動画」ペロッ
男「もうやめてくれって!」
幼「だ、だいじょうぶだよっ、がんばって、お、おくちつかうからっ」
じゅるるるる
男「やめてくれないと……も、もうでそうっ」
幼(っ……で、でる、でるのっ……お、男のせーし、あかちゃんのもと)
幼(私のおくちで、きもちよくなってくれて、せーしっ)
幼「だひて、だひてっ……じゅぷっ」グプグプ
男「あっ、やめっ幼!」
幼(あああ感じてくれてる男かわいい素敵だいすきいとおしいよおおおおおお)
じゅぷじゅぷじゅぷっ
男「だっ……で、でるっ!」
ドピュッ ドピュルルル
幼「ふみゅッ……!?」
男「うっ……ぁあ!」
幼「んっ! んく……んっ」
男「まだ……で、る」
幼「んぅ、ん……ちゅるるっ」
男「す、吸い上げるなっ」ビクッ
幼「じゅるるっ、くちゅ……んぅ」
幼(すごい……いきおい……で……男のせーし……あついの……おくちに)
幼「ぅ……ん」チュゥゥ
男「うっ」
幼「ぷぁっ……」チュポン
男「はぁ……幼」
幼「……ん」ゴクッ
男「飲ん……」
幼「お、おいしい……ね」
男「っ……」
幼「えへ……えへ……へ」ドクンドクン
男「ば、ばか……もう今日はここまでだ」
幼「あ、男、よ、よくなかっ……た?」
男「滅茶苦茶よかったけどさあ!」
幼「っじゃ、じゃじゃ……じゃあ」
男「でもこういう事はもっとお互いの事を……そのよく知り合ってから」
幼「う、うん」
男「って俺らは幼馴染だからじゅうぶん知り合ってるけど!」
幼「うん、私ね……男のことなら、なんでもしってるよ」
幼「お、男はその、私のこと……す、すす、す」
男「すき」
幼「すすすすきになってくれたのは……さいきん、かもしれないけど」
男「……」
幼「私はずっと……前から大好き、だったし」
男「……でも」
幼「は、はじめては、お、男が、よくて」
男「……」
幼「だいすき、だいすきだから、私っ」
男「あのなー」ナデナデ
幼「ひゃっ……」
男「そんなあせらなくていいって」
幼「あ……ぁ、ぅ」
男「ほら」ギュッ
幼「んっ……」
男「お、俺だってどきどきしてるんだからよ」
幼「……あ」
男「それともお前はあれか、身体目当てか」
幼「ち、ちちち、ちがっ!! わ、私男がっ、だ、だいすきだからっ! こんな、そのっ!!」
男「からかっただけだバカ」ナデ
幼「ふわっぅ」
男「よしよし」ギュッ
幼「んぁぁ……お、男ぉ」
男「お前をあやす日がくるとはなあ」ナデナデ
幼「えへ、えへへ……すき、すき」ヌギヌギ
男「とか言いつつ何でスカート脱いでんだよ!」
幼「ひゃっ……ご、ごめ」
男(あ……今のこいつに怒鳴ったりしたら普通に傷つくんだった)
男「いや、そのな?」ナデナデ
幼「あっ、ぁ」
男「俺もお前の事は好きだし、好きな女の子とそういう事がしたいっていう気持ちもある」ナデナデ
幼「ん……ぅ」
男「けど俺ら昨日付き合ったばっかだしさ」
幼「うん……」
男「もうちょっと段階をふんでいこうじゃないか、ほれ、明日は遊園地だぜ」
幼「……わ、わかった」
男「あ、ああ。じゃあ」ホッ
幼「さきっぽ、だけ」ドキドキ
男「わ、わかってねえ……」
むちゅっ
男「ふむっ!?」
幼「ん、ん……」
男「ぷはっ」
幼「男、すき、だいすき、私の男」ヌギヌギ
男「ば、ちょっ幼、さん!」
幼「ここだよね、ま、まちがってない、よね」クチュッ
男「ばっ、か……」
幼「……お」
男「え?」
幼「男は、私なんかと……したく、ない?」
男「そんな事言われたら……言い返せないじゃねえか」
幼「したくない、なら……そ、その、私……がまん、する」
男「……」
幼「も、もうきらわれたく、ない……から」
男「ばかやろう」
幼「ひっ」
男「俺は一度もお前を嫌いになったことなんてねえってんだよ」
幼「……ぁ」
男(……幼のあそこに俺のが、先っちょあたってる)
幼「……」
男(やわらかいし……すげえ濡れてるし、くそっ)
幼「……おと」
男「あーもう! 知らねえからな!」ガバッ
幼「えっ、きゃっ」ドサッ
男「俺だって必死に我慢してたんだぞ!」
幼「あっ、わっ、わ(お、押し倒されちゃった……!)」ドッキンドッキン
男「後悔してももう遅いんだからな」
幼「し、しない、しませんっ……私、だいすきっ! 男っ!」ドッキンドッキンドッキンドッキン!
男「じゃあ……いくぞ」
幼「は、はいっ、お、おねがい、します」
男「ここ……か」クチクチ
幼「ひゃわっぁあ!!」ビクンッ
男「わっ」
幼「そ、そこですっ、そこっ」ドキドキドキドキ
男「そ、そっか」
幼(男のおちんちんが私の大事なところにふれてる、すごい、すごいよっこんな)
男「痛かったら言えよ」
幼「あ、はいっ……はい!」
男「ゆっくりいくからな」
幼「あっ男、い、一気に、おねがい、いっきに」
男「わ……わかった」
クニュクニュ
幼「う……あっ」ピクッ
男「じゃあいくぞ」
幼「ま、まっ、まって、まってぇ」
男「こ、今度はなんだよ!」
幼「て、おてて、男の手、つないでっ、お、おねがい」
男「……」
きゅっ
幼「ん……い、いいよ、きて、くださいっ」
男「幼……すきだ」グッ
幼「あっぁ! わたっ、私もっだいすきっぃ……」
ズプンッ
幼「ッ……」ビクンッ
みちみちっ にゅるる
男「うっ……キっツっ」
幼「かはっ……ぁ!」ギュゥゥゥ
男「大丈夫か?」
幼「はっ、く、くるし……でも、ぜんぜんっ、だいじょうぶ、だ、よっ」フルフル
男「……」
幼「ね、だから、男っ……うごいて、いいっ」
男「ばか」
幼「えっ」
男「こんだけ手握り締めてきて体も震えてるくせに……それに痛いの苦手だったろお前」
幼「あっ、おと、こ」ジワッ
男「無理すんなって。しばらくこのままでいような」
幼「あっ、すき、すきぃ……えへ、えへぇ」ポロポロ
幼「男のおちんちん、私の、中にはいってる」
男「うん……」
幼「おっきくて、かたくて、あつくてっ、すごい、のっ」
男「お前の中もすごいキツいしあったかい。包まれる感じだ」
幼「ぐすっ、えへ、うれ、しい」ポロポロ
男「ほら泣くな」
幼「男、わ、私ね、い、いたいけど、それよりね」
男「おう」
幼「す、すっごく、しあわせ、なのっ、男と、こんなっ、私」
男「俺もだよ」
幼「お、男……も?」
男「幼とつながれて幸せだ」
幼「っ……お、男っ、きすしよっ、きす、男……大好きっ」
男「ん……」チュッ
幼「んっ、んぅ、ちゅぅっ、ちゅ」
男「幼」
幼「え、えへっ、唇も、手のひらも、おまたでも……ぜ、ぜんぶ、つながってる」
男「そうだな……ちゅっ」
幼「ちゅっ……んぁ」
男「俺たちひとつだよ」
幼「ふぁ、おと、うあぁ……あぁぁ」
きゅぅぅぅ
男「うっ……急にしめつけが」
幼「男ぉ、だめだよ、そんな……も、もう私、男、なしじゃっ、だ、だめになっちゃう」
男「お、俺だって。お前がいないと駄目だ」
幼「~~~~っ……!」ゾクゾクゾク
キュゥゥゥ
男「ま、また締まりがきつく……わっかりやすいなお前は」
幼「……う、うごいて……男」
男「え。でも」
幼「ちょっとだけ、ましになってきた、それに……もっと、男、かんじたい」
男「……」
幼「も、もっと男とつながりたい、私できもちよく、なって、ほしいから」
男「幼……」
幼「だから、お願いっ……い、いっぱい、ついて、おくまで」
男「っ……わかったっ」
ぐちゅっ
ズプッ
幼「あっ……ひぐっ、んっ!」
男「うっ……!」
幼「あっ、お、おっくまでっとどいて……」
ぐちゅっ
男「動かすたびに幼の中、必死にからみついてきてるっ」
幼「あっ、ぁ、あっ」ゾクゾク
ずぷんっ
幼「ひゃんっ!!」ビクッ
男「やべっ……滅茶苦茶きもちいいっ」
ズプズプ
幼「あっ、ぃっ……おとっ!」
男「幼っ……」
幼「も、もっと、犯して……わ、私、男のものに、してっ……」
男(本当は痛いだろうに無茶しやがって)
男(でも今ぬこうとしてもこいつ止めるだろうし)
男(すぐに終わらせてやるからなっ)
パチュパチュッ
幼「あっ、男っぁんっ!」
男「幼っすきだ!」
幼「わたっ、しもっ……あっ、んくぅっ!」
男(そうだ……ちょっとでも気をまぎらわして)
ふにふに
幼「んっ、胸っ……!」ピクッ
男「やわらかい……痛くない?」フニフニ
幼「あっ、ひぁぁ……男っ、もっとぉっ……!」
男「幼……可愛いよ」
幼(て、てんごくっ……だよぉ!!)ビクンッ
幼「ひゃうっ……も、もっと……もっとぉ!」
男「きつっ……しめつけす、ぎっ」
ズプズプズプッ
幼「ひゃっ! んぁっ、あ、あぅう!!」
男「幼っもう……でる!」
幼「だひ、だひてっ……おとこ、私、なかにっ」
男「な、中はだめだっ」
幼「おね、おねがいっ! おねがい男……あんっ、ひぁっ!」
男「お腹にだすからな……っ」
ジュプッ ジュプッ
幼「あっ、やぅっ! だめ、なかっ、なかにぃっ!!」ギュゥゥゥ
男「ちょっ何お前だきついてっ……」
幼「だいしゅきな、男のせーしっ……いっぱいにして、らひっ、てっ……!!」
男「ばかっ……うっ!」
ビュルルルルッ
男「ッ……しまっ」
ビュッ ビュルル
幼「あっ……中、きて……るっぅ」ゾクゾクゾク
男「うっ……く」
幼「いっぱい……あつい、お、男の……わらひのなかに」ギュゥゥゥ
男「幼……おま」
幼「お、おなか……あったか」サスサス
男「ぬかないとっ」グッ
幼「まっ、まって」ギュッ
男「幼っ」
幼「お、おねがい、もうすこし……つながって、たい」ギュゥゥ
男「……」
幼「え、えへ……私のなか、びゅっびゅって、じゅわって、えへ……えへへ」
「ただいまー」
男「っ」
ぬぽっ
幼「あっ……ぬいちゃっ」
男「母さんが帰宅だ。ここまでだな」
幼「……おとこぉ」ギュッ
男「ほら、スカートはいて」
幼「ね、き、きもち、よかった?」
男「腰がくだけるかと思ったよ」
幼「なかにだしてくれたときは、どうだった? き、きもちよかったっ?」
男「い、いや……そりゃよかったけど」
幼「よかったぁ……え、えへへ」ギュッ
男「……」ナデナデ
幼「ん……あぅ」スリスリ
男「お前平気そうにしてるけど、かなり痛いんだよな?」
幼「え、へいき、だよ……」
男「うそつけ」
幼「ほんと……私、男がよろこんでくれるなら、いたくても、へいきだか、ら」
男「……」
幼「あ、男……え、えっちのときも、かっこよかった、よ」
男「お前も可愛かったよ」
幼「ひえっ……」
男「このバカ。すきだ」ギュッ
幼「は、はわわ……ぁへ、ぇへへへへ、えへ」ニヨニヨニヨニヨ
男「……」ギュー
幼「……」スリ
幼(男の部屋……男のにおい……男の胸にだきしめられて)
幼(おなかには……男のせーしがいっぱい)
幼(大好きなものに囲まれて……胸もいっぱい)
幼(せーし……男のせーし)
幼(私の中……およいでるのかな)
幼(男のはじめて……私がもらっちゃったんだ)
幼(私のはじめては……男にささげて)
幼(うれしいっ……うれしいよお)
幼(男……)
幼(あかちゃん……出来てたらいいな)
幼「……♪」スリスリ
男「腹へったー」
男「そういえば夕飯くってないよな」
幼「そう、だね」
男「どうする。今日とまってく?」
幼「えっ、ぁ……いい、の?」
男「別にいいよ。寝るとき一緒の布団でかまわないなら」
幼「う、うんっ、かまわない、かまいませんっ」
男「そっか。じゃあとりあえずスカートはこうぜ。シャワーかすから」
幼「あ、男っ……」
男「ん?」
幼「あ、あのね……ここ、こいびととして……ね」
男「うん」
幼「ずっとなかよしでいるためにこれから毎日、一回は……えっち、しようね」
男「……」
男「毎日!?」
幼「うん……まいにち」
男「せめて一週間に一回くらいだろ」
幼「や、やだっ」
男「な……」
幼「わ、私……もっと男と、つながりたい」
男「じゃあ五日に一回とか。俺もやる事あるしさ」
幼「やだぁ……も、もっとなかよくしたい」
男「うーん。じゃあ四日に一回」
幼「……」
男「な、なんだ不満かよ」
幼「ひ、ひょっとして、男、やっぱり、きもちよくなかっ」
男「気持ちよかったよ!! だから二回もだしちゃったろ!」
幼「ひゃっ」ビクッ
男「お、おおきい声だしてごめんね」ナデナデ
男「だから何度も言うが俺だってお前のこと大好きなんだよ」
男「えっちしたいとも思うよ」
男「お前の膣内すごい気持ちよかったし、きついけど、すげえ濡れててにゅるにゅるで」
男「あと胸も思ったよりふくらんでて」
男「胸で感じてる幼も可愛かったし、幼のきすは気持ち良いし」
男「けどな幼……」
男「……幼?」
くちゅくちゅ
幼「んぁっ、あっ……男にほめられてるっ、んっ、ひゃあ!」ビクッ
男「何でオナニーはじめてるんだ……」
幼「が、がまんできなくてっ、男、っほめてくれたからぁ」クチュクチュ
男「……」ムラムラ
幼「お、男……も、もう一回、その……い、いれて」
男「くっ……くそお!」
ぎし ぎし
ぱんっぱんっ
どぴゅっ
ぎし……ぎし……
ぎしっ
――翌日――
男「……」
男「……ん」パチッ
男「……」
男「ふわぁ……」
男「……」
幼「おはよ……男」
男「……幼?」
幼「……」スリ
男「あれ……今何時」
幼「あのね、もう」
男「……」ボー
幼「お昼の1時……」
男「1時っ!?」
幼「昨日夜明けまで……け、けものみたいに、愛し合ったもんね」ポッ
男「調子に乗ってやりすぎたぁぁ」
幼「腰たたない……えへ、えへへ」
男「俺もなんか疲れがとれてない」
幼「えへへ、おはようの、ちゅっ」チュゥ
男「……遊園地どうしよ」
幼「んぅ……」
男「午後からでもいくか?」
幼「私は別にほかの日でもいい」
男「そうか? 楽しみだったろ」
幼「たのしみだった、けど……でも」
ぎゅーっ
男「わっ」
幼「男と一緒にいれたら、どこでもいい」
男「……幼」
幼「だいすきだよ」
男「俺もだよ。また行こうな」ギュッ
幼「んっ……えへ、えへへ」スリスリ
男「しかしこの寝不足感はつらいなー」ボリボリ
幼「大丈夫……?」
男「ぜんぜんだいじょうぶだけど」
幼「そっか、よかったぁ」
男「……」
幼「……?」
男「そういやお前、どもりっていうか、しゃべり方いくらか昔に戻ってきたな」
幼「えと……そうかな」
男「一線こえたらちょっと落ち着いた感じ」ナデナデ
幼「あ、えと……どっちがいい……?」
男「両方。でも完全に昔のお前に戻るにはもう一押しトゲがたりないかな」
幼「とげ……」スリスリ
男「今のお前じゃ無理かぁ」
ツンデレ、ヤンデレ、デレデレ
どこまで行くんだおまえは
やべー、勃っちまった。
俺の幼馴染みもこんなだったらな…男だけど…
デレデレ最高
俺にもこんな幼馴染がいるから困る
頭の中だけど
( *`ω´) つ④ピャーッ‼
奇遇だな、俺もだ
支援
この幼馴染みはいま第三形態だな
やっぱりツンデレがゴールなのか
幼「朝ごはんどうしよ……男」
男「昼になっちまったけどな」
幼「おばさんはお仕事?」
男「そうだな」
幼「ん……じゃ、じゃあ」
男「おう」
幼「私がその、ごはんつくっても、いい?」
男「まじで? お前料理得意だっけ」
幼「えと、男としゃべらなくなった時期に……男に食べてもらうこと、想像して、練習してた」
男「……おぉ」
幼「い、いいかな」
男「幼の手料理かぁ。大歓迎だよ」
幼「っ……わ、うんっ、がんばるねっ」ギュッ
男「まず布団から出ないとな」
幼「あ、あともうちょっとだけ」スリスリ
じゅー
かちゃかちゃ
とんとんとん
幼「っ……」ニコニコ
幼(男のいえの台所に……わたしが)
幼(男はいま居間でテレビみてて)
幼(朝同じ布団で起きたし……これって)
幼(し、しし……新婚さん、みたい)
幼(……)
幼(えへ、えへへへへ、えへぇ)
さくっ
幼「きゃっ!!」
男「ちょっ……どうした?」
幼(わっ……集中してなかったかから、人差し指、切っちゃった)
幼「な、なんでもないよ」
男「なんでもないって……お前指血でてんじゃねえか」
幼「だいじょうぶ、男は居間で、まっててっ」
男「ほら。人差し指みせてみろ」
幼「あっ、はい」
男「傷は浅いな。よかった」
幼「えと」
男「……」パクッ
幼「ーーっ!!」
男「ん……」チュゥ
幼「あ、わっ、わっ」
男「ぷは。絆創膏もってくるから待ってて」
幼「は、はい……」カァァァ
幼(男がわたしのゆびっ、なめ……だえきっ、うぁぁ)
男「幼ー絆創膏もってきたぞー」
幼「ん……んっ」チュパチュパ
男「えっと……」
幼「はっ……!」チュポン
男「そんなに痛いか? 指」
幼「あ、ちがっ……う、うん、そうです」
男「いちおう消毒液もあるからよ。安心しろ」
幼「はいっ……」
幼「ごはんできたよっ……男っ」
男「おー。まってましたー」
幼「え、えと……はい」コトッ
男「すげえ。うまそうだな」
幼「隣すわっていい、かな」
男「こいよ」ポンポン
幼「んっ」ポスッ
男「じゃ。いただきまーす!」
幼「あ、いただいて、くださいっ」
男「もぐもぐ」
幼「……」スリスリ
男「おお、うまいっ」
幼「そ、そうっ? ほんと?」
男「幼もほらすりよってないで食ってみろよ」
幼「そ……そうだね」
男「はい。あーん」
幼「えっ、えぇっ……あっ、あーんっ」
ぱくっ
男「うまいだろ」
幼「あ、ぅ、ん……う、うまっ、うんっ……うん」ドキドキ
男「料理上手になったなー」モグモグ
幼「お、男」
男「んー」
幼「あっ……あー……ん」
男「……」
幼「……」ドキドキ
男「あーん」パクッ
幼「っ……」
男「あはは。うまい」モグモグ
幼「も、もういっかい、あーん……」
男「えと。あーん」パクッ
幼「っ……っ」
男「うん。うまいよー」
幼「も、もういちど、あーんっ……あーんっ」
男「あ、あーん」パクッ
幼「もう一度っ……!」
男「ごちそーさまでした!」
幼「うんっ……」ニコニコ
男「結局八割がた幼に食べさせてもらった」
幼「食器かたづけるねっ」
男「俺も手伝うよ」
幼「やっ、男はきゅうけいしてていいよ?」
男「全部やってもらっちゃ彼氏として悪いし」
幼「かか、かれしとしてっ……」
男「食器かさねて……と」
幼「か、かれしとして、じゃっ……しかたないよねっ……うんっ」ドキドキ
男「じゃあ台所いこうかー」
幼「はいっ!」
男「今日はどうしようなー」
幼「……」ギュゥゥ
男「飯もくったし、食器もあらい終わったし」
幼「……」ギュゥゥ
男「気づいたらもう二時半か」
幼「……」ギュゥゥ
男「幼、どうする?」
幼「ん……」ギュゥゥ
男「そんなにくっついてたら暑くない?」
幼「あったかい……」ギュゥゥ
男「そっか」
幼「きょ、今日は……ずっと、こうしてたい」ギュゥゥ
男「ずっとか」
幼「……」
男「……」ナデ
幼「……」ピクッ
男「……」ナデナデ
幼「んっ……」
男「可愛いなあ」
幼「っ……ぅ」
男「……」ナデナデ
幼「……」
男「ふー」
幼「……」ムラムラ
男「……」
幼「……」モンモンモンモン
ちゅっ
男「お……?」
幼「んっ……」
ちゅっ ちゅっ
男「あはは。くすぐったい」
幼「っ」ガバッ
男「わっ」
どさっ
幼「んっ、んっ……ん」
男「ちょっ、幼っ」
ちゅっ ちゅっ
幼「んぅぅぅ」
男「ちょっ首すうのはやめっ、ぶははっ、くすぐったい」
幼「はぁ……はぁ」
男「幼さん……ま、またしても目がまじだ」
幼「ん……」キュッ
男「俺の手つかんでどうした」
幼「ん、んっ」フニフニ
男「えと。胸をもんでくれってこと?」
幼「……」コクッ
男「……」
もみっ
幼「ふぁっ……」
男「……」
幼「ん、ん」グイグイ
男「も、もっと揉めばいいの?」
幼「ん……」コクッ
男「……」
もみもみ ふにゅふにゅ
幼「あっ……ぁ」
男「やわらかいな」
幼「んっ……ぅ」
男「手のひらサイズだ」
幼「う……んっ」
男「……さきっぽ」
くにっ
幼「ひっ!」ビクッ
男「わるい、いたかった?」
幼「い、いたくないよ……ふにゃってした、だけ」
男「……」
幼「もっと……して」
男「いいけど挿入はしないぞ」
幼「えっ」
男「えって、俺もうつかれちゃってるし」
幼「……」
男「好きでいてくれるのはうれしいんだけどさ」
幼「……」
男「い、いや心配するな、俺はお前のこと大好きだから!」
幼「……ん」
男「わかってくれた?」
幼「私もだいすき」チュッ
男「んむっ……」
幼「明日はだめ?」
男「明日学校だぜ」
幼「放課後……」
男「放課後って……」
幼「だ、だめ……かな」
男「うーん」
幼「わ、私、えっちしてるときがいちばん……男に気持ちをつたえられる、気がするの」
男「十分伝わってるから安心しろって」
幼「それに……男をかんじられる」
男「……」
幼「こ、こうしてる時も、私なんかより男はすてきだから、すぐどっかいっちゃうんじゃないかって」
男「……」
幼「不安で、だから……つながってるときは、一緒で、安心して」
男「……」
幼「ずっと……つながってるままがいい、くらい、で」
男「……はぁ」
幼「あっ……」
ぎゅっ
幼「きゃっ」
どさっ
幼「あ……おと、男?」
もみっ
幼「んぁっ……お、おとっ」
ちゅっ
幼「んっ、んぅっ」
くちゅっ
幼「ひぁんっ!!」ビクンッ
男「もう濡れてんじゃねえか……パンツまで」
幼「あ、あ……おとこ」
男「そんなに不安ならやってやるよ! 夕暮れまで休憩させてやらないからなっ!」
幼「あ、ありが、と……男、あぁ」ドキドキドキドキ
――――
幼「っ……」ビクッビクッ
男「はぁ……はぁ」
幼「ぅ……」
男「さすがにつかれた……大丈夫か?」
幼「あ……ぁ」
男「返事がない」
幼「……ぅ」
男「……そりゃ6回もいったらなあ」
幼「おとこ……ぉ」
男「シャワーかそうか?」
幼「も、もう……いっかぁい」
男「お、お前……どんだけ底なしだよっ」
幼「えへ、えへへ……男、しゅき、だいしゅき」
男「昨日買ったゴムもあとちょっとしか」
幼「なかでだして……いいのに」
男「そりゃだめだろ。昨日一回やっちゃったけどさ」
幼「いっかいやったら何回だしても、おなじだよ」
男「その理屈はおかしい」
幼「ね……おとこ、もういっかい」
男「……」
くちゅっ
幼「んぁっ!」
男「ふとももまで……たれてる」クチュクチュ
幼「あ……ぁあっ!」
男「これで最後だからな」
幼「してっ、ひとりのときもっさびしくないようにっ、いっぱいっ!」
男「よく勃つな……俺もっ」
ぱんっ ぱんっ
幼「ひゃっ、ぅんっ! あっ!」
男「幼っ……幼っ!」
幼「んきゅっ! も、もっと、おくまでぇっ!」
男「すきだっ!」
幼「もっとっ、かんじてっ、だいすき、だからっ!」
男「このっ……さびしんぼめっ!」
ぱちゅっ ぱちゅっ
幼「ふぎっ、んあうっ! おと、おとこぉっ!」
男「いくぞっ幼っ!」
幼「わたっ、わたひもっ、きちゃうっ、やっ!」
男「幼っ!」
幼「だいしゅきっ、わたひの、わたひだけの男っ、しゅきっ、しゅきぃっ!!」
男「い……くっ!」
幼「ひゃっぁ、ああっ、あああぁぁぁっ!!」ビクンッ
ぎし
男「ひぃ……ひぃ」
幼「っ……」ピクッピクッ
男「はぁ……」
幼「男……」ギュッ
男「ふー。もう満足できた?」
幼「ん……ありがと、男」チュッ
男「よかった……ほんと」
幼「あ、あいしてる」
男「ん。俺も」
幼「……こ、これからも、ずっと、なかよしでいてください」
男「おう。こちらこそ」
幼「……えへ」ニコ
書き溜めてるのはありがたいけど
もう少しゆっくり出してって欲しいかな
ゆっくり
小分けにして出してくってことか
ゆ、ゆっくり過ぎやしないかい?
さてここからどうなるか…
待ってるぞ
男「じゃあまた明日」
幼「うんっ」
男「家まで送ろうか?」
幼「あっ、と……となり、だから、いいよっ」
男「冗談だよ」
幼「も、もう……」ニヨニヨ
男「またなー」
幼「うん……あっ、男」
男「お?」
幼「えと……最後に、あの」
男「……?」
幼「ん……」チュゥ
男「んむ……」
幼「……ずっといっしょでいようね」
男「……ん」
男「……」
母「男ー?」
男「何にやにやしてんだよ」
母「あのラブレターの相手、誰かと思ったら幼ちゃんだったのね」
男「見てたのか」
母「家の前でちゅうしてるんですもん。あんた達そんな関係だったのねえ」ニヤニヤ
男「う、うっせー」
母「可愛い彼女ができてよかったじゃない」
男「……」
母「でも今思えば幼ちゃん昔から男にべったりだったもんね」
男「そんなことねえだろ」
母「そう?」
男「毎日顔あわせるたびに口げんかばっかしてたし」
母「イコールそれだけ毎日一緒にいたってことよ」
男「ふーん。ご飯まだ?」
男「……」ゴロン
男「……」
男「べったりか……」
男「最近は確かにそうだけど」
男「あいつ滅茶苦茶甘えてくるようになったもんなー」
男「毎日いつもあいつのほうから話しかけてきてたっけ……ってことはけっこう前からあいつ、俺のこと」
男「ずっと我慢してたんだな」
男「……」
男「人生初の彼女と童貞卒業の相手が幼だとは」
男「……」
男「わかんないもんだなあ」
男「もう……寝よ」
男「……」スゥ
男(そして)
男(本当にあっという間に)
男(幼と付き合い始めてから一週間がたった)
男(相変わらず幼の愛の勢いは衰えることもない)
男(ていうか日に日に増している)
男(俺も幼の事が好きだって気持ちに気づいて1週間なわけで)
男(ふったままで終わらずによかったと思ってる)
男(幼といると幸せだし)
男(何事も問題はないように……思えた)
男(ただ)
――――
ちゅんちゅんちゅん
男「……」
男「……ん」
男「むにゃ……」
男「……」
男「朝か」
男「……ふわ」
男「あ……携帯ひかってる」
男「メール……」
男「……」
男「幼から」
男「50件……」
男「いってきまーす」
幼「あっ男……お、おはようっ」
男「おーう」
幼「今日もいい天気だねっ……」
男「そうだな。ってか毎朝家の前で待っててくれなくても」
幼「いいの……男と一緒に学校いきたいし」
男「そっか。じゃあいこうぜ」
幼「あっ……て、手」
男「ん?」
幼「手……つなご」
男「いいよー」キュッ
幼「ん、じゃ、じゃあ……いこーっ」ニコニコ
すたすた
男「そういや幼」
幼「うんっ」
男「毎晩あんなにメールしてくれなくてもいいぞ?」
幼「あ……め、めいわく、だった?」
男「迷惑じゃねえけどさ。マナーモードだし」
幼「そ、そっか」ホッ
男「ただびっくりするっつうか」
幼「お、男にね……いっぱい伝えたい事があって」
男「んー」
幼「それに男のこともしりたいし、カメラがなくてわからない、から……今なにしてるのか、とか」
男「それなら今聞いてくれたら教えてやるのに」
幼「あ……うん」
友「ふぃー。つかれたー」
男「まだ一時間目の休み時間だぜ」
友「それでもよお」
男「次って何の授業だっけ」
友「数学Ⅰ? だっけ?」
男「なんだそれめんどくせえな」
幼「お……男っ」
男「ん?」
友「あ。幼ちゃんじゃん」
幼「……」ギュッ
男「ちょ……幼」
幼「みつけた……えへ」
友「お、お前ら……付き合い始めたってのはきいたけど、場所選んでいちゃつけよっ」
男「え、いや……幼っ」
教師「であるからしてここがこうなって――」
男「……」ボー
幼「っ……」カチカチ
男の携帯「ブーブー」
男(あ……メール?)
幼「……」
男(幼から……)チラッ
幼「え……えへ」ニコ
男(可愛いけどよ……授業中にメールすんな、と)カチカチ
幼の携帯「ブーブー」
幼(男から返信きたぁっ)ワクワク
男「……」
幼「ぁ……」シュン
男(な、なんだこの罪悪感……俺ただしいよな?)
じゅー
かちゃかちゃ
とんとんとん
幼「お、男にご飯たべてもらうの久しぶりだねっ」
男「腹へったし。たのしみだー」
幼「え、えへっ……待ってて?」
男「はーい」
幼「っ……」ニコニコ
ぷるるる
男「あ。電話だ」
幼(ふんふーん♪ 新婚さん新婚さんー♪)
男「もしもし。ああ、クラスメートの……女さん?」
幼「――」
男「うん。ああ……そうなんだ」
幼「っ……」
男「はは。それでかー」
幼「あ、あっ」
男「けど俺がいったところでさ。うん。そう?」
幼「ちょっ、おと、おとっ……」
男「ちょっと女さんごめん。 幼? どした?」ヒソッ
幼「お、ぁ、わたしっ、あの」
男「あっ、ばか! ハンバーグこげるって!」
幼「きゃっ、わっ……あっあ!」
じゅう じゅう
男「女さん。あー、わるい。今ちょっと」
幼(ああっ、あああ……あぁぁぁぁ)
男「うんー。じゃあまた連絡するわ。ばいばい」
かちゃかちゃ
幼「っ……」
男「ふぅ」
幼「……」
男「幼。大丈夫か?」
幼「……な」
男「え?」
幼「なに、はなし、てた……?」
男「ああ。クラスメートの奴らで明日ボウリングいくらしくてさ」
幼「え、ぁ……男、い、いく、の」
男「いこっかなーって」
幼「……」
男「しってるかー幼。俺ボウリング滅茶苦茶うまいんだぜー」
幼「……な、なんで女さん、が」
男「さあ? 友とかも俺の番号しってると思うけど。あいつめんどくさがりだからな」
幼「……」
男「あ、そういやもうご飯できたのか?」
幼「きょう……お、男」
男「ん?」
幼「きょ、今日……男のいえ、とまっていい?」
男「きょう? 明日そのボウリングいくし、今日はむりかなあ」
幼「っ……」
男「早起きだし……って幼?」
幼「……」ジワ
男「え」
幼「あっ、や……やだ」ポロッ
男「ちょ、え、な……なに泣いて」
幼「やだっ……男ぉ、やだよおっ」ギュッ
男「え、幼さん?」
幼「いっちゃやだぁ……ぐすっ、ぅっ」
男「え……?」
幼「ううっ……うぅぅ」ギュゥゥゥ
男「えと。まじでちょっと状況が飲み込めないっていうか」
幼「ほ、ほかの、女の子、くるん、でしょっ……?」
男「まあ。女さんと、あともう一人」
幼「お、男……とられる」
男「はっ?」
幼「わた、わたしの、男っなのにぃ……やだぁぁ」
男「……」
幼「えぐっ……ひん……」ポロポロ
男(え……えぇぇ)
男「あ、あのな。俺以外にもクラスの男子何人かくるんだぜ」
幼「そ、それでも……っ」
男「……」
幼「わ、わたしっ……う、うぅぅ」ポロポロ
男「……」
幼「えぐっ……」
男「……」ギュッ
幼「ひゃっ」
男「そんなんじゃ俺大勢と遊びにいけねえじゃねえか。ばか」ナデナデ
幼「うぅ、ごめっ、ごめん……男ぉ」ギュゥゥ
男「よしよし」
幼「すきっ、すきだよお……」
ドピュッ ビュルル
幼「あっ、ひゃっぁ!!」ビクッ
男「うっ……ふぅ」
幼「あ……ぁ」
男「つかれた……」クタッ
幼「えへ……き、きもち、よかった」
男「……」
幼「お、男はどうだった……?」
男「よかったよ」
幼「ん……すき」チュッ
男(あれから結局一日一回……体がもたない)
幼「ん、んっ」チュッチュッ
男「じゃあシャワーあびるか」
幼「あ……ぬかないで、も、もういっかい」ポッ
男「え……えぇ」
男「この前はごめんな。ちょっと用事あってよ」
友「ったく。女さん残念がってたぞ」
男「わ、わるかったよ」
友「……」
男「ほら。次いくときは一人分くらいならおごってやるし」
友「お前彼女できてから付き合い悪くなったよな」
男「……え」
友「友情より彼女をとるなんて!」
男「い、いや……だってさあ」
友「こうしてお前としゃべる時間も少なくなってきたし」
男「……」
幼「お、男っ……」トテテッ
友「ほら来た」ボソ
男「ぐ……ぐぅ」
男「じゃあ飲み物とってくるから部屋でくつろいでて」
幼「あ、はぁい」
男「……」
がちゃっ ばたん
男「はぁ」
男(何だ……この疲労感)
男(友達と遊ぶ時間がまるでない)
男(いつでも幼がくっついてくるからなあ)
男(ゲームする時間もないし)
男(幼にいってみようかな)
男(好きでいてくれるのはほんと、すげえ嬉しいんだけど)
男(一人の時間って大事じゃね……?)
男(なんていうか幼は今まで素直になれなかったぶんの感情が)
男(付き合ってから絶えず爆発してるような感じがする……)
がちゃっ
男「幼。飲み物とってきたよー」
幼「っ……」フルフル
男「幼?」
幼「お、男っ……」
男「え?」
幼「わ、わたしのこと、嫌いに……なった?」
男「えっ? 何いきなり」
幼「こ……これ」
男「そ、それは俺が隠しておいた秘蔵dvd」
幼「ほ、ほかの女の人の……えっちなびでお、だよね」
男「えとっ……」
幼「わ、わたしじゃ、満足できなくなったんだ……」ジワッ
男「ちがっ……ひ、一人でするのはまた違うだろっ!」
幼「わ、私っ……男がいってくれたら、いつでも、いいのに」ギュッ
男「わっ」
どさっ
幼「お、男はこの、女の人のほうが、すきなのっ……?」ポロポロ
男「だ、だからそれとこれとは」
幼「む、むねも、おっきいし……ぐすっ」
男(巨乳ものっ……)
幼「やだぁっ……私以外で、だしちゃ、やだよっ男ぉ」
男「お、お前それは横暴じゃないかっ」
幼「っ……」ゴソゴソ
男「ちょっ幼」
幼「お、男の、おちんちんっ」
男「幼ってば!」
幼「はむっ!」パクッ
びゅるるるっ
幼「んっ……ん」ゴクゴク
男「ぐ……ぅ」
幼「ぷひゃ……おいしいよ、男ぉ」
男「……」
幼「ね、ね? き、きもちよかった、よね?」
男「よ、よかった……けど」
幼「え、えんりょしないで……えっちな、こと、したくなったら、私、いつでも」
男「……」
幼「寝てる時もおこしてえっちしていいよ、授業中ぬけだしてでもえっちしていいから、どこにいても、したかったらいってね」
男「……」
幼「だから、男……う、浮気しちゃ、やだよ」
男(avでぬくのが浮気って……)
幼「すき……すきだから」ギュゥゥ
男「……」グダー
友「大丈夫? 裏切り者」
男「やさしさをくれるか罵声をくれるかどっちかにしてくれ」
友「裏切り糞野郎」
男「やさしさがほしい」
友「それはさておいてお前最近ほんとしにかけだよな」
男「……」
友「ははーん。さては」
男「……」
友「幼ちゃんとうまくいってねえだろ」
男「……図星」
友「俺の勘のよさが際立ったな」
男「ちょっとさ。話きいてもらっていい?」
友「あとでジュースおごってくれたらな」
友「なるほど。幼ちゃんの愛が重すぎると」
男「重いっていうと嫌な言い方だけどよ……」
友「実際そうだろ」
男「……」
友「幼ちゃんのせいでつれとは遊べないし、趣味にさく時間もないときた」
男「まあ……うん」
友「しかしあのさばさばしてた幼ちゃんがねえ」
男「……」
友「あれだな。このままじゃお前腹上死もちかいな」
男「物騒なこというなよ」
友「もう正直にいうしかねえんじゃねえの」
男「正直に?」
友「ちゃんとさ。お気持ちはありがたいのですが、恋人同士の距離感を大事にしたお付き合いをどうたらって」
男「……ふむ」
これは……危険な香りがするぞ……
ヤンデレはハッピーエンドの方がまれだからな。
男がしたたかな奴なら性奴隷にする手もあるんだがな…
確かにヤンデレは付き合ってからのほうが色々トラブルありそう
「俺はお前意外は興味ない」的なこと言っても無駄なんだろうな
はよはよ
男「じゃあそっけなく接してみるってことか」
友「ばか。付き合ってんだからそれじゃ駄目だ」
男「そ、そうなのか」
友「だからちゃんと説明するんだよ。そしたら変なトラブルおきねえだろ」
男「なるほど……勉強になるなあ」
友「それで自分の時間を獲得して、彼女とも円満にやってけるってわけだ」
男「さすがだ。実践してみるぜ」
友「おう」
男「……」
友「どした」
男「も、もしそれで駄目だったら俺はどうすればいい?」
友「俺にきくなよ。でも、まあ。そうだな」
男「おう」
友「そりゃお前……合わないんだから、わかれるしかないんじゃね?」
男「……」
幼「男っ、い、いっしょにかえろっ」
男「おー」
幼「手、あの」
男「つないで帰るか」キュッ
幼「あっ……うん」
男「……」
幼「……♪」
男「手つないで帰るのにもなれてきたな」
幼「そ、そうだね」
男「お前最初手汗やばかったもんな」
幼「えっ……えぇぇ」カァァ
男「はは。また手汗でてきた」
幼「や、やだっ、ごめ……うぅ」
すたすた
男「……」
幼「……」
男「あのな」
幼「へっ、はい」
男「……」
幼「……?」ニコニコ
男「あ、あのな」
幼「うんっ」
男「俺たち付き合ってるんだよな」
幼「そ、そうだねっ……うん」
男「それはいいんだけどよ。俺もお前のことすきだし」
幼「あっ、う、うん」
男「ちょっと……なんていうか」
男「俺も友達と遊んだりしたいしさ」
幼「うん」
男「だけど俺ら毎日ずっと一緒にいるだろ」
幼「そうだね」
男「それに毎日その、やったりすると体がもたないっていうのもあるし」
幼「……うん?」
男「えっとな」
幼「……」
男「会う機会をへらさないか?」
幼「え?」
男「いや、なんつうか。毎日毎日俺んちこなくてもさ」
幼「……」
男「幼の事は好きだけど俺もいろいろしたいこととかあるし」
幼「……お」
男「ん?」
幼「おとこ……わたし、あきた?」
男「あ、あきたとかっ全然そんなんじゃなくて!」
幼「じゃあ、き、きら、きらいにっ」ジワ
男「そうじゃねえよ! す、すきだっていってんだろ」
幼「じゃあなんでっ!!」
男「っ」ビクッ
幼「わた、私っ、男のためなら、なんでもする、よっ?」
男「だからそういう事じゃねえって!」
幼「だけどっ、男、私と、あいたくないって」ポロポロ
男「そうは……いってねえだろ」
幼「っぐす……ぅ」
男「今までどおり毎日一緒に帰るし。けどほかの友達と遊ぶ時間をくれって言ってるだけだ」
幼「そ、そんっ……なの」
男「……」
幼「わ……私、ずっと、男といっしょがっ」
男「……」
幼「だいすきだから、いっしょに、いたい、だけなのにっ」
男「お、俺だってお前のことは」
幼「わ、わかった」
男「え?」
幼「お、女さん……?」
男「はぁ?」
幼「女さんだっ、お、女さんが、男、をっ」
男「なんであの人がでてくんだよ……ちがうっつってんだろ」
幼「っ……」ポロポロ
男「……」ボリボリ
幼「……ぅ」
男「なんか俺わかんねえけどさ。恋人できたのお前がはじめてだし」
幼「……」
男「けどそういう距離感っていうか、お互いの時間って、なんかもっと」
幼「……」
男「こう、大切なもんなんじゃねえのかよ、恋人でも」
幼「……っ」
男「わかるか?」
幼「わ、わか、わからない……よっ」
男「……」
幼「私は、わたし、一人の時間なんていらない、もん」
男「……」
『も、もしそれで駄目だったら俺はどうすればいい?』
『そりゃお前……合わないんだから、わかれるしかないんじゃね?』
男「……」
男(さすがに……別れるなんて)
男(今はかんがえられないけど)
男(しかしこれ埒があかねえよ)
男(なんか幼がかわいそうにも思えてきたし)
男(でも……ここで強くいっとかないと)
男(ずっと今までのままなんだろう)
男(毎晩幼がせまってくるせいで一日中けだるい感じのままだし)
男(ここはひいちゃ駄目だ)
男「幼。言う事きいてくれよ」
幼「っ……や、やだ、ぁ」
男「……」
男「この先もずっとこうやってやってくつもりなのか」
幼「わ、私はっ……いっしょがいいっ」
男「友達とも遊ばず」
幼「いらない、いらないよ……男だけっ、いたら」
男「……」
幼「だから……だ、だからぁ」
男「じゃあ」
幼「……ぐすっ」
男「俺たち合わないんじゃねえの」
幼「……っ」
男「俺だってしたいこととか色々あるし……お前も大事だけど。友達だって大事だ」
幼「そ……んな」
男「……」
男「じゃあ家ついた、から」
幼「まっ、まって……合わないなんて、そんなっ、わたし」ギュッ
男「……」
幼「やだ、きらわれたく、ないよ……っ」ポロポロ
男「嫌ってねえよ」
幼「ごめん、ごめんな、さい……男」
男「……」
幼「ほかの子とも、あそんで、いいから……会う時間すくなくたって、いいからっ」
男「……」
幼「きらわないでっ……お、おねがいっ」
男「……うん」
幼「うっ、ひぅっ……ぐす、うぁぁ」
男「……」
幼「男ぉ……う、うあぁぁぁん」ポロポロ
がちゃ ばたん
男「……」
男(泣いちゃったか)
男「……」
男(これでよかった……んだよな?)
男(あいつもわかってくれただろうし)
男(……)
男「重い……か」
男「……」
男「……」
男「……はぁ」
幼「うっ……ひぐっ」
幼「男……あいたい、男ぉ」
幼「で、でも……き、きらわれ、るの、やだ」
幼「メール……メールも、できな」
幼「ぐすっ……うぁぁ」
幼「う……」
幼「うぅっ……」
幼「男っ……」
幼「おっ男の……ことなんか」
幼「だ、だい……だいき」
幼「だいっ……」
幼「だいすきだよぉ……うああぁぁん!」
幼「えぐっ、ひうう……」ポタポタ
幼「……ぅ」
友「よー男。おはよー」
男「おっす」
友「で。昨日はどうだった?」
男「ちゃんと言ったよ」
友「幼ちゃんは?」
男「納得してくれた、のかはわかんないけど」
友「まあ一応話は通ったと」
男「おう」
友「じゃあこれからは前までみたいに遊んだりできるってわけだな」
男「そうだな」
友「お前が帰ってきてくれて嬉しいよ俺は……親友よ」
男「やめろきもちわりい!」
友「そういえば朝は幼ちゃん一緒じゃなかったみたいだけど」
男「そうだな。なんかいつも家の前にいるんだけどさ」
友「いなかったと」
男「そう」
友「気つかってんじゃね」
男「あいつも考えてくれたんだな」
友「うむ。幼ちゃんの事はよくしらんけど」
男「これで羽がのばせるっ……」
友「よーし、じゃあ今日はあそびにいくか」
男「おーっ」
友「ゲーセンとか」
男「なつかしいな。俺腕なまってると思うけど」
幼「……」
男「あっ幼」
幼「……」
友「幼ちゃんおはー」
男「おはよ」
幼「……おはよ」
男「……」
幼「……」
友「……」
幼「あ、私……いくね」
男「おーう」
友(おお……)
教師「ここがこうでこれがこうで――」
男「……」
幼「……」カキカキ
男「……」チラ
幼「……」カキカキ
男「……」
幼「……」カキカキ
男(ノート必死にとっててメールしてこない……自重するってことをおぼえてくれたか)
幼「……」カキカキ
男(おっと。俺もノートとらなきゃ)
幼「……」カキカキ
【男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき】
【男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき】
【男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき】
【男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき】
【男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき】
【男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいすき男だいす】ポキッ
幼(あ……シャー芯おれた)
男「……」
女「あ。男くん」
男「おー女さんか」
幼「っ……」
女「今日私もいくことになったけど、大丈夫かな?」
男「いんじゃね?」
女「なにそれー。男くんにきいてるんだよー」
男「けどゲーセンだぞ。格ゲーだぞ。来ても暇だろ」
女「さては私のテクを知らないな?」
男「へー。うまいの?」
女「それは今日行ってみてのお楽しみー」
男「言ったな。かつて3人ぬきした俺の実力みせてやる」
女「そ、そんなにすごくないよねそれ」
幼「……」
幼友「幼ー」
幼「……」
幼友「幼?」
幼「あ、うん」
幼友「なんか久々だねえ」
幼「そだね」
幼友「彼氏はどーしたの?」
幼「ん……わかんない」
幼友「あら。喧嘩?」
幼「してないっ!」
幼友「っ」
幼「……ごめん」
幼友「う、ううん。いいよ」
キーンコーンカーンコーン
すたすた
幼「……」
男「……」スタスタ
幼(あっ)
友「どうする? このまま直にゲーセンいく?」
女「制服のまんまだけど」
男「まあいいだろ。校則じゃ禁止されてないし」
幼「……」
男「あ。幼」
幼「……」
男「今日はゲーセンよってくから先帰っててくれるか?」
幼「……」
女「……」
ぴこぴこ
友「くっそ! 男つええよ!」
男「あはは。まだまだ衰えてねえな俺も」
女「……」
男「女さんもやる?」
女「男くん」
男「うん」
女「そういえば幼ちゃんと付き合ってるんだよね。いつからだっけ」
男「おー。けっこう最近かな」
女「うまくいってなかったり?」
男「な、なんで?」
女「あ、ご、ごめん……なんか二人見てたらなんていうか、そんな感じして」
男「……」
女「ごめんね。忘れて」
幼「……」コソ
幼(男……男)
ぴこぴこ
男「……うまくいってない、つうか」
女「うん」
男「そうなのかなあ。わかんね」
女「そっか」
男「ただ幼のその、アタックがつよすぎるっていうか」
幼(っ……)
女「……」
男「こうやって友達と遊ぶ時間もくれないし」
女「……」
男「なんなんだろうなあ。あわねえのかね」
女「束縛が強いタイプなんだね幼ちゃん。そうは見えなかったけど」
幼「……」
男「そうなのかなあ」
女「……」
ぴこぴこ
友「よっしゃー勝ったあああ!」
男「あっ、よそみしてた」
友「もうやらねえ!」
男「おい勝ち逃げかよ!」
友「そろそろ帰ろうぜ女さん」
女「あ、うん」
男「おいっ!」
友「おいてくぞ」
男「ぐっ……次おぼえてろよ」
すたすた
幼(……)
友「またなー」
男「おうー」
女「あ。私もこっちだから」
男「うん。またな」
女「男くん」
男「ん?」
女「その。また遊んでくれる?」
男「うん。いいよ」
女「ふふっ、じゃあね」
男「あー」
すたすた
すたすた
男「……」
幼「……男」
男「え?」
幼「……」
男「幼。偶然だな」
幼「……」
男「なんかの帰りか?」
幼「……」
男「……幼?」
幼「……」
男「どうした。暗い表情だけど」
幼「……男」
男「……」
幼「や、やっぱり我慢、できないよ」
男「……」
幼「だめだもん……私、男がきになって」
男「……つけてきてたのか」
幼「お、女さんのことが、すきなんでしょ?」
男「は? なんでそうなるんだよ」
幼「そうだよ、わ、私は男以外、いらないのにっ」
男「お、お前さ……ちょっと横暴すぎるぞ」
幼「男がすきだからだもんっ!」
男「じゃあちょっとは俺のことを信用しろよ!!」
幼「っ……」
男「……」
幼「わ……私はっ」
男「お前のことが好きだって何回もいってんだろ、女さんはただの友達だろうが」
幼「そ……それでも」
男「……」
幼「それでも、やだ」
男「……」
幼「男が、いてくれなきゃ」
男「……」
幼「なのに……そんなに、友達がだいじ?」
男「大事だ」
幼「……そっか」
男「……」
幼「じゃあ、ごめんね」
男「は?」
バチッ
男「ッ――」
幼「男、約束したもん、ね」
男「ぐっ」
幼「ずっと一緒にいようって」
どさっ
男「か、は……っ」
幼「ちょっとびりってしたよね、ごめんね?」
幼「でも家に帰ったらおわびに、いっぱい、なでなでしてあげる、ね」
幼「えへ……」
幼「……」
幼「えへ、えへへへぇ」
幼「えへへへへへへへへへへへ」
――――
男「……」
男「……ん」パチ
男「ん」
男「あ……れ」
男「あたまがぼうっとする」
男「……俺」
幼「おはよう……男」
男「あ……」
幼「……」
男「幼……」
がしゃっ
男「……あれ?」
幼「手錠きつくないかな? 痛かったらごめんね」
男「……なんで、これ」
幼「……」
男「何で俺……あ」
幼「男がわるいんだよ」
男「お前……俺になにした」
幼「ちょっとねむってもらって、それで」
男(口の周り……べたべたする)
幼「あ、ここは私の部屋だよ?」
男「……」
幼「ずっと不安だったんだ。けど、これでもう安心だよ」
幼「ここで、男は私とずっと一緒にくらすの」
幼「ぜんぶ私がお世話してあげるね? ほかの人はいないから大丈夫」
幼「誰にも邪魔させない」
幼「ずっと一緒にくらそうね、男」ニコ
気絶からの拘束
様式美
素晴らしい
素晴らしい
あぁ…男にもっと知恵があれば
もうヤンデレやめてえええええええええええええええええええ
ふう
ここからさらに血に濡れるんだろ?
ふう
ごめん血塗れ編にするつもりだったけど血に塗れないかもしれない
ってことは幼は幸せになるのか
頼むから幸せに…エロ付でw
>>296
おれは今までにない期待感をいだいているぞ
幼を幸せにしてやってくれ・・・
男「……」
男(ああ……そうか)
男(そうか。こいつ)
男(あの時は、まったく知らない奴じゃなかったって安心感みたいなのがあったけど)
男(こいつストーカーじみたことするような奴だったんだ)
男(うん)
男(別にスタンガンかまされてベッドに手錠で縛り付けられたからって)
男(何もおかしく……)
男(いやおかしい)
男「おい、手錠とれよ」
幼「だめだよ、男は今からやることがあるもん」
男「やること?」
幼「うん……」
男「……」
幼「元気なあかちゃんつくろうね」
ぬぎぬぎ
男「ちょっ待て!!」
幼「またないよ、もうまてない」
男「ば、ばかっ……お前正気か」
幼「男がすきなだけだよ? 赤ちゃんできたら、もう、浮気なんかしないよね?」
男「浮気じゃねえっつってんだろ!」
幼「浮気だもん」
男「俺はお前がすきだ!!」
幼「私も男が大好きだよ」
男「だからこれをはずせっ、お前このとしで子供なんてつくっても面倒みきれねえだろ」
幼「でもこうしないと男はすぐ浮気するから」
男「だからって中で出すのは!」
幼「もう二回してるから変わらないよ」
男「そういう事じゃ……え、二回?」
幼「寝てる間に……あ、最初のえっちのときもあわせたら三回だね」ポッ
男「なっ、ななっ」
幼「えへへ。変な顔してる」チュッ
男「ばっかやろう!」
幼「ほかの女の子と仲良くしちゃう男にはおしおきだよ」
ごそごそ ぼろん
男「やめっ……パンツぬがすな」
幼「おちんちんも私だけのもの……だもん」
ぱくっ
男「ぐっ……」
幼「ふみゅ、んくっ……んっ」チュプチュプ
男「ああっ……もうっ、やめろって!」
幼「まだ、おっきくできるよね……がんばって」
男「ぐおおお……ッ!」
幼「っ……ぷはっ」
むくむく
男「うっ……」
幼「ああ……男の、おっきぃ、素敵」
男「幼……いい加減に」
幼「いとおしいよ、も、もう……我慢できない」
ぎしっ
男「や、やめっ、ばかいい加減にしろっ!」
幼「ね、ねてるときも、きもちよかったけど、やっぱり男がおきてないと、むなしいよね」
男「おいっ……」
ぬぷっ
幼「あんっ……はいったぁ」
男「あああ……ゴムつけろって」
幼「うごくよ、男……私でいっぱいきもちよくなってね」
ぱちゅっぱちゅっ
幼「んっ! ひゃぁっ、ぁっ!」
男「やめ、ろっ」
幼「男、きもちいい? きもちいい!?」
ぐぷぐぷ
男「き、きもちよくないから、やめろ!!」
幼「よくないっ……?」ピタッ
男「そうだ……こんな無理やりされても」
幼「……」
男「だから手錠はずせよ」
幼「……でもそれはずしたら男が」
男「その前にお前を嫌いになっちまうぞ」
幼「っ……」
幼「き、きら……」
男「……」
幼「きらい、に……」
男「それが嫌だったらはずせ」
幼「っ……」
じゅぷっ
男「ふぐっ、幼っ!?」
幼「んっ!」
ちゅっ
男「んむっぅぅぅ!」
幼「ぷはっ、はぅっ!」
じゅぷっじゅぷっ
男「くっ、おま、話きいてなかったのか!」
幼「きいてたよっ! でももうこうするしかないもんっ!」ジワッ
幼「ば、ばかっ……わ、わたしはこんなに男のことが、すきなのにっ!」
男「っ……」
幼「つ、つきあいはじめたばっかり、なんだからっ……一緒にいてもいいじゃんっ!」
男「……」
幼「男をひとりじめにしてもいいじゃんかぁ……ひぐっ」
男「……」
幼「ず、ずぅっと……我慢、してたん、だからっ」ポロポロ
男「……」
じゅぷっじゅぷっ
幼「んっ……!」
男「……ばか」
幼「う、うるしゃいっバカ」
男「お前のほうがバカだ!」
幼「ば、ばかじゃないもんっ、ただ男がすきなだけだもん、ばかあ!」
男「好きだからってここまでするか普通!?」
幼「ふつうなんてわからないよっ!」
男「犯罪だろうが普通に! つかまったらどうすんだよ!」
幼「つ、つかまったら……!」
男「俺がもしお前を警察に突き出したら逮捕だぞバカやろう!!」
幼「っ……」
男「……」
幼「……け、けいさ」
男「……」
幼「けいさつ……いくの?」
男「いかねえよバーカ! びびってんじゃねえよ!」
幼「っ……び、びびっ、びびってないもん!」
男「……」
幼「うー……」ジワ
男「ぷっ」
幼「!?」
男「あっはは!」
幼「えっ……な、なに」
男「調子でてきたな」
幼「っ……」
男「腰とまってるけど」
幼「あっ……う、うごくからっ、動くもん!」
じゅぷじゅぷっ
男「ほらもっと早く動いてみせろ」
幼「う、うるさいっや、やってるよ、ばかあっ!」
ぐぷぐぷ
男「……」
幼「んっ、ぅ……んっ!」
男「腰がくがくしてる」
幼「んっ、ああっ……うっ!」
男「騎乗位なんて慣れてないくせに」
幼「きっきら、きらわれ、たくないっもん!!」
男「……」
幼「き、きもちよくなってくれたらっ、私のことまた、すきにっ」
男「……」
幼「なってくれる、かもしれないっし、んっ」
男「でも全然きもちよくないなあ」
幼「うっ、ううっ……うううう!!」ジワジワ
じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ!
男「……」
幼「このっ、このぉ……ひぐっ、んっ!」ポロポロ
じゅぷじゅぷ
男「なあ幼」
幼「なっ……なに」ピタ
男「手錠はずせよ」
幼「だ……だめ、だよ」
男「俺お前のこと嫌いになってない」
幼「っ……でで、でもっ! はずしたら男がっ!!」
男「……」
幼「だからっ」
男「本当に俺のこと好きでいてくれてんだ」
幼「っ……」
男「いつだって一生懸命だなお前は」
幼「やめっ、やめて、よお」ポロポロ
男「俺だってお前のことが好きだからもう我慢できない」
幼「え……えっ」
男「自分で思う存分動かしたい」
幼「っ……」ゾクゾク
男「でも手錠ついてちゃそれもできない……か」
幼「あっ、あっ……あ」
男「どうする?」
幼「そ、そんなのっうそ……だもん」
男「……」
幼「……はずしたら、にげられ……また、女さんと、なかよく、して」
男「……」
幼「ううっ、も、もう、どうすればいいかっ、わかんない」ポロポロ
男「誓う」
幼「……なに」ポロポロ
男「俺はお前以外の友達とも遊ぶが」
幼「……」
男「お前だけを愛する」
幼「そ、そんなの」
男「あと女の子と二人きりで遊ぶことはない」
幼「……」
男「子供はつくれないがそれはお前を思ってだぞ」
幼「……」
男「俺だってそりゃお前に、な、中出したいし」
幼「っ……」
男「好きな人と子供をつくってみたいとは思う」
幼「あ……」
男「けどやるからには幸せになりたいだろ」
幼「し……しやわ」
男「俺がちゃんと卒業して働くようになって」
幼「……うん」
男「……け」
幼「……」
男「結婚してから……とか」
幼「っ……」ドキッ
男「……」
幼「そ、それ……って」
男「……」
幼「あ、えと……えっと」ドキドキドキドキ
男「……」
幼「ぷぷ、ぷ、ぷろぽー……」
男「……」
幼「あの、男……も、もう一回、いって」
男「いやだ」
幼「っ!」
男「手錠はずしてくれたら言うけどな」
幼「あ……ぁ」
男「……」
幼「で、でも……私」
男「俺を信じろ」
幼「っ……」
男「愛してる」
幼「おと……こ」ポロッ
かちゃっ
男「……とれたか」
幼「あ……あの」
男「ふー」
幼「……」ビクッ
男「これでやっと自由だ」
幼「男……わ、私」
男「よくもやってくれたなバカ野郎」
幼「っ……えっ、そ、そんな」ジワ
男「……さてと」
幼「ごめんなさっ、あぁ……男ぉぉ」ポロポロ
男「この野郎っ!!」
幼「ひっ!」
がばっ
幼「きゃっ!」
どさっ
男「……」
幼「あ、え……男」
男「よし」
幼「えと、に、にげない、の?」
男「逃げてほしいのか?」
幼「い、いやっ、そんな! でも」
男「そっちこそ逃げんなよ」ガシッ
幼「ひえっ……」
男「結婚しよう」
幼「……」
幼「え?」
パチュッ!
幼「んああっ!」
男「やっぱこっちのが具合いいな」
幼「ちょ、ちょっと……お、男」
男「ん?」
幼「いま、今のもう、いっかい、だけ」
男「……」
ズプッ!
幼「ふぁっ!?」
男「結婚しようって言った。大人になったら」
幼「あっ……あ、あぁ」ドッキンドッキン
きゅんきゅん
男「うっ……一気にしまりがよくなった」
幼「男、男ぉ……う、うれしい、よおっ」
幼「えへっ、えへへっ」ポロポロ
男「すきだぞ」
幼「わ、私も……よか、よかった、よう、あっ」
男「ごめんな?」
幼「う、うんっ、いいの……私、ずっと」
男「いや」
幼「え?」
男「今からの話」
パンッ!
幼「はうっ!!」ビクッ
男「もう我慢できないから。滅茶苦茶にするけど、ごめんな」
幼「えっ、えっ」ドキドキドキドキ
男「泣いてやめてっていってももうきいてやらねえ!」グッ
パンッパンッパンッ
幼「ひゃっ、ぃっ! そんなっはげしっ!!」
男「っ……ふんっ!」
幼「あっ、んっ! だ、だめっ男っぉ!!」
男「すきだっ!!」
幼「ひんっ! だ、だめっ、お、おしっこっ!」
男「なんだって!?」
幼「お、おしっこ、でちゃっ、やめっ!!」
男「こっちか?」グリグリ
幼「ひゃふっ……そこの穴、ぐりぐり、しちゃぁっ」
男「だせよっ!」
パチュッパチュッ!
幼「ひっ! おとっ、男っだめっ! でちゃうっ、でちゃう、よっ!!」
男「っ……!」
パンパンパンパン!
幼「っ……」ビクンッ
ぷしゃっ
男「おっ」
ぷしゃぁぁぁ……
幼「やめっ、みな、いで……みちゃ」
ちょろちょろちょろ
男「あったかい……」
幼「やだっ……あぁぁ」カァァ
ちょろちょろ
男「ベッドびちゃびちゃになったな」
幼「うっ……はずか、し」
パンッ
幼「ひぎっ!!」
男「あれ? 中びくびくしてるけど、ひょっとしてイッたのか?」
幼「い、いっちゃった、いっちゃったから、まだ」
パンッ
幼「んひゃあっ!」ビクッ
男「いっちゃったからなんて?」
幼「あ……ぁ」
男「幼?」
幼「い、いっちゃた……から、敏感、だから、待っ」
パンッ
幼「んぅっ!」
男「もう一回いってくれる?」
幼「い、いじわる……ぅぅ」ドキドキドキドキ
男「とかいってどんどん濡れてきてるぞ。むっつりめ」
幼「男のせいだよ……ばかぁ」
幼「んっ、ああっ!」
男「まだまだだぞ!」パンパン
幼「んっ男っ、そこはっああ!」
男「子宮おりてきてる……ここか?」コン
幼「あ……男の、おちんちん、おくまで」
男「わかるんだな」
幼「うん……す、すごい、あつくて、それで」
男「……」パンッ
幼「んくっ!!」
男「幼のなかもつけばつくほどしまって熱いよ」パンパン
幼「あっ、ああっ! 男ぉっ!」
男「またいくのか?」
幼「い、いっちゃっ……いっちゃうっ!!」
男「っ……」
パンパンパン!
幼「ひっ……!」ビクンッ
男「……」
幼「ふっ……はっぁ」ビクビク
男「っ……」パンパン
幼「ひぎっ……や、らめっぇ!!」
男「おい腰ひけてるぞ」ガシッ
幼「おとっ! んああっ……ひゃっ!」
男「あれ、またいった?」
幼「っ……ぃっ、あっ!」
男「いきっぱなしだな」パンパン
幼「おっ、おひょこっ……わらひっ」ビクッビクッ
男「まだはじまったばっかだろ」
幼「っ……ふぁぁ」ゾクゾク
男「胸……」モミモミ
幼「んっ……ひっ!」
男「きもちいいか?」フニフニ
幼「きもちいい、よっ」
男「うそつけ。こんなんじゃたりねえだろお前は」
幼「えっ……」
男「先っぽ」ツネッ
幼「ひんっ!」
男「きもちいいか?」
幼「き、きもちぃ、でしゅっぅ!」
男「よし」グニグニ
幼「あっ! しゃきっぽ……ひっ、い、いくっ! またいっちゃう!」ビクッ
男「いっていいぞ! ほらっ、いけよ!」パンパン
幼「あああああああっ!!」
びくっ びくっ
幼「かふ……っ」
男「……幼」
幼「ふぁ……ああ」
男「舌だして」
幼「ひゃい……んっ」ペロッ
男「……」カミッ
幼「んっ」
男「ん、ちゅ……れろっ」
幼「んぅっ……ぅぅぅ」ギュゥゥ
男「ん……んぅ」
幼(男の唾液、くちのなか……あったかい、もっと、ほしい)
ごくっ ごくっ
幼「ぷひゃ……」トロン
男「……ふう」
幼「えへ……おとこ、だえき、おいひ」
男「幼のもおいしいよ」
幼「あ……うれ、し、キス、しあわせ」
男「胸にも……」チュッ
幼「んっ……」ピクッ
男「ちゅ……ちゅっ、ちゅぅ」
幼「んひゃぁ……男、おっぱい」
男「ちゅぅぅっ」
幼「あっ!」
男「ぷはっ」
幼「お、男……」
男「もっと動くぞ」
幼「ひゃいっ……」ドキッ
尿塗れ編だった
ヤンデレだと思ったんだけどなぁ
もっと病んでほしかった
10.0点!
ぎしっぎしっ
幼「あっ……あぁっ、男ぉっ」
ぱんっぱんっ
幼「んああっ……やっ奥っ」
ぺろぺろ
幼「んっ、ひゃっ……」
ぱんぱん
幼「ま、またいっちゃ……いっちゃう」
ぱんぱん
幼「て、手……にぎって、男」
ぱんぱん
幼「あ、あり、がとっ……いく、いっちゃ」
ぎしっぎしっ
幼「いっ……!」
ぎし……
男「顔にだすぞっ!」ドピュッ
幼「あっ……あぁ」
男「うっ」ビュビュッ
幼「あったか……ぁ」
男「ふぅ……ふぅ」
幼「き……きれいに、する、ね」パク
男「……」
幼「んっ、んちゅ……ちゅるるっ」
男「う……」
幼「ぷは……これでいいかな」
男「幼……」ギュッ
幼「ん……」
男「これでこりたか、バカめ」
幼「……あ、ありがと」
男「別に」
幼「え、えへへ」
男「へへ」
幼「わたしうれしいよ……すっごく」
男「そっか」
幼「うん……あいしてる」チュッ
男「じゃあもう一回するか」
幼「え」
その日は幼が失神するまで抱いた。
――――それから。
男「いってきまーす」
母「いってらっしゃーい」
男「うぃー」
がちゃっ
すたすた
男「……」
幼「あっ男ー!」
男「おお。幼、おはよ」
幼「おはよー。相変わらず気のぬけた顔ー!」ボスッ
男「いてっ。こいつ」ペチッ
幼「たっ! で、でこぴんっ」
男「ねむいから大人しくしててくれ」
幼「はいっ、大人しくしてます!」
男「ふわぁ」
幼「……」ソワソワ
男「……」
幼「え、えい」
男「ほっぺたつつくなっ!」
きゅっ
幼「……」
男「……」
幼「手……つなぐとまだどきどきするね」
男「俺はもうなれたけど」
幼「じゃ、じゃあ私ももうなれた!」
男「じゃあってなんだよ」
幼「うるさいっ」
男「このやろ」
幼「きゃっ……ほっぺたつつかないで」
男「やわらかいなあ」
幼「や、やめ……」
男「……」プニプニ
幼「お、男っ……ちゅうしよ」
男「え……ここで?」
幼「……だめ?」
男「ほっぺたでスイッチ入るのかお前は……」
幼「だ、だって」
男「……」チュッ
幼「んっ」
男「……」ボリボリ
幼「あ……照れてくれてる」
男「うるせえ」
幼「え、えへ……しあわせだなあ、もう」
男「今だから言うけどキス待ってるときのお前眉間にしわよってるぞ」
幼「そっ、そんな事いわないでよ!」
男「へへ」
幼「せっかくいい気分だったのに……ば、ばかっ!」
友「おー。お前らおはよ」
幼「もう男のことなんか知らないもん! べー!」
男「へいへい、勝手にしろー」
友「朝からお前らやめろってー」
男「おはよ友ー」
友「また喧嘩か?」
男「喧嘩? こんなんいつもどおりだぞ」
友「でもなんか逆戻りしてね」
男「え?」
友「お前ら付き合いたてのころは熱々だったのにさ。最近といったら昔みたいに」
男「いやぁ。そうでもないよ」
友「そうなの?」
女「ぶー」
教師「ここがこうなった場合こうなりましてこれが」
男「……」ボー
幼「……」カチカチ
男の携帯「ブーブー」
男「おっ」
【さっきはごめんね。二人でいるとなんだか落ち着いてつい言っちゃうっていうか本当は大好きなのに。怒ってますか・・・?】
男「……ふ」
幼「……」チラッ
男「……」カチカチ
幼の携帯「ブーブー」
幼「あっ……」
【わかってるから気にすんな。ちょっと腹痛いから保健室いくわ】
幼「っ……」
幼「……」ドキドキ
ぎしぎし
幼「んっ……ふ、ぅっ」
男「声抑えろよっ……先生くるかも」
幼「お、おさえてりゅっ……ひゃっ」
男「あと間違ってもおしっこはやめろ」
幼「そ、そんなこと……いったってぇ」
男「制服越しの胸……」フニフニ
幼「ん……っ」
男「なんか興奮するなっ」
幼「あ……あぅ」
男「ゴムつけてるからっ……中でいくぞっ」
幼「い、いって……わたひも、いく、からっ」
男「くっ、幼っ!」
幼「あっ、男がわたひのなかでっ、ああっ、ふああ」ビクンッ
男「また弁当つくんのうまくなったな」
幼「そ、そうかな?」
男「うん。味付けがいいよ味付けが」
幼「でも男は何でもおいしいって言ってくれるから参考にならないね」
男「実際幼のつくるご飯はなんでも美味しい」
幼「……」
男「んむんむ」モグモグ
幼「……男」
男「ん?」
幼「あ、あーん」
男「あーん」
幼「あげない」パクッ
男「あっテメエ!」
幼「えっへっへ」モグモグ
友「男ー。ゲーセンいこうぜー」
女「いこー」
男「おうー」
幼「……あ」
男「そうだ。幼もくるか?」
幼「えっ、でも」
友「まじか。幼ちゃんいけるくちなの?」
幼「ゲームとかそんなにやったことない……し」
男「俺が教えてやる」
幼「ほ、ほんと? 約束だよ?」
男「おう」
友「じゃあいくか」
女「ぶー!」
幼「このアドレスの女の子は?」
男「それはだめ。中学校のときの委員長で旧友だから」
幼「削除」ピッ
男「おい消すなよ!」
幼「このアドレスの女の子は?」
男「それもだめ。近所の姉ちゃんで面倒見てくれた人だから」
幼「姉ちゃん? 何歳?」
男「22」
幼「削除」ピッ
男「ばか!」
幼「このアドレスの女の子は?」
男「それは……あ、あれだ、俺のお婆ちゃんだよ」
幼「なんで名前で登録してあるの? 削除」ピッ
男「くそおおおおおお!!」
男「俺だってお前を束縛してやる」
幼「え?」ドキッ
男「まず俺以外の男とでかけるな」
幼「わ、わかった……」
男「あと俺以外のなにかでオナニーするな」
幼「う、うん」
男「あと俺以外の男を電話帳から削除しろ」
幼「す、するね」ピッピッ
男「俺だけを見てろ。いいな?」
幼「はい……」キュン
男「……」
幼「男……すきぃ」ギュッ
男「なんかやりがいねえな」
幼「えぇっ」
男「夏休みだし。明日から免許とりに合宿いってくるから」
幼「そ、そうなんだ?」
男「1週間くらい」
幼「……」
男「寂しいかもしれないけどたったそれだけで帰ってくるからさ」
幼「で、電話いっぱいしていい?」
男「ああ」
幼「メールもするね、へ、返信してくれると嬉しいな」
男「するよ。なんならお土産も買ってきてやるよ」
幼「……」
男「だからそんな寂しそうな顔すんなって」
幼「い、1週間……」ジワ
男「あーもう。そんな引っ越すみたいなリアクションされても」ギュッ
幼「だって、ながいっ、さびしいよぉ……」ギュゥゥ
男「幼……」ナデナデ
幼「ぐすっ……と、撮ろう?」
男「え?」
幼「こ、この1週間男がいなくても、さびしく、ならないようにっ」
男「なにを?」
幼「そ……その」
男「……」
幼「……」モジモジ
男「……まじかよ」
幼「ま、まだ何もいってないよ!?」
男「いや、わかった。どうせハメ撮りとかいうんだろ」
幼「ちっ、ちちち、ちがっう、もんっ!!」
男「じゃあなんだよ」
幼「っ……え、えと……えぇと」
幼「なんでも……ない」
男「そうか」
幼「……」
男「じゃあ明日朝はやいから」
幼「……」
男「またな」
幼「うぅ……」
男「おやすみ」チュッ
幼「ん……お、おやすみ」
幼「……」
幼母「幼。夕飯たべないの?」
幼「食欲……ない」
幼母「どうせ男くんと喧嘩したとかでしょー?」
幼「してないっ!」
幼母「あら。こわいこわい」
幼父「お前ら喧嘩しても明日には仲直りだから気にすることじゃないだろ」
幼「だから喧嘩じゃなくて……」
幼母「うん?」
幼「会えないの……1週間男がでかけるから」
幼母「あら」
幼父「たったそんなことか」
幼母「こら」
幼父「お前な。大人になったら会えない時間なんて場合によっちゃ1週間2週間じゃないんだから」
幼「うう……」
すたすた
男「ふー疲れたー」
男「久しぶりにこの町に帰ってきた感がするな」
男「……」
男「幼」
男「大丈夫かなあいつ」
男「電話とメールものすごい数だったけど」
男「昨日から携帯電源きってるし」
男「サプライズで部屋いってやるか」
男「あいつどんな顔するだろ」
幼母「あら。男くんいらっしゃい」
男「こんにちは。お邪魔しますー」
幼父「おう。幼なら部屋だぞ」
男「はい」
幼父「昨夜から泣きじゃくってしまっててなあ」
男「……」
幼母「昨日から何も食べてないのよ」
男(おいおい大丈夫かよ)
幼母「男くん励ましてあげて。きっと寂しがってるだけだから」
男「は、はい」
こんこん
男「……」
こんこん
がちゃっ
男「幼?」
幼「っ……!?」
男「おう。よう」
幼「あっ、おとっぁあ」
男「お土産かってきたよー」
幼「男おおおおおおおおお!!」ギュッ
男「わっ!」
幼「ぐすっ! うえええん!! さみし、さみしがっだ、男おおおっ!!」ギュゥゥゥ
男「い、1週間でこれってお前これから心配だよ」
幼「えへっ、えへへ……男の体温、男、においっ」スリスリクンクン
男「よしよし。さびしかったな」
幼「えへへぇ……んっ、ん」チュッチュッ
男「でも飯はちゃんと食えよ」
幼「お、男……うちでたべよっ?」
男「それはおじさんたちに悪いって」
幼「いいのっ! 男ともっと一緒にいたいもん!」
男「うーん……」
幼「きょ、きょうはとまってって?」
男「つかれてるんだけど!」
幼「やだっ……もう妄想でするのはやだよっ、なまの男がいいよおっ」
男「そんなに妄想でしてたの?」
幼「あ……ぇ、あ」
男「へー」ニヤニヤ
幼「してたもん……ばかぁ」カァァ
もぐもぐ
幼「……♪」スリスリ
男「……」
幼母「あらあら」モグモグ
幼父「仲睦まじいな」モグモグ
男「あのさ。お前親の前で恥ずかしくないのか」
幼「くっつきたい気持ちのほうが勝ってるんだもん」
男「そっか……」
幼母「お似合いねえ」
幼父「あんまり彼氏を困らせるもんじゃないぞ」
幼「こ、こまってる?」
男「こまってないよ」
幼「えへっ」
幼母「なごむわあ」
幼父「いっそ幼を嫁にもらってくれたらどうだ?」
男「えっ……えと」
幼「……」チラッ
幼母「いいわね。男くんなら私も安心できるし」
幼「……」ドキドキ
男「その話は後日改めて……お願いしたいです」
幼父「ふ。いつでも受けてたつぞ」
幼「……」ギュッ
男「わ」
幼「……だいすき」
男「ちょっ幼……人前でっ」
幼母「気にしないわよ?」ニヤニヤ
幼父「幼は積極的に育ったな。どれお前らキスしてみろ」ニヤニヤ
幼「き、きて……男」スッ
男「ひぃぃ……」
男「はあはあ。幼の部屋は落ち着くなあ」
幼「これで両親公認だねっ!」ギュッ
男「おじさんたちはもうちょっと娘に近づく男に対して敵対心ってもんを」
幼「私がずっと話してたもん」
男「え?」
幼「小学校のころから男がすきだって」
男「そうだったのか……」
幼「そ、それでね……男」
男「……」
幼「そろそろ……しよ?」
男「つかれてるんだけど……まあこうなると思って1週間オナ禁してたがな」
幼「あっ……」ドキ
男「覚悟しろよ。あ、あとおじさんたちいるから声抑えろよ!」
幼「うんっ……うんっ」
――――
ドピュルルルッ ビュッ
男「っ……」
幼「はっ……ん」ビクッ
男「……」
幼「あ、あ……男ぉ」
男「幼っ」
幼「つながってると……や、やっぱり、安心する……ね?」
男「すきだっ」
幼「わ、わたしも……ひぁんっ!」
ぎし ぎし
ぎし……
男「ふぅ……」
幼「……」スリ
男「……だしきった」
幼「1週間ぶんの男……しゅごかったぁ」
男「お前もな」
幼「あ、男。け、結婚してもその」
男「ん」
幼「ふーぞく、とか、いっちゃやだよ」
男「……」
幼「い、いったら離婚だからね」
男「えっ」
幼「でっ、でも離婚したあと……もう一回結婚しようね」
男「支離滅裂だぞ……」
幼「すきだよ男……ずっと好き」
男「俺もすき」ギュ
幼「……ん」
男「どんな女の子よりお前が一番だ」ナデナデ
幼「ふぁ……」
男「好きって気づいたのはお前よりいくらか後だけどさ、お前がいないと駄目だよ」
幼「っ……」キュン
男「だから幼も浮気なんかすんなよ?」
幼「えへ……りょうかい」
男「あ、お前ちゃんとわかってんのか」
幼「えへへー」
男「この」プニプニ
幼「んっ……」
幼「これからもずっと一緒でいようね?」
男「まあたまには会えないときもあるけど」
幼「そ、そうじゃないよ。こころだよ」
男「心?」
幼「うん……はなれてても、あえなくても、心は隣にいるの」
男「……」
幼「ずっと一緒にいてください」
男「お前も大人になったな」
幼「え……」
男「たぶんずっと一緒だよ俺たちは」
幼「……うん」
男「カメラがなくても距離がとおくても」
幼「い……いつでも」ギュッ
男「いつでもだ」
おわり
中途半端なssになってすまんこありがとう
子作り編がないようだが?
これ以上やるとだらける予感
乙
乙
乙
よかった
乙
面白かった
実に素晴らしい
次は是非妹モノを書いて頂きたい
非常に素晴らしい
幼が可愛かったうえに、心の変遷見てて面白かった
乙! ヤンデレ風味なのがよかった!
乙!
面白かったよー
乙!
依存は良いものだ……
流血無しでメデタシメデタシ
>>1乙
結論
男が絶倫だとヤンデレは御せる
乙!
子供が生まれてからの話もやって欲しい
乙
数年後の話が見たいなー。
見たいな。
終わってた
乙
結論
幼が可愛かった
素晴らしかった。ありがとう、ありがとう。
よかった
子供が産まれた後日談やってほしいなぁ~(チラッ
このSSまとめへのコメント
普通によかった
謙遜する必要はない、すばらしかった
男、性格イケメンだなww
良かったでひゅ
素晴らしかったです。このキュンキュン心どうしてくれる…。
新作まってます