幼女「マシンガンにライフル、ナイフ弓矢ロケットランチャー__」
幼女「やっぱマシンガンだね」
男 「幼女、コーヒー入れたぞー」
幼女「わ、ちょ、ちょっと待って・・・」ガチャガチャ
幼女「あ、ども」
男 「なにしてんだ?」
ふむ
幼女「いや、何でも」
男 「そうか・・・」
幼女「そうだよ」
幼女「熱っ!」
男 「おいそれホットだぞ」
幼女「先に言ってよ!」
男 「マジでどうした」
ガタガタッ
幼女「!!」
男 「おい、何の音だ?」
幼女「なんでも……ない」
男 「クローゼットの中から聞こえたぞ。何かが崩れたような」
幼女「なんでもないったら!」 バシャッ
幼女「あっつ!!」
男 「あーぁ、もう何やってんだか。タオルは……と」
幼女「あっ!そこダメぇっ!!」
ガラリ
ガラガラガシャン
幼女「……」
男 「……」
幼女「……」
男 「おい」
幼女「ぴ、ぴーぴーぴぴー」
男 「口笛になってないぞ。っていうかそのごまかし方古いな。昭和か」
幼女「うっ!うるさいうるさいうるさーい!!見るな見るなぁ!!」
男 「はぁ。なんだってas valなんだ。もっとちっこいのにしろって言ったろ」
幼女「うるさい……」
男 「ただでさえちっこいお前にこれは無理だよ」
幼女「うるさいったら……」
男 「ほら、おとなしく俺のグロック使えって」
幼女「やだっ!」
男 「なんでだ?いい銃なんだぞ」
幼女「かっこ悪いもん!」
男 「か・かっこ……悪い……」
幼女「そう。かっこ悪い」
男 「ふ・ふはは。まぁオコチャマには分からんか、この造形美は」
幼女「べー!だ」
男 「ならf90でも使ってろ。それもやったろ」
幼女「あれも嫌。なんかミーハー」
男 「ミーハーの意味分かってんのか?なら何がいいんだよ?」
幼女「これ!」
男 「ほう、mp5か。悪くない」
幼女「あとこれ!」
男 「f90は嫌でファイヴセヴンはいいのか。よく分からんな」
幼女「もう行こうよ!」
男 「とと、そうだな。コーヒーも冷めちまったし」
ガシャッ
幼女「その銃、古臭いよ」
男 「信頼できるいい銃なんだよ。俺のm4は」
幼女「弾は?」
男 「ほら。あんまり持ち歩けないぞ」
幼女「大丈夫だよ!」
キキィーッ
幼女「お姉ちゃん来た!!」
男 「珍しい。遅刻魔のあいつが」
ビッビー!
女 「おーい!早く出てこいや!!」
幼女「うーん!今行くねー!!」
男 「たまに時間通りに来て何を偉そうに」 ブツブツ
f90ってなんだ・・・p90だった・・・
女 「さっさと乗れよ。逃がしちまう」
幼女「お姉ちゃーん」
女 「おうおう、相変わらずお前は可愛いな」
男 「ちっ、またこのデカブツかよ。車ん中狭くなるだろうが」
女 「あ?テメーのが小せぇからって僻むなよ」
男 「口の悪い……」
幼女「しゅっぱつしんこー!!」
女 「はいよ。お姫さまの仰せの通りに」
幼女「お姉ちゃんのコレ、おっきーねー」
女 「だろう?m249、あたしの相棒さ」
男 「まぁ火力は期待してるよ」
女 「火力だけかよ」
男 「お前のウデも」
幼女「お姉ちゃん強いもん!」
女 「おうおう、やっぱお前は可愛いな」
男 「はっ。二年前にもうちょっとのところで餌食になりかけて泣きべそかいてたのはどちら様でしたっけ?」
女 「昔のことは忘れたね」
幼女「いたよ!ゾンビだよ!」
男 「聞いてたより数が多いな。頼めるか?」
女 「へっ。だからあたしと組んでんだろ?いくぜ!!」
幼女「やっちゃえー!!」
女 「おらおらおらおらっ!!」 パパッパパッ パパパパパパパパッ
男 「おーおー。俺らの出番ないかもな」
女 「ところがそうもいかねぇ」
幼女「なんで?」
女 「糞ゾンビどもが取り囲んでるあのビルに、生存者がいる」
男 「マジか……」
女 「あたしはここで防衛線を張る。中の捜索はオメーとお姫さまだ」
幼女「やっちゃうよ!」 フンスフンス
男 「給料分の働きはしますかね」
幼女「……」
男 「どうだ?」
幼女「静かにして」
男 「……」
幼女「あっち」
男 「お前のその能力は頼りになるなぁ」 タタタッ タラララッ
幼女「……次はこっち」
男 「上に上にと逃げたのか。まぁそうするわな」
幼女「……」
男 「疲れたか?もう使わなくていいぞ」
幼女「うん」
バタタタタッ バラララララララッ
幼女「お姉ちゃんだ」
男 「かっぱらったハマーに50口径つけてんのはアイツくらいだ」
幼女「あっ……」
男 「遅かったか……」
幼女「……」
男 「どいてろ。頭を撃ち抜く」
幼女「まだゾンビになってないよ……」
男 「だからだ。せめて人間として死なせてやろう」
幼女「……」
男 「すまない」 バンッ バンバンッ
幼女「ごめんね……。ごめんね……」
女 <<銃声が聞こえたがそっちはどーだー?>>
男 「要救者は発見したが手遅れだった。俺が殺した」
女 <<そうかい。ま、こんな日もあらーな。戻りな。弾がもう残り少ねぇ>>
男 「ほら、帰るぞ」
幼女「うん……」
男 「……」
幼女「あのさ」
男 「なんだ?」
幼女「どうしてこんなことになっちゃったのかな」
男 「……さぁな」
幼女「あの人もさ」
男 「……」
幼女「ついさっきまでは生きて、暮らしてて」
男 「……あぁ」
女 「おかえり」
幼女「ただいま……」
男 「……」
女 「ちっ」 ガスッ
男 「ってぇな!」
女 「あたしのお姫さまにあんな顔させるんじゃねーよ」
男 「……分かってる。分かってるんだ」
女 「シケたツラしやがって。テメーの粗チンと一緒か」
男 「口が悪すぎだ、お前」
幼女「ねぇ」
女 「お、おぅ。なんだ?」
幼女「帰ろう」
男 「あぁ」
女 「はいよ」
女 「おっ?ラジオ入るじゃねーか、ここら辺はよ」
幼女「……」 zzz
男 「なぁ」
女 「あ?」
男 「いつまでこんな生活が続くんだろうな」
女 「糞ゾンビどもを全部ぶっ殺したら終わるさ」
男 「終わるのかな」
女 「終わるさ」
幼女「……」 zzz
女 「オメーのセックスみてーにチンタラチンタラしてていつまで経っても終わんねーかもしんねーけどな」
男 「だからお前な……」
女 「寝てるよ」
幼女「ねぇ」
男 「お、おぅ?」
幼女「せっくすってなに?」
幼女「なぁに?」
男 「あー、えっと、それはだな」
女 「おしべという名のチンチンがだな」
男 「……」 ゴンッ
女 「ってーな!!」
男 「前見て運転しろ」
幼女「ねぇ、なんなの?」
男 「お前はまだ知らなくてもいいことだ」
幼女「む、またそうやって子供扱いする」
男 「子供だろうが」 クィッ
女 「ボリューム上げすぎだバカ」
男 「うるさい。バカ」
多くの過ちを 僕もしたように
愛するこの国も 戻れない もう戻れない
あの人がそのたびに 許してきたように
僕はこの国の明日を また想う
ひろい空よ 僕らは今 どこにいる
頼るもの 何もない あの頃へ帰りたい
ひろい空よ 僕らは今 どこにいる
生まれ来る子供たちのために 何を語ろう
何を語ろう
もう終わりだ
即興なんてするもんじゃないな
いいオープニングだった
さぁほんへ
すまん。途中送信してしまった さぁ本編に期待
幼女「信号、赤だよ・・・」
女「ええええgjgじぇへふぉ」
ドーン
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