まえがき
京太郎スレである
京太郎スレである
京 太 郎 ス レ で あ る
今日からここはロットンスレだ!!
我がハッピーエンドを書き換えたのだ……
以上の点に留意してください、大変危険です。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437145811
新子憧は、高校三年間を終えた後、東京の大学へと進むことを決めた。
理由は、まぁ、いくつかあるが、それはさほど重要ではない。
親が、許可をくれたこと。それが一番、憧にとって大切なことである。
「ふぅ」
一つ溜息をついて、今日から自分の城となる、ワンルームのマンションの一室を眺めた。
換気のために開け放った窓からはまだ少し肌寒い空気が流れ込んでくるが、荷物を運び終えた火照った体にはちょうどいい。
「今日から、ここで一人暮らしが始まるのね……」
胸が、静かに高鳴る。この感覚は、子供の頃に連れて行ってもらえた遊園地とか、IHでの戦い以来ではないだろうか。
「うん、大丈夫……」
勿論、不安はある。泥棒が入らないか、とか、ほぼいらない心配をしたこともある。が、自分は割としっかりしてるから、そういう心配はいらないだろうという、自信を憧は持っていた。
ナルシストではないが、自虐癖があるわけでもない。
何度も何ども実家で見返してきた一人暮らしの基本ノートにもしっかりまとめてある。
「さて……まずは」
運び込まれた、ダンボールの山。そして、ベッド。憧は早速整理しようとそのダンボールの山に手をかけ……
「休憩しよ!」
なかった。頭にかぶった三角巾を取り、前掛けも取り外し、すっかり身軽になった体で、新品ベッドのもふもふの布団へと飛び込んだ。
「さすがに、疲れたもんね……すこし……くら、い……ね……」
そのまま、憧は引越し作業の心地よい疲れに身を任せ、深い眠りに落ちた。頬をなでる春風が心地よい……
数分後、窓を開けっ放しだったことを突然思い出しすぐさま覚醒。ピシャーンと、窓を閉じた。
「先が思いやられるわね……」
その後結局目が覚めてしまった憧は、勢いそのままにダンボールの山を綺麗さっぱり片付けてしまった。
今度こそさすがに疲れた憧は、あてもなく近所をブラブラしている。
さすがに今日は疲れたので外食で済ます算段だが、毎日そういうわけにもいかない。
1人暮らしする以上、近場のコンビニやスーパーなどの場所はしっかり把握しなければならないのだ。
「えーと、ここを……ん?」
手元のスマートフォンの地図を眺めながらゆったりと歩く憧は、ふと、視界の端に雀荘という看板を捉えた。
「……へー」
徒歩、4分。魅力的だ……ビルの二階にあるその雀荘は、なんとなく男臭い雰囲気はしない。客層は半々といったところか。
「……うん、よし」
自分の『目的』の為にも、ここは頻繁に通うことになるかもしれない。地図のアプリでここにピンを立てて、しまう。そして憧は、その雀荘へと続く階段へと踏み出した。
そして、この階段こそが、新子憧の人生を左右する、大きな大きな分かれ道であった。
期待
姑息なまえがきを、それでもデュエリストか!
新子 憧
18歳
20××年四月××日
とりあえず終わり。このスレでは最近のムーブメントが語られる可能性もある為注意重点、備えよう。
期待せざるを得ない
期待
俺たちを満足させてくれよ!
あ゛こ゛ち゛ゃ゛ん゛た゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
モーメントが語られるスレだと
乙です
淡が入水する絶望、アコチャーが円光ビッチJKだった絶望、そもそも需要が低くて京戒スレが立たない絶望を
それぞれ味わったイリアステルによる未来改変の危機が迫っていると聞いて。
>>12
そんな鮫のような絶望が京太郎スレにあるってのか……
憧が店内に入ると、店員爽やかないらっしゃいの声とともに、心地よく暖かい空気に包まれる。
無駄に熱くするのではなくて気温を保つ空調、見た所人は結構いるが、湿度は感じさせない。
(いいお店だ)
内心、ガッツポーズ。
老若男女問わずに楽しい雰囲気で麻雀が繰り広げられている。探してもこういう店はなかなか見つからない。
(さて、空いてる卓はあるかなー?)
壁に貼ってあるルール説明ではこの店はインターハイとほぼ同じルールを採用しているようだ。これなら変にもめることもない。目を走らせて、空席を探す……
(おっ)
壁際の一つの卓に、もうすぐ決着がつくかという白熱した雰囲気を感じ取った。
店内なのになぜかフードを深くかぶった人に、金髪の男、恰幅の良い男に、サラリーマン風の男だ。
卓の状況は分からないが、金髪の男はやけに焦っている。
(多分ラスでオーラス迎えちゃったのかなー?)
手を覗くのはあまりマナーが良いとは言えないが、もうすぐ空くだろうが、空きがないから仕方がない、暇つぶしにその卓の決着を見届けることにした。店員に頼んだオレンジジュースを音をたてずに喉に通し、河を見つめる。
(ふんふん……この金髪はもう防御なんてほとんど考えてないやこれ。ツモと高打点にかけたんだね、てか、そうじゃなきゃ勝てないのかな?)
金髪の男の焦りは河からもよく伝わってくる、見るからに筒子の染め手だ。五筒がドラだからそれも絡めて、ツモなら跳満、あわよくば倍満も届くかもしれない。
(それに比べて……)
ほか3人を見やると、のびのびと打っている。サラリーマンは既に二副露。アガリも近いだろう。
クイタンのみに見えるが、この男がトップなのか
恰幅の良い男はアガリ放棄とまではいかないが、二巡目半ばに入ってまだ3向聴だ、ここからテンパイまでこぎつけるのは難しいだろう、しかし焦りは感じられない。
そして、フードの人は……
(ん?)
フードの人物をよく見て、憧は奇妙な違和感を覚えて、すぐにその正体に気がついた。
(うわ、牌全部伏せてる、自摸もぜんぶ盲牌で見分けてるし、理牌もしてないっぽい)
そのフードは自分の手元など一切見ていなかった。ギラつく眼光はほか3人の顔と手元を常に観察し続けている。フードにはそれが当たりまえのようで特別気を張ってる様子は感じられない。
だめだ、時間が足りぬ……
今日はもう更新できないと思う。
トドのつまり、>>1は相変わらずの亀更新ということですね。
おつよー
待機してますの
ヘイトスレを発見しました。ここで一句
京豚や
増殖しすぎて
ゴキブリや
京憧スレと聞いて
期待
久々に百合豚見たな
アコチャー好きだからワクワクしてきた
アコチャー好きだからワクワクしてきた
乙です
憧ちゃーなのにあわあわしてきた!
白糸台のターン淡ちゃんの出番あり?ときかく白糸台最強無双に期待
前スレ同様期待してますぜ
前スレをいま見てきた!
こっちも頑張ってください!
淡からのアコチャーか
/ / / / 〃 i{ | \
/ / / / 〃 | i{ |
/ / / / i{ | i{ l ',
__/ / ′ 〃 /{ ハ { | |ヽ
⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ ア i{ l l i{{ l i{ { | | } i{ /
. / ィ' i{ | l 从| l i{ { | | } 从 〃 ′ l
{/ / i{ |jI斗===ミ i{ { | 厂}/}/ }/ } /⌒ 、
' ∧ 狄Ⅵ汞≧八 {\ | ィ'“ 汞笊ぅ/ / 厂^ l ′
/ / { ', { ∨こリ \l 、! / Vこツ{/i / 从 ′
/ / 人 ', ',{ }ノ }/ / ハ/ 俺の最近のムーブメントは……おもちだ
∠ ∠ イ l\ 、 V } / /
八 ! Ⅵ ヽl j l=‐≦/
\〉 v 汯 { 爪 〃
} ∧ / //
\{ 込、 ___ /{ ィ/
_ -=\ に ̄ ̄_) {从
〃 }N\ / j_ノ_}Y
ri{ i{ 、 /_ -=ニニニニ|
|ム i{ ー―― r≦ニニニニニニニ=|
|ニ} /{ |ニニニニニニニニ=‐ |
今日の夜中かけるはず
いつも通りの決闘者(オモチニスト)じゃねーか
>1の他の作品を教えて
>>30
淡「雲の切れ間に」京太郎「星が瞬く」
淡「雲の切れ間に」京太郎「星が瞬く」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426167617/)
アコチャー…東京の大学…京太郎…HOA…うっ、頭が…
むしろHOAは大勝利した数少ないアコチャーの1人なんだよなあ…
ほう
な古式ム関無
夜が明けない件
だれだよフィールド魔法使ったの
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《 お 前 の 一 週 間 に は 会 社 と の 契 約 の 証 》
今日頑張る、頑張って書く
盛大に誤爆しちゃったけどこれも全部ドンサウザンドってやつの仕業なんだ!
しかも鳥忘れ、>>1、無能
無能な私を許さないでくれ……
ン拒否するゥ
ここだったのか
ってか総合スレ見たら誤爆しててワロタ
>>14から
(凄いなー……)
憧は素直に思う。どれほどの集中力と記憶力なのかと。
特に、集中力。仮に最初から最後まで発揮し続けているのだとすれば、それは恐ろしいことだ。
(……勝負したいかも)
憧としては、この手の雀士は好ましい分類に入る。オカルト持ちの化け物に囲まれながらも、技術と心理戦で常に戦場に立ち続けてきた憧としては、『情報』を重視することこそまさに麻雀なのである。
1で10を得て、10から100を、100から1000を、そういう予測力こそが、オカルトを打倒するのに必要なことだ。
フードの男のツモ切りは早い。引いて、なぞり、切る。引いてなぞり切る。引いてなぞり加えて切る。引いてなぞり切る。
一連の動作がわずか1秒ほどだ。相手に思考の時間を与えない目的もあるだろうか。
(こうも早くちゃ、焦るよねー)
フードの下家の金髪はまさにそれにせかされ、妙に歪んだ打ち方をしている。
ルール違反こそ微塵も犯していないが、フードのやつの麻雀は威圧的であった。
「ロン」
やがて、宣告。
金髪がぎょっと目を見開き、死神の様に深くフードを被った男のやけに通る声に慄く。
「7700、これで一位を300点まくって逆転一位だ」
「だあああああ!また負けたーーー!!」
金髪、ではなく、サラリーマンが咆哮。
周りの客は一瞬視線を集めて、また卓に集中、見慣れた光景なのだろう。
「チクショー!ついに勝てると思ったのに……」
サラリーマンは悔しさを隠しきれず、天を仰いだままだ。
「いいじゃないか、二位なんだからさ。それに、彼に勝てないのはしょうがないさ」
ふくよかな男は予想できていたのか、特に乱れはない、しかし金髪の男は、うつむいたまま動かない。
「さて……えーと、金髪さん、勝負も終わったし、君以外全員プラスだし……ね?」
「わかってるよ……」
フードの声に、かすれた声で金髪が答えた。懐から財布を取り出し、中身を漁る。
(あっ、ここお金かけるの?)
慌てて店内を見渡すが、その様な記述はない。
それを見た店員が、こっそりと耳打ちしてくれた。
曰く、ここは表向きには健全なノーレート雀荘であるが、昼飯代程度なら、店に迷惑をかけないなら問題ないとのこと。
また、一人でも拒否したら金はかけられないということ。
よかった、と、憧は安心して息をついた。
あまり、賭け事は好きではないのだ。
卓に視線を戻すと、ちょうど金髪が立ち上がり、卓から離れた様だ。これ幸いと、憧はその卓の三人に声をかける。
「ここ、いいですか?」
「あ、どうぞ」
了承をもらい、席に着く。苦手意識は昔ほどでもない。卓を囲むくらいなら問題はない。
憧は、非常に興味深い麻雀を打ったフードに狙いを定める。
よかった
賭け麻雀に負けて身売りさせられるアコチャーはいなかったんだ
乙ー
乙
いや店員もグルで、後で「そんなこと言いましたっけ?」とか言いながらテンピンレートの請求するに違いない
あわあわの読んだからこのスレには期待してる
最高だな
期待
あと、フードの男から鉄の意志と鋼の強さを感じる
乙です
期待
今日あたり、フィールを感じる
そろそろくるんじゃないかと俺の中のなにかがいっている
そろそろ生存報告がほしいところ
こりゃもうこねーな
まだだ
まだおわらんよ
待ってるでぇ~
ほ
まだかな
ほ
ほ
もうこれへんのかいな...
そんな.......全裸待機してるのに
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