子どもの頃に、学校とかでよくこんなような事を聞かれた事があるのではないだろうか。
「もし明日地球が滅びるとしたら、アナタは何をしますか?」と。
大体の子どもが「貯金してるお金を使い果たす」だとか「美味しい物をお腹いっぱい食べる」とか、その日を自分の為に使う事を答えるであろう。
僕もその中の1人だった。
しかし、そうでない子がいた。
その子は笑いながらこう言った。
「地球が滅びるにしろ、明日私が死ぬにしろ、次の日私がいなくなると思った時には、お世話になった人に『ありがとう』って言いに行く」と。
その答えを聞いた時、何と言うかカッコイイと思った。
今から数年前の話、僕が初めて入社した会社をやめて、立派にフリーターをやってた頃の話だ。
その頃の僕はと言うと、とてつもなく将来に不安を抱えていた。
フリーターだから、働かないとお金が入らない、つまりは、怪我をして長期の入院とかなると、その月の収入が0とかもありえる。
なんであの会社を辞めたのだろうかと、とてつもなく後悔していた。
そんな日々を変えるために僕は公共職業安定所、
そんな日々を変えるために僕は公共職業安定所、ハローワークって言った方がわかりやすいかな。
僕はそのハローワークに通える日は毎日通って、アルバイト以外の職を見つけようと必死になっていた。
しかし、現実はそう甘くないもので、一度会社を辞めた様な人を雇ってくれる所なんて見つからなかった。
特に僕の場合は、短い期間で辞めしまったため書類選考
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