アルミン「ごめん、何処が?」
アニ「言われないとわかんないの?」
アルミン「見当もつかないよ」
アニ「キャラが被ってる」
アルミン「被ってないね」
アニ「名前が「ア」から始まって「ト」で終わるとことか髪の色とか2番目に身長低いとことか可愛いとことか」
アルミン「それ世間では言い掛かりって言うんだよ?」
アルミン「もう一つ言わせてもらうと、自分の事可愛いとか口走る女がモテると思うな」
アニ「とにかくモテたい。クリスタばっかりズルい」
アルミン「結局ライバル視してるのクリスタじゃないか…」
アルミン「それに周りに誰も寄せ付けない君がモテたいなんて…何があったの?好きな人でも居るの?」
アニ「好きなヤツなんて居ない」
アルミン「尚更解せないよ」
アニ「ただ単に私の女子力で男を手玉に取って悶々とさせたいだけ。そんでオスどもに私の事ズリネタにさせて涙の賢者モードを迎えさせたい」
アルミン「まずその腐った根性から叩き直そう」
アニ「なんでもいいから責任取って私をモテモテにして」
アルミン「それを手伝う義理も責任も無いんだけど?」
アニ「私がとっておきの報酬を用意してるって言ったら?」
アルミン「何それ」
アニ「もしも私をモテモテにしてくれたら彼氏(げぼく)にしてあげる」
アルミン「読み方がおかしいよね。却下」
アニ「じゃあチュウしてあげる」
アルミン「おまけでリステリンとペニシリンもくれるかな?」
アニ「協力しないと殺す」
アルミン「最初からそう言え」
こんなアニもたまには良い
アルミン「でもなぁ…何の得も無いのに無愛想プロぼっち女子を引く手数多のモテモテ女子にプロデュースするなんて骨の折れることするのは…」
アニ「じゃあ…」
アルミン「ん?」
アニ「ちょっとだけ~エッチなことさせてア・ゲ・ル♪」
アルミン「ゴメン、口臭いから離れて喋って」
ゴンッ!!!
アルミン「痛ったぁぁ~……」
アニ「言っていいことと悪いことがある。傷付いた」
アルミン「無防備なこめかみに裏拳叩き込むのはやっていいことなのか……」
アニ「いいから何かアイデア出して」
アルミン「そうだね、まずは…」
アニ「?」
アルミン「歯ぁ磨け」
ボスッ!!!
アルミン「あがぁぁ……ゔぅ……金的は無しでしょ…普通…」
アニ「それ以外で」
アルミン「いや…割と本気でニンニク臭いから歯磨こうよ……」
アニ「昨日ニンニク食べたんだからニンニクの臭いするのは当たり前だし」
アルミン「口からニンニクの臭いさせてる女子がモテるならダズみたいな男でもクリスタ級の美少女とヤレるよ」
アニ「しょうがないね、待ってな」スタスタ
期待
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