男「あのさ、お前今月だけで俺に何回告白した?」
後輩「はい!26回ほどしました!!」
男「うんそうだね、それで俺全部断ってるよね?」
後輩「はい!26回とも全部玉砕です!!」
男「…解ってるならなぜやめない」
後輩「好きだからです!!」
男「元気いいね、無駄に」
後輩「えへへ」///
男「誉めてねぇよ」
男「はぁ、あのさ今さらだけどなんで俺の事好きなわけよ」
後輩「覚えてませんか?」
男「全然」
後輩「あれは私が入学して日が浅いころ――」
―数ヶ月前―
数学教師「おーい、後輩」
後輩「はい?」
数学教師「次の授業お前っち数学だろ、このプリント持っててくれ」ドサ!
後輩「ぇ…こんなに」
数学教師「ほんじゃ頼むぞ~」
後輩「…」
後輩「よいしょ、よいしょ」ヨロヨロ
後輩「ぁ、グビャ!?」ドテーン
後輩「あぁ!プ、プリントが!?」
後輩「うぅついてない…」ジワ
男「」スタスタ ピタ
後輩「?」
男「きみ何組?」
後輩「へ、えっと2組で、す」
男「ふーん了解」拾い拾い
後輩「あの?」
男「よいしょっと」ズシ
男「これ、君のクラスに置いとくよ」スタスタ
後輩「あのちょっと!」
後輩「行っちゃった…」
後輩「……///」
男「…え?理由ショボくね?」
後輩「ショボくないですよ!失礼ですね」
男「いやいや、プリント届けただけで好きになるとか軽すぎだろ」
後輩「ショボくもないし軽くないですよ!!」
後輩「確かにそんなことかもしれませんが…仕方ないじゃないですか格好よかったんですもん」///
男「おうそりゃどうも」
後輩「なので先輩!」
男「ん?」
後輩「付き合っt」
男「NO」
後輩「まだ全部言ってませんよ!?」
男「アホ!何回も経験すればおまえが告白するタイミングなんて解るわ」
後輩「つまり…私の気持ちが解るなんて私達相思相愛なのでわ?」///
男「なぜそっちに持ってく…」
後輩「ならお聞きしますなぜ私じゃあダメなんですか!」
男「あー…それはだなぁ」チラ
後輩「な、なんですか?」
男:身長173㎝
後輩:身長146㎝
男「犯罪臭がするから」
後輩「そんな理不尽な!?」
男「それに俺はセクシーな女性が好きなの」
後輩「ぐ、私だってこれから成長して」ツルペターン
男「寝言は寝てから言え」
後輩「うわぁぁぁん!!先輩のバカァァー!!」タッタッタッ
男「…ふぅ」
友「なんだよ~また後輩ちゃんに告られたのかよ」
男「友、見てたのか」
友「まぁね、なんで付き合わないかなぁ身長は小さいがそれがまた可愛いじゃん」
男「…ロリコン野郎」ボソ
友「おい聞こえてるぞ」
男「とにかく俺は興味ないの」
友「ふーん…なら俺が貰っちゃおうかな」
男「は?」
友「だって顔もタイプだしお前が付き合わないなら俺がアタックしようかなって」
男「…くだらね勝手にしろ、俺は帰る」スタスタ
友「フフン、素直じゃないね~」
男(クソ、何でイライラしてんだ俺は)
男「はぁ…ん?」
後輩「」キョロキョロ
男「門の前でなにやってるんだあいつ」
後輩「もう帰っちゃったのかな…」
男「もしもーし迷子ですかお嬢ちゃん」
後輩「あ!先輩!!」パァァア
男「なにやってんのお前」
後輩「なにって先輩を待ってたんですよ」
男「俺を?」
後輩「そうですよ夫の帰宅を待つこれぞ妻のあるべき姿」///
男「誰が夫で誰が妻だって」ベシ
後輩「きゃう!?痛いじゃないですか!!」
男「アホいってるからだ…ほら、帰るんだろ」
後輩「っ!はい!」ニコー
男「」クス
後輩「あぁ今日も先輩を虜にできませんでした」
男「毎度毎度ご苦労様です」敬礼
後輩「ちょっとなぜ他人行儀なんですか、こんなに可愛い後輩が好意を示してるのに」
男「よく言うぜこんなにお子ちゃまな癖に」頭ポンポン
後輩「む、これでも私男子からモテるんですよ!」
男「…ふーん」
後輩「信じてませんね?本当に私モテるんですよ今日もイケメン先輩に告白されちゃいましたし」
男「え、?」ドキ
後輩「『君を守りたい恋人になってくれ』って言われちゃいました//」
男「…」
後輩「フッフッフ、どうですか先輩やはりこの人気者の後輩を独り占めしたくないですか?だから私とお付き合いしま「あっそう良かったな」
後輩「せ、先輩?」
男「…俺家こっちだから、じゃあな」スタスタ
後輩「まっ待てください先輩!」
男「」スタスタ
後輩「…先輩」
男「」スタスタ ピタ
男(なにやってんだ俺?)
男(あいつがイケメンに告白されたって聞いてドキッてしてイライラして…)
男(別に俺はあいつ何者でもないのに、ましては彼氏でもないのによ)
男(ただあいつが、後輩が誰かにとられんじゃないかって思ったら気持ちが落ち着かなくなっちまう)
男(…俺は後輩の事を)
男(……謝ろうとにかく会って謝らなくちゃな)クル
後輩「うぅ、…先輩」トボトボ
友「ペッタン♪ペッタン♪ツルp、ん?おーい後輩ちゃん」
後輩「あ…友先輩」グスン
友「どかしたの話してみなよ」
後輩「せっ先輩をヒック、おごらじでじまいまじだ」ポロポロ
友「男が怒るねぇ」
後輩「はい…私が意地を張ってイケメンさんに告白されたことを自慢してヒック」
友(ははん、成る程ね大体読めたよ)
後輩「あの、私…先輩に嫌われたでしょうか?色恋を自慢するウザい女なんて思われたら…ふぇぇ」メソメソ
友「あぁ泣かない泣かないそんなんであいつが後輩を嫌いにならないよ」
後輩「でも、でも」
友「付き合い長いから言えるけど、あいつは興味があるやつ以外と言葉交わしたり全くしないんだ」
後輩「てことは私、先輩に」
友「うん、少なからず気に入られてるってことだ信じてくれていい」
後輩「///」
後輩「あの!ありがとうございます友先輩、私先輩に会って謝ります!」
友「おう、そうだね行っておいで」ニコニコ
後輩「はいそれでは!」タッタッタッ
友「…はぁ」
友「俺のお人好し」
友「男…ちゃんと捕まえてないと本当に俺がとっちまうぞ?」
友「1つ貸しだぜ」
これは「あんま興味なかったけれど誰かが欲しだしたとたんその女がなんかよくわからんけど可愛く思えてくる」法則ですね
自分にとっては価値のないものでも周りが欲しい欲しいといえばなんか手放したくなくなるみたいな
支援
どちらかというと好きになる前に側にいて当たり前になっちゃって、当たり前じゃないということに気がついて好きより先に愛に目覚めるパンティー
さっさとくっついていちゃラブ見たいです
後輩「はぁ、はぁ」タッタッタッ
後輩「ッ先輩」タッタッタッ
後輩(私は知っている)
後輩(本当はもっと前から先輩を知っている―――)
―中学時代―
英語教師「ちょうど良かった後輩ちゃん」
後輩「へ?な、なんでしょう」
英語教師「次の授業貴女たちのクラスだったわよね?」
後輩「はい…そうですけど」
英語教師「ならこれ教室まで持っておいてくれない」ドサッ!
後輩「こ、こんなに?」
英語教師「じゃあよろしく頼むわね」
後輩「…」
後輩「よいしょ、よいしょ、」ヨロヨロ
後輩「あ、ぴぎゃ!?」ズテーン
後輩「イタタ…なんで私がこんなこと」ジワ
後輩「とにかくプリント拾わなきゃ」
スタスタスタ―ピタ
男「ねぇ」
後輩「ふぇ!?はっはい」
『私はこの時期今ほどハキハキした子じゃなかった』
『人見知りで口下手で友達もいないから人とまともに喋った事もなかった』
男「君なん組?」
後輩「え、あの、4組です…」
男「ふーん了解」拾い拾い
男「よっと、じゃあこれ教室まで持っておいておくぞ」スタスタ
後輩「え?え?あの、その」
後輩「…行っちゃった」
後輩「…」
『その時は恋かなんかなんて考えなかった』
『でも、凄くその人が気になるようになり視界に入れば目で追うようになった』
後輩(ここが男先輩教室かな?)
後輩(遅くなったけどお礼言わ…あ、先輩とお友達がなにか喋ってる)
後輩(普段どんな話するんだろ?)コソコソ
友「男~お前彼女とか作らないのかよ~」
男「作る作らないの前に俺ら受験生だぞ?」
友「受験も大事だがお前その容姿で三年間彼女一人も作らなかったろ」
友「友さんは心配で心配で」
男「…別にいいだろ」
友「ぶっちゃけ聞くがどんな娘がタイプなのよ?」
男「…ショートで明るい子かな」
友「おぉ!それでそれで!!」
男「それでって…そうだな」
男「思いに忠実で包み隠さない子かな?」
後輩「…」
友「はっはっは何だそれw」ケラケラ
男「」ブチ
友「え、あれ?まさか男怒った?」
男「」ニコニコ
友「あ、やば」シュタタタ
男「お前から聞いといてなんだこの仕打ち!待て!!」シュタタタ
後輩「」
後輩「」←髪の毛ロングしかもボサボサ根暗っ娘
後輩「……っよし」タッタッタッ
―次の日―
【後輩のクラス】
ワイワイ ガヤガヤ
ガラガラッバン!!
後輩「おっはよー!」←ショートカット
クラスメイト男子「え?だれ?」
クラスメイト女子「あの、あなた教室間違えてない?」
後輩「はは、やだなぁ後輩だよ後輩」
クラスメイト全員「!!?」
後輩「む、なんなのさ少しイメチェンしたからって失礼だぞ!」
クラスメイト男子1「いや、イメチェンというか別人なんだが」
クラスメイト女子2「…でも今の方がいいよね」
クラスメイト1「そうだね、前よりは話しやすくなった感じ」
クラスメイト男子1「まぁ確かになw」
後輩「もー皆好き勝手言ってー」
クラス全員「はっはっはっは!」
『私は突然のイメチェンでクラスの人気者になれたけど』
『結局男先輩は受験で忙しそうで話しかけられずじまいで卒業してしまった』
『そして私にも受験のシーズンがきた』
『先輩を追いかけようと考えたが先輩がどの学校に進学したか知らなかった』
『調べればすぐに解ったと思うが私はしなかった』
―高校―
校長「えー入学おめでとう――」
後輩(結局近場の高校選んじゃったけど…)
後輩「維持張らないで調べれば良かったかな」ボソ
後輩友「ん、どうしたの後輩?」ボソ
後輩「うんん何でもないよ」ボソ
後輩(いや、いいんだあれが恋だったのかもよく解らないままだし)
後輩(うん新しい出会いを見つければいいよね!)
後輩(…でも、でももしもう一度会えたらなら変わった私を見てもらいたいな//)
『そして私は』
『また先輩に出会えたのだ』
これで後輩ちゃんの過去編は終わりです
次回から時代を戻しますね
期待
はよ!!
後輩「はぁ…はぁ…」タッタッタッ
後輩「ッキャ!?」ドカ!!
???「おっと」ガシ
後輩「すみません私急い…あれ、イケメン先輩?」
イケメン「おや後輩ちゃんこんなとこで偶然だね」
後輩「はい!イケメン先輩はお出掛けですか?」
イケメン「う~ん…まぁそんな所かな後輩ちゃんはどこか用事かな?」
後輩「あ、そうです私行くところあったんでした!!」アワアワ
イケメン「そうなのか、なら僕がそこまで車で送って行ってあげよう」
後輩「いいのですか?」
イケメン「ふふ、爺や」
執事「はい御車はすでに用意さして頂きました」ガチャ
後輩(横に長いなー)ポヘー
イケメン「ふふ、さぁ乗ってくれたまえ」
後輩「あ、はいお邪魔しまーす」
執事「では、どちらまで?」
後輩「じゃあ、○○駅まで」
執事「かしこまりました」ブォーン
後輩「…」
イケメン「…ねぇ」
後輩「はいなんでしょう?」
イケメン「この前告白しただろ?急がなくていいって言ったがこの際だ答えを聞かしてくれよ」ニコニコ
後輩「…」
イケメン「まぁ、もちろんOKだ「ごめんなさい」
イケメン「…へ?」
後輩「ごめんなさい、」
イケメン「……」
イケメン「はは、そうかそうだな」
後輩「あの、その」
イケメン「はは、いいんだ気にしなでくれたまえ」ニコニコ
後輩「…」ウツムキ
イケメン「まぁ仕方ないよね。うん。」
イケメン「あ、そうだなにか飲むかい?」
後輩「あのお気遣い大丈夫なので」
イケメン「リンゴジュースでいいよね?高いんですよこのリンゴジュース」トクトク
後輩「イケ…メン…先輩?」
イケメン「はいどうぞ」ズイ
後輩「あn」
イケメン「 飲 ん で 」ズイ
後輩「」
後輩「」チビチビ
イケメン「ふぅ、すまない取り乱してしまった」ニコニコ
後輩「あ、いえそんな」
イケメン「…ねぇ、君はなんで僕の告白を断ったんだい理由を教えてくれ」
後輩「私には、好きな人がいるんですだから…」 ッフラ
後輩(あれ?なんか視界が)
イケメン「そっかそっか僕の入るすきがなかったのか」ニコニコ
後輩「イケメン先輩は…素敵な…方です…だから、あたら…しい」フラ フラ
イケメン「ふふ、大丈夫かい少し眠そうだね着いたら起こすからさ少しお眠り」ニコニコ
後輩「あ、……う…」バタ
後輩「スー…スー…」zzZ
イケメン「……はは♪」ニタァァア
イケメン「爺や行き先場所変更だ、この近くにある廃ビルに行ってくれ」
執事「坊ちゃま、いったい何を」
イケメン「…爺やぁ、野暮なことを言うなお前は執事、俺はその主人だ」
イケメン「廃ビルに迎え解ったな」
執事「…」ピピ―ルートヘンコウヲイタシマス
イケメン「ふふ♪あ、パパには内緒ね?僕真面目でいいこで通ってるんだから」
執事「承知…しました」
後輩「スー…スー…」
イケメン「ふふ、ふふひ♪」ヒクヒク
イケメン「君が悪いだぜ?僕のアプローチを断ったのだから」ナデナデ
イケメン「ふふ♪僕は昔から欲しいものは全て手に入れてきたんだ、いやなって当然相応しいのさ」ナデナデ
イケメン「なぜかって…」ニヤ
イケメン「僕がイケメンで!!金持ちで!!勉強スポーツができる完璧な人間だからだぁ!!!」
イケメン「それなのに!!君は!!君はぁ!!」
イケメン「はぁ、はぁ、まぁ良いさ」
イケメン「必ず君は僕が…はは♪」ナデナデ
後輩「…セン,パイ」zzZ
タッタッタッタッタッタッ――ピタ
男「はぁ…はぁ…後輩?」キョロキョロ
>>41
※すまん少し修正※
イケメン「ふふ♪僕は昔から欲しいものは全て手に入れてきたんだ、いいやそうなって当然なのさ」ナデナデ
男(なんか嫌な予感がする…とにかく早く後輩に会わなければ)
男「しかしおかしいな、あいつ足遅いからそろそろ鉢合わせてもいい頃だと思うが…」
「あれ男先輩?」
男「っ後輩!!…あれ、後輩友ちゃん?」
後輩友「はいどうも、後輩ちゃんじゃなくてガッカリしました?」ニヤニヤ
男「ち、違うよ!?」///
後輩友「えー本当ですかねぇ、まぁいいですけどそれで先輩は後輩ちゃんをお探しで?」
男「あぁそうなんだ」
後輩友「んーそれなら先程イケメン先輩の車に乗るとこを見ましたが?」
男「え?」
後輩友「私は遠くから見かけたので声をかけれませんでしたが、まぁたあの作り笑いみたいにニコニコしてましてね」
後輩友「わたし嫌いなんですよねぇまったくクラスの女子があんなの好きだって言ってんのが理解不能です」ッケ
男「ちょっと待ってくれ!イケメンって言ったか見間違ってることは!?」
後輩友「いえ、距離が離れていたとしても私両目視力2.6有りますし見間違うことは無いですよ」
男「…」
後輩友「訳ありっぽいですねお話しください」
男「実は―」
―説明中―
男「やはり後輩は、イケメンの告白を受けちまってそれで…」
後輩友「いえ、それは無いでしょう後輩ちゃんは先輩に芯からゾッコンですか今更心変わりなんて有り得ません」
男「だがしかし」
後輩友「それに私新聞部に所属してイケメン先輩の人気について新聞にしようとしたとき」
後輩友「どうも表は良い子ちゃんぶってる感じですが裏では不良グループと話してるとこを見たことがあるんですよ」
男「マジか…」
後輩友「彼女も取っ替え引っ替えで」
後輩友「それで前にイケメン先輩に告白されて付き合ってた女の子の一人に話を聞いてみたら青ざめて『知りません!』と言われ逃げてしまわれました」
男「おい、それってヤバくないか」
後輩「はい、少なからずあの人には裏があります」
男「見つけてださなきゃ…後輩友ちゃんイケメンの乗った車解るか?」
後輩友「黒のリムジンです」
男「解ったありがと、このお礼は何か考えて置かないとな」
後輩友「あ、でしたら」
男「ん?」
後輩友「とっ友さんのメアドなんか///…あ!いえ何でもないですよ!!」
男「はは、なら直接聞きなよ今週の日曜日に予定空けさせてさ(どうせあいつ暇だろうし)緊張するんだったら俺も後輩も付いていくから」
後輩友「ンフフ、それではダブルデートですね」
男「う、うぅ…そう、だな」
後輩友「あれ?いま先輩デートって認めました?ってことは後輩ちゃんの告白をうk」
男「と、とにかくありがとう!///」タッタッタッ――
後輩友「あ、ふふ…週末楽しみにしてますよ///」
――タッタッタッピタ
男「てか車が解ってもイケメンたちがいる場所が特定できないな」
男「あ、そうだこうゆう時こそ顔の広い友が力になってくれるかもしれない」ポチポチ prrrr
友『はいはーいもしもしどうしたの男よ?』
男「すまん頼みがある急ぎなんだ!」
友『う~ん、解った後で理由を教えてくれな』
男「恩に着る、それでお前って知り合い多かったよな?それでお前の情報網でこの町で黒のリムジンを見つけてくれ!」
友『ほいほーいちょっと待ってな、別のスマホでの大規模なLINEグループで聞いてみるよ……お、』
男「どうだ?」
友『ヒットした♪○○地区の友達から廃ビル前に黒のリムジンがとまってるだとさ』
男(○○地区…そう遠くないな)
男「本当に助かった」
友『なぁに俺とお前とのなかじゃないか~……後輩ちゃん必ず取り返せよ』
男「っえ!?お前…なんで?」
友『お前が何か本気でする時って後輩ちゃん絡みだからね、状況的に察しがつくさ』
男「友…マジでありがとうな」
友『まったくお前と友達やってると退屈しないぜw』
男「あ、そうだお前後輩友ちゃん知ってるよな?」
友『あぁ、知ってるよ可愛いよなぁのように低身長だしさぁ』
男「その子がお前と一緒に出掛けたいらしいからさ何かと緊張するだろうからさ俺と後輩も付き添いでダブルデートってわけだ」
友『お、ついに決意したんだなおめでとうさん!…ん?ダブル?ちょっと待て!!まさか後輩友俺の事s』Pi
男「その事は後輩友ちゃんから直接聞きな」
男「さて、だったら後輩を無事連れて帰らなきゃな」タッタッタッ
×友『あぁ、知ってるよ可愛いよなぁのように低身長だしさぁ』
◎友『あぁ、知ってるよ可愛いよなぁ低身長だしさぁ』
訂正だ何度もスマン
乙
―廃ビル内―
後輩「んん…ん?」
後輩「あれ?私いつの間にか寝ちゃって」ジャラジャラ
後輩「ってなにこの手錠ここどこ!?」
イケメン「やぁ♪起きたかい」スタスタ
後輩「っ!…あなたですねこんな事したの」ジャララ
イケメン「ふふ、そうとも」
後輩「これ外して下さい…」
イケメン「あぁ良いよただし条件がある」
後輩「な、なんですか…」
イケメン「僕の彼女になりなよ」ニタァア
後輩「っい、嫌です!なんであなたのような!」
イケメン「おいおい状況を考えたまえよ、ここには僕と君しかいないしかも君は身動きがとれない」ニコニコ
後輩「誰か!!誰か助けて下さい!!!」
イケメン「はは♪無駄無駄ここはずっと使われてない廃ビルで声が外に漏れてたとしても入口に僕の兵隊達(不良)がいるから入ろうなんてする奴いないさw」
後輩「そ、そんな……」
イケメン「さぁお返事を聞かしてくれ♪」ニタニタ
後輩「…った…です」フルフル
イケメン「ん?なに?」ズイ
後輩「絶対に嫌です!!」
イケメン「……っのアマァ!!!」バチーン
後輩「ッグフ!?」
イケメン「優しくしてやれば図に乗りやがって!僕の申し出は『はい』しかないんだよ!この愚図が!!!」バチーンバチーン
後輩「グッ!ぅぐ!!」
イケメン「はぁ…はぁ…良いだろ頭で解らないなら身体に教えてやるまでだ」ニタァァア
後輩「うぅ…え?」
イケメン「ふふふ♪大丈夫さすぐに頭の足りない君にでも誰が君に必要か解るさ♪」ベルト カチャカチャ
後輩「え、いや、嫌!!やめて!ごめんなさい!!嫌!!!」ジタバタ
イケメン「あぁ、最初は皆怖がるんだ、でも最後は想いが通じ合うんだ♪」ジッパー ジィィィ
後輩「やめ…て…ごめん、なさい」ボロボロ
イケメン「ふふ♪じゃあ最後のチャンスだ、さぁ言ってみたまえ」
後輩「はい…わたしッは、イケメン先輩の…事がッす……好きで…す」レイプ目
イケメン「ふふふふふ♪そうかそうか僕も君が好きだよ、こ・う・は・いちゃん」
後輩(あぁごめんなさい先輩、この言葉は先輩以外に向けないと思ってたのに…ごめんなさい先輩)
イケメン「僕が飽きるまで大事にしてあげるからねw」
後輩「…」
イケメン「よし、なら恋人同士になったんだからキスしちゃおうか♪」
後輩「!!?」ッビク
イケメン「ん?なに驚いてるの僕たち恋人同士になったんだから当たり前だろ、はは♪」
後輩「それは駄目!初めては全部男先輩に!!」
イケメン「へぇ、キスはじめてなんだ
、だったらよけい欲しくなっちゃうね」ズイ
後輩(やだやだやだやだ!!!助けて助けて助けて助けて!!)ジタバタ
イケメン「ええい、動くんじゃない」ガシ
後輩「あ、……たす、けてせん…ぱい」ガクガク
すまん風邪であんまり量とか多くないが堪忍や
焦らさないで!
早く風邪治せボケ
これはツンデレ
男「おう、助けに来たぞ」ハァハァ
イケメン「!!?」
後輩「せん、ぱい?…先輩!!」パァァア
イケメン「なななぜこの場所が!?それに解ったとしても入口には不良どもがいただろ!!」
男「あぁ、あいつらなら少しだけ寝てもらったよ…」
男「そして次はテメェだイケメン」ッギロ
イケメン「っひ!?」ビク
後輩(先輩が本気で怒ってるの初めて見た…)
イケメン「お、俺になにするつもりだ
!?俺はあのイケメン財閥の跡取り息子だ!下手なことしたらパp―親父が黙ってないぞ!!」
男「歯ぁ食いしばれよ」スタスタスタ
イケメン「待て待て待てよ!!解った謝る!金も欲しいならくれてやるから見逃してくれよ、な?!」タジ
男「今さら遅ぇよ」スタスタスタスタ
イケメン「うわぁぁ!!俺を!俺を殴ったら親父に頼んで貴様を退学にすることだって出来るんだぞぉぉ!!!」半泣き
男「それがどうしたぁ!!!!!」スタスタ―ダダダダダダ
後輩「やめて!!!」
男「」ピタ
イケメン「ヒュー…ヒュー…」
男「後輩…」
後輩「私は、大丈夫だから、先輩が来てくれたから、私は大丈夫ですから」ニコ
男「でもこいつは」
後輩「先輩がこの人を殴ったら学校にいれなくなっちゃう…そんなのやだ、よ」ポロポロ
男「……おい、イケメン」ギロ
イケメン「っひ!?な、なんだい」ビクビク
男「後輩の手錠の鍵をよこせ」
イケメン「あ、あぁこれだね」つ鍵
鍵⊂ 男「それと、二度と後輩に近付くな…」ギロ
イケメン「解った誓うよ!」
男「…後輩待たしたな今助けてやるぞ」カチャカチャ
後輩「先輩、私、私」ウルウル
イケメン(フフフ♪馬鹿めどっちにしろお前はあの学校からさってもらうぜそしたらまた後輩ちゃんを、だが今回は大人しく去るとするか)トボトボ
男「よし、外れ…後輩その唇の傷どうした?」
後輩「え、えっと、その…これは」
男「…正直に教えて」
後輩「あぅ、えっと――イケメン先輩に叩かr」
男「」クル スタタタタ
ガシ!
イケメン「んな!?なにするんだ!」
後輩「せ、先輩駄目です!」
イケメン「僕を殴ったら君は退学だぞ!?いいのか?!」
男「イケメン…1つだけ教えてやるよ」
男「好きな女を傷つけられて黙ってる奴は男じゃねぇぇぞボケェェェ!!!!!」バキィィィィン
イケメン「ぶへぁあ――」ドサ
男「はぁ…はぁ…」
後輩(先輩、今好きな女って///…っていやいや今はそれどころじゃなくて!)
後輩「先輩どうするですか!?退学!!」
男「はぁ…はぁ……あ、どうしよ」
イケメン「く、くほ!よくもやっへくれたな!」
イケメン「退学だ!パパに頼んで即行退学にしてやるぅ!!」
???「いや、そのお願いは聞けないな」
イケメン「へ?あ、パパ?」
後輩「理事長先生?」
男「理事長先生?」
イケメン父「ふふ♪やぁ我が校生徒諸君」
なんだこの展開は
イケメン「あれ?でもパパは出張で…」
イケメン父「うむ、そうだったが予定より早く片付いてイケメンの顔を見ようと思い専属で付けてた執事に聞いたら場所がここだったんだ」
イケメン(あ、あの野郎余計なことしやがって!?)
イケメン父「……それであそこにいる彼らに何をしていたんだイケメン?」
イケメン「そ、それは…そうだ!パパ聞いて僕あいつらにここでお金を揺すぶられてたんだぁ!」
イケメン父「ほぉ…」チラ
男「デタラメだ!!」
後輩「そうです!イケメン先輩は私を無理矢理…」
イケメン「テメェらは黙ってろ!!…ねぇパパは信じてくれるでしょ?」
イケメン父「……あぁ解ったよ」ニコ
男 後輩「!?」
イケメン「パ、パパありg「お前がとことん腐ってる事が」
イケメン「…へ?」
イケメン父「全て執事…いや、爺が教えてくれたよ」
執事「ホッホ…」ペコリ
イケメン「ッ!パパはそんな執事の言ったことを信じるの!?」
イケメン父「爺は元来私達の世話をしてきてくれた信用ある男、嘘を申すとは思えないな」
イケメン「そんな…」
イケメン父「…それにお前がおこなった一部始終を爺から聞いたが」
イケメン「」ビク
イケメン父「イケメン…そこの女の子を殴ったとか現に見てみれば頬は少し腫れてるように見えるが?」
イケメン「い、いえあのパパ」
イケメン父「このたわけ者がぁぁ!!!おなごに手をあげると何事だぁ!!!!!」クワァ
イケメン「ヒィィィ!?」
男(さっきまであんな優しそうな顔つきだったのに…)
後輩(まさに鬼の形相と言うやつだよ…)
イケメン父「息子だから甘やかしておればこの有り様、これではイケメン家の恥だ正念を叩き直してやる!!!」指パッチン
黒人マッチョ ノッソノッソ ガシ!!
イケメン「え、ちょっとなにこれ!?パパ!パパ助けて!!」ズルズル
イケメン父「イケメン財閥に相応しい人間になるためお前にはある場所でその精神を鍛える修行をしてもらう」
イケメン「ある場所ってどこさ!」ズルズル
イケメン父「インド」
イケメン「インドォ!?ふざけるな離せ!」ジタバタ
イケメン父「一年間だがインドの僧たちといれば少しは心が清らかになるだろ」ホッホッホ
イケメン〈グワー!ハナセェェ!!
男 後輩「…( ゚д゚)」ポカーン
イケメン父「それでだ君たち…」
男「え?あ、はい」
後輩「なんでしょうか?」
イケメン父「……」
イケメン父「本当に申し訳なかった」
後輩「え、あの、その頭を上げてください!もう終わったことで私も無事だったので」アセアセ
男「…」
インドワロタw
イケメン父「いや本当にすまないことをした、お嬢さんには大変怖い思いをさせてしまた、それにそこの君にも苦労かけた」
男「…」
後輩「…」
イケメン父「それに本当は警察に届けなけらばならんことだが、あんなクソったれでも私の息子…跡取りとかそんなの関係なく」
イケメン父「愛する一人の息子なんだ」
イケメン父「勝手なことだと重々承知の上でどうか許してやってくれ」
イケメン父「頼む!」
男「そんなの…勝手すぎ「解りました許します」
男「おい!後輩!」
イケメン父「自分から言っといての事だが…本当に許してくれるのか?」
後輩「はい、何よりみんな無事でしたので私は許そうと思います」ニコ
男「はぁ…後輩がそう言うなら後輩に任せるよ」
イケメン父「すまぬ、本当にすまぬ、顔の治療費なんかは必ず払わして貰う、約束する」
執事「ご主人様そろそろ会合のお時間ですぞ」
イケメン父「そうか、…それでは私はここで失礼させて貰う」
イケメン父「ふふ、また機会があったら君たちと話しをしたいものだ」
後輩「なぜですか?」
イケメン父「興味が湧いた、私の駄目息子を許してくれる心が広きお嬢さんと、それを助けに来た勇敢な青年、今時珍しいものさ」
男「いや、俺はそんな大層なやつじゃ」
執事「ご主人様」
イケメン父「あぁ、解った」
イケメン父「ふふ、それではまた」スタスタ
後輩「…行っちゃいましたね」
男「…だな」
後輩「…」
男「…」
男 後輩「「あ、あの!」」
男「あ、ごめん先にいいよ」
後輩「えっと助けに来てくれてありがとうございます、私本当に怖くて」ガクガク
男「後輩…」
後輩「でもなぜでしょう、先輩は私を見つけてくれるって思ってました、運命ですかね」フフ
男「はは、また冗談を」
後輩「…冗談じゃないですよ」ギュ
男「こ、後輩?!///」ビク
後輩「先輩?先輩は私を二度、いいえ三度も助けてくれたんですよ?覚えてないかもですが」ギュゥゥ
男「…」
後輩「好きにならないほうがおかしいじゃ、ないですかッヒク」ポロポロ ギュゥゥゥ
男「…覚えてるよ初めてあった時の事」ギュ
後輩「あぅ、…先輩?」ッドキ
男「初めて見かけたのが中学のときお前がプリントぶちまけていたの見掛けて助けた」ギュゥ
男「そのあと何かお前の事が気になったけど受験で忙しくてそれどころじゃなかった」
男「高校に進学して少したった時もうあの子に会えないのかなって後悔もした、でもな」
男「見つけたんだ後輩、お前を」ギュゥゥ
後輩「あ、せ、先輩///」ビクッ
男「しかもお前はまたプリントを床にぶちまけてる始末でなww」
後輩「わ、笑わないでください!」
男「ごめん、でもその時さまた会えた嬉しさとなんか別の気持ちが生まれた…一目惚れだったのかもな」ギュゥ
後輩「むぅ、だったらなんで私の告白を全部断るんですか」ムスー ギュゥ
男「それはお前との友達の関係も手放したくなかったからな、それに」
後輩「それに?」
男「そう言うのって男から言うもんだろ?」
男「もう逃げない俺は自分の気持ちに向き合う」
男「好きだよ…後輩」ギュゥゥ
後輩「ぁ、先輩、センパイ!」ポロポロギュゥゥゥゥ
後輩「私も、私も先輩が好きです!!」
男「後輩…っん」チュ
後輩「んん…はぁむ…ッレロ…ん、しぇんぱい///」トローン
男「後輩…ごめんいっぱい待たしてごめんっんむ」
後輩「ちゅる…れる…はぁ、本当です幸せにしてくれなきゃヤでせよ?」
男「あぁもちろん…その後輩、いいかな///」
後輩「ぁ、……先輩だったらいいですよ///」
男「」ドキドキ
後輩「」ドキドキ
友「おーい無事かお前らー!」
男「!?」ッバ
後輩「!?」ッバ
後輩友「あ、居ましたわ友先輩!」
男「お前たちなんで」
友「なんでじゃないでしょー電話してもかからないから心配で駆け付けたの」
後輩友「私は友先輩から連絡をもらって同じく」
男「あ、充電切れてるわ」
友「…はぁ、お前肝心なところは抜けてるよなさっきの後輩ちゃん探しの時の凛々しいお前が嘘のようだぜw」
男「っうるせぇ//」
後輩友「あんたも!」
後輩「え、私?」
後輩友「そうよ男の車にヒョイヒョイ乗るじゃない!!」頬引っ張り
後輩「いひゃいいひゃいごへんなひゃい!」グニー
後輩友「ったく…本当に心配したんだから」グスン
後輩「後輩友ちゃん…」
友「よし皆無事なら帰ろうぜ」
後輩友「そうですね帰りましょうか」
友「そう言えば後輩友ちゃん」
後輩友「なんでしょう?」
友「俺と出掛けたいって言ってたらしいけど…それってデート?」ニヤニヤ
後輩友「ちょっ、ば、馬鹿なこと言わないでください欲しいものが有るから友先輩に買ってもらうだけです!!」///
友「えぇそれ酷くねぇ」
後輩友「知りません!」/// スタスタ
友「あ、待って待って冗談だってw」スタスタ
男「あはは」
後輩「あはは」
男「俺たちも早く帰ろう」手をさしのべる
後輩「っ!!はい♪」手を掴む
後輩「……先輩!」
男「ん、なに?」
後輩「大好きです!!」ニコ
ー終わりー
最後まで見てくれたやつありがとう
ほんじゃお疲れ様でした
おいエロかないぞ
エロはどうした
イケメンって名前じゃなくて苗字だったのかww
Wデートの話はまだですか?
あれ? 何か足りなくない?
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