エレン「は?どこってどこだよ」
ジャン「!」ブワッッ
ジャン「ああエレン。良かったッお前がまともでッ!」ガシッ
エレン「ちょッ離せよ!服が破けちゃうだろ!」バッ
ジャン「あ、ああ悪い」
エレン「急になんなんだよ」
ジャン「お前、アルミンかライナーの部屋行ってなかったのか?」
エレン「…?…ああ。今朝まで風邪でずっと医務室で寝てたからな」
ジャン「…そうか。じゃあアルミンの部屋に行ってみるか」
エレン「いったいどうしたんだよ、やけに真剣な顔してよ。気持ち悪いな」
ジャン「はっ!…あんなの見たらお前もそんなこと言ってられなくなるぞ」
エレン「あんなの?」
ジャン「いいから行くぞ!」
~アルミンの部屋の前~
エレン「なぁ。ここに何があるってんだよ?」
ジャン「いいから開けてみろ」
エレン「…?」
ガチャッ
エレン「」
アルミン「さぁ一緒に!!≪ミカサ様を!≫」
信者A「ミカサ様をっ!」
アルミン「≪愛する者にっ!≫」
信者B「愛する者にっ!」
アルミン「≪ミカサ様の恩恵を受けんことがっ!≫」
信者C「ミカサさまの恩k…ッ!」
アルミン「どうしたっっ信者Cっっ」
信者C「し、舌を噛んでしまっt「黙れぇ!」
アルミン「聖書をちゃんと読めぬ者にミカサ様を崇める資格など無いっ!連れていけっ!」
信者C「そ、そんなっ」ガシッ
信者C「おっお助けッ」ずるずる
ガチャンッ
ギャアぁァァァァアアアア
エレン「…え?」(^_^;)ダラダラ
アルミン「あっ!エレンじゃないか!風邪治ったの?」(*^_^*)
エレン「あ、ああ…で、アルミン。これどういう状況?」
アルミン「え?ミカサ様の信仰を高めるための演説だけど…」きょとん
エレン「み、ミカサ様?」
アルミン「うん!…あっそうか!エレンもミカサ教に入りたいんだね!いいよ、ちょうど枠が空いたから」
エレン「あっ、うん……え?」
ジャン「見たろ?こういうことだ」コソコソ
エレン「いや、こういうことも何も、まだ理解できてないんだが…」
アルミン「…ってジャン?!何のこのこと帰って来てるんだい?!」
信者たち「なにっ!ジャンだと?!」
ジャン「あ、そういや俺ミカサ教から指名手配受けてるんだった」
エレン「はぁ?!」
ジャン「とりあえず逃げるぞ」ダッ
エレン「はぁ…ったく」ダッ
オイ!エレンドコイクンダイッ?マッテクレヨ!ミカサキョウハドウスルンダイ!エレン!
期待してます!
遅くなりました…これから三日、四日くらいは良く開けちゃうと思いますので今のうちに謝っときます。ごめんなさい
~ライナー部屋前~
エレン「で、アルミンがああだったとすると…」ガチャッ
クリスタコッソセカイイチッ!(ヨッ!)クリスタッコソオオオオセカイイチイイイ!!
エレン「やっぱり…」
ジャン「ライナーたちはファンクラブみたいな感じだな」
ライナー「クリスt…あ、エレン達じゃねぇか!って…ゲホッゴホッ」
エレン「だ、大丈夫か?かなりでけえ声で歌ってたが」
ライナー「くっゲホッりすたのっゴホンッ歌はゲホォッゲホッゴホッブハッ!」
会員1「えっと、ちゃんと言えてないので翻訳すると、(クリスタの歌はちゃんと大きい声で歌う決まりだから)」
ライナー「ゲフォッ」コクン
ジャン「まあアルミンとこよりはましかもな」
エレン「ああ…(キモいことに変わりはねえが)」
会員2「そーだ。新しくクリスタグッズ作ったんですけど、いりますか?」
エレン「グッズ?」
会員2「おーい!持ってこーい!」
会員たち「えっさほいさ」
会員たち「えっさほいさ!」
ズシンッ
ジャン「ぅおっ…また作ったのか?こんなでけえの。」
会員3「これはな、クリスタの体を忠実に再現した彫刻だ!」
クリスタ彫刻「…」ピカッ
エレン「すげえな…」
会員2「だろ?リアルだろ?」
エレン「いや、よく金なんて集められたな…」
会員1「教官に言ったらいくらでも使え、と言ってくださったんだ」
エレン「教官もファンだったんだ…」
ライナー「ふーっ……あと≪クリスタちゃん人形天使バージョン≫もあるぞ」
エレン「いや、遠慮しとくよ」
ジャン「俺も…じゃあ次俺らベルトルトんとこ行くから」
ライナー「そうか?じゃあな」
エレン「おう。またな」
―ベルトルトの部屋の前の廊下―
ギイイイッッガタンッドドドドドドズシンッ!ダダダダダダッ!
エレン「…」
ジャン「これは…」
エレン「なんでこんな防御態勢が…」タタタ
ジャン「っ!…まて!そこは落とし穴…「うわあああああああ」
ジャン「遅かったか…」
ギイッ
ベルトルト「ジャン?!ついさっきエレンが落ちてきたんだけど…これきみの?」
ジャン「なんだよ君のって…とにかくこの罠全部止めてくれ」
ベルトルト「うん」
ポチッ
ガシャンッドドド・・・・・・・・・ギイッ
ベルトルト「止めたよ~」
ジャン「どーも」タタタッ
~ベルトルト部屋内~
エレン「なんで落とし穴が…」
ベルトルト「ごめんよ。いつもはつけてないんだけど、敵が来た時のために点検してたんだ。」
ジャン「はは…運が悪かったんだな」
エレン「笑えねえよ!尻強打したわ!」イラッ
ジャン「それはさておき」
エレン「置いとくな!」
ベルトルト「そういえば君たちってまさか入隊するために来たの?」
エレン「だから話の流れを変えるなっt…入隊?」
ベルトルト「そうだよ。≪アニ親衛隊≫」
エレン「ほかに人はいねえが?」
ベルトルト「なかなかアニを好きな人が見つからなくてね。良かったら君たち、入らないかい?」
ジャン「いやー大丈夫だぞ?」
エレン「俺も平気だ。」
ベルトルト「そうかい」
ジャン「ああ。そろそろ帰らせてもらうわ」
エレン「ああ。じゃあな」ピッ
ベルトルト「あっ落とし穴のスイッチ」
エレン「うわああああああああ」
あと、もし似たようなssあったらごめんなさい。
俺は好きだよ
完結まで書いてくれ
~廊下~
エレン「なぁジャン」
ジャン「なんだよ」
エレン「俺、気になってたんだけどさっきから一人の女子にもあってないんだが。」
ジャン「はあ?」
エレン「いや、おかしいだろ。いくら休日とはいえみんな出かけてるわけじゃないだろ?」
エレン「それなのに誰一人として、すれ違いもしない。ていうか、ミカサが俺のとこにいないとかおかしい」
ジャン「チッ(あああうらやましい!休日でもミカサと一緒にいるとか!)」イラッ
エレン「なんだよ、舌うちとか…!」
ジャン「うっせえ!…女子なら全員女子寮にいるよ」
エレン「は…?なんでだよ」
ジャン「あのな、多すぎるから全部見せなかっただけで、ほかにも≪ミーナを愛でる会≫とか、」
エレン「えっ」
ジャン「≪サシャ護衛団≫とか、ほかにもあるんだぞ?」
エレン「えっ」
ジャン「女子たちはそういうのができてない奴らも、危険ってことで女子寮に籠城してんのさ」
エレン「でも…ミカサまで…?」
ジャン「いや、ミカサは分からんな。でもミカサ教から監視受けてたらしいから一緒にいるんじゃねえか?」
エレン「そうなのか…」
ジャン「なんだ?ミカサが心配かよ。いつも禍々しそうにしてたくせにww」
エレン「なっ…心配なんか…」
ジャン「ま、お前なら女子寮に行けると思うぞ。ミカサが心配なら行ってみろよ」
エレン「は?」
ジャン「お前はウザいことに、女子からの好感度は高い方だ。ミカサもいるし、入れるかもな」
エレン「ウザいことにって…でも、うーん…行ってみるかな」
ジャン「じゃあミカサに俺も心配してるって伝えとけ」
エレン「おう。教えてくれてありがとな!」タタタッ
ジャン「……アルミン様。完了いたしました」ボソッ
アルミン『良いぞジャン。戻ってこい、褒美をやる』
ジャン「有難き幸せ」
~女子寮前~
エレン「……すげえな」
ズダンッダダダダダダッッ!ヒュンヒュンヒュンヒュウウウウウウズドオン!!
エレン「ベルトルトのとこなんて目じゃねえくらいだ…」
???「エレン…!」
エレン「ぅお!…ってミーナか?」
ミーナ「しっ!ついてきて!エレンつけられてる…!」
エレン「え?!」ブンブンッ
ミーナ「しっ!って言ってるでしょ!良いからついてきて!」ガシッ タタタッ
エレン「うわッ!み、ミーナ!」タタタッ
黒装束の男1「ばれました…」ボソッ
黒装束の男2「ああ。いったん引き揚げるぞ」バサッ
黒装束の男1「はい。了解です」バサッ
エレン「ちょ、ミーナ走るの速いって…ん?カラス…?」ダダダッ チラっ
バサッ バサッ バサァッ
エレン「カラスにしては大きいような…?」ダダダッ
ミーナ「よそ見しない!転ぶよ!」タタタッ
~女子寮内~
シーン…
エレン「静かだな…」
ミーナ「ちょっと待ってて」
エレン「ん?」
ミーナ「ユミルッ!検査お願いッ!」
エレン「け、検査?」
ビシュッ スタッ
エレン「ぅおっ!」
ユミル「おい。ほんとに大丈夫なんだろうな?スパイじゃないって証拠は?」
ミーナ「知らないわよ。私だってミカサに言われて連れてきたんだもの」
ユミル「はぁそうだったな…まあいい。とりあえず検査するからエレン。おまえ服脱げ」
エレン「はぁ?!///」
ユミル「何照れてんだよ。私は武器がねえかどうかの確認をするだけだ、上着だけでいいよ」
エレン「あ、あぁ悪い、俺の勘違いだ」パサッ
ユミル「うーん…上着もズボンのポケットも何もねえな。」ゴソゴソ
エレン「当たり前だ」
ユミル「よし。ミーナいいぞ」
ミーナ「いくよ、エレン」
エレン「…これから俺、どこに連れてかれるの?」
ミーナ「ミカサのいるところ」
エレン「ああ、だよな。」
~なんかすっごいデカくて厚い扉の前~
ミーナ「えっと、9653…」ピッポッパッピッ
エレン「(パスワード?)」
ミーナ「…」グッ
エレン「(指紋認証システム?!)」
ミーナ「あー」
エレン「(音声認証システムも!?!)」
ガ――――ッ
『ミーナ・カロライナ様 おかえりなさいませ』
エレン「(なんかしゃべってるしいいいい)」
ミーナ「ほら、エレン。ここよ」
エレン「お…」
ミカサ「あっエレン!!」タタタッ
エレン「ミカサ!」
ミカサ「エレン、大丈夫だった?怪我ない?無事?」
エレン「俺は大丈夫だ。ミカサこそ…」
ミカサ「私は平気…」
エレン「ならよかった。ジャンもお前を心配してたぞ」
ミカサ「え…?」
アニ「…ミカサ、今すぐエレンから離れて」
エレン「え?」
アニ「ねぇあんた、ジャンと会ってたの?」ガシッ
エレン「え?あ、ああ。」
アニ「チッ…あのねぇ。エレン、ジャンはミカサ教の信者だよ」
エレン「はぁっ!?」
ミカサ「…」
アニ「やっぱり。盗聴器だ」ブチッ
エレン「盗聴器?!」
アニ「ったく。ユミルのヤツ、検査が甘いんだから…ちゃんと隅々まで見ろってあれほど…」イライラ
エレン「ジャンがつけたってことか?!」
クリスタ「あんの馬面野郎…」ダンッ
サシャ「まずいですよ。この扉の解除方法がばれた可能性が」
アニ「いや、指紋と音声はここの女子しか開けられないけど、」
アニ「ミーナのパスワードを口にしながら開ける癖が残ってたら……」
エレン「そういえば口にしながら開けてた!」
アニ「ミーナ…?」ゴゴゴゴゴ
ミーナ「あははは…てへっ☆」
アニ「てへっ☆じゃないから…!」ガシッ
アニサマッオタスケーヤメテーケーヌケル!ケーヌケル!
コンクライデユルスワケナイダロウ?!パスワードハカエラレナインダヨ?カクゴシナッ
イヤアアアアアアアオタスケエエエエエエエ
エレン「…。」(^_^;)
クリスタ「どうするの?ガード弱くなっちゃったよ」
サシャ「うーん。ガードはともかく、エレンと接触してくるとは迂闊でした」
アニ「ああ。こっちも何か仕掛けたほうがいいかもね」
サシャ「そっちがその気ならってやつですね」
アニ「よし。先手必勝!クリスタはミカサのケアをお願い」
クリスタ「わかったよ。ミカサ、行こう?」
ミカサ「…エレンは」
サシャ「大丈夫ですって。私たちが守りますから」
ミカサ「…ありがとう。エレンをお願い」
エレン「ねえ、俺も行かなきゃだめだよね?」
ミカサ「私はどちらでもエレンが無事なら構わないけど、ここで行かなかったらエレンをヘタレエレンと呼ぶ」
エレン「俺も頑張るぜ!じゃあな、ミカサ」
ミカサ「ばいばい…エレン」
アニ「総員戦闘準備!!目標ミカサ教!」
アニ「ミカサの仇うちだ!各自最高速度で突っ込め!!」
兵たち「「「いくぞっ!」」」
兵1「血祭だ!」
兵2「差し違えても!」
兵3「キノコヘッドを狙えええええ!」
~どこかの訓練所~
マルロ「…ヘックション!」
ヒッチ「きったね、風邪移すなよ」
マルロ「うるさい!…ヘックチッ」
ヒッチ「ちょwww子猫かよwww」
今更ながら、ミカサは夜道をアルミン教の信者に襲われて心に傷を負ったという設定です。そりゃあミカサだもの、撃退しちゃったけどあとからその宗教の教祖が自分の親友と知ってショックを受けたという感じで。いろいろすみません、今日はもう多分更新しないです・・・また明日m(__)m
続きは?
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